专利汇可以提供Image display apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an image display apparatus which, when displaying an on-screen display (OSD) image such as character or graphic together with a television picture or a VTR picture on a display, can display the OSD image in an easy-to-watch manner without making the television picture hard to watch.
SOLUTION: The image display apparatus is equipped with a display control means including a function to display then OSD image on a display screen together with a video image supplied from a video signal supply means and a function to composite the OSD image and the video image in such a way that, for a portion of the OSD image to be displayed while being superimposed over the video image, the video image is seen through the OSD image, wherein the composite is adjusted or a size of the OSD image is adjusted based on a receiving status of the video image.
COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT,下面是Image display apparatus专利的具体信息内容。
本発明は画像表示装置に関し、より詳細には、ディスプレイ上に、テレビ画面やVTR
画面などと一緒に、文字や図形などの画像を表示するオンスクリーンディスプレイ(以降、OSDと記す)機能を実現することのできる画像表示装置に関する。
従来、テレビ画面やVTR画面上などに重ねて、放送局を表す文字やプリセットSWなどの画像(OSD画像)を表示する場合、該OSD画像の表示位置において、テレビ画面などを形成する画像(ビデオ画像)の画素を前記OSD画像の画素に置き換えていた。
そのため、前記OSD画像の画素に置き換えられた部分については、ユーザーは前記ビデオ画像を見ることができなかった。
また、テレビ画面上などに前記OSD画像を重ねて表示するにあたっては、上記のような単純な置き換えではなく、前記ビデオ画像の画素の色情報に対して係数α(0≦α≦1
)を乗じ、前記OSD画像の画素の色情報に対して係数β(=1−α)を乗じて、これらの和をとることにより、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるような表示を行えることが知られている。
このように、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるような表示とすることによって、従来、前記OSD画像によって塗り潰されていた部分が見えるようになり、ユーザーへ提供できる情報量を増やすことができる。
しかしながら、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるような表示とすることにより、前記OSD画像が見えにくくなる虞がある。 特に、車両に搭載される画像表示装置(例えば、テレビ)の場合には、装備されるディスプレイ画面があまり大きいものではないため、その可能性は高い。
また、前記ビデオ画像を縮小し、縮小することによって生じた余白部分に、前記OSD
画像を表示するといった方法も提案されているが、これでは逆に前記ビデオ画像が見えにくくなってしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、ディスプレイ上に、テレビ画面やVT
R画面などと一緒に、文字や図形などのOSD画像を表示する際に、テレビ画面などを見えにくくすることなく、前記OSD画像を見やすく表示することのできる画像表示装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る画像表示装置(1)は、映像信号供給手段から供給されるビデオ画像と一緒に、文字や図形などのオンスクリーンディスプレイ画像を表示画面上に表示する機能と、前記オンスクリーンディスプレイ画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記オンスクリーンディスプレイ画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行う機能とを有する表示制御手段を備えた画像表示装置において、前記表示制御手段が、前記ビデオ画像の受信状態に基づいて、前記合成の調整を行う機能、又は前記オンスクリーンディスプレイ画像の大きさの調整を行う機能を有するものであることを特徴としている。
テレビチューナなどからビデオ画像が供給される場合、該ビデオ画像の受信状態が低下し、表示画面上へ鮮明な画像を表示することができなくなり、前記表示画面上へ前記ビデオ画像を表示している価値が低くなることがある。 特に、車両に搭載されている場合には、上記のようなケースが比較的多く発生する。
上記画像表示装置(1)によれば、前記OSD画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行うようになっており、さらには、前記ビデオ画像の受信状態に基づいて、前記合成の調整を行ったり、又は前記OSD画像の大きさの調整を行うようになっている。
例えば、前記ビデオ画像の受信状態が低下し、前記表示画面上へ前記ビデオ画像を表示している価値が低くなった場合には、前記OSD画像の表示輝度が前記ビデオ画像の表示輝度よりも高くなるように前記合成の調整を行ったり、又は前記OSD画像が大きく表示されるように調整する。 これにより、前記OSD画像を見えやすくすることができる。
また、本発明に係る画像表示装置(2)は、映像信号供給手段から供給されるビデオ画像と一緒に、文字や図形などのオンスクリーンディスプレイ画像を表示画面上に表示する機能と、前記オンスクリーンディスプレイ画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記オンスクリーンディスプレイ画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行う機能とを有する表示制御手段を備えた、車両に搭載される画像表示装置において、前記表示制御手段が、前記車両の動態に基づいて、前記合成の調整を行う機能、又は前記オンスクリーンディスプレイ画像の大きさの調整を行う機能を有するものであることを特徴としている。
画像表示装置が車両に搭載されている場合、該車両の速度が速いとOSD画像が見えにくくなってしまう。 特に、小さな文字で形成されている可能性の高いプリセットSWをしっかりと認識して、正しく操作することが非常に難しくなる虞がある。
上記画像表示装置(2)によれば、前記OSD画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行うようになっており、さらには、前記車両の動態に基づいて、前記合成の調整を行ったり、又は前記OSD画像の大きさの調整を行うようになっている。
例えば、前記車両の速度が所定の第1の速度(例えば、40km/h)以上になると、前記OSD画像の表示輝度が前記ビデオ画像の表示輝度よりも高くなるように前記合成の調整を行ったり、又は前記OSD画像が大きく表示されるように調整する。 これにより、前記OSD画像を見えやすくすることができる。
以下、本発明に係る画像表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、参考の形態(1)に係る画像表示装置の要部を概略的に示したブロック図である。 なお、ここでは車両に搭載される画像表示装置について説明する。
図中1はビデオ画像(アスペクト比3:4)を形成するビデオ信号を供給するテレビチューナを示しており、テレビチューナ1はビデオ信号を同期分離回路2と、後述するスイッチ切換制御信号に基づき、液晶パネル5(アスペクト比9:16)へ出力する信号を切り換えるための切換回路3の入力端子3aへ送信するようになっている。
同期分離回路2はテレビチューナ1からのビデオ信号に基づき、垂直同期信号、及び水平同期信号を描画処理回路4へ送信するようになっており、また、描画処理回路4は同期分離回路2から送信されてくる前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、OS
D画像の表示開始タイミングに合わせて、OSD信号を切換回路3の入力端子3bへ送信するようになっている。 また、描画処理回路4は前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、液晶パネル5の画面走査位置に合わせて、スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信するようになっている。
また、描画処理回路4は、外部より車両に対する乗車状況を示した信号(例えば、運転席における乗員の有無や、助手席における乗員の有無を示した信号)を取り込むことができるようになっており、取り込んだ信号に基づいて、所定のタイミングで前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信したり、前記OSD信号を切換回路3の入力端子3bへ送信したりするようになっている。
例えば、助手席には乗員がおらず、前部座席には運転者しかいない場合には、ビデオ画像を助手席側へ寄せて表示させると共に、前記ビデオ画像を寄せて表示させることによって形成された余白部にOSD画像を表示させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信し、また、前記助手席にも乗員がいる場合には、前記ビデオ画像を運転者側へ寄せて表示させると共に、前記ビデオ画像を寄せて表示させることによって形成された余白部にOSD画像を表示させるように、前記スイッチ切換制御信号を送信するようになっている。
すなわち、描画処理回路4は、助手席には乗員がおらず、前部座席には運転者しかいない場合であり、液晶パネル5の画面走査位置が領域E 11 (図2(a)参照)にある場合には、切換回路3において入力端子3aと出力端子3cとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信し、他方、前記画面走査位置が領域E 12にある場合には、入力端子3bと出力端子3cとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信するようになっている。
また、その逆に、助手席に乗員がいる場合であり、液晶パネル5の画面走査位置が領域E 21 (図2(b)参照)にある場合には、切換回路3において入力端子3bと出力端子3
cとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信し、他方、前記走査位置が領域E 22にある場合には、入力端子3aと出力端子3cとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路3へ送信するようになっている。
換言すれば、描画処理回路4は、液晶パネル5の画面走査位置が余白部(領域E 12 、E
21 )にある期間のみ、切換回路3の入力端子3bと出力端子3cとを接続させるように、
前記スイッチ切換制御信号を送信するようになっている。
図2(a)に、ビデオ画像を運転席側へ寄せて表示させ、前記ビデオ画像を寄せて表示させることによって形成された余白部にOSD画像を表示させた場合の画面表示の一例を示し、図2(b)に、ビデオ画像を助手席側へ寄せて表示させ、前記ビデオ画像を寄せて表示させることによって形成された余白部にOSD画像を表示させた場合の画面表示の一例を示す。 なお、乗車状況を示した信号については、シートベルトの着用状態を検知するシートベルト検知センサなどから送信される信号を取り込むようになっている。
上記参考の形態(1)に係る画像表示装置によれば、前記ビデオ画像を液晶パネル5の表示画面上の中央部に位置するように表示するのではなく、左右のいずれかへ寄せて表示し、前記ビデオ画像を寄せることによって形成される余白部に、前記OSD画像を表示することができる。
すなわち、広くなった前記余白部に、前記OSD画像を表示するため、該OSD画像を見えやすくすることができる。 また、前記ビデオ画像を寄せる側については、前記車両に対する乗車状況に基づいて決定されるようになっているので、ユーザーに対してより一層適したかたちで前記OSD画像を表示することができる。
なお、別の参考の形態に係る画像表示装置では、前記車両の動態に関する情報を取り込むことができるようにし、例えば、前記車両が停止している場合には、助手席における乗員の有無に関係なく、前記OSD画像が運転席側に表示されるように、前記ビデオ画像を助手席側に寄せて表示させるようにしても良い。
図3は、参考の形態(2)に係る画像表示装置の要部を概略的に示したブロック図である。 但し、図1に示した画像表示装置と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
ビデオ画像(アスペクト比3:4)を形成するビデオ信号を供給するテレビチューナ1
はビデオ信号を同期分離回路2と、スイッチ切換制御信号に基づき、液晶パネル5(アスペクト比9:16)へ出力する信号を切り換えるための切換回路13の入力端子13aと、乗算器15へ送信するようになっている。
同期分離回路2はテレビチューナ1からのビデオ信号に基づき、垂直同期信号、及び水平同期信号を描画処理回路14へ送信するようになっており、また、乗算器15はテレビチューナ1から送信されてきた前記ビデオ信号と合成係数k 1 (0≦k 1 ≦1)との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。
描画処理回路14は、同期分離回路2から送信されてくる前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、(液晶パネル5における表示画面の上部に表示する)OSD画像の表示開始タイミングに合わせて、OSD信号を切換回路13の入力端子13cと、乗算器16へ送信し、また、前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、液晶パネル5の画面走査位置に合わせて、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信するようになっている。
乗算器16は、描画処理回路14から送信されてきた前記OSD信号と合成係数k 2 (
=1−k 1 )との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。
加算器17は、乗算器15、16それぞれから出力されてきた信号を合成した合成信号を切換回路13の入力端子13bへ送信するようになっている。
また、描画処理回路14は、液晶パネル5の画面走査位置が領域E 35 (図4(c)参照)にある場合には、切換回路13において入力端子13aと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、前記画面走査位置が領域E 32にある場合には、入力端子13bと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、また、前記画面走査位置が領域E 32 、E 35以外にある場合には、入力端子13cと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信するようになっている。
図4(a)は、表示画面Eの中央部にビデオ画像P 1を表示させた場合の画面表示の一例であり、図4(b)は、表示画面Eの上部にOSD画像P 2を表示させた場合の画面表示の一例であり、また、図4(c)は、ビデオ画像P 1とOSD画像P 2とを一緒に表示させた場合の画面表示の一例である。 なお、図4(c)に示した画面表示では、ビデオ画像P 1の上部とOSD画像P 2の中央部とが重なって表示されている。
上記参考の形態(2)に係る画像表示装置によれば、OSD画像P 2をビデオ画像P 1
に多重して表示する部分(領域E 32 )については、OSD画像P 2の下からビデオ画像P
1が透けて見えるように、これら画像の合成を行うようになっている。
すなわち、OSD画像P 2の下からビデオ画像P 1が透けて見えるように、これら画像のいずれの表示輝度も落として、これら画像の合成を行うようになっている(例えば、合成係数k 1を1/2に設定する)。
また、余白部(領域E 31 、E 33 )に表示するOSD画像P 2については、ビデオ画像P
1と重なっておらず、OSD画像P 2の表示輝度を落とす必要がないため、そのままスルーで表示するようになっている。 これにより、OSD画像P 2を見えやすくすることができる。
上記参考の形態(2)に係る画像表示装置では、表示輝度を落とす必要のないところでは、スルー表示することによって、前記OSD画像をより見えやすくするようにしているが、前記ビデオ画像と重なっている部分と、重なっていない部分(前記余白部に表示されている部分)とでは、表示輝度に差があるため、ユーザーによっては見えにくくなる虞がある。
そこで、別の参考の形態に係る画像表示装置では、図5に示したように、乗算器16で乗算された結果を加算器17だけでなく、切換回路13の入力端子13cへも送信して(
すなわち、入力端子13cへも乗算処理の施されたOSD信号を送信して)、前記余白部(領域E 31 、E 33 )に表示する前記OSD画像についても、前記ビデオ画像と重ねて表示されるOSD画像と同じ表示輝度で表示するようにしても良い。 これにより、上記問題を解決することができる。 なお、図5に示した画像表示装置は、図3に示した画像表示装置と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図6は、実施の形態(1)に係る画像表示装置の要部を概略的に示したブロック図である。 但し、図3に示した画像表示装置と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
ビデオ画像(アスペクト比3:4)を形成するビデオ信号を供給するテレビチューナ1
はビデオ信号を同期分離回路2と、スイッチ切換制御信号に基づき、液晶パネル5(アスペクト比9:16)へ出力する信号を切り換えるための切換回路13の入力端子13aと、乗算器15へ送信するようになっている。
同期分離回路2はテレビチューナ1からのビデオ信号に基づき、垂直同期信号、及び水平同期信号を描画処理回路24へ送信するようになっており、また、乗算器15はテレビチューナ1から送信されてきたビデオ信号と合成係数k 1 (0≦k 1 ≦1)との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。
描画処理回路24は同期分離回路2から送信されてくる前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、(液晶パネル5における表示画面の上部に表示する)OSD画像の表示開始タイミングに合わせて、OSD信号を切換回路13の入力端子13cと、乗算器16へ送信し、また、前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、液晶パネル5
の画面走査位置に合わせて、前記スイッチ切換信号を切換回路13へ送信するようになっている。
乗算器16は描画処理回路24から送信されてきたOSD信号と合成係数k 2 (=1−
k 1 )との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。 加算器17は乗算器15、16それぞれから出力されてきた信号を合成した合成信号を切換回路13の入力端子13bへ送信するようになっている。
また、描画処理回路24は、液晶パネル5の画面走査位置が領域E 35 (図4参照)にある場合には、切換回路13において入力端子13aと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、前記画面走査位置が領域E 32にある場合には、入力端子13bと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、また、前記画面走査位置が領域E 32 、E 35以外にある場合には、入力端子13cと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信するようになっている。
また、テレビチューナ1からは外部からビデオ画像を受信した際の電界強度信号が、合成係数変更手段25へ送信されるようになっており、合成係数変更手段25はテレビチューナ1から送信されてくる電界強度信号に基づいて、合成係数k 1の値を変更し、変更した合成係数k 1を乗算器15、16それぞれへ送信するようになっている。
例えば、合成係数変更手段25は、前記電界強度信号に基づいて、ビデオ画像の受信状態が所定のレベル以上であると判断すれば、合成係数k 1の変更は行わず(例えば、1/
2のままとし)、他方、前記ビデオ画像の受信状態が前記所定のレベル未満であると判断すれば、合成係数k 1を小さくする(すなわち、合成係数k 2を大きくする)。 なお、合成係数k 1の変更については、受信状態に応じてリニアに変更するようにしても良い。
上記実施の形態(1)に係る画像表示装置によれば、前記OSD画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行うようになっており、さらには、前記ビデオ画像の受信状態に基づいて、前記合成の調整を行うようになっている。
例えば、前記ビデオ画像の受信状態が低下し、表示画面上へ前記ビデオ画像を表示している価値が低くなった場合には、前記OSD画像の表示輝度が前記ビデオ画像の表示輝度よりも高くなるように、前記合成の調整が行われる。 これにより、前記OSD画像を見えやすくすることができる。
また、別の実施の形態に係る画像表示装置では、図7に示したように、テレビチューナ1からの電界強度信号を、描画処理回路24Aへも送信されるようにし、描画処理回路2
4Aがテレビチューナ1から送信されてくる電界強度信号に基づいて、OSD画像の大きさを調整するようにしても良い。 例えば、前記電界強度信号に基づいて、ビデオ画像の受信状態が所定のレベル未満であると判断すれば、前記OSD画像を大きくし、該OSD画像を見えやすくする。 なお、図7に示した画像表示装置は、図6に示した画像表示装置と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。 また、大きさの調整については、受信状態に応じてリニアに調整するようにしても良い。
さらに、別の実施の形態に係る画像表示装置では、前記車両の動態に関する情報を取り込むことができるようにして、例えば、前記車両の速度が所定の速度以上である場合には、前記OSD画像の表示輝度が前記ビデオ画像の表示輝度よりも高くなるように、合成係数k 1を小さくしたり、前記OSD画像が大きくなるようにしても良い。
図8は、参考の形態(3)に係る画像表示装置の要部を概略的に示したブロック図である。 但し、図3に示した画像表示装置と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
ビデオ画像(アスペクト比3:4)を形成するビデオ信号を供給するテレビチューナ1
はビデオ信号を同期分離回路2と、スイッチ切換制御信号に基づき、液晶パネル5(アスペクト比9:16)へ出力する信号を切り換えるための切換回路13の入力端子13aと、乗算器15と、画像パターン検出手段35へ送信するようになっている。
同期分離回路2はテレビチューナ1からのビデオ信号に基づき、垂直同期信号、及び水平同期信号を描画処理回路34へ送信するようになっており、また、乗算器15はテレビチューナ1から送信されてきたビデオ信号と合成係数k 1 (0≦k 1 ≦1)との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。
描画処理回路34は同期分離回路2から送信されてくる前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、(液晶パネル5における表示画面の上部に表示する)OSD画像の表示開始タイミングに合わせて、OSD信号を切換回路13の入力端子13cと、乗算器16へ送信し、また、前記垂直同期信号、及び前記水平同期信号に基づき、液晶パネル5
の画面走査位置に合わせて、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信するようになっている。
乗算器16は描画処理回路34から送信されてきたOSD信号と合成係数k 2 (=1−
k 1 )との乗算を行い、乗算した結果を加算器17へ出力するようになっている。 加算器17は乗算器15、16それぞれから出力されてきた信号を合成した合成信号を切換回路13の入力端子13bへ送信するようになっている。
また、描画処理回路34は、液晶パネル5の画面走査位置が領域E 35 (図4参照)にある場合には、切換回路13において入力端子13aと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、前記画面走査位置が領域E 32にある場合には、入力端子13bと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信し、また、前記画面走査位置が領域E 32 、E 35以外にある場合には、入力端子13cと出力端子13dとを接続させるように、前記スイッチ切換制御信号を切換回路13へ送信するようになっている。
画像パターン検出手段35は、前記OSD画像を表示する領域E 32でのビデオ画像の画像パターンを検出し、その検出結果に基づいて、合成係数k 1の値を変更し、変更した合成係数k 1を乗算器15、16それぞれへ送信するようになっている。
例えば、画像パターン検出手段35は、領域E 32 (又は領域E 32を含むその周辺領域)
におけるビデオ画像が同色、又は近似色だけで形成されているか否かを検出し、領域E 32
における前記ビデオ画像が同色、又は近似色だけで形成されている場合には、合成係数k
2を1とするために、合成係数k 1を0とする。
上記参考の形態(3)に係る画像表示装置によれば、前記OSD画像を前記ビデオ画像に多重して表示する部分については、前記OSD画像の下から前記ビデオ画像が透けて見えるように、これら画像の合成を行うようになっている。
さらには、前記OSD画像と多重して表示される部分の前記ビデオ画像が、同色、又は近似色だけで形成されている場合(例えば、真っ青な空や、海上である場合)、合成係数k 1を0として、すなわち、合成係数k 2を1として、前記ビデオ画像と前記OSD画像の合成を行うようになっている。 従って、前記OSD画像を実質スルー表示しているのと同じとなるため、前記OSD画像を非常に見えやすくすることができる。
3、13 切換回路4、14、24、24A、34 描画処理回路15、16 乗算器17 加算器25 合成係数変更手段35 画像パターン検出手段
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