首页 / 专利库 / 电脑图像 / 化身 / Method and system for maintaining interactive relation to virtual object

Method and system for maintaining interactive relation to virtual object

阅读:496发布:2021-12-29

专利汇可以提供Method and system for maintaining interactive relation to virtual object专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To perform an interaction in which a function is reinforced after selection by defining inner and outer selection ranges about the selection of a single object.
SOLUTION: A virtual dog object 210 respectively produces an inner selection sensor 211 and an outer selection sensor 212 which trigger selection. An avatar (embodiment) passes through the sensor 211 and a dog receives a selection event (252). As a result, the dog enters in a 'selection' state and starts an interactive relation to the avatar. The dog in this state executes functions such as wagging its tail and throwing itself down. Since the avatar is too close for a user to watch the dog's gestures, the user can not see the interaction. When the avatar moves back to let the dog to be seen clearly, it passes through the sensor 212 and the dog receives a 'selection release' event (254). Consequently, the dog returns to a 'selection release' state. Then, the dog stops an interactive function and returns to the state that the dog sits down still.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Method and system for maintaining interactive relation to virtual object专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持するための方法であって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するステップと、 前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するステップと、 前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するステップと、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるステップと、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるステップとを含む方法。
  • 【請求項2】前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記生成の方法が、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、 前記仮想オブジェクトが、前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するステップと、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項3】前記選択状態が、仮想世界フレームワークに通信される、請求項2に記載の方法。
  • 【請求項4】前記通信ステップが、前記仮想世界フレームワークによって前記選択状態を仮想オブジェクト状態として記憶し、前記アバターに対して前記選択状態を転送するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  • 【請求項5】前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記生成の方法が、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、 前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項6】前記非選択状態が、仮想世界フレームワークに通信される、請求項5に記載の方法。
  • 【請求項7】前記通信ステップが、前記仮想世界フレームワークによって前記非選択状態を仮想オブジェクト状態として記憶し、前記アバターに対して前記非選択状態を転送するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  • 【請求項8】前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記生成の方法が、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するステップと、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関する選択状態に設定し、前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項9】前記選択状態が、前記アバターに通信される、請求項8に記載の方法。
  • 【請求項10】前記設定ステップが、さらに、 第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、 前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するステップとを含む、請求項8に記載の方法。
  • 【請求項11】前記外側センサが、近接センサであり、
    前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記生成の方法が、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、 前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定し、前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項12】前記非選択状態が、前記アバターに通信される、請求項11に記載の方法。
  • 【請求項13】前記設定ステップがさらに、 第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するステップと、 そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するステップとを含む、請求項11に記載の方法。
  • 【請求項14】前記設定ステップがさらに、 前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するステップと、 前記再選択フラグがオンである場合に、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定し、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを、前記アバターに関して再選択状態に設定するステップとを含む、請求項11に記載の方法。
  • 【請求項15】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持するための方法であって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するステップと、 前記内側センサがトリガされる時を判定するステップと、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるステップと、 前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するステップと、 前記外側センサがトリガされる時を判定するステップと、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるステップと、 前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するステップとを含む方法。
  • 【請求項16】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、遠隔通信機構を使用して互いに接続された複数のコンピュータを有するコンピュータ・ネットワーク内に含まれるコンピュータ・システムであって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するための手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するための手段と、 前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するための手段と、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、選択イベントを生成させるための手段と、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、選択解除イベントを生成させるための手段とを含む、前記コンピュータ・システム。
  • 【請求項17】前記内側センサが、近接センサであり、
    前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・システムが、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するための手段と、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するための手段とを含む、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項18】前記外側センサが、近接センサであり、
    前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・システムが、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、 前記仮想オブジェクトが前記選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段とを含む、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項19】前記内側センサが、近接センサであり、
    前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・システムが、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するための手段と、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するための手段と、 前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するための手段とを含む、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項20】前記設定するための手段が、さらに、 第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、 前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段とを含む、請求項19に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項21】前記外側センサが、近接センサであり、
    前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・システムが、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、 前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段と、 前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するための手段とを含む、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項22】前記設定するための手段が、さらに、 第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するための手段と、 そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態にするための手段とを含む、
    請求項21に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項23】前記設定するための手段が、さらに、 前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するための手段と、 前記再選択フラグがオンである場合に、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定するための手段と、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するための手段とを含む、請求項21に記載のコンピュータ・システム。
  • 【請求項24】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、遠隔通信機構を使用して互いに接続された複数のコンピュータを有するコンピュータ・ネットワーク内に含まれるコンピュータ・システムであって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するための手段と、 前記内側センサがトリガされる時を判定するための手段と、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるための手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するための手段と、 前記外側センサがトリガされる時を判定するための手段と、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるための手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するための手段とを含む、前記コンピュータ・システム。
  • 【請求項25】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、コンピュータ可読媒体上のコンピュータ・プログラム製品であって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・
    コード手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・
    コード手段と、 前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、前記コンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項26】前記内側センサが、近接センサであり、
    前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項27】前記外側センサが、近接センサであり、
    前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項28】前記内側センサが、近接センサであり、
    前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、 前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項29】前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、 第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・
    コード手段とを含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項30】前記外側センサが、近接センサであり、
    前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、 前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項31】前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、 第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態にするためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項32】前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、 前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記再選択フラグがオンの場合に、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、請求項30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項33】アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、コンピュータ可読媒体上のコンピュータ・プログラム製品であって、 前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・
    コード手段と、 前記内側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記外側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、 前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、前記コンピュータ・
    プログラム製品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ワールド・ワイド・ウェブとしても既知のインターネットのトラバースに関するが、これに制限されるものではない。 具体的に言うと、本発明は、シミュレートされた世界または仮想世界でのユーザの代理または表現を使用するワールド・ワイド・ウェブのユーザの対話と、その世界の中にあるオブジェクトの選択に関する。

    【0002】

    【従来の技術】本特許出願は、米国特許出願通し番号第08/746695号明細書および米国特許出願通し番号第08/746694号明細書に関連する。

    【0003】最近、コンピュータは、ますます社会に浸透してきた。 さらに、コンピュータは、強で高速になり、ほんの1〜2年前よりもはるかに大量の記憶域を有するようになった。 速度、記憶域およびプロセッサ・パワーの対数的な増加は、コンピュータが互いに効率的にネットワークを形成するのに必要なインフラストラクチャをもたらした。

    【0004】現存するもっとも広く知られたコンピュータ・ネットワークを、インターネットと称する。 インターネットは、TCP/IPプロトコルを使用するコンピュータの接続である。 これは、インターネットへの多少の認識力を有するインターフェースを提供する、ワールド・ワイド・ウェブと呼ばれるものに発展した。 ワールド・ワイド・ウェブを用いると、ユーザは、取り出したい情報の位置を示すことによるか、多数の異なる位置にある情報を相互参照するハイパーテキスト・リンクをトラバースすることによって、情報にアクセスできるようになる。 これは、ワールド・ワイド・ウェブ上の情報を突き止める手段としてのユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)の実施によって可能になった。

    【0005】ユーザがウェブで情報を検索するのを支援する製品が多数開発されてきた。 ワールド・ワイド・ウェブへのアクセスは、電話回線、安価なコンピュータおよびNetscape社のNavigatorなどのウェブ・ブラウザと称するソフトウェア・プログラムを使用して、非常に安価に達成することができる。 このワールド・ワイド・ウェブに安価に接続する能力が、業務以外の目的での使用を促進してきた。 ワールド・ワイド・ウェブは、教育研究、ショッピング、ゲーム、予約、株式売買および多数の他の目的に使用される。 成人と同様に、子供もワールド・ワイド・ウェブを頻繁に使用している。

    【0006】インターネットの人気に拍車をかけたのは、2次元のグラフィカル密度の高いウェブ・サイトの出現であったが、技術の次のレベルが、インターネット、イントラネットなどの内部ネットワークおよびネットワーク全般に新しいレベルをもたらす可能性がある。
    インターネット開発のこの段階の意図は、ウェブ・サイトを感覚的にすることであった。 すなわち、ユーザは、
    サイトと対話するかサイト内に存在し、サイトを内側から経験し、知覚するのである。 これを仮想現実感と称し、仮想現実感は、ネットワークの知覚またはネットワークを人間の感覚に合わせることを目的とする。 仮想現実感は、ユーザをインターネットの中心に置くのである。

    【0007】仮想現実感は、まだ幼児の段階にあるが、
    従来から、3次元(3D)グラフィックスを含むコンピュータ・シミュレーションと、ユーザがシミュレーションと対話できるようにするための装置が使用されている。 ユーザがウェブで「データ」として閲覧することができたものの多くが、将来には3Dウェブ・サイトとして「経験」できるようになる可能性がある。 3Dウェブ・サイトは、仮想現実感モデリング言語(以下ではVR
    MLと呼称する)を用いて構築される。 VRMLを用いると、プラットホーム独立なシーン記述の設計と実装が可能になる。 VRMLは、実装にHTTP(インターネット上で使用されるハイパーテキスト転送プロトコル)
    を使用するワールド・ワイド・ウェブで経験される対話型の3Dオブジェクトおよび3D世界を記述するためのファイル・フォーマットである。

    【0008】現在の仮想現実感環境では、ユーザは、仮想世界に入る時に、ユーザのアバター(化身)と呼ばれる人物の姿を借りる。 ユーザは、その世界に存在している間、他のアバターと話し合う際に、アバターの目を通じてものを見る。 ユーザは、自分のアバターの方向を見ている他のアバターが見ることのできる、ある範囲の感情または動作を実行するようにアバターに信号を送ることもできる。

    【0009】アバターのほかにも、仮想世界をトラバースしている間にユーザが対話できる多数のオブジェクトも存在する。 これらの他のオブジェクトには、ユーザの視覚的経験を強化できるようにするためのさまざまな準の機能が組み込まれている。 たとえば、仮想犬は、別のユーザによって制御されてはいないのに、アバターとの高度なプログラム的対話を示すことができる。 これには、おそらくは、ユーザによって選択された後の芸の実行が含まれる。 対照的に、仮想犬小屋が示す機能性は少ない。 おそらくは、ユーザが灯を選択した時にその灯をともすだけであろう。

    【0010】この、オブジェクトの選択と、選択された時のオブジェクトによるフィードバックの提供という概念が、真に没入的な仮想世界の鍵となる要素である。 また、所与の仮想世界シーンに存在するオブジェクトの数が多いので、選択処理は、対話の焦点を絞り、ユーザの視界内のすべてのオブジェクトによるアクションの無用な実行を回避するために必要である。 このような対話の焦点の絞り込みは、現在は、ポインティング装置選択の使用を介して可能である。 言い換えると、ユーザは、犬小屋の中の犬を見た時に、その犬をマウスでクリックして、その犬との対話を促すことができる。 この意味で、
    ユーザと犬は対話関係に入る。 一般に、その関係は、ユーザが対話のために別のオブジェクトを選択するまで継続する。

    【0011】いくつかの仮想世界実施例で提供される基本的な能力は、近接センサの能力である。 これらの近接センサは、アバターがオブジェクトからある距離以内に来た時に近接イベントを生成するために、オブジェクトによってプログラム的に設定される。 この近接イベントは、上で述べたマウス・クリックに類似の選択を知らせるために、オブジェクトによって使用することができる。 その結果、ユーザは、仮想犬の近接センサ範囲内に移動することによって、その犬との対話を開始できるようになる。 これは、直観的な世界の作成の望ましい次のステップであるが、これによって、新しい複雑な問題も発生する。

    【0012】犬と犬小屋など、複数のオブジェクトが近接センサを組み込んでいる時には、ユーザは、それぞれのオブジェクト自体が選択されたと考える近接センサのオーバーラップ効果を経験する。 したがって、近接アプローチによる現在の選択は、機能オブジェクトの仮想面積を最小にするか、複数のオブジェクトとの対話関係を同時に確立するという効果を受け入れるかのどちらかに制限される。 当初は有望であった改良は、極端に狭いセンサ範囲を定義することであり、これによって、少なくとも同時にトリガされる可能性があるオブジェクトの数が最小になる。

    【0013】しかし、そのようなアプローチに伴って発生する重大な問題は、結果の近接が、ユーザが作成する対話関係の視覚的態様を評価するには近すぎるということである。 言い換えると、選択された犬が芸を見せる場合であっても、ユーザは、その対話を見るには近すぎる位置まで犬に近寄らざるをえない。 さらに、犬小屋の中で寝ている犬に近寄ると、センサの範囲がどれほど狭く定義されていても、犬と犬小屋の選択がトリガされる。
    これらの問題が、近接による選択の使用を制限し、その結果の現在の仮想世界への没入性を制限している。

    【0014】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の近接センサと、選択、選択解除および再選択のイベントを区別するためのアルゴリズムの使用を介して、現在の近接選択に関する2つの問題に対処する。 単一オブジェクトの選択に関して、内側と外側の選択範囲を定義して、選択の後の機能強化された対話を可能にする。 さらに、本発明は、これらの新しい選択範囲を使用して、複数オブジェクトのオーバーラップする近接範囲を管理する。 結果の選択能力は、仮想世界対話解決策の現在の状態で使用可能なものを明らかに超える。

    【0015】

    【課題を解決するための手段】本発明では、内側および外側の選択範囲の使用を介する単一オブジェクト選択が定義される。 内側選択範囲は、入ってくるアバターが選択イベントをトリガし、したがって、対話関係を促す距離を定義するために、オブジェクトによって使用される。 外側選択範囲は、選択の後にアバターが後退し、なおかつ対話関係が維持される距離を定義するために、オブジェクトによって使用される。 アバターが、外側選択範囲を超えて移動すると、オブジェクトは、選択解除イベントを受け取る。 このアプローチを用いると、たとえば、ユーザが仮想犬の近くに移動し、選択をトリガすることができるようになる。 さらに、ユーザは、外側選択範囲を超えて移動しなければ、犬から離れる方向に移動して、対話を見ることができる。 この複数選択範囲のアプローチを用いると、ユーザは、人々が自己紹介のために近づき、会話を続けながら後ろに下がることができる現実世界に非常に近い形で対話できるようになる。

    【0016】本発明では、仮想オブジェクト・レベルと仮想世界フレームワーク・レベルの両方で内側選択範囲と外側選択範囲を管理するための処理が定義される。 したがって、仮想オブジェクトのプログラマは、対象のプラットホーム世界がこの能力のためにフレームワーク改良を組み込まない場合であっても、利益を得ることができる。 近接センサの簿記および状態遷移の方式を使用することによって、オブジェクトが、どの近接イベントが実際の選択イベントであるかを決定できるようになる。
    具体的に言うと、オブジェクトは、それ自体が現在選択されているかどうかを記憶でき、その状態を操作するために近接イベントを監視することができる。 これは、アルゴリズム実施例の詳細を示す好ましい実施例の記述で説明する。

    【0017】本発明のより堅牢な組込みでは、仮想世界フレームワークの機能強化が用いられる。 このような機能強化によって、オブジェクトが、近接センサではなく選択センサを作成できるようになる。 その場合、仮想オブジェクトのすべてが、フレームワークから送られる選択イベント、選択解除イベントまたは再選択イベントを監視する。 近接イベントを選択イベントに変換するための判定は、仮想オブジェクト・レベルでは不要である。
    変換を1レベル上のフレームワークに移動することによって、管理が個々の仮想オブジェクトに委ねられる時には不可能な、重要なセンサ管理の利益ももたらされる。
    これが、既存の技術に固有のオーバーラップするセンサの問題に対する改良を本発明が提供できる部分である。

    【0018】本発明では、システム全体で管理される近接センサの数を最小にする、内側選択範囲と外側選択範囲を処理するためのフレームワーク方法が定義される。
    現在の仮想世界言語によって定義される無限の範囲の近接センサを定義することによって、このフレームワークは、その世界のすべてのオブジェクトの移動を監視できる。 オブジェクトが、フレームワークに内側選択範囲と外側選択範囲を登録した後には、フレームワークは、アバターの移動の監視に進み、アバターがあるオブジェクトの内側選択範囲に入った時に選択イベントをトリガする。 その後、フレームワークは、アバターが外側選択範囲を超えて移動した時に、必ず選択解除イベントを送る。 したがって、フレームワーク機能強化によって、アバターは、オブジェクトの選択に十分な近さに移動でき、その後、後退して対話関係を知覚することができる。

    【0019】上で述べた標準センサ管理に加えて、本発明を実施するフレームワークでは、オーバーラップするセンサ範囲を解決するためのアルゴリズムを適用する。
    好ましい実施例で、このアルゴリズムの2つの顕著な結果を詳細に示すが、わかりやすくするために、ここで短い例を示す。 フレームワークは、アバターが仮想オブジェクト(A)の内側選択範囲に入ったと判定した時に、
    アバターが現在別のオブジェクト(B)との対話関係を有するかどうかを検査する。 そうである場合には、フレームワークは、Aに選択イベントを送り、Bに選択解除イベントを送る。 その後、アバターが、Aの外側選択範囲を超えて後退した時に、フレームワークは、Aに選択解除イベントを送り、Bに再選択イベントを送る。 アバターが、Bの外側選択範囲を超えて移動を続ける場合には、フレームワークは、Bに選択解除イベントを送る。
    本発明では、ユーザが内側選択範囲から全く出ない場合に異なる形での対話を望むオブジェクトがある可能性があるので、一般的な選択イベントを再利用するのではなく、再選択イベントを定義する。 さらに、柔軟性を高めるために、本発明では、内側選択範囲から出た時に再選択イベントを禁止するためにクリアすることのできる再選択フラグを定義する。 これは、対話関係の終了を単純にするのに役立つはずである。 このフラグがセットされている時には、ユーザがすばやく後退してすべての対話を終了したい時に、出る移動によって、繰り返される再選択イベントを生成することができる。 これは、好ましい実施例で、正しい外側選択範囲の定義を介する代替アプローチと共に説明する。

    【0020】好ましい実施例では、中心と半径によって形成される円の形の近接範囲および選択範囲を説明する。 本発明は、近接センサが特定の幾何形状を用いて動作することを必要としないことに留意されたい。 言い換えると、近接センサは、オブジェクトの周囲に不可視の円または球を作成し、これが横切られた時に近接イベントを生成することができる。 さらに、近接範囲は、非対称の複雑な形状を使用することができ、その範囲が横切られた時に近接イベントを生成することができる。 そのような複雑な近接範囲を作成するのに必要な処理は、本発明によって定義されるものではない。 そうではなくて、本発明は、単に、任意の個数の近接範囲実施態様によって生成できる近接イベントの操作に依存する。 好ましい実施例での円形の近接範囲の使用は、近接センサの選択に関して本発明を制限する目的のものではない。

    【0021】

    【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施例は、仮想世界でVRMLを使用して実施される。 アバターを実装して、仮想世界でのユーザまたは1ユーザの1つまたは複数の態様を表す。 近接による機能強化された選択の説明に使用される例は、ユーザ(USER1)が、アバター(AVATAR1)の使用を介して仮想世界で仮想犬に出会う例である。 好ましい実施例の周囲は、ユーザが訪れる仮想世界に存在する仮想家の裏庭であるが、仮想世界は、現実を模倣した世界とSF小説の世界のどちらであっても、知覚される世界として作成することができる。

    【0022】図1、図2、図5および図6に示された対話の図は、通常のアバター・オブジェクト対話に使用されるオブジェクト、近接範囲および選択範囲に焦点を合わせたものである。 各図は、アバターが、仮想オブジェクトによって登録されたさまざまなセンサを通過する際の重要なイベントの概要を示すものである。 特に、2つの機能的に異なる実体としての「近接センサ」と「選択センサ」の使用に留意されたい。 「近接センサ」は、オブジェクトの状態に無関係に近接イベントを生成する。
    「選択センサ」は、オブジェクトの状態に依存して選択イベントを生成する。 図1は、オブジェクト対話のための従来技術を使用する場合の、選択が行われる方法と問題を示す図である。 このシーケンスを開始する前に、仮想犬オブジェクト(110)と仮想犬小屋(120)オブジェクトのそれぞれが、選択をトリガする近接センサであるセンサ111および121をそれぞれ作成する。
    AVATAR1は、2つのオブジェクトに向かって移動する際に、センサ121を通過し、犬小屋が近接イベントを受け取る(151)。 その結果、犬小屋は、「選択」状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。 この状態の犬小屋は、灯をともす、犬笛を生成するなどの機能を実行する。 犬は、まだ選択されておらず、
    したがって、静かにすわっている状態が見られる。

    【0023】AVATAR1は、2つのオブジェクトに向かう移動を継続する際に、センサ111を通過し、犬が近接イベントを受け取る(152)。 その結果、犬は「選択」状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。 この状態の犬は、尾を振る、転がるなどの機能を実行する。 しかし、センサ111は犬から6仮想インチ(15仮想cm)であるものとして定義されており、
    AVATAR1は、USER1が犬のしぐさを見るには近すぎるので、USER1はこの対話を見ることができない。 このように小さい近接範囲の理由として最も可能性が高いものは、たとえば複数の犬が近くにすわっている場合に、AVATAR1が他の近接範囲をトリガしないようにすることである。 この見難さのほかに、小さい範囲は、犬小屋の同時選択に対処できない。 というのは、AVATAR1がセンサ121の範囲内におり、犬小屋が選択されたままになっているからである。 したがって、USER1は、近接による選択を達成したが、複数選択の状態になり、犬の対話関係を見るためには役に立たない距離にいる。

    【0024】USER1は、犬を選択したので、対話を継続するか去るかを決定することができる。 おそらく犬をよく見るために、AVATAR1は、オブジェクトから離れる方向に移動する可能性があり、これによって、
    犬のもう1つの近接イベントがトリガされる(15
    3)。 この近接イベントを受け取る際に、犬は、現在の状態を判定し、「選択解除」状態に戻る。 したがって、
    犬は、対話機能を停止し、静かにすわっている状態に戻る。 犬小屋はまだ選択されており、したがって、灯と犬笛を介する対話関係を継続している。

    【0025】AVATAR1は、オブジェクトから離れる移動を継続する際に、犬小屋のもう1つの近接イベントをトリガする(154)。 この近接イベントを受け取る際に、犬小屋は、現在の状態を判定し、「選択解除」
    状態に戻る。 したがって、犬小屋は、灯や笛などの対話機能を停止する。 この時点から、AVATAR1は、他のすべてのオブジェクトとの対話関係を持たなくなり、
    仮想世界のナビゲートを継続する。 USER1は、近接によって基本的な選択を達成したが、従来技術のアプローチは、この複数オブジェクトのシナリオでは選択管理が欠けている。 図2および図5は、同様のシナリオを示し、本発明によってUSER1の対話経験が非常に改善される様を示す図である。

    【0026】本発明では、内側選択センサと外側選択センサを定義することによって、1レベルの複雑さが追加される。 したがって、わかりやすくするために、図2には、1つのオブジェクトとそのセンサだけを伴う対話の図を示す。 図5および図6では、本発明によって定義される複数オブジェクトと複数センサの管理を扱う。 図2
    に示された鍵となる問題と解決が、近接によって選択が所望されるが、USER1が対話を適当に見られることを望む場合である。 このシーケンスを開始する前に、仮想犬オブジェクト(210)は、選択をトリガするための内側選択センサ211と外側選択センサ212をそれぞれ作成する。 本発明によって定義されるように、同等のセンサ機能は、仮想オブジェクトまたは仮想世界フレームワークによって管理できる。 図3および図4は、この2つの実施態様の相違を示す図である。 図2の目的のために、フレームワークがこれらの選択センサを管理すると仮定することができる。 AVATAR1は、犬に向かって移動する際に、外側選択センサ212を通過するが、これによってトリガされる選択イベントはない(2
    51)。 これは、外側選択センサが、選択解除のために使用されるからである。 犬は、まだ選択されておらず、
    したがって、静かにすわっている。

    【0027】AVATAR1は、犬に向かう移動を継続する際に、内側選択センサ211を通過し、犬が選択イベントを受け取る(252)。 その結果、犬は「選択」
    状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。
    この状態の犬は、尾を振る、転がるなどの機能を実行する。 この時点では、内側選択センサ211が犬から6仮想インチ(15仮想cm)であるものとして定義されており、AVATAR1は、USER1が犬のしぐさを見るには近すぎるので、USER1はこの対話を見ることができない。 このように小さい近接範囲の理由として最も可能性が高いものは、たとえば複数の犬が近くにすわっている場合に、AVATAR1が他の近接範囲をトリガしないようにすることである。 しかし、好都合なことに、この犬は本発明を使用している。

    【0028】AVATAR1は、犬がよく見えるように後ろに移動する際に、内側選択センサ211を通過するが、これによってトリガされる「選択解除」イベントはない(253)。 これは、内側選択センサが、選択の目的だけに使用されるからである。 この時点で、犬は対話機能を実行しており、AVATAR1は、USER1に適当な視野を与えるのに十分なだけ遠くにいる。 USE
    R1は、この対話関係を終了すると決定した後に、AV
    ATAR1の離れる移動を継続して、選択解除を促すことができる。 AVATAR1は、離れる移動を継続する際に、外側選択センサ212を通過し、犬は、「選択解除」イベントを受け取る(254)。 その結果、犬は、
    「選択解除」状態に戻る。 したがって、犬は、対話機能を停止し、静かにすわっている状態に戻る。

    【0029】本発明は、内側選択センサと外側選択センサを同時に使用して説明するのが最も簡単である。 当業者は、この機能のために同時に2つのセンサが必要ではないことを認識するであろう。 実際、本発明では、さらに、動的な内側選択センサおよび外側選択センサが定義される。 このようなアプローチでは、外側選択センサ2
    12は、内側選択センサ211が通過され、削除された後に限って作成される。 これによって、使用するセンサの数を最小限にしながら同等の機能が可能になる。 外側選択センサ212は、「選択解除」イベントをトリガした後に、内側選択センサ211を再作成し、外側選択センサ212が削除される。 図2での2つの選択センサの同時使用は、選択センサの柔軟性に関して本発明を制限する目的のものではない。

    【0030】図3は、仮想世界フレームワークではなく、仮想オブジェクトで本発明を実施する時の好ましい実施例を示す図である。 図4は、仮想世界フレームワークでの実施に必要なステップを示す図である。 図3に示されたシーケンスを開始する前に、犬などの仮想世界のオブジェクトが、仮想世界フレームワークに内側近接センサと外側近接センサを登録する。 近接センサは、内側または外側の属性を有しないので、オブジェクトが、どの近接センサが外側または内側の信号に相関するかを記憶することに留意されたい。 図3は、AVATAR1が仮想世界に入ることから始まる(301)。 USER1
    は、その世界の新しい位置へAVATAR1をナビゲートする(302)。 判断ステップ303では、AVAT
    AR1が仮想世界のシーンから出たかどうかを判定する。 そうである場合には、移動と選択の処理が完了し、
    ステップ310でこの処理を終了する。 しかし、AVA
    TAR1がシーンから出ていない場合、判断ステップ3
    04で、AVATAR1が犬の内側近接範囲を横切ったかどうかを判定する。 そうである場合には、犬が、内側近接センサから近接イベントを受け取り、犬の判断ステップ306で、現在の状態が「非選択」であるかどうかを判定する。 「非選択」の場合、犬は、新しい選択についてAVATAR1に信号を送り、それ相応に状態を変更する(308)。 選択状態が変更された後または犬がすでに選択されている場合、処理は判断ステップ302
    に戻って、その後のナビゲーションを監視する。 AVA
    TAR1が内側近接範囲に入っていない場合、判断ステップ305で、AVATAR1が犬の外側近接範囲を横切ったかどうかを判定する。 そうである場合には、犬が外側近接センサから近接イベントを受け取り、犬の判断ステップ307で、現在の状態が「選択」であるかどうかを判定する。 「選択」状態の場合、犬は、選択解除についてAVATAR1に信号を送り、それ相応に状態を変更する(309)。 選択状態が変更された後または犬が現在選択されていない場合には、処理は判断ステップ302に戻り、その後のナビゲーションを監視する。

    【0031】図4は、本発明を仮想世界フレームワーク内で実施する時の好ましい実施例を示す図である。 図4
    に示されたシーケンスを開始する前に、犬などの仮想世界のオブジェクトが、仮想世界フレームワークに内側選択センサと外側選択センサを登録する。 図4は、AVA
    TAR1が仮想世界に入ることから始まる(401)。
    USER1は、その世界の新しい位置へAVATAR1
    をナビゲートする(402)。 判断ステップ403で、
    AVATAR1が仮想世界のシーンを出たかどうかを判定する。 そうである場合には、移動と選択の処理が完了し、ステップ412でこの処理を終了する。 しかし、A
    VATAR1がシーンから出ていない場合には、判断ステップ404で、AVATAR1が犬の内側選択範囲を横切ったかどうかを判定する。 そうである場合には、フレームワークの判断ステップ406で、犬の現在の状態が「非選択」であるかどうかを判定する。 「非選択」の場合、フレームワークは、犬に「選択」イベントを送る(408)。 その後、フレームワークは、AVATAR
    1が犬との対話関係に入ったことをAVATAR1に通知する(409)。 選択状態が変更された後または犬がすでに選択されている場合には、処理は判断ステップ4
    02に戻り、その後のナビゲーションを監視する。 AV
    ATAR1が内側選択範囲に入らなかった場合、判断ステップ405で、AVATAR1が犬の外側選択範囲を横切ったかどうかを判定する。 そうである場合には、フレームワークの判断ステップ407で、犬の現在の状態が「選択」であるかどうかを判定する。 「選択」の場合、フレームワークは、犬に「選択解除」イベントを送る(410)。 その後、フレームワークは、AVATA
    R1が犬との対話関係から抜けたことをAVATAR1
    に通知する(411)。 選択状態が変更された後または犬が現在選択されていない場合には、処理は判断ステップ402に戻り、その後のナビゲーションを監視する。

    【0032】図5および図6は、複数のオブジェクトを用いる時の選択の図である。 ほとんどの判定は、単一オブジェクトの場合と同一であるが、追加の選択イベントである「再選択」が使用され、選択解除は、外側選択範囲を横切らない時であっても発生する可能性がある。 さらに、これらの例を使用して、さまざまな距離での内側選択範囲および外側選択範囲の設定の関係を示す。

    【0033】図5のシーケンスを開始する前に、仮想犬(510)と仮想犬小屋(520)オブジェクトが、選択をトリガするために内側選択センサおよび外側選択センサを作成する。 内側選択センサ511と外側選択センサ512は、それぞれ犬の内側選択センサおよび外側選択センサである。 内側選択センサ521と外側選択センサ522は、それぞれ犬小屋の内側選択センサおよび外側選択センサである。 本発明によって定義されるように、同等のセンサ機能を、仮想オブジェクトまたは仮想世界フレームワークによって管理することができる。 図5および図6の目的のために、フレームワークがこれらの選択センサを管理すると仮定する。 AVATAR1
    は、オブジェクトに向かって移動する際に、犬小屋の外側選択センサ522を通過するが、これによってトリガされる「選択」イベントはない(551)。 これは、外側選択センサが選択解除の目的に使用されるからである。 AVATAR1が犬の外側選択センサ512を通過する場合もこれと同様であり、トリガされる「選択」イベントはない(552)。 しかし、AVATAR1が、
    犬小屋の内側選択センサ521を通過すると、犬小屋が「選択」イベントを受け取る(553)。 その結果、犬小屋は「選択」状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。 この状態の犬小屋は、灯をともす、犬笛を生成するなどの機能を実行する。 犬はまだ選択されておらず、したがって静かにすわっている。

    【0034】AVATAR1は、両方のオブジェクトへの移動を継続する際に、内側選択センサ511を通過し、犬は、「選択」イベントを受け取る(554)。 その結果、犬は、「選択」状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。 この状態の犬は、尾を振る、転がるなどの機能を実行する。 さらに、同時対話関係の問題に対抗するために、犬小屋は、これと同時に「選択解除」イベントを受け取る(554)。 したがって、AV
    ATAR1は、最も最近に選択された単一のオブジェクトとの対話関係のままになる。 この結果は、現実世界の対話の近い近似であり、したがって、本発明を使用する仮想世界の没入効果を助ける。

    【0035】AVATAR1は、犬をよく見るために後退する際に、犬の内側選択センサ511を通過するが、
    これによってトリガされる「選択解除」イベントはない(555)。 これは、内側選択センサが、選択の目的だけに使用されるからである。 AVATAR1が犬小屋の内側選択センサ521を通過する場合も同様であり、これによってトリガされる「選択」イベントはない(55
    6)。 この時点で、犬は、対話機能を実行しており、A
    VATAR1は、USER1に適当な視野をもたらすのに十分な距離になっている。 USER1は、この対話関係を終了すると決定した時に、AVATAR1の離れる移動を継続して、選択解除を促すことができる。 AVA
    TAR1が離れる移動を継続する際に、犬の外側選択センサ512を通過し、犬は、「選択解除」イベントを受け取る(557)。 その結果、犬は、「選択解除」状態に戻る。 したがって、犬は、対話機能を停止し、静かにすわっている状態に戻る。 さらに、AVATAR1は、
    犬小屋の外側選択センサ522の範囲内にいるので、犬小屋は「再選択」イベントを受け取る(557)。 この形で、AVATAR1は、後ろに移動することによって対話関係を調節することができる。 AVATAR1は、
    オブジェクトから離れる移動を継続する際に、犬小屋の外側選択センサ522を通過し、犬小屋は、「選択解除」イベントを受け取る(558)。

    【0036】図6は、「再選択」イベントを最小にする形で外側選択センサが定義されている選択の図である。
    これは、後退の途中で対話関係に再入せずに対話を打ち切りたいユーザにとって望ましい可能性がある。 この図では、外側のセンサ距離を使用して、この効果を達成しているが、本発明では、「再選択」フラグという機能強化された方法も定義される。

    【0037】図6のシーケンスを開始する前に、仮想犬(610)オブジェクトおよび仮想犬小屋(620)オブジェクトは、選択をトリガするために内側選択センサおよび外側選択センサを作成する。 内側選択センサ61
    1と外側選択センサ612は、それぞれ犬の内側および外側の選択センサである。 内側選択センサ621と外側選択センサ622は、それぞれ犬小屋の内側および外側の選択センサである。 AVATAR1は、オブジェクトに向かって移動する際に、犬の外側選択センサ612を通過するが、これによってトリガされる「選択」イベントはない(651)。 これは、外側選択センサが、選択解除の目的に使用されるからである。 同様に、AVAT
    AR1が犬小屋の外側選択センサ622を通過する際にも、これによってトリガされる「選択」イベントはない(652)。 しかし、AVATAR1が犬小屋の内側選択センサ621を通過すると、犬小屋は「選択」イベントを受け取る(653)。 その結果、犬小屋は、「選択」状態に入り、AVATAR1との対話関係を開始する。 この状態の犬小屋は、灯をともす、犬笛を生成するなどの機能を実行する。 犬は、まだ選択されておらず、
    静かにすわっている。

    【0038】AVATAR1は、両方のオブジェクトに向かう移動を継続する際に、内側選択センサ611を通過し、犬は、「選択」イベントを受け取る(654)。
    その結果、犬は、「選択」状態に入り、AVATAR1
    との対話関係を開始する。 この状態の犬は、尾を振る、
    転がるなどの機能を実行する。 さらに、同時対話関係の問題に対抗するために、犬小屋は、これと同時に「選択解除」イベントを受け取る(654)。 したがって、A
    VATAR1は、最も最近に選択された単一のオブジェクトとの対話関係のままになる。 この結果は、現実世界の対話の近い近似であり、したがって、本発明を使用する仮想世界への没入効果を助ける。

    【0039】AVATAR1は、犬をよく見るために後ろに移動する際に、犬の内側選択センサ611を通過するが、これによってトリガされる「選択解除」イベントはない(655)。 これは、内側選択センサが、選択の目的だけに使用されるからである。 同様に、AVATA
    R1は、犬小屋の内側選択センサ621を通過するが、
    これによってトリガされる「選択」イベントはない(6
    56)。 この時点で、犬は、対話機能を実行しており、
    AVATAR1は、USER1に適当な視野をもたらすのに十分な距離にある。 USER1は、この対話関係を終了すると決定した時に、AVATAR1の離れる移動を継続して、選択解除を促すことができる。 AVATA
    R1が離れる移動を継続する際に、犬小屋の外側選択センサ622を通過するが、これによってトリガされる「選択解除」イベント(657)はない。 これは、犬小屋が654から「選択解除」状態のままになっているからである。 AVATAR1は、オブジェクトから離れる移動を継続する際に、犬の外側選択センサ(612)を通過し、犬は、「選択解除」イベントを受け取る(65
    8)。 内側のオブジェクトである犬は、犬小屋の外側選択センサを超える外側選択センサを定義しているので、
    再選択が発生しないことに留意されたい。

    【0040】これは、対話関係を抜ける際の再選択の繰り返しを避ける方法の1つである。 しかし、これは、好ましい形でセンサを定義するオブジェクトに依存する。
    その代わりに、ユーザにより多くの制御を提供するために、本発明では、再選択をトリガするためにセットしなければならないアバター「再選択」フラグを定義する。
    したがって、USER1がAVATAR1の「再選択」
    フラグをクリアした場合、フレームワークは、AVAT
    AR1が外側選択センサを通過する際に、オブジェクトに対する再選択メッセージを絶対に生成しなくなる。

    【0041】まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。

    【0042】(1)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持するための方法であって、
    前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するステップと、前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するステップと、前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するステップと、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるステップと、前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるステップとを含む方法。 (2)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記生成の方法が、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、前記仮想オブジェクトが、前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するステップと、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するステップとを含む、上記(1)に記載の方法。 (3)前記選択状態が、仮想世界フレームワークに通信される、上記(2)に記載の方法。 (4)前記通信ステップが、前記仮想世界フレームワークによって前記選択状態を仮想オブジェクト状態として記憶し、前記アバターに対して前記選択状態を転送するステップを含む、上記(3)に記載の方法。 (5)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記生成の方法が、前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するステップとを含む、上記(1)に記載の方法。 (6)前記非選択状態が、仮想世界フレームワークに通信される、上記(5)に記載の方法。 (7)前記通信ステップが、前記仮想世界フレームワークによって前記非選択状態を仮想オブジェクト状態として記憶し、前記アバターに対して前記非選択状態を転送するステップを含む、上記(6)に記載の方法。 (8)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記生成の方法が、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するステップと、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関する選択状態に設定し、前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するステップとを含む、上記(1)に記載の方法。 (9)前記選択状態が、前記アバターに通信される、上記(8)に記載の方法。 (10)前記設定ステップが、さらに、第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するステップとを含む、上記(8)に記載の方法。 (11)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記生成の方法が、前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るステップと、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するステップと、前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定し、前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するステップとを含む、上記(1)に記載の方法。 (12)前記非選択状態が、前記アバターに通信される、上記(11)に記載の方法。 (13)前記設定ステップがさらに、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するステップと、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するステップとを含む、上記(11)に記載の方法。 (14)前記設定ステップがさらに、前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するステップと、前記再選択フラグがオンである場合に、
    第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定し、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを、前記アバターに関して再選択状態に設定するステップとを含む、上記(11)に記載の方法。 (15)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持するための方法であって、前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するステップと、前記内側センサがトリガされる時を判定するステップと、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるステップと、前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するステップと、前記外側センサがトリガされる時を判定するステップと、前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるステップと、
    前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するステップとを含む方法。 (16)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、遠隔通信機構を使用して互いに接続された複数のコンピュータを有するコンピュータ・
    ネットワーク内に含まれるコンピュータ・システムであって、前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するための手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するための手段と、前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するための手段と、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、選択イベントを生成させるための手段と、前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、選択解除イベントを生成させるための手段とを含む、前記コンピュータ・システム。 (17)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・システムが、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、
    前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するための手段と、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するための手段とを含む、上記(16)に記載のコンピュータ・
    システム。 (18)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・システムが、前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、前記仮想オブジェクトが前記選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段とを含む、上記(16)に記載のコンピュータ・システム。 (19)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・システムが、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するための手段と、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するための手段と、前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するための手段とを含む、上記(16)に記載のコンピュータ・システム。 (20)前記設定するための手段が、さらに、第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段とを含む、上記(19)に記載のコンピュータ・
    システム。 (21)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・システムが、前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るための手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するための手段と、前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するための手段と、前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するための手段とを含む、上記(16)に記載のコンピュータ・システム。 (22)前記設定するための手段が、さらに、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するための手段と、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態にするための手段とを含む、上記(21)に記載のコンピュータ・システム。 (23)前記設定するための手段が、さらに、前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するための手段と、前記再選択フラグがオンである場合に、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定するための手段と、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するための手段とを含む、上記(21)に記載のコンピュータ・システム。 (24)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、遠隔通信機構を使用して互いに接続された複数のコンピュータを有するコンピュータ・
    ネットワーク内に含まれるコンピュータ・システムであって、前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するための手段と、前記内側センサがトリガされる時を判定するための手段と、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるための手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するための手段と、前記外側センサがトリガされる時を判定するための手段と、
    前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるための手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するための手段とを含む、前記コンピュータ・システム。 (25)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、コンピュータ可読媒体上のコンピュータ・プログラム製品であって、前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記第2距離での外側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記内側センサおよび前記外側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記外側選択センサによって、
    前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、前記コンピュータ・プログラム製品。 (26)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・
    コード手段と、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(25)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (27)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、前記仮想オブジェクトによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(25)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (28)前記内側センサが、近接センサであり、前記選択イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、前記内側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して非選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが非選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(25)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (29)前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、第2仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(28)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (30)前記外側センサが、近接センサであり、前記選択解除イベントの生成が、仮想世界フレームワークによって実行され、前記コンピュータ・プログラム製品が、
    前記外側センサがトリガされたことの表示を受け取るためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが前記アバターに関して選択状態であるかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトが選択状態である場合に、前記仮想オブジェクトを前記アバターに関して非選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記非選択状態について前記仮想オブジェクトに通知するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(25)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (31)前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、第2仮想オブジェクトが、
    前記アバターがその中にとどまっている外側選択センサを有するかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、そうである場合に、前記第2
    仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態にするためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、上記(30)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (32)前記設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段が、さらに、前記アバターが再選択フラグがオンにセットされているかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記再選択フラグがオンの場合に、第2仮想オブジェクトが、前記アバターがその中にある外側選択センサを有するかどうかを判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、そうである場合に、前記第2仮想オブジェクトを前記アバターに関して再選択状態に設定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、
    上記(30)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (33)アバターが第1距離の近接によって仮想オブジェクトを選択し、第2距離から前記仮想オブジェクトとの対話関係を維持する、コンピュータ可読媒体上のコンピュータ・プログラム製品であって、前記仮想オブジェクトによって、前記第1距離での内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記内側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記内側センサによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記内側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第2距離での外側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記外側センサがトリガされる時を判定するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記外側選択センサによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に選択解除イベントを生成させるためのコンピュータ可読プログラム・コード手段と、前記仮想オブジェクトによって、前記外側選択センサが前記アバターによってトリガされた時に、前記第1距離での前記内側センサを登録するためのコンピュータ可読プログラム・コード手段とを含む、前記コンピュータ・プログラム製品。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】複数オブジェクトの選択と対話を容易にするために単一の近接センサに依存する従来技術に見られる問題の一部を示す図である。

    【図2】本発明によって定義される内側選択範囲および外側選択範囲を使用するオブジェクトの視覚的表現を示す図である。

    【図3】仮想オブジェクトで本発明を実施する時に、内側選択範囲および外側選択範囲の管理に必要な処理を示す流れ図である。

    【図4】仮想世界フレームワークで本発明を実施する時に、内側選択範囲および外側選択範囲の管理に必要な処理を示す流れ図である。

    【図5】仮想オブジェクトがオーバーラップする選択範囲を有する時の結果と、その時に必要な管理を示す図である。

    【図6】本発明の再選択フラグと対照的な、外側選択範囲によって再選択が発生するかどうかを定義できる特別な場合を示す図である。

    【符号の説明】

    110 仮想犬オブジェクト 111 センサ 120 仮想犬小屋 121 センサ 210 仮想犬オブジェクト 211 内側選択センサ 212 外側選択センサ 511 内側選択センサ 512 外側選択センサ 521 内側選択センサ 522 外側選択センサ 611 内側選択センサ 612 外側選択センサ 621 内側選択センサ 622 外側選択センサ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アボット・パーディー・ブラシュ・セカン ド アメリカ合衆国06525−1103 コネチカッ ト州ウッドブリッジ ロック・ヒル・ロー ド 45 (72)発明者 デービッド・ブルース・レクション アメリカ合衆国27612 ノースカロライナ 州ラーレー ルッキング・グラス・コート 8008 (72)発明者 デービッド・アレン・シェル アメリカ合衆国27713 ノースカロライナ 州ダラム ハミルトン・ウェイ 1103

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈