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Cyberspace system and recording medium in which program to provide user terminal with cyberspace is stored

阅读:585发布:2021-12-31

专利汇可以提供Cyberspace system and recording medium in which program to provide user terminal with cyberspace is stored专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To surely establish contact with a user of other terminal with whom the contact is previously established in a cyberspace. SOLUTION: An avatar A as the other self of a user of the user terminal on which the cyberspace is constructed and an avatar C as the other self of the user of the other terminal are displayed on the cyberspace which is constructed on the user terminal. When a 'house' of the avatar C is opened by the avatar C, a metaphor 31 corresponding to the avatar C' s house is displayed on the cyberspace of the user terminal. The metaphor 31 is capable of being arranged at a desired position on the cyberspace by drag and drop by the user. Afterward, the contact with the avatar C is established at any time by making access to the avatar C's 'house' in the cyberspace of the user terminal by the avatar A.,下面是Cyberspace system and recording medium in which program to provide user terminal with cyberspace is stored专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 第1のユーザ端末に構築されているサイバースペースに第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファを配置するメタファ配置手段と、 上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記メタファ配置手段により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第1のユーザ端末に上記第2のユーザ端末のユーザに係わるサイバースペースを表示する表示手段と、 を有するサイバースペースシステム。
  • 【請求項2】 上記表示手段により上記第1のユーザ端末に表示されているサイバースペースに、上記第1および第2のユーザ端末の各ユーザの分身であるアバターを配置する配置手段、をさらに有する請求項1に記載のサイバースペースシステム。
  • 【請求項3】 第1のユーザ端末に構築されているサイバースペースに第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファを配置するメタファ配置手段と、 上記メタファ配置手段により配置されたメタファと上記第2のユーザ端末のデータ転送アドレスとを対応づけて登録する登録手段と、 上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記メタファ配置手段により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第2のユーザ端末へのデータ送信処理または上記第2のユーザ端末からのデータ受信処理を起動する起動手段と、 を有するサイバースペースシステム。
  • 【請求項4】 第1および第2のユーザ端末にサイバースペースを提供するプログラムを格納し、そのプログラムをコンピュータに実行させたときに、 (a) 第1のユーザ端末に構築されているサイバースペースに第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファを配置する機能、 (b) 上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記機能により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第1のユーザ端末に上記第2のユーザ端末のユーザに係わるサイバースペースを表示する機能、 が実現される記録媒体。
  • 【請求項5】 第1および第2のユーザ端末にサイバースペースを提供するプログラムを格納し、そのプログラムをコンピュータに実行させたときに、 (a) 第1のユーザ端末に構築されているサイバースペースに第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファを配置する機能、 (b) 上記機能により配置されたメタファと上記第2のユーザ端末のデータ転送アドレスとを対応づけて登録する機能、 (c) 上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記機能により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第2のユーザ端末へのデータ送信処理または上記第2のユーザ端末からのデータ受信処理を起動する機能、 が実現される記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【発明の属する技術分野】ユーザに仮想現実空間を提供するサイバースペースシステムに係わる。

    【従来の技術】仮想現実空間に関する技術の研究・開発が盛んになってきている。 仮想現実空間の一例としては、現実の世界をコンピュータの画面上に仮想的に再現し、ユーザがその画面上の世界に入っていけるようなものが知られている。 仮想現実空間として、たとえば、道路、商店、公園などを含む街を構築した場合、ユーザは、コンピュータ画面上でこの街の中を自由に歩くことができる。 中には、商店の中に入ってその商店で扱う商品に関する情報を得たり、あるいは実際に商品を購入できるようなシステムも提案されている。 このような仮想現実空間およびシステムは、それぞれサイバースペースおよびサイバースペースシステムと呼ばれることがある。 ネットワーク上にサイバースペースを構築し、ネットワークに収容される複数のユーザがそのサイバースペースを共有できるシステムが知られている。 たとえば、
    特開平7−134695号公報、特開平8−77255
    号公報によりこの種のシステムが開示されている。 また、本件出願人は、上記形態においてサイバースペースの構成や配置をユーザが自由に設定できるシステムについて提案(特願平9−184108号)している。 このようなサイバースペースシステムにおいては、ユーザどうしの「出会い」が発生する。 たとえば、ユーザAおよびユーザBがそれぞれのユーザ端末に表示されているサイバースペース内で同時に公園に入ると、ユーザAの端末の画面にユーザBが登場し、同様に、ユーザBの端末の画面にユーザAが登場する。 このようにして出会ったユーザ同士は、ネットワークを経由して会話等により情報交換をすることができる。

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不特定多数のユーザ(加入者)が接続されるサイバースペースシステムでは、上述のようなユーザ間の出会いは、偶然により発生することが多い。 このため、サイバースペース内で以前に出会ったアバターと再度コンタクトすることは、一般に難しい。 本発明の課題は、サイバースペース内で以前にコンタクトした他の端末のユーザと確実にコンタクトできるようにすることである。

    【課題を解決するための手段】本発明のサイバースペースシステムは、第1のユーザ端末に構築されているサイバースペースに第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファを配置するメタファ配置手段と、上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記メタファ配置手段により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第1のユーザ端末に上記第2のユーザ端末のユーザに係わるサイバースペースを表示する表示手段と、
    を有する。 上記構成によれば、第1のユーザ端末に構築したサイバースペースにおいて、第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターを第2のユーザ端末のユーザに対応するメタファにアクセスさせると、該アバターは、第2のユーザ端末のユーザに係わるサイバースペースに入ることができ、そこで第2のユーザ端末のユーザの分身であるアバターに出会うことができる。 本発明の他の形態のサイバースペースシステムは、上記メタファ配置手段に加え、そのメタファ配置手段により配置されたメタファと上記第2のユーザ端末のデータ転送アドレスとを対応づけて登録する登録手段と、上記第1のユーザ端末のユーザの分身であるアバターが上記メタファ配置手段により配置されたメタファにアクセスしたときに、上記第2のユーザ端末へのデータ送信処理または上記第2のユーザ端末からのデータ受信処理を起動する起動手段と、を設ける。 上記構成によれば、第1のユーザ端末に構築したサイバースペースから第2のユーザ端末との間でデータの送受信を行うことができる。

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。 図1は、本実施形態のサイバースペースシステムの概念図である。 本実施形態のサイバースペースシステムでは、各ユーザは、自端末においてそれぞれ独自のサイバースペースを構築できる。
    ここでは、仮想的な「街」を構築するものとする。 マップサーバ1は、コンピュータであり、ネットワーク2を介して複数のユーザにサイバースペースを提供する。 サイバースペースを構成する各要素(以下、「メタファ」
    と呼ぶ)は、マップサーバ1またはサービス提供者3により提供される。 メタファとしては、この実施例では、
    「道路」、「公園」、「商店:ショップ」などを含む。
    なお、サービス提供者3は、ここでは、売買の注文の受付やバンキングサービスなどを提供する企業だけでなく、単に、情報を提供するものも含むものとする。 情報の提供は、たとえば、ホームページを閲覧させることも含むものとする。 ユーザ端末4〜6は、たとえば、パーソナルコンピュータであり、それぞれ異なるユーザ(ユーザA〜C)によって操作される。 ユーザ端末4〜6
    は、それぞれネットワーク2を介してマップサーバ1に接続されており、マップサーバ1により提供される情報を利用してサイバースペースを構築し、それを画面に表示する。 ユーザA〜Cは、それぞれユーザ端末4〜6において独自のサイバースペース(それぞれ、サイバースペースA〜C)を構築し、ユーザ端末4〜6の画面に表示できる。 すなわち、各ユーザ端末4〜6にはマップサーバ1からメタファが提供され、ユーザA〜Cは、それぞれ提供されたメタファの中から所望のメタファを選択してそれを任意の場所に配置できる。 ユーザA〜CがそれぞれサイバースペースA〜Cを構築する際、各ユーザ端末4〜6からマップサーバ1へ配置情報が通知される。 配置情報は、ユーザA〜Cがそれぞれどのメタファを選択したのか、およびその選択したメタファをサイバースペース内のどの位置に配置したのかを示す情報である。 この通知により、マップサーバ1は、各ユーザ端末4〜6において互いに独立に構築されるサイバースペースの構成を認識する。 ユーザA〜Cは、自端末に構築(実際には、自端末の画面上に表示)したサイバースペースに自分の分身(以下、「アバター」と呼ぶ)を登場させることにより、サイバースペースの中に入ることができる。 図1に示す例では、アバターA〜CがそれぞれユーザA〜Cの分身であり、それぞれサイバースペースA〜Cに存在する。 ユーザA〜Cは、マウスやキーボード等の入装置を介して自分に対応するアバターを自端末に構築したサイバースペース内で自由に移動させることができる。 このとき、各ユーザ端末4〜6からマップサーバ1へ各サイバースペース内における各アバターの位置を表すアバター位置情報が通知される。 たとえば、
    ユーザ端末4からマップサーバ1へは、サイバースペースAにおけるアバターAの位置を表すアバター位置情報が通知される。 この通知により、マップサーバ1は、各サイバースペースにおいて各アバターがどこに存在するのかを認識する。 また、マップサーバ1は、上記配置情報およびアバター位置情報により、各アバターがそれぞれどのメタファに近傍に位置しているのかを認識する。
    なお、アバター位置情報は、各アバターの移動軌跡を逐一通知するようなものであってもよいし、あるいは、各ユーザ端末において各アバターが特定のメタファに近づいたときにその旨を通知するようなものであってもよい。 本実施形態では、各ユーザ端末4〜6とマップサーバ1との間で転送される情報量を抑えるために、後者の方式を採るものとする。 アバターは、サイバースペース内に設けられたメタファにアクセスすることができる。
    たとえば、サービス提供者3が提供する「商店」を自サイバースペースに設けた場合、アバターは、その「商店」にアクセスすることによりそこから情報を入手したり、あるいはそこで販売されている商品を購入したりできる。 このようなメタファへのアクセスに関する情報は、マップサーバ1に通知される。 この場合、マップサーバ1は、たとえば、このアクセス情報をサービス提供者3のメールボックスに書き込み、サービス提供者3がそのアクセスを検出できるようにする。 あるいは、単に情報を提供するメタファ(たとえば、ホームページなどに対応するメタファ)にアクセスした場合には、アクセスのあったユーザ端末をその情報を提供するサイトにリンクさせることもできる。 マップサーバ1は、各ユーザ端末4〜6において互いに独立に構築されているサイバースペース間にリンクを確立することができる。 例えば、サイバースペースAおよびBにおいてそれぞれ「公園」が設けられており、アバターAがサイバースペースA内の公園に行き、アバターBがサイバースペースB内の公園に行った場合、マップサーバ1は、ユーザ端末4
    および5から通知される配置情報およびアバター位置情報により、アバターAおよびBが共に「公園」に位置することを認識する。 この場合、マップサーバ1は、アバターAとアバターBとが公園で「出会った」ものとみなし、サイバースペースAとサイバースペースBとをリンク付ける。 具体的には、サイバースペースAにアバターBを登場させ、同様に、サイバースペースBにアバターAを登場させる。 なお、上述のような出会いが発生しなくても、あるユーザ端末のサイバースペースに他のユーザ端末のアバターを表示させることも可能である。 たとえば、公園および商店が配置されているサイバースペースAにおいてアバターAが商店の前にいたときに、アバターBがサイバースペースB内の公園に行くと、マップサーバ1は、サイバースペースA内の公園にアバターB
    を表示させる。 アバターは、上述のようにして出会った他のアバターと「会話」をすることができる。 ここで、
    「会話」は、たとえば、ネットワーク2を介した情報の送受信であり、通常、テキストデータや画像データ、音声データの授受である。 このとき、ユーザ端末間は、マップサーバ1を介して接続するようにしてもよいし、あるいはマップサーバ1を介さないパスを確立するようにしてもよい。 このように、本実施形態のサイバースペースシステムでは、各ユーザがそれぞれ独立して自由にサイバースペースを構築できる構成でありながら、サービス提供者が提供するサービスを受けることができ、また、他のサイバースペースに存在する他のアバターとのコンタクトを得ることができる。 図2は、マップサーバ1またはユーザ端末4〜6の構成図であり、基本的な構成は同一である。 記憶装置11は、半導体メモリ、磁気的記録媒体、あるいは光学的記録媒体で構成され、プログラムおよびデータ等を格納している。 記憶装置11
    は、マップサーバ1またはユーザ端末4〜6に固定的に設けたものであってもよいし、着脱自在に装着するものであってもよい。 記録媒体ドライバ12は、可搬性記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等を含む)13に格納されているデータを読み出したり、あるいは可搬性記録媒体13にデータを書き込む装置である。 通信制御部14は、ネットワーク2
    との間でのデータの授受を制御するユニットである。 C
    PU15は、記憶装置11または可搬性記録媒体13からプログラム等をメモリ16にロードして実行する。
    尚、本実施例で図示した各フローチャートに記載のプログラムおよび各種テーブルは、記憶装置11に記録されているが、可搬性記録媒体13に格納されていたものを書き込んだものであってもよく、また、通信回線などを介してネットワーク2上の他の機器から受信して記録する構成にしてもよい。 さらに、CPU15は、ネットワーク2上に設けられた他の記憶装置に格納されているプログラムおよびデータ等を通信回線などを介して使用するようにしてもよい。 図3は、ユーザ端末の画面に表示されているサイバースペースの例を示す図である。 サイバースペースを構築する際には、ユーザの指示(サイバースペース構築要求)により、画面上にメニュー21を呼び出す。 メニュー21は、マップサーバ1が提供する全メタファのリストである。 図3では、4つのメタファに対応するボタンのみが表示されているが、実施には他にも多数のメタファが提供されており、スクロールボタンによって表示される。 マップサーバ1により提供されるメタファをサイバースペースに配置させる場合には、
    たとえば、メニュー21において所望のメタファに対応するボタンをマウス等を用いて指定し、ドラッグ・アンド・ドロップによりその指定したメタファを所望の位置に配置する。 図3に示す例では、「公園」、「ショッピングモール」および「ホール」が選択されて配置されている。 サイバースペースには、そのサイバースペースを構築したユーザの分身であるアバターが表示される。 ユーザは、マウスまたはキーボード等を用いた指示により、サイバースペース内においてアバターを自由に移動させことができる。 なお、上記サイバースペースの構築方法、動作については、本件出願人が先に出願(特願平9−184108号)した明細書に詳しく記載してある。 本実施形態のサイバースペースシステムでは、以前にコンタクトした他の端末のアバター(ユーザ)と確実にコンタクトできるようにするために、アバター間の会話において了解が得られた場合に、各アバターの「自宅」のメタファを互いのサイバースペース上に配置できるようにした。 以下では、このようにして配置される他のユーザ端末のアバターの「自宅」を「友人宅」と呼ぶことがある。 そして、本実施形態では、アバターは、サイバースペースに設けられている「友人宅」に接近またはアクセスすると、その「友人宅」に入ることができ、
    そこでその「友人宅の住人」であるアバターと会話等を楽しむことができる。 あるいは、「友人宅」を訪問する代わりに、メールを交換することもできる。 以下、このようなサイバースペースシステムを実現するための構成および動作について詳細に説明する。 図4(a) は、各ユーザ端末に設けられるメタファテーブルの例である。 メタファテーブルは、サイバースペース内に設けることが出来るメタファの中からユーザがどのメタファを選択したのか、および各選択されたメタファの配置位置を格納する。 図4(a) に示す例では、「公園」「ショッピングモール」および「ホール」が選択されている状態を示している。 また、メタファの位置は、たとえば、ディスプレイのドットデータを用いて表してもよいし、あるいは、各ユーザ端末が備えるディスプレイ毎に画面を構成するドット数が異なる場合があることを考慮して、ドットデータを他のパラメータに変換して表してもよい。 図4(a) に示す状態において、ユーザがサイバースペース上に「本屋」を設ける指示を入力した場合には、「本屋」のレコードに「1」が設定され、さらにその「本屋」が配置された位置がメタファテーブルに設定される。 また、メタファテーブルには、他のユーザ端末のアバターの「自宅」を登録することができる。 他のユーザ端末のアバターの「自宅」に対応するレコードは、そのメタファを自端末のサイバースペースに配置する際に追加される。 各ユーザ端末に構築されるサイバースペースは、このメタファテーブルに従って各メタファが配置される。 そして、上記メタファテーブルは、例えば、自端末のハードディスク(記憶装置11)に格納され、サイバースペースを起動したときに前回の終了時の状態を再現できるようにしている。 或いは、サイバースペースの終了時にメタファテーブルの内容をマップサーバ1に転送しておき、起動時にその情報をマップサーバ1からダウンロードすることによって前回終了時の状態を再現するようにしてもよい。 図4(b) は、ユーザ端末に設けられるアバター管理テーブルの例である。 アバター管理テーブルの各レコードは、自端末のサイバースペースに「自宅」を設けたアバターに対応してそれぞれ設けられる。 また、各レコードには、そのアバターの「自宅」としてのサイバースペースを識別する為のサイバースペースID、およびそのアバター(ユーザ)のメールアドレスが登録される。 なお、各アバターの「自宅」は、基本的に、そのアバターに対応するユーザが作成するものとする。 図5は、マップサーバに設けられる統括メタファテーブルの例である。 統括メタファテーブルは、各ユーザ端末の端末IDをキーとして各ユーザ端末毎のメタファテーブルを格納する。 統括メタファテーブルにおける各ユーザ端末毎のメタファテーブルの内容は、それぞれ対応するユーザ端末からの通知に従ってリアルタイムで更新され、常に各ユーザ端末毎のメタファテーブルの内容と一致している。 また、統括メタファテーブルは、接近フラグを用い、ユーザ端末ごとに(すなわち、サイバースペース毎に)アバターがどのメタファに接近しているのかを管理している。 各アバターがどのメタファに接近しているのかを表す情報は、各ユーザ端末からリアルタイムで通知されるものとし、マップサーバ1は、その通知に従って統括マップサーバを更新する。 図5に示す例では、ユーザ端末4に構築されているサイバースペースにおいて、アバターがショッピングモールの近くにいることを示している。 図6(a) は、マップサーバに設けられるユーザサイバースペース管理テーブルの例である。 このテーブルには、ユーザが「自宅」を表すサイバースペースを作成してそれを他のユーザ端末のユーザに開放する場合に、その作成したサイバースペースをシステム(サイバースペースを提供するプロバイダ)に登録するためのものである。 この登録の際、各ユーザが作成したサイバースペースにはサイバースペースIDが与えらる。 そして、ユーザサイバースペース管理テーブルは、各サイバースペースIDとそのサイバースペースの作成者のユーザ端末の端末IDとを互いに対応づける。
    図6(b) は、マップサーバに設けられるリンク管理テーブルの例である。 このテーブルは、ユーザ端末間に確立されているリンクの状態を管理する。 ここで、リンクは、たとえば、アバターどうしがサイバースペース上で互いにコンタクトすることによって得られる。 図6(b)
    に示す例は、現在、端末IDとしてABC427が割り当てられているユーザ端末と端末IDとしてBBC52
    1が割り当てられているユーザ端末との間にリンクが確立されている状態を表している。 なお、ここで言う「リンク」は、基本的にはマップサーバを介するものとするが、各ユーザ端末にそれぞれ構築されているサイバースペース間でマップサーバを介することなくデータを送受信する状態も含む。 次に、自端末のサイバースペース上に他のユーザ端末のアバターの「自宅」を配置する処理を説明する。 ここでは、アバター間の会話において了解が得られた場合に、一方のアバターが他方のアバターにその「自宅」を開放する方式を説明する。 すなわち、この方式によれば、例えば、アバターAがその「自宅」をアバターCに開放すると、アバターCのユーザ端末に構築されているサイバースペース上にアバターAの「自宅」のメタファが表示される。 図7は、「自宅」を開放する側のユーザ端末の処理のフローチャートである。 この処理は、あるユーザ端末において、そのユーザにより、現在コンタクトしているアバターに対して「自宅」
    を開放する旨の指示が入力されたことをトリガとしてそのユーザ端末により実行される。 なお、この指示は、たとえば、サイバースペース上に表示されるメニュー画面における選択、あるいはコマンドの投入により入力される。 ステップS1では、自宅を開放することを表すメッセージを作成する。 ステップS2では、自端末がメールアドレスを持っているか否かを調べる。 ここで、メールアドレスとは、たとえば、URL(インターネットのメールアドレス、WWWページのアドレスを含む)あるいはパソコン通信のユーザID等である。 メールアドレスを持っていれば、ステップS3において、そのアドレスを取得して上記メッセージに付与する。 一方、持っていなければ、ステップS3の処理をスキップする。 そして、ステップS4において、そのメッセージをマップサーバに送出する。 このとき、送信元のユーザ端末を表す端末IDも一緒に送出される。 図8は、アバターの「自宅」をサイバースペース上に配置する際のマップサーバの処理のフローチャートである。 この処理は、マップサーバがネットワークからパケットを受信したことをトリガとして実行される。 ステップS11では、受信したパケットが、アバターの「自宅」を開放することを表すメッセージを含んでいるか否か調べる。 含んでいれば、ステップS12へ進み、含んでいなければ、ステップS1
    9において、他の処理を実行する。 ステップS12では、受信したパケットを送出したユーザ端末の端末ID
    を検出する。 ステップS13では、その送信元端末の端末IDをキーとして図6(b)に示したリンク管理テーブルをサーチし、上記メッセージを送信したユーザ端末のリンク相手のユーザ端末を検出する。 そして、ステップS14において、そのリンク相手のユーザ端末に対して、上記ユーザ端末のユーザがその「自宅」を開放することを表すメッセージを送出する。 なお、このメッセージには、図7のフローチャートの処理において取得したメールアドレスが付与されている。 したがって、このメッセージは、転送先のユーザ端末に対して、そのリンク相手が「自宅」を開放している旨を通知すると共に、そのリンク相手のユーザ端末のメールアドレスを通知する役割も果たす。 また、このとき、ステップS11で受信したパケットを送出したユーザ端末の端末IDをキーとして図6(a) に示したユーザサイバースペース管理テーブルをサーチし、その送信元のユーザ端末のアバターの「自宅」を識別するサイバースペースIDを検出する。
    このサイバースペースIDは、ステップS14で送出されるメッセージに付与されてそのリンク相手のユーザ端末へ通知される。 ステップS15及びS16は、ステップS14で送出したメッセージに対する応答を一定時間待つ処理である。 この応答は、後述説明するが、リンク相手のユーザ端末において、そのユーザが、上記「自宅」をそのユーザ端末に構築されているサイバースペースに配置することを指示したときに返送され、その「自宅」が配置された位置を表す情報を含む。 そして、応答があればステップS17へ進み、応答を受信する前にタイムアウトが発生すれば、処理を終了する。 ステップS
    17では、まず、図5に示した統括メタファテーブルにおいて、ステップS13で検出したリンク相手のユーザ端末に対して割り当てられている領域に、送信元端末に対応するレコードを作成する。 そして、そのレコードに、応答メッセージに含まれていた位置情報を書き込む。 このように、マップサーバは、あるユーザ端末から、そのユーザ端末のアバターの「自宅」を開放することを表すメッセージを受信すると、そのユーザ端末のリンク相手にその旨を通知すると共に、その「自宅」を識別するサイバースペースIDおよびそのユーザ端末のメールアドレスをリンク相手に通知する。 図9は、他のユーザ端末のアバターの「自宅」、すなわち「友人宅」を自端末のサイバースペースに配置する際のユーザ端末の処理のフローチャートである。 この処理は、ユーザ端末がマップサーバからパケットを受信したことをトリガとして実行される。 ステップS21では、受信したパケットが、アバターの「自宅」を開放することを表すメッセージを含んでいるか否かを調べる。 含んでいれば、ステップS22へ進み、含んでいなければ、ステップS28
    において他の処理を実行する。 なお、このメッセージには、開放される「自宅」を識別するサイバースペースI
    Dおよびその「自宅」を開放しているアバターに対応するユーザ端末のメールアドレスが付与されている。 ステップS22では、配置すべき「家」のメタファ、およびその「家」を自端末のサイバースペース上に配置するか否かをユーザに指示させるためのメニューを表示する。
    ステップS22の処理による表示例を図10に示す。 図10は、アバターAに対応するユーザ端末に構築されているサイバースペースの表示例であり、現在、他のユーザ端末のユーザの分身であるアバターCとコンタクトしている状態を表している。 この状態で、アバターCに対応するユーザ端末においてそのユーザがアバターCの「自宅」を開放する旨の指示を入力すると、メタファ3
    1およびウィンドウ32が表示される。 メタファ31
    は、サイバースペース上に新たに配置することができる「家」を表しており、この場合、アバターCの「自宅」
    に対応する。 また、ウィンドウ32は、メタファ31として表示されている「家」を自端末のサイバースペース上に配置するか否かをユーザに指示させるためのメニュー画面である。 ステップS23では、このメニュー画面に対するユーザの指示を判断する。 ユーザが、メタファ31として表示されている「家」、すなわち他のユーザ端末のアバターの「自宅」を自端末のサイバースペース上に配置する旨を指示した場合には、ステップS24へ進み、そうでない場合には処理を終了する。 なお、ユーザは、他のユーザ端末のアバターの「自宅」を自端末のサイバースペース上に配置する際には、たとえば、マウス等を用いてメタファ31をドラッグし、所望の位置にドロップする。 ステップS24では、まず、図4(a) に示すメタファテーブルにおいて新たにレコードを確保し、サイバースペース上に新たに「自宅」が配置されるアバターにそのレコードを割り当てる。 そして、上述したユーザの操作によってそのアバターの「自宅」が配置された位置を検出し、上記新たに確保したレコードにその位置情報を書き込む。 ステップS25では、まず、図4(b) 示すアバター管理テーブルにおいて新たにレコードを確保し、サイバースペース上に新たに「自宅」が配置されるアバターにそのレコードを割り当てる。 そして、ステップS21で受信したメッセージと共に通知されたサイバースペースIDおよびメールアドレスをそのレコードに書き込む。 ステップS26では、ユーザによって指定された位置に他のユーザ端末のアバターの「自宅」のメタファを表示する。 そして、ステップS27において、その他のアバターの「自宅」を配置した位置を表す位置情報をマップサーバに通知する。 なお、この通知は、図8に示したフローチャートのステップS15およびS16において監視される応答に相当する。 このように、あるユーザ端末において、他のユーザ端末のアバターの「自宅」を自端末のサイバースペース上に配置すると、その「自宅」のメタファに対応づけられて、その「自宅」を識別するサイバースペースID、およびその「自宅」に対応するユーザ端末のメールアドレスが設定される。 なお、上述の実施例では、互いにコンタクトをしているアバターの一方がその「自宅」を開放することに伴って、他方のアバターに対応するユーザ端末にその「自宅」のサイバースペースIDおよびメールアドレスが自動的に設定される方式を示したが、他の方式であってもよい。 例えば、各ユーザ端末のメールアドレスや各ユーザが作成した「自宅」のサイバースペースIDをすべてマップサーバに登録しておく構成とし、互いにコンタクトしているアバターの一方が、相手の「自宅」を自端末のサイバースペース上に配置したい旨を通知することにより、マップサーバがそれらの情報を各ユーザ端末に通知する方式としてもよい。 あるいは、アバター間の会話においてそれらの情報を互いに教え合い、各ユーザ端末のユーザがその情報をそれぞれキー入力する方式であってもよい。 この方式のフローチャートを図11に示す。 この方式では、まず、ステップS31において、相手アバターに対応するユーザ端末のメールアドレス等をユーザに入力させる画面を表示する。 そして、ユーザによる入力を検出すると、ステップS32において、その入力内容を登録する。 そして、ユーザが他のユーザ端末のアバターの「自宅」を配置すべき位置を指定すると、
    ステップS33においてそのユーザ指定に従ってメタファテーブルを更新し、ステップS34において、その「自宅」を表示する。 次に、上述のようにして自端末のサイバースペース上に配置された他のユーザ端末のアバターの「自宅」にアクセスする際の処理を説明する。 図12は、他のユーザ端末のアバターの「自宅」にアクセスする際のユーザ端末における処理のフローチャートである。 この処理は、あるユーザ端末に構築されているサイバースペースにおいて、アバターがアクセスしたい友人の「自宅」の前に位置したとき或いはアクセスしたときに実行される。 ステップS41では、まず、自端末のアバターが他のユーザ端末のアバターの「自宅」に接近したことをマップサーバに通知する。 ステップS42では、その友人の「自宅」を訪問したいのか、或いはその友人とメールのやり取りをしたいのかをユーザに選択させるための画面を表示する。 この画面表示に対して、ユーザは、「訪問」または「メール」のうちの一方を選択するものとし、ステップS43においてどちらが選択されたのかを判断する。 「訪問」が選択された場合には、
    ステップS44において、訪問処理を実行する。 「メール」が選択された場合には、ステップS45において、
    ユーザがメール送信またはメール受信のうちのどちらを指示したのかを判断し、その判断結果に従ってメール送信処理(ステップS46)、またはメール受信処理(ステップS47)を実行する。 なお、メールを送信するのか受信するのかは、ユーザによって指定されるものとする。 図13は、他のユーザ端末のアバターの「自宅」を訪問する際の訪問者側のユーザ端末の処理のフローチャートである。 この処理は、図12に示したフローチャートのステップS44に対応し、ユーザが「訪問」を選択した場合に実行される。 ステップS51では、まず、アバターが接近またはアクセスした他のユーザ端末のアバターの「自宅」を検出すると、図4(b) に示すアバター管理テーブルを参照し、そのアバターの「自宅」に対応するサイバースペースIDを抽出する。 そして、その抽出したサイバースペースIDをマップサーバに通知する。 なお、後述説明するが、マップサーバは、ステップS51による通知を受けると、そのサイバースペースI
    Dに対応するユーザ端末を検出し、その検出したユーザ端末のサイバースペースが起動されているか否かを調べる。 そして、起動されていれば、そのユーザ端末のアバターが「在宅」である旨の通知と共に、上記サイバースペースIDによって指定されるサイバースペース(この場合、他のユーザ端末の「自宅」を表すサイバースペース)に係わるデータ等をダウンロードする。 一方、起動されていなければ、そのユーザ端末のアバターが「不在」である旨の通知を返送する。 ステップS52では、
    マップサーバからの通知に基づいて、訪問先のアバターが「在宅」であるのか「不在」であるのかを認識する。
    訪問先のアバターが「在宅」であれば、ステップS53
    において、マップサーバから受け取ったサイバースペースに係わるデータに従って、その訪問先の「自宅」を表示する。 「自宅」の表示例を図14に示す。 そして、ステップS54において、そのサイバースペース上に、すなわち、他のユーザ端末のアバターの「自宅」の中に、
    自端末に対応するアバターを表示すると共に、訪問先のアバターを表示する。 以降、このサイバースペース上に表示された2人のアバターは、2つのユーザ端末間でのデータの送受信により会話をすることができるようになる。 一方、訪問先のアバターが「不在」である旨の通知をマップサーバから受信した場合には、ステップS55
    において、訪問先のアバターが「不在」である旨を表示して処理を終了する。 このように、あるユーザ端末に構築されているサイバースペースにおいて、そのユーザ端末のアバターが他のユーザ端末のアバターの「自宅」に接近またはアクセスして「訪問」を指示すると、その相手端末が当該サイバースペースシステムに接続されていれば、このユーザ端末のアバターは、上記他のユーザ端末のアバターの「自宅」の中に入ることができる。 そして、その「自宅」の中にいる他のユーザ端末のアバターと会話等をすることができる。 図15は、訪問処理におけるマップサーバの処理のフローチャートである。 この処理は、あるユーザ端末からサイバースペースIDを受信したときに実行される。 ステップS61では、サイバースペースIDを検出する。 なお、このサイバースペースIDは、図13に示すフローチャートのステップS5
    1により送出されたものである。 ステップS62では、
    検出したサイバースペースIDをキーとして図6(a) に示したユーザサイバースペース管理テーブルをサーチし、対応するユーザ端末を検出する。 ここで検出されるユーザ端末は、図13に示したフローチャートを実行するユーザ端末のアバターから見ると、訪問先の「自宅」
    を提供するユーザ端末に相当する。 ステップS63では、ステップS62で検出したユーザ端末が、現在、このサイバースペースシステムに接続されているか否か、
    すなわち、そのユーザ端末においてサイバースペースを起動しているか否かを調べる。 ステップS62で検出したユーザ端末においてサイバースペースが起動されていれば、マップサーバはそのユーザ端末にアクセス可能なので、他のユーザ端末のアバターがそのユーザ端末のアバターの「自宅」を訪問できるものとみなし、ステップS64へ進む。 ステップS64では、ステップS61で検出したサイバースペースIDの送出元のユーザ端末に対して、訪問先のアバターが在宅であることを通知し、
    また、その訪問先のアバターの「自宅」に係わるデータを転送する。 尚、各ユーザは、自分の分身のアバターの「自宅」を作成し、それをマップサーバに登録しておくことができる。 そして、この登録に際して各アバターの「自宅」に対して付与される識別情報がサイバースペースIDであり、その対応関係は、上述したように、図6
    (a) のユーザサイバースペース管理テーブルに設定される。 また、ユーザが作成したサイバースペースに係わるデータ等(プログラムを含む)は、図16に示すように、そのサイバースペースIDを用いてサーチできるようにしてマップサーバの記憶装置に格納される。 ステップS65では、ステップS62で検出したユーザ端末に対して、ステップS61で検出したサイバースペースI
    Dを送出したユーザ端末を通知する。 すなわち、「訪問先」のユーザ端末に対して、「訪問者」を通知する。 そして、これら2つのユーザ端末の間にリンクを確立し、
    図6(b) に示したリンク管理テーブルを更新する。 一方、ステップS62で検出したユーザ端末においてサイバースペースが起動されていなければ(ステップS6
    3:No)、マップサーバはそのユーザ端末にアクセスできないので、他のユーザ端末のアバターがそのユーザ端末のアバターの「自宅」を訪問できないものとみなし、ステップS67において、不在である旨を通知する。 このように、マップサーバは、あるユーザ端末のアバターが他のユーザ端末のアバターの「自宅」を訪問したい旨の要求を受けると、それらのユーザ端末の間にリンクを確立すると共に、要求元のユーザ端末に対しては、訪問先の「自宅」を表示するためのデータ等を転送し、また、訪問先のユーザ端末には、訪問要求があったことを通知する。 図17は、他のユーザ端末のアバターが「自宅」を訪問してきたときにユーザ端末の処理のフローチャートである。 この処理は、当該ユーザ端末のアバターの「自宅」への訪問要求があった旨の通知をマップサーバから受けたときに実行される。 ステップS71
    で当該ユーザ端末のアバターの「自宅」への訪問要求があった旨の通知を検出すると、ステップS72において、当該ユーザ端末のアバターの「自宅」を表示する。
    この「自宅」を表示するためのデータ等は、マップサーバに格納してあるものと同じであり、そこからダウンロードしてもよいし、或いは自端末に格納してある場合にはそれを読み出して使用してもよい。 そして、ステップS73において、表示した「自宅」のサイバースペースに自分の分身であるアバターを表示すると共に、「訪問者」に対応する他のユーザ端末のアバターを表示する。
    上記処理により表示されるサイバースペースは、基本的には、図13に示した他のユーザ端末において表示されるものと同じであり、たとえば、図14に示したようになる。 このように、他のユーザ端末のサイバースペースにおいてそのユーザ端末のアバターが自端末のアバターの「自宅」を訪問した場合には、自端末においても当該端末のアバターの「自宅」が表示され、自分の分身であるアバターおよび訪問者としてのアバターがその「自宅」の中で出会うことになる。 次に、あるユーザ端末のサイバースペースに配置されている他のユーザ端末のアバターの「自宅」にアクセスすることによってメールを送受信する処理を説明する。 図18は、メール送信処理のフローチャートである。 この処理は、図12に示したステップS46に対応する。 ステップS81では、メール作成用の画面を表示する。 ステップS82およびS8
    3は、ユーザの入力を受け付ける処理であり、作成終了の指示が入力されるまで継続する。 続いて、ステップS
    84では、まず、図4(a) に示すメタファテーブルを参照することにより、当該ユーザ端末のアバターが接近またはアクセスした「自宅」に対応するアバターを認識し、続いて、図4(b) に示すアバター管理テーブルを参照し、そのアバターに対応するメールアドレスを取得する。 そして、ステップS85において、作成されたメール文にその取得したメールアドレスを付与してネットワークに送出する。 このように、サイバースペース上に配置されている他のユーザ端末のアバターの「自宅」にアクセスすれば、そのユーザ端末のユーザのメールアドレスを入力する操作を行うことなく、そのユーザにメールを送信することができる。 図19は、メール受信処理のフローチャートである。 この処理は、図12に示したステップS47に対応する。 ステップS91では、不図示のメールサーバにアクセスする。 ステップS92では、
    図18に示した処理と同様に、当該ユーザ端末のアバターが接近またはアクセスした「自宅」に対応するメールアドレスを取得し、メールサーバに到着している自分宛のメールの中で、その取得したメールアドレスを発信元とするメールのみをダウンロードする。 そして、ステップS93において、そのダウンロードしたメール、或いはダウンロードしたメールのリストを表示する。 このように、サイバースペース上に配置されている他のユーザ端末の「自宅」にアクセスすることにより、そのユーザ端末のユーザからのメールを簡単に取得することができる。 なお、上記図18および図19に示した各処理を、
    メール送受信用のアプリケーションソフトに実行させるようにしてもよい。 この場合、自端末のアバターが他のユーザ端末のアバターの「自宅」に接近またはアクセスしたときに、メール送受信用のアプリケーションソフトを起動し、そのアプリケーションソフトウェアにメールアドレスを渡すようにする。 また、図12〜図19に示した実施例では、他のユーザ端末にメールを送信する構成を示したが、他のデータ転送であってもよく、たとえば、他のユーザ端末へFAXを送るようにしてもよい。

    【発明の効果】ユーザ端末に構築されるサイバースペース上に他のユーザ端末のユーザにアクセスするためのメタファを配置し、そのメタファと上記ユーザのサイバースペースまたは上記ユーザのメールアドレスとを対応付けるようにしたので、サイバースペース内で以前にコンタクトした他の端末のユーザと確実にコンタクトできるようなる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本実施形態のサイバースペースシステムの概念図である。

    【図2】マップサーバまたはユーザ端末の構成図である。

    【図3】ユーザ端末の画面に表示されているサイバースペースの例を示す図である。

    【図4】(a) は、ユーザ端末に設けられるメタファテーブルの例、(b) は、アバター管理テーブルの例である。

    【図5】マップサーバに設けられる統括メタファテーブルの例である。

    【図6】(a) は、ユーザサイバースペース管理テーブルの例、(b) は、リンク管理テーブルの例である。

    【図7】自宅を開放する側のユーザ端末の処理のフローチャートである。

    【図8】アバターの自宅をサイバースペース上に配置する際のマップサーバの処理のフローチャートである。

    【図9】他のユーザ端末のアバターの「自宅」を自端末のサイバースペースに配置する際のユーザ端末の処理のフローチャートである。

    【図10】他のユーザ端末のアバターの「自宅」を自端末のサイバースペース上に配置する際の表示例である。

    【図11】他のユーザ端末のアバターの「自宅」に係わる情報をキー入力する処理のフローチャートである。

    【図12】他のユーザ端末のアバターにアクセスする際のユーザ端末における処理のフローチャートである。

    【図13】他のユーザ端末のアバターの「自宅」を訪問する際の訪問者側のユーザ端末の処理のフローチャートである。

    【図14】自端末に表示される他のユーザ端末の「自宅」の例である。

    【図15】訪問処理におけるマップサーバの処理のフローチャートである。

    【図16】サイバースペースの格納の模式的に示した図である。

    【図17】他のユーザ端末のアバターが「自宅」を訪問してきたときのユーザ端末の処理のフローチャートである。

    【図18】メール送信処理のフローチャートである。

    【図19】メール受信処理のフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 マップサーバ 2 ネットワーク 3 サービス提供者 4〜6 ユーザ端末 11 記憶装置 12 記録媒体ドライバ 13 可搬型記録媒体 14 通信制御部 15 CPU 16 メモリ

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