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Automatic score adoption device of rhythm musical instrument

阅读:603发布:2021-07-05

专利汇可以提供Automatic score adoption device of rhythm musical instrument专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide a score adoption result more natural and higher in precision by correcting the score adoption result by way of using musical knowledge but not automatically adopting a score of a rhythm musical instrument only from an acoustic analysis result. CONSTITUTION:An input music signal is acoustically analyzed by an acoustic analysis means and an acoustic characteristic is provided. Thereafter, a length of time when a rhythm musical instrument is playedis discriminated by a time discrimination means in accordance with an acoustic analysis result. During the discriminated time, the kind of the rhythm musical instrument is discriminated by a kind discrimination means in accordance with the acoustic analysis result. Thereafter, a score adoption pattern recognition part 24 recognizes a result of automatic score adoption in accordance with the acoustic analysis result as a pattern of a line of sound of the rhythm musical instrument for every specified interval. A distance enumeration part 28 enumerates distance between patterns of the rhythm musical instrument to study resemblancebetween these patterns. In the case when the distance between the patterns is lower than a specific threshold value, a score adoption result correction part 30 corrects the interval having these patterns to be the same score adoption result.,下面是Automatic score adoption device of rhythm musical instrument专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 入力される音楽信号を音響的に解析する音響解析手段と、 その音響解析手段の解析結果をもとに、リズム楽器が使用されている時刻を判別する時刻判別手段と、 前記音響解析手段の解析結果をもとに、使用されているリズム楽器の種類を判別する種類判別手段とを備えるリズム楽器の自動採譜装置において、 前記音響解析手段の解析結果をもとに自動採譜した結果から、ある一定区間毎のリズム楽器の音の並びのパターンを認識するパターン認識手段と、 そのパターン認識手段により認識されたリズム楽器の音の並びのパターン間の類似度の尺度となる距離を算出する距離算出手段と、 その距離算出手段により算出されたパターン間の距離があるしきい値以下の場合に、それらのパターンが存在する区間を同じ採譜結果になるように修正する採譜結果修正手段とを備えたことを特徴とするリズム楽器の自動採譜装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、リズム楽器の自動採譜装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、音楽信号から楽譜データを採譜する手法としては、経験を積んだ音楽家が独自の知識と感性で判断して採譜する場合が多い。 ところが、近年、コンピュータ技術の進歩に伴い、コンピュータによる自動採譜の試みが行われるようになってきた。 現在では、単一楽音で、且つ有音程楽器(例えばバイオリン、ピアノ等)に対しては、実用的なレベルで、ある程度の成果が得られている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドラムやパーカッション等のリズム楽器は音程や倍音周波数が存在せず、また瞬時に音が減衰していくため、安定した音響的特性が得られない。 そのため、リズム楽器の自動採譜に関しては、ほとんど満足がいく結果が得られていないのが実状である。

    【0004】本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、音響解析結果のみからリズム楽器の自動採譜をするのではなく、音楽的知識を利用して採譜結果を修正することにより、より自然で精度の高い採譜結果を得ることが出来るリズム楽器の自動採譜装置を提供することを目的としている。 具体的には、リズム楽器は基本となるパターンの繰り返しによりリズムを取ることが多いという音楽知識を利用している。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のリズム楽器の自動採譜装置は、入される音楽信号を音響的に解析する音響解析手段と、その音響解析手段の解析結果をもとに、リズム楽器が使用されている時刻を判別する時刻判別手段と、前記音響解析手段の解析結果をもとに、使用されているリズム楽器の種類を判別する種類判別手段とを備え、更には前記音響解析手段の解析結果をもとに自動採譜した結果から、ある一定区間毎のリズム楽器の音の並びのパターンを認識するパターン認識手段と、そのパターン認識手段により認識されたリズム楽器の音の並びのパターン間の類似度の尺度となる距離を算出する距離算出手段と、 その距離算出手段により算出されたパターン間の距離があるしきい値以下の場合に、それらのパターンが存在する区間を同じ採譜結果になるように修正する採譜結果修正手段とを備えている。

    【0006】

    【作用】上記の構成を有する本発明のリズム楽器の自動採譜装置では、入力された音楽信号を音響解析手段が音響的に解析し、音響的な特徴を得る。 次に、時刻判別手段が音響解析結果をもとにリズム楽器のなっている時刻を判別する。 判別された時刻において、種類判別手段が音響解析結果をもとにリズム楽器の種類を判別する。 その後、パターン認識手段が、音響解析結果をもとに自動採譜した結果を、ある一定区間ごとのリズム楽器の音の並びのパターンとして認識する。 距離算出手段がこれらのパターン間の類似度を調べるため、リズム楽器のパターン間の類似度の尺度となる距離を算出する。 そして最後に、採譜結果修正手段が、パターン間の距離があるしきい値以下の場合にそれらのパターンを持つ区間を同じ採譜結果になるように修正して、それを最終的な自動採譜結果とする。

    【0007】

    【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。

    【0008】本実施例は、入力された音楽信号からリズム楽器を自動採譜し、音楽用標準インターフェイスであるMIDIコードを作成するリズム楽器自動採譜装置である。

    【0009】まず、本実施例の構成を図1と図2を用いて説明する。

    【0010】図1に全体の構成図を示す。 マイクや音楽テープ等の音楽信号入力部10はA/D変換部12に接続され、A/D変換部12はフィルタ14に接続されている。 A/D変換部12とフィルタ14は本実施例の音響解析手段である。 フィルタ14の出力が時刻判別手段である時刻判別部16と種類判別手段である種類判別部18に送られるように、フィルタ14が時刻判別部16
    と種類判別部18に接続されている。 また、種類判別部18には時刻判別部16の出力も送られるように、時刻判別部16が種類判別部18に接続されている。 時刻判別部16と種類判別部18の出力がそれぞれ後処理部2
    0に送られるように、時刻判別部16と種類判別部18
    が後処理部20に接続されている。 後処理部20はMI
    DIコード作成部22に接続されている。

    【0011】本発明の特徴である後処理部20の内部の構成図を図2に示す。 パターン認識手段である採譜パターン認識部24は採譜パターン頻度算出部26に接続されている。 採譜パターン頻度算出部26は距離算出手段である採譜パターン間距離算出部28に接続されている。 採譜パターン間距離算出部28は採譜結果修正手段である採譜結果修正部30に接続されている。 また、それぞれが1曲分の採譜データにアクセス出来るように、
    採譜パターン記憶部32に接続されている。

    【0012】次に、本実施例の動作を図1と図2を用いて説明する。

    【0013】音楽信号入力部10から入力された音楽信号は、A/D変換部12でアナログ信号からデジタル信号に変換され、フィルタ14で不必要な周波数帯が取り除かれる。 そして、そのデジタル信号は時刻判別部16
    と種類判別部18に送られる。 時刻判別部16では音楽信号のパワー等を利用して、リズム楽器がなっている時刻を判別する。 また、種類判別部18では、時刻判別部16で判別された時刻における音楽信号の周波数特性や波形形状を利用して、リズム楽器の種類を判別する。 このようにして採譜されたリズム楽器の発音時刻候補と種類候補は後処理部20に送られ、そこで後述する動作に従って採譜結果の修正を施され、MIDIコード作成部22で、MIDIコードに変換される。

    【0014】後処理部20での動作を図2を用いて説明する。 時刻判別部16で判別された発音時刻候補と種類判別部18で判別された種類候補は、採譜パターン認識部24で1小節分の採譜結果を1つのパターンとして認識される。 認識された採譜パターンは採譜パターン記憶部32に記憶される。 1曲分の採譜データが採譜パターン記憶部32にたまった時点で、採譜パターン頻度算出部26が同じ採譜パターンがあるかどうかを調べ、採譜パターンの頻度を算出する。 その後、採譜パターン間距離算出部28がそれぞれのパターン間の距離を算出する。 このパターン間の距離の算出法については、後にフローチャートを用いて詳述する。 全てのパターン間の距離を算出した後、採譜結果修正部30が距離がしきい値以下のパターンを、実際には同じパターンで演奏されているとみなし、同じパターンに修正する。 この採譜結果の修正法についても、後でフローチャートを用いて詳述する。

    【0015】パターン間距離算出部28における距離算出法について、図3、及び図4のフローチャートを用いて説明する。 ドラムの採譜をした結果である採譜パターンの例を図6に示す。 発音時刻は小節の開始時刻からの規格化された時刻であり、4分音符の時間が48になるように規格化されている。 また、この採譜結果は4/4
    小節の曲を採譜したものとする。 即ち、1小節の規格化された時間は、48*4=192である。 楽器種類のバスはバスドラム、スネアはスネアドラム、ロータムはロータムドラムを表している。 距離算出の例としてこのドラムの採譜結果を用いる。

    【0016】距離を求めるべきパターンをパターン1、
    パターン2とする。 まず、最初に変数を初期化する(S
    10)。 SND1、SND2にパターン1、パターン2
    の採譜結果数(音数)を代入し、Dに0、L1、L2に1を代入する。 Dはパターン1とパターン2の距離を代入する変数。 L1、L2はそれぞれパターン1、パターン2の中で、何番目の採譜結果に注目しているか、を表す変数である。 例として、図6のパターンAをパターン1、パターンBをパターン2とすると、パターン1、パターン2とも4つの採譜結果からなっているので、SN
    D1=4、SND2=4である。 次に、パターン1にL
    1番目の採譜結果があるかどうか調べ(S12)、あればパターン1のL1番目の採譜結果を取り出す(S1
    4)。

    【0017】同じように、パターン2のL2番目の候補があるかどうか調べ(S16)、あればパターン2のL
    2番目の採譜結果を取り出す(S18)。 例では、パターン1から[0、バス]、パターン2から[0、バス]
    という採譜結果が取り出される。 ここで、[発音時刻、
    楽器種類]である。 これらをそれぞれ、結果1、結果2
    と呼ぶ。 次に、結果1と結果2の音のなっているタイミングを比較するために、発音時刻が同じかどうかを調べる(S20)。 同じならば、同じタイミングでなっているので、結果1と結果2の楽器種類を比較して、結果1
    と結果2の距離を求める(S22)。 この距離は、楽器種類が同じならば0である。 違う場合は、あらかじめ定められた楽器間のコスト(距離)を用いる。

    【0018】楽器間のコストとは、どの楽器とどの楽器が自動採譜で間違えやすいか、というデータをあらかじめ調べておき、間違えやすい楽器間のコストを小さく、
    間違えにくい楽器間のコストを大きく設定したものである。 例では、図7に示すようにコストが、あらかじめ定められているとする。 脱落付加のコストとは、実際はドラムがなっていないところで、なんらかの採譜結果を出力してしまったり、実際はドラムがなっているのに、何も採譜結果を出力しなかったりした時のコストである。
    また、図7より、バスとロータムのコストは1で、バスとスネアのコストは3である。 これは、バスとロータムは自動採譜で間違えやすいが、バスとスネアは間違えにくいことを表している。

    【0019】図6の例では、楽器種類はどちらもバスであり、結果1と結果2の距離は0である。 この距離をD
    1とする。 そして、パターン間の距離Dに、いま調べた採譜結果間の距離D1を加え、パターン1とパターン2
    のそれぞれについて、注目する採譜結果を1つ後ろにずらす。 これは、L1とL2にそれぞれ1を加えることに対応する(S24)。 例では、D=0、L1=2、L2
    =2となる。 そして、S12に戻り、同じように、パターン1とパターン2の次の採譜結果について、距離を求めていく。

    【0020】S20で、結果1と結果2の発音時刻が異なる場合は、どちらかが、余計に採譜をしているので、
    パターン間の距離Dに脱落付加のコストを加えて(S2
    6)、どちらの発音時刻が早いかを調べる(S28)。
    結果1の方が早い場合は、パターン2はそのままで、パターン1の注目する採譜結果のみを1つ後ろにずらす。
    これはL2はそのままで、L1のみ1を加えることに対応する(S30)。 同様に、結果2の方が早い場合は、
    L1はそのままで、L2のみ1を加える(S32)。 そして、S12に戻り、パターン1のL1番目の採譜結果と、パターン2のL2番目の採譜結果の距離を求めていく。

    【0021】また、S12で、パターン1から取り出すべき採譜結果が残っていない場合(つまり、L1がSN
    D1より大きい場合)、パターン間の距離Dにパターン2の残っている採譜結果の数だけ脱落付加のコストを加える(S34)。 同様に、S16でパターン2から取り出すべき採譜結果が残っていない場合も、パターン間の距離Dにパターン1の残っている採譜結果の数だけ脱落付加のコストを加える(S36)。 S34、またはS3
    6の時点で、パターン1、パターン2とも、コストを計算していない採譜結果はなくなる。 しかし、この計算方法では、パターン内に採譜結果が多ければ、それだけ、
    パターン間距離も大きくなる可能性が高いので、最後に、パターン内の採譜結果の数で、パターン間距離Dを割る。 実際には、パターン1とパターン2の採譜結果数の平均を求め(これをSとする)、パターン間距離DをSで割って、最終的なパターン間距離Dとする(S3
    8)。

    【0022】例では、パターン1とパターン2で楽器種類が異なるのは、[96、バス]と[96、ロータム]
    だけなので、図7より、バスとロータムのコスト1が、
    S38の直前でのパターン間距離Dになる。 また、SN
    D1=4、SND=4より、S=4となり、最終的なパターン間距離Dは、D=1/4=0.25となる。 すなわち、パターンAとパターンBの距離は0.25である。 同様に、パターンAとパターンCの距離を求めてみる。 パターンCの方が余計に1つ採譜結果があるので、
    コストの合計は、脱落付加のコスト5になる。 また、平均採譜結果数は(4+5)/2=4.5なので、パターン間距離は、D=5/4.5=1.11となる。 同様に、パターンBとパターンCの距離の合計を求めてみる。 コストの合計が脱落付加のコスト5とバスとロータムのコスト1の合計になるので、6である。 また平均採譜結果数は4.5なので、パターン間距離は、D=6/
    4.5=1.33となる。

    【0023】すなわち、図6のパターン間の距離は、 パターンA、パターンB間の距離=0.25 パターンA、パターンC間の距離=1.11 パターンB、パターンC間の距離=1.33 となる。

    【0024】次に、採譜結果修正部30における、採譜結果修正法について、図5のフローチャートを用いて詳述する。

    【0025】1曲分の採譜結果に現われる採譜パターンについて、採譜パターン間距離算出部28で、すべての採譜パターンの組合せのパターン間距離を求めた後、パターンの組合せを距離が小さい順に並べる(S50)。
    そして、距離が1番小さい組合せを取り出し(S5
    2)、その距離をしきい値と比較する(S54)。 図6
    の例では、パターンAとパターンBの組合せが距離が1
    番小さい。 例えば、しきい値が1に設定してあるとすると、パターンA、パターンB間の距離は0.25なので、しきい値よりも小さい。

    【0026】距離がしきい値よりも小さい場合は、どちらかが既に統合されたパターンかどうか調べる(S5
    6)。 統合されたパターンかどうかを調べる手法については、後で記述する。 どちらも統合されていないパターンの場合は、2つのパターンのうち頻度の大きいパターンをパターン1、頻度の小さいパターンをパターン2とすると、パターン2をパターン1に統合する(S5
    8)。 統合するとは、同じパターンとみなすということであり、実際にはパターン1は変更せずに、パターン2
    をパターン1と同じになるように変更する。 これは、頻度の大きいパターンは、1曲中に何度も採譜されたパターンであり、正解である可能性が高いため、このような手法にしている。

    【0027】そして、パターン1の頻度を、パターン1
    とパターン2の以前の頻度を加えたものに更新し、パターン2の頻度を0にする(S60)。 すなわち、S56
    で、どちらかが既に統合されたパターンかどうかを調べるには、どちらかのパターンの頻度が0であるかどうかを調べればよい。 頻度が0であれば、それは既に統合されたパターンである。 図6の例では、1曲の採譜結果中にパターンAが10回、パターンBが1回、パターンC
    が5回現われたとすると、パターンAの頻度は10、パターンBは1、パターンCは5である。 S56で、パターンAとパターンBを統合するとき、パターンAの方が頻度が大きいので、パターンBをパターンAと同じになるように変更する。 すなわち、発音時刻96のロータムをバスに変更する。 つまり、発音時刻96のロータムを自動採譜での判別誤りとみなし、バスに修正したことになる。 パターンBは頻度が小さいので、にたようなパターンで、頻度が大きいものがあれば、それと同じパターン(音楽的には同じリズムパターン)とみなすのは、妥当である。 そして、S60の頻度の更新で、パターンA
    の頻度を10+1=11にし、パターンBの頻度を0にする。

    【0028】そして、パターン間の組合せがまだ存在するかどうかを調べ(S62)、あれば、次の組合せを取り出し(S64)、S54に戻り距離としきい値の比較をし、距離がしきい値より小さければ、上と同様にして、パターン間の統合の処理をする。 組合せがもうなければ、処理を終わる。 また、S54で、距離がしきい値よりも大きい場合も、以降の組合せはすべて、しきい値よりも距離が大きいため、その時点で処理を終わる。 図6の例では、S64で次の組合せであるパターンAとパターンCが取り出される。 この距離は、1.11であるため、S54で、距離がしきい値よりも大きく、その時点で処理が終わる。 すなわち、採譜結果の修正としては、パターンBのみであり、発音時刻96のロータムをバスに修正している。 また、かりに別のパターン(パターンD)が存在し、パターンBとパターンDの距離が0.5だとしても、S56で、パターンBは既に統合されたパターン(頻度が0)であり、再び、パターンBが統合されることはない。 これは、あるパターンを統合するときに、距離がしきい値以下のパターンがいくつかあっても、一番距離が小さいもの、すなわち、1番似通ったパターンに統合するためである。

    【0029】なお、本発明は、本実施例に限定されるものではない。 例えば、採譜パターン認識部24において、1小節ごとに採譜パターンを認識するのではなく、
    複数の小節を1つのパターンとして認識してもよい。 また、本実施例は、1曲分の採譜データがたまってから、
    採譜パターンの頻度を算出し、パターン間距離を求め、
    採譜結果の修正を行なっているが、リアルタイムに処理をしたい場合は、1曲中のその時点までの採譜結果を用いて頻度を算出し、採譜結果の修正をリアルタイムに行なうことも可能である。 この場合は、パターン間の距離の算出は、新しいパターンが採譜された時点で、行なわれることになる。

    【0030】また、パターン間の距離の算出法についても、種々の拡張が可能である。 例えば、S20で2つの採譜結果の発音時刻が同じかどうかを調べているが、実際には、時刻判別部16で判別される時刻は必ずしも正確なものではなく、多少のゆらぎを持っているのが普通である。 そこで、発音時刻が正確に一致するかどうかで判断するのではなく、ある許容誤差以内の違いであれば、同じタイミングで楽器がなっていると判断してもよい。 さらに、採譜結果として、同じタイミングで複数の楽器が採譜されることも考えられる。 このときも、距離の算出法を、1つの発音時刻に複数の楽器種類が存在してもいいように拡張することは可能である。 また、音響解析結果から採譜したときの確からしさを、採譜コストとして、パターン間距離の算出に用いてもよい。

    【0031】採譜結果の修正法についても、いくつかの変更が考えられる。 本実施例では、パターン間距離が小さい順にパターンの統合を試みたが、パターンの頻度が小さいものから、パターンの統合を試みてもよい。 また、パターンの統合の時に、本実施例では、頻度が大きいパターンと同一になるように統合したが、2つのパターンの採譜コスト等を参照して、お互いの確からしいところをうまく組み合わせて、新たなパターンを作成してもよい。 その場合は、2つのパターンともその新たなパターンに修正されることになる。

    【0032】

    【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本発明のリズム楽器の自動採譜装置では、音響解析結果のみからリズム楽器の自動採譜をするのではなく、リズム楽器は基本となるパターンの繰り返しによりリズムを取ることが多いという音楽知識を利用して、採譜結果を修正している。 それにより、より自然で精度の高い採譜結果を得ることができるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明のリズム楽器の自動採譜装置の全体の構成を示すブロック図である。

    【図2】本発明の一実施例における後処理部の構成を示すブロック図である。

    【図3】本発明の一実施例における採譜パターン間の距離を算出する手順を示したフローチャートである。

    【図4】本発明の一実施例における採譜パターン間の距離を算出する手順を示したフローチャートである。

    【図5】本発明の一実施例における採譜パターン間距離をもとに採譜結果を修正する手順を示したフローチャートである。

    【図6】本発明の一実施例におけるドラムの自動採譜をした結果である採譜パターンの例を示す図である。

    【図7】本発明の一実施例における楽器間のコストの一例を示す図である。

    【符号の説明】

    10 音楽信号入力部 12 A/D変換部 14 フィルタ 16 時刻判別部 18 種類判別部 20 後処理部 22 MIDIコード作成部 24 採譜パターン認識部 26 採譜パターン頻度算出部 28 採譜パターン間距離算出部 30 採譜結果修正部 32 採譜パターン記憶部

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