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Virtual pet answer system

阅读:410发布:2021-12-28

专利汇可以提供Virtual pet answer system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To actualize interface technology which makes it possible to communicate sufficient information with a server computer through portable telephone and can add an emotional element such as amusement and heartful communication. SOLUTION: This virtual pet answer system is equipped with a center server 14 which provides various information processing services for the user of a portable telephone 12 through a telephone line and the center service 14 is equipped with a user database 32 in which property information on users is related to telephone numbers and registered, a pet property database 34 is which property information on pets that the users virtually raise is related to the telephone numbers and registered, a means 20 which recognizes a caller number when there is an incoming from the portable telephone 12, a means 22 which specifies the user according to the caller number as a key, a means 24 which specifies the properties of a pet, an answer sentence database 36 which stored many answer sentences corresponding to the properties of the pet, a means 26 which selects a basic answer sentence matching the current state from the answer sentence database 36, add the correction according to the properties of the pet to the basic answer sentence, and a means 30 which sends the answer sentence to the portable telephone 12 of the user.,下面是Virtual pet answer system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】電話機を利用するユーザに対して、少なくとも電話回線を通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサーバを備えており、 該センターサーバは、各ユーザの属性情報を当該ユーザの電話番号に関連付けて登録しておくユーザデータベースと、 当該ユーザが仮想的に飼育するペットの属性情報を、ユーザの電話番号と関連付けて登録しておくペット属性データベースと、 ユーザの電話機から着信があった場合に、その発信者番号を認識する手段と、 該発信者番号をキーとして上記ユーザデータベースを検索し、当該ユーザを特定する手段と、 上記発信者番号をキーとして上記ペット属性データベースを検索し、当該ユーザが飼育しているペットの属性を特定する手段と、 予めペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積されている応答文データベースと、 その時の状況に適合した基本応答文を上記応答文データベースから選択すると共に、この基本応答文に対してペットの属性に対応した修正を加えてユーザへの応答文を生成する手段と、 上記応答文をユーザの電話機に送信する手段とを備えたことを特徴とする仮想ペット対応システム。
  • 【請求項2】上記センターサーバは、上記応答文生成手段によって生成された応答文を音声信号に変換する音声合成手段を備え、 上記送信手段は、上記応答文を音声としてユーザの電話機に送信することを特徴とする請求項1に記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項3】上記センターサーバは、音声認識辞書ファイルと、コマンド認識手段とを備えており、 該コマンド認識手段は、ユーザの電話機から所定のコマンドが音声で入力された場合に、上記音声認識辞書を参照して当該コマンドを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項4】上記ペット属性データベース内には、予め用意された複数の性格パターンの中から選択された一つの性格パターンが、各ユーザが仮想的に飼育しているペットの性格パターンとして設定されており、 上記応答文データベース内には、各状況に応じた基本応答文が各性格パターン毎に用意されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項5】上記ペット属性データベース内には、予め用意された複数の種別の中から選択された一つの種別が、各ユーザが仮想的に飼育しているペットの種別として設定されており、 上記応答文データベース内には、ペットの各種別に応じた鳴き声パターンが格納されており、 上記応答文生成手段においては、各状況に応じた基本応答文に対して、上記鳴き声パターンを接頭辞あるいは接尾辞として付加する修正が施されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項6】上記ユーザデータベースあるいはペット属性データベース内には、当該ユーザが行使できるコマンドの範囲に対応したグレードが設定されており、 上記センターサーバは、ユーザが電話機から音声あるいはダイヤル信号を通じて特定のコマンドを入力した場合に、当該コマンドの意味内容を認識する手段と、 当該コマンドと当該ユーザに設定されたグレードを比較し、コマンドの可否を判定する手段とを備え、 上記応答文生成手段は、当該コマンド可否判定手段からの出力結果に応じた応答文を生成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項7】上記ユーザデータベース内には、各ユーザの電子メールアドレスと、検索対象キーワードが設定されており、 上記センターサーバは、各種の情報が蓄積された情報データベースと、 上記検索対象キーワードを用いて定期的に上記情報データベース内を検索し、必要な情報を抽出する手段と、 この検索結果に応じて応答文生成手段が生成した応答文に上記電子メールアドレスを付加して電子メールを生成する手段と、 この電子メールをインターネット経由でインターネット上に配置されたユーザのメールサーバに送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の仮想ペット対応システム。
  • 【請求項8】上記ユーザデータベース内には、各ユーザの利用履歴が通信ログとして格納されており、 上記センターサーバは、上記通信ログを解析して各ユーザの利用履歴を把握する手段と、 この解析結果に応じてユーザデータベース内に設定されたユーザの属性に修正を加えるユーザ属性更新手段と、 上記解析結果に応じてペット属性データベース内に設定されたペットの属性に修正を加えるペット属性更新手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の仮想ペット対応システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話を介した人間とサーバ・コンピュータとのユーザインターフェース技術に係り、特に、恰も携帯電話内で自分専用のペットを飼育しているかのような感覚をユーザに与えることができる仮想ペット対応システムに関する。

    【002】

    【従来の技術】現在、PHSを含めた携帯電話が、年齢層を問わず爆発的に普及しつつあり、インターネットへの接続機能を備えた携帯電話まで登場している。 このように携帯電話の普及が進んでくると、本来の通話機能を越え、様々な情報の処理端末として利用することが期待されるようになる。

    【003】これに対し、携帯電話には小型・軽量化の要請もあるため、さらなる機能を詰め込んで情報処理端末としての利用形態を発展させるとしても、表示デバイスや入デバイスには初めからスペース上の制約が課せられている。 この、携帯電話の多機能化とスペース上の制約という問題を解決するためには、携帯電話を利用する人間とサーバ・コンピュータとの間を取り持つインターフェースが極めて重要となる。 例えば、なるべく少ない入力動作でサーバ・コンピュータに対してコマンドを発することができるようにするため、合成音声でもって選択メニューを操作者に提示し、「#5」といった短い入力動作で複雑なコマンドの入力が完了するような仕掛けが用いられている。 また、サーバ・コンピュータにおける情報処理の結果をユーザに返す場合にも、表示デバイスを用いることなく、コンピュータの合成音声によって伝達されている。

    【004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここまで携帯電話が普及し、我々の最も身近な道具の一つとなってくると、コンピュータからの無味乾燥とした事務的かつ画一的な応答では飽き足らなくなり、そこに何らかの「遊び」の要素や、仮想的とはいえ「気持ちの交流」
    のようなものが求められるようになってくる。

    【005】この発明は、上記要請に応えるために案出されたものであり、携帯電話の限られた入力・表示環境を介してコンピュータとの間で十分な情報のやり取りを可能にするというインターフェース本来の機能を備えると同時に、そこに「遊び」や「気持ちの交流」といった情緒的な要素をも付加することが可能なインターフェース技術を実現することを目的としている。

    【006】

    【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、請求項1に記載された仮想ペット対応システムは、
    電話機を利用するユーザに対して少なくとも電話回線を通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサーバを備えており、このセンターサーバは、各ユーザの属性情報を当該ユーザの電話番号に関連付けて登録しておくユーザデータベースと、当該ユーザが仮想的に飼育するペットの属性情報をユーザの電話番号と関連付けて登録しておくペット属性データベースと、ユーザの電話機から着信があった場合にその発信者番号を認識する手段と、該発信者番号をキーとして上記ユーザデータベースを検索し、当該ユーザを特定する手段と、上記発信者番号をキーとして上記ペット属性データベースを検索し、
    当該ユーザが飼育しているペットの属性を特定する手段と、予めペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積されている応答文データベースと、その時の状況に適合した基本応答文を上記応答文データベースから選択すると共に、この基本応答文に対してペットの属性に対応した修正を加えてユーザへの応答文を生成する手段と、上記応答文をユーザの電話機に送信する手段とを備えたことを特徴としている。 このように、サーバからユーザへの応答文に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペットの属性を反映させることが可能となり、ともすれば無機質となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や「和み」といった要素を付加することが可能となる。 上記「電話機」としては携帯電話が典型であるが、この発明を通常の固定電話に対して適用することも当然に可能である。

    【007】請求項2に記載された仮想ペット対応システムは、上記センターサーバに上記応答文生成手段によって生成された応答文を音声信号に変換する音声合成手段を設けると共に、上記送信手段が上記応答文を音声としてユーザの電話機に送信するように構成したことを特徴としている。

    【008】請求項3に記載された仮想ペット対応システムは、上記センターサーバに音声認識辞書ファイルとコマンド認識手段を設け、ユーザの電話機から所定のコマンドが音声で入力された場合に、上記コマンド認識手段が音声認識辞書を参照して当該コマンドを認識するように構成したことを特徴としている。

    【009】請求項4に記載された仮想ペット対応システムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意された複数の性格パターンの中から選択された一つの性格パターンを各ユーザが仮想的に飼育しているペットの性格パターンとして設定しておき、上記応答文データベース内に、各状況に応じた基本応答文を各性格パターン毎に用意しておくように構成したことを特徴としている。

    【0010】請求項5に記載された仮想ペット対応システムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意された複数の種別の中から選択された一つの種別を各ユーザが仮想的に飼育しているペットの種別として設定しておくと共に、上記応答文データベース内にペットの各種別に応じた鳴き声パターンを格納しておき、上記応答文生成手段において、各状況に応じた基本応答文に対して上記鳴き声パターンを接頭辞あるいは接尾辞として付加する修正を施すように構成したことを特徴としている。

    【0011】請求項6に記載された仮想ペット対応システムは、上記ユーザデータベースあるいはペット属性データベース内に当該ユーザが行使できるコマンドの範囲に対応したグレードを設定しておき、上記センターサーバには、ユーザが電話機から音声あるいはダイヤル信号を通じて特定のコマンドを入力した場合に、当該コマンドの意味内容を認識する手段と、当該コマンドと当該ユーザに設定されたグレードを比較してコマンドの可否を判定する手段とを設けておき、上記応答文生成手段は当該コマンド可否判定手段からの出力結果に応じた応答文を生成するように構成したことを特徴としている。

    【0012】請求項7に記載された仮想ペット対応システムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの電子メールアドレスと検索対象キーワードを設定しておき、上記センターサーバには、各種の情報が蓄積された情報データベースと、上記検索対象キーワードを用いて定期的に上記情報データベース内を検索し、必要な情報を抽出する手段と、この検索結果に応じて応答文生成手段が生成した応答文に上記電子メールアドレスを付加して電子メールを生成する手段と、この電子メールをインターネット上に配置されたユーザのメールサーバに送信する手段とを設けたことを特徴としている。

    【0013】請求項8に記載された仮想ペット対応システムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの利用履歴を通信ログとして格納しておき、上記センターサーバには、上記通信ログを解析して各ユーザの利用履歴を把握する手段と、この解析結果に応じてユーザデータベース内に設定されたユーザの属性に修正を加えるユーザ属性更新手段と、上記解析結果に応じてペット属性データベース内に設定されたペットの属性に修正を加えるペット属性更新手段を設けたことを特徴としている。

    【0014】

    【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る仮想ペット対応システム10の全体イメージを示すものであり、各ユーザの所有する多数の携帯電話12と、このシステム10
    の運用者が管理するセンターサーバ14とが、電話回線網α及びインターネットβを介して接続されている。 また、センターサーバ14には、多数のローカルサーバ16が専用回線を介してネットワーク接続されている。 センターサーバ14とローカルサーバ16との間を、インターネットを介して接続することもできる。 上記センターサーバ
    14及びローカルブサーバ16は、それぞれWWW(World Wid
    eWeb)サーバ機能、メールサーバ機能、アプリケーションサーバ機能、データベースサーバ機能を含んでおり、
    実際には複数のワークステーションやパソコンをネットワーク接続することによって構成されている。 上記ユーザの携帯電話12は、それぞれインターネットβへの接続機能を備えている。

    【0015】上記ユーザは、センターサーバ14が管理するユーザデータベース内に、予め自己の属性情報を登録しておく必要がある。 図2は、ユーザデータベース内に登録されるデータ項目例を示すものであり、ユーザの「携帯電話番号」を筆頭に、「携帯電話の機種」、「名字」、「名前」、「性別」、「生年月日」、「職業」、
    「郵便番号」、「住所」、「メールアドレス」、「FA
    X番号」、「電話番号」、「予納金残高」、「クレジットカード番号」、「クレジットカードの有効期限」、
    「パソコンの有無」、「趣味」、「好きなアーティスト」、「好きなスポーツ」、「欲しい物」、「行きたい国」、「マイブーム」、「キーワード」、「サービス利用履歴」、「最近の興味」といった項目が設定されている。 これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他のデータ項目を設定することも当然に可能である。

    【0016】上記「携帯電話番号」は、各通信キャリアからユーザに対して割り振られる唯一固有の番号であるため、そのままユーザの識別コードとして用いられる。
    上記「携帯電話の機種」は、メール配信する際の、送信可能文字数を割り出すために記述される。

    【0017】また、ユーザは上記ユーザ登録に際して、
    携帯電話12の中で仮想的に飼育するペットの仕様を、上記センターサーバ14が管理するペット属性データベース内に設定する必要がある。 図2にはペット属性データベース内に登録されるデータ項目例も示されており、ユーザの「携帯電話番号」を筆頭に、「ペットの名称」、
    「ペットの種別」、「ペットの性別」、「ペットの出身地」、「ペットの生年月日」、「ペットの寿命」、「ペットのグレード」、「音声パターン」、「鳴き声パターン」、「性格パターン」といった項目が設定されている。 これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他のデータ項目を設定することも当然に可能である。

    【0018】上記の各項目の中、ペットの名称(「タマ」や「ポチ」等)、ペットの種別(「犬」、「猫」、
    「馬」、「モンスター」等)、ペットの性別(「雄」か「雌」)、ペットの出身地(「関西」、「東北」、「関東」、「九州」等)、ペットの生年月日については、ユーザ側でデータが選択・入力される。 これに対し、ペットの寿命やペットのグレード、音声パターン、鳴き声パターン、性格パターンは、システム運用者の側で設定される。 ペットの寿命(例えば「3年」)は、ユーザの関与しないところで設定しておく方が、ユーザとペットとの間にある種の緊張感を演出できるといえる。 また、音声パターンや鳴き声パターンは、ユーザの選択したペットの性別や年齢(生年月日)、種別によって自動的に決定される。 ペットのグレードとは、当該ペットが実行できるコマンドのレベル(範囲)に対応しており、ハイグレードのペットを飼っているユーザは、それだけ高度な情報処理をペットに命ずることが可能となる。 このペットのグレードは、後で詳細に説明するように、ユーザによる本システムの使用度に応じてアップするように仕組まれている。 したがって、最初は一番低いグレードから出発することとなる。

    【0019】ペットの性格パターンは、ある程度ユーザのキャラクタを反映するように設定されるものであり、
    具体的にはユーザに対して性格判定用の複数の質問を出題し、これに対する回答の内容と傾向を所定の基準に従って分析することにより、特定の性格パターンが設定される。 この性格パターンとしては、例えば以下のようなものが挙げられる。 (1)温厚誠実で控えめな性格。 でもすべてに遠慮がち。 (2)放浪癖はあるが、冷静でクールな性格。 すぐ行方不明になる。 (3)わがままでいじっぱりな性格。 頑固だが、意外にやさしかったりする。 (4)好き嫌いが激しいねくらオタク。 でも気前だけはいい。 (5)自信過剰で態度がでかい。 でも落ち込みやすい性格 (6)思い込みが激しいデリケートで繊細な性格。 でも気配り上手。 (7)おしゃれでトレンディで好奇心旺盛。 でもプライドが高い。 (8)ねあかで素朴。 頭の回転が鈍い。 いわゆるバカかもしれない。 (9)野心的で話がでかい。 でも粘り強い。 すごく勝ち気。 (10)社会性に欠け、おやじくさいが素朴で純情。 (11)正義感が強い努力家だが、理屈っぽい。 (12)喜怒哀楽が激しいイヤミな性格。 うそつき。 でも努力家。 (13)落ち着きがなくうるさい性格。 警戒心が強い。 (14)親分肌のしっかり者。 計算高い。 (15)1つのことにこだわる情熱家。 のめり込みやすい。 (16)個性的でロマン派。 潔くプラス志向。 (17)やんちゃでやさしい。 でもあきらめが早い。 (18)楽天的だが、すぐカッコをつけたがる。 愛想がいい。 (19)物腰が柔らかく穏やかで奥ゆかしい大器晩成型。
    竹を割ったよう。 (20)まめで細かく保守的。 すぐおべっかを使う。 このような性格パターンは、具体的にはユーザに対する言葉使いやセリフの差異として反映されるのであるが、
    詳細は後述する。 また、質問事項としては、以下のようなレベルのものが10問程出題される。 1)アメリカとヨーロッパを比べると、アメリカの方が好きだ。 □Yes □No 2)ドラマ「ビューティフルライフ」を見ていた。 □Yes □No

    【0020】携帯電話12のユーザが、上記した本システム10の新規ユーザ登録及びペットの仕様登録を行う場合には、まず自己が所有するパソコンからインターネットβ経由でセンターサーバ14のWebサイトにアクセスし、
    所定の入力用フォームをパソコン画面上に表示させる。
    そして、最低限入力が求められている項目にキーボードやマウスを使ってデータを入力し、Webサイトに送信することによって登録手続が完了する。 パソコンを所有していないユーザは、事前にシステム運用者から申込用紙を入手して必要事項を記載した後、ファクスや郵送によって運用者宛に送付すればよい。 運用者側では、送付された申込用紙に記載されたデータをユーザデータベース及びペット属性データベース内に格納して新規ユーザ登録を完了した後、ユーザの携帯電話12に対してメールを配信し、新規登録完了の通知を行う。

    【0021】以上のようにして登録を済ませたユーザは、以後自分の携帯電話12介してセンターサーバ14から様々なサービスを受ける際に、自己のペットをエージェントとして使役することが可能となる。 まず初めに、図3のフローチャートに従い、このシステム全体の流れを概説する。

    【0022】ユーザは、自己の携帯電話12からセンターサーバ14の電話番号を入力し、電話回線網α経由でセンターサーバ14に接続する。 ユーザからの着信を受けると(S10)、センターサーバ14では発信者番号を電話回線網αから取得すると共に(S12)、ユーザデータベースを検索し(S14)、当該発信者番号に該当するユーザを特定する(S16)。 ここで、ユーザデータベース内に当該発信者番号に該当する携帯電話番号が登録されていない場合には、未登録者からのアクセスと判断し、予め録音されていた音声ガイダンスを流し、新規加入を促す(S18)。 これに対し、発信者番号に該当する携帯電話番号が登録されている場合には、ペット属性データベース内を検索し、当該携帯電話番号と関連付けられたペットの属性が特定される(S20)。

    【0023】ここで必要であれば、予め設定されたペットの属性に従い、第一声が発せられる(S22)。 例えば、「久しぶりだにゃ〜。何の用だにゃん?」といった音声が合成され、ユーザの携帯電話12に返される。 これに促され、ユーザが携帯電話12のプッシュボタンを押して所定のコマンドを入力すると(S24)、当該コマンドが当該ユーザに対して許容されたものであるか否かが判定される(S26)。 具体的には、ペット属性データベース内の「ペットのグレード」と選択されたコマンドとが比較され、許容範囲外のコマンドであると判定された場合には、そのコマンドを受け付けない旨、及び他のコマンドを選択し直すべき旨を伝える音声が合成され、ユーザの携帯電話12に返される(S28、S30)。 例えば、
    「それは10年早いにゃん」、「別のコマンドを入力し直すにゃん」といったセリフが該当する。 これに対し、
    許容範囲内のコマンドである場合には、「いまやるから、ちょっと待っててにゃ〜」といった受諾を示す旨の応答が音声で返される(S32)。

    【0024】後は、サーバ側で当該コマンドに対応した必要な処理が実行され(S34)、その結果が利用履歴としてユーザデータベース内の該当項目に記述された後に(S36)、回線が切断される(S38)。 もちろん、回線が切断される前に、「ちゃんとやったから安心するにゃん」といった音声を流すこともできる。 また、コマンドの内容によっては、処理が完了するまでに時間がかかることもある。 この場合には「後で必ずやっとくからにゃ〜」といった音声を流して回線を切断し、コマンド処理完了後に利用履歴の更新を行ってもよい。 この際、「さっきの仕事は今済んだにゃん」といった内容を記述した電子メールを、ユーザの携帯電話12に配信することが望ましい。

    【0025】つぎに、このシステムを実現するための機能構成について、図4〜図9のブロック図に従って説明する。 図4は、このシステム10が果たす諸機能の中で、
    発信者番号を基にユーザ及びペットの属性を特定すると共に、当該ユーザの飼育するペットの属性を反映させた応答をシステム10からユーザに対して返すための機能構成に焦点を当てたものであり、発信者番号認識手段20
    と、ユーザ特定手段22と、ペット属性特定手段24と、応答文生成手段26と、音声合成手段28と、音声送信手段30
    と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベース
    34と、応答文データベース36が用いられている。 上記発信者番号認識手段20、ユーザ特定手段22、ペット属性特定手段24、応答文生成手段26、音声合成手段28、音声送信手段30は、センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。 また、上記ユーザデータベース32、ペット属性データベース34、及び応答文データベース36は、同コンピュータのハードディスク内に格納されている。

    【0026】ユーザの携帯電話12からセンターサーバ14
    が着信を受けると、発信者番号認識手段20が起動して当該携帯電話12の発信者番号を受け取り、これをユーザ特定手段22に出力する。 この発信者番号は、NTT等の通信キャリアが実施している番号通知サービス(ナンバーディスプレイサービス)によってもたらされるものであり、電話回線網αに含まれる交換機から送信されてくるデータによって特定される。 ユーザ特定手段22は、発信者番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、
    該当する携帯電話番号に関連付けられたユーザを特定する。 同時に、ペット属性特定手段24において該当する携帯電話番号に関連付けられたペットの属性が特定される。 なお、図示は省略したが、ユーザ特定手段22における検索の結果、発信者番号に対応する携帯電話番号の登録例が発見できない場合には、未登録者からの着信と判断され、新規登録を促す音声ガイダンスが返されることは上記した通りである(図3のS18)。

    【0027】応答文生成手段26においては、応答文データベース36内を検索し、現在の状況に適合した基本応答文を選択すると共に、ペット属性特定手段24からの出力結果に対応した加工を施して、具体的な応答文を生成する。 例えば、現在の状況がユーザからの着信を受けた直後であれば、これに対応するものとして、以下のごとき基本応答文が応答文データベース36内に予め用意されている。 お呼びですか? 何か用か? 呼んでくれてありがと 実際にはもっと多くの基本応答文が各状況毎に用意されているのであるが、ここでは説明の便宜上、数を限定している。

    【0028】応答文生成手段26は、当該ユーザの飼育しているペットの性格パターンを参照して、具体的な基本応答文を選択する。 例えば、「やさしくて丁寧」という性格パターンが設定されている場合には、が基本応答文として選択される。 この基本応答文に対して、ペットの種別毎に特定される鳴き声が接頭辞あるいは接尾辞として追加される。 例えば、当該ユーザのペットがネコである場合には、「ニャオ〜ン、呼んでくれてありがとニャン」のように基本応答文が修正される。

    【0029】また、当該ユーザの前回着信日時をユーザデータベース32の「サービス利用履歴」から読み出し、
    一定期間以上経過している場合には、「久しぶり」とか、「随分ご無沙汰」といった言葉を付加することもできる。 あるいは、前回着信日時からあまり時間が経過していない場合には、「ネコ使いが粗いな〜」とか「面倒くさいな〜」といったセリフを、当該ペットの性格パターンや種別に応じて選択・付加することもできる。

    【0030】上記のようにして応答文生成手段26において生成された応答文は、音声合成手段28に出力され、そこでペット属性データベース内に設定された音声パターンに従った音声信号に変換される。 この音声信号は、音声送信手段30によってユーザの携帯電話12に送信され、
    そのスピーカーから音声として出力される。

    【0031】図5は、このシステム10が果たす諸機能の中で、ユーザからのコマンド入力が音声でなされた場合に、その音声コマンドを認識すると共に、コマンド入力に対して音声で応答するための機能構成に焦点を当てたものであり、コマンド認識手段38と、コマンド適否判定手段40と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24
    と、音声合成手段28と、音声送信手段30と、音声認識辞書ファイル42と、ペット属性データベース34と、応答文データベース36が用いられている。 上記コマンド認識手段38及びコマンド適否判定手段40は、センターサーバ14
    を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。 また、上記音声認識辞書ファイル42は、同コンピュータのハードディスク内に格納されている。

    【0032】ユーザが自己の携帯電話12から音声で所定のコマンドを入力すると、コマンド認識手段38が起動し、音声認識辞書ファイル42を用いてその音声コマンドの意味を解釈する。 ここで、例えば好きなアーティストの情報収集を依頼するコマンド(例えば「○○の情報を集めて!」)が入力されたことが認識されると、この認識結果はコマンド適否判定手段40に渡される。 コマンド適否判定手段40は、ペット属性データベース34内に記述された当該ペットのグレードを参照し、そのグレードのペットに許容されたコマンドであるか否かを判定する。
    この場合には、最も初歩的な検索依頼コマンドであるため、当然ながら「可」の判定が下される。 この判定結果は応答文生成手段26に送出され、適当な応答文が生成される。 例えば、ペット属性特定手段24によって抽出された当該ペットの属性に対応して「了解!ちょっと待っててニャン」という応答文が生成され、音声合成手段28によって音声信号に変換された後、音声送信手段30を介してユーザの携帯電話12に送信される。 ユーザから入力された音声コマンドが、当該ペットのグレードを越えたより高級なコマンドである場合には、コマンド適否判定手段40において当然ながら「否」の判定が下され、上記のように例えば「10年早い」といった意味内容のセリフが返される。

    【0033】なお、ユーザが選択したコマンドがより複雑な処理を要するものであるときは、ユーザとペット(システム10)との間で音声による情報のやり取りが複数回往復することとなる。 例えば、ユーザがある物品をオークションに出すことを希望している場合には、まず最初に「物を売りたい」という定型コマンドを発声し、
    これに対してペット(システム10)側からは「何を売りたいニャ〜?」というような質問を返す。 これに答えてユーザから「車を売りたい」という回答を音声で入力すると、「車種は何ニャ〜」、「いくらなら売るニャン?」といった質問が立て続けに発せられる。 このようなやり取りを何回か繰り返す中に、売却希望物品の種類や最低価格、その他の条件を電話を通じて確定することが可能となる。 もちろん、この間にも「生意気に」とか「いよっ、太っ腹!」といった当該ペットの性格を反映するようなセリフが応答文生成手段26によって適宜挿入され、恰も擬人化されたペットと本物の会話を交わしているような錯覚をユーザに与えることが望ましい。

    【0034】ユーザから入力されるコマンドは必ずしも音声に限られるものではなく、携帯電話12のプッシュボタンを介した入力動作によってコマンドの選択をより確実に行うこともできる。 すなわち、予めユーザに対してはコマンドの内容とプッシュボタンの組合せとの対応関係を示す一覧表が配布されており(この対応表には、例えば「01」の入力が検索依頼を意味し、「02」の入力が購入依頼を意味するといった約束事が記述されている)、ユーザはこの一覧表に従ってコマンドを選択入力する。 これに対し、システム10の側も同様の対応テーブルを備えており、コマンド認識手段38が携帯電話12から入力されたトーン信号をこの対応テーブルに当てはめることによってコマンドの内容が認識される。 後は上記と同様、応答文生成手段26によって応答文が生成され、音声合成手段28によって音声信号化された上でユーザの携帯電話12に送信される。

    【0035】上記にあっては、ユーザからの個別のリクエストに応じてペットが応答する機能について説明したが、このシステム10は定期または不定期に情報を収集し、ペットの側からユーザに対して自動配信する機能も備えている。 図6は、この情報の自動配信を実現するための機能構成を示すブロック図であり、情報検索手段44
    と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24と、広告文選択手段46と、電子メール生成手段48と、電子メール送信手段50と、ユーザデータベース32と、情報データベース52と、応答文データベース36と、ペット属性データベース34と、広告文データベース54とが用いられている。 上記情報検索手段44、広告文選択手段46、電子メール生成手段48、電子メール送信手段50は、センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。 また、上記情報データベース52、及び広告文データベース54は、同コンピュータのハードディスク内に格納されている。

    【0036】上記情報データベース52、及び広告文データベース54内には、外部の情報提供会社や広告会社のローカルサーバ16から送信された新着情報が、定期的に更新・蓄積されている。 情報検索手段44及び広告文選択手段46は、ユーザデータベース32内に格納された各ユーザの「趣味」や「好きなアーティスト」、「行きたい国」
    等の項目を定期的に参照し、そこに記述された言葉をキーワードとして情報データベース52及び広告文データベース54内を検索する。 そして、情報検索手段44及び広告文選択手段46によって抽出された情報は、応答文生成手段26に出力される。 応答文生成手段26では、応答文データベース36から適当な導入文例や繋ぎの文例を抽出し、
    これを情報検索手段44や広告文選択手段46からの出力情報に付加して送信メールの本文を生成する。 この際、ペット属性特定手段24から出力される当該ユーザのペットの属性に応じた文例が選択されると共に、必要な鳴き声パターンが付加されることはいうまでもない。 ここで生成された送信メールの本文は電子メール生成手段48に出力され、そこで当該ユーザのメールアドレスが宛先欄に記述されて電子メールが生成される。 この電子メールは、電子メール送信手段50を介してユーザの電子メールアドレスに該当するインターネット上のメールサーバに送信される。 後は、通信キャリアのメール配信サービスによって当該電子メールがユーザの携帯電話12に配信される。

    【0037】ユーザにとっては、自分が興味を持っているテーマに関する情報や広告が定期的に自動配信されるため、自主的に情報を検索する手間が省ける。 また、情報や広告を提供する側からしても、見込みの高いユーザに対して効率的に情報を配信できる利点がある。 特に、
    ペットからのお知らせという体裁をとっているため、広告文の場合にも押し付けがましい印象が薄れ、ユーザの警戒心が緩和されることが期待できる。 なお、ペットからの情報伝達方法としては、上記の電子メール配信に限られるものではなく、例えばペットの側からユーザに電話を掛け、音声によって情報を伝えるように構成することもできる。 この場合には、センターサーバ14内にダイヤル信号生成手段を設け、ユーザの携帯電話12に回線接続させた後、音声合成手段28によって音声化された情報を携帯電話12のスピーカから流せばよい。

    【0038】各ユーザが仮想的に飼育しているペットは、ユーザによるこのシステム10の利用度(利用回数や利用時間)に応じて成長させることができる。 図7は、
    このペットの成長を実現させるための機能構成を示すブロック図であり、通信ログ解析手段56と、ユーザ属性更新手段58と、ペット属性更新手段60と、シナリオ選択手段62と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベース34と、シナリオデータベース64とが用いられる。 上記通信ログ解析手段56、ユーザ属性更新手段58、ペット属性更新手段60、シナリオ選択手段62は、センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。 また、上記シナリオデータベース64は、同コンピュータのハードディスク内に格納されている。

    【0039】上記ユーザデータベース32内に格納された各ユーザのレコード中には、「サービス利用履歴」の項目が設定されており、そこにサービス開始以来の利用履歴が記録されている。 そこで、通信ログ解析手段56は、
    この利用履歴を所定の基準に従って定期的に分析することにより、当該ユーザの利用度を把握することができる。 そして、このようにして把握した利用度を所定の基準に照らして評価することにより、当該ユーザが飼っているペットの属性に修正を加えることができる。 例えば、利用時間の積み重ねによってペットのグレードをアップさせ、それに応じてユーザが行使できるコマンドの範囲が拡大するように設定することが挙げられる。 具体的には、ペット属性更新手段60により、ペット属性データベース34内の「グレード」項目が書き換えられる。 このように、ユーザの利用度をペットのグレードに連動させることにより、ユーザによるこのシステムの利用を促す効果が期待できる。 逆に、一定期間以上利用実績がない場合にはペットのグレードをダウンさせることも考えられる。 また、ユーザの利用度に応じてペットの「性格パターン」を変更することもできる。 例えば、最初は粗暴な性格パターンに設定されていたペットが、徐々に従順な性格パターンに更新されていくことが挙げられる。

    【0040】また、通信ログ解析手段56における解析結果に応じ、当該ユーザのペットに対して特別なシナリオを適用させることもできる。 例えば、一定期間以上の利用実績がない場合には、「ペットが家出をしてしまった」という設定のシナリオを適用させることが挙げられる。 具体的は、シナリオ選択手段62が通信ログ解析手段
    56からの出力を所定の基準に従って評価し、シナリオデータベース64内に格納された多数のシナリオパターンの中から該当するものを選択し、ペット属性データベース
    34内に格納されたペットの「適用シナリオ」の項目に選択されたシナリオパターンのコードが記述される。 次回、ユーザがこのシステム10に接続した際には、上記家出シナリオが適用される。 例えば、当該ユーザと関連付けられたペットの属性が特定されると同時に、「○○
    (ペットの名称)は家出しちゃったから、しばらくの間は私○○がお相手します」といった音声をユーザに返し、それまでとは全く異なる属性(性格パターン、音声パターン、性別等)を一時的に適用させる。 そして、この状態のまま一定以上の利用時間が積み重なった時点で、「大分反省したようだから戻ってきたニャン」というようなコメントと共に、突然元の属性に復帰させればよい。

    【0041】通信ログ解析手段56からの出力に応じて、
    ユーザデータベース32内のレコードに対して修正を加えることもできる。 例えば、当該ユーザがこのシステム10
    を用いて特定のテーマ(例えば「ダイビング」)に関する情報の検索を頻繁に行っている事実が把握された場合には、「最近の興味」の項目に「ダイビング」が記述される。 この結果、上記したペットからの自動情報配信に際しては、「ダイビング」に関連した情報が自動的に収集・配信されることとなる。

    【0042】このシステムにおいてユーザが選択できるコマンドとしては、特定情報の収集依頼や懸賞応募依頼、各種の予約依頼、物品購入依頼、物品売却(オークション)依頼など多岐に亘っている。

    【0043】図8は、一例としてユーザが懸賞への応募を依頼する際の機能構成を示すブロック図であり、コマンド認識手段38と、必要データ抽出手段66と、応募データ登録手段68と、応募データ送信手段70と、ユーザデータベース32と、応募案件データベース72と、懸賞応募データベース74とが用いられる。 上記必要データ抽出手段
    66、応募データ登録手段68、応募データ送信手段70は、
    センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、
    OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。 また、上記応募案件データベース72、及び懸賞応募データベース74は、同コンピュータのハードディスク内に格納されている。

    【0044】上記応募案件データベース72には、外部の懸賞提供会社のローカルサーバ16から送信された応募案件が蓄積されており、ユーザに対しても新着の応募案件に関する情報が事前に配信されている。 そして、ユーザが自己の携帯電話12から音声やプッシュボタンの入力動作によって懸賞応募のコマンドを発すると、コマンド認識手段38がこれを検知し、必要データ抽出手段66に出力する。 必要データ抽出手段66は、応募案件データベース
    72を参照して当該ユーザが選択した応募案件の募集条件を認識すると共に、ユーザデータベース32内から当該ユーザの氏名、住所、年齢、職業等の必要項目を抽出し、
    応募データを生成する。 この応募データは、応募データ登録手段68によって懸賞応募データベース74内に一時的に格納され、募集期限が到来する前に応募データ送信手段70によって懸賞提供会社のローカルサーバ16に送信される。 懸賞応募の結果(当たり外れ)は、ローカルサーバ16からユーザの携帯電話12へ直接電子メールにて通知される。

    【0045】ユーザがこのシステム10を利用する過程で、システム運用者や外部の情報・サービス提供会社に対して様々な代金を支払う必要が生じる場合が当然生じる。 この代金の決済方法として、クレジットカードを用いるのが最も一般的であるが、それ以外の決済方法として、予納金充当方式を用いることもできる。 図9は、この予納金充当決済を実現させるための機能構成を示すブロック図であり、発信者番号認識手段20と、正当性判定手段76と、残高特定手段78と、決済可否判定手段80と、
    決済処理手段82と、残高更新手段84と、ユーザデータベース32とが用いられる。 上記正当性判定手段76、残高特定手段78、決済可否判定手段80、決済処理手段82、残高更新手段84は、センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行することによって実現される。

    【0046】この予納金充当方式の利用を希望するユーザは、予めシステム運用者に対して予納金(例えば1万円程度)を納付しておく。 システム運用者は、この予納金額のデータをユーザデータベース32内の「予納金残高」の項目に記述しておく。 そして、ユーザが代金の支払い義務が発生するコマンドを選択した場合、当該ユーザの発信者番号を発信者番号認識手段20が認識し、残高特定手段78に出力する。 残高特定手段78は、当該発信者番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、当該発信者の予納金残高を特定すると共に、その結果を決済可否判定手段80に出力する。 また、ユーザに対しては暗証番号の入力がシステム側から求められ、これに応じてユーザが携帯電話12のプッシュボタンから暗証番号を入力すると、正当性判定手段76が入力された文字列とユーザデータベース32内に格納されたユーザの暗証番号とを比較し、その結果を決済可否判定手段80に出力する。
    決済可否判定手段80においては、ユーザの残高情報とユーザが選択したコマンドの金額情報とを比較し、前者が後者を上回っており、しかも暗証番号が一致している場合にのみ、決済処理手段82に対して決済可の出力を行う。 これを受けた決済処理手段は、ユーザの求めているコマンドの処理を実行に移す。 この後、残高更新手段84
    が起動して、ユーザデータベース32内の予納金残高を代金分だけ減算する更新を行う。 ユーザは、所定の払込用紙を用いてコンビニエンス・ストアや郵便局、銀行から予納金を適宜補充すればよい。

    【0047】

    【発明の効果】この発明に係る仮想ペット対応システムにあっては、上記のようにサーバからユーザへの応答文に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペットの属性を反映させることが可能となり、ともすれば無機質となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や「和み」といった要素を付加することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明に係る仮想ペット対応システムの全体イメージを示す説明図である。

    【図2】上記システムに含まれるユーザデータベース及びペット属性データベースのデータ項目例を示す説明図である。

    【図3】このシステムの全体の処理手順を示すフローチャートである。

    【図4】発信者番号を基にユーザ及びペットの属性を特定すると共に、ユーザの飼育するペットの属性を応答文に反映させるための機能構成を示すブロック図である。

    【図5】ユーザからの音声によるコマンドを認識すると共に、これに対して音声で応答するための機能構成を示すブロック図である。

    【図6】ペットが収集した情報をユーザに対して自動配信するための機能構成を示すブロック図である。

    【図7】ユーザによるシステムの利用度に応じて仮想ペットが成長することを実現するための機能構成を示すブロック図である。

    【図8】ユーザが懸賞への応募をペット(システム)に依頼する際の機能構成を示すブロック図である。

    【図9】予納金充当決済を実現させるための機能構成を示すブロック図である。

    【符号の説明】

    10 仮想ペット対応システム 12 携帯電話 14 センターサーバ 20 発信者番号認識手段 22 ユーザ特定手段 24 ペット属性特定手段 26 応答分生成手段 28 音声合成手段 30 音声送信手段 32 ユーザデータベース 34 ペット属性データベース 36 応答分データベース 38 コマンド認識手段 40 コマンド適否判定手段 42 音声認識辞書ファイル 44 情報検索手段 48 電子メール生成手段 50 電子メール送信手段 52 情報データベース 56 通信ログ解析手段 58 ユーザ属性更新手段 60 ペット属性更新手段

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z Fターム(参考) 2C001 AA00 AA17 BA00 BA06 BB00 BB05 CB01 CB08 CC03 DA00 DA06 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND14 ND20 NK46 PP10 PP13 PP30 PQ02 PQ04 UU40 5K101 KK02 LL12 NN08 NN13 NN16 PP03 PP05

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