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Detection of force in force controller

阅读:220发布:2021-01-06

专利汇可以提供Detection of force in force controller专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide a method for detecting force in a force controller capable of detecting external force with high accuracy in the force controller which performs force control. CONSTITUTION:A learning mechanism 4 is constituted of a neural network using multilayer perceptron, and learning is performed so as to estimate disturbance by the neural network by inputting operation information as learning input data in a learning stage, and also, using the detection value of the force (disturbance) as a teacher signal, and moreover, it is judged whether or not a force (disturbance) detection value matches a disturbance estimation value in the next stage, and when it is judged that matching between them is obtained, the disturbance estimation value other than the external force is outputted from the result. In a stage that the force controller performs force control work, the learning mechanism 4 calculates the disturbance estimation value Fn other than the external force by inputting the operation information, and detects a net external estimation value F by subtracting the disturbance estimation value Fn from a value Fg outputted from a force detection mechanism 3 by a subtractor 5.,下面是Detection of force in force controller专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】実作業を行なわない無負荷状態で、力制御装置が実作業で行なう可能性のある動作を力制御装置に指令し、前記指令による動作に伴う力を検出する力検出手段を用いる外乱検出段階と、少なくとも、前記指令により力制御装置が動作した時に得た動作情報を学習入力データとし、前記力検出手段の力検出値を教師信号として、外力以外の外乱を推定するための学習段階と、前記力検出値と外乱推定値とが一致しているかどうかを判定する段階と、一致した後、負荷状態で力制御装置が作業を行なう場合に、前記力検出手段から得られる力検出値から前記外乱推定値を差し引くことにより、正味の外力を推定して外力を検出する段階とから成ることを特徴とする力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項2】前記学習段階の外乱を推定する手段としてニューラルネットワークを用いたことを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項3】前記力検出手段として力制御装置のアクチュエータが受ける力を直接検出する力センサを用いたことを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項4】前記外乱検出段階の力検出手段として外乱オブザーバを用いたことを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項5】前記動作情報が位置情報であることを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項6】前記動作情報が位置情報と速度情報とであることを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項7】前記動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであることを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 【請求項8】学習段階の学習入力データとして操作量を加えたことを特徴とする請求項1記載の力制御装置における力の検出方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、組立・加工作業や仮想現実における等に用いるロボット等の力制御装置において、力制御装置に支持された部材や加工工具等若しくは直接力制御装置に加わる力の検出方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】力制御装置を用いてワークを加工する場合、加工工具でワークに所望の力を作用させながら加工していくが、該力を制御するためには、ワークに加わる力を正確に検出しなければならない。 この力の検出方法として例えば力センサが使われるが、この力センサの力検出値には、力センサにかかる重力成分の装置の姿勢による変化、装置の動作に伴う慣性力といった加工力以外の外乱が含まれ、精度の良い加工力検出を行なうことができない問題がある。 この問題を解決するために提案されたものとしては特開平4−148307号に開示されている方法がある。 この特開平4−148307号に見られる方法を要約すれば次の通りである。

    【0003】即ち、設定された教示データを加工作業無しで実作業の前に実行し、加工力以外の力である力センサの検出値を較正値として順次メモリに記憶保存する。
    そして実際の加工作業時には力センサの検出値からメモリに記憶した同期対応する較正値を差し引き、正味の加工力を演算して求めるのである。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の力の検出方法は、装置が予め作成した教示データに従って動作する場合に有効な方法であり、例えば、仮想現実においてオペレータに力感覚を付与するといった場合など、予めその動作が設定されていない場合には対応できない。

    【0005】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは力制御を行なう力制御装置において、外力を精度良く検出する力制御装置における力の検出方法を提供するにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1の発明では、実作業を行なわない無負荷状態で、力制御装置が実作業で行なう可能性のある動作を力制御装置に指令し、前記指令による動作に伴う力を検出する力検出手段を用いる外乱検出段階と、少なくとも、
    前記指令により力制御装置が動作した時に得た動作情報を学習入力データとし、前記力検出手段の力検出値を教師信号として、外力以外の外乱を推定するための学習段階と、前記力検出値と外乱推定値とが一致しているかどうかを判定する段階と、一致した後、負荷状態で力制御装置が作業を行なう場合に、前記力検出手段から得られる力検出値から前記外乱推定値を差し引くことにより、
    正味の外力を推定して外力を検出する段階とから成ることを特徴とする。

    【0007】請求項2の発明では、請求項1記載の発明において、前記学習段階の外乱を推定する手段としてニューラルネットワークを用いたことを特徴とする。 請求項3の発明では、前記力検出手段として力制御装置のアクチュエータが受ける力を直接検出する力センサを用いたことを特徴とする。 請求項4の発明では、前記外乱検出段階の力検出手段として外乱オブザーバを用いたことを特徴とする。

    【0008】請求項5の発明では、前記動作情報が位置情報であることを特徴とする。 請求項6の発明では、前記動作情報が位置情報と速度情報とであることを特徴とする。 請求項7の発明では、前記動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであることを特徴とする。

    【0009】請求項8の発明では、学習段階の学習入力データとして操作量を加えたことを特徴とする。

    【0010】

    【作用】請求項1の発明によれば、負荷状態で力制御装置が作業を行なう場合に、力検出手段により得た力の検出値から外乱推定値を差し引くことにより、正味の外力を推定して外力を検出するので、正味の外力を高精度に検出でき、この検出結果によって組立、加工、力感覚の付与といった様々な力制御の精度の向上に著しく寄与することができる。

    【0011】請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、学習段階の外乱を推定する手段としてニューラルネットワークを用いたので、非線形特性の学習が可能で、学習結果は汎化能力を持つことになる。 請求項3
    の発明によれば、請求項1の発明において、前記外乱検出段階の力検出手段としてロボットが受ける力を直接検出する力センサを用いたので、直接力が検出でき、そのため座標変換するだけで制御に利用できる。

    【0012】請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、前記外乱検出段階の力検出手段として外乱オブザーバを用いたので、力センサを用いることによる影響が問題となる場合に利用できる。 請求項5の発明によれば、請求項1の発明において、前記動作情報が位置情報であるので、力制御装置の姿勢により外乱の要因が生じることが多くても、能力の高い学習機構が得られ、また速度や、加速度が動作情報として利用できない場合でも、位置情報を基に時系列を考慮することができる。

    【0013】請求項6の発明によれば、請求項1の発明において、前記動作情報が位置情報と速度情報とであるので、例えば粘性摩擦が生じる場合のような力制御装置の速度が外乱の要因となる場合があっても、能力の高い学習機構が得られる。 請求項7の発明によれば、請求項1の発明において、前記動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであるから、例えば慣性力が生じる場合のような力制御装置の速度の外乱の要因となる場合であっても、能力の高い学習機構が得られる。

    【0014】請求項8の発明によれば、請求項1の発明において、学習段階の学習入力データとして操作量を加えたから、操作により生じる外乱を考慮することができ、また力の検出手段として外乱オブザーバを用いる場合には、外乱オブバーザの入力の一つが操作量であるため、操作量を学習時の入力とすることにより能力の高い学習機構が得られる。

    【0015】

    【実施例】

    (実施例1)本実施例は本発明方法の基本的な実施例であって、図1、図2に示すようにアクチュエータ1と指令値に基づいてアクチュエータ1を駆動するための操作量(図示例では電流)を演算して与え、アクチュエータ1を動作させるサーボ補償器2とからなる力制御装置に用いたもので、その手順は図3のフローチャートにより構成される。

    【0016】先ず図3の制御手順によれば学習済であるのかどうかを判定して、学習済で無ければ、実作業を行なわない無負荷状態で、力制御装置が実作業で行なう可能性のある動作を力制御装置に指令し、前記指令による動作に伴う力検出手段を用いる外乱検出段階に入る。 この場合を図1に示す具体例により説明すると、まず実作業を行なわない無負荷状態で、力制御装置が実作業で行なう可能性のある動作を示す指令値に基づいてアクチュエータ1が動作されて作業が開始されると、アクチュエータ1により駆動される駆動部に支持された部材若しくは加工工具に加わる力を力検出機構(力センサ、外乱オブザーバ等により構成される)3により検出する。

    【0017】一方アクチュエータ1の動作により得る動作情報を学習入力データとして取り込みとともに、対応する力検出機構3の出力、つまり力(外乱)の検出値を教師信号として学習する学習機構4を設け、この学習機構4によって学習段階が実行される。 学習機構4は、例えば図4に示すようにニューロンを配置した多層パーセプロトンを利用したニューラルネットにより構成され、
    学習則としてバックプロバゲーションが用いられる。 この学習則によるとニューラルネットワーク出力と教師信号との誤差を最小化するようにニューロン間の結合強度wを調整することができるようになっている。 各ニューロンにおける入力xi、出力yの関係を図5(a)に示す。 出力yは、入力xi、結合強度wiと図5(b)に示されるようなシグモイド関数f(y=f(w 11
    22 +…+w mm ))等を用いて得られる値である。

    【0018】上述の学習入力データとしての動作情報には力検出機構3の出力、即ち外乱の発生に影響を与えているものを選ぶ。 但し、ニューラルネット自体が位置情報から速度情報を生成するといったような場合や、学習入力をシフトさせることにより時系列を考慮した図6の様な場合には、動作情報を減らすことができる。 ニューラルネットワークの構成も学習に適した層数、ニューロン数を選ぶ。

    【0019】そして学習段階では学習機構4は動作情報を学習入力データとして入力し、且つ力(外乱)の検出値を教師信号とすることにより、ニューラルネットワークが外乱を推定するように学習し、更に次の段階で学習機構4は力(外乱)検出値と外乱推定値とが一致するかどうかの判定を行ない、力(外乱)検出値と外乱推定値とが一致したと判定すると、この結果から外力以外の外乱推定値を出力するようになり、このときの各ニューロン間の結合強度を記憶する。

    【0020】次の実作業、つまり力制御装置が力制御作業を行なう段階では、図2に示すようにサーボ補償器2
    に実際にアクチュエータ1を動作させるための指令値を与え、サーボ補償器2から出力される操作量(例えば電流値)によりアクチュエータ1を動作させる。 この段階では学習機構4が記憶してある学習結果を読み込むとともに、アクチュエータ4の動作に伴って力検出機構3からは外力をふくむ外乱検出値Fgが出力される。

    【0021】そして学習機構4では動作情報を入力して外力以外の外乱推定値Fnを計算することになる。 この計算結果を上記の力検出機構3から出力される値Fgから減算器5により差し引くことにより正味の外力推定値Fが検出されることになる。 そして力検出機構3による外力を含む外乱値Fgの検出と、学習機構4による外力以外の外乱推定値Fnの計算と、正味の外力推定値Fの計算とを力制御作業が終了するまで繰り返して行なうのである。

    【0022】(実施例2)本実施例2は実施例1のアクチュエータ1として、ボイスコイルモータ(以下VCM
    と略す)6を用いた1軸装置を力制御する場合であって、図7は本実施例に用いられるVCM6の簡易モデルを示しており、VCM6で駆動される移動体7はエアシリンダ(図示せず)によって支持され鉄芯12に沿って平方向に動作する。 図中xは移動体7の位置を示し、
    Fvha7がVCM6から受ける力を示す。 このように構成されたVCM6が電流iで駆動される場合の移動体7の運動方程式は数1で示すようになる。

    【0023】

    【数1】

    【0024】ここで、Mは移動体7の質量、K tはトルク変換係数である。 而して電流iによってVCM6で発生する力Fvを制御することにより、移動体7の動作を制御することができる。 この装置での制御目的は移動体7に加わる外力Fに応じて、設定したインピーダンス通りに移動体7を動作させることである。 外力Fを検出することができれば、その外力検出値を所望のインピーダンスで構成された図9、図10に示す仮想インピーダンスモデル11に入力し、移動体7の位置、速度、加速度の目標値を演算することができる。 ここで仮想インピーダンスモデル11は数2のように表される。

    【0025】

    【数2】

    【0026】但し,Mv,Dv,Kvは夫々設定する所望の仮想質量、仮想粘性係数、仮想ばね定数である。 目標値はH∞制御や2自由度制御といった制御手法を利用したサーボ補償器2に入力され、移動体7の動作が目標に追従するように駆動電流が設定される。 尚仮想インピーダンス11のブロック中11aは加算器、11bは減算器。 11c、11dは夫々積分器である。

    【0027】一方力検出機構3であるが、力センサを用いるとその質量等が制御性能に影響するため数1の式をラプラス変換して求めたノミナルモデル(数3に示す)
    を利用した外乱オブザーバ8を用いている。

    【0028】

    【数3】

    【0029】上記外乱オブザーバ8の構成は図8に示すようになる。 ここでは高域ノイズ低減のためにローパスフィルタ9 1 、9 2が挿入されている。 この外乱オブザーバ8の出力、つまり外乱推定値は例えば実際の移動体7とノミナルモデルとの誤差や装置の設置状態が水平となっている場合の重力成分、コイルの電線による負荷といった外乱と、移動体7に加わる外力との和であり、加算手段10はこれらの和を求めるためのものである。

    【0030】更に学習機構4は図9に示すように入力層、中間層、出力層の3層ニューラルネットを用い、動作情報は移動体7の位置及びVCM6の駆動電流iとする。 而して本実施例における学習段階は図9において、
    力制御作業時にとる可能性のある動作を位置オフセット値で、また加わるであろう力を力試験値として入力する。 この場合仮想インピーダンス11からは加速度指令値と速度指令値とがサーボ補償器2に、更に加算器12
    で位置オフセット値が加算された位置指令値がサーボ補償器2に与えられ、サーボ補償器2はこれらの値より操作量を求めてその操作量に対応する駆動電流を電流飽和要素13を介してVCM6に与えられることになり、無負荷状態の作業が開始される。

    【0031】学習機構4はその時の動作情報を学習入力データとし、且つ動作に伴って得られる外乱オブザーバ8の出力を教師信号とし、更に学習則としてバックプロパゲーションを用いて外乱オブザーバ8の出力と学習機構4の出力とが一致するように学習を行なう。 学習段階、判定段階が終了し、次の実作業段階の力制御に入ると、図10に示すように、移動体7が外力を受けると外乱オブザーバ8の外力を含む外乱出力値Fgから、学習機構4の外力を含まない外乱出力値Fnを差し引くことにより、正味の外力を検出する。 その外力検出値Fを仮想インピーダンズモデル11に入力することによって、
    所望の動特性を装置に与えている。

    【0032】(実施例3)ところでアクチュエータの中には粘性摩擦の影響を大きく受けるものもある。 ここで簡単に説明するため、実施例2で移動体7の動作に伴う粘性摩擦が無視できない場合を考える。 この時、外乱オブザーバ8の出力の中には粘性摩擦が含まれており、粘性摩擦は移動体7の速度と関連がある。

    【0033】そこで学習機構4へ入力する動作情報として、実施例2の移動体7の位置と、駆動電流iの他に、
    位置を示す動作情報から位置速度変換手段14によって変換されて得られた移動体7の速度を加えるのである。
    そうすることにより学習機構4でので粘性摩擦を含む外乱の検出精度が上がり、従って力制御時に正味の外力を検出する精度も向上する。 図11に学習時のブロック図を、図12に力制御時のブロック図を示しており、実施例2と共通するブロックには同じ番号を付して説明を省略してある。

    【0034】(実施例4)本実施例4は、一般的なロボット装置に用いたものである。 図13は一般的なロボット装置を示しており、この装置ではロボットコントローラ18が力データや現在の位置情報が、力や位置の目標値に追従するように操作量を決定する。 一方ロボット装置15のアーム先端の工具16付近に設けた6軸力センサ17では力作業に伴う対象からの外力を検出して力データとしてロボットコントローラ18に与えるようになっているが、この6軸力センサ17の出力には外力の他に、ロボット装置15の姿勢変化に伴う6軸力センサ1
    7にかかる重力成分の変化の影響、動作に伴う慣性力といった外乱が含まれる。 そこで、本実施例ではこの重力成分変化の影響と慣性力とを学習することにより外力のみを検出するようにしたもので、図14は本実施例による学習機構4を組み込んだ力制御ロボット装置の構成を示しており、学習機構4は入力層、中間層、出力層の3
    層ニューラルネットを用い、慣性力が加速度と関連があることを考慮し、動作情報としてロボット装置15から移動体7の位置、速度、加速度の情報を得ている 而して学習段階では図15に示すように力制御作業時にとる可能性のある動作を目標値としてロボットコントーラ1
    4に与え、その時の動作情報を学習入力データとし、且つ6軸力センサ17の力データを教師信号とし、更に学習則としてバックプローゲーションを用いて6軸力センサ17の出力と学習機構4の出力とが一致するように学習を行なうのである。

    【0035】次に力制御時でるあるが、この場合のブロック図を図16に示す。 この力制御時には6軸力センサ17の外力と外乱とからなる力データから学習機構4の外力を含まない外乱推定値を差し引くことにより、正味の外力を検出することができるのである。 以上の各実施例のように本発明方法は電動機や空気シリンダ等の様々なアクチュエータを利用して1軸装置の力制御は勿論のこと、多軸装置の力制御に利用できる。

    【0036】

    【発明の効果】請求項1の発明は、負荷状態で力制御装置が作業を行なう場合に、力検出手段により得た力の検出値から外乱推定値を差し引くことにより、正味の外力を推定して外力を検出するので、正味の外力を高精度に検出でき、それによって組立、加工、力感覚の付与といった様々な力制御の精度の向上に著しく寄与することができるという効果がある。

    【0037】請求項2の発明は、請求項1の発明において、学習段階の外乱を推定する手段としてニューラルネットワークを用いたので、非線形特性の学習が可能で、
    学習結果は汎化能力を持つ。 請求項3の発明は、請求項1の発明において、外乱検出段階の力検出手段としてロボットが受ける力を直接検出する力センサを用いたので、直接力が検出でき、座標変換するだけで制御に利用できるという効果がある。

    【0038】請求項4の発明は、請求項1の発明において、外乱検出段階の力検出手段として外乱オブザーバを用いたので、力センサを用いることによる影響が問題となる場合に利用できるという効果がある。 請求項5の発明は、請求項1の発明において、動作情報が位置情報であるので、力制御装置の姿勢により外乱の要因が生じることが多くても、能力の高い学習機構が得られ、また速度や、加速度が動作情報として利用できない場合でも、
    位置情報を基に時系列を考慮することができるという効果がある。

    【0039】請求項6の発明は、請求項1の発明において、動作情報が位置情報と速度情報とであるので、例えば粘性摩擦が生じる場合のような、力制御装置の速度が外乱の要因となる場合があっても、能力の高い学習機構が得られるという効果がある。 請求項7の発明は、請求項1の発明において、動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであるから、例えば慣性力が生じる場合のような力制御装置の速度の外乱の要因となる場合であっても、能力の高い学習機構が得られるという効果がある。

    【0040】請求項8の発明は、請求項1の発明において、学習段階の学習入力データとして操作量を加えたから、操作により生じる外乱を考慮することができ、また力の検出手段として外乱オブザーバを用いる場合には、
    外乱オブバーザの入力の一つが操作量であるため、操作量を学習時の入力とすることにより能力の高い学習機構が得られるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施例1の学習段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図2】同上の力制御段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図3】同上の手順を示すフローチャートである。

    【図4】同上の学習機構の説明図である。

    【図5】同上の学習機構の各ニューロンの入出力関係の説明図である。

    【図6】同上の学習機構の別の例の説明図である。

    【図7】本発明の実施例2に用いるボイスコイルモータの簡易モデルの構成説明図である。

    【図8】同上に用いるオブバーザの構成説明用のブロック図である。

    【図9】同上の学習段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図10】同上の力制御段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図11】本発明の実施例2の学習段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図12】同上の力制御段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図13】力制御ロボットの一般例の構成説明図である。

    【図14】本発明の実施例4に用いる力制御ロボットの一般例の構成説明図である。

    【図15】同上の学習段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【図16】同上の力制御段階を示す動作説明用のブロック図である。

    【符号の説明】

    1 アクチュエータ 2 サーボ補償器 3 力検出機構 4 学習機構 5 減算器

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成7年7月6日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0001

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、組立・加工作業や仮想現実における力の発生等に用いるロボット等の力制御装置において、力制御装置に支持された部材や加工工具等若しくは直接力制御装置に加わる力の検出方法に関するものである。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0013

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0013】請求項6の発明によれば、請求項1の発明において、前記動作情報が位置情報と速度情報とであるので、例えば粘性摩擦が生じる場合のような力制御装置の速度が外乱の要因となる場合があっても、能力の高い学習機構が得られる。 請求項7の発明によれば、請求項1の発明において、前記動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであるから、例えば慣性力が生じる場合のような力制御装置の加速度の外乱の要因となる場合であっても、能力の高い学習機構が得られる。

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0017

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0017】一方アクチュエータ1の動作により得る動作情報を学習入力データとして取り込とともに、対応する力検出機構3の出力、つまり力(外乱)の検出値を教師信号として学習する学習機構4を設け、この学習機構4によって学習段階が実行される。 学習機構4は、例えば図4に示すようにニューロンを配置した多層パーセプロトンを利用したニューラルネットにより構成され、
    学習則としてバックプロバゲーションが用いられる。 この学習則によるとニューラルネットワーク出力と教師信号との誤差を最小化するようにニューロン問の結合強度wを調整することができるようになっている。 各ニューロンにおける入力xi、出力yの関係を図5(a)に示す。 出力yは、入力xi、結合強度wiと図5(b)に示されるようなシグモイド関数f(y=f(w 11
    22 +…+w mm ))等を用いて得られる値である。

    【手続補正4】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0020

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0020】次の実作業、つまり力制御装置が力制御作業を行なう段階では、図2に示すようにサーボ補償器2
    にアクチュエータ1を動作させるための指令値を与え、
    サーボ補償器2から出力される操作量(例えば電流値)
    によりアクチュエータ1を動作させる。 この段階では学習機構4 には記憶してある学習結果が読み込まれてい
    る。 アクチュエータの動作に伴って力検出機構3からは外力をふくむ外乱検出値Fgが出力される。

    【手続補正5】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0022

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0022】(実施例2)本実施例2は実施例1のアクチュエータ1として、ボイスコイルモータ(以下VCM
    と略す)6を用いた1軸装置を力制御する場合であって、図7は本実施例に用いられるVCM6の簡易モデルを示しており、VCM6で駆動される移動体7はエアシリンダ(図示せず)によって支持され鉄芯12に沿って水平方向に動作する。 図中xは移動体7の位置を示し、
    Fv は移動体 7がVCM6から受ける力を示す。 このように構成されたVCM6が電流iで駆動される場合の移動体7の運動方程式は数1で示すようになる。

    【手続補正6】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0039

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0039】請求項6の発明は、請求項1の発明において、動作情報が位置情報と速度情報とであるので、例えば粘性摩擦が生じる場合のような、力制御装置の速度が外乱の要因となる場合があっても、能力の高い学習機構が得られるという効果がある。 請求項7の発明は、請求項1の発明において、動作情報が位置情報と速度情報と加速度情報とであるから、例えば慣性力が生じる場合のような力制御装置の加速度の外乱の要因となる場合であっても、能力の高い学習機構が得られるという効果がある。

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