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Network system, position specifying method and storage medium

阅读:199发布:2021-09-18

专利汇可以提供Network system, position specifying method and storage medium专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically acquire the physical and spatial layout information on a device which is connected to a network.
SOLUTION: A detecting acoustic wave transmission means 101 transmits an acoustic wave of the prescribed frequency, and an acoustic wave receiver 110, for example, receives the acoustic wave transmitted from the means 101 via a detecting acoustic wave reception means 111 among plural acoustic wave receivers. Then a network communication means 112 transmits a detection signal indicating the reception of the acoustic wave and the identification information on the transmitter 110 to a network communication means 102 of an acoustic transmitter 100 via a network 130. The transmitter 100 specifies an acoustic wave receiver included in a reachable range of the acoustic wave from the detection signals received from the acoustic wave receivers and the identification information.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Network system, position specifying method and storage medium专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムにおいて、 前記音波発信機器に設けられ、所定周波数の音波を発信する発信手段と、 前記複数の音波受信機器の各々に設けられ、前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する送信手段と、 前記音波発信機器に設けられ、前記検出信号と前記識別情報を受信する受信手段と、 前記音波発信機器に設けられ、前記受信手段が前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する特定手段とを有することを特徴とするネットワークシステム。
  • 【請求項2】 前記音波発信機器に設けられ、前記発信手段による音波の発信の前に、前記音波を発信する旨を知らせる発信通知信号と、前記音波発信機器の識別情報とを、前記複数の音波受信機器に前記ネットワークを介して送信する発信通知信号送信手段を、さらに有し、 前記送信手段は、前記発信通知信号送信手段によって送信された識別情報に基づき前記音波発信機器を認識して、前記検出信号と前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  • 【請求項3】 前記音波受信機器に設けられ、前記発信通知信号を受け取った後、所定時間が経過しても前記音波を受信できなかった場合に、前記音波を受信できなかったことを示す非検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記音波発信機器に前記ネットワークを介して送信する非検出信号送信手段と、 前記音波発信機器に設けられ、前記非検出信号と前記識別情報を受信する非検出信号受信手段とを、さらに有し、 前記特定手段は、前記受信手段が前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、
    さらに前記非検出信号受信手段が前記複数の音波受信機器の各々から受信した非検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器及び前記音波の届かない範囲内にある音波受信機器を特定することを特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
  • 【請求項4】 前記発信手段は、前記音波を、音量を変化させて複数回発信し、 前記特定手段は、前記受信手段が前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とを、前記音量と関連付けて、前記音波発信機器からの距離毎に音波受信機器を特定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のネットワークシステム。
  • 【請求項5】 前記発信手段が発信する音波の所定周波数は、人間の可聴周波数外の周波数とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  • 【請求項6】 ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムに適用される位置特定方法において、 所定周波数の音波を発信する、前記音波発信機器で行われる発信ステップと、 前記複数の音波受信機器のいずれかが前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、
    前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する、前記音波受信機器で行われる送信ステップと、 前記検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる受信ステップと、 前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する、前記音波発信機器で行われる特定ステップとを有することを特徴とする位置特定方法。
  • 【請求項7】 前記発信ステップによる音波の発信の前に、前記音波を発信する旨を知らせる発信通知信号と、
    前記音波発信機器の識別情報とを、前記複数の音波受信機器に前記ネットワークを介して送信する、前記音波発信機器で行われる発信通知信号送信ステップを、さらに有し、 前記送信ステップは、前記発信通知信号送信手段によって送信された識別情報に基づき前記音波発信機器を認識して、前記検出信号と前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信することを特徴とする請求項6記載の位置特定方法。
  • 【請求項8】 前記複数の音波受信機器のいずれかが、
    前記発信通知信号を受け取った後、所定時間が経過しても前記音波を受信できなかった場合に、前記音波を受信できなかったことを示す非検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記音波発信機器に前記ネットワークを介して送信する、前記音波受信機器に行われる非検出信号送信ステップと、 前記非検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる非検出信号受信ステップとを、さらに有し、 前記特定ステップは、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、さらに前記非検出信号送信ステップ及び前記非検出信号受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した非検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器及び前記音波の届かない範囲内にある音波受信機器を特定することを特徴とする請求項7記載の位置特定方法。
  • 【請求項9】 前記発信ステップは、前記音波を、音量を変化させて複数回発信し、 前記特定ステップは、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とを、前記音量と関連付けて、前記音波発信機器からの距離毎に音波受信機器を特定することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の位置特定方法。
  • 【請求項10】 前記発信ステップにより発信される音波の所定周波数は、人間の可聴周波数外の周波数とすることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の位置特定方法。
  • 【請求項11】 ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムに適用される位置特定方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記位置特定方法が、 所定周波数の音波を発信する、前記音波発信機器で行われる発信ステップと、 前記複数の音波受信機器のいずれかが前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、
    前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する、前記音波受信機器で行われる送信ステップと、 前記検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる受信ステップと、 前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する、前記音波発信機器で行われる特定ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  • 【請求項12】 前記位置特定方法が、 前記発信ステップによる音波の発信の前に、前記音波を発信する旨を知らせる発信通知信号と、前記音波発信機器の識別情報とを、前記複数の音波受信機器に前記ネットワークを介して送信する、前記音波発信機器で行われる発信通知信号送信ステップを、さらに有し、 前記送信ステップは、前記発信通知信号送信手段によって送信された識別情報に基づき前記音波発信機器を認識して、前記検出信号と前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信することを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  • 【請求項13】 前記位置特定方法が、 前記複数の音波受信機器のいずれかが、前記発信通知信号を受け取った後、所定時間が経過しても前記音波を受信できなかった場合に、前記音波を受信できなかったことを示す非検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記音波発信機器に前記ネットワークを介して送信する、前記音波受信機器に行われる非検出信号送信ステップと、 前記非検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる非検出信号受信ステップとを、さらに有し、 前記特定ステップは、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、さらに前記非検出信号送信ステップ及び前記非検出信号受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した非検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器及び前記音波の届かない範囲内にある音波受信機器を特定することを特徴とする請求項12記載の記憶媒体。
  • 【請求項14】 前記発信ステップは、前記音波を、音量を変化させて複数回発信し、 前記特定ステップは、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とを、前記音量と関連付けて、前記音波発信機器からの距離毎に音波受信機器を特定することを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の記憶媒体。
  • 【請求項15】 前記発信ステップにより発信される音波の所定周波数は、人間の可聴周波数外の周波数とすることを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の記憶媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシステム、位置特定方法、及び記憶媒体に関し、特に、ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステム、当該ネットワークシステムに適用される位置特定方法、及び当該位置特定方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年のネットワークシステムにおいてはネットワーク接続設定の自動化が進んでいる。

    【0003】例えば現在、ネットワークの業界標準プロトコルであるTCP/IPにおいてIPアドレスを自動的に割り振るDHCP機能や、プラグアンドプレイと呼ばれる機器接続時の自動設定機能などがある。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】このようにネットワーク環境では接続設定が自動的に行われて接続設定の煩わしさが解消しつつあるが、ネットワーク上の接続設定には物理的、空間的な配置情報が含まれないため、ネットワーク上で検出された機器が実際にはどの機器に相当するのかを利用者が知るのは難しい。

    【0005】例えば新たにネットワークに接続した携帯端末から、ネットワークで接続されている身近に存在するプリンタを利用しようとした場合、ネットワーク上でそのプリンタがどのように接続設定されているかを知らなければ、利用することができない。

    【0006】逆にネットワークの接続情報だけでは、ネットワーク上で検出した機器がすぐそばに存在するのか、あるいははるか遠方に存在するのかを判別することができない。

    【0007】つまりネットワーク上の論理的な機器情報から、物理的、空間的な機器の配置情報を自動的に得ることができず、そのため、例えばビルの複数のフロアに位置する各種機器がネットワークで接続されていて、その中のプリンタを利用しようとした場合に、別のフロアのプリンタに印刷をさせてしまい、そこまで印刷物を取りに行かねばならないというような問題があった。

    【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、ネットワークに接続された機器の物理的、空間的な配置情報を自動的に得ることができるようにしたネットワークシステム、位置特定方法、及び記憶媒体を提供することを目的とする。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムにおいて、前記音波発信機器に設けられ、所定周波数の音波を発信する発信手段と、前記複数の音波受信機器の各々に設けられ、前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する送信手段と、前記音波発信機器に設けられ、前記検出信号と前記識別情報を受信する受信手段と、前記音波発信機器に設けられ、前記受信手段が前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する特定手段とを有することを特徴とする。

    【0010】また、請求項6記載の発明によれば、ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムに適用される位置特定方法において、所定周波数の音波を発信する、前記音波発信機器で行われる発信ステップと、前記複数の音波受信機器のいずれかが前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する、前記音波受信機器で行われる送信ステップと、前記検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる受信ステップと、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する、前記音波発信機器で行われる特定ステップとを有することを特徴とする。

    【0011】さらに、請求項11記載の発明によれば、
    ネットワークに接続されて該ネットワークを介して互いに通信可能である音波発信機器と複数の音波受信機器とから構成されるネットワークシステムに適用される位置特定方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記位置特定方法が、所定周波数の音波を発信する、前記音波発信機器で行われる発信ステップと、前記複数の音波受信機器のいずれかが前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、前記音波受信機器の識別情報とを前記ネットワークを介して前記音波発信機器に送信する、前記音波受信機器で行われる送信ステップと、
    前記検出信号と前記識別情報を受信する、前記音波発信機器で行われる受信ステップと、前記送信ステップ及び前記受信ステップの繰り返しの処理により前記複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する、前記音波発信機器で行われる特定ステップとを有することを特徴とする。

    【0012】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。

    【0013】図1は、本発明に係るネットワークシステムの構成概要を示すブロック図である。

    【0014】音波発信機器100は検出用音波発信手段101とネットワーク通信手段102を持つ。 また音波受信機器110は、検出用音波受信手段111とネットワーク通信手段112を持つ。

    【0015】検出用音波発信手段101は機器検出用の音波120を発信する機能を持っており、また検出用音波受信手段111はその音波120を受信検出する機能を持っている。

    【0016】音波発信機器100と音波受信機器110
    はネットワーク130によって接続されており、ネットワーク通信手段102,112によってデータ情報を交換することができる。

    【0017】音波受信機器140,150,160はそれぞれ、音波受信機器110と同様な構成及び機能を備える。 音波発信機器100及び音波受信機器110,1
    40,150,160はそれぞれ、例えばパーソナル・
    コンピュータやプリンタなどの情報処理装置である。

    【0018】こうした構成のネットワークシステムにおいて、音波発信機器100が位置検出のための音波を発信する。 音波が届く範囲は、一般的に機器操作者の行動可能範囲とほぼ一致する。 これに着目して、作者が機器のところまで行かねば利用できないようなネットワーク接続機器のうち利用可能な距離にある機器を検出するようにする。 さらに小さな音よりも大きな音の方がより遠くまで到達するため、音量を変えて複数回検出を行なうことで、検出された機器についての遠近をおおよそ判断する。

    【0019】すなわち、ネットワーク130に接続された音波発信機器100が、検出用音波発信手段101により位置検出用の音波120を機器の周りの空間に発信する。 この検出用音波120を、例えば音波受信機器1
    10が受信した場合を説明すると、音波受信機器110
    の検出用音波受信手段111が音波120を受信すると、ネットワーク通信手段112が、検出用音波120
    を検出したことを示す検出信号に、音波受信機器110
    のネットワーク設定などの情報(音波受信機器情報、例えばIPアドレス)を加えてネットワーク130を介して音波発信機器100のネットワーク通信手段102に送信する。 音波発信機器100は、受信された検出信号に付加された音波受信機器情報によって、音波発信機器100から検出用音波120の届く範囲にある音波受信機器110を特定する。

    【0020】また、音波発信機器100はネットワーク通信手段101により、位置検出を行なう前にネットワーク130上に位置検知を行なうことを知らせる発信通知信号を送る。 この信号には音波発信機器100のネットワーク設定などの情報(音波発振機器情報、例えばI
    Pアドレス)を加えておく。 各音波受信機器は発信通知信号を受け取ると、音波を受信する準備を行なう。 そして音波発信機器100が検出用音波120を発信し、それを受信した各音波受信機器は、発信通知信号についていた音波受信機器情報をもとにして音波受信機器を特定し、検出信号を該特定した音波発信機器に直接、ネットワーク130経由で送り返す。

    【0021】なお、音波発信機器100が送信した発信通知信号を受信することにより、検出用音波120を受信する準備を行って待機していた音波受信機器は、所定時間の間に検出用音波を受信できなかった場合、非検出信号を音波発信機器100に送信する。 この非検出信号には、音波受信機器のネットワーク設定などの情報(音波受信機器情報、例えばIPアドレス)を付加する。 音波発信機器100は、各音波受信機器から送られた検出信号及び非検出信号を基に、ネットワーク上の各機器を、検出用音波120の届く範囲にある音波受信機器と、届く範囲に存在しない音波受信機器と、さらに音波受信機能を持っていない機器とに分類する。

    【0022】また、音波発信機器100は、検出用音波120を複数回発信し、発信毎に音量を小さい音量から大きな音量に徐々に変化させる。 なお、各発信が検出信号の返信後になされるように発信間隔を調整するか、または、発信毎に発信通知信号を出して各発信を区別するようにする。 そして音量毎に位置検出できた音波受信機器をまとめて、各音波受信機器に対して、音波発信機器からの物理的、空間的な距離によるグループ分けを行なう。

    【0023】さらに、検出音波120として可聴範囲外の周波数を利用する。 これにより検出音波120が利用者に聞こえなくなり、位置検出に起因する騒音をなくせる。

    【0024】つぎに、本発明に係るネットワークシステムを、より具体的に説明する。

    【0025】図2は、本発明に係るネットワークシステムの具体的な構成を示す図である。

    【0026】図中、イーサーネットによるネットワークLAN250,251がオフィスの2階(2F)と1階(1F)に引かれており、その間をルータ200が中継している。 ネットワーク上の論理的な構成では1階と2
    階との区別がなく、同じサブネットの中に入っている。
    論理的なグループ分けは、例えばWindowsネットワークにおけるワークグループなどで行われているが、
    そのグループと物理的な位置は必ずしも一致してはいない。

    【0027】210,220〜226はパーソナル・コンピュータであり、そのうち210は移動端末、220
    〜226は固定端末とする。 230〜234はプリンタであり、240はサーバである。 移動端末210にはサウンドカードが装着されており、この移動端末210
    が、図1における音波発信機器100に相当する。 また固定端末220〜226及びプリンタ230〜234にはマイクと制御プログラムとが備えられており、これらが、図1における音波受信機器110,140,15
    0,160に相当する。

    【0028】初め、携帯可能な移動端末210がネットワークLANに接続されたとする。 このとき移動端末2
    10はネットワークの接続設定を行なう。 すなわち、ネットワーク上のIP(Internet Protocol)アドレスを取得して、ネットワーク上の他の機器と通信可能な状態にする。

    【0029】次に移動端末210は、発信通知信号と、
    取得したIPアドレスとをネットワーク上にブロードキャストして、第1の所定期間(A秒とする)待機する。

    【0030】ネットワーク上で発信通知信号を受け取った機器のうち音波受信機能を備えたものは、音波の受信準備を行なう。 本実施例では前述のように、全ての固定端末220〜226と全てのプリンタ230〜234
    が、マイクと制御プログラムによる音波受信機能を備えているとする。 サーバ240は音波受信機能を備えていない。

    【0031】移動端末210は所定期間の待機後、特定の周波数の音を断続的に発信する。 ただし最初は小さな音量で発信し、発信毎に少しずつ音量を上げていく。 音量を最大にするまでに要する時間を予め設定し、これを第2の所定時間(B秒)とする。

    【0032】まず移動端末210に最も近い固定端末2
    20が検出用音波260をキャッチする。 検出用音波2
    60をキャッチしたら固定端末220はすぐ、検出信号を固定端末220のIPアドレスと共に移動端末210
    に送る。 移動端末210のIPアドレスは、発信通知信号と共に既に受け取っているので、固定端末220は、
    そのIPアドレスを使って移動端末210に直接それらを送信する。

    【0033】移動端末210に2番目に近いプリンタ2
    30も同様にして、検出信号をプリンタ230のIPアドレスと共に移動端末210に送る。 このようにして、
    音量が最大になるまで検出用音波260が移動端末21
    0から発信され、検出用音波260を受信できた各機器は、検出信号とIPアドレスとを移動端末210に送る。

    【0034】移動端末210は、検出信号が送られてきた順番に、検出信号と一緒に送られたIPアドレスを格納しておく。 この順番はおおよそ、移動端末210から近い機器の順番を示しているはずである。 利用者はCD
    −ROMなどの記憶メディア上のデータを固定端末22
    0〜226から移動端末210に送る場合や、移動端末210上からネットワーク上のプリンタ230〜234
    に印刷を行わせる場合、この距離を推定できる順番情報をもとにして固定端末やプリンタを決定することができる。

    【0035】なお、移動端末210から発信通知信号を受け取ってから(A+B)秒が経過しても検出用音波2
    60を検出できなかった機器は、自己が移動端末210
    からの検出用音波260の届く範囲に存在しないと判断し、非検出信号を機器のIPアドレスと共に移動端末2
    10に送る。

    【0036】移動端末210は、非検出信号を送ってきた機器のIPアドレスを格納しておく。 利用者はこの格納情報をみることで、別のフロアなどの離れた場所にある固定端末やプリンタを認識することができる。

    【0037】なお検出用音波260を超音波とすることで、音量を大きくしても利用者の作業に影響を与えない。

    【0038】なおまた、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。

    【0039】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体が本発明を構成することになる。

    【0040】プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
    −R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。

    【0041】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。

    【0042】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。

    【0043】

    【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項6
    または請求項11記載の発明によれば、音波発信機器が所定周波数の音波を発信し、複数の音波受信機器の各々が、前記音波を受信したときに、前記音波を受信したことを示す検出信号と、音波受信機器の識別情報とをネットワークを介して音波発信機器に送信する。 音波発信機器は、複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器を特定する。

    【0044】これにより、ネットワーク上に接続された音波受信機器のなかから、音波発信機器と物理的、空間的に近い位置にある音波受信機器を特定することが可能になる。 これは、ネットワークに接続された機器の物理的、空間的な配置情報を自動的に得ることに相当する。

    【0045】また、請求項2、請求項7または請求項1
    2記載の発明によれば、音波発信機器は、前記音波の発信の前に、前記音波を発信する旨を知らせる発信通知信号と、音波発信機器の識別情報とを、複数の音波受信機器にネットワークを介して送信する。 音波受信機器は、
    音波発信機器から送信された識別情報に基づき、音波発信機器を認識して、前記検出信号と前記音波受信機器の識別情報とを音波発信機器に送信する。

    【0046】これにより、音波受信機器は音波発信機器による音波発信を事前に知ってその受信準備を行なうことができ、さらに音波発信機器を特定することができ、
    前記検出信号と前記音波受信機器の識別情報とを音波発信機に直接送ることができる。

    【0047】また、請求項3、請求項8または請求項1
    3記載の発明によれば、音波受信機器は、前記発信通知信号を受け取った後、所定時間が経過しても前記音波を受信できなかった場合に、前記音波を受信できなかったことを示す非検出信号と、音波受信機器の識別情報とを音波発信機器にネットワークを介して送信する。 音波発信機器は、複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とに基づき、さらに非検出信号と識別情報とに基づき、前記音波の届く範囲内にある音波受信機器及び前記音波の届かない範囲内にある音波受信機器を特定する。

    【0048】これにより、音波の届く範囲内にある音波受信機器と、音波の届かない範囲内にある音波受信機器とを区別することができる。

    【0049】また、請求項4、請求項9または請求項1
    4記載の発明によれば、音波発信機器は、前記音波を、
    音量を変化させて複数回発信し、複数の音波受信機器の各々から受信した検出信号と識別情報とを、前記音量と関連付けて、音波発信機器からの距離毎に音波受信機器を特定する。

    【0050】これにより、複数の音波受信機器について、音波発信機器からの距離分布を知ることができる。

    【0051】さらに、請求項5、請求項10または請求項15記載の発明によれば、音波発信機器が発信する音波の所定周波数は、人間の可聴周波数外の周波数とする。

    【0052】これにより、位置検出用音波を利用者に聞こえないようにでき、位置検出による騒音を無くすことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係るネットワークシステムの構成概要を示すブロック図である。

    【図2】本発明に係るネットワークシステムの具体的な構成を示す図である。

    【符号の説明】

    100 音波発信機器(特定手段) 101 検出用音波発信手段(発信手段) 102 ネットワーク通信手段(受信手段) 110 音波受信機器 111 検出用音波受信手段 112 ネットワーク通信手段(送信手段) 120 検出用音波 130 ネットワーク 140 音波受信機器 150 音波受信機器 160 音波受信機器 200 ルータ 210 移動端末 220〜226 固定端末 230〜233 プリンタ 240 サーバ

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