专利汇可以提供Building model preparation device, building model preparation method and recording medium having recorded building model preparation program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prepare a three-dimensional model in a detailed state close to an actual building on completion by a man-hour with less burdens on a user such as a simple input and operations and to make the state conformable on a display screen.
SOLUTION: This building model preparation device is provided with a means for inputting the room layout data of the building, a means for storing a standard value relating to the three-dimensional information of the building, for instance standard height data, and a means for preparing the three-dimensional model of the building from the room layout data and the standard value relating to the three-dimensional information. The room layout data of the building are character data described by a room layout description language according to a fixed grammar.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Building model preparation device, building model preparation method and recording medium having recorded building model preparation program专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物を設計する際、予め該建築物のモデルをコンピュータ内に作成し、
その外観や内観を確認したり、建築物の特性、例えば照明の状態や、建築物の外界が建築物に与える影響、等をシミュレーション的手法によって確認する、建築物設計のためのコンピュータ応用技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、建築モデル作成装置及び方法には例えば「特許公開公報平成9年第153081号」に記載のものがある。
【0003】該建築モデル作成装置は、建築物の設計図面を自動作成するに際し、予め登録されている構成部品を使用することにより、各部品の属性値である標準的な大きさ、色彩、等が設定され、設計図面作成を効率的に行い得る。
【0004】又、使用する構成部品の変更や、各構成部品の属性値変更も、容易に行い得るので、設計変更や、
種々のパターンの仮設計にも、柔軟に対応可能である。
【0005】他の建築モデル作成方法としては例えば「特許公開公報平成8年第147350号」に記載のものがある。
【0006】該建築モデル作成方法は、建築物設計に必要なデータを、要素情報に分解し、各要素情報を、その属性値と、必ず使用する他の要素情報とに、互いに関連付け、一つの要素情報を選択すると関連している属性値や他の要素情報を自動的に選択することで、設計作業を効率化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】確かに上述の建築モデル作成装置や方法では、必要なデータを一から全て入力し、そのデータに従って建物のモデルを構築するのに比べ、遥かに効率化することができる。 設計変更や、仮設計を種々試みるにも柔軟に対応することができる。
【0008】しかし該建築モデル設計装置や方法では、
建築物のモデルを三次元化したり、それを可視化したり、可視化した内容を目で見て確認したり、その確認に基づいて設計変更したり、できない。
【0009】特に、可視化する視点を自由に設定し、視点を連続的に変化させて、あたかも建築物中を歩いているかのように(ウオークスルーと呼ぶ)建築物のモデルを確認することが出来ない。
【0010】しかし建築物のモデルを三次元化し、これをウオークスルーで確認することは、建築設計に非常に有効である。
【0011】単に建築物の構成要素の大きさや色彩だけでなく、その他の条件、例えば照明、太陽光、外観に影響を及ぼす障害物、等が建築物のモデルに与える影響も非常に大きい。
【0012】建築物のモデルはこれらの要素も特定でき、表現できるべきである。 建築物の構成要素の定義やその属性の表現も、最大限明瞭且つ簡潔であるべきである。 これらを明瞭且つ簡潔にすれば、作成が容易、変更にも柔軟に対応可能、種々のパターンを予め用意できる、特に他の同様システムが有するデータを簡単に再利用可能、等の効果が期待できる。
【0013】
【課題を解決するための手段】これら課題を解決するため本発明の、建築モデル作成装置および建築モデル作成方法では、建築物の間取りデータを入力する手段、建築物の三次元情報に関する標準的な値、例えば標準的な高さデータを記憶する手段、該間取りデータと該三次元情報に関する標準的な値から建築物の三次元モデルを作成する手段、を有する。
【0014】建築物の間取りデータは、一定の文法に従う間取り記述言語によって記述された文字データである。
【0015】他の建築設計コンピュータシステムが有する間取りデータを、間取り記述言語によって記述された文字データに変換する手段、をも有する。
【0016】建築物の三次元情報は、天井の高さデータ、壁の厚さデータ、二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、建具データ、の一または二以上、のことがある。
【0017】建築物の間取りデータは、敷地情報、建築物の配置情報、建築物の形状情報、建築物各階の各室の広さと位置と種類と照明と壁と天井と付属物に関する情報の一若しくは二以上、建具の種類と位置と大きさに関する情報の一若しくは二以上、各種付属物の種類と位置情報、屋根情報、の一または二以上、のことがある。
【0018】建築物の三次元情報に関する標準的な値の、一部または全て、を変更する手段、を有することがある。
【0019】建築物の間取りデータ、の一部または全て、を変更する手段を有することがある。
【0020】建築物の間取りデータに含まれない情報は、建築物の三次元情報に関する標準的な値を用いる、
ことがある。
【0021】建築物の三次元モデルの、一または二以上の方向からの内観図と外観図の一方若しくは両方、を出力する手段を有することがある。
【0022】外観図及び内観図を作成する際の視点を、
任意の位置と角度に設定する、手段を有することもある。
【0023】外観図及び内観図を作成する際の視点を、
連続的に変化させながら任意の位置と角度に設定する、
手段を有することもある。
【0024】建築物の三次元モデルに対して、太陽の相対位置、障害物の形状と相対位置、の一または二以上のデータを入力する手段と、該入力データが建築物の三次元モデルに及ぼす影響、例えば、日照状態、景観の変化、等を得る手段と、該影響を可視的に表示する手段、
を有することもある。
【0025】建築物の三次元モデルから、該建築物の建築に必要な、工数データ、部材リストデータ、費用データ、の一または二以上を得る手段と、該得たデータを出力する手段、を有することもある。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態を以下、図を使って説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の構成図である。
【0028】図1で、101はCRTディスプレイ等の表示装置、102はキーボードやマウスの入力手段、1
03はマイクロコンピュータ等のCPU、104は半導体メモリー等のRAM、105は画像処理を専門に行うDSP等の専用プロセッサーと専用メモリーからなる画像処理部、106はマイクロコンピュータを動作させるプログラムを記憶する記憶装置、107は間取り記述言語によって記述された間取りデータ、具体的には、敷地情報、建築物の配置情報、建築物の形状情報、建築物各階の各室の広さと位置と種類と照明と壁と天井と付属物に関する情報の一若しくは二以上、建具の種類と位置と大きさに関する情報の一若しくは二以上、各種付属物の種類と位置情報、屋根情報、の一または二以上を記憶する記憶装置、108は建築物の三次元情報に関する標準的な値、具体的には、天井の高さデータ、壁の厚さデータ、二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、建具データ、の一または二以上を記憶する記憶装置、である。
【0029】これらは全て、アドレスを選択し、データを転送するバスライン109によって互いに接続されている。
【0030】CPU103は、記憶装置106に記憶された、間取り作成プログラム、三次元生成プログラム、
透視図表示プログラム、を順次実行し、建築物モデルの作成に必要な処理、具体的には、間取りの入力、建築物の三次元モデルの作成、三次元モデルの透視図表示、を行う。
【0031】この一連の処理フローを図2に示す。 まず、CPU103は、記憶装置106に記憶された、間取り作成プログラムを実行する。
【0032】間取り作成プログラムでは、入力手段10
2、具体的にはキーボードとマウス等の座標入力手段によって間取り図を入力する(201)。
【0033】間取り図の入力は以下の手順によって行う。 間取り図作成プログラムを機動すると、入力画面(図5)が表示される。
【0034】この画面で、メニュー「ファイル」、「編集」、「入力」、「オプション」、「階層」の中から「入力」を選択する(図5)。
【0035】この操作によって図5に示すように、ポップアップメニューが表示される。 このポップアップメニューから、最初に「敷地入力」を選択する。
【0036】画面を見ながら、表示されているカーソルをマウス操作により移動させ、図5に太枠で示す敷地形状を決定する(図5)。
【0037】次は、「入力」のポップアップメニューから「外周入力」を選択し、敷地入力と同様の方法で、図6に示す、建物一階部分の建物外周形状を入力する(図6)。
【0038】次に、「入力」のポップアップメニューから「間取り入力」を選択し、図7に示す、各部屋の形状を入力する(図7)。
【0039】これによって、各部屋の内壁が決定される。 次は、図8に示す画面右端に表示された「パーツ」
メニューから、「内部建具」、「外部建具」、「設備機器」、「照明器具」、「家具」、「床材」、「内壁材」、「外壁材」、「エクステリア」を順次選択する。
【0040】各々選択すると、それに含まれる「パーツリスト」が表示されるので、この中から適当な種類、サイズのパーツを選択して、図8に示すように、間取り図に配置する(図8)。
【0041】以上で、1階の間取りが確定する。 続いて、2階の間取りを入力する。
【0042】この作業を行うには、メニューから「階層」を選び、図9に示す、ポップアップメニューを開く。
【0043】このポップアップメニューから「2F」を選択する。 図6と同様の画面が表示されるので、建物の2階部分について、1階と同様に、建物外周の入力、間取り入力、パーツ入力、を行う。
【0044】以上で、2階の間取りが確定する。 以下、
必要に応じて、同様に、3階、4階、地階と、各階の間取り図を入力する(図9)。
【0045】これによって、建物全体の間取り入力が完成する。 を行う。 (図9)更に、必要があれば、「入力」のポップアップメニューから「屋根入力」を選択し、屋根形状リストを表示させる(図10)。
【0046】この中から、適当な屋根形状を選択し、屋根の形状を決定する(図10)。 以上で、建築物モデル作成に必要な全ての二次元情報の入力が完了する。
【0047】例えば、屋根の形状等を入力しなかった時は、自動的に標準的形状、今の場合、切妻、が使われる。
【0048】入力した間取りデータは、メニューの「ファイル」のポップアップメニューを使って、ファイルとして記憶装置107に記憶できる。
【0049】もし、必要があれば、メニューの「編集」
のポップアップメニューを使って、入力済みの間取りデータを、変更することもできる。
【0050】次に、間取り図を、図3に例を示す間取り記述言語に変換する(202)。 変換された物件固有の間取り記述データは、テキストファイルとして記憶装置107に記憶する(202)。
【0051】間取り図が正しく入力され、変更、修正の必要が無ければ、間取り記述データは完成する(20
3)。
【0052】もし間取り図が正しく入力されていなかったり、変更の必要があれば、再度、間取り図を入力し直すことができる(201)。 入力し直した間取り図は、
再度、間取り作成プログラムによって、間取り記述言語で記述された間取り記述データに変換する(202)。
【0053】間取り図の入力や変更修正は、間取り記述言語で記述された間取り記述データの段階でも可能である(204)。
【0054】この場合には、一般的に例えばウインドウズパソコン等で使われる標準的テキストエディタ、例えば「メモ帳」等のソフトで、間取り図を入力したり、変更修正することが可能である。
【0055】間取り記述データが完成すれば、次に、C
PU103は、記憶装置106に記憶された、三次元生成プログラムを実行する(205、206、207)。
【0056】三次元生成プログラムでは、予め記憶装置108に記憶されている建築物の三次元情報に関する標準的な値、具体的には、天井の高さデータ、壁の厚さデータ、二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、建具データ、の一または二以上と、記憶装置107に記憶されている間取り記述言語によって記述された間取りデータ、具体的には、敷地情報、建築物の配置情報、建築物の形状情報、建築物各階の各室の広さと位置と種類と照明と壁と天井と付属物に関する情報の一若しくは二以上、建具の種類と位置と大きさに関する情報の一若しくは二以上、各種付属物の種類と位置情報、屋根情報、の一または二以上と、を読み込み(205、206)、これらを元に組み合わせて、
建築物の三次元データを生成する(207)。
【0057】これを実行するには、「入力」のポップアップメニューを開き、この中から「3次元化」を選択する(図5、図6、図7、参照)。
【0058】生成された三次元データは、画像処理部1
05によって、可視的な三次元モデルに変換され、表示装置101に画像として表示される(211)(図1
1)。
【0059】表示された三次元モデルが変更を必要としないものなら、完成する(209)。
【0060】もし必要があれば、この段階で間取り図を変更することも可能である(201、204)。
【0061】間取り図を変更した場合(201、20
4)は、再度、三次元生成プログラムを実行(207)
し、三次元モデルを作成し、新たな三次元モデルとして表示する。 同時に、新たな間取り記述データとして記憶装置107に記憶する。
【0062】間取り図の変更は入力手段102を使って、操作者が行う。 表示された三次元モデルが完成でなく、修正変更を必要な場合、この段階で、記憶装置10
8に記憶されている建築物の三次元情報に関する標準的な値、具体的には、天井の高さデータ、壁の厚さデータ、二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、建具データ、の一または二以上、
を変更する(205、206)ことも可能である。
【0063】この変更も、入力手段102を使って、操作者が行う。 この変更を行った場合、再度、三次元生成プログラムを実行(207)し、予め記憶装置108に記憶されている建築物の三次元情報に関する標準的な値、具体的には、天井の高さデータ、壁の厚さデータ、
二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、建具データ、の一または二以上と、記憶装置107に記憶されている間取り記述言語によって記述された間取りデータ、具体的には、敷地情報、建築物の配置情報、建築物の形状情報、建築物各階の各室の広さと位置と種類と照明と壁と天井と付属物に関する情報の一若しくは二以上、建具の種類と位置と大きさに関する情報の一若しくは二以上、各種付属物の種類と位置情報、屋根情報、の一または二以上と、を読み込み(2
05、206)、これらを元に組み合わせて、建築物の三次元データを生成する(207)。
【0064】この生成された三次元データは、画像処理部105によって、可視的な三次元モデルに変換され、
表示装置101に画像として表示される(211)。
【0065】表示された三次元モデルが変更を必要としないものなら、完成する(209)。
【0066】三次元モデルが完成すれば、次に、CPU
103は、記憶装置106に記憶された、透視図表示プログラムを実行する(210、211)。
【0067】透視図表示プログラムでは、生成された建築物の三次元モデルの内部または外部を任意の位置、高さ、角度、の視点から透視した図を、連続して表示することができる(図11、図12、図13、図14、図1
5、図16、図17、図18、図19、図20、図2
1、図22、図23、図24、図25、図26、図2
7、図29)。
【0068】表示すべき透視図の視点位置、高さ、角度を、入力手段102によって入力する(210)。 この視点位置及び角度は任意に設定可能である。
【0069】透視図表示プログラムは、作成された三次元モデル及び入力された視点に基づき、建築物モデルの内部若しくは外部の透視図を、画像処理部105によって、作成する(211)(図11、図12)。
【0070】作成された透視図は、表示装置101に、
表示される(211)。 建築物モデルの外部から透視した図を図11に、内部から透視した図を図12に、それぞれ示す。
【0071】図12は特に居間を室内から透視した図であり、図16は主寝室の内部からの透視図である。
【0072】図16では、三次元モデルにおける付属物として、ベッド、テーブル、ランプが配置されている。
【0073】透視図表示プログラムでは、三次元モデルを表示しながら、表示中の三次元空間に配置されている建築物の三次元情報に関する標準的な値、具体的には、
天井の高さデータ、壁の厚さデータ、二階床の高さデータ、付属物の高さと色彩と模様のデータ、屋根データ、
建具データ、の一または二以上と、間取り記述言語によって記述された間取りデータ、具体的には、敷地情報、
建築物の配置情報、建築物の形状情報、建築物各階の各室の広さと位置と種類と照明と壁と天井と付属物に関する情報の一若しくは二以上、建具の種類と位置と大きさに関する情報の一若しくは二以上、各種付属物の種類と位置情報、屋根情報、の一または二以上、を入力手段2
によって変更することができる(212、213)。
【0074】例えば、建築物モデル中に存在し、表示されている「ベッド」等の位置を変更することも可能である。 この場合の、操作方法を示すメニューを図16に示す。
【0075】通常の画面内で、マウスの右ボタンをクリックすると、図16に示すポップアップメニューが開く。 このポップアップメニューから「Move an
object」を選択する。
【0076】そして、移動させるオブジェクトとして、
マウスで画面表示中のベッドを選び、これを選択したまま任意の位置へドラッグすることで、画面中の任意の位置へベッドを移動させることができる(図16、図1
7、図18、図19)。
【0077】例えば、図16はベッドが寝室の奥に2つ有った時の三次元モデルの透視図であり、図17はこの状態の寝室を真上から鳥瞰した図である。 そして、図1
8は、同じ寝室内で1つのベッドを窓側へ移動した時の状態を真上から鳥瞰した図である。
【0078】図19はベッドを2つとも、同じ寝室内の窓側に移動させて、新たな三次元モデルを作った時の透視図を示している。
【0079】建築モデルに窓を新しく追加することもできる。 図31は、建築モデルの寝室にパーツとして窓を追加する表示画面を示す図である。
【0080】このメニュー操作によって今まで窓の無かった寝室に、新しく窓を追加する事ができる。
【0081】図32は、この操作の結果、建築モデルの寝室にパーツとして窓を追加した後の表示画面を示す図である。
【0082】追加した窓の位置を変更することも可能である。 図33は、建築モデルのパーツとしての窓位置を変更する画面と変更後の表示画面を示す図である。
【0083】建築モデルの画面に表示中の、何かのパーツ、例えば「ドア」を別の「ドア」に変更することもできる。 この方法も上記と同様にして行う。 例えば、窓が二つ上側に付いている「ドア」を建築モデルの作成に使っていた、とする。
【0084】これを、一つの窓が上側に、もう一つの窓が下側に付いている「ドア」に変更して建築モデルを作り直し、新しい建築モデルを表示することも可能である。
【0085】このように、建築物の付属物、建具、等を任意の組み合わせで変更して、三次元モデルを作り直し、その新しい三次元モデルの透視図を表示することができる。
【0086】透視図を表示する際の光源の色、強さ、角度、昼夜の区別、太陽光と屋外障害物で生じる日影、を設定変更(214)することで、光源や日照が建築物に与える影響(光の反射・影など)をシミュレーションする(215)ことも可能である。
【0087】例えば、室内の透視図における照明を設定・変更することにより、照明効果をシミュレーションする場合の、操作方法を示すメニューを、図20に示す。
【0088】通常の画面内で、マウスの右ボタンをクリックすると、図20に示すポップアップメニューが開く。 このポップアップメニューから「Light」を選択する(図20)。
【0089】これによって、照明が選択され、明るさを表すメニューバーが表示されるので、これをマウスで明るい方向、或いは、暗い方向に移動させる。
【0090】これらの操作で、図20に示す建築物の三次元モデルの透視図に於ける室の天井に設置された照明器具の、光の強さ、色、を変化させることができる。 照明を明るくした時の状態を示す透視図を図21に、暗くした時の状態を示す透視図を図22に示す。
【0091】これらデータを設定変更した場合、再度、
間取り作成プログラムに戻り、間取り記述言語で記述された間取り記述データを作成するか(202)、或いは、再度、三次元生成プログラムを実行し(207)、
三次元モデルを作成し(207)、新たな三次元モデルとして表示する(207)。 同時に、新たな間取り記述データとして記憶装置107に記憶する(207)。
【0092】特に、視点位置と角度に関しては、マウスを利用することで、連続的に変化させ、あたかも、操作する人間が建築物の内部或いは外部に居て、歩きながら、頭を動かして、視点位置と角度を変えながら、建築物の内観外観を観察しているかの如くに透視図を表示することが可能である。
【0093】連続的に変化させた場合の図を、図13、
図14、図15、に示す。 これは、廊下を、正面に見える壁に向かって、少しずつ歩いている時の状態を示す、
透視図である(図13、図14、図15)。
【0094】これによって、建築物の三次元モデルを作り、その内観、即ち、実際に建築物を建てた時の状態を、より実際的に確認することができる。
【0095】透視図プログラムは、建築物三次元モデルの外観の透視図の画像データを生成し、表示装置101
に表示することもできる(図23)。
【0096】又、透視図プログラムでは、図24、25
に示すように、建築物の三次元モデルの外壁の色、および模様を変更し、三次元モデルを作り直し、表示装置に表示することもできる。 この図では、図24が壁の色を明るくした場合の三次元モデルの表示例であり、図25
が壁の色を暗くした場合の三次元モデルの表示例である。
【0097】同様に、透視図プログラムでは、図26、
27に示すように、建築物の三次元モデルの屋根瓦の色、模様、についても変更し、三次元モデルを作り直し、表示装置に表示することもできる。 この図では、図26が屋根瓦の色を暗くした場合の三次元モデルの表示例であり、図27が屋根瓦の色を明るくした場合の三次元モデルの表示例である。
【0098】更に、透視図プログラムでは、建築物に外界が与える影響をシミュレーションして、三次元モデルを作成し、表示することができる。 図28に示すように、メニューから「オプション」を選択して、ポップアップメニューを開き、このポップアップメニューから「昼夜設定」または「日影設定」を選択すると、透視図で表示された建築物の三次元モデルに及ぼす「日光の強さ」、「角度」、「影の状態」をシミュレーションし、
新しい建築物の三次元モデルを作成し、この透視図を作成して表示することができる(図29)。
【0099】同じ図29に示すように、建築物の外に、
庭木を配置し、その庭木を含めた三次元モデルを作成し、透視図を表示することもできる(図29)。
【0100】このようにして、より詳細かつ実際に建築物が建った時に近い状態の三次元モデルを作成して、その状態を表示画面で確認することが可能である。
【0101】間取り作成プログラムの拡張機能として、
建築物のモデルを構成する天井、壁、二階床、付属物、
屋根、建具、等のデータに属性値として「コスト」を追加することができ、このデータを使って、建築物全体の、材料費、工数を算出し、建築費用の見積をすることもできる。
【0102】見積結果は表として表示装置101に表示する。 この表示画面を図4に示す。 以上に示したのは本願の特許請求の範囲の請求項1乃至13に記載の建築モデル作成装置の一実施の形態である。
【0103】この実施の形態は、本願の特許請求の範囲の請求項14乃至26に記載の建築モデル作成方法を実施した時の実施の形態をも示している。
【0104】更に、この実施の形態は、本願の特許請求の範囲の請求項27乃至39に記載の建築モデル作成プログラムを記録した媒体を実施した時の実施の形態をも示している。
【0105】但し、この場合の実施の形態の構成図を図30に示す。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単な入力、操作等、利用者の負担が少ない工数で、詳細かつ実際に建築物が建った時に近い状態の三次元モデルを作成して、その状態を表示画面で確認することが可能であり、建築設計に於ける効率を非常に向上させることが可能である。
【図1】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の構成図
【図2】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態を構成するCPUが実行するプログラムの一連の処理フローを示す図
【図3】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態に於ける間取り記述言語による間取りの記述例を示す図
【図4】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態に於ける建築費用の見積結果を表として表示装置に表示した表示画面を示す図
【図5】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける敷地入力の表示画面を示す図
【図6】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける建物一階部分の建物外周形状入力の表示画面を示す図
【図7】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける建物一階部分の各室の形状入力の表示画面を示す図
【図8】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける建物一階部分の各室のパーツ選択配置入力の表示画面を示す図
【図9】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける建物二階部分の間取り入力の表示画面を示す図
【図10】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の間取り入力プログラム起動時に於ける屋根の形状入力の表示画面を示す図
【図11】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルを表示した図
【図12】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルを建築物の内部から透視した図
【図13】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルを内部から連続的に透視した図
【図14】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルを内部から連続的に透視した図
【図15】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルを内部から連続的に透視した図
【図16】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツの配置を変更する表示画面を示す図
【図17】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツを変更する表示画面を示す図
【図18】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツを変更した後の表示画面を示す図
【図19】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツの配置を変更した後の表示画面を示す図
【図20】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの照明を変更する表示画面を示す図
【図21】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの照明を変更した後の表示画面を示す図
【図22】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの照明を変更した後の表示画面を示す図
【図23】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの外観を透視した表示画面を示す図
【図24】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの壁の色を明るいものに変更した後の外観を透視した表示画面を示す図
【図25】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの壁の色を暗いものに変更した後の外観を透視した表示画面を示す図
【図26】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの屋根の色を暗いものに変更した後の外観を透視した表示画面を示す図
【図27】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの屋根の色を明るいものに変更した後の外観を透視した表示画面を示す図
【図28】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの昼夜設定または日影設定する時の表示画面を示す図
【図29】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルの日光の強さや角度や影の状態をシミュレートした時の透視図
【図30】本願の、特許請求の範囲の請求項27乃至3
9に記載の建築モデル作成プログラムを記録した媒体を実施した時の実施の形態の構成図
【図31】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツとして窓を追加する表示画面を示す図
【図32】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツとして窓を追加した後の表示画面を示す図
【図33】本願発明の建築モデル作成装置の一実施の形態の三次元モデルのパーツとして窓の位置を変更する画面と変更後の表示画面を示す図
101 表示装置 102 入力手段 103 CPU 104 RAM 105 画像処理部 106 記憶装置 107 記憶装置 108 記憶装置 109 バスライン 3010 フロッピーディスク等の記録媒体
フロントページの続き (72)発明者 正田 純二 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目12番8号 株 式会社パナソニックワンダーテインメント 内
标题 | 发布/更新时间 | 阅读量 |
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