ラジオ受信機

阅读:709发布:2024-02-12

专利汇可以提供ラジオ受信機专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】インターネットラジオ放送を受信中に即時性が要求される電波放送の番組を受信した際の番組内容の欠落や重複を防止することができるラジオ受信機を提供すること。 【解決手段】ラジオ受信機1は、所定の放送波を用いて配信される電波放送を受信してその放送内容を出 力 するFMラジオチューナ20と、 インターネットプロトコルを用いて配信されるインターネットラジオ放送を受信し、電波放送と同じ放送内容を、FMラジオチューナ20の出力タイミングよりも遅れて出力する通信部70、インターネットラジオ放送処理部12と、インターネットラジオ放送の番組を出力中に、電波放送の交通情報が受信されたときに、出力対象をこの交通情報に切り替えるとともに、この交通情報の出力終了後に、出力を中断したインターネットラジオ放送の番組の中断箇所から出力を継続する出力切替処理部16とを備えている。 【選択図】図1,下面是ラジオ受信機专利的具体信息内容。

所定の放送波を用いて配信される電波放送を受信してその放送内容を出する第1の受信手段と、 インターネットプロトコルを用いて配信されるインターネットラジオ放送を受信し、前記電波放送と同じ放送内容を、前記第1の受信手段の出力タイミングよりも遅れて出力する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段によって受信されたインターネットラジオ放送の第1の番組を出力中に、即時性が要求される電波放送の第2の番組が前記第1の受信手段によって受信されたときに、出力対象をこの第2の番組に切り替えるとともに、この第2の番組終了後に、出力を中断したインターネットラジオ放送の前記第1の番組の中断箇所から出力を継続する出力切替手段と、 を備えることを特徴とするラジオ受信機。請求項1において、 前記出力切替手段は、前記中断箇所からインターネットラジオ放送の前記第1の番組の出力を継続した後、インターネットラジオ放送に含まれる前記第2の番組と同じ内容を有する番組の出力タイミングが到来したときに、この同じ内容を有する番組の出力を中止し、前記第1の番組の出力をさらに継続することを特徴とするラジオ受信機。請求項1または2において、 前記電波放送には、前記第2の番組の受信タイミングに対応する特定番組識別信号が含まれており、 前記出力切替手段は、前記特定番組識別信号に基づいて前記第1および第2の番組の切り替えを行うことを特徴とするラジオ受信機。請求項1〜3のいずれか一項において、 前記第2の番組には、交通情報を内容とする番組が含まれることを特徴とするラジオ受信機。請求項1〜4のいずれか一項において、 前記第2の番組には、緊急地震速報を内容とする番組が含まれることを特徴とするラジオ受信機。請求項2において、 インターネットラジオ放送に含まれる前記第2の番組と同じ内容を有する番組の出力が中止されたときにその旨を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とするラジオ受信機。

说明书全文

本発明は、電波放送とインターネットラジオ放送の両方を受信するラジオ受信機に関する。

従来から、電波放送と、この電波放送と同じ内容のインターネットラジオ放送の両方を受信することができる放送受信機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この放送受信機では、電波状態が良好なときには、電波放送とインターネットラジオ放送の両方を同時に受信することができるが、一般には、インターネットラジオ放送の方が良好な受信品質が安定的に得られるため、両方の放送を同時に受信できる環境では、インターネットラジオ放送が優先的に受信される傾向にある。

特開2010−233113号公報

ところで、特許文献1に開示された放送受信機では、受信品質が良好なインターネットラジオ放送を受信する際には、受信した音声情報を一旦メモリに蓄積する必要があるため、受信した放送内容を音声出するまで所定の時間遅れが発生する。一方で、交通情報のような即時性が要求される放送内容については、インターネットラジオ放送を受信中であっても、電波放送に切り替える必要があるが、このような放送内容の切り替えを行うと、インターネットラジオ放送の内容が一部が交通情報等に置き換わるため、この置き換わった内容が欠落して聞けないことになるとともに、インターネットラジオ放送に切り替わった後に同じ内容の交通情報等が出力されるため、放送内容の重複が発生するという問題があった。

本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、インターネットラジオ放送を受信中に即時性が要求される電波放送の番組を受信した際の番組内容の欠落や重複を防止することができるラジオ受信機を提供することにある。

上述した課題を解決するために、本発明のラジオ受信機は、所定の放送波を用いて配信される電波放送を受信してその放送内容を出力する第1の受信手段と、インターネットプロトコルを用いて配信されるインターネットラジオ放送を受信し、電波放送と同じ放送内容を、第1の受信手段の出力タイミングよりも遅れて出力する第2の受信手段と、第2の受信手段によって受信されたインターネットラジオ放送の第1の番組を出力中に、即時性が要求される電波放送の第2の番組が第1の受信手段によって受信されたときに、出力対象をこの第2の番組に切り替えるとともに、この第2の番組終了後に、出力を中断したインターネットラジオ放送の第1の番組の中断箇所から出力を継続する出力切替手段とを備えている。

即時性が要求される電波放送の番組を受信したときに、それまで聴取していたインターネットラジオ放送の番組出力を中断し、この電波放送の番組を出力した後、中断したインターネットラジオ放送の番組出力を中断箇所から再開することができるため、即時性が要求される電波放送の番組を遅滞なく出力することができるとともに、出力が中断されたインターネットラジオ放送の番組内容の欠落を防止することができる。

また、上述した出力切替手段は、中断箇所からインターネットラジオ放送の第1の番組の出力を継続した後、インターネットラジオ放送に含まれる第2の番組と同じ内容を有する番組の出力タイミングが到来したときに、この同じ内容を有する番組の出力を中止し、第1の番組の出力をさらに継続することが望ましい。これにより、即時性が要求される第2の番組を聴取した後、これと同じ内容の番組を重複して聴取することを防止することができる。

また、上述した電波放送には、第2の番組の受信タイミングに対応する特定番組識別信号が含まれており、出力切替手段は、特定番組識別信号に基づいて第1および第2の番組の切り替えを行うことが望ましい。これにより、即時性が要求される第2の番組の受信タイミングを確実に知ることができる。

また、上述した第2の番組には、交通情報あるいは緊急地震速報を内容とする番組が含まれることが望ましい。交通情報や緊急地震速報が配信された場合に、遅滞なくこれらを受信してその内容を聴取することが可能となるとともに、これらの聴取における内容重複や、それまで聴取していた他の放送についての内容欠落を防止することができる。

また、インターネットラジオ放送に含まれる第2の番組と同じ内容を有する番組の出力が中止されたときにその旨を通知する通知手段をさらに備えることが望ましい。これにより、インターネットラジオ放送受信時に、先に強制的に聴取した第2の番組に対応する箇所をスキップしたことを利用者に知らせることができ、番組内容のつながりが不自然になった場合の違和感を減らすことができる。

一実施形態のラジオ受信機の構成を示す図である。

RDSデータの基本的ベースバンドコーディング構造の説明図である。

電波放送およびインターネットラジオ放送の番組出力タイミングとラジオ受信機1の出力内容との関係を示す図である。

交通情報受信に伴って番組切り替えを行う動作手順を示す流れ図である。

以下、本発明を適用した一実施形態のラジオ受信機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態のラジオ受信機の構成を示す図である。本実施形態のラジオ受信機1は、所定のネットワーク3を介してサーバ2と接続される。

ネットワーク3は、例えばインターネットであり、ラジオ受信機1に接続された携帯電話や携帯端末装置および基地局(ともに図示せず)を介して接続する場合や、ラジオ受信機1に接続された(あるいは内蔵された)無線LAN用の通信装置およびアクセスポイント(ともに図示せず)を介して接続する場合などが考えられる。また、無線LANによって接続可能な場合には無線LANによる接続を行い、無線LANによる接続が不可能な場合(近くにアクセスポイントがない場合など)には携帯電話等を用いた接続を行うようにしてもよい。

サーバ2は、ネットワーク3経由でラジオ受信機1にインターネットラジオ放送を配信する。なお、本明細書では、インターネットプロトコルを用いて配信されるラジオ放送を「インターネットラジオ放送」と称している。このサーバ2は、電波放送を提供する複数の放送局から提供されたそれぞれの番組情報をインターネットプロトコルを用いて各ラジオ受信機1に配信する。また、各放送局毎にサーバ2を設けて各放送局のサーバ2から各ラジオ受信機1に番組情報を配信するようにしてもよい。

ラジオ受信機1は、制御部10、FMラジオチューナ20、メモリ30、操作部40、入力処理部42、オーディオ処理部50、増幅器52、スピーカ54、表示処理部60、表示装置62、通信部70を備えている。

制御部10は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することにより、放送局から送信される電波放送や、この電波放送と同じ番組内容を有してサーバ2から配信されるインターネットラジオ放送を受信し、番組内容を出力するために、ラジオ受信機1の全体動作を制御する。制御部10の詳細については後述する。

FMラジオチューナ20は、アンテナ22を介して受信したアナログ放送としてのFM放送信号とRDS放送信号を受信するためのものである。例えば、このFMチューナ20は、フロントエンド(F/E)24、復調部26、RDSデコーダ28を含んで構成されている。

RDS放送は、19kHzのステレオパイロット信号の3次高調波である57kHzを副搬送波とし、フィルタリングおよび2相コード化された番組関連情報や交通情報関連等のデータを示すデータ信号により、副搬送波を振幅変調してラジオデータ(RDSデータ)とし、この振幅変調された副搬送波を主搬送波に周波数変調して放送している。

図2は、RDSデータの基本的ベースバンドコーディング構造の説明図である。図2に示すように、RDSデータは、104ビットを1グループとするグループ単位で構成され、各グループはそれぞれ4ブロック(A、B、C、D)からなり、1ブロックは16ビットの情報語(m0〜m15)と10ビットの検査語およびオフセット語(C’0〜C’9)とから構成されている。

ブロックAには、国名データや番組データからなるネットワークを示す番組識別コード(PIコード:Program Identification Code)が配置される。ブロックBには、交通情報番組を放送する交通情報放送局であることを示す交通情報放送局識別コード(TPコード:Traffic program Identification code)やこの交通情報にかかる放送番組が放送中であるか否かを示す交通アナウンス識別コード(TAコード:Traffic Announcement code)が配置される。ブロックCには、同一番組を放送しているネットワーク局群の各局の周波数に関するデータ、すなわち代替局周波数コード(AFデータ:Alternative Frequency code)が配置される。ブロックDには、放送局名やネットワーク名等の放送局名コード(PSデータ:Program Service code)が配置される。

フロントエンド24は、アンテナ22を介して受信した放送信号の中から所望の放送信号を抽出するとともに周波数変換を行ってこの放送波に対応する中間周波信号を生成する。復調部26は、入力される中間周波信号に基づいてFM復調処理およびステレオ復調処理を行う。FM復調された後のデータには、所定のメッセージデータを含むRDSデータが重畳されている。メッセージデータには、以下の内容が含まれる。

(1)番組識別コード(PI) (2)交通情報放送局識別コード(TPコード) (3)交通アナウンス識別コード(TAコード) 復調部26によってステレオ復調された音声データは、オーディオ処理部50に入力される。

RDSデコーダ28は、復調部26によってFM復調されたデータに対して所定のデコード処理を行ってRDSデータを復元する。また、RDSデコーダ28は、RDSデータの誤りをブロック同期を取りながら検出し、その誤りを訂正する動作を行う。なお、通常は、RDSデータの誤り検出および訂正動作はRDSデータのデコード処理とは別であって、別の誤り検出・訂正部が備わっている。

メモリ30は、インターネットラジオ放送を受信して各番組の音声データを出力するために必要な各種処理の作業領域として用いられるとともに、電波放送による交通情報受信時に、インターネットラジオ放送の各番組の音声データを遅延させる一時記憶領域として用いられる。

操作部40は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。入力処理部24は、操作部40の操作状態を監視し、利用者による入力内容を検出する。

オーディオ処理部50は、FMラジオチューナ20内の復調部26から出力される電波放送の復調後のデータや、制御部10から出力されるインターネットラジオ放送のデータが入力され、いずれか一方を選択して音声出力するためのものであり、データ形式毎の音声復号処理等を行ってオーディオ信号を出力する。このオーディオ信号は、増幅器52によって増幅され、スピーカ54から出力される。

表示処理部60は、制御部10の制御にしたがって各種の操作画面の表示などを行うためのものであり、それらの表示内容に対応する映像信号を出力する。この映像信号は、表示装置62に入力されて映像表示が行われる。通信部70は、サーバ2との間でネットワーク3を介してインターネットラジオ放送に関する各種データの送受信を行うためのものであり、通信方式に応じた所定の処理を行う。

次に、制御部10について説明する。図1に示すように、制御部10は、インターネットラジオ放送処理部12、FMラジオチューナ処理部14、出力切替処理部16、通知処理部18を含んで構成されている。

インターネットラジオ放送処理部12は、サーバ2から配信されるインターネットラジオ放送を受信して再生する処理を行う。インターネットラジオ放送を受信して再生開始までに行われる各種の処理にある程度の時間がかかるため、電波放送を受信して番組内容を出力開始する場合に比べて、2〜3分程度の時間差(遅延)が生じる。FMラジオチューナ処理部14は、FMラジオチューナ20を用いた電波放送の受信に必要な選局などの処理を行う。

出力切替処理部16は、オーディオ処理部50による出力対象となる放送(電波放送/インターネットラジオ放送)を切り替える処理を行う。具体的には、出力切替処理部16は、電波放送とインターネットラジオ放送の同じ番組を受信し、インターネットラジオ放送の番組を出力中に、即時性が要求される電波放送の番組(例えば、交通情報)が受信されたときに、出力対象をこの交通情報に切り替えるとともに、この交通情報の配信終了後に、出力を中断したインターネットラジオ放送の番組の中断箇所から出力を継続する処理を行う。また、出力切替処理部16は、インターネットラジオ放送の上述した中断箇所から中断前の番組の出力を再開した後、出力済みの交通情報の出力タイミングが到来したときに、この交通情報の出力を中止し、この交通情報の次の番組の出力を継続する。通知処理部18は、インターネットラジオ放送に含まれる交通情報の出力が中止されたときにその旨を通知する。この通知は、例えば表示処理62に所定の通知画面を表示したり、スピーカ54から所定の通知音を出力することにより行われる。

上述したFMラジオチューナ20が第1の受信手段に、通信部70、インターネットラジオ放送処理部12が第2の受信手段に、出力切替処理部16が出力切替手段に、通知処理部18が通知手段にそれぞれ対応する。また、RDSデータのメッセージデータに含まれる交通情報放送局識別コード(TPコード)が特定番組識別信号に対応する。

本実施形態のラジオ受信機1はこのような構成を有しており、次に、インターネットラジオ放送の番組を受信中に電波放送の交通情報を受信して切り替える場合の動作を説明する。

図3は、交通情報受信に伴って番組切り替えを行う動作手順を示す流れ図である。例えば、電波放送の番組を受信する動作と並行して、同じ内容を有するインターネットラジオ放送の番組を受信してその番組内容を出力中に、電波放送にて交通情報が配信されて出力対象を切り替える場合の動作手順が示されている。

電波放送とインターネットラジオ放送とで同じ番組を受信すると、出力切替処理部16は、一般に受信品質が良好なインターネットラジオ放送を選択して、受信した番組内容をスピーカ54から出力する(ステップ100)。また、出力切替処理部16は、このようなインターネットラジオ放送の番組出力動作と並行して、電波放送の交通情報受信を開始したか否かを判定する(ステップ102)。この判定は、RDSデコーダ28から出力されるRDSデータのメッセージデータ内のTAコード(交通アナウンス識別コード)の有無を調べることにより行われる。TAコードが含まれない場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻ってインターネットラジオ放送の番組出力動作が繰り返される。

また、RDSデータのメッセージデータにTAコードが含まれる場合にはステップ102の判定において肯定判断が行われる。次に、出力切替処理部16は、インターネットラジオ放送の番組出力を中止し(ステップ104)、電波放送の交通情報の出力を行う(ステップ106)。また、出力切替処理部16は、交通情報を受信が終了したか否かを判定する(ステップ108)。交通情報受信中の場合には否定判断が行われ、ステップ106に戻って交通情報の出力が継続される。また、交通情報の受信が終了するとステップ108の判定において肯定判断が行われる。

次に、出力切替処理部16は、インターネットラジオ放送の番組出力を、交通情報出力開始時の中断箇所から再開する(ステップ110)。また、出力切替処理部16は、インターネットラジオ放送の交通情報出力が開始されたか否かを判定する(ステップ112)。例えば、インターネットラジオ放送の番組出力は、電波放送の番組出力よりも所定時間遅延して行われるため、ステップ106において電波放送の交通情報出力が開始された時点からこの遅延時間分の時間が経過した時点を、インターネットラジオ放送の交通情報出力が開始された時点とする場合が考えられる。あるいは、電波放送の交通情報の先頭部分の波形をサンプリングしておいて、インターネットラジオ放送の番組出力波形に同じ形状の波形が含まれた時点を、インターネットラジオ放送の交通情報出力が開始された時点とするようにしてもよい。インターネットラジオ放送の交通情報出力が開始されるまではステップ112の判定において否定判断が行われ、この判定が繰り返される。

また、インターネットラジオ放送の交通情報出力が開始されるとステップ112の判定において肯定判断が行われる。次に、出力切替処理部116は、インターネットラジオ放送の交通情報出力をスキップする(ステップ114)。例えば、電波放送の交通情報の出力時間は、RDSデータのメッセージデータにTAコードが含まれる時間を計測することにより知ることができるため、インターネットラジオ放送の番組出力をこの時間分飛ばすことにより、交通情報の出力をスキップすることができる。また、通知処理部18は、インターネットラジオ放送に含まれる交通情報の出力が中止(スキップ)されたことを通知する(ステップ116)。その後、ステップ102に戻って、電波放送の交通情報受信を開始したか否かを判定以降の動作が繰り返される。

図4は、電波放送およびインターネットラジオ放送の番組出力タイミングとラジオ受信機1の出力内容との関係を示す図である。図4に示すように、電波放送およびインターネットラジオ放送のそれぞれでは、1、2、3、・・・の順に番組内容の出力が可能であり、それらの間には時間Tの出力タイミングのずれが発生する。

本実施形態のラジオ受信機1では、電波放送とインターネットラジオ放送の両方で同じ番組を受信している場合には、インターネットラジオ放送の番組内容が出力される(図4の「インターネットラジオ放送」参照)。

ところが、電波放送で交通情報(図4に示す例では番組5)が配信されると、その出力タイミングに合わせて、ラジオ受信機1の出力内容が、インターネットラジオ放送の番組から電波放送の交通情報(番組5)に切り替わる。この切り替え状態は、交通情報の配信が終了するまで継続する。また、電波放送による交通情報の配信が終了すると、インターネットラジオ放送が中断された箇所から番組出力が再開される。

また、その後インターネットラジオ放送の番組出力において、交通情報(番組5)の出力タイミングが到来するとこの交通情報の出力がスキップされ(飛ばされ)、番組4の次に番組6の内容が出力される。

このように、本実施形態のラジオ受信機1では、即時性が要求される電波放送の交通情報を受信したときに、それまで聴取していたインターネットラジオ放送の番組出力を中断し、この電波放送の番組を出力した後、中断したインターネットラジオ放送の番組出力を中断箇所から再開することができるため、即時性が要求される電波放送の番組を遅滞なく出力することができるとともに、出力が中断されたインターネットラジオ放送の番組内容の欠落を防止することができる。

また、インターネットラジオ放送に含まれる交通情報の出力タイミングが遅れて到来したときに、この交通情報の出力をスキップして飛ばすことにより、同じ内容の交通情報を重複して聴取することを防止することができる。

また、電波放送の交通情報に対応するRDSデータのメッセージデータには交通アナウンス識別コード(TAコード)が含まれており、出力切替処理部16は、TAコードに基づいて交通情報の切り替えを行っている。これにより、交通情報の受信タイミングを確実に知ることができる。

また、インターネットラジオ放送に含まれる交通情報をスキップしたときにその旨を通知処理部18によって通知することにより、番組内容のつながりが不自然になった場合の違和感を減らすことができる。

なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、即時性が要求される電波放送の番組の一例として交通情報を用いて説明したが、交通情報以外についても本発明を適用することができる。例えば、即時性が要求される電波放送の番組に「緊急地震速報」を含めるようにしてもよい。

また、上述した実施形態では、電波放送を受信する構成としてRDSチューナ(FMラジオチューナ20)を用いたが、AM放送およびFM放送の少なくとも一方を受信可能なその他のチューナを用いるようにしてもよい。

上述したように、本発明によれば、即時性が要求される電波放送の番組を受信したときに、それまで聴取していたインターネットラジオ放送の番組出力を中断し、この電波放送の番組を出力した後、中断したインターネットラジオ放送の番組出力を中断箇所から再開することができるため、即時性が要求される電波放送の番組を遅滞なく出力することができるとともに、出力が中断されたインターネットラジオ放送の番組内容の欠落を防止することができる。

1 ラジオ受信機 2 サーバ 3 ネットワーク 10 制御部 12 インターネットラジオ放送処理部 14 FMラジオチューナ処理部 16 出力切替処理部 18 通知処理部 20 FMラジオチューナ 30 メモリ 40 操作部 42 入力処理部 50 オーディオ処理部 62 表示装置 70 通信部

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