Pallet fixing device for mechanical parking garage
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SOLUTION: A pallet fixing device is provided with a means for preventing floating of pallet and a means for preventing horizontal movement of pallet inside of a parking room 18. As a means for preventing floating of a pallet 1, a floating preventing member 3 for regulating the upward movement of the pallet 1 is provided in a pallet housing rail 2 provided inside of the parking room 18. As a means for preventing horizontal movement of the pallet 1, a notch part 4 is provided in the pallet housing rail 2, and the pallet 1 is formed of a presser plate 5 to be turned by a handle part of a pallet laterally moving mechanism, a shaft 7 interlocked with the presser plate 5 so as to be turned together, and a lock member 8 fitted to the shaft 7.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO，下面是Pallet fixing device for mechanical parking garage专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は機械式駐車場の駐車室内におけるパレット固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車をパレットに載せて駐車場内を搬送するパレット型の機械式駐車場において、エレベータや台車等の搬送機によって駐車室まで運ばれて来たパレットは、パレット横行機構により駐車室に移動され格納される。 格納された後、パレットは駐車室で動かないように固定される。
【０００３】従来、前記パレット固定装置として、特開平５ー１２５８５４号公報に示す装置が開示されている。
【０００４】前記公報で開示された装置は、図６（斜視図）に示すように、駐車室内のパレット収納用レール２
に切欠部４を形成しておき、パレット１には該切欠部４
と係合するロック部材８を回動可能に設けておき、搬送機のパレット横行機構（図示せず。）の把持部（図示せず）がパレット１の端部を把持すると把持部により押し板５が押されてシャフト７が回動し、前記ロック部材８
が前記パレット収納用レール２の切欠部４から解除され、パレット１は移動可能となるように構成されている。
【０００５】また、パレット横行機構の把持部がパレット１を離すとロック部材８は元に戻り前記切欠部４と係合しパレット１の移動が固定される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】パレット横行機構により駐車室内に格納されたパレット１は、駐車室内のパレット収納用レール２に固定され水平方向に移動することを防止している。
【０００７】しかしながら、大地震の揺れに対処するためには、前記水平方向の移動に対する固定だけでは不充分である。
【０００８】駐車室内において、通常、地震の揺れは水平方向の横揺れだけでなく垂直方向の縦揺れもあり、該縦揺れによりパレット１のパレット収納用レール２からの離脱事態も考慮し、車の落下対策を講じる必要がある。
【０００９】本発明は、前記縦揺れに対してもパレットの固定が可能な技術を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する第一の手段は、駐車室内に、パレットの浮き上がり防止手段と水平方向移動防止手段とを備えた機械式駐車場におけるパレット固定装置である。
【００１１】地震の横揺れに対するパレットの水平方向の移動は、水平方向移動防止手段により固定され、垂直方向の縦揺れはパレットの浮き上がり防止手段により固定される。
【００１２】前述の課題を解決する第二の手段は、パレット浮き上がり防止手段が、パレットの上方への動きを規制する浮き上がり防止部材を駐車室内に設置されるパレット収納用レールに設けられており、パレットの水平方向移動防止手段は、前記パレット収納用レールに切欠部を設け、パレットには、パレット横行機構の把持部により回動される押し板と、該押し板に連動して回動するシャフトと、該シャフトに取付けられたロック部材とからなり、パレットが停止しているときは、前記ロック部材が切欠部と係合して固定されることを特徴とする前記第一の手段に記載の機械式駐車場におけるパレット固定装置である。
【００１３】パレットに地震等の縦揺れが作用しても、
収納用レールに固着された浮き上がり防止部材がパレットの上面に当接し、浮き上がり、落下することがない。
【００１４】また、パレットの水平方向の移動は、パレットが停止している場合は、パレットに設けた押し板がパレット横行機構の把持部から解除されることにより押し板およびシャフトが回動され、該シャフトと一体のロック部材が収納用レールの切欠部に自動的に係合して固定される。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の機械式駐車場におけるパレット固定装置の一実施例を示した斜視図である。
【００１６】１は車（図示せず）が搭載されたパレットで、該パレット１は駐車室内に設置されて両側部に対で設けられたパレット収納用レール２に沿って複数の車輪１′・・で走行する。 該パレット収納用レール２には、
パレット１の上方への動きを規制する浮き上がり防止手段である複数の浮き上がり防止部材３・・が該パレット収納用レール２に沿って間隔をあけて設けられている。
【００１７】パレットの水平方向移動防止手段は、前記パレット収納用レール２の中間に切欠部４が設けられ、
また、パレット１の両側部には、後述する搬送機に設けられたパレット横行機構の把持部に連動してパレット１
の幅方向に水平移動する押し板５と、該押し板５の動きを弧状運動に変える中間板６と、該中間板６の弧状運動により回動されるシャフト７と、該シャフト７に取付けられ前記パレット収納用レール２の切欠部４に係合するロック部材８と、が設けられている。
【００１８】尚、９はバネで、通常、押し板５が搬送機に設けられたパレット横行機構の把持部に当接していないときは、ロック部材８を前記切欠部４に係合するようにシャフト７にトルクを与えて固定しており、搬送機内のパレット横行機構が作動し、パレット１を移動するときは、ロック部材８は、切欠部４から離脱して、パレット１の移動を自由とする。
【００１９】図２は、前述の押し板５と搬送機に設けられたパレット横行機構の把持部１０の作動を図示した平面図で、該把持部１０は所定高さを有しており下部でパレット１の端部を掴むと同時に上部で押し板５に当接する。 実線で示した状態は把持部１０がパレット１の端部を掴み移動する状態で、押し板５も把持部１０に当接してロック部材８を切欠部４から離脱している状態であり、二点鎖線で示した状態は、押し板５がバネ９によりパレット収納用レール２側に突出しシャフト７を回動させて浮き上がり防止部材３、３ロック部材８を切欠部４
に係合させて、パレット１が固定されている状態である。
【００２０】図３は、本発明の全体を示した平面図で、
１は車（図示せず）を搭載するパレットで、車輪１′・
・により収納用レール２、２上を転動する。
【００２１】３は前記パレット収納用レール２、２に基部が固定されたパレット１の浮き上がり防止部材であり、１１は搬送機側に設けられ、前記パレット収納用レール２、２と一致した軸芯上にある搬送機上レールである。
【００２２】１２は搬送機に取付けられたパレット横行機構で、該パレット横行機構１２に設けられたモータ１
３により把持部１０を搬送機上レール１１の長手方向に移動させる。 １４は把持部１０の開閉作動を行うモータで、把持部１０がパレット１の端部１ａ、１ｂを掴み、
移動することにより、パレット１を搬送機から駐車室へ移動し（入庫）、あるいは、駐車室から搬送機内へ引き込む（出庫）。
【００２３】図４は、本発明が適用されるエレベータ式の機械式駐車場の立面図で、１５は建物、１６は入出庫口で、１７はエレベータ式の搬送機、１８はエレベータ式搬送機の両側に設けられた駐車室である。 入出庫口１
６から入った車は、エレベータ式搬送機１７上のパレット（図示せず）に載置され、所定の駐車室１８の位置で、図３のパレット横行機構１２によりパレット１が駐車室１８へ移動され、把持部１０を開くことによりロック部材８が駐車室１８内のパレット収納用レール２の切欠部４に係合することにより水平方向の移動が係止される。
【００２４】また、パレット収納用レール２には、パレット１の浮き上がり防止部材３が設けられているので、
上下方向の移動が規制される。 出庫の際は、前述と逆の動作となる。
【００２５】図５は、本発明が適用される平面往復式の機械式駐車場の概略斜視図で、入庫口１９から入った車を搭載したパレット１は、エレベータ１７で所定の駐車階まで下降し、台車２１に移し変えられ、所定の駐車室１８まで移送され、前述と同様の方法で、駐車室１８に収納される。 この場合、パレット横行機構１２は、エレベータ１７と台車２１に設けられている。
【００２６】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、パレットが水平方向に移動することを防ぐとともに、垂直方向の動きも防止するので、地震の際のパレット乃至車の落下を防止することができる。
【図１】本発明の機械式駐車場におけるパレット固定装置。
【図２】本発明のパレット横行機構の把持部と押し板との作動状況を示す平面図。
【図３】本発明の全体を示した平面図。
【図４】本発明が適用されるエレベータ式の機械式駐車場の立面図。
【図５】本発明が適用される平面往復式の機械式駐車場の概略斜視図。
【図６】従来技術におけるパレット水平移動防止機構。
１ パレット ２ パレット収納用レール ３ 浮き上がり防止部材 ４ 切欠部 ５ 押し板 ６ 中間板 ７ シャフト ８ ロック部材 ９ バネ １０ 把持部 １１ 搬送機上レール １２ パレット横行機構 １３ 把持部横行用モータ １４ 把持部開閉モータ １５ 建物 １６ 入出庫口 １７ エレベータ（搬送機） １８ 駐車室 １９ 入庫口 ２０ 出庫口 ２１ 台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 修一郎 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
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