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Wheel-guiding guide device of mechanical parking lot, and the mechanical parking lot equipped with the same

阅读:524发布:2024-02-29

专利汇可以提供Wheel-guiding guide device of mechanical parking lot, and the mechanical parking lot equipped with the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To enable charging equipment to be installed in a mechanical parking lot with no charging equipment only by simple repair.
SOLUTION: This wheel-guiding guide device 11 includes: a guidance sidewall 24 which is parallel to a wheel guiding wall 16 of a pallet 5 for placing a vehicle and away at a predetermined spacing W to the width-direction central side of the pallet 5 from the wheel guiding wall 16; a forward and backward movement regulator (31) for regulating the forward and backward movements of the guidance sidewall 24 with respect to the wheel guiding wall 16; and a rightward and leftward movement regulator (32) for regulating the rightward and leftward movements of the guidance sidewall 24 with respect to the wheel guiding wall 16. The wheel-guiding guide device 11 is formed in a casing shape having the guidance sidewall 24 used as an inside surface. The wheel-guiding guide device 11 is formed in a longitudinally symmetrical shape so as to be capable of being mounted in a reversed state on either of the sides of the right and left wheel guiding walls 16 of the pallet 5.
COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT,下面是Wheel-guiding guide device of mechanical parking lot, and the mechanical parking lot equipped with the same专利的具体信息内容。

  • 車両が載置されるパレットの側縁部に立設された車輪誘導壁に着脱可能に装着される車輪誘導ガイド装置であって、
    前記車輪誘導壁に平行し、かつこの車輪誘導壁に対して前記パレットの幅方向中央側に所定間隔だけ離間した誘導側壁と、
    前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して前後方向に移動することを規制する前後移動規制手段と、
    前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して左右方向に移動することを規制する左右移動規制手段と、を備えてなることを特徴とする機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記パレットの左右両側に設けられた前記車輪誘導壁の、どちら側にも反転させて装着できるように、前後対称な形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記車輪誘導壁と前記誘導側壁との間のスペースに、車載バッテリへの充電を行う電源供給部が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記電源供給部は、長手方向の両端付近を含む複数個所に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記電源供給部は、充電ケーブル巻取機と、この充電ケーブル巻取機に巻装される充電ケーブルと、この充電ケーブルの先端部に設けられて車体側の充電接続部に接続される充電コネクタとを備えてなることを特徴とする請求項3または4に記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記誘導側壁を内側面とする匡体状に形成され、前記車輪誘導壁の内面に沿って着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 前記匡体状に形成された車輪誘導ガイド装置の上面に開閉可能な蓋部材が設けられ、この蓋部材の内側に前記電源供給部が収容されたことを特徴とする請求項6に記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置。
  • 請求項1〜7の何れかに記載の機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置を備えたことを特徴とする機械式駐車場。
  • 说明书全文

    本発明は、車両が載置されるパレットの側縁部に脱着可能に設けられ、ハイブリッド車両や電動車両の駐車時に、その車載バッテリへの充電を行えるようにした、機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置およびこれを備えた機械式駐車場に関するものである。

    近年、世界的な環境保全の動向が高まっており、環境汚染の度合が少ないハイブリッド車両や電気自動車(以下、電動車両と呼称する)が目覚ましく普及しつつある。 このような電動車両は、大容量の車載バッテリを搭載しており、この車載バッテリに蓄えられた電により電動モータを駆動して走行する。 そして、車載バッテリへの充電は、電動車両の車体外面に設けられた充電接続部と家庭用電源等の電源コンセントとの間を充電ケーブルで接続することにより行われている。

    これに伴い、立体駐車場施設等の機械式駐車場においても、電動車両の車載バッテリを充電可能にするための充電装備が求められている。 このような機械式駐車場においては、電動車両がパレットの上に載せられた状態で機械式駐車場内を上下左右に移動するため、このような場合であっても、電動車両に対して安定した電源を供給できるように、例えば特許文献1,2に開示されている技術が提案されている。

    特許文献1に開示されている機械式駐車場は、車両が載置されるパレットの一側部の前方または後方寄りに充電用スタンドが立設され、この充電用スタンドから充電ケーブルが延出し、電動車両は、その車体に設けられた充電接続部が充電用スタンドに近づく向きでパレット上に駐車され、充電用スタンドから延ばされた充電ケーブルが車体の充電接続部に接続されて車載バッテリが充電されるようになっている。

    また、特許文献2に開示されている機械式駐車場は、パレットの側縁部に立設された縁石状の車輪誘導壁の上面にコンセント状の電源供給部が設置され、この電源供給部と、電動車両の充電接続部との間が充電ケーブルにより接続されて車載バッテリが充電されるようになっている。

    特許第2789062号公報

    実開平06−028124号公報

    ところで、このような充電装備を備えた機械式駐車場は、予め電動車両が駐車することを念頭に製造されたものであるが、他の既存の機械式駐車場は、電動車両が駐車することが想定されておらず、充電装備を備えていない。 しかしながら、このような既存の機械式駐車場に充電装備を付加する改修を行うのは、多大な改修費用の出費と、改修工事期間中の駐車場閉鎖とを余儀なくされ、駐車台数の多い立体駐車場施設においては到底採算が合わないものであった。

    上記特許文献2に記載されているように、パレットの側縁部に立設された車輪誘導壁の上面にコンセント状の電源供給部を設置するだけであれば、簡単な改修だけで済むが、問題点もある。 即ち、電動車両の運転者は、車体の側面に設けられた充電接続部を、パレットの側縁部に設けられた電源供給部に近づけようとして車体を駐車させる傾向があるため、車体の充電接続部がパレットの端部に片寄りがちとなる。

    すると、車体の充電接続部と電源供給部との間を接続する充電ケーブルの中間部が、パレットの外形輪郭からはみ出すに近い状態で下方に弛むことになり、機械式駐車場においては、車両が載置された状態でパレットが機械式駐車場内を上下左右前後に何度も急激に搬送されるため、パレットからはみ出た充電ケーブルが揺れた時に、充電ケーブルがパレットの周囲にある他の構造物に引っ掛かって切損してしまう虞がある。 このため、パレットの側縁部に電源供給部を付加するだけの単純な改修は好ましくない。

    また、特許文献1,2どちらの場合においても、パレットの1箇所または2箇所に設置された電源供給部に対して、電動車両の車体の一箇所に設けられた充電接続部を対向させる形で駐車させなければならないため、電源供給部の位置によっては車体の駐車方向や車種が限定されてしまうという不具合があった。 特に特許文献1のものは、パレットに専用の充電用スタンドが固定されているため、この充電用スタンドと車体の充電接続部との位置が合致しないと、充電用スタンドの位置を変更したり、充電用スタンドから長い充電ケーブルを延ばして車体の充電接続部に接続したりするといった面倒を余儀なくされる。

    本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡単な改修のみにより、充電装備を持たない機械式駐車場に信頼性の高い充電装備を設置することができ、しかも駐車する車種を選ばず、車体側の充電接続部の位置に幅広く対応して容易に充電装備を設けることのできる、機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置およびこれを備えた機械式駐車場を提供することを目的とする。

    上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
    即ち、本発明の第1の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、車両が載置されるパレットの側縁部に立設された車輪誘導壁に着脱可能に装着される車輪誘導ガイド装置であって、前記車輪誘導壁に平行し、かつこの車輪誘導壁に対して前記パレットの幅方向中央側に所定間隔だけ離間した誘導側壁と、前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して前後方向に移動することを規制する前後移動規制手段と、前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して左右方向に移動することを規制する左右移動規制手段と、を備えてなることを特徴とする。

    上記発明によれば、パレットの車輪誘導壁に車輪誘導ガイド装置を装着するだけで、この側の車輪誘導壁に対して車輪を所定間隔だけパレットの幅方向中央側に離間させることができる。 このため、車輪誘導ガイド装置が装着された側に、例えばコンセント状の電源供給部を付加するだけの簡単な改修のみにより、充電装備を持たない機械式駐車場に充電装備を設置することができる。

    また、本発明の第2の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第1の態様において、前記パレットの左右両側に設けられた前記車輪誘導壁の、どちら側にも反転させて装着できるように、前記車輪誘導ガイド装置を前後対称な形状に形成されたことを特徴とする。

    本発明によれば、1つの車輪誘導ガイド装置を、パレットの左右両側のどちらの車輪誘導壁にも装着させることができるため、簡単な載せ換え作業のみにより、充電接続部が車体の左右どちら側にある車体にも対応することができる。

    また、本発明の第3の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第1または第2の態様において、前記車輪誘導壁と前記誘導側壁との間のスペースに、車載バッテリへの充電を行う電源供給部が設けられたことを特徴とする。

    本発明によれば、パレットの車輪誘導壁に車輪誘導ガイド装置を装着するだけで、車輪誘導壁に対して車輪を所定間隔だけパレットの幅方向中央側に離間させると同時に、車載バッテリへの充電装備を設けることができる。 このため、充電装備を持たない機械式駐車場を、非常に簡単に充電装備を備えた機械式駐車場に改修することができる。 しかも、車輪誘導ガイド装置を前後対称な形状に形成すれば、駐車させる車両の充電接続部が左右どちら側にあっても、車輪誘導ガイド装置をパレットの左右の車輪誘導壁に載せ換えるだけで対応することができるため、車種の制約を少なくすることができる。

    また、本発明の第4の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第3の態様において、前記電源供給部は、長手方向の両端付近を含む複数個所に設けられていることを特徴とする。

    本発明によれば、駐車させる車両の前後方向のどの部位に充電接続部が設けられていても、車輪誘導ガイド装置に設けられた複数の電源供給部のうちから一番近い電源供給部を車体側の充電接続部に接続すればよい。 また、車輪誘導ガイド装置を前後対称な形状に形成すれば、駐車させる車両の充電接続部が左右どちら側にあっても、車輪誘導ガイド装置をパレットの左右の車輪誘導壁に載せ換えるだけで対応することができる。 これらにより、車体側の充電接続部の位置に幅広く対応して充電装備を設けることができる。

    また、本発明の第5の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第3または第4の態様において、前記電源供給部は、充電ケーブル巻取機と、この充電ケーブル巻取機に巻装される充電ケーブルと、この充電ケーブルの先端部に設けられて車体側の充電接続部に接続される充電コネクタとを備えてなることを特徴とする。

    本発明によれば、充電ケーブル巻取機から充電ケーブルを延ばして車体側の充電接続部に接続すれば充電が行えるため、例えば専用の充電ケーブルを車から出し入れする必要がなく、手軽に充電を行うことができる。 しかも、充電ケーブルの接続後に、充電ケーブルの弛みを充電ケーブル巻取機に巻き取らせることができるため、パレットの搬送時に、弛んだ充電ケーブルが他の構造物に引っ掛かって切損するような懸念を排除することができる。

    また、本発明の第6の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第1〜第5の何れかの態様において、前記車輪誘導ガイド装置は、前記誘導側壁を内側面とする匡体状に形成され、前記車輪誘導壁の内面に沿って着脱可能に装着されることを特徴とする。 本発明によれば、車輪誘導ガイド装置を堅牢な一体構造にして、充電装備の信頼性を高めるとともに、パレットへの着脱作業を容易にすることができる。

    また、本発明の第7の態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置は、前記第6の態様において、前記匡体状に形成された車輪誘導ガイド装置の上面に開閉可能な蓋部材が設けられ、この蓋部材の内側に前記電源供給部が収容されたことを特徴とする。 本発明によれば、電源供給部を蓋部材により保護して、充電装備としての信頼性を高めることができる。

    また、本発明に係る機械式駐車場は、前記第1〜第7の何れかの態様に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置を備えたことを特徴とする。 本発明によれば、駐車する車種を選ばず、車体側の充電接続部の位置に幅広く対応して容易に充電装備を設けることができる。

    このように、本発明に係る機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置およびこれを備えた機械式駐車場によれば、簡単な改修のみにより、充電装備を持たない機械式駐車場に信頼性の高い充電装備を設置することができ、しかも駐車する車種を選ばず、車体側の充電接続部の位置に幅広く対応して容易に充電装備を設けることができる。

    本発明に係る車輪誘導ガイド装置を適用可能な機械式駐車場の一例を示す斜視図である。

    本発明の第1実施形態を示し、車輪誘導ガイド装置がパレットの右側部に装着された状態を示す斜視図である。

    図2のIII-III線に沿うパレットと車輪誘導ガイド装置の縦断面図である。

    図2と図3に示す車輪誘導ガイド装置の斜視図である。

    車輪誘導ガイド装置がパレットの左側部に装着された状態を示す斜視図である。

    図5のVI-VI線に沿うパレットと車輪誘導ガイド装置の縦断面図である。

    本発明の第2実施形態を示し、車輪誘導ガイド装置がパレットの右側部に装着された状態を示す斜視図である。

    図7のVIII-VIII線に沿うパレットと車輪誘導ガイド装置の縦断面図である。

    図7と図8に示す車輪誘導ガイド装置の斜視図である。

    図7〜図9に示す電源供給部の拡大斜視図である。

    車輪誘導ガイド装置がパレットの左側部に装着された状態を示す斜視図である。

    図11のXII-XII線に沿うパレットと車輪誘導ガイド装置の縦断面図である。

    以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。 なお、本発明は、パレットを用いた車両搭載機能を有する機械式立体駐車場であれば幅広く適用できるものであって、以下の説明にある垂直循環式立体駐車場に限定されるものではない。

    図1は、本発明に係る後述の車輪誘導ガイド装置を適用し得る機械式駐車場の一例を示す斜視図である。 この機械式駐車場1は、複数の車両2を収容可能な垂直循環式の立体駐車場施設であり、地上部に車両2の出入庫口3が開口する駐車塔4内に複数のパレット5が収容されている。 各パレット5は、駐車塔4内で上下に駆動される搬送チェーン6にアーム7を介して所定間隔で設けられたケージ8に吊設されており、搬送チェーン6の位置に拘らず常に平な姿勢を保たれている。

    図示しない電動機により搬送チェーン6が駆動されると、各パレット5が水平な姿勢で駐車塔4内を上下に循環し、最下部の位置でパレット5が地上レベルの高さとなり、出入庫口3から車両2の積み降ろしが行われる。 また、車両2は出入庫口3の前に設けられたターンテーブル9により向きを変えられ、例えば常に前向きでパレット5上に載置される。

    〔第1実施形態〕
    図2〜図6は、本発明の第1実施形態に係る車輪誘導ガイド装置11を示している。 まず、機械式駐車場1のパレット5の構成であるが、このパレット5は、鋼板を折曲し形成された一般的な構造であり、その幅方向中央部に形成されたセンターガイド凸部15と、両側の側縁部に立設された左右一対の車輪誘導壁16との間に、車両の車輪をパレット5の長手方向に沿わせて誘導する2本の車輪誘導溝17が形成されている。

    また、このパレット5は、電動車両が駐車した際に、その車載バッテリを充電可能にするべく、例えば右側の車輪誘導壁16の前端部と、左側の車輪誘導壁16の後端部とに、コンセント状の電源供給部19が設置されている。

    パレット5の例えば右側の車輪誘導壁16には、本発明に係る車輪誘導ガイド装置11が装着されている。 この車輪誘導ガイド装置11は、匡体21を主体としており、この匡体21は、鋼板等の材料により細長い柱状に形成されて車輪誘導壁16の内側面の長手方向に沿う形状をなし、その上面をなす天井壁22と、外側面をなす固定側壁23と、内側面をなす誘導側壁24と、下面をなす底壁25とを備えている。

    車輪誘導ガイド装置11は、その底壁25がパレット5の底面に密着し、固定側壁23が車輪誘導壁16の内側面に沿って密着するように着脱可能に設けられる。 また、この状態で誘導側壁24は車輪誘導壁16に平行し、かつ車輪誘導壁16に対してパレット5の幅方向中央側に所定の間隔Wだけ離間した位置に置かれる。 上記間隔Wとは、即ち車輪誘導ガイド装置11の匡体21の幅そのものである。

    誘導側壁24の両端部には、匡体21の幅Wを漸減させて車輪誘導溝17の間口を広くするガイド斜面部27が設けられている。 なお、左右の車輪誘導壁16に設けられている電源供給部19は、車輪誘導ガイド装置11に干渉しない形状となっている。

    さらに、車輪誘導ガイド装置11(匡体21)は、その誘導側壁24が車輪誘導壁16に対して前後方向に移動することを規制する前後移動規制手段と、誘導側壁24が車輪誘導壁16に対して左右方向に移動することを規制する左右移動規制手段とを備えている。

    前後移動規制手段としては、例えば固定側壁23の端面を直角に折り曲げて形成したスラストストッパ31が設けられている。 このスラストストッパ31は車輪誘導壁16の両端に掛止され、これによって車輪誘導ガイド装置11全体、即ち誘導側壁24が車輪誘導壁16に対して前後方向に移動することが規制される。

    また、左右移動規制手段としては、例えば天井壁22を部分的に延長して車輪誘導壁16側に延びるラジアルストッパ32が設けられている。 このラジアルストッパ32は、車輪誘導壁16を跨いでから下方に折り曲がる形状であり、これによって車輪誘導ガイド装置11全体、即ち誘導側壁24が車輪誘導壁16に対して左右方向に移動することが規制される。 本実施形態では、ラジアルストッパ32が全部で3つ設けられており、1つが匡体21の長手方向中央部に配置され、他の2つが匡体21の両端に近い位置に配置されている。

    そして、この車輪誘導ガイド装置11は、前後対称な形状に形成されている。 即ち、図4に示すように車輪誘導ガイド装置11を上方から見た場合に、その本体をなす匡体21の形状はもとより、スラストストッパ31やラジアルストッパ32の位置および形状も、匡体21の前後方向に沿って同じように形成されている。

    このため、車輪誘導ガイド装置11は、パレット5の左右両側に設けられた車輪誘導壁16のどちら側にも装着でき、図4のように右側の車輪誘導壁16に装着された状態から取り外して反転させれば、図5と図6に示すように左側の車輪誘導壁16にも簡単に装着することができる。

    この車輪誘導ガイド装置11をパレット5の車輪誘導壁16に装着する場合は、パレット5に駐車する電動車両の充電接続部が設けられた側に車輪誘導ガイド装置11が来るように装着する。 例えば充電接続部が車体の右側にある電動車両を駐車させる場合は、パレット5の右側の車輪誘導壁16に車輪誘導ガイド装置11を装着する。

    これにより、パレット5に駐車するために車輪誘導溝17内を転動して来る電動車両の右側の車輪が、車輪誘導ガイド装置11の誘導側壁24により、車輪誘導壁16に対してパレット5の幅方向中央側に少なくとも所定間隔Wだけ離間した位置まで誘導される。 なお、万一車輪が車輪誘導ガイド装置11に近づき過ぎて進入してきても、ガイド斜面部27により、車輪の外側面が少なくとも誘導側壁24と同じ位置まで押し返されるので、車輪が車輪誘導ガイド装置11の上に乗り上げることがない。

    また、車輪が車輪誘導ガイド装置11にぶつかったり擦れたりして、車輪誘導ガイド装置11を前後方向に移動させようとするスラスト力や、車輪誘導ガイド装置11を左右方向に移動させようとするラジアル力が作用しても、前後移動規制手段であるスラストストッパ31と、左右移動規制手段であるラジアルストッパ32によって車輪誘導ガイド装置11(誘導側壁24)の前後左右方向への移動が規制されるため、車輪誘導ガイド装置11の位置がずれることはなく、極めて安全である。

    そして、図示しない充電ケーブルによって、パレット5の電源供給部19と車体の充電接続部との間が接続される。 この充電ケーブルは、その中間部が下方に弛むが、車体側の充電接続部の位置がパレット5の車輪誘導壁16および電源供給部19よりも十分内側に来るため、パレット5が急激に揺れたりしても、弛んだ充電ケーブルがパレット5の周囲にある他の構造物に引っ掛かって破損するといった障害を確実に防止することができる。

    以上のように、本実施形態によれば、非常に簡素に構成された匡体状の車輪誘導ガイド装置11を、パレット5の一方の車輪誘導壁16に装着するだけで、この側の車輪誘導壁16に対して電動車両の車輪を所定間隔だけパレット5の幅方向中央側に離間させ、充電ケーブルの破損等を防止することができる。 このため、パレット5の車輪誘導壁16に、例えばコンセント状の電源供給部19を付加するだけの簡単な改修のみにより、充電装備を持たない既存の機械式駐車場に充電装備を設置して、電動車両の駐車中に車載バッテリの充電を行うことができる。

    しかも、この車輪誘導ガイド装置11は、前後対称な形状に形成されていて、反転させることによってパレット5の左右どちらの車輪誘導壁16にも装着できるため、簡単な載せ換え作業のみにより、車体側の充電接続部の位置を問わずに充電することができる。

    また、車輪誘導ガイド装置11を、誘導側壁24を内側面とする匡体状に形成したことにより、車輪誘導ガイド装置11を堅牢な一体構造にして、充電装備の信頼性を高めるとともに、パレット5への着脱作業を容易にすることができる。

    〔第2実施形態〕
    図7〜図12は、本発明の第2実施形態に係る車輪誘導ガイド装置41を示している。 この車輪誘導ガイド装置41において、第1実施形態の車輪誘導ガイド装置11と異なる点は、車輪誘導ガイド装置41自体に電源供給部42が設置されている点であり、他の部分は同一の構成である。 なお、パレット5には図2に示す電源供給部19が設けられていない。 図8に示すように、電源供給部42は、パレット5の車輪誘導壁16と車輪誘導ガイド装置41の誘導側壁24との間のスペースに配設されている。 パレット5および車輪誘導ガイド装置41の他の部分の構成は第1実施形態と同様であるため、それぞれに同符号を付して説明を省略する。

    図8〜図10にも示すように、車輪誘導ガイド装置41の匡体21の上面には開閉可能な蓋部材43が設けられ、この蓋部材43の内側に電源供給部42が収容されている。 蓋部材43と電源供給部42は、匡体21の長手方向の両端付近を含む複数個所に設けられている。 例えばこの第2実施形態では全部で3箇所設けられており、匡体21の長手方向中央部と、匡体21の両端に近い位置に配置されている。

    電源供給部42は、充電ケーブル巻取機45と、この充電ケーブル巻取機45に巻装された充電ケーブル46と、この充電ケーブル46の先端部に設けられて図示しない車体側の充電接続部に接続される充電コネクタ47とを備えてなる。 充電コネクタ47の形状については、近い将来において電動車両側の充電接続部の形状が統一化された際に、これに対応できる規格のものを採用するのが望ましい。

    この車輪誘導ガイド装置41をパレット5の車輪誘導壁16に装着する場合は、第1実施形態の場合と同じく、パレット5に駐車する電動車両の充電接続部が設けられた側に車輪誘導ガイド装置41が来るように装着する。 したがって、車輪誘導ガイド装置41は、図7、図8に示すようにパレット5の右側の車輪誘導壁16に設けることも、図11、図12に示すようにパレット5の左側の車輪誘導壁16に設けることもできる。

    この第2実施形態における車輪誘導ガイド装置41では、パレット5の車輪誘導壁16と、車輪誘導ガイド装置41の誘導側壁24との間のスペースに電源供給部42が設けられているため、パレット5の車輪誘導壁16に車輪誘導ガイド装置41を装着するだけで、車輪誘導壁16に対して車輪を所定間隔だけパレット5の幅方向中央側に離間させると同時に、車載バッテリへの充電装備を設けることができる。

    このため、充電装備を持たない既存の機械式駐車場を、非常に簡単かつ安価に充電装備を備えた機械式駐車場に改修することができる。 しかも、車輪誘導ガイド装置41が前後対称な形状であることと、電源供給部42が車輪誘導ガイド装置41の長手方向に沿って3箇所に設けられていることから、駐車させる車両の充電接続部が左右どちら側にあっても、あるいは前中後のどこにあっても、車輪誘導ガイド装置41をパレット5の左右の車輪誘導壁16に載せ換えるだけで容易に対応することができる。 したがって、車種を選ばずに充電することができる。

    また、電源供給部42が、充電ケーブル巻取機45と、この充電ケーブル巻取機45に巻装された充電ケーブル46と、この充電ケーブル46の先端部に設けられて車体側の充電接続部に接続される充電コネクタ47とを備えてなるため、充電ケーブル巻取機45から充電ケーブル46を延ばして車体側の充電接続部に接続すれば充電が行える。 したがって、例えば専用の充電ケーブルを車から出し入れする必要がなく、誰でも手軽に充電を行うことができる。 しかも、充電ケーブル46の接続後に、充電ケーブル46の弛みを充電ケーブル巻取機45に巻き取らせることができるため、パレット5の搬送時に、弛んだ充電ケーブル46が他の構造物に引っ掛かって切損するような懸念を完全に排除することができる。

    また、車輪誘導ガイド装置41を構成する匡体21の上面に開閉可能な蓋部材43を設け、この蓋部材43の内側に電源供給部42を収容したので、電源供給部42を蓋部材43により水分や塵埃等から保護して、充電装備としての信頼性を高めることができる。

    さらに、上記実施形態1および2のように構成された車輪誘導ガイド装置11,41を機械式駐車場1に備えることにより、駐車する車種を選ばず、その車体側の充電接続部の位置に幅広く対応して容易に充電装備を設けることができる。

    なお、本発明は、上述した実施形態の態様のみに限定されないことは言うまでもなく、本発明の実施形態の説明文冒頭で述べたように、パレットを用いた車両搭載機能を有する機械式立体駐車場であれば、他の形式の機械式立体駐車場にも適用することができる。

    1 機械式駐車場2 車両4 駐車塔5 パレット11 車輪誘導ガイド装置16 車輪誘導壁19 電源供給部21 匡体24 誘導側壁31 スラストストッパ(前後移動規制手段)
    32 ラジアルストッパ(左右移動規制手段)
    41 車輪誘導ガイド装置42 電源供給部43 蓋部材45 充電ケーブル巻取機46 充電ケーブル47 充電コネクタW 所定間隔

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