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Building wall-end structure and building ridge-roof structure

阅读:1011发布:2020-08-08

专利汇可以提供Building wall-end structure and building ridge-roof structure专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To facilitate forming work of a building wall-end structure, for imparting a desired appearance and sealing performance.
SOLUTION: The building wall-end structure is formed of a base roof 9 laid on a surface of a roof main body 4, a wall 3 erected adjoining to the roof main body 4, and upper and lower thick plain ridge tiles 10, 11 which are arranged at a corner defined by the roof main body 4 and the wall 3, and superposed on each other. The building wall-end structure is further formed of: a wall end retainer 13 which extends along the corner, has one lateral end thereof connected to the wall 3 and the other end thereof connected to a surface of the base tile 9, and allows the lower thick plain ridge tile 11 to be mounted on an upper surface thereof; a lower draining member 21 which is located closer to the wall 3 than the lower thick plain ridge tile 11, retained by the wall end retainer 13, allows a wall 3 side end of the lower thick plain ridge tile 11 to be fitted therein and engaged therewith, and allows the upper thick plain ridge tile 10 to be mounted on an upper surface thereof to engage with the same; and an upper draining member 25 which extends along the corner, and has one lateral end thereof connected to the wall 3 and the other end thereof connected to a surface of the upper thick plain ridge tile 10.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Building wall-end structure and building ridge-roof structure专利的具体信息内容。

  • 屋根本体の表面に葺かれる地瓦と、上記屋根本体に隣接して設けられる壁と、これら屋根本体と壁とによる隅部に設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦とを備える建物の壁際構造において、
    上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記地瓦の表面に接合され、その上面に上記下厚のし瓦を載置させる壁際押え具と、上記下厚のし瓦よりも上記壁側に位置して上記壁際押え具に支持され、上記下厚のし瓦における上記壁側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記上厚のし瓦を載置させて係止させる下水切り材と、上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記上厚のし瓦の表面に接合される上水切り材とを備えたことを特徴とする建物の壁際構造。
  • 上記下水切り材を板金製として、上記壁の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片を形成し、これら上下折り返し片のうち、下折り返し片により上記下厚のし瓦の裏面の突起を係止させる一方、上折り返し片により上記下厚のし瓦の表面を押圧させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の建物の壁際構造。
  • 棟屋根本体の左右表面にそれぞれ葺かれる左右地瓦と、これら左右地瓦上にそれぞれ設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦とを備える建物の棟屋根構造において、
    上記左右地瓦に跨ってこれら左右地瓦の表面にそれぞれ接合され、その上面に上記左右下厚のし瓦を載置させる棟押え具と、上記左右下厚のし瓦の間に位置して上記棟押え具上に支持され、上記左右下厚のし瓦における上記棟屋根本体の棟中心側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記左右上厚のし瓦を載置させて係止させる左右下水切り材と、上記左右上厚のし瓦に跨ってこれら左右上厚のし瓦の表面にそれぞれ接合され、その上面に他の左右上厚のし瓦を載置させて係止させる上水切り材と、上記他の左右上厚のし瓦に跨って、これら他の上厚のし瓦の表面に接合し、かつ、上記棟屋根本体に固定される押え具とを備えた建物の棟屋根構造。
  • 上記下水切り材を板金製として、上記棟中心の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片を形成し、これら上下折り返し片のうち、下折り返し片により上記下厚のし瓦の裏面の突起を係止させる一方、上折り返し片により、上記下厚のし瓦の表面を押圧させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の建物の棟屋根構造。
  • 说明书全文

    本発明は、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦を備える建物の壁際構造、および建物の棟屋根構造に関するものである。

    従来、上記建物の壁際構造においては、壁際の屋根本体上にしっくいが載置され、このしっくい上に上、下厚のし瓦が上下に重ね合わされて設置されている。

    また、従来、建物の棟屋根構造においては、棟屋根本体上にしっくいが載置され、このしっくい上に上、下厚のし瓦が上下に重ね合わされて設置されている。

    上記各構造の成形作業に際し、上記しっくいは定型性を有しないものであるため、作業者は現場にて上記しっくいを所望形状に造形し、これに上、下厚のし瓦を設置させることが行なわれる。 そして、この作業により、上記各構造につき、所望の外観上の見栄えが得られると共に、上記しっくいのシール性能により、建物内への雨の浸入が防止されるようになっている。

    ところで、上記各構造の成形作業において、しっくいを所望形状に造形するという作業には、かなりの熟練が要求されるのであり、このため、上記成形作業は煩雑となっている。

    また、しっくいは重量物であるため、屋根の重量が過大になるおそれがある。 また、震災時には、上記しっくいには亀裂や剥離などの損傷が生じ易く、つまり、従来の屋根には耐震性上の問題点もある。

    本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、建物の壁際構造や建物の棟屋根構造の各構造を、所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業が容易にできるようにすることである。

    また、本発明の他の目的は、屋根の重量を軽くし、かつ、屋根の耐震性を向上させるようにすることである。

    請求項1の発明は、図1,2に例示するように、屋根本体4の表面に葺かれる地瓦9と、上記屋根本体4に隣接して設けられる壁3と、これら屋根本体4と壁3とによる隅部に設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦10,11とを備える建物の壁際構造において、
    上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁3に連結される一方、他端縁部が上記地瓦9の表面に接合され、その上面に上記下厚のし瓦11を載置させる壁際押え具13と、上記下厚のし瓦11よりも上記壁3側に位置して上記壁際押え具13に支持され、上記下厚のし瓦11における上記壁3側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記上厚のし瓦10を載置させて係止させる下水切り材21と、上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁3に連結される一方、他端縁部が上記上厚のし瓦10の表面に接合される上水切り材25とを備えものである。

    請求項2の発明は、図1,2に例示するように、請求項1の発明に加えて、上記下水切り材21を板金製として、上記壁3の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片22,23を形成し、これら上下折り返し片22,23のうち、下折り返し片23により上記下厚のし瓦11の裏面の突起11aを係止させる一方、上折り返し片22により上記下厚のし瓦11の表面を押圧させるようにしたものである。

    請求項3の発明は、図3,4に例示するように、棟屋根本体33の左右表面にそれぞれ葺かれる左右地瓦9,9と、これら左右地瓦9,9上にそれぞれ設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦10,10′,11とを備える建物の棟屋根構造において、
    上記左右地瓦9,9に跨ってこれら左右地瓦9,9の表面にそれぞれ接合され、その上面に上記左右下厚のし瓦11,11を載置させる棟押え具36と、上記左右下厚のし瓦11,11の間に位置して上記棟押え具36上に支持され、上記左右下厚のし瓦11,11における上記棟屋根本体33の棟中心40側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記左右上厚のし瓦10,10を載置させて係止させる左右下水切り材21,21と、上記左右上厚のし瓦10,10に跨ってこれら左右上厚のし瓦10,10の表面にそれぞれ接合され、その上面に他の左右上厚のし瓦10′,10′を載置させて係止させる上水切り材41と、上記他の左右上厚のし瓦10′,10′に跨って、これら他の上厚のし瓦10′の表面に接合し、かつ、上記棟屋根本体33に固定される押え具42とを備えたものである。

    請求項4の発明は、図3,4に例示するように、請求項3の発明に加えて、上記下水切り材21を板金製として、上記棟中心40の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片22,23を形成し、これら上下折り返し片22,23のうち、下折り返し片23により上記下厚のし瓦11の裏面の突起11aを係止させる一方、上折り返し片22により、上記下厚のし瓦11の表面を押圧させるようにしたものである。

    なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。

    本発明による効果は、次の如くである。

    請求項1の発明は、屋根本体の表面に葺かれる地瓦と、上記屋根本体に隣接して設けられる壁と、これら屋根本体と壁とによる隅部に設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦とを備える建物の壁際構造において、
    上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記地瓦の表面に接合され、その上面に上記下厚のし瓦を載置させる壁際押え具と、上記下厚のし瓦よりも上記壁側に位置して上記壁際押え具に支持され、上記下厚のし瓦における上記壁側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記上厚のし瓦を載置させて係止させる下水切り材と、上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記上厚のし瓦の表面に接合される上水切り材とを備えている。

    このため、建物の壁際構造は、上、下厚のし瓦に加え、壁際押え具、下水切り材、および上水切り材で構成されており、これらはいずれも工場製作されるなどして定型性を有し、現場で組み付け可能とされるものである。

    よって、上記壁際構造を所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業に熟練は不要であることから、この成形作業は容易にできる。 また、上記壁際押え具、下水切り材、および上水切り材の主体は、板金製とすることができるため、従来、しっくいを用いていたことに比べて、屋根の重量を軽くでき、かつ、屋根の耐震性を向上させることができる。

    請求項2の発明は、上記下水切り材を板金製として、上記壁の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片を形成し、これら上下折り返し片のうち、下折り返し片により上記下厚のし瓦の裏面の突起を係止させる一方、上折り返し片により上記下厚のし瓦の表面を押圧させるようにしている。

    このため、上記下水切り材への下厚のし瓦の組み付けはワンタッチでできると共に、組み付け後のこれら両者の間にがたつきの生じることが防止される。 よって、上記成形作業が更に容易となる。

    請求項3の発明は、棟屋根本体の左右表面にそれぞれ葺かれる左右地瓦と、これら左右地瓦上にそれぞれ設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦とを備える建物の棟屋根構造において、
    上記左右地瓦に跨ってこれら左右地瓦の表面にそれぞれ接合され、その上面に上記左右下厚のし瓦を載置させる棟押え具と、上記左右下厚のし瓦の間に位置して上記棟押え具上に支持され、上記左右下厚のし瓦における上記棟屋根本体の棟中心側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記左右上厚のし瓦を載置させて係止させる左右下水切り材と、上記左右上厚のし瓦に跨ってこれら左右上厚のし瓦の表面にそれぞれ接合され、その上面に他の左右上厚のし瓦を載置させて係止させる上水切り材と、上記他の左右上厚のし瓦に跨って、これら他の上厚のし瓦の表面に接合し、かつ、上記棟屋根本体に固定される押え具とを備えている。

    このため、建物の棟屋根構造は、上、下厚のし瓦に加え、棟押え具、下水切り材、上水切り材、および押え具で構成されており、これらはいずれも工場製作されるなどして定型性を有し、現場で組み付け可能とされるものである。

    よって、上記棟屋根構造を所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業に熟練は不要であることから、この成形作業が容易にできる。 また、上記棟押え具、下水切り材、および上水切り材の主体は、板金製とすることができるため、従来、しっくいを用いていたことに比べて、屋根の重量を軽くでき、かつ、屋根の耐震性を向上させることができる。

    請求項4の発明は、上記下水切り材を板金製として、上記棟中心の外方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片を形成し、これら上下折り返し片のうち、下折り返し片により上記下厚のし瓦の裏面の突起を係止させる一方、上折り返し片により、上記下厚のし瓦の表面を押圧させるようにしている。

    このため、上記下水切り材への下厚のし瓦の組み付けはワンタッチでできると共に、組み付け後のこれら両者の間にがたつきの生じることが防止される。 よって、上記成形作業が更に容易となる。

    本発明の建物の壁際構造に関し、建物の壁際構造を、所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業が容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。

    即ち、建物の壁際構造は、屋根本体の表面に葺かれる地瓦と、上記屋根本体に隣接して設けられる壁と、これら屋根本体と壁とによる隅部に設けられ、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦とを備えている。 また、上記壁際構造は、上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記地瓦の表面に接合され、その上面に上記下厚のし瓦を載置させる壁際押え具と、上記下厚のし瓦よりも上記壁側に位置して上記壁際押え具に支持され、上記下厚のし瓦における上記壁側の端部を嵌入させて係止させると共に、その上面に上記上厚のし瓦を載置させて係止させる下水切り材と、上記隅部に沿って延び、その幅方向の一端縁部が上記壁に連結される一方、他端縁部が上記上厚のし瓦の表面に接合される上水切り材とを備えている。

    本発明をより詳細に説明するために、その実施例1を添付の図1,2に従って説明する。

    図1,2において、符号1は建物で、この建物1は屋根2と、この屋根2に隣接する壁3とを備えている。

    上記屋根2の基部を構成する屋根本体4は、野地板5と、この野地板5上に取り付けられる桟木6とを備えている。 上記屋根本体4の表面には多数の地瓦9が葺かれている。 上記屋根本体4と壁3とによる隅部には、上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦10,11が設けられている。 これら各上、下厚のし瓦10,11の裏面には、屋根2の傾斜方向における上方端部にそれぞれ突起10a,11aが一体的に形成されている。

    上記隅部の長手方向に沿って延び、その上面に上記下厚のし瓦11を載置させる壁際押え具13が設けられている。 この壁際押え具13の幅方向の一端縁部は釘15により上記壁3に連結され、一方、他端縁部は上記地瓦9の表面に圧接状に接合されている。

    上記壁際押え具13の一端縁部側は上記長手方向で所定間隔を置いて複数設けられる板金製の金具16で構成されている。 また、上記壁際押え具13の他端縁部側は上記長手方向に延びる可撓性で板状のシール材17で構成されている。 上記金具16には、上記壁際押え具13の幅方向で一対の係止突起18,19が一体的に形成され、これら両係止突起18,19のうち、一方の係止突起18に上記シール材17が連結されている。

    上記長手方向に沿って延び、上記壁際押え具13上の下厚のし瓦11よりも壁3側に位置して上記壁際押え具13上に支持される板金製の下水切り材21が設けられている。 この下水切り材21は、上記壁3の外側方に向かって開く断面コの字形状とされ、その上、下開口縁には、上記下水切り材21の内部に向かって突出する上下折り返し片22,23が形成されている。 上記壁際押え具13の金具16における両係止突起18,19のうち、他方の係止突起19に上記下折り返し片23が係止されて、上記壁際押え具13上に上記下水切り材21が支持されている。

    上記下厚のし瓦11における上記壁3側の端部が上記下水切り材21に嵌入されて係止されている。 具体的には、上記下折り返し片23により上記係止突起19を介し間接的に上記下厚のし瓦11の突起11aが係止され、一方、上記上折り返し片22により上記下厚のし瓦11の表面が弾性的に押圧されている。 また、上記下水切り材21の上面側の部に上記上厚のし瓦10の突起10aが係止されている。

    上記長手方向に延びる板金製の上水切り材25が設けられている。 この上水切り材25の幅方向の一端縁部は釘26により上記壁3に連結され、一方、他端縁部は上記上厚のし瓦10の表面に笠木27を介し押圧状に接合されている。 その他、29はコーキング、30は外装材である。

    上記構成によれば、建物1の壁際構造は、上、下厚のし瓦10,11に加え、壁際押え具13、下水切り材21、および上水切り材25で構成されており、これらはいずれも工場製作されるなどして定型性を有し、現場で組み付け可能とされるものである。

    よって、上記壁際構造を所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業に熟練は不要であることから、この成形作業は容易にできる。 また、上記壁際押え具13、下水切り材21、および上水切り材25の主体は、板金製であるため、従来、しっくいを用いていたことに比べて、屋根2の重量を軽くでき、かつ、屋根2の耐震性を向上させることができる。

    また、前記したように、上記下水切り材21を板金製として、上記壁3の外側方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片22,23を形成し、これら上下折り返し片22,23のうち、下折り返し片23により上記下厚のし瓦11の裏面の突起11aを係止させる一方、上折り返し片22により上記下厚のし瓦11の表面を押圧させるようにしている。

    このため、上記下水切り材21への下厚のし瓦11の組み付けはワンタッチでできると共に、組み付け後のこれら両者11,21の間にがたつきの生じることが防止される。 よって、上記成形作業が更に容易となる。

    以下の図2,3は、実施例2を示している。 この実施例2は、前記実施例1と構成、作用効果において多くの点で共通している。 そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。 また、これら実施例における各部分の構成を、本発明の目的、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。

    本発明をより詳細に説明するために、その実施例2を添付の図3,4に従って説明する。

    図3,4において、上記屋根2は陸棟屋根であり、この屋根2の基部を構成する棟屋根本体33の左右表面にはそれぞれ地瓦9,9が葺かれている。 これら左右地瓦9,9上には、それぞれ上下に重ね合わされる上、下厚のし瓦10,11が設けられている。

    上記棟屋根本体33の頂部35の長手方向に沿って延び、その上面に上記左右下厚のし瓦11,11を載置させる棟押え具36と、上記頂部35から上方に突設される棟金具37と、この棟金具37に支持されて上記棟押え具36を支持する棟下地材38とが設けられている。 上記棟押え具36は、上記左右地瓦9,9に跨ってその幅方向の各端縁部が上記左右地瓦9,9の表面に圧接状に接合されている。

    上記棟押え具36の幅方向の中途部は、上記長手方向で所定間隔を置いて複数設けられ、それぞれ上記棟下地材38に支持される金具16で構成されている。 また、上記棟押え具36の上記各端縁部側は、上記金具16に連結される上記シール材17で構成されている。

    上記左右下厚のし瓦11,11の間で、上記棟押え具36上に左右一対の下水切り材21,21が支持されている。 これら各下水切り材21には、上記下厚のし瓦11における上記棟屋根本体33の棟中心40側の端部が嵌入されて係止される。

    上記左右上厚のし瓦10,10に跨ってこれら左右上厚のし瓦10,10の表面に接合され、その上面に他の左右上厚のし瓦10′,10′を載置させて係止させる上水切り材41が設けられている。 図例では、上記他の左右上厚のし瓦10′,10′と上水切り材41とは、それぞれ上下に複数積み上げられている。 また、上記他の左右上厚のし瓦10′,10′に跨って、これら他の上厚のし瓦10′,10′の表面に接合し、かつ、上記棟屋根本体33に固定される押え具42と、この押え具42をその上方から覆って上記他の左右上厚のし瓦10′,10′に架設される棟瓦43とが設けられている。

    上記棟屋根本体33に対する押え具42の固定につき、具体的に説明すると、この押え具42は、上記棟下地材38に締結具44により固定されている。 つまり、上記押え具42は、上記棟金具37、棟下地材38、および締結具44により上記棟屋根本体33に固定されている。 また、上記棟瓦43は、上記押え具42に締結具45により固定されている。

    上記構成によれば、建物1の棟屋根構造は、上、下厚のし瓦10,10′,11に加え、棟押え具36、下水切り材21、上水切り材41、および押え具42で構成されており、これらはいずれも工場製作されるなどして定型性を有し、現場で組み付け可能とされるものである。

    よって、上記棟屋根構造を所望の見栄えやシール性能にする上での成形作業に熟練は不要であることから、この成形作業が容易にできる。 また、上記棟押え具36、下水切り材21、および上水切り材41の主体は、板金製であるため、従来、しっくいを用いていたことに比べて、屋根2の重量を軽くでき、かつ、屋根2の耐震性を向上させることができる。

    また、上記下水切り材21を板金製として、上記棟中心40の外側方に向かって開く断面コの字形状とし、その上、下開口縁に上下折り返し片22,23を形成し、これら上下折り返し片22,23のうち、下折り返し片23により上記下厚のし瓦11の裏面の突起11aを係止させる一方、上折り返し片22により、上記下厚のし瓦11の表面を押圧させるようにしている。

    このため、上記下水切り材21への下厚のし瓦11の組み付けはワンタッチでできると共に、組み付け後のこれら両者11,21の間にがたつきの生じることが防止される。 よって、上記成形作業が更に容易となる。

    なお、以上は図示の例によるが、上記上厚のし瓦10′と上水切り材41の段数を少なくして、これらを隅棟屋根に適用してもよい。

    実施例1を示し、壁際構造の縦断面図である。

    実施例1を示し、図1の部分拡大図である。

    実施例2を示し、棟屋根構造の縦断面図である。

    実施例2を示し、図3の部分拡大図である。

    符号の説明

    1 建物 2 屋根 3 壁 4 屋根本体 9 地瓦 10 上厚のし瓦 10′ 上厚のし瓦 10a 突起 11 下厚のし瓦 11a 突起 13 壁際押え具 21 下水切り材 22 上折り返し片 23 下折り返し片 25 上水切り材 33 棟屋根本体 36 棟押え具 40 棟中心 41 上水切り材 42 押え具

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