Zoom lens

阅读:562发布:2024-02-26

专利汇可以提供Zoom lens专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bright zoom lens having a wide angle of view, a high variable power, and high performance.
SOLUTION: In the zoom lens provided, in order from the object side, with a first lens group G
1 having positive refractive power, a second lens group G
2 having negative refractive power, a third lens group G
3 having positive refractive power, a fourth lens group G
4 having negative refractive power and a fifth lens group G
5 having positive refractive power and having the focal distance at the wide angle end shorter than the diagonal length of a screen, at the time of varying the power from the wide angle end to the telescopic end, at least the fifth lens group G
5 is moved to the object side and intervals of the respective lens groups are changed and, by representing a back focal length at the wide-angle end by bf
w , the length from the surface of the first lens to the final lens surface (the total length of the lens) at the wide-angle end by L
w , the focal distance of the whole system at the wide-angle end by f
w and the maximum image height by y, the conditional relations: 2.0 w /f
w w /y,下面是Zoom lens专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】物体側から順に、正の屈折力を有する第1
    レンズ群G 1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G
    2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G 3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G 4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G 5とを備え、広角端での焦点距離が画面対角長よりも短いズームレンズにおいて、 広角端から望遠端への変倍に際して、前記第5レンズ群G 5を物体側に移動させると共に、前記各レンズ群の間隔を変化させ、且つ以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 2.0<bf w /f w <8.0 (1) 4.5<L w /y<20.0 (2) 但し、bf w :広角端でのバックフォーカス L w :広角端での第1レンズ面から最終レンズ面までの長さ f w :広角端での全系の焦点距離 y:最大像高 である。
  • 【請求項2】以下の条件式を満足する請求項1記載のズームレンズ。 2.8<bf w /y<10.0 (3)
  • 【請求項3】以下の条件式を満足する請求項1又は2記載のズームレンズ。 0.1<f 1 /(F nT・f T )<3.0 (4) 0.015<|f 2 /(F nT・f T )|<3.0 (5) 但し、f T :望遠端での全系の焦点距離 F nT :望遠端での全系の開放Fナンバー f 1 :前記第1レンズ群G 1の焦点距離 f 2 :前記第2レンズ群G 2の焦点距離 である。
  • 【請求項4】前記第2レンズ群G 2と第4レンズ群G 4とのうち、少なくともいずれか一方のレンズ群は、変倍に際して光軸方向に固定されている請求項1、2又は3記載のズームレンズ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズに関し、特に広画を含む高変倍ズームレンズに関する。

    【0002】

    【発明が解決しようとする課題】従来より高変倍のズームレンズとしては、例えば特公昭58−33531号公報に開示されたものがある。 しかしこのズームレンズは、広角端での焦点距離に比してバックフォーカスが小さく、十分に大きなバックフォーカスを確保できないという問題点があった。 またFナンバーがF/4〜F/
    4.5程度と暗いので、照明条件によっては絵柄が黒くて暗い被写体を撮影するには不十分であるという問題点があった。 またテレセントリック性の高いズームレンズとしては、例えば特公平3−71686号公報に開示されたものがある。 しかしこのズームレンズは、広角端での画角があまり大きくとれないこと等の欠点があった。
    したがって本発明は、明るく、広画角で、高変倍・高性能なズームレンズを提供することを課題とする。

    【0003】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、本発明では、物体側から順に、正の屈折を有する第1レンズ群G 1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G 2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G 3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G 4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G 5とを備え、広角端での焦点距離が画面対角長よりも短いズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変倍に際して、第5レンズ群G 5を物体側に移動させると共に、各レンズ群の間隔を変化させ、且つ、 bf w :広角端でのバックフォーカス L w :広角端での第1レンズ面から最終レンズ面までの長さ(レンズ全長) f w :広角端での全系の焦点距離 y:最大像高 とするとき、 2.0<bf w /f w <8.0 (1) 4.5<L w /y<20.0 (2) なる各条件式を満足することを特徴とするズームレンズとした。

    【0004】本発明は、基本的には正の屈折力を持つ第1レンズ群G 1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G
    2と、正または負の屈折力を持つ第3レンズ群G 3と、正の屈折力を持つ第4レンズ群G 4と、負の屈折力を持つ第5レンズ群G 5とから成る5群構成のズームレンズを採用している。 以下に、このタイプのズームレンズの特徴及び利点について簡単に説明する。 まず第1には、この5群構成という多群構成の特徴を充分に生かすことにより、結像性能に優れ、かつ高倍率化にも適用できるズームレンズを達成することができる。 また、広角側で、
    レンズ群の間隔を狭めた配置を採ることが出来るため、
    広角側で全長が短いコンパクトな構成にすることが出来る。 そして多群構成であることから、変倍時にレンズ群の動きかたの自由度が多く、中間焦点距離状態でも結像性能を良好に保つことが出来る。

    【0005】さて、本発明ではこのようなズームタイプの従来から知られていた優れた特徴に加えて、広角側での焦点距離が画面対角長以下である広角レンズが達成出来ることを見いだした。 加えて、電子画像機器等に利用される光学系には、光学的ローパスフィルターや、3色分解フィルター、ミラー等をレンズ後方に配置することが多いため、このような場合に必須となる十分に大きなバックフォーカスも得られることを見いだしたのである。 さらに、シェーディングを減少させるために、画面周辺において充分な周辺光量を確保することができ、かつ、像側に十分にテレセントリックであることを達成出来ることも見いだしたのである。

    【0006】(1)式は、広角端でのバックフォーカスbf Wを、広角端での全系の焦点距離f Wとの比で、適正な条件範囲を示したものである。 条件式(1)の上限を越えると、バックフォーカスが過度に大きくなりすぎ、
    第4レンズ群G 4や第5レンズ群G 5のレンズ径が大きくなり、コンパクト化に向かない。 また、変倍時のコマ収差や像面湾曲の変動が大となり、不都合である。 条件式(1)の下限を越えると、バックフォーカスが過度に小さくなりすぎ、フィルターやミラーを置くスペースを確保することが困難となって不都合である。 また、像側テレセントリックからはずれやすくなり、この点からも不都合である。 さらには、望遠側の歪曲収差が正側に大きくなりやすく不都合である。 なお、本発明の効果を十分に発揮させるには、(1)式の上限を5.0とし、下限を2.7とすることが望ましい。

    【0007】(2)式は、広角端でのレンズ全長L
    Wを、最大像高yとの比で適正な条件範囲を示したものである。 条件式(2)の上限を越えると、全長が過度に大きくなりすぎ、レンズ全体の重量が増加してしまうため不都合である。 特に、第1レンズ群G 1や第5レンズ群G 5のレンズ径が大きくなり、コンパクト化に向かない。 また、一定のフィルター径に納めようとすると、周辺光量不足となりやすく不都合である。 条件式(2)の下限を越えると、広角端での全長L Wが過度に小さくなりすぎ、収差補正の自由度が足りなくなってしまう不都合が生じる。 一般に諸収差の補正を良好に行うには、絞りの前後に、なるべく離れた距離まで数多くのレンズ面があることが好ましいのであるが、この場合は、各レンズ面が絞りに近づきすぎてしまうため、良好な補正が困難となってしまうのである。 その結果、諸収差のうち、
    特にコマ収差の補正が十分でなくなるために、良好な結像性能を得ることが困難となってしまう。 また、ペッツバール和が負側に大きく変位する傾向となり、不都合である。

    【0008】また本発明においては、 2.8<bf w /y<10.0 (3) なる条件を満たすことが好ましい。 (3)式は広角端でのバックフォーカスbf wと最大像高yの比に関して、
    適正な条件範囲を示したものである。 条件式(3)の上限を越えると、バックフォーカスが過度に大きくなりすぎ、第4レンズ群G 4や第5レンズ群G 5のレンズ径が大きくなり、コンパクト化に向かない。 また、変倍時のコマ収差や像面湾曲の変動が大となり、不都合である。 さらには、最大像高yが小さすぎてしまい、実用に向かなくなってしまう。 条件式(3)の下限を越えると、バックフォーカスが過度に小さくなりすぎ、フィルターやミラーを置くスペースを確保することが困難となって不都合である。 また、像側テレセントリックからはずれやすくなり、この点からも不都合である。 さらには、望遠側の歪曲収差が正側に大きくなりやすく不都合である。 また、最大像高yを大きく取りすぎることになってしまい、画面周辺の結像性能が劣化し易くなり、不都合である。

    【0009】また本発明においては、 f T :望遠端での全系の焦点距離 F nT :望遠端での全系の開放Fナンバー f 1 :前記第1レンズ群G 1の焦点距離 f 2 :前記第2レンズ群G 2の焦点距離 とするとき、 0.1<f 1 /(F nT・f T )<3.0 (4) 0.015<|f 2 /(F nT・f T )|<3.0 (5) なる各条件を満たすことが好ましい。

    【0010】条件式(4)は、第1レンズ群G 1の焦点距離f 1を、望遠端での全系の焦点距離f Tと明るさ(F
    ナンバー)F nTに対する適正な範囲を規定するものである。 条件式(4)の下限を越えると、暗い光学系になり、本発明の意図する所をはずれるので不適当である。
    また、第1レンズ群G 1の焦点距離f 1が必要以上に小さくなるため、負の球面収差が発生しやすくなり不都合であり、ペッツバール和が正側に過大となりやすく、不都合である。 条件式(4)の上限を越えると、明るい光学系になりすぎるため、諸収差の補正が非常に困難となるので不適当である。 また、第1レンズ群G 1の焦点距離f 1が大きくなりすぎるため、全長が大きくなりすぎ不都合であり、絞り径も大きくなって不都合であるばかりか、正の球面収差が発生しやすくなり不都合である。 なお、本発明の効果を十分に発揮するには、条件式(4)
    の上限を1.0、下限を0.2とすることが望ましい。

    【0011】条件式(5)は、第2レンズG 2の焦点距離f 2を、望遠端での全系の焦点距離f Tと明るさ(Fナンバー)F nTに対する適正な範囲を規定するものである。 条件式(5)の下限を越えると、暗い光学系になり、本発明の意図する所をはずれるので不適当である。
    また、第2レンズ群G 2の焦点距離f 2が必要以上に小さくなるため、正の球面収差が発生しやすくなり不都合であり、ペッツバール和が負側に過大となりやすく、不都合である。 条件式(5)の上限を越えると、明るい光学系になりすぎるため、諸収差の補正が非常に困難となるので不適当である。 また、第2レンズ群G 2の焦点距離f 2が大きくなりすぎるため、変倍のための軸上空気間隔が大きくなりすぎ、そのため全長が長くなって不都合である。 また、変倍時のコマ収差の変動が発生しやすくなり不都合である。

    【0012】また本発明においては、さらに優れた結像性能を達成するために、 f 4 :第4レンズG 4の焦点距離 L P :開口絞りSよりも像側の光学系の物側主点Hから開口絞りSまでの広角端での光軸上の距離(但し、開口絞りSが物側主点Hよりも物側の場合、L Pは負であり、逆の場合は正とする。) とするとき、 0.3<|f 4 /bf w |<2.0 (6) 0.3<|f 4 |/f w <9.0 (7) −3.0<L P /f w <3.0 (8) なる各条件を満たすことが好ましい。

    【0013】(6)式は、第4レンズ群G 4の焦点距離f 4の大きさを、広角端でのバックフォーカスbf wの大きさとの比で適切な範囲を定めたものである。 条件式(6)の上限を越えると、第4レンズ群G 4の焦点距離f 4の大きさが大きくなりすぎてしまい、その結果、バックフォーカスが小さくなりすぎ、十分なバックフォーカスが得られなくなってしまい、不都合が生ずる。 また、テレセントリック性の確保が困難となりやすく不都合である。 条件式(6)の下限を越えると、第4レンズ群G 4の焦点距離f 4の大きさが小さくなりすぎてしまい、ペッツバール和が負側に大きく変位してしまうから、像面湾曲が大きくなりすぎて不都合が生ずる。 また、変倍時の諸収差の変動、特に球面収差の変動が大きくなりすぎて不都合である。

    【0014】(7)式は、第4レンズ群G 4の焦点距離f 4の大きさを、広角端での全系の焦点距離f Wとの比で適切な範囲を定めたものである。 条件式(7)の上限を越えると、変倍時の第4レンズ群G 4の移動量が大きくなりすぎてしまい、全長が長くなって不都合である。 また、変倍時に像面湾曲が正側に変移しやすくなり、不都合である。 条件式(7)の下限を越えると、広角端と望遠端で球面収差が負方向に甚大となって、コマ収差も大きく発生し、不都合である。 また、バックフォーカスが確保しづらくなってしまう。 なお、本発明の効果を十分に発揮するには、条件式の上限を7.0とし、下限を2.0とすることが望ましい。

    【0015】(8)式は、L Pを広角端での焦点距離f W
    との比で適切な範囲を定めたものである。 まず、条件式(8)の上限を越える場合も下限を越える場合も、テレセントリックからのはずれかたが大きくなって、シェーディングが起きやすくなり不都合である。 また条件式(8)の上限を越えると、開口絞りよりも像側のレンズ径が大きくなりすぎて不都合である。 また、広角端での非点隔差が大となり、広角端と望遠端で歪曲収差が負方向に大きくなりがちで、不都合である。 条件式(8)の下限を越えると、バックフォーカスが確保しづらくなって不都合である。 また、広角端と望遠端で球面収差が負方向に甚大となって、コマ収差も大きく発生し、不都合である。 また、中間焦点距離状態や望遠端においても、
    (8)式を常に満たすことが望ましい。

    【0016】ここで、変倍時にズームレンズの各群が担う倍率と各群の動き方について述べる。 本発明では、広角側から望遠側への変倍に際して、第2レンズ群G 2と第5レンズ群G 5の結像倍率が、いずれも常に増大している構成とすることが可能である。 このような構成は変倍の効率が良く、ズームレンズの構成上好ましい。 但し、広角化のためには第2レンズ群G 2の使用倍率の大きさは、1を越えないことが好ましい。 より具体的には、先ず第5レンズ群G 5は、広角側から望遠側への変倍に際して、物体側に移動する形態が望ましい。 従って、バックフォーカスは望遠端では広角端よりも長くなる。 これにより、広角側から望遠側への変倍に際して第5レンズ群G 5の倍率を増大させることができるから、
    高倍率化と良好な結像性能のため好ましい。 同様に第1
    レンズ群G 1も、広角側から望遠側への変倍に際して、
    物体側に移動する形態が望ましい。 これにより、広角側で全長を短縮できるばかりか、各レンズを通る光線高が小さくなるので、収差発生が小さくなり、優れた結像性能が得られる。 更には第3レンズ群G 3も、広角側から望遠側への変倍に際して、物体側に移動する形態が望ましい。 このような構成により、広角側でズームレンズ全体の全長を短く、コンパクトにすることが可能であり、
    好ましいのである。

    【0017】また、第1レンズ群G 1と第2レンズ群G 2
    の間隔と、第3レンズ群G 3と第4レンズ群G 4の間隔は、望遠端では広角端よりも広がっていることが望ましい。 逆に、第2レンズ群G 2と第3レンズ群G 3の間隔と、第4レンズ群G 4と第5レンズ群G 5の間隔は、望遠端では広角端よりも狭まっているいることが望ましい。
    ズームレンズ全体を、このような構成とすることにより、変倍全域にわたり、像側にほぼテレセントリックとすることが出来る。

    【0018】このとき、テレセントリック性を優先するときは、第4レンズ群G 4は広角側から望遠側への変倍時に、倍率の変化は必ずしも増大しなくとも良い。 逆に、高倍率を優先するときは、第4レンズ群G 4の倍率は増大した方が良い。 また、一般にズームレンズにおいて、各レンズ群のうち、何れかのレンズ群を変倍中固定とすることにより、ないしは、複数のレンズ群の変倍時の移動軌道を同一とすることにより、機構的に簡素な構造とすることが可能なので好都合である。 本発明においては、高い結像性能を損なうことなく、第2レンズ群G
    2と第4レンズ群G 4のうち、少なくとも何れか一方を固定とすることが可能であることを見いだした。 第2レンズ群G 2と第4レンズ群G 4は、組立時に偏心誤差による性能劣化が起きやすいために、これらを固定とすることは、製造上大変に好ましいのである。

    【0019】本発明の各レンズ群の構成に関してさらに述べると、第1レンズ群G 1は、少なくとも1枚の貼り合わせレンズを有することが好ましい。 また第2レンズ群G 2中の凹レンズに非球面を設けることが望ましい。
    これにより、広角化に関して有利であり、特に、最も物体側の面を非球面とすることが好ましい。 このとき、非球面の形状は、光軸から離れるに従い屈折力が弱くなる形状が望ましい。 第3レンズ群G 3は、その内部若しくは近傍に開口絞りを有することが好ましい。 特に、第3
    レンズ群G 3の物側に開口絞りを配置すれば、諸収差をバランス良く補正できるので好ましい。 また第3レンズ群G 3は、少なくとも1枚の貼り合わせレンズを有することが好ましい。 フォーカシングの際には、この第3レンズ群G 3の全体ないしは一部のレンズ群を光軸方向に移動すると、収差変動が小さく出来るため、好ましい。

    【0020】第4レンズ群G 4は、少なくとも1枚の貼り合わせレンズを有していることが望ましく、十分な色消しのためには、貼り合わせ面でのアッベ数の差Δν
    は、 10<Δν とすることが望ましい。 なお、貼り合わせ面が複数の場合は、最も物側の貼り合わせ面について、上式を満たすことが望ましい。 第5レンズ群G 5は、色消しのために、少なくとも1枚の貼り合わせレンズを有することが好ましい。 さらに、非球面を1面有することが好ましい。 これにより、コマ収差や歪曲収差を良好に補正することが出来る。 このとき、非球面を有するレンズは凸レンズであることが望ましい。 これによりバックフォーカスを十分に取ることができ、しかも高い結像性能を確保することができる。 なお、本発明のズームレンズに屈折率分布型ガラスを用いたレンズを加えれば、より良好な光学性能が得られる。 また第1レンズ群G 1内や第5レンズ群G 5内に、特殊低分散ガラスを用いると、色収差を低減することが出来るため好ましい。

    【0021】

    【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 図1、図4及び図7は、それぞれ本発明の第1、第2及び第3実施例にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 各実施例のズームレンズとも、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G 1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G 2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G 3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G 4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G 5とからなる。 また広角端での焦点距離f Wは、画面対角長よりも短い。 広角端から望遠端への変倍は、第5
    レンズ群G 5を物体側に移動すると同時に、各レンズ群G 1 〜G 5の間隔をいずれも変化させることによって行っている。 また第1実施例では、変倍に際してすべてのレンズ群が光軸方向に移動するが、第2実施例では、変倍に際して第2レンズ群G 2が固定されており、更に第3
    実施例では、変倍に際して第2レンズ群G 2と第4レンズ群G 4が固定されている。 図中ASPは非球面レンズ面を表す。

    【0022】以下の表1、表2及び表3に、それぞれ第1、第2及び第3実施例の諸元を示す。 各表の[レンズ諸元]中、Noは物体側からの各レンズ面の番号、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面の間隔、ν dは各レンズのd線(λ=587.6nm)を基準としたアッベ数、n dとn gはそれぞれ各レンズのd線とg線(λ
    =435.8nm)に対する屈折率を表す。 レンズ面番号に*印を付したレンズ面は非球面を示す。 非球面レンズ面については、曲率半径rは頂点での曲率半径であり、また非球面の形状は次式で表される形状である。

    但し、x:レンズ面の頂点から測った光軸方向の距離 y:光軸からの高さ r:レンズ面の頂点での曲率半径 κ:円錐定数 C

    n :n次非球面係数 である。 非球面レンズ面の円錐定数κと非球面係数C

    n


    を[非球面データ]に示す。 [非球面データ]中に示されていない非球面係数C

    nはすべて0である。 また以下の表4に、前記各条件式に関連する諸値と、各条件式(1)〜(8)の値とを示す。

    【0023】

    【表1】 [レンズ諸元] No r d ν ddg 1 (フィルタ枠) 2.7700 2 ∞ 2.5000 64.10 1.516800 1.526703 3 ∞ 0.8000 4 68.2442 1.5000 23.01 1.860741 1.910649 5 33.7783 11.8000 67.87 1.593189 1.604034 6 -343.7562 0.0500 7 27.0050 7.0000 52.30 1.748099 1.765893 8 67.2635 (d 8 ) 9* 112.5317 1.2000 43.35 1.840421 1.864916 10 9.5639 4.3000 11 -20.7077 0.8000 43.35 1.840421 1.864916 12 9.9760 3.5000 27.83 1.699110 1.732332 13 -10.6698 0.3000 14 -9.7544 0.8000 43.35 1.840421 1.864916 15 17.0776 2.5000 28.19 1.740000 1.774461 16 -283.8170 (d 16 ) 17 (絞り) 1.5000 18 65.0682 4.5000 70.41 1.487490 1.495932 19 -7.1783 1.0000 49.45 1.772789 1.792324 20 -15.2368 0.0540 21 -103.0597 2.7000 70.41 1.487490 1.495932 22 -12.2145 (d 22 ) 23 -19.0418 1.0000 52.30 1.748099 1.765893 24 73.3497 0.2000 25 28.2941 5.0000 32.17 1.672700 1.699894 26 -12.8238 0.8000 53.93 1.713000 1.729417 27 -337.8415 (d 27 ) 28 26.5356 3.5000 60.23 1.518350 1.528997 29* -46.5262 0.1000 30 396.0539 1.0000 23.01 1.860741 1.910649 31 18.1581 3.7000 82.52 1.497820 1.505265 32 -56.1679 0.1000 33 41.0877 3.7000 82.52 1.497820 1.505265 34 -45.1588 (bf) [非球面データ] No=9 κ=1.0000 C 4 = 1.85900×10 -56 = 4.69470×10 -78 =-7.22320×10 -910 = 2.78440×10 -11 No=29 κ=1.0000 C 4 = 3.39240×10 -56 = 7.19760×10 -108 =-3.19900×10 -1010 = 2.01280×10 -12 [可変間隔] 広角端 望遠端 d 8 0.79674 19.59573 d 16 9.73443 0.82963 d 22 0.58097 18.54715 d 27 7.78114 1.18423 bf 25.20443 33.99531

    【0024】

    【表2】 [レンズ諸元] No r d ν ddg 1 56.7539 1.5000 23.01 1.860741 1.910649 2 30.5308 12.0000 65.42 1.603001 1.614372 3 581.6635 0.0500 4 27.2253 7.0000 53.93 1.713000 1.729417 5 79.3611 (d 5 ) 6* 35.3746 1.0000 39.82 1.869940 1.897730 7 8.1163 4.3000 8 -15.9752 1.0000 45.37 1.796681 1.818801 9 15.0026 0.0500 10 12.9949 3.7000 27.63 1.740771 1.776142 11 -14.3934 0.5000 12 -12.6887 1.0000 45.37 1.796681 1.818801 13 12.4930 2.0000 30.04 1.698950 1.729431 14 -102.5225 (d 14 ) 15 (絞り) 0.7000 16 28.3613 4.2000 53.48 1.547390 1.560219 17 -8.5437 1.0000 45.37 1.796681 1.818801 18 -21.0250 0.0500 19 -42.2069 2.5000 64.10 1.516800 1.526703 20 -15.7371 (d 20 ) 21 -27.0748 0.6000 52.30 1.748099 1.765893 22 45.2285 1.8000 23 23.0689 1.0000 49.45 1.772789 1.792324 24 14.0001 4.0000 35.51 1.595071 1.616844 25 57.4489 (d 25 ) 26 25.1038 4.5000 82.52 1.497820 1.505265 27 -53.7101 0.5000 28 -106.8877 0.8000 27.63 1.740771 1.776142 29 19.8786 5.4000 67.87 1.593189 1.604034 30 -52.9674 0.1000 31 20.6453 4.2000 60.23 1.518350 1.528997 32* -289.8800 (bf) [非球面データ] No=6 κ=1.0000 C 4 =-7.40550×10 -66 = 3.84200×10 -78 =-4.25680×10 -910 = 9.61370×10 -12 No=32 κ=1.0000 C 4 = 3.47800×10 -56 = 1.31740×10 -88 =-9.25880×10 -1110 = 4.80680×10 -13 [可変間隔] 広角端 望遠端 d 5 0.46148 19.55296 d 14 10.49817 1.18183 d 20 0.04866 21.06623 d 25 9.40014 0.80897 bf 24.94325 33.53441

    【0025】

    【表3】 [レンズ諸元] No r d ν ddg 1 (フィルタ枠) 3.0000 2 ∞ 2.5000 64.10 1.516800 1.526703 3 ∞ 1.2000 4 77.0938 1.5000 23.01 1.860741 1.910649 5 43.2588 8.2000 60.03 1.640000 1.653133 6 -593.1460 0.1000 7 37.9264 5.2092 52.30 1.748099 1.765893 8 87.3198 (d 8 ) 9* 40.9413 1.2000 43.35 1.840421 1.864916 10 10.9488 6.3054 11 -13.6115 1.0107 43.35 1.840421 1.864916 12 442.1861 1.8370 30.04 1.698950 1.729431 13 -17.8652 0.7754 14 -11.4552 1.3317 43.35 1.840421 1.864916 15 72.7457 2.0757 28.19 1.740000 1.774461 16 -19.5184 (d 16 ) 17 (絞り) 3.0000 18 29.2483 3.0289 70.41 1.487490 1.495932 19 -9.6805 1.0000 49.45 1.772789 1.792324 20 -18.4595 0.1000 21 -48.0813 2.1030 70.41 1.487490 1.495932 22 -21.6423 (d 22 ) 23 -39.6851 1.0000 52.30 1.748099 1.765893 24 21.2904 0.1000 25 22.1376 3.7124 32.17 1.672700 1.699894 26 -14.5738 1.0000 53.93 1.713000 1.729417 27 -278.6524 (d 27 ) 28 -888.0202 2.4857 60.23 1.518350 1.528997 29* -29.8742 0.1000 30 235.1578 1.0000 23.01 1.860741 1.910649 31 17.8846 4.0276 70.41 1.487490 1.495932 32 -40.9855 0.4788 33 20.0878 3.1541 70.41 1.487490 1.495932 34 -63.8370 (bf) [非球面データ] No=9 κ=1.0000 C 4 = 2.67150×10 -56 = 3.73920×10 -88 =-4.56150×10 -1010 = 6.64660×10 -12 No=29 κ=1.0000 C 4 =-2.27310×10 -66 =-7.17320×10 -98 = 8.08310×10 -1010 =-6.44520×10 -12 [可変間隔] 広角端 望遠端 d 8 0.83708 26.82256 d 16 15.95351 0.46500 d 22 1.54283 17.03134 d 27 8.83053 1.84893 bf 25.88278 32.86437

    【0026】

    【表4】 実施例番号 1 2 3 bf w 25.204 24.943 25.883 f w 7.800 7.800 8.0 L w 81.497 85.858 82.999 y 5.5 5.5 5.5 f 1 42.189 43.325 54 f 2 -5.108 -6.123 -8.16 f 3 18.854 21.530 24.8 f 4 -38.045 -29.749 -42.25 f 5 24.115 20.853 23.6 F nT 2.84 2.89 2.89 f T 52.350 52.500 52.500 L P 0.603 4.082 2.649 Δν 21.76 13.94 21.76 (1)bf w /f w 3.231 3.198 3.235 (2)L w /y 14.818 15.611 15.091 (3)bf w /y 4.583 4.535 4.706 (4)f 1 /(F nT・f T ) 0.284 0.286 0.356 (5)|f 2 /(F nT・f T )| 0.0344 0.0404 0.0538 (6)|f 4 /bf w | 1.509 1.193 1.632 (7)f 4 /f w 4.878 3.814 5.281 (8)L P /f w 0.077 0.523 0.331

    【0027】図2と図3に、それぞれ第1実施例の広角端と望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差、及び横収差を示す。 同様に図5と図6に、それぞれ第2実施例の広角端と望遠端での諸収差を示し、図8と図9に、それぞれ第3実施例の広角端と望遠端での諸収差を示す。
    各収差図において、F NOはFナンバー、Yは像高を表す。 非点収差図中、実線Sはサジタル像面を示し、破線Mはメリディオナル像面を示す。 各収差図から明らかなように、各実施例とも、各焦点距離状態において諸収差が良好に補正されていることがわかる。

    【0028】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、広角(画角で70°以上)を含み、小型で且つ高性能高倍率で明るく、更に十分なバックフォーカスとテレセントリック性を確保したズームレンズを提供することができる。 また、焦点検出機能と組み合わせれば、オートフォーカスも可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1実施例にかかるズームレンズの構成を示す図である。

    【図2】第1実施例の広角状態における諸収差図である。

    【図3】第1実施例の望遠状態における諸収差図である。

    【図4】本発明の第2実施例にかかるズームレンズの構成を示す図である。

    【図5】第2実施例の広角状態における諸収差図である。

    【図6】第2実施例の望遠状態における諸収差図である。

    【図7】本発明の第3実施例にかかるズームレンズの構成を示す図である。

    【図8】第3実施例の広角状態における諸収差図である。

    【図9】第3実施例の望遠状態における諸収差図である。

    【符号の説明】

    1 …第1レンズ群 G 2 …第2レンズ群 G 3 …第3レンズ群 G 4 …第4レンズ群 G 5 …第5レンズ群 S…開口絞り ASP…非球面

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