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中間転写媒体、熱転写プリンタ、印画物の製造方法、及び中間転写媒体と被転写体の組合せ

阅读:1028发布:2020-05-29

专利汇可以提供中間転写媒体、熱転写プリンタ、印画物の製造方法、及び中間転写媒体と被転写体の組合せ专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】印画物の表面に形成された情報の覗き見を防止する。 【解決手段】本実施形態に係る中間転写媒体は、支持体の一方の面に、前記支持体から剥離可能に転写層が設けられ、前記転写層は、偏光フィルムと、前記偏光フィルム上に設けられた受容層とを有する。前記受容層から前記支持体の表面に達する切込みが被転写体の縁に合わせて形成されている。熱転写シートを加熱し、受容層に色材層を転写して画像を形成し、中間転写媒体を加熱し、画像が形成された受容層を含む転写層を被転写体上に転写して印画物を製造する。印画物は、画像が偏光フィルムで覆われているため、覗き見を防止できる。 【選択図】図3,下面是中間転写媒体、熱転写プリンタ、印画物の製造方法、及び中間転写媒体と被転写体の組合せ专利的具体信息内容。

支持体の一方の面に、前記支持体から剥離可能に転写層が設けられた中間転写媒体であって、 前記転写層は、偏光フィルムと、前記偏光フィルム上に設けられた受容層とを有することを特徴とする中間転写媒体。前記受容層から前記支持体の表面に達する切込みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の中間転写媒体。請求項1又は2に記載の中間転写媒体を供給する第1供給部と、 基材の一方の面上に色材層が設けられた熱転写シートを供給する第2供給部と、 画像データに基づいて前記熱転写シートを加熱し、前記受容層に前記色材層を転写して画像を形成する印画部と、 被転写体を供給する第3供給部と、 前記中間転写媒体を加熱し、前記画像が形成された受容層を含む前記転写層を前記被転写体上に転写する転写部と、 を備える熱転写プリンタ。前記中間転写媒体には、前記受容層から前記支持体の表面に達する切込みが、前記被転写体の縁に合わせて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の熱転写プリンタ。前記被転写体は、前記転写層が転写される面の光反射率が70%以上であることを特徴とする請求項3又は4に記載の熱転写プリンタ。請求項1又は2に記載の中間転写媒体、及び基材の一方の面上に色材層が設けられた熱転写シートを使用し、前記熱転写シートを加熱し、前記受容層に前記色材層を転写して画像を形成する工程と、 前記中間転写媒体を加熱し、前記画像が形成された受容層を含む前記転写層を被転写体上に転写して印画物を製造する工程と、 を備える印画物の製造方法。請求項1又は2に記載の中間転写媒体と被転写体の組合せであって、 前記被転写体は、前記転写層が転写される面の光反射率が70%以上であることを特徴とする中間転写媒体と被転写体の組合せ。

说明书全文

本発明は、中間転写媒体、熱転写プリンタ、印画物の製造方法、及び中間転写媒体と被転写体の組合せに関する。

熱転写画像を任意の対象物に形成するプリンタの1つとして、受容層が基材上に剥離可能に設けられた中間転写媒体と、色材層を有する熱転写シートとを使用し、中間転写媒体の受容層に色材を転写して画像を形成し、その後、画像が形成された受容層を含む転写層を中間転写媒体から被転写体上に転写する熱転写プリンタが提案されている。例えば、カード基材に熱転写画像を形成し、クレジットカードやIDカード等が製造されている。

近年、キャッシュレス化が進み、カード決済を含め、クレジットカードを利用する場面は多岐にわたる。オンライン決済では、カード番号、有効期限、氏名等の入が求められることが多い。これらの情報は、券面上に全て印字されているため、不正者によって覗き見され、不正利用されるおそれがあった。

特開2015−212036号公報

特開2015−139897号公報

特開2008−122850号公報

本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、印画物の表面に形成された情報の覗き見を防止できる印画物の製造方法、印画物の製造に使用される中間転写媒体、熱転写プリンタ、及び中間転写媒体と被転写体の組合せを提供することを課題とする。

本発明による中間転写媒体は、支持体の一方の面に、前記支持体から剥離可能に転写層が設けられた中間転写媒体であって、前記転写層は、偏光フィルムと、前記偏光フィルム上に設けられた受容層とを有するものである。

本発明の一態様では、前記受容層から前記支持体の表面に達する切込みが設けられている。

本発明による熱転写プリンタは、本発明の中間転写媒体を供給する第1供給部と、基材の一方の面上に色材層が設けられた熱転写シートを供給する第2供給部と、画像データに基づいて前記熱転写シートを加熱し、前記受容層に前記色材層を転写して画像を形成する印画部と、被転写体を供給する第3供給部と、前記中間転写媒体を加熱し、前記画像が形成された受容層を含む前記転写層を前記被転写体上に転写する転写部と、を備えるものである。

本発明の一態様では、前記中間転写媒体には、前記受容層から前記支持体の表面に達する切込みが、前記被転写体の縁に合わせて形成されている。

本発明の一態様では、前記被転写体は、前記転写層が転写される面の光反射率が70%以上である。

本発明による印画物の製造方法は、本発明の中間転写媒体、及び基材の一方の面上に色材層が設けられた熱転写シートを使用し、前記熱転写シートを加熱し、前記受容層に前記色材層を転写して画像を形成する工程と、前記中間転写媒体を加熱し、前記画像が形成された受容層を含む前記転写層を被転写体上に転写して印画物を製造する工程と、を備えるものである。

本発明による中間転写媒体と被転写体の組合せでは、前記被転写体の前記転写層が転写される面の光反射率が70%以上となっている。

本発明によれば、印画物の表面に形成された情報が覗き見られることを防止できる。

本発明の実施形態に係る熱転写プリンタの概略構成図である。

中間転写媒体の平面図である。

図2のIII-III線断面図である。

偏光フィルムの斜視図である。

熱転写シートの平面図である。

印画物の断面図である。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図1は、本発明の実施形態に係る熱転写プリンタの概略構成図である。図1に示すように、熱転写プリンタは、熱転写シート20を用いて、中間転写媒体10に設けられた受容層15(図3参照)に画像を印画する印画部50と、中間転写媒体10の転写層T(図3参照)を被転写体40上に転写する転写部60とを備える。また、熱転写プリンタは、各部の動作を制御する制御部30を備える。

図2は中間転写媒体10の平面図であり、図3は図2のIII-III線断面図である。中間転写媒体10は、支持体11と、支持体11の一方の面上に設けられた転写層Tとを備えている。転写層Tは、支持体11側から順に積層された剥離層12、接着層13、偏光フィルム14及び受容層15を有する。受容層15は、中間転写媒体10の最表面に位置し、転写層Tを構成する層のうち支持体11から最も遠くに位置している。

中間転写媒体10には、一定の間隔を空けて検知マーク17が形成されている。検知マーク17同士の間に、受容層15から支持体11の表面に達する切込み16がハーフカット処理により形成されている。転写層Tは、切込み16によって、被転写体40に転写される部分と、支持体11上に残置する部分とに分割され、切込み16で囲まれた略矩形状の部分の転写層Tが被転写体40に転写される。例えば、切込み16は被転写体40の縁に合わせて形成される。

偏光フィルム14は、覗き見防止フィルタとして使用されるマイクロルーバー層を有するものであり、例えば、図4に示すように、透明樹脂層14aと、この透明樹脂層14aで支持されるように形成され、互いに平行に延在する直線状の暗色線条部14bを有する。例えば、透明樹脂層14aの表面に、互いに平行に延在する溝状凹部を形成し、溝状凹部の内部に暗色インクを塗工することで、暗色線条部14bが形成される。

中間転写媒体10の製造に際しては、まず、支持体11の一方の面に剥離層12を塗工した第1積層体を準備する。必要に応じて剥離層12に検知マーク17を形成してもよい。

次に、偏光フィルム14の一方の面に受容層15を塗工し、他方の面に接着層13を塗工した第2積層体を準備する。そして、第1積層体の剥離層12と、第2積層体の接着層13とを貼り合わせ、切込み16を形成することで、中間転写媒体10が製造される。中間転写媒体10は、ロール状に巻くことができる曲げ性を有する。

図5は熱転写シート20の平面図である。図5に示すように、熱転写シート20は、基材(図示略)と、基材の同一面上に設けられたイエロー染料(Y)層22、マゼンタ染料(M)層23、シアン染料(C)層24を含む染料層25と、ブラック(BK)の溶融層26とを有する。染料層25及び溶融層26からなる色材層27の組が繰り返し設けられている。

基材について特に限定はなく、例えば、薄紙やプラスチックの延伸または未延伸フィルムを用いることができる。

染料層25は、染料、及び染料を担持するためのバインダー樹脂を含有している。染料及びバインダー樹脂は、昇華型熱転写シートの分野で従来公知のものを適宜選択して用いることができる。

溶融層26は、加熱により溶融軟化し、転写層T上に転写可能であるとの条件を満たす層であればよく、例えば、熱溶融性インキ及びバインダー樹脂が含まれる。

熱転写シート20の構成は、図5に示すものに限定されない。例えば、熱転写シート20の色材層が形成されている面とは反対側の面に背面層(図示略)が設けられていてもよい。

図1に示すように、熱転写プリンタの供給部70(第1供給部)には、中間転写媒体10をリボン状に巻き取った巻取が装填される。供給部70は、中間転写媒体10の巻取を回転させ、中間転写媒体10を長尺帯状で印画部50及び転写部60へ順に搬送する。

印画部50は、サーマルヘッド53と、サーマルヘッド53の下方側に設けられた回転駆動自在なプラテンロール54と、サーマルヘッド53をプラテンロール54に対して昇降自在とさせる昇降手段(図示略)を有する。供給部70から供給された中間転写媒体10は、サーマルヘッド53とプラテンロール54との間を通過するようになっている。

また、印画部50では、熱転写シート20が、供給ロール51(第2供給部)側からガイドロール55を経由して、サーマルヘッド53とプラテンロール54との間を通り、ガイドロール56を経由して、巻取りロール52に巻き取られるようになっている。サーマルヘッド53とプラテンロール54との間において、熱転写シート20の染料層25及び溶融層26と、中間転写媒体10の受容層15とが対向するようになっている。

サーマルヘッド53は、熱転写シート20の基材側から染料層25を加熱し、中間転写媒体10の受容層15に染料を移行して、画像を形成する。また、サーマルヘッド53は、熱転写シート20の基材側から溶融層26を加熱し、中間転写媒体10の受容層13に熱溶融性インキ等を転写して、文字等の画像を形成する。画像は、受容層13のうち、切込み16で囲まれた領域に形成される。

画像形成工程では、まず、中間転写媒体10と、熱転写シート20のY層22とが検知マーク17に基づいて位置合わせされ、サーマルヘッド53がプラテンロール54に向けて降下し、熱転写シート20及び中間転写媒体10を介してサーマルヘッド53がプラテンロール54に当接する。プラテンロール54が回転駆動して、熱転写シート20及び中間転写媒体10が送られる。この間、サーマルヘッド53に送信されてきた画像データに基づいて、サーマルヘッド53により熱転写シート20のY層22の領域が選択的に加熱され、熱転写シート20から受容層15にイエロー染料が移行する。

イエローの転写後、サーマルヘッド53が上昇してプラテンロール54から離れる。次に、中間転写媒体10と熱転写シート20のM層23とが位置合わせされる。そして、イエロー染料を受容層15に移行する方法と同様にして、M層23及びC層24を加熱し、マゼンタ染料及びシアン染料を受容層15に順次移行する。

続いて、サーマルヘッド53が上昇してプラテンロール54から離れる。次に、中間転写媒体10と熱転写シート20の溶融層26とが検知マーク17に基づいて位置合わせされる。サーマルヘッド53がプラテンロール54に向けて降下し、熱転写シート20及び中間転写媒体10を介してサーマルヘッド53がプラテンロール54に当接する。プラテンロール54が回転駆動して、熱転写シート20及び中間転写媒体10が送られる。この間、サーマルヘッド53に送信されてきた画像データに基づいて、サーマルヘッド53により、熱転写シート20の溶融層26の領域が選択的に加熱される。これにより、中間転写媒体10に画像が形成される。

印画部50において受容層15に画像が形成された中間転写媒体10は、ガイドロール72を経由して転写部60へ搬送される。

転写部60は、ヒートローラ61と、ヒートローラ61の下方に設けられた加圧ロール62とを備える。転写部60は、被転写体供給部42(第3供給部)から供給されたカード基材40へ、中間転写媒体10の転写層Tを転写する。

被転写体供給部42は、中間転写媒体10の搬送に合わせて枚葉状のカード基材40を1枚ずつ繰り出す繰り出し装置、及び繰り出したカード基材40を搬送するコンベア装置等を有する。

転写部60は、ヒートローラ61と加圧ロール62との間で、画像が形成された中間転写媒体10の受容層15面のうち切込み16で囲まれた部分を、カード基材40へ重ね合わせて加熱する。切込み16で転写層Tが分割され、カード基材40に転写され、カード基材40に画像が形成される。

画像形成されたカード基材40(印画物)は、排出部44へ搬送され、1枚ずつ集積される。切込み16よりも外側の転写層Tが残置している中間転写媒体10は、巻取りロール71に巻き取られる。

このようにして、図6に示すように、カード基材40上に、画像Gが形成された受容層15、偏光フィルム14、接着層13及び剥離層12が順に積層された印画物が製造される。受容層15に形成された画像を覆うように偏光フィルム14が設けられているため、画像(情報)が覗き見されることを防止できる。印画物は、例えば、IDカード、クレジットカード、キャッシュカードなどである。

受容層15、偏光フィルム14、接着層13及び剥離層12を含む転写層Tの光透過率を60%以上、好ましくは70%以上とすることで、画像の覗き見を防止しつつ、印画物の正面から画像が見やすくなる。また、カード基材40の表面(転写層Tが転写される面)をアルミニウム膜等の金属薄膜で被覆し、光反射率を70%以上とすることで、印画物の正面から画像が見やすくなる。

上述したように、中間転写媒体10は、支持体11、剥離層12、接着層13、偏光フィルム14及び受容層15が積層された構成となっている。

支持体11の材料について特に限定はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルム等を挙げることができる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。支持体11の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は3μm以上30μm以下の範囲であり、好ましくは4μm以上15μm以下の範囲である。

剥離層12は、転写層Tの転写性(剥離性)を向上させるためのものであり、転写層Tを構成する層のうち支持体11の最も近くに位置している。剥離層12の成分としては、例えば、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、熱架橋性エポキシ−アミノ樹脂及び熱架橋性アルキッド−アミノ樹脂等を挙げることができる。また、剥離層12は、これらの成分の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。剥離層12にシリカ、有機シリコーンなどを添加し、可視光反射率を80%以下に抑えることで、太陽光等の映り込みを防止できる。

剥離層12の厚みについて特に限定はないが、一例としては、0.5μm以上5μm以下の範囲である。画像の覗き見を効果的に抑止するために、剥離層12の屈折率を2.0以下にすることが好ましい。

接着層13は、剥離層12と偏光フィルム14とを接着させるためのものである。接着層13の材料について特に限定はなく、中間転写媒体の分野で従来公知の接着層を適宜選択して用いることができる。例えば、ウレタン樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ブチラール樹脂、ポリアミド、塩化ビニル樹脂等を用いることができる。接着層13の厚みについて特に限定はないが、0.5μm以上10μm以下程度である。

上述したように、偏光フィルム14は、透明樹脂層14aと、暗色線条部14bとを有する。透明樹脂層14aは、透明な樹脂材料から構成され、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂や、紫外線や電子線で硬化する電離放射線硬化性樹脂を用いることができる。電離放射線硬化性樹脂としては、アクリレート系、エポキシ系、ポリエステル系などの樹脂が挙げられる。透明樹脂層14aは、熱転写時の熱に耐えることができるように100℃以上、好ましくは150℃以上の耐熱性を有する樹脂を用いることが好ましい。透明樹脂層14aの厚みは、例えば10μm以上300μm以下程度である。透明樹脂層14aの厚みは、暗色線条部14bの厚み以上となる。

暗色線条部14bは、外光を吸収してコントラストを向上させたり、光の進行方向を規制して視野を規制したりする光吸収部となる。暗色線条部14bは、少なくとも面方向に於ける両側側面を透明樹脂層14aによって支持されることで空間的位置を維持されている。図4は、暗色線条部14bが一方向に沿って互いに平行に延在する構成を示しているが、暗色線条部14bを格子状に設けてもよい。暗色線条部14bは、光吸収性の暗色材料で形成することができる。この暗色材料としては有機材料、無機材料、いずれでも良い。例えば、カーボンブラックやアニリンブラック等の光吸収性色材をバインダー樹脂に含有させた、塗料(又はインク)等の樹脂組成物を用いる。なお、暗色の代表色は黒色だが、低明度の茶褐色、紺色、臙脂色、深緑色等の有彩色もあり得る。バインダー樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂や、紫外線や電子線で硬化する電離放射線硬化性樹脂を用いることができる。電離放射線硬化性樹脂としては、アクリレート系、エポキシ系、ポリエステル系などの樹脂が挙げられる。

透明樹脂層14aが透明基材上に設けられていてもよい。透明基材としては、ガラス、樹脂等からなる透明な基材を使用できる。透明基材の樹脂は、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、シクロオレフィン重合体などのポリオレフィン、トリアセチルセルロースなどのセルロース樹脂、或いはアクリル樹脂、ポリカーボネート等である。

受容層15の材料について特に限定はなく、中間転写媒体の分野で従来公知の受容層を適宜選択して用いることができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体、アイオノマーもしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の溶剤系の樹脂を挙げることができる。また、受容層15は、これらの成分の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。カード基材40への転写性確保のため、融点が100℃以下の樹脂をメインに用いることが好ましい。

受容層15の厚みについて特に限定はないが、一例としては、1μm以上10μm以下の範囲である。

偏光フィルム14と受容層15との間にプライマー層を設けて、偏光フィルム14と受容層15との密着性を向上させてもよい。

転写層Tのいずれかの層に紫外線吸収剤を含有させてもよい。紫外線吸収剤を含有させることで、受容層15に形成した画像の劣化を防止できる。

なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

10 中間転写媒体 11 支持体 12 剥離層 13 接着層 14 偏光フィルム 15 受容層 17 検知マーク 20 熱転写シート 27 色材層 40 被転写体 42 被転写体供給部(第3供給部) 50 印画部 51 供給ロール(第2供給部) 60 転写部 70 供給部(第1供給部)

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