首页 / 专利库 / 视听技术与设备 / 块匹配运动估计 / Contour line motion estimation method and device

Contour line motion estimation method and device

阅读:933发布:2021-03-31

专利汇可以提供Contour line motion estimation method and device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To decide an optimum motion vector that causes the least weighted error by means of the weighted block matching algorithm by calculating the weighted error of each candidate block and defining the displacement vector showing the displacement between a candidate block having the least weighted error and a search block as an optimum motion vector to the search block. SOLUTION: A motion estimating part 400 receives the binary image data on a precedent frame in the form of split masks from a frame memory 300 via a line L20. Then the part 400 forms a search area corresponding to a search block and divides the search area into plural candidate blocks of the same size. Furthermore, the part 400 calculates a weighted error between the search block that is received from a search block forming part 100 via a line L10 and every candidate block by means of the weighted block matching algorithm and decides an optimum candidate block and its corresponding optimum motion vector.,下面是Contour line motion estimation method and device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2値映像信号で表現された現フレームとその前フレームとの間の輪郭線の動きを推定する輪郭線動き推定方法であって、前記現フレームは同一の大きさを有する複数の探索ブロックに分けられており、 前記前フレーム内に、各探索ブロックに対応する探索領域を形成する第a過程と、 前記各探索領域内に、各々が前記探索ブロックと同一の大きさを有する複数の候補ブロックを形成して、前記探索ブロックから各候補ブロックまでの変位を前記各候補ブロックの変位ベクトルとして決定する第b過程と、 前記探索ブロックと前記各候補ブロックとを重ね合わせて、不整合領域、整合領域の境界及び前記探索ブロックの境界を決定する第c過程と、 前記不整合領域内の各画素に重み値を割当てる第d過程と、 前記不整合領域内の各画素に割当てられた重み値を用いて、各候補ブロックの重みつきエラーを計算する第e過程と、 前記重みつきエラーを互いに比較して、最小の重みつきエラーを選択し、該最小の重みつきエラーに対応する変位ベクトルを選択するべく選択信号を発生する第f過程と、 前記選択信号に応じて、前記最小の重みつきエラーに対応する前記変位ベクトルを選択すると共に、該変位ベクトルを最適な動きベクトルとして発生する第g過程とを含むことを特徴とする輪郭線動き推定方法。
  • 【請求項2】 前記第c過程が、 前記探索ブロックと前記各候補ブロックとを重ね合わせる第c1過程と、 前記探索ブロックの各画素値と、比較される前記探索ブロック内の画素と同一位置にある、前記候補ブロックの該当画素値とを比較する第c2過程と、 前記探索ブロック内の前記不整合領域を、対応する候補ブロック内の対応する画素とは異なる画素値を有する画素からなる領域として決定し、更に、物体領域の画素値を「1」、背景領域の画素値を「0」とした場合、前記探索ブロック内の前記整合領域の境界を、画素値が「1」であり、且つ前記不整合領域に隣接するかまたは「0」の画素値を有する画素に隣接する画素の集合として決定し、前記探索ブロックの境界を、画素値が「1」
    であり、「0」の画素値を有する画素に隣接する画素の集合として決定する第c3過程とを有することを特徴とする請求項1に記載の輪郭線動き推定方法。
  • 【請求項3】 前記第e過程が、前記不整合領域内の画素に割当てられた全ての重み値の和によって前記重みつきエラーを計算することを特徴とする請求項2に記載の輪郭線動き推定方法。
  • 【請求項4】 前記第d過程が、前記整合領域の境界への近接度に基づいて、前記不整合領域内の各画素に対し、前記整合領域の境界に近接した画素にはより小さい重み値を割り当て、前記整合領域の境界から離れた画素にはより大きい重み値を割り当てることを特徴とする請求項3に記載の輪郭線動き推定方法。
  • 【請求項5】 前記第d過程が、前記探索ブロックの境界への近接度に基づいて、前記不整合領域内の各画素に対し、前記探索ブロックの境界に位置した画素にはより小さい重み値を割り当て、前記探索ブロックの境界から離れた画素にはより大きい重み値を割り当てることを特徴とする請求項3に記載の輪郭線動き推定方法。
  • 【請求項6】 2値映像信号で表現された現フレームとその前フレームとの間の輪郭線の動きを推定する輪郭線動き推定装置であって、前記現フレームは同一の大きさを有する複数の探索ブロックに分けられており、 前記前フレーム内に、各探索ブロックに対応する探索領域を形成する探索領域形成手段と、 前記各探索領域内に、各々が前記探索ブロックと同一の大きさを有する複数の候補ブロックを形成して、前記探索ブロックから各候補ブロックまでの変位を前記各候補ブロックの変位ベクトルとして決定する候補ブロック形成手段と、 前記探索ブロックと前記各候補ブロックとを重ね合わせて、不整合領域、整合領域の境界及び前記探索ブロックの境界を決定するブロック整合手段と、 前記不整合領域内の各画素に重み値を割当てる重み値割当て手段と、 前記不整合領域内の各画素に割当てられた重み値を用いて、各候補ブロックの重みつきエラーを計算する重みつきエラー計算手段と、 前記重みつきエラーを互いに比較して、最小の重みつきエラーを選択し、該最小の重みつきエラーに対応する変位ベクトルを選択するべく選択信号を発生する比較手段と、 前記選択信号に応じて、前記最小の重みつきエラーに対応する前記変位ベクトルを選択すると共に、該変位ベクトルを最適な動きベクトルとして発生する選択手段とを含むことを特徴とする輪郭線動き推定装置。
  • 【請求項7】 前記ブロック整合手段が、 前記探索ブロックと前記各候補ブロックとを重ね合わせる重複手段と、 前記探索ブロックの各画素値と、比較される前記探索ブロック内の画素と同一位置にある、前記候補ブロックの該当画素値とを比較する比較手段と、 前記探索ブロック内の前記不整合領域を、対応する候補ブロック内の対応する画素とは異なる画素値を有する画素からなる領域として決定し、更に、物体領域の画素値を「1」、背景領域の画素値を「0」とした場合、前記探索ブロック内の前記整合領域の境界を、画素値が「1」であり、且つ前記不整合領域に隣接するかまたは「0」の画素値を有する画素に隣接する画素の集合として決定し、前記探索ブロックの境界を、画素値が「1」
    であり、「0」の画素値を有する画素に隣接する画素の集合として決定する領域境界決定手段とを有することを特徴とする請求項6に記載の輪郭線動き推定装置。
  • 【請求項8】 前記重みつきエラー計算手段が、前記不整合領域内の画素に割当てられた全ての重み値の和によって前記重みつきエラーを計算することを特徴とする請求項7に記載の輪郭線動き推定装置。
  • 【請求項9】 前記重み値割当て手段が、前記整合領域の境界への近接度に基づいて、前記不整合領域内の各画素に対して、前記整合領域の境界に近接した画素にはより小さい重み値を割り当て、前記整合領域の境界から離れた画素にはより大きい重み値を割り当てることを特徴とする請求項8に記載の輪郭線動き推定装置。
  • 【請求項10】 前記重み値割当て手段が、前記探索ブロックの境界への近接度に基づいて、前記不整合領域内の各画素に対して、前記探索ブロックの境界に位置した画素にはより小さい重み値を割り当て、前記探索ブロックの境界から離れた画素にはより大きい重み値を割り当てることを特徴とする請求項8に記載の輪郭線動き推定装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、重みつきブロック整合アルゴリズムを用いて、最小の重みつきエラー(誤差)をもたらす最適動きベクトルを検索する方法及びその装置に関し、特に、映像フレーム内の各画素にそれぞれの重み値を割当てて重みつきエラーを決定する輪郭線動き推定方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】ディジタル映像信号の伝送はアナログ信号の伝送より高画質の映像を提供することができる。 一連の映像フレームを構成する映像信号がディジタル形態で表現される場合、取分け、高精細度テレビジョンシステムの場合、大量のディジタルデータが必要である。 しかしながら、通常の伝送チャネル上の利用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するためには、様々なデータ圧縮技法を用いて伝送すべきデータの量を圧縮するか減らさなければならない。

    【0003】多様なビデオ圧縮技法のうち、確率的符号化技法と時間的、空間的圧縮技法とを組み合わせた、いわゆるハイブリッド符号化(hybrid coding)技法が最も効率的なものとして知られている。

    【0004】殆どのハイブリッド符号化技法は、動き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化及びVLC
    (可変長符号化)などの技法を用いている。 動き補償D
    PCMは、現フレームとその参照フレーム(前フレーム)との間の物体の動きを推定し、推定された物体の動きから現フレームを予測するとともに、現フレームとその予測値との間の差を表す差分信号を生成する方法である。

    【0005】2次元DCTは動き補償DPCMデータのような映像データの間の空間的な冗長度を減らすか除去する技法であり、デジタル映像データのブロック(例えば、8×8画素よりなるブロック)をDCT係数データの組に変換する。 この技法は、“IEEE Transactions on
    Communications、COM-32、No.3、225-231頁、1984年3
    月”に掲載された「Scene Adaptive Coder」というタイトルのチェン(Chen)及びプラット(Pratt)の論文に開示されている。 このようなDCT係数データに対し、
    量子化、ジグザグ走査、可変長符号化などの処理をすることによって、伝送すべきデータの量を効果的に減らすことができる。

    【0006】詳述すると、動き補償DPCMにおいては、現フレームデータは現フレームと前フレームとの間の動き推定に基づいて、前フレームデータから予測される。 そのような方法には、例えば、ブロック整合アルゴリズムを用いたものがある(例えば、JR Jainらの論文“IEEE Transactions on Communications、COM-29 、
    No.12、1799-1808頁、「Displacement Measurement and
    Its Application in Interframe Image Coding」”参照)。そのように推定された動きは、前フレームと現フレームとの間の画素の変位を表す2次元動きベクトルによって表される。

    【0007】ブロック整合アルゴリズムによると、現フレームは複数の探索ブロックに分けられる。 典型的には、探索ブロックの大きさは8×8画素から32×32
    画素である。 現フレーム内の探索ブロックに対する動きベクトルを決定するために、現フレームの探索ブロックと前フレーム内の探索領域内に含まれる探索ブロックと同じ大きさの複数の候補ブロックとの間の類似度が計算される。 探索領域の大きさは一般に探索ブロックより大きい。 現フレームの探索ブロックと探索領域内の各候補ブロックとの間の類似度を計算するには、平均絶対エラーまたは平均二乗エラー等のエラー関数が用いられる。
    ここで、動きベクトルとは、探索ブロックと最小のエラー関数値をもたらす候補ブロックとの間の変位を表す。

    【0008】公知のように、2値映像における各画素は、各画素が属する領域の1つを表すラベルを有する。
    例えば、背景に属する画素は「0」で表され、物体に属する画素は「0」でない値で表される。 従って、平均絶対エラーをエラー関数として用いる通常のブロック整合アルゴリズムを2値映像の輪郭線動き推定に適用する場合、エラー関数は単に不整合画素の個数をカウントする。 不整合画素とは、探索ブロック内の対応する画素が異なるラベルを有するような候補ブロック内の画素のことである。

    【0009】図1は、例として、探索ブロックSB、第1候補ブロックCB 1及び第2候補ブロックCB 2を示した模式図であって、不整合画素は「○」で示されている。 探索ブロックSBが第1候補ブロックCB 1と重ねられる場合、不整合画素の数は6であり、探索ブロックSBが第2候補ブロックCB 2と重ねられる場合、不整合画素の数は7である。 かくして、第1候補ブロックC
    1に比べて第2候補ブロックCB 2の方が形状面において探索ブロックSBにより類似しているにも関わらず、
    第1候補ブロックCB 1が最小エラー関数をもたらすブロックとして選択され、探索ブロックSBと第1候補ブロックCB 1との間の変位が最適な動きベクトルとして選択される。

    【0010】このような方法で動きベクトルが選択されると、物体の形状決定に重要な役割を果たすべき輪郭線情報が、物体の形状を決定するのに有効に用いられないという不都合がある。

    【0011】

    【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な目的は、重みつきブロック整合アルゴリズムを用いて、
    最小重みつきエラーをもたらす最適動きベクトルを求める輪郭線動き推定方法及び装置を提供することにある。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明によれば、2値映像信号で表現された現フレームとその前フレームとの間の輪郭線の動きを推定する輪郭線動き推定方法であって、前記現フレームは同一の大きさを有する複数の探索ブロックに分けられており、前記前フレーム内に、各探索ブロックに対応する探索領域を形成する第a過程と、前記各探索領域内に、各々が前記探索ブロックと同一の大きさを有する複数の候補ブロックを形成して、前記探索ブロックから各候補ブロックまでの変位を前記各候補ブロックの変位ベクトルとして決定する第b過程と、前記探索ブロックと前記各候補ブロックとを重ね合わせて、不整合領域、整合領域の境界及び前記探索ブロックの境界を決定する第c過程と、前記不整合領域内の各画素に重み値を割当てる第d
    過程と、前記不整合領域内の各画素に割当てられた重み値を用いて、各候補ブロックの重みつきエラーを計算する第e過程と、前記重みつきエラーを互いに比較して、
    最小の重みつきエラーを選択し、該最小の重みつきエラーに対応する変位ベクトルを選択するべく選択信号を発生する第f過程と、前記選択信号に応じて、前記最小の重みつきエラーに対応する前記変位ベクトルを選択すると共に、該変位ベクトルを最適な動きベクトルとして発生する第g過程とを含むことを特徴とする輪郭線動き推定方法が提供される。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。

    【0014】図2を参考すると、動き推定部を含む本発明の輪郭線符号化装置1のブロック図が示されている。

    【0015】現フレームの2値映像データ(即ち、現フレームデータ)は、分割マスクの形態で探索ブロック形成部100に供給される。 ここで、分割マスク内の各画素は、それが属する領域を表すラベルを有する。 例えば、背景画素は、「0」として、物体画素は「0」でない値として表される。 探索ブロック形成部100は現フレームを、各々が同一の大きさを有する複数の探索ブロックに分けて、ラインL10を通じて、減算部200及び動き推定部400に供給する。

    【0016】動き推定部400は、フレームメモリ30
    0からラインL20を通じて、前フレームの2値映像データ(即ち、前フレームデータ)を分割マスクの形態で受取る。 その後、動き推定部400は、探索ブロックに対応する探索領域を形成し、その探索領域を探索ブロックと同じ大きさの複数の候補ブロックに分ける。

    【0017】動き推定部400は重みつきブロック整合アルゴリズムを用いて、探索ブロック形成部100からラインL10を通じて受け取った探索ブロックと各候補ブロックとの間の重みつきエラーを計算し、最適候補ブロックとそれに対応する最適動きベクトルとを決定する。 重みつきブロック整合アルゴリズムを用いる動き推定方法については後に、図3及び図4を参考して詳しく説明する。 動き推定部400で求められた最適動きベクトルは、動き補償部500に供給される。

    【0018】動き補償部500は、動き推定部400から最適動きベクトルを受け取り、フレームメモリ300
    からラインL20を通じて最適動きベクトルに対応する最適候補ブロックの画素データを受け取る。 しかる後、
    動き補償部500は最適動きベクトルを用いて最適候補ブロックを動き補償して、動き補償された最適候補ブロックを発生すると共に、この動き補償された最適候補ブロックをラインL30を通じて減算部200及び加算部800に供給する。

    【0019】減算部200は、ラインL10上の探索ブロックからラインL30上の動き補償された最適候補ブロックを減算して、減算結果(即ち、エラー信号)を符号化部600に供給する。

    【0020】符号化部600は例えば、参照輪郭線ベース符号化技法を用いて、受け取ったエラー信号を符号化して、符号化エラー信号を伝送器(図示せず)及び復号化部700に供給する。

    【0021】復号化部700は、符号化エラー信号を復号化して、復号化エラー信号を加算部800に供給する。 加算部800は、復号化エラー信号とラインL30
    上の動き補償された最適候補ブロックとを加算して、現フレームの再構成信号を発生する。 この現フレームの再構成信号はフレームメモリ300に格納される。

    【0022】図3及び図4には、図2に示した動き推定部400の詳細なブロック図が示されている。

    【0023】図3に示したように、図2のフレームメモリ300からラインL20を通じて、前フレームデータが探索領域形成部410に供給される。 この探索領域形成部410は、探索ブロックの動き推定が行われるように、ある大きさ、形態及び探索パターンを有する探索領域を探索ブロックに対して規定する。 探索領域形成部4
    10にて探索領域が形成されると、この探索領域データは候補ブロック形成部420−1〜420−Nに供給される。 ここで、Nは正の整数であって、形成される候補ブロックの総数を表す。

    【0024】候補ブロック形成部は複数個設けることができる。 説明の便宜上、本発明では3つのみ図示する。
    各候補ブロック形成部420−1〜420−Nは、探索ブロックと同一の大きさを有する候補ブロックを探索領域内で形成し、各候補ブロックの画素データを各ブロック整合部430−1〜430−Nに供給する。 また、各候補ブロック形成部420−1〜420−Nは、現フレームの探索ブロックの位置からの各候補ブロックの相対的変位を表す変位ベクトルDV1〜DVNをマルチプレクサ(MUX)470に供給する。

    【0025】上述したように、探索ブロック形成部10
    0からラインL10上に出される探索ブロックデータは、各ブロック整合部430−1〜430−Nにも供給される。 各ブロック整合部430−1〜430−Nは探索ブロックの画素値と、対応する候補ブロックの画素値とを比較する。 詳述すると、各ブロック整合部430−
    1〜430−Nは探索ブロックを対応する候補ブロックと重ねて、探索ブロックデータ上に(1)探索ブロックの境界画素、(2)不整合領域の画素、(3)整合領域の境界画素の“印付け”をする。

    【0026】探索ブロックデータ及び候補ブロックデータが分割マスクの形態になっているため、画素が背景領域に属する場合、画素値は「0」、物体領域に属する場合、画素値は「1」である。 探索ブロックの境界画素は、探索ブロック内において「1」の画素値を有し且つ隣接する画素が「0」の画素値を有する画素である。 不整合領域の画素は、対応する候補ブロック内の対応する画素が異なる画素値を有する探索ブロック内の画素であり、整合領域の境界画素は、画素値が「1」であり且つ不整合領域の画素に隣接するかまたは「0」の画素値を有する画素に隣接する探索ブロック内の画素である。

    【0027】探索ブロックの境界画素、不整合領域内の画素、整合領域の境界画素の印付けがされた探索ブロックデータは、各ラインL50−1〜L50−Nを通じて、図4中の各重み値割当て部440−1〜440−N
    に供給される。

    【0028】本発明の第1実施例によると、各重み値割当て部440−1〜440−Nは、対応する候補ブロック内の各不整合画素(不整合領域にある画素)に重み値を割当てるが、このとき、重み値は整合領域の境界画素への近接度に応じて割り当てられる。 整合領域の境界画素に近接して位置した不整合画素には、整合領域の境界画素から離れた不整合画素より小さい重み値が割当てられる。 即ち、整合領域の境界画素により近接して位置した不整合画素ほど、整合領域の境界画素から遠く離れた不整合画素に比べて小さい重み値が割当てられる。

    【0029】図5には、本発明の第1実施例による探索ブロックの模式図が例示されている。 SBi(iは1または2)は図1の探索ブロックSBと図1中の第i番目の候補ブロックCBiとの間の比較結果に従って、整合領域の境界画素は黒塗りで表し、不整合領域にはW 1
    3を割当てて示した探索ブロックデータである。 黒色の画素は整合領域の境界画素であり、整合領域の境界画素に隣接した不整合画素にはW 1が割当てられ、整合領域の境界画素から1画素だけ隔たった不整合画素にはW
    2が割当てられ、整合領域の境界画素から2画素だけ隔たった不整合画素にはW 3が割当てられている。 ここで、W 1は正の値であり、W 1 <W 2 <W 3の関係がある。

    【0030】また、本発明の第2実施例によると、各重み値割当て部440−1〜440−Nは、対応する候補ブロック内の各不整合画素に重み値を割当てる際、探索ブロックの境界画素への近接度に従って重み値を割り当てる。 探索ブロックの境界画素に近接した不整合画素には、探索ブロックの境界画素から離れた不整合画素より小さい重み値が割当てられる。 即ち、探索ブロックの境界画素と同一の位置にある不整合画素には、最小の重み値が割当てられ、探索ブロックの境界画素から遠く離れた不整合画素には、より大きい重み値が割当てられる。

    【0031】図6には、本発明の第2実施例による探索ブロックの模式図が例示されている。 SBi(iは1または2)は、図1の探索ブロックSBと図1の第i番目の候補ブロックCBiとの間の比較結果に従って、不整合領域にW 1 〜W 4を割当てて示した探索ブロックのデータである。 黒色の画素は探索ブロックの境界画素である。 探索ブロックの境界画素と同一位置にある各不整合画素にはW 1が割当てられ、探索ブロックの境界画素に隣接した各不整合画素にはW 2が割当てられ、探索ブロックの境界画素から1画素だけ隔たった不整合画素にはW 3が割当てられ、探索ブロックの境界画素から2画素だけ隔たった不整合画素にはW 4が割当てられている。
    ここで、W 1は正の値であり、W 1 <W 2 <W 3 <W 4の関係がある。

    【0032】その後、不整合画素に重み値が割当てられた探索ブロックデータは、重みつきエラー計算部450
    −1〜450−Nに入力される。 各重みつきエラー計算部450−1〜450−Nは、対応する候補ブロック内の不整合画素に割当てられた全ての重み値を加算して重みつきエラーを計算する。 このように計算された対応する候補ブロックに対する重みつきエラーは、比較部46
    0に供給される。

    【0033】図5を再び参照して、本発明の第1実施例に基づく、重みつきエラーの計算方法を説明する。 探索ブロックSB 1の不整合画素の個数は6であり、W 1は1、W 2は2、W 3は3であるとすると、計算される重みつきエラーWE 1 (SB 1 )は、下記のように12になる。

    【0034】

    【数1】

    【0035】また、探索ブロックSB 2の不整合画素の個数は7であり、計算される重みつきエラーWE 1 (S
    2 )は、下記のように7になる。

    【0036】

    【数2】 WE 1 (SB 2 )=W 1 +W 1 +W 1 +W 1 +W 1 +W 1 +W 1 =7W 1 =7

    【0037】図6を参照して、本発明の第2実施例に基づいて、重みつきエラーの計算方法を説明する。 探索ブロックSB 1の不整合画素の個数は6であり、W 1は1、
    2は2、W 3は3、W 4は4と仮定すると、計算される重みつきエラーWE 2 (SB 1 )は、下記のように12になる。

    【0038】

    【数3】

    【0039】また、探索ブロックSB 2の不整合画素の個数は7であり、計算される重みつきエラーWE 2 (S
    2 )は、下記のように8になる。

    【0040】

    【数4】 WE 2 (SB 2 )=W 1 +W 1 +W 1 +W 1 +W 1 +W 2 +W 1 =6W 1 +W 2 =8

    【0041】本発明の第1または第2実施例によって重みつきエラーを計算することによって、探索ブロックデータSB 2に対応する第2候補ブロックCB 2が最小の重みつきエラーを有することになる。

    【0042】比較部460は重みつきエラーを互いに比較して、そのうち最小の重みつきエラーを選択して、M
    UX470をイネーブルさせる選択信号を発生する。

    【0043】MUX470は比較部460からの選択信号に応じて、各候補ブロック形成部420−1〜420
    −Nから受け取った変位ベクトルDV1〜DVNのうちで最小の重みつきエラーに該当する変位ベクトルDVを最適な動きベクトルとして選択する。 その後、この最適動きベクトルは図2の動き補償部500に供給される。

    【0044】上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。

    【0045】

    【発明の効果】従って、本発明によれば、重みつきブロック整合アルゴリズムを用いることによって、2値映像輪郭線の動きを効果的に推定することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】通常のブロック整合アルゴリズムについて説明するため、探索ブロックSB、第1候補ブロックCB 1
    及び第2候補ブロックCB 2を示した模式図である。

    【図2】動き推定部を含む本発明の輪郭線符号化装置1
    のブロック図である。

    【図3】図2の動き推定部の詳細なブロック図である。

    【図4】図2の動き推定部の詳細なブロック図である。

    【図5】本発明の第1実施例によって、整合領域の境界画素を基準として重み値を割り当てる方法を説明するための模式図である。

    【図6】本発明の第2実施例によって、探索ブロックの境界画素を基準として重み値を割り当てる方法を説明するための模式図である。

    【符号の説明】

    100 探索ブロック形成部 200 減算部 300 フレームメモリ 400 動き推定部 410 探索領域形成部 420−1〜420−N 候補ブロック形成部 430−1〜430−N ブロック整合部 440−1〜440−N 重み値割当て部 450−1〜450−N 重みつきエラー計算部 460 比較部 470 MUX 500 動き補償部 600 符号化部 700 復号化部 800 加算部

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈