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無線音声ストリームを受信する聴覚装置および方法

阅读:334发布:2024-02-10

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ユーザに装着された聴覚装置において複数の送信機ユニットから送信される無線音声ストリームを受信する方法(400,400’)であって、 一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットから一次音声ストリームの音声パッケージを受信する工程(401)と、 前記一次音声ストリームの第一のパラメータを評価する工程(402)と、 前記第一のパラメータが探索条件を満たす場合(404)に、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索する工程(406)と、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定し選択する工程(414)と、 前記最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って、前記最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信する工程(401)を含んでおり、 各パイロットパッケージが、前記送信機ユニットの送信機ユニットアドレスと、時間オフセットと、後続の音声パッケージのチャネル識別子を含んでおり、 前記最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信する前記工程が、パイロットパッケージの前記時間オフセットに基づいている、方法。最適な送信機ユニットを決定し選択する前記工程が、 利用可能な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージについて、第1のパイロットパッケージパラメータを含む、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価する工程(408)と、 前記少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが切替条件を満たす場合(410)に、 前記利用可能な送信機ユニットの中から二次送信機ユニットを前記最適な送信機ユニットとして選択する工程(412)を含む、請求項1の方法。前記少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが前記切替条件を満たさない場合に、前記一次送信機ユニットを前記最適な送信機ユニットとして選択する工程を含む、請求項2の方法。利用可能な二次送信機ユニットの前記第一のパイロットパッケージパラメータが前記一次送信機ユニットの前記第一のパイロットパッケージパラメータより大きい場合に、前記切替条件が満たされる、請求項2または3の方法。最適な送信機ユニットを決定し選択する前記工程が、 各利用可能な送信機ユニットからの第一のパイロットパッケージパラメータを含む少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価する工程と、 前記少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータの評価に基づいて、前記最適な送信機ユニットを選択する工程を含む、請求項1の方法。各パイロットパッケージが、音声ストリーム識別子を含んでおり、最適な送信機ユニットを決定し選択する前記工程が、前記音声ストリーム識別子に基づいている、請求項1から5の何れか一項の方法。前記第一のパラメータが、前記一次音声ストリームの信号強度を示すパラメータである、請求項1から6の何れか一項の方法。各利用可能な送信機ユニットからの第一のパイロットパッケージパラメータが、パイロットパッケージの信号強度を示す、請求項1から7の何れか一項の方法。前記第一のパラメータが探索閾値を下回るまたは上回る場合に、前記探索条件が満たされる、請求項1から8の何れか一項の方法。パイロットパッケージを探索する前記工程が、前記一次送信機ユニットから音声パッケージを受信していない期間に行われる、請求項1から9の何れか一項の方法。パイロットパッケージを探索する前記工程が、1つ以上の専用のパイロットチャネル上でデータを受信する工程を含む、請求項1から10の何れか一項の方法。利用可能な送信機ユニットから前記最適な送信機ユニットを選択する工程が、最良の利用可能な信号強度に基づいている、請求項1から11の何れか一項の方法。ユーザに装着される聴覚装置(2,2’)であって、 アンテナ(8)と、 前記アンテナに接続され、複数の送信機ユニットから送信される音声ストリームの音声パッケージおよびパイロットパッケージを無線受信するように構成された受信機ユニット(10)と、 前記無線受信機ユニットに接続され、前記アンテナを介してデータを受信する処理ユニット(6)と、 前記処理ユニットの出に接続され、出力信号を出力音声信号に変換するレシーバ(4)を備えており、 前記処理ユニット(6)が、 前記無線受信機ユニットを介して一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットからの一次音声ストリームの音声パッケージを受信し、 前記一次音声ストリームの第一のパラメータを評価するように構成されており、 前記第一のパラメータが探索条件を満たす場合、前記処理ユニットが、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索し、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定および選択し、 前記最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って、前記最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信するように構成されており、 各パイロットパッケージが、前記送信機ユニットの送信機ユニットアドレスと、時間オフセットと、後続の音声パッケージのチャネル識別子を含んでおり、 前記処理ユニットが、前記パイロットパッケージの前記時間オフセットに基づいて、前記最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信するように構成されている、聴覚装置。音響音声信号を入力音声信号に変換するマイクロホンを備える、請求項13の聴覚装置。前記処理ユニットが、前記聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害を補償するように構成されている、請求項13または14の聴覚装置。

说明书全文

本発明は、音声ストリームを受信するように構成された聴覚装置および関連する方法に関し、特に、複数の送信機を用いて送信する音声システムから音声ストリームを受信する聴覚装置および方法に関する。

聴覚装置との間の無線通信は、無線通信技術の継続的な発展の中で増加しつつある。音声が群衆に配信される混雑した環境、例えば空港や映画館においては、限られた帯域幅を有しており、様々な音声ストリームを分離する機能が限られているテレコイルを解決策として、音声をストリーム配信することが知られている。公知の送信機の送信範囲が限定されていることは、例えば空港等の比較的大きなエリアでユーザが移動することを制限する要因となる。さらに、例えばスマートフォンと比べると聴覚装置のバッテリの電は限られているので、無線通信の機能に制約が加えられる。

音声ストリームの受信を可能にする聴覚装置およびユーザがある送信機の送信エリアから別の送信機の送信エリアに移動する際、その移動しているユーザの聴覚装置が音声ストリームの受信を継続できるようにする方法が、求められている。

公知の解決策があるにもかかわらず、聴覚装置の最小限のまたは少なくとも低減された消費電力で、ある送信機からの受信と別の送信機からの受信を効率的に切り替える方法が、依然として求められている。

したがって、アンテナと、アンテナに接続され音声ストリームの音声パッケージおよびパイロットパッケージを無線受信するように構成された受信機ユニットと、無線受信機ユニットに接続されアンテナを介してデータを受信する処理ユニットと、処理ユニットの出力に接続され出力信号を出力音声信号に変換するレシーバとを備える聴覚装置が、提供される。処理ユニットは、無線受信機ユニットを介して一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットからの一次音声ストリームの音声パッケージを受信し、当該一次音声ストリームの第一のパラメータを評価するように構成される。第一のパラメータが探索条件を満たす場合、処理ユニットは、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索し、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定および選択し、当該最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って、当該最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信するように構成される。

また、聴覚装置において無線音声ストリームを受信する方法が、開示される。当該方法は、一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットから一次音声ストリームの音声パッケージを受信する工程と、一次音声ストリームの第一のパラメータを評価する工程とを含む。第一のパラメータが探索条件を満たす場合、当該方法は、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索する工程と、例えば、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定し選択する工程と、当該最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って当該最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信する工程を含む。

本発明の利点は、音声ストリームの品質に実質的に影響を与えないで、様々な送信機ユニットの間での簡易な切替が提供されることである。

本発明の重要な利点は、無線音声ストリームの切替のための、聴覚装置から第一および/または第二の送信機ユニットへのデータの送信が、限られるか、または必要とされず(ハンドシェイクをしない)、それによって、無線データが電力効率良く受信されることである。

聴覚装置は、聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害を補償するように構成された処理ユニットを含んでいてもよい。

本発明によると、フェージング信号または信号品質に応答して聴覚装置が無線送信機を切り替える、容易かつ効率的な方法が提供される。

本発明の上記および他の特徴ならびに利点は、添付の図面を参照する例示的な実施形態の以下の詳細な説明から、当業者にとって容易に明白になるであろう。

例示的な聴覚装置を模式的に示す。

例示的な聴覚装置を模式的に示す。

例示的な聴覚装置の使用を模式的に示す。

電磁信号を模式的に示す。

複数の送信機ユニットのうちの1つからの電磁信号を聴覚装置において受信する様子を模式的に示す。

複数の送信機ユニットのうちの1つからの電磁信号を聴覚装置において受信する様子を模式的に示す。

本発明による例示的な方法のフローチャートである。

本発明による例示的な方法のフローチャートである。

例示的な音声ブロックを示す。

例示的な音声パッケージと、例示的なパイロットパッケージを示す。

これらの図面は、概略的であって明確にするために簡略化されており、本発明の理解に必須である詳細を単に示し、他の詳細は省略されている。当該図面にわたって、同じ参照番号は、同一または対応する部分に対して用いられる。

本発明は、音声システムからの音声トラックを表す音声ストリームの受信を可能にし、一次送信機ユニットからの第一の音声トラックを表す一次音声ストリームの受信と二次送信機ユニットからの第一の音声トラックを表す二次音声ストリームの受信とを、自動的に切り替える、すなわち、ユーザの入力なしで切り替えることができる聴覚装置および方法に関する。

音声システムにおいて、1つ以上の送信機ユニットは、音声ストリームを、例えば、1つ以上の聴覚装置に通信または送信するように構成される。送信機ユニットは、1つ以上の音声ストリームを送信してもよい。送信機ユニットは、送信機ユニットアドレスによって、特定される。

音声トラックは、可聴信号である。例示的な可聴信号は、空港での呼び出し、映画のサウンドトラック、スピーチまたは楽曲である。

音声ストリームは、音声トラックを表す電磁信号である。音声ストリームは、それぞれが1つ以上の音声パッケージを含む多数の音声ブロックによって表される。音声パッケージは、音声ストリームの限定された部分より成る。

音声ブロックは、1つ以上の音声パッケージを含む(図9(a)〜(d)および対応する記載も参照)。音声ブロックは、1つ以上の一次音声パッケージおよび/または1つ以上の二次音声パッケージを含んでいてもよい。二次音声パッケージは、聴覚装置が喪失したパッケージを回復することができるように、一次音声パッケージのコピーを構成していてもよい。さらに、音声ブロックは、例えば、それぞれ左または右耳のための音声ストリームデータを構成する、複数の第一の音声パッケージおよび/または複数の第二の音声パッケージを含んでいてもよい。音声ブロックは、第一の一次音声パッケージおよび/または第二の一次音声パッケージを含んでいてもよい。さらに、第一の二次音声パッケージおよび/または第二の二次音声パッケージは、音声ブロックに含まれていてもよい。2つ以上の音声パッケージにおいて同じ音声データを送ることによって、受信機での音質が向上する。

音声ストリームは、幾つかのパイロットパッケージを含む。パイロットパッケージは、次に続くまたは次の音声ブロック等の後続のものについての情報を含む。

音声フレーム(図4および対応する記載も参照)は、1つ以上の音声パッケージを有する音声ブロックと、場合によっては一次および/または二次パイロットパッケージを含む1つ以上のパイロットパッケージとを、含む。音声フレームは、送信機ユニット間のハンドオーバをさらに向上させるために、三次パイロットパッケージを含んでいてもよい。音声ブロックは、0.380ms〜6.8msの範囲、例えば2.85msなど2.0ms〜3.5msの範囲等の、0.240ms〜8.0msの長さを有してもよい。

音声パッケージ(図10(a)および対応する記載も参照)は、音声ストリーム識別子を含んでいてもよく、当該音声ストリーム識別子は、音声トラック識別情報、送信機ユニットアドレス、音声グループ識別情報等の1つ以上の要素を含んでいてもよい。音声トラック識別情報は、同じ音声トラックを表す音声ストリームの選択を可能にしてもよい。音声グループ識別情報は、音声トラックまたは音声ストリームのある特定のグループを特定してもよい。例えば、音声グループは、例えば英語、デンマーク語、または中国語等の同じまたは類似の言語の音声トラックであってもよい。

音声パッケージは、当該音声パッケージを送信する送信機ユニットの送信機ユニットアドレスを含み、よって、聴覚装置が他の送信機ユニットから送られた音声パッケージを選別できるようにしてもよい。

パイロットパッケージ(図10(b)および対応する記載も参照)は、当該音声ストリームを送る送信機ユニットからの次に続く音声ブロック等の後続のものの受信を可能にする情報を含んでいてもよい。パイロットパッケージは、音声ストリーム内のパッケージ間のタイミングを示す1つ以上の時間オフセットを含む。さらに、パイロットパッケージは、チャネル識別子を含んでいてもよい。チャネル識別子は、次に続くまたは次の音声ブロック等の後続のものにおける音声パッケージのチャネル(RF)を示す。さらに、パイロットパッケージは、送信機ユニットアドレスおよび/または音声ストリーム識別子を含んでいてもよい。パイロットパッケージは、ネットワーク識別子、または送信機ユニットのグループを示す他のデータを含み、よって、聴覚装置が送信機ユニットのグループのパイロットパッケージを選択できるまたはそれらの探索を制限できるようにしてもよい。送信機ユニットからのパイロットパッケージによって、聴覚装置は、受信したパイロットパッケージ内に含まれる情報に従って当該聴覚装置を設定することによって、当該送信機ユニットから次に続く音声ブロック等の後続のものを受信できるようになる。音声ブロック内の一次パイロットパッケージは、送信機ユニットアドレス、一次時間オフセットおよび次に続く音声ブロック等の後続のものの第一の一次音声パッケージのチャネル識別子を含んでいてもよい。音声ブロック内の二次パイロットパッケージは、送信機ユニットアドレス、二次時間オフセットおよび次に続く音声ブロック等の後続のものの第一の一次音声パッケージのチャネル識別子を含んでいてもよい。

パイロットパッケージ内に含まれる時間オフセットは、次に続く音声ブロック等の後続のものの送信の時間を示していてもよい。時間オフセットは、例えば、パイロットパッケージの送信開始から、次に続く音声ブロック等の後続のものの送信開始時および/または次に続く音声ブロック等の後続のものにおける音声パッケージの送信開始時までの時間であってもよい。

パイロットパッケージ内に含まれるチャネル識別子すなわちRFチャネル識別子は、次に続く音声ブロックが送信されるチャネルを示していてもよい。チャネルが、次に続く音声ブロックの(第一の)音声パッケージが送られる周波数または周波数帯域を示す。

パイロットパッケージ内に含まれる送信機ユニットアドレスは、当該パイロットパッケージが送信された送信機ユニットの送信機ユニットアドレスであって、よって、聴覚装置が、当該パイロットパッケージに対応する次に続く音声パッケージを当該聴覚装置が受信することができる送信機ユニットを特定できるようにしてもよい。

音声フレームは、持続時間すなわち期間長Tを有していてもよい。期間長Tは、音声ブロックの送信開始から次に続く音声ブロックの送信開始までの時間として定義されていてもよい。Tは、第一の音声ブロックの第一の一次音声パッケージの送信開始から第二の音声ブロックの第一の一次音声パッケージの送信開始までの時間として定義されていてもよい。期間長Tは、固定されたものであってもよく、例えば、5ms〜12ms、6ms〜10.2ms、6ms〜6.5ms、7.2ms〜7.7msまたは9.8ms〜10.2ms等の、2ms〜20msの時間であってもよい。期間長Tが長いと、受信機の電源を切ることができる持続時間を長くするので、聴覚装置の省電力の機能を高めるのに有益であり得る。しかしながら、Tが長いと待ち時間が長くなる。つまり、このことは、Tが長いと、音声を例えば映画に同期させる必要がある場合は、適切ではないことを意味する。よって、Tが短いと、音声を他のインプットに同期させるまたは出来る限りリアルタイムに近づけて生じさせる必要がある場合、有益である。

音声システムは、第一の送信機ユニットと、場合によっては第二の送信機ユニット、または場合によっては、任意の数の複数の送信機ユニットを含んでもよい。

無線音声ストリームの送信および受信は、無線技術を用いて実行され、よって、例えば、2.4GHz〜2.5GHzの範囲、800MHz〜1GHzの範囲、3.6GHz〜3.7GHzの範囲および/または4.9GHz〜5.9GHzの範囲の1つ以上の周波数で、音声ブロックを送信/受信してもよい。

パイロットパッケージは、パイロットチャネルで、送信および/または受信される。複数のパイロットパッケージは、1つ以上の利用可能なチャネルから選択された複数のパイロットチャネルで送信および/または受信されてもよい。パイロットパッケージ用のパイロットチャネルは、利用可能なチャネルのサブセットから選択されてもよい。これによって、聴覚装置は、既知のパイロットチャネルで、利用可能な送信機ユニットのパイロットパッケージを聴き取ればよいだけであるので、利用可能な送信機ユニットの探索中における聴覚装置への負荷をさらに低減できる。複数のパイロットパッケージ用のチャネルは、例えば、2.4GHz〜2.5GHzの範囲、800MHz〜1GHzの範囲、3.6GHz〜3.7GHzの範囲および/または4.9GHz〜5.9GHzの範囲の1つ以上の周波数であってもよい。

パイロットパッケージは、音声ブロックと同じ周波数帯域で送信/受信されてもよい。代替的にまたは組み合わせて、パイロットパッケージは、音声ブロックと異なる周波数帯域で、および/または異なる変調方式で、送信されてもよい。パイロットパッケージは、音声ブロック内で送信/受信されてもよい。すなわち、パイロットパッケージは、音声ブロック内に挟み込まれていてもよい。

パイロットパッケージの送信および/または受信は、周波数ホッピング方式を用いて行われてもよい。すなわち、パイロットチャネルは、周波数ホッピング方式に従って、例えば、3つ以上のチャネルから選択されてもよい。周波数ホッピング方式は、ランダム、疑似ランダムまたは予め決められたものであってもよい。

一次音声ストリームの第一のパラメータは、当該一次音声ストリームの信号強度および/または信号品質または当該一次音声ストリームの1つ以上の音声ブロックもしくは音声パッケージの信号強度および/または信号品質を示すパラメータであってもよい。一次音声ストリームの第一のパラメータは、当該一次音声ストリームのパイロットパッケージの信号強度または信号品質を示すあるいは含むパラメータであってもよい。第一のパラメータは、一次音声ストリームあるいは一次音声ストリームの1つ以上の選択した音声および/またはパイロットパッケージの受信信号強度インジケータ(RSSI)であってもよい。

例示的な方法では、第一のパラメータは、受信チャネル電力インジケータ(RCPI)であってもよく、または含んでいてもよい。

例示的な方法では、第一のパラメータが探索閾値を下回るまたは上回るときに、例えば一次音声ストリームのRSSIが高いまたは低いことが高い信号品質を示すことに応じて、RSSIが探索閾値、例えば第一の閾値を下回るまたは上回るときに、探索条件が満たされてもよい。

探索条件は、1つ以上のパラメータが、それぞれ、1つ以上の探索閾値より上か、下かおよび/または等しいかどうかを評価する1つ以上の論理式の組み合わせを含んでいてもよい。

パイロットパッケージパラメータ(p)は、信号強度等の、パイロットパッケージの1つ以上の特性を示すパラメータである。パイロットパッケージパラメータは、各送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上の特性の関数であってもよい。パイロットパッケージパラメータは、1つ以上のパイロットパッケージのRSSIに基づいていてもよい。

各利用可能な送信機ユニットからの第一のパイロットパッケージパラメータは、各送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージの信号強度(RSSI)の関数であってもよい。第一のパイロットパッケージパラメータは、例えば、複数のパイロットパッケージのRSSI値に基づく、平均化関数を含んでいてもよい。

第一のパイロットパッケージパラメータは、2つ以上の音声フレームからのパイロットパッケージのパイロットパッケージ特性の関数であってもよい。したがって、聴覚装置が、一次送信機ユニットから音声ブロックを受信し処理する間に、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの探索および最適な送信機ユニットの決定および選択が行われてもよい。複数のパイロットパッケージからの特性を含むことによって、例えば、送信機ユニットの不要な切替を回避するように、ランダムなパケット喪失またはエラーが考慮に入れられてもよいので、改良された切替方式を得ることができる。

一次音声ストリームの音声パッケージの受信は、送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニット(図示せず)からの音声パッケージの受信を含む。

第一のパラメータの評価は、信号強度、信号品質および/またはエラー率等の1つ以上の様々な特性の評価を含んでいてもよい。

第一のパラメータが探索条件を満たした場合、パイロットパッケージの探索が開始されてもよい。第一のパラメータが探索条件を満たさない場合、処理ユニットは、音声パッケージの受信/第一のパラメータの評価に戻る。探索条件は、第一の送信機から受信した音声パッケージの信号強度が十分であるか否かであってもよく、例えば、信号品質が所定の閾値より下であるか、エラー率がある特定の閾値より上であるか、および/または所定のタイムアウトが経過したかどうか、であってもよい。所定のタイムアウトを探索条件に含めることによって、探索間の最大時間の設定を可能にして、例えば、探索が、定期的に、例えば少なくとも10秒毎に、確実に開始される。代替的にまたは付加的に、連続する探索間の最小時間も、消費電力を低減するために、探索条件に含まれていてもよい。

パイロットパッケージは、利用可能な送信機ユニットから受信され、そして、信号強度、信号品質、音声ストリーム識別子および/またはエラー率を含むがこれらには限定されない1つ以上のパラメータに従って評価されてもよい。

最適な送信機ユニットの決定および選択は、複数の利用可能な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージの、第一のパイロットパッケージパラメータを含む、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価することを含む。少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価することは、一次送信機ユニットからのパイロットパッケージの第一のパイロットパッケージパラメータを、利用可能な二次送信機ユニットからのパイロットパッケージの第一のパイロットパッケージパラメータと比較することを含んでもよい。さらに、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが切替条件を満たす場合、方法は、利用可能な送信機ユニットの中から二次送信機ユニットを最適な送信機ユニットとして選択することを含んでもよい。

方法は、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが切替条件を満たさない場合、一次送信機ユニットを最適な送信機ユニットとして選択することを含む。すなわち、聴覚装置は、より望ましい送信機ユニットが見つからなければ、一次送信機ユニットから音声パッケージを受信し続ける。

利用可能な二次送信機ユニットの第一のパイロットパッケージパラメータが一次送信機ユニットの第一のパイロットパッケージパラメータより大きい場合に、切替条件が満たされてもよい。そして、最良の第一のパイロットパッケージパラメータ、例えば、最も大きいRSSIを有する二次送信機ユニットが最適な送信機ユニットとして選択されてもよい。

この方法では、最適な送信機ユニットの選択は、可能な場合は、一次送信機ユニットを含む利用可能な送信機ユニットの少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータの評価に基づいてもよい。

最適な送信機ユニットからの音声ストリームの音声パッケージの受信は、パイロットパッケージの時間オフセットに基づいてもよい。したがって、処理ユニットは、パイロットパッケージ内の時間オフセットに従って受信機ユニットを制御するように構成されてもよい。

最適な送信機ユニットの決定および選択は、音声ストリーム識別子に基づいてもよい。それによって、異なる音声ストリームを送信する送信機ユニットが選択されることが防止される。処理ユニットにおける処理を低減するために、所望の音声ストリームを送信しないまたは送信機ユニットの所望のグループに属さない送信機ユニットが、パイロットパッケージの探索中に、受信機ユニットにおいて、除外されてもよい。

切替条件を用いる方法において、この方法は、切替条件が満たされない場合、一次送信機ユニットからの音声パッケージの受信に戻ってもよい。切替条件は、二次送信機ユニットのパイロットパッケージのパイロットパッケージパラメータが一次送信機ユニットのパイロットパッケージのパイロットパッケージパラメータより大きいか否かであってもよい。

切替条件が満たされ、および/または二次送信機ユニットが最適な送信機ユニットとして選択される場合、処理ユニットは、当該二次送信機ユニットから受信したパイロットパッケージ中の情報(時間オフセットおよびRFチャネル識別子)に従って当該二次送信機ユニットから音声パッケージを受信するよう無線受信機ユニットを設定する。

処理ユニットは、例えば、第一のパラメータが探索条件を満たさない場合、音声フレームの1つ以上の時間間隔で、無線受信機ユニットの電源を切るように構成されてもよい。無線受信機ユニットは、2.4GHz〜2.5GHzの範囲および/または800MHz〜1GHzの範囲の周波数で、音声ストリームの音声パッケージを受信するよう構成されてもよい。

図1は、例示的な聴覚装置を概略的に示す。聴覚装置2は、スピーカすなわちレシーバ4と、処理ユニット6と、アンテナ8と、無線受信機ユニット10とを備える。無線受信機ユニット10は、アンテナ8に接続され、音声ストリームの音声パッケージおよび複数の音声ストリームのパイロットパッケージを受信するように構成されている。処理ユニット6は、聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害を補償するように構成されており、アンテナ8を介してデータを受信するためおよび/または受信機ユニット10と処理ユニット6との間で制御信号をやりとりするために、無線受信機ユニット10に接続されている。スピーカ4は、出力信号を出力音声信号に変換するために、処理ユニット6の出力ポートに接続されている。処理ユニット6は、無線受信機ユニット10を介して第一の音声ストリームの音声パッケージを受信し、当該第一の音声ストリームの第一のパラメータを評価するように構成されている。聴覚装置2では、RSSI(受信信号強度インジケータ)が第一のパラメータであり、受信機ユニット10は、RSSIを算出し、そしてRSSIを処理ユニット6に送る。信号品質を示す他のパラメータまたはそれらの組み合わせが、第一のパラメータとして用いられてもよい。第一のパラメータが探索条件を満たす場合、例えば、RSSIが、探索閾値を下回る場合、すなわち、信号品質が、許容レベルよりも下がる場合(高RSSIは良好な信号品質を示す)、処理ユニット6は、それによって、受信機ユニット10を制御することにより、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索する。探索後、例えば、所定の期間または所定数の音声フレームの間、あるいは多数のパイロットパッケージが受信されるまで、処理ユニット6は、例えば、N個の利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの、第一のパイロットパッケージパラメータを含む、1つ以上の各パイロットパッケージパラメータ(p1,1、・・・、p1,N)に基づいて、最適な送信機ユニットを決定し選択する。

最適な送信機ユニットを選択すると、処理ユニット6は、最適な送信機ユニットからの少なくとも最新のパイロットパッケージに従って最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信するように無線受信機ユニット10を制御する。場合によっては、処理ユニット6は、受信した音声ストリームを聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害にあわせて補償するように構成される。

図2は、例示的な聴覚装置を概略的に示す。聴覚装置2’は、図1の聴覚装置2と同じ特徴を備える。付加的に、聴覚装置2’は、マイクロホン12を備える。マイクロホン12は、処理ユニット6に接続されており、音響音声信号を、処理ユニット6に送られる音響音声信号の電子的な表現14に変換する。処理ユニット6は、受信した音声ストリームおよび/または電子的な表現を聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害にあわせて補償するように構成されている。

図3は、複数の送信機ユニット51、52、53、54、55を備える音声システムから可聴情報を受信するための例示的な聴覚装置の使用を概略的に示す。送信機ユニット51、52、53、54、55は、エリア内に、分散して配置されている。

聴覚装置(図示せず)を身につけているユーザは、このエリア内の第一の位置50に位置して、一次送信機ユニットとして機能している第一の送信機ユニット51から音声ストリームを受信する。ユーザが、第二の位置50’へ移動するか、または例えばユーザが頭の向きを変えるか、あるいはこれとは別で受信条件が変わると、第一の送信機ユニット51から送信された音声ストリーム信号は、例えば、送信機ユニットの送信範囲は限定されているあるいは無線信号の透過特性は限定されているため、弱くなる場合がある。聴覚装置は、信号品質が低下している(探索条件が満たされる)ことを検出し、利用可能な送信機ユニットの探索を行う。この探索は、複数の送信機ユニット51、52、53、54、55のうちの利用可能な送信機ユニットのパイロットパッケージを受信することによって、容易になされる。図に示すように、聴覚装置は、受信したパイロットパッケージの少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータ、例えば、RSSI、を評価することによって、同じ音声トラックを送信する最適な送信機ユニットとして、第4の送信機ユニット54を特定し、第4の送信機ユニット54を最適な送信機ユニットとして選択し、そして、第4の送信機ユニット54からの1つ以上のパイロットパッケージに従って、第4の送信機ユニット54からの音声パッケージの受信を始める。

図4は、図3に示される送信機ユニット51、52、53、54、55のうちの任意のものから送信される電磁信号100として、例示的な音声ストリームの一部を概略的に示す。

音声ストリーム/電磁信号100は、音声トラックを表し、音声フレーム104、114、124に分割されている。各音声フレームは、音声ブロック101、111、121と、一次パイロットパッケージ102、112、122と、場合によっては二次パイロットパッケージ103、113、123とを含む。音声ブロック101、111、121は、少なくとも第一の一次音声パッケージ(図示せず)を含み、さらに、任意の数の音声パッケージを含んでいてもよい。音声パッケージの数は、全ての音声ブロックについて、同じである必要はない。

第一の音声フレーム104は、第一の音声ブロック101の第一の一次音声パッケージが送信されることによって、始まる。第一の音声ブロック101を送信後、第一の一次パイロットパッケージ102が、送信される。場合によっては、第一の二次パイロットパッケージ103が、第一の音声フレーム104で送信される。第一の二次パイロットパッケージ103は、第一の音声フレーム104中の任意の時点で送信されてもよく、好ましくは、第一の一次パイロットパッケージ102の送信と第二の音声ブロック111の送信との間に、送信されてもよい。一次パイロットパッケージが、各音声フレームの音声ブロック内で送信されてもよい。

第一の一次パイロットパッケージ102は、第二の音声ブロック111の第一の一次音声パッケージをどのように(チャネル識別子)、いつ(時間オフセット)受信するかについての情報を含む。第一の一次パイロットパッケージ102は、第一の一次パイロットパッケージ102の送信から第二の音声フレーム114の第二の音声ブロック111の第一の一次音声パッケージの送信までの時間を示す第一の一次時間オフセット106を含む。

第一の二次パイロットパッケージ103は、第一の一次パイロットパッケージと同様に、第二の音声ブロック111の第一の一次音声パッケージをどのように(チャネル識別子)、いつ(時間オフセット)受信するかについての情報を含む。多数の情報のうち、第一の二次パイロットパッケージ103は、第一の二次パイロットパッケージ103の送信から第二の音声フレーム114の第二の音声ブロック111の第一の一次音声パッケージの送信前までのタイムアウトを示す第一の二次タイムアウト108を含む。

例示的な電磁信号において、音声フレーム104、114、124の持続時間すなわち期間長は、一定であり、例えば、5ms〜12ms、6ms〜10.2ms、6ms〜6.5ms、7.2ms〜7.7msまたは9.8ms〜10.2ms等の、2ms〜20msの時間であってもよい。

一次パイロットパッケージ102、112、122は、一次時間オフセット106、116、126が固定で全ての音声フレーム104、114、124について同一となるような、音声フレーム内の時点で送信されてもよい。二次パイロットパッケージ103、113、123は、ランダムなまたは疑似ランダムな二次時間オフセット108、118、128となるように、ランダムにまたは疑似ランダムに選択された時間に送信されてもよい。同じ音声フレーム内のパイロットパッケージの時間オフセットは、次に続く音声ブロックの第一の一次音声パッケージの同じ送信時間までの時間を示すと理解されるべきである。

図5は、聴覚装置における、複数の利用可能な送信機ユニットのうちの1つ以上の送信機ユニットからの音声ストリーム/電磁信号の受信を概略的に示す。図5は、図4の電磁信号100の記載に従った電磁信号をそれぞれ送信する3つの送信機ユニット51、52、53を示す。

聴覚装置、例えば、聴覚装置2、2’は、受信期間212において、一次送信機ユニットとして機能している第二の送信機ユニット52から音声ブロック101’の音声パッケージを受信する。音声ブロック101’内の受信した音声パッケージの評価によって、別の音声源に対する必要が生じた場合、すなわち、探索条件が満たされた場合、聴覚装置2、2’は、1つ以上の探索期間214において、利用可能な送信機ユニット51、52、53から送信されたパイロットパッケージを探索し、続いて、パイロットパッケージパラメータ(複数可)の評価が行われる。図示した例では、この評価は、低信号品質にもかかわらず、第二の送信機ユニット52は、依然として、最良の利用可能な信号品質を提供し、聴覚装置は、一次送信機ユニットとして機能している第二の送信機ユニット52から音声ブロックを受信し続ける、すなわち、新規の送信機ユニットが選択されないことを示す。聴覚装置の受信期間212は、一次送信機ユニットからの一次パイロットパッケージ102’、112’および122’に基づいて信号品質(第一のパラメータ)を評価するために、一次送信機ユニットからの一次パイロットパッケージが受信されるように、延長されてもよい。

探索期間214は、時間および/または持続時間について変動してもよく、聴覚装置2、2’が音声パッケージ212を受信していない時に行われてもよい。図5の例では、探索期間214中の探索によって、別の2つの送信機ユニット51、53からパイロットパッケージが受信されることになる。

図6は、聴覚装置における、複数の利用可能な送信機ユニットのうちの1つの送信機ユニットからの電磁信号の受信を概略的に示す。図6は、図5に記載されたものと類似の送信の構成を示す。RSSIが高く、探索条件が満たされていないため、受信期間212において、第一の音声ブロック101’と場合によっては第一の一次パイロットパッケージ102’が受信された後、探索が開始されていない。したがって、聴覚装置2、2’は、引き続き、一次送信機ユニットとして機能している第二の送信機ユニット52から第二の音声ブロック111’と場合によっては第二の一次パイロットパッケージ112’とを受信する。そして、聴覚装置2、2’は、探索条件が満たされたと判定し、1つ以上のパイロットチャネルでパイロットパッケージを探索することによって、利用可能な送信機ユニットの探索214’を行う。パイロットパッケージ113’’を受信すると、聴覚装置2、2’は、第三の送信機ユニット53を最適な送信機ユニットとして選択し、受信期間212’に、時間オフセット、チャネル識別子等の、パイロットパッケージ113’’に含まれる情報に従って、第三の送信機ユニット53からの音声パッケージ121’’の受信を始める。探索期間214’におけるパイロットパッケージ113’’の受信によって、送信機ユニットの切替が行われることになり、よって、次に続く音声パッケージの受信212’が、探索214’中に受信したパイロットパッケージ113’’のパラメータに従って設定され、音声パッケージ121’’が、第三の送信機ユニット53から受信される。先に受信したパイロットパッケージに従って切り替えない理由としては、例えば、パイロットパッケージ113’’が、弱すぎる信号および/または正しくない音声トラックであること等がありえる。

図7は、本発明に係る例示的な方法のフローチャートである。図示した方法400は、例えば、聴覚装置のユーザが継続的に音声ストリームを受信している間に行われ、よって、音声ストリームの受信および再生を中断しない。方法400は、例えば、無線受信機ユニットを介して、一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットから一次音声ストリームの音声パッケージを受信する工程401を含む。方法400は、一次送信機ユニットから受信している音声ストリームの少なくとも第一のパラメータを評価する工程402を含む。パラメータを評価する工程402は、信号強度、信号品質および/またはエラー率等の様々な要素を含んでいてもよい。第一のパラメータが探索条件404を満たす場合、方法400は、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索する工程406を含む。パイロットパッケージを探索する工程は、例えば、送信機ユニットアドレスおよび/または音声ストリーム識別子、ネットワーク識別子あるいは送信機ユニットのグループを示す他のデータ等の、所定の特性を有するパイロットパッケージを探索する工程を含んでいてもよい。パイロットパッケージを探索する工程は、1つまたは一組のパイロットチャネルでのパイロットパッケージを探索する工程を含んでいてもよい。パイロットパッケージが、音声ブロック/パッケージの受信に用いられる音声チャネルとは異なるチャネルで、受信されてもよい。探索条件は、例えば、第一のパラメータが、探索閾値より下か上かおよび/または所定のタイムアウトが経過したか否か等の、1つ以上の論理式を含んでいてもよい。第一のパラメータは、エラー率を示してもよく、または含んでいてもよい。探索条件が満たされない場合、方法400は、一次送信機ユニットからの音声パッケージを受信する工程401を続けて行う。一次送信機ユニットから音声パッケージを受信する工程とパイロットパッケージを探索する工程が、1つ以上の音声フレーム中に、並行して、または、多重化方式で、行われてもよい。

利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの探索を行うと、方法400は、利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上の各パイロットパッケージパラメータに基づいて最適な送信機ユニットを決定し選択する工程414に進む。方法400では、決定し選択する工程414は、各利用可能な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージの、第一のパイロットパッケージパラメータを含む、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価する工程408によって、探索406中に検出した受信したパイロットパッケージを評価する工程を含む。切替条件410が満たされる場合、すなわち、一次送信機ユニットとは異なる二次送信機ユニットがより良好な信号またはより高い信号品質を提供する場合、方法400は、新規の送信機ユニットとして当該二次送信機ユニットを選択する工程、すなわち、新規の送信機ユニットに切り替かえる工程に進む。一次送信機ユニットのパイロットパッケージパラメータが、最も大きいパイロットパッケージパラメータを有する二次送信機ユニットのパイロットパッケージパラメータより小さい場合に、切替条件が満たされてもよい。一次送信機ユニットのパイロットパッケージパラメータが、最も小さいパイロットパッケージパラメータを有する二次送信機ユニットのパイロットパッケージパラメータより大きい場合に、切替条件が満たされてもよい。

切替条件が満たされない場合、方法400または聴覚装置は、一次送信機ユニットからの音声パッケージの受信に戻る。切替条件410が満たされる場合、二次送信機ユニットが最適な送信機ユニットとして選択412され、音声パッケージが、二次送信機ユニットからのパイロットパッケージに含まれる時間オフセットおよびチャネル識別子に従って、二次送信機ユニットから受信401される。

図8は、本発明に係る例示的な方法400’のフローチャートである。方法400’は、受信したパイロットパッケージから最良のパイロットパッケージパラメータ(例えば、最大または最小)を有する送信機ユニットを選択することによって最適な送信機ユニットを決定する工程を含む。

図9(a)〜(d)は、送信機ユニットから送信された4つの異なる例示的な音声ブロック200、200’、200’’、200’’’を示す。図9(a)は、一次音声パッケージ202を含む音声ブロック200、例えば、モノラル音声信号、を示す。図9(b)は、一次音声パッケージ202と二次音声パッケージ204とを含む例示的なモノラル信号の音声ブロック200’を示す。二次音声パッケージ204は、聴覚装置においてデータの受信に成功する可能性を高めるために、一次音声パッケージ202のコピーであってもよい。図9(c)は、例示的なステレオ信号の音声ブロック200’’を示す。図9(c)の音声ブロック200’’は、それぞれ右耳と左耳のための第一の一次音声パッケージ206と第二の一次音声パッケージ208を含む。図9(c)に示される音声ブロック200’’は、第一の二次音声パッケージ210と第二の二次音声パッケージ212をさらに含む。第一の二次音声パッケージ210は、第一の一次音声パッケージ206のコピーであってもよく、第二の二次音声パッケージ212は、第二の一次音声パッケージ208のコピーであってもよい。図9(d)は、例示的なステレオ信号の音声ブロック200’’’を示す。図9(d)に示される音声ブロック200’’’は、第一の三次音声パッケージ215と第二の三次音声パッケージ216を含む。第一の三次音声パッケージ215は、第一の二次音声パッケージ210および/または第一の一次音声パッケージ206のコピーであってもよい。第二の三次音声パッケージ216は、第二の二次音声パッケージ213および/または第二の一次音声パッケージ208のコピーであってもよい。「のコピー」は、少なくとも音声パッケージの音声データが同一であることを意味する。

図10(a)は、送信機ユニットアドレスと、場合によっては音声ストリーム識別子と、音声ストリームデータとを含む例示的な音声パッケージを示す。送信機ユニットアドレスは、音声パッケージが送信された送信機ユニットを示していてもよい。音声ストリーム識別子は、例えば、音声トラック識別情報、音声グループ識別情報等の、音声ストリームを示すデータを含んでもよい。音声ストリームデータは、音声ストリームを構成する可聴情報の限定された部分より成る。

図10(b)は、送信機ユニットアドレスと、チャネル識別子と、時間オフセットと、場合によっては音声ストリーム識別子と、場合によってはネットワーク識別子とを含む例示的な一次および/または二次パイロットパッケージを示す。送信機ユニットアドレスは、パイロットパッケージが送信された送信機ユニットを示していてもよい。チャネル識別子は、音声ストリームの次の音声ブロックが送信されるチャネルを示していてもよい。すなわち、チャネル識別子は、周波数または周波数を示す数字であってもよい。時間オフセットは、いつ次の音声ブロックが送信されるかを示していてもよい。音声ストリーム識別子は、例えば、音声トラック識別情報、音声グループ識別情報等の、音声ストリームを示すデータを含んでいてもよい。ネットワーク識別子は、送信機ユニットグループを示してもよく、例えば、ネットワーク識別子は、サブネットアドレスを含んでもよい。パイロットパッケージ内に含まれる情報は、聴覚装置が、当該聴覚装置を当該情報に従って設定することによって、当該音声ストリームを送信する送信機ユニットから次に続くまたは次の音声ブロック等の後続のものを受信できるようにするものであってもよい。

以下の項目の何れかによる方法および聴覚装置も開示される。

(項目1) 聴覚装置において無線音声ストリームを受信する方法であって、 一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットから一次音声ストリームの音声パッケージを受信する工程と、 一次音声ストリームの第一のパラメータを評価する工程と、 第一のパラメータが探索条件を満たす場合に、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索する工程と、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定し選択する工程と、 当該最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って、当該最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信する工程を含む方法。

(項目2) 最適な送信機ユニットを決定し選択する工程が、 利用可能な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージについて、第1のパイロットパッケージパラメータを含む、少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価する工程と、 少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが切替条件を満たす場合に、 利用可能な送信機ユニットの中から二次送信機ユニットを最適な送信機ユニットとして選択する工程を含む、項目1の方法。

(項目3) 少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータが切替条件を満たさない場合に、一次送信機ユニットを最適な送信機ユニットとして選択する工程を含む、項目2の方法。

(項目4) 利用可能な二次送信機ユニットの第一のパイロットパッケージパラメータが一次送信機ユニットの第一のパイロットパッケージパラメータより大きい場合に、切替条件が満たされる、項目2または3の方法。

(項目5) 最適な送信機ユニットを決定し選択する工程が、 各利用可能な送信機ユニットからの第一のパイロットパッケージパラメータを含む少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータを評価する工程と、 少なくとも1つのパイロットパッケージパラメータの評価に基づいて、最適な送信機ユニットを選択する工程を含む、項目1の方法。

(項目6) 各パイロットパッケージが、送信機ユニットの送信機ユニットアドレスと、時間オフセットと、後続の音声パッケージのチャネル識別子を含んでおり、最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信する工程が、パイロットパッケージの時間オフセットに基づいている、項目1から5の何れか一項の方法。

(項目7) 各パイロットパッケージが、音声ストリーム識別子を含んでおり、最適な送信機ユニットを決定し選択する工程が、音声ストリーム識別子に基づいている、項目1から6の何れか一項の方法。

(項目8) 第一のパラメータが、一次音声ストリームの信号強度を示すパラメータである、項目1から7の何れか一項の方法。

(項目9) 各利用可能な送信機ユニットからの第一のパイロットパッケージパラメータが、パイロットパッケージの信号強度を示す、項目1から8の何れか一項の方法。

(項目10) 第一のパラメータが探索閾値を下回るまたは上回る場合に、探索条件が満たされる、項目1から9の何れか一項の方法。

(項目11) パイロットパッケージを探索する工程が、一次送信機ユニットから音声パッケージを受信していない期間に行われる、項目1から10の何れか一項の方法。

(項目12) パイロットパッケージを探索する工程が、1つ以上の専用のパイロットチャネル上でデータを受信する工程を含む、項目1から11の何れか一項の方法。

(項目13) 利用可能な送信機ユニットから最適な送信機ユニットを選択する工程が、最良の利用可能な信号強度に基づいている、項目1から12の何れか一項の方法。

(項目14) 聴覚装置であって、 アンテナと、 アンテナに接続され、音声ストリームの音声パッケージおよびパイロットパッケージを無線受信するように構成された受信機ユニットと、 無線受信機ユニットに接続され、アンテナを介してデータを受信する処理ユニットと、 処理ユニットの出力に接続され、出力信号を出力音声信号に変換するレシーバを備えており、 処理ユニットが、 無線受信機ユニットを介して一次送信機ユニットアドレスを有する一次送信機ユニットからの一次音声ストリームの音声パッケージを受信し、 当該一次音声ストリームの第一のパラメータを評価するように構成されており、 第一のパラメータが探索条件を満たす場合、処理ユニットが、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージを探索し、 利用可能な送信機ユニットからのパイロットパッケージの1つ以上のパイロットパッケージパラメータに基づいて、最適な送信機ユニットを決定および選択し、 当該最適な送信機ユニットからの1つ以上のパイロットパッケージに従って、当該最適な送信機ユニットから音声ストリームの音声パッケージを受信するように構成されている、聴覚装置。

(項目15) 音響音声信号を入力音声信号に変換するマイクロホンを備える、項目14の聴覚装置。

(項目16) 処理ユニットが、聴覚装置のユーザの聴力低下または聴覚障害を補償するように構成されている、項目14または15の聴覚装置。

2,2’ 聴覚装置 4 レシーバ/ラウドスピーカ 6 処理ユニット 8 アンテナ 10 無線受信機ユニット 12 マイクロホン 14 変換された音声信号 50 聴覚装置のユーザの第一の位置 50’ 聴覚装置のユーザの第二の位置 51 第一の送信機ユニット 52 第二の送信機ユニット 53 第三の送信機ユニット 54 第四の送信機ユニット 55 第五の送信機ユニット 100 電磁信号 101,101’,101’’ 第一の音声ブロック(A1) 102,102’,102’’ 第一の一次パイロットパッケージ(P1,1) 103,103’,103’’ 第一の二次パイロットパッケージ(P1,2) 104 第一の音声フレーム 106 第一の一次時間オフセット(Δt1,1) 108 第一の二次時間オフセット(Δt1,2) 111,111’,111’’ 第二の音声ブロック(A2) 112,112’,112’’ 第二の一次パイロットパッケージ(P2,1) 113,113’,113’’ 第二の二次パイロットパッケージ(P2,2) 114 第二の音声フレーム 116 第二の一次時間オフセット(Δt2,1) 118 第二の二次時間オフセット(Δt2,2) 121 第三の音声ブロック(A3) 122 第三の一次パイロットパッケージ(P3,1) 123 第三の二次パイロットパッケージ(P3,2) 124 第三の音声フレーム 126 第三の一次時間オフセット(Δt3,1) 128 第三の二次時間オフセット(Δt3,2) 212,212’ 音声ブロックの受信 214,214’ パイロットパッケージの探索および受信 200,200’,200’’,200’’’ 音声ブロック 202 一次音声パッケージ 204 二次音声パッケージ 206 第一の一次音声パッケージ 208 第二の一次音声パッケージ 210 第一の二次音声パッケージ 213 第二の二次音声パッケージ 215 第一の三次音声パッケージ 216 第二の三次音声パッケージ 400,400’ 聴覚装置を動作させる方法 401 選択された送信機ユニットからの音声ストリームを受信 402 第一のパラメータを評価 404 探索条件が満たされたか否かを決定 406 パイロットパッケージを探索 408 パイロットパッケージを評価 410 切替条件が満たされたか否かを決定 412 新たな送信機ユニットを選択 414 最適な送信機ユニットを決定および選択

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