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Space/frequency hybrid video encoding for supporting generation of variable resolution image

阅读:256发布:2022-03-09

专利汇可以提供Space/frequency hybrid video encoding for supporting generation of variable resolution image专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To execute scaling both in space and frequency areas concerning adaptive techniques for the encoding and decoding of video for supporting the transmission, reception, storage or retrieval of scalable video signal. CONSTITUTION: The encoding of video is adaptively executed based on the selection among plural compatible space area prediction from the image decoded before and the compatible predictive selection from the up sampling of decoded resolution lowered image. The decoded image of much lower resolution corresponds to a current time reference, and one of resolution lowered images is encoded in frequency area scales more than one at least. Further, one signal of much lower resolution is encoded by adopting MPEG-1 standard but corrected so as to divide the bit stream into two or more frequency scale bit streams as a result. The image decoded from such a bit stream is adopted for the spatial prediction of high resolution layer.,下面是Space/frequency hybrid video encoding for supporting generation of variable resolution image专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 デジタルビデオ信号を生成するための装置であって、この装置が:ビデオイメージの画素に関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するための手段;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記ビデオイメージの画素に関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記減少された解像度のデジタル信号から前記ビデオイメージの時間予測を生成するための手段;前記減少された解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記第一のビデオイメージの空間予測を生成するための手段;及び前記ビデオイメージの前記時間或は空間予測に基づく推定を適応的に採用して前記ビデオイメージの画素に関連する第二のデジタル信号を符号化するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項2】 前記の第二のデジタル信号を符号化するための前記の手段がブロックベースにて前記第二のデジタル信号の符号化において前記ビデオイメージの前記時間予測に基づく推定が使用されるべきか、或は前記ビデオイメージの前記空間予測に基づく推定が使用されるべきかを決定することを特徴とする請求項1の装置。
  • 【請求項3】 デジタルビデオ信号を符号化するための方法であって、この方法が:ビデオイメージの画素に関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するステップ;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記ビデオイメージの画素に関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記減少された解像度のデジタル信号から前記ビデオイメージの時間予測を生成するステップ;前記減少された解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記第一のビデオイメージの空間予測を生成するステップ;及び前記ビデオイメージの前記時間予測或は空間予測に基づく推定を適応的に採用して前記ビデオイメージの画素に関連する第二のデジタル信号を符号化するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項4】 前記第二のデジタル信号の符号化の際に前記ビデオイメージの前記時間予測に基づく推定が採用されべきか、或は前記ビデオイメージの前記空間予測に基づく推定が使用されるべきかの決定がブロックベースにて行なわれることを特徴とする請求項3の方法。
  • 【請求項5】 デジタルビデオ信号を符号化するための装置であって、この装置が:ビデオイメージの各々が複数の織り成されたフィールドから構成される少なくとも二つのフレームの画素に関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するための手段;前記受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって受信されたフレームのフィールドと関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記受信されたフレームの前記フィールドに関連する中間解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記中間解像度のデジタル信号から前記受信されたフレームの前記フィールドの時間予測を生成するための手段;前記中間解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記受信されたフレームの前記フィールドの空間予測を生成するための手段;及び前記受信されたフレームの前記フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記フィールドの画素と関連する全解像度のデジタル信号を符号化するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項6】 前記全解像度のデジタル信号を符号化するための前記の手段がブロックベースにて前記全解像度のデジタル信号の符号化において第一のビデオフィールドの前記フィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記フィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかを決定することを特徴とする請求項5の装置。
  • 【請求項7】 デジタルビデオ信号を符号化するための方法であって、この方法が:ビデオイメージの各々が複数の織り成されたフィールドから構成される少なくとも二つのフレームの画素に関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するステップ;前記受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって受信されたフレームのフィールドと関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記受信されたフレームの前記フィールドに関連する中間解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記中間解像度のデジタル信号から前記受信されたフレームの前記フィールドの時間予測を生成するステップ;前記中間解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記受信されたフレームの前記フィールドの空間予測を生成するステップ;及び前記受信されたフレームの前記フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記フィールドの画素と関連する全解像度のデジタル信号を符号化するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項8】 前記全解像度のデジタル信号を符号化する際に第一のビデオフィールドの前記フィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記フィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかをブロックベースにて決定するステップが含まれることを特徴とする請求項7
    の方法。
  • 【請求項9】 デジタルビデオ信号を符号化するための装置であって、この装置が:ビデオイメージの各々が複数の織り成された奇数及び偶数のフィールドから構成される少なくとも2つのフレームの画素と関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するための手段;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって受信されたフレームの奇数フィールドと関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記受信された前記奇数フィールドと関連する中間解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記中間解像度のデジタル信号から前記受信された前記奇数フィールドの時間予測を生成するための手段;前記中間解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの空間予測を生成するための手段;前記受信された前記奇数フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの画素と関連する全解像度のデジタル信号を符号化するための手段;前記受信されたフレームの偶数フィールドの画素に関連する減少された解像度のデジタル信号を前記受信されたフレームが受信された最初のフレームでない場合は前に受信されたフレームからの前に符号化された偶数フィールドに基づく前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの予測を採用することによって符号化するための手段;前記受信されたフレームの前記偶数フィールドに関連する前記減少された解像度のデジタル信号から前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの時間予測を生成するための手段;及び前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの前記時間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの画素に関連する全解像度のデジタル信号を符号化するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項10】 前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの画素に関連する前記全解像度のデジタル信号を符号化するための手段が前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの画素に関連する全解像度のデジタル信号の符号化において第一のビデオフィールドの前記奇数フィールドの時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記奇数フィールドの空間予測に基づく推定が採用されるべきかをブロックベースにて決定することを特徴とする請求項9の装置。
  • 【請求項11】 デジタルビデオ信号を符号化するための方法であって、この方法が:ビデオイメージの各々が複数の織り成された奇数及び偶数のフィールドから構成される少なくとも2つのフレームの画素と関連する一連のデジタル表現を含むデジタルビデオ入力信号を受信するステップ;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって受信されたフレームの奇数フィールドと関連する減少された解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記の受信されたデジタルビデオ入力信号を周波数スケーリングすることによって前記受信された前記奇数フィールドと関連する中間解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記中間解像度のデジタル信号から前記受信された前記奇数フィールドの時間予測を生成するステップ;前記中間解像度のデジタル信号から生成された前記時間予測に基づいて前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの空間予測を生成するステップ;前記受信された前記奇数フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの画素と関連する全解像度のデジタル信号を符号化するステップ;前記受信されたフレームの偶数フィールドの画素に関連する減少された解像度のデジタル信号を前記受信されたフレームが受信された最初のフレームでない場合は前に受信されたフレームからの前に符号化された偶数フィールドに基づく前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの予測を採用することによって符号化するステップ;前記受信されたフレームの前記偶数フィールドに関連する前記減少された解像度のデジタル信号から前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの時間予測を生成するステップ;及び前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの前記時間予測に基づく推定を適応的に採用することによって前記受信されたフレームの前記偶数フィールドの画素に関連する全解像度のデジタル信号を符号化するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項12】 前記受信されたフレームの前記奇数フィールドの画素に関連する全解像度のデジタル信号の符号化の際に第一のビデオフィールドの前記奇数フィールドの時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記奇数フィールドの空間予測に基づく推定が採用されるべきかをブロックベースにて決定するステップが含まれることを特徴とする請求項11の方法。
  • 【請求項13】 デジタルビデオ信号を復号するための装置であって、この装置が:ビデオイメージの減少された解像度の表現に関連する第一のデジタル信号及び前記ビデオイメージの全解像度の表現に関連する第二のデジタル信号を受信するための手段;前記の第一のデジタル信号から前記の減少された解像度のビデオイメージを復号において復号される減少された解像度のイメージがこの装置によって復号されるべき最初のイメージでない場合前のビデオイメージからの前に復号された減少された解像度のイメージに基づく前記減少された解像度のビデオイメージの予測を使用して復号するための手段;前記復号された減少された解像度のフィールドから前記ビデオイメージの時間予測を生成するための手段;前記減少された解像度のビデオフィールドに基づいて前記ビデオイメージの空間予測を生成するための手段;及び前記第二のデジタル信号から前記ビデオイメージの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して前記全解像度ビデオイメージを復号するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項14】 前記第二のデジタル信号を復号するための前記の手段が前記第二のデジタル信号の復号において前記ビデオイメージの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記ビデオイメージの前記空間予測に基づく推定が使用されるべきかをブロックベースにて決定することを特徴とする請求項13の装置。
  • 【請求項15】 デジタルビデオ信号を復号するための方法であって、この方法が:ビデオイメージの減少された解像度の表現に関連する第一のデジタル信号及び前記ビデオイメージの全解像度の表現に関連する第二のデジタル信号を受信するステップ;前記の第一のデジタル信号から前記の減少された解像度のビデオイメージを復号において復号される減少された解像度のイメージがこの装置によって復号されるべき最初のイメージでない場合前のビデオイメージからの前に復号された減少された解像度のイメージに基づく前記減少された解像度のビデオイメージの予測を使用して復号するステップ;前記復号された減少された解像度のフィールドから前記ビデオイメージの時間予測を生成するステップ;前記減少された解像度のビデオフィールドに基づいて前記ビデオイメージの空間予測を生成するステップ;及び前記第二のデジタル信号から前記ビデオイメージの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して前記全解像度ビデオイメージを復号するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項16】 前記第二のデジタル信号の復号の際に前記ビデオイメージの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記ビデオイメージの前記空間予測に基づく推定が使用されるべきかをブロックベースにて決定するステップが含まれることを特徴とする請求項1
    5の方法。
  • 【請求項17】 デジタルビデオ信号を復号するための装置であって、この装置が:ビデオの第一のフレームの減少された解像度フィールドを表わす第一のデジタル信号、ビデオの第一のフレームの中間解像度のフィールドを表わす第二のデジタル信号、及びビデオの前記第一のフレームの全解像度フィールドを表わす第三のデジタル信号を受信するための手段;前記第一のデジタル信号から前記減少された解像度のビデオフィールドをこの復号において復号される減少された解像度のフィールドがこの装置によって復号されるべき最初のフィールドでない場合前のフレームからの前に復号された減少された解像度のフィールドに基づく前記減少された解像度のフィールドの予測を採用して復号するための手段;前記第二のデジタル信号から前記中間解像度のビデオフィールドを復号においてこの復号される中間解像度フィールドがこの装置によって復号されるべき最初のフィールドでない場合前のフレームからの前に復号されたフィールドに基づく前記中間解像度フィールドの予測を採用して復号するための手段;前記復号された中間解像度フィールドから前記第一のフィールドの時間予測を生成するための手段;前記復号された中間解像度ビデオフィールドに基づいて前記受信された第一のビデオフィールドの空間予測を生成するための手段;及び前記第三のデジタル信号から前記全解像度ビデオフィールドを前記第一のビデオフィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して復号するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項18】 前記第三のデジタル信号を復号するための手段が前記第三のデジタル信号の復号において前記第一のビデオフィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかをブロックベースにて決定することを特徴とする請求項17の装置。
  • 【請求項19】 デジタルビデオ信号を復号するための方法であって、この方法が:ビデオの第一のフレームの減少された解像度フィールドを表わす第一のデジタル信号、ビデオの第一のフレームの中間解像度のフィールドを表わす第二のデジタル信号、及びビデオの前記第一のフレームの全解像度フィールドを表わす第三のデジタル信号を受信するステップ;前記第一のデジタル信号から前記減少された解像度のビデオフィールドを復号において復号される減少された解像度のフィールドがこの装置によって復号されるべき最初のフィールドでない場合前のフレームからの前に復号された減少された解像度のフィールドに基づく前記減少された解像度のフィールドの予測を採用して復号するステップ;前記第二のデジタル信号から前記中間解像度のビデオフィールドを復号においてこの復号される中間解像度フィールドがこの装置によって復号されるべき最初のフィールドでない場合前のフレームからの前に復号されたフィールドに基づく前記中間解像度フィールドの予測を採用して復号するステップ;前記復号された中間解像度フィールドから前記第一のフィールドの時間予測を生成するステップ;前記復号された中間解像度ビデオフィールドに基づいて前記受信された第一のビデオフィールドの空間予測を生成するステップ;及び前記第三のデジタル信号から前記全解像度ビデオフィールドを前記第一のビデオフィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して復号するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項20】 前記第三のデジタル信号の復号の際に前記第一のビデオフィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のビデオフィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかをブロックベースにて決定するステップが含まれることを特徴とする請求項19の方法。
  • 【請求項21】 デジタルビデオ信号を復号するための装置であって、この装置が:ビデオの第一のフレームの奇数フィールドの減少された解像度フィールドを表わす第一のデジタル信号、ビデオの前記第一のフレームの前記奇数フィールドの中間解像度フィールドを表わす第二のデジタル信号、ビデオの前記第一のフレームの全解像度奇数フィールドを表わす第三のデジタル信号、ビデオの第一のフレームの偶数フィールドの減少された解像度フィールドを表わす第四のデジタル信号、及びビデオの前記第一のフレームの全解像度偶数フィールドを表わす第五のデジタル信号を受信するための手段;前記第一のデジタル信号から前記減少された解像度の奇数フィールドを復号においてこの復号される減少された解像度の奇数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の奇数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された減少された解像度の奇数フィールドに基づく前記減少された解像度の奇数フィールドの予測を採用して復号するための手段;第二のデジタル信号から前記中間解像度の奇数フィールドを復号においてこの復号される中間解像度奇数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の奇数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された奇数フィールドに基づく前記中間解像度奇数フィールドの予測を採用して復号するための手段;前記の復号された中間解像度奇数フィールドから前記第一のフレームの前記奇数フィールドの時間予測を生成するための手段;前記の復号された中間解像度奇数フィールドに基づいて前記第一のフレームの前記奇数フィールドの空間予測を生成するための手段;前記第三のデジタル信号から前記全解像度奇数フィールドを前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して復号するための手段;前記第四のデジタル信号から前記減少された解像度の偶数フィールドを復号においてこの復号される減少された解像度の偶数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の偶数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された偶数フィールドに基づく前記の減少された解像度の偶数フィールドの予測を採用して復号するための手段;前記復号された減少された解像度の偶数フィールドから前記第一のフレームの前記偶数フィールドの時間予測を生成するための手段;及び前記第五のデジタル信号から前記全解像度の偶数フィールドを前記第一のフレームの前記偶数フィールドの前記時間予測に基づく推定を採用して復号するための手段を含むことを特徴とする装置。
  • 【請求項22】 前記第三のデジタル信号を復号するための前記手段が前記第三のデジタル信号の復号の際に前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかブロックベースにて決定することを特徴とする請求項21の装置。
  • 【請求項23】 デジタルビデオ信号を復号するための方法であって、この方法が:ビデオの第一のフレームの奇数フィールドの減少された解像度フィールドを表わす第一のデジタル信号、ビデオの前記第一のフレームの前記奇数フィールドの中間解像度フィールドを表わす第二のデジタル信号、ビデオの前記第一のフレームの全解像度奇数フィールドを表わす第三のデジタル信号、ビデオの第一のフレームの偶数フィールドの減少された解像度フィールドを表わす第四のデジタル信号、及びビデオの前記第一のフレームの全解像度偶数フィールドを表わす第五のデジタル信号を受信するステップ;前記第一のデジタル信号から前記減少された解像度の奇数フィールドを復号においてこの復号される減少された解像度の奇数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の奇数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された減少された解像度の奇数フィールドに基づく前記減少された解像度の奇数フィールドの予測を採用して復号するステップ;第二のデジタル信号から前記中間解像度の奇数フィールドを復号においてこの復号される中間解像度奇数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の奇数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された奇数フィールドに基づく前記中間解像度奇数フィールドの予測を採用して復号するステップ;前記の復号された中間解像度奇数フィールドから前記第一のフレームの前記奇数フィールドの時間予測を生成するステップ;前記の復号された中間解像度奇数フィールドに基づいて前記第一のフレームの前記奇数フィールドの空間予測を生成するステップ;前記第三のデジタル信号から前記全解像度奇数フィールドを前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記時間予測或は前記空間予測に基づく推定を採用して復号するステップ;前記第四のデジタル信号から前記減少された解像度の偶数フィールドを復号においてこの復号される減少された解像度の偶数フィールドがこの装置によって復号されるべき最初の偶数フィールドでない場合前のフレームからの前に復号された偶数フィールドに基づく前記の減少された解像度の偶数フィールドの予測を採用して復号するステップ;前記復号された減少された解像度の偶数フィールドから前記第一のフレームの前記偶数フィールドの時間予測を生成するステップ;及び前記第五のデジタル信号から前記全解像度の偶数フィールドを前記第一のフレームの前記偶数フィールドの前記時間予測に基づく推定を採用して復号するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項24】 前記第三のデジタル信号の復号の際に前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記時間予測に基づく推定が採用されるべきか、或は前記第一のフレームの前記奇数フィールドの前記空間予測に基づく推定が採用されるべきかブロックベースにて決定するステップが含まれることを特徴とする請求項23の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号の符号化及び復号、より詳細には、広いレンジの解像度を持つイメージが符号化された信号から復号できるような方法にてビデオ信号を符号化することに関する。

    【0002】ビデオ信号の生成、伝送及び再生の質を向上させるための世界的な努が進行中であるが、これは向上された品質のビデオシステムに対する非常に大きな商業上の需要が予測されるためである。 これら努力には、少なくとも一部、ビデオイメージを電気信号に変換するために使用される空間及び時間サンプリング速度を増加させ、イメージをこれを表わす電気信号に変換するときの解像度を増加させる努力が含まれる。 この解像度の増加は結果としてイメージに関するより多くのデータが任意の期間内において生成、処理、及び伝送されなければならないことを意味する。

    【0003】ビデオイメージ、例えば、テレビカメラの視野内でのビデオイメージは所定の速度にて走査され、
    各々が通常画素(picture element 、“pel ”)と呼ばれるイメージの所定の領域の特性を表わす一連の電気信号に変換される。 時間の所定の瞬間において一緒にとられた複数の画素は時間のその瞬間におけるイメージの本質を表わす静止画(つまり、フレーム)となるものを形成する。 この方法にて生成されるビデオ信号の品質の向上は、少なくとも一部、ある与えられたイメージフレームを表わすためのより多くの数のより小さなサイズの画素の使用、及び単位時間当りのより多くのイメージの再生を伴う。 各ビデオフレームに対する画素の数及びフレームが生成される速度が増加すると、ある期間内において生成、伝送及び受信されるべきビデオデータの量の増加が見られる。 より低い品質のイメージに対して使用されるのと同一のビット数及びビット速度を使用してより高い品質のビデオイメージを伝送することを試みる複数のデータ圧縮スキームが提案されている。 モーションピクチャエクスパートグループフェーズ1(Motion Pictu
    re Experts Group Phase 1、“MPEG−1”)標準は一つのこのようなスキームに対する特定のシンタックス及び復号プロセスを提供する。 この標準は1991年2月に発行された国際標準機構 (International Standa
    rds Organization、“ISO”) 委員会草案 (Committe
    e Draft )11172−2による『最高約1.5Mビット/秒までのデジタルメモリ媒体に対する動画及び関連する音響の符号化(Coding of Moving Pictures and As
    sociated Audio for Digital Storage Media at up to
    about 1.5 Mbit/s)』において規定されている。

    【0004】単一の伝送された高解像度のビデオ信号から一つ或はそれ以上のより低い解像度のイメージを得ることが要求される場合がある。 例えば、高品質テレビ(high-definition television、“HDTV”)及び通常のテレビ受信機の両方に同時に伝送されるビデオ信号はHDTV受信機には非常に高い程度の解像度を持つイメージを提供し、通常の受信機にはより低い程度の解像度を持つイメージを提供しなければならない。 同様に、
    ウインド方式のコンピュータ画面上に表示されるビデオ信号に必要とされるイメージ解像度の程度はイメージがその中に表示される特定の窓(ウインドウ)のサイズとともに変化しなければならない。 それから様々な解像度のイメージが派生できるビデオ信号を提供するための一つの方法はビデオシーケンスのセット独立した複製を同時に伝送する方法であり、ここでは各複製が異なるレベルの解像度での再生のためにスケーリングされる“シミュルカスティング(simulcasting)”と呼ばれるこのアプローチは単純ではあるが、複数の独立したビデオイメージの伝送を収容するためにバンド幅の増加を要求する。 よりバンド幅効率の良い代替はスケーラブルビデオ(scalable video)である。 スケーラブルビデオは解像度レベルの範囲が受信機の所で採用される特定の信号復号スキームに基づいて符号化されたビデオ信号から派生できるにビデオ信号が符号化され、結果としてのビットシーケンスが分割される技法である。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】残念なことに、スケーラブルビデオの符号化及び復号は殆どのビデオ標準の制約を満たすような方法では提供されてない。 MPEG−
    1標準符号化の一つの特定の制約はスケーラブル符号化及び復号を助ける準備に欠けることである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記の問題がスケーラブルビデオ信号(scalable video signal )の伝送、受信、格納、或は検索を助ける新規の適応ビデオ符号化及び復号技法を採用する本発明の原理に従って解決される。 本発明はこのスケーリングが空間及び周波数領域の両方において遂行できるようにする。 本発明の一つの特定の実施例においては、ビデオ信号の適応的符号化は前に復号されたイメージからの複数の予測間での選択、及び復号されたより低い解像度のイメージのアップサンプリング(up-sampling )から得られるコンパティブルな空間領域予測の選択に基づいて遂行される。 復号されたより低い解像度のイメージは現在の時間基準に対応し、
    これらより低い解像度のイメージの少なくとも一つが一つ以上の周波数領域スケール内で符号化される。 本発明のさらにもう一つの実施例においては、一つのより低い解像度の信号がMPEG−1標準を採用することにより(任意の他の低い解像度の信号への参照なしに)符号化されるが、ここでは結果としてのビット流が二つ或はそれ以上の周波数スケールビット流に分割されるように修正される。 これらビット流から復号されたイメージがより高い解像度層の空間予測に採用される。

    【0007】

    【実施例】図1は本発明の一例に従うビデオ信号符号化/復号システムを示す略ブロック図である。 このシステムは奇数フィールドに対して3つの層の空間解像度、そして偶数フィールドに対して2つの層の空間解像度を持つデジタルビデオ信号のフィールドを符号化及び復号することを助ける。 信号の符号化は機能ブロック100内において遂行され、信号の復号は機能ブロック101内において遂行される。 層1はf−スケール4周波数スケーリングにて符号化されたSIF奇数フィールドに対応するビット流から構成される。 奇数フィールドについては、層2はf−スケール8周波数スケーリングにて符号化されたSIF奇数フィールドに対応するビット流から構成される。 偶数フィールドについては、層2及び3のみが符号化される。 偶数フィールドに対する層2は適応二重/単一フィールドモーション補償予測(motion com
    pensated predictions)を使用して符号化されたSIF
    偶数フィールドから構成される。 層3は前に符号化されたピクチャからの時間予測(temporal prediction )、
    及び(符号化されているCCIR−601フィールドが奇数の場合のように)f−スケール8奇数フィールド、
    或は(符号化されているCCIR−601フィールドが偶数の場合のように)SIF偶数フィールドを挿間することによって得られる現時間基準(current temporal r
    eference)に対応する空間予測(spatial prediction)
    の適応的選択を使用することによって符号化される。 層2の符号化の場合のように、層3は適応二重/単一フィールドモーション補償予測を使用して符号化される(空間挿間層2のイメージ;つまり奇数フィールドに対するf−スケール8奇数イメージ、及び偶数フィールドに対するSIF偶数イメージを対応するパリティのCCIR
    −601フィールドに対する空間予測として使用することができる。 )

    【0008】図1に示されるように、CCIR−601
    デジタルビデオ信号はライン102を介して機能ブロック100に入力される。 デジタルビデオ信号はビデオイメージの空間及び時間サンプルであり、イメージフィールドを走査し、所定のポイントにおけるこのイメージフィールドの様々な特性に関連する電気信号を生成することによって生成される。 走査動作において決定されるこれら特性は電気信号に変換され、デジタル化される。 ビデオ入力信号は一連のデジタル語から構成され、これらの各々は通常画素と呼ばれるイメージフィールドの小さな領域に対する時間の特定の瞬間における幾つかの情報を表わす。 時間の特定の瞬間におけるこのイメージに対するデジタル表現の一つの完全なセットはフレームと呼ばれる。 各フレームはイメージ内の奇数及び偶数の番号の平ラインを表わす二つの織り成されたフィールド(interlaced fields )から成るものと見なされる。

    【0009】本発明によって符号化及び復号されるデジタルビデオ信号はモノクロビデオ信号であることも或はカラービデオ信号であることもある。 モノクロビデオ信号の場合は、各フレームは一つのビデオイメージを構成する画素の二次元配列の輝度或は強度のセットのデジタル表現から成る。 カラービデオ信号の場合は、各ピクチャは輝度要素ばかりでなく、カラー要素も含む。 例えば、CCIR−6014:2:2勧告においては、カラービデオ信号ピクチャ(つまり、イメージの時間サンプル)は720水平画素x480ラインの明るさフレーム(luminance frame )Y及び各々360水平画素x48
    0ラインの1/2解像度における二つの色彩フレーム(chrominance frames)、Cb及びCrから構成される。 これらピクチャのシーケンスは29.97ピクチャ/秒の速度にて伝送される。 明るさ或は輝度フレームは二つの成分CCIR−601フィールドの織り成された合体(interlaced union)として形成され、一方、CC
    IR−601 4:2:0フレームは対応する4:2:
    2 CCIR−601色彩フレームをフィルタリング及びサブサンプリング(sub-sampling)することによって派生される。 4:2:2はそれぞれY、Cb、及びCr
    の4対2対2サンプリング比を持つCCIR−601ビデオに対する標準サンプリング構造である。 本発明の特定の例を説明する目的に対しては、以下の説明はライン102を介して受信されるデジタルビデオ信号がCCI
    R−601 4:2:0解像度に従うものと想定される。 当業者においては、本発明の原理は他のタイプのビデオ信号、例えば、HDTVビデオ信号にも適用できることが理解できるものである。

    【0010】図1に示される本発明の例を説明するのを助けるために幾つかの用語を定義すべきである。 典型的なブロックは隣接する画素の8−水平ロウx8−垂直カラム配列である。 ブロックは一群の明るさデータであることも、或は一群の色彩データであることもある。 典型的なマクロブロック(macroblock)は4つの隣接する8
    x8明るさデータブロック及びこれら4つの明るさデータブロックによって表わされるイメージの領域に対応する2つの8x8色彩データブロックから構成される。 スライス(slice )はピクチャの左端から開始してピクチャの右端にて終端するマクロブロックの一つの水平ロウである。 明るさフレーム(luminance frame )は2つのCCIR−601明るさフィールドの織り成された合体として形成される。 一つのフィールドは画素の偶数番号のロウから構成され、他方のフィールドは画素の奇数番号の水平ロウから構成される。

    【0011】図1に示される本発明の例においては、複数のピクチャタイプが符号化及び復号される。 より詳細には、I−ピクチャ、P−ピクチャ、及びB−ピクチャが符号化及び復号される。 I−ピクチャ、つまりイントラ符号化ピクチャ(intra-coded picture )は任意の他のピクチャとの参照なしに符号化及び復号される(つまり、時間予測が要求されない)ピクチャである。 P−ピクチャ、つまり予測ピクチャは前のピクチャの観点から(つまり、前に復号されたI−或はP−ピクチャからの時間予測の観点から)符号化される。 モーション補償(motion compensation )がP−ピクチャを生成するために使用されることがある。 B−ピクチャ或、つまり双方向予測ピクチャ(bidirectionally predicted pictur
    e )は前に復号されたI−或はP−ピクチャ及び将来に復号される(future decoded)P−或はI−ピクチャの特性の観点から符号化されるピクチャである。 P−ピクチャの場合のように、B−ピクチャもモーション補償を使用して符号化される。 適当な状況においては、P−ピクチャ及びB−ピクチャはI−ピクチャのブロックが符号化されるのと同一な様式にて、つまり、他のピクチャに参照することなく符号化された(“イントラコーディング”された)それらの幾つかのブロックを持つ。

    【0012】図2には奇数フィールドのみのマクロブロックに対するMPEG−1タイプ予測オプションを解説するピクチャグループ(Group-of-Picture、GOP)の構造が示される。 偶数フィールドが完全を期すために描かれているが、これらは予測のためには使用されない。
    I−ピクチャ(I 0 )フィールドは時間予測を要求しない。 P−ピクチャフィールドは前に復号されたI−或はP−ピクチャフィールドからの時間予測を要求する。 この例においては、P 6はI 0から予測される。 B−ピクチャは前のI−或はP−ピクチャフィールド及び次のP
    −或はI−ピクチャフィールドから双方向的に予測される。 B 2及びB 4は両方ともI 0及びP 6から双方向的に予測される。 ここに説明される符号化/復号システムにおいては、MPEG−1予測がSIF奇数フィールドのマクロブロックに適用される。

    【0013】図2Bは偶数フィールドのマクロブロックに対する単一フィールド予測オプションのGOP構造を示す。 P−ピクチャのマクロブロックは符号化されたI
    −或はP−ピクチャフィールドに属する直前に復号された奇数フィールド、或は直前に復号された偶数フィールドのいずれかより良好な予測を与える方から予測される。 この例においては、B 3のマクロブロックは前向予測(forward prediction)に対してはI 0或はP 1を参照し、後ろ向予測(backward prediction )に対してはP 6或はP 7を参照する。

    【0014】図2CのGOP構造は偶数フィールドのマクロブロックに対する二重フィールド予測オプションを示す。 P−ピクチャのマクロブロックは直前に復号された奇数及び偶数フィールドの両方を参照する。 使用される予測はこれら参照されたフィールドの両方から得られた予測の平均である。 この例においては、P 7マクロブロックはP 1及びP 6の両方を参照し、これら参照されたフィールドから行なわれた予測の平均を使用する。 B
    −ピクチャのマクロブロックは前方向或は後ろ方向のいずれかで予測されるが、但し、両方向ではない。 これらは符号化されたI−或はP−ピクチャに属する直前に復号された奇数及び偶数のフィールド、或はすぐ次に復号される奇数或は偶数のフィールドのいずれかを参照する。

    【0015】図1に示されるように、ライン102上に受信されるCCIR−601デジタルフィールドは層1
    及び2を符号化するためにSIFデシメータ(decimato
    r )103によってSIFフィールドにデシメート(de
    cimate)される。 このようなデシメータは当分野において周知である。 デシメートされたビデオはデシメータ1
    03によってスイッチ104に出力されるが、このスイッチはSIFデシメートされた奇数フィールドをライン105に向け、SIFデシメートされた偶数フィールドをライン106に向ける。 SIF奇数フィールドは奇数フィールド周波数選択可能SIF符号器(“SIF周波数符号器”)107に向けられ、ここでこれらはf−スケール4符号化、及びf−スケール8符号化される。 最も単純なケースにおいては、このSIF周波数符号器は周波数スケーリングを遂行するために修正されたMPE
    G−1符号器である。 これらf−スケール符号化されたフィールドの各々に対応するビット流は次にビデオマルチプレクサ108に送られる(符号化されたf−スケール4ビット流は最初のビデオ層に対応し、符号化されたf−スケール8ビット流は第二のビデオ層に対応する)。 SIF周波数符号器107はまた復号された奇数信号を偶数フィールドSIF符号器109及びスイッチ110にそれぞれライン111及び112を介して出力する。 偶数フィールドSIF符号器109はSIF偶数フィールドを(第二のビデオ層に対応する)ビット流に符号化するが、これはビデオマルチプレクサ108に出力される。 偶数フィールドSIF符号器109はまた復号されたSIF偶数信号をライン113を介してスイッチ110に出力する。 フィールド構造CCIR−601
    符号器114はライン102を介して受信されたデジタルビデオ信号のCCIR−601フィールドを時間及び空間ピクチャ予測間の適応的な選択を行なって符号化する。 スイッチ110は復号された奇数のフィールド、或は復号された偶数のフィールドのいずれかが水平挿間器115に入力されるようにする(奇数CCIR−601
    フィールドが符号化されているときは復号された奇数フィールドが選択され、偶数CCIR−601フィールドが符号化されているときは復号された偶数フィールドが選択される)。 こうして選択された復号フィールドは水平挿間器115によってCCIR−601フィールド解像度にアップサンプリング(upsample)され、ライン1
    16を介してフィールド構造CCIR−601符号器1
    14に出力され、ここでこれは第三のビデオ層の空間予測を得るために使用される。 結果としての符号化された(第三のビデオ層に対応する)ビット流はフィールド構造CCIR−601符号器114によってビデオマルチプレクサ108に出力される。

    【0016】ビデオマルチプレクサ108は符号化されたビット流を単一のビット流にマルチプレックスする。
    この単一ビット流はビデオデマルチプレクサ117に伝送され、ここでこれは個々のビット流にデマルチプレックスされる。 奇数フィールドを復号する場合は、周波数スケール4SIF奇数復号器(“f−スケール4復号器”)118は第一のビデオ層のf−スケール4符号化された奇数フィールドに対応するビット流を復号し、こうしてf−スケール4SIF奇数フィールドビデオ信号を再生するが、これはライン119及びスイッチ120
    に出力される。 スイッチ120はf−スケール4復号器118の出力が出力ライン121に到達できるようにするために奇数フィールドが復号されているとき閉じる。
    周波数スケール8SIF奇数復号器(“f−スケール8
    復号器”)122はf−スケール8符号化された奇数フィールドに対応する第二のビデオ層ビット流を(部分的に復号されたf−スケール4データの観点から)復号し、f−スケール8SIF奇数フィールドビデオ信号を再生するが、これはライン123、124、及び125
    上に出力される。 偶数フィールドSIF復号器126は符号化されたSIF偶数フィールドに対応するビット流を(f−スケール8復号器122によって復号されたS
    IF奇数フィールドに基づくオプションの予測を使用して)復号する。 これはライン127及び128上に出力されるSIF偶数フィールドビデオ信号を生ずる。 偶数フィールドが復号されているか或は奇数フィールドが復号されているかによって、スイッチ129はライン13
    0上への出力のためにライン125上のf−スケール8
    奇数フィールド、或はライン127上のSIF偶数フィールドのいずれかを選択する。 偶数のフィールドが復号されているときは、スイッチ120は、f−スケール4
    偶数フィールドが存在しないために開かれる。 フィールド構造化CCIR−601復号器131は第三のビデオ層に対応するビット流を(層2からの挿間され復号されたSIF奇数或は偶数フィールドに基づくオプションとしての空間予測を使用して)復号することによりCCI
    R−601ビデオ信号を再生するが、これはライン13
    2上に出力される。 スイッチ133は復号された奇数のf−スケール8フィールド、或は復号された偶数フィールドが水平挿間器134に出力されるようにする(奇数CCIR−601フィールドが復号されているときは奇数CCIR−601フィールドが選択され、偶数CCI
    R−601フィールドが復号されているときは偶数フィールドが選択される)。 こうして選択されたフィールドは水平挿間器134によってCCIR−601解像度にアップサンプリングされ、フィールド構造CCIR−6
    01復号器131入力され、ここでこれは第三のビデオ層の空間予測を得るために使用される。

    【0017】図1の機能ブロック100内で遂行される符号化において使用されるスライス構造の代表が図3A
    に示される。 入力ピクチャのスライスマルチプレキシングは奇数フィールドから開始され、偶数フィールドがこれに続く。 各フィールド内においては、任意の与えられたSIF/CCIR−601スライスペアの両方のスライスともピクチャの同一ストリップに属する。 より低い解像度層のスライスがより高い解像度層のスライスの前にマルチプレックスされる。 全てのスライスは一つ或は複数のマクロブロックから構成され、一方、マクロブロックは画素のブロックから構成される。 図3Bは機能ブロック100内で遂行された符号化の結果として出力されるビット流のスライスマルチプレキシング構造を示す。 このマルチプレキシング構造は、各SIF奇数入力スライスがf−スケール4及びf−スケール8ビット流スライスを生成することを除いて図3Aのそれと基本的に同一である。 これは結果として、各奇数フィールドに対してf−スケール4、f−スケール8、及びCCIR
    −601のスライス比となる。 簡単な復号を助けるために異なる層のスライスもマルチプレックスされる。 これらスライスはより高い解像度層を復号するために必要とされるより低い解像度層からの全ての情報がより高い解像度層の復号の開始の前に利用できるようになるように配列される。 従って、より低い層の圧縮されたスライスが最初にマルチプレックスされる。 図3Bにおいては、
    f−スケール4スライスが最初に提供され、次にf−スケール8スライスが続き、次にCCIR−601奇数スライスが提供される。 f−スケール4、f−スケール8、及びCCIR−601奇数スライスのこのパターンが奇数フィールドが終了するまで反復される。 偶数フィールド符号器(図3B)は周波数スケーリングを持たないことに注意する。

    【0018】図1Aは様々なビデオ層の符号化を達成するために3つの別個の符号器が使用されるところを示すが、本発明の特定の実現においては、3つの層の全てに対する符号化が単一の適応符号器内で達成される。 図4
    はこのような適応ピクチャ符号器の一例の内部アーキテクチュアの略ブロック図を示す。 この符号器は異なるタイプの符号化を区別して遂行しなければならないため、
    この中の幾つかのアナライザ及びサブシステムは任意の時間において遂行されている特定のタイプの符号化の関数として起動及び停止されなければならない。 この起動/停止動作(enabling/disabling)はモードコントローラによって生成される制御信号の関数として遂行される。 図5に示されるモードコントローラ500は図4の復号器に対する動作のモードを制御する信号を生成する。 モードコントローラ500は(図5に示されてない)事前にプログラムされた情報及び処理されているピクチャのタイプに従って特定のスライス配列が実現されるようにするための入力信号を生成する独立にランするプロセッサからの入力信号を受信する。 モードコントローラ500に提供されるこれら入力にはピクチャがフレーム構造にされているか或はフィールド構造にされているかを識別するpicture structure 信号;I−ピクチャであるか、P−ピクチャであるか、或はB−ピクチャであるかを識別するpicture type信号;使用されるスライスのマルチプレキシング構造を識別するslice mux orde
    r 信号;処理されているスライスのカウントを提供する
    slice number信号;及び使用されるべき周波数スケーリングのモードを識別するfscal modes(f−スケール4
    或はf−スケール8)信号が含まれる。 モードコントローラ500の出力はsif slice 信号(現在のスライスがSIFフィールドからの場合は“1”);sif even sl
    ice 信号(現在のスライスがSIF偶数フィールドからのときは“1”);sif odd slice 信号(現在のスライスがSIF奇数フィールドからのときは“1”);ccir
    compat slice 信号(現在のスライスがCCIR−6
    01解像度を持ちコンパティブル予測を使用する場合は“1”);fscale8 firstnz 信号(周波数スケール−8
    層の最初のゼロでない係数が利用できるようになったとき“1”);en fscale信号(周波数スケーリングが起動されるべきであるとき“1”);fscale8 slice 信号(現在のスライスがf−スケール8解像度であるとき“1”);fscale4 slice 信号(現在のスライスがf−
    スケール4解像度であるとき“1”);coeff subset信号(異なる周波数層が周波数係数のディスジョイントセット(disjoint set)を含む場合“1”;skip overhe
    ad信号(モーションベクトル及びインタ/イントラなどのようなオーバヘッドがビット流内にマルチプレックスされる必要がないときは“1”;及び(インタ/イントラ、空間/時間予測、及び二重/単一フィールド予測アナライザに対応する)バイパス制御信号dis inter 、di
    s spatial 、及びdis dualを含む2レベル(“0”或は“1”)制御信号を提供する。

    【0019】図4の符号器内に使用されるインタ/イントラ、空間/時間予測、及び二重/単一フィールドモーション補償予測(“二重/単一フィールドMCP”)アナライザ(並びに以下に説明される他の符号器及び復号器内に使用されるこれらアナライザ)は全て図6Aに図解されるアナライザ600と同一の基本コンフィギュレーションを持つ。 アナライザ600は入力としてライン601上の基準信号、ライン602上の第一の入力信号(“入力1”)、ライン603上の第二の入力信号(“入力2”)、及びライン604上のバイパス信号を受ける。 基準信号は常にアナライザがそのなかに位置する特定の符号器に入力される元のビデオ信号である。 基準信号と入力1信号との間の差を示す信号が差分要素(differencingelement)605によって出力される。
    同様に、基準信号と入力2信号との間の差を示す信号が差分要素606によって出力される。 差分要素605及び606によって出力されたこれら信号内のエネルギがそれぞれ総和要素(summing element )607及び60
    8によって計算される。 このエネルギ総和は二乗の総和或は絶対値基準の総和を使用する任意の適当な方法にて達成できる。 このエネルギ総和は次に比較器609に供給される。 総和要素607からの入力が総和要素608
    からの入力より小さいかこれと等しい場合は、比較器6
    09の出力は“1”となる。 総和要素607からの入力が総和要素608からの入力より大きな場合は、比較器609の出力は“0”となる。 ただし、ライン604上に入力されたバイパス信号入力が“1”にセットされている場合は、比較器出力はバイパスされ、アナライザ6
    00の出力は“0”にされる。 図6Bは以下に説明される符号器内で使用される様々なタイプのアナライザに対する入力1、入力2、バイパス制御、及び出力信号を示すテーブルである。

    【0020】SIF奇数フィールド(層1)はMPEG
    −1標準符号化方法と非常に類似する方法にて符号化される。 SIFデシメータ103(図1)によって出力されるSIF奇数フィールドのマクロブロックはライン4
    01を介して図4の適応ピクチャ符号器によって受信される。 周波数スケール符号化が空間或は二重フィールド予測を使用しないために、モードコントローラ500は
    dis spatial 信号及びdis dual信号の両方を“1”にセットする。 これは結果として空間/時間予測アナライザ402、及び二重/単一フィールドMCPアナライザ4
    03を不能にするが、これは結果として、コンパティビリティ信号(“s t comp”)を“0”にセットし、また二重/単一フィールドモーション補償信号("dual sing
    le field mc”)を“0”にセットする。sif slice 信号、及びen fscale信号は“1”にセットされ、一方、
    ccir compat slice 信号はモードコントローラ500
    によって“0”にセットされる。 それぞれこれら信号は、スイッチ404を閉じ、スイッチ405、406、
    407、及び408を閉じ、そしてスイッチ409を開く。

    【0021】現在のピクチャがI−ピクチャである場合は、モードコントローラ500は“1”のdis inter バイパス制御信号を出力し、こうして、インタ/イントラアナライザ410をこれが“0”のインタ/イントラ信号を出力するように不能にする。 この結果として、スイッチ411は開かれた状態にとどまり、このために、差分器(differencer )412はその負の入力の所にゼロの予測信号を受信する。 結果として、ライン401上の入力ビデオ信号は差分器412を通過して変えられないままf−スケール8離散コサンイ変換回路(f-scale 8
    discrete cosine transform circuit 、“DCT−
    8”)413に送られる。現在のピクチャがI−ピクチャでない場合は、インタ/イントラアナライザ410は不能にされず、インタコーディング(inter-coding)予測エラー分散及びイントラコーディング(intra-codin
    g)分散を計算するために使用される。 図6Bに示されるように、イントラコーディング分散は(図4内のライン401上に受信される)元のビデオ信号と元のビデオ信号の平均エネルギ(平均エネルギは図4の平均コンピュータ414によって計算される)を表わす信号との間の差の二乗を計算することによって計算される。 インタコーティング予測エラー分散は元のビデオ信号とライン415(図4)を介して受信されるインタ予測信号との間の差の二乗を計算することによって計算される。 インタ/イントラ信号はこれら計算された分散のどちらかより小さなエネルギを表わす方を選択するように生成される。 結果としてのインタ/イントラ信号はスイッチ41
    1を制御し、差分器412がライン401上のビデオ信号からこれがDCT−8 413にパスされる前に何を引くべきかを決定する。

    【0022】DCT−8 413は現在のマクロブロックの各8x8ブロックについて離散コサンイ変換を遂行する。 係数スプリッタ416はDCT−8係数を二つのディスジョイントグループ(disjoint group);つまり、f−スケール4符号化に対する一つのグループとf
    −スケール8符号化において使用される可能性を持つもう一つのグループに分割する。 (モードコントローラ5
    00によって生成される)coeff subset信号はf−スケール8符号化のために使用される係数がf−スケール4
    係数を除く係数のサブセットのみを含むか(coeff subs
    et =“1”)、f−スケール4係数を含むf−スケール8係数の全セットを含む(coeff subset =“0”)かを決定する。 coeff subset =“1”のときは、スイッチ4
    17は開かれ、スイッチ418がライン421に接続され、こうして係数のサブセット(f−スケール4係数は除かれる)はDCT−8 413によって空間/f−スケール8前方向量子化器(“f−スケール8前方向量子化器”)419にパスされる。 しかし、coeff subset =
    “0”のときは、DCT−8 413からの係数は差分器420にもパスされ、ここで逆量子化(de-quantize
    d)されたf−スケール4係数がf−スケール8係数のf−スケール4サブセットを予測するために使用される。

    【0023】DCT−8 413からの係数の符号化は
    coeff subset =“1”の場合は以下のように遂行される。 これら係数は係数スプリッタ416によってf−スケール8係数(ライン421)及びf−スケール4係数(ライン422)のディスジョイントセットに分割される。 f−スケール8係数はf−スケール8前方向量子化器419にパスされるが、この量子化器は各係数を現在のマクロブロックがイントラコーティングされているか、或はインタコーティングされているか、並びにquan
    t parmtr信号、及びquant delt信号に基づいて量子化する。 (符号化されているマクロブロックの粗さを制御する)量子化パラメータ信号は量子化器アダプタ423に送られる入力信号の特性、及びバッファ424の満杯の程度の観点から、並びに符号化統計プロセッサ425によってコンパイルされる符号化統計の観点から決定される。 quant delta 信号はf−スケール8符号化に対する
    quant parmtr信号を修正するために使用される。 量子化されたf−スケール8係数は空間/f−スケール8前方向スキャナ(“f−スケール8前方向スキャナ”)42
    6によって事前に決定された順番に前方向に走査され、
    個々のゼロでないDCT係数に対応するラン/レベルが計算される。 これは可変/固定語長f−スケール8符号器及びオーバヘッドマルチプレクサ(“V/FWL f
    −スケール8符号器”)427による係数の符号化を助ける。V/FWL f−スケール8符号器427に入力されるように示されるskip overhead信号はf−スケール8を符号化しているとき、オーバヘッド情報のマルチプレキシングをこの情報がf−スケール4ビット流から派生できるために抑止するために使用されるコマンド信号である。 V/FWL f−スケール8符号器427の出力はスイッチ428にパスされる。 係数スプリッタ4
    16によって出力されたf−スケール4係数出力はf−
    スケール4前方向量子化器428にパスされるが、これは各係数を現在のブロックがイントラコーティングされているか或はインタコーティングされているか、及びqu
    ant parmtr信号に基づいて量子化する。 量子化されたf
    −スケール4係数はf−スケール4前方向スキャナ42
    9によって所定の順番でスキャンされ、個々のゼロでないDCT係数に対応するラン/レベルが計算される。 これは可変/固定語長f−スケール4符号器及びオーバヘッドマルチプレクサ(“V/FWL f−スケール4符号器”)430による係数の符号化を助ける。 V/FW
    Lf−スケール4符号器430はまたf−スケール8前方向スキャナ426からf−スケール8層の最初のゼロでない係数に対応するラン/;レベル事象信号を受信する。 このラン/レベル信号はスイッチ432(coeff su
    bset=“1”の場合は閉じられる)及びスイッチ433
    (fscale8 firstnz =“1”のときは閉じられる)を介してV/FWL f−スケール4符号器430にパスされる。 これらのスイッチの状態によって、V/FWL
    f−スケール4符号器430はf−スケール8係数をf
    −スケール4ビット流の最後の係数としてマルチプレックスし、これが遂行されたことを示すためにskip firs
    tnz 信号を生成するか、或はf−スケール4ブロックに対するブロック終端(end-of-block、“EOB”)信号を送る。 V/FWLf−スケール4符号器430の出力はスイッチ431にパスされる。

    【0024】coeff subset=“0”の場合は、DCT−
    8 423からの係数の符号化は以下のように行なわれる。 DCT−8 f−スケール4係数はライン422上に係数スプリッタ416によって出力される。 f−スケール4係数の符号化はcoeff subset=“1”の場合と同一であるが、但し、最初のゼロでないf−スケール8係数はスイッチ432が開いているためにf−スケール4
    ビット流内にマルチプレックスされない。 f−スケール8前方向量子化器419は差分器420から入力係数を受信する。 差分器420の出力はf−スケール4前方向量子化器428及びf−スケール4前方向スキャナ42
    9によって量子化及びスキャンされたf−スケール4係数の再生表現からf−スケール4係数サブセットを差分処理したDCT−8係数である。 これら係数はf−スケール4逆スキャナ434及びf−スケール4逆量子化器435(これらはf−スケール4前方向スキャナ429
    及びf−スケール4前方向量子化器428の逆機能を遂行する)によって再生され、スイッチ436を介して差分器420にパスされる。 coeff subset=“1”のケースと同様に、f−スケール8前方向量子化器419によって出力される係数はf−スケール8前方向スキャナ4
    26及びV/FWL f−スケール8符号器427にパスされる。

    【0025】符号化された変換係数(encoded transfor
    m coefficients)を伝送するのに加えて、V/FWL
    f−スケール8符号器427及びV/FWL f−スケール4符号器430はまたquant parmtr信号、quant de
    lta 信号、inter/intra 信号、モーションベクトル、pi
    cture type信号、空間/時間予測アナライザ402によって出力されたs t comp信号、dual/single field mc信号、sif slice 信号、及びccir compt slice 信号を含む複数の制御信号及びオーバヘッドデータを符号化し、
    出力ビット流内に伝送する。 V/FWL f−スケール4及びf−スケール8符号器はコーティング統計プロセッサ425にコーティング統計情報を提供する。

    【0026】スイッチ428及び431はそれぞれV/
    FWL f−スケール8符号器427及びV/FWL
    f−スケール4符号器430の出力を受信する。 これらスイッチの各々は出力を圧縮f−スケール4/f−スケール8スライスメモリ(“圧縮スライスメモリ”)43
    7にパスする。 圧縮スライスメモリ437の内容は任意の与えられたスライスの処理が完了したときバッファ4
    24にパスされる。 バッファ424は受信されたビット流をビデオマルチプレクサ108(図1)によって受け入れられるための適当な速度にて出力する。

    【0027】図4の適応ピクチャ符号器内において、S
    IF奇数f−スケール8スライスは空間/f−スケール8逆スキャナ(“f−スケール8逆スキャナ”)438
    及び空間/f−スケール8逆量子化器(“f−スケール逆量子化器”)439に送られ;SIF奇数f−スケール4スライスはf−スケール4逆スキャナ434及びf
    −スケール4逆量子化器435に送られる。 coeff subs
    et=“1”の場合は、これらf−スケール8及びf−スケール4逆量子化された係数サブセットは係数併合器(coefficient merger)440によって併合されるが、
    併合器の出力はf−スケール8逆離散コサイン変換回路(f-scale 8 inverse discrete cosine transform circ
    uit 、“IDCT−8”)に送られる。 coeff subset=
    “0”の場合は、f−スケール4逆量子化された係数は総和要素442によってスイッチ406及び444を閉じるときセットされたf−スケール8内の対応する逆量子化された差係数に加えられる。 総和要素442の出力はIDCT−8 441にパスされる。 IDCT441
    はDCT−8 413の逆機能を遂行し、復号された信号を出力する。

    【0028】復号された信号は総和要素443によって(差分器412の負の入力の所に存在する)予測信号に加えられる。 結果としての信号は(それがI−或はP−
    ピクチャである場合は)write nextスイッチ445を介して次ピクチャメモリ(nextpicture store)444
    に、またスイッチ404を介して再生SIF1スライスメモリ(“再生スライスメモリ”)446に書き込まれる。 この信号はccir compat slice 信号の“0”の結果としてスイッチ409が開くために水平挿間器447
    には到達しない。 I−或はP−ピクチャの符号化の前に、次ピクチャメモリ444の内容がwrite previous
    (“write prev”)スイッチ449を介して前ピクチャメモリ(previous picture store)448に転送される。

    【0029】write nextスイッチ445及びwrite prev
    スイッチ449の状態は読出し/書込みコントローラ7
    00(図7)によって制御される。 モードコントローラ500と同様に、読出し/書込みコントローラ700は独立してランするプロセッサ(図7には示されない)からの入力信号を受信する。 読出し/書込みコントローラ700に提供される入力信号には、picture structure
    信号;slice mux order 信号、slice number信号、及び
    fscal mode信号(これらの全ては既に説明済み)が含まれる。 読出し/書込みコントローラ700の出力は前ピクチャメモリ及び次ピクチャメモリ(図4の447及び444)への書き込みを起動するwrite prev及びwrite n
    ext信号;再生された奇数ビデオを前ピクチャメモリ及び次ピクチャメモリ(図4)に格納することを許すreco
    n odd write 及びrecon ccir write 信号;再生されたビデオを前ピクチャメモリ及び次ピクチャメモリ(図4)から読み出すことを許すrecon odd read及びrecon
    ccir read信号(図4);及び圧縮されたf−スケール4及びf−スケール8データを圧縮スライスメモリ43
    7(図4)に書き込む或はこれから読み出すことを許す
    compr fscale4 read及びcompr fscale4 write 信号を含む双レベル(“0”或は“1”)制御信号を提供する。
    これら“recon ”信号の全ては事象のタイミングに関連し、復号器の所で生成できる。

    【0030】図8はピクチャメモリ(800)の略ブロック図を示すが、このようなメモリの一つは前のピクチャを格納するために使用され、もう一つは図4の適応ピクチャ符号化器内の次のピクチャを格納するために使用される。 示されるように、ピクチャメモリ800はCC
    IR−601奇数及び偶数フィールドのための別個のメモリ(801、802)、並びにSIF奇数及び偶数フィールドのための別個のメモリ(803、804)を含む。 ピクチャメモリ800は読出し/書込みコントローラ700によって生成された読出し/書込み信号に応答してピクチャの格納及び検索が許されるように構成される。

    【0031】図9は圧縮メモリ437の構成を示す略ブロック図である。 示されるように、ピクチャメモリ43
    7はf−スケール4及びf−スケール8スライスに対する別個のメモリ(901、902)を含む。 圧縮スラスイメモリ437は読出し/書込みコントローラ700によって生成された読出し/書込み信号に応答してピクチャの格納及び検索が許されるように構成される。

    【0032】図4の適応ピクチャ符号器によって処理されている現在のピクチャがP−或はB−ピクチャであるときは、モーション推定器450はライン401上に入力された奇数フィールドのマクロブロックと次ピクチャメモリ444及び前ピクチャメモリ448内の復号された基準奇数フィールドのイメージとの間の最良の一致を見つけることによってモーションベクトルを生成する。
    MPEG−l符号化と非常に類似するこの符号化はSI
    F奇数フィールドに対して使用されるために、単一フィールドのモーションベクトルのみが必要である。 これらモーションベクトルは二重/単一フィールドモーション補償予測器(“二重/単一フィールドMC予測器”)4
    51に送られるが、予測器451はライン401上のビデオの予測を受信されたモーションベクトル、次ピクチャメモリ444及び前ピクチャメモリ448の内容、並びにpicture type信号に基づいて計算する。 この予測は二重/単一フィールドMC予測器によってライン452
    上に出力され、(dual/single field mc信号及びs t co
    mp信号が“0”にセットされているために)スイッチ4
    54及び455を介してスイッチ411にパスされる。
    これによってSIF奇数スライスのf−スケール4及びf−スケール8符号化は完結する。

    【0033】図3Aに示されるように、符号化されるべき次のスライスはCCIR−601奇数スライスである。 CCIR−601層を符号化するためには、全てのモードが利用可能であり、全てのアナライザが使用される(つまり、モードコントローラ500によって生成された全ての“dis ”信号が“0”にセットされる)。モードコントローラ500によって生成されたccir comp
    at slice 信号が“1”にセットされ、モードコントローラ500によって生成されたsif slice 信号、en fs
    cale信号、coeff subset信号、及びsif odd slice 信号が“0”にセットされる。 CCIR−601奇数スライスを表わすマクロブロックがライン401を介して受信される。 前に説明された符号化スキームと同様に、差分器412は予測エラーのマクロブロックを出力する。 各予測エラーマクロブロック内の各8x8ブロックはDC
    T−8413によって8x8マトリックスの変換係数(transform coefficients)に変換される。 これら係数は次に、f−スケール8前方向量子化器419及びf−
    スケール8前方向スキャナ426によって量子化され、
    前方向に走査される。 これらは次にV/FWL f−スケール−8符号器427、バッファ424、及びビデオマルチプレクサ108(図1)にパスされるが、これらはf−スケール8奇数符号化に対して前に説明されたように動作する。 f−スケール4符号化と関連する回路は該当するスイッチを開くことによってこのプロセスの際には基本的に切断される。

    【0034】符号器のローカル復号ループにおいては、
    前方向スキャナの出力は量子化された予測エラー信号を再生するためにf−スケール8逆スキャナ438、f−
    スケール8逆量子化器439、及びIDCT−8 44
    1によって逆走査、逆量子化及び逆変換される。 この復号されたエラー信号は再生601信号を生成するために総和要素443によって(差分器442の負の入力の所に存在する)予測信号に加えられる。 この再生された信号は(これがI−或はP−ピクチャである場合は)次ピクチャメモリ444内に保存される。

    【0035】このマクロブロックに対する予測信号は以下の動作のシーケンスを通じて得られる。 モーション推定器450が最初にライン401上のCCIR−601
    の入力マクロブロックを前ピクチャメモリ448及び次ピクチャメモリ443内の復号された基準CCIR−6
    01イメージと比較する。 picture type信号によってこれがI−ピクチャであることが示される場合は、モーション推定は遂行されない。 モーション推定器450は二つのセットのモーションベクトル、つまり、二重フィールド予測モードに対するベクトル及び単一フィールド予測モードに対するベクトルを計算する。 これらモーションベクトルは二重/単一フィールドMC予測器451に送られるが、予測器451はこれらベクトルに基づいて(ライン452上の出力、及びライン453上の出力の)両方のケースに対する予測を計算する。 二重/単一フィールドMCP分析器403は二つの予測を比較し、
    より低い予測エラーを与える一つを選択する。 二重/単一フィールドMCP分析器403によってdual/single
    field mc信号がスイッチ454に出力されるが、これは最小の予測エラーを与える二重/単一フィールドMC予測器451の出力に向けられる。 ccir compat slice
    信号が“1”にセットされているために、再生スライスメモリ446は現在のSIFスライスを(図1の水平挿間器115に対応する)水平挿間器447に出力する。
    空間/時間予測分析器402は挿間されたSIF信号(空間予測)を二重/単一フィールドMC予測器451
    の出力(時間予測)と比較し、どちらの信号が入力ビデオのより良好な推定を与えるかを決定する。 空間/時間予測分析器402はインタ/イントラ分析器410にパスされるべき空間或は時間予測の最良の選択ができるようにコンパティビリティ(compatibility )信号(s t
    comp)を出力する。 インタ/イントラ分析器410はイントラコーティング或はインタコーティングのどちらが使用されるべきかをライン401上の信号の分散とスイッチ455から受信された予測信号を使用して計算されたインタ予測信号の分散とを比較することによって決定する。 インタ/イントラ信号はイントラコーティングが選択された場合はスイッチ411を開き、インタ予測が選択された場合はこれを閉じる。 こうしてCCIR−6
    01奇数スライスを符号化するためのループが完結する。

    【0036】SIF奇数スライス及びCCIR−601
    奇数スライスの交互の符号化が奇数フィールドが完了するまで継続される。 次にSIF偶数スライス及びCCI
    R−601偶数スライスの符号化が遂行される。 SIF
    偶数スライスの符号化は、CCIR−601の符号化と類似するが、SIF偶数スライス符号化ではモードコントローラ500によって生成されるccir compat slic
    e 信号が“0”にセットされ、モードコントローラ50
    0によって生成されるdis spatial 信号が“1”にセットされることが異なり、これはスイッチ409を開き、
    空間/時間予測分析器を不能にする。

    【0037】図3Bに示されるように、SIF偶数スライスが符号化された後にCCIR−601偶数スライスが符号化される。 この符号化はCCIR−601奇数スライスの符号化と類似するが、再生スライスメモリ44
    6内に格納された再生SIF偶数スライスが挿間され、
    空間予測として使用される。 SIF偶数スライス及びC
    CIR−601偶数スライスの交互の符号化が偶数フィールドが完了するまで継続される。

    【0038】上に説明のように、奇数フィールドの際はビデオマルチプレクサ108(図1)はf−スケール4
    奇数、f−スケール8偶数、及びCCIR−601奇数スライスと関連するビット流を受信し;一方、偶数フィールドの際はこれはSIF偶数、及びCCIR−601
    偶数スライスを受信する(図3B参照)。 ビデオマルチプレクサ108はこれら受信された信号をマルチプレックスし、これらをビデオデマルチプレクサ117(図1)に送信し、ここでこれらはデマルチプレックスされ、奇数フィールドの場合は復号器118、122、1
    26及び131(図1)にパスされ、そして偶数フィールドの場合は復号器126及び131(図1)にパスされる。

    【0039】図10は図4の符号器によって符号化されたf−スケール4奇数フィールドの復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアの略ブロック図を示す。 f−スケール4奇数ビデオフィールドを表わす符号化された係数を含むビット流がビデオデマルチプレクサ117(図1)からバッファ1001に送られる。 このビット流はまたV/FWL f−スケール4符号器43
    0(図4)によって伝送された制御信号及びオーバヘッドデータを含む。 バッファ100はこの信号をスライス識別器1002にパスするが、識別器はこのビット流を(f−スケール4奇数フィールドスライスを表わす)fs
    cale4 slice start codeが存在しないか走査する。 このコードが検出されるとこれに応答してスイッチ1003
    を閉じる“1”のfscale4 slice 信号が生成され、このビット流が可変/固定語長f−スケール4復号器及びオーバヘッドデマルチプレクサ(“V/FWL f−スケール4復号器”)1004に入力される。 V/FWL
    f−スケール4復号器1004はスイッチ1005を開くことによってf−スケール4ビット流とマルチプレックスされる可能性を持つ(含蓄的にEOBを表わす)全ての復号されたF−スケール8係数データを破棄する。
    V/FWL復号器1004はモーション補償予測器10
    06に送られるpicture type信号;モーションベクトルスケーラ1007に送られるモーションベクトル;スイッチ1008及びf−スケール4逆量子化器1009に送られるinter/intra 信号;及びf−スケール4逆量子化器1009に送られるquant parmtr信号を含むビット流内の制御信号及びオーバヘッドデータを復号する。 V
    /FWL復号器は符号化されたビデオ信号の係数に関連するデータをf−スケール4逆スキャナ1010に出力するが、このスキャナはこれら係数を再配列し、これらをf−スケール4逆量子化器1009にパスする。 受信された制御信号に基づき、f−スケール4逆量子化器1
    009はf−スケール4前方向量子化器428(図4)
    によって遂行される動作の逆を行なう。 逆量子化器10
    09の出力はf−スケール4逆離散コサイン変換回路(“IDCT−4”)1011によって逆方向に変換され、総和要素1012によってスイッチ1008から受信される予測信号に加えられる。 総和要素1012の出力は再生されたf−スケール4奇数スライスのマクロブロックである。 この再生されたマクロブロックはまたこれがI−或はP−ピクチャである場合は、次ピクチャメモリ1013内にも格納される。 wite nextスイッチ1
    014は現在のフィールドがpicture type信号からI−
    或はP−ピクチャであると決定された場合に閉じられる。 I−或はP−ピクチャの復号の前に、次ピクチャメモリ1013の内容がwrite pre スイッチ1016が閉じられたとき前ピクチャメモリ1015内に転送される。

    【0040】モーション補償予測器1006は現信号の予測をpicture type信号、次ピクチャメモリ1013及び前ピクチャメモリ1015、並びに受信されたモーションベクトルに基づいて計算する。 V/FWL f−スケール4復号器1004によって復号されモーションベクトルスケーラ1007に送られるモーションベクトルは元はf−スケール8に対して計算されたものであり、
    これらがモーション補償予測器1006によって使用される前に(各スケールに対して独立したモーションベクトルが送信されない限り)モーションベクトルスケーラによってf−スケール4復号のためにスケールダウン(scale down)されなければならない。 モーション補償予測器1006によって出力された予測信号は、復号されている現ピクチャがインタコーティングされている場合(インタ/イントラ信号が“1”にセットされ、スイッチ1008が閉じられている場合)は、総和要素10
    12を通過するf−スケール4奇数スライスのマクロブロックに加えられる。 然しながら、復号されている現ピクチャがイントラコーティングされている場合(インタ/イントラ信号が“0”にセットされており、スイッチ1008が開いている場合)は、ゼロの信号が総和要素1012を通過する再生されたf−スケール4奇数スライスのマクロブロックに加えられる。

    【0041】図11は図4によって符号化されたf−スケール8奇数フィールドビデオ信号を復号することを助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアの略ブロック図を示す。 最も単純なケースにおいては、この復号器は周波数スケールを復号するように修正されたMPEG
    −1復号器であり得る。 図11に示される一般的ケースにおいては、この復号器は共有モーション補償回路を持つ二つのループを持つが、一つはf−スケール4を復号するために専用に使用され、もう一つはf−スケール4
    内に提供される情報の助けをかりてf−スケール8を復号するために専用に使用される。 復号のためにf−スケール4のみが選択された場合は、この回路のf−スケール部分はアイドルに留まる。 そうでない場合は、両方のループが同時に復号を行なう。 f−スケール4ループは逆量子化(dequantized )された係数のみを生成すればよく、復号されたf−スケール4ビデオを生成する必要はない。 入りビット流はバッファ1101及びスライス識別器1102を通過する。 スライス識別器1102は
    fscale8 start code及び/或はfscale4 start code信号が存在しないかビット流を走査する。 fscale8 start co
    de信号が発見されると、スライス識別器1102はfsca
    le8 slice 信号を(f−スケール8奇数ビット流を示す)“1”にセットし、これに応答しスイッチ1103
    を閉じ、ビット流をV/FWL f−スケール8復号器1104に入力する。 fscale4 start code信号が発見された場合は、スライス識別器1102はfscale4 slice
    信号を(f−スケール4奇数ビット流を表わす)“1”
    にセットし、これに応答して、スイッチ1105を閉じ、ビット流をV/FWL f−スケール4復号器11
    06に入力する。 (V/FWL f−スケール4復号器1106、f−スケール4逆スキャナ1107、f−スケール4逆量子化器1108、IDCT−4 110
    9、スイッチ1110及び1111、総和要素111
    2、モーションベクトルスケーラ1113、及びモーション補償回路を含む)f−スケール4復号回路は図10
    の復号器と同様に機能し、ここに説明する必要はない。

    【0042】V/FWL f−スケール8復号器110
    4はモーション補償予測器1114に送られるpicture
    type信号;スイッチ1115及びf−スケール8逆量子化器1116に送られるインタ/イントラ信号;f−スケール8逆量子化器1116に送られるquant-parmtr及びquant delt信号;及びスイッチ1117、1118、
    1119及び1120を制御するcoeff subset信号を含むビット流内の制御信号及びオーバヘッドデータを復号する。 V/FWL f−スケール8復号器は符号化されたf−スケール8ビデオ信号の係数関連データをf−スケール8逆スキャナに出力するが、スキャナ1121は係数を再配列し、これらをf−スケール8逆量子化器1
    116にパスする。 受信された制御信号に基づいて、f
    −スケール8逆量子化器1116はf−スケール8前方向量子化器419(図4)の反対の動作を遂行する。 f
    −スケール8係数が係数の全セットを含む場合(つまり、これらがf−スケール4に対応する差係数を含み、
    coeff subset=“0”の場合)は、f−スケール4逆量子化された係数はスイッチ1118及び1119が閉じたとき総和要素1122によって適当なf−スケール8
    逆量子化された係数に加えられる。 総和要素1122の出力はスイッチ1117を介してIDCT−81123
    に供給される。 f−スケール4及びf−スケール8係数がディスジョイントセットを含む(coeff subset=
    “1”)場合は、これら逆量子化された係数は係数併合器1124内で互いに併合された後にIDCT−8 1
    123に送られる。 f−スケール8復号が選択された場合は、f−スケール4係数データのそれ以上の復号は遂行されず、そうでない場合は、IDCT−4 1109
    は図10の復号器と同様の方法にてf−スケール4係数データの復号を継続する。 IDCT−8 1123の出力は総和要素1124によってスイッチ1115から受信された予測信号に加えられる。 総和要素1124の出力は再生されたf−スケール8奇数スライスのマクロブロックである。 f−スケール8復号が遂行されている場合は、“0”のfscale4 decode信号が復号器の所で生成されるが、これはスイッチ1126をそれがI−或はP
    −ピクチャである場合、再生されたf−スケール8マクロブロックが次ピクチャメモリ1127内に格納できるようにする。 現在のフィールドがpicture type信号からI−或はP−ピクチャであると決定された場合は、writ
    e nextスイッチ1128が閉じられる。 I−或はP−ピクチャを復号する前に、次ピクチャメモリ1127の内容がwrite-prevスイッチ1130が閉じられたとき前ピクチャメモリ1129に転送される。

    【0043】モーション補償予測器1114は現信号の予測をpicture type信号、次ピクチャメモリ1127及び前ピクチャメモリ1129の内容、及びスイッチ11
    31を介してV/FWL f−スケール4復号器110
    6から受信されるモーションベクトルに基づいて計算する。 モーション補償予測器1114から出力される予測信号は復号されている現ピクチャがインタコーティングされている場合(インタ/イントラ信号が“1”にセットされ、スイッチ1115が閉じられ;fscale code=
    “0”であり、スイッチ1132が閉じられている場合)は総和要素1124を通過するf−スケール8奇数スライスのマクロブロックに加えられる。 しかし、復号されている現在のf−スケール8ピクチャがイントラコーティングされている場合(インタ/イントラ信号が“0”にセットされ、スイッチ1115が開かれ;fsca
    le4 code=“0”であり、スイッチ1132が“0”にセットされている場合)は、ゼロの信号が総和要素11
    24を通過する再生されたf−スケール奇数スライスのマクロブロックに加えられる。

    【0044】図12はSIF偶数フィールド、周波数スケール−8及び周波数スケール−4層を復号する能力を持つ復号器を持つ。 復号のためのあるスケールが選択される度に、全てのそれより低い層もまた復号されなければならない。 (V/FWLf−スケール4復号器120
    1、f−スケール4逆スキャナ1202、f−スケール4逆量子化器1203、IDCT−4 1204、総和要素1205、モーションベクトルスケール1206、
    及びモーション補償回路を含む)f−スケール4復号回路は図10の復号器と同様に動作し、ここでは説明されない。 同様に、(V/FWL空間/f−スケール8復号器1207、空間/f−スケール8逆スキャナ120
    8、空間/f−スケール8逆量子化器1209、総和要素1210及び1211、IDCT−8 1212、係数併合器1213、及びモーション補償回路を含む)f
    −スケール8復号回路は図11のf−スケール8復号回路と同様に動作し、ここでf−スケール8復号との関連で説明はしない。

    【0045】SIF偶数層の復号においては、ビデオデマルチプレクサ117(図1)からの入りビット流はバッファ1214及びスライス識別器1215を通過する。 スライス識別器1215はfscale8 start code、fs
    cale4 start code、及びsif even slice start codeが存在しないかビット流を走査する。 sif even slice st
    art codeが見つかった場合、スライス識別器1215は
    sif even slice 信号を(sif 偶数ビット流を示す)
    “1”にセットする。 この信号が“1”であるのに応答して、スイッチ1216がOR−ゲート1217からの信号によって閉じられ、このビット流がV/FWL空間/f−スケール8復号器1207に入力される。 V/F
    WL空間/f−スケール8復号器1207は二重/単一モーション補償予測器(“二重/単一フィールドMC予測器”)1218に送られるpicture type信号;スイッチ1219に送られるモーションベクトル;スイッチ1
    220及び空間/f−スケール8逆量子化器1209を制御するinter/intra 信号;空間/f−スケール8逆量子化器1209に送られるquant parmtr及びquant delt
    a 信号;スイッチ1221及び1222を制御するdual
    /single field mc信号;スイッチ1223、1224及び1225を制御するcoeff subset信号;スイッチ12
    26及び1227を制御するen fscale信号;次ピクチャメモリ128及び前ピクチャメモリ1229に送られるrecon odd write 、recon odd read recon ccir wr
    ite 、及びrecon ccir read信号を含むビット流内の制御信号及びオーバヘッドデータを復号する。 信号en fs
    cale及びcoeff subsetは偶数SIFフィールドを復号するためには“0”にセットされる。

    【0046】SIF偶数スライスのマクロブロックに対しては、V/FWL空間/f−スケール8復号器120
    7は符号化されたSIF偶数ビデオの係数に関連するデータを空間/f−スケール8逆スキャナ1208、空間/f−スケール8逆量子化器1209に出力する。 coef
    f subsetが“0”であるため、空間/f−スケール8逆量子化器1209の出力は総和要素1210にパスされるが、しかしこれは、スイッチ1227が開いているため(en fscale=“0”)、総和要素1210をそのまま修正されずに通過する。 総和要素1210の出力はスイッチ1224を介してIDCT−81212にパスされる。 IDCT−8 1212の出力は総和要素121
    1によってスイッチ1220から受信された予測信号に加えられる。 結果としての復号されたSIF偶数スライスのマクロブロックはこれがI−或はP−ピクチャである場合は、write nextスイッチ1230を介して次ピクチャメモリ1228内に書き込まれる。 I−或はP−ピクチャの復号の前に、次ピクチャメモリ1228の内容がwrite prevスイッチ1231を閉じることによって前ピクチャメモリ1229に転送される。 dual/single fi
    eld mc信号はV/FWL空間/f−スケール8復号器1
    207によって出力されたモーションベクトルを選択されたモードに対する予測を計算する二重/単一フィールドMC予測器1218の適当な入力に向ける。 インタコーティングされたピクチャが復号されているときは、スイッチ1220は予測データを総和要素1211にパスし、ここでこれはIDCT−8 1212の出力信号に加えられる。 一方、復号されている現在のピクチャがインテラコーティングされている(インタ/イントラ信号が“0”にセットされ、スイッチ1220が開かれている)場合は、ゼロの信号が総和要素1211を通過する復号されたマクロブロックに加えられる。

    【0047】図13は図4の符号器によって符号化された高解像度デジタルビデオ信号の復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアの略ブロック図である。
    この復号器はCCIR−601奇数、CCIR−601
    偶数、SIF偶数、f−スケール8及びf−スケール4
    フィールドを復号することができる。 (V/FWLf−
    スケール4復号器1301、f−スケール4逆スキャナ1302、f−スケール4逆量子化器1303、IDC
    T−4 1304、総和要素1305、モーションベクトルスケーラ1306、及びモーション補償回路を含む)f−スケール4復号回路は図10の復号器と同様に機能し、ここでは説明されない。 同様に、(V/FWL
    空間/f−スケール8復号器1307、空間/f−スケール8逆スキャナ1308、空間/f−スケール8逆量子化器1309、総和要素1310及び1311、ID
    CT−8 1312、係数併合器1313、及びモーション補償回路を含む)f−スケール8/SIF偶数復号回路は図11のf−スケール8復号回路と同様に動作し、ここでSIF偶数復号のf−スケール8との関連では説明されない。 但し、図13の復号器内のf−スケール8及びSIF偶数スライスの復号には一つの相違点がある。 総和要素1311によって出力される復号されたf−スケール8及びSIF偶数スライス出力はスイッチ1315が閉じている場合、再生SIFスライスメモリ1314内に格納される。 これはオプションの空間予測が対応するCCIR奇数及び偶数スライスに対して遂行されることを可能にする。

    【0048】入りビット流はバッファ1316及びスライス識別子1317を通過する。 スライス識別子131
    7はccir slice start codeが存在しないかビット流を走査し、これが発見された場合、ccir slice 信号を(CCIR−601奇数或は偶数スライスを示す)
    “1”にセットする。 この信号が“1”であるのに応答して、スイッチ1318がOR−ゲート1319からの信号によって閉じられ、ビット流がV/FWL空間/F
    WL空間/f−スケール8復号器1307に入力される。 V/FWL空間/f−スケール8復号器1307は二重/単一モーション補償予測器(“二重/単一フィールドMC予測器”)1320に送られるpicture type信号;スイッチ1321に送られるモーションベクトル;
    スイッチ1322及び空間/f−スケール8逆量子化器1309を制御するインタ/イントラ信号;空間/f−
    スケール8逆量子化器1309に送られるquant parmtr
    信号;スイッチ1323及び1324を制御するdual/s
    ingle field mc信号;スイッチ1325を制御するs t
    comp信号;スイッチ1326、1327及び1328を制御するcoeff subset信号;スイッチ1329及び13
    30を制御するen fscale信号;スイッチ1331を制御するccir compat slice 信号;スイッチ1315を制御するsif slice 信号;及び次ピクチャメモリ133
    2及び前ピクチャメモリ1333に送られるrecon odd
    write 、recon odd read recon ccir write、及びrec
    on ccir read信号を含むビット流内の制御信号及びオーバヘッドデータを復号する。 信号en fscale、coeff
    subsetはCCIR−601スライスの復号に対しては“0”にセットされる。

    【0049】CCIR−601スライスのマクロブロックに対しては、V/FWL空間/f−スケール8復号器1307は符号化されたCCIR−601ビデオの係数と関連するデータを空間/f−スケール8逆スキャナ1
    308、空間/f−スケール8逆量子化器1309に出力する。 coeff subsetが“0”にセットされているため、空間/f−スケール8逆量子化器1309の出力は総和要素1310にパスされる。 ただし、これは、スイッチ1330が開いているために(en fscale=
    “0”)、総和要素1310をそのまま変えられることなく通過する。 総和要素1310の出力はスイッチ13
    27を介してIDCT−8 1312にパスされる。 I
    DCT−8 1312の出力は総和要素1311によってスイッチ1322から受信された予測信号に加えられる。 結果としての復号されたCCIR−601スライスのマクロブロックはそれがI−或はP−ピクチャである場合は、write nextスイッチ1334を介して次ピクチャメモリ1332内に書き込まれる。 I−或はP−ピクチャの復号の前に、次ピクチャメモリ1335の内容が
    write prevスイッチ1335を閉じることを介して前ピクチャメモリ1333内に転送される。 dual/single fi
    eld mc信号はV/FWL空間/f−スケール8復号器1
    307によって出力されたモーションベクトルを選択されたモードに対する予測を計算する二重/単一フィールドMC予測器1320の適当な入力に向ける。 スイッチ1331は(“1”のccir compat slice 信号によって示される)空間予測を使用する全てのCCIR−60
    1スライスに対して閉じられる。 スイッチ1331が閉じられると、再生スライスメモリ1314内のSIFスライスが水平挿間器1336によって挿間され、スイッチ1325にパスされる。 スイッチ1325は挿間された再生SIFスライスから構成される空間予測或は二重/単一フィールドMC予測器1320によって出力された時間予測のいずれかが(V/FWL空間/f−スケール8復号器1307によって復号されるs t comp信号に依存して)現在のCCIR−601信号に対して使用できるようにする。 ccir compt slice 信号はCCIR−
    601奇数及び偶数スライスの両方がオプションの空間予測を採用するためにCCIR−601スライスに対して常に“1”である。 インタコーティングされたピクチャが復号されている場合は、スイッチ1322は予測データを総和要素1311にパスし、ここでこれはIDC
    T−81312によって出力された信号に加えられる。
    ただし、復号されている現在のピクチャがイントラコーティングされている場合(インタ/イントラ信号が“0”にセットされ、スイッチ1322が開いている場合)は、ゼロの信号が総和要素1311を通過する再生マクロブロックに加えられる。 こうして、CCIR−6
    01フィールド復号ループが完結する。

    【0050】図14には本発明の第二の例に従うビデオ信号符号化/復号システムが示される。 このシステムは奇数フィールドに対する空間解像度の3つの層、及び偶数フィールドに対する一つの層を持つデジタルビデオ信号のフィールド符号化及び復号を可能にする。 信号の符号化は機能ブロック1400内において遂行され、信号の復号は機能ブロック1401内において遂行される。
    層1はf−スケール4ビット流に符号化されたSIF奇数フィールドから構成される。 層2はf−スケール8ビット流に符号化されたSIF奇数フィールドから構成される。 奇数フィールドに関しては、層3は前に符号化されたピクチャからの空間予測とf−スケール8奇数フィールドを挿間することによって得られた現在の時間基準に対応する空間予測の適応的な選択を使用して符号化されたCCIR−601奇数フィールドに構造化されたピクチャから構成される。 偶数のフィールドに関しては、
    前に符号化されたピクチャからの時間予測を使用して符号化されたCCIR−601偶数フィールドに構造化されたピクチャから構成される一つの層(層3)のみが存在する。

    【0051】図14に示されるように、ライン1402
    上に受信されるデジタルビデオ信号はスイッチ1403
    に向けられるが、これは奇数フィールドをデシメータ1
    404に向ける。 デシメートされたSIF奇数フィールドはデシメータ1404によって奇数フィールド周波数選択可能SIF符号器(“SIF周波数符号器”)14
    05に出力され、ここでこれらはf−スケール4符号化、及びf−スケール8符号化される。 最も単純なケースにおいては、このSIF周波数符号器は周波数スケーリングを遂行するように修正されたMPEG−符号器であり得る。 各f−スケールされたフィールドに対応するビット流は次にビデオマルチプレクサ1406に送られる(符号化されたf−スケール4ビット流は第一のビデオ層に対応し、符号化されたf−スケール8ビット流は第二のビデオ層に対応する)。 SIF周波数符号器14
    05は復号されたSIF奇数信号をスイッチ1407に出力する。 スイッチ1407は復号された奇数フィールドが奇数CCIR−601フィールドが符号化されているときは水平挿間器1408に入力されるようにする。
    復号された奇数フィールドは水平挿間器1408によってCCIR−601解像度にアップサンプリングされ、
    ライン1409を介して出力される。 スイッチ1410
    はこうしてアップサンプリングされた奇数フィールドが(奇数フィールドが復号されているとき)フィールド構造化CCIR−601符号器1411にパスされるようにし、符号器1411内においてこれは第三のビデオ層の空間予測を得るために使用される。 (第三のビデオ層に対応する)結果としてのビット流はフィールド構造化CCIR−601符号器1411によってビデオマルチプレクサ1406に出力される。

    【0052】ビデオマルチプレクサ1406は符号化されたビット流を単一のビット流にマルチプレックスする。 この単一ビット流はビデオデマルチプレクサ141
    2に送られ、ここでこれは個々のビット流にデマルチプレックスされる。 周波数スケール4SIF奇数復号器(“f−スケール4復号器”)1413は第一のビデオ層のf−スケール4符号化された奇数フィールドに対応するビット流を復号し、こうして復号された信号をライン1414及びスイッチ1415に出力する。 スイッチ1415はf−スケール4復号器1413の出力が出力ライン1416に到達できるようにするために奇数フィールドが復号されているとき閉じる。 周波数スケール8
    SIF奇数復号器(“f−スケール8復号器”)141
    9は第二のビデオ層のf−スケール8符号化された奇数フィールドに対応するビット流を復号し、こうしてf−
    スケールSIF奇数フィールドのビデオ信号を再生するが、これはライン1420及び1421上に出力される。 奇数フィールドが復号されているときは、スイッチ1422が閉じ、f−スケール8奇数フィールドのライン1423上への出力が許される。 フィールド構造化C
    CIR−601復号器1424は第三のビデオ層に対応するビット流を(奇数フィールドが復号されている場合は層2からの挿間され復号されたSIF奇数フィールドに基づいてオプションとしての空間予測を採用して)復号してCCIR−601ビデオ信号を再生するが、これはライン132上に出力される。 スイッチ1425は奇数のCCIR−601フィールドが復号されている場合は復号された奇数f−スケール8フィールドが水平挿間器1426に入力されることを許す。 このf−スケール8フィールドは水平挿間器1426によってCCIR−
    601フィールド解像度にアップサンプリングされ、ライン1427を介して出力される。 奇数フィールドが復号されているときは、スイッチ1428が閉じ、アップサンプリングされた奇数フィールドがフィールド構造化CCIR−601復号器1424にパスされ、ここでこれは第三のビデオ層の空間予測を得るために使用される。 偶数フィールドが復号されているときは、このような空間予測がパスすることは許されない(スイッチ14
    28は開いたままにとどまる)。

    【0053】図1の機能ブロック内で遂行される符号化に使用されるスライス構造の代表が図15Aに示される。 入力ピクチャのスライスマルチプレキシングは奇数フィールドから開始され、これに偶数フィールドが続く。 各奇数フィールド内においては、任意の与えられたSIF/CCIR−601スライスのペアの両方のスライスはピクチャの同一ストリップに属する。 より低い解像度層(SIF奇数)のスライスはより高い解像度層のスライスの前にマルチプレックスされる。 各偶数フィールド内においては、全てのスライスはCCIR−601
    解像度である。 全てのスライスは一つ或は複数のマクロブロックから構成され、一方、一つのマクロブロックは画素のブロックから構成される。 図15Bは機能ブロック1400内で遂行される符号化の結果としてのビット流出力のスライスマルチプレキシング構造を示す。 このマルチプレキシング構造は基本的には図15Aのそれと各SIF奇数入力スライスがf−スケール4及びf−スケール8ビット流スライスを生成することを除いて同一である。 これは結果として、3つの奇数フィールド:つまり、f−スケール4、f−スケール8、及びCCIR
    −601を与える。 復号を助けるために異なる層のスライスがマルチプレックスされる。 これらスライスはより高い解像度層を復号するために必要とされるより低い解像度層からの全ての情報が高解像度層の復号を開始する前に入手できるように配列される。 従って、より低い層の圧縮されたスライスが最初にマルチプレックスされる。 偶数フィールド符号器の出力(図15B)は周波数スケールを持たないことに注意する。

    【0054】図14は様々なビデオ層の符号化を達成するために採用される二つの別個の符号器を示すが、本発明の特定の実施例においては、3つの全ての層に対する符号化が単一の適応符号器内で遂行される。 このような適応符号器の一例が図4に示される。 奇数フィールドのf−スケール4、f−スケール8、及びCCIR−60
    1符号化は図4に対して説明されるのと同一方法にて遂行される。 偶数フィールドに対するCCIR−601層の符号化は図4に説明されるのと類似する方法にて遂行される。 ただし、SIF偶数スライスが入手できないため、CCIR−601偶数スライスは空間予測なしに符号化される。

    【0055】図16はピクチャメモリ(1600)の略ブロック図を示すが、このようなメモリの一つは前のピクチャを格納するために使用され、もう一つは図14の機能ブロック1400内で遂行される符号化を助ける適応ピクチャ符号器内で次のピクチャを格納するために使用される。 示されるように、ピクチャメモリ1600はCCIR−601奇数及び偶数フィールドに対する別個のメモリ(1601、1602)、並びにSIF奇数フィールドに対する別個のメモリ(1603)を含むる。

    【0056】上に説明の発明はビデオ信号の符号化及び復号を複数の層の解像度を提供するビデオ信号の伝送、
    受信、格納、或は検索ができるような方法にて行なうための実用的な方法を提供する。 説明の特定の方法は単に本発明の原理を解説するものであり、そして、様々な修正が当業者においては本発明の範囲及び精神から逸脱することなく可能であり、本発明は請求項によってのみ限定されることが理解できるものである。 このような修正としては、3つの解像度層以上を巻き込む符号化及び復号スキーム、或は本発明の原理をコード斬新(つまり、
    織り込みなしの)ビデオ(例えば、HDTV標準として提案されているようなビデオ)に空間/周波数スケール可能な方法にて適用するスキームが含まれる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一例に従うデジタルビデオ信号の3−
    層空間/周波数スケールラブル、及び2−層空間スケーラブル符号化及び復号を助けるビデオ符号化/復号システムを略ブロック図形式にて図解する。

    【図2】奇数フィールドのマクロブロックに対して使用されるMPEG−1タイプ予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図2B】本発明の一例に従う偶数フィールドのマクロブロックに対して使用される単一フィールド予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図2C】本発明の一例に従う偶数フィールドのマクロブロックに対して使用される二重フィールド予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図3】Aは図1に示されるデジタルビデオ符号化システムに入力されるビデオデータスライスの構造を絵図的に示す。 Bは図1に示される本発明の一例に従って遂行される符号化の結果として出力されるビット流スライスの構造を絵図的に示す。

    【図4】図1に示される本発明の一例に従う符号化を助けるピクチャ符号器の内部構造を略ブロック図形式にて示す。

    【図5】図4の符号器に対するモードコントローラを略ブロック図形式にて示す。

    【図6A】図4のピクチャ符号器内で使用されるアナライザの基本アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図6B】図6Aのアナライザに対する基準信号、入力信号、バイパス制御信号、及び出力信号を示すテーブルである。

    【図7】図4の符号器に対する読出し/書込みコントローラを略ブロック図形式にて示す。

    【図8】図4の符号器内のピクチャメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図9】図4の符号器内の圧縮スライスメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図10】図1に示される本発明の一例に従う4x4ブロック(“f−スケール4”)に周波数スケールされた奇数デジタルビデオ信号ビット流の復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図11】図1に示される本発明の一例に従う両方とも8x8ブロック(“f−スケール8”)に周波数スケールされた奇数デジタル信号ビット流を復号するのを助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図12】図1に示される本発明の実施例に従うSIF
    偶数デジタルビデオ信号の復号を助けるピクチャ復号器の内部構造を略ブロック図形式にて示す。

    【図13】図1に示される本発明の一例に従うCCIR
    −601奇数、及びCCIR−601偶数デジタルビデオ信号の復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図14】 本発明の第二の例に従うビデオ信号符号化/復号システムを略ブロック図形式にて図解する。

    【図15】Aは図14に示されるデジタルビデオ符号化システムに入力されるビデオデータスライスの構造を絵図表現にて示す。 Bは図14に示される本発明の一例に従って遂行される符号化の結果として出力されるビット流スライスの構造を絵図的に示す。

    【図16】図14の符号器内のピクチャメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【符号の説明】

    100、101 機能ブロック 108 ビデオマルチプレクサ 117 ビデオデマルチプレクサ

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成6年5月25日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】図面の簡単な説明

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一例に従うデジタルビデオ信号の3−
    層空間/周波数スケールラブル、及び2−層空間スケーラブル符号化及び復号を助けるビデオ符号化/復号システムを略ブロック図形式にて図解する。

    【図2A】奇数フィールドのマクロブロックに対して使用されるMPEG−1タイプ予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図2B】本発明の一例に従う偶数フィールドのマクロブロックに対して使用される単一フィールド予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図2C】本発明の一例に従う偶数フィールドのマクロブロックに対して使用される二重フィールド予測を示すピクチャ群の構造を図解する。

    【図3】Aは図1に示されるデジタルビデオ符号化システムに入力されるビデオデータスライスの構造を絵図的に示す。 Bは図1に示される本発明の一例に従って遂行される符号化の結果として出力されるビット流スライスの構造を絵図的に示す。

    【図4】図1に示される本発明の一例に従う符号化を助けるピクチャ符号器の内部構造を略ブロック図形式にて示す。

    【図5】図4の符号器に対するモードコントローラを略ブロック図形式にて示す。

    【図6A】図4のピクチャ符号器内で使用されるアナライザの基本アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図6B】図6Aのアナライザに対する基準信号、入力信号、バイパス制御信号、及び出力信号を示すテーブルである。

    【図7】図4の符号器に対する読出し/書込みコントローラを略ブロック図形式にて示す。

    【図8】図4の符号器内のピクチャメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図9】図4の符号器内の圧縮スライスメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図10】図1に示される本発明の一例に従う4x4ブロック(“f−スケール4”)に周波数スケールされた奇数デジタルビデオ信号ビット流の復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図11】図1に示される本発明の一例に従う両方とも8x8ブロック(“f−スケール8”)に周波数スケールされた奇数デジタル信号ビット流を符号するのを助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図12】図1に示される本発明の実施例に従うSIF
    偶数デジタルビデオ信号の復号を助けるピクチャ復号器の内部構造を略ブロック図形式にて示す。

    【図13】図1に示される本発明の一例に従うCCIR
    −601奇数、及びCCIR−601偶数デジタルビデオ信号の復号を助けるピクチャ復号器の内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【図14】本発明の第二の例に従うビデオ信号符号化/
    復号システムを略ブロック図形式にて図解する。

    【図15】Aは図14に示されるデジタルビデオ符号化システムに入力されるビデオデータスライスの構造を絵図表現にて示す。 Bは図14に示される本発明の一例に従って遂行される符号化の結果として出力されるビット流スライスの構造を絵図的に示す。

    【図16】図14の符号器内のピクチャメモリの内部アーキテクチュアを略ブロック図形式にて示す。

    【符号の説明】 100、101 機能ブロック 108 ビデオマルチプレクサ 117 ビデオデマルチプレクサ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593127669 ベル コミュニュケーションズ リサー チ,インコーポレーテッド アメリカ合衆国 07039 ニュージャーシ ィ,リヴィングトン,ウエスト マウント プリーザント アヴェニュー 290 (72)発明者 アタル プリ アメリカ合衆国 10463 ニューヨーク, リヴァーデール,ナンバー1エー,ワルド アヴェニュー 3660 (72)発明者 アンドリア ハフォーン ワン アメリカ合衆国 07960 ニュージャーシ ィ,モリスタウン,ナンバー15−5ビー, ワシントン アヴェニュー 1

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