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System and method for electronic service guide

阅读:920发布:2021-01-03

专利汇可以提供System and method for electronic service guide专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a system for and electronic service guide that can guide services of every kind (television broadcast, home security service, and house appliance control service or the like) in a form similar to that of a TV application EPG.
SOLUTION: UESG servers 1, 2, 3,... are servers that store one or more UESG objects and are objects of the service guide by UESG clients 8, 10,.... The UESG clients 8, 10,... store one or more UESG objects possessed by the UESG servers and are capable of integrating and guiding the UESG objects. The UESG object describes/defines services of each service control system in an integrated description form. By acquiring the UESG objects from each UESG servers, the services of the various service control systems are collectively guided.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是System and method for electronic service guide专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 種別の異なる複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合的にモニタ画面に表示する電子サービスガイドシステムにおいて、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を蓄積するための記憶手段と、 前記蓄積手段に記憶された複数のサービス情報における前記サービスを案内するために統一化した所定の記述形式で記述されているデータに基づき、前記複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスの案内をするための複数種のガイダンスを前記モニタ画面に統合して同一画面に表示するガイダンス表示手段と、前記ガイダンス表示手段におけるモニタ画面上でのユーザの操作により、前記複数種のサービス提供システムによって提供される複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するサービス選択手段とを具備することを特徴とする電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項2】 前記サービスの実行を制御するためのデータは、前記サービス提供システムのサービスを実行するためのプログラムであり、このプログラムに基づいて前記選択されたサービスを実行するサービス処理手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項3】 前記サービスの実行を制御するためのデータは、前記サービス提供システムのサービスを実行するためのプログラムの所在情報であり、この所在情報に基づいて前記プログラムを取得し、この取得したプログラムに基づいて前記選択されたサービスを実行するサービス処理手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項4】 前記複数のサービス情報は1以上のサーバに分散して記憶されており、前記1以上のサーバにアクセスすることにより、前記記憶手段に蓄積すべきサービス情報を前記サーバから収集するサービス情報収集手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項5】 前記各サービス情報には有効期限情報が含まれており、前記サービス情報収集手段は前記各サービス情報の有効期限情報に基づき、更新された最新のサービス情報を再収集する手段を含むことを特徴とする請求項4記載の電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項6】 前記複数種のサービス提供システムは、
    そのシステムが提供するサービスに関連する情報から前記サービス情報に変換生成し保持するサーバを有し、このサーバをアクセスすることにより前記サーバから前記記憶手段に蓄積すべきサービス情報を収集するサービス情報収集手段を更に具備することを特徴とする請求項1
    記載の電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項7】 サービスを提供するとともに、前記サービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式で記述したサービス情報を持つサーバと、前記サービス情報を前記サーバから取得し、その取得したサービス情報に基づいて前記サービスを案内するためのガイダンス画面を表示するクライアントとを含む電子サービスガイドシステムであって、 前記クライアントは、 提供するサービスの種類が互いに異なる複数のサーバのそれぞれからサービス情報を取得する手段と、 前記取得したサービス情報を蓄積するための記憶手段と、 前記蓄積手段に記憶されたサービス情報に基づき、前記サーバが提供するサービスの案内をするためのガイダンスを表示するガイダンス表示手段と、 前記ガイダンス表示手段による表示画面上でのユーザの操作により、ガイダンス表示された複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するサービス選択手段とを具備することを特徴とする電子サービスガイドシステム。
  • 【請求項8】 所定のサービスを提供するサービス提供システムに対応して設けられ、コンピュータネットワークを介して、前記サービス提供システムを利用するクライアントと通信可能なサーバシステムであって、 前記サービス提供システムについて、そのサービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式で記述したサービス情報を記憶するための記憶手段と、 前記クライアントからの要求に応じて、前記サービス情報を前記コンピュータネットワークを介して前記クライアントに提供する手段とを具備することを特徴とするサーバシステム。
  • 【請求項9】 種別の異なる複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合的に行うための電子サービスガイド方法であって、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を取得するステップと、 前記取得した複数のサービス情報に基づき、前記複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを案内するためのガイダンス画面を表示するステップと、 前記ガイダンス表示画面上でのユーザの操作により、前記複数種のサービス提供システムによって提供される複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するステップとを具備することを特徴とする電子サービスガイド方法。
  • 【請求項10】 前記サービス情報には、そのサービス情報に対応する前記サービス提供システムのサービスを実行するためのプログラムが含まれており、 このプログラムに基づいて前記選択されたサービスを実行するサービス処理ステップを具備したことを特徴とする請求項9記載の電子サービスガイド方法。
  • 【請求項11】 前記サービス情報には、前記サービス提供システムのサービスを実行するためのプログラムの所在情報が含まれており、 この所在情報に基づいて前記プログラムを取得するステップと、 この取得したプログラムに基づいて前記選択されたサービスを実行するサービス処理ステップとを具備したことを特徴とする請求項9記載の電子サービスガイド方法。
  • 【請求項12】 種別の異なる複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合的に行うための電子サービスガイド用のコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記コンピュータプログラムは、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を取得するステップと、 前記取得した複数のサービス情報に基づき、前記複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを案内するためのガイダンス画面を表示するステップと、 前記ガイダンス表示画面上でのユーザの操作により、前記複数種のサービス提供システムによって提供される複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するステップとを具備すること特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は電子サービスガイドのためのシステムおよび方法に関し、特に種別の異なる複数種のサービスを統合的に案内できるように改良されたシステムおよび方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、ユーザに対して情報を提示して操作を促す機構として、CS放送やCATV等の放送事業者がEPG(電子番組ガイド:Electroni
    c Program Guide)と呼ばれるナビゲーションシステム(EPGシステム)を実現している。 このEPGシステムの一例が特開平11−313291号公報に開示されている。 ユーザは、EPGシステムにより提供される番組案内情報により、新聞のテレビ番組欄、テレビガイド情報誌等の外部情報に頼らずに、テレビ番組(コンテンツ)の選択を行うことが可能となる。

    【0003】ところで、近年、高度な機能を実装するコントローラやマイクロコンピュータが搭載された家庭内機器が普及してきたことにより、家庭内情報システムの構築が求められるようになった。 家庭内情報機器とは、
    従来の家電機器(冷蔵庫、電子レンジ、ステレオ、ビデオ、テレビなど)、ホームセキュリティ機器(ガス漏れ検出器、窓センサなど)、パーソナルコンピュータ等である。 特開平11−168471号公報には、無線通信機能を持つ端末でエアコンなどの各種機器を制御するシステムが開示されている。

    【0004】家庭内情報システムの構築に際しては、テレビ、ビデオ、またそれらのリモコン等のように、ユーザにとって親しみのある機器を用いて家庭内電子機器の操作を行えるようにすることが重要である。 このため、
    EPGシステムのようなナビゲーションシステムは家庭内情報システムに好適なユーザインターフェースの1つであると考えられる。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のEPG
    システムは、CS放送、CATV等の放送システム毎に、互いに異なる形式の案内情報を番組データに多重化して放送し、それを各放送システム専用の受信機にて受信して表示するという仕組みであるため、複数の放送システムの案内情報を統括して案内を行うことは極めて難しい。 また、従来のEPGシステムはテレビ上の放送番組案内システムとして独立したものとなっており、放送番組以外の案内技術としての応用については考慮されていない。

    【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、種別の異なる複数種のサービスをTV等のモニタ画面上で統合的に案内できるようにし、さらにそのサービスの制御をも行うことが可能な電子サービスガイドのためのシステムおよび方法を提供することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するため、本発明は、種別の異なる複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合的にモニタ画面に表示する電子サービスガイドシステムにおいて、前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、そのサービスを案内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を蓄積するための記憶手段と、前記蓄積手段に記憶された複数のサービス情報における前記サービスを案内するために統一化した所定の記述形式で記述されているデータに基づき、前記複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスの案内をするための複数種のガイダンスを前記モニタ画面に統合して同一画面に表示するガイダンス表示手段と、前記ガイダンス表示手段におけるモニタ画面上でのユーザの操作により、前記複数種のサービス提供システムによって提供される複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するサービス選択手段とを具備することを特徴とする。

    【0008】この電子サービスガイドシステムにおいては、複数種のサービス提供システムそれぞれのサービス案内に必要なデータは、サービス情報として、統一化された所定の記述形式で記述されており、これら統一形式の複数のサービス情報を用いることにより、複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスをガイダンス画面上で統合的に案内することが可能となる。 例えば、前記複数種のサービス提供システムとして、TV放送に関するサービス提供システムと、有線または無線により操作可能な家電機器の制御に関するサービス提供システム(セキュリティーサービスも家電機器制御の1つとして含まれる)とが含まれている場合には、それらのサービス案内をガイダンス画面上で統合的に行うことができる。 もちろん、メディアの異なる複数種のTV放送に関するサービス提供システムが含まれている場合には、ガイダンス画面上でそれらメディアの異なる複数種のTV
    放送に関するサービス案内を行うこともできる。

    【0009】また、前記ガイダンス画面上で行われるユーザの操作に従い、前記複数種のサービス提供システムによって提供されるサービス群の中の少なくとも1つのサービスに関する制御を行うサービス制御手段をさらに具備する事により、ユーザは、ガイダンス画面上の統一的な操作でサービス制御を行うことが可能となる。 この場合、各サービス情報には、対応するサービス提供システムのサービスを実行するためのプログラムまたはそのプログラムの所在情報を埋め込んでおくことが好ましい。 これにより、サービス処理手段は、サービス情報に含まれるプログラムまたは前記所在情報で指定される場所から取得したプログラムを実行することにより、前記各サービス提供システムのサービスを制御することが可能となる。

    【0010】また、複数のサービス情報が1以上のサーバに分散して記憶されている場合に、前記複数のサービス情報を、それを記憶した1以上のサーバから収集するサービス情報収集手段を設けることが望ましい。 これにより、予め複数のサービス情報を記憶手段に蓄積しておかずとも、必要なサービス情報を適宜サーバから取得して利用することが可能となる。 この場合、特にサービス情報に有効期限情報を付加しておくことにより、最新のサービス情報をサーバから自動的に再取得することが可能となる。

    【0011】また、本発明は、サービスを提供するサーバと、前記サーバが提供するサービスに関するサービス案内のためのデータとその振る舞いを定義したサービス情報を前記サーバから取得し、その取得したサービス情報に基づいて前記サービスを利用するためのガイダンス画面を表示するクライアントとを有するクライアント/
    サーバモデルの電子サービスガイドシステムであって、
    前記クライアントは、サービスの種類の異なる複数のサーバそれぞれからサービス情報を取得する手段と、前記取得したサービス情報に基づいて、前記複数のサーバそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合的に行う手段とを具備することを特徴とする。

    【0012】このように、複数のサービスを統合案内するための電子サービスガイドシステムをクライアント/
    サーバモデルで構築することにより、サーバに記憶されたサービス情報を多数のクライアントで共有することが可能となる。 また、サーバの所在情報をクライアントに知らせるだけで、サービス情報をクライアントに提供できるので、新たなサービスが開始された場合でもそれに対応するサービス情報を容易にクライアントに提供することが可能となる。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る統合電子サービスガイドシステムについて説明する。 この統合電子サービスガイドシステムは、
    テレビ番組案内だけでなく、それ以外のあらゆる種類のサービスを統合的にガイドするためのシステムであり、
    以下、UESGシステム(UESG:Universal Electr
    onic Service Guide)と称することにする。 ここで、サービスとは、テレビ放送のような番組選択から家庭内の家電製品の制御まで、ガイダンスにより操作、決定される対象をさす。 すなわち、テレビ放送、電子商取引(E
    C)サービス、ゲームサービス、ホームセキュリティサービス、家電制御サービスなどのあらゆるサービスが、
    本UESGシステムのガイド対象となる。 本UESGシステムの基本的な特徴は、以下の通りである。

    【0014】(1)従来のEPGシステムにおける番組案内情報の代わりに、統合電子サービスガイド・オブジェクトを利用する。 これは、サービスの種類が異なる複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスの案内に必要な情報を統一形式で記述したサービス情報であり、サービス案内およびその操作(サービス制御)に必要なデータとその振る舞いを定義している。 以下、統合電子サービスガイド・オブジェクトをUESGオブジェクトと称する。

    【0015】(2)本UESGシステムは、UESGサーバとUESGクライアントとからなるクライアント/
    サーバモデルによって構築されている。 UESGサーバは、UESGオブジェクトを一つ以上蓄積しているサーバであり、UESGクライアントによるサービスガイドの対象となる。 UESGクライアントは、UESGサーバの持っているUESGオブジェクトを1つ以上蓄積し、それらUESGオブジェクトを統合して、ガイダンスする能を持つ。 例えばパーソナルコンピュータやT
    V等のような表示能力を持つ機器が、UESGクライアントとなる。

    【0016】(3)UESGクライアントは、家庭内のUESGサーバからは家庭内ネットワークを介してUE
    SGオブジェクトを取得することができ、また家庭外のUESGサーバからはインターネットなどの家庭外ネットワークを介してUESGオブジェクトを取得することができる。

    【0017】(4)UESGクライアントは、個々のU
    ESGサーバの保持するUESGオブジェクトを取得後、それを利用して、UESGサーバの持つサービスのガイダンスと制御をすることができる。

    【0018】(5)UESGクライアントはUESGサーバ機能を兼ね備えるものと、そうでないものに分類される。 UESGサーバ機能を持つものは、そのUESG
    クライアントが集めたUESGオブジェクトを、他のU
    ESGクライアントへ提供することができる。 また、U
    ESGサーバには、UESGオブジェクトの提供のみを行うものと、UESGオブジェクトの提供機能と実際のサービス提供機能とを兼ね備えたものとがある。

    【0019】(サービス情報の体系化)次に、図1を参照して、UESGオブジェクトによるサービス情報の定義について説明する。 UESGオブジェクトは、サービスに依存しない統一的表現を必要とするため、サービス情報を体系化する必要がある。 そのため、サービス情報の構造を以下のようにする。

    【0020】1. 一つ以上のサービス提供事業者が集まったサービス提供システムを示すリスト 2. サービス提供システム毎に、その中でのサービス提供事業者と、それが持つサービスタイプを示すリスト 3. サービス提供システム毎に、その中での実際の個々のサービスを示すリスト 4. 個々のサービスの中の時系列イベントを示すリスト この4点を模式化して示したものが図1である。 図1においては、サービス提供システム(1)には1〜4の4
    つのサービス提供事業者が含まれている。 サービス提供事業者(1)が提供可能なサービス種別(サービスタイプ)はタイプAであり、現在はタイプAの4つのサービスを提供している。 サービス(1)には、それを構成する1〜8の8つの時系列イベントが含まれている。 同様に、サービス提供事業者2が提供可能なサービス種別(サービスタイプ)はタイプBとタイプCであり、現在はタイプBの2つのサービスとタイプCの1つのサービスを提供している。 なお、図においては、サービス提供事業者(1)以外のイベントリストについては省略している。

    【0021】同様にして、各サービス提供システム内で、各サービス提供事業者毎にサービスを定義することができる。

    【0022】このように、サービス提供システム、提供事業者、サービス、イベントという体系化された構造でサービス定義を記述したものが上述のUESGオブジェクトである。 このUESGオブジェクトによるサービス定義を用いることにより、あらゆる種類のサービスを統一的にガイダンスすることが可能となる。

    【0023】サービス提供システムの分類としては、具体的には、BSデジタル放送システム、CSデジタル放送システム、地上波放送システム、インターネット放送システム、家電制御サービス提供システム(冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、ステレオ、ビデオ、テレビなど制御サービス)、ECサービス提供システム、ゲームサービス提供システム(ゲームソフトのダウンロードサービス、通信による対戦ゲームサービス)、ホームセキュリティサービス提供システム(ガス漏れ検出、鍵の開閉、
    玄関監視等のサービス)等が挙げられる。

    【0024】サービス提供事業者のリストには、例えばBSデジタル放送システムというサービス提供システムの場合には、各BSデジタル放送事業者が含まれることになる。 サービスタイプとは、BSデジタル放送システムの場合、デジタルテレビサービス、デジタル音声サービス、臨時映像サービス、データサービス等となる。 また、サービスタイプは、サービス提供システム毎に共通の名前を利用し、さらにサービス提供システム毎にその名前を規定することができる。

    【0025】サービスは、例えばBSデジタル放送システムでは、視聴者が見るチャンネル(サービス)の情報と等価と考えられる。 時系列イベントは、例えばBSデジタル放送システムでは、あるチャンネルのイベント(番組)のタイムテーブルとそのイベント情報に相当する。 サービスそれ自体が、1つのイベントとなることも考えられる。 また、イベント情報には、そのサービスを呼び出すためのURL情報などのサービス所在情報も含むことができる。

    【0026】(UESGオブジェクト)UESGオブジェクトにおいては、情報をXMLで定義し、オブジェクトの動作をJavaで定義することにより、サービス情報が記述される。 ここで、UESGオブジェクトとしてのXML文書について説明する。

    【0027】XMLは、自由にタグを拡張できるマークアップ言語であり、DTD(Document Type Definitio
    n)によって、その文書の文法を定めることができる。
    ここでは、UESGオブジェクトとしてのXML文書を定義するために、UESG DTDを定義し、その規定に沿ったXML文書をUESG XML文書(=UES
    Gオブジェクト)とする。 UESGオブジェクトの概要を図2に示した。

    【0028】UESGオブジェクトは、Netlist
    エレメント、BITエレメント、SDTエレメント、E
    ITエレメントを含む。 本DTDでは、Netlist
    エレメントがサービス提供システムリスト、BITエレメントがサービス提供事業者及びそのサービスタイプのリスト、SDTエレメントがサービスリスト、EITエレメントがイベントリストに対応している。 すなわち、
    各エレメントの内容は次の通りである。

    【0029】・Netlistエレメント: 1つのN
    etlistエレメントはサービス提供システムのリストを持つ。 また、各サービス提供システム毎にSDTエレメントとBITエレメントの参照先の情報を持つ。

    【0030】・BITエレメント: 1つのBITエレメントは、1つのサービス提供システムが持つサービス提供事業者のリスト情報を持つ。 また、サービス提供事業者毎に、そのサービス提供事業者が持つサービスタイプのリスト情報、及びそのタイプ毎の事業者情報を持つ。

    【0031】・SDTエレメント: 1つのSDTエレメントは、サービス提供システムの提供するサービスのリスト情報を持つ。 各サービスは、その構成やサービスに関する情報を持つ。 また、各サービスはBITエレメント内の各サービス提供事業者とリンクされており、相互に参照される。

    【0032】・サービスは、必要に応じ、時系列にイベントとして分類することができる。 単位時間当たりのイベント情報はEITエレメント内に収められ、SDTエレメントから参照される。 単位時間を3時間としたとき、1つのサービスは1日(24時間)に対して、8つのEITエレメントを持つ。 EITエレメントは、単位時間当たりのイベント情報を持つ。

    【0033】各サービス、イベントの情報として代表的なものは、以下のものが考えられる。 ・サービス名 ・有効期限 ・バージョン情報 ・サービスタイプ ・サービス所在情報(URL) ・サービス構成情報 ・イベント名 ・イベント開始時間 ・イベント持続時間 ・ジャンル情報 ・言語情報(日本語、英語など) (ガイダンス画面)次に、図3を参照して、本UESG
    システムによって提供されるガイダンス画面の一例について説明する。 ガイダンス画面は、複数種のサービス提供システムそれぞれのサービスを案内するためのものであり、UESGクライアントによってTV、またはパーソナルコンピュータ等の情報端末のモニタに表示される。

    【0034】図3のガイダンス画面は、TVの番組案内を行う従来のEPGシステムと同様、使用者によるリモコン操作などによって操作可能なものである。 このガイダンス画面上には図示のように「サービス提供システム切り替えボタン」が配されており、ボタン操作により、
    ガイダンス対象のサービスシステムを切り替えることができる。 例えば、「サービス提供システム切り替えボタン」により「BSデジタル放送」を選択した場合にはB
    Sデジタル放送のサービス案内が表示され、同様に、
    「地上波アナログ放送」を選択した場合には地上波アナログ放送のサービス案内が表示され、「家電制御」を選択した場合には家電制御に関するサービス案内が表示される。 また、表示されたサービス一覧からサービスを選択することにより、そのサービスを呼び出して実行することができる。 例えば、TV放送の場合にはチューナを制御することによって番組選択や音量調整を行うことができ、また家電制御の場合には例えばエアコンの温度調整などのサービスを実行することができる。

    【0035】(クライアント/サーバ)次に、図4を参照して、USEGクライアントとUSEGサーバの実装例について説明する。

    【0036】USEGクライアントとUSEGサーバ間の通信には、基本的にはHTTPプロトコルを使用する。 USEGクライアント側には、上位層として例えばWEBブラウザなどを含むUESGナビゲーションアプリケーションが実装され、またUSEGサーバ側には、
    例えばWEBサーバなどのUESGサーバアプリケーションが実装される。 UESGナビゲーションアプリケーションは、UESGオブジェクトの取得機能や、ユーザに対してガイダンスを提供する機能を有する。 UESG
    サーバアプリケーションは、UESGナビゲーションアプリケーションから要求されたUESGオブジェクトを、UESGデータベースの中から読み出してUSEG
    クライアントに送信する。 また、家庭内のUESGサーバに搭載されるUESGサーバアプリケーションには、
    USEGクライアント側からの要求に応じて機器制御を行う機能も搭載される。

    【0037】UESGオブジェクトの伝送はインターネットプロトコルにより実現するため、下位層はローカルネットワークシステム(IEEE802.3、電灯線使用LAN、電話線使用LAN)、無線ネットワーク(I
    EEE802.11、BlueTooth、etc)、
    赤外線通信(IEEE802.11、IrDA、et
    c)等で実現される。 また、携帯電話等からの電話回線網や携帯電話網、無線アクセス網を経由して通信することもできる。

    【0038】(UESGオブジェクトの取得方法)次に、図5のフローチャートを参照して、USEGクライアントがインターネットを介してUSEGサーバからU
    ESGオブジェクトを取得する場合の例について説明する。

    【0039】最初は、USEGクライアントに対して、
    UESGオブジェクトを有するUSEGサーバの所在(Netlistの所在を示すURL)を何らかの方法によって知らせることが必要となる。 これは、例えば、
    新聞、雑誌、インターネット、その他のメディアを通じてURLをユーザに知らせることなどによって実現できる。 あるいは予め決められた所定の所在情報をNetl
    istの所在を示すデフォルトのURLとしてUSEG
    クライアント内に事前に埋め込んでおくようにしても良い。

    【0040】USEGクライアントは、Netlist
    のURLを取得すると(ステップS101)、USEG
    サーバにアクセスしてNetlistを取得する。 次いで、USEGクライアントは、取得したNetlist
    の内容からBITエレメント、SDTエレメントのUR
    Lを取得する事により(ステップS102)、BITエレメント、SDTエレメントの取得を行う。 SDTエレメントを取得すると、USEGクライアントは、そのS
    DTエレメント内のサービスの所在情報により、実サービスにアクセスしてサービスの利用を開始することができる(ステップS103,S104)。 なお、サービスの利用についての具体的な手順については、図11で後述することにする。

    【0041】(USEGシステムの構成)次に、図6を参照して、本UESGシステムの具体的な構成について説明する。

    【0042】インターネット上には、CSデジタル放送用のUESGサーバ(CS衛生放送番組情報蓄積装置)
    1、地上波放送用のUESGサーバ(地上波放送番組情報蓄積装置)2、BSデジタル放送用のUESGサーバ(BSデジタル放送番組情報蓄積装置)3、インターネット放送用のUESGサーバ(インターネット放送番組情報蓄積装置)4,5が接続されている。

    【0043】CSデジタル放送用のUESGサーバ1はCSデジタル放送サービスシステムに対応するUESG
    サーバであり、CSデジタル放送サービスシステム用のUESGオブジェクトを記憶している。 CSデジタル放送番組自体は、CSデジタル放送の各事業者の設備から放送される。 CSデジタル放送用のUESGサーバ1の機能を図7を用いて説明する。

    【0044】デジタルCS放送では、現在EPG情報(番組案内情報)を、映像などのコンテンツ(番組データ)と共にMPEG−TSストリームに多重化して送信している。 多重化された番組案内情報はCSデジタル放送用番組情報抽出部111によりMPEG−TSストリームから抽出され、UESGオブジェクト変換部112
    に送られる。 UESGオブジェクト変換部112では、
    抽出された番組案内情報からUESGオブジェクトを生成するための変換処理が行われる。 変換処理では、UE
    SGオブジェクトの記述形式に従い、番組案内情報の内容がUESGオブジェクトの各エレメントに変換される。 もちろん、必要な情報の一部が欠けている場合には、人手による編集作業を必要とする場合もある。 このようにして生成されたUESGオブジェクトは蓄積ファイリング部113により、XML文書ファイル114として保存される。 また、CSデジタル放送用のUESG
    サーバ1はhttpサーバ115の機能を持ち、UES
    Gクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインターネットを通じてU
    ESGクライアントに提供することができる。

    【0045】地上波放送用のUESGサーバ2は地上波放送サービスシステム用のUESGサーバであり、地上波放送サービスシステム用のUESGオブジェクトを記憶している。 地上波放送番組自体は、地上波放送の各事業者の設備から放送される。 地上波放送用のUESGサーバ2の機能を図8を用いて説明する。

    【0046】現在、地上波放送用の番組案内情報としてはADAMS等があるが、これを本システムで共通に利用するUESGオブジェクトへ変換し、XML文書として保存する方法と、新規にUESGオブジェクトを地上波放送用に作るものとが考えられる。

    【0047】新規にUESGオブジェクトを作成する場合には地上波放送用番組情報作成/抽出部121にて人手による入力作業等が行われ、これによって作成されたUESGオブジェクトが蓄積ファイリング部123により、XML文書ファイル124として保存される。 また、既存の番組案内情報からの変換を行う場合には、放送番組データ等からの番組案内情報の抽出が地上波放送用番組情報作成/抽出部121にて行われ、それがUE
    SGオブジェクト変換部122に送られる。 UESGオブジェクト変換部122では、抽出された番組案内情報からUESGオブジェクトを生成するための変換処理が行われる。 変換処理では、UESGオブジェクトの記述形式に従い、番組案内情報の内容がUESGオブジェクトの各エレメントに変換される。 もちろん、必要な情報の一部が欠けている場合には、人手による編集作業を必要とする場合もある。 このようにして生成されたUES
    Gオブジェクトは蓄積ファイリング部123により、X
    ML文書ファイル124として保存される。 また地上波放送用のUESGサーバ2は、httpサーバ125の機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、
    自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインターネットを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0048】BSデジタル放送用のUESGサーバ3はBSデジタル放送サービスシステムに対応するUESG
    サーバであり、BSデジタル放送サービスシステム用のUESGオブジェクトを記憶している。 BSデジタル放送番組自体は、BSデジタル放送の各事業者の設備から放送される。 BSデジタル放送用のUESGサーバ3の機能を図9を用いて説明する。

    【0049】デジタルBS放送では、EPG情報を、映像などのコンテンツ(番組データ)と共にMPEG−T
    Sストリームに多重化して送信する。 多重化された番組案内情報はBSデジタル放送用番組情報抽出部131によりMPEG−TSストリームから抽出され、UESG
    オブジェクト変換部132に送られる。 UESGオブジェクト変換部132では、抽出された番組案内情報からUESGオブジェクトを生成するための変換処理が行われる。 変換処理では、UESGオブジェクトの記述形式に従い、番組案内情報の内容がUESGオブジェクトの各エレメントに変換される。 もちろん、必要な情報の一部が欠けている場合には、人手による編集作業を必要とする場合もある。 このようにして生成されたUESGオブジェクトは蓄積ファイリング部133により、XML
    文書ファイル134として保存される。 また、BSデジタル放送用のUESGサーバ3はhttpサーバ135
    の機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインターネットを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0050】インターネット放送用のUESGサーバ4,5は、それぞれインターネット放送サービスシステムに対応するUESGサーバであり、様々なインターネット放送の番組案内を行うためにその番組案内情報をU
    ESGオブジェクトとして記憶及び管理している。 インターネットでは、個人の放送システムをはじめ、小集団の放送システム、大規模な放送システム等、様々なものが考えられるが、どのような単位のサービス提供システム集団であろうとも(たとえ、それが1つの放送サービスしか持たないとしても)、UESGオブジェクトを用いれば、UESGサーバの所在URLを視聴者に通知さえすれば、視聴者は、そのサービスのガイダンスを受けることができる。 通知の方法は、インターネット放送サービスシステム用の案内サーバをインターネット上に置いても良いし、広告やその他のメディアで知らせることも考えられる。 UESGオブジェクトは、各インターネット放送サービスシステム毎に作成される。 インターネット放送用のUESGサーバ4,5はhttpサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインターネットを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0051】なおインターネット放送サービスの機能そのものをインターネット放送用のUESGサーバ4,5
    が持つようにしても良い。 またインターネット放送用のUESGサーバ4,5は、各サービスプロバイダ毎に用意したり、あるいは個人のWEBサイトに用意することも可能である。 いずれの場合も、URLで指定される場所にUESGオブジェクトの提供機能を配置することによって、UESGクライアントは、UESGオブジェクトを取得することができる。 また、インターネット放送については、その放送番組やそのガイダンス自体にインタラクティブ機能などの様々なサービスを付加することができる。 この場合、そのサービス制御の実行に必要なJAVA(登録商標)プログラムがインターネット放送用のUESGサーバ4,5に、あるいはインターネット上の他のサービス供給用サーバに用意されることになる。 JAVAプログラムは、UESGクライアントからの要求により、インターネットを通じてUESGクライアントに提供される。

    【0052】図6において、6はCATV放送送出装置である。 CATV放送送出装置6はケーブルを利用して、番組案内情報が多重化された放送コンテンツを各家庭に送信する。

    【0053】また図6においては、家庭内情報システムを構成するために、CATV放送用UESGサーバ(C
    ATV放送受信BOX)7、PC UESGクライアント8、Home SecurityシステムUESGサーバ9、TV放送受信装置UESGクライアント10、
    ビデオUESGサーバ11、エアコンUESGサーバ1
    2、バスルーム監視UESGサーバ13、およびユニバーサルリモコンUESGクライアント14が家庭内ネットワークを介して接続されている。 家庭内ネットワークとしては、有線系(10BASETなどのイーサネット(登録商標)、電灯線使用LAN、電話線使用LA
    N)、無線系(IEEE802.11、BlueToo
    th、etc)、赤外線通信系(IEEE802.1
    1. IrDA、etc)などを利用することができる。

    【0054】CATV放送用UESGサーバ7はCAT
    V放送サービスシステム用のUESGサーバであり、C
    ATV放送サービスシステム用のUESGオブジェクトを記憶している。 このCATV放送用UESGサーバ7
    は、CATV放送送出装置6からのCATV放送を受信および再生するCATV放送受信BOXに内蔵されている。 CATV放送用UESGサーバ7はCATV放送受信BOXで受信したCATV放送番組から番組案内情報を抽出し、それをUESGオブジェクトに変換して保持する。 また、CATV放送用UESGサーバ7はhtt
    pサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクト、およびCATV放送番組のチャネル選択や音量制御等のCATV放送受信BOXのサービス制御に必要なJ
    AVAプログラムを、家庭内ネットワークを通じてUE
    SGクライアントに提供することができる。

    【0055】PC UESGクライアント8は、パーソナルコンピュータ(PC)上に実装されたUESGクライアントであり、家庭内ネットワークおよびインターネットの双方に接続されている。 このPC UESGクライアント8のソフトウェア構成を図10に示す。 図10
    に示されているように、UESGクライアントソフトウェアは、ナビゲーションアプリケーション201、XM
    Lエンジン202、httpクライアント203、ファイルシステム(File System)204、およびJAVAランタイム環境205から構成されている。

    【0056】ナビゲーションアプリケーション201は視聴者に対してサービス案内を実施するための機能を持つ。 ナビゲーションアプリケーション201には、サービスガイド機能部211、UESGオブジェクト蓄積機能部212、サービス制御機能部213が設けられている。

    【0057】サービスガイド機能部211は、XMLエンジン202と連動して動作し、UESGサーバそれぞれから取得した複数のUESGオブジェクトに基づき異なる複数のサービスを統合的にガイダンスする。 ガイダンス画面はPCのモニタ上に表示される。

    【0058】サービス制御機能部213は、UESGオブジェクトに含まれているサービス情報をもとに、あるUESGサーバや家電機器のサービスを遠隔制御する機能を提供する。 サービス制御は、JAVAランタイム環境205を用いて実行される。 すなわち、UESGオブジェクト内のURLで指定されるUESGサーバなどの相手先からjavaプログラムをダウンロードし、それをJAVAランタイム環境205に実行させることにより、サービス制御の手続きが行われる。

    【0059】UESGオブジェクト蓄積機能部212
    は、httpクライアント203を通じて、インターネット上のUESGサーバや、家庭内のUESGサーバから自分の欲するUESGオブジェクトをhttpプロトコルにより取得し、それをファイルシステム(File
    System)204を介して自身の持つ記憶領域(HDDなど)へ保存・蓄積する。

    【0060】また、PC UESGクライアント8には、他の家庭内UESGクライアントのインターネットへの窓口を果たす機能(ルータ機能)も設けられている。 これにより、インターネット上のUESGサーバから取得したUESGオブジェクトを、家庭内の他のUE
    SGクライアントに提供することができる。

    【0061】Home SecurityシステムUE
    SGサーバ9はHome Securityシステム装置用のUESGサーバであり、そのHome Secu
    rityシステム装置内に実装されている。 Home
    Securityシステム装置は家の防犯等を監視するシステムであり、どの窓の鍵が開いているかや、不審者の侵入などを監視するサービスを提供する。 このサービス情報はUESGオブジェクトとして記述されており、
    Home SecurityシステムUESGサーバ9
    に記憶されている。 また、Home Security
    システムUESGサーバ9はhttpサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトおよびHome
    Securityシステム装置の制御に必要なJAVA
    プログラムを家庭内ネットワークを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0062】TV放送受信装置UESGクライアント1
    0はTV放送受信装置に内蔵されたUESGクライアントである。 TV放送受信装置UESGクライアント10
    は、PC UESGクライアント8と同様の機能を持ち、TVにガイダンス画面を表示してガイダンスを行う。 また、TV放送受信装置UESGクライアント10
    には、そのガイダンス機能を操作するためのユーザインタフェースとしては、従来のEPGと同様のリモコンによるユーザインタフェースが設けられており、リモコン操作でガイダンス対象のサービス提供システムを切り替えたり、サービスの選択、操作などを行うことができる。 なお、TV放送受信装置には、CS衛星放送の受信装置やBS衛星放送の受信装置を内蔵しても良い。 この場合、TV放送受信装置に表示されるガイダンス画面上で、CS衛星放送やBS衛星放送の番組案内のみならず、それらCS衛星放送やBS衛星放送のチャネル選択等の制御も可能となる。

    【0063】ビデオUESGサーバ11はビデオ装置制御用のUESGサーバであり、ビデオ装置が提供するビデオ制御サービス(ビデオ装置の操作、録画予約などの状態監視等)に対応するUESGオブジェクトを記憶している。 このビデオUESGサーバ11はビデオ装置内に実装されている。 また、ビデオUESGサーバ11h
    ttpサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトおよびビデオ装置の制御に必要なJAVAプログラムを家庭内ネットワークを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0064】エアコンUESGサーバ12はエアコン制御用のUESGサーバであり、エアコン装置内に実装されている。 エアコンUESGサーバ12はエアコン装置が提供する空調制御の操作、状態監視等のサービスに関するUESGオブジェクトを持つ。 また、エアコンUE
    SGサーバ12はhttpサーバ機能を持ち、UESG
    クライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトおよびエアコン装置の制御に必要なJAVAプログラムを家庭内ネットワークを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0065】バスルーム監視UESGサーバ13はバスルーム監視制御装置用のUESGサーバであり、バスルーム監視制御装置内に実装されている。 バスルーム監視UESGサーバ13はバスルーム監視制御装置が提供するバスルームにおける風呂焚き等の操作、風呂の温度や湯の量等の状態監視のサービスに関するUESGオブジェクトを記憶している。 また、バスルーム監視UESG
    サーバ13は、httpサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトおよびバスルーム監視制御装置の制御に必要なJAVAプログラムを家庭内ネットワークを通じてUESGクライアントに提供することができる。

    【0066】ユニバーサルリモコンUESGクライアント14は、モニタを搭載した携帯型リモコン装置に内蔵されたUESGクライアントであり、bluetoot
    h等の無線、あるいは赤外線通信を用いることにより、
    各USEGサーバからUESGオブジェクトを取得および蓄積し、それらUESGオブジェクトに基づいてガイダンスを行う。 また、ユニバーサルリモコンUESGクライアント14はJAVAランタイム環境を持ち、UE
    SGサーバなどからJAVAプログラムをダウンロードすることにより、各家電機器等のサービス制御を行うことができる。

    【0067】また、図6において、15は携帯電話UE
    SGクライアントであり、ユニバーサルリモコンUES
    Gクライアント14と同様に、各USEGサーバからU
    ESGオブジェクトを取得および蓄積し、それらUES
    Gオブジェクトに基づいてガイダンスを行う。 この携帯電話UESGクライアント15は携帯電話機に内蔵されており、電話網等を通じてインターネット上のUSEG
    サーバに接続することにより、UESGオブジェクトの取得および蓄積を行うことができる。 また、家庭内のP
    C UESGクライアント8に接続することにより、そこに蓄積されている各USEGサーバのUESGオブジェクトをまとめて取得したり、あるいは家庭内の各US
    EGサーバから個々にUESGオブジェクトを取得することもできる。 さらに、携帯電話UESGクライアント15はJAVAランタイム環境を持ち、UESGサーバなどからJAVAプログラムをダウンロードすることにより、各家電機器等のサービス制御を行うことができる。

    【0068】(USEGクライアントの処理)次に、図11および図12を参照して、USEGクライアントによってサービス制御処理が行われるまでの一連の手順について説明する。

    【0069】前述したように、ガイダンスに利用するU
    SEGオブジェクトはXMLファイルとして各UESG
    サーバに保存されている。 XMLファイルは、Netl
    istファイル、SDTファイル、BITファイル、E
    ITファイルとして保存され、これらはUESGオブジェクト内の各エレメント間の相関と同様に、参照することができる。 まとめると、USEGシステム内でのサービス体系と、UESGオブジェクトと、そのXML形式の関係は以下のようになる。

    【0070】・サービス提供システム →USEGオブジェクトのNetlistエレメント→
    Netlistファイル(XML形式) ・サービス提供事業者 →USEGオブジェクトのBITエレメント→BITファイル(XML形式) ・サービス →USEGオブジェクトのSDTエレメント→SDTファイル(XML形式) ・イベント →USEGオブジェクトのEITエレメント→EITファイル(XML形式) よって、UESGクライアントは、例えば目的とするサービスの制御にJAVAプログラム(JAVAアプレット)が必要な場合、以下の手順を踏むことによりサービス制御を行うことができる。

    【0071】まず、Netlistファイルの所在を示すURL情報の取得処理が行われる(ステップS20
    1)。 そして、取得したNetlistファイルから、
    それによって参照されるSDTファイルおよびBITファイルの取得処理が行われる(ステップS202)。 この後、取得したSDTファイルより、サービスに関する情報(そのサービスの所在情報URLを含む)が認識される(ステップS203)。 これにより、ガイダンス画面の表示が可能となる。 また、サービスがイベント化されている場合には、SDTファイルから参照されるEI
    Tファイルの取得が行われ、そしてそのEITファイルより、イベント情報(イベント所在情報URLを含む)
    が認識された後にガイダンス画面の表示が行われることになる(ステップS204)。

    【0072】ユーザによるガイダンス画面上の操作によってサービス制御の実行が要求された場合には、サービス所在情報URLで指定される相手先(UESGサーバ、またはJAVAアプレットを持つサービス提供サーバ)からJAVAアプレットをダウンロードする処理が行われる(ステップS205)。 この後、そのJAVA
    アプレットをJAVAランタイム環境を用いて起動することにより、サービス制御が開始される(ステップS2
    06)。 そして、必要に応じてサービス提供サーバと通信することにより、実サービスが行われることになる(ステップS207)。

    【0073】図12には、以上の手順の様子が模式的に示されている。 0. UESGクライアントはUSEGオブジェクトの所在情報を取得する。 例えばインターネット上のUSE
    Gサーバについては、前述したように新聞、インターネット等のメディアを通じてURLを通知することなどによって実現され、また家庭内のUSEGサーバについては予めそのURLをUESGクライアントに設定登録しておくことなどによって実現される。

    【0074】1. そして、UESGクライアントは、
    URLを用いてUSEGサーバにアクセスし、USEG
    オブジェクトをUSEGサーバからダウンロードする。
    ダウンロードされたUSEGオブジェクトはUESGクライアント内の記憶装置に蓄積される。 そして、UES
    Gクライアントは、蓄積された複数のUSEGオブジェクトそれぞれによって指定されるサービス定義に基づき、ガイダンスを開始する。

    【0075】2,3 ユーザによりサービスが要求されると、UESGクライアントは、JAVAアプレットをサービス提供サーバ等からダウンロードし、それを実行する。 これにより、UESGクライアントでは、実サービス制御に必要な操作画面表示や家電機器の現在の状態などの表示が行われたり、またUESGサーバやサービス提供サーバあるいは家電機器の制御等が開始される。

    【0076】4. この後、前述したように、必要に応じてサービス提供サーバ等との通信が行われ、実サービスが行われることになる。

    【0077】(UESGシステムの動作)以下、基本的ないくつかの状態を想定して、UESGシステムの動作を説明する。

    【0078】(1)UESGクライアントによるサービスガイド UESGクライアントが、地上波放送用UESGオブジェクト、BSデジタル放送用UESGオブジェクト、バスルーム監視UESGオブジェクト、エアコン用UES
    Gオブジェクト、ビデオ用UESGオブジェクト、Ho
    me Securutyシステム用UESGオブジェクトを取得した場合のガイダンスの例を示す。

    【0079】まず、各UESGオブジェクトが、各UE
    SGサーバから取得される。 各UESGオブジェクトは、サービス提供システム群のリスト、サービス提供事業者リスト、サービスリストの情報を含み、各サービスは、イベントに時分割され、イベント毎にその情報が記述されている。 UESGクライアントは、各情報を統一的にガイダンスする。 この場合、ガイダンス対象のサービスは例えば以下のように分類・整理される。

    【0080】 地上波 1CH XXX放送 ニュースチャンネル 地上波 2CH YYY放送 ドラマチャンネル 地上波 3CH ZZZ放送 スポーツチャンネル ・ ・ BSデジタル 1CH AAA放送 映画チャンネル BSデジタル 2CH BBB放送 エンターテイメントチャンネル ・ ・ バスルーム 1CH bath バスルーム監視チャンネル エアコン 1CH ECO1 エアコン状態監視チャンネル エアコン 2CH ECO2 エアコン操作チャンネル ビデオ 1CH A/V1 ビデオ状態監視チャンネル ビデオ 2CH A/V2 ビデオ操作チャンネル Home Sec. 1CH HS1 戸締りチャンネル Home Sec. 2CH HS2 警報監視チャンネル Home Sec. 3CH HS3 家外モニタチャンネル Home Sec. 4CH HS4 子供部屋監視チャンネル これらのサービスは、従来のEPG画面と同様のガイダンス画面上でガイダンスされる。 放送サービスに関しては、ユーザによるサービス選択時には、該放送サービスの映像が表示される。 放送以外のサービスでは、例えば、バスルーム監視サービスの場合はそのサービス選択時には、そのサービスの案内情報が表示され、サービス操作時には、概サービス用のサービスプログラムがja
    vaプログラムとして、UESGクライアントにダウンロードされ操作可能となる。 ユーザ操作に基づくサービスへの指示は、メッセージとして該当UESGサーバに送られ、サーバでは、サービス機能が実行される。

    【0081】(2) ユニバーサルリモコンUESGクライアントによるサービスガイド ユニバーサルリモコンUESGクライアント14によるガイダンス表示も上述した(1)の例に準じるが、UE
    SGオブジェクトの取得方法が異なり、PCUESGクライアント8に蓄積されているUESGオブジェクト群を赤外線通信を用いて受信する。 受信したUESGオブジェクト群は、リモコン装置の液晶モニタ画面上でガイダンスされる。 またサービス制御は、赤外線通信に変換され、赤外線受信機能を持つUESGサーバ機器はすべて操作可能になる。

    【0082】(3) 携帯電話UESGクライアントを用いたサービスガイド 携帯電話UESGクライアント15によるガイダンス表示も上述の(1)の例に準じるが、携帯電話UESGクライアント15は、屋外においてもインターネットに接続することによりUESGオブジェクトをダウンロードすることができる。 また家庭内のPC UESGクライアント8に接続した場合、PC UESGクライアント8に対して携帯電話のユーザ独自のUESGオブジェクトを保存しておき、それを必要に応じて取得して閲覧することもできる。

    【0083】(4)家庭内UESGオブジェクトの所在収集サーバの利用 UESGオブジェクトは、その獲得にあたり、URLを必要とするが、そのURL情報の取得の仕方には、様々な方法が考えられる。 多様なメディアを通じた広告による方法による直接指定が最も単純な方法ではあるが、ここでは、図6のPC−UESGクライアント8にUES
    Gオブジェクトの所在収集サーバとしての機能を設ける場合について説明する。

    【0084】UESGオブジェクトの所在収集サーバの機能は以下の通りである。

    【0085】・例えば家庭内ネットワークに電子機器が接続された時などに、その電子機器に実装されたUES
    GサーバのURL情報をその機器からダウンロードして収集サーバに蓄積する。 家庭内ネットワークへの機器接続時にこのようなURL情報の取得を行うことにより、
    家庭内ネットワークに接続されている全てのUESGサーバのURL情報を収集サーバに蓄積することが可能となる。

    【0086】・家庭内外に関わらず、ユーザの指定するお好みのUESGオブジェクトのURL情報を収集サーバが定期的にサーチしてダウンロードする。

    【0087】・ダウンロードされたUESGサーバのU
    RL情報は、一括管理される。

    【0088】・UESGクライアントからの要求により、管理されたURL情報は収集サーバからUESGクライアントに受け渡される これにより、各UESGクライアントは、家庭内のUE
    SGサーバの所在を、PCにアクセスすることによって知ることができる。 PCは、家庭外にもインターネットを利用してその情報を公開するため、家庭外のUESG
    クライアントも、この情報を取得できる。 その様子を図13に示す。

    【0089】図13においては、PC−UESGクライアント8が収集サーバとして動作しており、CATV放送用UESGサーバ7、Home SecurityシステムUESGサーバ9、ビデオUESGサーバ11、
    エアコンUESGサーバ12、バスルーム監視UESG
    サーバ13などの家庭内UESGサーバを初め、インターネット上の家庭外UESGサーバの所在URL情報が全てPC内で一括管理されている。 TV放送受信装置U
    ESGクライアント10および携帯電話UESGクライアント15は、PC−UESGクライアント8にアクセスするだけで、必要なURL情報をまとめて取得することができる。 よって、必要なUESGオブジェクトを取得することが可能となる。

    【0090】なお、URL情報の収集機能に加え、UE
    SGオブジェクトの収集機能をも収集サーバに設けるようにしても良い。

    【0091】(5)UESGオブジェクトの更新 次に、図14のフローチャートを参照して、PC−UE
    SGクライアント8内に蓄積されているUESGオブジェクトの内容を最新の内容に更新するための処理について説明する。 これは、UESGオブジェクト内に埋め込まれている有効期限情報を用いて行う。

    【0092】すなわち、PC−UESGクライアント8
    は、まず、UESGサーバをアクセスしてUESGオブジェクトを取得し(ステップS301)、それをPC内の記憶装置に蓄積、保存する。 そして、PC−UESG
    クライアント8は、蓄積されている各UESGオブジェクトから定期的に有効期限情報を取り出し、各UESG
    オブジェクト毎に有効期限に到達しているUESGオブジェクトであるか否かを判断する(ステップS302,
    S303)。 なお、実際の有効期日の何日か前に有効期限に到達していると判断してもよいことはもちろんである。

    【0093】有効期限に到達しているUESGオブジェクトが存在する場合、PC−UESGクライアント8
    は、そのUESGオブジェクトのURLを用いてUES
    Gサーバをアクセスして、そのUESGサーバ内のUE
    SGオブジェクトの更新日時情報などを調べることにより、UESGオブジェクトが更新されているか否かを判断する(ステップS304)。 更新されている場合には、PC−UESGクライアント8は、更新された最新のUESGオブジェクトの再取得を行い、それをPC内の記憶装置に蓄積、保存する(ステップS305)。 これにより、PC内の記憶装置に保存されている旧UES
    Gオブジェクトは最新の内容に書き換えられる。

    【0094】(6)ガイダンス方法の他の例 次に、図15を参照して、UESGオブジェクトを用いたガイダンス方法の第2の例について説明する。 図3では、サービス提供システム切り替えボタンをガイダンス画面上に表示してガイダンス対象のサービス提供システムをユーザに選択させるようにしたが、各サービス提供システムまたは各サービス毎にガイド用の専用チャネル番号を割り当てておくことにより、TVのチャネル切り換えと同様の操作でサービス提供システムやサービスを切り替えることができる。

    【0095】例えばTV操作用リモコンのアップ/ダウンキーなどを用いることにより、簡単な操作でサービスの切り替えを行うことが可能となる。

    【0096】図15においては、XXX衛生放送提供事業者のある番組を視聴している状態で、リモコンのアップ/ダウンキーの1操作を行うことにより、エアコン制御サービスのガイドにサービスを切り替えた場合の様子が示されている。 この状態で、ユーザは、エアコンの温度調整や風量調整などのサービス項目を選択することにより、必要な制御を実行することができる。 さらに、アップ/ダウンキーの1操作を行うと、インターネット放送サービスのガイドにサービスを切り替えることができる。 インターネット放送サービスのURLを選択すると、インターネット放送サービスのコンテンツを画面上で見ることができる。 もちろん、インターネット放送サービスのコンテンツ画面に直接切り替えるようにしても良い。 さらに、アップ/ダウンキーの1操作を行うことにより、ホームセキュリティーサービスのガイドにサービスが切り替えられる。 この状態で、ユーザは、玄関監視モニタや鍵の開閉などのサービス項目を選択することにより、現在の状態をモニタ画面上で見ることができる。

    【0097】なお、サービスの数が多くなると、目的のサービスにたどり着くまでに手間がかかるので、視聴者に予め好みのサービスを登録させておき、アップ/ダウンキーの操作で登録済みのサービスをトグル方式で選択表示させるようにしても良い。

    【0098】以上のように、本実施形態のUESGシステムによれば、統一形式のUESGオブジェクトによって複数のサービス提供システムそれぞれのサービスを定義することにより、あらゆる種類のサービス(テレビ放送、ECサービス、ゲームサービス、ホームセキュリティサービス、家電制御サービスなど)を統合的にガイドすることが可能となり、さらにそのサービスの制御も行うことが可能となる。

    【0099】特に、サービスをサービス提供システム群、サービス提供者、サービス、イベントという体系化した構造で定義することにより、既存のテレビのEPG
    と同様の形態であらゆるサービスのガイドを行うことができる。 また家電機器(エアコン、ビデオ、テレビ、セキュリティーサービス装置)の制御をTVのチャネル操作と同様の操作のみで、容易に行うことが可能となる。

    【0100】なお、本実施形態では、UESGオブジェクト内にサービス制御に必要なJAVAプログラムの所在を埋め込むようにしたが、サービス制御に必要なプログラム自体が予め含まれているUESGオブジェクトを用意し、それをUESGサーバからダウンロードするようにしても良い。 また、UESGサーバは必ずしもサービス提供システムに一対一に対応させて設ける必要はなく、複数のサービス提供システムそれぞれのUESGオブジェクトを1つあるいは2つのUESGサーバにまとめて記録しておくようにしても良い。

    【0101】さらに、サービス提供システム、サービス提供事業者、サービス、イベントという体系化された構造を持つUESGオブジェクトをサービス提供システム毎に作成し、それを例えば有効期限の期間(例えば3ヶ月)の単位で定期的にCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して配布することも可能である。 これにより、UESGサーバからUESGオブジェクトをダウンロードせずとも、必要なサービスのガイドを行うことが可能となる。 また、複数のサービス提供システムそれぞれに対応するUESGオブジェクトをまとめて1枚のCD−ROMに記録するようにしても良い。

    【0102】また、UESGクライアント/サーバそれぞれの機能はソフトウェアによって実現されているので、それらの機能手順を含むコンピュータプログラムをCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することにより、通常のパーソナルコンピュータ等をUESGクライアント/サーバとして動作させることが可能となる。 もちろん、専用のUESGクライアント/サーバコンピュータとして実現しても良い。

    【0103】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    種別の異なる複数のサービスをTV等のモニタ画面上で統合的に案内でき、さらにそのサービスの制御をも行うことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態に係る統合電子サービスガイドシステムで用いられるサービス情報の内容を説明するための図。

    【図2】同実施形態のシステムで用いられるUESGオブジェクトの概要を説明するための図。

    【図3】同実施形態のシステムで用いられるガイダンス画面の一例を示す図。

    【図4】同実施形態のシステムに適用されるUESGクライアントとUESGサーバとの関係を示す図。

    【図5】同実施形態のシステムにおけるURL情報取得処理の原理を説明するためのフローチャート。

    【図6】同実施形態のシステム全体の構成を示すブロック図。

    【図7】同実施形態のシステムで用いられるCSデジタル放送用UESGサーバの機能構成を示すブロック図。

    【図8】同実施形態のシステムで用いられる地上放送用UESGサーバの機能構成を示すブロック図。

    【図9】同実施形態のシステムで用いられるデジタルB
    S放送用UESGサーバの機能構成を示すブロック図。

    【図10】同実施形態のシステムで用いられるUESG
    クライアントのソフトウェア構成を示す図。

    【図11】同実施形態のシステムにおけるUESGクライアントの処理手順を示すフローチャート。

    【図12】同実施形態のシステムにおけるUESGクライアントの動作を模式的に示す図。

    【図13】同実施形態のシステムにおけるUESGオブジェクトのURL収集処理の様子を示す図。

    【図14】同実施形態のシステムで用いられるUESG
    オブジェクト更新処理の手順を示すフローチャート。

    【図15】同実施形態のシステムで用いられるガイダンス方法の第2の例を示す図。

    【符号の説明】

    1…CSデジタル放送用UESGサーバ 2…地上波放送用UESGサーバ2 3…BSデジタル放送用UESGサーバ 4,5…インターネット放送用UESGサーバ 6…CATV放送送出装置 7…CATV放送用UESGサーバ 8…PC UESGクライアント 9…Home SecurityシステムUESGサーバ 10…TV放送受信装置UESGクライアント 11…ビデオUESGサーバ 12…エアコンUESGサーバ 13…バスルーム監視UESGサーバ 14…ユニバーサルリモコンUESGサーバ 15…携帯電話UESGクライアント 201…ナビゲーションアプリケーション 211…サービスガイド機能部 212…UESGオブジェクト蓄積部 213…サービス制御部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/025 H04N 7/08 A 7/03 7/035 Fターム(参考) 5C025 BA25 CA02 CA09 CB06 CB08 DA01 DA05 5C053 FA23 GB05 HA30 JA16 KA05 LA11 LA15 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 CA29 CA36 DA03 DA07 DA13 EA01 EB32 EB33 EB35 5C064 BA01 BB07 BC16 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09

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