专利汇可以提供Preparation and use of sunburn preventive and cosmetic composition containing the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prepare a natural sunburn preventive with high safety, substantially no side effect, having sunburn remedying effect by immersing Crocus sativus L. in an aqueous ethanol solution followed by concentration, filtration and pH adjustment and then collecting the resultant precipitate.
SOLUTION: This sunburn preventive is prepared by the following procedure: Crocus sativus L. is immersed in a 60-80 wt.% aqueous ethanol solution at 10-30°C for 2 h or longer followed by filtration, the filtrate is then concentrated so as to decrease the volume to pref. 1/5 to 1/7 time the original volume to effect expelling the ethanol, the concentrate is subsequently adjusted to pH 7-8 and filtered, the filtrate is then adjusted to pH 2-3 with an acid, and the resulting precipitate is collected; wherein the weight ratio of the Crocus sativus L. to aqueous ethanol solution is pref. (1:10) to (1:30). This sunburn preventive is suitable in preparing anti-suntan cosmetic compositions such as non- washing-off type anti-suntan hair conditioners.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Preparation and use of sunburn preventive and cosmetic composition containing the same专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、日焼け防止剤の調製ならびに使用およびそれを含む化粧用組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】オゾン層の減少と紫外線放射の増加に伴い、日焼け防止化粧品組成物に対する必要性が高まっている。 現在使用されている日焼け防止剤はすべて化学的に合成される。 たとえば、ベンゾフェノン−3、ベンゾフェノン−4、ベンゾフェノン−8、ベンゾフェノン−
1、ベンゾフェノン−2、ベンゾフェノン−6およびベンゾフェノン−12を含む抗UV−Aタイプの日焼け防止剤や、PABA、オクチルジメチル−PABA、メトキシケイ皮酸オクチル、ホモサリチル酸、サリチル酸オクチル、TEAサリチル酸、フェニルベンジミダゾールスルホン酸、4−メチルベンザルカンファーを含む抗U
V−Bタイプの日焼け防止剤がある。 しかし、上述の日焼け防止剤は、特に頭髪用化粧品組成物中に使用した場合、安全性が十分ではない。 頭皮は通常の皮膚よりも化学薬品耐性が低いため、頭髪用化粧品組成物に用いる日焼け防止剤はより高い安全性を備えていることが望ましい。 さらに、化学合成された日焼け防止剤は、紫外線放射で傷ついた皮膚に塗布すると、深刻な副作用を生じるおそれがある。 そのため、安全性の高い日焼け防止剤が強く望まれている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】Crocus sat
ivus L. は、通常、血液循環を促進するのに用いる漢方薬である。 しかし、抗UV特性を示すことは現在までに報告されていない。 【0004】発明者は長期間にわたる研究の後、Cro
cus sativus L. から抽出したフラボン成分が天然日焼け防止剤として使用できることを発見した。 【0005】本発明の目的は、安全性の高い、天然の日焼け防止剤として使用可能なCrocus sativ
us L. から抽出した、日焼け防止剤を提供することである。 【0006】本発明の別の目的は、前記日焼け防止剤の調製方法を提供することである。 【0007】本発明のさらに別の目的は、日焼け防止化粧品組成物を調製するために前記日焼け防止剤の使用方法を提供することである。 【0008】本発明のまた別の目的は、前記日焼け防止剤を含む日焼け防止化粧品組成物を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述の目的は、以下の事項を含む方法によって得られる、本発明による日焼け防止剤によって実現可能である: (1) Crocus sativus L. を10−
30℃で60−80重量%のエタノール水溶液に少なくとも2時間浸漬(2) 濾過後、エタノールを除去するため濾液を濃縮(3) 濃縮物のpHを7−8に調整後、これを濾過(4) ステップ(3)で得た濾液のpHを酸を用いて2−3に調整(5) 沈殿物を収集【0010】 【発明の実施の形態】図1は、本発明によるCrocu
s sativus L. 抽出物を用いて処方した洗い流さないタイプのヘアコンディショナーおよび対照の、
梳毛作業試験の結果を示す。 【0011】本発明に係る好まして実施態様においては、Crocus sativusL. と60−80重量%のエタノール水溶液との重量比が1:10から1:
30である。 【0012】本発明に係る好ましい実施態様では、ステップ(1)の浸漬時間は6−7時間であった。 【0013】本発明による別の好ましい実施態様では、
ステップ(2)の濾液は、元の体積の1/5−1/7に濃縮した。 【0014】本発明によるさらに好ましい実施態様では、Crocus sativusL. を10−30℃
の60−80重量%エタノール水溶液に、Crocus
sativus L. と60−80重量%エタノール水溶液の重量比を1:10−1:30として、6−7時間浸漬した。 そして混合物を濾過し、濾液(1)を収集した。 濾滓は10−30℃の60−80重量%エタノール水溶液に、濾滓と60−80重量%エタノール水溶液の重量比を1:5−1:20として、3−4時間浸漬した。 混合物を濾過し、濾液(2)を収集した。 濾液(1)および濾液(2)を合わせて、真空下で元の体積の1/5−1/7に濃縮し、除去したエタノールを回収した。 そして、得られた濃縮物を1N 水酸化ナトリウム溶液でpH7−8に調整し、濾過した。 濾液は塩酸を用いてpH2−3に調整し、一晩放置した。 最後に沈殿物を収集した。 【0015】前記沈殿物を、使用したCrocus s
ativus L. の10−12倍の重量の2回蒸留した水に溶解すると、オレンジ色の半透明の液体が得られた。 前記液体の比重は0.9894−1.1824、屈折率は1.2902−1.4102、pHは3.5−6
であった。 【0016】前記液体をサンプルとし、n−ヘキサン/
n−ブタノール/80%エタノール/36%酢酸(1:
6:4:0.5 体積/体積)を展開剤として、シリカゲルプレート(Gタイプ)上で薄層クロマトグラフィーを行った。 展開距離は15cmである。 【0017】展開は、濃縮硫酸を105℃で噴霧し、プレートをこの温度で15分間保持して行った。 プレート冷却後、明瞭なオレンジ色のスポットがR f 0.25
および0.52に確認できた。 本発明による日焼け防止剤は、塩酸−マグネシウム粉末試験および塩化アルミニウム試験によって、フラボンの特性を持つことが判明した(<<Chinese herbal Medici
ne Chemistry>>を参照、ShanDon
g Science and Technology
publishing House刊、Cheng Y
oumei編、p. 392、1991)。 【0018】本発明による日焼け防止剤は、洗い流さないタイプの日焼け防止ヘアコンディショナー、日焼け防止ムース、日焼け防止ローションなどの、日焼け防止化粧品組成物を調整するのに適している。 【0019】本発明は、以下の実施例および試験でさらに詳細に説明する。 【0020】実施例1 室温で、Crocus sativus L. 50g
を60重量%エタノール水溶液1000gに7時間浸漬した。 次に混合物を濾過し、濾液(1)を収集した。
濾液はさらに60重量%エタノール水溶液 500gに室温で4時間浸漬した。 混合物を濾過し、濾液(2)を収集した。 濾液(1)および濾液(2)を合わせて、真空下で元の体積の1/5に濃縮し、除去したエタノールを回収した。 1N水酸化ナトリウム溶液を滴下してpH
を7−8に調整した後、濃縮物を濾過した。 これで得られた濾液は塩酸を滴下してpHを2−3に調整し、一晩放置した。 最後に沈殿物を濾過して収集した。 前記沈殿物を2回蒸留した水500gに溶解すると、オレンジ色の半透明の液体が得られた。 【0021】実施例2 Crocus sativus L. 100gを80
重量%エタノール水溶液3000gに、30℃で6時間浸漬した。 次に混合物を濾過し、濾液を収集した。 濾液はさらに80重量%エタノール水溶液500gに、30
℃で3時間浸漬した。 【0022】混合物を濾過し、濾液を収集した。 合わせた濾液は、真空下で元の体積の1/7に濃縮された。 以降のステップは実施例1と同様に実施した。 得られた沈殿物を2回蒸留した水1200gに溶解すると、オレンジ色の半透明の液体が得られた。 【0023】実施例3 Crocus sativus L. 100gを80
重量%エタノール水溶液1000gに、10℃で7時間浸漬した。 次に混合物を濾過し、濾液を収集した。 濾滓はさらに80重量%エタノール水溶液2000gに、1
0℃で3時間浸漬した。 混合物を濾過し、濾液を収集した。 合わせた濾液は、真空下で元の体積の1/5に濃縮された。 以降のステップは実施例1と同様に実施した。
得られた沈殿物を2回蒸留した水1200gに溶解すると、オレンジ色の半透明の液体が得られた。 【0024】以下の処方例および試験において、「Cr
ocus sativus L. からの抽出物」という語は、本発明による日焼け防止剤を、使用したCroc
ussativus L. の10−12倍の重量の2
回蒸留した水に溶解して得られた液体のことを指す。 【0025】本発明による日焼け防止剤は、組成物の種類、必要な効果により、広範囲に渡る量を日焼け防止化粧品組成物に加えることができる。 【0026】処方例1: 洗い流さないタイプの日焼け防止ヘアコンディショナー
Technology>>(Chinese lig
htIndustry publishing Hou
se刊、Ma Lanbin他編、1993)で述べられている従来方法によって処方した。 【0028】処方例2: 日焼け防止ムース 【0029】本発明による日焼け防止ムースは、<<C
osmetics Technology>>(Chi
nese light Industry publi
shing House刊、Ma Lanbin他編、
1993)で述べられている従来方法によって処方した。 【0030】処方例3: 日焼け防止クリーム 【0031】保存料ならびに抗酸化剤の種類ならびに含有量は、当業者には周知である。 プロピルパラベン/ブチルパラベン(1:1−2:1)およびジブチルヒドロキシトルエンの使用量はそれぞれ、0.1−1%および0.05−2%とするのが好ましい。 【0032】本発明による日焼け防止クリームは、<<
Cosmetics Technology>>(Ch
inese light Industry publ
ishing House刊、Ma Lanbin他編、1993)で述べられている従来方法によって処方した。 【0033】処方例4: (サンバーン修復効果を示す)日焼け防止ローション 【0034】処方例4で用いた防腐剤および抗酸化剤は、処方例3と同じである。 【0035】本発明による日焼け防止ローションは、<
<Cosmetics Technology>>(C
hinese light Industry pub
lishing House刊、Ma Lanbin他編、1993)で述べられている従来方法によって処方した。 【0036】試験1 日焼け防止クリーム(処方例3の製品)の動物に対する効果このような試験は、上海皮膚疾病予防治療研究所にて1
996年7月に実施した。 【0037】I. 試験物質および対象: 試験物質:処方例3の製品光源:紫外線光源は、中国、湛江のMiaoqiao
Microcomputer Plant製HV−3紫外線治療装置(電源:1000W);中国、上海のGu
cun electro−optical Instr
ument Plant製ZQJ−254紫外線強度メーターである。 【0038】試験対象:上海医科大学の実験動物センター提供の、健康な白色モルモット10匹(体重:350
−400g) II. 方法および規格各モルモットは、皮膚を傷つけないよう2ヶ所(各3
3 cm
2 )を剃毛した。 1ヶ所は背部前方、もう1
ヶ所は背部後方であった。 24時間後、剃毛した皮膚に紫外線照射した(照射量:約2 MED)。 【0039】照射30分後、本発明による日焼け防止クリームを無作為の1ヶ所に、1日2回、2日間塗布し、
一方もう1ヶ所は処置を行わず、対照として用いた。 照射72時間後、皮膚反応を観察し、紅斑消失(%)を以下のように計算した。 【0040】 紅斑消失(%)=(A−B)/A 100% A = 皮膚反応スコア(UV照射後)、B = 皮膚反応スコア(UV照射72時間後) 皮膚反応スコアについては、<<中華人民共和国規格
GB7919−87>>を参照する。 【0041】III. 結果:本発明による日焼け防止クリームで処置した箇所は、45%の紅斑消失を示すのに対し、未処置の箇所(対照)の示す紅斑消失はわずか20
%である。 【0042】IV. 結論:試験結果により、本発明による日焼け防止クリームが紅斑回復特性を持つことが示された。 【0043】試験2 洗い流さないタイプのヘアコンディショナー(処方例1
の製品)の抗UV効果I. 方法:本試験は、"Photodegradat
ion of Hairand its Photop
rotection by a substantiv
e Photofilter", DCI(Drug
& Cosmetic Industry) 12,
28 (1995)で述べられている方法と同様に実施した。 【0044】II. 試験物質: 1. 本発明によるCrocus sativus
L. からの抽出物2. 0.2重量% HP−610 3. 0.2重量% HP−610 + 本発明によるCrocus sativus L. からの抽出物4. 0.5重量% HP−610 + 本発明によるCrocus sativus L. からの抽出物5. 日焼け防止剤を含む、ロレアルの洗い流さないタイプのヘアコンディショナーIII. 試験手順毎日、中国人の毛髪を3%(重量)ラウリル硫酸アンモニウムで2回洗浄した後、湿潤状態で上記の角試験物質 0.8gで処理した。 このように処理した毛髪を乾燥後、8時間紫外線照射を行った。 このような手順を9回繰返した。 【0045】結果:図1は、試験結果を示す。 図1に示すように、Crocus sativusL. からの抽出物を含む、洗い流さないタイプのヘアコンディショナーは、UV照射によって増加するカージング作業を実質的に削減できる。 【0046】 【発明の効果】簡単に調整可能な、本発明による日焼け防止剤は、安全性が高く、副作用がほとんどなく、ある程度のサンバーン修復効果を示す。 したがって、本発明による日焼け防止剤を含む化粧品組成物も、前記の利点を備えている。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の試験結果を示す図である。
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