首页 / 专利库 / 环境工程 / 根系过滤 / Therapeutic agent for dermatitis

Therapeutic agent for dermatitis

阅读:320发布:2021-08-09

专利汇可以提供Therapeutic agent for dermatitis专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain the subject therapeutic agent containing crude drugs of Morindae radix, Arecae semen or their extracts as active ingredients, almost free from side effect, and effective to a contact-type dermatitis caused by picric chloride and a delayed-type allergy.
CONSTITUTION: This therapeutic agent for dermatitis comprises extracts as active ingredients, obtained e.g. by adding water to crude drugs of Morindae radix (a kind of crude drugs obtained by drying the roots of a plant Morinda officinalis How of Rubiaceae family) and Arecae semen (a kind of crude drugs obtained by drying the seeds of a plant Areca catechu L. of Palmae family), boiling for 120min to extract their components, immediately thereafter filtering the extracts with a filtering paper, centrifuging the filtrate, and lyophilizing the obtained supernatant.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO,下面是Therapeutic agent for dermatitis专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】生薬巴戟天、檳榔子もしくはそれらの抽出物を有効成分とする皮膚炎治療剤
  • 【請求項2】接触性皮膚炎もしくは遅延型アレルギーに有効である請求項1記載の皮膚炎治療剤
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は生薬巴戟天(ハゲキテン)、檳榔子(ビンロウジ)もしくはそれらの抽出物を有効成分とする皮膚炎治療剤、特に接触性皮膚炎等の〓
    型アレルギー疾患に対する治療剤に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】アレルギーにはいろいろな種類が存在するが、最近増加傾向を示し、問題となっているものにアトピー性皮膚炎がある。 アレルギー反応の作用機序は4
    つの型に分類されている。 その中の〓型と〓型がアトピー性皮膚炎に関係していると考えられている。 また、接触性皮膚炎の原因のほとんどが、〓型アレルギーである。

    【0003】〓型アレルギーは遅延型アレルギーもしくは細胞伝達型とも呼ばれ、抗体は関与せず、各種リンパ球を介して行われる炎症反応である。 他のアレルギー型と異なり、感作されてから炎症の反応まで24〜72時間ほどかかる。 アレルギー炎症が発生するまでの過程として、先ず、抗原がマクロファージによって認識され、
    その情報が抗原反応性T細胞に伝達されるとT細胞の分裂が行われる。 感作の成立している個体に再度抗原が侵入すると、活性化されたリンパ球からリンフォカインが放出され、それによって局所に集められたマクロファージや白血球より、炎症誘起物質が放出され、炎症が起こる。

    【0004】現在、接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の治療は、ステロイド剤を短期間に使用する治療法が主流である。 しかし、ステロイド剤は副腎皮質ホルモンと同物質であるため、長期使用、大量使用は副腎の機能を低下させる。 そのことによってホルモンバランスの変化がもたらす骨粗鬆症、免疫機能低下等の重篤な疾患や、満月様顔貌(ムーンフェイス)、にきびや多毛などの皮膚症状の変化など多様な副作用が出やすくなる。 そのため、治療の前よりも皮膚状態が悪化する症例もある。
    又、ステロイド剤は、患者が副作用を恐れての自己判断で、急激に服用量を減らしたり、強な効果を期待して多量に使用することによって、ホルモンバランスを崩し、ショック状態になる症例もある使用方法の難しい薬剤である。

    【0005】

    【発明が解決しようとしている課題】接触性皮膚炎等の治療に使用されている薬剤は、特に長期間の服用によって、多彩な副作用が出現する。 そのため、副作用のほとんど見られない、長期間服用の可能な薬剤が求められている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】漢方薬による治療は、生態の恒常性(ホメオスタシス)の維持を図るもので、主として慢性疾患に用いられる。 特に自律神経失調症、体質性疾患、慢性消化器疾患、老化による疾患等広範囲の疾患が対象とされている。 更に、現代医療特に西洋医療に有効な治療法がなく、あるいは不十分な場合、漢方治療の有用性が認識されている。 又、長期間の常用によっても副作用が出現しにくいという漢方薬の利点もきわめて重要である。

    【0007】本発明者らは、漢方薬、特に生薬を中心に検討した結果、〓型アレルギーモデルである塩化ピクリルによる接触性皮膚炎の症状を軽減する薬剤について、
    巴戟天及び檳榔子が、当該効果を有することを見いだし、本発明を完成した。

    【0008】巴戟天は、アカネ科(Rubiaceae)植物の巴戟天(Morinda officinalis How)の根を乾燥した生薬の一種で、勃起不全やインポテンツ、不妊、月経不順、尿失禁、脚気等の治療に用いられるが、現在、日本ではほとんど利用されていない。 巴戟天に含有される成分として、ビタミンC、植物ステロール、多量の糖類および微量のアントラキノンが知られている。

    【0009】檳榔子は、ヤシ科(Palmae)植物の檳榔樹(Areca catechu L.)の種子(ビンロウジ)を乾燥させた生薬の一種で、駆虫作用や抗真菌作用が知られている。 これらの作用はアルカロイドのアレコリンにある。

    【0010】本発明者らは、当該生薬の有する薬理作用として、新たに抗アレルギー作用を見いだしたものである。

    【0011】

    【実施例】以下実施例を示すが、本発明はこれらの実施例の記載によって何ら制限されるものではない。

    【0012】実施例1. 試料の調製 中国産の巴戟天又は檳榔子7gに100mlを加え、1
    20分間煮沸して成分を抽出した。 抽出後すぐに、濾紙で濾過し、抽出液を得た。 この抽出液を遠心分離した後、上清液を凍結乾燥した。 凍結乾燥物は、使用時に生理的食塩水に懸濁し、10分間の超音波処理後実験に供した。

    【0013】実施例2. 接触性皮膚炎に対する効果 ICRマウス(雌、7週齢、日本チャールズリバー)を使用した。

    【0014】試薬の調製 感作用の7%塩化ピクリルエタノール溶液(感作液)及び惹起用の1%塩化ピクリルオリーブ油溶液(惹起液)は、以下のように調製した。
    感作液は塩化ピクリル(東京化成工業)1.05gをエタノール(和光純薬、特級)15mlに溶解した。 又、惹起液は、塩化ピクリル0.08gをオリーブ油(和光純薬)8mlに溶解した。

    【0015】剃毛したマウスの腹部に、剃毛24時間後、感作液100μlを塗布して感作を行った。 塗布1週間後、感作マウスの右に惹起液20μlを塗布し、惹起反応を行った。 惹起直前及び、24時間後の耳の厚さをdi
    al thickness gauge(PEACOCKG型、尾崎製作所)を用いて測定し、浮腫率(%)を求め、各群の浮腫率の平均分布が同じようになる様に、10匹ずつ群分けした。 ここで浮腫率(%)は以下の様に求めた。

    【0016】群分け後、マウス腹部の剃毛を行い、感作、惹起を同様に行った。 実施例1で調製した薬剤を生理的食塩水3mlに、100mg/kgとなるように溶解し、惹起直前及び16時間後にゾンデによる経口投与を行った。
    陽性対照薬であるプレドニゾロン(ステロイド剤:SIGM
    A)は生理的食塩水3mlに、20mg/kgとなるように溶解し、惹起16時間後にゾンデによる経口投与を行った。
    マウス右耳の厚さは、惹起直前、及び24時間後にdial
    thickness gaugeで測定し、浮腫率を求め、効果を判定した。 巴戟天の結果を図1に、檳榔子の結果を図2に示す。 巴戟天、檳榔子のいずれも浮腫率を有意に低下させた。

    【0017】

    【発明の効果】巴戟天及び檳榔子は〓型アレルギーが主原因となっている接触性皮膚炎に対して、有効であり、
    又、副作用等もほとんどでない薬剤として利用できる。

    【図面の詳細な説明】

    【図1】巴戟天のマウス接触皮膚炎の浮腫率を表す図である。

    【図2】檳榔子のマウス接触皮膚炎の浮腫率を表す図である。

    【手続補正書】

    【提出日】平成7年2月17日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図1

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図1】

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里中 勝人 三重県上野市桑町1418−6 ワシントンコ ーポラス305

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈