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Air-conditioning system

阅读:833发布:2024-02-16

专利汇可以提供Air-conditioning system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且本発明は、内燃機関(12)を備えた自動車のための空調装置(10)であって、該空調装置(10)が主として加熱熱交換器(38)、エバポレータ(40)および排気熱交換器(22,78)を冷媒回路(26)内に有しており、 暖房 運転中、排気熱交換器(22,78)内で加熱される冷媒が加熱熱交換器(38)を介して、かつ冷房運転中、周囲熱交換器(44)内で冷却された後、膨張装置(46)およびエバポレータ(40)を介して導かれる形式のものから出発する。 本発明により、冷媒が、低温で沸騰する冷媒であり、排気熱交換器(22,78)の通流後、駆動手段として、冷媒を圧送するための少なくとも1つの装置(30,42)に供給されるようにした。,下面是Air-conditioning system专利的具体信息内容。

  • 内燃機関(12)を備えた自動車のための空調装置(10)であって、該空調装置(10)が主として加熱熱交換器(38)、エバポレータ(40)および排気熱交換器(22,78)を冷媒回路(26)内に有しており、暖房運転中、排気熱交換器(22,78)内で加熱される冷媒が加熱熱交換器(38)を介して、かつ冷房運転中、周囲熱交換器(44)内で冷却された後、膨張装置(46)およびエバポレータ(40)を介して導かれる形式のものにおいて、冷媒が、低温で沸騰する冷媒であり、排気熱交換器(22,78)の通流後、駆動手段として、冷媒を圧送するための少なくとも1つの装置(30,42)に供給されることを特徴とする空調装置。
  • 冷媒がアルコール/水混合物である、請求項1記載の空調装置。
  • 冷媒蒸気がモータ(30)を駆動し、該モータ(30)が駆動軸(32)を介して、冷媒のための少なくとも1つのポンプ(28,64)に結合されている、請求項1または2記載の空調装置。
  • 2つのポンプ(28,64)が設けられており、両ポンプ(28,64)のうち、比較的大きな圧送体積を有する第1のポンプ(28)が、冷媒を貯蔵容器(34)から排気熱交換器(22,78)に圧送し、比較的小さな圧送体積を有する第2のポンプ(64)が、液状の冷媒を排気熱交換器(22,78)から取り出すために役立つ、請求項3記載の空調装置。
  • ポンプ(28,64)が、同じ外径を有するロータリーピストンポンプであり、その圧送体積に応じて種々異なる幅を有している、請求項4記載の空調装置。
  • ポンプ(28,64)がモータ(30)と相俟って1つの構成ユニットを形成する、請求項3から5までのいずれか1項記載の空調装置。
  • モータ(30)がベーンモータ(80)である、請求項3から6までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 冷媒が、ヴィルミエヒートポンプのための駆動蒸気として、または吸収式冷却装置の再生器内で使用される、請求項1から7までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 冷媒回路(26)にインゼクタポンプ(42)が設けられており、該インゼクタポンプ(42)に冷房運転中、管路分岐(54)を介して、排気熱交換器(22)からの高温の冷媒が駆動手段として供給され、該インゼクタポンプ(42)が、吸込管路(60)、膨張弁(46)およびエバポレータ(40)を介して、冷媒を貯蔵容器(34もしくは62)から吸込む、請求項1から8までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22)から、モータ(30)を駆動するために、比較的低温で沸騰する成分から成る冷媒蒸気が取り出され、該冷媒蒸気が周囲熱交換器(44)内で凝縮され、第2の貯蔵容器(62)内に集められ、該第2の貯蔵容器(62)が吸込管路(60)、膨張弁(46)およびエバポレータ(40)を介してインゼクタポンプ(42)に接続されている、請求項9記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22)がインサート(100)を有しており、該インサート(100)が二成分混合物を分離するための精留塔の形式で構成されている、請求項10記載の空調装置。
  • 少なくとも1つの熱交換器(38,40,44)が貯蔵容器(34,62)と組み合わされている、請求項1から11までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)の排気側が内燃機関(12)の排気系システム(16,18,20,24)に接続されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)が内燃機関(12)のシリンダヘッドに組み込まれている、請求項13記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)が内燃機関(12)の排気経路において燃焼室の排気口と排気式ターボチャージャとの間に配置されている、請求項13記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)が内燃機関(12)の排気経路において触媒(20)の下流に配置されている、請求項13または15記載の空調装置。
  • 排気流(48)の流動方向で見て排気熱交換器(22,78)の上流に、燃焼チャンバ(102)が、排気系システム(16,18,20,24)に接続されている、請求項13記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)の排気側が専ら、少なくとも1つの燃焼チャンバ(106,118,120)に接続されており、該燃焼チャンバ(106,118,120)が内燃機関(12)とは別個に運転される、請求項1から12までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 燃焼チャンバ(102,106,118,120)が排気熱交換器(22,78)と相俟って1つの構成ユニットを形成する、請求項17または18記載の空調装置。
  • 排気熱交換器(22,78)が排気により、冷媒に対して相対的に並流原理または向流原理にしたがって通流される、請求項1から19までのいずれか1項記載の空調装置。
  • 说明书全文

    背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の空調装置から出発する。

    内燃機関により駆動される車両において、空調装置はますます一般的なものと成りつつある。 冷熱発生のために、電気的な駆動装置または内燃機関による機械的な駆動装置を備えた圧縮式冷却装置が使用される。 使用される冷媒は圧倒的に炭化素、例えばR134aである。 その際、自動車内気への熱伝達は液体/空気熱交換器により実施される。 この液体/空気熱交換器はエバポレータ(蒸発器)とも呼ばれる。 択一的な冷媒、例えば二酸化炭素(CO 、R744)への移行が、現在使用されている炭化水素の低い環境親和性のために予測され得る。 150よりも小さなGWP( lobal arming otential:地球温暖化係数)を有する冷媒の使用に関する、欧州連合(EU)の法規草案が既に存在する。 炭化水素の代替品として議論されているCO は、必要な高い圧に基づいて、明らかに多くの手間がかかる複雑な移動式の空調装置につながる。 R152aのような燃焼可能な冷媒は、安全上の理由から、また確かに低いけれども、それでも尚存在するGWPに基づいて好まれない。

    EP0945291A1号明細書から、自動車の利用空間を暖房および冷房するための装置および方法が公知である。 冷媒は暖房運転中圧縮器により圧縮され、3ポート2位置弁を介してエバポレータに到達する。 エバポレータで、冷媒は、圧縮により生ぜしめられた熱の一部を、比較的低温の車両内室空気に放出する。 エバポレータから冷媒は膨張装置に向かって流動する。 膨張装置で、冷媒は、下流に配置されたガス冷却器で熱を周囲空気から受容し得るようになるまで冷却される。 さらなる熱が冷媒に、下流に接続された排気熱交換器で供給される。 排気熱交換器は内燃機関の高温の排気で負荷される。 排気熱交換器から冷媒は再び圧縮器に到達する。 これにより、冷媒回路は閉鎖されている。

    冷房運転中、冷媒は圧縮後周囲熱交換器に流入し、そこで低温の周囲空気により負荷される。 その後、冷媒は膨張装置を通流し、そこで膨張され、後続の内室熱交換器で、利用空間に供給される比較的温かい利用空間空気により負荷される。 その後、温められた冷媒はコンプレッサに還流する。 コンプレッサは内燃機関の駆動軸により駆動される。 コンプレッサ出力により、内燃機関の実効出力は減じられる。 さらに、燃料消費は増加する。

    発明の利点 本発明によれば、冷媒、有利にはアルコール/水混合物が、低温で沸騰する冷媒であり、駆動手段として、排気熱交換器の通流後、冷媒を圧送するための少なくとも1つの装置に供給される。 そのような冷媒の使用は僅かな温室効果およびゼロに等しいGWPの利点を提供する。 さらに、必要なシステム圧は相応の設計時に負圧領域に、または従来慣用のR134aを利用した空調装置よりも明らかに低い圧力領域にある。 このことは高圧装置、例えば冷媒として二酸化炭素(R744)を有する高圧装置に対して、かなりの安全上の利点を意味する。

    排気熱交換器は簡単な熱サイホン式の構成でまたは弁制御式の構成で使用されることができる。 冷媒は排気熱交換器で、車両の空調のために必要なエネルギを排気から受容する。 有利には、ポンプ、いわゆる「フィードポンプ」は冷媒を排気熱交換器に供給する。 ポンプは有利にはロータリーピストンポンプ、例えば歯車ポンプ、ベーンポンプまたはこれに類するものである。 冷媒を圧送するための装置に数えられ、電動モータまたは有利にはベーンモータであることができるモータは、駆動軸を介してポンプを駆動する。 モータおよびポンプは実質的に同じ外径を有しており、1つの構成ユニットにまとめられていることができる。 冷媒はベーンモータの駆動手段として役立ち、排気熱交換器から液体または蒸気として取り出されることができる。 本発明による空調装置では、冷媒を圧送および圧縮するためのエネルギが内燃機関の駆動軸で取り出されるわけではないので、空調装置により、内燃機関の出力に影響が及ぼされることはない。

    冷媒を圧送するための別の装置は有利にはインゼクタポンプである。 インゼクタポンプには冷房運転中冷媒回路の管路分岐を介して高温の冷媒蒸気または高温の冷媒液体が排気熱交換器から駆動手段として供給される。 インゼクタポンプは吸込管路、膨張弁およびエバポレータを介して冷媒を貯蔵容器から吸込む。 駆動蒸気はその前にベーンモータを駆動することができる。 冷媒はエバポレータで、車両内に流入する空気を冷却し、その後、インゼクタポンプにより駆動蒸気と共に貯蔵容器に圧送される。

    空調、特に自動車内室の冷房のために、冷媒のためのこれまで必要であったコンプレッサを省略することができる。 そのためには、燃焼チャンバから熱交換器により、蒸発された冷媒の形で獲得されるエネルギが、駆動蒸気として、インゼクタ原理にしたがって運転される冷却装置のために使用される。 インゼクタポンプは空調コンプレッサに対して比較的安価かつ丈夫なコンポーネントである。 電気的なコンプレッサまたは直接内燃機関により駆動されるコンプレッサを省略したことは、従来慣用のコンプレッサ式空調を備えた自動車において結果的に生じる、燃料の大量消費を回避する。 そのような燃料の大量消費は、従来慣用の空調を備えた自動車では、空調が必要とされる限り発生してしまう。 それというのも、少なくともコンプレッサが空調のカット制御時にも内燃機関により駆動されなければならないからである。

    排気熱交換器を後にした冷媒蒸気は、ヴィルミエヒートポンプ(Veuillemier−Waermepumpe)のための駆動蒸気としても、または吸収式冷却装置の再生器(Austreiber:いわゆる「発生器」)内でも使用されることができる。

    暖房運転中、冷媒は加熱熱交換器を通して導かれ、その際、加熱熱交換器を通して車両内に流入する空気を暖める。 冷媒の、インゼクタポンプおよび加熱熱交換器への分配は、3方弁によりかつ/または付加的なポンプにより実施される。 付加的なポンプは一緒にモータにより駆動され、1つの構成ユニットにまとめられることができる。

    本発明の別の構成によれば、モータにより駆動される2つのポンプが設けられており、両ポンプのうち、比較的大きな圧送体積を有する第1のポンプが、冷媒を貯蔵容器から排気熱交換器に圧送し、それに対して、比較的小さな圧送体積を有する第2のポンプが、液状の冷媒を排気熱交換器から取り出すために役立つ。 このことは、冷媒の、低温で沸騰する成分が、蒸気としてベーンモータの駆動のために排気熱交換器から取り出されることができ、それに対して、比較的高温で沸騰する成分が、駆動蒸気または駆動液体としてインゼクタポンプに冷房運転中供給されるという利点を有している。 低温で沸騰する成分はベーンモータから流出した後周囲熱交換器に到達し、そこで凝縮し、別個の貯蔵容器に集められる。 この比較的低温で沸騰する成分はその低い沸点に基づいて、特に良好に冷房運転のための冷媒として適している。 冷房運転中、この比較的低温で沸騰する成分は膨張弁およびエバポレータを介してインゼクタポンプにより吸込まれる。 インゼクタポンプで、低温で沸騰する成分は、比較的高温で沸騰する成分と混合し、一緒に貯蔵容器に到達する。 貯蔵容器からフィードポンプが冷媒を再び吸込む。 それにより、冷媒は排気熱交換器に圧送される。

    比較的低温で沸騰する成分を有利に、比較的高温で沸騰する成分から排気熱交換器内で分離することができるように、排気熱交換器は、別の有利な構成では、二成分混合物を分離するための精留塔の形で構成されているインサートを有している。

    さらに有利には、少なくとも1つの熱交換器が貯蔵容器と組み合わされている。 それにより、構造体積および構造手間は僅かに維持されることができる。

    排気熱交換器は内燃機関および/または燃焼チャンバの排気により負荷されることができる。 第1の事例で、排気熱交換器は原則的に内燃機関の排気経路中の任意の箇所に配置されることができる。 排気熱交換器が本発明の別の有利な構成により内燃機関のシリンダヘッドに組み込まれると、排気の熱エネルギは直接内燃機関の排気弁で取り出されることができる。 これにより、温度的に高く負荷される排気弁は適当に冷却される。 排気熱交換器が内燃機関の燃焼室の排気口と排気式ターボチャージャとの間に配置されると、排気流中の排気から、排気式ターボチャージャのタービンの手前で、熱エネルギが取り出され、排気式ターボチャージャの、温度的に高く負荷された駆動側は温度的に負荷軽減される。 有利には、排気熱交換器は触媒の下流に配置されることができる。 これにより、触媒が熱の取り出しにより時間的に遅れて初めてその運転温度に到達する事態は回避される。

    排気の熱エネルギが空調装置の運転のために不十分である場合、排気熱交換器の排気側に燃焼チャンバを接続することが有利である。 燃焼チャンバにより、必要なときに、例えばバーナにより付加的なエネルギが供給される。 これにより、燃焼チャンバを備えた公知の独立式ヒータ(Standheizung)と同様に、内燃機関の運転に依存しない、内燃機関が停止した車両の空調も可能である。 さらに、高い効率を有する自動車内燃機関の昨今のコンセプト、例えばガソリン直接噴射およびディーゼル直接噴射において、一般に電気的に運転される補助ヒータ(Zusatzheizung)の必要を省略する。

    本発明の別の有利な構成では、排気熱交換器は専ら燃焼チャンバにより排ガスもしくは燃焼ガスにより負荷される。 燃焼チャンバは内燃機関に依存することなく独立的に運転されることができる。 その結果、自給自足の空調装置が生ぜしめられ、内燃機関を運転することなく冷房かつ/または暖房することができる。 さらに、特に液冷式の内燃機関において、自動車ヒータの明らかに迅速な応答が得られる。 それというのも、もはや加熱冷却回路全体の高い熱容量が一緒に加熱される必要がなく、別個の燃焼チャンバにより、明らかに僅かな熱容量で設計可能な空調回路だけが加熱されればよいからである。 内燃機関の冷却回路と空調装置との分離は冷却回路の設計を簡単化する。 それというのも、冷却回路の設計は専ら内燃機関の冷却の観点を充足すればよく、もはや自動車ヒータの観点を充足する必要はないからである。 燃焼チャンバが既に内燃機関の始動前に運転され、これにより、自動車のパッセンジャルームが予熱または予冷されることができるので、空調装置は、従来慣用のシステムに比べて明らかに低い冷房ピーク出力および暖房ピーク出力で設計されることができる。

    これまで一般的な自動車空調装置が、内燃機関の冷却もしくは排気熱から運転される暖房回路と、別個のコンプレッサにより運転される冷房回路とに二分割されており、暖房回路と冷房回路とが、一般的な運転状態、すなわち暖房、冷房および除湿のために個々のシステムが対立しないようにしなければならない制御機構により結び付けられていたのに対し、内燃機関の冷却と空調装置との間のこれまで公知のインターフェースを回避するインテグラルなシステムが生ぜしめられる。 本発明による空調装置に統合される制御コンセプトは、どのような個々の機能、すなわち暖房または冷房が提供されるのか、または個々の機能のどのような組み合わせ、すなわち暖房、冷房および除湿のどのような組み合わせで、燃焼チャンバの、運転のために使用される燃焼エネルギの出力が熱交換器により提供されるのかに応じて、迅速に機能し、エネルギを節約し、自動車の内燃機関の機能に依存することなく運転される空調装置を提供することを許可する。

    図面 その他の利点は以下の図面の説明から得られる。 図面には本発明の実施例が示されている。 図面、明細書および特許請求の範囲は多数の特徴の組み合わせを含んでいる。 当業者はこれらの特徴を合目的に個別に観察し、有意義な別の組み合わせにまとめることもできる。
    図1:空調装置の概略的な構造を示す図である。
    図2:燃焼チャンバを備えた、図1の変化形を示す図である。
    図3:排気熱交換器の一実施例の概略図である。
    図4:図3の変化形を示す図である。
    図5:ポンプの駆動装置の概略図である。
    図6:冷媒のための排気熱交換器に装入されるインサートを示す図である。
    図7:内燃機関とは独立的な燃焼チャンバを備えた、図2の変化形を示す図である。
    図8:図3に示した熱交換器の、統合された燃焼チャンバを備えた変化形を示す図である。
    図9:図8の変化形を示す図である。

    実施例の説明 図1に示した本発明による空調装置10は、エネルギに関して、内燃機関12の排気系システムに排気熱交換器22を介して連結されている。 内燃機関12はシリンダロー14を有している。 シリンダロー14のシリンダは、エキゾーストマニフォールド16、排気管18、触媒20、排気熱交換器22および消音器24を介して、排気を周囲に排出する。 排気熱交換器22はシリンダロー14のシリンダヘッドに組み込まれていることができる。 図1に示した実施例では、排気熱交換器22は排気経路内に、流動方向で見て触媒20の下流に配置されている。

    排気熱交換器22は冷媒回路26に接続されている。 ポンプ26、いわゆる「フィードポンプ」は冷媒を貯蔵容器34から排気熱交換器22に圧送する。 排気熱交換器22がその運転温度に到達すると、冷媒は排気熱交換器22を冷媒蒸気として後にし、後続の経過中モータ30を駆動する。 モータ30は電動モータであることができるが、有利にはベーンモータ80として形成されている(図5)。 モータ30は駆動軸32により駆動力に関してポンプ28に結合されている。 ポンプ28は有利には歯車ポンプ82として形成されている(図5)。 ベーンモータ80および歯車ポンプ82の回転方向は矢印84により暗示されている。 回転方向84から得られる冷媒流には符号66を付した。

    3方弁36はモータ30の下流の冷媒流を2つの管路分岐54,56に分岐する。 暖房運転中、冷媒蒸気は管路分岐56および加熱熱交換器38を介して貯蔵容器34内に還流する。 その際、加熱熱交換器38で、車両内に流入する空気流52が暖められる。

    冷房運転中、冷媒蒸気は駆動蒸気として管路分岐54を介してインゼクタポンプ42に供給される。 インゼクタポンプ42は吸込管路60、膨張弁46およびエバポレータ40を介して冷媒を貯蔵容器34から吸込み、吸込まれた冷媒を駆動蒸気と共に集合管路58および周囲熱交換器44を介して集合容器34内に戻し圧送する。 周囲熱交換器44内で、冷媒もしくは冷媒蒸気から、周囲からの空気流50により、熱が奪われる。 暖房運転時に車両のための空気流52を除湿するために、ミックス運転が可能である。 ミックス運転では、冷媒蒸気の一部分が加熱熱交換器38を通流し、その他の部分が駆動ガスとしてインゼクタポンプ42を負荷する。 それにより、空気流52はまずエバポレータ40で冷却され、その後、加熱熱交換器38で、所望の温度にもたらされることができる。

    排気熱交換器22として、種々異なる構造形式が使用されることができる。 図3には「シェルアンドチューブ型熱交換器(Roehrenwaermetauscher)22」が示されている。 シェルアンドチューブ型熱交換器22では、冷媒は、互いに平行に配置されたチューブ74を通して導かれる。 チューブ74はその端部で集合ボックス70,72により互いに接続されている。 チューブ74および集合ボックス70,72はシェル68内に格納されている。 シェル68は排気流48により通流される。 その際、熱は排気流48から冷媒流66に伝達される。 図4に示した排気熱交換器78はいわゆる「二重管型熱交換器(Mantelwaermetauscher)」78である。 二重管型熱交換器78では、冷媒流66が外管室76を通して導かれる。 外管室76を通して排気管18が案内されている。 それにより、熱エネルギは排気管18から冷媒に伝達される。

    図2に示した構成では、モータ30により、2つのポンプ28,64が駆動される。 両ポンプ28,64のうち、第1のポンプ28は比較的大きな圧送体積を有しており、冷媒を貯蔵容器34から排気熱交換器22に圧送し、それに対して、比較的小さな圧送体積を有する第2のポンプ64は、冷媒の、一般に比較的高温で沸騰する成分から成る、加熱された液状の冷媒を、排気熱交換器22からインゼクタポンプ42に圧送する。 ポンプ28,64は同じ構造形式、有利には回転ポンプであることができ、実質的に、必要な圧送体積に応じて幅だけが異なっていることができる。 ポンプ28もしくは両ポンプ28,64は有利にはモータ30と相俟って1つの構成ユニットを形成する。 これにより、スペースを節約したコンパクトかつ安価な解決策が得られる。 それというのも、とりわけポンプ28,64が実質的にモータ30と同じ外径を有しているからである。 冷媒の、低温で沸騰する成分は排気熱交換器22を蒸気形態で後にし、モータ30を駆動する。 モータ30の通過後、冷媒蒸気は周囲熱交換器44内で凝縮され、第2の貯蔵容器62に集められる。 第2の貯蔵容器62は吸込管路60、膨張弁46およびエバポレータ40を介してインゼクタポンプ42に連通している。 ポンプ64が、比較的高温で沸騰する成分を有する冷媒をインゼクタポンプ42に圧送する冷房運転中、インゼクタポンプ42は付加的な貯蔵容器62から冷媒を吸込む。 付加的な貯蔵容器62の冷媒は、比較的低温で沸騰する成分から成っており、それゆえ、エバポレータ40内で比較的低い圧力で簡単に蒸発し、冷熱を発生させる。 インゼクタポンプ42内で、比較的高温で沸騰する成分から成る冷媒は、比較的低温で沸騰する成分から成る蒸発された冷媒と再び混合され、共通の貯蔵容器34に供給される。

    冷媒を、比較的低温で沸騰する成分と、比較的高温で沸騰する成分とに分割することにより、比較的高温で沸騰する成分をインゼクタポンプ42のための駆動蒸気または駆動液体として使用することにより、別個の貯蔵容器62からの、比較的低温で沸騰する成分の蒸発および吸込のためのより高い負圧が達成される。 貯蔵容器62内の、比較的低温で沸騰する成分は同時にエバポレータ40内で、比較的低いエバポレータ温度、ひいては冷却能力の改善を許可する。 周囲熱交換器44の代わりに、図1に示した加熱熱交換器38が使用されることもできる。 さらに、加熱熱交換器38が周囲熱交換器44と組み合わされて使用されることができる。 別の可能性は、加熱熱交換器38を、3方弁36を介してインゼクタポンプ42に対して並列に接続することにある。 この別の可能性は破線で図示した。

    比較的低温で沸騰する成分を良好に、比較的高温で沸騰する成分から分離するために、排気熱交換器22のためのインサート100が役立つ(図6)。 インサート100は2成分混合物を分離するための精留塔の形式で構成されている。 インサート100は複数のベルベース92を有している。 ベルベース92はインサート100を高さ方向で区画し、上方に向かって方向付けられたカラーを備えた開口94を有している。 開口94は間隔を置いて鐘形のベル96により覆われる。 その結果、開口94のカラーはベル96により軸方向でオーバーラップされる。 ベルベースには、開口94に対して平行に、溢流部98が設けられている。 冷媒はポンプ28により、インサート100の上側の部分に設けられた流入部86を介して供給される。 インサート100の上側の部分に設けられた流出部88を介して、冷媒は、比較的低温で沸騰する成分から成る蒸気として取り出されることができる。 下側の部分には吸込管路90が存在する。 吸込管路90を介して、第2のポンプ64は、比較的高温で沸騰する成分を有する冷媒を取り出す。

    排気のエネルギが空調装置10の運転のために不十分であれば、有利には、排気経路に、排気熱交換器22の手前に、燃焼チャンバ102が接続されることができる。 燃焼チャンバ102は燃料ノズル104を有しており、必要のあるときに、排気を付加的に加熱するか、または内燃機関の停止時に、空調の運転のために必要な熱エネルギを提供する。 燃焼チャンバ102により、空調装置10の、内燃機関12に依存することのない自給自足の運転が、僅かなエネルギ投入でもって可能である。 その際、空調装置10は、図7の実施例に示すように、排気側でも冷媒側でも内燃機関12から分離されていることができる。 熱交換器22はこの事例では専ら燃焼チャンバ106により負荷される。 燃焼チャンバ106は燃料ノズル110を有している。 燃料ノズル110には燃料116が燃料管路108を介して供給される。 燃焼のために必要な空気112は燃料ノズル110の側方から燃焼チャンバ106内に流入する。 燃焼チャンバ106は有利には排気熱交換器22と相俟って1つの構成ユニットを形成することができる。 排気熱交換器22から流出する排気48のために、独自の排気管18が設けられることができるか、または排気が内燃機関12の排気系システム内に導入されることができる。 それにより、空調装置10は迅速に機能し、省エネルギであり、内燃機関12の機能に依存しない。 空調装置10は自動車の空調の要件だけを考慮すればよい。 図8および図9に示した変化形には、相応の燃焼チャンバ118,120が示されている。 燃焼チャンバ118,120は、図3および図4に示した実施例と同様の熱交換器22,78に組み込まれている。

    図1および図2に示した空調装置では、冷媒が向流原理で熱交換器22を排気流48に対して相対的に通流するのに対し、図7〜図9に示した実施例による排気熱交換器22内の冷媒の流動方向と排気の流動方向とは同じ向きに方向付けられている。

    空調装置の概略的な構造を示す図である。

    燃焼チャンバを備えた、図1の変化形を示す図である。

    排気熱交換器の一実施例の概略図である。

    図3の変化形を示す図である。

    ポンプの駆動装置の概略図である。

    冷媒のための排気熱交換器に装入されるインサートを示す図である。

    内燃機関とは独立的な燃焼チャンバを備えた、図2の変化形を示す図である。

    図3に示した熱交換器の、統合された燃焼チャンバを備えた変化形を示す図である。

    図8の変化形を示す図である。

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