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Heating and drying device and heating and drying system using the heating and drying device

阅读:619发布:2024-02-29

专利汇可以提供Heating and drying device and heating and drying system using the heating and drying device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hot water type heating and drying device and a heating and drying system capable of reproducing a dehumidifying rotor efficiently. SOLUTION: The heating and drying device 1 consists of two areas including an air blowing part 21 and a water heating part 22 and the dehumidifying rotor 31 is mounted over the air blowing part 21 and the water heating part 22. The dehumidifying rotor 31 is reproduced by evaporating moisture adsorbed by the air blowing part 21 by using heat of high temperature combustion exhaustion gas form a burner 27 of the water heater part 22. In addition, as a discharge port 24 of the air blowing part 21 is connected to a closet A and a dressing room B via a first air blowing passage 11 and a second air blowing passage 12, dry air dehumidified by the dehumidifying rotor 31 can be blown to an optional room including the closet A and the dressing room B by switching a first air passage switch 13. COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Heating and drying device and heating and drying system using the heating and drying device专利的具体信息内容。

  • 空気を空気入口から吸気し、空気出口から室内に空気を吹き出す送風路と、
    強制的に空気を前記空気入口から送風路内に吸気し、前記空気出口から室内に吹き出させるためのファンと、
    前記送風路を通過する空気を除湿するための除湿器と、
    熱交換器を加熱するための加熱手段を備えた給湯部と、を備え、
    前記除湿器の除湿部材が前記送風路と前記給湯部との間を移動できるように前記除湿器を送風路と給湯部に跨って配置し、
    前記加熱手段の熱を利用して前記除湿器を加熱し、前記除湿器に吸着した湿気を蒸発させることを特徴とする、暖房乾燥装置。
  • 前記送風路の前記除湿器よりも空気の流れの下流側に温度センサを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の暖房乾燥装置。
  • 請求項1〜2に記載の暖房乾燥装置の前記送風路に設けた前記除湿器よりも空気の流れの下流側に第1の風路切替器を設け、前記第1の風路切替器と複数の部屋の前記空気出口とを前記送風路で接続し、前記第1の風路切替器を切り替えることにより、前記除湿器で除湿された空気を任意の部屋に送風することを特徴とする、暖房乾燥システム。
  • 前記送風路の前記除湿器よりも空気の流れの上流側に第2の風路切替器を設け、前記複数の部屋にそれぞれ前記送風路の前記空気入口を設け、それぞれの前記空気入口と前記第2の風路切替器を前記送風路で接続し、前記第2の風路切替器を切り替えることにより空気を前記複数の部屋と前記送風路の間で循環させることを特徴とする、請求項3に記載の暖房乾燥システム。
  • 前記複数の部屋に各々湿度センサを設けると共に前記複数の部屋の各々に除湿する優先順位を設定し、優先順位の高い部屋の湿度が所定値以上になると、優先順位の高い部屋を優先的に除湿することを特徴とする、請求項3〜4に記載の暖房乾燥システム。
  • 说明书全文

    本発明は、暖房乾燥装置に関し、特に除湿ロータを用いた温式の暖房乾燥装置及び暖房乾燥装置を利用した暖房乾燥システムに関する。

    温水式暖房装置に除湿ロータを用いて加湿機能或いは除湿機能を付加した装置が開発されてきている。 例えば、本願の出願人は特許文献1(特願2005−020647)で除湿ロータを用いた加湿機能付きの温水暖房装置を提案している。 特許文献1に記載の発明において、除湿ロータの再生は除湿ロータの手前に温水を用いた熱交換器を設置し、熱交換器で暖められた空気が除湿ロータを通過することにより、除湿ロータに吸着した湿気を蒸発させている。

    一方、特許文献2(特開2001−193966号公報)に記載の発明には、除湿ロータを用いた調湿装置が提案されている。 特許文献2に記載の発明では、室外の空気を取り込んで除湿し、乾燥した空気を室内に供給する。 また、室内の空気を取り込んで、温水により加熱し、加熱した室内の空気で除湿ロータに吸着した湿気を蒸発させ、湿気を室外へ放出して除湿ロータの再生をおこなっている。

    このような温水式の暖房装置に除湿ロータを組み込んだ装置にあって、除湿ロータの再生は、温水から放熱される熱で除湿ロータを加熱して除湿ロータに吸着させた湿気を蒸発させている。 しかしながら、温水の熱を用いて除湿ロータを再生する方法では、再生時の温度が低く除湿ロータを完全に再生しきれないことや完全に再生するためには非常に時間がかかるという問題があった。 また、除湿ロータの再生用に電気ヒータなどの熱源を新たに追加することも考えられる。 しかしながら、その分、製品コストが高くつき、また消費電が大きくなってしまうという問題がある。

    特願2005−020647

    特開2001−193966号公報

    本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、除湿ロータを効率よく再生することができる温水式の暖房乾燥装置及び暖房乾燥システムを提供することにある。

    本発明の暖房乾燥装置は、空気を空気入口から吸気し、空気出口から室内に空気を吹き出す送風路と、強制的に空気を前記空気入口から送風路内に吸気し、前記空気出口から室内に吹き出させるためのファンと、前記送風路を通過する空気を除湿するための除湿器と、熱交換器を加熱するための加熱手段を備えた給湯部と、を備え、前記除湿器の除湿部材が前記送風路と前記給湯部との間を移動できるように前記除湿器を送風路と給湯部に跨って配置し、前記加熱手段の熱を利用して前記除湿器を加熱し、前記除湿器に吸着した湿気を蒸発させることを特徴としている。

    本発明の暖房乾燥装置によれば、給湯器から出る高温のバーナーの燃焼排ガスを除湿器の除湿部材に通過させることにより、除湿部材に吸着した湿気を蒸発させて除湿部材の再生をおこなっている。 したがって、除湿部材の再生用のヒーターを設ける必要がない。 また、温水ヒーターの温度よりも高温であるので、除湿部材の再生を効率よくおこなえる。

    本発明の暖房乾燥装置の別な実施態様は、前記送風路の前記除湿器よりも空気の流れの下流側に温度センサを設けたことを特徴としている。

    本発明の暖房乾燥装置の別な実施態様によれば、送風路の除湿器よりも空気の流れの下流側に温度センサを設けているので、除湿器の設置部で給湯部から送風路への燃焼排ガスの流入を監視できる。 たとえば、燃焼排ガスが室内に流入することによる一酸化炭素中毒などの危険を防止できる。

    本発明の暖房乾燥システムは、請求項1〜2に記載の暖房乾燥装置の前記送風路の前記除湿器よりも空気の流れの下流側に第1の風路切替器を設け、前記第1の風路切替器と複数の部屋の前記空気出口とを前記送風路で接続し、前記第1の風路切替器を切り替えることにより、前記除湿器で除湿された空気を任意の部屋に送風することを特徴としている。

    本発明の暖房乾燥システムによれば、除湿器で除湿された乾燥空気を第1の風路切替器によって任意の部屋に送風することができる。 これにより、任意の部屋を乾燥させることが可能となる。 たとえば、居室などの暖房される部屋に隣接した押入などに乾燥空気を送風するようにすれば、居室などから流入した水分による結露を防止でき、カビなどの発生及び住宅の耐久性低下を防止できる。

    本発明の暖房乾燥システムの別な実施態様は、前記送風路の前記除湿器よりも空気の流れの上流側に第2の風路切替器を設け、前記複数の部屋にそれぞれ前記送風路の前記空気入口を設け、それぞれの前記空気入口と前記第2の風路切替器を前記送風路で接続し、前記第2の風路切替器を切り替えることにより空気を前記複数の部屋と前記送風路の間で循環させることを特徴としている。

    本発明の暖房乾燥システムの別な実施態様によれば、第1及び第2の風路切替器を切り替えることにより、任意の部屋と暖房乾燥装置との間で空気を循環させながら除湿することができるので、外気を取り込む必要がなく、室内の温度低下もほとんどない。

    本発明の暖房乾燥システムのさらに別な実施態様は、前記複数の部屋に各々湿度センサを設けると共に前記複数の部屋の各々に除湿する優先順位を設定し、優先順位の高い部屋の湿度が所定値以上になると、優先順位の高い部屋を優先的に除湿することを特徴としている。

    本発明の暖房乾燥システムのさらに別な実施態様によれば、各部屋に乾燥する優先順位を割り振ることにより、湿度の高い部屋や結露しやすい部屋から順番に乾燥させることができる。 また、他の部屋を除湿中であっても優先順位の高い部屋の湿度が所定値以上になれば、優先順位の高い部屋の除湿に切り替えて除湿するので、湿度の高い部屋や結露しやすい部屋の湿度を常に所定値以下に保つことができる。

    以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。 ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものでないことは勿論である。

    図1は、実施例1の暖房乾燥システム1の概略断面図である。 暖房乾燥システム1は、暖房乾燥装置3と、暖房乾燥装置3で乾燥した空気を押入Aに送風するための第1の送風通路11と、風呂場の脱衣所Bに送風するための第2の送風通路12と、暖房乾燥装置3から送り出された空気を第1の送風通路11と第2の送風通路12のどちらに送り出すかを切り替えるための第1の風路切替器13と、暖房乾燥装置3で温めた湯水を居室Cの床下に取り付けられた床下暖房装置14に供給するための第1の湯水配管16と、暖房乾燥装置3で温めた湯水を浴室Dに取り付けられた浴室乾燥機15に供給するための第2の湯水配管17と、暖房乾燥システム1を制御するためのコントローラ18により構成されている。

    暖房乾燥装置3は、送風部21と給湯部22の二つの機能部で構成されている。 送風部21は、吸気口23から暖房乾燥装置3内に外気を吸気し、除湿ロータ31を通過して吐出口24から第1の送風通路11に空気を送り出している。 送風部21には除湿ロータ31の一部と吸気ファン25、エアフィルタ40、41が設置されている。 吸気ファン25は、図示しないが吸気ファンモータを動作させてファンを回転させることにより、強制的に吸気口23から外気を暖房乾燥装置3内に吸気し、除湿ロータ31を通過して吐出口24から第1の送風通路11に空気を送り出すことができる。 なお、除湿ロータ31を通過した空気は、除湿ロータ31で湿気を吸着され、乾燥した空気が第1の送風通路11へ送り出される。 また、吸気口23及び吐出口24には、それぞれエアフィルタ40、41が設けられており、吸気口23及び吐出口24を通過する空気のゴミを付着して取り除くようになっている。 さらに、除湿ロータ31よりも下流側の吐出口24付近には、送風部21内の空気の温度を検知するための温度センサ30が取り付けてある。 なお、温度センサ30の温度が設定温度T以上になると、給湯部22側からの燃焼排ガスが流入していると判断して運転を緊急停止させる。

    給湯部22には、熱交換器26、バーナー27、燃焼ファン28、排気口29及び除湿ロータ31の一部が設置されている。 バーナー27を燃焼させることにより熱交換器26で湯水を加熱し、第1及び第2の湯水配管16、17に供給される。 図3に示すように、第1及び第2の湯水配管16、17への湯水の供給は、開閉弁56、三方弁57、58を制御することにより任意の場所へ供給できるようになっている。 燃焼ファン28は、図示しないが燃焼ファンモータを動作させてファンを回転させることにより、バーナー27が完全燃焼するために新鮮な空気を供給し、また燃焼排ガスを排気口29から室外に排気させる。 また、除湿ロータ31は、熱交換器26よりも排気口29側に設置されている。 そして、除湿ロータ31にバーナー27で加熱された高温の空気(燃焼排ガス)が通過することにより、除湿ロータ31に吸着した湿気が蒸発させられ、再生される。 また、除湿ロータ31から蒸発した湿気は、バーナー27の燃焼排ガスと共に室外へ放出される。

    図2に図1のX−X'断面図を示す。 図2に示すように、除湿ロータ31の除湿部材32は、平坦な基板の表面上に波形に連続して屈曲した部材を接着して構成された矩形長尺部材を円筒状に巻き込んだものであり、かつその平坦な基板及び波形部材の表面には湿気を吸着する機能を持つ固体吸着剤が付着されている。 特に吸着剤に用いる材料に制限はないが、湿気を吸着する性質を持つ素材であればよく、例えば、シリカゲル、ゼオライト、活性炭などのように通常水分吸着用途に用いられるものを任意に使用できる。 さらに、除湿ロータ31の円筒形の円周部には、その円周に沿ってギア33が形成されている。

    除湿ロータ31の除湿部材32は、波形に連続して屈曲した部材を巻き込んだ形状であることから、その円形の端面には波形に連続して屈曲した部材と平坦な部材との隙間によって形成された無数の空気通過孔34が端面全体に形成されている。 なお、図2では、省略して一部の空気通過孔34のみを図示している。 また、各空気通過孔34の和は、十分な断面積を有し、且つその長さ方向(円筒形の厚さ方向)にはそこを通過する空気との大きな接触面積を有する。 従って、湿気を含んだ空気は除湿ロータ31の空気通過孔34中をほとんど圧損なしに通過することができ、同時に、除湿ロータ31の表面部分に付着された吸着剤により湿気が吸着除去される。 また、空気通過孔34の形状は、上記形状に限らず空気が通過するときの接触面積が大きく、圧損が発生しにくい構造であればよく、例えば、六形のハニカム構造に形成したもの等でもよい。

    ギヤードモーター36には、駆動ギア37が取り付けられており、除湿部材32の外周面に形成されたギア33と噛み合うような位置に調整されている。 したがって、ギヤードモーター36の回転駆動により、除湿ロータ31も円形面の中心軸35を中心に円形面内で連続的或いは断続的に回転するようになっている。

    第1の送風通路11は、暖房乾燥装置3の吐出口24と押入Aの天井とを配管で接続している。 また、第1の送風通路11には第1の風路切替器13が設けられている。 第1の風路切替器13は送風部21から送風されてきた空気を第2の送風通路12側と第1の送風通路11の押入A側のどちら側に送風するかを切り替えることができる。 第2の送風通路12は、第1の風路切替器13により第1の送風通路11から分岐され、第1の風路切替器13と脱衣所Bの天井とを配管で接続している。 したがって、暖房乾燥装置3の送風部21に設けた除湿ロータ31で湿気を吸着された乾燥空気は、吐出口24から第1又は第2の送風通路11、12に送られ、第1の風路切替器13を切り替えることにより、押入A或いは脱衣所Bのうち任意の部屋に送風される。 また、押入A及び脱衣所Bには、湿度センサ38、39を設けて、室内の湿度を検知できるようにしている。

    図3は、熱交換器26で暖められた湯水の流れる配管の接続の状態を示した概略図である。 第1の湯水配管16は、熱交換器26と床下暖房装置14の間を湯水が循環するように配管されている。 また、熱交換器26のOUT側と床下暖房装置14のIN側を接続する第1の湯水配管16には、浴室乾燥機15のIN側に湯水を供給するための第2の湯水配管17が接続され、熱交換器26のIN側と床下暖房装置14のOUT側を接続する第1の湯水配管16には、浴室乾燥機15のOUT側から流出する湯水を熱交換器26へ戻すための第2の湯水配管17が接続されている。 また、第1の湯水配管16と第2の湯水配管17の両接続部には、電動三方弁57、58が設けられており、電動三方弁57、58の開閉を制御することにより床下暖房装置14と浴室乾燥機15のどちらか一方、或いは両方に湯水を供給できるようになっている。 したがって、湯水はバーナー27からの熱を熱交換器26で吸熱し、床下暖房装置14及び浴室乾燥機15で放熱することにより、居室C及び浴室Dを暖房し、相対的に湿度を低下させる。

    また、第1の湯水配管16の途中には、ポンプ55及び開閉弁56が設けられ、ポンプ55及び開閉弁56を制御することにより、熱交換器26と床下暖房装置14、浴室乾燥機15へ湯水の供給を効率よくおこなっている。

    暖房乾燥システム1は、内蔵のコントローラ18(制御手段)によって運転制御される。 リモコン42は、遠隔から暖房乾燥システム1を操作するものであり、電源スイッチ43、運転スイッチ44及び風路切替スイッチ45を備えている。 リモコン42とコントローラ18は、信号線46を通じて接続されている。

    図4は暖房乾燥システム1における、コントローラ18を中心とする電気的な構成を示す機能ブロック図である。 コントローラ18は、ROM、EEPROM等のメモリに格納されている運転処理のプログラムに従って暖房乾燥システム1をマイコン制御するものである。 すなわち、図4に示すように、コントローラ18は、リモコン42、湿度センサ38、39及び温度センサ30からの信号を受け取り、それに応じて所定の手順で吸気ファン25、バーナー27、燃焼ファン28、ギヤードモーター36、第1の風路切替器13、ポンプ55、開閉弁56、三方弁57、58を制御することにより、押入A、脱衣所B、居室C及び浴室Dの暖房・乾燥を行う。

    図5は暖房乾燥システム1による押入A及び脱衣場Bの暖房乾燥運転の動作を表わしたフロー図である。 以下、図5に従って暖房乾燥システム1による押入A及び脱衣場Bの暖房乾燥運転開始から終了までを説明する。 暖房乾燥システム1の運転停止中においては、吸気ファン25、燃焼ファン28、バーナー27及びギヤードモーター36は停止しており、第1の風路切替器13は、押入A側に切り替えられているものとする。 また、押入A及び脱衣所Bの湿度設定は、それぞれ湿度C1、C2に設定されているものとする。 また、本実施例においては、脱衣所Bよりも押入Aを優先的に除湿する設定にしているものとする。

    リモコン42の運転スイッチ44が押されてオンになると、暖房乾燥システム1は、図5のフロー図に従って暖房乾燥運転を開始する。 暖房乾燥システム1の運転が開始すると、まず、バーナー27が点火される(ステップS11)と共に燃焼ファン28を回転させ(ステップS12)、熱交換器26の加熱を開始する。 また、ギヤードモーター36を動作させて除湿ロータ31を回転させる(ステップS13)と共に吸気ファン25を回転させて、送風部21内に室外の空気を吸気する(ステップS14)。 ここで、コントローラ18は、押入A及び脱衣所Bの優先順位(ここでは押入Aを優先とする)を確認し(ステップS15)、第1の風路切替器13を切り替えて送風部21から送り出される空気を押入A側に送風し(ステップS16)、押入Aの乾燥を開始する。 このとき送風部21から送り出される空気は除湿ロータ31により除湿されており、その一方で、除湿ロータ31はバーナー27の燃焼排ガスの熱により再生されている。 押入Aの乾燥動作中は、温度センサ30により吐出口24から送風される空気の温度を検知している。 温度センサ30で検出する温度が設定温度T以上であれば(ステップ17でYesの場合)、暖房乾燥システム1は給湯部22の燃焼排ガスが流れ込んでいると判断し、安全のため運転を停止する。 つまり、バーナー27の燃焼を停止し、(ステップS24)、燃焼ファン28の回転を停止させ(ステップS25)、ギヤードモーター36の動作を停止させて除湿ロータ31の回転を停止させ(ステップS26)、吸気ファン25の回転も停止し(ステップS27)、押入Aへの送風を停止し、運転を停止する。

    ステップ17でNoの場合は、押入Aの乾燥を続ける。 そして、押入A内の湿度が設定湿度C1以下になれば(ステップS18でYesの場合)、第1の風路切替器13を切り替えて送風部21から送り出される空気を脱衣所B側に送風するようにし(ステップS19)、脱衣所Bの乾燥を開始する。 脱衣所Bの乾燥動作中は、温度センサ30により吐出口24から送風される空気の温度を検知している。 温度センサ30で検出する温度が設定温度T以上であれば(ステップ20でYesの場合)、暖房乾燥システム1は給湯部22の燃焼排ガスが流れ込んでいると判断し、ステップS17でYesの場合と同様にステップS24〜S27をおこない、安全のため運転を停止する。 また、脱衣所Bの乾燥動作中に優先設定している押入Aの湿度が設定湿度C1以上になると、ステップS16に戻り、第1の風路切替器13を切り替えて送風部21から送り出される空気を押入A側に送風するようにし、押入Aの乾燥をおこなう。

    押入Aの湿度が設定湿度C1以下で、かつ、脱衣所Bの湿度が設定湿度C2以下になれば(ステップS22でYesの場合)、運転終了の有無を確認し、運転が継続されていれば(ステップS23でNoの場合)、ステップS16〜S23を繰り返して押入A及び脱衣所Bの乾燥を続ける。 運転終了の命令が入力されていれば(ステップS23でYesの場合)、バーナー27の燃焼を停止する(ステップS24)。 また、燃焼ファン28の回転を停止させる(ステップS25)と共に、ギヤードモーター36の動作を停止させて除湿ロータ31の回転を停止させる(ステップS26)。 さらに、吸気ファン25の回転も停止し(ステップS27)、押入A(或いは脱衣所B)への送風を停止する。

    以上説明したように、実施例1の暖房乾燥システム1によれば、除湿ロータ31は、送風部21で湿気を吸着して除湿すると共に、給湯部22で吸着した湿気を蒸発させて再生される。 したがって、除湿ロータ31での除湿及び除湿ロータ31の再生(湿気放出)を効率よくおこなうことができる。 また、除湿ロータ31を再生するための専用の熱源を別途設けていないので、省エネルギー化できる。 また、優先設定した部屋は、湿度が設定湿度C1(或いは設定湿度C2)以上になれば自動的に除湿されるので、常に湿度を設定値以下に保つことができる。 特に居室に隣接する押入などは、居室よりも温度が低く、居室からの水分の流入により結露が生じ、カビの発生及び住宅の耐久性低下の原因となりえるが、本発明の暖房乾燥システム1によって押入を除湿するようにすれば、押入の結露を防ぎ、カビの発生及び住宅の耐久性低下を防止することができる。

    なお、本実施例1では、押入Aを優先設定した場合について説明したが、脱衣所Bを優先設定したは押入Aと脱衣所Bの順序が入れ替わるだけである。 また、本実施例1では、押入Aと脱衣所Bの2部屋の乾燥をおこなうようにしたが、暖房乾燥装置3と接続する部屋の数は、3部屋或いはそれ以上の部屋数であってもよく、その場合は各部屋に乾燥させる優先順位を割り振って乾燥するようにすればよい。

    実施例1に示した暖房乾燥システム1においては、押入A及び脱衣所Bに送風する空気を室外から取り込んでいたので、特に冬場などは冷たい室外の空気を取り込むことになり、押入A及び脱衣所Bの温度の低下或いは温度を下げないように取り込んだ空気を暖める必要があった。 実施例2の暖房乾燥システム2は、このような問題を解決するために提案されたものである。 図6に実施例2の暖房乾燥システム2の概略断面図を示す。 なお、下記では実施例1の暖房乾燥システム1と同じ箇所は省略し、異なる箇所を中心に説明する。

    暖房乾燥システム2は、暖房乾燥システム1の吸気口23と押入Aの天井部分を配管などで接続して第3の送風通路52を形成し、第3の送風通路52の途中に第2の風路切替器51を設け、第2の風路切替器51と脱衣所Bの天井部分を配管などで接続したものである。 つまり、吸気ファンを動作させて吸気ファン25を回転させることにより、押入A或いは脱衣所Bの空気を送風部21内に取り込むことができる。 したがって、室外の冷たい空気が取り込まれることもないので、押入A及び脱衣所Bの温度低下がほとんどない。 なお、第2の風路切替器51は、第1の風路切替器13と連動して動くようになっている。 つまり、第2の風路切替器51は、第1の風路切替器13において送風部21の吐出口24側と押入Aが接続されていれば、送風部21の吸気口23側と押入Aを接続し、第1の風路切替器13において送風部21の吐出口24と脱衣所Bが接続されていれば、送風部21の吸気口23側と脱衣所Bを接続するようになっている。 また、押入A及び脱衣所Bの湿度設定は、それぞれ湿度C1、C2に設定されているものとする。 また、本実施例においては、脱衣所Bよりも押入Aを優先的に除湿する設定にしているものとする。

    図7は暖房乾燥システム2による押入A及び脱衣場Bの暖房乾燥運転の動作を表わしたフロー図である。 以下、図7に従って暖房乾燥システム2による押入A及び脱衣場Bの暖房乾燥運転開始から終了までを説明する。 暖房乾燥システム1の運転停止中においては、吸気ファン25、燃焼ファン28、バーナー27及びギヤードモーター36は停止しており、第1及び第2の風路切替器13、51は、押入A側に切り替えられているものとする。 また、押入A及び脱衣所Bの湿度設定は、それぞれ湿度C1、C2に設定されているものとする。

    リモコン42の運転スイッチ44が押されてオンになると、暖房乾燥システム1は、図7のフロー図に従って暖房乾燥運転を開始する。 暖房乾燥システム1の運転が開始すると、まず、バーナー27が点火される(ステップS31)と共に燃焼ファン28を回転させ(ステップS32)、熱交換器26の加熱を開始する。 また、ギヤードモーター36を動作させて除湿ロータ31を回転させる(ステップS33)と共に吸気ファン25を回転させる(ステップS34)。 ここで、コントローラ18は、押入A及び脱衣所Bの優先順位(ここでは、押入Aを優先とする)を確認し(ステップS35)、第1及び第2の風路切替器13、51を切り替えて送風部21と押入Aの間で空気を循環し(ステップS36、S37)、押入Aの乾燥を開始する。 このとき送風部21から送り出される空気は除湿ロータ31により除湿されており、その一方で、除湿ロータ31はバーナー27の燃焼排ガスの熱により再生されている。 押入Aの乾燥動作中は、温度センサ30により吐出口24から送風される空気の温度を検知している。 温度センサ30で検出する温度が設定温度T以上であれば(ステップ38でYesの場合)、暖房乾燥システム2は給湯部22の燃焼排ガスが流れ込んでいると判断し、安全のため運転を停止する。 つまり、バーナー27を停止し、(ステップS46)、燃焼ファン28の回転を停止させ(ステップS47)、ギヤードモーター36の動作を停止させて除湿ロータ31の回転を停止させ(ステップS48)、吸気ファン25の回転も停止し(ステップS49)、押入Aへの送風を停止する。

    ステップ38でNoの場合は、押入Aの乾燥を続ける。 そして、押入A内の湿度が設定湿度C1以下になれば(ステップS39でYesの場合)、第1及び第2の風路切替器13、51を切り替えて送風部21と脱衣所Bの間で空気が循環するようにし(ステップS40、41)、脱衣所Bの乾燥を開始する。 脱衣所Bの乾燥動作中は、温度センサ30により吐出口24から送風される空気の温度を検知している。 温度センサ30で検出する温度が設定温度T以上であれば(ステップ42でYesの場合)、暖房乾燥システム2は、給湯部22の燃焼排ガスが流れ込んでいると判断し、ステップS38でYesの場合と同様にステップS46〜S49をおこない、安全のため運転を停止する。 また、脱衣所Bの乾燥動作中に優先設定している押入Aの湿度が設定湿度C1以上になると、ステップS36に戻り、第1及び第2の風路切替器13、51を切り替えて送風部21から送り出される空気を押入A側に送風するようにし、押入Aの乾燥をおこなう。

    脱衣所Bの湿度が設定湿度C2以下になれば(ステップS44でYesの場合)、運転終了の有無を確認し、運転が継続されていれば(ステップS45でNoの場合)、ステップS36〜S45を繰り返して押入A及び脱衣所Bの乾燥を続ける。 運転終了の命令が入力されていれば(ステップS45でYesの場合)、バーナー27を停止する(ステップS46)。 また、燃焼ファン28の回転を停止させる(ステップS47)と共に、ギヤードモーター36の動作を停止させて除湿ロータ31の回転を停止させる(ステップS48)。 さらに、吸気ファン25の回転も停止し(ステップS49)、押入A(或いは脱衣所B)への送風を停止する。 なお、本実施例1では、押入Aを優先設定した場合について説明したが、脱衣所Bを優先設定したは押入Aと脱衣所Bの順序が入れ替わるだけである。

    しかして、暖房乾燥システム2においては、室外の空気を取り込んでいないので、冬場などに室内の温度を下げることなく、任意の部屋を乾燥することができる。

    図1は、本発明の実施例1の暖房除湿システムの概略断面図である。

    図2は、図1のX−X'断面図である。

    図3は、図1の暖房乾燥システムの湯水が流れる配管の接続を説明する図である。

    図4は、図1の暖房乾燥システムのコントローラの働きを説明するための機能ブロック図である。

    図5は、本発明の実施例1の暖房乾燥システムの暖房乾燥運転のプロセスを説明するフロー図である。

    図6は、本発明の実施例2の暖房除湿システムの概略断面図である。

    図7は、本発明の実施例2の暖房乾燥システムの暖房乾燥運転のプロセスを説明するフロー図である。

    符号の説明

    1、2 暖房乾燥システム 3 暖房乾燥装置 11 第1の送風通路 12 第2の送風通路 13 第1の風路切替器 14 床下暖房装置 15 浴室乾燥機 16 第1の湯水配管 17 第2の湯水配管 21 送風部 22 給湯部 23 吸気口 24 吐出口 25 吸気ファン 26 熱交換器 27 バーナー 28 燃焼ファン 29 排気口 30 温度センサ 31 除湿ロータ 36 ギヤードモーター 38、39 湿度センサ 40、41 エアフィルタ 42 リモコン 43 電源スイッチ 44 運転スイッチ 45 風路切替スイッチ 46 信号線 51 第2の風路切替器 52 第3の送風通路 53 第4の送風通路

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