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プール育苗用プール

阅读:558发布:2020-12-18

专利汇可以提供プール育苗用プール专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】プール育苗用プールを作製するための部品をその機能別にモジュール化することにより、設置組立てが簡単で、プールの大きさを自由に変更することができ、さらに、使用後の解体および収納が容易なプール育苗用プールを提供する。 【解決手段】樹脂製シート5で被覆された長方形のプール育苗用プールaであって、プールの側面が、自立手段2を備えた高さがプール育苗用プールの高さとほぼ同じ長方形の板1の複数枚にて形成され、樹脂製シートの板へのシート固定手段3と、シート固定手段により固定された樹脂製シートと板とを地面に固定するプール固定手段4と、を備えた。 【選択図】図5,下面是プール育苗用プール专利的具体信息内容。

樹脂製シートで被覆された長方形のプール育苗用プールであって、 当該プールの側面が、自立手段を備えた高さが前記プール育苗用プールの高さとほぼ同じ長方形の板の複数枚にて形成され、 前記樹脂製シートの前記板へのシート固定手段と、 前記シート固定手段により固定された前記樹脂製シートと前記板とを地面に固定するプール固定手段と、 を備えたことを特徴とするプール育苗用プール。前記樹脂製シートが黒色のシートであることを特徴とする請求項1記載のプール育苗用プール。前記自立手段が、前記板を嵌め込むためのU字型溝を形成した底面が平らな樹脂製部品であることを特徴とする請求項1または2記載のプール育苗用プール。前記自立手段のU字型溝にかえしを形成したことを特徴とする請求項3記載のプール育苗用プール。前記自立手段のU字型溝にしぼりを与えたことを特徴とする請求項3または4記載のプール育苗用プール。前記シート固定手段が、前記板とそれに被せた前記樹脂製シートとを一緒にして嵌め込むためのU字型溝を形成した樹脂製部品であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のプール育苗用プール。前記シート固定手段のU字型溝に、かえしを形成したことを特徴とする請求項6記載のプール育苗用プール。前記シート固定手段のU字型溝に、しぼりを与えたことを特徴とする請求項6または7記載のプール育苗用プール。前記プール固定手段が、一方の先端がU字型に湾曲したピンであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプール育苗用プール。

说明书全文

本発明は、プール育苗に用いるプールに関する。

プール育苗とは、稲などの育苗において、ビニルシート等により作られた簡易なプールに水を張り、そこに籾を播種した多数の育苗箱の下部を浸漬した状態で育苗する方法である。

従来のプール育苗に用いられるプールは、周縁を木材やプラスチック板などの外壁材で形成した枠内に合成樹脂製のシートを張り付けて成るものであり、長尺な資材とその取付け労を要する上、該資材の輸送や保管の面で難点があった。 すなわち、プールの外壁材を形成するための長尺な資材として、木材板、材、パイプ類などが用いられるが、木材板やパイプ類では、最初にこれらを地面に杭などで固定し、そこにシートを張り付け固定するといった作業が必要とされるだけでなく、これら長尺な材料を保管収納したり、移動したりするときにも労力を要するものであった。

また、特許文献1には、「合成樹脂製のプールシートでプールを形成し、該プールに育苗箱を収容し、水を張って育苗するプール育苗におけるプールにおいて、プールシートが所要幅で長尺なシート本体の左右側縁を貯水空間に形成して成り、該貯水空間に水を充満させてプールの側壁を形成し、前後端を支持体に支持させて左右側壁の開口端を閉塞し、プールを形成して成るもの」が提案され、外壁材を短縁のみに使用することにより資材の節約と取付け労力の省力化を図り、輸送、保管を容易なものとし、しかも、出芽期にはプール側壁の貯水空間によって、水温による温度調整のできるプール育苗用プールとなるとしている。

特許文献1のプール育苗用プールは、確かに外壁材を短縁のみに使用することで資材の節約と省力化にはなると考えられるが、そのプール側壁は、その実施例によると、所要幅の長尺なポリエチレン製のチューブを押しつぶしたシート本体の両端から所要個所(約18cmのところ)を接着して形成するか、一枚のシート本体をその両側縁で折り返し、前端をシートに接着して形成するかして作製されるとしているため、貯水空間を作るためわざわざそのような加工を施す必要があるだけでなく、予めプールの大きさに合わせて樹脂製シートを用意して貯水空間を作る必要があった。

実開平7−13117号公報

そこで、本発明は、プール育苗用プールを作製するための部品をその機能別にモジュール化することにより、設置組立てが簡単で、プールの大きさを自由に変更することができ、さらに、使用後の解体および収納が容易なプール育苗用プールを提供することを目的とする。

本発明者は、汎用の樹脂製シートと、機能別にモジュール化された部品とを組み合わせて用いることにより簡便にプール育苗用プールを作製できることを見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、 (1)樹脂製シートで被覆された長方形のプール育苗用プールであって、 当該プールの側面が、自立手段を備えた高さが前記プール育苗用プールの高さとほぼ同じ長方形の板の複数枚にて形成され、 前記樹脂製シートの前記板へのシート固定手段と、 前記シート固定手段により固定された前記樹脂製シートと前記板とを地面に固定するプール固定手段と、 を備えたことを特徴とするプール育苗用プール、 (2) 前記樹脂製シートが黒色のシートであることを特徴とする(1)記載のプール育苗用プール、 (3)前記自立手段が、前記板を嵌め込むためのU字型溝を形成した底面が平らな樹脂製部品であることを特徴とする(1)または(2)記載のプール育苗用プール、 (4)前記自立手段のU字型溝にかえしを形成したことを特徴とする(3)記載のプール育苗用プール、 (5)前記自立手段のU字型溝にしぼりを与えたことを特徴とする(3)または(4)記載のプール育苗用プール、 (6)前記シート固定手段が、前記板とそれに被せた前記樹脂製シートとを一緒にして嵌め込むためのU字型溝を形成した樹脂製部品であることを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載のプール育苗用プール、 (7)前記シート固定手段のU字型溝に、かえしを形成したことを特徴とする(6)記載のプール育苗用プール、 (8)前記シート固定手段のU字型溝に、しぼりを与えたことを特徴とする(6)または(7)記載のプール育苗用プール、 (9)前記プール固定手段が、一方の先端がU字型に湾曲したピンであることを特徴とする(1)から(8)のいずれかに記載のプール育苗用プール、 である。

プール側壁を形成する板、自立手段、シート固定手段およびプール固定手段はそれぞれの機能別にモジュール化されているので、規格化することで、その数を決めるだけで色々な大きさのプールに適用可能で、設置、解体も容易となる。 また、用いている部品は、いずれも製造の容易な形状を有し、規格化が容易で大量生産によるコストダウンが可能である。

プール側壁に用いる長方形板の斜視図である。

「かえし」および「しぼり」を有する自立手段の斜視図である。

「かえし」および「しぼり」を有するシート固定手段の斜視図である。

プール固定手段(ピン)の斜視図である。

プール育苗用プールの斜視図である(おおよそ半分がシートに覆われた状態を模式的に示してある)。

以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、本発明を実施するための一形態に過ぎず、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。

本発明のプール育苗用プールは、樹脂製シートで被覆された長方形のプール育苗用プールであって、当該プールの側面が、自立手段を備えた高さが前記プール育苗用プールの高さとほぼ同じ長方形の板の複数枚にて形成され、前記樹脂製シートの前記板へのシート固定手段と、前記シート固定手段により固定された前記樹脂製シートと前記板とを地面に固定するプール固定手段と、を備えたことを特徴とする。

本発明で用いる樹脂製シートは、水漏れしないシートで、プールの水を保持できる強度があれば使用可能である。 例えば、塩化ビニール製、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン製のシートが好適に使用できる。 これらのシートは、吸熱性向上、雑草の発生抑制等のためカーボンブラック等の顔料で黒色に着色されているのが好ましい。

本発明で用いる長方形の板は、プールの高さとほぼ同じ高さの板で、簡単に変形しない程度の厚みがあれば、木製、樹脂製、金属製いずれも使用できるが、重さ、精度および耐久性を考慮すると樹脂製が好ましく、原料が安価なポリエチレン製が特に好ましい。 また、その長さはプール側壁の各辺の長さを等分した長さが好ましい。 プールが小さい場合は、板の長さがそのプール側壁の各辺の長さと同じでも取り扱いに不便はないと考えられるが、プールが大きくなると一枚の板で側壁各辺を形成するのは現実的ではなく、プール側壁各辺を複数枚の板で形成するのが好適である。 そして、この板の長さを予め決定し規格化しておくことによって種々の大きさのプールに適合させることができる。

本発明の自立手段は、前記樹脂製シートを張り付ける前に、プールの側壁を構成する板が簡単に倒れないようにするために前記板に付属させて用いられる。 従って、前記板が簡単に倒れないようにするためのもので、前記樹脂製シート張り付けに邪魔にならないものあれば使用できる。 例えば、前記板を嵌め込むことができる断面がU字型の溝を有し、底面が平らである程度の面積を有し、自立可能な樹脂製部品が例示できる。 また、そのU字型溝に嵌め込んだ板がぐらついたり、簡単に外れないようにするため、このU字型溝にかえしを形成したり、しぼりを与えたりしてもよい。 なお、上記では、長方形の板と自立手段とが別のものであるように説明してきたが、プール側壁を形成する板が自立できれば十分なので、前もって板と自立手段が一体化された形状のものでも使用可能である。

本発明のシート固定手段は、自立させた板で形成したプール側壁に樹脂製シートを被せた後、そのシートを前記板に固定するために用いられる。 例えば、断面にU字型の溝を有した樹脂部品の前記U字型の溝に、シートと板とを一緒にして嵌め込むことによってシートを固定できる。 また、そのU字型溝からシートが簡単に外れないようにするため、このU字型溝にかえしを形成したり、しぼりを与えたりしてもよい。

本発明のプール固定手段は、前記シート固定手段により固定された前記樹脂製シートと前記板とを地面に固定するために用いられる。 例えば、一方の先端がU字型に湾曲した樹脂製又は金属製のピンが好ましく用いられる。 このU字型の部分に、樹脂製シートと板とが嵌め込まれたシート固定手段を嵌め込み、他端を地面に差し込むことによってプールを固定する。

以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

本発明のプール育苗用プールの設置方法を実例に即して以下説明する。 なお、以下の説明では具体的にイメージし易くするため、用いられる部材の寸法を記載しているが、これに限られるわけではなく諸条件により適宜決められるものである。

長さ1000mm、厚み10mm、幅100mmの長方形の板1を、U字型溝21をもった長さ500mm、高さ50mm、底面の幅20mmの自立手段2のU字型溝21に嵌め込み、自立手段2の底面を下にして平らな地面上にプールの大きさに合わせて並べる。 例えば、2m×4mの広さのプールであれば、自立手段2を付属させた板1を各長辺に4枚、各短辺に2枚を接して並べることによってプール側壁を形成できる。 なお、自立手段2は、板1が簡単に倒れないようにするのが目的なので、図5のように板1の2枚にまたがって設置されてもよい。 図2では、自立手段2のU字型溝21に「かえし」22および「しぼり」23が設置されているが、こうすることによって板1がぐらついたり、U字型溝から外れることを防止できる。

次に、出来上がったプール側壁に、プールの広さ、高さおよびシート固定のための余裕を考慮した大きさの樹脂製シート5を被せ、そのシートの上からシート固定手段4を、側壁を成す板1と樹脂製シート5とに嵌め込むことによって、シートをプール側壁に固定する(図5参照)。 なお、図5は最終的に出来上がったプール育苗用プールを模式的に示した図である。 図5においては、本来ならプール全体が樹脂製シートで覆われているはずであるが、樹脂製シートを被せた様子が分かるようにおおよそ半分のみがシートで覆われたように描いてある。 ここで、シート固定手段3は、前記自立手段2と同じものを使用できる。 図5では、図3に示すように自立手段2の長さだけを短くしたものを用いた。 「かえし」32および「しぼり」33の機能も自立手段2におけるものと同様である。

次いで、樹脂製シートを固定したシート固定手段3の上から地面に向けて、一方の先端がU字型に湾曲したピン4(プール固定手段)のU字型部分41にシート固定手段3を嵌め込みながら、そのピン4の他端を地面に差し込んで固定することによってプール育苗用プールaが完成する。

なお、上記で説明した自立手段、シート固定手段およびプール固定手段の使用数およびその場所はプールの大きさに応じて適宜決められる。

1 (長方形の)板 2 自立手段 21 自立手段のU字型溝 22 自立手段のU字型溝に形成された「かえし」 23 自立手段のU字型溝に形成された「しぼり」 3 シート固定手段 31 シート固定手段のU字型溝 32 シート固定手段のU字型溝に形成された「かえし」 33 シート固定手段のU字型溝に形成された「しぼり」 4 プール固定手段 41 プール固定手段のU字型部分 5 樹脂製シート a プール育苗用プール

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