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Capturer for insects

阅读:873发布:2020-09-14

专利汇可以提供Capturer for insects专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain the subject capturer, capable of carrying out the attracting of insects and having a high capturing ratio of flying insect pests in a tacky layer by forming the tacky layer on the surface of a fluorescent substance and emitting the fluorescence from the fluorescent substance by ultraviolet rays. CONSTITUTION:This capturer for insects is obtained by applying a fluorescent tacky sheet unit 5 having a tacky layer formed on the surface of a fluorescent substance through base plates 6 to sidewall surfaces 1a and 1b of a casing unit 1, arranging a fluorescent lamp type attracting lamp 3 on the side of an opening 2 of the casing unit, developing the color of the fluorescence emitted from the fluorescent tacky sheet with ultraviolet rays from the attracting lamp and making the insect pests flying aiming at the attracting lamp further fly even to the fluorescent tacky sheet.,下面是Capturer for insects专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 表面に粘着層を形成した蛍光体を、紫外線発光源からの紫外線によって蛍光発色可能に形成したことを特徴とする昆虫類捕獲器。
  • 【請求項2】 粘着層を紫外線を吸収しない材料によって形成したことを特徴とする請求項1記載の昆虫類捕獲器。
  • 【請求項3】 蛍光体として、3(Ba,Mg)O・8
    Al 22 :Eu 3 Mn、Zn 2 SiO 4 :Mn、Zn
    S:Cuの内のいずれか1または複数の蛍光体を用いたことを特徴とする請求項1または2記載の昆虫類捕獲器。
  • 【請求項4】 蛍光体として、Y 24 :Eu、Y
    (P,V)O 4 :Eu、Y 22 S:Eu、0.5Mg
    2・3.5MgO・GeO 2 :Mnの内のいずれか1
    または複数の蛍光体を用いたことを特徴とする請求項1
    または2記載の昆虫類捕獲器。
  • 【請求項5】 蛍光体層の上面に、粘着層を剥離可能に固定したことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の昆虫類捕獲器。
  • 【請求項6】 紫外線発光源として、蛍光灯型の昆虫誘因ランプを用いたことを特徴とする請求項1,2,3,
    4または5記載の昆虫類捕獲器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は昆虫類捕獲器、更に詳しくは紫外線発光源を用いて飛翔性害虫を捕獲するための昆虫類捕獲器に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来から、光源を用い、飛来した飛翔性害虫(ユスリカ、カ、イエバエ、キノコバエ等の双シ目類、メイガ、ヒトリガ等の鱗シ目類、ミツバチ、コマユバチ等の膜シ目類、ハネカクシ、ゴミムシ等の鞘シ目類、ウンカ、ヨコバエ、アブラムシ等の半シ目類など)
    を捕獲するためのものとして、昆虫類捕獲器が用いられていた。

    【0003】このような従来の昆虫類捕獲器としては、
    例えば図6に示すように、断面二等辺三形状の筒体a
    の、底辺に相当する面を正面とし、この正面を開口bさせて全体を形成すると共に、この筐体aの内部中央に、
    縦方向に長い誘引ランプとなる所定の波長を出す蛍光灯(ブラックライト)dを設けたものである。 また蛍光灯d後方に相当する筐体a内面には、筐体a内方に向かった蛍光灯dの光を外部に反射させるために、湾曲させた反射板cが設けてある。 更に、断面二等辺三角形状の筐体aの等辺に相当する面の、筐体a内面の開口b側には、単なる虫捕獲用粘着テープeが設けてある。 これは、反射板の影になって暗い場所に粘着テープeを設けても意味がないためである。

    【0004】そしてこのような、従来の昆虫類捕獲器では、蛍光灯dを目指して飛んできた害虫は、筐体a内部に侵入し、蛍光灯dの近辺を飛翔中、周囲の前記粘着テープeの粘着面に触れて捕獲されるものである。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の昆虫類捕獲器において、粘着テープ面に触れて捕獲される害虫の捕獲率は極めて低いものとなっていた。 すなわち、飛んでくる飛翔性害虫は、あくまでも所定の波長を出す蛍光灯のみを目指してくるだけであり、該蛍光灯に触れて死ぬわけではなく、飛来中に過って近傍の粘着テープ面に触れた虫だけが捕獲される、消極的な捕獲作用を得るに過ぎなかったからである。

    【0006】また、この種のタイプの昆虫類捕獲器は、
    反射板を取り付けなければならず害虫を集める効率が悪いものの、この反射板の取り付けが面倒であり、かつ高価につく等の欠点を有していた。 しかも、この場合、粘着テープは、反射板の影になって暗い場所に設けても意味がないために、筐体内面の開口側にのみ位置する細幅となっており、捕獲の効率が悪いものとなっていた。

    【0007】本発明の内請求項1記載の発明は、湾曲させた反射板を用いることなく、紫外線発光源からの紫外線によって昆虫誘因を行うと共に、紫外線発光源からの紫外線によって、表面に粘着層を形成した蛍光体を蛍光発色させ、飛翔性害虫の粘着層出の捕獲効率を向上させることを目的としたものである。 請求項2記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、粘着層を紫外線を吸収しない材料で形成することによって、蛍光体の発色効率を向上させることを目的としたものである。

    【0008】また請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的を、緑色に蛍光発色する蛍光体を用いて達成するものである。 また請求項4記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的を、赤色に蛍光発色する蛍光体を用いて達成するものである。 請求項5記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の発明の目的に加えて、蛍光体と粘着層とを別体のものとし、
    飛翔性害虫を捕獲する粘着層のみを交換使用可能とすることで、蛍光体の節約を図ることを目的としたものである。

    【0009】更に請求項6記載の発明は、請求項1、
    2、3、4または5記載の発明の目的に加えて、紫外線発光源として蛍光灯型の昆虫誘因ランプを用いることによって、飛翔性害虫の誘因効率を向上させることを目的としたものである。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、表面に粘着層を形成した蛍光体を、紫外線発光源からの紫外線によって蛍光発色可能に形成したことを特徴とする。 また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、粘着層を紫外線を吸収しない材料によって形成したことを特徴とする。

    【0011】また請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、蛍光体として、3(B
    a,Mg)O・8Al 22 :Eu 3 Mn、Zn 2 Si
    4 :Mn、ZnS:Cuの内のいずれか1または複数の蛍光体を用いたことを特徴とする。 また請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、蛍光体として、Y 24 :Eu、Y(P,V)O
    4 :Eu、Y 22 S:Eu、0.5MgF 2・3.5
    MgO・GeO 2 :Mnの内のいずれか1または複数の蛍光体を用いたことを特徴とする。

    【0012】また請求項5記載の発明は、請求項1、
    2、3または4記載の発明の構成に加えて、蛍光体層の上面に、粘着層を剥離可能に固定したことを特徴とする。 更に請求項6記載の発明は、請求項1、2、3、4
    または5記載の発明の構成に加えて、紫外線発光源として、蛍光灯型の昆虫誘因ランプを用いたことを特徴とする。

    【0013】

    【作用】請求項1記載の発明では、紫外線発光源からの紫外線を目指して飛んできた害虫が、蛍光発色している蛍光体にも飛んでいくので、従来の粘着層に比べて、害虫の捕獲効率が向上するものである。 またここで蛍光体は、紫外線発光源からの紫外線によって蛍光発色するものである。 したがって、粘着層は、紫外線発光源からの紫外線が蛍光体に到達するような材料で形成しておくことが必要とされる。 この点で、粘着層によって若干の紫外線吸収が行われても、蛍光体を蛍光発色させることが可能であるものの、請求項2記載の発明のように、粘着層を紫外線を吸収しない材料によって形成すると、蛍光発色の効率が著しく向上し、したがって捕獲効率向上させることができる。

    【0014】更に、蛍光体は、成分を変更させることによって、緑色、赤色、青色、燈火色、白色あるいはこれらの中間色に蛍光発色させることが可能である。 ただ、
    実験の結果、請求項3に記載の蛍光体のように緑色に蛍光発色させたり、請求項4に記載の蛍光体のように赤色に蛍光発色させたりすると、害虫の捕獲効率が向上することが確認された。

    【0015】更に、表面に粘着層を形成した蛍光体であるならば、害虫の捕獲が可能であることから、蛍光体と粘着体とを一体のものとして形成し、表面の粘着部分で害虫の捕獲を行うことが可能である。 ただ、請求項5に記載のように、蛍光体と粘着体とを別個に形成し、蛍光体層の上面に粘着層を剥離可能に形成すると、害虫を捕獲した後に、粘着層のみを交換することによって蛍光体を永久的に使用できるので、極めて経済的である。

    【0016】また紫外線発光源としては、蛍光体を発光させることができるような、300〜400nm程度の波長を出す発光源を使用すればたりるが、請求項6に記載のように、害虫が好む紫外線波長である370〜40
    0nm程度の波長の蛍光灯型の昆虫誘因ランプを用いると、害虫が集まるので、害虫の捕獲効率が向上するものである。

    【0017】

    【実施例】以下、本発明の実施例を、図示例と共に説明する。 図1、図2、図3は、昆虫類捕獲器に、粘着剤に蛍光体を練り込んだ蛍光性粘着シート体を用いた実施例を示したものである。 この、図1、図2、図3に示した実施例において、1は断面二等辺三角形状を呈し、底辺に相当する正面を開口2とした筐体で、この三角柱状の長方形状筐体1の内部中央には、公知のブラックライトと呼ばれる所定の紫外線波長を出す蛍光灯型誘引ランプ3が縦方向に設けてある。 また、断面二等辺三角形状の筐体1の等辺に相当する面の、筐体1内面に相当する両側壁面1a,1bには、蛍光性粘着シート体5が設けられている。 ここで蛍光性粘着シート体5は、粉末の蛍光体Aをポリブチン等よりなる粘着剤Bに混ぜ練り込んだものを、紙地、フィルム等の粘着シート地4に塗布して形成されている。 またこの蛍光性粘着シート体5は、台板6に固定され、台板6ごと筐体1内面に相当する両側壁面1a,1bに着脱自在となっている。 なお図1に示したように、筐体1下部には、蛍光灯型誘引ランプ3の点灯用スイッチ8が設けてある。 更に、この筐体1には、正面の開口2に着脱自在となるカバー枠体9が設けてある。

    【0018】このような状態で、昆虫類捕獲器を屋外に設置し、かつ点灯用スイッチ8をONさせて、蛍光灯型誘引ランプ3を点灯させる。 するとこの蛍光灯型誘引ランプ3からは、害虫が好んで集まる紫外線波長(例えば400〜370ナノメータの波長)が出されるため、周囲に飛来するユスリカ、ガ、ヨコバイ、キノコバエ、ゴミムシ、ハネカクシ等の飛翔性害虫がカバー枠体9を経て内部へ飛び込み誘引ランプ3に集まってくる。

    【0019】一方、点灯した蛍光灯型誘引ランプ3からの紫外線によって、蛍光性粘着シート体5が蛍光発色することとなる。 その結果、内部に侵入した飛翔性害虫が、蛍光発色している該蛍光性粘着シート体5に向かって直接寄って行き、蛍光性粘着シート体5の粘着剤Bに触れて捕獲されることとなる。 更にこのようにして蛍光性粘着シート体5に害虫が捕獲された後は、台板6ごと蛍光性粘着シート体5を筐体1から取りはずし、新しい蛍光性粘着シート体5が固定された台板6と交換することとなる。

    【0020】なおこの時の、蛍光性粘着シート体5の蛍光発色カラーは、緑色、赤色、青色、燈火色、白色あるいはこれらの中間色に蛍光発色させることが可能である。 ただ、実験の結果、緑色に蛍光発色させたり、赤色に蛍光発色させたりすると、害虫の捕獲効率が向上することが確認された。 (第1実施例)ここで、蛍光灯型誘引ランプ3を中心とした筐体1内面に相当する両側壁面1a,1bの左右に、前述した実施例で用いた蛍光性粘着シート体5と従来品(蛍光塗料を含まない単なる粘着シート体)とを固定した昆虫類捕獲器害虫飛翔の誘引効果の試験結果を示す。 なおここで、蛍光性粘着シート体5及び従来品は、
    各々43×14cmの大きさに形成されている。

    【0021】なおこの実験は、神奈川県横須賀市の郊外で、河川から200m、山林から200m離れた家屋のベランダにおいて、1993年7月10日から11日(午後9地から翌日午前1時)の夜にかけて試験を実施した。 また更にこの実験では、蛍光発色カラーが緑色の蛍光性粘着シート体5と従来粘着シートの張り合せと、
    蛍光発色カラーが赤色の蛍光性粘着シート体5と従来粘着シートの張り合せの2台の昆虫類捕獲器を用いて実験した。

    【0022】なおここで、蛍光発色カラーが緑色の蛍光性粘着シート体5は、下記のような成分配合で形成されている。 波長350〜400nmの光を吸収しない粘着材に対して、蛍光体Aを重量比10:1で均一に混合した蛍光性粘着剤を蛍光性粘着シート体5の原料とし、この蛍光性粘着剤2gを、台板6としての厚紙(43×1
    4cm)に巾12cm長さ43cmで塗布して、蛍光性粘着シート体5としている。

    【0023】ここで、波長350〜400nmの光を吸収しない粘着剤Bとしては、例えばポリブテン(C 4
    9 −) nが使用できる。 具体的には、日本石油株式会社製のポリブテンSV−7000とHV−3000とを1:1で混合したものが使用できる。 また緑色の発光を行う蛍光体Aとしては、3(Ba,Mg)O・8Al 2
    2 :Eu 3 Mn、Zn 2 SiO 4 :Mn、ZnS:C
    uの内のいずれか1または複数を混合したものを用いることができる。

    【0024】また、蛍光発色カラーが赤色の蛍光性粘着シート体5は、下記のような成分配合である。 波長35
    0〜400nmの光を吸収しない粘着材に対して、蛍光体Aを重量比10:1で均一に混合した蛍光性粘着剤を蛍光性粘着シート体5の原料とし、この蛍光性粘着剤2
    gを、台板6としての厚紙(43×14cm)に巾12
    cm長さ43cmで塗布して、蛍光性粘着シート体5としている。

    【0025】ここで、波長350〜400nmの光を吸収しない粘着剤Bとしては、例えばポリブテン(C 4
    9 −) nが使用できる。 具体的には、日本石油株式会社製のポリブテンSV−7000とHV−3000とを1:1で混合したものが使用できる。 また赤色の発光を行う蛍光体Aとしては、Y 24 :Eu、Y(P,V)
    4 :Eu、Y 22 S:Eu、0.5MgF 2・3.
    5MgO・GeO 2 :Mnの内のいずれか1または複数を混合したものを用いることができる。

    【0026】その結果、蛍光性粘着シート体5と従来粘着シートの張り合せとでは、図4に示すように、捕獲数に大きな差が出た。 また、具体的な数字としては、表1
    に示すような結果が得られた。

    【0027】

    【表1】

    【0028】ここでは、2台の捕獲器による捕獲総数3
    85匹の内、蛍光発色カラーが緑色の蛍光性粘着シート体5が181匹に対して、従来の粘着シートが43匹であり、蛍光発色カラーが赤色の蛍光性粘着シート体5が133匹がに対して、従来の粘着シートが48匹となり、蛍光性粘着シート体5を用いたものの方が、害虫の捕獲数ではるかに優位であることが認められた。 (第2実施例)更に以上の説明において、表面に粘着層を形成した蛍光体Aを、粉末の蛍光塗料をポリブテン等よりなる粘着剤Bに混ぜ練り込んだ蛍光性粘着シート体5を台板6上に形成したとして説明した。

    【0029】ただこの他にも、台板6を用いず、直接、
    蛍光性粘着シート体5を筐体1に設けることもできる。
    ただいずれの場合であっても、このような蛍光性粘着シート体5に多数の害虫が付着すると、蛍光体毎蛍光性粘着シート体5を廃棄し、新しいものに取り替える必要がある。

    【0030】そこで、図5に示したように、あらかじめ蛍光体Aを用いた蛍光シート10を形成しておき、この蛍光シート10を断面二等辺三角形状の筐体1の等辺に相当する面の、筐体1内面に相当する両側壁面1a,1
    bに固定しておく。 その上で、この蛍光シート10の表面に、粘着シート11を位置させて使用し、害虫を捕獲した後は、粘着シート11のみを交換するように形成することもできる。

    【0031】このように形成する場合には、蛍光発色カラーが緑色の蛍光シート10は、下記のような成分配合で形成されている。 波長350〜400nmの光を吸収しない接着剤に蛍光体Aを均一に混合した蛍光性接着剤を蛍光シート10の原料とし、この蛍光性接着剤の2g
    を、台板6としての厚紙(43×14cm)に巾12c
    m長さ43cmで塗布して、蛍光シート10としている。

    【0032】ここで、波長350〜400nmの光を吸収しない接着剤としては、例えばアクリル系樹脂、スチロール系樹脂、アルキド系樹脂等を用いることができる。 また緑色の発光を行う蛍光体Aとしては、3(B
    a,Mg)O・8Al 22 :Eu 3 Mn、Zn 2 Si
    4 :Mn、ZnS:Cuの内のいずれか1または複数を混合したものを用いることができる。

    【0033】また、蛍光発色カラーが赤色の蛍光シート10は、下記のような成分配合で形成されている。 波長350〜400nmの光を吸収しない接着剤に蛍光体A
    を均一に混合した蛍光性接着剤を蛍光シート10の原料とし、この蛍光性接着剤の2gを、台板6としての厚紙(43×14cm)に巾12cm長さ43cmで塗布して、蛍光シート10としている。

    【0034】ここで、波長350〜400nmの光を吸収しない接着剤としては、例えばアクリル系樹脂、スチロール系樹脂、アルキド系樹脂等を用いることができる。 また緑色の発光を行う蛍光体Aとしては、Y 2
    4 :Eu、Y(P,V)O 4 :Eu、Y 22 S:E
    u、0.5MgF 2・3.5MgO・GeO 2 :Mnの内のいずれか1または複数を混合したものを用いることができる。

    【0035】更に、粘着シート11は、下記のような成分配合で形成されている。 波長350〜400nmの光を吸収しない透明な樹脂フィルムに、波長350〜40
    0nmの光を吸収しない粘着材を2g均一に塗布して形成してある。 ここで波長350〜400nmの光を吸収しない透明な樹脂フィルムは、43×14cmの大きさに形成されている。 またこの樹脂フィルムに対して粘着剤Bは巾12cm長さ43cmにわたって塗布してある。 更にここで、波長350〜400nmの光を吸収しない粘着剤Bとしては、例えばポリブテン(C 49
    −) nが使用できる。 具体的には、日本石油株式会社製のポリブテンSV−7000とHV−3000とを1:
    1で混合したものが使用できる。 更に以上の実施例では、筐体1を、外形が三角柱状のものとして説明したが、半円柱状のもの、あるいは角柱状のものとすることもできる。 更に、場合によっては、蛍光性粘着シート体5に向かって、紫外線を照射し、蛍光発色した蛍光性粘着シート体5自体で害虫を寄せるように形成することもできる。

    【0036】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明の内請求項1記載の発明は、湾曲させた反射板を用いることなく、
    紫外線発光源からの紫外線によって昆虫誘因を行うと共に、紫外線発光源からの紫外線によって、表面に粘着層を形成した蛍光体を蛍光発色させ、飛翔性害虫の粘着層出の捕獲効率を向上させたものである。

    【0037】請求項2記載の発明は、請求項1または2
    に記載の発明の効果に加えて、粘着層を紫外線を吸収しない材料で形成することによって、蛍光体の発色効率を向上させたものである。 また請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の効果を、緑色に蛍光発色する蛍光体を用いて達成したものである。

    【0038】また請求項4記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の効果を、赤色に蛍光発色する蛍光体を用いて達成したものである。 請求項5記載の発明は、
    請求項1、2、3または4記載の発明の効果に加えて、
    蛍光体と粘着層とを別体のものとし、飛翔性害虫を捕獲する粘着層のみを交換使用可能とすることで、蛍光体の節約を図ったものである。

    【0039】更に請求項6記載の発明は、請求項1、
    2、3、4または5記載の発明の効果に加えて、紫外線発光源として蛍光灯型の昆虫誘因ランプを用いることによって、飛翔性害虫の誘因効率を向上させたものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の昆虫類捕獲器の実施例の要部を示す正面図である。

    【図2】同要部拡大の横断面図である。

    【図3】蛍光性粘着シート体の構成の説明図である。

    【図4】本発明の蛍光性粘着シート体と従来の粘着シート体の害虫捕獲の比較説明図である。

    【図5】蛍光性粘着シート体の他の実施例を示した断面図である。

    【図6】従来の昆虫類捕獲器の要部断面図である。

    【符号の説明】

    A 蛍光体 B 粘着剤 1 筐体 1a,1b 側壁面 2 開口 3 蛍光灯型誘引ランプ 4 粘着シート地 5 蛍光性粘着シート体 6 台板 8 点灯用スイッチ 9 カバー枠体 10 蛍光シート 11 粘着シート

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 公文 堅一 東京都品川区東大井5丁目26番22号 株式 会社三共消毒内 (72)発明者 大村 貞明 東京都港区西新橋1丁目24番地14号 日製 産業株式会社内

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