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Japanese danish seine

阅读:399发布:2020-07-30

专利汇可以提供Japanese danish seine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain Japanese Danish seine capable of rapidly and surely throwing, netting and raising a laying and drawing fishing net with a few hands, improving operation efficiency and fishing efficiency.
CONSTITUTION: A laying and drawing fishing net 4 having a right and a left wing nets 4a and 4b, a main net 4c and a cod net 4d is thrown, netted and raised by a net winch 22 having at least two reels 22R and 22L wherein at least one is separately driven.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Japanese danish seine专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 左右の袖網、身網およびコッド網とを有するかけまわし網を、少なくとも2個ののリールを有するとともに、少なくとも一方のリールが別駆動されるように形成されているネットウインチにより投揚網することを特徴とするかけまわし漁法。
  • 【請求項2】 請求項1に記載のかけまわし漁法において、ネットウインチの2個のリールにかけまわし網の左右の袖網をそれぞれ巻回させながら身網まで揚網し、その後コッド網より魚類を取出し、その後前記2個のリールを逆転させて甲板上の所定位置に前記コッド網および身網を降ろし、その後先に投網する袖網を前記リールを回転させながら甲板上の所定位置に降ろして投網待機状態とさせ、投網時には前記甲板上に配置されている袖網、身網、コッド網、およびリールに巻回されている他方の袖網の順に前記リールを逆回転させながら投網させることを特徴とするかけまわし漁法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、かけまわし漁具を用いて漁獲操業を行なうかけまわし漁法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、かけまわし漁業は、前方から後方に向かって袖網、身網およびコッド網を有するかけまわし網を、これとほぼ同一構成のトロール網と異なり、
    オッターボード等の強制拡網装置を一切用いないで拡網状態とさせて中に投網して、漁獲操業するものである。

    【0003】図7はかけまわし漁業の概略を示しており、まず船1が投網水域において、A、B、C、D、A
    の各ポイントを通るようにほぼ矩形に航行する間に、最初にポイントAにおいて樽2を投下し、続いてポイントBにおいて90度転してポイントCに達するまで引き綱3Rを繰出し、ポイントCにおいて転舵する間にかけまわし網4を一方の袖網4a、身網4c、コッド網4d
    および他方の袖網4bの順に水中に投網し、続いてポイントDにおいて90度転舵して最初のポイントAに戻るまでに他方の引き綱3Lを繰出し、ポイントAにおいて樽2を船上に揚げる。 続いてポイントEまでかけまわし網2を曳網する流し行程において魚類を漁獲し、続いてポイントFまでの寄せこぎ行程の間に船1から引出された引き綱3R、3Lを船上に巻上げ、その後かけまわし網2を船上に揚網し、コッド網2bから魚類を魚槽内に収容する。

    【0004】更に、図8から図12に示す行程図により、具体的な作業とそれに要する人員数を説明する。

    【0005】行程1:投網前 右船尾の樽台5に樽2を載せておき、投樽の準備を行なう。 左袖手木ロープ6Lはコイルされている。 操業人数:0人。

    【0006】行程2:投樽 樽台5から樽2を落とす(油圧でブリッジから操作)。
    右舷リール7Rはフリーの状態で、右舷スナッチ式トップローラ8Rを通って引き綱3Rが繰出されて行く。 操業人数:0人。

    【0007】行程3:転舵 右舷の引き綱3Rが半分出たところで(600m)左へ90°転舵する。 引き綱3Rのつなぎ目のスイベル9が出る時に、リール7Rにブレーキをかける。 操業人数:1人。

    【0008】行程4:左手木ロープをスナッチ式トップローラへ入れる 転舵後、船尾にコイルされていた左袖手木ロープ6Lを右舷の引き綱3Rが走っている右舷スナッチ式トップローラ8Rへ入れる。 操業人数:2人。

    【0009】行程5:リールストップ、右のワイヤと左袖手木ロープの連結 右の引き綱3Rが出終わると、リール7Rをストップして、ストッパワイヤ10Raをきかせた後、リール7R
    を少し繰り出して張をストッパ側にかける。 フリーになった右の引き綱3Rをリール7Rに残っているワイヤから外して、左袖手木ロープ6Lと知恵の輪フック11
    で連結する。 操業人数:5人。

    【0010】行程6:ストッパ切断 ストッパ10Rを切断すると、再び張力が引き綱3Rにかかり、左袖手木ロープ6Lと連結された右の引き綱3
    Rはスナッチ式トップローラ8Rから外れる。 右のリール7Rに残っているワイヤの端部は、その場でコイルされる。 操業人数:5人。

    【0011】行程7:投網 右の引き綱3Rに続いてかけまわし網4がスリップウェイ13から繰り出される。 網4の右袖手木ロープ6Rは左の引き綱3Lに知恵の輪フック11で連結されており、スナッチ式トップローラ8Lを通ってリール7Lに巻かれている。 操業人数:0人。

    【0012】行程8:左の引き綱繰り出し 網4に続いて左の引き綱3Lが繰出されて行く。 (リール7Lはフリー) この時、揚網時に使う両手木引寄せワイヤ14R、14
    Lを用意しておく。 (両舷のワーピングドラム15R、
    15Lに巻かれたワイヤ14R、14Lを中央の滑車1
    6を通して船尾まで持ってくる。 ) 操業人数:4人。

    【0013】行程9:転舵 左舷の引き綱3Lが半分出たところで(600m)左へ90°転舵する。 前回と同様にスイベル9が出る時に、
    リール7Lにブレーキをかける。 操業人数:1人。

    【0014】行程10:右リール残りワイヤを左スナッチ式トップローラへ入れる コイルされていた右舷のリール7Lの残りワイヤを左の引き綱3Lが走っている左舷スナッチ式トップローラ8
    Lへ大まわしで入れる。 操業人数:4人。

    【0015】行程11:左舷リールストップ 左の引き綱3Lが出終わると、リール7Lをストップしてストッパワイヤ10Laを取付け、ストッパをきかせた後、リール7Lを少し繰り出して張力ストッパ側にかける。 フリーになった引き綱3Lを左リールの残りワイヤから外し、行程10において大まわしで持ってきた右リールの残りワイヤと連結する。 操業人数:5人。

    【0016】行程12:ストッパ切断、引き綱の移動 ストッパ10Lを切断すると、再び張力が引き綱3Lにかかり、左スナッチ式トップローラ8Lから外れて右スナッチ式トップローラ8Rへと移動する。 この時、行程11で外された左リール残り引き綱はコイルルされている。 左の引き綱3Lの繰出しが終了するころ、船1は投樽位置近くにすでに到着している。 操業人数:5人。

    【0017】行程13:樽とり準備 ストッパ切断と同時に右船首では樽とりの準備のため、
    カギ17を持った甲板員が1人待機している。 操業人数:1人。

    【0018】行程14:揚樽 右船首からカギ17を樽2にひっかけて引き綱3Rを取り、船尾まで持って行き、デリック18にて樽2を引き上げて樽台5に載せる。 この時、左リールの残り引き綱は左スナッチ式トップローラ8Lを通して、大まわしで右船尾の樽台5のところまで持ってくる。 操業人数:4人。

    【0019】行程15:樽の引き綱と左リールの残り引き綱を連結 ストッパワイヤ10Raを樽2についている引き綱3R
    にかけて張力をストッパにかけ、フリーになった引き綱3Rを樽2から外し、行程14で用意した左リールの残り引き綱に知恵の輪フック11で連結する。 操業人数:4人。

    【0020】行程16:ストッパ切断、引き綱の移動 ストッパ10Rを切断すると、再び張力が引き綱3Rにかかり、樽2についていた引き綱3Rは左スナッチ式トップローラ8Lへと移動する。 操業人数:2人。

    【0021】行程17:流し開始 両舷リール7R、7Lを若干巻いて曳網状態に入る。 船速は3〜5ノット(kt)程度で30分間流す。 この間に揚網用デリック付ヤイヤを用意し、第2甲板では前操業の漁獲物の仕分けが行われる。 操業人数:2人。

    【0022】行程18:寄せこぎ開始 流し開始30分後、次に寄せこぎ(45分)が開始される。 この間に揚網された両袖網4a、4bをひっくり返すためのモッコ網(図示せず)が用意される。 操業人数:2人。

    【0023】行程19:リールストップと手木引寄せワイヤ連結 寄せこぎ(巻揚げ)後、両手木19R、19Lが上がると、ウインチによりリール7R、7Lをストップさせて、行程8で用意しておいた両手木引寄せワイヤ14
    R、14Lを両手木19R、19Lにフックで連結させる。 操業人数:4人。

    【0024】行程20:強制曳網(魚の追込み) 両舷のリール7R、7Lを繰り出して張力を中央の手木引寄せワイヤ14R、14Lにかける。 右の引き綱3R
    は樽2を連結するために、左の引き綱3Lより多く出しておく。 この時、両舷の引き綱3R、3Lはフリーの状態になっている。 その後、海面に網4が上がってくるまで強制曳網を行う。 操業人数:8人。

    【0025】行程21:両手木引き上げ 手木引寄せワイヤ14R、14Lで両手木19R、19
    Lを甲板まで上げた後、両引き綱3R、3Lを手木19
    R、19Lから外して船尾にコイルする。 デリック付ウインチ(図示せず)にてストロップがけをして両手木1
    9R、19Lをつり上げ、ペンネントは手ぐりでコイルされる。 操業人数:13人。

    【0026】行程22:揚網 ストロップがけで左右のデリック付ワイヤ18を交互に使いながら揚網していく。 ストロップ回数は左右各7〜
    8回で合計15回程度。 両袖網4a、4bはデリック付ワイヤ18から降ろされる時に、それぞれ人力で捌かれ、用意されたモッコの上に置かれていく。 操業人数:13人。

    【0027】行程23:コッド網揚げ ストロップがけでコッド網4dが上がると船尾のハッチ21を開けて、漁獲物を第2甲板に落としてハッチ21
    を閉じる。 操業人数:13人。

    【0028】行程24:網整反後各引き綱連結 漁獲物収納後、デリック付ワイヤ18を用いて網4を整反する。 左袖網4bはモッコに乗せて船尾に移動してひっくり返す。 ペンネントはコイルされる。 右手木19R
    および右袖網4Aは甲板前方の位置において、大まわしで左スナッチ式トップローラ8Lを通った左の引き綱3
    Lと連結される。 右に引き綱3Rは右スナッチ式トップローラ8Rを通って樽2と連結される。 投網準備に入る。 操業人数:13人。

    【0029】このようにして、従来のかけまわし漁業が行なわれている。

    【0030】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日の漁業をとりまく環境は年々厳しくなるのが実情であり、
    特に漁業に従事する人の人員不足、高齢化等が深刻な問題を提起している。

    【0031】このような状況において、前記した従来のかけまわし漁法においては、作業に要する人員数が非常に多く、しかもその作業は重労働なものであった。 特に、船上において、かけまわし網4を次の投網のために所定位置に再配置するように捌く作業の大部分が、人手により行わなければならず、非常に大変なものであった。 また、人手による作業が多いために作業効率が悪く、かけまわし網の投揚網に長時間を要し、漁獲効率も悪いという不都合もあった。

    【0032】本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、少ない人手により迅速にかつ確実にかけまわし網を投揚網することができ、作業効率および漁獲効率を向上させることのできるかけまわし漁法を提供することを目的とする。

    【0033】

    【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1に記載されている本発明のかけまわし漁法は、左右の袖網、身網およびコッド網とを有するかけまわし網を、少なくとも2個ののリールを有するとともに、少なくとも一方のリールが別駆動されるように形成されているネットウインチにより投揚網することを特徴とする。

    【0034】また、特許請求の範囲の請求項2に記載されているかけまわし漁法は、ネットウインチの2個のリールにかけまわし網の左右の袖網をそれぞれ巻回させながら身網まで揚網し、その後コッド網より魚類を取出し、その後前記2個のリールを逆転させて甲板上の所定位置に前記コッド網および身網を降ろし、その後先に投網する袖網を前記リールを回転させながら甲板上の所定位置に降ろして投網待機状態とさせ、投網時には前記甲板上に配置されている袖網、身網、コッド網、およびリールに巻回されている他方の袖網の順に前記リールを逆回転させながら投網させることを特徴とする。

    【0035】

    【作用】請求項1および2に記載の本発明によれば、ネットウインチを用いてかけまわし網の揚網を行なうことができ、前記ネットウインチのリールを回転させることにより先に投網される側の袖網を甲板上に引出し、他方の袖網を他方のリールに巻回させたままにしてかけまわし網を次の投網のために用意させることができる。 これにより少ない人手により迅速にかつ確実にかけまわし網を投揚網することができ、作業効率および漁獲効率を向上させることができる。

    【0036】

    【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6について説明する。

    【0037】図1は本発明の実施に用いる船の概略を示している。

    【0038】この船1aは、甲板上のワープウインチのリール7R、7Lより船尾側にネットウインチ22を設けたものであり、その他は前記従来の船1とほぼ同様に形成されている。

    【0039】このネットウインチ22はかけまわし網4
    の投揚網に使用されるものであり、2個のリール22
    R、22Lを同軸状にして配設し、いずれか一方のリール(本実施例においては左方のリール22L)にクラッチ(図示せず)を設けて自由回転可能に形成している。

    【0040】次に、本発明方法に基づくかけまわし漁法を、図2から図6に示す行程図により、具体的な作業をそれに要する人員数とを行程順に説明する。

    【0041】行程1:投樽準備 右舷の引き綱3Rは右舷の樽2のストッパーフック2a
    に連結しておく。 (右舷スナッチ式トップローラーを介しギャロスを大回しする) 右袖の手木押さえロープ23Rと引き綱3Lは、右袖の手木19Rに連結しておく。 (左舷スナッチ式トップローラーを介し) 船尾甲板には身網4c、コッド網4d、左袖網4b、ペンネント24、手木19Lが準備されている。 右袖網4
    aはネットウィンチ22の右舷部のリール22Rに巻回されたままである。 操業人数:0人。

    【0042】行程2:投樽 右舷より樽2をレッコする。 (油圧操作) 右舷の引き綱3Rは右舷スナッチ式トップローラ8Rを介しワープウィンチ12のリール7Rがフリー状態で繰り出される。 操業人数:0人。

    【0043】行程3:転舵 引き綱3Rが半分程度繰出された後、左へ約90゜転舵する。 左袖網4bの手木押さえロープ23Lは右舷船尾でコイルされる。 操業人数:3人。

    【0044】行程4:手木押さえロープ連結 右舷の引き綱3Rの末端がトップローラ手前まで繰り出された所でワープウィンチ12をストップさせ、スリップウェイローラー部のストッパーフックに引き綱末端を掛ける。 (以下ストッパ10R) ワープウィンチ12の引寄せワイヤを引き綱3Rから外す。 左袖手木押さえロープ23Lと引き綱3Rの末端を知恵の輪フック11を用いて連結する。 操業人数:3人。

    【0045】行程5:ストッパ切断投網開始 ストッパ10Rを切り、左袖網4bを投網する。 続いてコッド網4d、身網4cが投網される。 この間に右舷のワープウィンチの引寄せワイヤは船尾にコイルしておく。 操業人数:1人。

    【0046】行程6:右袖投網と綱連結 右袖側が張ってくると右舷ネットウィンチ22の右舷側のブレーキをゆるめ右袖網4aを順次投網する。 右手木19Rがスリップウェイローラ付近まで繰出した所で、
    ネットウィンチ22をストップさせ、左舷手木押さえロープ23Lを手木19Rに連結する。 操業人数:4人。

    【0047】行程7:ストッパ切断、右袖網繰出し ネットウィンチ引寄せワイヤ25Rのストッパーフックを切断して、右袖網4aを投網する。 続いて手木押さえロープ23Lと左舷ウィンチのリール7Lに巻かれた引き綱3Lとがワープウィンチフリー状態(ブレーキ投網)で繰出される。 操業人数:2人。

    【0048】行程8:転舵 左舷の引き綱3Lが半分程度繰出された後、左へ約90
    ゜転舵する。 揚網準備の為、ネットウィンチ引寄せワイヤ25R、25Lを繰出しておく。 操業人数:3人。

    【0049】行程9:左舷の引き綱を右舷ウィンチへ移動 左舷の引き綱3Lの末端がトップローラ手前まで繰出された所で、左舷のワープウィンチ12をストップさせ、
    スリップウェイローラ部のストッパ10Lに引き綱3L
    の末端を掛ける。 ワープウィンチ引寄せワイヤを引き綱3Lから外す。 右舷ワープウィンチ引寄せワイヤを右舷トップローラおよび左舷トップローラを介して大回して、左舷の引き綱3Lの末端と連結する。 ストッパ10
    Lを切り、左舷の引き綱3Lを右舷ウィンチ側に移動させる。 操業人数:5人。

    【0050】行程10:樽揚げ、右舷の引き綱を左舷ウィンチへ移動 左舷ワープウィンチ引寄せワイヤを左舷トップローラーを介して右舷ギャロスを大回しし、右舷船尾に準備する。 右舷船首からカギで樽ロープを引掛け、船尾でカギに連結したロープを巻き、樽2を揚げる。 左舷ワープ引寄せワイヤと樽2に連結されていた右舷の引き綱3Rの末端とを連結し、樽2のストッパを切り、右舷の引き綱3Rを左舷リール7L側に移動させる。 操業人数:5人。

    【0051】行程11:流し、寄せこぎ、揚網開始 左右の引き綱3R、3Lの入れ換えが終了し、流し(曳網=15〜20分程度)、寄せこぎ(45分程度)に入る。 操業人数:0人。

    【0052】行程12:ウィンチストップ手木引寄せワイヤ連結 寄せこぎ後、両手木19R、19Lがスナップ式トップローラまで揚がると、ワープウィンチ12をストップする。 ネットウィンチ引寄せワイヤ25R、25Lを両舷の手木19R、19Lにそれぞれ連結する。 操業人数:3人。

    【0053】行程13:強制曳網網繰出し ネットウィンチ22を巻きながら、両舷ワープウィンチ12は繰り出す。 網4の張力はネットウィンチ引寄せワイヤ25R、25Lに掛ける。 (引き綱3R、3Lは無テンションとなる) 同時にロープ移動装置で両舷手木押さえロープを繰出し、船尾部にコイルする。 ネットウィンチ22をストップさせて網4が海面に揚がってくるまで強制曳網を行なう。 操業人数:5人。

    【0054】行程14:手木引揚げ、網取り外し 網4が海面まで浮上したら、ネットウィンチ22を巻きあげ、手木19R、19Lを甲板まで揚げる。 両手木1
    9R、19Lから手木押さえロープを外す。 右舷の引き綱3Rはギャロスを大回しし、樽2のストッパーフック2aに連結する。 右舷手木押さえロープ23Rは右舷船尾にコイルされ、左舷の引き綱3Lと連結され、左舷手木押さえロープ23Lは左舷船尾にコイルされる。 操業人数:4人。

    【0055】行程15:揚網 手木ペンネントに続いて袖網4a、4bと身網4cをネットウィンチ22に巻き揚げる。 両袖網4a、4bを巻く時は、左右それぞれ浮子側と沈子側に1人ずつ就いて網4を捌きながら巻き揚げる。 身網4c以降も続いて巻き揚げる。 操業人数:6人。

    【0056】行程16:コッド網揚げ スリップウェイ13にコッド頭が揚がったら、ネットウィンチ22をストップし、カーゴウィンチ26R、26
    Lおよびセンターウィンチを使ってコッド網4dを揚げる。 カーゴウィンチ26R、26Lおよびセンターウィンチのワイヤは、ネットウィンチ22の下を通してコッド網4dに掛ける。 コッド網4dはそのままネットウィンチ22の下をくぐらせ、ハッチ21から魚を処理場へおろす。 操業人数:6人。

    【0057】行程17:投網準備(コッド網移動) 魚を出した後ギャロス上のベビーウィンチ27等を使用し、再びコッド網4dをネットウィンチ22の下をくぐらせ船尾に引出す。 操業人数:5人。

    【0058】行程18:投網準備(身網繰出し) ネットウィンチ22を逆転させてコッド網4dの上に身網4cをある程度整反しながら前天井付近まで右舷側に山積みする。 なお、ネットウィンチ22から網4が繰出される時は、左右舷それぞれ3人(計6人)で適宜捌く。 ベビーウィンチ27およびカーゴウィンチ26R、
    26Lを使用して(モッコ網を併用しながら)網4を船尾に移動させる。 操業人数:6人。

    【0059】行程19:投網準備(左袖網繰出し) 身網4cの前天井部が出し終えたら、次に左舷ネットウィンチリール22Lのみ逆転させ、左袖網4bのみ繰出しながら捌き整反する。 この時浮子、網地、沈子と分担し4名でモッコを下に敷いて左奥袖を下にして順次網を載せて行く。 ペンネント、手木19Lまで繰出した後、
    左舷ネットウィンチ引寄せワイヤ25Lを手木19Lと切断する。 操業人数:6人。

    【0060】行程20:投網準備(左袖網移動) 船尾ギャロスベビーウィンチ27を使用し,左袖モッコ網を船尾に移動させ右舷にコイルされていた左側の手木押さえロープ23Lの片端と左袖手木19Lを連結する。 (モッコ網は除去) 操業人数:4人。

    【0061】行程21:投網準備終了 投網準備終了となり、行程1に戻る。 (右袖網4aはネットウィンチ22に巻いたまま投樽する。) 以上の本発明方法によれば、甲板上での作業者の人数は最大で6名である。 これは前記従来例の13名と比較すると、作業者数が半分以下に削減されたこととなり、大きく省人化されたことになる。 また、作業も新設したネットウインチ22を用いて迅速、かつ、円滑に行なうことができ、網4の捌きも小さな力により簡単に行なうことができる。

    【0062】このように、本発明方法によれば、少ない人手により迅速にかつ確実にかけまわし網を投揚網することができ、作業効率および漁獲効率を向上させることができる。 更に、投揚網作業を短時間内に行なうことができるので、朝夕の漁獲最適時間中における網4の投揚網回数を従来方法より多くすることができ、漁獲量も大きく向上されることとなる。

    【0063】なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。

    【0064】

    【発明の効果】このように本発明のかけまわし漁法は構成され作用するものであるから、少ない人手により迅速にかつ確実にかけまわし網を投揚網することができ、作業効率および漁獲効率を向上させることができる等の効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明のかけまわし漁法に使用される船の1例を示す斜視図

    【図2】本発明のかけまわし漁法の1実施例の行程1から行程5を示す平面図

    【図3】本発明のかけまわし漁法の1実施例の行程6から行程10を示す平面図

    【図4】本発明のかけまわし漁法の1実施例の行程11
    から行程15を示す平面図

    【図5】本発明のかけまわし漁法の1実施例の行程16
    から行程20を示す平面図

    【図6】本発明のかけまわし漁法の1実施例の行程21
    を示す平面図

    【図7】かけまわし漁法の概要を示す説明図

    【図8】従来のかけまわし漁法を示す行程1から行程5
    を示す平面図

    【図9】従来のかけまわし漁法を示す行程6から行程1
    0を示す平面図

    【図10】従来のかけまわし漁法を示す行程11から行程15を示す平面図

    【図11】従来のかけまわし漁法を示す行程16から行程20を示す平面図

    【図12】従来のかけまわし漁法を示す行程21から行程24を示す平面図

    【符号の説明】

    4 かけまわし網 4a、4b 袖網 4c 身網 4d コッド網 22 ネットウインチ 22R、22L リール

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