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Method for manuring tea field made on slant ground

阅读:741发布:2021-01-08

专利汇可以提供Method for manuring tea field made on slant ground专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for manuring a tea field made on a slant ground, capable of reducing manuring frequency and preventing the bad influence on absorption roots of tea trees without polluting water systems.
SOLUTION: This method for manuring a tea field on a slant ground is to dig holes 9 having 3-45 cm width and 10-200 cm depth in troughs 5 among ridges of tea trees 1 planted on the slant tea field, fill the holes 9 with powder and granular materials 8 and successively manure fertilizer 7 in the said troughs 5 among the ridges. The powder and granular materials preferably comprise ≥10% of porous materials. The porous material and sand are preferably mixed in (1:9)-(9:1) in weight ratio. The porous material is preferably one of zeolite, vermiculite, perlite, etc. or a mixture thereof.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Method for manuring tea field made on slant ground专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】傾斜地の茶畑に植えられた茶樹のうね間の土壌に幅3〜15cm、深さ10〜200cmの穴を1
    5cm〜200cm間隔で堀り、その穴に粉粒体をいれた後に、前記うね間の土壌に施肥することを特徴とする傾斜地に作られた茶畑への施肥方法。
  • 【請求項2】前記粉粒体は、その全重量に対して多孔性物質が1割以上混合されているものである請求項1記載の傾斜地に作られた茶畑への施肥方法。
  • 【請求項3】前記粉粒体は、多孔性物質と砂とを重量比で1:9〜9:1の割合で混合したものである請求項2
    記載の傾斜地に作られた茶畑への施肥方法。
  • 【請求項4】前記多孔性物質の粉粒体は、90%以上が呼称寸法5.6mmの標準網篩を通過し、前記多孔性物質の50%以上が呼称寸法500μmの標準網篩を通過しないものである請求項2又は請求項3記載の傾斜地に作られた茶畑への施肥方法。
  • 【請求項5】前記多孔性物質は、ゼオライト、バーミキュライト、パーライト、けいそう土焼成粒、木炭、もみがらくん炭のいずれか一つ又はそれらの混合物である請求項2〜4のいずれか1項記載の傾斜地に作られた茶畑への施肥方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜地に作られた茶畑への施肥方法に関するものである。 より詳しくは、
    肥料の茶畑外への流出を少なくし、しかも過剰施肥せずに、茶の収量や品質を上げることができる、傾斜地に作られた茶畑への施肥方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】茶の商品価値は甘みにあり、その甘みの基となるアミノ酸は、窒素から形成されるため、茶畑においては窒素成分の施肥量が極めて多い。 しかも、窒素肥料の影響は収量以上に品質によく現れるので、これが過剰ともいえる化学肥料の投入に拍車をかける結果となる。 このような理由から、近年において多肥の傾向がますます高まり、肥料の量は、稲の約10倍にも達している。

    【0003】また、茶畑は、水田や野菜畑に適さない傾斜地を利用することが多いため、その傾斜に沿って雨が流出しやすい。 また、傾斜地はその有効土層が浅くその土層の保肥が乏しい場合が多いため、地表に染み込んだ雨も、肥料成分を溶脱させながら流亡し易い。 さらに、茶畑へ施肥する際は、施肥の容易性の面から、肥料はうね間(茶樹の間の枝葉の下にならない部分)の土壌表層に散布される場合が多いため、その土壌表層に施肥された肥料は、多量の降雨によって雨の流出と共に流亡するものが多く、施肥効率が悪い。

    【0004】もちろん、一部の肥料は土中に浸透するが、茶畑は強酸性土壌であるにもかかわらず硝酸化成能が相対的に高いので、肥料中に含まれている窒素成分は、土中でアンモニアに変わり、数週間で硝酸態窒素(亜硝酸態窒素を含む)に変化する。 そして、その硝酸態窒素は、土壌に吸着されないとともに、傾斜地は一般に有効土層が浅くその土層の保肥力が乏しいことも相俟って、茶に吸収されない硝酸態窒素が地下水に流れ出てしまう。 その結果、その硝酸態窒素が河川へも流出し、
    周辺河川の水質が強酸性化し、また、かん水用水、井戸水、湧水などの硝酸態窒素の濃度も上昇し、水道基準値をはるかにオーバーする状態が起こるという問題点がある。

    【0005】そのため茶の栽培の盛んな地方では、この水質汚染によって川や池の富栄養化をもたらす窒素が増すため、プランクトンの異常繁殖が起ったり、フナやコイが死んだりする問題が起こっており、さらに、この水質汚染によって有害な亜硝酸や硝酸塩なども生成するようになり、したがって茶畑に施肥された化学肥料の成分の大量流出は深刻な問題となっている。

    【0006】以上のことから、最近は茶畑への窒素肥料の過剰施肥を見直し、生産性、収穫、品質以外に環境への影響と環境保全の要素を加えた茶の施肥のあり方を検討する環境保全型の施肥方法が要求されている。 このような方法の一つとして、樹冠(茶樹の枝葉のこと)下への施肥がある。 樹冠下はうね間と比べ根の活性が高いため、降雨の影響が小さく窒素分が溶脱しにくいので結果として窒素肥料の施肥量を減らすことができる。

    【0007】他に研究されている方法として、ノズルを地中の深層に差込んで空気を地中に供給し、そのノズルから地中に肥料を供給する、いわゆる「かん注」による深層施肥といわれている方法がある。 この方法は、吸収速度の速いアンモニア態窒素を直接茶樹の吸収根のある部位に供給できるので、窒素分の吸収効率が高く溶脱しにくいという利点がある。 また、硝酸化成抑制剤入り肥料を使用することにより、土壌中のアンモニア態窒素の維持や硝化抑制によって溶脱を防止する施肥方法も提案されている。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、樹冠下への施肥は、樹冠下土壌の酸性化による茶樹の吸収根の死滅の恐れが高いためより細かい肥培技術が要求され、しかも、土壌のすぐ上に茶樹の枝葉が存在するため施肥作業が困難であるという問題点がある。 また、かん注による深層施肥は、液肥しか供給する事ができず、したがってその成分はすぐに溶脱してしまうので、頻繁にかん注作業を行う必要がある。

    【0009】さらに、硝酸化成抑制剤入り肥料を使用する方法は、硝酸化成抑制剤そのものが土壌中で分解、溶脱し、水系汚染の基になるという問題がある。 したがって、本発明の課題は水系汚染の原因にならず、また、茶の品質や収穫量を低下させることなく施肥回数を減少させることができるとともに施肥作業も簡単になり、さらに、茶樹の吸収根への悪影響もない傾斜地に作られた茶畑への施肥方法を提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、本発明は傾斜地の茶畑に植えられた茶樹のうね間の土壌に幅3〜15cm、深さ10〜200cmの穴を15cm〜200cm間隔で掘り、その穴に粉粒体をいれた後に、前記うね間の土壌に施肥するという手段をとる。

    【0011】本発明においては、茶樹のうね間に特定の深さ、幅、間隔の穴を堀り、その穴に粉粒体を入れ、その上に施肥した場合、茶畑が傾斜地であっても粉粒体が施肥時あるいは、雨の時に流れ出た肥料分を補足し、その肥料分が、長時間にわたって漸次深層の土壌に染みわたるようになる。 特に、茶畑のうね間の土壌表層は、作業道として使われるため土壌が緻密になり、肥料が土壌へ浸透しにくいが、本発明によれば、うね間であっても肥料が粉粒体によって保持されて土壌中に浸透し易くなる。 また、茶樹の根はうね間までにはほとんど伸びないため、単にうね間に施肥しても施肥効果が悪いが、特定の深さまで穴を掘り、そこに粉粒体を充填した後に施肥することにより、肥料が茶樹の根まで容易に染みわたるようになる。 さらに本発明の方法は、保水性の改善にもなる。

    【0012】本発明における粉粒体としては、砂、多孔性物質の粉粒体などが適用され得るが、この多孔性物質の中でも、ゼオライト、バーミキュライト、パーライト、けいそう土焼成粒、木炭、もみがらくん炭のいずれか一つ又はそれらの混合物が、保肥力が特に大きく、肥料分の溶脱を防ぐことができるためより好ましい。 また、ゼオライトは沸石を主成分とし、モンモリライト、
    石英、α−クリストバライト、オパール、長石等の不純物を含む天然または人工の鉱石で、孔隙を有する構造をなしているため、保肥力に優れている。 そして、その孔隙には脱着自在な水と陽イオンを含有しているとともに、高い陽イオン交換量を示すため、アンモニア態窒素やカリウムイオン、カルシウムイオンの溶脱を防ぐことができ、さらに、土壌リン酸の有効化促進にも効果がある。

    【0013】バーミキュライト及びパーライトはそれぞれ雲母系鉱物、真珠岩等を焼成したもの、けいそう土焼成粒はけいそう土を造粒して焼成したもの、木炭及びもみがらくん炭はそれぞれ木材、もみがらを炭化したものの粉であり、これらも同様に孔隙を有する構造をなし、
    土壌中への空気の保持、水の保持等の効果がある。

    【0014】また、粉粒体には、腐植酸質資材を混合することにより保肥力を向上させることもできる。 この腐植酸質資材とは、石炭又は亜炭を硝酸又は硝酸及び硫酸等で分解し、カルシウム化合物又はマグネシウム化合物などで中和したもので、保肥力の向上の外、粉粒体のリン酸固定力の制御、土壌の急激な酸性化や塩類濃度障害を防ぐ緩衝機能も有する。

    【0015】さらに、粉粒体は、その全重量に対して多孔性物質が1割以上混合されているものであることが望ましい。 その多孔性物質の粉粒体には微小隙間が粉粒体全体に存在し、その微小隙間に肥料分を大幅に担持することができるため、通常の粉粒体に比べて保肥性が大きい。 しかも、その微小空隙を通して土壌の深層部に空気を供給することもできる。 土壌の深層部への通気は茶葉の収量の向上に貢献するようになる。 なお、多孔性物質の表面につながる孔の大きさは、幅相当にして約0.1
    mm以上あるものが特に望ましい。

    【0016】また、多孔性物質の粉粒体は脆弱であるためつぶれ易く、そのままでは水分の浸透に寄与する多孔質性空間が長期間維持されなくなる恐れがあるが、このような場合に粉粒体として、多孔性物質と砂とを重量比で1:9〜9:1の割合で混合したものとすることにより、強度向上を計ることができる。

    【0017】さらに、多孔性物質の粉粒体の保肥力をより有効に保つためには、多孔性物質の90%以上がJI
    S Z8801(1987年度版)における呼称寸法5.6mmの標準網篩を通過し、前記多孔性物質の50
    %以上がJIS Z8801(1987年度版)における呼称寸法500μmの標準網篩を通過しない粉粒体であることが望ましい。 すなわち、このような粒度とすることにより、体積に対する表面積の割合、肥料分の吸着、放出を担う多孔性物質の孔の活性化が図られ、本発明の目的がより達成される。

    【0018】本発明において茶樹のうね間の土壌に掘る穴は、幅3〜15cm、深さ10〜200cmの穴を1
    5cm〜200cm間隔で開ける必要がある。 すなわち、穴の幅が3cm未満だと入れる粉粒体の量が限られ、従って保肥力も不十分なものになる。 一方、幅15
    cmを越えると粉粒体が外気にさらされて飛散してしまう肥料分の割合が多くなるとともに、茶樹のうね間は定樹直後を省いて30cm程度であることが多いので茶樹の根との距離を確保するために幅15cm以下とする必要がある。

    【0019】また、穴の深さが10cm未満だと、上記と同様に粉粒体が外気にさらされて飛散してしまう肥料分の割合が多くなる。 一方、200cmを越える深さに穴をあけると、深すぎて茶樹の吸収根に吸収されない、
    肥料分の地下流亡の割合が多くなり、肥料がムダになる。 より好ましくは25cm〜100cmの範囲がよい。 さらに、穴の間隔が200cmを越えると十分な肥料の浸透が期待できず、逆に穴の間隔が15cm未満であると過剰となって不経済な施肥となる。

    【0020】さらに、本発明の方法は、傾斜した茶畑に対して適用されるが、その傾斜の程度が傾度3度以上の場合に雨の流出量が多くなるため、本発明の方法の効果が特に顕著になる。 さらに、うね間への施肥は、樹冠下への施肥に比べて、茶樹の吸収根に悪影響を及ぼすことがなく、茶樹の枝葉が存在しないため作業性が良い。

    【0021】本発明において、土壌に穴を掘る方法としては、槍状のものを衝撃的に土壌に突刺す方法、又は、
    きり状のものを回転させながら削孔する方法があるが、
    後者の方が土壌に圧力を加えないのでより望ましい。

    【0022】

    【実施例】本実施例は、図1に示すような傾斜地に作られた茶畑の一区画を使用した。 この茶畑の茶樹1の間隔、すなわち、うね幅6は170cm程であり、株元2
    と雨落ち4の間、すなわち樹冠下3はおよそ70cmある。 平行に植えられた茶樹1の雨落ち4同士の間、すなわちうね間5は約30cmある。 茶畑は水平方向に5m
    はなれた場所の高度差がおよそ60cmあった。

    【0023】[実施例1]このような茶畑の一区画において、茶樹1のうね間5の土壌に幅5cm、深さ約50
    cmの穴9を約50cm間隔で一列に掘った。 茶樹の根10は土壌表面から100cm程度の所まであったので、茶樹の吸収根に肥料分を浸透させ、地下流亡を防ぐためには、穴の深さ50cm程度が良いと判断した。

    【0024】また、5.6mmの標準網篩を通過したゼオライトの粉粒体を用意した。 このゼオライトの粒度分布を調べたところ重量にしておよそ80%が呼称寸法5
    00μmの標準網篩を通過しないものであった。 このゼオライトと川砂を6:4の割合で混合し、この混合物からなる粉粒体8を前記一列の穴9のそれぞれに入れた。
    その後、窒素:リン酸:カリの割合を6:2:3として混合してなる肥料7を50kg/10aの施肥量でうね間5の土壌に施肥した。

    【0025】[実施例2]また、同様にしてうね間5の土壌に穴9を掘った茶畑の一区画にゼオライトの代わりに同様の粒度のパーライトの粉粒体と川砂の6:4の混合物からなる粉粒体8をそれぞれの穴9に入れた。 その後、実施例1と同様の肥料7を60kg/10aの施肥量でうね間5の土壌に施肥した。 結果、実施例1、実施例2の両方において、傾斜地に作られた茶畑に慣行施肥方法で100kg/10aの施肥量でうね間の土壌に施肥した茶畑と、一番茶、二番茶、三番茶とも茶の収穫、
    品質のいずれにも差は認められなかった。

    【0026】

    【発明の効果】本発明によれば、水系汚染の原因にならず、また、茶の収量や品質を低下させることなく施肥回数を減少させることができるとともに施肥作業も簡単になり、さらに、茶樹の吸収根への悪影響もなくなる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の茶畑への施肥方法を示す図。

    【符号の説明】

    1 茶樹 2 株元 3 樹冠下 4 雨落ち 5 うね間 6 うね幅 7 肥料 8 粉粒体 9 穴 10 茶樹の根

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