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Automatically sorting system for pearl oyster for pearl culture

阅读:900发布:2021-01-16

专利汇可以提供Automatically sorting system for pearl oyster for pearl culture专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an automatically sorting system reduced in cost through obviating the necessity of hands in inspecting the presence/absence of pearl nuclei and capable of improving productivity. SOLUTION: This automatic sorting system for nucleated pearl oysters for pearl culture has the following equipment: a delivery device 2 to individually and intermittently deliver many pearl oysters charged in the system, a conveyer 3 to convey the delivered pearl oysters successively at a specified speed, a discriminator 4 to discriminate the position of the back edge and the face/ reverse surface of each of the conveyer pearl oysters and then deliver them so as to align their back edges in the identical direction and orient their face sides upward, and a sorter 5 to irradiate the delivered pearl oysters with through-view rays while conveying them to inspect the presence/absence of the pearl nuclei.,下面是Automatically sorting system for pearl oyster for pearl culture专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 核入れした真珠養殖用あこや貝の自動選別システムであって、投入された多数のあこや貝を個別にかつ間歇的に送出する送出装置と、送出されたあこや貝を所定速度で順次搬送する搬送装置と、搬出されたあこや貝の背縁の位置、及び表裏を判別し、該あこや貝の背縁が同一方向にかつ表側が上面を向くように送出する表裏判別装置と、この送出されたあこや貝を搬送しつつ該あこや貝に透視線を照射することにより核の有無を選別する選別装置とを備え、 上記送出装置が、あこや貝の投入口及び送出口を有する収納ホッパーと、該収納ホッパーを介してあこや貝に振動を付与するバイブレータと、上記送出口の上流側にあこや貝を横向きにかつ個別に挿通する大きさからなる通路、及び該通路出口を間歇的に開閉する開閉板を有する間歇機構とから構成されており、 上記搬送装置が、上記収納ホッパーの送出口に連通する受入口を有するとともに上記表裏判別装置に連通する搬出口を有するベルトコンベアであり、該ベルトの外周面にあこや貝を個別に収納する仕切り板を所定間隔ごとに立設させて構成されており、 上記表裏判別装置が、あこや貝が載置される回転自在のテーブルと、該テーブルの上方にこれを横切るように固定され、搬送とともにあこや貝の外周縁の一部が当接する判別板と、該判別板に取付けられた位置検出センサー及び表裏検出センサーと、該位置検出センサーからの検出信号に基づいて上記テーブルをあこや貝の背縁が判別板と略平行となるように回転駆動するとともに、上記表裏検出センサーからの検出信号に基づいてあこや貝の表裏を判別する表裏判別手段と、該表裏判別手段が裏側と判定したときはあこや貝を表側に反転させて送出し、表側と判定したときはそのままで送出する表裏送出機構とから構成されており、 上記選別装置が、上記表裏送出機構から送出されたあこや貝を搬送するベルトコンベアと、該搬送中のあこや貝にX線を照射するX線照射装置と、該X線映像を表示する画像表示手段とから構成されていることを特徴する真珠養殖用あこや貝の自動選別システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】本発明は、真珠養殖用あこや貝の核入れ状態を自動的に選別するようにした自動選別システムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、養殖真珠の生産に用いられるあこや貝は、これの生殖腺に核入れをした状態で1年前後海中にて養成させることにより、核の表面に真珠層を分泌させるものとして知られている。 この真珠の養殖を行うにあたっては、養成中にあこや貝が核を排出してしまう場合があり、このため必要に応じて核の有無を確認するための選別検査を行うようにしている。 このような選別検査を行う場合、従来、養成後のあこや貝を人手により装置にセットしX線を照射して内部を透視し、核の有無を確認する方法が採用されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の選別方法では、多数のあこや貝を一個ずつX線装置にセットして核の有無を判定するという人手に頼った作業であり、それだけ人件費が高騰するとともに、生産性が低いという問題点がある。

    【0004】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、人手による判定作業を不要にしてコストを低減できるとともに、生産性を向上できる全く新規な真珠養殖用あこや貝の自動選別システムを提供することを目的としている。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明は、核入れした真珠養殖用あこや貝の自動選別システムであって、投入された多数のあこや貝を個別にかつ間歇的に送出する送出装置と、送出されたあこや貝を所定速度で順次搬送する搬送装置と、搬出されたあこや貝の背縁の位置、及び表裏を判別し、該あこや貝の背縁が同一方向にかつ表側が上面を向くように送出する表裏判別装置と、この送出されたあこや貝を搬送しつつ該あこや貝に透視線を照射することにより核の有無を選別する良品選別装置とを備えており、上記各装置が以下の構成からなることを特徴としている。

    【0006】上記送出装置が、あこや貝の投入口及び送出口を有する収納ホッパーと、該収納ホッパーを介してあこや貝に振動を付与するバイブレータと、上記送出口の上流側にあこや貝を横向きにかつ個別に挿通する大きさからなる通路、及び該通路出口を間歇的に開閉する開閉板を有する間歇機構とから構成されている。

    【0007】上記搬送装置が、上記収納ホッパーの送出口に連通する受入口を有するとともに上記表裏判別装置に連通する搬出口を有するベルトコンベアであり、該ベルトの外周面にあこや貝を個別に収納する仕切り板を所定間隔ごとに立設させて構成されている。

    【0008】上記表裏判別装置が、あこや貝が載置される回転自在のテーブルと、該テーブルの上方にこれを横切るように固定され、搬送とともにあこや貝の外周縁の一部が当接する判別板と、該判別板に取付けられた位置検出センサー及び表裏検出センサーと、該位置検出センサーからの検出信号に基づいて上記テーブルをあこや貝の背縁が判別板と略平行となるように回転駆動するとともに、上記表裏検出センサーからの検出信号に基づいて表裏を判別する表裏判別手段と、該表裏判別手段が裏側と判定したときはあこや貝を表側に反転させて送出し、
    表側と判定したときはそのままで送出する表裏送出機構とから構成されている。

    【0009】上記選別装置が、上記表裏送出機構から送出されたあこや貝を搬送するベルトコンベアと、該搬送中のあこや貝にX線を照射するX線照射装置と、該X線映像を表示する画像表示手段とから構成されている。

    【0010】

    【作用】本発明の自動選別システムにおいて、あこや貝の核の確認検査を行うには、あこや貝を送出装置の収納ホッパー内に投入し、この状態で自動選別システムを作動させる。 すると、あこや貝は収納ホッパーの振動により送出口に向かって移動するとともに通路を一つずつ個別に連続して通り、この通路出口であこや貝は開閉板の開閉操作でもって間歇的に送出される。

    【0011】上記収納ホッパーの送出口から送出されたあこや貝は、ベルトコンベアの受入口から仕切り板により区分けされたベルト上に送り込まれ、所定速度でもって搬出口に搬送される。 ここで、上記開閉板の間歇時間、ベルトコンベアの搬送速度を設定することにより、
    時間当たりの検査個数が決定される。

    【0012】上記搬出されたあこや貝は表裏判別装置のテーブル上に載置されるととともにその一部が判別板に当接した状態となる。 この状態で位置検出センサーによりあこや貝の背縁を検出し、該背縁が判別板に対して平行となるようにテーブルを回転駆動し、次いで表裏検出センサーによりあこや貝の表裏を検出する。 この検出によりあこや貝が表側を向いているときにはそのままの状態で送出し、裏側のときには反転させて表側にして送出する。

    【0013】これによりあこや貝はその背縁が同一方向にかつ表側が上面を向いた状態で選別装置のベルトコンベア上に送出される。 そしてベルト上を搬送しつつあこや貝にX線を照射して核の有無を判定し、核が有る場合は良品として回収し、核がない場合は不良品として別途回収する。

    【0014】このように本発明の真珠養殖用あこや貝の自動選別システムによれば、あこや貝を個別にかつ間歇的に送出する送出装置と、該あこや貝を所定速度で順次搬送する搬送装置と、搬送されたあこや貝の背縁の位置、及び表裏を判別し、該あこや貝の背縁が同一方向にかつ表側が上面を向くように送出する表裏判別装置と、
    この送出されたあこや貝を搬送しつつ該あこや貝にX線を照射することにより核の有無を選別する選別装置とを備えたので、上述のように収納ホッパーにあこや貝を投入するだけで、自動的に検査を行うことができ、従来の多数の人手による検査作業を不要にできる。 その結果、
    人件費等にかかるコストを低減できるとともに生産性を向上でき、ひいては真珠の低価格化に対応できる。

    【0015】

    【実施例】以下、本発明の実施例を添付図に基づいて説明する。 図1ないし図8は本発明の一実施例による真珠養殖用あこや貝の自動選別システムを説明するための図であり、図1は本実施例の自動選別システムを示す概略構成図、図2は収納ホッパーの断面図、図3は送出装置及び搬送装置の側面図、図4は表裏判別装置の概略構成図、図5〜図7はそれぞれ表裏判別装置の要部を示す平面図、側面図、背面図、図8はあこや貝の表面、裏面を示す図である。

    【0016】まず、本実施例に採用される真珠養殖用あこや貝について説明する。 図8に示すように、あこや貝10は表側となる上殻10aと裏側となる下殻10bとの二枚貝であり、背縁10cのかみ合わせは略直線状で、上殻10aの表面には大きく脹らむ高殻10dがあり、下殻10bの表面には上記高殻10dに対応した膨らみがあるが全体としては平坦となっている。 そして真珠養殖するにあたっては、上記あこや貝10の生殖腺内に球状の核とともにピース(組織片)を挿入し、養殖筏に垂下して数年養成することにより核の外表面に真珠層を生成させる。

    【0017】次に、本実施例の自動選別システムについて詳細に説明する。 図1において、本実施例の自動選別システム1は、あこや貝を個別にかつ間歇的に送出する送出装置2と、送出されたあこや貝10を所定速度で順次搬送する搬送装置3と、該搬送されたあこや貝10の背縁10cの位置、及び表裏を識別し、該あこや貝10
    の背縁10cが同一方向にかつ表側10aが上面を向くように送出する表裏判別装置4と、この送出されたあこや貝10にこれを搬送しつつX線を照射して核の有無を判定する選別装置5とから構成されている。

    【0018】上記送出装置2は、図2に示すように、上端に投入口6aを下端に送出口6bを有する収納ホッパー6を約45度傾斜させたもので、該収納ホッパー6内の中央部は3つのガイド部材7・・により第1〜3通路8a〜8cに区分けされている。 該各通路8a〜8cはあこや貝10を横向きにした状態で挿通する形状、大きさになっている。 また上記第3通路8cは予備のもので通常は図示しない蓋で閉塞されている。 また上記収納ホッパー6の外壁にはバイブレータ9が装着されており、
    該バイブレータ9は収納ホッパー6に振動を付与することによりあこや貝10を送出口6bに移動させるものである。

    【0019】上記第1、第2通路8a、8bの出口には間歇機構が配設されており、該間歇機構は各通路8a、
    8bを開閉する略く字状に形成された第1、第2開閉板11、12と、該開閉板11、12をリンク部材13、
    偏心カム14を介して開閉駆動するモータ15とから構成されている。 上記第1開閉板11の上端部はガイド部材7に軸支されており、その屈曲部はリンク部材13の先端に軸支されている。 また上記第2開閉板12の上端部はリンク部材13に軸支されており、その屈曲部は中央のガイド部材7に軸支されている。

    【0020】上記偏心カム14にはリング部材16が相対回転可能に挿着されており、該リング部材16には上記リンク部材13の後端部が連結されている。 また偏心カム14には上記モータ15の出軸に連結された回転軸17が結合されており、この回転軸17が回転することによりリンク部材13が進退し、上記第1、第2開閉板11、12が各通路8a、8bの出口を交互に開閉し、これによりあこや貝10を間歇的に送り出すようになっている。

    【0021】また上記開閉板11、12と送出口6bとの間には案内部材18が回転自在に配設されている。 この案内部材18はシャフト18aに4つの案内羽根19
    を固着し、該シャフト18aの外端部にプーリ20を結合するとともに該プーリ20と上記モータ15の回転軸17に結合されたプーリ21とをベルト22で巻回した構造のもので、上記各案内羽根19には緩衝用ゴムシート(図示せず)が貼着されている。 この案内部材18は上記開閉板11、12の開閉と同期して回転し、あこや貝10の送出時の衝撃を緩和して送出口6bに案内するものである。

    【0022】上記搬送装置3は、図3に示すように、上下方向に傾斜して延びる直方体状の搬送本体25内にベルトコンベア26を配設して構成されており、該搬送本体25の下端部には上記送出口6bに連通する受入口2
    5aが、また上端部には表裏判別装置4に連通する搬出口25bがそれぞれ形成されており、該搬出口25bにはくちばし状の搬出ダクト25cが接続されている。

    【0023】上記ベルトコンベア26は搬送本体25の両端部に回転自在に支持された一対のローラ27、27
    に無端ベルト28を巻回したもので、上側のローラ27
    には図示しない駆動モータが接続されている。 また上記無端ベルト28には所定間隔ごとに仕切り板29が立設されており、該仕切り板29によりあこや貝10の収納部が構成されている。

    【0024】上記表裏判別装置4は、図4〜図7に示すように、ハウジング30の内壁に矩形枠状の固定フレーム31を固定し、該固定フレーム31内に表裏送出機構の一部を構成する揺動フレーム32を左右回動可能に配置し、該揺動フレーム32に円板テーブル33を回転自在に配置するとともに、該円板テーブル33の上方をこれの直径方向に横断する判別板34を配設して構成されており、該判別板34は上記揺動フレーム32の左右に立設固定された支持フレーム35、35に架け渡して接続されている。 上記ハウジング30の上壁にはメンテナンス用開口30aが形成されており、図示しない蓋部材により開閉するようになっている。

    【0025】図5、図6に示すように、上記揺動フレーム32はコ字状の底板32aに前壁32b及び後壁32
    cを溶接したもので、該前壁32b、後壁32cにはロッド36、37が溶接されており、該各ロッド36、3
    7は軸受38、39を介して固定フレーム31の前壁3
    1a及び中壁31bに回転可能に支持されている。 また上記後ロッド37には自由カップリング40を介してステッピングモータ41の出力軸41aが連結されており、該モータ41は固定フレーム31の後壁31cにボルト締め固定されている。 このステッピングモータ41
    は上記揺動フレーム32を左右に45度回動駆動する。

    【0026】上記揺動フレーム32の底板32aに接続固定されたボス部42には、上記円板テーブル33の軸部33aが軸受メタル43を介在させて回転自在に挿入支持されている。 この円板テーブル33の外周歯33b
    には小径ギヤ45が噛合しており、該小径ギヤ45には上記底板32aにボルト締め固定されたレバーシブルモータ46の出力軸46aが結合されている。 このレバーシブルモータ46は小径ギヤ45を介して円板テーブル33を回転駆動する。 また上記円板テーブル33の上面、及び判別板34の内面には白色のゴム製すべり止めマット47が貼着されており、搬入時における衝撃を吸収するようになっている。

    【0027】図4に示すように、上記円板テーブル33
    の左, 右側方にはガイド板50、50が配設されている。 この各ガイド板50はハウジング30の内壁にヒンジ51を介して上方向に回動可能に支持されており、かつストッパ部材52により下方への回動が規制されている。 この左右ガイド板50、及び判別板34により搬出されたあこや貝10は外方に落ちこぼれることなく円板テーブル33上に案内されることとなる。 また上記円板テーブル33が左右に揺動するとガイド板50を跳ね上げることから干渉することはない。

    【0028】また上記円板テーブル33の左右側部にはそれぞれ表裏送出機構の残部を構成する順送ダクト5
    5、反送ダクト56が配設されており、該各ダクト5
    5、56は固定フレーム31に固定されている。 上記順送ダクト55は、ラッパ状の受口55aから内方に屈曲する反転部55bとこれに続いて外方に屈曲する再反転部55cとからなり、該再反転部55cの下流端が送出口55dとなっている。 この順送ダクト55は、円板テーブル33上のあこや貝10の表側10aが上面を向いているときに送出するもので、上記反転部55bで裏側に反転した後、再反転部55cで再度反転させることにより結果的に表側を上面にして送出するように構成されている。 また上記反送ダクト56は、ラッパ状の受口5
    6aから内方に屈曲する反転部56bとここから直線状に延びる直線部56cとからなり、該直線部56cの下流端が送出口56dとなっている。 この反送ダクト56
    は、あこや貝10の裏側10bが上面を向いているときに送出するもので、これは反転部56bで表側に反転させた状態でそのまま送出するように構成されている。

    【0029】上記判別板34の上部には左右一対の位置検出センサー57が固定されており、該両位置検出センサー57はあこや貝10の背縁10cの両端部に臨む位置に取り付けられている。 この検出センサー57はこれの光源から光を照射し、反射した光量を検出して該光量を表裏判別手段としてのECU(電子制御装置、図示せず)に出力するように構成されている。

    【0030】また上記判別板34の上端部には表裏検出センサー58が固定されており、該検出センサー58は左右一対の検出部58a、58bにそれぞれ発光部と受光部とを備えており、各検出部58a、58bはあこや貝10の中央左右部に臨む位置に取り付けられている。
    この検出センサー58は、両検出部58a、58bの発光部から光を照射し、反射した光を受光部で受けて発光から受光までの検出時間を上記ECUに出力するように構成されている。

    【0031】上記ECUは、上記各位置検出センサー5
    7からの光量を読み込み、該光量から白色(マット47
    の色)又は黒褐色(あこや貝10の色)の何れかを判定し、白色と判定した場合はレバーシブルモータ46に駆動信号を出力し、両方とも黒褐色と判定した場合は停止信号を出力するように構成されている。 即ち、円板テーブル33上のスベリ止めマット47は白色であり、あこや貝10は一般に黒褐色であることから、両者からの光量は相違することとなる。 従って、何れか一方のセンサーが白色を検出している間はあこや貝10の背縁10c
    が判別板34に対して平行になっておらず、斜めにずれていることとなる。 一方、両方のセンサーが黒褐色を検出した時点であこや貝10の背縁10cが判別板34に略平行にかつ略当接することとなる。

    【0032】また上記ECUは、表裏検出センサー58
    の各検出部58a、58bからの検出時間を読み込み、
    両検出時間が略同一と判定した場合はステッピングモータ41に右側(時計回り)への回動信号を出力する。 これによりあこや貝10は反送ダクト56側に送出され、
    ここで反転して表側となって送出されることとなる。 また両検出時間が異なった場合は左側(反時計回り)への回動信号を出力する。 これによりあこや貝10は順送ダクト55側に送出され、ここで上述のように反転−再反転して表側となって送出される。 即ち、あこや貝10は上述のように表側となる上殻10aには大きく脹らむ高殻10dがあり、裏側となる下殻10bにはほとんど膨らみがなく略平坦となっている。 このため左右の検出部58a、58bからの検出時間を比較することによりあこや貝10の表裏を判別するものである。

    【0033】そして上記選別装置5は、上記反送ダクト55、順送ダクト56の下方に配置されたベルトコンベア60と、該コンベア60の途中に配設されたX線照射装置61と、該照射装置61からの画像を表示するモニター62(画像表示手段)とから構成されている。 上記ベルトコンベア60は上述のものと基本的構造は同様であり、一対のローラ60aにベルト60bを巻回し、該ローラ60aをモータで回転駆動する構造である。 また上記X照射装置61は、ベルトコンベア60の下方からあこや貝10にX線を放射する放射部61aと、該放射線を撮影する撮影部61bとから構成されている。 なお、ベルトコンベア60の後方には検査後の良品あこや貝を回収するバケット63が配置されている。

    【0034】次に本実施例の自動選別システム1の動作について説明する。 収納ホッパー6内に投入された多数のあこや貝10は、バイブレータ9からの振動により少しずつ送出口6bに向かって移動し、第1、第2通路8
    a、8b内に入り込む。 該通路出口では第1、第2開閉板11、12が交互に開閉しており、あこや貝10は各通路8a、8bから交互にかつ間歇的に送出され、案内羽根19により案内されて送出口6bに送り出され、ここからベルトコンベア26に入り込む。 このベルトコンベア26は所定速度でもって1つずつあこや貝10を搬送し、搬出ダクト25aから円板テーブル33上に搬入されるとともに判別板34にその何れか外周縁が当接する。

    【0035】そして左右の位置検出センサー57の何れかの検出色がスベリ止めマット47の白色の場合は円板テーブル33を回転させ、両者の検出色が黒褐色になると回転を停止する。 これによりあこや貝10の背縁10
    cが判別板34に平行にかつ当接することとなる。 次いで表裏検出センサー58からの検出時間が異なる場合は表側10aと判定し、揺動フレーム32を左側に45度回動させる。 これによりあこや貝10は順送ダクト55
    内に送出される。 また上記検出時間が略同一の場合は裏側10bと判定し、この場合は揺動フレーム32を右側に45度回動させる。 これによりあこや貝10は反送ダクト56内に送出される。

    【0036】上記順送ダクト55、又は反送ダクト56
    から送出されたあこや貝10は何れの場合も表側が上面を向いており、かつ背縁10cが前方を向いていることとなる。 そしてベルトコンベア60のベルト60b上に載置されたあこや貝10は、X線照射装置61により内部の核が撮影され、これがモニター62に表示される。
    これによりあこや貝10の核の有無を確認し、核が有る場合は良品としてバケット63に回収し、核がない場合は不良品として別途回収する。

    【0037】このように本実施例によれば、あこや貝1
    0を収納ホッパー6内に投入するだけで自動的に選別装置5まで搬送でき、従来の多数の人手による検査作業を行う場合に比べて20〜30倍の能率アップを図ることかでき、それだけコストを低減できるとともに生産性を大幅に向上できる。

    【0038】また作業者はモニター62を見ながら良品と不良品とを選別するだけでよいので、人員を最小限に抑えることができ、この点からもコストを低減できる。
    この場合、あこや貝の背縁、表裏の向きは一定であるので、モニター62による確認作業が容易となり、従来の手作業で位置合わせする場合に比べて作業能率を向上できる。

    【0039】

    【発明の効果】以上のように本発明に係る真珠養殖用あこや貝の自動選別システムによれば、多数のあこや貝を個別にかつ間歇的に送出する送出装置と、送出されたあこや貝を所定速度で順次搬送する搬送装置と、搬出されたあこや貝の背縁の位置、及び表裏を判別し、該あこや貝の背縁が同一方向にかつ表側が上面を向くように送出する表裏判別装置と、この送出されたあこや貝を搬送しつつ該あこや貝に透視線を照射することにより核の有無を選別する選別装置とを備えたので、人件費等のコストを低減できるとともに、生産性を向上できる効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例による真珠養殖用あこや貝の自動選別システムを説明するための概略構成図である。

    【図2】上記実施例システムの収納ホッパーの断面図である。

    【図3】上記実施例システムの搬送装置を示す側面図である。

    【図4】上記実施例システムの表裏判別装置の概略構成図である。

    【図5】上記実施例装置の要部を示す平面図である。

    【図6】上記実施例装置の断面側面図である。

    【図7】上記表裏送出機構の背面図である。

    【図8】上記実施例システムに採用された一般的なあこや貝を示す図である。

    【符号の説明】 1 自動選別システム 2 送出装置 3 搬送装置 4 表裏判別装置 5 選別装置 6 収納ホッパー 6a 投入口 6b 送出口 8a〜8c 通路 9 バイブレータ 10 あこや貝 10a 上殻(表側) 10b 下殻(裏側) 10c 背縁 26 ベルトコンベア 28 ベルト 29 仕切り板 32 揺動フレーム(表裏送出機構) 33 円板テーブル 34 判別板 55、56 順送ダクト、反送ダクト(表裏送出機構) 57 位置検出センサー 58 表裏検出センサー 60 ベルトコンベア 61 X線照射装置 62 モニター(画像表示手段)

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