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5-pyridylmethylhydantoin and n-carbamoyl-3-(pyridyl) alanine

阅读:963发布:2020-06-27

专利汇可以提供5-pyridylmethylhydantoin and n-carbamoyl-3-(pyridyl) alanine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a 5-(3- or 4-pyridyl)methyl hydantoin and a N- carbamoyl-3-(3- or 4-pyridyl)-alanine useful as a precursor of a 2- amino-3-(pyridyl)methyl hydantoin as a raw material for medicines, or agrochemicals.
SOLUTION: The 5-pyridylmethylhydantoin is represented by general formula (wherein R is H, a halogen, alkyl, haloalkyl, alkoxy, haloalkoxy, alkylthio, alkyl-sulfonyl or alkoxycarbonyl; the bonding position between the pyridine ring and the hydantoin moiety is 2, 3 or 4 positions on the pyridine ring) and hydrogen halide salts thereof. In addition, the N-carbamoyl-3-(3- or 4-pyridyl)- alanine is given by ring-opening the pyridyl hydantoin chemically or biochemically.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是5-pyridylmethylhydantoin and n-carbamoyl-3-(pyridyl) alanine专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式[1] 【化1】 (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基又はアルコキシカルボニル基であり、ピリジン環とヒダントインメチル部分との結合位置は、該ピリジン環の3又は4位である。)
    で表される5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩。 【請求項2】 下記一般式[2] 【化2】 (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基又はアルコキシカルボニル基であり、ピリジン環とN−カルバモイルアラニン部分との結合位置は、該ピリジン環の3又は4位である。)で表されるN−カルバモイル−3−(ピリジル)
    アラニン化合物。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品、農薬等の製造原料として有用な、5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及びN−カルバモイル−3−(ピリジル)アラニン化合物に関する。 【0002】 【従来の技術】2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸[β−ピリジルアラニン]誘導体は、黄体形成ホルモン放出ホルモン拮抗薬(LHRH)に代表される医薬品の構成原料として近年その重要性が高まりつつある化合物である(WO92/08733号公開パンフレット)。 特に、
    2−アミノ−3−(3−ピリジル)プロピオン酸[β−
    (3−ピリジル)アラニン]を原料に用いたLHRH
    は、2−ピリジル体と比較して、抗排卵活性が約3倍強であり(米国特許第4,504,414号明細書)、注目されている。 上記2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸誘導体の合成法は多数知られているが、5−ピリジルメチレンヒダントイン又は5−ピリジルメチルヒダントインを加分解あるいは生物分解する方法が有力な合成法である。 例えば、Archiv der Pharmazie, 291. 436.
    (1958) には、5−ピリジルメチレンヒダントインを硫化アンモニウム水溶液中で100℃に加熱することにより、直接、2−アミノ−3−ピリジルプロピオン酸[β
    −ピリジルアラニン]を合成する方法が記載されているが、工業的に実施するのに好適な方法ではない。 また、
    5−ピリジルメチルヒダントインを用いる合成法については、まずこの化合物を合成する必要があり、例えば、
    5−ピリジルメチレンヒダントインを還元して5−ピリジルメチルヒダントインを合成する方法が挙げられる。
    しかし、この還元反応は、原料化合物が各種有機溶媒に不溶なため、これまで例えば水素による還元には問題があった。 そこで、従来より2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物の合成について、製造ルートの開発及びそこで前駆体として用いる新規化合物が求められていた。 なお、前記文献中には5−(3−ピリジル)
    メチルヒダントインが挙げられているが、ここでは理論上存在しうる反応中間体として化合物名が記載されているだけであり、単離されておらずその物性も含め全く知られていない新規化合物である。 また、5−(4−ピリジル)メチルヒダントインについてはその出発化合物である5−(4−ピリジル)メチレンヒダントインが5−
    (3−ピリジル)メチレンヒダントインと同様の方法では合成できないと記載されており、全く開示はない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、医薬品、農薬等の製造原料として有用である2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物の前駆体として好適な、5
    −(3−又は4−ピリジル)メチルヒダントイン化合物及びN−カルバモイル−3−(3−又は4−ピリジル)
    −アラニン化合物を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような状況に鑑み種々検討した結果、5−ピリジルメチレンヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩中の炭素−
    炭素二重結合が、金属触媒の存在下、水素で容易に還元されて、新規な5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩を与え、さらに、得られる5
    −ピリジルメチルヒダントイン化合物は、容易に微生物分解あるいは加水分解によりN−カルバモイル−3−
    (ピリジル)アラニン化合物、あるいは2−アミノ−3
    −(ピリジル)プロピオン酸[β−ピリジルアラニン]
    化合物を与えることを見出し、これらの知見に基づき本発明をなすに至った。 すなわち本発明は、(1)下記一般式[1] 【0005】 【化3】

    【0006】(式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基又はアルコキシカルボニル基であり、ピリジン環とヒダントインメチル部分との結合位置は、該ピリジン環の3又は4


    位である。 )で表される5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩、並びに(2)下記一般式[2] 【0007】 【化4】 【0008】(式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基又はアルコキシカルボニル基であり、ピリジン環とN−カルバモイルアラニン部分との結合位置は、該ピリジン環の3


    又は4位である。 )で表されるN−カルバモイル−3−


    (ピリジル)アラニン化合物を提供するものである。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の、一般式[1]で表される5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及び一般式[2]で表されるN−カルバモイル−3−ピリジルアラニン化合物は、いずれも後述する分解反応を行うことにより、医薬品、農薬等の製造原料として有用な2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物に変換できるため、その前駆体として好適に用いられる。 本明細書において、ハロゲン化水素とは塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素等を示す。 ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子等を示す。 アルキル基とは、特に限定しない限り、炭素数1〜6の、直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を示し、


    例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、


    n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−


    ブチル等を挙げることができる。 ハロアルキル基とは、


    特に限定しない限り、同一又は相異なるハロゲン原子1


    〜9個で置換されている、炭素数が1〜4の、直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、例えばトリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル等を挙げることができる。 ハロアルコキシ基とは、ハロアルキル部分が上記の意味である(ハロアルキル)−O−基を示し、例えばジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2,


    2,2−トリフルオロエトキシ等を挙げることができる。 アルコキシ基とは、アルキル部分が上記の意味である(アルキル)−O−基を示し、例えばメトキシ、エトキシ等を挙げることができる。 アルコキシカルボニル基とは、アルコキシ部分が上記の意味である(アルコキシ)−CO−基を示し、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル等を挙げることができる。 アルキルチオ基、アルキルスルホニル基とは、アルキル部分が上記の意味である(アルキル)−S−基、(アルキル)−SO


    −基を示し、例えばメチルチオ、エチルチオ、メチルスルホニル、エチルスルホニル等を挙げることができる。 【0010】まず、本発明の一般式[1]で表される5


    −ピリジルメチルヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩についてさらに詳細に説明する。 本発明の一般式[1]で表される化合物におけるRは、後述するこの化合物の製造方法における還元反応及び縮合反応に直接影響を及ぼさないような基を表し、具体的には前記(1)項の基である。 Rとして好ましくは水素原子、アルキル基である。 Rのピリジン環上の置換位置は、ヒダントインメチル部分が置換している位置以外であればいずれでも可能であり特に制限するものではない。 ピリジン環とヒダントインメチレン部分との結合位置としては、ピリジン環の3位が好ましい。 本発明の一般式[1]の5−ピリジルメチルヒダントイン化合物及びそのハロゲン化水素塩は、例えば、出発化合物として下記一般式[A] 【0011】 【化5】 【0012】(式中、R、及びピリジン環とヒダントインメチレン部分との結合位置は、それぞれ前記一般式[1]に対応する。)で表される5−ピリジルメチレンヒダントイン化合物(好ましくはハロゲン化水素塩)のハロゲン化水素塩を、金属触媒の存在下、水素添加により還元反応を行うことなどにより製造することができる。 【0013】一般式[1]の化合物の製造に使用する金属触媒としては、水素添加による還元反応に通常使用されるものを用いることができ、例えば、パラジウム、白金、ロジウム又はニッケル等が挙げられる。 また、これらは炭素等に担持されていてもよく、また水を含んでいてもよい。 金属触媒の使用量は特に限定されないが、5


    −ピリジルメチレンヒダントイン化合物のハロゲン化水素塩に対して、通常0.01〜10モル%、好ましくは0.1〜5モル%である。 【0014】一般式[1]の化合物の製造における還元反応は、特に制限するものではないが、5−ピリジルメチレンヒダントイン化合物のハロゲン化水素塩、金属触媒及び溶媒を反応器に加え、これを反応が完結するまで、水素雰囲気などの水素存在下で撹拌等を行うだけでよい。 水素圧は特に限定されないが、通常0.1〜10


    MPa、好ましくは0.1〜5MPaである。 また、反応温度は、特に限定されるものではないが、通常0〜1


    00℃、好ましくは10〜50℃である。 上記還元反応により生成する、一般式[1]の化合物のハロゲン化水素塩は、通常の方法、例えば塩基による処理などにより、本発明の一般式[1]で表される化合物に変換することができる。 この変換は、そのまま反応系内で行ってもよいし、塩として単離した後に行ってもよい。 【0015】一般式[1]の化合物の製造に用いられる溶媒は、出発化合物を反応に必要な程度に溶解させることができる溶媒を適宜選ぶことができ、特に限定するものではないが、例えば、水、又は水と有機溶媒とを含有する溶媒を用いることができる。 上記有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、


    イソプロパノール等のアルコール類、テトラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、又はそれらの混合物が挙げられる。 一般式[1]の化合物の製造において、溶媒の使用量は特に限定されないが、5−ピリジルメチレンヒダントイン化合物のハロゲン化水素塩の重量に対し、好ましくは1〜2


    0倍、より好ましくは2〜10倍である。 【0016】なお、前記一般式[A]で表される5−ピリジルメチレンヒダントイン化合物は、例えば下記一般式[B]で表されるピリジンアルデヒド化合物と、下記一般式[C]で表されるヒダントインとを、塩基存在下縮合反応させることなどにより製造することができる。 【0017】 【化6】 【0018】(式中、R、及び−CHOとピリジン環との結合位置は、それぞれ前記一般式[1]に対応する。) 【0019】 【化7】 【0020】ここで、上記一般式[B]のピリジンアルデヒド化合物及び一般式[C]のヒダントインは、常法により合成して用いることもできるし、または市販のものを用いてもよい。 一般式[B]のRの好ましい基及びそのピリジン環上の置換位置は、前記一般式[1]のR


    と同様の範囲であり、−CHOとピリジン環との結合位置も、一般式[1]と対応し、ピリジン環の3位が好ましい。 【0021】一般式[A]の化合物の製造方法に用いられる塩基としては、有機塩基類、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類が好ましく、この他にエチルアミン、n−ブチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアルキルアミン類、エチレンジアミン等のアルキルジアミン類、ピペリジン、モルホリン等の環状アミン類も挙げることができる。 また無機塩基類としては、例えば水酸化ナトリウム等のアルカリ水酸化物、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ類が挙げられる。 一般式[A]の化合物の製造方法における塩基の使用量は特に限定されないが、一般式[B]のピリジンアルデヒド化合物1モルに対して、通常0.1〜2モル、好ましくは0.1〜1モルである。 【0022】一般式[A]の化合物の製造に用いられる溶媒は、特に制限するものではないが、水、又は水と有機溶媒とを含有する溶媒が好ましい。 水と混合させる有機溶媒の例は、前記本発明の一般式[1]の化合物の製造に用いられる溶媒として挙げたものと同様である。 好ましくはアルコール類、より好ましくはイソプロパノールである。 一般式[A]の化合物の製造において、溶媒の使用量は特に限定されないが、ヒダントインの重量に対して、通常1〜20倍、好ましくは2〜10倍である。 【0023】一般式[A]の化合物の製造における縮合反応は、特に制限するものではないが、一般式[B]のピリジンアルデヒド化合物、一般式[C]のヒダントイン、塩基及び溶媒を反応器に加え、還流などの操作により行うことができる。 反応温度は、特に限定されるものではないが、通常0〜120℃、好ましくは20〜80


    ℃である。 このようにして得られる一般式[A]で表される化合物は、ハロゲン化水素を反応させることにより、容易にそのハロゲン化水素塩とすることができる。 【0024】以上のようにして得られる、本発明の一般式[1]の5−ピリジルメチルヒダントイン化合物は、


    さらに微生物分解あるいは化学分解を行うことにより、


    医薬品、農薬等の中間体として有用な下記一般式[3]


    で表される2−アミノ−3−ピリジルプロピオン酸[β


    −ピリジルアラニン]化合物に容易に変換することができる。 上記微生物分解又は化学分解は通常用いられる方法によることができ特に制限するものではないが、例えば、Agric.Biol.Chem.,51,721,(1987)に記載の微生物分解によれば、本発明の一般式[2]のN−カルバモイル−3−(ピリジル)アラニン化合物を得ることができ、


    さらに微生物分解又は化学分解することにより2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物に変換できる。


    また、化学分解としては加水分解などが挙げられるが、


    例えばJ.Am.Chem.Soc.,70,1451(1948)に記載の化学的加水分解法により2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物を与えることができる。 一般式[3] 【0025】 【化8】 【0026】(式中、R、及びピリジン環とアラニン部分との結合位置は、それぞれ前記一般式[1]に対応する。) 【0027】本発明の一般式[2]で表されるN−カルバモイル−3−(ピリジル)アラニン化合物は、例えば上記のように、一般式[1]の化合物から常法により製造することができ、さらに2−アミノ−3−(ピリジル)プロピオン酸化合物に変換することができる。 この一般式


    [2]におけるRの好ましい基及びそのピリジン環上の置換位置は、前記一般式[1]のRと同様の範囲である。


    ピリジン環とN−カルバモイルアラニン部分との結合位置も、前記一般式[1]と同様、ピリジン環の3位が好ましい。 【0028】前記一般式[1]の化合物及び一般式[2]の化合物は、不斉炭素を有しているため、光学異性体が存在するが、このようなR、S両異性体はともに本発明化合物として含まれる。 なお、前記一般式[3]


    の化合物も同様に不斉炭素を有しているため、光学異性体が存在する。 これら異性体の分離は常法により行うことができる。 【0029】 【実施例】以下に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0030】製造例(1) 5−(3−ピリジル)メチレンヒダントインの合成ヒダントイン22.5g(0.1mol)、ピリジン−3−アルデヒド22.5g(0.1mol)、水酸化ナトリウム22.5g(O.1mol)、水


    100g、イソプロパノール50gの混合物を12時間還流した。 室温まで冷却した後、酢酸6g(0.1mol)を加え生成物を濾過し、水50g、メタノール50gで洗浄した。 よく乾燥して5−(3−ピリジル)メチレンヒダントインを微黄色結晶性粉末として、25g(収率75%)得た。 得られた化合物は以下の測定値を示した。 融点308℃

    1 HNMR(300MHz,DMSO-d

    6 ,δ): 6.41(s,1H,-CH=), 7.41(d


    d,1H,Py-5),8.02(tt,1H,Py-4), 8.47(dd,1H,Py-2),8.76


    (d,1H,Py-6) , 12.03(brs,2H,NH) ESIMS: m/z 190([M+1]

    + ,100) 上記ピリジン−3−アルデヒドに代えて等モル量のピリジン−4−アルデヒドを用いた以外は上記と同様にして、5−(4−ピリジル)メチレンヒダントイン化合物を得た。 (2) 5−(3−ピリジル)メチレンヒダントイン塩酸塩の合成5−(3−ピリジル)メチレンヒダントイン25g(O.1mo


    l)、水100gの混合物に濃塩酸22.5g(O.1mol)を加え、70


    ℃で1時間加熱して溶解させた。 減圧下、水を大部分留去し、残留物にアセトン200gを加え生成物を濾過した。


    アセトン100gで洗浄して、5−(3−ピリジル)メチレンヒダントイン塩酸塩30g(収率90%、融点296℃(分解))


    を得た。 上記5−(3−ピリジル)メチレンヒダントインに代えて等モル量の5−(4−ピリジル)メチレンヒダントインを用いた以外は上記と同様にして、5−(4


    −ピリジル)メチレンヒダントイン化合物の塩酸塩を得た。 【0031】実施例1 (1) 5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩の合成500mlのオートクレーブに、水200g、メタノール40g、5


    −(3−ピリジル)メチレンヒダントイン塩酸塩 22.5g


    (0.1mol)、10%Pd-C 0.5gを入れ、45℃にて、0.45MPaの水素圧で攪拌下還元を行った。 24時間後、Pd-Cを濾別し、濾液を濃縮した。 残留物にアセトン100gを加え、


    得られた結晶を濾過しアセトンで洗浄して5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩21.9g(収率96.5%、融点232℃)を得た。 (2) 5−(3−ピリジル)メチルヒダントインの合成5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩 22.5g


    (0.1mol)を水30gに溶解し、10℃で、10%NaOH 溶液 40g


    (0.1mol)を滴下した。 10℃で1時間攪拌後、結晶を濾過し、冷水30gで洗って、5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン16.9g(収率88.7%)を得た。 得られた化合物は以下の測定値を示した。 融点200℃

    1 HNMR(60MHz,DMS0-d

    6 ,δ): 2.99(d,2H,-CH

    2 -),4.39(t,1


    H,Hydantoin-5),7.30(dd,1H,Py-5),7.61(dd,1H,Py-4),


    7.98(d,1H,Py-2), 8.48(m,3H,Py-6,NH) ESIMS:m/z 192([M+1]

    + ,100) 【0032】実施例2 (1) 5−(4−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩の合成5−(3−ピリジル)メチレンヒダントイン塩酸塩に代えて、5−(4−ピリジル)メチレンヒダントイン塩酸塩 2


    2.5g(0.1mol)を用いた以外は実施例1の(1)と同様にして、5−(4−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩 2


    1.9g(収率89.4%、融点226℃)を得た。 (2) 5−(4−ピリジル)メチルヒダントインの合成5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩に代えて、5−(4−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩 22.


    5g(0.1mol)を用いた以外は実施例1の(2)と同様にして5−(4−ピリジル)メチルヒダントイン15.3g(収率8


    0.3%)を得た。 得られた化合物は以下の測定値を示した。 融点283℃

    1 HNMR(60MHz,DMS0-d

    6 ,δ): 2.97(d,2H,-CH

    2 -),4.43(t,1


    H,Hydantoin-5),7.21〜7.60(m,2H,Py-3,5),7.98(s,1H,N


    H),8.52(d,2H,Py-2,6),1O.57(brs,1H,NH) ESIMS: m/z 192([M+1]

    + ,100) 【0033】実施例3 N−カルバモイル−β−(3−又は4−ピリジル)−アラニンの合成肉エキス1.5%、ペプトンO.5%、酵母エキス0.5%、グリセリン1.0%、NaCl 0.3%を含有するpH7.Oの培地を500ml容フラスコ10本に100mlずつ分注して120℃で20分間滅菌し、別に滅菌したヒダントイン100mgを加えた後、ブイヨンスラント上で生育させたシュウドモナス・プチダ(P


    sudomonas putida)IF012966を植菌し、27℃で2日間振蘯培養した。 このようにして得た培養液より遠心分離により菌体を採取し、培養液の同量の生理食塩水で洗浄後再度遠心分離して集菌し、250mlの生理食塩水に懸濁して菌体懸濁液を得た。 5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン2.5gを蒸留水150mlに懸濁後、2M NaOH水溶液でp


    H8.5とし、これに菌体懸濁液25mlを加え、40℃で48時間微生物反応を行った。 反応中は2M NaOH水溶液を用いてp


    Hを8.5に保持した。 反応液から遠心分離により菌体を除去した上清に濃塩酸を加えpHを2.5とし、析出した不溶解物を再度遠心分離で除去後、活性炭及び弱塩基性陰イオン交換樹脂(三菱化学社製、商品名ダイヤイオンWA-3


    0)を用いて精製を行い、凍結乾燥により乾燥物0.7gを得た。 この乾燥物を質量分析等した結果N−カルバモイル−β−(3−ピリジル)−アラニンであることを確認した。 融点207℃ ESIMS: m/z 210([M+1]

    + ,100) また、上記5−(3−ピリジル)メチルヒダントインに代えて等モル量の5−(4−ピリジル)メチルヒダントインを用いた以外は上記と同様にして、N−カルバモイル−β−(4−ピリジル)−アラニンを得た。 【0034】参考例1 2−アミノ−3−(3−ピリジル)プロピオン酸[β−(3


    −ピリジル)アラニン]の合成1 5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン塩酸塩 22.5g


    (0.1mol)を水50gに溶解し、水酸化ナトリウム13.2g(0.3


    3mol)を加え12時間還流した。 室温に放冷後、水50g、濃硫酸12.3g(0.11mol)を加えた。 この反応液を強酸性陽イオン交換樹脂(IR-120B(H))を用いて、アミノ酸を吸着後、1.5Mアンモニア水で溶出させ、溶出液を濃縮乾固して2−アミノ−3−(3−ピリジル)プロピオン酸[β−


    (3−ピリジル)アラニン]4.1g(融点252℃)を得た。 【0035】参考例2 2−アミノ−3−(3−ピリジル)プロピオン酸[β−(3


    −ピリジル)−D−アラニン]の合成2 N−カルバモイル−β−(3−ピリジル)−アラニン5.0g


    (23.8mmol)を1M硫酸30mlに溶解し、10℃以下で亜硝酸ナトリウム1.7g(24mmol)の水(5ml)溶液を滴下した。 滴下後10℃で4時間攪拌した後、強酸性陽イオン交換樹脂


    (オルガノ社製、商品名IR-120B(H))を充填したカラムに通してピリジルアラニンを吸着させた。 1.5M NH

    4 0Hで溶出した後、減圧濃縮・乾燥し乾燥物3.8gを得た。 これを水で再結晶し白色粉末3.1g(収率77.9%)を得た。 この白色粉末は分析の結果、β−(3−ピリジル)−D−アラニンであることを確認した。 [α]

    D

    25 −26.6(c 1.O, 1N HCl) ESIMS : m/z 167([M+1]

    + ,100)

    1 H NMR(400MHz,D

    2 O,δ):2.97,3.00(dd,H,β-CH

    2 A,B),


    3.76(dd,1H,α-CH),7.20(ddd,1H,Py-5),7.54(dt,1H,Py-


    4),8.18(d,1H,Py-2),8.21(dd,1H,Py-6) 【0036】参考例3 2−アミノ−3−(3−ピリジル)プロピオン酸[β−(3


    −ピリジル)−D−アラニン]の合成3 実施例3と同様に調製したクラビバクター ミキガネース サブスピーシーズセペドニカム IFO 13763(Claviba


    cter michiganense subsp. sepedonicum IFO13763)の菌体懸濁液、及び5−(3−ピリジル)メチルヒダントイン


    1.5gを用い、実施例3と同様の微生物反応後、参考例2


    と同様の脱カルバモイル化を行い、β−(3−ピリジル)


    −アラニンの白色粉末を得た。 ESIMS:m/z 167([M+1]

    + ,100) これを光学異性体分取用 HPLCで分取し、β−(3−ピリジル)−D−アラニン0.41g([α]

    D

    25 -26.4(c 1.0, 1N H


    Cl))、β−(3−ピリジル)−L−アラニン 0.11g


    ([α]

    D

    25 +21.5(c 1.0, 1N HCl))を得た。 【0037】 【発明の効果】本発明の5−(3−又は4−ピリジル)


    メチルヒダントイン化合物及びN−カルバモイル−3−


    (ピリジル)アラニン化合物はいずれも、医薬品、農薬等の製造原料として有用な2−アミノ−3−(3−又は4−ピリジル)プロピオン酸[β−(3−又は4−ピリジル)アラニン]化合物に容易に変換することができるため、その前駆体として好適に用いることができる。 また、本発明の化合物のうち3−ピリジル体は、この化合物を製造中間体として得られるLHRHが高い薬理活性を有する点で特に優れる。

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