楕円軌道を利用した浮遊型宇宙エレベーター
专利汇可以提供楕円軌道を利用した浮遊型宇宙エレベーター专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且【課題】地上の基地を必要とせず、通常推進 力 でのシステム補正を容易にし、余剰遠心力を必要とせず、 宇宙 への往復をクライマー無しで可能にする方法を提供する。 【解決手段】楕円軌道を利用した浮遊型の宇宙エレベーター、という方法を提供する。近地点において、宇宙船1は大気圏内にあり、飛行船などを使い乗員の乗り降り、物資の補給などを行なう。また、大気圏内において宇宙船1の通常推進力を用いシステム全体の補正を行なう。遠地点において、宇宙船1は宇宙空間にあり、観光や天体観測などを行なう。以上の往復運動を、ほぼ毎日1回繰り返す。 【選択図】図1，下面是楕円軌道を利用した浮遊型宇宙エレベーター专利的具体信息内容。
楕円軌道を利用した浮遊型の宇宙エレベーター。
本発明は、楕円軌道を利用した、浮遊型の宇宙エレベーター、という方法に関するものである。
従来の宇宙エレベーターの概念は、赤道上の基地と静止軌道とを結ぶものである。
的場健 著,金子隆一 協力,「まっすぐ天へ Vol.1」講談社,2004年
発明の概念
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来の宇宙エレベーターの概念では、以下の課題がある。
赤道上に基地を建設する必要がある。
片方の末端が地上に固定されている為、通常推進力(大気中で使用出来る、プロペラやジェットなどの推進力)でのシステムの補正が困難である。
システムの安定性確保の為に余剰に遠心力を得る必要が有り、カウンターウェイト(遠心力を得るための重り)をその分重くしなければならない。したがって強度がより必要である。
乗員を載せるクライマー(自走式昇降機)が不可欠である。クライマーが宇宙で停止する事故が考えられる。
そこで、本発明は、地上の基地を必要とせず、通常推進力でのシステム補正を容易にし、余剰遠心力を必要とせず、宇宙への往復をクライマー無しで可能にする方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
そして、上記目的を達成するために、本発明は、楕円軌道を利用した浮遊型の宇宙エレベーター、という方法を特徴とする。
本発明において、全システムは常に浮遊しており地上の基地は不必要である。
本発明における宇宙船は、近地点において大気圏内にあり、宇宙船に取り付けられた通常推進力によりシステムの補正が容易である。
本発明は重力と遠心力とのバランスにより成り立っており、余剰遠心力は不必要である。
本発明においての宇宙船は、楕円軌道の遠地点と近地点の距離の差だけ、宇宙と大気圏とを自動的に往復する。したがってクライマーの必然性はない。
発明の効果
上述したように本発明の宇宙エレベーターは、地上の基地を必要とせず、通常推進力でのシステム補正を容易にし、余剰遠心力を必要とせず、宇宙への往復をクライマー無しで可能にする方法を提供する。
本発明の近地点における概念図。
本発明の遠地点における概念図。
以下、本発明の一実施形態を、図に基づいて説明する。
図においては、1は宇宙船で、2はカウンターウェイト、3はワイヤー部、4は無重力実験室、5は地球。利用する楕円軌道は、静止軌道に近いもので周期がほぼ1日、遠地点と近地点との距離差は宇宙船1が大気圏と宇宙とを往復するに足りるものである。無重力実験室4は、基本的に常にこの楕円軌道上にある。
以下、上記構成の動作を説明する。
図1、近地点において、宇宙船1は大気圏内にあり、飛行船などを使い乗員の乗り降り、物資の補給などを行なう。また、大気圏内において宇宙船1の通常推進力を用いシステム全体の補正を行なう。
図2、遠地点において、宇宙船1は宇宙空間にあり、観光や天体観測などを行なう。
以上の往復運動を、ほぼ毎日1回繰り返す。
1 宇宙船 2 カウンターウェイト 3 ワイヤー部 4 無重力実験室 5 地球
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