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Residual fuel management system of aircraft

阅读:157发布:2021-09-20

专利汇可以提供Residual fuel management system of aircraft专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To display the relation of the residual fuel and the fuel amount necessary to return to a base on the screen of a multifunction display device (MFD), and generating a caution-and-warning when the aircraft cannot to return to the base, and generating a final alarm at the limiting point. CONSTITUTION:The data from a fuel control device 6, a navigation device 7, and an expert 8 are input to a subsystem 2 having a data processing function, and the condition of the excessive fuel, and the limit fuel amount are displayed on the screen of an MFD by a computer having an artificial intellegence, through a subsystem 4 having a necessary fuel calculating function, and a subsystem 5 having a return base planning function, and a warning is carried out by the voice warning. Furthermore, plural specific numbers of bases to return are listed up and displayed on the screen of the MFD 14, so as to support the planning of the next action plan by a pilot.,下面是Residual fuel management system of aircraft专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】自機に搭載している自動燃料制御装置に対して設けられ燃料データ取り入れ自在な燃料監視機能を有するサブシステムが情報処理システムを介してパイロットに対する多機能表示装置(MFD)に残燃料データを表示するようにされている航空機の残燃料マネジメントシステムにおいて、上記情報処理システムが上記自機に搭載されている燃料制御装置と航法装置とエンジンとに各動作データ取り入れ自在に接続されると共に上記燃料監視機能を有するサブシステムと必要燃料計算機能を有するサブシステムと帰投基地策定機能を有するサブシステムとの間に相互にデータ交換自在に接続され、更に音声警報装置と多機能表示装置(MFD)に接続されていることを特徴とする航空機の残燃料マネジメントシステム。
  • 【請求項2】上記多機能表示装置(MFD)には残燃料量と基地までの使用燃料量がアナログ・デジタル式に表示自在にされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の航空機の残燃料マネジメントシステム。
  • 【請求項3】母基地に対する最近接基地までの使用燃料量がアナログ・デジタル式に表示自在にされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の航空機の残燃料マネジメントシステム。
  • 【請求項4】母基地に対する最近接基地に所定数複数の帰投基地が優先順位に従って表示されるようにされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の航空機の残燃料マネジメントシステム。
  • 【請求項5】上記帰投基地に代替基地が少くとも1つ併示されるようにされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の航空機の残燃料マネジメントシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】開示技術は、小型高速航空機の運用で所定の行動を行った後、当該航空機の母基地等に帰投するに際しての搭載燃料の残量をパイロットに代り、
    常時監視して確実に帰投することが出来るように該パイロットに表示し、且つ、残燃料が帰投に要する絶対量に近づくようになる(なった)場合には、注意警報(CA
    UTION)と最終警告(WARNING)を発するようにした監視システムの技術分野に属する。

    【0002】

    【従来の技術】周知の如く、小型高速航空機にあっては、その高速性や機敏性は優れているものの、小型航空機なるが故に機体の構造上搭載する燃料の量に限度があるという潜在的な制約がある。

    【0003】而して、小型高速航空機の運用における急速反転等の際には急加速や大動を要し、極めて短時間に多量の燃料を消費することが避けられない。

    【0004】しかしながら、単に小型高速航空機に限らず、各種小型航空機にあっても所定の運用等の有目的の飛翔には予めの行動プランニングがあるものであって、
    行動効果,人命尊重,機体の保全等のさまざまな見地から、当然のことながら、発進した当該小型航空機の母基地への帰投が前提とされ、したがって、発進する当該小型航空機が搭載する燃料は所謂満タン状態のみばかりでなく、当該小型航空機の所属する体制的組織の点から帰投基地は一般に発進時の母基地とされ、そのため、当該母基地に帰投する小型航空機の搭載燃料は単なるゴーバック的な必要搭載量ではなく、当該行動空中領域に於ける行動中の急激な大量燃料消費を前提としつつも、当該母基地へは天候、乃至、施設条件等の見地から帰投,着陸等が不可能な場合には、当該母基地に最近接する代替基地に着陸し得るだけの量の燃料が搭載されるようにされてはいる。

    【0005】しかしながら、例えば、小型高速航空機等にあっては運用中、急速反転や急加速等の高機動を実施し高頻度の大量であって、急激な燃料消費がなされる場合には、帰投に要する残燃料量の確認を所望に、或いは、多頻度に監視する時間的余裕,精神的余裕がない場合がほとんどであり、したがって、機動中、或いは、機動後の残燃料について自機のパイロットに当該残燃料等を知認させたり、極限量の場合は警報を発して帰投不可能を回避するべく表示するシステムが開発され実用化もされている。

    【0006】例えば、実開平4−399995号公報考案等に示されている航空機の残燃料管理装置にあっては、確かに飛行中の当該航空機の帰投基地の位置情報と航法装置等による燃料残量のデータ処理が成され、帰投に要する燃料量を算出し、当該帰投に要する燃料量と残燃料量とを比較する演算装置が設けられているシステムが開発されてはいる。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる残燃料管理システムにあっては、先述した如く、当該自機の航空機の所定の行動空域からの母基地への帰投に要する残燃料量の管理が単に行われるに過ぎず、実際の当該航空機にとっては運用行動中の該航空機の遭遇している環境が時々刻々急速に変化し、例えば、当該行動中の燃料消費の状況では母基地に帰投する限りの量であることが分っても、運用上不可避的に所定時間の継続行動を必要とする場合には、よしんば、母基地に帰投不能であっても他の予備的な代替基地、乃至、最近接基地への着陸を望み、それが許容される状態であるならば運用行動を持続し、自機の可及的な無事な状態での帰投を図るプランニングがパイロットに行える可能性がある場合でも、かかる在来技術によってはそれが行われず、止むを得ず、運用行動を中止したり、最適行動プランニングが出来なかったり、又、試行錯誤を繰り返している間に極めて危険な状態に陥る場合もあるという欠点があった。

    【0008】又、パイロットの適宜の行動により危険状態が回避され、運用上の目的が達成されたとしても、それ以後の行動プランニングはパイロットにとって極めて苛酷なワークロードとなるタスクが強いられるという不都合さがあった。

    【0009】

    【発明の目的】この出願の発明の目的は小型高速航空機の帰投基地への必要燃料の残燃料のマネジメントの問題点を解決すべき技術的課題とし、緊急行動中に自機のパイロットが残燃料の監視を行う余裕がないことを前提としながらも、当該パイロットが自機のコックピットを所望に応じ、一見するだけで自機の残燃料を帰投する母基地への関係において認知することが出来るのみならず、
    母基地以外の代替基地や直接的に帰投することが出来る最近接基地等への帰投に要する残燃料を確実に知得することが出来、しかも、該パイロットが知認し易い形で表示が多機能表示装置(MFD)に表示がなされ、したがって、当該タイミングにおいて、パイロットが行動プランニングを立て易く、所望の行動が行え、可及的無事な状態での所定の基地に帰投することが出来るようにして航空機産業における燃料管理技術利用分野に益する優れた航空機の残燃料マネジメントシステムを提供せんとするものである。

    【0010】

    【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述課題を解決するために、小型高速航空機が母基地から発進し、所定の空域にて運用上のアクションを行っている際に、不測にして、当該アクションに必要とする急激な大量の燃料消費の関係から予め計画されている母基地への帰投に要する残燃料について当該自機のパイロットがこれを知認し、又、これにかかわる行動プランニングを立てるに、コックピット内にて多機能表示装置(MFD)等を視認する余裕が挙動のうえで、又、神経的に、体力的にいとまがない場合に、当該自機の航空機に搭載している燃料制御装置,航法装置,エンジンからの動作データが情報処理システムに取り込まれ、又、燃料監視機能を有するサブシステムにより人工知能を有する計算機の処理を介し必要燃料計算機能を有するサブシステムと帰投基地策定機能を有するサブシステムとの情報データの交換を介しコックピット内の多機能表示装置(MFD)の画面に残燃料と母基地への帰投に要する燃料量と当該母基地から代替基地への帰投に要する燃料量、更には当該自機にとっての最近接基地への着陸に要する燃料量をアナログ・デジタル式に表示し、パイロットは当該表示を所望に一見するに、当該運用行動を所望に継続するか、帰投に移るか等の行動プランニングを容易に行え、この間、警報装置は当該多機能表示装置(M
    FD)に所望基地への帰投に要する残燃料の限界が近づいた場合に注意警報(CAUTION)を発し、いずれの基地への帰投も不可能になる限界燃料量に近接した状態では最終警告(WARNING)を発し、更にはこれに等価の音声警報を発し、パイロットに最終決断を与えるようにし、当該小型航空機は所定の行動を可及的に完成度を高く行い、無事に所望の基地に着陸することが出来るようにし、その間、パイロットのワークロードは第一義的な行動にのみ専念して集中出来るようにした技術的手段を講じたものである。

    【0011】

    【実施例】次に、この出願の発明の実施例を図面を参照しつつ説明すれば以下の通りである。

    【0012】図示実施例は小型航空機としての小型高速航空機の所定空域に於ける運用行動を行って母基地への帰投をする前提での残燃料に対するマネジメントシステムの態様であり、技術的波及効果としては後述する如く、ヘリコプター等の他の小型航空機に適用する弾力性を有するものである。

    【0013】図1に示す態様に於て、1はこの出願の発明の要旨を成す残燃料マネジメントシステムであり、その中心を成す情報処理機能を有するサブシステム2には残燃料監視機能を有するサブシステム3、及び、必要燃料計算機能を有するサブシステム4、及び、該必要燃料計算機能を有するサブシステム4に対し、情報データを交換自在にして接続されている帰投基地策定機能を有するサブシステム5とが互いに情報データ交換処理自在に接続されている。

    【0014】尚、かかる残燃料監視機能を有するサブシステム3、及び、必要燃料計算機能を有するサブシステム4、帰投基地策定機能を有するサブシステム5はこの出願の発明の時点における航空電子技術により当業者にとり容易に設計可能であり、細部は設計的に選択自在なものである。

    【0015】そして、必要燃料計算機能を有するサブシステム4には性能データ9が予め入力されており、又、
    帰投基地策定機能を有するサブシステム5には各種の基地データ10が作戦プログラムに従って入力されている。

    【0016】而して、残燃料監視機能を有するサブシステム3には自機の小型高速航空機に(在来態様同様に)
    燃料制御装置6が接続されて飛行中の使用燃料に対する残燃料の情報データを入力することが出来るようにされている。

    【0017】又、上記情報処理機能を有するサブシステム2には、該燃料制御装置6からの使用燃料データ、及び、自機に装備している航法装置7からの該自機の位置情報データが入力されるようにされ、又、エンジン8は飛行中の燃料消費量等のデータが入力されるようにされている。

    【0018】そして、情報処理機能を有するサブシステム2にあってはこの出願の発明の時点における周公知の人工知能を有する計算機が装備されて所定の計算、及び、比較演算策定等を行うようにされて後述する残燃料量によって母基地への帰投に必要な燃料の量と残燃料量の差、即ち、余裕燃料量をパイロット15に後述する如く効果的に表示するようにされ、残燃料が減少して母基地の帰投可能性に問題が生じた時には、注意警報(CA
    UTION)の警告を発生し、音声警報装置11を介しスピーカ、或いは、ヘッドホーン,イヤホーン12により警報音声を発し、又、適宜の表示発生装置13を介し多機能表示装置(MFD)14にアナログ・デジタル表示を行ってパイロット15に取り入れ易い形で警告処理を行い、帰投基地策定機能を有するサブシステム5を介し最少の燃料で帰投可能な基地を策定し、上述同様に警告処理等を行い、いずれの基地へも帰投不可能な極限状態に至る場合には最終警告(WARNING)を発生するようにされている。

    【0019】勿論、上述音声警報装置11や表示生成装置13等は上述同様に、この出願の発明の時点における航空電子技術により当業者が容易に設計して現出することが出来るものであり、多機能表示装置(MFD)14
    はまた、これまでの航空機に搭載して採用されているレベルのものでも充分である。

    【0020】上述残燃料マネジメントシステム1における残燃料にかかわる警告機能の他にこの出願の発明においては、帰投基地策定機能が発揮されるものであり、機体性能データ9、及び、各基地からの基地データ10に基づいて自機の位置,残燃料量、各基地の天候,離着の可否,所属施設,民間空港であるか否か等の情報により帰投基地(母基地),代替基地を含めてデータ処理を行い、上述する如く、自機がこれらの基地のいずれかへ帰投可能であるための情報、即ち、基地への天候,方位,
    距離,最適巡航速度,高度等をパイロットに多機能表示装置(MFD)14を介し表示提供する。

    【0021】而して、上述警告機能、及び、帰投基地策定機能については図2,図3に示す通りであり、まず、
    両者の多機能表示装置(MFD)14の画面16に対する表示は適宜に設計的にスイッチ操作、又は、音声信号による切り換え可能な表示であり、勿論、音声警報は別回路によって形成されるものである。

    【0022】而して、両機能にかかわる飛行中、或いは、運用行動中の自機の残燃料の監視については図2に示す様に、多機能表示装置(MFD)14の画面16の右側には燃料表示欄17が縦置き式に表示され、現在の残燃料量で2500 lb(ポンド)が示され、当該残燃料は当該図2に示す様に、アナログ表示され、又、画面の左側には母基地表示欄19が当該表示態様ではGIF
    U(岐阜)基地が示され、そこまでに帰投する燃料量を除いた使用可能燃料850 lb(ポンド)が矢印指示2
    0により燃料欄17の残燃料表示18に対し矢示されており、当該母基地に帰投する場合には15分の高機動実施が可能であり、30分の巡回(パトロール等)が可能であることがデジタル式に表示されるようにされ、又、
    当該母基地欄19の下側には最近接基地記載欄22が設けられ、当該記載欄22には表示態様としてHYAKU
    RI(百里)基地が示されており、上記母基地の態様同様に使用可能燃料が1823 lb(ポンド)矢印23に示す様に、燃料表示欄17の残燃料18に対して矢示で表示され、当該最近接基地(百里)基地に帰投する場合には36分の高機動実施が可能であり、71分の上空待機(パトロール)が可能であることをアナログ・デジタル式に表示している。

    【0023】したがって、パイロットは当該多機能表示装置(MFD)14の画面16に於ける残燃料、表示されている母基地、最近接基地への必要燃料量、及び、高機動可能時間、並びに、巡回時間等を一瞬にして一瞥状態で視認し、作戦行動のアクションプランニングを行い、運用行動継続か帰投準備に移るかの策定を容易に行うことが出来る。

    【0024】上述残燃料の監視は前述した図1の残燃料マネジメントシステム1によりパイロットの挙動とは関係なく独立して行われ、表示生成装置13を介し多機能表示装置(MFD)14の画面16に表示される。

    【0025】そして、当該表示に基づいてパイロットが所定の行動、即ち、運用行動継続,帰投移行準備の策定等においても、当然のことながら、燃料は消費されるために当該多機能表示装置(MFD)14の画面16に於ける表示とは別に音声警報機能が働いて自機の現在位置から母基地に帰投するために、必要な燃料が残燃料を下まわった場合には注意警報(CAUTION)として音声警報が発生され、更に最近接基地への必要燃料量も残燃料を下まわる場合には最終警告(WARNING)が発される。

    【0026】当該パイロットは音声警報の発生までは多機能表示装置(MFD)14の画面16を必要に応じて瞥見状態で視認し、注意警報(CAUTION)、或いは、帰投(着陸)までにどれだけの残燃料の余裕があるかを行動プランニングの策定に供する。

    【0027】而して、母基地表示欄19、及び、最近接基地表示欄22に於ける表示には図1に示す性能データ9、及び、基地データ10等を予め入力しておき、情報処理機能を有するサブシステム2により次の選定基準条件により所定の基地を、例えば、5基地程度選定しラインアップして策定する。

    【0028】即ち、 天候が良い基地を最優先(悪天候の場合は着陸不能) 滑走路が長い基地を優先(着陸での安全性) 施設が良好な基地を優先(自機の機種において燃料供給が可能であるか否かその他の装備の補充が可能であるか否か、施設の修復期間中であるか否か) 軍用機基地を民間基地より優先(運用行動の柔軟性のため) 現在位置により近い基地を優先(支援等の関係から) 代替基地が多く、その施設設備内容が良好な基地を優先(母基地と代替基地との距離、及び、消費燃料の関係から) 等の選定条件を予め入力されている基地データ10、及び、エキスパートより得た知識に基づいて人工知能を有する計算機が情報機能を有するサブシステム2において検討して図3に示す様に、多機能表示装置(MFD)1
    4の画面16にアナログ・デジタル式に表示する。

    【0029】而して、当該図3に示す態様において、縦列に上述選定基準に従う帰投基地の優先順位列のラインアップが示されてあり、右行には基地名,現在地からの該基地までの距離 nautical mile(海里),代替基地名,該代替基地を含めての代替基地数,余裕燃料量 lb
    (ポンド)が主として前述した如く表示され、パイロットは図2に示す消費燃料と残燃料との関係、及び、図3
    に示す帰投データとを適宜に切り換え表示する制御が出来、又、電気的に自動的,半自動的に表示切り換えを行うことが出来るものである。

    【0030】そして、勿論、図2,図3の表示切り換え中においても前述音声警報発生は独立して行うことが出来るものである。

    【0031】このようにして、パイロットは当該空域に於ける運用行動中、或いは、巡回や上空待機(パトロール)中において、当該運用行動のアクションの継続、或いは、帰投への移行のアクションプランニングを行わずに運用行動に専念的にエネルギーを集中することが出来、所定のタイミングで多機能表示装置(MFD)14
    の画面16を瞥見すること等により該多機能表示装置(MFD)14の画面16のデータを視認し、表示されている燃料データ、或いは、帰投の基地データを視認して所定に行動継続,変更のプランニング策定を行うことが出来、特に、運用行動中の急速に時々刻々変化する状況下でのミッションプランニングを支援することが出来る。

    【0032】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、多機能表示装置(MFD)の画面にも音声警報に代えるパターン表示を行う等種々の態様が採用可能である。

    【0033】そして、適用対象は小型高速航空機に限らず、大型航空機,ヘリコプターや捜索小型航空機,地図作成航空機等にも適用可能であり、応用技術としては船舶、或いは、自動車等への転用も可能である。

    【0034】

    【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的に小型高速航空機に於て該航空機に搭載する燃料量に限度があり、しかも、高機動実施等短時間で大量の燃料を急激に消費するような行動にあって所定の行動後に母基地等に帰投するに際し、当該激変行動のために帰投に要する燃料と当該タイミングでの残燃料との比較対比を行って行動プランニングを余裕をもって策定することが出来ない状態においても、パイロットのアクションとは別にこれに独立に該タイミングでの残燃料と帰投に要する燃料との対比データを正確、且つ、速かに自動的に多機能表示装置(MFD)の画面に表示することが出来、しかも、予めの注意警報(CAUTION)と限界残燃料での最終警告(WARNING)を発生させることにより、パイロットは当該運用行動に専念してエネルギーを集中することが出来、しかも、音声警報によって所定の画面を視認することにより残燃料と帰投に要する燃料との対比、及び、帰投可能基地の策定を知覚して次のアクションプランニングを確実、且つ、速かに行うことが出来るという優れた効果が奏される。

    【0035】したがって、小型高速航空機における当該所定空域での燃料切れによる帰投不可能等の事故を未然に確実に防ぐことが出来るという優れた効果が奏される。

    【0036】而して、この出願の発明のシステムによれば、単に飛行中の航空機の残燃料の表示のみならず、帰投に際しての母基地や代替基地,最近接基地のラインアップ的表示、及び、それに要する燃料等の関連的な表示,高機動実施や巡回等の行動継続時間等も併せて表示されるために、当該行動中の自機の行動許容の是非、及び、範囲も比較され、継続飛行のアクションプランニングが出来るという優れた効果が奏される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この出願の発明の実施例の全体概略ブロック図である。

    【図2】同、多機能表示装置(MFD)の画面に表示される残燃料と帰投に要する燃料量,行動継続時間の相関のアナログ・デジタル表示模式正面図である。

    【図3】同、エキスパートシステムによる帰投基地、及び、所用燃料量のリストアップ表示態様模式正面図である。

    【符号の説明】

    6 燃料制御装置 7 航法装置 8 エンジン 2 情報処理機能を有するサブシステム 3 残燃料監視機能を有するサブシステム 4 必要燃料計算機能を有するサブシステム 5 帰投基地策定機能を有するサブシステム 11 音声警報装置 14 多機能表示装置(MFD)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 義孝 東京都杉並区西荻北4−7−10 メイプル ハウス203 (72)発明者 國頭 聖 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 (72)発明者 三谷 洋一 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内

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