专利汇可以提供Celestial body position verification device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且(57)【要約】 携帯電子天体 位置 確認装置(10)は、天体(14)を識別し、ユーザ(12)を希望する天体(14)に導くのを補助する。 装置(10)は、星、 星座 、惑星、 彗星 、小惑星、人工衛星、およびはてしない天空の物体を含む任意の天体(14)を位置確認しまたは識別するのに有益である。 装置(10)は、プロセッサ(52)と電子データベース(62)を利用し、必要な計算を実行する。 装置のデータベース(62)は、インターネット(182)にアクセスすることにより更新してもよく、インターネットを介して更新データを購入してもよい。,下面是Celestial body position verification device专利的具体信息内容。
【0001】 この出願は1999年3月3日に出願された米国暫定出願第60/12271
1号の利益を請求する。
【0002】 (背景−発明の分野) 本発明は天文学、特に天体(celestial objects)の位置を確認し識別することができる電子機器に関する。
【0003】 (背景−従来技術の説明) 人は常に天空に魅せられてきた。 人は宇宙と生命の起源に刺激されてきた。 星と星座は、地球上のほとんど全ての文化における寓話、神話、および物語の根拠となっている。 星は人の未来の指針として使用されている。 船員や旅行者は位置と方向の指針として、ある星や星座をあてにしている。 さらに、星には多大な職業的および趣味的興味がある。
【0004】 職業および趣味で星を見る人は、天体確認装置を使用して、星、星座、惑星、
彗星、小惑星、人工衛星、はてしない大空の物体、またはその他の天空物体の位置を確認する。 これらはまとめて天体と称する。 ある既存の天体位置確認装置は、機械、電気、または予め作成された図表の組合わせを使用することによって機能する。
【0005】 モリアードへのアメリカ特許第3,863,365号は、星座や星を含む天体半球(celestial hemisphere)の絵入り表示(pictorial representation)を含む平坦な回転ディスクを使用する方法を開示している。 ユーザーは、現在日時にディスクを回転させ、適正なコンパス方向にその方位を合わせなければならない。 天体の確認は、ユーザーが天空を天体半球の絵入り表示と比較することによってなされる。 この方法は、天空と天体半球の絵入り表示とが二つの異なる尺度であるので、天体の位置を確認することはむしろ困難であるということを証明している。 加えて、ディスクは、天体半球の平坦な光学系を有し、それは希望する天体の位置を何度の傾きで確認すればよいかを判別するのが困難である。 さらに、天空は絵入り表示よりも多くの天体を含むので、絵入り表示上のどのパターンの星が天空の特定の領域に対応するかを決定することが困難である。
【0006】 リーへの米国特許第5,704,653号は、電子コンパスが組み込まれた天体半球の絵入り表示を開示している。 電子コンパスは、リーの装置のオペレータが天空のどの領域に向いているかを確認する。 このコンパスは天体の概略方位角に向けるのを補助する。 しかしながら、適正な赤緯(declination)を決定し、
1組の天体図から観測している天空の特定の領域に精神的に移動する仕事は、依然としてオペレータが行い、補助されない。 これは、天体の位置を確認する仕事の大部分をオペレータに残していることになる。
【0007】 メイヤーへの米国特許第4,938,697号は、天体図なしに天空の領域を直接観測する幾分か煩雑で複雑な機械的方法を含んでいる。 これは、成功するためには装置の動作を相当に理解していることが必要であり、また星群または星座の位置を確認することができるだけである。
【0008】 アタミアンへの米国特許第4,970,793号は、星や星座を位置確認する方法を含んでいるが、適切に作動させるためには天空に向けられた球体の手動調整が必要である。 また、前記米国特許第3,863,365号に述べられたと同じ尺度相違問題があり、天球体を観測するのに多くのあいまいさを残している。
【0009】 そこで、天体の位置を確認するさらにユーザフレンドリーな装置が要望されている。
【0010】 (発明の概要) 改良された天体位置確認装置が開示されている。 本発明の一つの特徴では、 措置はユーザに装置を天体に向けさせ、装置はユーザに天体の識別を知らせる。
本発明の他の特徴では、ユーザは装置に希望する天体を見付けるよう指示する。
これは、観測ポートを介して行われ、計器はユーザの地理的位置、時間、および観測ポートの方向の方位角と天底角を自動的に検出し、この結果、天体位置確認装置を使用することが簡単になる。 本発明の他の実施形態は、上記特徴の組み合わせからなる。 本発明のこれらの特徴は、天体図からの平行移動と尺度に関する従来の問題を排除する。 さらに、本発明のある特徴では、装置は携帯可能で、または携行できるようにコンピュータ装置に取り付けられる。
【0011】 本発明の一つの特徴では、ある日時にある位置から天体を観測する天体観測(
COL)装置は、観測手段、プロセッサ、3軸磁気センサ、3軸重力センサ、位置決定手段、計時手段、およびデータベースからなる。 観測手段は、方位角と天底角によって規定される観測軸に沿って観察することにおいて、COL装置のユーザを補助する。 3軸磁気センサは、前記方位角を示す方位データを前記プロセッサに与えるようにされている。 3軸重力センサは、前記天底角を示す天底データを前記プロセッサに与えるようにされている。 位置決定手段は、位置を示す位置データを前記プロセッサに与える。 計時手段は、時刻と日付を示す日時データを前記プロセッサに与える。 データベースは、前記プロセッサによってアクセスされてデータを与える。 これにより、プロセッサは、前記方位データ、天底データ、位置データおよび日時データに基づいて、観測軸に対応する赤径と赤緯の天体座標を決定する。
【0012】 本発明の他の特徴では、前記観測手段は、ユーザが観測軸に沿った装置を通して観測できるようにした観測チャンネルを有する。
【0013】 本発明の他の特徴では、観測軸の角度方位を変更する方向を知らせる方向指示手段をさらに有し、該方向指示手段は、前記プロセッサによって制御され、視覚的指示手段、聴覚的指示手段または触覚的指示手段を含む。
【0014】 本発明のさらに他の特徴では、前記方向指示手段は、前記プロセッサによって制御され、ユーザが前記観測チャンネルを通して観測するときにユーザが見ることができる照明可能な表示装置からなり、前記表示装置の少なくとも一部を照明し、該照明された表示装置に基づいてユーザが観測軸を変更できるようにする。
前記表示装置は、円形に配置された一連の照明可能な矢印でもよく、前記プロセッサは、前記矢印の照明すべき少なくとも一部を指示するようにされている。
【0015】 本発明の特徴では、網線があり、該網線は、ユーザが前記観測チャンネルを通して観測するときにユーザが見ることができるようにされている。
【0016】 本発明の特徴では、前記観測手段は、観測軸に沿って観測される画像を表示する表示画面を有する。 さらに、観測軸の角度方位を変更する方向を知らせる方向指示手段をさらに有し、該方向指示手段は、前記プロセッサによって制御され、
視覚的指示手段、聴覚的指示手段または触覚的指示手段を含む。
【0017】 本発明の特徴では、前記装置はハウジングを有し、前記観測手段は前記ハウジングを通して延びる観測チャンネルを有し、ユーザが観測軸に沿った前記観測チャンネルを通して観測できるようにされている。 本発明の他の特徴では、前記プロセッサは前記ハウジングから離れて配置されている。 本発明のさらに他の特徴では、前記ハウジングは、ユーザが前記観測チャンネルを通して観測している間にユーザによって保持されるようにされている。
【0018】 本発明のさらなる特徴では、COL装置は、観測軸の角度方位を変更する方向を知らせる方向指示手段をさらに有し、該方向指示手段は、前記プロセッサによって制御され、視覚的指示手段、聴覚的指示手段または触覚的指示手段を含む。
このCOL装置は、さらに、ユーザが天体の識別または天体座標を前記プロセッサに入力するユーザインターフェースをさらに有する。 さらに、前記プロセッサは、観測軸が天体または天体座標と一致するように、前記方向指示手段を介してユーザに観測軸の角度方位を変更するよう指示し、前記データベースは、天体の識別を天体の天体座標と関連させるデータからなる。
【0019】 本発明のさらなる特徴では、前記プロセッサは、観測軸が天体または天体座標と一致していることを前記方向指示手段を介してユーザに知らせるようにされている。 さらに、前記装置において、前記ユーザインターフェースは、ユーザが多数の天体座標からなる天体の識別を入力するようにされている。 この場合、前記プロセッサは、観測軸が天体の多数の天体座標と一致するように、前記方向指示手段を介してユーザに観測軸の角度方位を変更するよう指示し、これにより、ユーザに天体のツアーを提供する。 本発明のさらに他の特徴では、前記インターフェースは、ユーザが信号を前記プロセッサに入力すると、前記方向指示手段を介してユーザに現在の天体座標から次の多数の天体座標に観測軸の角度方位を変更するように指示する。
【0020】 本発明のさらなる特徴では、ユーザが前記プロセッサに信号を送ると、観測軸と一致された天体または天体座標を識別するユーザインターフェースをさらに有し、前記プロセッサは、天体または天体座標に関係したデータを求めて前記データベースにアクセスするようにされている。 前記ユーザインターフェースは、さらに天体または天体座標をユーザに知らせるようにされている。 本発明のさらに他の特徴では、前記ユーザインターフェースは、ユーザが手動スイッチの押圧または聴覚的指令により前記プロセッサに信号を送り、前記プロセッサが表示装置またはスピーカを介してユーザに知らせるようにされている。
【0021】 本発明のさらなる特徴では、前記データベースは、ユーザが、前記プロセッサと機能的に通信する前記装置のユーザインターフェースを介して、前記データベースを編集し、プラグインモジュールを前記プロセッサと機能的に通信させ、または情報交換システムを前記前記プロセッサと機能的に通信させることで変更される。
【0022】 本発明の特徴では、前記位置決定手段は、ユーザが位置情報を前記プロセッサに入力するようにされたユーザインターフェースからなり、前記データベースは、入力された位置情報に基づいて前記プロセッサに位置情報を与えるようにされている。
【0023】 本発明の特徴では、前記計時手段は、日時データを前記プロセッサに与えるようにされた計時装置からなる。
【0024】 本発明の特徴では、前記位置決定手段と前記計時手段は、位置データと日時データを前記プロセッサに与えるようにされた全地球位置把握装置を有する。
【0025】 本発明の特徴では、観測軸の仰角を知らせる出力装置をさらに有し、該仰角は天底角マイナス90度である。
【0026】 本発明の特徴では、方位角と天底角の関数としてコンパス方向(compass hea
ding)を知らせる出力装置をさらに有する。
【0027】 本発明の特徴では、前記プロセッサによって読み取り可能な補正指令、および/または、前記データベース内の補正データをさらに有し、前記プロセッサは、
歳差運動(procession)、地球の伸び(elongation)、磁気偏差、視差、章動(
nutation)、またはこれらの組み合わせを補正する。
【0028】 本発明の特徴では、前記プロセッサとインターフェースを取り、該プロセッサに前記磁気センサと重力センサの温度誤差補正を行わせる温度センサをさらに有する。
【0029】 本発明の特徴では、前記データベースは、天体がその位置で肉眼で見えるときを示す追加のデータを有し、前記装置は、前記プロセッサに機能的に接続された報知装置をさらに有し、前記プロセッサは、天体がその位置で肉眼でユーザに見えるときを示す前記追加のデータを前記報知装置を介して知らせる。
【0030】 本発明の特徴では、ある日時にある位置から使用する天体位置確認装置が設けられ、該天体位置確認装置は、 a. 観測チャンネルからなり、該観測チャンネルは、それを通してユーザが観測軸と一致する天空のある位置に向けて当該観測軸に沿って観測するようにされたハウジング、 b. プロセッサ、 c. 前記観測軸の方位角を示す方位データを前記プロセッサに与える3軸磁気センサ、 d. 前記観測軸の天底角を示す天底データを前記プロセッサに与える3軸重力センサ、 e. 前記天体位置確認装置の位置を示す位置データを前記プロセッサに与える位置データ入力装置、 f. 前記天体位置確認装置を使用する時間と日付を示す日時データを前記プロセッサに与える日時データ入力装置、 g. ユーザデータを前記プロセッサに入力し、情報をユーザに知らせるユーザインターフェース、 h. それを通して前記プロセッサが観測軸の角度方位を変更する方向をユーザに知らせる方向指示手段、 i. ユーザによってアクセスされ、前記プロセッサが、前記方位データ、天底データ、位置データおよび日時データ、ユーザデータ、およびデータベースに基づいて、 i)前記ユーザインターフェースを通して、観測軸と一致した天体の識別、 ii)前記ユーザインターフェースを通して、観測軸と一致した天体座標、または iii)前記方向指示手段を通して、ユーザが天体の識別または天体座標からなるユーザデータに基づき観測軸を変更する方向 をユーザに知らせるようにされたデータベース とからなる。
【0031】 本発明のさらなる特徴では、前記プロセッサは、前記ハウジングから離れて配置されている。
【0032】 本発明のさらなる特徴では、前記方向指示手段は、前記プロセッサと機能的に通信する円形に配置された一連の照明可能な矢印からなり、該矢印は、該照明された矢印が前記観測チャンネルを通して観測するユーザに見えるようにされ、前記方向指示手段と前記プロセッサは、矢印の少なくとも一部を照明するようにされ、これにより、ユーザが照明された一部の矢印に基づいて観測軸の角度方位を変更するようにされている。
【0033】 本発明のさらなる特徴では、前記データベースは、ユーザが、前記ユーザインターフェースを介して、前記データベースを編集し、プラグインモジュールを前記プロセッサと機能的に通信させ、または情報交換システムを前記前記プロセッサと機能的に通信させることで変更される。
【0034】 本発明の特徴では、天体を観測する方法が提供され、該天体観測方法は、 a. 観測軸に沿って天体を観測する装置をユーザに提供し、 b. 方位角を決定するようにされた3軸磁気センサを介して観測軸の方位角を識別し、 c. 天底角を決定するようにされた2軸重力センサを介して観測軸の天低角を識別し、 d. 前記方位角、前記天底角、装置の位置および現在時刻と日付に基づいて赤経と赤緯の天体座標を決定する ステップからなる。
【0035】 本発明のさらなる特徴では、前記装置をユーザに提供するステップは、前記装置、前記3軸磁気センサ、および前記3軸重力センサをユーザの手に保持させるステップをさらに有する。 本発明のさらに他の特徴では、前記3軸磁気センサと前記3軸重力センサは前記装置に一体である。
【0036】 本発明のさらなる特徴では、前記方位角、天底角、装置位置および現在日時を示すデータを受信するように前記プロセッサに指示し、データベースを調査し、
天体座標を報知装置を介して知らせる。
【0037】 本発明のさらなる特徴では、前記方法は、さらに、希望する天体の識別をプロセッサに入力し、該プロセッサに前記天体座標を決定するステップを実行するよう指示するステップを有する。 また、希望の天体が観測軸と一致するまで観測軸の角度方位を変更する方法に関するユーザに理解可能な指令を、方向指示手段を介して、知らせるよう前記プロセッサに指示するステップをさらに有する。 本発明のさらに他の特徴では、前記プロセッサに知らせるよう指示するステップを繰り返すステップをさらに有し、これにより、ユーザに希望する天体の一部を通ってツアーするよう指示する。
【0038】 本発明のさらなる特徴では、希望する天体座標をプロセッサに入力し、前記プロセッサに前記天体座標を決定するステップを実行するよう指示するステップをさらに有する。 また、希望の天体座標が観測軸と一致するまで観測軸の角度方位を変更する方法に関する情報を、方向指示手段を介して、知らせるよう前記プロセッサに指示するステップをさらに有する。
【0039】 本発明の特徴では、天体を観測する方法は、本明細書に記載の本発明の実施形態にかかる装置を提供するステップと、前記データベースを天体に関する追加データと更新し、装置のユーザは、観測軸が方向指示手段を介して天体と一致するように観測軸の角度方位を変更する方向を知らせるようプロセッサに指示するステップからなる。 本発明のさらなる特徴では、前記更新ステップは、前記追加データからなるプラグインモジュールを前記装置に機能的に接続するステップ、または前記追加のデータを情報変換システムを介して前記データベースにダウンロードするステップからなる。 前記ダウンロードするステップは、インターネットにアクセスして前記追加データを検索するステップからなる。 さらに、前記アクセスするステップは、前記追加データを購入するステップからなる。
【0040】 他の目的および利点は、添付図面および明細書を考慮することから明らかとなる。
【0041】 (好ましい実施形態の説明) 図において、同一の参照符号は全図を通して同一の要素に言及している。 図、
特に図1を参照すると、天体位置確認装置(COL)10は、天体14の位置を確認するために、ユーザ12によって使用される。 COL装置10は、本発明の好ましい実施形態を示し、携帯に適したほぼ円筒形のハウジング16を有している。 本発明の他の実施形態は、他の形状のハウジングを有していてもよく、また携帯できても、できなくてもよい。
【0042】 COL装置10のハウジング16は、ユーザ12の近くに保持される第1観測口18と、天体14の近くの第2観測口20とを有する。 使用中、観測口18と20は、ユーザ12と天体14との間に一直線に調整される。 COL装置10は、ユーザが当該COL装置10を通して観測軸34に沿って天体を見ることができるように適合されている。
【0043】 本発明の他の実施形態は、天体14を見るように配置された光センサを有し、
該光センサからの画像をユーザが観測できるように観測スクリーン(不図示)に伝送する。 本発明のさらなる実施形態では、COL装置10は、支柱またはフレームに装着され、直接手動操作(不図示)以外の機械的、電子的、空気圧的、又はその他の適切な手段により位置決めされるようになっている。 装着されたCO
L装置10の位置は、スイッチを介してユーザにより、機能的に集積された計算装置により、あるいはその両方により指示される。 本発明のさらなる実施形態では、支柱またはフレームに装着されたCOL装置10を有し、直接手操作を介して位置決めされ、装置に安定性を与える(不図示)。
【0044】 図2を参照すると、COL装置10は、ハウジング16、観測口18と20、
データ入力/出力インターフェース(IOI)30、観測ボタンまたはスイッチ32からなっている。 観測軸34は円筒ハウジング16を通って軸方向に延びるように示されている。 IOI30は、以下にさらに説明するように、メニューと結果の形態でデータを表示する表示スクリーン36で構成されている。 また、I
OI30は、表示スクリーン36上のメニューを介して移動したり、質問を入力するように、データやコマンドを入力する複数のボタンまたはスイッチ38を有している。 観測スイッチ32は、ユーザがCOL装置10を介して観測するときに、ユーザの親指や指によって容易に操作できるように配置され適合されている。
【0045】 図3を参照すると、天体14が装置10の観測軸34と一致したときのユーザの視野を表示しているCOL装置10が示されている。 ユーザ12は、COL装置10を通って延びる観測チャンネル46を介して天体14を観測している。 観測チャンネル46は、図示した実施形態では、ハウジング16の内面48によって規定される。 観測チャンネル46はさらに観測口18と20によって拘束される。
【0046】 IOI30はハウジング16の左側から延びるように示され、スイッチ32はハウジング16の底から延びるように示されている。 本発明の他の実施形態では、IOI30やスイッチ32は他の形状を有していてもよい。
【0047】 COL装置10の観測部40を参照すると、円形に配置された一連の照明指向矢印42がハウジング16の内面48の近傍に配置されている。 矢印42は使用中にCOL装置10の位置を指示するように照明される。 8つの矢印が示されているが、本発明の他の実施形態ではそれ以上またはそれ以下の矢印を有していてもよい。 照明矢印42の大きさ、形状、および数は実行する機能に最高(paramo
unt)でなくてもよい。 最高のものは、COL装置10が観測軸の必要な変更をユーザ12に知らせて装置を天空の特定の位置に一致させる方法があるということである。 したがって、矢印42は方向指示器である。 方向指示器の色や形状について多くの変形例がある。 本発明の他の実施形態では、ドットまたは境界を照明するように、COL装置10を導く方法をユーザに視覚的に知らせる他の任意の方法を有していてもよい。 矢印42の照明は、LEDや光ファイバのような任意の適切な手段で達成してもよい。 本発明の好ましい実施形態では、矢印は貼付け画像(overlayed image)ではない。
【0048】 本発明の実施形態は、矢印42またはその他の適切な方向指示器に関して多くの変形例を有する。 本発明の実施形態では、矢印42は、ユーザ12がどのくらい遠く観測軸34を角度的に変更しなければならないかに依存して、異なる率で、あるいは色や強度の変化で明滅する。 例えば、ユーザ12が希望する観測軸位置に非常に近い場合、矢印42は急速に明滅し、ユーザが遠く離れている場合は矢印42は緩やかに明滅する。 本発明の他の実施形態は、振動のような触覚手段や、方向を報知する報知手段を使用してもよい。
【0049】 本発明の他の実施形態では、観測軸34が希望する天体14と一致すると、矢印42は全て発光するか明滅するようにしてもよい。 本発明のさらに他の実施形態では、COL装置10の希望する角度位置になったときに、視覚的、触覚的、
聴覚的に報知する装置を有し、ビ−ッという音や合成音を発するようにしてもよい。
【0050】 観測部40に網線(reticule)44が中央に配置されている。 網線44はCO
L装置10を天体14の中心に位置決めするのに役立つ。 本発明の他の実施形態は、他の網線や十字線(cross−hair)の形状を有していてもよいし、また天体14に位置決めする任意の手段を有していてもよい。 本発明のさらに他の実施形態では、網線44は、さらに強い強度で照明したり、照明を停止したり、フラッシング(flashing)したりして、希望する角度位置に達したことを知らせるのに使用してもよい。
【0051】 図4を参照すると、COL装置10には、全体的に符号50で示すように、装置を作動させるための多数の他の要素が組み込まれている。 図示された実施形態では、プロセッサ52は、3軸磁場センサ54、3軸重力センサ56、計時(ti
me keeping)装置58、入力装置60、天体データベース62、照明矢印64
および表示装置66からなる要素を統合し、これらは図4の左上角から出発して反時計回りに配置されている。 本発明の好ましい実施形態では、これらの要素はCOL装置10のハウジング16に組み込まれている。
【0052】 図5を参照すると、本発明の他の実施形態では、COL装置110はハウジング116の外部に外部要素を有していてもよく、該外部要素は、残りの要素と機能的に通信している補助装置180内に存在するプロセッサ52および/またはデータベース62のような1または複数の要素からなる。 適切な補助装置の例として、パーソナルデジタル補助装置、デスクトップコンピュータまたはラップトップコンピュータを含むが、本発明の実施形態はこれらの例に限定されない。 したがって、本発明の実施形態では、プロセッサはハウジング116から離れて設置されている。 本発明の他の実施形態は、計時装置58、入力装置60および/
または表示装置66を補助装置180に組み込んでいる。 本発明のさらに他の実施形態は、複合的な補助装置を有している。 請求の範囲の「補助装置」の用語は1または複数の補助装置を包含するものとして解釈されるものと理解されるべきである。
【0053】 本発明の他の実施形態では、COL装置10の外形に、IOI30またはスイッチ132は必要としない。 また、データの入力出力は補助装置180によって行われてもよい。 本発明の他の実施形態では、データベース62は、ネットワークシステムのような情報変換システムを介して、あるいはインターネット182
を介して、他のデータベースに接続されてもよい。 ハウジング16内の要素と補助装置180は、電気的または光学的信号交換媒体のようなデータ交換が可能な物理的導線(conduit)184を介して、または赤外線やRF技術を利用するプロセスのような物理的導線を必要としないプロセスを介して、機能的に通信していてもよい。
【0054】 図4に戻ると、入力装置60によりユーザはプロセッサ52にデータを入力することができる。 図1に示す本発明の実施形態では、入力装置60はIOIスイッチ38とスイッチ32に相当する。 本発明の他の実施形態は、例えば聴覚形のような任意のタイプのデータ入力装置を有していてもよく、またデータ入力装置は補助装置180に組み込んでもよい。
【0055】 プロセッサ52は、天体についての情報を引き出すために天体データベース6
2と接続している。 本発明の実施形態のデータベースの情報は異なっているが、
当業者はデータベースにある広範な情報を理解する。 データベース62は、地理的位置を経緯座標と関連付けるような他の目的のための引き出し可能なデータを含んでいてもよい。
【0056】 プロセッサ52は、センサ54と56、計時装置58、入力装置60からの入力を分析し、必要なデータベース62と通信し、矢印64と、図1に示す実施形態のIOI表示装置36に相当する表示装置66とに情報を出力する。
【0057】 プロセッサ52は、COL装置10が向いている方向およびベクトルを演算するために、磁場センサ54と重力場センサ56から情報を受け取る。 ベクトルは、COL装置10の方位角(azimuth angle)と天底角(nadir angle)に対する3次元ベクトルである。 方位角は磁北と装置が向いている方向の間の角度である。 天底角は地球直下(straight down)と装置が向いている方向との間の角度である。 方位ベクトルは、磁場センサ54を使用して決定され、天底角は重力場センサ56を使用して決定される。 センサからの情報は当業者に周知の手段を使用してプロセッサ52で処理される。
【0058】 3軸重力センサ56の使用は、天底角の位置を決定するのに要求される。 天底角は2つの特定ベクトルの間の3次元角である。 第1ベクトルは観測軸34が向いている方法にある。 第2ベクトルは地球の質量中心に向かって地表に真直ぐに向いている。 本発明の好ましい実施形態では、3軸重力センサは、最小3つの加速時計を使用して、3軸重力場ベクトルを決定するが、本発明の他の実施形態では、他の加速時計を使用してもよい。 使用する加速時計は静止力、この場合は地球の1gの重力を検知することができなければならない。 このタイプの加速時計は簡単に入手可能な装置で、この機能を達成するのに十分な精度を提供する。 本発明の実施形態では、3つの個々の加速時計は、X,Y,Z平面で互いに90度直角に配置される。 通常の幾何学的計算により、3つの加速時計の読みが組み合わされ、天底角が得られる。
【0059】 3軸重力センサ56の少なくとも3つの加速時計がなくても、1つまたは2つの加速時計の使用を開示するノートン(Norton)と比較すると、COL装置10
の精度に大きな誤差がある。 この誤差は、ユーザ12がCOL装置10を何度で保持しているか、装置の「回転」軸をどのように合わせたかに依存している。 地球の磁場だけを使用し、地球の重力場を方位を感知するのに使用する装置では、
前記誤差を回避する唯一の方法は、磁場と重力場を測定するのに3軸センサを使用することである。 誤差は、COL装置10を無用にさせる1つの観測場よりたいてい大きいので、無視することはできない。
【0060】 COL装置10の方向ベクトルが決定されると、プロセッサ52は、COL装置10の経度、緯度、地方時間、および日付のデータを使用して、装置方向ベクトルを天体座標に平行移動させる。 本発明の実施形態では、経緯度データはユーザにより入力装置60を介して手動で入力される。 経緯度は座標の形であってもよいが、町、郡、ジップコード、州の一部、州、群の地域のような他の地理的指示情報をユーザがCOL装置10に入れることで、間接的に入力してもよい。 この場合、データベース62または他のデータベースは、装置10の経緯度を決定するのを補助する情報を含む。 地方時間と日付も手動で入力してもよいが、本発明の好ましい実施形態では、計時装置58がこの情報をプロセッサ52に入力する。
【0061】 本発明の他の実施形態では、COL装置10は、緯度、経度、時間および日付の情報またはその一部をプロセッサ52に自動的に入力するために、全地球位置把握システム(GPS)受信機(不図示)や他の適切な装置を有する。
【0062】 プロセッサは、センサ54と56から方向ベクトルの情報を受け取り、計時装置58から時間と日付の情報を受け、入力装置60を介してユーザからの情報を受ける。 この情報は、プロセッサ52がデータベースに対する検索を行い、観測軸34が向いている赤経(right ascension)と赤緯(declination)の天体座標を決定するのに使用される。 本発明の実施形態は、この点で実行する1または多数の機能を有し、以下説明する。
【0063】 天体の識別 全図を参照すると、ユーザ12は識別を希望する天体にCOL装置10を向ける。 さらに詳しくは、ユーザは観測部40の中心を天体14に一致させる。 これにより、観測軸34が天体14と一致する。 ユーザはスイッチ32を起動して、
プロセッサ52に天体14が位置確認されたことを入力する。 プロセッサ52はセンサ54と56からデータ、すなわち時間と位置データを受け取り、データベース62と相談して、天体14についての情報をスクリーン36に表示する。
【0064】 天体の位置確認 COL装置10が支持する他の共通モードの動作は、ユーザが天空の天体14
を位置確認するの補助することである。 例えば、ユーザ12が土星がどこに位置しているかを知りたい場合、「位置確認」モードを使用する。 希望する天体を位置確認するために、オペレータはIOI30を介して入手可能な天体のリストから土星を選択する。 次に、ユーザ12はCOL装置10を通して観測する。 プロセッサ52は、矢印42の照明を介して、ユーザにCOL装置の方位を変更するよう導く。 例えば、観測軸34をもっと垂直に左へ向ける必要がある場合、観測部40の左上象限の矢印42を点灯する。 希望する天体の土星が観測軸34と一致すると、全ての矢印42が照明されずに、明滅する。 あるいは、一致したことをユーザ12に知らせる他の任意の装置を利用してもよい。
【0065】 本発明の実施形態では、COL装置10はユーザのために黄道(ecliptic)を追跡してもよい。 黄道の例は、地球の軌道面である。 地球は太陽の周りを公転中に天空を横切る想像日周弧(imaginary arc)を形成するからである。 この日周弧は、照明された矢印42をガイドとして使用して追跡することができる。 本発明のさらなる実施形態は、彗星や衛星のような他の天体の軌道を追跡してもよい。
【0066】 星座および天空のツアー 多くの星座は天空の大きな領域を占め、多数の星を含むので、COL装置10
の実施形態は星座のツアーを提供する。 本発明の実施形態では、星座を選択し、
IOI30を介して入力する。 COL装置10は、観測軸34が星座内の最も明るい星と一致するように、矢印42を介してユーザ12を導く。 一致すると、C
OL装置10はその旨を表示し、ユーザがスイッチ32を押すと、COL装置は星座内の次に明るい星にユーザを導く。 この手順は、星座の星が全て観測軸34
と一致するまで、現在の天体と関連する現在天体座標から次の天体と関連する次の天体座標まで、連続して続けられる。 同様に、獣帯星座(Zodiac constellat
ion)の天空ツアーのように、天体の天空ツアーは本発明の実施形態に含まれる。
【0067】 他の動作モード 本発明の実施形態は、他のいくつかの動作モードを有し、これらはCOL装置10内の照明に基づいて可能である。 COL装置10は、デジタルコンパスとして機能し、コンパスの表題(heading)を表示してもよい。 本発明の実施形態では、COL装置10は、該COL装置10が地表と平行に保持されていないときを補償するために、方位(azimuth)と天底(nadir)のデータを使用する。
【0068】 COL装置10は、仰角(elevation angle)計器として機能し、仰角を表示してもよい。 COL装置10は、それが向いている天体座標を表示してもよい。
この最後の動作モードは、装置のデータベースに無い天体の天体座標を(図表から)持っている天文学者に有益である。 COL装置10は、地方時間、UT時またはGMT時を含む種々の時間標準を表示してもよい。
【0069】 本発明の他の実施形態では、COL装置は、計器の精度を向上するために一連の補正を行ってもよい。 これらには、歳差運動procession(地軸の動揺)、地球の伸びelongation(地球は完全に円形ではない)、磁気偏差(真北極と磁北極の差)、視差(地球起動による天体座標の誤差)、章動nutation(行列円上でうなずく地軸)を含むが、これらに限定されるものではない。 本発明の実施形態は、
磁気重力センサアレイの温度誤差補正のために温度センサを有していてもよい。
プロセッサは、本発明のいくつかの実施形態では、オペレータの不安定な手の震えに対する補償を行ってもよい。
【0070】 本装置の実施形態により、データベース62は、天体と現在時極位置に関する新たな情報に更新することができる。 これは、軌道要素(orbital element)が特命要求(mission requirement)に基づいて変化する人工衛星、例えば、ミール宇宙ステーション、国際宇宙ステーション、ハッブル宇宙望遠鏡を追跡するのに特に有益である。 また、新たに打ち上げられた人工衛星であって、活動後に軌道に載せられる人工衛星にも有益である。 例えば、スペースシャトル。 さらに、
彗星や小惑星にような新たに発見された天体にも有益である。 天体についての情報をデータベースに追加することは、拡張チップや他のタイプのプラグインモジュールを介して、ユーザエントリーによって達成され、あるいは電子的に例えば電話回線やネットワークやインターネットのような他のタイプの情報交換システムを介して他のコンピュータに直接接続してダウンローディングすることによって達成される。 例えば、最新のポートにより、電話システムに差し込み、番号を呼出し、データベースと磁北位置を更新することができる。 これは、装置を配置した後、オンラインで行える。
【0071】 本発明の他の実施形態では、COL装置10は、データベース62、他のデータベース(不図示)、プラグインモジュール、電話回線またはネットワークやインターネットのような他のタイプの情報交換システムを介して直接他のコンピュータからダウンロード可能なデータベースにおいて、天文学個人指導(astronom
y tutorials)に付属するであろう。 同様にダウンロード可能な星座ツアーや天空ツアーも、本発明のいくつかの実施形態で利用可能である。
【0072】 本発明の他の実施形態では、COL装置10は、オペレータに人工衛星の次の肉眼観測機会を通知するために、当業者に公知の計算を含めることができる。 例えば、ユーザが国際宇宙ステーションを選択すると、COL装置10は国際宇宙ステーションが肉眼で見える次の時刻を知らせることができる。
【0073】 本発明の他の実施形態では、COL装置10は、照明された網線と方向指示器を観測領域で重ねて、ユーザ12が装置を眼から離して保持することができるようなレフレックスビューアー(reflex viewer)を含めてもよい。 これにより、
ユーザが観測軸34に平行に遠く離れて観測チャンネル46を通して観察するのを防止することができる。
【0074】 COL装置10は、携帯(hand−held)サイズに限定されず、該携帯サイズには多くの解釈が可能である。 さらに、COL装置10は、より大きなまたはより小さなスケールで機能するようにしてもよい。 したがって、本発明の実施形態の範囲は携帯サイズに限定されるものではない。
【0075】 本発明の代案の実施形態では、COL装置10は、他の入力/出力装置、他のスイッチ、これらの他の配置、および例えば数、配置、大きさ、タイプのこれらの多くの変形例を有していてもよいし、ハウジング16に入力/出力装置やスイッチがないオプションを含んでもよい。
【0076】 本発明の他の実施形態では、ビューアーまたはレフレックスビューアーは、ユーザ12が観測軸に平行に観測できるように、ハウジング16の外側に配置することができる。
【0077】 以上の説明は多くの細部を含むが、これらは本発明の範囲の限定として解釈されるべきではなく、むしろ好ましい実施形態の例示として解釈されるべきである。 多くの他の変形が可能である。
【図1】 本発明の実施形態による装置を用いてユーザが天体を確認することを示す概略斜視図。
【図2】 図1に示す装置の詳細斜視図。
【図3】 天体を観測中に図1に示す装置を通して見た視野を示す図。
【図4】 図4は図1に示す装置の要素の概略図。
【図5】 デジタルパーソナル補助機器を組み込んだ本発明の実施形態を示す概略図。
10 天体位置確認装置(COL) 12 ユーザ 14 天体 16 ハウジング 18 第1観測口 20 第2観測口 30 データ入力/出力インターフェース(IOI) 32 観測ボタンまたはスイッチ 34 観測軸 36 表示スクリーン 40 観測部 42 矢印 46 観測チャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW
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