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Information output device

阅读:915发布:2021-09-20

专利汇可以提供Information output device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an information output device suitable for the miniaturization thereof, excellent in operability and adaptable of preventing an operator from erroneously recognizing information when the information having collected meaning as a language such as a news and an advertisement, etc., is converted into voice to reproduce and output it. SOLUTION: In this information output device reading out the information stored in an information storage part 201 from a prescribed read-out position, converting it into voice, reproducing and outputting it, a read-out control part 207 moves a read-out start position of the decided information to forward initial sectional position when the position is decided by the instruction with a rewinding button, and moves the read-out start position of the decided information to a backward initial sectional position when the position is decied by the instruction with a fast forwarding button, thereby setting the read-out start position of the information finally.,下面是Information output device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 情報を音声によって出力する情報出力装置であって、音声に変換されるべき情報を記憶する情報記憶手段と、操作情報を入力する操作情報入力手段と、
    該操作情報入力手段から入力された操作情報に基づいて、情報記憶手段に記憶された情報の読出し制御を行なう読出制御手段と、該読出制御手段による読出し制御に従って前記情報記憶手段の所定の読出し位置から読出された情報を音声に変換して出力する音声出力処理手段とを具備し、前記操作情報入力手段は、前記情報記憶手段からの情報の読出開始位置の移動を指示するための移動指示手段を有し、また、前記読出制御手段は、前記移動指示手段による指示に基づき、情報の読出開始位置を決定する開始位置決定手段と、該開始位置決定手段により決定された読出開始位置を情報の所定の区切り位置まで移動させる開始位置移動手段とを有していることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項2】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記情報は発音情報であって、前記音声出力処理手段は、前記情報記憶手段から読出された情報を規則音声合成により音声合成して出力することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項3】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記情報はテキスト情報であって、前記音声出力処理手段は、前記情報記憶手段から読出された情報をテキスト音声合成により音声合成して出力することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項4】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記移動指示手段は、情報の読出開始位置を前方に戻す指示を与える前方指示手段と、情報の読出開始位置を後方に進める指示を与える後方指示手段とを有し、前記開始位置決定手段は、前方指示手段または後方指示手段による指示開始時点から、情報の読出開始位置を所定の速度で前方に戻し、または、後方に進め、前方指示手段または後方指示手段による指示が解除された時点での読出開始位置を情報の読出開始位置として決定することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項5】 請求項4記載の情報出力装置において、
    前記開始位置移動手段は、前方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を前方の最初の区切り位置まで移動し、また、後方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を後方の最初の区切り位置まで移動し、情報の読出開始位置を最終的に決定することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項6】 請求項1または請求項4記載の情報出力装置において、前記開始位置移動手段は、前記開始位置決定手段により決定された読出開始位置を、該読出開始位置に最も近い区切り位置まで移動させることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項7】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記所定の区切り位置は所定の字種が変化した位置であることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項8】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記開始位置決定手段は、読出開始位置の移動速度を、
    該読出開始位置の情報の種類に応じて可変に制御することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項9】 請求項1記載の情報出力装置において、
    前記操作情報入力手段は、さらに、前記移動指示手段による指示開始時点から指示解除時点までの時間を計時する計時手段を有し、前記開始位置決定手段は、前記計時手段によって計時された時間に対応させて読出開始位置を決定するようになっていることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項10】 請求項9記載の情報出力装置において、前記開始位置決定手段は、前記移動指示手段による指示開始からの経過時間に応じて読出開始位置の移動速度を可変に制御することを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項11】 請求項1記載の情報出力装置において、前記読出制御手段は、前記移動指示手段による指示開始からの経過時間によって、前記情報の所定の区切り位置の種類を変化させることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項12】 請求項1記載の情報出力装置において、前記読出制御手段は、前記移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置を所定の速度で移動させるとき、移動中の情報の文節の特定部分だけを音声によって出力させることを特徴とする情報出力装置。
  • 【請求項13】 請求項1記載の情報出力装置において、前記読出制御手段は、前記移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置の移動の状態を音声によって出力させることを特徴とする情報出力装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ニュースや広告等の情報を音声によって出する情報出力装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、記憶された情報を音声によって出力する装置として、カセットテープレコーダなどが知られている。 カセットテープレコーダなどでは、これに記憶されている情報を再度聞き直したり、先に進めたりするのに、早送り/巻き戻しボタンを用い、ボタンを押している時間に応じて読出開始位置を移動することができる。 この場合、操作者が戻したい分だけボタンを押し続ければよく、直感的であり操作性が高い。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声の出力対象とする情報が、例えばニュースや広告等の言葉として一まとまりの意味を持った情報である場合には、
    次のような問題が生ずる。 すなわち、これらの情報の場合、ある一まとまりの意味を持った集合に分類でき、この一まとまりの意味を持った集合単位で伝達(出力)しなければ、情報の誤認等が生じるという問題がある。

    【0004】具体的に、上述のカセットテープレコーダのような装置では、例えば「東京都の藤森さんが…」という発音内容のとき、巻き戻しボタンにより読出開始位置が「京」の手前に移動したとすると、その後の再生は「京都の藤森さん」となり、誤った情報が音声によって出力されるという問題があった。

    【0005】このような問題を回避するため、例えば特公平3−13598号に示されているような文章音声変換装置が案出されている。 この文章音声変換装置では、
    文字列入力手段によって入力された漢字かな混じり文字列を解析して文字コード列における単語,文節,文の単位および各単位の読みを抽出して記憶し、また、出力位置制御情報入力手段によって入力された出力位置制御情報をもとに漢字かな混じり文字列における音声で出力する位置を決定し、また、出力単位制御情報入力手段によって入力された出力単位制御情報をもとに音声で出力する単位を単語,文節,文のいずれかに選定し、このようにして決定,選定された音声で出力する位置と音声で出力する単位とに従って音声で出力する読みを取り出し、
    これを音声に変換して出力するようになっている。

    【0006】ここで、文字列入力手段はOCRを用いて実現され、また、出力位置制御情報入力手段および出力単位制御情報入力手段には、キーボードが用いられている。

    【0007】このような構成の文章音声変換装置では、
    文字列の読み上げ位置(読出し位置)を文字コード列における単語,文節,文の単位のいずれかに設定し、読み上げ位置を指示することができる。 例えば、前回聞いた文字列の内容を再度聞き直す場合には、読出開始位置をキーボードから例えば「3文節前」などのように数値と単語/文節/文等の単位とで指定することができる。

    【0008】このように、この文章音声変換装置では、
    文章を連続的に音声出力するほかに、前に逆戻りして音声出力し直したり、数文飛び越して音声出力を再開したりすることができ、また音声出力する単位を単語、文節、文などの文章の基本的な構成単位に設定することができる。 従って、出力された音声を聞き落した場合に再度聞き直すとか、聞き取りにくい際に短い単位に区切って聞くことができるので、従来のカセットテープレコーダなどにおける問題,すなわち、この音声の特質上、操作者が再生位置を所望の位置に移動させた時に音声信号の任意の位置から再生を開始すると情報の誤認等が生じる恐れがある音声によって出力されるという問題を回避することが可能となる。

    【0009】しかしながら、上記の文章音声変換装置では、数値を入力し、また、単位を指定するのにキーボードからのキー操作が必要となり(具体的には16個のキーが必要となり)、装置の小型化には適しないという問題がある。 また、操作者に対し移動する位置を現時点からの文法的な相対位置で指定させるようにしているので、操作性が著しく悪いという問題がある。 例えば、操作者は、連続的な音声で聞いているときに、操作者が聞き直したいところが「1単語前」や「1文節前」などならまだしも、「8文節前」などと離れていたとすると操作者にこれを指定させることは現実的ではない。

    【0010】本発明は、ニュースや広告等の言葉として一まとまりの意味をもった情報を音声に変換して再生出力する場合に、操作者が情報の誤認等をするのを防止し、かつ、装置の小型化に適し、操作性の優れた情報出力装置を提供することを目的としている。

    【0011】また、本発明は、所望のデータ検索において、操作者に対して、カセットテープレコーダを操作するのと同様の感覚で操作させることができて、操作者にとってより直感的に所望のデータを検索可能な情報出力装置を提供することを目的としている。

    【0012】

    【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達成するために、請求項1乃至請求項13記載の発明では、情報を音声によって出力する情報出力装置であって、音声に変換されるべき情報を記憶する情報記憶手段と、操作情報を入力する操作情報入力手段と、該操作情報入力手段から入力された操作情報に基づいて、情報記憶手段に記憶された情報の読出し制御を行なう読出制御手段と、該読出制御手段による読出し制御に従って情報記憶手段の所定の読出し位置から読出された情報を音声に変換して出力する音声出力処理手段とを具備し、操作情報入力手段は、情報記憶手段からの情報の読出開始位置の移動を指示するための移動指示手段を有し、また、
    読出制御手段は、移動指示手段による指示に基づき、情報の読出開始位置を決定する開始位置決定手段と、該開始位置決定手段により決定された読出開始位置を情報の所定の区切り位置まで移動させる開始位置移動手段とを有している。 これにより、カセットテープレコーダを操作するのと同様の感覚で、情報の所望の読出し位置を容易に割り出すことが可能となり、また、この読出し位置は、情報の所定の区切り位置に自動的に設定されるので、この読出し位置から情報が再生出力され、これを操作者が聞くとき、操作者が情報の誤認等をするのを確実に防止できる。

    【0013】特に、請求項4,請求項5記載の発明では、移動指示手段は、情報の読出開始位置を前方に戻す指示を与える前方指示手段と、情報の読出開始位置を後方に進める指示を与える後方指示手段とを有し、開始位置決定手段は、前方指示手段または後方指示手段による指示開始時点から、情報の読出開始位置を所定の速度で前方に戻し、または、後方に進め、前方指示手段または後方指示手段による指示が解除された時点での読出開始位置を情報の読出開始位置として決定し、また、開始位置移動手段は、前方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を前方の最初の区切り位置まで移動し、また、後方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を後方の最初の区切り位置まで移動して、情報の読出開始位置を最終的に決定する。 これにより、前方指示手段または後方指示手段のごく短時間の操作で、読出開始位置をすぐ前方または後方の区切り位置に設定することができる。

    【0014】また、請求項6記載の発明では、開始位置移動手段は、開始位置決定手段により決定された読出開始位置を、該読出開始位置に最も近い区切り位置まで移動させる。 これにより、操作者の操作によって決定された所望の読出開始位置に最も近い区切り位置に読出開始位置を設定することができる。

    【0015】また、請求項7記載の発明では、所定の区切り位置は所定の字種が変化した位置であることにより、情報が漢字かな混じりのテキスト情報であった場合においても、区切り位置をより細かく求めることができる。

    【0016】また、請求項8記載の発明では、開始位置決定手段は、読出開始位置の移動速度を、該読出開始位置の情報の種類に応じて可変に制御する。 これにより、
    移動指示手段を操作している時間が、読出し位置を移動した範囲を実際に音声出力する場合の時間に比例するため、操作者はより自然な感覚で移動指示手段(例えば巻戻し/早送りボタン)の操作を行うことができる。

    【0017】また、請求項9,請求項10記載の発明では、操作情報入力手段は、さらに、移動指示手段による指示開始時点から指示解除時点までの時間を計時する計時手段を有し、開始位置決定手段は、計時手段によって計時された時間に対応させて読出開始位置を決定し、特に、開始位置決定手段は、移動指示手段による指示開始からの経過時間に応じて読出開始位置の移動速度を可変に制御する。 これにより、操作者の所望の移動速度で読出開始位置まで移動させることができる。 例えば、近い読出し位置への移動の操作性を損なうことなく、離れた読出し位置にすばやく移動させることが可能となる。

    【0018】また、請求項11記載の発明では、読出制御手段は、移動指示手段による指示開始からの経過時間によって、情報の所定の区切り位置の種類を変化させる。 これにより、特別のキー等を設けることなく、情報の所定の区切り位置の種類を変化させる。

    【0019】また、請求項12,請求項13記載の発明では、読出制御手段は、移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置を所定の速度で移動させるとき、移動中の情報の文節の特定部分だけを音声によって出力させ、あるいは、読出制御手段は、
    前記移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置の移動の状態を音声によって出力させる。 これにより、所望の読出開始位置を設定する際の参考にすることができ、所望の読出開始位置のサーチを容易にかつ迅速に行なうことが可能となる。

    【0020】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 図1は本発明に係る情報出力装置の構成例を示す図である。 図1を参照すると、この情報出力装置は、ニュースや広告等の言葉として一まとまりの意味をもった情報を音声に変換して出力するものであって、音声に変換されるべき情報を入力する情報入力部2
    00と、情報入力部200から入力された情報を記憶する情報記憶部201と、操作情報入力部206と、情報記憶部201から情報を読出す読出部202と、操作情報入力部206からの操作情報に従って、読出部202
    における情報の読出しを制御する読出制御部207と、
    読出部202から読出された情報を音声に変換して出力する音声出力処理部203とを有している。

    【0021】ここで、情報入力部200から入力され、
    情報記憶部201に格納される情報,すなわち音声に変換されるべき情報には、例えば、発音情報を用いることができる。 図2には、情報が発音情報である場合の例が示されている。 図2の例では、発音情報として発音記号が用いられており、読みはカタカナ、アクセントは「'」、アクセントの区切りは「|」、ポーズは「;」「,」「.」で表現されている。 なお、発音情報としては、図2に示したような発音記号のものに限る必要はなく、音声出力処理部203で音声波形に変換できる形式のものであれば任意のもの(例えば圧縮音声信号など)を用いることもできる。

    【0022】また、情報入力部200から入力され、情報記憶部201に格納される情報,すなわち音声に変換されるべき情報には、例えば、テキスト情報,例えば漢字仮名混じりのテキスト情報を用いることもできる。

    【0023】このような情報(発音情報やテキスト情報)
    は、例えば新聞社や放送局などの情報配信元(ホスト装置)や所定の配信装置などから、直接に、あるいは、有線(通信回線)により、あるいは、無線により、この情報出力装置に送信され、この場合、情報出力装置の情報入力部200は、送信された情報を受信して取り込み、情報記憶部201に書込む機能を備えている。 例えば、このような情報が外部の装置から直接取り込まれる場合には、この出力情報装置は、外部の装置に接続するための接続端子を備えている。 また、このような情報が通信回線により送信される場合には、これを受信し取り込むために例えばモデム接続用の端子を備えている。 また、このような情報が無線により送信される場合には、アンテナ等を備えている。

    【0024】また、情報記憶部201は、具体的には半導体メモリ,ハードディスク等の磁気記憶装置、あるいは、CD(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)などの光記憶媒体およびそのドライブ装置などで実現でき、情報記憶部201に蓄積される情報は、一般には、
    上述のように、情報入力部200から書込まれる。 但し、情報記憶部201がCDやMDなどのように着脱可能な記憶媒体で構成されるときには、この情報出力装置の外部で情報記憶部201に情報を記録してから、この情報記憶部201を情報出力装置に装着して用いることもでき、この場合には、図1において、情報入力部20
    0は必ずしも設けられている必要はない。

    【0025】また、操作情報入力部206は、操作者がこの情報出力装置の操作を行なうための各種操作スイッチ,ボタンとして構成されている。 すなわち、各種の操作情報を入力する操作情報入力手段として構成されており、各種操作スイッチ,ボタンとして、再生ボタン,停止ボタン,早送りボタン,巻戻しボタンなどが設けられている。

    【0026】また、読出部202は、情報記憶部201
    に対して所定のアドレスを読出し位置として指定し、情報記憶部201の所定のアドレスのところから情報を読出し、音声出力処理部203へ送出するようになっている。

    【0027】また、読出制御部207は、操作情報入力部206からの操作情報に基づいて、読出部202に対して読出し位置の変更を行なったり、音声出力処理部2
    03に対する音声変換処理の開始や中断の指示を行なうようになっている。

    【0028】また、音声出力処理部203は、情報記憶部201から読出された情報がテキスト情報である場合にはテキスト音声合成処理を行ない、また、読出された情報が発音情報(例えば、読みやアクセントの情報を持った発音記号)の場合には規則音声合成処理を行なうようになっている。

    【0029】また、音声出力処理部203には、電気的な音声信号を音響的な音声に変換出力する出力部205
    が設けられており、このような出力部205には、例えばイヤホンを用いることができる。 あるいは、イヤホンの代わりにオーディオアンプとスピーカを使用することもできる。

    【0030】図3は図1の情報出力装置において情報記憶部201に蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示すフローチャートである。 なお、図3のフローチャートでは、すでに、情報記憶部201に情報が蓄積されているものとする。

    【0031】図3を参照すると、音声の再生の際には、
    情報記憶部201の読出し位置(読出開始位置)を蓄積情報の先頭にセットし(ステップS601)、再生ボタンが押されるまで待機する(ステップS602)。 再生ボタンが押された場合、読出制御部207は読出部202を起動する。 これにより、読出部202は情報記憶部201
    からの情報の読出しを開始する(ステップS603)。 そして、読出した情報が例えば最後の情報に該当するか否かを判断する(ステップS604)。 なお、最後の情報に該当するか否かは、情報記憶部201に記憶されている情報が例えば発音情報である場合、発音情報の最後に、
    例えば、発音情報の終了を示す特定の制御コードが割当てられているときには、発音情報中のコードがこれに該当するか否かにより判断することができる。

    【0032】上記ステップS604において、読出した情報が最後の情報に該当する場合にはステップS601
    に戻る一方、読出した情報が最後の情報に該当しない場合には、情報記憶部201の所定の読出し位置から情報の読出しを順次に行ない、これを音声出力処理部203
    に与える。

    【0033】これにより、音声出力処理部203では、
    情報記憶部201から読出された情報に基づいて音声波形を合成し、音声の出力を行なう(ステップS605)。
    このとき、操作者により停止ボタンが押されると(ステップS606)、読出制御部207は音声出力処理部2
    03に停止信号を与える。 これにより、音声出力処理部203は直ちに音声出力処理を中断し(ステップS60
    7)、ステップS601に戻り、読出し位置を蓄積情報の先頭(情報記憶部201の先頭)に移動し、再び待機状態になる。 一方、ステップS606において、停止ボタンが押されなければ、読出し位置を順次、先に進める。
    この一連の処理が繰返されることにより、情報の内容が最後の情報(例えば、情報の終了を示す制御コード)となるまで、情報に対応した音声が再生出力される。

    【0034】図4は情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタン(前方指示手段)を押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。 図4のフローチャートは、操作者が巻戻しボタンを押したことを操作情報入力部206が検出した時点で、読出制御部207に割込みが生じ、これにより開始される。

    【0035】図4を参照すると、巻戻しボタンが押されたことが操作情報入力部206から読出制御部207に通知されると、読出制御部207は音声出力処理部20
    3に対して停止信号と巻戻しの操作音の開始信号を与える。 これにより、音声出力処理部203は直ちに音声出力処理を中止し、音声出力処理に代わって巻戻しの操作音の出力処理を開始する(ステップS401)。 巻戻しの操作音は、操作者に対して巻戻しの処理が行われていることを示すためのもので、巻戻しの操作音を出力するため、音声出力処理部203は、例えば「ピッ」というビープ音を一定の時間間隔で繰返すための信号を生成する。 なお、音の波形を蓄積しておいてこれを繰返し再生して巻戻しの操作音を出力してもよい。

    【0036】また、読出制御部207は、読出部202
    に対して巻き戻しの指示を与える。 これにより、読出部202は、読出し位置が最初の情報(情報記憶部201
    の先頭の情報)であるか否かを判断し(ステップS40
    2)、最初の情報でなければ読出し位置(読出開始位置)
    を1つ前に戻す(ステップS403)。 ここで、1つというのは音声出力処理部203で音声合成するときの最小の単位であり、例えば図2の例では、「シュ」が1つの単位であり、「シ」と「ュ」には分割されないことを意味している。

    【0037】このようにして、読出し位置を1つ前に戻した後、一定の時間待ちを行う(ステップS404)。 この時間は、巻戻しボタンを押している最中の情報の読出し位置(読出開始位置)の移動速度を規定するもので、この時間を短くすると高速に移動し(巻戻し)、時間を短くするとゆっくりと移動する(巻戻す)ことになる。

    【0038】次いで、巻戻しボタンが離されたか否かを判断する(ステップS405)。 巻戻しボタンが押されたままである場合には、ステップS402に戻り、巻き戻し処理を続行する。

    【0039】一方、巻戻しボタンが離された場合には、
    巻戻しの操作音の出力を停止する(ステップS406)。
    すなわち、読出制御部207は音声出力処理部203に対して操作音の停止信号を与え、これにより、音声出力処理部203は直ちに操作音の出力を中止する。

    【0040】そして、読出し位置(読出開始位置)が最初の情報であるか否かを判断し(ステップS407)、最初であれば処理を終了し、最初でなければ、読出し位置
    (読出開始位置)が所定の区切り位置にあるか否かを判断する(ステップS408)。 ここで、所定の区切り位置にあるか否かの判断は、情報が例えば図2のような規則音声合成用の発音情報(発音記号)である場合には、アクセントの区切りか否かを判断することによって行なわれる。 すなわち、読出し位置が「|」「;」「,」「.」
    のようなアクセントの区切りになるコードであるか否かを判断することによって行なわれる。 このように区切りとしては、特定のコード(複数も可)を用いることができる。

    【0041】ステップS408において、読出し位置
    (読出開始位置)が所定の区切り位置にある場合には読出し位置(読出開始位置)を1つ後方にずらし(ステップS
    410)、処理を終了する。 一方、ステップS408において、読出し位置(読出開始位置)が所定の区切り位置にない場合には、読出し位置(読出開始位置)を1つ前方にずらし(ステップS409)、ステップS407に再び戻り、所定の区切り位置となるまで読出し位置(読出開始位置)を前方に移動させる。

    【0042】図5は情報を音声として再生しているときに、操作者が早送りボタン(後方指示手段)を押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。 図5のフローチャートは、操作者が早送りボタンを押したことを操作情報入力部206が検出した時点で、読出制御部207に割込みが生じ、これにより開始される。

    【0043】図5に示す早送りの処理動作は、基本的には、図4に示した巻戻しの処理動作と同様にしてなされる。 すなわち、図5のステップS501〜S510は、
    図4のステップS401〜S410にそれぞれ対応しており、図4のステップS402,S407において情報の最初か否かを判断するかわりに、図5のステップS5
    02,ステップS507では情報の最後か否かを判断し、また、図4のステップS403,S409において、読出し位置(読出開始位置)を前方に移動させるかわりに、図5のステップS503,S509)では、読出し位置(読出開始位置)を後方に移動させる点においてのみ相違している。

    【0044】このような巻戻し,早送りの処理機能が設けられていることによって、操作者は、所望の情報を迅速に割り出して再生することが可能となる。 例えば情報が図2のような発音情報であって、例えば図2の発音情報のaの位置を再生しているときに、操作者によって巻戻しボタンが押されたとすると、巻戻しボタンを押している間、読出し位置はaから前方に向かって一定の速度で移動する。 次に、巻戻しボタンを離したときの読出し位置(読出開始位置)が例えばbの位置であった場合、本発明においては、この位置bから「イチニチ…」と音声出力を再開するのではなく、読出し位置(読出開始位置)
    をさらに所定の区切り位置,図2の例では、アクセントの区切り位置cに自動的に移動してから音声出力を再開する。 この場合には、音声出力を「ジューイチニチ…」
    と再開することができ、操作者に誤った情報を出力することを防止できる。

    【0045】早送りのときも同様に、例えば図2の発音情報のaの位置を再生しているときに、操作者によって早送りボタンが押されたとすると、早送りボタンを押している間、読出し位置(読出開始位置)はaから後方に向かって一定の速度で移動する。 次に、早送りボタンを離したときの読出し位置(読出開始位置)がdの位置であった場合、本発明においては、この位置から音声出力を再開するのではなく、読出し位置(読出開始位置)をさらに所定の区切り位置,図2の例では、アクセントの区切り位置e(この場合、文の区切りでもある)に自動的に移動してから音声出力を再開する。

    【0046】このように、本発明によれば、文章を連続的に音声出力することの他に、巻戻しボタンと早送りボタンとの簡単なボタン操作だけで、前方に逆戻りして音声出力を繰返したり、後方(先)に飛び越して音声出力を再開したりすることができ、このときに、例えば単語の途中から音声出力を再開して操作者が情報を誤認することがないように、特定の区切り位置から音声出力を再開することができる。

    【0047】なお、上述の例では、情報が発音情報(発音記号)であって、区切り位置をアクセントの区切り位置としたが、区切り位置を、呼気段落の区切り、文の区切りなどにすることもでき、さらにこれらの区切りを操作者の操作によって選択できるようにすることもできる。

    【0048】また、情報が漢字かな混じりのテキスト情報である場合には、テキスト情報に形態素解析を行ない、予め定めた特定の品詞の組み合わせの前または後を、区切り位置とすることもできる。

    【0049】また、図5のステップS501では、早送りを示す操作音を出力させるとしたが、これの代わりに、読出し位置(読出開始位置)の情報を早口の音声で
    (早送り速度に対応した速度で)出力するようにすることもできる。

    【0050】また、図5のステップS501において早送りを示す操作音は巻戻しの操作音と異なるものにして、操作者の確認をより確かなものにすることもできる。

    【0051】また、上述の例では、読出制御部207
    は、巻戻しボタン(前方指示手段)による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を前方の最初の区切り位置まで移動し、また、早送りボタン(後方指示手段)による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を後方の最初の区切り位置まで移動し、情報の読出開始位置を最終的に設定するようにしたが、これのかわりに、読出制御部207は、開始位置が決定されたとき、決定された読出開始位置を、該読出開始位置に最も近い区切り位置まで移動させることもできる。

    【0052】図6は図4の変形例を示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおいても、巻戻しボタン(前方指示手段)が離されて操作音の出力を停止するまでの処理、すなわちステップS401〜S406までの処理は、図4の処理動作と同じである。

    【0053】図6の処理では、その後、読出し位置を一時的に記憶しておくためにバッファTを用意し、そこに現時点での読出し位置P 0を記憶する(ステップS41
    1)。 そして、読出し位置を情報の前方に向かって移動しながら、所定の区切り位置(例えばアクセントの区切り位置)をサーチし、区切り位置を示すコードが見つかったときには、そこから1つ進めた位置P 1をバッファFに記憶する(ステップS412)。 続いて、今度は後方に向かって移動しながら、所定の区切り位置(例えばアクセントの区切り位置)をサーチし、区切り位置を示すコードが見つかったときには、そこから1つ戻した位置P 2をバッファBに記憶する(ステップS413)。

    【0054】このようにして、各バッファT,F,Bに位置情報P 0 ,P 1 ,P 2が記憶された後、バッファTに記憶された位置P 0からバッファFに記憶された位置P 1
    までの長さ(P 0 −P 1 )と、バッファTに記憶された位置P 0からバッファBに記憶された位置P 2までの長さ(P 2
    −P 0 )を比較し(ステップS414)、前者のほうが短かければ新しい読出し位置(読出開始位置)をバッファFに記憶された位置P 1とし(ステップS415)、そうでなければ新しい読出し位置(読出開始位置)をバッファBに記憶された位置P 2とする(ステップS416)。

    【0055】早送りボタンを押したときの動作についても、図4の処理例を図6のように変形したと同様に、図5の処理例を変形することができる。 すなわち、早送りボタンを押したときには、図6のステップS402において、情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS403において読出し位置を1つ前にずらすかわりに、読出し位置を1つ後にずらす点においてのみ相違している。

    【0056】このように、読出制御部207は、決定された読出開始位置を、該読出開始位置に最も近い区切り位置まで移動させるよう制御することもできる。

    【0057】図7は図1の情報出力装置の変形例を示す図であり、図7の構成例では、文字種判定部208と文字種比較部209とがさらに設けられている。

    【0058】ここで、文字種判定部208は、情報(文字)の文字種を判別するためのもので、例えば、情報が文字「村」である場合には、文字種として「漢字」、また、情報が文字「は」である場合には、文字種として「ひらがな」、また、情報が文字「ク」である場合には、文字種として「カタカナ」、また、情報が文字「、」である場合には文字種として「読点」と判別するようになっている。 なお、文字種判定部208はコードの範囲に対する文字種が納められているテーブルにて実現が可能である。

    【0059】また、文字種比較部209は、2つの文字種が内部で区切りとして定める並びであった場合には「1」を、そうでないときには「0」を比較結果として出力するものである。 なお、内部で定める並びとしては、「ひらがな」+「漢字」,「ひらがな」+「カタカナ」,「読点」+「漢字」などである。

    【0060】図8は、図7の構成例において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。 図8のフローチャートにおいて、巻戻しボタンが離れたのち情報の最初か否かを判断するまでの処理、すなわち、ステップS401〜S407までの処理は、図4
    の処理動作と同じである。

    【0061】図8の処理では、ステップS407において読出し位置が最初の情報であるか否かを判断し、最初の情報であった場合には処理を終了し、最初の情報でない場合には文字種の変化をチェックする(ステップS4
    17)。 より具体的には、その時の読出し位置の内容の文字種と、その次の読出し位置の内容の文字種とを文字種判定部208によって求め、ここで得られた文字種の並びが区切りとして定めた並びであるかを文字種比較部209で判断する。

    【0062】この結果、文字種比較部209の出力が「1」,すなわち区切り位置として判断した場合には、
    読出し位置を1つ後方に移動して(ステップS410)、
    処理を終了する。 一方、ステップS417において、読出し位置が所定の区切り位置にない場合には、読出し位置を1つ前方に移動して(ステップS409)、ステップS407に再び戻り、所定の区切り位置となるまで読出し位置を前方に移動させる。

    【0063】図7の構成例において、早送りの処理動作についても、図8の巻戻しの処理動作と同様になされ、
    早送りの処理動作では、図8のステップS402,ステップS407において、情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS40
    3,ステップS409において読出し位置を1つ前にずらすかわりに読出し位置を1つ後ろにずらす点においてのみ相違している。

    【0064】このように、図7の構成例では、文字種の変化するところを検出して区切り位置を判別するので、
    情報が発音情報ではなく、テキスト情報である場合にも、区切り位置を検出することが可能となる。 すなわち、情報が図2のように発音情報(発音記号)で記述されている場合には、アクセント句や呼気段落などの区切り位置を求めることができたが、情報が漢字かな混じりのテキスト情報である場合には、特定のコードとして読点あるいは句点コードぐらいしか定めることができず、アクセント句のような短い単位で区切り位置を求めることができない。

    【0065】しかしながら、図7のように、読出し位置を前後にサーチしていくときに、文字種の変化を利用することで、より短い単位で区切り位置を求めることができるようになる。 例えば、情報が図9に示すようなテキスト情報である場合に、位置aで巻戻しを開始し、位置bで巻戻しボタンを離したとする。 特定の文字コードだけで判断する場合には、例えば、読点の後の位置cまで読出し位置を移動してしまうが、文字種の変化を使って区切り位置を判断することにより、例えば、ひらがなから漢字に変化する位置dに移動し、ここから再生を開始させることができる。

    【0066】このように、情報が漢字かな混じりのテキスト情報であった場合においても、区切り位置をより細かく求めることができるため、再び再生される音声が、
    誤った情報になることがなく、かつ、操作者が早送り/
    巻戻しの操作によって移動しようとする位置に、より近い位置から再生を開始することができる。

    【0067】図10は図1の情報出力装置の変形例を示す図であり、図10の構成例では、情報コード時間長変換手段210がさらに設けられている。

    【0068】ここで、情報コード時間長変換手段210
    は、読出し位置の情報コードに応じた時間データを出力するものである。 より具体的に、情報が例えば発音情報
    (発音記号)である場合、情報コード時間長変換手段21
    0は、1つ1つの発音記号のコードに対して、それを音声として発声したときの時間長に比例するような値を持ったテーブルで実現することができる。 例えば「ア」:
    「100」、「カ」:「150」、「チョ」:「20
    0」、「.」:「1000」などのようなテーブルとして実現できる。

    【0069】図11は図10の情報出力装置において、
    情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。 図11のフローチャートにおいても、図4
    と同様の処理がなされるが、図11の処理では、図4のステップS404の時間待ちの処理(一定の時間待ちの処理)のかわりに、コードに応じた時間待ちの処理となっている(ステップS418)。 ステップS418以外の処理については図4の処理動作と同じである。

    【0070】すなわち、図11の処理では、ステップS
    418において、読出し位置の情報(内容)を情報コード時間長変換手段210によって時間データに変換し、この時間データの長さだけ待機し、この時間経過後、ステップS405に移る。

    【0071】図10の情報出力装置において、早送りの動作も、巻戻しの動作と同様にしてなされ、早送りでは、図11のステップS402,ステップS407において、情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS403,ステップS40
    9において、読出し位置を前方にずらすかわりに、読出し位置を後方にずらすだけである。

    【0072】このように、図10の情報出力装置では、
    読出し位置の情報に対応した時間だけ待機するので、操作者はより自然な感覚で巻戻し/早送りの操作を行うことができる。 すなわち、一般に、句点と単音節の時間長は1桁以上異なるので、各情報について、一率に一定の時間待ちを行なうと、操作者が巻戻し/早送りしているときに句点などのコードが混在している場合、ボタンを押している時間範囲と実際に音声として出力する時間範囲とが比例しなくなってしまい、操作者の感覚に合わなくなる。

    【0073】これに対し、図10の情報出力装置のように、操作者が巻戻し/早送りのボタンを押している最中の読出し位置の移動速度を、読出し位置の情報コードに応じて可変とし、情報コードに対応した移動速度を適当に設定しておくことで、実際に音声として出力する場合の速度に比例した速度で読出し位置を移動させることができる。 例えばこの時間長を実際の音声出力時間の4分の1に設定すれば、巻戻し/早送りの速度は実際の音声出力時間の4倍になる。

    【0074】このように、図10の装置では、巻戻し/
    早送りのボタンを押している時間が、読出し位置を移動した範囲を実際に音声出力する場合の時間に比例するため、操作者はより自然な感覚で巻戻し/早送りの操作を行うことができる。

    【0075】なお、情報コード時間長変換手段210において、テーブルの項目をコードごとに用意するのではなく、コードの文字種ごとに用意することで、情報が漢字かな混じりのテキスト情報であるような場合にも対処することが可能である。

    【0076】図12は図1の情報出力装置の変形例を示す図であり、図12の情報出力装置では、操作タイマー211がさらに設けられている。

    【0077】ここで、操作タイマー211は、操作者が巻戻し/早送りのボタンを押している時間を計測するためのもので、既存のリセット可能なアップカウントタイマで実現できる。

    【0078】図13,図14は図12の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。 図13,図14の処理動作も、基本的には、図4と同様のものであるが、図13,図14
    の処理では、巻戻しボタンが押されて巻戻しの操作音の出力を開始するとき(ステップS401)、読出制御部2
    07から操作タイマー211へリセット信号を送り、操作タイマー211中のカウンタをリセットする(ステップS419)。 該カウンタはその後一定時間間隔でカウントアップされる。

    【0079】その後、巻戻しボタンが離されるまで、読出し位置を1つずつ前に戻す処理を繰り返し行なうが
    (ステップS402,S403,S405)、この際、操作タイマー211のカウンタ値と予め定めた値t1との比較を行う(ステップS420)。 t1としては、これを例えばカウンタの1秒に対応する値に設定することができる。 ステップS420において、操作タイマー211
    の示す時間が、時間t1に達する以前は、長い時間待ちを行う(ステップS421)。 例えば0.2秒の待ち時間とする。 一方、操作タイマー211の示す時間が、時間t1以上のときには、より短い時間待ちを行う(ステップS422)。 例えば0.1秒の待ち時間とする。 この待ち時間は巻戻しボタンを押している最中の読出し位置の移動速度を規定するもので、この時間を短くすると高速に移動し、時間を短くするとゆっくり巻き戻すことになる。

    【0080】次いで、巻戻しボタンが離された場合には操作音の出力を停止し(ステップS406)、その後、操作タイマー211のカウンタ値と予め定めた値t2との比較を行う(ステップS423)。 t2としては、これを例えばカウンタの3秒に対応する値に設定することができる。 ステップS423において、操作タイマー211
    の示す時間が、時間t2に達する以前は、区切りを例えばアクセント句に設定する(ステップS424)。 一方、
    操作タイマー211の示す時間が、時間t2以上のときには、区切りを例えば文に設定する(ステップS42
    5)。

    【0081】そして、読出し位置が最初の情報であるか否かを判断し(ステップS407)、最初の情報であれば処理を終了し、最初の情報でなければ、読出し位置の内容が区切りか否か判断する(ステップS426)。 ここで、区切りか否かの判断は、ステップS424,S42
    5で設定した区切りによって異なる。 例えば図2のような規則音声合成用の発音情報(発音記号)の場合を例にとると、区切りがアクセント句に設定された場合には、
    「|」「;」「,」「.」が区切りになるコードである。 一方、区切りが文に設定された場合には、「.」だけが区切りになるコードである。

    【0082】ステップS426において、読出し位置の内容が区切りであると判断された場合には、読出し位置を1つ後ろにずらし(ステップS410)、処理を終了する。 一方、区切りでない場合には、読出し位置を1つ前にずらし(ステップS409)、再びステップS407に戻る。

    【0083】このように、図13,図14の処理では、
    巻戻しボタンを押した最初のうちは、巻戻しボタンを離したときにアクセント句の先頭から再生が開始されるのに対し、巻戻しボタンを3秒以上押し続けた場合には文の先頭から再生が開始されるようになる。

    【0084】早送りの動作も、巻戻しの動作と同様にしてなされ、早送りの処理動作では、図13,図14のステップS402,S407において情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS403,S409において読出し位置を前方にずらすかわりに、読出し位置を後方にずらす点においてのみ相違する。

    【0085】このように、図12の構成例では、操作タイマー211を用意し、巻戻し/早送りボタンが押されている時間で読出し位置の移動速度を変化させる(例えば、巻戻しの例では、ボタンを押した最初のうちは、
    0.2秒毎の低速で巻戻し、1秒以上押し続けていると、0.1秒毎の高速で巻き戻す)ことによって、近い読出し位置への移動の操作性を損なうことなく、離れた読出し位置にすばやく移動させることが可能となる。

    【0086】また、操作タイマー211を用意し、巻戻し/早送りボタンが押されている時間に応じて区切りを変えることによって、より適切な位置から再生を開始することが可能となる。

    【0087】なお、上述の例では、時間待ちの長さ,すなわち読出し位置の移動速度を2段階に設定したが、これを3段階以上に設定し、複数の定めた時間で次々に移動速度を速めていくことも可能である。

    【0088】また、上述の例では、区切りの設定としてアクセント句と文とを用いたが、これらの他に文節,呼気段落等を用いることもできる。 また、区切りの設定を2種類でなく3種類以上用意し、複数の定めた時間で区切りの設定を変えることも可能である。

    【0089】また、図13,図14のステップS422
    において、時間待ちの長さ(読出し位置の移動速度)を変化させたときに、さらに、初期とは異なる効果音を出力することで、操作者に移動速度が変化したことを知らせることもできる。

    【0090】また、ボタンを押している長さによって移動速度を変えるのではなく、ボタンのダブルクリック,
    トリプルクリックなどを検出し、これによって移動速度を設定してもよい(変化させても良い)。

    【0091】また、ボタンを押している長さによって区切りの設定を変えるのではなく、ボタンのダブルクリック,トリプルクリックなどを検出し、これによって区切りの設定を変えてもよい。

    【0092】図15は図1の情報出力装置の変形例を示す図であり、図15の情報出力装置では、文頭抽出部2
    12がさらに設けられている。

    【0093】ここで、文頭抽出部212は、情報の中から一部を抽出する機能を有するものであり、より具体的には、例えば、情報の先頭から数えて5モーラ以上で最初に出現するアクセントの区切りまでの範囲を抽出する機能を有している。

    【0094】図16は、図15の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【0095】図16を参照すると、巻戻しボタンが押されたことが操作情報入力部206から読出制御部207
    に通知されると、読出制御部207は音声出力処理部2
    03に対して停止信号を与える。 これにより、音声出力処理部203は直ちに音声出力を中止する(ステップS
    1501)。

    【0096】そして、読出し位置が最初の情報であるか否かを判断し(ステップS1502)、最初の情報であればステップS1506に移る。 また、最初の情報でなければ読出し位置を1つ前の文節の先頭に戻す(ステップS1503)。 ここで、文節の区切りを見つける方法として、情報が例えば図2のような発音情報(発音記号)のときには、「;」「,」「.」のコードをサーチし、その次の位置を文節の先頭とみなすことができる。

    【0097】その後、文頭抽出部212に1文節の長さの情報が入力すると、文頭抽出部212は、その中から先頭の一部の情報を抽出する(ステップS1504)。 より具体的に、先頭の一部の範囲が例えば5モーラ以上と設定されていた場合、図2の例において、文節として「ハジメテ|アメリカオ|ホーモンシ,」が文頭抽出部212に入力すると、文頭抽出部212は、先頭のアクセント句は4モーラなので次のアクセント句まで含めて、「ハジメテ|アメリカオ」を抽出する。

    【0098】そして、文頭抽出部212で抽出した一部の情報が音声出力処理部203に与えられて、音声として出力され(ステップS1505)、この音声出力の終了後、ステップS1506に移る。

    【0099】ステップS1506では、巻戻しボタンが離されたか否かを判断し、巻戻しボタンが離された場合には処理を終了する一方、巻戻しボタンが押されたままである場合には、ステップS1502に戻る。

    【0100】早送りの動作も、巻戻しの動作と同様にしてなされ、早送りの処理動作では、図16のステップS
    1502において情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS1503において読出し位置を前方に移動させるかわりに、読出し位置を後方に移動させる点においてのみ相違する。

    【0101】このように、図15の情報出力装置では、
    巻戻し/早送りのボタンを押している間、情報の文節の先頭部分が音声出力されるので、操作者はこれを聞いて、巻戻し/早送りを停めようとするタイミングを簡単に知ることができる。

    【0102】なお、上述の例では、先頭部分の長さを、
    モーラ長で選択したが、これのかわりに、最初のアクセント句を抽出し、これによって、先頭部分の長さを決めることもできる。

    【0103】また、図16のステップS1503では、
    文節を単位として読出し位置を移動させているが、これのかわりに、アクセント句や文などの他の単位で読出し位置を移動させることも可能である。

    【0104】また、図16のステップS1505における音声出力処理において、先頭部分を早口で音声出力するようにしても良い。

    【0105】図17は図1の情報出力装置の変形例を示す図であり、図17の情報出力装置では、メッセージ記憶部213がさらに設けられている。

    【0106】ここで、メッセージ記憶部213は、操作音を合成音声として出力するときに音声出力処理部20
    3に与えるメッセージを記憶するもので、たとえば、音声出力処理部203が発音情報(発音記号)を入力とする規則音声合成を用いるものである場合、メッセージ記憶部213には「モドス」,「ススム」などの発音情報がメッセージとして記憶されるようになっている。

    【0107】図18は図17の情報出力装置において、
    発声情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【0108】図18の処理動作も、基本的には、図4と同様にしてなされるが、図18の処理では、図4のステップS404における操作音の出力開始のかわりに、操作メッセージの出力開始を行ない(ステップS426)、
    また、図4のステップS406における操作音の出力停止のかわりに、操作メッセージの出力停止を行なうようにしている(ステップS427)。

    【0109】すなわち、図18のステップS426では、所定の操作(例えば巻戻し操作)がなされると、読出制御部207からの指令によって、メッセージ記憶部2
    13からは、この操作に対応する操作メッセージが音声出力処理部203に出力される。 これ以降、所定の操作
    (例えば巻戻し操作)が続行されているとき、メッセージ記憶部213からはこの操作メッセージが繰り返し音声出力処理部203に出力され、音声出力処理部203では、現在なされている操作に対応した操作メッセージを音声で繰り返し出力する。

    【0110】また、図18のステップS427では、読出制御部207からの指令によって、それ以降操作メッセージを音声出力処理部203に出力することを中止する。

    【0111】早送りの動作も、巻戻しの動作と同様にしてなされ、早送りの処理動作では、図18のステップS
    402,S407において情報の最初か否かを判断するかわりに、情報の最後か否かを判断し、ステップS40
    3,S409において読出し位置を前方にずらすかわりに、読出し位置を後方にずらすという点においてのみ相違する。

    【0112】このように、図17の情報出力装置では、
    巻戻し/早送りのボタンを押している最中は、「戻る」
    「進む」あるいは、「早送り」「巻戻し」「高速早送り」「2倍巻戻し」「フォアード」「レビュー」などの操作メッセージが音声で出力されるので、操作者はこれを聞くことで、間違った操作を防ぐことができる。

    【0113】なお、操作メッセージと情報出力とを区別するために、これらを互いに異なる声種で(例えば、一方を女声にし、他方を男声で)出力するようにしても良い。

    【0114】また、メッセージ記憶部213に、操作メッセージを音声波形として記憶しておくこともできる。

    【0115】以上のように、本発明によれば、基本的には、巻戻しボタン,早送りボタンの簡単な操作だけで、
    カセットテープレコーダを操作するのと同様の感覚で、
    情報の所望の読出し位置を容易に割り出すことが可能となり、また、この読出し位置は、情報の所定の区切り位置に自動的に設定されるので、この読出し位置から情報が再生出力され、これを操作者が聞くとき、操作者が情報の誤認等をするのを確実に防止できる。

    【0116】換言すれば、本発明は、特公平3−135
    98号に示されている文章音声変換装置と同様に、従来のカセットテープレコーダにおける問題,すなわち操作者が再生位置を所望の位置に移動させたときに任意の位置から再生を開始すると情報の誤認等が生ずるという問題を回避することができるとともに、さらに、特公平3
    −13598号の文章音声変換装置における問題点,すなわちキー操作の煩雑さ、および装置の小型化に適しないという問題を回避し、操作性を著しく向上させ、小型化に適した装置を提供することができる。

    【0117】具体的には、本発明の情報出力装置は、図19に示すような可搬性の(ポータブルな)装置で実現できる。 図19を参照すると、この装置は、受信手段24
    1と、音声を出力するためのスピーカ205aや出力端子(イヤホン用端子)205bと、電源スイッチ252,
    再生ボタン253,停止ボタン254,巻戻しボタン2
    55,早送りボタン256,合成音の音量を制御するボリュームスイッチ257,発話速度の制御スイッチ25
    8等の操作スイッチ,ボタンとを備えており、基本的に、在来のカセットテープレコーダのようなコンパクトな構成で、カセットテープレコーダにおける種々の問題を回避することができる。

    【0118】

    【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請求項13記載の発明によれば、情報を音声によって出力する情報出力装置であって、音声に変換されるべき情報を記憶する情報記憶手段と、操作情報を入力する操作情報入力手段と、該操作情報入力手段から入力された操作情報に基づいて、情報記憶手段に記憶された情報の読出し制御を行なう読出制御手段と、該読出制御手段による読出し制御に従って情報記憶手段の所定の読出し位置から読出された情報を音声に変換して出力する音声出力処理手段とを具備し、操作情報入力手段は、情報記憶手段からの情報の読出開始位置の移動を指示するための移動指示手段を有し、また、読出制御手段は、移動指示手段による指示に基づき、情報の読出開始位置を決定する開始位置決定手段と、該開始位置決定手段により決定された読出開始位置を情報の所定の区切り位置まで移動させる開始位置移動手段とを有している。 これにより、カセットテープレコーダを操作するのと同様の感覚で、情報の所望の読出し位置を容易に割り出すことが可能となり、また、この読出し位置は、情報の所定の区切り位置に自動的に設定されるので、この読出し位置から情報が再生出力され、これを操作者が聞くとき、操作者が情報の誤認等をするのを確実に防止できる。

    【0119】特に、請求項4,請求項5記載の発明によれば、移動指示手段は、情報の読出開始位置を前方に戻す指示を与える前方指示手段と、情報の読出開始位置を後方に進める指示を与える後方指示手段とを有し、開始位置決定手段は、前方指示手段または後方指示手段による指示開始時点から、情報の読出開始位置を所定の速度で前方に戻し、または、後方に進め、前方指示手段または後方指示手段による指示が解除された時点での読出開始位置を情報の読出開始位置として決定し、また、開始位置移動手段は、前方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を前方の最初の区切り位置まで移動し、
    また、後方指示手段による指示によって情報の読出開始位置が決定されたときには、決定された情報の読出開始位置を後方の最初の区切り位置まで移動して、情報の読出開始位置を最終的に決定するので、前方指示手段または後方指示手段のごく短時間の操作で、読出開始位置をすぐ前方または後方の区切り位置に設定することができる。

    【0120】また、請求項6記載の発明によれば、開始位置移動手段は、開始位置決定手段により決定された読出開始位置を、該読出開始位置に最も近い区切り位置まで移動させるので、操作者の操作によって決定された所望の読出開始位置に最も近い区切り位置に読出開始位置を設定することができる。

    【0121】また、請求項7記載の発明によれば、所定の区切り位置は所定の字種が変化した位置であることにより、情報が漢字かな混じりのテキスト情報であった場合においても、区切り位置をより細かく求めることができる。

    【0122】また、請求項8記載の発明によれば、開始位置決定手段は、読出開始位置の移動速度を、該読出開始位置の情報の種類に応じて可変に制御するので、移動指示手段を操作している時間が、読出し位置を移動した範囲を実際に音声出力する場合の時間に比例するため、
    操作者はより自然な感覚で移動指示手段(例えば巻戻し/早送りボタン)の操作を行うことができる。

    【0123】また、請求項9,請求項10記載の発明によれば、操作情報入力手段は、さらに、移動指示手段による指示開始時点から指示解除時点までの時間を計時する計時手段を有し、開始位置決定手段は、計時手段によって計時された時間に対応させて読出開始位置を決定し、特に、開始位置決定手段は、移動指示手段による指示開始からの経過時間に応じて読出開始位置の移動速度を可変に制御するので、操作者の所望の移動速度で読出開始位置まで移動させることができる。 例えば、近い読出し位置への移動の操作性を損なうことなく、離れた読出し位置にすばやく移動させることが可能となる。

    【0124】また、請求項11記載の発明によれば、読出制御手段は、移動指示手段による指示開始からの経過時間によって、情報の所定の区切り位置の種類を変化させるので、特別のキー等を設けることなく、情報の所定の区切り位置の種類を変化させる。

    【0125】また、請求項12,請求項13記載の発明によれば、読出制御手段は、移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置を所定の速度で移動させるとき、移動中の情報の文節の特定部分だけを音声によって出力させ、あるいは、読出制御手段は、前記移動指示手段による指示開始から指示解除までの間、情報の読出開始位置の移動の状態を音声によって出力させるので、所望の読出開始位置を設定する際の参考にすることができ、所望の読出開始位置のサーチを容易にかつ迅速に行なうことが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る情報出力装置の構成例を示す図である。

    【図2】情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。

    【図3】図1の情報出力装置において情報記憶部201
    に蓄積された情報を音声として再生するときの手順を示すフローチャートである。

    【図4】情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタン(前方指示手段)を押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図5】情報を音声として再生しているときに、操作者が早送りボタン(後方指示手段)を押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図6】図4の変形例を示すフローチャートである。

    【図7】図1の情報出力装置の変形例を示す図である。

    【図8】図7の構成例において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図9】情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。

    【図10】図1の情報出力装置の変形例を示す図である。

    【図11】図10の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図12】図1の情報出力装置の変形例を示す図である。

    【図13】図12の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図14】図12の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図15】図1の情報出力装置の変形例を示す図である。

    【図16】図15の情報出力装置において、情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図17】図1の情報出力装置の変形例を示す図である。

    【図18】図17の情報出力装置において、発声情報を音声として再生しているときに、操作者が巻戻しボタンを押したときの装置の動作手順を示すフローチャートである。

    【図19】本発明の情報出力装置を可搬性の装置として実現した一例を示す図である。

    【符号の説明】

    200 情報入力部 201 情報記憶部 202 読出部 203 音声出力処理部 205 出力部 206 操作情報入力部 207 読出制御部 208 文字種判定部 209 文字種比較部 210 情報コード時間長変換手段 211 操作タイマ 212 文頭抽出部 213 メッセージ記憶部 253 再生ボタン 254 停止ボタン 255 巻戻しボタン 256 早送りボタン

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