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Past month managing device for medical treatment payment processing system

阅读:756发布:2020-11-06

专利汇可以提供Past month managing device for medical treatment payment processing system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To precisely execute a medical business processing operation for a past diagnosis and medical treatment action. SOLUTION: In the past month managing device of a medial treatment payment processing system formed of a medical treatment payment computer 12 and a past month processing computer 13, a present medical program memory 2a, a present medical treatment action storage file 8 and an operation part 9a executing the processing operation of a pertinent patient by using a present medical program in accordance with a processing operation command designating the patient and the execution period of a medical treatment action are added to the medical treatment payment computer 12. A past month medical diagnosis and treatment action storage file 19, a past month medical program memory 22a and a past month operation part 23 executing the processing operation of the pertinent patient by using the past month medical program in accordance with the processing operation command designating the patient and the execution period of the medical treatment action from the medical treatment payment computer are added to the past medical treatment payment processing computer 13.,下面是Past month managing device for medical treatment payment processing system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 医事コンピユータと過月処理コンピユータとからなる医療事務処理システムの過月管理装置であって、 前記医事コンピユータは、 現在時点の診療行為に適用される現在医事プログラムを記憶する現在医事プログラムメモリと、 前記現在医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する現在診療行為記憶ファイルと、 患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、前記現在医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する演算部とを有し、 前記過月処理コンピユータは、 前記現在診療行為記憶ファイルに記憶しきれない規定月以前の各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する過月診療行為記憶ファイルと、 適用期間を指定した1つ又は複数の過月医事プログラムを記憶する過月医事プログラムメモリと、 前記医事コンピユータからの患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、前記過月医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する過月演算部とを有することを特徴とする医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 【請求項2】 医事コンピユータと過月処理コンピユータとからなる医療事務処理システムの過月管理装置であって、 前記医事コンピユータは、 現在時点の診療行為に適用される現在医事プログラムを記憶する現在医事プログラムメモリと、 この現在医事プログラムの適用開始の前に適用されていた前回医事プログラムを記憶する前回医事プログラムメモリと、 前記現在医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する現在診療行為記憶ファイルと、 前記前回医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する前回診療行為記憶ファイルと、 患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、前記いずれかの医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する演算部とを有し、 前記過月処理コンピユータは、 前記前回診療行為記憶ファイルに記憶しきれない規定月以前の各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する過月診療行為記憶ファイルと、 適用期間を指定した1つ又は複数の過月医事プログラムを記憶する過月医事プログラムメモリと、 前記医事コンピユータからの患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、前記過月医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する過月演算部とを有することを特徴とする医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 【請求項3】 前記医事コンピユータは、 前記前回診療行為記憶ファイルに記憶された診療行為の前記過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに対する転送指令に応動して、該当診療行為を前記過月診療行為記憶ファイルに転送するファイル転送手段と、 このファイル転送した診療行為の実施時期が前記過月処理コンピユータの過月医事プログラムメモリに記憶された過月医事プログラムの適用期間に含まれないとき、前記前回医事プログラムメモリに記憶された前回医事プログラムを過月医事プログラムとして、前記過月医事プログラムメモリに複写するプログラム複写手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 【請求項4】 前記医事コンピユータは、 前記転送指令に応動して、前記過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに記憶された各診療行為の実施所属月を出力する保存状態出力手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 【請求項5】 前記医事コンピユータは、 前記前回診療行為記憶ファイルの記憶容量不足に起因して、この前回診療行為記憶ファイルに記憶された実施時期が古い診療行為に対する消去指令に応動して、前記過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに記憶された各診療行為の実施所属月を出力する保存状態出力手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 【請求項6】 前記医事コンピユータは、 予め指定された所定期間経過する毎に自動的に発生する、前記前回診療行為記憶ファイルに記憶された実施時期が古い診療行為に対する前記過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに対する転送指令に応動して、該当診療行為を前記過月診療行為記憶ファイルに転送するファイル転送手段と、 このファイル転送した診療行為の実施時期が前記過月処理コンピユータの過月医事プログラムメモリに記憶された過月医事プログラムの適用期間に含まれないとき、前記前回医事プログラムメモリに記憶された前回医事プログラムを過月医事プログラムとして、前記過月医事プログラムメモリに複写するプログラム複写手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の医療事務処理システムの過月管理装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、病院及び診療所において各患者に対する診療行為から診療報酬等の医療事務処理演算を実施する医療事務処理システムに係わり、
    特に、過去に実施された診療行為に対しても医療事務処理演算を実施可能とする医療事務処理システムの過月管理装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】例えば大規模病院に設置された医療事務処理システムは、病院運営に関する種々の事務処理業務を実施するが、この事務処理業務のうち、各医者が各患者に対して行った診療行為に対して例えば法律等に基づいて設定された診療行為点数等を用いて診療報酬を算出して、患者や健康保険等の各種の支払機関に対して請求書(レセプト)を発行する請求業務は非常に大切な業務である。

    【0003】病院から各患者毎の請求書(レセプト)を受領した支払基金、国保連合会、企業健康保険組合等の各種の支払機関は、その請求書(レセプト)に記載された請求金額を請求元の病院に支払う。 この場合、各支払機関はその請求金額が正しいか否かを再計算する場合がある。 そして、再計算結果が正しい場合はそのまま支払うが、疑問がある場合は、病院に対して該当患者の診療行為に対する診療報酬の再計算を指示する。

    【0004】病院側においては、支払い機関から請求金額の再計算指示を受けると、再度、法律等に基づいて設定された診療報酬点数等を用いて診療報酬を算出して、
    該当支払い機関に対して修正後の請求書(レセプト)を再送付する。

    【0005】一般に、各支払機関が病院から請求書(レセプト)を受領してから、この請求書に対する再計算の指示を送信するまでに、例えば1年乃至2年等の相当の期間が経過する場合もある。 したがって、病院に設置された医療事務処理システムとしては、各患者に対して行われた診療行為のデータを長期間に亘って記憶保持しておく必要がある。

    【0006】さらに、各診療行為から各患者毎の診療報酬を算出するための点数や算出式は法律によって定められている。 そして、その法律が頻繁に改正される。 したがって、法律が改正される毎に、診療報酬を算出するための医事プログラムを更新している。

    【0007】その結果、医療事務処理システムとしては、現在時点で有効な現在医事プログラムの他に、この現在医事プログラムの適用開始の前に適用されていた前回医事プログラムをも記憶保持している。

    【0008】そして、支払機関から請求金額の再計算指示を受けると、指示された請求書における診療行為の実施時期が所属する運用期間に対応する医事プログラムを用いて診療報酬の再計算を実施する。

    【0009】このような診療報酬の再計算機能を有した医療事務処理システムは例えば図7に示すように構成されている。 記憶装置1内には、現在時点(N―m月以降)の診療行為に適用される現在医事プログラム2を記憶する現在医事プログラムメモリ2a、この現在医事プログラム2の適用開始の前(N―m+1月以前)に適用される前回医事プログラム3を記憶する前回医事プログラムメモリ3a、各患者の病状や個人情報を記憶する患者情報ファイル4、現在医事プログラム2に用いられる診療行為点数メモリ5、前回医事プログラム3に用いられる診療行為点数メモリ6等が設けられている。

    【0010】さらに、記憶装置1内には、現在医事プログラム2が適用される各月(N月分〜N―m月分)毎の各患者に対する診療行為を記憶する現在診療行為記憶ファイル7、及び前回医事プログラム3が適用される各月(N―m+1月分〜N―m+1月分)毎の各患者に対する診療行為を記憶する前回診療行為記憶ファイル8が設けられている。

    【0011】そして、この医療事務処理システムにおいては、例えば、CPU等からなる診療報酬演算部9は、
    通常状態において、入操作部10からの演算指令に基づいて、現在医事プログラム2に従って、現在診療行為記憶ファイル7に記憶された各患者の診療行為に対する診療報酬を算出して、各支払機関に対する請求書(レセプト)を発行する。

    【0012】また、各支払機関から診療報酬の再計算指示を受領すると、担当者(操作者)が患者名と診療行為の実施時期を入力操作部10から操作入力すると、診療報酬演算部9は、運用期間が該当実施時期を含むいずれかの医事プログラム2、3に従って、現在診療行為記憶ファイル7又は前回診療行為記憶ファイル8に記憶された該当患者の該当期間の診療行為に対する診療報酬を再算出して、支払機関に対する請求書(レセプト)を再発行する。

    【0013】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に示した医療事務処理システムにおいてもまだ改良すべき次のような課題があった。

    【0014】すなわち、この医療事務処理システムの記憶部1内に形成された現在診療行為記憶メモリ7及び前回診療行為記憶メモリ8においても、記憶容量に一定の限界がある。 したがって、前回診療行為記憶メモリ8に記憶可能な(N―m+1)月より古いkヶ月より前の診療行為のデータを医療事務処理システムから破棄(消去)するか、又は、図7に示すように、MT(磁気テープ)等の外部記憶媒体11に記録保持している。

    【0015】そして、支払機構から診療報酬の再計算指示に対応する診療行為の実施時期がkヶ月以前の場合は、前記MT(磁気テープ)等の外部記憶媒体11を医療事務処理システムの読取装置に装着し、この外部記憶媒体11から該当診療行為を復元させる。 そして、この復元した診療行為に対する診療報酬を医事プログラムを用いて算出して請求書を再発行する。

    【0016】しかしながら、MT(磁気テープ)等の外部記憶媒体11から該当診療行為を復元させる作業は担当者の手作業となるので、多大の手間と時間とが必要であった。 また、医療事務処理システムの記憶部1内に前記外部記憶媒体11に記憶された診療行為を復元させるための領域を予め確保しておく必要があり、記憶部1の必要とする記憶容量が増大する。

    【0017】さらに、MT(磁気テープ)等の外部記憶媒体11には診療行為のみしか記憶されていない。 前述したように、診療報酬を算出する基本となる法律は頻繁に改正されるので、外部記憶媒体11に記憶された診療行為の実施時期を適用期間とする医事プログラムが医療事務処理システムのプログラムメモリ2a、3aに記憶保持されているとは限らない。 このような場合、たとえ外部記憶媒体11に再計算指示が指定する診療行為が記憶されていても、正しい診療報酬を算出することができない。

    【0018】本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、たとえ本体コンピユータに記憶保持しきれない規定月以前の診療行為を外部に記憶保持したとしても、この外部に記憶保持した診療行為に対しても確実に診療報酬算出等の事務処理演算を実施でき、医療事務処理を効率的に実施できるとともに、システム全体の信頼性を大幅に向上できる医療事務処理システムの過月管理装置を提供することを目的とする。

    【0019】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解消するために、本発明の過月管理装置が組込まれる医療事務処理システムは、医事コンピユータと過月処理コンピユータとで構成されている。 そして、請求項1においては、医事コンピユータに対して、現在時点の診療行為に適用される現在医事プログラムを記憶する現在医事プログラムメモリと、現在医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する現在診療行為記憶ファイルと、患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、現在医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する演算部とを付加している。

    【0020】さらに、過月処理コンピユータに対して、
    現在診療行為記憶ファイルに記憶しきれない規定月以前の各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する過月診療行為記憶ファイルと、適用期間を指定した1つ又は複数の過月医事プログラムを記憶する過月医事プログラムメモリと、医事コンピユータからの患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、過月医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する過月演算部とを付加している。

    【0021】このように構成された医療事務処理システムの過月管理装置においては、過月処理コンピユータ内には、医事コンピユータの現在診療行為記憶ファイルに記憶しきれない規定月以前の各月毎の各患者に対する診療行為が記憶されるとともに1つ又は複数の過月医事プログラムが記憶されている。

    【0022】したがって、過月処理コンピユータ内に記憶された実施時期の古い診療行為に対する事務処理演算は同じくこの過月処理コンピユータ内に記憶されて過月医事プログラムを用いて実施される。

    【0023】よって、医事コンピユータに記憶保持できないような古い診療行為に対しても、必要な場合、医事コンピユータにおける通常の事務処理演算に支障を与えることなく、確実に事務処理演算を実施できる。

    【0024】請求項2の医療事務処理システムの過月管理装置においては、医事コンピユータに対して、現在時点の診療行為に適用される現在医事プログラムを記憶する現在医事プログラムメモリと、この現在医事プログラムの適用開始の前に適用されていた前回医事プログラムを記憶する前回医事プログラムメモリと、現在医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する現在診療行為記憶ファイルと、前回医事プログラムが適用される各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する前回診療行為記憶ファイルと、患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、いずれかの医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する演算部とを付加している。

    【0025】さらに、過月処理コンピユータに対して、
    前回診療行為記憶ファイルに記憶しきれない規定月以前の各月毎の各患者に対する診療行為を記憶する過月診療行為記憶ファイルと、適用期間を指定した1つ又は複数の過月医事プログラムを記憶する過月医事プログラムメモリと、医事コンピユータからの患者及び診療行為の実施時期を指定した事務処理演算指令に応じて、過月医事プログラムを用いて該当患者の事務処理演算を実施する過月演算部とを付加している。

    【0026】このように構成された過月管理装置においては、医事コンピユータ内には、現在時点の診療行為に適用される現在医事プログラムと現在医事プログラムの適用開始の前に適用されていた前回医事プログラムとが記憶されている。 そして、過月処理コンピユータ内には、適用期間を指定した1つ又は複数の過月医事プログラムが記憶されている。

    【0027】したがって、医事コンピユータ内ににおいて、現在有効な医事プログラムの他に一つ前の期間で有効であった前回医事プログラムの適用期間で実施された診療行為に対しても簡単に事務処理演算を実施させることができる。

    【0028】よって、過月処理コンピユータにおいては、それ以上古い診療行為に対する事務処理演算を実施させればよい。

    【0029】請求項3の発明は、上述した請求項2の過月管理装置における医事コンピユータに対して、前回診療行為記憶ファイルに記憶された診療行為の過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに対する転送指令に応動して、該当診療行為を過月診療行為記憶ファイルに転送するファイル転送手段と、このファイル転送した診療行為の実施時期が過月処理コンピユータの過月医事プログラムメモリに記憶された過月医事プログラムの適用期間に含まれないとき、前回医事プログラムメモリに記憶された前回医事プログラムを過月医事プログラムとして、過月医事プログラムメモリに複写するプログラム複写手段とを付加している。

    【0030】このように構成された医事事務処理システムの過月管理装置においては、医事コンピユータに記憶されている診療行為が満杯近くになり、操作者の操作により転送指令が出力されると、医事コンピユータに記憶されている診療行為が過月処理コンピユータに転送されるが、この場合、対応する医事プログラムも同時に過月処理コンピユータ内に複写される。

    【0031】よって、過月処理コンピユータに記憶保持された診療行為に対しても過月処理コンピユータ内で確実に事務処理演算が可能となる。

    【0032】請求項4の発明は、上述した請求項3の過月管理装置における医事コンピユータに対して、転送指令に応動して、過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに記憶された各診療行為の実施所属月を出力する保存状態出力手段を付加している。

    【0033】このように構成された医療事務処理システムの過月管理装置においては、操作者の転送指令により診療行為を過月処理コンピユータへ転送する時点で、過月処理コンピユータの記憶内容が表示されるので、操作者が、誤って、過月処理コンピユータ内に重複して診療行為を書込むことが未然に防止される。

    【0034】請求項5の発明は、上述した請求項3の過月管理装置における医事コンピユータに対して、前回診療行為記憶ファイルの記憶容量不足に起因して、この前回診療行為記憶ファイルに記憶された実施時期が古い診療行為に対する消去指令に応動して、過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに記憶された各診療行為の実施所属月を出力する保存状態出力手段を付加している。

    【0035】このように構成された医療事務処理システムの過月管理装置においては、例えば操作者が行う消去指令により、医事コンピユータの前回診療行為記憶ファイルの例えば過月処理コンピユータに転送済みの診療行為を消去する場合、操作者が未転送の診療行為を誤って消去することが未然に防止することができる。

    【0036】さらに、請求項6の発明は、上述した請求項2の過月管理装置における医事コンピユータに対して、予め指定された所定期間経過する毎に自動的に発生する、前回診療行為記憶ファイルに記憶された実施時期が古い診療行為に対する過月処理コンピユータの過月診療行為記憶ファイルに対する転送指令に応動して、該当診療行為を過月診療行為記憶ファイルに転送するファイル転送手段と、ファイル転送した診療行為の実施時期が過月処理コンピユータの過月医事プログラムメモリに記憶された過月医事プログラムの適用期間に含まれないとき、前回医事プログラムメモリに記憶された前回医事プログラムを過月医事プログラムとして、過月医事プログラムメモリに複写するプログラム複写手段とを付加している。

    【0037】このように構成された医療事務処理システムの過月管理装置においては、医事コンピユータに記憶された診療行為が満杯になると、自動的に古い診療行為が過月処理コンピユータに転送されると共に、転送された診療行為に対応する医事プロ部ラムも自動的に過月処理コンピユータに転送される。

    【0038】したがって、操作者は医事コンピユータに記憶されている診療行為が満杯か否かを気にかけずに事務作業をできるので、操作者の作業負担を軽減できるとともに、事務作業の能率を向上できる。

    【0039】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。 図1は本発明の過月管理装置が組込まれた医事事務処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図7に示す従来の医事事務処理システムと同一部分には同一符号が付してある。 したがって、重複する部分の詳細説明は省略する。

    【0040】実施形態の医事事務処理システムは、大きく分けて、互いに伝送路を介して接続された医事コンピユータ12と過月処理コンピユータ13とで構成されている。

    【0041】医事コンピユータ12内には、図7で示した従来の医事事務処理システムにおける記憶部と同一構成の記憶部1、例えば入力操作部10aからの指示に基づいて各患者の診療行為に対する診療報酬を算出して、
    支払機関に対する請求書(レセプト)を発行する診療報酬算出部9a、操作者が必要に応じて転送指令や消去指令等の各種指令を入力するための入力操作部10a等が設けられている。 さらに、この医事コンピユータ12内には、過月データ保存制御部14、自動過月データ保存制御部15、年月日を計時する時計回路16、及び再演算指示部17が設けられている。

    【0042】一方、過月処理コンピユータ13内には、
    記憶部18と診療報酬演算部23とが設けられている。
    記憶部18内には、医事コンピユータ12の前回診療行為記憶ファイル8に収容しきれなかったkヶ月以前の各患者に対する診療行為を記憶する過月診療行為記憶ファイル19、この過月診療行為記憶ファイル19に記憶された診療行為の対象となる各患者の患者情報を記憶する患者情報ファイル21、医事コンピユータ12の前回医事プログラムメモリ3aに記憶された前回医事プログラム3の適用期間の前に適用されていた適用期間を指定した1つ又は複数の医事プログラムである過月医事プログラム22を記憶する過月医事プログラムメモリ22a、
    この過月医事プログラム22が適用される診療行為定数を記憶する診療行為点数メモリ20等が設けられている。

    【0043】次に、医事コンピユータ12に組込まれた過月データ保存制御部14、自動過月データ保存部1
    5、再演算指示部17の詳細動作を順を追って説明する。 図2は、過月データ保存制御部14の概略構成を示すブロック図である。 診療報酬改定日管理情報メモリ1
    4a内には、法律の改訂に伴う診療報酬改定日が記憶されている。 また、診療データ格納管理情報メモリ14b
    には、現在まで、この医療事務処理システムで取り扱ったことのある各月毎の診療行為が過月コンピユータ13
    の過月診療行為記憶ファイル19に転送されて保存されているか否かが記憶されている。

    【0044】そして、操作者が入力操作部10aを介して前回診療行為記憶ファイル8内の診療行為の転送指示が入力されると、過月保存済み年月表示部14cは、診療データ格納管理情報メモリ14bに記憶されている各月の診療行為の転送状態、すなわち、医事コンピユータ12の各診療行為記憶ファイル7,8及び過月処理コンピユータ13の診療行為記憶ファイル19の記憶状態を、図3に示すように表示画面24に表示出力する。 図示するように、現在時点で、既に過月コンピユータ13
    に保存済みである診療行為の月単位の保存済み期間24
    a、医事コンピユータ12に残っている月単位の残存期間24bを表示する。

    【0045】そして、操作者が今回過月コンピユータ1
    3に転送して保存すべき診療行為の月単位の保存期間を入力操作部10aを介して入力すると、表示画面24に今回の保存期間24cを表示する。 その結果、残存期間24bが今回の保存期間24cと次回以降の保存期間2
    4dとに分離されて表示される。

    【0046】過月保存年月入力チェック部14eは、入力された保存期間24cが現在診療行為記憶ファイル7
    及び前回診療行為記憶メモリ8に跨がって記憶されていないこと、すなわち、診療報酬改定日に跨がっていないことを確認する。 媒体チェック部14fは、表示画面2
    4の表示内容に基づいて、入力された今回の診療行為の保存期間24cが診療報酬改定日管理情報情報メモリ1
    4a内に記憶された法律の改訂に伴う診療報酬改定日に矛盾がないことを確認する。

    【0047】媒体チェック部14fにおける確認処理が終了すると、保存対象プログラム判断部14が起動される。 この保存対象プログラム判断部14内には、図4に示すように、過月処理コンピユータ13の過月医事プログラムメモリ22aに記憶された各医事プログラムの各プログラム番号を記憶する過月格納テーブル25か記憶されている。

    【0048】そして、今回過月処理コンピユータ13の過月診療行為記憶ファイル19へ保存する診療行為の実施期間を示す月単位の保存期間24cが過月格納テーブル25に記憶された各プログラム番号に対応する医事プログラム22aの適用期間に含まれるか否かを例えば診療報酬改定管理情報メモリ14a等を用いて判断する。
    そして、含まれなかった場合、過月媒体保存部14jが起動して、該当保存期間24cが適用期間に含まれる前回医事プログラム3aを過月処理コンピユータ13の過月医事プログラムメモリ22へ過月医事プログラム22
    aとして複写する。 そして、この複写した医事プログラム22aのプログラム名を過月格納テーブル25へ書込む。

    【0049】また、媒体チェック部14fにおける確認処理が終了すると、保存対象診療データ判断部14hが起動される。 この保存対象診療データ判断部14hは、
    媒体チェック手段14fで確認された今回の保存期間2
    4cに該当する月の保存対象の診療行為のデータを前回診療行為記憶ファイル8から読出す。 そして、過日媒体保存部14jが起動して、読出した保存対象の診療行為のデータを過月処理コンピユータ13の過月診療記憶ファイル19へ書込む。

    【0050】また、媒体チェック部14fにおける確認処理が終了すると、保存対象診療行為点数判断部14i
    が起動される。 この保存対象診療行為点数判断部14i
    は、保存対象プログラム判断部14gで過月処理コンピユータ13に転送(保存)すると判断された医事プログラム3で用いる診療行為点数を前回行為点数メモリ6から読出す。 そして、過日媒体保存部14jが起動して、
    読出した保存対象の診療行為点数を過月処理コンピユータ13の過月診療行為点数メモリ20へ書込む。

    【0051】その後、過月保存有無情報更新部14kが起動して、診療データ格納管理情報メモリ14bの過月処理コンピユータ13に対する各月における診療行為の保存の有無情報を更新する。

    【0052】このように、過月データ保存制御部14
    は、操作者が入力操作部10aを介して、保存期間24
    cを指定して、診療行為の過月処理コンピユータ13に対する転送(保存)指令を入力すると、該当診療行為が過月処理コンピユータ13の過月診療行為記録ファイル19に転送されるとともに、必要な場合に該当診療行為に対応する医事プログラム3aも過月処理コンピユータ13の過月医事プログラムメモリ22へ複写される。 したがって、たとえ古い診療行為であっても、過月処理コンピユータ13側において、この診療行為に対する正しい診療報酬の算出が可能となる。

    【0053】図1における自動過月データ保存制御部1
    5は図5に示すように構成されている。 時計回路16から例えば毎月1日に月変り信号が入力すると、月渡り判断部15aが起動する。 月渡り判断部15aは、今回システム開始日付(現在医事プログラム2の適用開始年月日)と前回システム開始日付(前回医事プログラム3の適用開始年月日)とを比較し、年月が異なる場合で、かつ医事コンピユータ12の前回診療行為記録ファイル8
    内の最も古い月単位の診療行為を削除可能か否かを判断する。

    【0054】同様に、月渡り判断部15aは、医事コンピユータ12の前回医事プログラム3を削除可能か否かを、該当前回医事プログラム3が診療報酬改定日を跨るか否かで判断する。 削除可能な場合、削除対象医事プログラム3に対応する月単位の診療行為が前回診療行為記憶メモリ8内に存在するか否かを判断する。

    【0055】月渡り判断部15aは、最も古い月単位の診療行為が削除可能の場合で、かつ削除対象医事プログラムに対応する月単位の診療行為が存在する場合は、前記診療データ格納管理情報メモリ14bを検索して、削除しようとする月単位の診療行為が既に過月処理コンピユータ13に保存されているか否かを判断する。

    【0056】月渡り判断部15aは、該当診療行為が過月処理コンピユータ13に保存されていない場合、過月データ保存ガイダンス部15bが起動して、表示画面2
    4に対して、図3に示すように、過月処理コンピユータ13に保存された各診療行為を月単位に表示するとともに、例えば、「n年m月分の診療行為データが削除されるので、データ保存を実施する」の案内表示を実施する。

    【0057】そして、過月データ保存部15cは、操作者の保存指示操作があった場合、又は、指示がない場合においても所定時間経過後に、削除対象のn年m月分の診療行為データ及び必要な医事プログラムを過月処理コンピユータ13に保存する。

    【0058】その後、診療データ削除部15eが起動する。 この診療データ削除部15eは、操作者の削除指示操作があった場合、又は、指示がない場合においても所定時間経過後に、削除対象のn年m月分の診療行為データを前回診療行為記憶ファイル8から削除(クリア)する。

    【0059】以上の月単位の診療行為に対する過月処理コンピユータ13への保存、及び医事コンピユータ12
    からの削除が終了すると、診療データ格納管理情報メモリ14bの過月処理コンピユータ13に対する各月の診療行為の保存の有無情報を更新する。

    【0060】このように、自動過月データ保存制御部1
    5は、時計回路16から月変り信号が入力されると、自動的に医事コンピユータ12に記憶されている最も古い月の診療行為を過月処理コンピユータ13に保存するとともに、医事コンピユータ12内の該当診療行為を削除する。 この場合、削除まえの診療行為の実施時期を示す月を表示出力して、操作者に注意を喚起させる。

    【0061】したがって、たとえ操作者が診療行為に対する過月処理コンピユータ13への保存操作を忘れたとしても、月が変わった時点で、その旨が自動表示され、
    過月処理コンピユータ13へ保存されるので、保存していない診療行為が自動的に消去されることはない。 よって、実施形態の医療事務処理システム全体の信頼性を向上できる。

    【0062】図1における再演算指示部17は図6に示すように構成されている。 入力操作部10aを介して、
    患者及び診療行為の実施時期を指定した診療報酬再演算指令が入力されると、診療年月日特定部17aは、診療データ格納管理情報メモリ14bから該当診療行為が医事コンピユータ12の診療行為記憶ファイル7,8に記憶されているか又は過月処理コンピユータ13の過月診療行為記憶ファイル19に記憶されているかを判定する。

    【0063】さらに、診療年月日特定部17aは、診療報酬改定日管理情報メモリ14aから、適用期間が該当診療行為の実施時期を含む医事プログラムを特定する。
    先に判定した該当診療行為が記憶された側のコンピユータ12,13に該当医事プログラム2,3、22が記憶されていることを確認する。

    【0064】指示部17bは、診療年月日特定部17a
    で指定された側のコンピユータ12,13の診療報酬演算部9a、23へ使用医事プログラム、患者、診療実施時期を指定した診療報酬の演算指令を送出する。

    【0065】演算指令を受領した医事コンピユータ12
    の診療報酬演算部9a、又は過月処理コンピユータ13
    の診療報酬演算部23は、指定された医事プログラム2,3,22、及び診療行為記憶メモリ7,8,19に記憶されている該当患者の診療行為に対する診療報酬を算出する。 そして、支払機関に対する請求者(レセプト)を発行する。

    【0066】このように、例えば、支払機関から診療報酬の再計算の要求があると、操作者は、入力操作部10
    aから患者及び診療行為の実施時期を操作入力すると、
    再演算指示部17が起動して、自動的に、対応する医事プログラム及び該当医事プログラムを実行する医事コンピユータ12又は過月処理コンピユータ13が特定される。 さらに、特定されたコンピユータ12,13で目的とする診療報酬の再計算が自動的に実施される。

    【0067】よつて、操作者は、支払機関から診療報酬の再計算の要求があると、医事コンピユータ12又は過月処理コンピユータ13のいずれのコンピユータで実施するのかを全く意識せずに同一操作で診療報酬の再計算を実施させることができるので、操作負担が大幅に低減できる。

    【0068】さらに、操作者は医事コンピユータに記憶されている診療行為が満杯か否かを気にかけずに事務作業をできるので、操作者の作業負担を軽減できるとともに、さらに事務作業の能率を向上できる。

    【0069】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療事務処理システムの過月管理装置においては、医事コンピユータに記憶保持しきれない規定月以前の診療行為を該当診療行為の実施時期を適用期間に含む医事プログラムとともに過月処理コンピユータに記憶保持している。

    【0070】したがって、この過月処理コンピユータに記憶保持した診療行為に対しても確実に診療報酬算出等の事務処理演算を実施できるので、医療事務処理を効率的に実施できるとともに、医療事務処理システム全体の信頼性を大幅に向上できる。

    【0071】さらに、操作者の操作負担を軽減できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態の過月管理装置が組込まれた医療事務処理システムの概略構成を示すブロック図

    【図2】同過月管理装置における過月データ保存制御部の概略構成を示すブロック図

    【図3】同医療事務処理システムの医事コンピユータにおける表示画面を示す図

    【図4】同過月管理装置における過月データ保存制御部の要部を取出して示すブロック図

    【図5】同過月管理装置における自動データ保存制御部の概略構成を示すブロック図

    【図6】同過月管理装置における再演算指示部の概略構成を示すブロック図

    【図7】従来の医療事務処理システムの概略構成を示すブロック図

    【符号の説明】

    1,18…記憶部 2…現在医事プログラム 3…前回医事プログラム 4,21…患者情報ファイル 7…現在診療行為記憶ファイル 8…前回診療行為記憶ファイル 9a,23…診療報酬演算部 10a…入力操作部 12…医事コンピユータ 13…過月処理コンピユータ 14…過月データ保存制御部 15…自動過月データ保存制御部 16…時計回路 17…再演算指示部 19…過月診療行為記憶ファイル 22…過月医事プログラム

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