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Sequence program preparation device for chemical plant and recording medium recording the program

阅读:71发布:2021-09-16

专利汇可以提供Sequence program preparation device for chemical plant and recording medium recording the program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a chemical plat sequence program preparation device capable of shortening manhour for the preparation, change and management of a sequence program.
SOLUTION: A module source storage part 44a in a sequence program generator 4 stores module sources indicating the operation of icons allowed to be written in a flow chart except operation inherent in respective flow charts. When a flow chart prepared by a graphic editor 3 is inputted to the generator 4, a parameter substitution part 45 changes a position inherent in each sequence program among the above mentioned module sources in accordance with a character string in each icon. A sequence program generation part 46 connects respective changed module sources so as to execute them in the order corresponding to the connection of respective icons to generate a sequence program.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Sequence program preparation device for chemical plant and recording medium recording the program专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】化学プラントの機器を制御するシーケンスプログラムを作成するためのシーケンスプログラム作成装置であって、 フローチャートに記載可能な各図形要素に対し、各図形要素に関連付けて表示される文字列に応じて変更することで、各図形要素が表す動作を上記機器へ指示するソースプログラムが生成できるように、各図形要素のモジュールソースを記憶しているモジュールソース記憶手段と、 フローチャートを示すフローチャートデータに基づいて、当該フローチャートに記載された図形要素を抽出する抽出手段と、 上記フローチャートデータに基づいて各図形要素の接続を解析し、抽出された図形要素に対応するモジュールソースが各図形要素の接続に応じた順番で実行されるように結合して、上記シーケンスプログラムとなるソースプログラムを生成する結合手段と、 上記フローチャートデータに基づいて、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換手段とを備えていることを特徴とする化学プラント用シーケンスプログラム作成装置。
  • 【請求項2】上記文字列には、1または複数の文節からなる1または複数の行を示すパラメータデータが含まれ、 上記モジュールソース記憶手段に記憶される各モジュールソースには、パラメータデータ中の各文節に応じて変更される箇所に、当該文節の行における位置および当該行の文字列における位置を示す位置データが含まれていると共に、 上記パラメータ変換手段は、各図形要素に対応するモジュールソース中の各位置データを、当該図形要素に対応するパラメータデータ中の各文節のうちの当該位置データが示す位置の文節に応じて変換するものであることを特徴とする請求項1記載の化学プラント用シーケンスプログラム作成装置。
  • 【請求項3】上記モジュールソースは、上記各位置データを変換する際、当該位置データに対応する文節で置換するか、または、文節に対応するタグ名で置換するかを識別する置換制御情報を有し、かつ、 上記パラメータ変換手段は、上記ソースプログラム中に記載されるタグ名と上記文節との対応を記憶するタグ名記憶手段と、 上記置換制御情報が文節での置換を指示している位置データは、文節で置換し、一方、各文節に対応するタグ名での置換を指示している位置データは、上記タグ名記憶手段を参照して、文節に対応するタグ名で置換する置換手段とを備えていることを特徴とする請求項2記載の化学プラント用シーケンスプログラム作成装置。
  • 【請求項4】上記フローチャートデータを作成するフローチャート作成手段を備え、 当該フローチャート作成手段は、上記各図形要素の類型と文字列の類型とを関連付けた図形要素類型を表示して、当該図形要素類型の中から、フローチャートに使用する図形要素を選択させる図形要素選択手段と、 図形要素に対応する文字列の類型を編集する文字列編集手段とを備えていることを特徴とする請求項1、2または3記載の化学プラント用シーケンスプログラム作成装置。
  • 【請求項5】化学プラントの機器を制御するシーケンスプログラムを作成するためのプログラムが記録された記録媒体であって、 フローチャートを示すフローチャートデータに基づいて、当該フローチャートに記載された図形要素を抽出する抽出工程と、 各図形要素に関連付けて表示される文字列に応じて変更することで各図形要素が表す動作を上記機器へ指示するソースプログラムが生成できるように、各図形要素のモジュールソースを記憶しているモジュールソース記憶手段から、上記抽出工程にて抽出された各図形要素に対応するモジュールソースを読み出すと共に、上記フローチャートデータに基づいて解析された各図形要素の接続に応じた順番で当該モジュールソースを結合して、上記シーケンスプログラムとなるソースプログラムを生成する結合工程と、 上記フローチャートデータに基づいて、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、化学プラント、特に、ファインケミカルなどの少量、多品種の物質を製造する場合に好適に使用されるバッチ式反応器などにおいて、分散型制御用コンピュータ(DCS)などの制御コンピュータが制御対象機器などを制御する際のシーケンスプログラムを作成する化学プラント用シーケンスプログラム作成装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】染料、化成品、食品あるいは医薬品などのファインケミカルなどの物質は、少量を多品種に渡って製造することから、通常、バッチ式反応器などの化学プラントにおいて製造されている。

    【0003】化学プラントにおいては、同一品種を長期間に渡って製造する機械プラントとは異なり、多品種を製造することから、製造品種を変更する毎に反応条件などの製造条件を変更する必要があり、この製造条件の変更は頻繁に実施されている。

    【0004】一方、化学プラントにおいては、多くの場合、DCSやパソコンDCSなどを使用することにより、設備機器などの制御対象機器を制御しているが、当該化学プラントのシーケンスプログラムは、上記製造条件を変更する毎に作成あるいは変更などを実施する必要があり、化学プラントの管理者は、例えば、テキストエディタなどを用いて、CL言語などの制御用高級言語でシーケンスプログラムのソースプログラムを直接記述しなければならなかった。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学プラントのシーケンスプログラムは、比較的頻繁に更新されるため、シーケンスプログラムの作成、変更および管理に多大な工数を必要とするという問題が生じていた。

    【0006】具体的には、シーケンスプログラムの作成には、製品や製造方法および製造に使用する機器の知識のみならず、制御用高級言語に関する知識をも要求されるため、シーケンスプログラムを作成する人間が限定される。

    【0007】また、上記シーケンスプログラムは、製品が変更される場合や製造上の不具合が発生した場合だけではなく、例えば、製造効率を上げる場合など、プロセスの変更が軽微な場合にも変更される。 さらに、例えば、反応器の弁の変更があった場合など、化学プラントの設備機器が変更された場合にも、新たな設備機器の制御動作に合わせて、シーケンスプログラムを変更する必要がある。

    【0008】ところが、シーケンスプログラムのソースプログラムは、内容が複雑であるため、ソースプログラムを作成した人物以外の人物だけではなく、作成者であっても、作成日から時間が経つに従ってソースプログラムの内容を理解することが難しくなってしまう。 また、
    ドキュメント資料を予め作成する場合であっても、ドキュメント資料と、実際のソースプログラムとが一致するように管理することは難しく、シーケンスプログラムの作成、変更および管理に多くの工数が必要になる。

    【0009】特に、バッチ式反応器を制御するシーケンスプログラムは、上述した種々の場合のように、比較的頻繁に更新されるため、これらの工数は多大なものとなり、工数の削減が要求されている。

    【0010】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シーケンスプログラムの作成、変更および管理の工数を削減可能な化学プラントのシーケンスプログラム作成装置を提供することにある。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、化学プラントの機器を制御するシーケンスプログラムを作成するためのシーケンスプログラム作成装置であって、上記課題を解決するために、フローチャートに記載可能な各図形要素に対し、各図形要素に関連付けて表示される文字列に応じて変更することで、各図形要素が表す動作を上記機器へ指示するソースプログラムが生成できるように、各図形要素のモジュールソースを記憶しているモジュールソース記憶手段と、フローチャートを示すフローチャートデータに基づいて、当該フローチャートに記載された図形要素を抽出する抽出手段と、上記フローチャートデータに基づいて各図形要素の接続を解析し、抽出された図形要素に対応するモジュールソースが各図形要素の接続に応じた順番で実行されるように結合して、上記シーケンスプログラムとなるソースプログラムを生成する結合手段と、上記フローチャートデータに基づいて、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換手段とを備えていることを特徴としている。

    【0012】なお、例えば、機器の指定や、機器への指示内容など、各シーケンスプログラムに固有のパラメータは、各シーケンスプログラム毎に異なっているが、シーケンスプログラムにおいて、パラメータに応じて変更する箇所は、規則的である。 したがって、シーケンスプログラムのうち、各図形要素に対応する部分をモジュール化し、図形要素に関連する文字列に応じて変更可能なように変更箇所を抽象化すれば、各図形要素に対応するモジュールソースを作成できる。

    【0013】上記構成において、シーケンスプログラムの動作を示すフローチャートが作成され、フローチャートデータが入されると、抽出手段は、当該フローチャート中の図形要素を抽出し、結合手段は、各モジュールソースが各図形要素の接続に応じた順番で実行されるように結合して、シーケンスプログラムを作成する。 ここで、上記各シーケンスプログラムに固有のパラメータは、モジュールソース記憶手段のモジュールソースには記載されていないが、上記パラメータ変換手段は、例えば、図形要素中の文字列など、上記フローチャートの図形要素に関連する文字列に応じて、モジュールソースの変更箇所を変更する。

    【0014】したがって、フローチャートデータとして、シーケンスプログラムに固有のパラメータデータが各図形要素に関連して記載され、かつ、各図形要素がシーケンスプログラムに動作に応じて接続されたフローチャートを入力するだけで、自動的に、化学プラントのシーケンスプログラムを生成させることができる。

    【0015】この結果、化学プラントの管理者がシーケンスプログラムを直接作成する従来の方法よりも容易に、所望のシーケンスプログラムを作成することができる。 また、フローチャートは、シーケンスプログラム自体に比べて内容を把握しやすく、修正も容易である。 さらに、シーケンスプログラムとは別に上記ドキュメント資料を生成する必要がなく、結果として、シーケンスプログラムの変更に伴うドキュメント資料の変更や管理の手間を省くことができる。

    【0016】したがって、例えば、設備機器の変更や製造時のパラメータ変更に伴う頻繁なシーケンスプログラムの変更や新規作成の必要が生じても、シーケンスプログラムの作成、変更および管理に要する工数を大幅に削減することが可能になる。

    【0017】また、請求項2の発明に係る化学プラントのシーケンスプログラム作成装置は、請求項1記載の発明の構成において、上記文字列には、1または複数の文節からなる1または複数の行を示すパラメータデータが含まれ、上記モジュールソース記憶手段に記憶される各モジュールソースには、パラメータデータ中の各文節に応じて変更される箇所に、当該文節の行における位置および当該行の文字列における位置を示す位置データが含まれていると共に、上記パラメータ変換手段は、各図形要素に対応するモジュールソース中の各位置データを、
    該図形要素に対応するパラメータデータ中の各文節のうちの当該位置データが示す位置の文節に応じて変換するものであることを特徴としている。

    【0018】上記請求項2の発明の構成において、モジュールソース中の各変更箇所には、変更に関連する文節が、文字列中の文節位置を示す位置データとして記載されている。 したがって、パラメータ変換手段は、制御用高級言語に応じてモジュールソースを解析することなく、変更箇所を変更できる。 この結果、制御用高級言語の種別に依存せず、化学プラントのシーケンスプログラムを速やかに作成する装置を提供することができる。

    【0019】ところで、文節に応じて変更箇所を変更する方法は、例えば、文節自体で置換したり、例えば、文節の内容と当該内容を置換すべきデータとの対応を記憶しておき、文節の内容に応じたデータで置換するなど、
    種々の方法を採用することができるが、変更方法を1種類に限定すると、フローチャートが読みにくくなる虞れがある。

    【0020】例えば、化学プラントのシーケンスプログラム中で、機器などを指定する際に使用されるタグ名は、英数字などを使用することが多く、該英数字などだけではフローチャートの作成者、あるいは、化学プラントの管理者にとって理解しにくいものである。

    【0021】したがって、フローチャート中では、例えば、英数字以外の日本語も使用して表記された機器の名称のように、上記タグ名に対応し、上記作成者などにとって理解しやすい機器の一般名を使用し、シーケンスプログラム中では、通常、この一般名を、英数字などのタグ名に置き換える方が望ましい。 ただし、シーケンスプログラムの中でも、製造時のパラメータを指定する場合やオペレーションガイドおよび製造異常のメッセージの場合など、プラントの管理者に報知する場合には、文節自体で置換する方が望ましい。 ところが、変更方法が1
    種類に限定されていれば、例えば、同じ機器を示す場合であっても、フローチャートの中では、両者を別々の文節として記載する必要があり、フローチャートが読みにくくなってしまう。

    【0022】このような問題点を解決するため、請求項3の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、請求項2記載の発明の構成において、上記モジュールソースは、上記各位置データを変換する際、当該位置データに対応する文節で置換するか、または、文節に対応するタグ名で置換するかを識別する置換制御情報を有し、かつ、上記パラメータ変換手段は、上記ソースプログラム中に記載されるタグ名と上記文節との対応を記憶するタグ名記憶手段と、上記置換制御情報が文節での置換を指示している位置データは、文節で置換し、
    一方、各文節に対応するタグ名での置換を指示している位置データは、上記タグ名記憶手段を参照して、文節に対応するタグ名で置換する置換手段とを備えていることを特徴とするものである。

    【0023】なお、置換制御情報全体で、各位置データをタグ名に変換するか否かを特定できれば、例えば、変換が不要な位置データのみに、置換の抑制を示す置換制御情報を付加するなどのように、モジュールソースにおいて、個々の位置データ毎に置換制御情報を記憶しなくてもよい。

    【0024】上記構成では、置換手段は、モジュールソースの置換制御情報に基づいて、各位置データを、文節に対応するタグ名で置換するか否かを決定する。

    【0025】したがって、変換方法が1種類の場合とは異なり、タグ名に置換すべき位置データと、文節自体で置換すべき位置データとが、フローチャート中の同じ文節に対応していても、それぞれ別個に置換できる。

    【0026】この結果、より可読性の高いフローチャートから、化学プラントのシーケンスプログラムを生成することができる。

    【0027】さらに、請求項4の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、請求項1、2または3記載の発明の構成において、上記フローチャートデータを作成するフローチャート作成手段を備え、当該フローチャート作成手段は、上記各図形要素の類型と文字列の類型とを関連付けた図形要素類型を表示して、当該図形要素類型の中から、フローチャートに使用する図形要素を選択させる図形要素選択手段と、図形要素に対応する文字列の類型を編集する文字列編集手段とを備えていることを特徴とするものである。

    【0028】上記構成によれば、予め用意された図形要素類型の中から、フローチャートに使用する図形要素を選択して修正することによって、フローチャートを作成することができ、個々の図形要素を作成する場合よりも容易にフローチャートを作成することができる。 なお、
    各図形要素類型に関連した文字列として、例えば、文字列の用例や、頻繁に使用する文字列を表示すれば、さらに容易にフローチャートを作成することができる。

    【0029】請求項5の発明に係る記録媒体は、化学プラントの機器を制御するシーケンスプログラムを作成するためのプログラムが記録された記録媒体であって、フローチャートを示すフローチャートデータに基づいて、
    当該フローチャートに記載された図形要素を抽出する抽出工程と、各図形要素に関連付けて表示される文字列に応じて変更することで各図形要素が表す動作を上記機器へ指示するソースプログラムが生成できるように、各図形要素のモジュールソースを記憶しているモジュールソース記憶手段から、上記抽出工程にて抽出された各図形要素に対応するモジュールソースを読み出すと共に、上記フローチャートデータに基づいて解析された各図形要素の接続に応じた順番で当該モジュールソースを結合して、上記シーケンスプログラムとなるソースプログラムを生成する結合工程と、上記フローチャートデータに基づいて、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするものである。

    【0030】上記構成の記録媒体は、コンピュータに読み取られ、上記プログラムが実行されると、当該コンピュータは、請求項1記載の化学プラント用シーケンスプログラム作成装置として動作する。 これにより、請求項1の装置と同様に、化学プラントのシーケンスプログラムの作成、変更および管理に要する工数を大幅に削減することが可能になる。

    【0031】

    【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
    ないし図14に基づいて説明すると以下の通りである。

    【0032】例えば、染料、化成品、食品あるいは医薬などのファインケミカルを作成するために好適に使用されるバッチ式反応器などにおいて、そのプロセスのシーケンスは、通常、複数の階層に分けて設計される。 例えば、図2に示すように、上位レベルから順番に、シーケンスの概略を示す大工程( Procedure)で設計されるレベルと、個々の大工程を複数の小工程( Unit Procedur
    e )で設計するレベルと、個々の小工程を複数のフェーズで設計するレベル( Operation)と、さらに、各フェーズの動作を具体的に詳述して、各プラントの設備機器や制御用コンピュータ内のタイマなどの制御対象機器1
    を分散型の制御用コンピュータ(DCS)2が制御する際のシーケンスプログラムを作成するレベルとに分けて設計されている。

    【0033】なお、シーケンスプログラムは、図3に示すように、上記オペレーションのレベルで設計することもでき、本発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、オペレーションおよび/またはフェーズのレベルでのシーケンスプログラムの作成に使用することもできるが、通常、シーケンスプログラムは、フェーズのレベルにおいて設計されるので、以下では、フェーズのレベルで設計する場合を例にして説明する。

    【0034】上記シーケンスプログラムは、制御プログラムなので、制御対象となる各プラントの設備機器や製造時のパラメータに応じて作成または修正する必要がある。 例えば、図4に示すように、制御対象機器1として、第1ないし第3仕込弁11a〜11c、攪拌機1
    2、釜重量センサ13、釜底弁14および移送ポンプ1
    5などを備えている場合、シーケンスプログラムには、
    各機器11a〜15を指定するための英数字などのタグ名や、各機器11a〜15に合わせた入出力指示などを示す文字列を記載する必要がある。 また、製造時のパラメータが変更されると、当該パラメータに応じて変更する必要がある。

    【0035】ここで、図1に示すように、本実施形態に係るシーケンスプログラム作成装置において、シーケンスプログラムジェネレータ4は、化学プラント用シーケンスプログラムの作成を支援するため、フローチャートから制御用高級言語で記述されるシーケンスプログラムを自動生成するものである。 さらに、本実施形態に係るシーケンスプログラム作成装置は、上記シーケンスプログラムジェネレータ4以外に、シーケンスプログラムジェネレータ4へ入力するフローチャートを生成する図形エディタ(フローチャート作成手段)3と、シーケンスプログラムジェネレータ4で使用するテキストファイルを生成するテキストエディタ5とを備えている。

    【0036】なお、本実施形態に係る図形エディタ3〜
    テキストエディタ5、並びに、それらの構成部材(後述)は、例えば、CPU(Central Processing Unit)
    が、メモリやハードディスクなどの記憶(記録)媒体に格納されたプログラムを実行することによって実現される機能ブロックあるいは記憶媒体自体であるが、同様の機能を有するハードウェアによって実現することもできる。 また、本実施形態では、後述するように、パス名対比表、タグ名対比表およびモジュールソースライブラリは、文字列で表現されており、通常のテキストエディタ5を流用して実現可能なパス名対比表定義部51、モジュールソース編集部52およびタグ名対比表定義部53
    は、文字列を編集することで、それぞれを作成(更新)
    することができる。

    【0037】当該構成によれば、プラント管理者などの作成者がフローチャートを作成するだけで、当該フローチャートの動作を行うシーケンスプログラムを生成できるので、従来のように、例えば、テキストエディタなどを使用して、シーケンスプログラムを直接作成する場合よりも容易に所望のシーケンスプログラムを作成することができる。

    【0038】また、例えば、制御対象機器1を変更したり、制御対象機器1へ指示する際のパラメータを変更したりする毎など、シーケンスプログラムは、多くの場合、頻繁に修正されるが、このとき、プラント管理者などの作成者は、シーケンスプログラム(ソースプログラム)を直接編集することなく、フローチャートを修正するだけで、シーケンスプログラムを修正できる。 したがって、シーケンスプログラムを解読する場合に比べて、
    シーケンスプログラムの内容を把握しやすくなる。 これにより、シーケンスプログラムとは別にドキュメント資料を生成する必要がなくなり、シーケンスプログラムの変更に伴ってドキュメント資料を変更して管理する手間を省略することができる。

    【0039】これらの結果、シーケンスプログラムの作成、変更および管理を効率よく実施することができ、例えば、工数を半減するなど、これら作成などに要する工数を大幅に削減することができる。

    【0040】具体的には、本実施形態の規定では、フローチャートで使用可能な図形要素(これは、アイコンに対応する)は、形状によって種別が区別され、かつ、当該アイコン内に記載された文字列によって、モジュール名とパラメータとが特定されている。

    【0041】より詳細には、例えば、図5に示すアイコンIαは、「制御の指示」を意味する形状(この場合は、四)で、その内部に記載される文字列の先頭行には、タイトル識別文字(この例では「<」と「>」と)
    で囲まれたモジュール名(この場合は、「3並列弁」)
    が配されている。 また、文字列の次行以降の行(パラメータデータ)は、所定の文節区切り文字(この場合は、
    「:」)によって、複数の文節(パラメータ文字列)に分割されている。 なお、アイコンIβの2行目のように、文節区切り文字がない行は、その行全体が1つの文節となる。

    【0042】また、本実施形態では、各アイコンIに対応するモジュールソースMSは、実際のシーケンスプログラム中の当該アイコンIに対応する部分、すなわち、
    パラメータ文字列が決定された後のアイコンIの動作を示すソースコードのうち、フローチャートに記載のパラメータ文字列に応じて変化する箇所を、当該パラメータ文字列との対応関係を特定可能なパラメータ特定文字列に置き換えたソースコードとして記憶されている。

    【0043】例えば、図6を参照して説明すると、図1
    に示すシーケンスプログラムジェネレータ4が生成するシーケンスプログラムのうち、図5に示すアイコンIα
    に対応する図6の部分Pαにおいて、図6に示す箇所A
    11a、A21aおよびA31aと、箇所A11〜A3
    1と、箇所A12〜A42とは、図5のフローチャートに記載のパラメータ文字列(B11〜B31、B12〜
    B42)に依存しており、それぞれに対応するパラメータ文字列を決定しないと、上記箇所を決定できない。 したがって、図5のアイコンIαに対応する図7のモジュールソースMSαでは、同図に示すように、これらの箇所が、パラメータ特定文字列で置き換えられている。

    【0044】図7を参照して、より詳細に説明すると、
    本実施形態に係るパラメータ特定文字列は、例えば、
    「?」などの識別文字で、任意のアイコンI内でのパラメータ文字列の位置を示す文字列(位置データ)を囲んだ形式の文字列として規定されている。 また、位置データは、図9に示すように、例えば、「R1C1」など、
    タイトル行を除いた行位置と、文節位置とで表現される。 したがって、例えば、図5に示すアイコンIα中で、タイトル行を除いて4行目、かつ、先頭から2文節目のパラメータ文字列B42(「ON」)を例にすると、図7のモジュールソースMSαにおいて、当該パラメータ文字列B42に対応する箇所には、「?R4C2
    ? 」のように、「?」、行を示す文字「R」、タイトル行を除いた行位置、文節を示す文字「C」、当該行における文節の位置、および「?」を連結した文字列C42
    が記載される。

    【0045】ここで、ソースコード中では、例えば、制御対象機器1を特定する際などにおいて、フローチャートでプラント管理者などが読み易い機器の一般名とは別に、例えば、図6に示す箇所A11〜A31のように、
    シーケンスプログラム中の他の箇所との整合が取り易く、かつ、ソースコード中に記載し易いタグ名が使用される。 当該タグ名は、DCSのシステムの処理によって制限されることが多く、通常は、英数字などで表記される。 一方、例えば、箇所A11a〜A31aのように、
    制御対象機器1が同じであっても、例えば、表示動作を指示するオペガイド文など、プラント管理者に対して制御対象機器の操作を指示する場合には、ソースコード中であっても、機器の一般名を使用する方が好ましい。

    【0046】本実施形態において、シーケンスプログラムジェネレータ4は、後述するように、パラメータ文字列のうち、タグ名対比表に記載された機器の一般名をタグ名に変換しており、一般名の使用を指示する場合は、
    タグ名への変換を抑制する置換抑制文字(置換制御文字)「”」で、上記パラメータ特定文字列を囲むように規定されている。

    【0047】例えば、図7に示すモジュールソースMS
    αでは、図5のアイコンIα中のパラメータ文字列B1
    1(「仕込弁1」)に対応する箇所のうち、機器の一般名のまま使用すべき箇所(図6に示す箇所A11aと同じ箇所)には、「”」と「”」とで囲まれたパラメータ特定文字列C11a(「”?R1C1?”」)が記載されている。

    【0048】また、同じパラメータ文字列B11(図5
    を参照)に対応する箇所であっても、英数字などのタグ名に変換すべき箇所(図6に示す箇所A11と同じ箇所)には、パラメータ特定文字列C11(「?R1C1
    ? 」)が記載される(図7を参照)。

    【0049】このような形式のモジュールソースMS
    は、例えば、化学プラントの管理者の委託を受けた業者など、プログラミングに習熟した人物によって予め作成され、後述するモジュールソース記憶部44aに記憶される。 各モジュールソースMSは、例えば、各アイコンの類型Tに対応してなど、フローチャートで使用可能なアイコンIのうち、いずれのアイコンIが使用されたとしても、当該アイコンIに対応するモジュールソースM
    Sが1つ存在するように用意される。

    【0050】ここで、上記の規定を満たすアイコンIでフローチャートを作成しやすいように、本実施形態に係る図形エディタ3には、図1に示すように、フローチャートに記載可能なアイコンの類型Tを定義するテンプレート定義部(図形要素選択手段)31と、各アイコンの類型Tを記憶するテンプレート記憶部31aと、当該アイコンの類型Tを参照しながら、所望のシーケンスプログラムの動作を示すフローチャートを作成するフローチャート編集部(文字列編集手段)32と、作成されたフローチャートを記憶するフローチャート記憶部32aとが設けられている(図1を参照)。

    【0051】上記テンプレート定義部31は、図10中の領域V1に示すように、テンプレート定義部31が予め定義したアイコンの類型Tを一覧表示し、フローチャート編集部32は、プラント管理者などの入力に応じて、各類型Tのうち、フローチャートで使用するアイコンの類型Tを選択した後、必要に応じて修正することによって、例えば、領域V2に示すように、判断、処理などを示す処理図形(以下では、既に、内部の文字列が確定し、判断や処理が決められたアイコンを処理図形と称する)からなるフローチャートを作成する。 これにより、図形エディタ3(図1を参照)を使用するプラントの管理者などは、各アイコンIを個別に作成するよりも簡単に、フローチャートを作成できる。 なお、上記各類型Tを示すデータは、予めテンプレート定義部31によって、あるいは、図示しない他のコンピュータなどによって定義され、テンプレートファイルとして、テンプレート記憶部31aに格納されている。

    【0052】さらに、本実施形態に係るテンプレート定義部31およびフローチャート編集部32は、上記類型Tに記載される文字列のうち、例えば、タイトルや、文節区切り文字など、変更不可能あるいは変更不要な箇所と、例えば、弁のフローチャートにおける名称や、制御対象機器1や制御用コンピュータ2への指示内容など、
    変更可能な箇所とを互いに異なる表示形式で表示している。 この結果、図形エディタ3を使用する管理者などは、両者を識別しやすくなり、上記規定外の処理図形が誤って定義されることを防止することができる。 なお、
    図10中では、変更不要な箇所が標準字体で、かつ、変更可能な箇所が太字体で表示されているが、各箇所の表示形式が互いに異なっており、両者を識別できれば、これに制限されるものではなく、例えば、表示色の相違など、他の表示形式を使用しても、同様の効果が得られる。

    【0053】上記フローチャート編集部32(図1参照)は、フローチャートを構成する各アイコンI間の接続と、各アイコンIに関連して表示される文字列とを識別可能な形式のフローチャートデータを作成し、シーケンスプログラムジェネレータ4に出力したり、フローチャート記憶部32aに格納したりすることができる。

    【0054】一方、本実施形態に係るシーケンスプログラム作成装置におけるシーケンスプログラムジェネレータ4は、上記図形エディタ3から、フローチャートを示すフローチャートデータを受け取るフローチャートデータ読込部(抽出手段)41(図1を参照)と、入力されたフローチャートデータに基づいて、フローチャート中の各アイコンIの接続関係を解析するトポロジー解析部42(図1を参照)と、解析結果としての結合マトリクスを記憶する結合マトリクス記憶部42aと、上記フローチャートデータに基づいて各アイコンI内の文字列(パラメータ)を解析するパラメータ解析部43(図1
    を参照)とを備えている。 さらに、上記シーケンスプログラムジェネレータ4(図1を参照)には、上記結合マトリクスに基づいて、モジュールソース記憶部(モジュールソース記憶手段)44aから、ソースコードを生成するために、フローチャート中の各アイコンIに対応するモジュールソースMSを読み出すモジュールソース読込部44と、各アイコンI中の文字列に応じて各モジュールソースMSを修正し、各モジュールソースMSの実行により実現されるモジュールのパラメータを設定するパラメータ置換部(パラメータ変換手段;置換手段)4
    5と、パラメータ置換後のモジュールソースを結合したソースコードを、シーケンスプログラムとしてシーケンスプログラム記憶部46aに出力するシーケンスプログラム生成部(結合手段)46とが設けられている。

    【0055】加えて、本実施形態に係るシーケンスプログラムジェネレータ4(図1を参照)には、パス名対比表記憶部47aを参照して、シーケンスプログラムジェネレータ4が生成するシーケンスプログラムの制御用高級言語として選択可能な言語を識別し、それらの中から、実際に使用する制御用高級言語を選択させる言語選択部47と、タグ名対比表記憶部(タグ名記憶手段)4
    8aから、アイコンI中に記載される一般名とソースコードへ記載するタグ名との対応を示すタグ名対比表を読み込むタグ名対比表読込部48とが設けられている。

    【0056】上記パス名対比表記憶部47aには、シーケンスプログラムを作成する際に使用可能な制御用高級言語の名称と、例えば、パス名などの各制御用高級言語で記述されたモジュールソースMSの格納場所と、当該制御用高級言語に対応するフローチャートを作成する際に上記テンプレート定義部31が参照するテンプレートファイルの格納場所との組み合わせが、パス名対比表として記憶されている。

    【0057】一方、上記タグ名対比表記憶部48aには、例えば、図11に示すように、フローチャートのアイコン中に記載可能な機器の一般名と、当該一般名に対応するタグ名との組み合わせからなるタグ名対比表が格納されている。 本実施形態では、これらの対比表は、テキストエディタ5でも編集できるように、例えば、CS
    V( Comma Separated Values )形式などのテキストデータとして実現されている。

    【0058】ここでは、後で詳述するように、シーケンスプログラムジェネレータ4は、シーケンスプログラムの制御用高級言語に拘わらず、パラメータを設定する際にアイコンIに対応するモジュールソースMSのうち、
    パラメータ特定文字列をアイコンI中の文字列に応じて変更している。 したがって、上記モジュールソース記憶部44aに、所望の制御用高級言語で記載されたモジュールソースMSを格納し、上記パス名対比表に、当該言語名と、当該モジュールソースMSの格納場所とを含むレコードを追加するだけで、シーケンスプログラムを任意の制御用高級言語で出力することができる。

    【0059】一方、上記結合マトリクスは、例えば、図12に示すように、各モジュールとモジュールとの組み合わせについて、両者間に存在する結合の種類が記載された表形式のデータであり、例えば、CSV形式のテキストファイルなどとして、上記結合マトリクス記憶部4
    2a(図1を参照)に格納される。

    【0060】例えば、図5に示す処理図形Iαと、次の処理図形Iδとは、無条件結合で接続されている。 したがって、図12に示す結合マトリクスにおいて、モジュールMα・Mδに対応する箇所には、無条件結合を示す値(この場合は、「1」)が記憶される。 また、図5に示す処理図形Iγ・Iβは、 YES結合されているので、
    両モジュールMγ・Mβに対応する箇所には、 YES結合を示す値(「2」)が格納され、 NO 結合されたモジュールMγ・Mεに対応する箇所には、 NO 結合を示す値(「3」)が格納される。 なお、同図では、結合なしが「0」で表現されている。

    【0061】上記構成のシーケンスプログラム作成装置において、シーケンスプログラムを生成する際の動作は、以下の通りである。 すなわち、図13に示すステップ1(以下、S1のように略称する)において、図1の言語選択部47は、パス名対比表記憶部47a中のパス名対比表に記載されている全ての制御用高級言語を化学プラント管理者などの作成者に提示して、シーケンスプログラムジェネレータ4がシーケンスプログラムを作成する際、使用する制御用高級言語を選択させる。 なお、
    パス名対応表に単一の制御用高級言語のみが記載されている場合には、言語選択部47が当該言語を使用すると判断して、作成者への問い合わせを省略するシステムにしてもよい。

    【0062】上記S1において、制御用高級言語が選択されると、S2において、言語選択部47によって、図形エディタ3が起動され、フローチャートが編集される。 より詳細には、本実施形態に係る言語選択部47
    は、上記パス名対比表から、選択された制御用高級言語に対応するテンプレートファイルの格納場所を読み出し、図1のテンプレート定義部31は、当該格納場所のテンプレートファイルに基づいて、アイコンの類型Tを表示する。 さらに、フローチャート編集部32は、作成者からの指示に応じて、フローチャートにて使用する類型Tを選択したり、類型T中の文字列を編集して、処理図形Iを定義したり、各処理図形I間を接続したりして、シーケンスプログラムの動作を示すフローチャートを作成する。

    【0063】ここで、上記テンプレート定義部31は、
    上述したように、アイコンの類型Tを表示する際にアイコン中の文字列を上述の規定に従い、かつ、各文節の表示形態を編集の要否などに応じて表示しているので、規定に従った処理図形Iを容易に定義することができる。
    さらに、テンプレート定義部31は、図1の言語選択部47から指示されたテンプレートファイルに基づいて、
    アイコンの類型Tを表示する。 したがって、使用する制御用高級言語によって、フローチャートに使用するアイコンIの形状や頻繁に使用する文字列などが異なる場合であっても、当該制御用高級言語に応じたアイコンの類型Tを表示することができる。 これらの結果、フローチャート作成時の手間を大幅に削減することができる。

    【0064】上記S2において、フローチャートが作成されると、S3において、図1のフローチャートデータ読込部41は、フローチャート編集部32からフローチャートデータを読み込み、例えば、結合されていない処理図形Iが存在するか否かなどを判定して、当該フローチャートが、シーケンスプログラムジェネレータ4で処理可能な形式に合っているか否かをチェックする。 さらに、正しいフローチャートの場合、図1のトポロジー解析部42は、当該フローチャートデータに基づき、当該フローチャート中に存在する処理図形Iと、各処理図形I間の接続を解析して、処理図形Iの接続順序を決定して、処理図形をリナンバリングすると共に、各モジュール間の結合関係を示す結合マトリクスを作成する。 なお、フローチャートデータ読込部41がフローチャートに構文誤りを発見すると、例えば、作成者に構文誤りを提示して、上記S2の処理を繰り返すなどして、正しいフローチャートの作成を促す。

    【0065】一方、図1のパラメータ解析部43は、S
    4において、上記フローチャートデータに基づいて、各処理図形内に記載される文字列を解析し、モジュール名を示すアイコン名、および、モジュールへ与える各パラメータを抽出する。 本実施形態では、上述した規定に従って文字列が記載されているので、パラメータ解析部4
    3は、アイコン名として先頭行を抽出すると共に、次行以降の行を所定の区切り文字(「:」)で区切って、各パラメータ文字列に分解し、タイトル行を除いた行位置と行における文節位置との組み合わせを示す位置データと、当該位置データに対応するパラメータ文字列とを関連付けて記憶する。

    【0066】また、図1のモジュールソース読込部44
    は、S5において、言語選択部47が選択した制御用高級言語で記載され、かつ、各処理図形に対応するモジュールソースMSを読み込む。 ここで、本実施形態では、
    各処理図形に対応するモジュールソースMSは、当該処理図形名に基づいて識別され、言語選択部47が指定する格納場所から読み出される。

    【0067】ここで、この状態では、各モジュールソースMS内には、パラメータ文字列に応じて変更すべきパラメータ特定文字列が残留している。 したがって、図1
    のパラメータ置換部45は、S6において、タグ名対比表記憶部48aに格納されたタグ名対比表と、パラメータ解析部43が解析したパラメータ文字列とを参照して、各モジュールソースMS中のパラメータ特定文字列を、対応するパラメータ文字列に応じて変換し、モジュールMに対応するソースコードPを生成する。

    【0068】具体的には、上述したように、モジュールソースMS中において、パラメータ特定文字列は、特定の識別文字(「?」)で囲まれているので、これらの識別文字で囲まれた文字列を検索することによって、図1
    のパラメータ置換部45は、パラメータ特定文字列を識別することができる。 また、各パラメータ特定文字列には、例えば、1行目かつ2文節目のパラメータ文字列に対応する場合には、「R1C2」など、上記位置データを示す文字列が含まれており、上記パラメータ解析部4
    3は、各位置データに対応するパラメータ文字列を記憶している。 これにより、パラメータ置換部45は、両者を照合すれば、各パラメータ特定文字列に対応するパラメータ文字列を取得できる。

    【0069】さらに、図1のパラメータ置換部45は、
    上記タグ名対比表記憶部48aを参照して、機器の一般名と英数字などのタグ名との組み合わせを読み出し、置換抑制文字で囲まれていないパラメータ特定文字列に対応するパラメータ文字列が上記一般名の場合は、当該パラメータ特定文字列を、一般名に対応する英数字などの汎用的なタグ名で置換する。 これに対して、パラメータ文字列と同一の一般名がタグ名対比表記憶部48aに格納されていない場合は、モジュールソースMSのうち、
    パラメータ特定文字列をパラメータ文字列自体で置き換える。 一方、モジュールソースMS中で、置換抑制文字で囲まれているパラメータ特定文字列は、当該パラメータ特定文字列に対応するパラメータ文字列自体で置換される。

    【0070】この結果、例えば、図7に示すモジュールソースMSαでは、置換抑制文字(「”」)で囲まれたパラメータ特定文字列C11a、および、機器の一般名ではない第1パラメータ特定文字列C42は、図6に示すソースコードPαの箇所A11a・A42のように、
    図5に示す処理図形Iα中のパラメータ文字列B11・
    B42(「仕込弁1」・「ON」)で置き換えられ、一般名に対応し、かつ、置換抑制文字で囲まれていないパラメータ特定文字列C11は、箇所A11のように、一般名「仕込弁1」に対応するタグ名「V01」に置換される。

    【0071】なお、タグ名対比表に存在しない文節は、
    タグ名との置換をすることなく図形要素内の文節をそのまま、パラメータ文字列に変換することができる。

    【0072】上記S6において、パラメータが置換されると、図1のシーケンスプログラム生成部46は、S7
    において、パラメータ置換後の各ソースコードPを、上記結合マトリクスに応じた順番で結合して、シーケンスプログラムを作成する。

    【0073】その際、例えば、判断モジュールなど、シーケンスプログラム中で次に配されたモジュール以外を実行するモジュールの場合は、上記結合マトリクスの結合関係で各モジュールが結合されるように、シーケンスプログラム中に、プログラムの実行順を制御する制御文を挿入する。

    【0074】例えば、シーケンスプログラムの制御用高級言語に、制御構文として、goto文とlabel文とが規定されており、goto文として、例えば、「g
    oto label29」と記載されていると、シーケンスプログラム中のラベル文「label29:」の次の行を実行する場合を例にして、図5に示すアイコンI
    γに対応するシーケンスプログラムの作成時の動作を説明すると以下の通りである。

    【0075】すなわち、アイコンIγは、条件が成立するか否かを判定する判定モジュールであり、図8に示すモジュールソースMSγにおいて、「then」の後のgoto文は、条件成立時に実行され、「else」の後のgoto文は、条件が成立しなかった場合に実行される。

    【0076】一方、結合マトリクスには、図12に示すように、モジュールMγに YES結合でモジュールMβが接続され、 NO 結合でモジュールMεが接続されていることが記憶されている。 したがって、図6に示すように、ソースコードPβの先頭行には、label文「l
    abel18:」が挿入され、ソースコードPγの「t
    hen」の後には、当該label文へのgoto文「goto label18」が記載される。 同様に、
    ソースコードPεの先頭行には、label文「lab
    el22:」が挿入され、ソースコードPγ中の「el
    se」の後には、goto文「goto label2
    2」が記載される。 なお、各label文は、互いに異なっていればよいが、本実施形態では、一例として、各モジュールMの識別数字であるリナンバー(後述)を文字列「label」に連結して生成している。

    【0077】上記S7にて、生成されたシーケンスプログラムは、S8において、シーケンスプログラム記憶部46aに格納されると共に、例えば、記録媒体や通信回線などを介して、制御用コンピュータ2へ伝えられ、制御用コンピュータ2は、当該シーケンスプログラムに基づいて、制御対象機器1を制御する。

    【0078】なお、当然ながら、シーケンスプログラム作成用のプログラムが記録された記録媒体から、当該プログラムを読み出し、コンピュータで実行させることによって実現されるシーケンスプログラム作成装置でも、
    動作は同一である。

    【0079】当該構成によれば、作成者がフローチャートを作成するだけで、当該フローチャートの動作を行うシーケンスプログラムを生成することができるので、上述したように、シーケンスプログラムの作成、変更および管理を効率よく実施することができる。

    【0080】また、モジュールソースMSの変更箇所、
    および、各変更箇所に対応する文節が、モジュールソースMS中に、パラメータ特定文字列として記載されているので、図1のパラメータ置換部45は、制御用高級言語に応じてモジュールソースMSを解析することなく、
    変更箇所を変更できる。 この結果、制御用高級言語に依存せず、化学プラントのシーケンスプログラムを効率よく高速に生成する装置を提供することができる。

    【0081】さらに、モジュールソースMS中の文字列として、パラメータ特定文字列が記載されているので、
    通常のエディタでモジュールソースMSを編集することができる。 また、パラメータ特定文字列がモジュールソースMSの変更箇所に記載されているので、例えば、別のファイルに記載して、モジュールソースMSの変更に応じて修正する場合よりも、モジュールソースMSの更新が容易である。

    【0082】また、上記パラメータ置換部45は、置換抑制文字の有無によって、パラメータ特定文字列を、パラメータ文字列に対応する英数字などの汎用化されたタグ名で置換するか否かを決定することができる。 したがって、変換方法が1種類の場合とは異なり、上記タグ名に置換すべき位置データと、パラメータ文字列自体で置換すべき位置データとが、フローチャート中の同じパラメータ文字列に対応していても、それぞれで独立に置換することができる。 この結果、より可読性の高いフローチャートから、化学プラントのシーケンスプログラムを生成することが可能となる。

    【0083】なお、本実施形態では、上記タグ名での置き換えを規定の動作として、置換が不要な場合は、モジュールソースMS中のパラメータ特定文字列を置換抑制文字で囲むことによって、汎用化されたタグ名に置き換えるか否かを指定しているが、これに限定されるものではない。 タグ名に置き換えるか否かを識別可能な置換制御情報がモジュールソースMSに含まれていれば、例えば、置換を規定動作として、置換する場合のみ、特定の文字を付加したり、置換する場合と置換しない場合とで互いに異なるパラメータ特定文字列を規定するなど、他の識別方法を用いても、同様の効果が得られる。

    【0084】ただし、一般に、置換が不要な場合は、表示動作の記述などに限られており、置換が必要な場合の方が多い。 したがって、本実施形態のように、置換を規定動作とすることで、モジュールソースMS中に付加する文字数を増加させずに、置換の要否を判定することができる。 また、本実施形態では、タグ名が対応していない場合は、パラメータ文字列で置換しているので、タグ名で置換する場合と、タグ名が対応せず、パラメータ文字列で置換する場合とで同じパラメータ特定文字列を使用できる。 したがって、タグ名に対応し、かつ、機器の一般名を使用する場合にのみ、上記置換抑制文字を挿入すればよいので、さらに、モジュールソースMSに付加する文字数を削減することができる。

    【0085】ところで、上記S3におけるモジュールのリナンバリング方法および結合マトリクスの形式は、シーケンスプログラムにおいて各モジュールのソースコードが出現する順番を特定でき、かつ、例えば、判断モジュールなどのモジュールが、シーケンスプログラム中で次に配されたモジュール以外のモジュールを実行する際、次のモジュールを特定可能であれば、どのような方法および形式でもよいが、本実施形態に係るトポロジー解析部42(図1を参照)は、シーケンスプログラムの可読性を向上するために、以下のような方法および形式を採用している。

    【0086】すなわち、通常のフローチャートでは、処理を開始する処理図形Iを始点として無条件の結合あるいは YESの結合で接続される処理図形Iを順次実行する流れが、主たる処理の流れであり、 NO の結合で接続される処理図形Iの処理は、例えば、例外処理など、従たる処理であることが多い。 また、シーケンスプログラムでは、殆どの場合、主たる処理を示すソースコードが、
    処理の順番に配されている方が可読性が高い。

    【0087】したがって、可読性の高いシーケンスプログラムを作成するために、上記トポロジー解析部42
    は、無条件結合あるいは YES結合を NO 結合よりも優先する深さ優先検索で、各モジュールをリナンバリングする。 具体的には、図14に示すS21のように、最初に、フローチャートの開始点を示すスタートアイコンを検索し、当該処理図形Iに対応するモジュール(スタートモジュール)を最初にリナンバリングする。 なお、スタートアイコンは、例えば、タイトル行が「<STAR
    T>」の処理図形Iなどとして検索され、リナンバリングは、例えば、モジュール名とリナンバー(順序を示す番号)との対応を示す配列メモリにおいて、モジュール名に対応するフィールドにリナンバーを書き込むなどして実現される。

    【0088】さらに、S22において、トポロジー解析部42は、現在の処理図形Iに無条件で接続されている処理図形I、または、 YES結合で接続されている処理図形Iを検索する。 S23では、検索された処理図形に対応するモジュールがリナンバリングがされているか否かを判定し、未だリナンバリングがされていない場合(YE
    Sの場合)、S24にて、当該モジュールにリナンバリングした後、S22の処理を行い、次の処理図形Iを検索する。 なお、本実施形態では、フローチャートの最後を示すエンドアイコンに対応するモジュール(エンドモジュール)を、シーケンスプログラムの最後に配置するため、上記S23では、検索された処理図形Iがエンドアイコンの場合、既にリナンバリングがされていると判定する。

    【0089】一方、例えば、検索された処理図形Iに対応するモジュールが、既にリナンバリングがされている場合やエンドモジュールの場合(上記S23にて、 NO
    の場合)、トポロジー解析部42は、S25において、
    現在の処理図形Iから結合の逆順をたどり、最後の分岐点となる処理図形Iを検索する。 最後の分岐点となる処理図形Iが見つかると(S26にて、 YESの場合)、S
    27において、例えば、当該処理図形Iに接続されている処理図形Iのモジュールのうち、未だリナンバリングされていないモジュールが存在するか否かが判定される。

    【0090】未だリナンバリングされていないモジュールが存在する場合(上記S27にて、 YESの場合)、フローチャートにおいて、未だリナンバリングしていない枝が存在していることを示している。 したがって、トポロジー解析部42は、S28にて、当該モジュールをリナンバリングした後、上記S22以降の処理を繰り返し、当該枝のモジュールをリナンバリングする。 一方、
    リナンバリングされていないモジュールが存在しない場合(上記S27にて、 NO の場合)、S25以降の処理が繰り返され、未だリナンバリングされていない枝を検索する。

    【0091】ここで、結合の逆順をたどっても、それ以前に分岐が存在しない場合(上記S26にてNOの場合)、フローチャートに存在する全ての処理図形Iに関して、モジュールのリナンバリングが終了したことを示している。 この場合、S29にて、エンドモジュールがリナンバリングされ、リナンバリング処理が終了する。

    【0092】上記リナンバリング処理で決定された順番で、各モジュールに対応するソースコードPを結合すれば、通常のフローチャートで主たる処理を示すソースコードPが処理の順番に配されたシーケンスプログラムを作成でき、シーケンスプログラムの可読性を向上させることができる。

    【0093】なお、上述の説明では、アイコンの類型T
    と、モジュールソースMSとが1対1に対応している場合を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、複数のアイコンの類型Tに、単一のモジュールソースMSが対応していてもよい。 また、複数のモジュールソース間で同じ部分が多い場合などには、モジュールソースMSの記憶方法として、モジュールソースMSを幾つかの単位ブロックに分割し、各モジュールソースMS
    を単位ブロックの組み合わせとして記憶する方法を採用すれば、モジュールソース記憶部44aに必要な記憶容量を削減することができる。 いずれの場合であっても、
    あるアイコンの類型T中の文字列が設定された段階、すなわち、処理図形Iが作成された段階で、当該処理図形Iに対応するモジュールソースMSを特定できれば、同様の効果が得られる。

    【0094】また、上述の説明では、パラメータ置換後にモジュールソースMSを結合する場合を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、モジュールソースMSを結合した後にパラメータを置換してもよい。
    ただし、各モジュールソースMSの結合前は、シーケンスプログラムが各モジュールソースMSに分割されており、モジュールソースMSとアイコンとの対応を判別しやすいので、結合前に置換した方が、パラメータを置換しやすい。

    【0095】

    【発明の効果】請求項1の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、以上のように、モジュールソースがフローチャートに記載可能な各図形要素に対応して記憶されているモジュールソース記憶手段と、
    当該フローチャートに記載された図形要素の接続を解析し、各図形要素に対応するモジュールソースが各図形要素の接続に応じた順番で実行されるように結合して、シーケンスプログラムを生成する結合手段と、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、
    各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換手段とを備えている構成である。

    【0096】上記構成によれば、シーケンスプログラムに固有のパラメータが図形要素に関連して記載され、かつ、各図形要素がシーケンスプログラムに動作に応じて接続されたフローチャートを入力するだけで、化学プラントのシーケンスプログラム作成装置は、自動的に、シーケンスプログラムを生成する。 これにより、シーケンスプログラムの作成、変更および管理に要する工数を大幅に削減できるという効果を奏する。

    【0097】請求項2の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、以上のように、請求項1
    記載の発明の構成において、上記文字列には、1または複数の文節からなる1または複数の行を示すパラメータデータが含まれ、上記モジュールソース記憶手段に記憶される各モジュールソースには、パラメータデータ中の各文節に応じて変更される箇所に、当該文節の行における位置および当該行の文字列における位置を示す位置データが含まれていると共に、上記パラメータ変換手段は、各図形要素に対応するモジュールソース中の各位置データを、当該図形要素に対応するパラメータデータ中の各文節のうちの当該位置データが示す位置の文節に応じて変換する構成である。

    【0098】上記構成において、モジュールソース中の各変更箇所には、変更に関連する文節が、文字列中の文節位置を示す位置データとして記載されているので、パラメータ変換手段は、制御用高級言語に応じてモジュールソースを解析することなく、変更箇所を変更できる。
    この結果、制御用高級言語に依存せず、化学プラントのシーケンスプログラムを速やかに作成する装置を提供することができるという効果を奏する。

    【0099】請求項3の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、以上のように、請求項2
    記載の発明の構成において、上記モジュールソースは、
    上記各位置データを変換する際、当該位置データに対応する文節で置換するか、または、文節に対応するタグ名で置換するかを識別する置換制御情報を有し、かつ、上記パラメータ変換手段は、上記ソースプログラム中に記載されるタグ名と上記文節との対応を記憶するタグ名記憶手段と、上記置換制御情報が文節での置換を指示している位置データは、文節で置換し、一方、各文節に対応するタグ名での置換を指示している位置データは、上記タグ名記憶手段を参照して、文節に対応するタグ名で置換する置換手段とを備えている構成である。

    【0100】上記構成では、置換手段は、モジュールソースの置換制御情報に基づき、各位置データについて、
    文節に対応するタグ名で置換するか否かを決定する。 したがって、変換方法が1種類の場合とは異なり、タグ名に置換すべき位置データと、文節自体で置換すべき位置データとが、フローチャート中の同じ文節に対応していても、それぞれで置換することができる。 この結果、より可読性の高いフローチャートから、化学プラントのシーケンスプログラムを生成することができるという効果を奏する。

    【0101】請求項4の発明に係る化学プラント用シーケンスプログラム作成装置は、以上のように、請求項1、2または3記載の発明の構成において、上記フローチャートデータを作成するフローチャート作成手段を備え、当該フローチャート作成手段は、上記各図形要素の類型と文字列の類型とを関連付けた図形要素類型を表示して、当該図形要素類型の中から、フローチャートに使用する図形要素を選択させる図形要素選択手段を備えている構成である。

    【0102】上記構成によれば、予め用意された図形要素類型の中から、フローチャートに使用する図形要素を選択して修正することによって、フローチャートを作成することができる。 したがって、個々の図形要素を作成する場合よりも容易にフローチャートを作成することができるという効果を奏する。

    【0103】請求項5の発明に係る記録媒体は、化学プラントの機器への指示を示すシーケンスプログラムを作成するためのプログラムが記録された記録媒体であって、フローチャートに記載された各図形要素に対応するモジュールソースを読み出すと共に、各モジュールソースが各図形要素の接続に応じた順番で実行されるように結合して、上記シーケンスプログラムを生成する結合工程と、各図形要素に関連する上記文字列を特定し、当該文字列に応じて、各図形要素に対応するモジュールソースの変更箇所を変更するパラメータ変換工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されている構成である。

    【0104】上記構成によれば、上記プログラムが実行されると、コンピュータは、請求項1記載の化学プラント用シーケンスプログラム作成装置として作動するので、請求項1と同様に、化学プラントのシーケンスプログラムの作成、変更および管理に要する工数を大幅に削減できるという効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、化学プラントのシーケンスプログラムの作成を行う装置の要部構成を示すブロック図である。

    【図2】シーケンスモデルの階層構造を示す説明図である。

    【図3】シーケンスモデルの階層構造の他の例を示す説明図である。

    【図4】化学プラントの設備機器の一例を示す構成図である。

    【図5】上記シーケンスプログラムの作成を行う装置において、シーケンスプログラムへ変換されるフローチャートを示す説明図である。

    【図6】上記フローチャートに基づいて生成されるシーケンスプログラムの要部を示す説明図である。

    【図7】上記シーケンスプログラムの作成を行う装置において、アイコンとモジュールソースとの対応を示す説明図である。

    【図8】上記シーケンスプログラムの作成を行う装置において、他のアイコンと、モジュールソースとの対応を示す説明図である。

    【図9】上記アイコン中の文字列のフォーマットを示す説明図である。

    【図10】上記シーケンスプログラムの作成を行う装置において、図形エディタの表示画面の一例を示す画面例である。

    【図11】シーケンスプログラムジェネレータが参照するタグ名対比表の一例を示す説明図である。

    【図12】上記シーケンスプログラムジェネレータが生成するモジュール結合マトリクスの一例を示す説明図である。

    【図13】上記シーケンスプログラムジェネレータの動作を示すフローチャートである。

    【図14】上記シーケンスプログラムジェネレータの動作をさらに詳細に説明するものであり、リナンバリング処理を示すフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 制御対象機器(機器) 3 図形エディタ(フローチャート作成手段) 4 シーケンスプログラムジェネレータ(化学プラント用シーケンスプログラム作成装置) 31 テンプレート定義部(図形要素選択手段) 32 フローチャート編集部(文字列編集手段) 41 フローチャートデータ読込部(抽出手段) 44a モジュールソース記憶部(モジュールソース記憶手段) 45 パラメータ置換部(パラメータ変換手段;置換手段) 46 シーケンスプログラム生成部(結合手段) 48a タグ名対比表記憶部(タグ名記憶手段)

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