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Auction system

阅读:0发布:2021-07-22

专利汇可以提供Auction system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an international auction system for, even in the case of making a bid corresponding to exchange fluctuation, accurately making a bid while reducing the labor of a participator.SOLUTION: Disclosed is the auction system including an auction server for providing the following means to a terminal which participates in auction, therein the means are auction image provision means having an input column for displaying the image of merchandise as the object of auction and the highest bid price and bid history of the merchandise, and for inputting a bid price; successful bid currency setting means for setting the successful bid currency of exhibited merchandise; conversion means for converting a bid sum with heterogeneous currency which is different from the successful bid currency into the successful bid currency on the basis of an exchange rate; bid sum adjustment means for adjusting the bid sum with the heterogeneous currency and the bid sum with the successful bid currency converted by the conversion means so as to be equal to or more than at least the minimum sum of currency validating actual transaction; and bid means for making a bid with the sum adjusted by the bid sum adjustment means.,下面是Auction system专利的具体信息内容。

  • 使用通貨の異なる各国の端末からインターネットを介して接続可能なオークションサーバーを有する世界オークションシステムであって、
    前記オークションサーバーは、
    オークションの対象となる商品の画像、当該商品に対する最高入札価格および入札履歴の表示、入札価格の入力を行う入力欄を設けたオークション画像提供手段と、
    出品された商品の落札通貨を設定する落札通貨設定手段と、
    前記落札通貨とは異なる異種通貨による入札金額を、為替レートに基づいて前記落札通貨に変換する換算手段と、
    前記異種通貨による入札金額および前記換算手段による換算後の落札通貨による入札金額を、少なくとも実取引可能な通貨の最少額を下回らない金額となるように調整する入札額調整手段と、
    前記入札額調整手段によって調整された金額で入札を行う入札手段を、当該オークションに参加する端末に提供することを特徴とするオークションシステム。
  • 前記オークションサーバーは、前記入札額調整手段によって調整された複数の入札候補金額を選択可能に表示させる入札補助手段を当該オークションに参加する端末に提供することを特徴とする請求項1記載のオークションシステム。
  • 為替情報を取得する為替情報取得手段と、入札額の優劣に基づいて落札者を決定する落札者決定手段を有したことを特徴とする請求項1又は2記載のオークションシステム。
  • 说明书全文

    本発明は、使用通貨の異なる各国の端末から入札および落札を可能とするオークションシステムに関するものである。

    従来、インターネットなどの通信ネットワークを利用して国際的にオークションを行う特許文献1記載のオークションシステムが知られている。 当該オークションシステムは、そのオークションを開設しているWebサイトの属する国に関係なく、世界中の何処からでもインターネットに接続されたコンピュータ端末さえ用意できればオークションに参加することができるものである。 そして、異なる通貨地域からオークションに参加する場合でも、通貨換算を要することなく、希望の通貨で入札を行うことが可能になるオークションシステム、オークション処理プログラム、及びオークション方法を提供することを目的としたものである。

    上記オークションシステムは、オークションサーバと各参加者端末との間におけるオークションの落札に伴う決済処理などを行う銀行サーバを有している。 そして、落札予定日時に対応する予想為替レートをネット上の銀行サーバから取得して固定レートとし、オークション中は常にこの固定レート(落札日予想為替レート)によって指定通貨の異なる各国ユーザからの各入札額を通貨換算し、オークション中のレート変動に一切関係なく、参加ユーザ各国の指定通貨で入札、落札を行うようになっている。

    また、変動レートでオークションを行う場合について、ネット上の銀行サーバから取得される為替レートの変動に応じて、オークション中にある過去の各国通貨での入札額が換算し直され、通貨間レートの差異により直前の最高入札額よりもそれ以前にあるレート変動の大きい通貨の入札額が最高額となった場合には、その最高額である入札データは新規入札データとして登録され前記入札ページに掲載し、最終落札時点での現実の為替レートに伴う実際の最高入札額を落札決定するものが開示されている。

    特許第4228553号公報

    上記国際的なオークションの場合において、商品の出品および落札を行う参加者が使用する通貨は主として自国の通貨である。 これは、決済が主として自国の金融機関やクレジット会社によって行われるためである。 また、出品あるいは落札する商品の金銭的な価値を判断するには、日常使用している自国の通貨が適しているからである。
    上記従来のオークションでは、為替の変動を考慮して換算された金額を、自国の通貨で入札するようになっている。 しかしながら、例えば$100、$120、$140というように$20単位でせり上がっていく商品に対する入札を日本円で行う場合には、$1=¥82.3で換算すると¥1,646(20×¥82.3)ずつ入札しなくてはならず、金額が細かくなったり少数点以下の端数が生じることによって金額を把握しにくくなり、入札をすべきかどうかの判断に時間がかかってしまう。
    また、入札画面上に為替レートで変換された自国通貨による入札額が補助的に表示されるように構成しても、金額を入する際には逐一細かい端数をキー入力しなくてはならないので、入札額の入力間違いや入札タイミングの逸失などを生じる可能性もある。
    さらに、端数を切り上げて入札を行うとしても、瞬時に切り上げ額を決定して入力しなければならず、他者と競り合って入札を行う際には入力ミスも起こしやすく、精神的なストレスも大きくなるという問題がある。

    本発明は当該事情に鑑(かんが)み発明されたものであって、異なる通貨が流通する各国からの出品、入札が行われる国際オークションであって、為替変動に応じた入札を行う場合であっても参加者の負担を軽減しつつ入札を的確に行うことの出来る国際オークションシステムを提供することを課題とするものである。

    上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
    使用通貨の異なる各国の端末からインターネットを介して接続可能なオークションサーバーを有する世界オークションシステムであって、
    前記オークションサーバーは、
    オークションの対象となる商品の画像、当該商品に対する最高入札価格および入札履歴の表示、入札価格の入力を行う入力欄を設けたオークション画像提供手段と、
    出品された商品の落札通貨を設定する落札通貨設定手段と、
    前記落札通貨とは異なる異種通貨による入札金額を、為替レートに基づいて前記落札通貨に変換する換算手段と、
    前記異種通貨による入札金額および前記換算手段によって換算した落札通貨による入札金額を、少なくとも実取引可能な通貨の最少額を下回らない金額となるように調整する入札額調整手段と、
    前記入札額調整手段によって調整された金額で入札を行う入札手段を、当該オークションに参加する端末に提供することを特徴とするオークションシステム。

    前記オークションサーバーは、前記入札額調整手段によって調整された複数の入札候補金額を選択可能に表示させる入札補助手段を当該オークションに参加する端末に提供することを特徴とする請求項1記載のオークションシステム。

    為替情報を取得する為替情報取得手段と、入札額の優劣に基づいて落札者を決定する落札者決定手段を有したことを特徴とする請求項1又は2記載のオークションシステム。

    為替レートは交換する通貨ごとに異なるものであり、常に変動するものである。 そして、少数点以下の数値を伴う数値であるから、為替レートで変換した金額も少数点以下の端数を伴う数値となる。 しかし、当該少数点以下の金額というのは、流通可能なその通貨の最少額を下回る場合が多い。 すなわち、日本円で例えるなら、0.5円、0.21円などの金額は、計算上あり得る金額であっても、商品の対価かを支払うという実売買の場で流通できるものではない。
    本発明は、入札額調整手段を有しており、当該手段によって入札する者、落札金額を受け取る者の双方が取り扱う金銭を、実取引可能な自然数で表される金額によって行うことができるようになっている。 このため、落札者は出品者に対して落札した金額を支払えば良く、出品した者は落札された額面の金額をそのまま受け取れるという効果を有している。
    また、本発明は前記入札額調整手段によって調整された上記実取引可能な自然数で表される複数の入札候補金額を選択可能に表示させる入札補助手段を有している。 これにより、為替レートに応じた入札金額をいちいち計算したり、キー操作によって数値を入力するという作業を簡略化し、入札を行うか否かの意志決定に集中させることができるという効果を有している。 また、入札のタイミングを逸失させないようにする効果も有している。

    本発明に係るオークションシステムの概念図である。

    本発明に用いるオークションサーバーの概略構成図である。

    本発明に係るオークションに参加する端末の表示画面の概念図である。

    本発明に係るオークションの入札額調整手段の処理フローチャートである。

    以下、本発明の一実施の形態を図を用いて説明する。
    図1は、本発明に係るオークションシステムの概念を表した説明図であり、1はインターネットで接続された種々の機器を表している。 図1に示したインターネット1は、一例として日本(JP)、米国(USA)、ヨーロッパ諸国(EUR)、中国(CN)その他の使用通貨の異なる国を接続した例を表している。
    本発明に係るオークションシステムは、一例としてオークションサーバー2を日本国内に設け、各国の端末3(3a、3b、3c、3d・・・)からオークションサーバー2にアクセスすることで、オークションを行うことが出来るように構成したものである。 そして、インターネット1には、各国通貨の為替レートを出力する為替サーバー4、クレジットの決済や銀行決済等を行う金融機関サーバー5が接続されている。
    為替サーバー4は、為替取引所や金融機関に設けられた機器であり、インターネット接続を介して為替情報を提供するように構成されているものである。 金融機関サーバー5は、各国の銀行、クレジットカード会社等がオンラインで送金、支払い等の金融サービスを提供している機器である。

    本発明に係るオークションシステムは、サーバー2に接続可能な端末3から、販売したい商品やサービスをオークション品として出品し、他の端末3から購入金額を入札しあって、最高入札額を提示した者に落札させるというものである。 そして、為替レートが異なる各国の参加者の間で、通貨の違いを意識せず入札を行うことが出来る補助機能を有したオークションシステムを提供するものである。

    図2は、オークションサーバー2の構成を表している。 オークションサーバー2は、CPU等の演算手段および当該CPU等を駆動するための制御手段6、オークション機能を提供するプログラムおよびオークションに参加する顧客の情報等を記憶した記憶手段7、インターネットに接続するためのインターフェイス8を有している。
    そして、オークションサーバー2は、当該オークションサーバー2に接続した各国の端末3に対して図3に示す、ユーザーインターフェイスとなる画面10を提供するようになっている。 また、当該画面10を介して、オークションを実行するための各手段を提供するようになっている。

    画面10には、各種の画像、文字、数値等の表示部および、入力欄等が設けられている。 具体的には商品情報表示欄11、現在価格表示欄12、残時間表示欄13、入札件数表示欄14、入札履歴表示欄15、入札者情報表示欄16、入札額入力欄17、入札額表示欄18、入札額選択手段19等が設けられている。
    商品情報表示欄11は、オークションの対象となる商品等の情報を表示する欄であり、商品画像、商品説明、出品者名、国籍、落札通貨の表示等が行われる欄である。
    なお、本願明細書において「落札通貨」とは、オークションの実行時に金額の優劣を比較する通貨のことであり、オークションの実行時に国毎に異なる通貨によって行われた入札を為替レートに基づいて変換した共通の通貨をいうものである。 この「落札通貨」に変換された入札金額の優劣によって落札者を判定するものとなっている。

    現在価格表示欄12は、オークション実行時の入札最高額を表示する欄であって、前記落札通貨に換算された金額で表示されるものである。 また、オークション終了時には落札価格を表す欄となっている。 本実施例では、一例としてUSドルに換算した入札金額の値を表している。 なお、当該現在価格表示欄12に表す通貨は、USドルに固定してもよいし、商品を出品する者が属する国の使用通貨であってもよい。
    残時間表示欄13は、オークション終了までの残り時間を示す欄であり、入札が繰り返されると微少時間ずつ入札時間が延長されるようになっている。
    入札件数表示欄14は、入札が行われる毎にカウントアップされる入札総数を示す欄である。

    入札履歴表示欄15は、直近の数件分の入札の履歴を表す欄である。 当該入札履歴表示欄15は、入札者の属する国の通貨(各国通貨)表示欄15a、当該通貨表示欄15aに表示された通貨と落札通貨との為替レートを表した為替レート表示欄15b、前記各国通貨によって行われた入札額表示欄15c、当該入札額を為替レートに基づいて変換した換算額15d、当該換算額に基づいて行われた実際の入札価格15eを一つの欄として入札毎に複数段表示したものである。
    図示した例では、上段の2つの入札がユーロ(EUR)を通貨単位とした国からの入札履歴を表しており、3段目、4段目は「元」(CNY)を通貨とする中国からの入札履歴を表している。

    入札者情報表示欄16は、オークションサーバー2にアクセスして当該画面10が表示されている端末を操作している本人の情報である。 これには、自身のID、名称若しくはハンドル名、国名、使用通貨等の自身に関する情報が表示されるようになっている。
    入札額入力欄17は、自国の通貨によって行う入札金額をキーボード等によって数値入力する欄であり、入札額表示欄18は、前記入札額入力欄17に入力された入札金額を、後述する入札額調整手段によって調整した落札通貨による入札金額を表す欄である。
    また、入札額入力欄17の下に表示されている()内の数字17aは、入札額入力欄17に入力した金額を為替レートに基づいて計算した未調整の換算額である。

    前記入札額入力欄17の下部には、入札補助欄19が設けられている。 入札補助欄19は、自国の通貨によって示された金額20と当該金額に対応する落札通貨による金額21の双方を左右に並べて配置した入札可能金額欄22(22a,22b,22c,22d)を複数段設けたものとなっている。 金額20aは、金額20を為替レート23に基づいて落札通貨に変換した変換金額を表している。
    また、入札可能金額欄20、21の左右には、上下に移動させることができるカーソル24、25が設けられている。

    本発明に係るオークションシステムにおいて商品の出品および出品されている商品を落札する場合には、参加者が予めオークションサーバー2に対して所定事項の登録を行う。 登録する事項は、参加者の氏名、所在地の国籍、住所、Eメールアドレス、落札時の決済手段等である。
    本実施の形態では、参加者が所在する国において流通している通貨を、出品者が商品を出品する際の落札通貨として設定し、当該通貨に換算した金額によって入札価格の優劣を判定するようになっている。 すなわち、国籍が日本であれば「円」、アメリカであれば「ドル」、中国であれば「元」、ヨーロッパのユーロ圏では「ユーロ」が、落札通貨として設定されるものである。 なお、落札通貨および入札通貨を、利用者の選択可能に構成しても差し支えがないものである。

    図1に示したオークションシステムは、オークションサーバー2を日本に設け、当該オークションサーバー2に対してアメリカ、EU諸国、中国の各端末3から接続する例を表している。 当然ながら、接続される国に特段の限定はなく、図示した国以外からの接続も可能である。 図3に示したオークション画面は、一例としてアメリカからの参加者が商品を出品し、中国、日本、EUから入札が行われている例を表している。
    当該例では、アメリカが出品国となっているので、オークションサーバー2が備える落札通貨設定手段26によって、現在価格表示欄12に表示される通貨が「ドル($)」に設定される。 以降、残時間表示欄13に示された時間が経過するまで入札の受付が行われ、前記時間が経過した後は競り合いが一定時間行われなくなるまでオークションが継続され、入札が途絶えたところでオークションが終了する。

    入札が行われると、入札履歴表示欄15に示すように入札額の多い順に応じて上から下方向へ入札額が表示され、入札が行われる毎に入札表示が繰り下がるようになっている。 このため、当該入札履歴表示欄15の最上段が、現在価格に次ぐ入札額となっている。 図3に示した例は最上段と第2段目がユーロを自国通貨とするヨーロッパの国からの入札であり、第3段目と第4段目が「元」を自国通貨とする中国からの入札である。
    最上段に示した入札履歴を用いて説明すると、当該入札履歴表示欄15の各段には以下の内容が表示されている。 第1に、入札を行っている参加者の入札通貨15a、為替サーバー4から取得した落札通貨に対する自国通貨15aの為替レート15b、自国通貨15aによる入札金額15c、当該入札金額15cを為替レート15bによって変換した換算額15d、そして落札通貨で行われる実際の入札額15eである。 実際の入札額15eは、換算額15dに生じている少数点以下の端数を切り捨てた自然数で表された金額となっている。

    本実施の形態に係るオークションシステムは、自国通貨によって入札金額を入力する際に2つの手段を有している。 一つは、直接入力手段として構成された入札額入力欄17であり、直接的に数値を入力するものである。 そして、当該入札額入力欄17に入力する数値には、所定の入力条件が定められており、別途説明する判定手段によって入札の可否を判定するようになっている。 入札額入力欄17の下には、落札通貨に対する入札通貨の為替レート23に基づく変換金額17aが表示されるようになっている。
    また、前記判定手段によって入札が許された落札通貨による入札金額が入札額表示欄18に表示される。 入札額表示欄18には、その時点で最高入札額を超えた入札額が表示されるようになっているので、その金額で入札を行うことによって他の参加者の入札額を超える金額で入札を行うことができるようになっている。 入札を行う場合には、入札額表示欄18をマウスを使用してダブルクリックさせるか、あるいは別途設けた「入力」アイコン(図示せず)の操作によって入札を行わせるようにしてもよい。

    次に、入札金額を入力するもう一つの手段である入札額選択手段19を用いた方法について説明する。 入札額選択手段19は、入札を行う者が属する自国通貨(一例として「円」)による金額欄20と、当該金額欄20の金額に対応した落札通貨による金額欄21を横並びに配置した入札可能金額欄を複数段(22a〜22d)有したものとなっている。 当該複数段表示された各金額表示欄は、入札可能な金額候補を上下方向に亘って設けたものとなっており、当該各欄をマウスによって選択することができるようになっている。 図示した例では、入札可能価格として示された$125、$130、$135、$140のうち、$130の欄がマウスによって選択され、当該欄を囲む枠線が太線で表示された例を示している。 この欄に示された金額で入札を行う場合には、当該欄をダブルクリックするか、あるいは別途設けた「入力」アイコンの操作によって行うようになっている。

    入札額選択手段19の左右には、上下方向に移動可能なカーソル24,25が設けられている。 カーソル24は、上方に移動させると入札可能金額欄22をスクロールさせ、より高い入札金額を表示するようになっている。 したがって、入札可能な最小価格を大きくこえた金額を入札したい場合には、カーソル24を上方に移動させることによってより高い入札金額を表示することができるようになっている。
    また、カーソル25は、表示される入札金額の幅を変更することができるようになっている。 図示した例では入札金額の幅が$5毎になっているが、カーソル25を上方に移動させると入札金額の増加幅が$10、$15、$20というように増えるようになっている。 また、カーソル25を下方に移動させると入札金額の増加幅が減るようになっている。

    次に、前述した判定手段を含めた入札額の調整手段(入札額調整手段)について説明する。
    本発明に係るオークションシステムは、使用通貨の異なる世界各国から利用されるものであるため、各国の入札金額を為替レートで同一通貨に変換した値を比較して、入札毎に最高入札者を決定するようになっている。 しかし、為替レートは、少数点以下の桁数が多い数値であるため、少数点以下を伴わない自然数としてあらわされる価格で入札を行っても、為替レートによって変換された金額は、実際の売買の場面では使用できないような少数点以下の金額を含むものとなってしまう。 USドルで例えるなら、実際に支払い可能な最低の金額は1セントである。 しかしながら、為替レートによる変換を伴うと、実際の売買では使用することのできない、1セント以下の金額を含む入札価格になってしまう。
    また、為替レートによる変換後の落札価格を少数点を含まない自然数で表される金額にするには、その反対に自国の通貨による入札価格を少数点以下を含む細かい金額に調整しなくてはならないことになる。

    上記のように、実際の売買ができないような価格で落札を行った場合には、端数を切り捨てるあるいは切り上げる等の実際に支払い可能な金額への価格調整が必要になる。
    また、落札通貨に変換された価格が自然数で表されるような数値にするために、為替レートによる変換を意識して、少数点以下の端数を伴う価格によって入札するのは極めて面倒であり、そのような少数点を伴う価格は計算上あり得るというだけであって、実際には支払うことの出来ない金額である。
    したがって、為替レートによる単純な変換のみで入札、落札を行うシステムでは、出品者および入札者ともに、為替による金額の調整が非常に不便であるということができる。

    上記の不便を解消するものとして、本発明は入札額調整手段と前述した入札額選択手段19からなる入札補助機能を有している。
    入札額調整手段は、自国の通貨による入札金額が、取引不可能な少数以下の金額にならず、かつ為替レートによって変換した落札通貨も取引不可能な少数以下の金額にならないように調整するものである。 また、その機能の一つとして、入札することができる入札価格および落札価格の最小額を、その時点で入札されている価格の大きさに応じて決定するということである。

    図3に示した例では、落札通貨がUSドルであり、入札通貨が円、ユーロ、元で行われる例を示しており、落札通貨(USドル)で表される入札価格が$115、$120、$125、$130とせり上がっている。 すなわち、5ドル単位で金額が上昇している。 これは、入札額調整手段による作用であって、落札通貨に変換された金額が、一定の上昇幅での入札となるように、入札金額の上昇幅を自動若しくは任意の数値に設定したことによるものである。 また、このような入札金額の上昇幅は、1〜99ドルまでは1ドル間隔、100〜500ドルまでは10ドル間隔、それ以上は50ドル間隔というように、金額の大きさに応じて変動するようにすることができる。

    また、入札額調整手段は、落札金額の表示欄に表される金額および自国通貨での入札金額が、為替レートによる変換の結果、実取引の行われることのない金額とならないように調整するようになっている。
    例えば、入札履歴表示欄15の第1段目に表示されているように、$120相当額をユーロで入札する場合を説明する。 この例におけるユーロに対するドルの為替レートは例えば1ユーロ=$1.3887である。 したがって、120ドルは86.41175ユーロであり、計算上では自国通貨である86.41175ユーロを入札することにより、落札通貨による120ドルで入札が可能になる。 しかし、少数点以下の端数が多いこのような金額は実取引では細かすぎて使うことができない。
    この場合、入札額調整手段が120ドルに相当する86.41175ユーロの少数点以下の端数を繰り上げ、87ユーロであれば入札可能にする。 このような端数切り上げは、逐次変化する為替レートと入札されている現在値を考慮して適切に行われるようになっている。

    上記入札額調整手段の具体的な処理の内容を図4に示したフローチャートで説明する。
    入札額調整手段は、初めに現在価格表示欄12に表示されている現在価格を取得する(S1)。 現在価格は、入札が行われる度に書き換えられる金額であり、落札通貨として設定されている通貨単位による金額である。 当該現在価格は、その上昇の最小幅が任意若しくは自動的に設定されるようになっており、その設定に応じた上昇幅を満たす金額で入札を許容するようになっているものである。 なお、上昇幅は、最小上昇幅若しくは当該最小上昇幅を複数倍した金額となるようになっている。

    次に、各国に存在している端末上では、それぞれが属する国の自国通貨によって入札を行うための準備として、直接若しくはオークションサーバー2を介して、為替サーバー4が配信している入札時点での為替レートを取得する。 そして、当該取得した為替レートによって前記現在価格を、入札で使用する自国通貨の金額に変換する(S2)。 図3の入札履歴表示欄15に示した最上段の入札例でいうなら、入札直前の現在価格は$110であるので、この時のユーロによる為替レート(1ユーロ=1.3887ドル)で変換された現在価格は79.21077ユーロである。
    次に当該変換された現在価格である79.21077の少数点の切り上げ処理を行う(S3)。 前記の例では79.21077の少数点の切り上げると80ユーロになる。 次に、当該切り上げ後の切上価格に、当該通貨の最小単位である1ユーロを加算(S4)した後、為替レートで落札通貨に変換する(S5)。 上記の例では、80ユーロに1ユーロを加算した81ユーロを為替レートに従って変換すると112.4847ドルを得る。

    次に、当該落札通貨に変換した金額が、入札可能な金額を超えているか否かを判定する(S6)。 上記の例では、110ドルの次の入札可能金額が一例として120ドル(上昇幅が10ドル)に設定されているので、前記ステップS6において入札可能な金額を超えるまで、S6→S4→S5→S6の処理を繰り返す。 そして、この処理を繰り返し、上記の例で87ユーロの時に落札通貨に変換した金額が120.8169ドルとなり入札可能金額が120ドルを超えるので、ステップS7へ進み少数点以下を切り捨てた120ドルで入札可能額が決定される(S8)。
    すなわち、少数点以下の端数のない87ユーロでの入札によって、落札通貨であるUSドルでも少数点以下の端数のない金額で入札が行えるようになっているものである。

    上記の通り、入札額調整手段は、参加者の自国で使用されている通貨を使用して、当該通貨とは異なる落札通貨で入札を行う場合であっても、計算上でしかあり得ない、実際の個別取引の場面では生じないような少数点以下の端数を伴うような入札金額若しくは落札金額でのオークションをする必要がないものとなっている。
    これは、落札しようとしている商品に対する入札を自国の通貨で行うことが出来、かつ為替レートでの変換を気にする必要無く、端数が入らないことによって数値の桁数が少なくなるので入札金額を感覚的に把握しやすくなり、入札金額の入力間違いを起こしにくくなるという効果がある。
    また、落札金額も少数点以下の端数が入ることが無いので、オークション中の現在価格を把握しやすく、支払いに伴う決済が容易であるという効果を有している。

    また、上記入札額調整手段を利用して、複数の入札候補額を予め算出し入札可能価格として入札額選択手段19上に配列し、入札候補額の選択によって入札を行うことができるようになっている。
    図3に示した例では、落札通貨による入札額が、125、130、135、140ドルを満たすように、日本円による入札金額が10350円、10760円、11590円、12000円等のように対応して表示される。
    そして、例えば130ドルで落札出来た場合、出品者には130ドルの支払いが行われる。 また、入札者は当該130ドルを為替レートで変換した金額を支払えばよい。 すなわち、10754.47円(130÷0.012088)の支払いをすればよく、落札時にのみ少数点以下の端数が生じる。 このあとは、オークションの使用手数料と、決済に使用する銀行若しくはクレジットカード会社所定の手続き、手数料を加味した金額を払うことによってオークションは終了する。
    以上説明したように、オークション実行時には、少数点以下の端数の無い客観的に把握しやすい金額を選択することによって入札が行えるので、参加者の負担を軽減しつつオークションに参加させることができるものとなっている。

    本発明は、異なる国の間で行うことができるオークションに利用可能である。

    1 インターネット 2 サーバー(オークションサーバー)
    3(3a、3b、3c、3d・・・) 端末
    4 為替サーバー 5 金融機関サーバー 6 制御手段 7 記憶手段 8 インターフェイス 10 画面 11 商品情報表示欄 12 現在価格表示欄 13 残時間表示欄 14 入札件数表示欄 15 入札履歴表示欄 16 入札者情報表示欄 17 入札額入力欄 18 入札額表示欄 19 入札額選択手段 20 金額欄 21 金額欄 (22a〜22d) 入札可能金額欄 24 カーソル 25 カーソル 26 落札通貨設定手段

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