Paper money changer

阅读:492发布:2020-10-29

专利汇可以提供Paper money changer专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a paper money changer which is prevented from newly occupying a limited space in a playhouse and can properly cope with the situation of usable paper moneys at each inter-machine renting device installed at each playhouse, in the exchanger capable of changing a large denomination note into 2,000-yen notes.
SOLUTION: In this paper money changer 4 which is installed at a prescribed position in a playhouse, where game machines are installed, and changes a paper money inserted from a paper money insertion port 9 provided at its front surface part to notes of smaller denomination than the fed paper money to pay out from paper money discharging ports 19a and 19b, which of the smallest denomination notes and the next smallest denomination notes to preferentially pay out in the paying out can properly be set.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Paper money changer专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 遊技機が設置される遊技場内の所定位置に設置され、その前面部に設けられた紙幣挿入口より挿入された紙幣を、該投入紙幣より小額の紙幣に両替して紙幣排出口より払い出す紙幣両替機であって、該払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを適宜設定可能とされていることを特徴とする紙幣両替機。
  • 【請求項2】 前記挿入される紙幣の識別を行う紙幣識別部と、最小額紙幣並びに該最小額紙幣に次いで小額の紙幣とが別々に貯留される紙幣貯留部と、該紙幣貯留部に貯留された最小額紙幣および最小額紙幣に次いで小額の紙幣とを計数して払い出す計数払い出し部と、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを設定可能な設定手段と、を具備する請求項1に記載の紙幣両替機。
  • 【請求項3】 前記紙幣貯留部に貯留された前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか一方の残量が所定量以下となった場合に、該残量の不足を報知する報知手段を具備する請求項1または2に記載の紙幣両替機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場内の所定位置に設置され、1万円紙幣や5千円紙幣の高額紙幣を小額な紙幣に両替する紙幣両替機に関する。

    【0002】

    【従来の技術】現在、遊技媒体であるパチンコ玉やコイン等の貸し出し装置としては、遊技者の利便性を考えて遊技台であるパチンコ台やスロットマシンの所定方向の側部に、該遊技台に1対1に配置されたものが多く使用されている。

    【0003】これら遊技台の側方位置に遊技台に1対1
    に配置された貸出装置(台間貸出機)は、貸出のために利用者が一々席を離れる必要がなく便利であるが、これら貸出装置に投入できる貨幣が硬貨のみであると、紙幣を一々両替装置に出向いて硬貨に両替して投入する必要があり、遊技者がこれら両替のために離席することにより遊技台の稼働率が低下することから、近年においては、前記台間貸出機に最小額紙幣である1,000円紙幣を識別可能な紙幣識別ユニットを搭載し、1,000
    円紙幣を直接投入して遊技媒体の貸出を受けることのできるものがある。

    【0004】また、近年においては、遊技者の人気が比較的射幸性の高い機種に集まる傾向があり、よって遊技者が1台の遊技台において遊技に使用する金額も増加してきていることから、前記1,000円より高額の紙幣、例えば2,000年より発行されている2,000
    円紙幣も、離席して両替することなく使用できる台間貸出機が検討されている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者の利便性向上や売上向上のために、これら2,000円紙幣も使用可能な台間貸出機を新たに導入する遊技場もあれば、これら導入を実施せずに従来の1,000円紙幣のみを使用可能な台間貸出機のみの遊技場もあるとともに、更には同一の遊技場において、前記2,000円紙幣も使用可能な台間貸出機と従来の1,000円紙幣のみを使用可能な台間貸出機とが混在する場合も想定され、これら各状況に対応するためには、高額紙幣を1,
    000円紙幣のみに両替する従来の両替機に加えて、新たに高額紙幣を2,000円紙幣に両替可能な両替機を導入して設置する必要があり、遊技場にとって大きな負担となるばかりか、これら新たな両替機により遊技場内の限られたスペースが占有されてしまうという問題があった。

    【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、高額紙幣を2,000円紙幣に両替可能な両替機において、新たに両替機により遊技場内の限られたスペースが占有されてしまうことがなく、各遊技場において設置されている各台間貸出機にて使用可能な紙幣の状況に適宜対応することのできる紙幣両替機を提供することを目的としている。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記した問題を解決するために、本発明の紙幣両替機は、遊技機が設置される遊技場内の所定位置に設置され、その前面部に設けられた紙幣挿入口より挿入された紙幣を、該投入紙幣より小額の紙幣に両替して紙幣排出口より払い出す紙幣両替機であって、該払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを適宜設定可能とされていることを特徴としている。 この特徴によれば、同一の両替機において最小額紙幣(1,000円)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円)のいずれが優先的に両替により払い出され、該優先とされる紙幣を適宜設定できることから、両替される各紙幣毎に両替機を設置する必要がなく、よって遊技場内の限られたスペースが占有されてしまうことを防止できるばかりか、各遊技場において設置されている各台間貸出機にて使用可能な紙幣が最小額紙幣(1,000円)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円)のいずれであっても、前記設定により払い出される紙幣の優先を適宜に変更することで、その状況に適応することができる。

    【0008】本発明の紙幣両替機は、前記挿入される紙幣の識別を行う紙幣識別部と、最小額紙幣並びに該最小額紙幣に次いで小額の紙幣とが別々に貯留される紙幣貯留部と、該紙幣貯留部に貯留された最小額紙幣および最小額紙幣に次いで小額の紙幣とを計数して払い出す計数払い出し部と、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを設定可能な設定手段と、
    を具備することが好ましい。 このようにすれば、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣の優先機能を好適に構築することができる。

    【0009】本発明の紙幣両替機は、前記紙幣貯留部に貯留された前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか一方の残量が所定量以下となった場合に、該残量の不足を報知する報知手段を具備することが好ましい。 このようにすれば、前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか一方が無くなって、両替を実施できなくなることを未然に防ぐことができる。

    【0010】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、本実施例における両替機4は、図1に示されるように、遊技機としてのパチンコ台2、及び該パチンコ台2に対応する玉貸機3を設置可能な遊技島1に設置出来るように、その上下幅が、遊技島台1の前後面(後面は図示せず)の上部を覆う幕板5と下部を覆う腰板6との間に長手方向に形成されるパチンコ台2
    等の設置空間部の上下幅とほぼ同寸とされ、該設置空間部における長手方向の適宜箇所に、パチンコ台2や玉貸機3と同様に並設されている。

    【0011】この本実施例の両替機4は、図2及び図3
    に示されるように、主にその内部に後述する各種装置が内設される筐体7と、該筐体7の前面を開閉可能に覆う開閉パネル8とから構成され、該開閉パネル8には、図2に示すように、両替される高額紙幣を投入可能な紙幣投入部9と、紙幣投入部9より投入された紙幣の額面に基づいて、前記高額紙幣よりも小額な紙幣が払い出される払出し紙幣取出し部10と、500円硬貨を紙幣に逆両替する場合において、逆両替する500円硬貨が投入される硬貨投入部11と、返却された500円硬貨を取り出し可能な返却硬貨取出し部12と、紙幣投入部9及び硬貨投入部11より投入された紙幣及び硬貨による総金額が表示される表示部13と、がそれぞれ設けられている。 また、この開閉パネル8の前面左下には、施錠手段であるシリンダ錠14が設けられており、該シリンダ錠14を施錠することにより前記開閉パネル8を開放不能とすることが出来るようになっている。

    【0012】紙幣投入部9は、開閉パネル8が閉塞されることにより、該開閉パネル8に形成された開口15より外部へ突出するように配置されていて、前記筐体7内に配設される紙幣回収ユニット16の前面に設けられた紙幣挿入口17と、この紙幣挿入口17の外周縁に沿って前面に突設されたガイド18とにより構成されている。

    【0013】払出し紙幣取出し部10は、開閉パネル8
    における下部に形成される2つの開口19a、19b
    と、それぞれの開口19a、19bの周縁より前面に突出するように設けられる正面視略上向きコ字状のガイド20a、20bとにより構成され、筐体7内における紙幣回収ユニット16の下方に配設される紙幣払出しユニット21の前面に設けられた1,000円紙幣排出口2
    2a及び2,000円紙幣排出口22bとが、開閉パネル8の閉塞時においてそれぞれ開口20a、20bに望むようになっている。

    【0014】硬貨投入部11は開閉パネル8に設けられる硬貨投入口23からなり、硬貨投入口23の隣には、
    硬貨詰まりが発生した場合において硬貨を強制的に返却させる返却レバー24が設けられている。 開閉パネル8
    の裏面における硬貨投入口23の裏面位置には、硬貨投入口23より投入される硬貨の識別を行う硬貨分別ユニット25が設けられており、この硬貨分別ユニット25
    の下方からは、開閉パネル8の下方に形成される開口2
    6と、開口26の下方より前方に突設される硬貨受皿2
    7と、から構成される返却硬貨取出し部12に、前記硬貨分別ユニット25にて正規の500円硬貨でないとして分別された硬貨を導く硬貨返却通路28と、前記筐体7内における紙幣払出しユニット21の下方位置に、該筐体7の前方方向に引き出し自在に設けられた硬貨回収金庫29に、前記硬貨分別ユニット25にて正規の50
    0円硬貨であるとして分別された500円硬貨を導く硬貨回収通路30とが延設されている。

    【0015】また、開閉パネル8の裏面上部には、表示部13を構成するとともに、投入された紙幣及び硬貨の合計金額や、両替のために貯留されている小額紙幣である1,000円紙幣並びに2,000円紙幣の残量が所定量以下である旨や、各種装置にエラーが発生した旨を報知する報知手段としての表示ユニット32が固設されている。 また、筐体7内の紙幣回収ユニット16の上部には、これら紙幣回収ユニット16、紙幣払出ユニット21、硬貨分別ユニット25、表示ユニット32内の各種装置 に接続されてその動作制御を行う制御マイコン47が搭載された制御ユニット33が設けられている。

    【0016】本実施例における紙幣回収ユニット16内には、紙幣挿入口17より挿入された紙幣が正規の紙幣であるか否かを識別するとともに、その券種が5,00
    0円紙幣もしくは10,000円紙幣のいずれかであるのかを、紙幣に印刷された磁気印刷並びに所定の波長光の照射により読み取り可能となる特殊印刷にて識別可能な識別センサ(図示略)と、紙幣挿入口17に挿入された紙幣の内部への引き込み、及び該紙幣を前記識別センサに対応する所定位置に配置するとともに、正規と判定された紙幣の送り出し並びに不良と判定された紙幣の前記紙幣挿入口17からの返却が可能な搬送機構(図示略)とからなる紙幣識別装置40(図5参照)が設けられている。

    【0017】また、紙幣回収ユニット16内には前記紙幣識別装置40とともに、該紙幣識別装置40により正規と判定されて送り出された紙幣を、該識別された券種に基づいてそれぞれに分別するとともに、前方方向に引き出し自在として紙幣回収ユニット16の上部位置に設けられた紙幣回収金庫34内に、5,000円紙幣および10,000円紙幣をそれぞれ別々に貯留する紙幣分別貯留装置41(図5参照)が設けられている。 前記紙幣回収金庫34は、前述のように前方に引き出し自在とされることで、貯留された5,000円紙幣及び10,
    000円紙幣を容易に取り出し出来るようになっているとともに、その前面に設けられたシリンダ錠35を施錠することで、前方への引き出しが不能とされ、各貯留紙幣の取り出しが不可となるようになっている。 さらに紙幣回収ユニット16の前面は、シリンダ錠36を介して解錠することで開放出来るようになっており、内部のメンテナンスが行えるようになっている。

    【0018】紙幣払出しユニット21上部には、1,0
    00円紙幣を貯留可能な貯留金庫37aと、2,000
    円紙幣を貯留可能な貯留金庫37bとがそれぞれ前方に引き出し可能に設けられており、これら貯留金庫37
    a、37b内に、両替にて払い出される紙幣を予め所定量貯留出来るようになっているとともに、これら貯留金庫37a、37bの前面に設けられたシリンダ錠38
    a、38bにて施錠することで、前方への引き出しが不能とされるようになっている。

    【0019】これら紙幣払出しユニット21内には、貯留金庫37a内の1,000円紙幣、並びに貯留金庫3
    7b内の2,000円紙幣をそれぞれ計数して取り出す2つの計数取出し機構(図示略)と、それぞれの計数取出し機構より取り出された紙幣を(複数枚ある場合には複数枚の紙幣を積層状態にして)紙幣排出口22a、2
    2bに送り出す2つの搬送機構(図示略)とからなる計数払出し装置42(図5参照)が設けられている。 また、貯留金庫37a、37b内には、貯留された各紙幣の残量を検出する検出センサ66a、66b(図5参照)がそれぞれ設けられており、貯留金庫37a、37
    b内に貯留された紙幣の残量が所定量以下になったことをそれぞれ検出できるようになっている。

    【0020】そして紙幣排出口22aより排出される1,000円紙幣は、開口19aを挿通して開閉パネル8の前面に突設されたガイド20a上に排出され、紙幣排出口22bより排出される2,000円紙幣は、開口19bを挿通して開閉パネル8の前面に突設されたガイド20b上に排出されるようになっている。 また、紙幣払出しユニット21の前面は、シリンダ錠39を介して解錠することで開放出来るようになっており、内部のメンテナンスが行えるようになっている。

    【0021】本実施例における硬貨分別ユニット25内には、硬貨投入口23より投入された硬貨が500円硬貨であるか否かを識別するとともに、正規硬貨か不良硬貨であるか否かをその重量と大きさから判定可能な識別センサ(図示略)を有する硬貨識別装置43(図5参照)と、正規硬貨と識別された硬貨を計数する硬貨計数装置44(図5参照)と、該識別センサにより正規硬貨と判定された硬貨を一時的に留保する留保機構を有するとともに、識別センサにより正規硬貨と判定された正規硬貨を硬貨回収通路30へ、また、識別センサにより5
    00円硬貨以外の硬貨もしくは不良硬貨と識別された硬貨を硬貨返却通路28へそれぞれ振り分ける硬貨分別装置45(図5参照)とがそれぞれ設けられている。

    【0022】また、前記制御ユニット33の表面には、
    図4に示すように、各種設定入時において使用されるテンキー55と、紙幣投入部9より投入された5,00
    0円紙幣もしくは10,000円紙幣の両替において、
    1,000円紙幣を優先して払い出す設定がなされる優先設定ボタン56a、及び2,000円紙幣を優先して払い出す設定がなされる優先設定ボタン56bとから成る優先設定部56と、キャンセルボタン57と、各種設定内容を決定する決定ボタン58とからなる設定操作部50と、が設けられている。 また、設定操作部50による設定内容や各種装置のエラー内容等が表示される表示部59と、制御ユニット33内部の記憶部49(図5参照)に記憶された売上金額や故障内容を、プリンター等の外部出力機器に接続して出力する場合に使用されるコネクタ60と、設定操作部50による設定変更を不能とするキースイッチ61と、制御ユニット33の前面パネルの開閉状態を検知して、開放状態において各種装置の駆動を中止するドアスイッチ62と、電源スイッチ63
    と、がそれぞれ設けられている。

    【0023】次に、本実施例の両替機4の構成を図5のブロック図に基づいて説明すると、制御ユニット33内には、両替機4を構成する各装置に、これら各装置との信号の整合性を保つI/Oポート46を介して接続されて各装置の動作制御を実施する制御マイコン47が実装されたメイン基板48が設けられているとともに、制御マイコン47には、これら各装置から出力される信号や金額データ等を記憶するRAMや、制御マイコン47が実行する制御や処理内容等が記述された制御プログラムを記憶するROM等から構成される記憶部49が接続されている。

    【0024】この記憶部49には、図6に示されるように、紙幣投入部9より投入される紙幣の金額に応じて払い出す1,000円紙幣及び2,000円紙幣の組み合わせパターンが、各モード別に予め複数記憶されている。

    【0025】また、制御マイコン47には、前述のように制御ユニット33の前面に設けられる設定操作部50
    (図5参照)と、各種装置のエラー状況や、設定操作部50による各種設定内容を表示部59に表示する表示器51及び表示ドライバ52とがそれぞれ接続されているとともに、該制御マイコン47には、I/Oポート46
    を介して紙幣識別装置40、紙幣分別貯留装置41、計数払出し装置42、硬貨識別装置43、硬貨計数装置4
    4、硬貨分別装置45がそれぞれ接続されており、これら各装置の動作制御を、記憶部49に記憶された制御プログラムに基づいて実施するようになっている。

    【0026】更には、前記紙幣払出しユニット21内に設けられた検出センサ66a、66bが接続されており、検出センサ66a、66bによりいずれかの貯留金庫37a、37b内に貯留された最小額紙幣である1,
    000円紙幣または最小額紙幣に次いで小額の紙幣である2,000円紙幣の残量が所定量以下になったことが検出された場合、制御マイコン47は、表示ユニット3
    2を介して所定のエラー内容、例えば「シヘイホジュウ」等を表示するようになっている。 さらに、上記紙幣識別装置40、紙幣分別貯留装置41、計数払出し装置42、及び硬貨識別装置43、硬貨計数装置44、硬貨分別装置45はそれぞれ信号線を介して接続されており、互いの信号の授受が行われるようになっている。

    【0027】本実施例では前述のように、紙幣投入部9
    より投入された紙幣を両替する場合において、1,00
    0円紙幣または2,000円紙幣のいずれの紙幣を、他方の紙幣よりも多く払い出すようにするかの優先を設定する優先設定部56が設けられており、これら優先の設定手法について図6及び図7に基づいて以下に説明する。

    【0028】まず、1,000円紙幣の払出し枚数よりも2,000円紙幣の払出し枚数を多くする設定、すなわち、両替により払出す紙幣を2,000円紙幣優先とする場合、設定操作部50の優先設定ボタン56bを押圧する。 すると、図7(a)に示されるように、表示部59に、記憶部49内に記憶された払出し紙幣の組み合わせパターンのモードナンバーの入力を指示する旨の表示がなされる。 ここでテンキー55を介して所定のモードナンバー(ここでは「1」)を入力すると、図7
    (b)に示されるように、図6(b)における「MOD
    E1」の内容が表示されるようになっている。 そしてこの内容でよければ決定ボタン58を押圧することでこの払出し紙幣優先内容が設定されることになる。 また、設定内容を変更したい場合は、決定ボタン58を押圧する前に適宜テンキー55を介して他のモードナンバーを入力すればよい。

    【0029】また、2,000円紙幣の払出し枚数よりも1,000円紙幣の払出し枚数を多くする設定、すなわち、両替により払出す紙幣を1,000円紙幣優先とする場合についても、前述と同様の手順により設定できるようになっており、設定操作部50の優先設定ボタン56aを押圧し、テンキー55を介して所定のモードナンバーを入力すれば、図6(a)に示されるいずれかの内容が表示されることになり、決定ボタン58を押圧することで所定の払出し紙幣優先内容が設定されることになる。

    【0030】なお、本実施例においては、上述の2,0
    00円紙幣の払出し優先における「MODE1」の設定がなされたものとして以下説明することとする。 また、
    記憶部49内に登録される払出し紙幣の組み合わせパターンは任意であり、図6(a)、(b)に示される組み合わせに限定されるものではなく、種々に変形可能である。

    【0031】以下、本実施例の両替機4の使用に基づく各種装置の作動状況を説明する。 まず、利用者は両替を行いたい額面の紙幣(10,000円紙幣もしくは5,
    000円)を紙幣投入部9より投入する。

    【0032】紙幣投入部9より投入された紙幣は、紙幣識別装置40内部の搬送機構により、紙幣挿入口17を介して紙幣識別装置40内部における予め定められた所定位置まで搬送され、ここで識別センサにより投入された紙幣が正規紙幣か不良紙幣(例えば偽造紙幣、5,0
    00円または10,000円紙幣以外の紙幣、或いは他国の紙幣等)であるか否かが識別されるとともに、その紙幣の金額が判定される。 そして、挿入紙幣の金額が5,000円もしくは10,000円の正規な紙幣であると判定された場合、正規紙幣の投入がなされた旨の信号が制御マイコン47に入力され、これを受けて制御マイコン47は、該出力された金額を表示ユニット32に表示する。

    【0033】そして前記識別の終了のもとに、正規紙幣と判定された紙幣は紙幣分別貯留装置41により分別され、5,000円紙幣は紙幣回収金庫34内の5,00
    0円紙幣貯留部(図示略)に貯留され、また、10,0
    00円紙幣は紙幣回収金庫34内の10,000円紙幣貯留部(図示略)に貯留されることになる。 また、紙幣の投入と同時に制御マイコン47により作動された計数払出し装置42は、前述のように予め設定された払出し優先モード「MODE1」に基づき、挿入紙幣の金額が5,000円であった場合には、貯留金庫37a内から1,000円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排出口2
    2aを介して排出するとともに、貯留金庫37b内から2,000円紙幣2枚を計数して取出し、紙幣排出口2
    2bを介して排出し、また、挿入紙幣の金額が10,0
    00円であった場合には、貯留金庫37b内から2,0
    00円紙幣5枚を計数して取出し、紙幣排出口22bを介して排出することになる。

    【0034】なお、投入された紙幣が不良紙幣、もしくは金額の異なる紙幣(例えば5,000円または10,
    000円以外の紙幣)と識別された場合、制御マイコン47は、識別の終了と同時に搬送機構を逆駆動させ、投入された紙幣を再度紙幣挿入口10より排出するようになっている。

    【0035】また、本実施例の両替機4は、前述のように500円硬貨を紙幣に逆両替する逆両替機能を有しており、これら逆両替の動作について以下に説明すると、
    利用者が所持している500円硬貨を紙幣に逆両替したい場合、該500円硬貨を前記硬貨投入口23より投入する。

    【0036】これら硬貨投入口23より投入されて硬貨識別装置43内に流下された硬貨は、硬貨識別装置43
    内における予め定められた所定位置にて停止され、ここで識別センサにより投入された硬貨が正規硬貨か不良硬貨(例えば偽造硬貨や、他国の硬貨等)であるか否かが識別されるとともに、その硬貨が500円硬貨であるか金額の異なる硬貨(例えば100円硬貨や10円硬貨等)であるか否かが識別される。 ここで正規な500円硬貨であると識別された硬貨は硬貨計数装置44にて投入枚数が計数され、さらに硬貨分別装置45にて一時的に留保されるとともに、硬貨識別装置43にて正規な5
    00円硬貨の投入がなされたという信号が制御マイコン47に入力され、これを受けて制御マイコン46は、該出力された金額を表示ユニット32にて表示するとともに、タイムカウントを開始する。

    【0037】そして制御マイコン47は、予め設定された所定時間、例えば10秒間以内に新規な硬貨の投入がなされ、投入された硬貨が正規硬貨と判定された場合、
    投入された新規の正規硬貨を硬貨分別装置45にて留保させる処理を繰り返す。 そして該10秒以内に、硬貨計数装置44により4枚の正規硬貨の計数がなされた場合には、計数払出し装置42を作動させ、貯留金庫37b
    内から2,000円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排出口22bを介して排出させるとともに、硬貨分別装置45を介して、硬貨分別装置45にて留保していた全ての硬貨を硬貨回収通路30に送り出し、硬貨を硬貨回収金庫29内に回収する。

    【0038】また、前記カウントの開始から10秒が経過した時点で、硬貨計数装置44により3枚の正規硬貨しか計数されなかった場合、制御マイコン47は、正規硬貨分別装置45を介して計数払出し装置42を作動させ、貯留金庫37a内から1,000円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排出口22bを介して排出させるとともに、硬貨分別装置45を介して、硬貨分別装置45にて留保していた3枚の500円硬貨のうち2枚を硬貨回収通路30に送り出すとともに、1枚を硬貨返却通路2
    8に送り出す。 また、硬貨計数装置44により2枚の正規硬貨しか計数されなかった場合、計数払出し装置42
    を介して貯留金庫37a内から1,000円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排出口22bを介して排出させるとともに、硬貨分別装置45にて留保していた2枚の5
    00円硬貨全てを硬貨回収通路30に送り出す。 また、
    硬貨計数装置44により1枚の正規硬貨しか計数されなかった場合は、硬貨分別装置45にて留保していた1枚の500円硬貨を硬貨返却通路28に送り出すようになっている。

    【0039】以上、本実施例のようにすれば、同一の両替機4において、最小額紙幣である1,000円または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣である2,000円のいずれか一方が優先的に両替により払い出され、該優先とされる紙幣を適宜設定できることから、1,000円用両替機や2,000円用両替機といったように、両替される各紙幣毎に両替機を設置する必要がなく、これら2,000円用両替機を新たに設置することによって、
    遊技場内の限られたスペースが新たに占有されてしまうことを防止できるばかりか、各遊技場において設置されている各台間貸出機にて使用可能な紙幣が1,000円または2,000円のいずれであっても、前記のように払い出される紙幣の優先設定を適宜に変更することで対応することができる。

    【0040】前記各実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。

    【0041】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ台2)が設置される遊技場内の所定位置に設置され、その前面部に設けられた紙幣挿入口17より挿入された紙幣(5,000円紙幣または10,000円紙幣)を、該投入紙幣より小額の紙幣に両替して紙幣排出口22a、
    22bより払い出す紙幣両替機であって、該払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を最小額紙幣(1,0
    00円紙幣)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円紙幣)のいずれとするかを適宜設定可能とされている。

    【0042】また、本発明の請求項2は、前記挿入される紙幣の識別を行う紙幣識別部(紙幣識別装置40)
    と、最小額紙幣(1,000円紙幣)並びに該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円紙幣)とが別々に貯留される紙幣貯留部(貯留金庫37a、37b)と、
    該紙幣貯留部に貯留された最小額紙幣および最小額紙幣に次いで小額の紙幣とを計数して払い出す計数払い出し部(紙幣払出しユニット21)と、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣を前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを設定可能な設定手段(優先設定部56)と、を具備している。

    【0043】また、本発明の請求項3は、前記紙幣貯留部(貯留金庫37a、37b)に貯留された前記最小額紙幣(1,000円紙幣)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円紙幣)のいずれか一方の残量が所定量以下となった場合に、該残量の不足を報知する報知手段(表示ユニット32)を具備している。

    【0044】以上、本発明の実施形態を図面により前記実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。

    【0045】例えば、前記実施例においては、両替機4
    を遊技島内に遊技機であるパチンコ台2とともに設置しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら両替機4の設置場所は、遊技場内において遊技者が利便性良く利用できる場所であれば任意とされる。

    【0046】また、上記実施例においては、報知手段として前記表示ユニット32を用い、該表示ユニット32
    に所定の表示を実施して報知を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら報知手段をその他の手法、例えば音や音声、更にはランプ等により実施するようにしても良い。

    【0047】また、上記実施例においては、両替されて払い出される小額の紙幣を1,000円紙幣と2,00
    0円紙幣としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら最小額紙幣や最小額に次いで小額の紙幣としては、デノミネーション等が実施された場合において発行される1,000円や2,000円以外の額面の紙幣においても適用可能であることは言うまでもない。

    【0048】また、本発明の請求項中に記載の「遊技場」とは、遊技機(主にパチンコ機やスロットマシン機等)を設置して営業を行っている店舗または用地を示すものであり、前記遊技機にて営業を行っていれば全てを含む。

    【0049】

    【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。

    【0050】(a)請求項1の発明によれば、同一の両替機において最小額紙幣(1,000円)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円)のいずれが優先的に両替により払い出され、該優先とされる紙幣を適宜設定できることから、両替される各紙幣毎に両替機を設置する必要がなく、よって遊技場内の限られたスペースが占有されてしまうことを防止できるばかりか、各遊技場において設置されている各台間貸出機にて使用可能な紙幣が最小額紙幣(1,000円)または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円)のいずれであっても、前記設定により払い出される紙幣の優先を適宜に変更することで、その状況に適応することができる。

    【0051】(b)請求項2の発明によれば、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣の優先機能を簡便に構築することができる。

    【0052】(c)請求項3の発明によれば、前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか一方が無くなって、両替を実施できなくなることを未然に防ぐことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明が適用された遊技島を示す外観斜視図である。

    【図2】図1に適用された両替機の正面図である。

    【図3】図1に適用された両替機の内部構造を示す正面図である。

    【図4】制御ユニットの拡大正面図である。

    【図5】本発明の実施例としての両替機の構成を示すブロック図である。

    【図6】紙幣の払い出しパターンを示す図である。

    【図7】払出し紙幣優先設定時における表示内容を示す概略図である。

    【符号の説明】

    1 遊技島台 2 パチンコ台 3 玉貸機 4 両替機 5 幕板 6 腰板 7 筐体 8 開閉パネル 9 紙幣投入部 10 払出し紙幣取出し部 11 硬貨投入部 12 返却硬貨取出し部 13 表示部 14 シリンダ錠 15 開口 16 紙幣回収ユニット 17 紙幣挿入口 18 ガイド 19a、19b 開口 20a、20b ガイド 21 紙幣払出しユニット 22a、22b 紙幣排出口 23 硬貨投入口 24 返却レバー 25 硬貨分別ユニット 26 開口 27 硬貨受皿 28 硬貨返却通路 29 硬貨回収金庫 30 硬貨回収通路 32 表示ユニット 33 制御ユニット 34 紙幣回収金庫 35 シリンダ錠 36 シリンダ錠 37a、37b 貯留金庫 38a、38b シリンダ錠 39 シリンダ錠 40 紙幣識別装置 41 紙幣分別貯留装置 42 紙幣払出し装置 43 硬貨識別装置 44 硬貨計数装置 45 硬貨分別装置 46 I/Oポート 47 制御マイコン 48 メイン基板 49 記憶部 50 設定操作部 51 表示器 52 表示ドライバ 54 基板 55 テンキー 56 優先設定部 56a、56b 優先設定ボタン 57 キャンセルボタン 58 決定ボタン 59 表示部 60 コネクタ 61 キースイッチ 62 ドアスイッチ 63 電源スイッチ 64 制御マイコン 66a、66b 検出センサ

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