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Bill stacker device

阅读:890发布:2024-02-03

专利汇可以提供Bill stacker device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent failure such as the jamming of bills by eliminating crimps, wrinkles or the like of carried bills in a bill stacker mechanism for sequentially stacking bills carried from a bill carrying device one by one at a random interval. SOLUTION: A bill stacker means moves the bills (M) to a secondary storage part (172) deviating from a carrying path by temporarily carrying the bills to a primary storage part (143) by the rotational friction force of a rotational impeller (110) being an introducing means and making a reciprocable pushing-out plate (150) press the bill in the primary storage part. Since the bills aligned in the secondary storage part are not affected by the carrying action of the rotational impeller, the occurrence of crimps, wrinkles or the like is prevented so that the jamming of the bills or the like can be prevented when the bills are carried out. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI,下面是Bill stacker device专利的具体信息内容。

  • 外部から搬送された紙幣を一枚ずつ整順して搬出する紙幣整順手段と、前記紙幣整順手段から搬出された紙幣の金種を識別し振り分ける紙幣振分手段と、前記紙幣振分手段によって振り分けられた紙幣を金種別に積層して収容する複数段の紙幣収容手段とを備えてなる紙幣スタッカ装置であって、
    前記紙幣整順手段は、搬送された紙幣を横長に立てた状態で内部へ導入する導入手段と、
    前記導入手段による紙幣導入経路の延長線上に形成され導入した複数枚の紙幣を一旦貯留し得る第1貯留部と、
    前記紙幣導入経路から偏倚する位置に形成され複数枚の紙幣を集積させた状態で整列して貯留し得る第2貯留部と、
    前記第1貯留部に貯留する紙幣をその片面側を押圧して前記第2貯留部へ移動させる押圧板を有する押圧手段と、
    前記第2貯留部に貯留した紙幣を一枚ずつ繰り出して前記紙幣振分手段へ排出するローラ部材と、を備えることを特徴とする紙幣スタッカ装置。
  • 前記第1貯留部には、前記紙幣の上辺部を保持する上仕切り部材と、前記上仕切り部材よりも保持領域が狭く前記紙幣の下辺部を保持する下仕切り部材とが設けられるとともに、当該各仕切り部材を介して前記第1貯留部と前記第2貯留部とが仕切られる形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の紙幣スタッカ装置。
  • 前記第2貯留部には前記押圧手段の押圧方向に対向する壁面が形成され、当該第2貯留部に集積して貯留した紙幣束の一方の面側を前記壁面に当接させるとともに、当該紙幣束の他方の面側に対しては前記押圧板を往復振動させることで押圧力を繰り返し作用させることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣スタッカ装置。
  • 说明书全文

    本発明は、遊技島の各遊技媒体貸出機または遊技機等に投入され紙幣搬送装置によって搬送される紙幣を金種別に振り分けて回収するための紙幣スタッカ装置に関し、特に紙幣搬送装置からランダムに搬送される紙幣を一枚ずつ整順することで、紙幣を順次識別し確実に振り分けることを可能にする紙幣整順機構に関するものである。

    従来、パチンコホール等の遊技店舗においては、パチンコ機等の複数の遊技台と、各遊技台間に遊技球または遊技メダル等の遊技媒体を遊技者に貸し出す台間玉貸機とを直列状に配置して遊技島を構築している。 例えば紙幣を投入することで遊技媒体を貸し出す台間玉貸機を備える遊技島においては、台間玉貸機に投入された紙幣を紙幣搬送装置により島端の金庫BOXへ搬送し、金庫BOX内の紙幣スタッカ装置によって紙幣を一時的に保管し回収するようにしている。

    近年、千円紙幣に限らず五千円、一万円等の高額紙幣に対応する台間玉貸機が普及し複数金種の紙幣を効率的に回収するために上記紙幣スタッカ装置には、搬入された紙幣の金種を識別し振り分ける紙幣振分手段と、金種別に振り分けられた紙幣をそれぞれ収容する紙幣収容手段とが備えられている。 また、各遊技者は任意のタイミングで台間玉貸機へ紙幣を投入するのに加え、各台間玉貸機に投入された紙幣が紙幣搬送装置によって直列的に搬送されるため、島端に設けられている紙幣スタッカ装置へは紙幣の種類や間隔がランダムな状態で搬送される。 例えば紙幣間隔が非常に短くまたは端部が重なった状態で搬送された紙幣であっても紙幣振分手段による確実な振り分けができるようにするために、紙幣スタッカ装置の紙幣導入部分には、短間隔の紙幣を一旦貯留し整列させた後、一枚ずつ繰り出して紙幣振分手段へ搬出する紙幣整順手段が設けられている。

    従来の紙幣整順手段は、かかる機能を満足させるために複雑な機構を採用していたが、より簡易な構成を目的として例えば特許文献1に開示される紙幣整順手段が提案されている。 この紙幣整順手段は、図1の平面図に示されるように、紙幣を横長に立てた状態で内部に搬送するための回転する導入羽根車及び搬送羽根車と、複数枚の紙幣を一時的に収納する一時収納部と、搬送羽根車による紙幣の搬送状態を保持するため揺動可能に吊り下げられた板状部材である保持手段とを備えている。

    特許第3283675号公報

    しかし、上記の紙幣整順手段によれば、保持手段により保持された紙幣には羽根車によって常に搬送摩擦が作用する等の理由から紙幣の折れ曲がりやシワ、座屈等が発生する場合があり、繰り出しの際の紙幣詰まりの原因となる等の問題があった。

    本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、外部から搬送された紙幣の折れ曲がりやシワ等をなくし、または紙幣詰まり等の不具合を防止し、若しくは簡易な構成で実現できる等の紙幣整順手段を備える紙幣スタッカ装置を提供することを目的としている。

    上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、外部から搬送された紙幣を一枚ずつ整順して搬出する紙幣整順手段と、前記紙幣整順手段から搬出された紙幣の金種を識別し振り分ける紙幣振分手段と、前記紙幣振分手段によって振り分けられた紙幣を金種別に積層して収容する複数段の紙幣収容手段とを備えてなる紙幣スタッカ装置であって、前記紙幣整順手段は、搬送された紙幣を横長に立てた状態で内部へ導入する導入手段と、前記導入手段による紙幣導入経路の延長線上に形成され導入した複数枚の紙幣を一旦貯留し得る第1貯留部と、前記紙幣導入経路から偏倚する位置に形成され複数枚の紙幣を集積させた状態で整列して貯留し得る第2貯留部と、前記第1貯留部に貯留する紙幣をその片面側を押圧して前記第2貯留部へ移動させる押圧板を有する押圧手段と、前記第2貯留部に貯留した紙幣を一枚ずつ繰り出して前記紙幣振分手段へ排出するローラ部材と、を備えることを特徴とする。

    請求項1に記載の紙幣スタッカ装置によれば、押圧板が第1貯留部に貯留する紙幣を押圧し、搬送経路線上から偏倚する位置に形成された第2貯留部へ紙幣を移動させる。 このため、第2貯留部に貯留する紙幣に対しては、導入手段による搬送作用が全く及ばなくなり、従来課題とされていた搬送手段等の搬送力が常時作用することによる紙幣の折れ曲がりやシワ等をなくし、これに起因する搬送紙幣の詰まり等の不具合を防止することができる。

    請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の紙幣スタッカ装置であって、前記第1貯留部には、前記紙幣の上辺部を保持する上仕切り部材と、前記上仕切り部材よりも保持領域が狭く前記紙幣の下辺部を保持する下仕切り部材とが設けられるとともに、当該各仕切り部材を介して前記第1貯留部と前記第2貯留部とが仕切られる形状を有していることを特徴とする。

    請求項2に記載の紙幣スタッカ装置によれば、第1貯留部へ搬送された紙幣の上辺部を保持する上仕切り部材よりも、紙幣の下辺部を保持する下仕切り部材の方が保持領域が狭いので、押出し部材が紙幣を押圧することにより紙幣をその下辺部を先に一定して第2貯留部側へ移動することができ、スムーズな整列を可能にする。

    請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の紙幣スタッカ装置であって、前記第2貯留部には前記押圧手段の押圧方向に対向する壁面が形成され、当該第2貯留部に集積して貯留した紙幣束の一方の面側を前記壁面に当接させるとともに、当該紙幣束の他方の面側に対しては前記押圧板を往復振動させることで押圧力を繰り返し作用させることを特徴とする。

    請求項3に記載の紙幣スタッカ装置によれば、第2貯留部に貯留した紙幣束に対しその集積方向に往復振動する押出板により圧縮振動を与えるので、各紙幣の密着状態等を解消するとともに各紙幣を迅速に整列させることができる。

    上述したように本発明に係る紙幣スタッカ装置によれば、押圧手段の押圧板が第1貯留部に貯留する紙幣を押圧することで、搬送経路の延長線上から偏倚する位置に形成された第2貯留部へ紙幣を移動させる。 このため、第2貯留部に貯留する紙幣に対しては、導入手段による搬送作用が全く及ばなくなり、従来課題とされていた搬送手段等の搬送力が常時作用することによる紙幣の折れ曲がりやシワ等をなくし、これに起因する搬送紙幣の詰まり等の不具合を防止することができる。

    以下、本発明の好適な一実施形態を図面を参照ながら説明する。 まず、本紙幣スタッカ装置が設置される遊技設備の概要を図2に基づいて説明する。 なお、図2は、パチンコホールにおいて遊技島を構成する一要部を示した斜視図である。

    遊技島は、複数の例えばパチンコ機1である各遊技機の間に遊技球等の遊技媒体を遊技者に貸し出す台間玉貸機2が直列状に配置して構築されている。 台間玉貸機2の背面には遊技球の貸し出しに投じられた正規紙幣を排出する紙幣排出口が形成されており、紙幣排出口に密接して各台間玉貸機2の背面側に紙幣搬送装置3が設置されている。

    紙幣搬送装置3は、図2の円内断面図に示すように、紙幣Mに接する面側が搬送方向に常時移動する無端状の搬送チェーン301と、装置の側壁面を形成するパネル部材302において回転自在に取り付けたローラ303とにより紙幣Mを挟持して、島端隔壁4に固着された金庫BOX5へ搬送する。

    金庫BOX5は、遊技島に設置されている各台間玉貸機2に投入された複数金種の紙幣を金額毎に振り分け集積することで効率良く投入紙幣を回収するための装置であり、紙幣回収用の開閉可能な施錠扉を有する箱体内部に紙幣スタッカ装置を収容し装備している。 紙幣スタッカ装置は、紙幣搬送装置3によって搬送導入された紙幣を一枚ずつ整順して搬出する紙幣整順部100と、紙幣整順部100から搬出された紙幣の金種を識別し振り分ける紙幣振分部200と、紙幣振分部200によって振り分けられた紙幣を金種別に積層して収容する複数段の紙幣収容部300とを有して構成され、それぞれの機構ユニットが組み合わされて装置全体が形成されている。

    遊技島の各台間玉貸機2へは複数金種の紙幣が遊技者による任意のタイミングで投じられるので、これら金種が混合した紙幣が紙幣搬送装置3によりランダムな間隔で搬送される。 このため、紙幣スタッカ装置は、例えば紙幣の間隔が非常に短くまたはそれぞれの端部が重なった状態で搬送されてきた場合でも正確に金種を識別して振り分けられるように、搬送された複数の紙幣を整列させた状態で一旦貯留し、更に一枚ずつ搬出する機能を有する上述の紙幣整順部100が装置の紙幣導入部分に設けられている。

    本紙幣スタッカ装置における上述の紙幣整順部100の構造を図3〜図7に基づいて詳細に説明する。 ここで、図3は紙幣整順部100の平面図、図4はその側面図、図5はその正面図であって、これらの図は後述する押出し板(150)が縮退し紙幣を受け入れる状態にある内部の構造を表した図である。 また、図6は紙幣整順部100の正面図、図7は後述の仕切り板(142)と天板(142a)等の板金部材を取り除いた平面図であって、これらの図は押出し板(150)が進出し紙幣を搬出する状態にある内部構造を表した図である。

    これらの図に示される実施形態の紙幣整順部100において、紙幣搬送装置(3)から搬送された紙幣Mを最初に機構内部へ導入する部分には、適度な弾性反発力を有する短冊形状のゴム体である羽根部材110aを複数有し、それぞれの基端側を羽根部材110aを回転軸112を中心に放射状に取り付けて当該回転軸112を軸として回転可能に取り付けられる回転羽根車110と、同じく回転軸112を軸として回転可能であり回転羽根車110よりも下方かつ羽根部材110aよりも短尺のゴム板体である羽根部材111aを複数有する回転羽根車111が設けられている。

    また、紙幣整順部100の紙幣導入部分には、所定の間隔をおいて相対向して起立する壁板部102、103が基板フレーム101に固定されている。 なお、各壁板部102、103の間隙は紙幣整順部100の紙幣導入路を形成し、紙幣搬送装置(3)による紙幣搬送方向の延長線上に位置している。

    上述の回転羽根車110、111は、羽根部材110a、111aの回転領域の一部が紙幣導入路に交わるようにして配置されている。 これにより、横長に立てた状態で搬送された紙幣Mは、回転する羽根部材110a、111aの先端部分が片面に接触するようになっている。 すなわち、羽根部材110a、111aは、その回転力により紙幣Mを壁板部102側に押し付けて撓み、その撓みによる弾性力に起因する摩擦力を紙幣Mに付与するとともに自身の回転力を伝えることで、紙幣Mを横長に立てた姿勢を維持しつつ壁板部102、103に沿い装置内部へと導入する。

    上述の回転羽根車110、111等からなる紙幣導入手段による導入経路の延長線上には、導入された紙幣Mの底辺部分を支承し搬送方向(図面においてX方向)へ案内する断面略コの字状の案内溝が形成された長尺の案内部材141が基板フレーム101に固着されている。 また、案内部材141の上方には紙幣Mの上辺部分を保持する仕切り板142が配置され、仕切り板142は紙幣導入部分から搬送方向(X方向)へ延びる壁板部102とともに、搬送中に紙幣Mを倒れないように保持している。

    なお、案内部材141、仕切り板142及び壁板部102等により概ね画成される領域空間は、上述の紙幣導入手段によって導入された紙幣Mを一時的に複数枚貯留し得る一次貯留部143となっている。 ここで、一次貯留部143の搬送方向長さは一般的な紙幣の長手方向長さに相当し、紙幣Mが一次貯留部143に搬送された状態では、上述の回転羽根車110、111による回転摩擦力が紙幣Mに及ばない離間した位置に一次貯留部143が形成されている。

    また、一次貯留部143の上部を覆う天板部142aは、仕切り板142の上部において直に曲折して一体的に形成されるもので、この天板部142aに形成された取り付けブラケットを介して紙幣整順部100の図示しない外郭フレームに上記仕切り板142が固定されている。

    また、一次貯留部143の搬送方向ほぼ中央には、上述の紙幣導入部分に設けられているものと同様構造の回転羽根車120が設けられている。 すなわち、回転羽根車120は、適度な弾性反発力を有する短冊形状のゴム体である複数の羽根部材120aを回転軸122を中心に放射状に取り付け、羽根部材120aの回転領域の一部が一次貯留部143に交わるように配置されている。

    紙幣導入手段により一次貯留部143に導入された紙幣Mは、その片面が回転する羽根部材120aに接触することにより回転力の成分が伝えられて一次貯留部143内に搬送される。 このように、一次貯留部143側に設けられた回転羽根車120は主として接触摩擦により紙幣Mを搬送するので、押し付け力を伴う上述の回転羽根車110、111に比べて紙幣Mに作用する搬送力が小さいものとなっているが、紙幣Mを一次貯留部143へ完全に搬送するための補助的な搬送手段として機能する。

    なお、各回転羽根車110、111、120の回転軸112、122は、装置の図示しない外郭を構成する板金フレームに設けられたベアリング等により回動自在に取り付けられ、また回転羽根車110、111、120のそれぞれは、一の回転モータ130により回転駆動される。 すなわち、回転モータ130の回転駆動軸に歯車131が接続し、回転モータ130により発生する回転力が歯車132、133を介して回転羽根車110、111の回転軸112に接続する歯車134に伝達される。 また、回転羽根車120は、その回転軸122に接続したプーリと歯車133に接続した同軸のプーリとの間にタイミングベルト135が掛け渡されることで、回転モータ130の回転力が回転羽根車120の回転軸122に伝達されるようになっている。

    上述の一次貯留部143の壁板部102側には、当該一次貯留部143へ進出しまた退避する位置に往復移動し、その移動方向に対して垂直に起立する押出し板150が設けられている。 押出し板150の背後(一次貯留部143とは反対側)には、押出し板150に垂直に接続するとともに平に配置された底板部154と、底板部154の両端に沿って垂直に起立するブラケット板153a、153bが固着され、更にブラケット板153a、153bの外方側面にそれぞれ対をなすローラ部材151a、151b及び152a、152bが回動自在に設けられている。

    基板フレーム101には、断面略コの字状の一対の案内レール160a、160bが、互いに開口側を向かい合わせて上述の2組のローラ部材151a、151b、152a、152bの幅だけ平行に離間するとともに、紙幣Mの搬送方向に直交する方向(図面においてY方向)に沿って水平状態で固着されている。 図3〜図7に示されるように、回動自在なローラ部材151a、151b、152a、152bを案内レール160a、160bの内側に挿入することで、押出し板150が紙幣Mの搬送方向に直交する方向に沿って直線的に往復移動自在に取り付けられる。

    押出し板150は、回転モータ161を駆動源とするクランク機構により所定ストロークで往復動作するように構成されている。 すなわち、回転モータ161の回転駆動軸162には、クランク軸158が取り付けられた平板状のクランク腕157が接続し、更にブラケット板153a、153b間に架設した枢軸155とクランク軸158との間を連接部材156が枢支されている。 回転モータ161に接続したクランク軸158が回転することにより、押出し板150は、一次貯留部143において退避する位置から(図5を参照)、一次貯留部143側に進出して回転羽根車120の回転半径よりも先の位置(図6を参照)までのストロークを有して往復動作するように構成されている。

    一次貯留部143に隣接し上述の押出し板150が進出する側に形成される領域空間は、当該押出し板150によって一次貯留部143から押し出された紙幣を更に貯留する二次貯留部172となっている。 すなわち、二次貯留部172は、仕切り板142及び案内部材141の一方の案内壁部142aにより一次貯留部143と仕切られ、更に押出し板150に対向して垂直に起立する起立壁板171とにより概ね区切られて形成されている。 これにより、二次貯留部172は、上述の回転羽根車110、111、120による紙幣Mの搬送経路の線上に位置せず、そこから押出し板150の進出方向(図面において−Y方向)に偏倚した位置に形成されている。

    二次貯留部172の下方には、起立壁板171に向かって下り勾配の傾斜面部173が設けられ、起立壁板171と傾斜面部173の下辺との間は、紙幣Mの搬出口190に連通する間隙となっている。 更に起立壁板171及び傾斜面部173の下方には、図5及び図6に示す矢印方向にそれぞれ回転する繰り出しローラ181、182が設けられている。 各繰り出しローラ181、182は略円筒形状を有し、これらの回転軸は起立壁板171及び傾斜面部173の仮想の交差線と平行している。 これにより、二次貯留部172において傾斜面部173上に横長に整列して貯留された複数紙幣の束のうち起立壁板171側に最も近い紙幣Mのみが自重落下により上記間隙を抜け、その下辺が回転する各繰り出しローラ181、182に挟持されて繰り出されることで搬出口190から外部(紙幣振分部200側)へ搬出される。

    次に、本紙幣スタッカ装置における、かかる構造の紙幣整順部100の動作を説明する。 紙幣搬送装置(3)から紙幣Mが本紙幣スタッカ装置に送られてきた際には、図3に示されるように、紙幣整順部100の押出し板150が縮退した位置で静止し、壁板部102、103の間隙により形成される紙幣導入路へ紙幣Mが横長に立てた状態で搬入される。

    紙幣導入路の回転羽根車110、111は、常時、図3に示す時計回りの方向、すなわち紙幣導入路において紙幣Mを内部へ導入する方向に回転しており、搬入された紙幣Mの片面に回転する羽根部材110a、111aの先端部分が接触する。 同時に、羽根部材110a、111aは、その回転力により紙幣Mを壁板部102側に押し付けて撓み、その撓みによる弾性力に起因する摩擦力を紙幣Mに付与するとともに、自身の回転力を伝えることで一次貯留部142へと導入する。

    この際、図5に示されるように、搬送中の紙幣Mは、その上辺部分が仕切り板142と壁板部102により倒れないように保持されつつその下辺部分が案内部材141により搬送方向に案内され、更に回転する回転羽根車120の接触摩擦力により送り出されて一次貯留部142へと搬送される。

    なお、紙幣搬送装置(3)の搬出口付近に取り付けた不図示の紙幣センサが新たな紙幣Mの搬入を検知した場合、紙幣整順部100は、押出し板150の縮退状態を維持する。 これにより、複数枚の紙幣Mが短間隔で搬送されてきた場合には、これら紙幣群を一次貯留部142において重ねた状態で一時的に貯留する。

    紙幣搬送装置(3)による新たな紙幣Mの搬入がない時間帯においては、紙幣整順部100は、回転モータ161を回転させクランク機構による押出し板150の往復移動を繰り返して動作させる。 このとき、一次貯留部142にて蓄積されていた紙幣Mは、押出し板150の進出動作により押圧され二次貯留部172へ押し出される。 より詳細には、図6に示されるように、紙幣Mの上辺部分を保持する仕切り板142の高さ幅よりも、紙幣Mの下辺部分を保持する案内壁部141aの高さ幅の方が小さく保持領域が狭いので、押出し板150が進出して紙幣Mを押圧すると、紙幣Mはその下辺部分の方が上辺部分より先に案内壁部141aから逸脱し、傾斜面部173に従って斜めの姿勢で二次貯留部172へとスムーズに滑り落ちる。

    更には、図7に示されるように、二次貯留部172に貯留した紙幣束の一方の面側を起立壁板171に当接させ、押出し板150が往復移動を繰り返すことにより、紙幣束に対しその集積方向に繰り返し圧縮振動を与える。 これにより、各紙幣Mの密着状態等を解消するとともに、各紙幣Mを水平に立てた状態で迅速に整列させる。

    二次貯留部172は、回転羽根車110、111等による導入経路の延長線から偏倚する位置に形成され、紙幣Mが二次貯留部172に搬送された状態では回転羽根車110、111等の回転摩擦力が紙幣Mに全く作用しないため、これら摩擦力による紙幣Mの折れ曲がりやシワ、座屈等が発生するおそれがなくなり、搬出の際の紙幣詰まり等を防止することができる。

    図6に示されるように、二次貯留部172において整列した複数紙幣のうち起立壁板171側から紙幣Mが自重落下し、互いに逆方向に回転する各繰り出しローラ181、182が紙幣Mを一枚ずつ挟持して繰り出し、搬出口190を通して外部へ搬出する。

    上述した本実施形態の紙幣整順部100を備える紙幣スタッカ装置によれば、紙幣搬送装置3によりランダム間隔で搬送されてくる紙幣Mを一次貯留部143に搬送して一旦貯留し、更に往復動する押出し板150が押圧することにより、紙幣Mを搬送経路の延長線上から偏倚する位置に形成された二次貯留部172へ移動させて整列させる。 このため、二次貯留部172に貯留する紙幣Mに対しては、回転羽根車110、111、120による回転摩擦力が全く作用しなくなるので、これら摩擦力による紙幣Mの折れ曲がりやシワ、座屈等が発生するおそれがなくなり、搬出の際の紙幣詰まり等を防止することができる。

    また、一次貯留部143へ搬送された紙幣Mの上辺部分を保持する仕切り板142の高さ幅よりも、紙幣Mの下辺部分を保持する案内壁部141aの高さ幅の方が小さいので、押出し板150が紙幣Mを押圧することで、紙幣Mを一定してその下辺部分を先に斜めの姿勢で滑り落下させ、二次貯留部172においてスムーズに整列させることができる。

    また、押出し板150が往復動作を繰り返すことにより、二次貯留部172に貯留した紙幣束に対しその集積した方向に繰り返し圧縮振動を与えるので、各紙幣Mの密着状態等を解消するとともに各紙幣Mを水平に立てた状態で迅速に整列させることができる。

    図1は従来例による紙幣整順手段の構成を表した平面図である。

    図2は本発明の一実施形態であり、パチンコホールにおいて遊技島を構成する一要部を示した斜視図である。

    図3は紙幣スタッカ装置の一実施形態による紙幣整順部の内部構造を表す平面図である。

    図4は紙幣スタッカ装置の一実施形態による紙幣整順部の内部構造を表す側面図である。

    図5は紙幣スタッカ装置の一実施形態による紙幣整順部の内部構造を表す正面図である。

    図6は紙幣スタッカ装置の一実施形態による紙幣整順部の内部構造を更に表す正面図である。

    図7は紙幣スタッカ装置の一実施形態による紙幣整順部の内部構造を更に表す平面図である。

    符号の説明

    1…パチンコ機、 2…台間玉貸機、 3…紙幣搬送装置、
    4…島端隔壁、5…金庫BOX、
    100…紙幣整順部、
    101…基板フレーム、 102、103…壁板部、
    110…回転羽根車、 110a…羽根部材、
    111…回転羽根車、 111a…羽根部材、
    112…回転軸、
    120…回転羽根車、 120a…羽根部材、
    122…回転軸、
    130…回転モータ、 131〜134…歯車、 135…タイミングベルト、
    141…案内部材、 141a…案内壁部、
    142…仕切り板、 142a…天板部、 143…一次貯留部、
    150…押出し板、 151a、151b、152a、152b…ローラ部材、
    153a、153b…ブラケット板、 154…底板部、 155…枢軸、
    156…連接部材、 157…クランク腕、 158…クランク軸、
    160a、160b…案内レール、 161…回転モータ、 162…駆動軸、
    171…起立壁板、 172…二次貯留部、 173…傾斜面部、
    181、182…繰り出しローラ、 190…搬出口200…紙幣振分部、 300…紙幣収容部、
    301…搬送チェーン301、 302…パネル部材、 303…ローラ

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