ハニカム構造のクッション座布団

申请号 JP2017549149 申请日 2015-07-28 公开(公告)号 JP2017536965A 公开(公告)日 2017-12-14
申请人 ブルソン カンパニー リミテッドBullsone Co., Ltd.; ブルソン カンパニー リミテッドBullsone Co., Ltd.; ケアメイト コーポレーション; ケアメイト コーポレーション; 发明人 キム,ヨン−ジン; ソ,ビョン−ジュン; ユン,ヒ−クォン;
摘要 本発明は、着席時に安定感と気楽さとを提供し、熱安定性が向上したハニカム構造のクッション座布団が開示される。本発明は、流動性及び弾性を有する軟性樹脂または軟性ゴム材からなり、正六 角 形の横断面を有する第1通孔が上下方向に貫設され、第1通孔が、第1隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された下部シートと、下部シートの上部に形成され、第1通孔よりも大きな正六角形の横断面を有する第2通孔が上下方向に貫設され、第2通孔が、第1隔壁の厚さ(T1)よりも薄い厚さ(T2)を有する第2隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された上部シートと、を含むが、第1通孔及び第1隔壁の中心は、第2通孔及び第2隔壁の中心と一致するように形成されたハニカム構造のクッション座布団に関するものである。
权利要求

流動性及び弾性を有する軟性樹脂または軟性ゴム材からなり、 正六形の横断面を有する第1通孔が上下方向に貫設され、前記第1通孔が、第1隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された下部シートと、 前記下部シートの上部に形成され、前記第1通孔よりも大きな正六角形の横断面を有する第2通孔が上下方向に貫設され、前記第2通孔が、前記第1隔壁の厚さ(T1)よりも薄い厚さ(T2)を有する第2隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された上部シートと、を含むが、前記第1通孔及び第1隔壁の中心は、前記第2通孔及び第2隔壁の中心と一致するように形成されたことを特徴とするハニカム構造のクッション座布団。前記下部シートと上部シートは、四角形からなり、それぞれの側面には、側壁が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のハニカム構造のクッション座布団。前記上部シート及び/または下部シートは、一端部の厚さが徐々に減少して直線または曲線で下向きに傾いた傾斜面を形成することを特徴とする請求項1に記載のハニカム構造のクッション座布団。前記下部シート及び/または上部シートは、前記第1通孔及び/または第2通孔に先端が前記第1隔壁及び/または第2隔壁に連結された補強リブが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のハニカム構造のクッション座布団。

说明书全文

発明の詳細な説明

〔技術分野〕 本発明は、ハニカム構造のクッション座布団に係り、より詳細には、着席時に安定感と気楽さとを提供し、熱安定性が向上したハニカム構造のクッション座布団に関する。

〔背景技術〕 一般的に、座布団は、床や椅子に敷いて座るためのものであって、ほとんど内部が綿からなる綿座布団を称する。

綿座布団は、衝撃を吸収して座る人をしてふわふわした着席感を提供する。このような着席感は、綿座布団の内部の繊維が網のように形成されており、空気が供給し続けられることによって、復元を与えるためである。しかし、優れた着席感を与えるためには、それほど多量の綿が必要である。また、綿座布団を引き続き利用すると、座布団の厚さが薄くなって、着席感が容易に低下し、通気性も低下する。

前記のような綿座布団の場合、滑り防止機能がない。したがって、座る人の動きがある場合、座布団が固定されておらず、座る人の動きによって滑るという問題点がある。

このような綿座布団の問題を補完するために、最近、ゴム、ポリエチレンのように弾性を備え、摩擦力を有する材質からなって、クッション感もあり、容易に滑られないゲルタイブの座布団が提案されている。

しかし、既存のゲルタイブの座布団の場合、主に硬いゴム材からなって、座る人をして優れた着席感を感じさせず、また、綿座布団に比べて、重量が重いという短所がある。

〔発明の概要〕 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、卓越した通気性を有する通気構造によって内部に空気が円滑に流動して、湿気、汗を効果的に発散させて、熱的安定性を有し、体圧を均等に分散させて、身体の一定部位に加えられる圧迫を緩和させることによって、着席感を向上させうるハニカム構造のクッション座布団を提供するところにある。

〔課題を解決するための手段〕 前記のような目的を果たすための本発明は、前述した技術的課題を解決するための手段であって、流動性及び弾性を有する軟性樹脂または軟性ゴム材からなり、正六形の横断面を有する第1通孔が上下方向に貫設され、前記第1通孔が、第1隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された下部シートと、前記下部シートの上部に形成され、前記第1通孔よりも大きな正六角形の横断面を有する第2通孔が上下方向に貫設され、前記第2通孔が、前記第1隔壁の厚さ(T1)よりも薄い厚さ(T2)を有する第2隔壁によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された上部シートと、を含むが、前記第1通孔及び第1隔壁の中心は、前記第2通孔及び第2隔壁の中心と一致するように形成されたハニカム構造のクッション座布団を提供する。

前述した技術的課題を解決するための他の手段であって、前記下部シートと上部シートは、四角形からなり、それぞれの側面には、側壁が形成されたハニカム構造のクッション座布団を提供する。

また、前記上部シート及び/または下部シートは、一端部の厚さが徐々に減少して直線または曲線で下向きに傾いた傾斜面を形成するハニカム構造のクッション座布団を提供する。

また、前記下部シート及び/または上部シートは、前記第1通孔及び/または第2通孔に先端が前記第1隔壁及び/または第2隔壁に連結された補強リブが形成されたハニカム構造のクッション座布団を提供する。

〔発明の効果〕 前記のような本発明によれば、卓越した通気性を有する通気構造によって内部に空気が円滑に流動して、湿気、汗を効果的に発散させて、熱的安定性を有し、体圧を均等に分散させて、身体の一定部位に加えられる圧迫を緩和させることによって、着席感を向上させうる。

また、太もも部分の身体構造を反映して、着席する間に太ももに加えられる局部応力を低減させて、不便さを最小化することはもとより、別途のリブを形成して、構造的安全性を図り、射出工程において、不良率を最小化することができる。

〔図面の簡単な説明〕 図1は、本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の斜視図である。

図2は、本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の平面図である。

図3は、図2のA−A’断面図である。

図4は、図2のB−B’断面図である。

〔発明を実施するための形態〕 本発明によるハニカム構造のクッション座布団は、着席時に安定感と気楽さとを提供し、熱安定性が向上したものであって、その一実施例を図1ないし図4に示した。

図1は、本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の斜視図であり、図2は、本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の平面図であり、図3は、図2のA−A’断面図であり、図4は、図2のB−B’断面図である。

本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団は、クッション感を提供するように流動性及び弾性を有する軟性樹脂または軟性ゴム材からなり、正六角形の横断面を有する第1通孔111が上下方向に貫設され、前記第1通孔111が、第1隔壁112によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された下部シート110と、前記下部シート110の上部に形成され、前記第1通孔111よりも大きな正六角形の横断面を有する第2通孔121が上下方向に貫設され、前記第2通孔121が、前記第1隔壁112の厚さ(T1)よりも薄い厚さ(T2)を有する第2隔壁122によって一定の間隔で互いに離隔して、x軸とy軸方向に連続して形成された上部シート120と、を含む。

この際、前記第1通孔111及び第1隔壁112の中心は、前記第2通孔121及び第2隔壁122の中心と一致するように形成される。

前述したように、前記下部シート110と下部シート120は、一体に接合された状態であり、厚さ方向に正六角形の通孔111、121が複数形成されたハニカム(honeycomb)構造を取るが、下部シート120の第1通孔111よりも上部シート120の第2通孔121が大きく形成され、結果的に、下部シート120の第1隔壁112が上部シート120の第2隔壁122よりも厚く形成されて、下部シート110と上部シート120との断面を見れば、前記第1隔壁112と第2隔壁122との厚さの差によって段差113が形成される。

もし、第1隔壁112と第2隔壁122との厚さの差がなければ、座屈現象によって隔壁が過度に偏って、互いに接触して座圧分散効果が落ちる。しかし、本発明でのように、第1隔壁112が第2隔壁122よりも厚く具現される場合、自動車シートなどと接する第1隔壁112は、比較的厚く形成されて変形が最小化され、安定して支持され、着席者の尻及び太ももと接する第2隔壁122は、薄く具現されて、ソフトな着席感を提供することができる。

本願発明の効果は、下記の表1に記載のように、第1隔壁112の厚さ(T1)を2.0mmにし、第2隔壁122の厚さ(T2)を1.5mmにし、第2通孔121の一辺の長さ(D)を6.7mmにする実施例と、前記実施例と第1隔壁112及び第2隔壁122の厚さ(T1、T2)を異ならせて設定した比較例と、の最大圧力、有効セル数、平均圧力の比較結果として立証され、その結果は、表2で確認することができる。

参考までに、表2に記載の実施例及び多様な比較例の最大圧力、有効セル数、平均圧力の分析方法は、別途のプログラムを作成してインデンター接触面に作用する反発力(reaction force)を用いてセンサーセル(sensor cell)別の圧力値を求めたものであって、この際、圧力は、それぞれのセンサーセル内に存在するノードの総反発力をセル(cell)面積で割って算出する。センサーセルは、15mmx15mmを適用し、圧力分布は、セルと製品との間の整列(alignment)によって変わりうるので、横−縦に対して7.5mmずつを移動した場合に対しても検討して、その平均値を基準に最大接触圧力を求める。解釈には、ムーニーリブリン(Mooney−Rivlin)1次超弾性材料モデル(Hyperelastic material model)を適用した。

表2を参照すれば、第1隔壁112と第2隔壁122との厚さ(T1、T2)が同じ比較例1に比べて、第1隔壁112の厚さ(T1)が第2隔壁122の厚さ(T2)よりも厚い実施例及び比較例3の場合に、最大圧力は低く、有効セル数は高くなったことを確認することができる。

比較例3の場合、最大圧力が最も低く、有効セル数は最も多いが、第2隔壁122の厚さが1.3mmに過度に薄くて、量産性が落ちるという問題点がある。

参考までに、前記下部シート110と上部シート120及び後述する側壁130は、ブチル系ゴム、シリコン系ゴム、アクリル系ゴム、素化NBR系ゴム、エピクロロヒドリン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン系ゴム、塩素化ポリエチレン系ゴム、及びブチルアクリレート−エチルアクリレート−アクリロニトリルゴムのうちから選択された軟性のゴム材からなるか、ゼリー性材質、軟質の樹脂からなり、それ以外にも、弾性及び軟性を有する公知の多様な天然または合成素材からなりうる。

本発明の他の実施例によれば、前記下部シート110と上部シート120は、四角形からなり、外部に露出されたそれぞれの側面には、側壁130が形成される。

前記側壁130は、前記下部シート110と上部シート120との断面と接する。前記側壁130は、下部シート110と上部シート120とを連結する役割を果たして、下部シート110と上部シート120との結束力を高めると共に、フレームとして作用して、下部シート110と上部シート120との耐久性を高めうる。前記下部シート110、上部シート120、側壁130及び後述する補強リブ150は、個別的に形成された後、結合され、射出成形のような1回の工程を経て一体型に生産されうる。

本発明の他の実施例によれば、前記上部シート120及び/または下部シート110は、一端部の厚さが徐々に減少して直線または曲線で下向きに傾いた傾斜面140を形成する。

前記傾斜面140は、着席者の太ももと接する部分に形成される。前記傾斜面140は、前側の一端部に向けて下向き傾くように形成されて、着席者の太もも部分を圧迫する直角状のエッジを無くすことによって、着席者の太ももに加えられる局部応力の要素が除去されて、着席安定感を高めうる。

前記のように、傾斜面140が形成されれば、着席者の尻部分に位置する後側の側壁と着席者の太もも部分に位置する前側の側壁130との厚さも変わり、具体的には、前側の側壁130の厚さがさらに薄く形成される。

本発明の他の実施例によれば、前記下部シート110及び/または上部シート120は、前記第1通孔111及び/または第2通孔121に先端が前記第1隔壁112及び/または第2隔壁122に連結された補強リブ150が形成される。

前記補強リブ150は、一字状、十字状を含めた多様な形状に具現され、補強リブ150の各端部は、第1隔壁112及び/または第2隔壁122と連結される。前記のように、補強リブ150が形成される場合、水平方向に形成された補強リブ150の作用によって第1隔壁112及び/または第2隔壁122が水平方向に支持されて、座布団の耐久性が増加し、射出成形時にバリ(Burr)が除去されて、それによる不良率を減らしうる。

前記のような本発明によれば、卓越した通気性を有する通気構造によって内部に空気が円滑に流動して、湿気、汗を効果的に発散させて、熱的安定性を有し、体圧を均等に分散させて、身体の一定部位に加えられる圧迫を緩和させることによって、着席感を向上させうる。また、太もも部分の身体構造を反映して、着席する間に太ももに加えられる局部応力を低減させて、不便さを最小化することはもとより、別途のリブを形成して、構造的安全性を図り、射出工程において、不良率を最小化することができるという長所がある。

本発明は、図面に示された一実施形態を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。

したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ決定されるべきである。

本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の斜視図である。

本発明の一実施例によるハニカム構造のクッション座布団の平面図である。

図2のA−A’断面図である。

図2のB−B’断面図である。

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