乗客コンベアの安全装置

申请号 JP2016070929 申请日 2016-07-15 公开(公告)号 JPWO2018011960A1 公开(公告)日 2018-07-12
申请人 三菱電機株式会社; 发明人 土居 真吾;
摘要 乗客コンベアの安全装置は、踏段の移動に応じて回転される回転体と、回転される向きに対して横方向に突出されて回転体に設けられ、回転される向きに対して前部及び後部を有し、前部に係合部が設けられた突出部材と、係合部と係合されたり、係合部と離間されたりする係合部材と、本体及び先端部を有し、本体は建物側の取付部に取り付けられ、先端部には係合部材が取り付けられ、係合される 位置 に係合部材を保持する係合位置と、離間される位置に係合部材を保持する離間位置とに変位される変位部材と、を備え、係合位置に変位された状態では、本体は、係合している突出部材の後部から取付部の方に向かって配置されている。
权利要求

踏段の移動に応じて回転される回転体と、 前記回転される向きに対して横方向に突出されて前記回転体に設けられ、前記回転される向きに対して前部及び後部を有し、前記前部に係合部が設けられた突出部材と、 前記係合部と係合されたり、前記係合部と離間されたりする係合部材と、 本体及び先端部を有し、前記本体は建物側の取付部に取り付けられ、前記先端部には前記係合部材が取り付けられ、前記係合される位置に前記係合部材を保持する係合位置と、前記離間される位置に前記係合部材を保持する離間位置とに変位される変位部材と、を備え、 前記係合位置に変位された状態では、前記本体は、前記係合している前記突出部材の前記後部から前記取付部の方に向かって配置されていることを特徴とする乗客コンベアの安全装置。前記建物側の取付部は、前記回転体の上方に平方向に設けられた梁であり、 前記係合位置に変位された状態では、前記変位部材は、前記本体から前記先端部に向かうに連れて前記梁から離れるように前記梁に対して傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。

踏段の移動に応じて回転される回転体と、 前記回転される向きに対して横方向に突出されて前記回転体に設けられ、前記回転される向きに対して前部及び後部を有し、前記前部に係合部が設けられた突出部材と、 前記係合部と係合されたり、前記係合部と離間されたりする係合部材と、 本体及び先端部を有し、前記本体は前記回転体の上方に水平方向に設けられた梁に取り付けられ、前記先端部には前記係合部材が取り付けられ、前記係合される位置に前記係合部材を保持する係合位置と、前記離間される位置に前記係合部材を保持する離間位置とに変位される変位部材と、 前記梁に対して傾斜して設けられた取付部材と、を備え、 前記変位部材は、前記取付部材を介して前記梁に取り付けられ、前記係合位置に変位された状態では、前記本体は、前記係合している前記突出部材の前記後部から前記梁の方に向かって配置され、前記変位部材は、前記本体から前記先端部に向かうに連れて前記梁から離れるように前記梁に対して傾斜され、前記変位部材と前記取付部材は平行になっていることを特徴とする乗客コンベアの安全装置。

说明书全文

本発明は、乗客コンベアの安全装置に関するものである。

従来の乗客コンベアの安全装置では、踏段の移動と連動して回転されるラチェットホイールが設けられており、駆動チェーンが破断すると、ラチェットホイールの回転を止めて踏段を停止するようにしている。ラチェットホイールの外周部には係合部が設けられ、ラチェットホイールの回転にともない係合部も回転している。主枠には、ラチェットポールの一端部が回動可能に支持されている。駆動チェーンが破断すると、ラチェットポールが回動し、ラチェットホイールの係合部と主枠との間にラチェットポールが挟み込まれることによりラチェットホイールの回転を止める。ラチェットホイールの回転と連動して移動していた踏段も停止する。(特許文献1参照)

特開2006−143424号公報

しかしながら、上記の乗客コンベアの安全装置では、移動している踏段を停止するためにラチェットホイールの係合部と主枠との間にラチェットポールを挟み込むのでラチェットポールには大きな圧縮荷重がかかる。このためラチェットポールは、座屈しないように大きな強度を持たせる必要がある。

本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、強度の制約を減らした乗客コンベアの安全装置を得ることを目的とする。

本発明に係る乗客コンベアの安全装置は、踏段の移動に応じて回転される回転体と、回転される向きに対して横方向に突出されて回転体に設けられ、回転される向きに対して前部及び後部を有し、前部に係合部が設けられた突出部材と、係合部と係合されたり、係合部と離間されたりする係合部材と、本体及び先端部を有し、本体は建物側の取付部に取り付けられ、先端部には係合部材が取り付けられ、係合される位置に係合部材を保持する係合位置と、離間される位置に係合部材を保持する離間位置とに変位される変位部材と、を備え、係合位置に変位された状態では、本体は、係合している突出部材の後部から取付部の方に向かって配置されている。

本発明によれば、回転する向きに対して横方向に回転体に突出部材を設け、回転する向きの前部に突出部材に係合部を設けている。変位部材の本体は建物側の取付部に取り付け、変位部材の先端部には係合部材を取り付けている。係合部に係合している係合部材を先端部が保持した状態で、突出部材の後部から取付部の方に向かって本体を配置している。これにより、回転体の回転は止まる。回転体の回転を止めるのに際して、変位部材には引張荷重が作用し、圧縮荷重は作用しない。このため、変位部材の座屈を考慮する必要がないので、強度の制約を減らした乗客コンベアの安全装置を得ることができる。

本発明によれば、強度の制約を減らした乗客コンベアの安全装置を得ることができる。

本発明の実施の形態1を示すエスカレーターの全体構成図である。

図1の機械室内の要部を拡大した図である。

図1の機械室内の要部を拡大した図である。

図2の矢視Aを示す図である。

実施の形態1. 本発明の一実施の形態について図1から図4を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1を示すエスカレーターの全体構成図である。図2は図1の機械室内の要部を拡大した図で、駆動チェーンが正常に動作しているときの状態を示す。図3は図1の機械室内の要部を拡大した図で、駆動チェーンが破断したときの状態を示す。図4は図2の矢視Aを示す図である。

図において、主枠1が建物(図示せず)に設置され、主枠1には、踏段チェーン2により無端状に連結された複数の踏段3が支持されている。主枠1上には、踏段3の幅方向両側に対向する一対の欄干4が設けられている。主枠1の長手方向上端部の機械室5には、駆動機6と、駆動機6の駆動を受けて回転されるスプロケット装置7と、スプロケット装置7に制動力を与える安全装置8と、エスカレーターの運転を制御する制御装置(図示せず)とが設けられている。

駆動機6は、モータ及びブレーキ装置を含む駆動機本体9と、駆動機本体9に設けられ、駆動機本体9の駆動力により回転される駆動機スプロケット10とを有している。駆動機スプロケット10には、駆動機本体9のモータにより駆動力が与えられ、駆動機本体9のブレーキ装置の動作により制動力が与えられる。

スプロケット装置7は、踏段3の幅方向に軸線が延ばされて配置された主軸11と、主軸11にそれぞれ固定された駆動スプロケット12及び上部踏段スプロケット13とを有している。主軸11、駆動スプロケット12及び上部踏段スプロケット13は、主軸11の軸線を中心に一体に回転される。

駆動機スプロケット10及び駆動スプロケット12間には、無端状の駆動チェーン14が巻き掛けられている。駆動チェーン14には、駆動チェーン14が弛まないように張力が与えられている。駆動機本体9により与えられた駆動力は、駆動機スプロケット10、駆動チェーン14、駆動スプロケット12、主軸11、上部踏段スプロケット13、踏段チェーン2、踏段3の順に伝わる。主軸11、駆動スプロケット12及び上部踏段スプロケット13は、駆動機6の駆動力が駆動スプロケット12に伝わることにより、一体に回転される。

主枠1の長手方向下端部には、踏段3の幅方向に軸線が延ばされて配置された回転軸の軸線を中心に回転可能な下部踏段スプロケット15が設けられている。踏段チェーン2は、上部踏段スプロケット13及び下部踏段スプロケット15間に巻き掛けられている。なお、主枠1の長手方向下端部にて踏段チェーン2を巻き掛けるものとしては、下部踏段スプロケット15に限られたものではなく、例えば、踏段3の幅方向に延ばされて配置された軸に取付けられた反転レールでも良い。踏段チェーン2は、上部踏段スプロケット13の回転により移動される。各踏段3は、踏段チェーン2の移動により循環移動される。

駆動機本体9により与えられた制動力は、駆動機スプロケット10、駆動チェーン14、駆動スプロケット12、主軸11、上部踏段スプロケット13、踏段チェーン2、踏段3の順に伝わり、踏段3は停止する。このため、例えば駆動チェーン14が破断すると、駆動機本体9により与えられた制動力は、踏段3に伝わらなくなる。この場合には、安全装置8がスプロケット装置7に制動力を与えるので主軸11、上部踏段スプロケット13、踏段チェーン2、踏段3の順に制動力が伝わり、踏段3は停止する。

安全装置8は、主軸11に設置されるラチェット装置20と、駆動チェーン14の破断を検出する検出装置30と、ラチェット装置20の上方の主枠1に設置された係合装置40とを有している。回転体及び突出部材としてのラチェット装置20は、主軸11の軸線を中心として、主軸11、駆動スプロケット12及び上部踏段スプロケット13と一体に回転される。これにより、ラチェット装置20は、踏段3の移動に応じて回転する。

ラチェット装置20は、主軸11に固定された円板部材21と、円板部材21の外周側に円板部材21と隙間29を開けて配置されたラチェットホイール22と、円板部材21とラチェットホイール22とを軸方向に挟んで設けられるとともに円板部材21の外周に沿って周方向に複数配置された摩擦部材23と、摩擦部材23を円板部材21とラチェットホイール22とに押し付けるように締め付けているボルト24とナット(図示せず)とを有している。

円板部材21とラチェットホイール22とは、周方向に相対的に変位できる。円板部材21とラチェットホイール22とは、共に摩擦部材23に挟まれているので、周方向に相対的に変位するときには摩擦力が発生する。周方向に相対的に変位させるトルクが摩擦トルクよりも小さいと周方向に相対的に変位することは無く、円板部材21とラチェットホイール22とは、共に回転するか、または共に停止する。

例えば駆動チェーン14が破断すると、安全装置8が動作して回転されているラチェットホイール22が停止される。駆動チェーン14の破断により、踏段3に駆動力は伝わらなくなるが、踏段3に乗っている乗客の重さにより踏段3は下降しようとする。このとき、ラチェットホイール22が急停止されても、円板部材21は回転でき、踏段3は移動できる。そして、円板部材21及び踏段3は摩擦力で徐々に減速されて停止されるので、踏段3に乗っている乗客には急停止のショックが伝わることはない。

エスカレーターは、踏段3が上昇する上り運転または踏段3が下降する下り運転が行われ、運転方向に応じてラチェットホイール22の回転する向きは決まる。例えば、図2において上り運転をしている場合は、ラチェットホイール22は左向きに回転し、下り運転をしている場合は、ラチェットホイール22は右向きに回転する。上り運転中または下り運転中の運転する向きによらず、駆動チェーン14が破断すると、踏段3に乗っている乗客の重さにより踏段3は下降しようとする。このときラチェットホイール22は、踏段3が下方向へ移動するときの向きに回転しようとする。図3においては、ラチェットホイール22は右向きに回転する。

ラチェットホイール22の外周部には、ラチェットホイール22が回転される向きに対して横方向であるラチェットホイール22の半径方向の外周側へ突出される突出部材としての複数の歯25が形成されている。それぞれの歯25についてラチェットホイール22の回転される向きの前部25a及び後部25bのうち前部25a側に係合部26が設けられている。駆動チェーン14が破断し、踏段3が下降しようとするときのラチェットホイール22の回転する向きに対して、歯25の前側が前部25aであり、歯25の後側が後部25bである。踏段3が下降しようとするときのラチェットホイール22の回転する向きに対して、歯25の前側に係合部26が設けられている。

ラチェット装置20の上方には主枠1の梁として上梁1aが設けられている。検出装置30は、上梁1aに取り付けられている。上梁1aに取付けられた支持部材31が下方向に延びて設けられている。主軸11と平行な連結軸32が支持部材31に対して回転可能に支持部材31に設けられている。連結軸32の一端側にはシューポール33が固定され、他端側にはアーム34が固定されている。シューポール33とアーム34は、連結軸32を中心にして揺動できる。シューポール33の先端が下がるとアーム34の先端が上がり、シューポール33の先端が上がるとアーム34の先端が下がる。シューポール33の先端部にはシュー35が取り付けられている。シュー35を介してシューポール33は駆動チェーン14の上に載せられている。シュー35は移動する駆動チェーン14と摺動できる。

シュー35は、駆動機スプロケット10と駆動スプロケット12との間に張られている駆動チェーン14の上に配置されている。この状態において、アーム34は、係合装置40の方に向かって延びて設けられている。アーム34の係合装置40側の先端部には連結軸32の軸線と平行に突出された突起部材36が設けられている。駆動チェーン14が破断するとシュー35及びシューポール33の先側が自重にて下方へ下がる。シューポール33の先端が下がるのにともない連結軸32は回転し、アーム34の先端は上がり、突起部材36は上方へ移動する。

係合装置40は、取付部としての上梁1aに取り付けられている。係合装置40は、ラチェット装置20の上方に設置されている。図4にて、上梁1aは踏段3の幅方向の断面がL字形状をしており、L字形状の一辺は平に、他の一辺は水平な一辺の端部から下方向へ延びて設けられている。上梁1aの水平になっている一辺の下側に一対の取付部材41が互いに間隔を開けて固定されている。取付部材41は、先端側がラチェット装置20の方を向いて設けられている。取付部材41は、主軸11の軸線方向から見て上梁1aに対して傾斜して設けられている。

一対の取付部材41の先端側には、円柱状の軸42が掛け渡されて固定されている。一対の取付部材41の間に変位部材としてのラチェットポール43が配置されている。ラチェットポール43の本体43aには軸42が貫通されている。ラチェットポール43は、軸42に支持されている。ラチェットポール43の先端部43b側には係合部材44が取り付けられている。

本体43aに対して先端部43bとは反対側の後端部43c側は、検出装置30のアーム34の方へ延びている。軸42の軸線を中心としてラチェットポール43は揺動できる。先端部43bが上がると後端部43cは下がり、先端部43bが下がると後端部43cは上がる。係合部材44が取り付けられた先端部43b側の方が後端部43c側よりも重くなっており、軸42のみに支持された状態では、先端部43b側が下方に下がり、後端部43c側が上方へ上がる。この場合、先端部43b側は下方のラチェットホイール22の方へ傾いている。

ラチェットポール43の先端部43bがラチェットホイール22の方へ傾いて係合位置に変位されると、係合部材44はラチェットホイール22の歯25のうちのひとつの歯25の係合部26と係合される。係合部材44が係合部26と係合されると、ラチェットホイール22は、歯25の後部25bから前部25aへ向かう方向の回転が停止される。これにともない、踏段3の下方への移動は停止される。ラチェットポール43の先端部43bがラチェットホイール22から離れて離間位置に変位されると、係合部材44はラチェットホイール22の歯25の係合部26と離間される。係合部材44が係合部26から離されると、ラチェットホイール22は、歯25の後部25bから前部25aへ向かう方向へ回転できるようになる。これにともない、踏段3は下方へ移動できるようになる。

駆動チェーン14が駆動機スプロケット10と駆動スプロケット12との間に正常に張られている状態では、ラチェットポール43は離間位置に変位されている。ラチェットポール43の先端部43bは自重で下がり、後端部43cは上方に上がろうとするが、ラチェットポール43の後端部43cの上に突起部材36が載っている。後端部43cから突起部材36には上方へ押し上げる力が作用するが、突起部材36が上方へ上がるには、シュー35が下方へ下がらなければならない。シュー35は、駆動チェーン14の上に載せられていて下方に下がることができない。これにより、駆動チェーン14が正常に張られている状態では、ラチェットポール43は離間位置にて保持される。

駆動チェーン14が破断するとシュー35及びシューポール33の先側が自重にて下方へ下がる。シューポール33の先端が下がるのにともない連結軸32は回転し、アーム34の先端は上がり、突起部材36は上方へ移動する。突起部材36は、ラチェットポール43の後端部43cから離れる。これにより、後端部43cは上方へ上がることができるようになり、先端部43bは下方へ下がる。このようにして、ラチェットポール43は係合位置に変位され、係合部材44は歯25の係合部26に係合される。

係合部材44が歯25の係合部26に係合し、ラチェットポール43の先端部43bが、係合部材44を保持した状態で、ラチェットポール43の本体43aは、歯25の後部25bから上梁1aの方に向かうように配置されている。ラチェットポール43は、上梁1aに対して傾斜して配置され、本体43aから先端部43bへ向かうに連れて上梁1aから下方へ離れるように傾斜されている。ラチェットポール43の後端部43cは、一対の取付部材41の間に配置された状態でラチェットポール43と取付部材41は平行になっている。

このような安全装置8では、駆動チェーン14が破断すると、回転しようとするラチェットホイール22の歯25の前部25aの係合部26に係合部材44を係合する。この係合部材44は、ラチェットポール43の先端部43bにて保持する。ラチェットポール43の本体43aは、歯25の後部25bから上梁1aの方に向かって配置し、軸42、取付部材41を介して上梁1aに取り付けている。これにより、ラチェットホイール22の回転は停止される。このときラチェットポール43には、引張荷重が作用し、圧縮荷重は作用しない。このため、ラチェットポール43の座屈を考慮する必要がないので、強度の制約を減らした安全装置8を得ることができる。

また、係合位置に変位しているラチェットポール43は、上梁1aに対して傾斜しているので、上梁1aに作用する力は、上梁1aの長手方向と長手方向に直な方向とに分散される。更に、上梁1aの長手方向に直角な方向に作用する力は、上梁1aの断面がL字形状になる方向に見て、互いに交差する2辺が閉じる向きに作用する。断面がL字形状の梁は、2辺が開く向きに作用する場合よりも2辺が閉じる向きに作用する場合の方が大きな力に耐えられる。このため、上梁1aの小型化や、補強部材を減らした簡易な構造の上梁1aにすることができる。

なお、本実施の形態では、検出装置30、係合装置40をラチェット装置20の上方に設けた場合で説明したが、検出装置30、係合装置40をラチェット装置20の下方に設けるようにしても良い。

また、本実施の形態では、検出装置30に係合装置40を連動させる機構として、ラチェットポール43の後端部43cに載っていた突起部材36が離れて、ラチェットポール43が係合位置に変位される場合で説明したが、このような機構に限られるものではなく、例えば、駆動チェーンが破断すると、突起部材がラチェットポールの後端部を押し上げる機構や、検出装置と係合装置が歯車で連動する機構にしても良い。

また、本実施の形態では、ラチェットポール43は、取付部材41を介して上梁1aに取り付ける場合で説明したが、取付部材41を介さないでラチェットポール43を建物側の取付部に取付けても良い。

1 主枠、 1a 梁、 3 踏段、 8 安全装置、 20 ラチェット装置、 21 円板部材、 22 ラチェットホイール、 23 摩擦部材、 24 ボルト、 25 歯、 25a 前部、 25b 後部、 26 係合部、 29 隙間、 40 係合装置、 41 取付部材、 42 軸、 43 ラチェットポール、 43a 本体、 43b 先端部、 43c 後端部、 44 係合部材

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