癌および粘膜炎の治療のための組成物および方法

申请号 JP2015153819 申请日 2015-08-04 公开(公告)号 JP6184034B2 公开(公告)日 2017-08-23
申请人 ビカス セラピューティクス,エルエルシー; 发明人 ニューウェル バスコンブ; ジョン マキ; フレドリック エス. ヤング;
摘要
权利要求

癌を治療、改善、または予防するために使用される薬物の治療用組み合わせ物であって、 (1)βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストであって、該βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストがプロプラノロールを含む、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト; (2)非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)であって、該NSAIDがエトドラクを含む、NSAID; (3)抗微小管阻害剤であって、該抗微小管阻害剤がパクリタキセルを含む、抗微小管阻害剤;および (4)ゲムシタビン の組み合わせ物を含む、治療用組み合わせ物。前記エトドラクはLODINE(商標)、LODINE SR(商標)もしくはECCOXOLAC(商標)である、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。前記プロプラノロールがINDERAL(商標)、AVLOCARDYL(商標)、DERALIN(商標)、DOCITON(商標)、INDERALICI(商標)、INNOPRAN XL(商標)もしくはSUMIAL(商標)である、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。前記抗微小管阻害剤が、TAXOL(商標)、ABRAXANE(商標);ドセタキセル、TAXOTERE(商標);ラロタキセル、テセタキセルおよびオルタタキセルの少なくとも1種をさらに含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。シスプラチン、シスプラチナム、シスジアミン白金(II)ジクロリド(CDDP)、カルボプラチンおよびオキサリプラチン(oxaloplatin)の少なくとも1種をさらに含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。(a)エトドラクの投与量が、1日に約200mg〜400mgの範囲であるか、あるいは約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれより多いか、あるいは、 (b)プロプラノロールの投与量が、個体の心拍数および血圧をもとにして、1日当たり10〜320mgの範囲であるか、あるいは約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれより多い、 請求項1に記載の治療用組み合わせ物。(a)前記治療用組み合わせ物の薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くが別の組成物として製剤化されているか;該治療用組み合わせ物の薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くが1つの組成物もしくは薬物製剤に製剤化されているか;または該治療用組み合わせ物の薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くが一緒に製剤化されているか; (b)前記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;前記非ステロイド系抗炎症剤(NSAID);および前記抗微小管阻害剤が異なる組成物もしくは製剤として製剤化されているか、同じ組成物もしくは製剤として製剤化されているか、または一緒に製剤化されているか; (c)該治療用組み合わせ物の該薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装で個別に包装されているか、一緒に包装されているか、または任意の組み合わせで包装されているか; (d)該βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;該非ステロイド系抗炎症剤(NSAID);および該抗微小管阻害剤が単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装で個別に包装されているか; (e)該治療用組み合わせ物の該薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装で一緒かまたは任意の組み合わせで包装されているか;あるいは (f)(a)から(c)の任意の治療用組み合わせ物であって、該薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが該単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装の開封にあたり放出される 請求項1に記載の治療用組み合わせ物。前記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;前記非ステロイド系抗炎症剤(NSAID);および、前記抗微小管阻害剤が単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装で一緒に包装され、そして前記薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが該単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードまたは収縮包装の開封にあたり放出される、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。(a)前記治療用組み合わせ物の前記薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが非経口製剤、性液剤、リポソーム、注射剤、錠剤、丸薬、ロゼンジ、カプセル剤、カプレット剤、パッチ、噴霧剤、吸入剤、粉剤、凍結乾燥粉剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、ナノリポソーム、ミクロゲル、ペレット、坐剤またはそれらの組み合わせ物として製剤化または製造されているか; (b)該治療用組み合わせ物の該薬物の1つ、2つ、3つ、4つもしくはそれより多くまたはそれらの全てが1つの非経口製剤、1つの水性液剤、1つのリポソーム、1つの注射剤、1つの凍結乾燥粉剤、1つの飼料、1つの食品、1つの食品補助剤、1つのペレット、1つのロゼンジ、1つの液剤、1つのエリキシル剤、1つのエアロゾル、1つの吸入剤、1つの接着剤、1つの噴霧剤、1つの粉剤、1つのパッチ、1つの錠剤、1つの丸薬、1つのカプセル剤、1つのゲル剤、1つのゲルタブ剤、1つのカプレット剤、1つのナノ懸濁剤、1つのナノ粒子、1つのナノリポソーム、1つのミクロゲルまたは1つの坐剤で一緒に製剤化または製造されているか; (c)該治療用組み合わせ物の薬物が静脈内、局所、経口投与、吸入による投与、注入による投与、注射による投与、腹腔内、筋肉内、皮下、内、関節内投与のため、乳房内投与のため、または上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために製剤化されているか; (d)該治療用組み合わせ物の薬物が(i)時間投与の配列もしくはパターンで;または、(ii)個別に、製剤化、包装、配置またはクラスター化されているか; (e)該治療用組み合わせ物の薬物が、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団、または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計されているか;あるいは (f)該治療用組み合わせ物の薬物が、軽度もしくは重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害または盲目を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計されている 請求項1に記載の治療用組み合わせ物。(a)前記治療用組み合わせ物の薬物がその日の時間に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装されているか; (b)前記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;前記非ステロイド系抗炎症剤(NSAID);および、前記抗微小管阻害剤がその日の時間に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装されているか; (c)該βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;該非ステロイド系抗炎症剤;および、該抗微小管阻害剤が、 (i)午前に20mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロール、200mgのNSAID、例えば、エトドラク;昼下がりに10mgのβブロッカー、200mgのNSAID、例えば、エトドラク;午後に10mgのβブロッカー、400mgのNSAID; (ii)午前に40mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロール、200mgのNSAID、例えば、エトドラク;午後に20mgのβブロッカー、200mgのNSAID;夕方に20mgのプロプラノロール、400mgのNSAID; (iii)午前に80mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロール、200mgのNSAID;午後に40mgのβブロッカー、200mgのNSAID、夕方に40mgのNSAID;または (iv)(i)〜(ii)〜(iii)のレジメンを含む用量増加 を含む、時間投与レジメンに適合させた投与量で包装されているか;あるいは (d)該βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;該非ステロイド系抗炎症剤(NSAID);および該抗微小管阻害剤が、 開始:午前に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に5mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加1:午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;または 用量増加2:午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に20mgのエトドラク を含む、時間投与レジメンに適合させた投与量で包装されている 請求項1に記載の治療用組み合わせ物。治療薬物組み合わせ物が1日1回、b.i.d(1日2回)、t.i.d(1日3回)、週1回、隔週1回、または月1回投与するように製剤化されている、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。請求項1に記載の治療用組み合わせ物を含み、そして必要に応じて薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、医薬組成物または製剤。請求項1の治療用組み合わせ物を含むキット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレーであって、必要に応じて、(a)時間投与の配列もしくはパターンで;または、(b)個別に、該治療用組み合わせ物の薬物が該キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレーで配置またはクラスター化され、 そして必要に応じて、該キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレー、あるいは該治療用組み合わせ物の薬物が癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計され、 そして必要に応じて、該キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレー、あるいは該治療用組み合わせ物の薬物が軽度もしくは重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害または盲目を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計されているキット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレー。(a)請求項1に記載の治療用組み合わせ物;あるいは (b)キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレーとして製造されているか、またはそれを含む(a)の製造製品であって、 必要に応じて、該治療用組み合わせ物がそれを必要とする個体への同時の単位用量投与のために製剤化され、各単位用量がキット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレーの1つのブリスター中またはコンパートメント内に収容されており、 そして必要に応じて、(i)時間投与の配列もしくはパターンで;または、(ii)個別に、該治療用組み合わせ物の薬物がキット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレーで配置またはクラスター化され、 そして必要に応じて、該キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレー、あるいは該治療用組み合わせ物の薬物が癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計され、 そして必要に応じて、該キット、容器、ブリスターパックもしくはパッケージ、クラムシェル、収縮包装またはトレー、あるいは該治療用組み合わせ物の薬物が軽度もしくは重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害または盲目を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計されている 製造製品 を含む、製造製品。請求項1に記載の治療用組み合わせ物を含む、ナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム。(a)請求項1に記載の治療用組み合わせ物;あるいは (b)(a)の紙、プラスチックもしくはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツであって、(i)時間投与の配列もしくはパターンで;または、(ii)個別に、該治療用組み合わせ物の薬物が該紙、プラスチックもしくはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツで配置またはクラスター化され、 そして必要に応じて、該紙、プラスチックもしくはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツが癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計され、 そして必要に応じて、該治療用組み合わせ物の薬物が軽度もしくは重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害または盲目を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために製剤化、包装または設計されている、紙、プラスチックもしくはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ を含む、紙、プラスチックもしくはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ。請求項1に記載の治療用組み合わせ物を含む、栄養補助剤、食品または食品補助剤。前記プロプラノロールおよび前記エトドラクがVT−122(商標)を含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ物。

说明书全文

本発明は一般に、医薬品および医薬製剤に関する。択一的な実施形態では、本発明は、単独か、または癌化学療法や放射線療法などの他の医学的治療と併用して使用することができる、癌および粘膜炎治療法(例えば、口腔粘膜炎;消化器粘膜炎(digestive mucositis);食道粘膜炎;腸粘膜炎のため)ならびに細胞保護製品を提供する。

口腔粘膜炎は、化学療法や放射線療法による不都合な副作用である。現在の癌治療法は一般に、化学療法および放射線療法を含む。これらの治療法は、患者を延命し、かつその生活の質を向上させることを求めて用いられるが、しかし副作用を伴う。例えばこうした治療に対する深刻な有害反応は、患者の疾病率および死亡率の増大を含む。口腔への損傷を誘導する治療症例が毎年世界で約400,000件もある。化学療法および放射線治療による細胞毒性はしばしば、嚥下痛(例えば、呑み込みの痛み)、味覚障害(例えば、味覚の歪および/または低下)、それに続く脱症および栄養失調症を含む病気と痛みを伴う口腔粘膜炎をもたらす。臨床的にはこの毒性は、軽度の紅斑(例えば、毛管うっ血に伴う皮膚の赤み)および口腔粘膜の浮腫(例えば、間質液の増加による膨れ)から、深刻な、局所的または広範な潰瘍、出血および浸出(例えば、痛む所からの浸み出し)にまで及ぶ。

本発明は、単独か、または癌化学療法や放射線療法などの他の医学的治療と併用して使用することができる細胞保護製品および治療法を提供する。本発明の製品および方法は、癌(任意の腫瘍、良性または転移性のものを含む)を治療または改善する、あるいは、例えば口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎などの粘膜炎の好ましくない副作用および症状、または癌治療による他の任意の副作用を治療する、消失させる、改善する、減退、好転させるかつ/または阻止するために用いることができる。

択一的な実施形態では、本発明は、 (i)(a)βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;(b)非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、および(c)癌を治療するための治療薬; (ii)(a)マクロライドまたはマクロライド環を含む組成物および(b)癌を治療するための治療薬; (iii)(a)免疫抑制組成物または薬剤および(b)癌を治療するための治療薬; (iv)(a)プロトンポンプ阻害剤(PPI)および(b)癌を治療するための治療薬; (v)(i)、(ii)、(iii)および/または(iv)の薬物の治療用組合せの任意の組合せ、あるいは、 (vi)プロトンポンプ阻害剤(PPI);合成プロスタグランジンE1(PGE1)類似体ミソプロストール;N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド(パラセタモールまたはアセトアミノフェン);2−[4−(2−メチルプロピル)フェニル)プロパン酸(イブプロフェン);鎮痙剤もしくは抗けいれん薬;神経因性疼痛の鎮痛剤;オピオイド(オピエート)痛み止め(鎮痛剤);抗生物質;抗うつ剤もしくは抗精神病剤をさらに含むか、またそれらの任意の組合せをさらに含む(i)〜(v)のいずれかの組合せを含むかまたはそれからなる、それを必要とする個体のための薬物の1つまたは複数の治療用組合せを提供する。

(i)その非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)が、(a)シクロオキシゲナーゼ(COX)(もしくはプロスタグランジンシンターゼ)阻害剤、または、(b)(a)のCOX阻害剤であって、エトドラクもしくは同等物;ナプロキセンもしくは同等物;セレコクシブもしくは同等物;ロフェコキシブもしくは同等物;エトリコキシブもしくは同等物;バルデコキシブもしくは同等物;パレコキシブもしくは同等物;ナブメトンもしくは同等物;ジクロフェナク(2−(2,6−ジクロルアニリノ)フェニル酢酸)もしくは同等物、またはルミラコキシブもしくは同等物を含むかまたはそれからなるCOX阻害剤を含み;(ii)その神経因性疼痛の鎮痛剤がガバペンチンまたはプレガバリンを含むかまたはそれからなる、あるいは、(iii)そのアンチセンスまたはsiRNA核酸がオブリメルセンまたはGENASENSE(商標)を含むかまたはそれからなる、請求項1に記載の治療用組合せ。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、エトドラクはLODINE(商標)、LODINE SR(商標)もしくはECCOXOLAC(商標)であるか、またはセレコクシブはCELEBREX(商標)もしくはCELEBRA(商標)であるか、またはロフェコキシブはVIOXX(商標)、CEOXX(商標)もしくはCEEOXX(商標)であるか、またはエトリコキシブはARCOXIA(商標)、ALGIX(商標)もしくはTAUXIB(商標)であるか、またはバルデコキシブはBEXTRA(商標)であり、パレコキシブはDYNASTAT(商標)であり、ナプロキセンはXENOBID(商標)、ALEVE(商標)、ANAPROX(商標)、MIRANAX(商標)、NAPROGESIC(商標)、NAPROSYN(商標)、NAPRELAN(商標)、PROXEN(商標)もしくはSYNFLEX(商標)であり、ナブメトンはRELAFEN(商標)、RELIFEX(商標)もしくはGAMBARAN(商標)であるか、またはジクロフェナクはFLECTOR PATCH(商標)、VOLTAREN(商標)、VOLTAROL(商標)、DICLON(商標)、DICLOFLEX DIFEN(商標)、DIFENE(商標)、CATAFLAM(商標)、PENNSAID(商標)、PANAMOR(商標)、RHUMALGAN(商標)、MODIFENAC(商標)、ABITREN(商標)、OLFEN(商標)、VOVERAN(商標)、ARTHROTEC(商標)、DEDOLOR(商標)、DEFLAMAT(商標)、VETAGESIC(商標)もしくはZOLTEROL(商標)である。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)はプロプラノロールもしくは同等物を含むか;プロプラノロールはINDERAL(商標)、AVLOCARDYL(商標)、DERALIN(商標)、DOCITON(商標)、INDERALICI(商標)、INNOPRAN XL(商標)またはSUMIAL(商標)である。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)はプロプラノロールもしくは同等物を含み、非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)はエトドラクもしくは同等物を含む。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬は、モノクローナル抗体、ペプチド、合成ポリペプチドもしくはペプチド模倣薬、核酸、合成核酸、脂質、炭水化物および/または小分子を含むかまたはそれらからなる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬は、ソラフェニブもしくは同等物、またはNEXAVAR(商標);スニチニブもしくは同等物、またはSUTENT(商標);エルロチニブもしくは同等物、またはTARCEVA(商標);イマチニブもしくは同等物、またはGLEEVEC(商標);ラパチニブもしくは同等物、またはTYKERB(商標);ベバシズマブもしくは同等物、またはAVASTIN(商標);トラスツズマブもしくは同等物、またはHERCEPTIN(商標);セツキシマブもしくは同等物、またはERBITUX(商標);ベバシズマブもしくは同等物、またはAVASTIN(商標)もしくはBIBW2992;ゲフィチニブもしくは同等物、またはIRESSA(商標);ラニビズマブもしくは同等物、またはLUCENTIS(商標);ペガプタニブもしくは同等物、またはMACUGEN(商標);ダサチニブもしくは同等物、またはBMS−354825(商標);スニチニブもしくは同等物、またはSUTENT(商標);パゾパニブもしくは同等物;ニロチニブもしくは同等物、またはTASIGNA(商標);パニツムマブもしくは同等物、またはVECTIBIX(商標);バンデチニブ(bandetinib)もしくは同等物;ブリバニブもしくは同等物、またはE7080(商標);サリドマイドもしくは同等物、またはTHALOMID(商標);レナリドミドもしくは同等物、またはREVLIMID(商標);ボルテゾミブもしくは同等物、またはVELCADE(商標);ジスルフィラムもしくは同等物、またはANTABUSE(商標)もしくはANTABUS(商標)、または、没食子酸エピガロカテキン(EGCG)もしくは同等物;デメコルチン、エトグルシドもしくはエルサミトルシン、ロニダミン、ルカントン、ミトタンまたはミトグアゾンもしくは同等物、あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬はプロテインキナーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなり;そのプロテインキナーゼ阻害剤はチロシンキナーゼ阻害剤またはセリ/スレオニンキナーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬は血管新生阻害剤を含むかまたはそれからなり;その血管新生阻害剤は、血管内皮増殖因子(VEGF)媒介血管子新生阻害剤を含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬は、アポトーシスの誘導剤または有糸分裂および抗微小管阻害剤(微小管機能の阻害)を含むかまたはそれらからなり;そのアポトーシス誘導剤または有糸分裂阻害剤もしくは抗微小管阻害剤は、ラルチトレキセドもしくは同等物、またはTOMUDEX(商標);ドキソルビシンもしくは同等物、またはADRIAMYCIN(商標);フルオロウラシルまたは5−フルオロウラシルもしくは同等物;パクリタキセルもしくは同等物、またはTAXOL(商標)もしくはABRAXANE(商標);ドセタキセルもしくは同等物、またはTAXOTERE(商標);ラロタキセル、テセタキセルまたはオルタタキセルもしくは同等物;エポチロンまたはエポチロンA、B、C、D、EもしくはFまたは同等物;イクサベピロン(アザエポチロンBとしても公知である)もしくは同等物、またはBMS−247550(商標);ビンクリスチン(ロイロクリスチンとしても公知である)もしくは同等物、またはONCOVIN(商標);vinblastin、ビンブラスチン、ビンデシン、ビンフルニン、ビノレルビンまたはNAVELBINE(商標)もしくは同等物、あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬はアルキル化剤を含むかまたはそれからなり;そのアルキル化剤は、シスプラチンもしくは同等物;シスプラチナムもしくは同等物;シスジアミン白金(II)ジクロリド(cis−diamminedichloridoplatinum(II))(CDDP)もしくは同等物;カルボプラチンもしくは同等物;オキサリプラチン(oxaloplatin)もしくは同等物;シクロホスファミド(シトホスファン)もしくは同等物、またはENDOXAN(商標)、CYTOXAN(商標)、NEOSAR(商標)もしくはREVIMMUNE(商標);メクロレタミンもしくは同等物;クロルメチンもしくは同等物;ムスチンもしくは同等物;ナイトロジェンマスタードもしくは同等物;クロラムブシルもしくは同等物、またはLEUKERAN(商標)、あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬はトポイソメラーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなり;そのトポイソメラーゼ阻害剤は、エトポシドもしくは同等物、またはEPOSIN(商標)、ETOPOPHOS(商標)、VEPESID(商標)もしくはVP−16(商標);アムサクリンもしくは同等物;トポテカンもしくは同等物、またはHYCAMTIN(商標);テニポシドもしくは同等物、またはVUMON(商標)もしくはVM−26(商標);エピポドフィロトキシンもしくは同等物;カンプトセシンもしくは同等物;イリノテカンもしくは同等物、またはCAMPTOSAR(商標)、あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬は抗生物質、例えばグリコペプチド抗生物質を含むかまたはそれからなり;そのグリコペプチド抗生物質は、ブレオマイシンもしくは同等物またはブレオマイシンA2もしくはB2または同等物;マイトマイシンまたはマイトマイシンCもしくは同等物、プリカマイシン(ミトラマイシンとしても公知である)もしくは同等物、またはMITHRACIN(商標)あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、癌を治療するための治療薬はステロイド受容体阻害剤またはステロイド阻害剤(抗ステロイド)を含むかまたはそれからなり;そのステロイド受容体阻害剤はエストロゲン受容体修飾因子(SERM)を含むかまたはそれからなり、そのエストロゲン受容体修飾因子はタモキシフェンもしくは同等物、またはNOLVADEX(商標)、ISTUBAL(商標)またはVALODEX(商標)を含むかまたはそれからなることができる。択一的な実施形態では、ステロイド阻害剤または抗ステロイドは、フィナステライドもしくは同等物、またはPROSCAR(商標)、PROPECIA(商標)、FINCAR(商標)、FINPECIA(商標)、FINAX(商標)、FINAST(商標)、FINARA(商標)、FINALO(商標)、PROSTERIDE(商標)、GEFINA(商標)、APPECIA(商標)、FINASTERID IVAX(商標)、FINASTERIDまたはALTERNOVA(商標)を含むかまたはそれからなる。

本発明の治療用組合せの一実施形態では、癌を治療するための治療薬はマトリクスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤を含むかまたはそれからなるか、あるいは、コラゲナーゼ、ゼラチナーゼおよび/またはストロメライシ酵素の阻害剤を含むかまたはそれらからなり;そのマトリクスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤はバチマスタット、プリノマスタットまたはマリマスタットを含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、マクロライドまたはマクロライド環を含む組成物はマクロライド抗生物質を含むかまたはそれからなり;あるいは、そのマクロライドまたはマクロライド環を含む組成物は、クラリスロマイシンもしくは同等物、またはBIAXINT(商標)、KLARICID(商標)、KLABAX(商標)、CLARIPEN(商標)、CLARIDAR(商標)、FROMILID(商標)もしくはCLACID(商標);アジスロマイシンもしくは同等物、またはZITHROMAX(商標)、ZITROMAX(商標)もしくはSUMAMED(商標);ジリスロマイシンもしくは同等物;エリスロマイシンもしくは同等物;ロキシスロマイシンもしくは同等物、またはROXO(商標)、SURLID(商標)、RULIDE(商標)、BIAXSIG(商標)、ROXAR(商標)、ROXIMYCIN(商標)もしくはCOROXIN(商標);テリスロマイシンもしくは同等物またはKETEK(商標);ジョサマイシンもしくは同等物;キタサマイシンもしくは同等物;ミデカマイシンもしくは同等物;オレアンドマイシンもしくは同等物;ロキシスロマイシンもしくは同等物、またはROXO(商標)、SURLID(商標)、RULIDE(商標)、BIAXSIG(商標)、ROXAR(商標)、ROXIMYCIN(商標)もしくはCOROXIN(商標);トロレアンドマイシンもしくは同等物;またはタイロシンもしくは同等物、あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、免疫抑制組成物または薬剤は、シロリムスもしくは同等物(ラパマイシンとしても公知である)、またはRAPAMUNE(商標);タクロリムスもしくは同等物、またはFK−506(商標)もしくはFUJIMYCIN(商標);シクロスポリン(ciclosporinまたはcyclosporineもしくはcyclosporin)もしくは同等物、またはコルチゾンもしくは同等物を含むかまたはそれからなる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、プロトンポンプ阻害剤(PPI)はH2−受容体アンタゴニスト(H2RA)を含むかまたはそれからなり;そのH2−受容体アンタゴニスト(H2RA)は、シメチジンもしくは同等物、またはTAGAMET(商標)、TAGAMET HB(商標)もしくはTAGAMET HB200(商標);ラニチジンもしくは同等物、またはTRITEC(商標)もしくはZANTAC(商標);ファモチジンもしくは同等物、またはPEPCIDINE(商標)もしくはPEPCID(商標);ニザチジンもしくは同等物、またはTAZAC(商標)もしくはAXID(商標)を含むかまたはそれからなることができるか、あるいは、そのプロトンポンプ阻害剤(PPI)は、ベンズイミダゾール化合物もしくは構造またはイミダゾピリジン化合物もしくは構造を含むかまたはそれからなることができ;例えば、そのイミダゾピリジン化合物もしくは構造は、ゾルピデムもしくは同等物、またはAMBIEN(商標)、AMBIEN CR(商標)、IVEDAL(商標)、NYTAMEL(商標)、STILNOCT(商標)、STILNOX(商標)、ZOLDEM(商標)、ZOLNOD(商標)もしくはZOLPIHEXAL(商標);アルピデム(ananxylとも称される)もしくは同等物;サリピデム(saripidem)もしくは同等物;ネコピデム(necopidem)もしくは同等物を含むかまたはそれからなることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その治療用組合せの1つ、2つ、3つ、4つもしくは5つまたはそれ以上の薬物を別個の組成物として処方するか、またはその治療用組合せの1つ、2つ、3つ、4つもしくは5つまたはそれ以上の薬物を1つの組成物もしくは薬物処方物に処方する(例えば、その治療用組合せの1つ、2つ、3つ、4つもしくは5つまたはそれ以上の薬物を一緒に処方するかまたは錠剤化する)。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物;および癌を治療するための治療薬を、異なる組成物もしくは処方物に処方するか(例えば、錠剤化する)、同じ組成物もしくは処方物に処方するか、または一緒に処方する(例えば、錠剤化する)。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その治療用組合せの薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ(packette)またはブリスターパケット(blister packet)、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で処方するか(例えば、錠剤化する)、または個別に包装するか、一緒に包装するか、もしくは任意の組合せで包装する。例えば、そのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で個別に包装することができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その治療用組合せの薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で処方するか(例えば、錠剤化する)、または一緒かもしくはそれらの任意の組合せで包装する。一実施形態では、その薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させる。例えばそのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で一緒に包装することができ、その薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させることができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、非経口製剤、水性液剤、リポソーム、注射剤、錠剤、丸薬、ロゼンジ、カプセル剤、カプレット剤、パッチ、噴霧剤、吸入剤、粉剤、凍結乾燥粉剤、吸入剤、パッチ、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、ナノリポソーム、ミクロゲル、ペレット、坐剤またはそれらの組合せとして処方する(例えば、錠剤化する)か、または製造する。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その薬物の1つ、2つ、3つ、4つ、5つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、1つの非経口製剤、1つの水性液剤、1つのリポソーム、1つの注射剤、1つの凍結乾燥粉剤、1つの飼料、1つの食品、1つの食品補助剤、1つのペレット、1つのロゼンジ、1つの液剤、1つのエリキシル剤、1つのエアロゾル剤、1つの吸入剤、1つの接着剤、1つの噴霧剤、1つの粉剤、1つの凍結乾燥粉剤、1つのパッチ、1つの錠剤、1つの丸薬、1つのカプセル剤、1つのゲル剤、1つのゲルタブ剤、1つのロゼンジ、1つのカプレット剤、1つのナノ懸濁剤、1つのナノ粒子、1つのナノリポソーム、1つのミクロゲルまたは1つの坐剤で一緒に処方(例えば、錠剤化)または製造する。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では: (a)エトドラクの投与量は、1日に約200mg〜400mgの範囲であるか、または約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれ以上であるか、あるいは、 (b)プロプラノロールの投与量は、個体の心拍数および血圧をもとにして、1日当たり10〜320mgであるか、または約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900しくは1000mgまたはそれ以上である。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では: (a)クラリスロマイシンの投与量は、12時間ごとの250mg即時放出型処方物もしくは錠剤、12時間ごとの500mg即時放出型の処方物もしくは錠剤、または1日1回の1000mg持続放出型処方物もしくは錠剤あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなり; (b)ロキシスロマイシンの投与量は、1日1回の300mg処方物もしくは錠剤または1日2回の150mg処方物もしくは錠剤あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなり; (c)ラパマイシンの投与量は、耐容性ならびに肝および腎副作用をもとにして、2mg/日〜20mg/日を含むかまたはそれからなり; (d)(c)のラパマイシン投与量で、その用量を1週間ごとに増大させる(2倍にする)か、あるいは、 (e)(d)のラパマイシン投与量で、その用量を1週間ごとに2倍にする。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その薬物組合せを、その日の時間、所望の効果、患者、患者の状態などに最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する。例えば、そのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物、および癌を治療するための治療薬を、その日の時間、所望の効果、患者、患者の状態などに最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装することができる。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、そのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物またはエトドラクもしくは同等物、および癌を治療するための治療薬を: (a)午前に20mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;午後に10mgのβブロッカー、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;午後に10mgのβブロッカー、400mgのNSAID; (b)午前に40mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;午後に20mgのβブロッカー、200mgのNSAID;夕方に20mgのプロプラノロール、400mgのNSAID; (c)午前に80mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID;午後に40mgのβブロッカー、200mgのNSAID、夕方に40mgのNSAID、または、 (d)(a)〜(b)〜(c)レジメンを含む用量増加 を含む時間投与レジメンに適合する投与量で包装する。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、そのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物またはエトドラクもしくは同等物、および癌を治療するための治療薬を: 開始:午前に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に5mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加1:午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加2:午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に20mgmgのエトドラクを含む時間投与レジメンに適合する投与量で包装する。

本発明の治療用組合せの択一的な実施形態では、その治療用薬物組合せを、1日1回、b.i.d(1日2回)、t.i.d(1日3回)、1日4回、1日5回もしくは1時間1回、または週1回、隔週1回もしくは月1回投与するように処方するか、あるいは、任意の所望投与レジメンについて任意の所望の投薬量で投与するように処方する。例えば、そのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)またはプロプラノロールもしくは同等物;その非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDまたはエトドラクもしくは同等物;および癌を治療するための治療薬を、1日1回、1日2回、1日3回、週1回、隔週1回または月1回投与するように処方することができる。

択一的な実施形態では、その薬物の治療用組合せを、静脈内、局所、経口投与、もしくは吸入、注入、注射、吸入による投与、もしくは腹腔内、筋肉内、皮下、内、関節内投与、乳房内投与、局所投与のため、または上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために処方するか;あるいは、任意の投与経路または投与組合せを用いて投与するように処方する。

択一的な実施形態では、その薬物の治療用組合せは、癌、悪液質、癌悪液質、粘膜炎、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎、腸粘膜炎および/または食欲不振の治療、改善および/または予防に使用するための取扱説明書をさらに含む。択一的な実施形態では、本発明の薬物の治療用組合せを、癌、悪液質、癌悪液質、粘膜炎、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎、腸粘膜炎および/または食欲不振の治療、改善および/または予防のために処方するか、かつ/またはそのために使用する。

択一的な実施形態では、本発明の薬物の治療用組合せを:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義される悪液質の治療、改善および/または予防のために処方するか、かつ/またはそのために使用する。任意選択で、その増大した心拍数は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する。その悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を有する個体で定義することができる。

一実施形態では、本発明は、本発明の薬物の治療用組合せを含む医薬組成物または処方物を提供する。その治療用組合せは、薬学的に許容される賦形剤をさらに含むかまたはそれからなることができる。択一的な実施形態では、その医薬組成物または処方物は、飼料、食品、食品もしくは飼料濃縮物、ペレット、ロゼンジ、液剤、ローション剤、埋没物、ナノ粒子、エリキシル剤、エアロゾル剤、噴霧剤、エアロゾル剤、吸入剤、粉剤、錠剤、丸薬、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、パッチ、ミクロゲルおよび/または坐剤として処方または製造される。

択一的な実施形態では、本発明は、癌または細胞機能障害状態;癌、慢性全身性炎症反応状態(chronic Systemic Inflammatory Response State)(SIRS)の治療による任意の副作用;慢性全身性炎症ストレス;熱傷、慢性閉塞性疾患;うっ血性心不全;慢性腎臓疾患;外科処置;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害(sleep disturbance);衰弱;疲労;胃腸障害(gastrointestinal distress);睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはそれらの組合せを含む外傷、状態または疾患を治療、改善および/または予防するための医薬品または医薬組成物の製造における本発明の治療用組合せの使用を提供する。択一的な実施形態では、その外傷、状態または疾患はSIRSから派生する不適応な栄養状態を含むか、またはその不適応な栄養状態は悪液質を含み、任意選択でその悪液質は癌から派生する悪液質を含む。択一的な実施形態では、その癌または細胞機能障害状態は任意の転移性または良性の腫瘍を含み、その使用は:肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫(primary CNS lymphoma)、脊髄軸腫瘍(spinal axis tumor)、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。

本発明の使用の択一的な実施形態では、その悪液質は:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、その増大した心拍数は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有するか;あるいは、その悪液質は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を有する個体によって定義される。

本発明の使用の択一的な実施形態では、そのCNS障害はパーキンソン病またはアルツハイマー病を含む。

択一的な実施形態では、本発明は、癌もしくは細胞機能障害状態または粘膜炎、癌もしくは細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)、慢性全身性炎症ストレスの治療による任意の副作用;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎臓疾患;外科処置;癌;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害;衰弱;疲労;胃腸障害;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはその組合せを含む外傷、状態または疾患を治療、予防および/または改善する方法であって: (a)本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物または処方物を提供するステップと; (b)治療有効量のステップ(a)の治療用組合せまたは医薬組成物または処方物を投与し、それによって、その副作用、外傷、状態または疾患を治療または改善するステップとを含む方法を提供する。

択一的な実施形態では、その状態または疾患は、SIRSから派生する不適応な栄養状態を含むか、あるいはその不適応な栄養状態は悪液質もしくは食欲不振、または癌から派生する悪液質を含む。択一的な実施形態では、その癌または細胞機能障害状態は任意の転移性または良性の腫瘍を含み、その使用は:肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。

択一的な実施形態では、その悪液質は:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、その増大した心拍数は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有するか、あるいは、その悪液質は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義される。

択一的な実施形態では、その粘膜炎は、化学療法および/または放射線療法によって引き起こされる粘膜炎、あるいは口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎または腸粘膜炎である。

択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せおよび/または本発明の医薬組成物または処方物を含む組成物または1つもしくは複数の製品を提供する。本発明の医薬組成物または処方物は、ブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを含むことができ(例えば、それとして製造することができ);一態様では、その治療用組合せはそれを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方され、各単位用量は、ブリスターパックの1つのブリスター中か、またはクラムシェルもしくはトレー中のコンパートメント内に収容されている。本発明の医薬組成物または処方物は、カプレット剤、ロゼンジ、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物を含むことができ(例えば、それとして製造することができ)、その治療用組合せはそれを必要とする個体に同時に単位用量投与するように処方される。

本発明の医薬組成物または処方物は単位用量で製造することができ、択一的な実施形態では、各単位用量は、1つ、2つもしくは3つまたはそれ以上のカプレット剤、ロゼンジ、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物の中に含まれる。

択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含むナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソームを提供する。

択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む1つもしくは複数のキットを提供する。択一的な実施形態では、そのキットは、治療用組合せまたは医薬組成物を含む少なくとも1つのブリスターパック、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を含む。

択一的な実施形態では、本発明は、患者集団における、粘膜炎、癌または任意の細胞機能障害状態、癌または細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)の治療による副作用または不適応な栄養状態を治療、改善または予防するための1つもしくは複数のキットであって、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物、およびその治療用組合せまたは医薬組成物を使用するための取扱説明書を含むキットを提供する。キットの択一的な実施形態では、粘膜炎は、放射線治療(放射線療法)および/または化学療法から派生する粘膜炎であるか、または粘膜炎は口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎、腸粘膜炎である。キットの択一的な実施形態では、その不適応な栄養状態は悪液質を含み、任意選択で、その悪液質は癌から派生する悪液を含む。択一的な実施形態では、その悪液質は: (a):1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよび/またはサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)持続的な心拍数の増大らなる群から選択される症状の少なくとも2つを有し(に付随し)、任意選択で、その持続的な心拍数の増大は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有することか、あるいは、 (b)少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって 定義される。

択一的な実施形態では、その癌または細胞機能障害状態は転移性または良性の腫瘍を含み(であり)、その目的とする用途は:肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞の生成(発生)を治療、改善および/または予防する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。

択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含む製造製品を提供する。択一的な実施形態では、その製造製品は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含むことができ、その治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を少なくとも2つ、3つ、4つもしくは5つまたはそれ以上の用量で投与するために製造および/または処方するか、あるいは、その治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を1日1回、bid(1日2回)、tid(1日3回)または1日4回投与するために製造および/または処方する。

本発明の製造製品の択一的な実施形態では、その治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を、午前に1用量を投与し、夕方に1用量を投与するように処方するか、あるいは、午前に1用量を投与し、正午に1用量を投与し、夕方に1用量を投与するように処方(例えば、製造)する。一態様では、その投薬予定は、朝(午前)に夕方より相対的に高い用量の1つの薬物を提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の別の医薬品を提供する。

択一的な実施形態では、本発明の製品または処方物は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物、および栄養補助剤、もしくは食品補助剤または飼料補助剤を含む。

択一的な実施形態では、本発明は、粘膜炎、悪液質および/または慢性全身性炎症反応状態(SIRS)を治療、改善または予防する方法であって、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を、それを必要とする個体に投与する方法を提供し;択一的な実施形態では、その治療用組合せまたは医薬組成物を、朝に1つ夕方に1つ複数投与する、例えば少なくとも2つ投与するために処方し、その投薬予定は、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗炎症性医薬品を提供する。

本発明の方法の択一的な実施形態では、その投与レジメンは、少なくとも2つの用量のβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)薬物および少なくとも2つの用量の非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含み、択一的な実施形態では、抗不安薬物、合成プロスタグランジンE1(PGE1)類似体ミソプロストール;N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド(パラセタモールまたはアセトアミノフェン);2−[4−(2−メチルプロピル)フェニル]プロパン酸(イブプロフェン);鎮痙剤もしくは抗けいれん薬;神経因性疼痛の鎮痛剤;オピオイド(オピエート)痛み止め(鎮痛剤);抗生物質;抗うつ剤もしくは抗精神病剤の投与をさらに含むか;または、それらの任意の組合せの投与をさらに含み;択一的な実施形態では、その薬物を、個体が少なくとも2つ以上、例えば朝に1つ夕方に1つを投与するのに使用するように、1つもしくは複数のブリスターパッケージ、1つもしくは複数のふた付きブリスターまたは1つもしくは複数のブリスターカードもしくはパケット、1つもしくは複数のクラムシェル、1つもしくは複数のトレーまたは1つもしくは複数の収縮包装中に組織化または標識化し;一態様ではその投薬予定は、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗不安および/または抗炎症性医薬品を提供する。

本発明の方法の択一的な実施形態では、その投与レジメンは、bidベースで20または40mgを錠剤で即時放出で与えるプロプラノロール用量を含み、投与第1週目には、プロプラノロールの用量は朝に20mg、就寝時に20mgであり、1週間後、投薬量を、朝に即時放出製品20mg、就寝時に持続放出製品60mgに調節し、さらに1週間後、対象において改善が認められないか、または心拍数が60bpm未満または血圧が90/60未満に低下することなく、心拍数に20%の減少が認められない場合、任意選択で、投薬量を朝に即時放出プロプラノロール40mg、就寝時に持続放出プロプラノロール120mgに調節する。

本発明の方法の択一的な実施形態では、その投与レジメンは、bidベースでカプセル剤200mgまたは錠剤500mgを与えるエトドラク用量を含み、エトドラクの用量を朝と就寝時に200mgで開始し、1週間後、投薬量を朝に200mg、就寝時に500mgに調節する。

本発明の択一的な実施形態では、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を提供する。ブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装の択一的な実施形態では、薬物の治療用組合せを、ブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ中に:(a)時間投与の配列(arrangement)またはパターンで;または(b)個別に配置またはクラスター化する。

本発明の択一的な実施形態では、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツを提供する。択一的な実施形態では、本発明は紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツを提供し、薬物の治療用組合せを、紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ中に:(a)時間投与の配列またはパターンで;または(b)個別に配置またはクラスター化する。

本発明の択一的な実施形態では、本発明の薬物組合せを、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計する。

本発明の択一的な実施形態では、本発明の薬物組合せを、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下(slow cognition)、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害(chemical brain damage)、精神疾患(例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症、任意の学習障害など)心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症(traumatic war neurosis)、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害(例えば、盲目)を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計する。

本発明のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、あるいは本発明の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツの択一的な実施形態では、その薬物組合せを、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計する。本発明のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、あるいは、本発明の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツの択一的な実施形態では、その薬物組合せを、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患(例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症、任意の学習障害など)心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害(例えば、盲目)を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計する。

択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む食品または食品補助剤を提供する。択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む飼料または飼料補助剤を提供する。択一的な実施形態では、本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む栄養補給食品(neutriceutical)を提供する。

本発明は: (a)(i)それぞれが、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される別個のグループから選択される少なくとも2つの異なる化合物、または、 (ii)化合物の少なくとも2つが、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される同一グループから選択される少なくとも2つの異なる化合物 を含むかまたはそれらからなる化合物の組合せであって、 グループAはゲラニルゲラニル化合物(非環式ポリイソプレノイド)を含み; グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)を含み; グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)を含み; グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンドを含み; グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含み; グループFは化学療法または放射線療法(化学療法組成物には、例えば生物製剤、例えばタンパク質(例えば、ペプチド、抗体、サイトカインなど)および小分子、例えばアルキル化剤が含まれる)のための組成物を含み; グループGはTNF阻害剤を含み; グループHはデスフェリオキサミン(deferrioxamine)またはデフェロキサミンを含み; グループIはポリ不飽和脂肪酸を含み; グループJはエフロルニチン(α−ジフルオロメチルオルニチンまたはDFMO)を含み; グループKはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)−カタラーゼ結合体または複合体、ペルオキシレドキシンおよびペルオキシダーゼを含み; グループLは熱ショック応答の活性化因子を含み; グループMは、炎症反応または進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む化合物の組合せ; (b)(i)それぞれが、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される別個のグループから選択される少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上の異なる化合物、あるいは、 (ii)化合物の少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上が、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される同一グループから選択される少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上の異なる化合物を含むかまたはそれらからなる(a)の組成物または製品、 (c)その化合物の組合せが、以下のグループ:グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMの少なくとも1つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10、11、12またはそのすべてから選択される少なくとも1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上を含むかまたはそれらからなる(a)または(b)の組成物または製品; (d)化合物のその組合せが、グループAおよびグループB、グループAおよびグループC、グループAおよびグループD、グループAおよびグループE、グループAおよびグループF、グループAおよびグループG、グループAおよびグループH、グループAおよびグループI、グループAおよびグループJ、グループAおよびグループK、グループAおよびグループL、グループAおよびグループM、グループBおよびグループC、 グループBおよびグループC、グループBおよびグループD、グループBおよびグループE、グループBおよびグループF、グループBおよびグループG、グループBおよびグループH、グループBおよびグループI、グループBおよびグループJ、グループBおよびグループK、グループBおよびグループL、グループBおよびグループM、 グループCおよびグループD、グループCおよびグループE、グループEおよびグループD;グループCおよびグループE、グループCおよびグループF、グループCおよびグループG、グループBおよびグループH、グループCおよびグループI、グループCおよびグループJ、グループCおよびグループK、グループCおよびグループL、グループCおよびグループM、 グループDおよびグループE、グループDおよびグループF、グループDおよびグループG、グループDおよびグループH、グループDおよびグループI、グループDおよびグループJ、グループDおよびグループK、グループDおよびグループL、グループDおよびグループM、 グループEおよびグループF、グループEおよびグループG、グループEおよびグループH、グループEおよびグループI、グループEおよびグループJ、グループEおよびグループK、グループEおよびグループL、グループEおよびグループM、 グループFおよびグループG、グループFおよびグループH、グループFおよびグループI、グループFおよびグループJ、グループFおよびグループK、グループFおよびグループL、グループFおよびグループM、 グループGおよびグループH、グループGおよびグループI、グループGおよびグループJ、グループGおよびグループK、グループGおよびグループL、グループGおよびグループM、 グループHおよびグループI、グループHおよびグループJ、グループHおよびグループK、グループHおよびグループL、グループHおよびグループM、 グループIおよびグループJ、グループIおよびグループK、グループIおよびグループL、グループIおよびグループM、 グループJおよびグループK、グループJおよびグループL、グループJおよびグループM、または、 グループKおよびグループL、グループLおよびグループM; のそれぞれからの少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれらからなる(c)の組成物または製品、 (e)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体および非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)および非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (f)化合物のその組合せが、(i)GGAもしくはGGAの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)、および(ii)エトドラク、アスピリン、ジクロフェナク、ジフルニサル、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラクトロメタミン、メクロフェナメート、メフェナム酸、メロキシカム、ナブメトン、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、サルサレート、スリンダク、トルメチン、COX2選択的NSAID、セレコクシブ、ロフェコキシブ、エトリコキシブ、バルデコキシブ、パレコキシブ、メロキシカムまたはルミラコキシブを含むかまたはそれからなる(e)組成物または製品; (g)化合物のその組合せが、GGAもしくはGGAの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)および:VOLTAREN(商標)、CATAFLAM(商標)、VOLTAREN−XR(商標)、DOLOBID(商標)、LODINE(商標)、NALFON(商標)、ANSAID(商標)、FROBEN(商標)、MOTRIN(商標)、INDOCIN(商標)、INDOCIN−SR(商標)、ORUDIS(商標)、ORUVAIL(商標)、TORADOL(商標)、MECLOMEN(商標)、PONSTEL(商標)、MOBICOX(商標)、MOBIC(商標)、RELIFEX(商標)、RELAFEN(商標)、ALEVE(商標)、ANAPROX(商標)、MIRANNAX(商標)、NAPROGESIC(商標)、NAPROSYN(商標)、NAPRELAN(商標)、SYNFLEX(商標)、DAYPRO(商標)またはDURAPROX(商標)、FELDENE(商標)、DISALCID(商標)、SALFLEX(商標)、CLINORIL(商標)、TOLECTIN(商標)、CELEBRA(商標)、CELEBREX(商標)、VIOXX(商標)、CEOXX(商標)、ARCOXIA(商標)、BEXTRA(商標)、DYNASTAT(商標)、MOBIC(商標)またはPREXIGE(商標)を含むかまたはそれからなる(f)の組成物または製品; (h)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (i)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標):およびベナゼプリル;カプトプリル;シラザプリル;エナラプリル;エナラプリレート;ホシノプリル、ホシノプリラート、イミダプリル(イミダプリラム(imidaprilum))、リシノプリル;モエキシプリル;ペリンドプリル(コバシル);キナプリルラ;ミプリルまたはトランドラプリルを含むかまたはそれからなる(h)の組成物または製品; (j)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標):およびLOTENSIN(商標)、CAPOTIN(商標)、RENITEC(商標)、VASOTEC(商標)、MONOPRIL(商標)、UNIVASC(商標)、PERDIX(商標)、ACCUPRIL(商標)、TRITACE(商標)、RAMACE(商標)、ALTACE(商標)またはMAVIK(商標)を含むかまたはそれからなる(i)の組成物または製品; (k)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3、7−ジメチルキサンチンもしくはTRENTAL(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (l)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびデスフェリオキサミン(デフェロキサミン)、またはDESFERAL(商標)、DESFERAN(商標)、DESFERAL(商標)、DESFEREX(商標)、DESFERIN(商標)もしくはDESFERRIN(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (m)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびポリ不飽和脂肪酸を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (n)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびω−3脂肪酸すなわちオメガ3脂肪酸、ω−6脂肪酸すなわちオメガ6脂肪酸、またはω−9脂肪酸すなわちオメガ9脂肪酸を含むかまたはそれからなる(m)の組成物または製品; (o)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびα−リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、リノール酸(LA)、オレイン酸および/またはエルカ酸を含むかまたはそれらからなる(m)の組成物または製品; (p)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびエフロルニチンまたはα−ジフルオロメチルオルニチンすなわちDFMOもしくはORNIDYL(商標)を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物; (q)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (r)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体および熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれらからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (s)化合物のその組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびゲラニルゲラニルアセトンまたはゲルネート(gernate)、亜鉛、スズ、サリチレート、デキサメタゾン、コカイン、ニコチン、αアドレナリン作用性アゴニスト、ppar−γアゴニスト、ゲルダナマイシン、生体分子−ゲルダナマイシン、シクロペンタノン、プロスタノイド、プロスタグランジン、トロンボキサン、プロスタサイクリン、エンプロスチル、パラセタモールまたはアセトアミノフェン(N−(4−ヒドロキシフェニル)−アセトアミド)、ケトチフェン、レバミゾール、ジアゼパム、VALIUM(商標)、ブロモクリプチン、PARLODEL(商標)もしくはドーパミン(4−(2−アミノエチル)ベンゼン−1,2−ジオール)を含むかまたはそれからなる(r)の組成物または製品; (t)化合物のその組合せが、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される3つのグループのそれぞれから選択される少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれらからなる(a)〜(s)のいずれかの組成物または製品; (u)化合物のその組合せが、グループA、グループBおよびグループC;グループA、グループBおよびグループD;グループA、グループBおよびグループE;グループA、グループDおよびグループE;グループB、グループCおよびグループD;グループB、グループCおよびグループE;グループC、グループEおよびグループFから選択される少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれらからなる(t)の組成物または製品; (v)医薬組成物として処方された(a)〜(u)のいずれかの組成物または製品; (w)静脈内、局所、経口投与、または吸入、注入、注射による投与、または腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与、乳房内投与、経直腸、局所投与のため、あるいは上皮層および/もしくは皮膚粘膜層を通した吸収のために処方された(v)の組成物または製品; (x)水性懸濁剤、固形剤、液剤、粉剤、乳剤、凍結乾燥粉剤、噴霧剤、クリーム剤、ローション剤、制御放出製剤、錠剤、丸薬、ゲル剤、リポソームとして、パッチ上、埋没物中、テープ上、糖衣錠、カプセル剤、ロゼンジ、ゲル剤、シロップ剤、スラリー剤および/または懸濁剤として処方されているか、あるいは、その組成物が、固体賦形剤、炭水化物、タンパク質フィラー、糖、ラクトース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、でんぷん、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル−セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゴム、アラビアゴム、トラガカント、ゼラチン、コラーゲン、崩壊剤もしくは可溶化剤、架橋ポリビニルピロリドン、寒天、アルギン酸もしくはアルギン酸塩またはアルギン酸ナトリウムと共に処方されている(w)の組成物または製品; (y)組成物または製品が、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびカプトプリル;GGAおよびCAPOTIN(商標);GGAの類似体およびカプトプリル;類似体およびCAPOTIN(商標);テプレノン(CAS登録番号6809−52−5)およびカプトプリル;テプレノンおよびCAPOTIN(商標);SELBEX(商標)およびCAPOTIN(商標)、またはVT−211(商標)の組合せを含む(a)〜(x)のいずれかの組成物または製品、あるいは、 (z)組成物または製品が、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびエトドラク;GGAおよびLODINE(商標));GGAの類似体およびエトドラク;GGAの類似体およびLODINE(商標);テプレノン(CAS登録番号6809−52−5)およびエトドラク;テプレノンおよびLODINE(商標);SELBEX(商標)およびエトドラク;SELBEX(商標)およびLODINE(商標))、またはVT−212(商標)の組合せを含む(a)〜(x)のいずれかの組成物または製品 を含む組成物または製品を提供する。

組成物または製品の一実施形態は、ブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを含むかまたはそれからなり、その薬物の組合せを、それを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方し、各単位用量はブリスターパックの1つのブリスター内またはクラムシェルもしくはトレーのコンパートメント内に収められている。組成物または製品は、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物を含むかまたはそれからなることができ、その薬物の組合せを、それを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方し、各単位用量は、1つの丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物中に含まれる。

本発明は、本発明の組成物または製品を含むナノ粒子またはミクロ粒子を提供する。

本発明は、医薬品を製造するための本発明の組成物または製品の使用を提供する。

本発明は、怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;癌および細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症(cytoprotection deficiency);抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因(excessive sympathoneural drive);疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失(lack of energy);意欲欠如(lack of motivation);粘膜炎;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症(myeloprotection deficiency);好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配(worrying);掻痒症(pruritis);口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安に伴うかまたはそれによって引き起こされる好ましくない副作用および/または症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止する医薬品の製造ための本発明の組成物または製品の使用を提供する。

本発明は、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を含む任意の転移性または良性の腫瘍を含む癌または細胞機能障害状態を治療または改善するための方法(治療法)を提供する。

本発明は、 (i)怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;癌および細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症;抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因;疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失;意欲欠如;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症;好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配;掻痒症;口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安神経、 (ii)粘膜炎または口腔粘膜炎; (iii)放射線療法または化学療法;および/または (iv)癌のための放射線療法または癌の化学療法 に伴うかまたはそれらによって引き起こされる好ましくない副作用および/または症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止する方法(治療法)であって、 (a)それを必要とする個体に、有効量の少なくとも1つの本発明の組成物または製品を投与し、それによって、 (i)怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;癌および細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症;抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因;疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失;意欲欠如;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症;好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配;掻痒症;口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安、 (ii)粘膜炎または口腔粘膜炎; (iii)放射線療法または化学療法(その投与は放射線療法および/または癌化学療法の前でも、その間でも、かつ/またはその後でもよい)、または、 (iv)癌のための放射線療法または癌の化学療法(その投与は放射線療法および/または癌化学療法の前でも、その間でも、かつ/またはその後でもよい) に伴うかまたはそれによって引き起こされる好ましくない副作用および/または症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止する方法、 (b)(a)の方法であって、その投与される組成物が、1日当たり約0.10mg〜約20.00gmまたは1日当たり約30mg〜3gmの投薬レジメンで、ゲラニルゲラニル化合物、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)またはゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含む方法、あるいは、 (c)(a)の方法であって、その投与される組成物が、1日当たり約0.10mg〜約10.00mgまたは1日当たり約10mg〜450mgの投薬レジメンで、アンギオテンシン変換酵素阻害剤を含む方法を含む方法(治療法)を提供する。

本発明は、有効量の少なくとも1つの本発明の組成物または製品を、それを必要とする個体に投与することを含む方法、治療、療法を提供する。

本発明は、有効量の少なくとも1つの本発明の組成物または製品を、薬物療法、化学療法または放射線療法と併用して(一緒に)それを必要とする個体に投与することを含む方法、治療、療法を提供する。その投与は、放射線療法および/または癌化学療法の前でも、その間でも、かつ/またはその後でもよい。

本発明は、(a)少なくとも1つの本発明の組成物または製品、または(b)本発明の方法、治療もしくは療法を実施するための取扱説明書をさらに含む(a)のキットを含むキットを提供する。

択一的な実施形態では、本発明は、組織コンパートメントおよび/または器官および/または器官系を含む生きた細胞および組織に対して細胞保護を提供する有益な成分の併用を含む、組成物、例えば製剤、処方物、キットおよび他の製造製品(例えば、ブリスターパック)の使用を含む製品および治療法を提供する。本発明の異なる実施形態では、前記細胞保護は、細胞レベル、および/または組織コンパートメントレベル、および/または器官レベルおよび/または器官系レベルで測定することができる。

本発明は、組成物、例えば薬物の組合せを含む薬剤、ならびに、好ましくない副作用(例えば、放射線治療または化学治療処置などの治療の副作用;その組成物は、放射線療法および/または癌化学療法の前か、その間か、および/またはその後に投与することができる)、好ましくない状態、好ましくない状況および病徴を治療、改善、予防する、または好転させるための薬物の併用を含む方法を提供する。択一的な実施形態では、本発明は、製剤、製品、多剤処方物、キット、多剤製剤および他の製造製品(例えば、多剤ブリスターパック)を含む製造製品を提供し、任意の好ましくない副作用(例えば、放射線治療または化学治療処置などの治療の副作用;その投与は放射線療法および/または癌化学療法の前か、その間か、および/またはその後であってよい)、好ましくない状態、好ましくない状況および病徴、ならびに、例えば本明細書で示す好ましくない副作用、状態、状況および病徴の任意の組合せを治療、予防、改善する、または好転させるための有益な成分の組合せの使用を含むその使用方法を提供する。

択一的な実施形態では、本発明の組成物または方法によって治療、改善、予防する、または好転させる、好ましくない副作用、状態、状況および病徴には、例えば、1/怒り;2/貧血症;3/食欲不振;4/食欲不振−悪液質;5/不安;6/萎縮症(例えば、筋萎縮症);7/癌悪液質を含む悪液質;8/癌および細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態;9/心臓毒性;10/認識機能障害;11/細胞保護機能欠乏症;12/抑うつ症;13/絶望;14/遅発性嘔吐;15/下痢;16/日常生活での活動困難;17/不快;18/嘔吐;19/勃起もしくは性機能障害または性的無関心;20/過剰な交感神経性の動因;21/疲労;22/発熱性好中球減少症;23/欲求不満;24/脱毛;25/心不全;26/感染症(別の態様では、本明細書で提供する感染症の種類には細菌、ウイルス、マイコバクテリウム、酵母および原虫の感染症、およびそれらの任意の組合せが含まれる);27/炎症;28/医学的治療に対する不耐性;29/食欲不振;30/活力喪失;31/意欲欠如(lack or motivation);32/粘膜炎(例えば、口腔、消化器、食道または腸粘膜炎);33/骨髄保護機能欠乏症;34/骨髄抑制(myelosupression)(好中球減少症を含む);35/吐き気;36/腎臓毒性;37/好中球減少症;38/口腔粘膜炎;39/聴器毒性;40/疼痛;41/末梢神経障害;42/肉体的活動性の低下;43/任意の化学療法もしくは放射線療法または外科的外傷(その投与は、外科的外傷、放射線療法および/または癌化学療法の前でも、その間でも、かつ/またはその後でもよい)による毒性(細胞毒性を含む);44/消耗;45/心配;46/上記のいずれかに関係するストレスもしくは不安が含まれる。

本発明は、製造製品、製剤、例えば処方物、キット、製剤およびブリスターパックなどの他の製造製品を含む組成物、ならびに、例えば:1)本発明なしで使用する場合より、多い量および/または用量、および/または長い期間の医学的治療(例えば、癌治療法または放射線療法)に対する許容度およびその使用を許容するか、可能にするかまたは容易にすること;2)本発明なしで使用する場合より長い期間の医学的治療(例えば、癌治療法または放射線療法)に対する許容度およびその使用を許容するか、可能にするかまたは容易にすること;3)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射線療法;その投与は放射線療法および/または癌化学療法の前でも、その間でも、かつ/またはその後でもよい)に対する(薬物)耐性発現を低減させること;4)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射線療法)の投与量増大を可能にすること;5)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射線療法)の頻度の増大を可能にすること;6)患者の奏功率を高めること;7)患者の生存率を高めること;8)組織保護状態を誘導すること;9)組織再生を誘導すること;および10)組織修復を誘導することを含む治療的有用性を得るのに有益な成分の組合せの使用を含む、その使用方法を提供する。

本発明は、癌、あるいは、1/骨髄移植手術後の宿主対移植片(病理および治療上の問題を含む);2/外科的外傷から派生する細胞毒性および胃腸障害;および3/鳥インフルエンザ、他の感染症および外傷(細菌戦薬剤によるものを含む)から派生する急性の肺および胃腸障害に関係する非癌関連の兆候および問題を含む癌以外の医療上の必要性から生じる、好ましくない副作用(例えば、放射線治療または化学治療処置などの治療による)、好ましくない状態、好ましくない状況および病徴を治療、予防する、または好転させるための組成物および方法を提供する。

本発明は、少なくとも2つの異なる薬学的活性成分を含む、パッケージ、キット、容器、ブリスターパッケージ、クラムシェル、トレー、収縮包装などの製造製品を提供する。その各成分は、別個の丸薬、錠剤、カプセル剤、パッケージ、キットもしくは容器中に入れて製造するか;または、成分の組合せのすべてもしくはサブセットを、別個のパッケージまたは容器中に入れて製造する。択一的な態様では、そのパッケージ、キットまたは容器は、その少なくとも2つの異なる薬学的活性成分のそれぞれについて別個の丸薬、錠剤、カプセル剤、パッケージ、キットまたは容器を含む、ブリスターパッケージ、クラムシェル、トレー、収縮包装などを含む。

一実施形態では、本発明を実施すると、本発明の利益なしで許容され、用いられる量および/または用量、または医学的治療もしくは薬物治療の期間より、多い量および/または用量、および/または長い期間の医学的治療(例えば、薬物治療、癌治療法または放射線療法)の使用が可能になる。したがって、本発明は、医学的治療または薬物治療の治療域の上限を高めることができる組成物および方法を提供する。

本発明は、組成物、製品および治療法を提供する。別個の態様では、そうした組成物、製品または治療法は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される1つもしくは複数のメンバーを含むかまたはそれらからなることができ:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物の使用を含むかまたはそれらからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3、7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIはポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれらからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなる。

本発明は、少なくとも2つの異なる薬物または治療用組合せ、例えば表1に示す2つから100のメンバーからの例えば表1に示す少なくとも2つのメンバーのいずれかの組合せを含むかまたはそれからなる組成物を提供する。別個の実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよび/またはグループMのいずれかから選択されるメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれらからなる治療法(例えば、製品または「治療する方法」)を提供する。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される、1つのメンバー、2つのメンバー、3つのメンバー、4つのメンバー、5つのメンバー等、それを含む最大で少なくとも100(百)の可能なすべての組合せおよび並べ替えを含む治療法(組成物および方法を含む)を提供する。例えば、そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、またはグループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガン(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療からなり;グループGはTNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含み;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含み、グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

別個の実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMの1つだけのグループからの少なくとも2つの異なるメンバー(すなわち、単一のグループからの少なくとも2つの異なるメンバー)を含むかまたはそれらからなる治療法(組成物および方法を含む)を提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなる。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される少なくとも2つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「二重の組合せ、または2つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)を提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「二重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループAおよびグループB)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される少なくとも3つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「三重の組合せ、または3つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「三重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループBおよびグループE)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される少なくとも4つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「四重の組合せ、または4つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療の使用を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「四重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される少なくとも5つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「五重の組合せ、または5つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:グループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「五重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMのいずれかから選択される少なくとも6つのメンバーのすべての組合せを含む治療法(組成物および方法を含む)(「六重の組合せ、または6つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「六重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよび/またはグループMのいずれかから選択される少なくとも7つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「七重の組合せ、または7つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「七重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよび/またはグループMのいずれかから選択される少なくとも8つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「八重の組合せ、または8つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「八重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよび/またはグループMのいずれかから選択される少なくとも9つのメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「九重の組合せ、または9つのメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「九重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

択一的な実施形態では、本発明は、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよび/またはグループMのいずれかから選択される少なくとも10のメンバーのすべての組合せを含むかまたはそれからなる治療法(組成物および方法を含む)(「十重の組合せ、または10のメンバーの組合せによる治療」と称することができる)も提供する:そのグループAは、例えばゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなるか、または、グループAはそれらの使用を含むかもしくはそれからなり;グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれからなり;グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれからなり;グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニストなどのアゴニストおよび他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)の使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用を含むかまたはそれからなり;グループFはNCCN治療を含むかまたはそれからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えばペントキシフィリンまたは1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれからなり;グループHはデスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれからなり;グループIは、ポリ不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸などを含むかまたはそれからなり;グループJはα−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および同様の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなり;グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり;グループMは炎症性/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなり、「十重組合せ治療」を含むように選択された前記メンバーは、すべて同一グループ(例えば、グループA)から選択されても、また、複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループEおよびグループF)から選択されてもよい。

「二重組合せ治療」(すべての「組合せ可能性」) 本発明は、少なくとも2つのグループから(表1から)の少なくとも1つの化合物の任意の組合せの使用を含むかまたはそれらからなる組成物および治療(方法)を提供する。以下は、本発明の78の非限定的な組合せの例である。

例2−1.グループAの1つのメンバーおよびグループBの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループBから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなるまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはそれらからなる。

例2−2.グループAの1つのメンバーおよびグループCの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループCから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはそれらからなる。

例2−3.グループAの1つのメンバーおよびグループDの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループDから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらからなる。

例2−4.グループAの1つのメンバーおよびグループEの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループEから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはそれらからなる。

例2−5.グループAの1つのメンバーおよびグループFの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループFから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループFは、NCCN治療からなる。

例2−6.グループAの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらの使用からなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−7.グループAの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−8.グループAの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−9.グループAの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−10.グループAの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−11.グループAの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−12.グループAの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループAから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらからなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−13.グループBの1つのメンバーおよびグループCの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループCから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−14.グループBの1つのメンバーおよびグループDの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループDから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−15.グループBの1つのメンバーおよびグループEの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループEから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−16.グループBの1つのメンバーおよびグループFの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループFから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなる。

例2−17.グループBの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−18.グループBの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−19.グループBの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−20.グループBの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−21.グループBの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−22.グループBの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−23.グループBの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループBから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−24.グループCの1つのメンバーおよびグループDの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループDから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−25.グループCの1つのメンバーおよびグループEの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループEから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−26.グループCの1つのメンバーおよびグループFの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループFから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなる。

例2−27.グループCの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−28.グループCの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−29.グループCの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−30.グループCの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−31.グループCの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−32.グループCの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−33.グループCの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループCから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−34.グループDの1つのメンバーおよびグループEの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループEから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−35.グループDの1つのメンバーおよびグループFの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループFから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループFは、NCCN治療からなる。

例2−36.グループDの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−37.グループDの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−38.グループDの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えば、オメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−39.グループDの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−40.グループDの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−41.グループDの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−42.グループDの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループDから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−43.グループEの1つのメンバーおよびグループFの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループFから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなる。

例2−44.グループEの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−45.グループEの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−46.グループEの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−47.グループEの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−48.グループEの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−49.グループEの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−50.グループEの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループEから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−51.グループFの1つのメンバーおよびグループGの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループGから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3,7−ジメチルキサンチン(例えば、TRENTAL(商標))の使用を含むかまたはそれらの使用からなる。

例2−52.グループFの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−53.グループFの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−54.グループFの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−55.グループFの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−56.グループFの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−57.グループFの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループFから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループFは、NCCN治療からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−58.グループGの1つのメンバーおよびグループHの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループHから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

例2−59.グループGの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−60.グループGの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−61.グループGの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−62.グループGの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−63.グループGの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループGから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−64.グループHの1つのメンバーおよびグループIの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループHから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループIから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含む。

例2−65.グループHの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループHから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−66.グループHの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループHから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−67.グループHの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループHから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−68.グループHの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループHから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−69.グループIの1つのメンバーおよびグループJの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループIから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループJから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含む。

例2−70.グループIの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループIから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−71.グループIの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループIから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−72.グループIの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループIから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−73.グループJの1つのメンバーおよびグループKの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループJから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループKから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含む。

例2−74.グループJの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループJから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−75.グループJの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループJから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−76.グループKの1つのメンバーおよびグループLの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループKから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループLから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含む。

例2−77.グループKの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループKから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例2−78.グループLの1つのメンバーおよびグループMの1つのメンバーを含むかまたはそれらからなる任意の組合せ(表1を参照)。択一的な態様において、本発明において提供される療法は、表1に示すように、グループLから選択される少なくとも1つのメンバーおよびグループMから選択される少なくとも1つのメンバーを含むかまたはそれらからなり、ここでグループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

例:「3剤組合せ療法」(すべての「組合せの可能性」) 本発明は、(表1からの)少なくとも3つのグループからの少なくとも1つの化合物の任意の組合せの使用を含む、組成物および療法(方法)を提供する。さらなる実施形態において、本発明は、本明細書に記載の第1のグループから選択される第1のメンバー、本明細書に記載の第2のグループから選択される第2のメンバー、および本明細書に記載の第3のグループから選択される第3のメンバー(グループは表1に記述されている)を含むすべての可能な「3剤組合せ療法」を含み、前記第1のグループ、前記第2のグループ、および前記第3のグループは、すべて同じグループ(例えば、グループA)であってもよくまたは複数のグループ(例えば、グループA、グループB、およびグループE)であってもよい。したがって、本発明はまた、別個の実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのいずれかから選択される3つのメンバーのすべての可能な組合せおよび順列を含む療法も提供し、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含み、「3剤組合せ療法」を含むために選択された前記メンバーは、すべて同じグループ(例えば、グループA)から選択されてもよく、または複数のグループ(例えば、グループA、グループB、およびグループE)から選択されてもよい。

例:「4剤組合せ療法」(すべての「組合せの可能性」) 本発明は、(表1からの)少なくとも4つのグループからの少なくとも1つの化合物の任意の組合せの使用を含む、組成物および療法(方法)を提供する。さらなる実施形態において、本発明は、第1のグループから選択される第1のメンバー、第2のグループから選択される第2のメンバー、第3のグループから選択される第3のメンバー、および第4のグループから選択される第4のメンバー(グループは表1に記述されている)を含むすべての可能な4剤組合せを含む。したがって、本発明はまた、別個の実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのいずれかから選択される4つのメンバーのすべての組合せを含む療法も提供し、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含みグループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含み、「4剤組合せ療法」を含むために選択された前記メンバーは、すべて同じグループ(例えば、グループA)から選択されてもよく、または複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループD、およびグループE)から選択されてもよい。

例:「5剤組合せ療法」(すべての「組合せの可能性」) 本発明は、(表1からの)少なくとも5つのグループからの少なくとも1つの化合物の任意の組合せの使用を含む、組成物および療法(方法)を提供する。同様に、本発明は、第1のグループから選択される第1のメンバー、第2のグループから選択される第2のメンバー、第3のグループから選択される第3のメンバー、第4のグループから選択される第4のメンバー、および第5のグループから選択される第5のメンバー(グループは表1に記述されている)を含むすべての可能な5剤組合せを含む。したがって、本発明はまた、別個の実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのいずれかから選択される5つのメンバーのすべての可能な組合せおよび順列を含む療法も提供し、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含み、「3剤組合せ療法」を含むために選択された前記メンバーは、すべて同じグループ(例えば、グループA)から選択されてもよく、または複数のグループ(例えば、グループA、グループB、グループC、グループD、およびグループE)から選択されてもよい。

本発明のさらなる態様は、本発明において提供される利益、目標、目的、および有用性を含み、以下の利益、目標、目的、および有用性の任意の組合せおよび/または順列を含む。

1)本発明なしで使用される場合よりも多量および/または高用量および/または長期間の医学的治療(例えば、癌療法または放射療法)の耐性および使用を許容するまたは可能にするまたは容易にする; 2)本発明なしで使用される場合よりも長期間の医学的治療(例えば、癌療法または放射療法)の耐性および使用を許容するまたは可能にするまたは容易にする; 3)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法;投与は放射療法および/または癌化学療法の前、間および/または後であってもよい)に対する(薬剤)耐性の発生を低減させる; 4)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法;投与は、医学的治療の前、間および/または後であってもよい)の投与量増大を可能にする; 5)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法;投与は、医学的治療の前、間および/または後であってもよいに)の頻度を増加させることを可能にする; 6)患者の奏功率を高める; 7)患者の生存率を高める; 8)組織保護状態を誘導する; 9)組織再生を誘導する;および 10)組織修復を誘導する。

本発明の組成物および方法によって治療、予防および/または改善される他の状態(condition)、状態(state)および疾患症状は、以下の例の任意の組合せによって例示される:癌療法(例えば、化学療法または放射療法)に対する不耐性、消耗、および/または筋萎縮症などの萎縮症。

本発明は、以下の任意の組合せおよび/または順列を提供する:癌ならびに細胞機能障害、炎症、過剰な交感神経性の動因(交感神経活動)、悪液質、食欲不振、および食欲不振−悪液質、およびこれらに関するストレスもしくは不安によって引き起こされる任意の状態を含む、または、これらによって引き起こされる、またはこれらの副作用としての状態、疾患、症状および/または病態に関連する1つ以上の望ましくない症状を改善するための、またはこれらの状態、疾患、症状および/または病態に関連する1つ以上の症状の進行(悪化)を遅らせるための、これらの状態、疾患、症状および/または病態を治療、予防および/または改善するステップ。

一態様において、本発明は、癌療法(化学療法または放射療法など)の意図された標的ではない正常組織、例えば、非癌組織に対して選択的である(例えば、選択的に作用する)、製品(例えば、細胞保護製品)および/または療法(例えば、細胞保護療法)を提供する。一実施形態において、本発明によって提供される細胞保護は、細胞レベルでの組織の保護を含み;別の実施形態において、本発明によって提供される細胞保護は、器官系レベルでの組織の保護を含む。

一態様において本発明は、ストレスのかかった生理的状態にある組織コンパートメントおよび細胞型よりも正常なまたはストレスのかかっていない状態にある組織コンパートメントおよび/または細胞型を優先的に標的とすることができる細胞保護製品および細胞保護療法を提供する。

本発明は、異常なストレスのかかった組織コンパートメントおよびストレスのかかった癌細胞よりも正常な宿主組織(例えば、非癌組織)コンパートメントおよび細胞(異なる実施形態において、(1つまたは複数の)粘膜組織コンパートメント、骨髄、脳、心臓、肺、腎臓、肝臓、胃腸管、(1つまたは複数の)耳コンパートメント、皮膚/頭皮コンパートメント(1つまたは複数の)などを含む)において優先的に保護状態を誘導する、製品(例えば、細胞保護療法)および/または療法(例えば、細胞保護療法)を提供する。本明細書において使用される場合、本発明は、ストレスのかかった癌細胞および関連する組織コンパートメント(1つまたは複数の)が既にストレス応答を受けており、非癌性のおよび/または正常な細胞に予防的細胞保護を与えることを目的とした療法または組成物に反応しない(または同程度には反応しない)と定める。

本発明は、細胞保護的な支持療法として使用することができ、多剤耐性症例のための補助療法としてさらに使用することができる、組合せ製剤および処方物、キットならびに他の製造製品(例えば、ブリスターパック、錠剤、カプセル剤、丸薬など)を提供する。

本発明の択一的な実施形態において、細胞保護製品または細胞保護療法は、第1のグループの少なくとも1つのメンバーおよび第2のグループの少なくとも1つのメンバーを含む治療用組合せによって例示され、第1のグループのメンバーは、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、およびアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)からなる群より選択される。一態様において、治療用組合せは、少なくとも1つのアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤;および少なくとも1つのアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)を含む。

一態様において、治療用組合せは、第1のグループの少なくとも1つのメンバーを含み、第2のグループの少なくとも1つのメンバーは別個の組成物として処方する。一態様において、治療用組合せは、第1のグループの少なくとも1つのメンバーを含み、グループの少なくとも1つのメンバーは同じ組成物中に処方する。一態様において、それぞれの選択されたグループの各メンバーを、別個の組成物として処方するか、または、すべての選択されたメンバーを同じ組成物中に処方するか、または、これらの組合せである。一態様において、それぞれの選択されたグループの各メンバーを別個のパッケージまたは容器(例えば、「ブリスターパッケージ」)中に製造するか、または、すべての選択されたメンバーを同じパッケージまたは容器中に製造するか、または、これらの任意の組合せである。

本発明は、本発明の治療用組合せを含む医薬組成物を提供する;または、本発明の治療用組合せは、1つまたは複数の医薬組成物として単独でまたは複合的に処方または包装することができる。医薬組成物は、任意の薬学的に許容される賦形剤をさらに含むことができる。本発明の治療用組合せにおいて使用される組成物、例えば、本発明の医薬組成物は、飼料、食品、液剤、エリキシル剤、エアロゾル剤、噴霧剤、粉剤、錠剤、丸薬、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、マイクロゲル剤または坐剤中に、またはこれらのものとして処方することができる。

方法の一態様において、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物は、単回投与または反復投与で投与され、任意選択で医薬組成物を単一または複数のパッケージまたはパケット中に包装する。

方法の一態様において、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物を、静脈内、局所、経口、吸入によって、注入によって、注射によって、腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与によって、乳房内投与によって、局所投与によってまたは上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収によって投与する。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物を含むキットを提供する。キットは、本発明のいずれかの治療用組合せの任意の1つまたは複数、または本発明の医薬組成物を収容している、少なくとも1つのパッケージ、例えば、ブリスターパックを含むことができる。

択一的な態様において、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物を、静脈内、局所、経口、吸入による、注入による、注射による、腹腔内、筋肉内、皮下、耳内投与のため、関節内投与のため、乳房内投与のため、局所投与のため、または上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために処方する。

本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物を、静脈内、局所、経口、吸入による、注入による、注射による、腹腔内、筋肉内、皮下、耳内投与のため、関節内投与のため、乳房内投与のため、局所投与のため、または上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために包装することができる。

一態様において、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物(例えば、本発明の薬物の多成分の組合せ)を時間投与のために処方するか、または本発明の方法は、時間投与または投与量増加レジメンの使用を含む。例えば、一態様において本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物を、1日1回、1日2回(b.i.d)もしくは1日3回(t.i.d)以上の投与のために、または連続投与のために処方する。一態様において、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物を、例示的な成分の組合せのいずれか1つに記載の通り処方および投与する。

本発明は、処方物または製剤を、口腔手段、吸入、注入もしくは注射、局所適用によってまたは上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収によって投与する方法を提供する。

本発明は、本発明の製剤、または本発明の処方物を含む液剤を提供する。本発明は、本発明の製剤または本発明の処方物を含むカプセル剤、噴霧剤、粉剤、ローション剤、錠剤または丸薬を提供する。

本発明は、本発明の製剤または本発明の処方物を含む食品または食品補助剤を提供する。食品または食品補助剤は、フレーバーバー、パワーバー、ダイエットバー、エネルギーバーまたは栄養バーを含むことができる。

本発明は、有効量の本発明の製剤または本発明の処方物を投与することを含む、組織の健康を維持するための方法を提供する。組織は、体の大部分を含む、骨格筋組織、脂肪組織、または複数の体組織の種類であってもよい。本発明は、個体における疾患または状態を改善するための、有効量の本発明の製剤または本発明の処方物を投与することを含む方法を提供する。疾患または状態は、骨格筋組織または脂肪組織に影響を及ぼし得る。

別個の実施形態において、本発明の製品は、具体的な言及によって本明細書に定められる任意の成分のすべての組合せおよび順列を含む(少なくとも含有する)様々な製品、またはこれらを使用する様々な方法を提供する。本発明はまた、前記成分の具体的な言及がなければ、前記成分が、本明細書に定められる成分の1つまたは複数のカテゴリーまたはグループの一部であるという当技術分野における知識によって本明細書に定められる、任意の成分のすべての組合せおよび順列を含む(少なくとも含有する)様々な製品を提供する。

別個の実施形態において、本発明は、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーから選択される成分のすべての組合せおよび順列を含む(少なくとも含有する)様々な製品、またはこれらを使用する様々な方法を提供し、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

実例として、別個の実施形態において、本発明は、治療製剤を含有するキットおよびパッケージを提供し、この治療製剤は、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーから選択される任意の1つの成分〜任意の100の成分のすべての組合せおよび順列を含み(少なくとも含有し)、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

一態様において、「少なくとも1つのメンバー」という用語は、例示的な択一的な実施形態に関して、両端の値を含めて1〜約20以上のすべての整数値を最低でも含む;すなわち、一態様において「少なくとも1つのメンバー」はこの文脈で、少なくとも1つのメンバーを意味し、別の態様において「少なくとも1つのメンバー」はこの文脈で、少なくとも2つのメンバーを意味し、別の態様において「少なくとも1つのメンバー」はこの文脈で、少なくとも3つのメンバーを意味し、・・・、等々、および別の態様において「少なくとも1つのメンバー」はこの文脈で、少なくとも20のメンバーを意味する。さらなる択一的な実施形態において「少なくとも1つのメンバー」はこの文脈で、20より多いメンバーを含むことができる。

一実施形態において、本発明は、表1において例示されている成分(すなわち、表1に示すように、例えば、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーから)のすべての組合せおよび順列を提供する。本発明において提供される例示的な組合せおよび順列は、少なくとも1つのグループから選択される成分を含み、少なくとも1つのグループは、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのいずれかから選択される。択一的な実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのそれぞれに対していずれかから選択される異なるメンバーが、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、および少なくとも20個存在していてもよい。

本発明において提供される例示的な組合せおよび順列は、少なくとも2つのグループから選択される成分を含み、少なくとも2つのグループは、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのいずれかから選択される。択一的な実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、およびグループMのメンバーのそれぞれに対していずれかから選択される異なるメンバーが、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、および少なくとも20個存在していてもよい。

本発明において提供される例示的な組合せおよび順列は、少なくとも3つのグループから選択される成分を含み、少なくとも3つのグループは、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのいずれかから選択される。択一的な実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、およびグループMのメンバーの、グループのそれぞれに対して任意の1〜5個のメンバーから選択される異なるメンバーが、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、および少なくとも20個存在していてもよい。

本発明において提供される例示的な組合せおよび順列は、少なくとも4つのグループから選択される成分を含み、少なくとも4つのグループは、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのいずれかから選択される。択一的な実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、およびグループMのメンバーのそれぞれに対していずれかから選択される異なるメンバーが、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、および少なくとも20個存在していてもよい。

本発明において提供される例示的な組合せおよび順列は、少なくとも5つのグループから選択される成分を含み、少なくとも5つのグループは、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのいずれかから選択される。択一的な実施形態において、表1に示すように、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループMのメンバーのそれぞれに対していずれかから選択される異なるメンバーが、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、および少なくとも20個存在していてもよい。

本発明はまた、本発明のコンピューターによって実行される方法を実行するためのコンピュータープログラム製品、および本発明のコンピュータープログラム製品を含むコンピューターも提供する。

本発明は、(a)βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;(b)非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および(c)癌を治療するための治療薬を含むかまたはそれらからなる、それを必要とする個体のための薬物の治療用組合せを提供する。一実施形態において、非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)はエトドラクを含み、例えば、エトドラクはLODINE(商標)であってもよい。一実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)は、プロプラノロールを含み、例えば、プロプラノロールはINDERAL(商標)であってもよい。一実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)はプロプラノロールを含み、非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)はエトドラクを含む。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、モノクローナル抗体、ペプチド、合成ポリペプチドもしくはペプチド模倣薬、核酸、合成核酸、脂質、炭水化物および/または小分子を含むかまたはそれらからなることができる。癌を治療するための治療薬は、ソラフェニブ(NEXAVAR(商標))、スニチニブ(例えば、SUTENT)(商標)、エルロチニブ(例えば、TARCEVA(商標))、イマチニブ(例えば、GLEEVEC(商標))、ラパチニブ(例えば、TYKERB(商標))、ベバシズマブ(例えば、AVASTIN(商標))、トラスツズマブ(例えば、HERCEPTIN(商標))、セツキシマブ(例えば、ERBITUX(商標))、ベバシズマブ(例えば、AVASTIN(商標))、BIBW2992、ゲフィチニブ(例えば、IRESSA(商標))、ラニビズマブ(例えば、LUCENTIS(商標))、ペガプタニブ(例えば、MACUGEN(商標))、ダサチニブ(例えば、BMS−354825(商標))、スニチニブ(例えば、SUTENT)(商標)、パゾパニブ、ニロチニブ(例えば、TASIGNA(商標))、パニツムマブ(例えば、VECTIBIX(商標))、バンデチニブ、ブリバニブ、E7080(商標)またはこれらの組合せを含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、チロシンキナーゼ阻害剤もしくはセリン/スレオニンキナーゼ阻害剤;あるいは、例えば、ボリノスタット(rINN)もしくはZOLINZA(商標)、またはスベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)を含むかまたはそれらからなるヒストンデアセチラーゼ阻害剤を含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、血管新生阻害剤、例えば、血管内皮増殖因子(VEGF)媒介の血管新生阻害剤を含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、アポトーシスの誘導剤または有糸分裂および抗微小管阻害剤(微小管機能の阻害)、例えば、ラルチトレキセド(例えば、TOMUDEX(商標))、ドキソルビシン(例えば、ADRIAMYCIN(商標))、フルオロウラシル(例えば、5−フルオロウラシル)、パクリタキセル(例えば、TAXOL(商標)またはABRAXANE(商標))ドセタキセル(例えば、TAXOTERE(商標))、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビン(NAVELBINE(商標))、エポチロン(例えば、エポチロンA、B、C、D、EまたはF)、イクサベピロン(アザエポチロンBとしても公知、例えば、BMS−247550(商標))またはこれらの組合せを含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、アルキル化剤、例えば、シスプラチン、シスプラチナムまたはcis−白金(II)ジアミンジクロリド(CDDP)、カルボプラチン、オキサロプラチン、シクロホスファミド(シトホスファン)(例えば、ENDOXAN(商標)、CYTOXAN(商標)、NEOSAR(商標)、REVIMMUNE(商標))、メクロレタミン(クロルメチン、ムスチン、ナイトロジェンマスタード)、クロラムブシル(例えば、LEUKERAN(商標))またはこれらの組合せを含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、トポイソメラーゼ阻害剤、例えば、エトポシド(例えば、EPOSIN(商標)、ETOPOPHOS(商標)、VEPESID(商標)、VP−16(商標))、アムサクリン、トポテカン(例えば、HYCAMTIN(商標))、テニポシド(例えば、VUMON(商標)、VM−26(商標))、エピポドフィロトキシン、カンプトテシン、イリノテカン(例えば、CAMPTOSAR(商標))、またはこれらの組合せ。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、グリコペプチド抗生物質、例えば、ブレオマイシン(例えば、ブレオマイシンA2またはB2)、マイトマイシン(例えば、マイトマイシンC)、プリカマイシン(ミトラマイシンとしても公知;例えば、MITHRACIN(商標))、またはこれらの組合せを含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、ステロイド受容体阻害剤またはステロイド阻害剤(抗ステロイド)、例えば、タモキシフェン(例えば、NOLVADEX(商標)、ISTUBAL(商標)、VALODEX(商標))などのエストロゲン受容体修飾因子(SERM)を含むかまたはそれらからなることができ;または、ステロイド阻害剤または抗ステロイドは、フィナステライド(例えば、PROSCAR(商標)、PROPECIA(商標)、FINCAR(商標)、FINPECIA(商標)、FINAX(商標)、FINAST(商標)、FINARA(商標)、FINALO(商標)、PROSTERIDE(商標)、GEFINA(商標)、APPECIA(商標)、FINASTERID IVAX(商標)、FINASTERID ALTERNOVA(商標))を含むかまたはそれらからなることができる。

択一的な実施形態において、癌を治療するための治療薬は、(a)マトリクスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤、(b)mTOR(ラパマイシンの哺乳類標的)阻害剤、あるいは(c)テムシロリムスもしくは同等物、またはTORISEL(商標)を含むかまたはそれからなるmTOR阻害剤を含むかまたはそれからなることができる。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、および癌を治療するための治療薬を処方するか、別個の組成物としてすべて処方するか;または、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を同じ組成物中に処方する(これらを一緒に処方する)。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、またはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、または収縮包装で個別に包装する。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、またはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、または収縮包装で一緒に包装する。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、またはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、または収縮包装で一緒に包装し、両方の薬物を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させる。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、またはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、または収縮包装で一緒に包装し、両方の薬物を、錠剤、丸薬、ロゼンジ、カプセル剤、カプレット剤、パッチ、噴霧剤、吸入剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、マイクロゲル剤および/またはペレットとして処方し、この錠剤、丸薬、ロゼンジ、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、マイクロゲル剤および/またはペレットを単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させる。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、飼料、食品、ペレット、ロゼンジ、液剤、エリキシル剤、エアロゾル剤、吸入剤、噴霧剤、粉剤、錠剤、丸薬、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、マイクロゲル剤または坐剤として処方または製造する。択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、ブリスターパックまたは複数のブリスターパケッツ、またはふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、または収縮包装として包装する。

択一的な実施形態において、エトドラクの投与量は、1日に約200mg〜400mgの範囲であるか、または、約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれ以上である。択一的な実施形態において、プロプラノロールの投与量は、個体の心拍数および血圧をもとにして、1日当たり10〜320mgの範囲であるか、または約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれ以上である。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、その日の時間に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する。択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、(a)午前に、20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に、10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に、10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;(b)午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に、20mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;(c)午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に 40mg、エトドラク;または(d)(a)〜(b)〜(c)レジメンを含む用量増加、を含む時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する。択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、開始:AM、20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後、10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;PM 5mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;用量増加1:AM 40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方、10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;用量増加2:AM 80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方20mg、エトドラクを含む時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、1日1回、1日2回、1日3回、週1回、隔週1回または月1回投与するように処方する。

択一的な実施形態において、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えば、プロプラノロールまたは同等物;非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、エトドラクまたは同等物;および癌を治療するための治療薬を、静脈内、局所、経口投与、または吸入、注入、注射、吸入による投与、または腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与、乳房内投与、局所投与のため、あるいは上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために処方する。

択一的な実施形態において、本発明の治療用組合せはさらに、癌、悪液質、癌悪液質、粘膜炎および/または食欲不振の治療で使用するための取扱説明書を含む。悪液質は、1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、増大した心拍数が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する。悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義することができる。

本発明は、本発明の治療用組合せを含む医薬組成物または処方物を提供する。医薬組成物または処方物は、薬学的に許容される賦形剤をさらに含むことができる。医薬組成物または処方物を、飼料、食品、食品もしくは飼料濃縮物、ペレット、ロゼンジ、液剤、ローション剤、埋没物、ナノ粒子、エリキシル剤、エアロゾル剤、噴霧剤、エアロゾル剤、吸入剤、粉剤、錠剤、丸薬、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、パッチ、ミクロゲルまたは坐剤として処方または製造することができる。

本発明は、癌または細胞機能障害状態;癌、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)の治療による任意の副作用;慢性全身性炎症ストレス;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎疾患;外科処置;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害;衰弱;疲労;胃腸障害;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはそれらの組合せを含む、外傷、状態または疾患を治療、改善または予防するための医薬品または医薬組成物の製造における本発明の治療用組合せの使用を提供する。外傷、状態または疾患は、SIRSから派生する不適応な栄養状態を含むことができ、または不適応な栄養状態は悪液質を含み、および任意選択で悪液質は癌から派生する悪液質を含む。癌または細胞機能障害状態は、任意の転移性または良性の腫瘍を含む(である)ことができ、使用は、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚もしくは眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性もしくは急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびこれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。悪液質は、1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、増大した心拍数が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する。悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義することができる。CNS障害は、パーキンソン病またはアルツハイマー病を含む(である)ことができる。

本発明は、癌または細胞機能障害状態粘膜炎、癌もしくは細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)、慢性全身性炎症ストレスの治療による任意の副作用;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎臓疾患;外科処置;癌;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害;衰弱;疲労;胃腸障害;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはその組合せを含む外傷、状態または疾患を治療または改善する方法であって: (a)本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を提供するステップと; (b)治療有効量のステップ(a)の治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を投与し、それによって、副作用、外傷、状態または疾患を治療または改善するステップとを含む方法を提供する。

本方法の択一的な実施形態において、状態または疾患は、SIRSから派生する不適応な栄養状態を含み、または不適応な栄養状態は悪液質もしくは食欲低下、または癌から派生する悪液質を含む。癌または細胞機能障害状態は、任意の転移性または良性の腫瘍を含む(である)ことができ、使用は、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚もしくは眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性もしくは急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびこれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。

本方法の択一的な実施形態において、悪液質は、:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少、および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、増大した心拍数は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有し;または、悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義される。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む組成物または製品を提供する。組成物または製品は、ブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを含むことができ(として処方、製造または加工することができ)、ここで治療用組合せは、それを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方され、各単位用量は、ブリスターパック中の1つのブリスター中か、またはクラムシェルもしくはトレー中のコンパートメント内に収容されている;または、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物を含むことができ(として処方、製造または加工することができ)、ここで治療用組合せは、それを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方され、各単位用量は、1つの丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物中に含まれる。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物もしくは処方物を含むナノ粒子、ミクロ粒子またはリポソームを提供する。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物または処方物を含むキットを提供する。択一的な実施形態において、キットは、治療用組合せまたは医薬組成物を含む少なくとも1つのブリスターパック、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を含む。本発明は、患者集団における、癌または任意の細胞機能障害状態、癌もしくは細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)の治療による副作用または不適応な栄養状態を治療、改善または予防するためのキットであって、本発明の治療用組合せ、本発明の医薬組成物または処方物、および治療用組合せまたは医薬組成物を使用するための取扱説明書を含むキットを提供する。不適応な栄養状態は悪液質を含むことができ、任意選択で、悪液質は癌から派生する悪液を含む。悪液質は、(a)1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよび/またはサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少、および、5)持続的な心拍数の増大からなる群より選択される症状の少なくとも2つを有し(に付随し)、任意選択で、持続的な心拍数の増大は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有するか、または、b)少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義することができる。癌または細胞機能障害状態は、任意の転移性または良性の腫瘍を含む(である)ことができ、使用は、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚もしくは眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性もしくは急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびこれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである。

本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含む製造製品を提供する。本発明は、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含む製造製品であって、治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を、少なくとも2つの用量で投与するために製造および/または処方する、製造製品を提供する。治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を、朝に1用量を投与し、夕方に1用量を投与するように処方することができる。投薬予定は、朝(午前)に夕方より相対的に高い用量の1つの薬物を提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の別の医薬品を提供する。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物もしくは処方物、および栄養補助剤を含む製造製品または処方物を提供する。

本発明は、悪液質および/または慢性全身性炎症反応状態(SIRS)を治療、改善または予防する方法であって、本発明の治療用組合せまたは本発明の医薬組成物もしくは処方物を、それを必要とする個体に投与し、治療用組合せまたは医薬組成物を、朝に1回、夕方に1回の、少なくとも2回投与するために処方し、投薬予定が、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗炎症性医薬品を提供する方法を提供する。投与レジメンは、少なくとも2つの用量のβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)薬物および少なくとも2つの用量の非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含むことができ、かつ、抗不安薬の投与をさらに含み、薬物を、個体が朝に1回、夕方に1回の、少なくとも2回投与するのに使用するように、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装中に組織化または標識化し、投薬予定は、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗不安および/または抗炎症性医薬品を提供する。投与レジメンは、bidベースで20または40mgを錠剤で即時放出で与えるβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(例えば、プロプラノロール)用量を含むことができ、投与第1週目には、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストの用量は朝に20mg、就寝時に20mgであり、1週間後、投薬量を、朝に即時放出製品20mg、就寝時に持続放出製品60mgに調節し、さらに1週間後、対象において改善が認められないか、または心拍数が60bpm未満または血圧が90/60未満に低下することなく、心拍数に20%の減少が認められない場合、任意選択で、投薬量を朝に即時放出プロプラノロール40mg、就寝時に持続放出βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト120mgに調節する。投与レジメンは、bidベースでカプセル剤200mgまたは錠剤500mgを与える非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)(例えば、エトドラク)用量を含むことができ、NSAID(例えば、エトドラク)の投薬量を朝と就寝時に200mgで開始し、1週間後、投薬量を朝に200mg、就寝時に500mgに調節する。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物または処方物を含み、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(例えば、プロプラノロールまたは同等物)、NSAID(例えば、エトドラクまたは同等物)および癌を治療するための治療薬が、:(a)時間投与の配列またはパターンで、または(b)個別に、ブリスターパックまたは複数のブリスターパケッツ中に配置またはクラスター化されている、ブリスターパックまたは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を提供する。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物または処方物を含み、βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(例えば、プロプラノロールまたは同等物)、NSAID(例えば、エトドラクまたは同等物)および癌を治療するための治療薬が、:(a)時間投与の配列またはパターンで、または(b)個別に、紙、プラスチックまたはセロファンパッケージまたは複数のパケッツ中に配置またはクラスター化されている、紙、プラスチックまたはセロファンパッケージまたは複数のパケッツを提供する。

択一的な実施形態において、本発明のブリスターパックまたは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、あるいは本発明の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツを、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団、または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方または設計することができ、これらの患者は様々な実施形態において、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患(例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症、何らかの学習障害など)心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害(例えば、盲目)を有する患者を含む。

本発明は、本発明の治療用組合せ、または本発明の医薬組成物または処方物を含む食品または食品補助剤を提供する。

本発明は、ストレスを受けた(stressed)、負荷されている(challenged)、または不従順(non−compliant)である患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスを増大させるための送達可能なパッケージを作製するための、本発明の治療用組合せ;本発明の医薬組成物または処方物;本発明の組成物または製品;本発明のナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム;本発明の少なくとも1つの組成物または製品;または本発明のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、または本発明の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ、または本発明のキットの使用を提供する。使用の一実施形態において、ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団は、癌患者集団、あるいは、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害もしくは精神疾患、または心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)または身体障害もしくは盲目を有する患者集団を含む。使用の一実施形態において、精神疾患は、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症または学習障害を含む。

1つまたは複数の本発明の態様の詳細を、以下の説明において記述する。本発明の他の特徴、目的、および利点は、説明および特許請求の範囲から明らかとなるであろう。

本明細書において引用されたすべての出版物、特許、および特許出願は、すべての目的で明確に参照により本明細書に組み込まれる。 したがって、本発明は、以下の項目を提供する: (項目1) (i)(a)βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト;(b)非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、および(c)癌を治療するための治療薬; (ii)(a)マクロライドまたはマクロライド環を含む組成物および(b)癌を治療するための治療薬; (iii)(a)免疫抑制組成物または薬剤および(b)癌を治療するための治療薬; (iv)(a)プロトンポンプ阻害剤(PPI)および(b)癌を治療するための治療薬; (v)(i)、(ii)、(iii)および/または(iv)の薬物の治療用組合せの任意の組合せ、あるいは、 (vi)プロトンポンプ阻害剤(PPI);合成プロスタグランジンE1(PGE1)類似体ミソプロストール;N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド(パラセタモールまたはアセトアミノフェン);2−[4−(2−メチルプロピル)フェニル)プロパン酸(イブプロフェン);鎮痙剤もしくは抗けいれん薬;神経因性疼痛の鎮痛剤;オピオイド(オピエート)痛み止め(鎮痛剤);抗生物質;抗うつ剤または抗精神病剤;アンチセンスもしくはsiRNA核酸をさらに含むか、またそれらの任意の組合せをさらに含む(i)〜(v)のいずれかの組合せを含むかまたはそれからなる、それを必要とする個体のための薬物の治療用組合せ。 (項目2) (i)上記非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)が、(a)シクロオキシゲナーゼ(COX)(もしくはプロスタグランジンシンターゼ)阻害剤、または、(b)(a)のCOX阻害剤であって、エトドラクもしくは同等物;ナプロキセンもしくは同等物;セレコクシブもしくは同等物;ロフェコキシブもしくは同等物;エトリコキシブもしくは同等物;バルデコキシブもしくは同等物;パレコキシブもしくは同等物;ナブメトンもしくは同等物;ジクロフェナク(2−(2,6−ジクロルアニリノ)フェニル酢酸)もしくは同等物、またはルミラコキシブもしくは同等物を含むかまたはそれからなるCOX阻害剤を含み;(ii)上記神経因性疼痛の鎮痛剤がガバペンチンまたはプレガバリンを含むかまたはそれからなる、あるいは、(iii)上記アンチセンスまたはsiRNA核酸がオブリメルセンまたはGENASENSE(商標)を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目3) 上記エトドラクがLODINE(商標)、LODINE SR(商標)もしくはECCOXOLAC(商標)であるか、または上記セレコクシブがCELEBREX(商標)もしくはCELEBRA(商標)であるか、または上記ロフェコキシブがVIOXX(商標)、CEOXX(商標)もしくはCEEOXX(商標)であるか、または上記エトリコキシブがARCOXIA(商標)、ALGIX(商標)もしくはTAUXIB(商標)であるか、または上記バルデコキシブがBEXTRA(商標)であり、上記パレコキシブがDYNASTAT(商標)であり、上記ナプロキセンがXENOBID(商標)、ALEVE(商標)、ANAPROX(商標)、MIRANAX(商標)、NAPROGESIC(商標)、NAPROSYN(商標)、NAPRELAN(商標)、PROXEN(商標)もしくはSYNFLEX(商標)であり、上記ナブメトンがRELAFEN(商標)、RELIFEX(商標)もしくはGAMBARAN(商標)であるか、または上記ジクロフェナクがFLECTOR PATCH(商標)、VOLTAREN(商標)、VOLTAROL(商標)、DICLON(商標)、DICLOFLEX DIFEN(商標)、DIFENE(商標)、CATAFLAM(商標)、PENNSAID(商標)、PANAMOR(商標)、RHUMALGAN(商標)、MODIFENAC(商標)、ABITREN(商標)、OLFEN(商標)、VOVERAN(商標)、ARTHROTEC(商標)、DEDOLOR(商標)、DEFLAMAT(商標)、VETAGESIC(商標)もしくはZOLTEROL(商標)である、項目2に記載の治療用組合せ。 (項目4) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)がプロプラノロールまたは同等物を含む、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目5) 上記プロプラノロールが、INDERAL(商標)、AVLOCARDYL(商標)、DERALIN(商標)、DOCITON(商標)、INDERALICI(商標)、INNOPRAN XL(商標)またはSUMIAL(商標)である、項目4に記載の治療用組合せ。 (項目6) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)がプロプラノロールまたは同等物を含み、上記非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)がエトドラクまたは同等物を含む、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目7) 癌を治療するための上記治療薬が、モノクローナル抗体、ペプチド、合成ポリペプチドもしくはペプチド模倣薬、核酸、合成核酸、脂質、炭水化物および/または小分子を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目8) 癌を治療するための上記治療薬が、ソラフェニブもしくは同等物、またはNEXAVAR(商標);スニチニブもしくは同等物、またはSUTENT(商標);エルロチニブもしくは同等物、またはTARCEVA(商標);イマチニブもしくは同等物、またはGLEEVEC(商標);ラパチニブもしくは同等物、またはTYKERB(商標);ベバシズマブもしくは同等物、またはAVASTIN(商標);トラスツズマブもしくは同等物、またはHERCEPTIN(商標);セツキシマブもしくは同等物、またはERBITUX(商標);ベバシズマブもしくは同等物、またはAVASTIN(商標)もしくはBIBW2992;ゲフィチニブもしくは同等物、またはIRESSA(商標);ラニビズマブもしくは同等物、またはLUCENTIS(商標);ペガプタニブもしくは同等物、またはMACUGEN(商標);ダサチニブもしくは同等物、またはBMS−354825(商標);スニチニブもしくは同等物、またはSUTENT(商標);パゾパニブもしくは同等物;ニロチニブもしくは同等物、またはTASIGNA(商標);パニツムマブもしくは同等物、またはVECTIBIX(商標);バンデチニブ(bandetinib)もしくは同等物;ブリバニブもしくは同等物、またはE7080(商標);サリドマイドもしくは同等物、またはTHALOMID(商標);レナリドミドもしくは同等物、またはREVLIMID(商標);ボルテゾミブもしくは同等物、またはVELCADE(商標);ジスルフィラムもしくは同等物、またはANTABUSE(商標)もしくはANTABUS(商標)、または、没食子酸エピガロカテキン(EGCG)もしくは同等物;デメコルチン、エトグルシドもしくはエルサミトルシン、ロニダミン、ルカントン、ミトタンまたはミトグアゾンもしくは同等物、あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなる、項目7に記載の治療用組合せ。 (項目9) 癌を治療するための上記治療薬が、プロテインキナーゼ阻害剤またはヒストンデアセチラーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目10) 上記プロテインキナーゼ阻害剤がチロシンキナーゼ阻害剤またはセリン/スレオニンキナーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなるか、あるいは上記ヒストンデアセチラーゼ阻害剤がボリノスタット(rINN)もしくはZOLINZA(商標)またはスベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目11) 癌を治療するための上記治療薬が、血管新生阻害剤を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目12) 上記血管新生阻害剤が、血管内皮増殖因子(VEGF)媒介の血管新生阻害剤を含むかまたはそれからなる、項目11に記載の治療用組合せ。 (項目13) 癌を治療するための上記治療薬が、アポトーシスの誘導剤または有糸分裂および抗微小管阻害剤(微小管機能の阻害)を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目14) 上記アポトーシス誘導剤または有糸分裂阻害剤もしくは抗微小管阻害剤が、ラルチトレキセドもしくは同等物、またはTOMUDEX(商標);ドキソルビシンもしくは同等物、またはADRIAMYCIN(商標);フルオロウラシルまたは5−フルオロウラシルもしくは同等物;パクリタキセルもしくは同等物、またはTAXOL(商標)もしくはABRAXANE(商標);ドセタキセルもしくは同等物、またはTAXOTERE(商標);ラロタキセル、テセタキセルまたはオルタタキセルもしくは同等物;エポチロンまたはエポチロンA、B、C、D、EもしくはFまたは同等物;イクサベピロン(アザエポチロンBとしても公知である)もしくは同等物、またはBMS−247550(商標);ビンクリスチン(ロイロクリスチンとしても公知である)もしくは同等物、またはONCOVIN(商標);vinblastin、ビンブラスチン、ビンデシン、ビンフルニン、ビノレルビンまたはNAVELBINE(商標)もしくは同等物、あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなる、項目13に記載の治療用組合せ。 (項目15) 癌を治療するための上記治療薬が、アルキル化剤を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目16) 上記アルキル化剤が、シスプラチンもしくは同等物;シスプラチナムもしくは同等物;シスジアミン白金(II)ジクロリド(CDDP)もしくは同等物;カルボプラチンもしくは同等物;オキサリプラチンもしくは同等物;シクロホスファミド(シトホスファン)もしくは同等物、またはENDOXAN(商標)、CYTOXAN(商標)、NEOSAR(商標)もしくはREVIMMUNE(商標);メクロレタミンもしくは同等物;クロルメチンもしくは同等物;ムスチンもしくは同等物;ナイトロジェンマスタードもしくは同等物;クロラムブシルもしくは同等物、またはLEUKERAN(商標)、あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなる、項目15に記載の治療用組合せ。 (項目17) 癌を治療するための上記治療薬が、トポイソメラーゼ阻害剤を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目18) 上記トポイソメラーゼ阻害剤が、エトポシドもしくは同等物、またはEPOSIN(商標)、ETOPOPHOS(商標)、VEPESID(商標)もしくはVP−16(商標);アムサクリンもしくは同等物;トポテカンもしくは同等物、またはHYCAMTIN(商標);テニポシドもしくは同等物、またはVUMON(商標)もしくはVM−26(商標);エピポドフィロトキシンもしくは同等物;カンプトセシンもしくは同等物;イリノテカンもしくは同等物、またはCAMPTOSAR(商標)、あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなる、項目17に記載の治療用組合せ。 (項目19) 癌を治療するための上記治療薬が、グリコペプチド抗生物質を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目20) 上記グリコペプチド抗生物質が、ブレオマイシンもしくは同等物またはブレオマイシンA2もしくはB2または同等物;マイトマイシンまたはマイトマイシンCもしくは同等物、プリカマイシン(ミトラマイシンとしても公知である)もしくは同等物、またはMITHRACIN(商標)あるいはそれらの組合せを含むかまたはそれからなる、項目19に記載の治療用組合せ。 (項目21) 癌を治療するための上記治療薬が、ステロイド受容体阻害剤またはステロイド阻害剤(抗ステロイド)を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目22) 上記ステロイド受容体阻害剤がエストロゲン受容体修飾因子(SERM)を含むかまたはそれからなる、項目21に記載の治療用組合せ。 (項目23) 上記エストロゲン受容体修飾因子はタモキシフェンもしくは同等物、またはNOLVADEX(商標)、ISTUBAL(商標)もしくはVALODEX(商標)を含むかまたはそれからなる、項目22に記載の治療用組合せ。 (項目24) 上記ステロイド阻害剤または抗ステロイドが、フィナステライドもしくは同等物、またはPROSCAR(商標)、PROPECIA(商標)、FINCAR(商標)、FINPECIA(商標)、FINAX(商標)、FINAST(商標)、FINARA(商標)、FINALO(商標)、PROSTERIDE(商標)、GEFINA(商標)、APPECIA(商標)、FINASTERID IVAX(商標)、FINASTERIDもしくはALTERNOVA(商標)を含むかまたはそれからなる、項目22に記載の治療用組合せ。 (項目25) 癌を治療するための上記治療薬が、(a)マトリクスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤;(b)mTOR(ラパマイシの哺乳類標的)阻害剤、あるいは、(c)テムシロリムスもしくは同等物、またはTORISEL(商標)を含むかまたはそれからなるmTOR阻害剤を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目26) 上記マクロライドまたはマクロライド環を含む組成物が、マクロライド抗生物質を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目27) 上記マクロライドまたはマクロライド環を含む組成物が、クラリスロマイシンもしくは同等物、またはBIAXIN(商標)、KLARICID(商標)、KLABAX(商標)、CLARIPEN(商標)、CLARIDAR(商標)、FROMILID(商標)もしくはCLACID(商標);アジスロマイシンもしくは同等物、またはZITHROMAX(商標)、ZITROMAX(商標)もしくはSUMAMED(商標);ジリスロマイシンもしくは同等物;エリスロマイシンもしくは同等物;ロキシスロマイシンもしくは同等物、またはROXO(商標)、SURLID(商標)、RULIDE(商標)、BIAXSIG(商標)、ROXAR(商標)、ROXIMYCIN(商標)もしくはCOROXIN(商標);テリスロマイシンもしくは同等物またはKETEK(商標);ジョサマイシンもしくは同等物;キタサマイシンもしくは同等物;ミデカマイシンもしくは同等物;オレアンドマイシンもしくは同等物;ロキシスロマイシンもしくは同等物、またはROXO(商標)、SURLID(商標)、RULIDE(商標)、BIAXSIG(商標)、ROXAR(商標)、ROXIMYCIN(商標)もしくはCOROXIN(商標);トロレアンドマイシンもしくは同等物、またはタイロシンもしくは同等物、あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなる、項目1または26に記載の治療用組合せ。 (項目28) 上記免疫抑制組成物および/または薬物または薬剤が、シロリムスもしくは同等物(ラパマイシンとしても公知である)、またはRAPAMUNE(商標);タクロリムスもしくは同等物、またはFK−506(商標)もしくはFUJIMYCIN(商標);シクロスポリン(ciclosporinまたはcyclosporineもしくはcyclosporin)もしくは同等物、またはコルチゾンもしくは同等物を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目29) 上記プロトンポンプ阻害剤(PPI)がH2−受容体アンタゴニスト(H2RA)を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目30) 上記H2−受容体アンタゴニスト(H2RA)が、シメチジンもしくは同等物、またはTAGAMET(商標)、TAGAMET HB(商標)もしくはTAGAMET HB200(商標);ラニチジンもしくは同等物、またはTRITEC(商標)もしくはZANTAC(商標);ファモチジンもしくは同等物、またはPEPCIDINE(商標)もしくはPEPCID(商標);ニザチジンもしくは同等物、またはTAZAC(商標)もしくはAXID(商標)を含むかまたはそれからなる、項目29に記載の治療用組合せ。(項目31) 上記プロトンポンプ阻害剤(PPI)が、ベンズイミダゾール化合物もしくは構造、またはイミダゾピリジン化合物もしくは構造を含むかまたはそれからなる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目32) 上記イミダゾピリジン化合物もしくは構造が、ゾルピデムもしくは同等物、またはAMBIEN(商標)、AMBIEN CR(商標)、IVEDAL(商標)、NYTAMEL(商標)、STILNOCT(商標)、STILNOX(商標)、ZOLDEM(商標)、ZOLNOD(商標)もしくはZOLPIHEXAL(商標);アルピデム(ananxylとも称される)もしくは同等物;サリピデムもしくは同等物;ネコピデムもしくは同等物を含むかまたはそれからなる、項目31に記載の治療用組合せ。 (項目33) 上記治療用組合せの2つ以上の薬物を別個の組成物として処方するか、または上記治療用組合せの2つ以上の薬物を1つの組成物もしくは薬物処方物に処方する(上記治療用組合せの2つ以上の薬物を一緒に処方する)、項目1〜32のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目34) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を、異なる組成物もしくは処方物に処方するか、同じ組成物もしくは処方物に処方するか、または一緒に処方する、項目33に記載の治療用組合せ。 (項目35) 上記治療用組合せの薬物の1つ、2つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で、個別に包装するか、一緒に包装するか、もしくは任意の組合せで包装する、項目1〜34のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目36) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で個別に包装する、項目35に記載の治療用組合せ。 (項目37) 上記治療用組合せの薬物の1つ、2つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で一緒かまたは任意の組合せで包装する、項目1〜36のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目38) 上記薬物の2つ以上かまたはそれらのすべてを、上記単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させる、項目37に記載の治療用組合せ。 (項目39) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物、またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツまたはブリスターパケット、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装で一緒に包装し、上記薬物の2つ以上かまたはそれらのすべてを、上記単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケッツ、ブリスターパケット、ふた付きブリスター、ブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を開封して放出させる、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目40) 上記治療用組合せの薬物の1つ、2つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、非経口製剤、水性液剤、リポソーム、注射剤、錠剤、丸薬、ロゼンジ、カプセル剤、カプレット剤、パッチ、噴霧剤、吸入剤、粉剤、凍結乾燥粉剤、吸入剤、パッチ、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、ナノリポソーム、ミクロゲル、ペレット、坐剤またはそれらの組合せとして処方または製造する、項目1〜39のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目41) 上記治療用組合せの薬物の1つ、2つもしくはそれ以上、またはそれらのすべてを、1つの非経口製剤、1つの水性液剤、1つのリポソーム、1つの注射剤、1つの凍結乾燥粉剤、1つの飼料、1つの食品、1つの食品補助剤、1つのペレット、1つのロゼンジ、1つの液剤、1つのエリキシル剤、1つのエアロゾル、1つの吸入剤、1つの接着剤、1つの噴霧剤、1つの粉剤、1つの凍結乾燥粉剤、1つのパッチ、1つの錠剤、1つの丸薬、1つのカプセル剤、1つのゲル剤、1つのゲルタブ剤、1つのロゼンジ、1つのカプレット剤、1つのナノ懸濁剤、1つのナノ粒子、1つのナノリポソーム、1つのミクロゲルまたは1つの坐剤で一緒に処方または製造する、項目41に記載の治療用組合せ。 (項目42) (a)エトドラクの投与量が、1日に約200mg〜400mgの範囲であるか、または約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれ以上であるか、あるいは、 (b)プロプラノロールの投与量が、個体の心拍数および血圧をもとにして、1日当たり10〜320mgであるか、または約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900もしくは1000mgまたはそれ以上である、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目43) (a)クラリスロマイシンの投与量が、12時間ごとの250mg即時放出型処方物もしくは錠剤、12時間ごとの500mg即時放出型処方物もしくは錠剤、または1日1回の1000mg持続放出型処方物もしくは錠剤あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなり; (b)ロキシスロマイシンの投与量が、1日1回の300mg処方物もしくは錠剤または1日2回の150mg処方物もしくは錠剤あるいはそれらの任意の組合せを含むかまたはそれからなり; (c)ラパマイシンの投与量が、耐容性ならびに肝および腎副作用をもとにして、2mg/日〜20mg/日を含むかまたはそれからなり; (d)(c)のラパマイシン投与量で、その用量を1週間ごとに増大させる(2倍にする)か、あるいは、 (e)(d)のラパマイシン投与量で、その用量を1週間ごとに2倍にする、 項目1に記載の治療用組合せ。 (項目44) 上記薬物組合せを、その日の時間に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する、項目1に記載の治療用組合せ。 (項目45) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物、またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を、その日の時間に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する、項目44に記載の治療用組合せ。 (項目46) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を: (a)午前に20mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;昼下がり(afternoon)に10mgのβブロッカー、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;午後に10mgのβブロッカー、400mgのNSAID; (b)午前に40mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID、例えばエトドラクもしくは同等物;昼下がりに20mgのβブロッカー、200mgのNSAID;夕方に20mgのプロプラノロール、400mgのNSAID; (c)午前に80mgのβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)、例えばプロプラノロールもしくは同等物、200mgのNSAID;昼下がりに40mgのβブロッカー、200mgのNSAID、夕方に40mgのNSAID、または、 (d)(a)〜(b)〜(c)レジメンを含む用量増加 を含む時間投与レジメンに適合する投与量で包装する、項目45に記載の治療用組合せ。(項目47) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニストすなわちβブロッカーもしくは同等物またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDもしくは同等物またはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を: 開始:午前に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に5mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加1:午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加2:午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;昼下がりに40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に20mgのエトドラクを含む時間投与レジメンに適合する投与量で包装する、項目45に記載の治療用組合せ。 (項目48) 上記治療薬物組合せを、1日1回、1日2回(b.i.d)、1日3回(t.i.d)、週1回、隔週1回または月1回投与するように処方する、項目1〜47のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目49) 上記βアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)またはプロプラノロールもしくは同等物;上記非ステロイド系抗炎症剤すなわちNSAIDまたはエトドラクもしくは同等物、および上記癌を治療するための治療薬を、1日1回、1日2回、1日3回、週1回、隔週1回または月1回投与するように処方する、項目48に記載の治療用組合せ。 (項目50) 上記薬物の治療用組合せを、静脈内、局所、経口投与、または吸入、注入、注射、吸入による投与、または腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与、乳房内投与、局所投与のため、あるいは上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために処方する、項目1〜49のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目51) 癌、悪液質、癌悪液質、粘膜炎、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎、腸粘膜炎および/または食欲不振の治療で使用するための取扱説明書をさらに含む、項目1〜50のいずれかに記載の治療用組合せ。 (項目52) 上記悪液質が:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、上記増大した心拍数が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する、項目51に記載の治療用組合せ。 (項目53) 上記悪液質が、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を有する個体で定義される、項目51に記載の治療用組合せ。 (項目54) 項目1〜53のいずれか一項に記載の治療用組合せを含む医薬組成物または処方物。 (項目55) 薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、項目54に記載の医薬組成物または処方物。(項目56) 上記医薬組成物または処方物を、飼料、食品、食品もしくは飼料濃縮物、ペレット、ロゼンジ、液剤、ローション剤、埋没物、ナノ粒子、エリキシル剤、エアロゾル剤、噴霧剤、エアロゾル剤、吸入剤、粉剤、錠剤、丸薬、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、ナノ懸濁剤、ナノ粒子、パッチ、ミクロゲルまたは坐剤として処方または製造する、項目54または55に記載の医薬組成物または処方物。 (項目57) 癌または細胞機能障害状態;癌、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)の治療による任意の副作用;慢性全身性炎症ストレス;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎疾患;外科処置;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害;衰弱;疲労;胃腸障害;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはそれらの組合せを含む、外傷、状態または疾患を治療、改善または予防するための医薬品または医薬組成物の製造における項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せの使用。 (項目58) 上記外傷、状態または疾患が、SIRSから派生する不適応な栄養状態を含み、上記不適応な栄養状態が悪液質を含み、任意選択で上記悪液質が癌から派生する悪液質を含む、項目57に記載の使用。 (項目59) 上記癌または細胞機能障害状態が、任意の転移性または良性の腫瘍を含む(である)使用であって、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ための項目58に記載の使用。 (項目60) 上記悪液質が:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、上記増大した心拍数が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する、項目58に記載の使用。 (項目61) 上記悪液質が、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を有する個体によって定義される、項目58に記載の使用。 (項目62) 上記CNS障害がパーキンソン病またはアルツハイマー病を含む、項目57に記載の使用。 (項目63) 癌または細胞機能障害状態または粘膜炎、癌もしくは細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)、慢性全身性炎症ストレスの治療による任意の副作用;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎臓疾患;外科処置;癌;敗血症;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺外傷;感染症;CNSの障害または損傷;貧血症;免疫抑制;インスリン耐性;食欲不振;不安;睡眠障害;衰弱;疲労;胃腸障害;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力低下;息切れ;嗜眠;抑うつ症;倦怠感、またはそれらの組合せを含む外傷、状態または疾患を治療または改善する方法であって: (a)項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を提供するステップと; (b)治療有効量のステップ(a)の治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を投与し、それによって、上記副作用、外傷、状態または疾患を治療または改善するステップと を含む方法。 (項目64) 上記状態または疾患が、SIRSから派生する不適応な栄養状態を含む、項目63に記載の方法。 (項目65) 上記不適応な栄養状態が、悪液質もしくは食欲不振、または癌から派生する悪液質を含む、項目64に記載の方法。 (項目66) 上記癌または細胞機能障害状態が任意の転移性または良性の腫瘍を含む(である)方法であって:その使用が、肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためのものである、項目63に記載の方法。 (項目67) 上記悪液質が:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、上記増大した心拍数が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有する、項目65に記載の方法。 (項目68) 上記悪液質が、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義される、項目65に記載の方法。 (項目69) 上記粘膜炎が、化学療法および/または放射療法によって引き起こされる粘膜炎、あるいは口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎もしくは腸粘膜炎である、項目63に記載の方法。 (項目70) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せおよび/または項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物を含む組成物または製品。 (項目71) ブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを含む組成物または製品であって、上記治療用組合せがそれを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方され、各単位用量が、上記ブリスターパック中の1つのブリスター中か、または上記クラムシェルもしくはトレー中のコンパートメント内に収容されている、項目70に記載の組成物または製品。 (項目72) カプレット剤、ロゼンジ、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物を含む組成物または製品であって、上記治療用組合せがそれを必要とする個体に同時に単位用量投与されるように処方される、項目70または71に記載の組成物または製品。 (項目73) 各単位用量が、1つのカプレット剤、ロゼンジ、丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物中に含まれる、項目72に記載の組成物または製品。 (項目74) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物を含む、ナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム。 (項目75) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含むキット。 (項目76) 上記治療用組合せまたは上記医薬組成物を含む少なくとも1つのブリスターパック、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケットまたは収縮包装を含む、項目75に記載のキット。 (項目77) 患者集団における、癌または任意の細胞機能障害状態、癌もしくは細胞機能障害状態、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)の治療による副作用または不適応な栄養状態を治療、改善または予防するためのキットであって、項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せ;項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物;項目70に記載の組成物または製品;項目74に記載のナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム、ならびに上記治療用組合せまたは医薬組成物を使用するための取扱説明書を含むキット。 (項目78) 上記粘膜炎が放射線治療(放射療法)および/または化学療法から派生する粘膜炎であるか、あるいは上記粘膜炎が口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎、腸粘膜炎である、項目77に記載のキット。 (項目79) 上記不適応な栄養状態が悪液質を含み、任意選択で、上記悪液質が癌から派生する悪液を含む、項目77に記載のキット。 (項目80) 上記悪液質が: (a)1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよび/またはサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少、および、5)持続的な心拍数の増大からなる群より選択される症状の少なくとも2つを有し(に付随し)、任意選択で、上記持続的な心拍数の増大が少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有するか、あるいは、 (b)少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって 定義される、項目79に記載のキット。 (項目81) 上記癌または細胞機能障害状態が転移性または良性の腫瘍を含み(であり)、その使用が:肺癌、骨の癌、膵臓癌、皮膚癌、頭部もしくは頸部の癌、皮膚黒色腫または眼球内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、結腸癌、乳癌、卵管の癌腫、子宮内膜の癌腫、頸部の癌腫、膣の癌腫、外陰部の癌腫、ホジキン病、食道癌、小腸の癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱癌、腎臓または尿管の癌、腎細胞癌、腎盂の癌腫、中枢神経系(CNS)の新生物、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹グリオーマまたは下垂体腺腫、およびそれらの任意の組合せからの癌幹細胞または癌細胞を治療する(死滅させる、除去する、その増殖および/または転移を停止させる)ためである、項目77に記載のキット。 (項目82) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含む製造製品。 (項目83) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含むブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を含む製造製品であって、上記治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を、少なくとも2つ、3つ、4つもしくは5つまたはそれ以上の用量で投与するために製造および/または処方するか、あるいは、上記治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を1日1回、bid(1日2回)、tid(1日3回)、1日4回投与するために製造および/または処方する製造製品。 (項目84) 上記治療用組合せまたは医薬組成物もしくは処方物を、朝に1用量を投与し、夕方に1用量を投与するように処方するか、あるいは、朝に1用量を投与し、正午に1用量を投与し、夕方に1用量を投与するように処方する、項目83に記載の製造製品。 (項目85) その投薬予定が、朝(午前)に夕方より相対的に高い用量の1つの薬物を提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の別の医薬品を提供する、項目85に記載の製造製品。 (項目86) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物、および栄養補助剤、食品補助剤または飼料補助剤を含む製品または処方物。 (項目87) 粘膜炎、悪液質および/または慢性全身性炎症反応状態(SIRS)を治療、改善または予防する方法であって、項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を、それを必要とする個体に投与し、上記治療用組合せまたは医薬組成物を、朝に1回、夕方に1回の、少なくとも2回投与するために処方し、上記投薬予定が、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗炎症性医薬品を提供する、方法。 (項目88) 上記投与レジメンが、少なくとも2つの用量のβアドレナリン作用性受容体アンタゴニスト(βブロッカー)薬物および少なくとも2つの用量の非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含み、かつ、抗不安薬の投与をさらに含み、上記薬物を、個体が朝に1回、夕方に1回の、少なくとも2回投与するのに使用するように、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装中に組織化または標識化し、上記投薬予定が、朝に(午前)夕方より相対的に高い用量のβブロッカーを提供し、夕方に朝より相対的に高い用量の抗不安および/または抗炎症性医薬品を提供する、項目87に記載の方法。 (項目89) 上記投与レジメンが、bidベースで20または40mgを錠剤で即時放出で与えるプロプラノロール用量を含み、投与第1週目には、プロプラノロールの用量は朝に20mg、就寝時に20mgであり、1週間後、投薬量を、朝に即時放出製品20mg、就寝時に持続放出製品60mgに調節し、さらに1週間後、対象において改善が認められないか、または心拍数が60bpm未満または血圧が90/60未満に低下することなく、心拍数に20%の減少が認められない場合、任意選択で、用量を朝に即時放出プロプラノロール40mg、就寝時に持続放出プロプラノロール120mgに調節する、項目87に記載の方法。 (項目90) 上記投与レジメンが、bidベースでカプセル剤200mgまたは錠剤500mgを与えるエトドラク用量を含み、エトドラクの用量を朝と就寝時に200mgで開始し、1週間後、投薬量を朝に200mg、就寝時に500mgに調節する、項目87に記載の方法。 (項目91) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含む、ブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装。 (項目92) 上記薬物の治療用組合せが:(a)時間投与の配列またはパターンで、または、(b)個別に、上記ブリスターパックまたは複数のブリスターパケッツ中に配置またはクラスター化されている、項目91に記載のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装。 (項目93) 項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物を含む、紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ。 (項目94) 上記薬物の治療用組合せが、(a)時間投与の配列またはパターンで、または(b)個別に、上記紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ中に配置またはクラスター化されている、項目93に記載の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ。 (項目95) 上記薬物組合せが、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団または精神的に障害のある患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計されている、項目91または92に記載のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、あるいは、項目93または94に記載の紙、プラスチックまたはセロファンパッケージまたは複数のパケッツ。 (項目96) 上記薬物組合せが、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患(例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害など)心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害(例えば、盲目)を有する癌患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方、包装または設計されている、項目91または92に記載のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、あるいは、項目93または94に記載の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ。 (項目97) 項目1〜46のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含む食品または食品補助剤。 (項目98) 項目1〜46のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含む飼料または飼料補助剤。 (項目99) 項目1〜46のいずれかに記載の治療用組合せまたは項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物もしくは処方物を含む栄養補給食品。 (項目100) (a)(i)それぞれが、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される別個のグループから選択される少なくとも2つの異なる化合物、または、 (ii)化合物の少なくとも2つが、グループA、グループB、グループC、グループD、グループF、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される同一グループから選択される少なくとも2つの異なる化合物 を含むかまたはそれからなる化合物の組合せであって、 グループAはゲラニルゲラニル化合物(非環式ポリイソプレノイド)を含むかまたはそれからなり; グループBはアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)を含むかまたはそれからなり; グループCはアンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)を含むかまたはそれからなり; グループDはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンドを含むかまたはそれからなり; グループEは非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含むかまたはそれからなり; グループFは化学療法または放射療法のための組成物を含むかまたはそれからなり; グループGはTNF阻害剤を含むかまたはそれからなり; グループHはデスフェリオキサミンまたはデフェロキサミンを含むかまたはそれからなり; グループIはポリ不飽和脂肪酸を含むかまたはそれからなり; グループJはエフロルニチン(α−ジフルオロメチルオルニチンすなわちDFMO)を含むかまたはそれからなり; グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)−カタラーゼ結合体または複合体、ペルオキシレドキシンおよびペルオキシダーゼを含むかまたはそれからなり; グループLは熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなり; グループMは、炎症反応または進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれからなる、化合物の組合せ、 (b)(i)それぞれが、表1に示すグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される別個のグループから選択される少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上の異なる化合物、あるいは、 (ii)化合物の少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上が、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される同一グループから選択される少なくとも3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上の異なる化合物 を含む(a)の組成物または製品、 (c)上記化合物の組合せが、以下のグループ:グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、および/またはグループM(グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される)の少なくとも1つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10、11、12またはそのすべてから選択される少なくとも1つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つもしくは10またはそれ以上を含むかまたはそれからなる(a)または(b)の組成物または製品; (d)上記化合物の組合せが、 グループAおよびグループB、グループAおよびグループC、グループAおよびグループD、グループAおよびグループE、グループAおよびグループF、グループAおよびグループG、グループAおよびグループH、グループAおよびグループI、グループAおよびグループJ、グループAおよびグループK、グループAおよびグループL、グループAおよびグループM、グループBおよびグループC、 グループBおよびグループC、グループBおよびグループD、グループBおよびグループE、グループBおよびグループF、グループBおよびグループG、グループBおよびグループH、グループBおよびグループI、グループBおよびグループJ、グループBおよびグループK、グループBおよびグループL、グループBおよびグループM、 グループCおよびグループD、グループCおよびグループE、グループEおよびグループD;グループCおよびグループE、グループCおよびグループF、グループCおよびグループG、グループBおよびグループH、グループCおよびグループI、グループCおよびグループJ、グループCおよびグループK、グループCおよびグループL、グループCおよびグループM、 グループDおよびグループE、グループDおよびグループF、グループDおよびグループG、グループDおよびグループH、グループDおよびグループI、グループDおよびグループJ、グループDおよびグループK、グループDおよびグループL、グループDおよびグループM、 グループEおよびグループF、グループEおよびグループG、グループEおよびグループH、グループEおよびグループI、グループEおよびグループJ、グループEおよびグループK、グループEおよびグループL、グループEおよびグループM、 グループFおよびグループG、グループFおよびグループH、グループFおよびグループI、グループFおよびグループJ、グループFおよびグループK、グループFおよびグループL、グループFおよびグループM、 グループGおよびグループH、グループGおよびグループI、グループGおよびグループJ、グループGおよびグループK、グループGおよびグループL、グループGおよびグループM、 グループHおよびグループI、グループHおよびグループJ、グループHおよびグループK、グループHおよびグループL、グループHおよびグループM、 グループIおよびグループJ、グループIおよびグループK、グループIおよびグループL、グループIおよびグループM、 グループJおよびグループK、グループJおよびグループL、グループJおよびグループM、または、 グループKおよびグループL、グループLおよびグループM; のそれぞれからの(からなる群より選択される)少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれからなる(c)の組成物または製品、 (e)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体および非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)および非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (f)上記化合物の組合せが、(i)GGAもしくはGGAの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)、および(ii)エトドラク、アスピリン、ジクロフェナク、ジフルニサル、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラクトロメタミン、メクロフェナメート、メフェナム酸、メロキシカム、ナブメトン、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、サルサレート、スリンダク、トルメチン、COX2選択的NSAID、セレコクシブ、ロフェコキシブ、エトリコキシブ、バルデコキシブ、パレコキシブ、メロキシカムまたはルミラコキシブを含むかまたはそれからなる(e)の組成物または製品; (g)上記化合物の組合せが、GGAもしくはGGAの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)および:VOLTAREN(商標)、CATAFLAM(商標)、VOLTAREN−XR(商標)、DOLOBID(商標)、LODINE(商標)、NALFON(商標)、ANSAID(商標)、FROBEN(商標)、MOTRIN(商標)、INDOCIN(商標)、INDOCIN−SR(商標)、ORUDIS(商標)、ORUVAIL(商標)、TORADOL(商標)、MECLOMEN(商標)、PONSTEL(商標)、MOBICOX(商標)、MOBIC(商標)、RELIFEX(商標)、RELAFEN(商標)、ALEVE(商標)、ANAPROX(商標)、MIRANNAX(商標)、NAPROGESIC(商標)、NAPROSYN(商標)、NAPRELAN(商標)、SYNFLEX(商標)、DAYPRO(商標)またはDURAPROX(商標)、FELDENE(商標)、DISALCID(商標)、SALFLEX(商標)、CLINORIL(商標)、TOLECTIN(商標)、CELEBRA(商標)、CELEBREX(商標)、VIOXX(商標)、CEOXX(商標)、ARCOXIA(商標)、BEXTRA(商標)、DYNASTAT(商標)、MOBIC(商標)またはPREXIGE(商標)を含むかまたはそれからなる(f)の組成物または製品; (h)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、またはテプレノンもしくはSELBEX(商標)およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (i)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標):およびベナゼプリル;カプトプリル;シラザプリル;エナラプリル;エナラプリレート;ホシノプリル、ホシノプリラート、イミダプリル(イミダプリラム)、リシノプリル;モエキシプリル;ペリンドプリル(コバシル);キナプリル;ラミプリルまたはトランドラプリルを含むかまたはそれからなる(h)の組成物または製品; (j)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体またはテプレノンもしくはSELBEX(商標):およびLOTENSIN(商標)、CAPOTIN(商標)、RENITEC(商標)、VASOTEC(商標)、MONOPRIL(商標)、UNIVASC(商標)、PERDIX(商標)、ACCUPRIL(商標)、TRITACE(商標)、RAMACE(商標)、ALTACE(商標)またはMAVIK(商標)を含むかまたはそれからなる(i)の組成物または製品; (k)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびペントキシフィリン、または1−(5−オキソヘキシル)−3、7−ジメチルキサンチンもしくはTRENTAL(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (l)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびデスフェリオキサミン(デフェロキサミン)、またはDESFERAL(商標)、DESFERAN(商標)、DESFERAL(商標)、DESFEREX(商標)、DESFERIN(商標)もしくはDESFERRIN(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (m)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびポリ不飽和脂肪酸を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (n)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびω−3脂肪酸すなわちオメガ3脂肪酸、ω−6脂肪酸すなわちオメガ6脂肪酸、またはω−9脂肪酸すなわちオメガ9脂肪酸を含むかまたはそれからなる(m)の組成物または製品; (o)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびα−リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、リノール酸(LA)、オレイン酸および/またはエルカ酸を含むかまたはそれからなる(m)の組成物または製品; (p)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびエフロルニチンまたはα−ジフルオロメチルオルニチンすなわちDFMOもしくはORNIDYL(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物; (q)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (r)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体および熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなる(a)〜(d)のいずれかの組成物または製品; (s)上記化合物の組合せが、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)もしくはゲラニルゲラニルアセトンの類似体およびゲラニルゲラニルアセトンまたはゲルネート、亜鉛、スズ、サリチレート、デキサメタゾン、コカイン、ニコチン、αアドレナリン作用性アゴニスト、ppar−γアゴニスト、ゲルダナマイシン、生体分子−ゲルダナマイシン、シクロペンタノン、プロスタノイド、プロスタグランジン、トロンボキサン、プロスタサイクリン、エンプロスチル、パラセタモールまたはアセトアミノフェン(N−(4−ヒドロキシフェニル)−アセトアミド)、ケトチフェン、レバミゾール、ジアゼパム、VALIUM(商標)、ブロモクリプチン、PARLODEL(商標)もしくはドーパミン(4−(2−アミノエチル)ベンゼン−1,2−ジオール)を含むかまたはそれからなる(r)の組成物または製品; (t)上記化合物の組合せが、グループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループLおよびグループMからなる群より選択される3つのグループのそれぞれから選択される少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれからなる(a)〜(s)のいずれかの組成物または製品; (u)上記化合物の組合せが、グループA、グループBおよびグループC;グループA、グループBおよびグループD;グループA、グループBおよびグループE;グループA、グループDおよびグループE;グループB、グループCおよびグループD;グループB、グループCおよびグループE;グループC、グループEおよびグループFからなる群より選択される少なくとも1つの化合物を含むかまたはそれからなる(t)の組成物または製品; (v)医薬組成物として処方された(a)〜(u)のいずれかの組成物または製品; (w)静脈内、局所、経口投与、または吸入、注入、注射による投与、または腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与、乳房内投与、経直腸、局所投与のため、あるいは上皮層および/もしくは皮膚粘膜層を通した吸収のために処方された(v)の組成物または製品; (x)水性懸濁剤、固形剤、液剤、粉剤、乳剤、凍結乾燥粉剤、噴霧剤、クリーム剤、ローション剤、制御放出製剤、錠剤、丸薬、ゲル剤、リポソームとして、パッチ上、埋没物中、テープ上、糖衣錠、カプセル剤、ロゼンジ、ゲル剤、シロップ剤、スラリー剤および/または懸濁剤で処方されているか、あるいは、その組成物が、固体賦形剤、炭水化物、タンパク質フィラー、糖、ラクトース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、でんぷん、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル−セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゴム、アラビアゴム、トラガカント、ゼラチン、コラーゲン、崩壊剤もしくは可溶化剤、架橋ポリビニルピロリドン、寒天、アルギン酸もしくはアルギン酸塩またはアルギン酸ナトリウムと共に処方されている(w)の組成物または製品; (y)上記組成物または製品が、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびカプトプリル;GGAおよびCAPOTIN(商標);GGAの類似体およびカプトプリル;類似体およびCAPOTIN(商標);テプレノン(CAS登録番号6809−52−5)およびカプトプリル;テプレノンおよびCAPOTIN(商標);SELBEX(商標)およびCAPOTIN(商標)、またはVT−211(商標)を含むかまたはそれからなる(a)〜(x)のいずれかの組成物または製品、あるいは、 (z)上記組成物または製品が、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびエトドラク;GGAおよびLODINE(商標));GGAの類似体およびエトドラク;GGAの類似体およびLODINE(商標);テプレノン(CAS登録番号6809−52−5)およびエトドラク;テプレノンおよびLODINE(商標);SELBEX(商標)およびエトドラク;SELBEX(商標)およびLODINE(商標))、またはVT−212(商標)の組合せを含むかまたはそれからなる(a)〜(x)のいずれかの組成物または製品 を含む組成物または製品。 (項目101) ブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを含む組成物または製品であって、上記薬物の組合せが、それを必要とする個体に同時に単位用量で投与されるように処方され、各単位用量が、上記ブリスターパックの1つのブリスター内または上記クラムシェルまたはトレーのコンパートメント内に収められている、項目100に記載の組成物または製品。 (項目102) 丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物を含み、上記薬物の組合せが、それを必要とする個体に同時に単位用量で投与されるように処方され、各単位用量が1つの丸薬、カプセル剤、錠剤、タブ剤、ゲルタブ剤または埋没物中に含まれる、項目100に記載の組成物または製品。 (項目103) 項目100に記載の組成物または製品を含むナノ粒子またはミクロ粒子。 (項目104) 医薬品の製造のための項目100に記載の組成物または製品の使用。 (項目105) 怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症;抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因;疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失;意欲欠如;粘膜炎;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症;好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配;掻痒症;口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安に伴うかまたはそれによって引き起こされる好ましくない副作用および/または疾患状態の症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止する医薬品の製造のための項目100に記載の組成物または製品の使用。 (項目106) (i)怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症;抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因;疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失;意欲欠如;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症;好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配;掻痒症;口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安、 (ii)粘膜炎または口腔粘膜炎; (iii)放射療法または化学療法、および/または、 (iv)癌のための放射療法または癌の化学療法 に伴うかまたはそれによって引き起こされる好ましくない副作用および/または疾患状態の症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止するための方法であって、 (a)それを必要とする個体に、有効量の項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品を投与し、それによって、 (i)怒り;貧血症;食欲不振;食欲不振−悪液質;不安;萎縮症または筋萎縮症;悪液質;癌悪液質;認識機能障害;細胞保護機能欠乏症;抑うつ症または絶望;日常生活での活動困難;不快;嘔吐;勃起もしくは性機能障害または性的無関心;過剰な交感神経性の動因;疲労;発熱性好中球減少症;欲求不満;脱毛;心不全;感染症、細菌感染症、ウイルス感染症、マイコバクテリウム感染症、酵母菌感染症、原虫感染症、炎症;医学的治療に対する不耐性;食欲不振;活力喪失;意欲欠如;口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;骨髄保護機能欠乏症;好中球減少症;発疹;疼痛;肉体的活動性の低下;消耗;心配;掻痒症;口腔乾燥症;心臓毒性;聴器毒性;腎臓毒性;末梢神経障害および/または上記のいずれかに関連するストレスまたは不安、 (ii)粘膜炎または口腔粘膜炎; (iii)放射療法または化学療法、または、 (iv)癌のための放射療法または癌の化学療法 に伴うかまたはそれによって引き起こされる好ましくない副作用および/または症状を、治療、改善する、減退、好転させる、かつ/または阻止することを含む方法、 (b)(a)の方法であって、その投与される組成物が、1日当たり約0.10mg〜約20.00gmまたは1日当たり約30mg〜3gmの投薬レジメンで、ゲラニルゲラニル化合物、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)またはゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むかまたはそれからなる、方法、あるいは、 (c)(a)の方法であって、その投与される組成物が、1日当たり約0.10mg〜約10.00mgまたは1日当たり約10mg〜450mgの投薬レジメンで、アンギオテンシン変換酵素阻害剤を含むかまたはそれからなる、方法。 (項目107) 有効量の項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品を、それを必要とする個体に投与することを含む治療または療法。 (項目108) 有効量の項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品を、薬物療法、化学療法または放射療法と併用して(一緒に)それを必要とする個体に投与することを含む治療または療法。 (項目109) (a)項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品を含むキット、あるいは(b)項目106に記載の方法、または項目107または108に記載の治療もしくは療法を実施するための取扱説明書をさらに含む(a)のキット。 (項目110) (a)項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せ;項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物;項目70に記載の組成物または製品;項目74に記載のナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム;項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品;または項目91または92に記載のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、または項目93または94に記載の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ;または109に記載のキット、 の使用を含む、ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団の薬物増量レジメンのコンプライアンスを増大させるための方法、あるいは、 (b)項目106に記載の方法、または項目107または108に記載の治療もしくは療法を実施するための取扱説明書を使用することをさらに含む、(a)の方法。 (項目111) 上記ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団が、癌患者集団、あるいは、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害もしくは精神疾患、または心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)または身体障害もしくは盲目を有する患者集団を含む、項目110に記載の方法。 (項目112) 上記精神疾患が、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症または学習障害を含む、項目110に記載の方法。 (項目113) ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスを増大させるための送達可能なパッケージを作製するための、項目1〜53のいずれかに記載の治療用組合せ;項目54〜56のいずれかに記載の医薬組成物または処方物;項目70に記載の組成物または製品;項目74に記載のナノ粒子、ミクロ粒子、ナノリポソームまたはリポソーム;項目100に記載の少なくとも1つの組成物または製品、または項目91または92に記載のブリスターパックもしくは複数のブリスターパケッツ、ブリスターパッケージ、ふた付きブリスターまたはブリスターカードもしくはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装、または項目93または94に記載の紙、プラスチックまたはセロファンのパッケージまたは複数のパケッツ、または109に記載のキットの使用。 (項目114) 上記ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団が、癌患者集団、または軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害もしくは精神疾患;または心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)または身体障害もしくは盲目を有する患者集団を含む、項目113に記載の使用。 (項目115) 上記精神疾患が、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症または学習障害を含む、項目114に記載の使用。

択一的な実施形態では、本発明は、単独か、または例えば、癌のための癌化学療法や放射線療法などの他の医学的治療と併用して使用するための癌および粘膜炎療法、ならびに細胞保護製品および方法を提供する。本発明は、口腔粘膜炎;消化器粘膜炎;食道粘膜炎;腸粘膜炎;または例えば、癌のための癌化学療法もしくは放射線療法の任意の副作用を治療、改善(例えば、その発症を遅らせるまたはその重症度を減退させる)または予防するための組成物および方法を提供する。

択一的な実施形態において本発明は、「負荷されている」患者集団、例えば、薬物レジメンに準拠することが困難な患者集団、例えば、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団、または精神的に障害のある患者集団などのストレスのかかった集団;または軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患、例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症、何らかの学習障害などを有する患者集団;または心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害、例えば、盲目などを有する患者集団の薬物レジメンのコンプライアンスのために処方または設計されている、組成物、例えば、処方物および製造製品を提供する。

一実施形態において、本発明は、これらを細胞保護製品、例えば、細胞保護を提供する製品として使用するための組成物および方法を提供する。一実施形態において、本発明は、細胞保護療法である組成物および方法を、例えば、細胞保護を提供する組成物および療法として提供する。

択一的な実施形態において、本発明は、細胞保護を提供する組成物および方法を提供し、致死量以下の同じまたは異なるストレスまたは毒物への予備的曝露による(交差耐性)、通常は致死的なストレスまたは毒物に対する後天的な細胞耐性の提供をもたらすまたは補助することを含む。1つの実例において、細胞保護の発現成功は、標的細胞または組織において「熱ショックタンパク質」(HSP)と呼ばれる分子および/または別の関連分子の出現によって検出することができる。

一実施形態において、本発明は、1つまたは複数の有害なまたは好ましくない副作用に付随するまたはこれらを引き起こす医学的処置、例えば、癌化学療法または放射療法、または任意の薬物療法で使用するための組成物を提供する。

例示的な本発明の療法は、好ましくない副作用を治療、予防、改善または軽減するために、(a)(1つまたは複数の)好ましくない副作用を引き起こす癌療法、放射療法および/または薬物療法の前、(b)癌療法、放射療法および/または薬物療法とほぼ同時またはその間に、(c)癌療法、放射療法および/または薬物療法の後に、または(d)これらの任意の組合せで投与されてもよい成分の組合せであり;例えば、本発明の組成物および/または療法(方法)を、口腔または消化器粘膜炎を含む薬物誘導性の、化学療法誘導性の、および/または放射療法誘導性の粘膜炎を治療、予防、改善または軽減するために使用する。

一実施形態において、本発明の組成物および療法(方法)はまた、細胞保護を、例えば、骨髄保護療法として提供する。例示的な本発明の療法は、例えば、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎を含む粘膜炎を引き起こす、薬物療法、化学療法および/または放射療法などの好ましくない副作用を引き起こす癌療法で使用することができる。択一的な実施形態において、本発明の組成物および療法(方法)を、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎を含む任意の粘膜炎を治療、予防、改善または軽減するために使用する。

本発明は、好ましくない副作用または症状を治療、予防または改善するための組成物および方法を提供し、例えば、本発明は、薬物療法、化学療法および/または放射療法の好ましくない副作用を消失させる、改善する、減退させる、好転させる、および/または阻止する組成物および方法を提供し、例えば、好ましくない副作用は、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎を含む粘膜炎である。

択一的な実施形態において、本発明は、ただ1つのメンバー、または2つのメンバー、3つのメンバー、4つのメンバー、5つのメンバー、6つのメンバー、またはそれ以上を含む1つまたは複数の(多数の)メンバーを含む活性物質(成分)の組合せ;例えば、約2〜20以上のメンバー、すなわち、薬物または治療組成物などの活性物質の組合せを含む組成物、を提供する。

択一的な実施形態において、本発明は、特定の本発明の療法、例えば、患者の治療(「治療するため」)に使用可能な療法に使用可能な組成物、方法、製品、または任意の道具の使用を含むことができる療法を提供する。

択一的な実施形態において、本発明は、動物(例えば、家畜、動物園もしくは研究動物、または飼育動物、例えば、イヌ、ネコ)を含むことができる任意の個体において使用するための療法を提供する。

本発明は、粘膜炎、例えば、口腔または消化器粘膜炎ならびに関連する病気および状態を治療するための、本発明の任意の特定の作用機構、組成物および方法を対象としないが、疾患の経過で活性化された経路を特定することによって粘膜炎の主要段階を治療するように設計されている。組織の適応範囲外にあるフラックスの不均衡は、本発明の組成物および方法によって対応され、したがって、本発明は、フラックスを細胞の適応範囲内に回復させて疾患または状態を治療する、例えば、粘膜炎(例えば、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎)発症を遅らせるまたは予防する、およびその重症度を低減させる、適切な療法を提供する。

本発明は任意の特定の作用機構を対象としないが、本発明の組成物および方法は、例えば、粘膜炎、例えば、口腔または消化器粘膜炎として損傷または好ましくない副作用を受ける細胞および/または組織コンパートメントの正常な創傷治癒のサイクルを操作および/または増強または強化する。一実施形態において、本発明は、いつ、どこでかつどのように介入して疾患または状態、例えば、粘膜炎(例えば、口腔粘膜炎、消化器粘膜炎、食道粘膜炎および/または腸粘膜炎)を治療するかを特定する;例えば、本発明は、細胞または組織を適応、または治癒範囲中に置く特定のマクロフラックス(組織または細胞の)およびマイクロフラックス(タンパク質/DNA/他の分子)、特に、例えば、損傷、疾患または状態のために、いつそれが適応または治癒範囲外にあるのかを特定する。本発明は、細胞または組織の適応範囲外にあるシグナルおよび細胞の環境条件を弱めて、治癒、再構築応答のために必要な良性の範囲のシグナルおよび細胞の環境条件をもたらす薬物の組合せを提供する。

本発明の組成物(例えば、薬物の組合せ)および方法は、病変の臨床症状ならびにいつ損傷および炎症の分子シグナルが細胞または組織の能力を超えるかを理解し、直接対応することによって疾患および損傷を治療および改善する。本発明は任意の特定の作用機構を対象としないが、本発明の組成物および方法は、正常な創傷治癒過程を阻害せず、むしろ損傷を予防するまたは低減させる治療的介入である。

開始および潰瘍形成。本発明の組成物および方法は、口腔においてよく見られる、医学的治療、例えば、癌療法の有害な副作用、例えば、増殖および分化細胞への損傷のならびに傷害に付随するシグナルの結果としての上皮の変化を治療、改善(その発症を遅らせることまたはその重症度の改善を含む)または予防することができる。本発明は、任意の特定の作用機構を対象としないが、一実施形態において本発明の組成物および方法は、萎縮症および潰瘍形成が治療による用量を制限するおよび潜在的な重度合併症を示す可能性がある;例えば、薬物、例えば、癌治療薬による正常に急速に増殖している組織への損傷が、その薬物、例えば、癌治療薬の投与量に対する制限を何度も必要とする、より急速に増殖している組織中の病変を治療、改善(その発症を遅らせることまたはその重症度の改善を含む)または予防するように作用する。

本発明の組成物および方法は、例えば、癌のための薬物または医学的処置、例えば、化学療法または放射線治療によって生じる軟口蓋、舌、および頬において最初に見られる病変を治療、改善(その発症を遅らせることまたはその重症度の改善を含む)または予防することができる。本発明の組成物および方法は、これらの病変を治療、改善または予防し、それらの形成または拡大を予防しまたは遅らせ、したがって関連する疼痛および嚥下障害(例えば、疼痛を伴うことが多い嚥下困難または嚥下不能)、および同時に発生する脱水、低栄養状態(痛みを伴う咀嚼のため)、ならびに生活の質の低下を減少させることができる。

本発明の組成物および方法を、予防効果とともに、または予防効果のために、任意の医学的治療、例えば、化学療法および/または放射療法、例えば、結合組織における細胞増殖およびターンオーバーを低下させることができる医学的治療の前、または後に、投与することができる。本発明の組成物および方法を使用して、血管透過性の増加、組織浮腫、および炎症細胞の浸潤を引き起こす、組織マトリックス損傷を含む(放射療法からの)電離放射線の有害な影響を改善または予防することができ;本発明は、療法の前、間および/または後に実施することができる。本発明の組成物および方法を使用して、細胞損失および線維症をもたらし得る線維芽細胞への損傷を改善することができ、血管過少および組織虚血をもたらし得る血管への損傷を改善することができる。総合すると、これらの変化は、組織の感染症を治癒および阻止する能力を低減させるであろう;したがって、本発明の組成物および方法を実施することは、組織の感染症を治癒および阻止する能力を増加させるであろう。唾液産生を低下およびバリア効率を悪化させ、免疫能力の低下(特に、骨髄破壊的療法、例えば、患者の骨髄機能および血液細胞を作る能力に深刻な損傷を与える療法に関連する場合)をもたらすであろう唾液腺への損傷などの放射療法の間接的な影響もまた、本発明の組成物および方法を使用して改善することができる。この損傷は口腔微生物からの局所感染のリスクを増加させるため、したがって、本発明の組成物および方法の実施は、ウイルス、酵母、真菌および/または細菌を含む口腔微生物からの局所的な病理学的感染症を阻止するまたはそれから回復する能力を増加させるであろう。

本発明の組成物および方法を使用して、医学的治療、例えば、照射もしくは化学療法への曝露、または毒物もしくは放射線への曝露(例えば、事故として、職場での曝露、または戦争もしくはテロ攻撃において)のほぼ直後に発生するDNAおよび非DNA(例えば、細胞または組織)損傷の両方を減少させるすることができる。本発明の組成物および方法を使用して、上皮におけるならびに粘膜下細胞におけるDNA鎖切断を減少させ、したがって細胞の死滅、または急速な死滅を防止、および放射線曝露または化学療法に対する後遺症として起こる生物学的事象のカスケードを予防または改善することができる。

本発明の組成物および方法を使用して、放射線曝露または化学療法の直後に起こる活性酸素種(ROS)の発生によって媒介される事象を減少させることができる。ROSは、広範囲ににわたる幅広い生物学的下流の影響を有する;したがって、本発明の組成物および方法の実施は、これらの悪影響を減少させるまたは排除するであろう。本発明の組成物および方法を使用して、選ばれた転写因子、炎症性サイトカインおよび接着分子のグループを含む多くの主要な生物学的制御機構を効率的に活性化することができるROSの有害な影響を減少させることができる。本発明の組成物および方法を使用して、別のエフェクタータンパク質および組織損傷の誘導をもたらすこの過程の自己増幅を減少または緩和させることができる。本発明の組成物および方法を使用して、有害な影響を有する遺伝子の発現およびそれらの生物学的に活性なタンパク質をそれぞれ伴う、さらなる転写因子の活性化をもたらす組織損傷を減少させることができる。

したがって、いくつかの実施形態において、本発明の組成物および方法は、損傷に対する「正常な」応答を増強、模倣または再現し、損傷応答(例えば、創傷治癒)過程の下流要素が正常に進行する、または正常に近づくのを可能にする。したがって、択一的な実施形態において、本発明の組成物および方法は、損傷が薬物投与(化学療法を含む)、毒素曝露(アレルゲンまたは毒物を含む)、放射線投与または放射線曝露(職場での曝露を含む)、または外傷のいずれによるものであっても、損傷の影響を低減させるための有効な療法を提供し;したがって、その損傷への応答を弱化させ、創傷治癒過程に悪影響を与えない。

創傷治癒。創傷が薬物投与(化学療法を含む)、毒素曝露(アレルゲンまたは毒物を含む)、放射線投与または放射線曝露、職場での曝露または外傷のいずれによるものであっても、本発明の組成物および方法を使用して、創傷を治療する。択一的な実施形態において、本発明の組成物および方法を使用して、急性創傷治癒過程を模倣または再現し、例えば、特定の様式を再現するかまたは創傷治癒過程に近づける;この過程は、下記の通り、異なるがオーバーラップしている4つの段階:1/止血;2/炎症;3/増殖(3a/顆粒形成および3b/組織回復);および4/再構築によって特徴付けることができる。本発明の組成物および方法は、急性創傷、または薬物投与(化学療法を含む)による創傷もしくは損傷、毒素曝露(アレルゲンまたは毒物を含む)、放射線投与もしくは放射線曝露、あるいは外傷の治癒を特徴付ける特定の生物学的マーカーを増強、誘導、または置換することができる。一実施形態において、本発明の組成物および方法は、線維症および慢性難治性潰瘍をもたらす病理学的反応を特徴付ける生物学的マーカーを改善するまたは減少させることができる。

一実施形態において、本発明の組成物および方法を使用して、組織が損傷を受けてすぐに開始することができる正常な治癒反応を増強または開始、または模倣する。例えば、本発明の組成物および方法を使用して、血液成分が損傷部位に入り、血小板が露出したコラーゲンおよび細胞外マトリックスの他の要素と接触する損傷治癒応答を増強または開始、または模倣する。血小板接触は、血小板が凝固因子(止血を促進する)ならびに血小板由来増殖因子(PDGF)およびトランスフォーミング増殖因子β(TGF−β)などの極めて重要な増殖因子およびサイトカインを放出するのを誘導する。止血に続いて、次いで好中球が創傷部位に入り、貪食の作業を開始して異物、細菌および損傷組織を除去し、これらの過程は炎症段階を促進する。この炎症段階の一部として、マクロファージが出現し、さらに多くのPDGFおよびTGF−β放出に加えて貪食過程を継続する。創傷部位がきれいになったら、線維芽細胞が中に移動して増殖段階を開始し、新しい細胞外マトリックスを堆積させる。次いで、最後の再構築段階で新しいコラーゲンマトリックスが架橋して組織化する。本発明の組成物および方法を使用して、この効率的な高度に制御された修復過程を増強または開始、または模倣する。

口腔粘膜は皮膚より速く治癒し、初期損傷に対してより耐性があるが、本発明の組成物および方法を使用して、この過程を増強し、放射線治療、例えば、分割放射線治療、および、その大部分が創傷形成を引き起こすために十分である、多くの種類の化学療法により引き起こされる組織損傷を改善することができる。本発明の組成物および方法を使用して、粘膜炎、例えば、口腔または消化器粘膜炎において見られる損傷を減少させ、および/または、例えば、5段階の粘膜炎の伝統的な病理生物学モデル、下記チャート2参照、に例示されているような治癒過程を増強または開始することができる。

本発明の組成物および方法を、既存の粘膜炎治療製品とともにまたはその代わりに使用して、例えば、例えば以下のものを含む、例えば、すでに承認されていて口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎に利用可能な任意の製品、治療または予防を含む、製品または治療方法を増強することができる。

1.パリフェルミン(例えば、KEPIVANCE(商標))、ケラチノサイト増殖因子(KGF)の組換えタンパク質模倣物は、予防、上方制御/増幅に影響を与え、正常な治癒の開始を促進することができる。

2.電離放射線によって生成された酸素フリーラジカルを除去するアミフォスチン(活性型でWR−1065として一般に公知の)(例えば、ETHYOL(商標))。

3.粘膜炎を標的とし、局所投与され、それにより全身送達による副作用を排除する製品。これらの製品は、炎症を低減し創傷治癒を促進する(KGFと同様)テトラサイクリンクラスの抗生物質、および食品添加物、酸化防止剤ならびに機械的外傷および細菌の浸潤を低減させるゲル/バリアを含む。単独で投与されるこれらの介入は、典型的には起因事象および増幅段階の後に適用されるため、有効性が低い可能性がある。

本発明の組成物および方法を、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤)、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)、ペントキシフィリン、デスフェリオキサミン、ポリ不飽和脂肪酸、α−ジフルオロメチルオルニチン、およびスーパーオキシドジスムターゼを含む、口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎のための別の公知の薬理学的治療とともにまたはその代わりに使用することができる。

例えば、本発明の組成物および方法を、NSAIDとともに使用して、放射線により誘導される正常組織損傷の予防または治療における抗炎症作用を増強することができる。いくつかの態様において、本発明の組成物および方法の使用は、一部の器官においていくつかの抗炎症剤によって引き起こされる損傷を軽減することができる。

本発明の組成物および方法を、放射線腎症の効果的な治療および予防のために、ACE阻害剤またはARBとともに使用することもできる。本発明の組成物および方法を、予防効果のためにACE阻害剤またはARBとともに使用して、肺線維症を低減させ、放射線に誘導される肺動脈圧の上昇を妨害することもできる。本発明の組成物および方法を、放射線肺炎の予防のために、ACE阻害剤またはARBとともに使用することもできる。

本発明の組成物および方法を、放射線により誘導される線維症および放射線により誘導される軟組織壊死の治療のためを含めてすべてのタイプの放射線障害のために、ペントキシフィリンとともに使用することもできる。

本発明の組成物および方法を、デスフェリオキサミンとともに使用することもできる:鉄キレート剤であるデスフェリオキサミンは、鉄制限食と併用した場合の、実験的な放射線により誘導される脊髄損傷に対する有効性が示されている。

本発明の組成物および方法を、ポリ不飽和脂肪酸とともに使用して、動物およびヒトにおいて放射線により誘導される皮膚および脊髄損傷を低減させることもできる。

本発明の組成物および方法を、例えば、頭蓋照射後の脳損傷を低減させるために、α−ジフルオロメチルオルニチン、ポリアミン−合成阻害剤とともに使用することもできる。

本発明の組成物および方法を、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とともに使用して放射線により誘導される線維症を治療することもできる。

本発明の組成物および方法を、創傷生成および治癒において、および潰瘍形成を最小限にするための補助的治療として使用することができる。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが、本発明の組成物および方法を使用して、少なくとも5つの関連する介入点に作用することによって口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎を治療することができる: 1.本発明の組成物および方法を使用して、例えば、組織コンパートメントの放射線および化学療法に誘導される損傷に耐容する能力を増大させることによって(内皮、線維芽細胞、上皮ならびに組織在住マクロファージ、幹細胞などを含む)、損傷応答状態の開始を予防することができる。

2.本発明の組成物および方法を使用して、炎症細胞の流入ならびに脱顆粒および活性酸素種の発生を組織コンパートメントの除去能力の範囲内まで減少させることによって、炎症反応を弱化させ、周囲組織の損傷応答状態を最小限に抑えることができる。この保護段階は、適応範囲外のさらなる炎症をもたらし得る損傷分解産物の蓄積および炎症シグナル伝達を弱化させる。

3.本発明の組成物および方法を使用して、損傷応答状態の間に適切なシグナル伝達を提供して正常な創傷治癒を容易にすることができる。いったんサイクルが開始されると、適切な正常過程が活性化される必要があり、外因性の損傷シグナル伝達が相殺される必要がある。例えば、コルチコステロイド単独の使用は正常な創傷治癒過程を徐々に弱める可能性があり、禁忌を示すであろう。

4.本発明の組成物および方法を使用して、損傷を増大させまたは正常な治癒応答を妨害する可能性のある組織コンパートメントへの任意の二次感染またはさらなる外傷を予防または治療するために、三次損傷または創傷治癒の妨害を予防するまたは減少させることができる。

5.本発明の組成物および方法を使用して、栄養および酸素の豊富な環境、ならびに循環および組織常在幹細胞、免疫細胞、正常な創傷治癒サイクルを維持する全身性ホルモンを提供することを含む、適切な栄養および健康な身体反応を提供または増強することができる。

本発明の組成物および方法を使用して、様々な攻撃によって引き起こされ得るが同じフラックスの不均衡を生じ、したがって口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎と同様な病変をもたらす別の疾患を治療および/または改善することができる。本発明の組成物および方法を使用して、DNAおよび細胞損傷によって直接または間接的に生成されるシグナルである、結果として生じる病変の主な駆動力を懲戒または排除することができる。例えば、本発明の組成物および方法を使用して、虚血/再かん流(I/R)損傷を治療または改善することができる。I/Rにおける組織損傷の原因は化学療法または放射線治療によって引き起こされる粘膜炎とは非常に異なるが、根本的な疾患進行は極めて類似している。したがって、粘膜炎に有効な本発明の組成物および方法はまた、複数の血管および細胞応答の顕著な障害に関連する複雑な病態生理学的事象であるI/R保護において使用することもできる。本発明の組成物および方法を使用して、過度のサイトカインおよびケモカイン応答、接着分子上方制御ならびに一酸化窒素過剰産生に至る広範な細胞内ストレスシグナル伝達過程を開始する必須段階である、活性酸素種の存在による酸化的損傷を懲戒または排除することができる。本発明の組成物および方法を使用して、外傷、ショック、心臓血管手術、および同じ病態生理を有する臓器移植において頻繁に見られる消化管虚血を懲戒または排除することができる。

一実施形態において、本発明は、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびGGA類似体、またはテプレノン(CAS登録番号6809−52−5)(SELBEX(商標))、ならびにカプトプリル(例えば、CAPOTIN(商標))の組合せ、例えば、Vicus Therapeutics(Morristown NJ)製品VT−211(商標)の形態での例示的な組合せを含む、口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎のための治療を提供する。

一実施形態において、本発明は、テプレノンもしくはテプレノン(SELBEX(商標))またはゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびGGA類似体などのGI適応に承認されている薬物;および、炎症を治療するための使用に承認されている第2の薬物、例えば、NSAIDエトドラク(例えば、LODINE(商標))の組合せを含む、口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎のための治療を提供する。一態様において、この薬物組合せは、Vicus Therapeutics(Morristown NJ)製品VT−212(商標)(すなわち、NSAIDエトドラクおよびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)からなる活性物質を含む処方物)の形態で提供される。

一態様において、本発明の薬物の組合せ、例えば、VT−212(商標)および/またはVT−211(商標)を使用して初期段階の不適応な応答を標的化し、粘膜毒性療法の約7〜10日後にしばしば見られる潰瘍形成の重症度を予防する、遅らせる、および/または低下させる。

択一的な実施形態において、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法を: 1.経口投与する 2.患者の継続中の癌療法を妨害しない、かつ治療結果に悪影響を及ぼさないように投与する。このように、この実施形態において、継続中の療法は障害されず、粘膜炎のための本発明の治療は患者の安全性を危険にさらすべきではない。一態様において、本発明の薬物組合せはまた抗癌活性も有する。

したがって、口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎を治療するための本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法を含む本発明の択一的な実施形態は、相乗的に作用して: 1.口腔へ予防的保護を提供する 2.潰瘍形成(制御不能な炎症)をもたらし得るシグナルを低減させる 3.創傷治癒/修復を促進する ことができる事前承認済みの薬物の安全な口腔レジメンを提供する。

本発明の択一的な実施形態は、次の2つの態様を有する。第1は、例えば、組織の自然な「熱ショック」防御反応を誘導することによって正常組織における防御反応を誘導することである。第2は、例えば、創傷清拭率および活性酸素種(ROS)発生が組織の適応範囲内であるようにリンパ球流入を阻害することによって、過剰な炎症反応を弱化させることである。一実施形態において、本発明の組成物および方法は、初期の有益な炎症反応中の毒性産物の蓄積を予防し、過剰な損傷を与える(制御不能な)炎症を引き起こさない。

一実施形態において、本発明の組成物および方法は、保護的熱ショック応答を誘導する。ストレスに応答して、哺乳動物細胞はストレスまたは熱ショックタンパク質(HSP)を産生する。ストレスまたは熱ショックタンパク質は、原核生物および真核生物の両方に存在する最も保存されたタンパク質の1つである。HSPは、細胞内タンパク質の質の制御に不可欠な分子シャペロンを含む。細胞内HSPは、様々な条件において抗炎症性の役割を有することが示されている。炎症誘発性刺激の前の本発明の組成物または方法によるHSP誘導は有益であり得る;しかしながら、炎症誘発性刺激後のHSP誘導は細胞傷害性である。

一実施形態において、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、非毒性Hsp70誘導因子である非環式イソプレノイド、ゲラニルゲラニルアセトン(テプレノン)を含む。テプレノンを含む本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、多数のレベルの損傷誘導性アポトーシスを妨害することができる;例えば、c−Jun N末端キナーゼの活性化、ミトコンドリア膜電位の低下、およびApaf−1への結合によるアポプトソームの形成を阻害することができる。

一実施形態において、ゲラニルゲラニルアセトン(テプレノン)を含む本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、DNA損傷をもたらす膜シグナル伝達カスケードを変更することによって細胞保護機能を有する。照射前のゲラニルゲラニルアセトン(テプレノン)を含む本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法の予防的投与は、放射線治療および潜在的な損傷より前に、非癌細胞における保護的HSPの蓄積を促進することができる。

本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、亜鉛、サリチレート、ニコチン、アルコール、α−アドレナリン作用性アゴニスト、PPAR−γアゴニスト、ビモクロモル、ゲルダナマイシン、テプレノン、およびシクロペンテノンプロスタノイドなどの他の熱ショックタンパク質誘導因子を含むことができ、またはこれらと併用して使用することができる。

一実施形態において、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤を含む。レニン−アンギオテンシン系(RAS)は、血管および体液恒常性ならびに血圧調節の重要な決定要素である。したがって、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法を使用して、ACE阻害剤の主要エフェクター、アンギオテンシンII、およびその2つの受容体、AT1およびAT2によって、様々な組織において細胞増殖を調節することができる。

一実施形態において、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、培養ラット心臓線維芽細胞(CF)においてエンドセリン1(ET−1)誘導性細胞増殖およびコラーゲン合成を阻害すること、ならびにアルドステロン−塩−およびアンギオテンシンII(AngII)誘導性の高血圧を有するラットにおいて左心室コラーゲン沈着を低減させることが報告されているテトラペプチド、N−アセチル−セリル−アスパルチル−リシル−プロリン(Ac−SDKPまたはAcSDKP)を含む。ACE阻害剤を含むことによって、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、LV炎症細胞浸潤、間質細胞増殖(大部分は線維芽細胞)、TGF−β、Smad2活性化、およびコラーゲン沈着を順に阻害する血漿Ac−SDKPを増加させることができる。ACE阻害剤を含むことによって、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、血漿および組織Ac−SDKPを増加させ、心臓および腎線維症を減少させることができる。Ac−SDKPを含むことによって、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、ACE阻害剤の抗炎症性および抗線維化作用を媒介することができる。

一実施形態において、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、アンギオテンシンII(angII)を含む。AngIIを含むことによって、本発明の組成物(薬物の組合せ)および方法は、ラットのCINC/KCおよびMIP−2ならびにヒトのIL−8などのCXCケモカインの放出によって媒介することができ、好中球の浸潤に寄与し得る、好中球動員を引き起こすことができる。

本発明の一態様において、(例えば、口腔または消化器粘膜炎のための)粘膜炎療法は、少なくとも化学療法投与より約3日前に開始し、一態様において、化学療法または放射療法前の夕方に終了する。本発明の一実施形態において、ACE阻害剤を含む本発明の組成物(薬物の組合せ)の投与をテプレノンと同時に開始するが、化学療法治療の後2日間継続する。本発明の一態様において、あらゆる安全性の問題に対処するために、低血圧事象が起こる可能性が最も高い場合は、最初の数時間の間血圧をモニターすることができるように、ACE阻害剤の初回の用量を医師の診察室において投与することができる。本発明の一実施形態において、テプレノンの投与は、最も安全性の高い用量(現在のラベルは1日当たり合計150mgである)を使用してtid(1日3回)である。本発明の択一的な実施形態において、カプトプリルの投与はtid(1日3回)投与される最小推奨用量(6.25mg/1用量)である。

択一的な実施形態において、テプレノンおよび本発明のARB/ACE阻害剤を含む本発明の組成物のさらなる利益は、粘膜(口腔および腸)組織以外への、特に造血組織コンパートメント、耳コンパートメント、目、肺および中枢神経系におけるテプレノンおよびARB/ACE阻害剤の両方の多くのさらなる潜在的利益であり、これはこれらの製品がはるかに広範な保護作用を有し得ることを示唆する。加えて、全身的な細胞保護は、癌疲労ならびに認知および身体機能の障害の根本的な原因に対して良い影響を有し得る。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが、例えば、VT−212(商標)および/またはVT−211(商標)を使用して本発明の製品および方法が利益を提供するさらなる作用機作は、以下を含む: 1.テプレノンは、Rab、RasおよびRhoシグナル伝達を順に妨害する他の方法によってプレニル化の阻害を介して組織ターンオーバーを全身的に鈍らせることができる。これは、両方の系の抗炎症作用を有することができ、ならびにG0または静止期にある細胞の割合を高める。組織は、細胞周期の他の時期よりもG0においてより保護される。加えて、テプレノンは膜の流動性を調節し、これにより組織の粘膜膜への外傷を治癒または対処する能力が増加するという証拠がある。

2.ACE阻害剤は、両方とも抗炎症性および細胞保護的な影響を有するブラジキニンならびにAcSDKPのフラックスを増加させる。特に、AcSDKPは、造血組織(およびおそらく他の組織コンパートメント)のG0期の誘導に対して直接的な影響を有し、それらのコンパートメントを放射線治療または化学療法により誘導される毒性からさらに保護する。

3.ARBは、抗炎症作用を有するAT受容体2シグナル伝達経路を通るフラックスを増加させる。AngIIの増加は、さらなる造血保護ならびに増殖刺激作用を有するアンギオテンシン1〜7の生成もまた増加させる。

テプレノン、ARB/ACE阻害剤、およびNSAIDの影響。これらすべてのクラスの薬物について使用および安全性に関する長年の経験が存在し、化学療法または放射療法における顕著な有害事象のエビデンスはこれまで示されていない。特にACE阻害剤は、実質的に完全な破壊が実際に所望される場合に実質的に完全な骨髄破壊を予防し得るため、考え得る懸念領域は、骨髄破壊的療法を用いる血液癌に対するものである。したがって、本発明の特定の非限定的な実施形態において、粘膜炎療法(例えば、ACE阻害剤を含む)は、本発明において提供されるように、(骨髄破壊療法による粘膜炎から保護するためというよりも)固体腫瘍に使用される。

上述した通り、癌細胞は、特に、癌組織の典型的な低酸素、酸性および非生理的条件により特徴付けられる癌組織環境において、すでに高度に活性化されたストレス応答(例えば、ほぼ最大限または最大限の熱ショック応答を含む)を有することが多い。したがって、HSP誘導剤の添加は、腫瘍への影響をほとんど有さないかまたは有さないべきであるが、健常組織の保護レベルを増加させる。

保護のために提供される、および保護を目的とする療法。本発明は、以下のグループから選択される1つまたは複数のメンバーを含む療法を提供する:表1に示すように、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

本発明は、癌ならびに細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態の一次治療のための有益な成分の組合せを含む組成物、例えば、医薬化合物、製剤、処方物、キットおよび製造製品(例えば、ブリスターパッケージ、収縮包装など)を提供する。本発明は、口腔粘膜炎などの粘膜炎を伴う状態(condition)、状態(state)および/または疾患症状を好転、治療、改善および/または予防するための療法として使用可能な有益な成分の組合せを含む組成物、例えば、医薬化合物、製剤、処方物、キットおよび製造製品(例えば、ブリスターパッケージ、収縮包装など)を提供する。本発明の組成物および方法、ならびにこれらを使用する方法によって好転、治療、改善および/または予防される関連症状は、例えば、炎症、過剰な交感神経性の動因、悪液質、食欲不振、食欲不振−悪液質、ストレス、それに関連する不安、消耗および/もしくは筋萎縮症などの萎縮症、または、例えば、癌などの慢性および/もしくは消耗疾患に関連する悪液質としての食欲不振−悪液質をさらに含む。

表1は、例示的な本発明の薬物および/または薬剤の組合せを提供する。これらの成分(例えば、例示的な薬物の組合せ)を、本発明の組成物(例えば、医薬化合物、製剤、処方物、キットおよび製造製品)および方法において使用することができる記載の非限定的な例を用いて、グループのメンバーとして表す。

表1は、本発明の成分および活性成分、例えば、薬物の組合せを示す。非限定的な例示として、本発明において提供される成分のすべての可能な順列および組合せを含む、任意の熱ショックタンパク質誘導剤を使用することができる。

以下の表1は、本発明の組成物、および本発明の方法において使用される組成物の例示的な成分を示す。

択一的な態様において、表1のサブグループ(各グループ内のカテゴリー)は必ずしも相互に排他的ではない。

以下の表2は、本発明の組成物を処方および/または投与するために使用される成分の例示的な量を示す。

グループA:本発明は、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含む組成物を提供する。

GGA:本発明に使用可能な成分は、米国特許出願公開号第20060135623号において命名されたGGA類似体を含む;特に、米国特許出願公開号第20060135623号によって以下の通り、クラスI、クラスII、クラスIIIa、クラスIIIb、クラスIIIc、クラスIIId、IVa、IVb、IVc、IVd、V、VIa、VIb、VIc、VId、VIe、VIf、VIg、VIIa、VIIb、VIIc、VIId、VIIIa、VIIIb、VIIIc、VIIId、IXa、IXb、Xa、Xb、Xc、XIa、XIb、XII、XIIIa、XIIIb、XIV、XVa、XVb、XVc、XVIa、XVIb、XVIc、XVIIa、XVIIb、およびXVIIcと呼ばれるカテゴリーによって例示されるカテゴリーに分類されるメンバーを含む: 本発明は、GGA抗酸化活性を有するGGA様分子を含むGGA類似体を含む組成物を提供する。ゲラニルゲラニルアセトンを含む本発明の組成物および方法は、抗潰瘍活性を有することができ、熱ショックタンパク質の上方制御を誘導することができる。GGAを含む本発明の組成物および方法は、抗酸化剤として、または酸化ストレスに対する有用な保護的役割を果たすタンパク質であるチオレドキシンを誘導するために、使用することができる。本発明の組成物および方法は、様々な数および配置の二重結合ならびに異なる結合された官能基を有するGGAの誘導体を含むことができ、これらの組成物は抗酸化活性を有することができる。本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが、このような類似体は、その抗酸化活性がチオレドキシンまたは細胞および組織の酸化ストレスからの保護に関与する別の遺伝子の発現の増加によって得られていてもよい。非限定的な例示的なGGA類似体を下記に示す。

クラスI:例えば、本発明の方法、処方物、投与量、組合せ、および投与経路において、本発明を実施するために使用されるGGA類似体(クラスI)の1つのクラスは、以下の式の化合物を含む: 択一的な実施形態において、本発明を実施するために使用されるクラスI化合物は、n=8または9を有することができ、R1は、以下の官能基のいずれかとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ピバロイル7)ホルミル8)プロピオニル9)ブトリル10)バレリル11)イソバレリル12)ステアロイル13)ミリストイル14)パルミトイル15)オレオイル16)ベンゾイル17)ラウロイル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスII:本発明の組成物および方法は、n=8または9およびR1を以下の官能基:1)2−オキソプロピル2)2−オキソペンチル3)3−メチル−2−オキソブチル4)アミノ5)カルボエトキシルアミノ6)2−ヒドロキシプロピル7)酢酸レチノールのいずれかとすることができる式(I)の化合物を含む別のクラスのGGA類似体(クラスII)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIIIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するようなさらなる二重結合を有する4個ではなく5個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含むことができる別のクラスのGGA類似体(クラスIIIa)を含むことができる: 本発明の組成物および方法は、オールトランスまたは5−シス型であってもよい、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよいクラスIIIa化合物の使用を含むことができる。R2は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ;23)3−メチル−2−オキソブチル;24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIIIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するようなさらなる二重結合を有する4個ではなく6個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含むことができる別のクラスのGGA類似体(クラスIIIb)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIIIb化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R3は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIIIc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するようなさらなる二重結合を有する4個ではなく7個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含むことができる別のクラスのGGA類似体(クラスIIIc)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIIIc化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R4は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIIId:本発明の組成物および方法は、下記に例示するようなさらなる二重結合を有する4個ではなく8個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含むことができる別のクラスのGGA類似体(クラスIIId)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIIId化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R5は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロアルキル、4)アミン、5)ヒドロキシル6)ホルミル、7)プロピオニル、8)ブトリル、9)2−オキソプロピル、10)2−オキソペンチル、11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIVa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、飽和されているC13およびC17位に二重結合を有し、C1位にさらなる二重結合を有する、4個の二重結合ではなく3個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIVa)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIVa化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R6は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIVb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、飽和されているいくつかの二重結合を有し、新たな二重結合を有する、4個の二重結合ではなく2個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIVb)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIVb化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R7は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIVc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、飽和されているいくつかの二重結合を有し、1個の二重結合を有する、4個の二重結合ではなく1個の二重結合を有するゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIVc)を含むことができる: 択一的な実施形態において、クラスIVc化合物はオールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R8は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIVd:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように二重結合を有さないゲラニルゲラニルファミリーの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIVd)を含むことができる: 択一的な実施形態において、R9は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスV:本発明の組成物および方法は、以下に示すような5−シス−ゲラニルゲラニル化合物を含む別のクラスのGGA類似体(クラスV)を含むことができる: 択一的な実施形態において、R.sub.10は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型で存在することができるα−カロテンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるβ−カロテンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIc:別のクラスのGGA類似体(クラスVIc)は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるγ−カロテンの誘導体を含む。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVId:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=24およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるリコペンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVId)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIe:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜6、8、または9、および化合物がが任意の還元型または酸化型のいずれかであるフィトエンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIe)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIf:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるルテインの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIf)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIg:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=24およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるゼアキサンチンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIg)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=24およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるα−トコフェロール(ビタミンE)の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるトコフェロールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるδ−トコフェロールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIc)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIId:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるγ−トコフェロールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIId)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1、2、4、5、6、8、または9、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するα−トコトリエノールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIIa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1、2、4、5、6、8、または9、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するβ−トコトリエノールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIIb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIIc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1、2、4、5、6、8、または9、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するδ−トコトリエノールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIIc)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスVIIId:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1、2、4、5、6、8、または9、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するγ−トコトリエノールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスVIIId)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIXa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するフィロキノン(ビタミンK1)の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIXa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスIXb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4、およびイソプレノイド鎖が任意の還元型または酸化型で存在するメナキノン(ビタミンK2)の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスIXb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜6、8、または9のセミキノン(コエンザイムQ10)ラジカルの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜6、8、または9の還元型のコエンザイムQ10の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜6、8、または9の酸化型のコエンザイムQ10の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXc)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、プラウノトールの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXIa)を含むことができる。

クラスXIa化合物は、オールトランスまたは5−シス型であってもよく、またはこれらの2つの異性体の混合物であってもよい。R11は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=2〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるゲファルナートの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXIb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXII:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるコレステロールグルコシドの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXII)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXIIIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるジフェルロイルメタンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXIIIa)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXIIIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、n=1〜4およびイソプレノイドユニットが任意の還元型または酸化型で存在することができるスルホラファンの誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXIIIb)を含むことができる。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXIV:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、アビシンとしても公知のトリテルペノイド求電子剤の誘導体を含む別のクラスのGGA類似体(クラスXIV)を含むことができる。下記に示すクラスXIV組成物のR12〜15基は、水素またはヒドロキシル基のいずれであってもよい。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、ドコサヘキサエン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVa)を含むことができる。

R.sub.16は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、エイコサペンタエン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVb)を含むことができる。

R17は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、αリノレン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVc)を含むことができる。

R18は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、アラキドン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIa)を含むことができる。

R19は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、リノール酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIb)を含むことができる。

R20は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、γリノレン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIc)を含むことができる。

R21は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIIa:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、エルカ酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIIa)を含むことができる。

R22は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIIb:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、11−ドコセン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIIb)を含むことができる。

R23は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

クラスXVIIc:本発明の組成物および方法は、下記に例示するように、構造が0〜8個のメチル基を含有していてもよい、5−ドコセン酸の誘導体を含む、別のクラスの類似体(クラスXVIIc)を含むことができる。

R24は、以下の官能基のいずれか1つとすることができる:1)アセトン、2)エチル、3)ヒドロキシアルキル4)アミン5)ヒドロキシル6)ホルミル7)プロピオニル8)ブトリル9)2−オキソプロピル10)2−オキソペンチル11)レチノールアセタート12)ステアロイル12)ミリストイル13)バレリル14)イソバレリル15)ピバロイル16)パルミトイル17)オレオイル18)ベンゾイル19)ラウロイル20)ステアロイル21)アミノ22)カルボエトキシルアミノ23)3−メチル−2−オキソブチル24)2−ヒドロキシプロピル。

これらの化合物を、当業者によく知られている化学合成法を使用して合成することができる。化学合成の一般的方法は、情報源の中でも特に、「Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations」、Richard C. Larock、Wiley−VCH:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structure」、Jerry March and Michael Smith、John Wiley and Sons Inc.:2001において見ることができる。

本明細書に記載の化合物のクラスにおいて、GGA類似体または関連類似体が立体化学的を含有する場合、すべてのエナンチオマー型およびジアステレオマー型のGGA類似体または関連類似体が意図される。純粋な立体異性体、エナンチオマーおよび/またはジアステレオマーの混合物、ならびに異なるGGA類似体または関連類似体の混合物を記述する。したがって、GGA類似体または関連類似体は、すべての異性体型を含む、ラセミ化合物、ラセミ混合物および個々のジアステレオマーまたはエナンチオマーとして存在してもよい。ラセミ化合物またはラセミ混合物は、立体異性体の50:50混合物を必ずしも意味するわけではない。

GGA類似体または関連類似体について所定の構造式または化学名が存在する場合、すべての可能な溶媒和物、薬学的に許容される塩、エステル、アミド、複合体、キレート化合物、立体異性体、幾何異性体、結晶もしくは非晶形、代謝産物、代謝前駆体または化合物のプロドラッグもまた、その化学構造式または化学名によってそれぞれ説明されることが意図される。

グループB:アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)。グループC:アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)。

本発明の組成物および方法は、βブロッカーの作用と大きなオーバーラップを有する、レニン−アンギオテンシン系をもたらすACE阻害剤を含むことができる。本発明の組成物および方法は、ACE阻害剤、例えば、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、例えば、構造的に関連する化合物を含む、血圧調節のためのアンギオテンシンIをアンギオテンシンIIに変換する酵素を阻害する化合物を含むことができる。

グループD:ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニスト、またはその同等物。

本発明は、ロシグリタゾン(例えば、AVANDIA(商標))、ピオグリタゾン(例えば、ACTOS(商標))、トログリタゾン(例えば、REZULIN(商標))、ムラグリタザル、ナベグリタザル、ネトグリタゾン、リボグリタゾン、および/またはテサグリタザル、またはその同等物を使用した組成物および方法を提供する。さらなる例は、米国特許第6,756,399号、および米国特許第6,869,967号において提供されている。

グループE:非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)。

本発明は、NSAIDを使用した組成物および方法を提供する。本発明を実施するために使用することができる例示的な非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)は、例えば、アスピリン、ジクロフェナク(例えば、VOLTAREN(商標)、CATAFLAM(商標)、VOLTAREN−XR(商標));ジフルニサル(例えば、DOLOBID(商標));エトドラク(例えば、LODINE(商標));フェノプロフェン(例えば、NALFON(商標));フルルビプロフェン(例えば、ANSAID(商標)、FROBEN(商標));イブプロフェン(例えば、MOTRIN(商標));インドメタシン(例えば、INDOCIN(商標)、INDOCIN−SR(商標));ケトプロフェン、または(RS)2−(3−ベンゾイルフェニル)−プロピオン酸(例えば、ORUDIS(商標)、ORUVAIL(商標));ケトロラクまたはケトロラクトロメタミン(例えば、TORADOL(商標));メクロフェナメート(例えば、MECLOMEN(商標));メフェナム酸、もしくは2−(2,3−ジメチルフェニル)アミノ安息香酸(例えば、PONSTEL(商標));メロキシカム(例えば、MOBICOX(商標)、MOBIC(商標));ナブメトン(例えば、RELIFEX(商標)、RELAFEN(商標));ナプロキセン(例えば、ALEVE(商標)、ANAPROX(商標)、MIRANNAX(商標)、NAPROGESIC(商標)、NAPROSYN(商標)、NAPRELAN(商標)、SYNFLEX(商標));オキサプロジナムまたはオキサプロジン(例えば、DAYPRO(商標)またはDURAPROX(商標));ピロキシカム(例えば、FELDENE(商標));サルサレート(例えば、DISALCID(商標)、SALFLEX(商標))、スリンダク(例えば、CLINORIL(商標));トルメチン(例えば、TOLECTIN(商標));および、COX−2選択的NSAID、例えば、セレコクシブ(例えば、CELEBRA(商標)、CELEBREX(商標));ロフェコキシブ(例えば、VIOXX(商標)、CEOXX(商標));エトリコキシブ(例えば、ARCOXIA(商標));バルデコキシブ(例えば、BEXTRA(商標));パレコキシブ(例えば、DYNASTAT(商標));メロキシカム(例えば、MOBIC(商標));またはルミラコキシブ(例えば、PREXIGE(商標))を含むものを含む。

本発明は、ステロイドを使用した組成物および方法を提供する。さらなる態様において、発明はまた、治療用組合せ、例えば、ステロイド(上記表1に示すものを含む)、例えば、アンダリン(andarine)などのアナボリックステロイド、エチルエストレノール、メステロロン、メタンドロステノロン、メテノロン、メチルテストステロン、オキサンドロロン、オキシメトロンスタノゾロール、ボルデノン、ヘキソキシメストロルム、メタンドロステノロン、メテノロンエナンタート、ナンドロロンデカノアート、ナンドロロンフェンプロプリオナート、スタノゾロール、ステンボロン、テストステロンシピオナート、テストステロンエナンタート、テストステロン、テストステロンニコチナート、テロボリン、トレンボロン、トレンボロン、トロホボレンまたはこれらの組合せを含む本発明の医薬組成物も提供する。択一的な実施形態は、表1のものを含む、本発明において提供される成分(例えば、表1のグループA、グループB、グループC、グループD、グループE、グループF、グループG、グループH、グループI、グループJ、グループK、グループL、およびグループMのメンバー)のすべての可能な組合せを含み、これらの成分は、本発明において提供されるステロイドおよびステロイドの組合せを含む。

グループF:NCCN治療. 本発明は、NCCN治療を使用した組成物および方法を提供する:本発明を実施するために使用することができる例示的な化学療法または放射療法は、最新のNCCN腫瘍学臨床実践ガイドライン(商標)に記載されている(NCCN治療)、ならびにA)NCCN「部位別の癌治療」のカテゴリーにおいておよびB)NCCN「支持療法」のカテゴリーにおいてNCCN治療によって例示されている療法を含む。最新のNCCN治療は公開されており、オンラインで、印刷して、および依頼によって入手可能である。

本発明を実施するために使用することができる例示的なNCCN治療は、1)急性骨髄性白血病;2)膀胱癌(膀胱癌、上部尿路腫瘍、前立腺尿路上皮癌を含む);3)骨癌(軟骨肉腫、ユーイング肉腫、骨肉腫を含む);4)乳癌(非侵襲性、侵襲性、葉状腫瘍、パジェット病、妊娠期乳癌を含む);5)中枢神経系癌(成人低浸潤性テント上星状細胞腫/乏突起膠細胞腫、成人頭蓋内上衣腫、未分化星状細胞腫/未分化乏突起膠細胞腫/多形性膠芽腫、限局性(1〜3)転移性病巣、多発性(>3)転移性病巣、癌性リンパ腫性髄膜炎、非免疫抑制状態の原発性CNSリンパ腫、転移性脊椎腫瘍、脳腫瘍治療の原則を含む);6)子宮頸癌;7)慢性骨髄性白血病;8)結腸/直腸癌(結腸癌、直腸癌、肛門癌を含む);9)食道癌;10)胃癌;11)頭頸部癌(篩骨洞腫瘍、上顎洞腫瘍、唾液腺腫瘍、口唇癌、口腔癌、中咽頭癌、下咽頭癌、原発不明、声門喉頭癌、声門上部喉頭癌、鼻咽頭癌、進行性頭頸部癌を含む);12)肝胆道癌(肝細胞癌、胆嚢癌、肝内胆管癌、肝外胆管癌を含む);13)ホジキン病/リンパ腫;14)腎癌;15)黒色腫;16)多発性骨髄腫(多発性骨髄腫、ワルデンストロームマクログロブリン血症を含む);17)骨髄異形成症候群;18)神経内分泌腫瘍(多発性内分泌腫瘍形成:1型、多発性内分泌腫瘍形成:2型、カルチノイド腫瘍、膵島細胞腫瘍、褐色細胞腫、未分化/小細胞/非定型肺カルチノイドを含む);19)非ホジキンリンパ腫(慢性リンパ球性白血病/小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、びまん性大細胞型Bリンパ腫、バーキットリンパ腫、リンパ芽球性リンパ腫、AIDS関連B細胞リンパ腫を含む);20)非黒色腫皮膚癌(基底および扁平上皮細胞皮膚癌、隆起性皮膚線維肉腫、メルケル細胞癌を含む);21)非小細胞肺癌;22)原発不明;23)卵巣癌(上皮性卵巣癌、境界上皮性卵巣癌(低悪性度)、まれな卵巣組織像を含む);24)膵臓腺癌;25)前立腺癌;26)小細胞肺癌(小細胞肺癌、肺神経内分泌腫瘍を含む);27)軟組織肉腫(四肢軟組織、後腹膜、腹腔内肉腫、デスモイドを含む);28)睾丸癌;29)甲状腺癌(結節の評価、乳頭癌、濾胞性癌、ヒュルツル細胞腫瘍、髄様癌、未分化癌を含む);および30)子宮癌(子宮内膜癌、子宮肉腫を含む)のための治療を含む「部位別の治療」の下に分類することができ;およびすべてのこれらの療法を、本発明の一部として保護のために本発明において提供する。

本発明を実施するために使用することができる例示的なNCCN治療は、1)成人癌疼痛、2)抗嘔吐;3)癌および治療に伴う貧血;4)癌に伴う倦怠感;5)精神的苦痛の管理;6)発熱および好中球減少;7)骨髄性増殖因子;8)苦痛緩和医療;9)小児癌性疼痛;10)高齢者の癌治療;および11)静脈血栓塞栓症のための治療を含む「支持療法」の下に分類され;およびすべてのこれらの療法を、本発明の一部として保護のために本発明において提供する。支持療法は、本発明において保護のために本発明において提供される場合、G−CSF治療、およびエリスロポエチン治療を含む。

グループF:TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなる。

グループG:TNF阻害剤、例えば、抗TNF剤、抗TNF mAb、ペントキシフィリン、サリドマイドの使用を含むかまたはその使用からなる。ペントキシフィリンは、細胞内cAMPを増加させPKA活性を刺激するPDE4阻害剤である。ペントキシフィリンはまた、腫瘍壊死因子−α(TNF−アルファすなわちTNF−α)の阻害剤でもある。グループGはまた、すべてのホスホジエステラーゼ阻害剤およびTNF阻害剤も含む(含むかまたはそれらからなる)。

グループH:デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなる。

デスフェリオキサミンは、重度の鉄中毒の、鉄貯蔵障害のおよび鉄値増加をもたらす疾患の治療に20年以上使用されてきたキレート剤である。グループHはまた、DMSA、EDTA、およびEDTAなどのすべてのキレート剤も含む。

グループI:例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含むかまたはそれらからなる。

一態様において、発明は、治療用組合せ、例えば、オメガ3脂肪酸、魚油、長鎖ポリ不飽和脂肪酸、n−3および/もしくはn−6高度不飽和脂肪酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)またはこれらの組合せを含む、例えば、天然油または脂肪酸を含む本発明の医薬組成物を提供する。非限定的な例において、これらの脂肪酸は経口または静脈内投与することができる。

グループJ:α−ジフルオロメチルオルニチンを含むかまたはそれからなる。

α−ジフルオロメチルオルニチンは、粘膜のポリアミン含量を減少させることによる、オルニチンデカルボキシラーゼ(ポリアミン合成に関与する酵素)の阻害剤である。グループJはまた、オルニチンデカルボキシラーゼのすべての阻害剤も含む(含むかまたはそれらからなる)。

グループK:スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含むかまたはそれらからなる。

グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)−カタラーゼ結合体または複合体、ペルオキシレドキシンおよびペルオキシダーゼ(例えば、グルタチオンペルオキシダーゼ)を含むかまたはそれらからなる。

スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、および類似の抗酸化化合物は、特に以下を含む: a/過酸化水素の別の化合物への変換を触媒する能力を有する酵素; b/過酸化物の分解を触媒する能力を有する酵素; c/抗酸化活性を有する化合物;および d/例えば、セレン、システイン、グルタミン、トリプトファン、およびグルタチオン還元酵素を含む、共通の生化学反応経路における補因子、前駆体および/またはサブユニットならびに他の酵素などの、抗酸化活性を促進する化合物。

グループL:熱ショック応答の活性化因子を含むかまたはそれからなる。

グループLは、熱ショック応答の活性化因子、例えば、ゲラニルゲラニルアセトンまたはゲルネート、亜鉛、スズ、サリチレート、デキサメタゾン、コカイン、ニコチン、αアドレナリン作用性アゴニスト、ppar−γアゴニスト、生体分子−ゲルダナマイシン、シクロペンタノン、プロスタノイドエンプロスチル、パラセタモール、ケトチフェン、レバミゾール、ジアゼパム、ブロモクリプチン、ドーパミンを含むかまたはそれらからなる。

グループM:炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含むかまたはそれらからなる。

グループMは、ACE阻害剤、ARB、フェニルブチレートもしくはPPARγ(インスリン増感剤)および/または血管保護反応をさらに刺激するための代替の組合せとしてプロブコール、カルシトリオール、炎症を低減させるNSAID、ペプチド含有化合物、マクロファージ遊走阻止因子(MIF)の阻害剤、リポキシン生合成の阻害剤、合成COX阻害剤およびLOX阻害剤の天然代替物、ならびに脂質、油(例えば、ムール貝オイル)、ペプチド、および小分子、ならびに脂質または油またはペプチドまたは小分子由来のおよび/または抽出された産物などの他の天然産物(既存の、新規なおよび未発見の産物を含む)を含むかまたはそれらからなる。

状態(condition)、状態(state)および疾患症状の治療、改善、低減、および/または好転。本発明を使用して、保護のために本発明において提供される場合、非限定的な例示のために下記表3に示すものを含む、状態(condition)、状態(state)および疾患症状のすべての可能な組合せおよび順列を治療することができる。択一的な実施形態において、製品および本発明の組成物を使用して、非限定的な例示のために、下記表3に示す状態(condition)、状態(state)および症状を治療、改善、低減、および/または改善することができる。本発明の択一的な実施形態において、製品および本発明の組成物を使用して、下記表3に示す状態(condition)、状態(state)および症状のすべての可能な組合せおよび順列を治療、改善、低減、および/または好転することができる。

化学療法および放射線の有害事象に関するさらなる利益。本発明は、非限定的な例示において、1)本発明なしで使用される場合よりも多量または高用量および/またはより長時間の医学的治療(例えば、癌療法または放射療法)の耐性および使用を許容するまたは可能にするまたは容易にする;2)本発明なしで使用される場合よりも長期間の医学的治療(例えば、癌療法または放射療法)の耐性および使用を許容するまたは可能にするまたは容易にする;3)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法)に対する(薬剤)耐性の発生を低減させる;4)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法)の投与量増大を可能にする;5)医学的治療(例えば、癌化学療法または放射療法)の頻度を増加させることを可能にする;6)患者の奏功率を高める;7)患者の生存率を増加させる;8)組織保護状態誘導する;9)組織再生を誘導する;および/または10)組織修復を誘導する、ための組成物(例えば、製造製品)および方法(例えば、療法)を提供する。

択一的な態様において、本発明において提供される本発明のいくつかの成分(例えば、例示的な薬物の組合せ)を、複数の経路によって投与することができる。

非限定的な例示によって、択一的な態様において、多くのステロイドを、複数の経路によって投与することができ、一般的な投与経路(例えば、経口投与)を用いた実施例の1つの表における本明細書におけるこれらの言及は、前記成分がまた、異なる経路によっても投与されてもよいという解釈を排除せず;本発明は、本発明において提供される各成分について、すべての可能な投与経路が本発明において提供されると定め;発明はまた、異なる投与方法に適する成分形態(例えば、経口投与することができる化合物の形態、局所投与することができる化合物の形態など)を含む、本発明の組合せ化合物(例えば、薬物、成分)を含むキットも提供する。別個の態様において、本発明は、各サブグループについて保護を提供し、各サブグループは別のサブグループのメンバーを含んでもよい。

本発明は、本発明の製剤が、表1において例示するように本発明の成分(例えば、例示的な本発明の薬物の組合せ)を含み、一態様において、経口摂取可能である、択一的な実施形態を提供する。非限定的な例示において、これらの製剤は、液剤(例えば、スプーンを用いて経口摂取することができる)、または粉剤、カプセル剤、錠剤、および丸薬であってもよい。非限定的な例示において、これらをフレーバーバー(例えば、「パワーバー」、「ダイエットバー」、「エナジーバー」、および「栄養バー」として販売されているバーと同様)に形成することもできる。

本発明は、(本発明の製剤を製造するための)表1において例示されている成分などの本発明の成分(例えば、例示的な本発明の薬物の組合せ)は市販の(したがって購入または製造することができる)成分であると定める。

択一的な態様において、本発明を実施するために使用される(例えば、例示的な本発明の薬物の組合せにおいて使用するため)成分、ならびに一態様において、消耗および/または筋萎縮症などの萎縮症を治療、予防および/または改善するために使用される本発明の方法および組成物、または酸化剤(例えば、抗酸化剤として使用される)に対する保護のために使用される方法および本発明の組成物は、本明細書において論じる場合、少なくとも約1ORACユニット/グラム、または、少なくとも約5ORACユニット/グラム、または、少なくとも約10ORACユニット/グラム、または、少なくとも約20ORACユニット/グラム、または、少なくとも約30ORACユニット/グラム、または、少なくとも約40ORACユニット/グラム、または、少なくとも約50ORACユニット/グラム、または、少なくとも約60ORACユニット/グラム、または、少なくとも約70ORACユニット/グラム、または、少なくとも約80ORACユニット/グラム、または、少なくとも約90ORACユニット/グラム、または、少なくとも約100ORACユニット/グラム、または、少なくとも約200ORACユニット/グラム、または、少なくとも約300ORACユニット/グラム、または、少なくとも約400ORACユニット/グラム、または、少なくとも約500ORACユニット/グラム、または、少なくとも約600ORACユニット/グラム、または、少なくとも約700ORACユニット/グラム、または、少なくとも約800ORACユニット/グラム、または、少なくとも約900ORACユニット/グラム、または、少なくとも約1000ORACユニット/グラム、または、少なくとも約1000ORACユニット/グラム、または、少なくとも約1500ORACユニット/グラム、または、少なくとも約2000ORACユニット/グラム、または、少なくとも約2500ORACユニット/グラム、または、少なくとも約3000ORACユニット/グラム、または、少なくとも約3500ORACユニット/グラム、または、少なくとも約4000ORACユニット/グラム、または、少なくとも約4500ORACユニット/グラム、およびまたは、少なくとも約5000ORACユニット/グラム、の測定可能な陽性のORAC値(または別の同等の試験を使用して同様の値、説明については下記参照;ORACアッセイおよびORAC値は下記で詳細に論じる)を有する任意の1つの公知の成分グループを含む。

活性酸素吸収能力(ORAC)は、様々な食品の抗酸化能力;果物および野菜の高い抗酸化能力と、果物および野菜の多い食事の好ましい影響との間の相関関係を測定する方法であり、フリーラジカル老化理論において重要な役割を果たすと考えられている。例示的なORACアッセイは:アゾ開始剤化合物などのフリーラジカル発生剤と混合した後の蛍光分子(例えば、β−フィコエリトリンまたはフルオレセイン)の酸化分解の測定である。アゾ開始剤は、加熱によって、蛍光分子に損傷を与え蛍光の消失をもたらすペルオキシフリーラジカルを生成すると考えられている。抗酸化剤は、酸化的分解から蛍光分子を保護することができる。保護の程度は、蛍光計を使用して定量することができる。能力を自動的に測定および計算することができる装置は市販されており;例えば、Ou(2001年)Development and validation of an improved oxygen radical absorbance capacity assay using fluorescein as the fluorescent probe. J Agric Food Chem49(10):4619〜4626頁を参照されたい。

プロプラノロール、エトドラクおよび癌化学療法剤 本発明は、プロプラノロール、エトドラク(例えば、VT−122(商標)、Vicus Therapeutics、Morristown、NJ)、および癌化学療法剤または組成物を含む組成物(例えば、薬物、医薬組成物、処方物、製剤、キットなど)を提供し;化学療法剤または組成物は、例えば、タンパク質などの生物製剤(例えば、ペプチド、抗体、サイトカインなど)およびアルキル化剤などの小分子を含む。本発明の例示的なプロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せは、化学療法剤としてのチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)の使用を含む。本発明の別の例示的なプロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せは、血管内皮増殖因子(VEGF)により媒介される血管新生を阻害および/または予防する任意の化合物の使用を含む。

例えば、一実施形態において本発明は、(1)プロプラノロール(例えば、INDERAL(商標))または同等物、β1、β2およびβ3サブクラスのβアドレナリン作用性受容体を阻害する非選択的アンタゴニスト;(2)エトドラク(例えば、LODINE(商標))または同等物、Cox−1およびCox−2酵素の両方を阻害するがCox−2に対していくらか選択性を有し、胃腸問題を減少させるNSAID;および(3)癌化学療法剤、を含む組成物を提供する。例示的な実施形態は、VT−122(商標)および癌化学療法剤である。任意の本発明の組成物と同様に、この実施形態を、静脈内、局所および経口などを含むいくつかの経路によって投与することができる。この実施形態を、化学療法、放射療法またはこれらの組合せの前、間および/または後の患者への投与を含む、悪液質、例えば、癌悪液質の治療において使用することができる。本発明の組成物はまた、炎症、過剰な交感神経性の動因、悪液質、食欲不振、食欲不振−悪液質またはストレスまたはこれらのいずれかに関連する不安を治療、改善または予防するために投与することができる。

択一的な実施形態において、この組合せを、承認済みの化学療法による規定のレジメンにおいて使用し、耐容性を増加させる、有効性を増加させるおよび/または癌治療のコストを低減させることができる。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む))は、全身性炎症および自律神経機能障害を低減させることによって直接作用することができ、患者は気分が良くなり、さらなるサイクルの薬物、例えば、化学療法薬を許容することができる、および許容することに意欲的になる。一実施形態において、本発明の組成物(例えば、本発明の例示的な薬剤のプロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せ)は複数の作用機構を有するため、化学療法の用量を低減させること、および化学療法の高い有効性を維持することが可能であり;これにより、それを必要とする患者に投与される化学療法薬の量を低減させることが可能となる。このことは、患者の治療のコストの低減もまたもたらすことができる。

チロシンキナーゼ阻害剤 本発明の薬物組合せ(例えば、例示的なプロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せ)は、化学療法剤としてのチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)の使用を含む。一実施形態において、本発明の薬物組合せは、プロテインキナーゼ阻害剤、例えば、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)などの標的化療法を用いたVT−122(商標)を含む。択一的な実施形態において、特定のキナーゼに特異的なTKIが使用され、または、広範なプロテインキナーゼ阻害剤である、例えば、マルチキナーゼ阻害剤である、TKIが使用される。択一的な実施形態において、表皮増殖因子受容体(EGFR)活性を妨害することができるTKIが使用される;例えば、EGFRを含む、モノクローナル抗体およびプロテインキナーゼの小分子阻害剤。

本発明の薬物組合せの使用は、使用されるEGFR阻害剤の量の減少を可能にし;これによりプロテインキナーゼ阻害剤の使用時に起こる発疹を減少させ、改善し、または排除する(発疹は患者の60%〜80%において起こり、大部分が軽度から中等度の発疹を経験し;用量変更を必要とする可能性がある重篤な症状は発疹を有する患者の20%以下において起こると推定される)。本発明の薬物組合せ、例えば、例示的なプロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せの使用は、毒性の減少による臨床上の高い利益を与える。

択一的な実施形態において、頭頸部、結腸、および直腸癌を含む多くのヒト癌においてEGFRの発現が検出されるため、本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む)を使用して、頭頸部、結腸、および直腸癌を治療する。

択一的な実施形態において、血管内皮増殖因子(VEGF)に媒介される血管新生は腫瘍増殖および転移において極めて重要な役割を果たすと考えられるため、本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む)を、抗VEGF療法と併用して、例えば、従来の化学または放射療法の代替物としてまたは補助として使用する。本発明の組成物を、VEGFもしくは受容体;VEGF受容体の小分子チロシンキナーゼ阻害剤;またはVEGFの囮受容体として働く可溶性VEGF受容体に対する中和モノクローナル抗体を含む、VEGF経路を妨害することができる任意の技術を用いて使用することができる。癌を治療するための任意のチロシンキナーゼ阻害剤、例えば:

を用いて本発明の組成物を使用することができる。

任意のプロテインキナーゼ阻害剤、例えば:

を用いて本発明の組成物を使用することができる。

癌に対する影響 択一的な実施形態において、本発明の組成物、使用および方法(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む組成物を含む)を、細胞機能障害によって引き起こされる任意の癌または疾患または状態の治療または改善(一次治療または改善を含む)において使用する。択一的な実施形態において、本発明の組成物、使用および方法は予防的に(予防的治療として)使用される。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む)は、腫瘍を自己促進状態(悪性)から創傷治癒状態に転換すること、または腫瘍を発達状態から正常な組織制御状態に転換することによって作用することができる。本発明の組成物または方法はまた、悪液質を改善することもでき、それによって治療期間の延長を可能にする。本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物または方法はまた、腫瘍関連細胞を創傷治癒および発達状態から感染および組織維持管理状態に転換することもでき、この「転換」は、患者の免疫系による腫瘍の根絶をさらにもたらす。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物または方法(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む)はまた、カテコールアミンレベルを低減させることもできる;カテコールアミンレベルの増加は、ヒト癌細胞によるVEGF分泌を増加させ、腫瘍細胞侵襲を強化することができる。カテコールアミンレベルは、βアドレナリン遮断によって低減する。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む))はまた、血管新生を制御することによって、そのNSAID、例えば、エトドラク、成分により癌に対して直接的な影響を有することもでき、アポトーシス、転移の予防、エネルギー利用の最優先順位付け、免疫系の再活性化、癌化学予防、放射線感受性および/またはカテニン機能の抑制(カテニンは侵襲性細胞表現型の中核である)を誘導する。一実施形態において、特定のNSAIDエトドラクは、アポトーシスを誘導する、転移を予防するまたは細胞傷害性抗癌剤として作用することができる。

本発明は任意の特定の作用機構によって制限されないが:本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む))は、β−ブロッカーおよびNSAIDの併用によって、神経内分泌−免疫系調節異常およびそれに伴う臨床症状の悪液質を調節することができ、したがって癌患者にとって有益である。

択一的な実施形態において、本発明の組成物(例えば、プロプラノロール−エトドラク−化学療法薬の組合せを含む組成物を含む)を、1)急性骨髄性白血病;2)膀胱癌(膀胱癌、上部尿路腫瘍、前立腺尿路上皮癌を含む);3)骨癌(軟骨肉腫、ユーイング肉腫、骨肉腫を含む);4)乳癌(非侵襲性、侵襲性、葉状腫瘍、パジェット病、妊娠期乳癌を含む);5)中枢神経系癌(成人低浸潤性テント上星状細胞腫/乏突起膠細胞腫、成人頭蓋内上衣腫、未分化星状細胞腫/未分化乏突起膠細胞腫/多形性膠芽腫、限局性(1〜3)転移性病巣、多発性(>3)転移性病巣、癌性リンパ腫性髄膜炎、非免疫抑制状態の原発性CNSリンパ腫、転移性脊椎腫瘍、脳腫瘍治療の原則を含む);6)子宮頸癌;7)慢性骨髄性白血病;8)結腸/直腸癌(結腸癌、直腸癌、肛門癌を含む);9)食道癌;10)胃癌;11)頭頸部癌(篩骨洞腫瘍、上顎洞腫瘍、唾液腺腫瘍、口唇癌、口腔癌、中咽頭癌、下咽頭癌、原発不明、声門喉頭癌、声門上部喉頭癌、鼻咽頭癌、進行性頭頸部癌を含む);12)肝胆道癌(肝細胞癌、胆嚢癌、肝内胆管癌、肝外胆管癌を含む);13)ホジキン病/リンパ腫;14)腎癌;15)黒色腫;16)多発性骨髄腫(多発性骨髄腫、ワルデンストロームマクログロブリン血症を含む);17)骨髄異形成症候群;18)神経内分泌腫瘍(多発性内分泌腫瘍形成:1型、多発性内分泌腫瘍形成:2型、カルチノイド腫瘍、膵島細胞腫瘍、褐色細胞腫、未分化/小細胞/非定型肺カルチノイドを含む);19)非ホジキンリンパ腫(慢性リンパ球性白血病/小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、びまん性大細胞型Bリンパ腫、バーキットリンパ腫、リンパ芽球性リンパ腫、AIDS関連B細胞リンパ腫を含む);20)非黒色腫皮膚癌(基底および扁平上皮細胞皮膚癌、隆起性皮膚線維肉腫、メルケル細胞癌を含む);21)非小細胞肺癌;22)原発不明;23)卵巣癌(上皮性卵巣癌、境界上皮性卵巣癌(低悪性度)、まれな卵巣組織像を含む);24)膵臓腺癌;25)前立腺癌;26)小細胞肺癌(小細胞肺癌、肺神経内分泌腫瘍を含む);27)軟組織肉腫(四肢軟組織、後腹膜、腹腔内肉腫、デスモイドを含む);28)睾丸癌;29)甲状腺癌(結節の評価、乳頭癌、濾胞性癌、ヒュルツル細胞腫瘍、髄様癌、未分化癌を含む);および30)子宮癌(子宮内膜癌、子宮肉腫を含む)の治療または改善(一次治療または改善を含む)において使用する。

投与方法 本発明は、静脈内、局所および経口を含むいくつかの経路によって投与することができる組成物(例えば、例示的な本発明の薬物の組合せ)、例えば、医薬組成物、処方物、製造製品、製剤およびキット、ならびにこれらを投与するための方法を提供する。別個の実施形態において、本発明は、吸入、注入または注射(例えば、腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内、乳房内など)、局所適用(例えば、目、耳、皮膚などの領域へまたは創傷、熱傷などの苦痛に対して)によって、および上皮内層もしくは粘膜皮膚内層(例えば、膣および他の上皮層、胃腸粘膜など)を通した吸収によって投与することができる組成物、製剤およびキット形態を提供する。これらの投与方法ならびに当技術分野において公知の別の投与方法にそれぞれに適している、本発明の組成物(例えば、本発明の薬物の治療用組合せを含む医薬組成物、処方物、製造製品、製剤、キットなど)を作製するための方法は公知である。

例えば、択一的な実施形態において、本発明は、経口投与することができる液剤形態の組成物、製剤およびキットを提供する。組成物、製剤およびキットはまた、カプセル剤、ゲル剤、ゲルタブ剤、錠剤、粉剤、噴霧剤、エアロゾル剤、ペレット(例えば、飼料用)、坐剤、またはクリーム剤および軟膏としても調製することができる。組成物、製剤およびキットは、I.V.投与または別の非経口投与に適している生理溶液としても調製することができる。

択一的な実施形態において、本発明はまた、可能な(例えば、すべての成分の合計が、相当する投与量組成物、製剤およびキット全体の100%を超えない、ならびに混合または溶解限度を超えない)すべての考えられる成分量の組合せも提供する。

択一的な実施形態において、多成分キットは、本発明において提供される(例えば、下記、包装に関する節を参照)場合、2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分をほぼ等量で含む。量は、例えば、質量または重量またはモル量で決定してもよい。択一的な実施形態において、多成分キットは、2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分を異なる量で含む。択一的な実施形態において、多成分キットは、ほぼ等量の2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分、ならびに異なる量ではない1つまたは複数の成分を含む。

択一的な実施形態において、本発明の多成分キットは、2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分をほぼ等モル量で含有してもよい。択一的な実施形態において、多成分キットは、等モル量ではない2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分をで含む。択一的な実施形態において、多成分キットは、ほぼ等モル量の2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分、ならびに等モル量ではない1つまたは複数の成分を含む。

択一的な実施形態において、多成分キットは、混合される2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分を含む。択一的な実施形態において、多成分キットは、混合されない2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分を含む。択一的な実施形態において、多成分キットは、部分的に混合される2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分を含む。択一的な実施形態において、多成分キットは、少なくとも部分的に混合される2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分、ならびに混合されない1つまたは複数の成分を含む。択一的な実施形態において、本発明の多成分キット中の成分は、液剤形態、例えば、経口または非経口投与することができる形態で処方または製造することができる。

本発明の多成分キット中の成分または複数の成分(例えば、本発明の薬物または薬物の治療用組合せ)は、任意の送達形態で、例えば、カプセル剤、錠剤、粉剤、噴霧剤、エアロゾル剤、ペレット(例えば、飼料用)、坐剤、またはクリーム剤および軟膏として処方または製造することができる。成分または複数の成分はまた、I.V.投与または別の非経口投与に適している生理(例えば、食塩)溶液などの送達形態で処方または製造することができる。

本発明の多成分キット中の成分または複数の成分(例えば、本発明の薬物または薬物の治療用組合せ)は、物理的コンパートメント化によって、例えば、マルチコンパートメントキットである前記キットの一部である別個のコンパートメント中に分割することができる。あるいは、例えば、「ブリスターパック」型の包装に見られるような別個のコンパートメントは、以下に論じる通り、異なる成分(例えば、本発明の薬物の治療用組合せ)を含有してもよい。一実施形態において、組成物または製品は、例えば、水溶性の非膨潤性両親倍性脂質である疎水性マトリックスフォーマー;および融解性の水溶性賦形剤である親水性マトリックスフォーマーを含む、例えば、米国特許出願公開第20080118560号に記述されているような多粒子および/または固体分散処方物中に収容される。

一実施形態において、組成物または製品は、結合剤、例えば、でんぷん、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴムまたはゼラチンなど;微結晶セルロースまたはラクトースなどの充填剤;クロスポビドン、グリコール酸ナトリウムでんぷん、コーンスターチなどの崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ベヘン酸グリセリルなどの滑剤;コロイド状二酸化ケイ素およびタルクなどの流動促進剤;スクロースまたはサッカリン、アスパルテーム、アセスルファム−Kなどの甘味剤;ならびに/または、ペパーミント、サリチル酸メチル、もしくはオレンジ香料などの香料添加剤の任意の組合せを含む錠剤、丸薬、カプセル剤、トローチ剤中などに含まれる。単位剤形がカプセル剤である場合は、脂肪油などの液体担体を含むこともできる。

一態様において、本発明の組成物または製品は、コーティング、例えば、糖、シェラック、持続性および/もしくは別の腸溶性コーティング剤、または任意の薬学的に純粋なおよび/もしくは非毒性の物質を含む被覆を有する単位用量処方物を含む(またはこの中に収容もしくは包装されている)。

一態様において、本発明の組成物または製品は、単位用量処方物を含み(またはこの中に収容もしくは包装されており)、組成物または製品のそれぞれの異なる化合物は、例えば、USPN7,384,653に記述されているように、例えば、外側の塩基−可溶性層および内側の酸−可溶性層を有する、丸薬、錠剤またはカプセル剤の異なる層中に含まれる。

一態様において、本発明の組成物または製品は、単位用量処方物を含み(またはこの中に収容もしくは包装されており)、組成物または製品のそれぞれの異なる化合物は、例えば、米国特許出願公開第20050214223号において記述されている異なる粘度の液剤またはゲル剤中に含まれる。

一態様において、本発明の組成物または製品は、例えば、米国特許出願公開第20040228802号に記述されているように、例えば、苦味剤、光沢抑制/指示色素、または不溶性微粒子を含む、乱用の可能性の低い単位用量処方物を含む(またはこの中に収容もしくは包装されている)。

択一的な実施形態において、本発明は、状態(condition)、状態(state)および/または疾患症状を治療、改善する、低減、および/または好転させるための方法および組成物を提供する。本発明は、粘膜炎と同時に起こるおよび/または粘膜炎を経験する患者もしくは粘膜炎を経験することが見込まれる患者に存在する状態(condition)、状態(state)および/または疾患症状の治療、改善、低減、および/または好転のために使用可能な骨髄保護的および/または細胞保護的療法をさらに提供する。

投薬 本発明の組成物(例えば、薬剤、処方物)を、予防的および/または治療処置のために投与することができる。治療用途において、状態(例えば、悪液質)、感染症または疾患およびその合併症の臨床症状を治療する、軽減または部分的に停止させるのに十分な量(「治療的に有効な量」)で、状態、感染症または疾患(例えば、癌)にすでに苦しんでいる対象に組成物を投与する。例えば、択一的な実施形態において、過形成組織、肉芽腫または腫瘍に関連する(内の、に血液を供給している)新血管新生を含む、内皮および/または毛細管細胞増殖を含む、通常の血管機能障害(例えば、異常増殖している)を治療、予防および/または改善するのに十分な量で、本発明の組成物(例えば、薬剤)を投与する。択一的な実施形態において、本発明の組成物(例えば、薬剤)を、粘膜炎および/または悪液質を治療、予防および/または改善するのに十分な量で投与する。これを達成するために十分な、例えば、薬剤としての組成物の量を、「治療的に有効な用量」と定義する。投与量予定およびこの使用に有効な量、すなわち「投与レジメン」は、疾患または状態の段階、疾患または状態の重症度、患者の全身の健康状態、患者の体格、年齢などを含む様々な要因によって決定する。患者の投与量レジメンの計算において、投与方法もまた考慮する。

投与量レジメンはまた、当技術分野において周知の薬物動態パラメーター、すなわち、活性物質の吸収率、バイオアベイラビリティ、代謝、クリアランスなども考慮する(例えば、Hidalgo−Aragones(1996年)J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 58巻:611〜617頁; Groning(1996年)Pharmazie 51巻:337〜341頁; Fotherby(1996年)Contraception 54巻:59〜69頁;Johnson(1995年)J. Pharm. Sci. 84巻:1144〜1146頁; Rohatagi(1995年)Pharmazie 50巻:610〜613頁; Brophy(1983年)Eur. J. Clin. Pharmacol. 24巻:103〜108頁を参照)。処方および投与のための技術に関する詳細は、科学および特許文献において十分に記述されており、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、Maack PubLishing Co、Easton PAの最新版(「Remington’s」)を参照されたい。当分野の技術水準は、臨床医がそれぞれの個々の患者、活性物質および治療される疾患または状態について投与量レジメンを決定できる程度である。薬剤として使用される類似の組成物について提供されているガイドラインを、正確および適切な本発明の方法を実施して投与される投与量レジメン、すなわち、投与予定および投与量レベルを決定するためのガイドラインとして使用することができる。

処方物の単回または反復投与を、患者に必要とされ、かつ許容される投与量および頻度に応じて投与することができる。処方物は、本明細書に記載の状態、疾患または症状を有効に治療、予防または改善するための十分量の活性物質を提供するべきである。例えば、経口投与用の例示的な薬剤処方物は、1日量が1日当たり体重1キログラム当たり約0.1〜0.5から約20、50、100または1000μg以上である。択一的な実施形態において、投与量は、使用される1日当たり患者1人当たり体重1kg当たり約1mg〜約4mgである。経口投与とは対照的に、血流中に、体腔中にまたは器官内腔中には低投与量を使用することができる。局所または経口投与または粉剤、噴霧剤もしくは吸入による投与において、実質的に高投与量を使用することができる。非経口または非経口以外で投与可能な処方物を調製するための実際の方法は、公知または当業者に明らかであろう。

一態様において、本発明の治療用組合せは、1日に約200mg〜400mg、または、約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900または1000mg以上の範囲のエトドラク投与量を有する処方物を含む。択一的な実施形態において、プロプラノロールの投与量は、個体の心拍数および血圧をもとにして、1日当たり10〜320mgの範囲とすることができ;または、約10、15、20、25、30、35、40、45、50、75、80、85、90、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、700、800、900または1000mg以上とすることができ;本発明はこれらの例示的な投与量のすべての組合せを含む。一態様において、本発明の方法は、本発明のこれらの治療用組合せの投与を含み;本発明の方法の実施は、これらの例示的な投与量の任意のまたはすべての組合せの使用を含むことができる。

例えば、本発明の治療用組合せを、その時刻、または日または月に最も適した用量に適合するように時間投与レジメンに適合させた投与量で包装することができる(任意の本発明の治療用薬物の組合せは、薬物が投与される患者および適応に応じて1日または1週間または1カ月1回、2回、3回または4回以上適用することができるため)。

例えば、一態様において、本発明の治療用組合せを、(a)午前に、20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に、10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に、10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;(b)午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に、20mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク;(c)午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に 40mg、エトドラク;または(d)(a)〜(b)〜(c)レジメンもしくは同等物を含む用量増加、を含む時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する。

例えば、一態様において、薬物を、以下を含む時間投与レジメンに適合させた投与量で包装する: 開始:午前に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に10mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;PM 5mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加1:午前に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に20mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;夕方に10mgのプロプラノロール、400mgのエトドラク; 用量増加2:午前に80mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク;午後に40mgのプロプラノロール、200mgのエトドラク、夕方に20mgmgのエトドラク。

例えば、本発明の一態様において、1日1回、1日2回(b.i.d)もしくは1日3回(t.i.d)、もしくは1日4回以上の投与のために、または週1回、もしくは隔週1回、もしくは月1回の投与のために(特に時間投与を適応させるために、本明細書に記載の任意の組合せで、)薬物を処方する。

本発明の一態様において、薬物を、例示的な成分1〜90の組合せのいずれか1つに記載の通り投与する。

本発明の治療用組合せの一態様において、薬物を、静脈内、局所、経口投与、または吸入、注入、注射、吸入による投与、または腹腔内、筋肉内、皮下、耳内、関節内投与、乳房内投与、局所投与のため、あるいは上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通した吸収のために処方する。

本発明の組成物および製造製品を含む本発明の治療用組合せの一態様において、例えば、悪液質の治療、食欲不振または食欲不振−悪液質、およびストレスまたはこれらに関連する不安の治療における、使用のための取扱説明書をさらに含む。一態様において、悪液質は、:1)過剰炎症状態、2)ホルモンレベルおよびサイトカインレベルの変化、3)心拍変動の減少、4)体重減少、および5)心拍数の増大からなる群より選択される症状のうちの少なくとも2つで定義され、任意選択で、増大した心拍数は少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数を有し;または、悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に高い心拍数および体重減少を少なくとも有する個体によって定義される。

一実施形態において、(例えば、プロプラノロールおよび/またはエトドラクの)持続放出型処方物を使用する(例えば、持続放出型エトドラクおよびプロプラノロールの両方を使用することができる)。一実施形態において、簡単な投与量レジメンを使用する:持続放出型処方物を1日1回使用;例えば、持続放出型プロプラノロールおよび持続放出型エトドラクを1回/日で投与。一実施形態において、より複雑な投与量レジメンを使用する:例えば、朝に高投与量の1つの薬物を、日中に投与される徐々に低くなる投与量と組合せて;例えば、例示的な投与量レジメンは、朝に高いおよび夜に低い用量のプロプラノロール投与を含むが、エトドラクのレベルは1日中安定している。一実施形態において、高投与量のプロプラノロールを朝に投与し、低投与量のプロプラノロールを夜に投与する;朝に低投与量のエトドラクおよび夜に高レベルのエトドラク。上記の例示的な実施形態のそれぞれについて、複数の用量レベルがあり得る;例えば: 実施例1−プロプラノロールおよびエトドラク用量レベル

実施例2−プロプラノロールおよびエトドラク用量レベル

実施例3−高プロプラノロールAM、エトドラク濃度レベル

実施例4−高プロプラノロールAM、エトドラク濃度増加

実施例5−高プロプラノロールAM、エトドラク濃度増加

上記のすべては、50%および100%増加した用量を有することができる。あるいは、さらに低い(10%少ない、20%少ない、30%少ない、40%少ない、50%少ない、または60%以上少ない)投与量で組合せを使用することができる。

例えば、本発明の組成物および/または方法を実施するときに使用することができる例示的な投与量は、以下を含む:

本発明の化合物の組合せの包装 本発明は、例えば、1/怒り;2/貧血症;3/食欲不振;4/食欲不振−悪液質;5/不安;6/萎縮症(例えば、筋萎縮症);7/癌悪液質、を含む悪液質;8/癌ならびに細胞機能障害によって引き起こされる任意の状態;9/心臓毒性;10/認識機能障害;11/細胞保護機能欠乏症;12/抑うつ症;13/絶望;14/遅発性嘔吐;15/下痢;16/日常生活での活動困難;17/不快;18/嘔吐;19/勃起または性機能障害または性的無関心;20/過剰な交感神経性の動因;21/疲労;22/発熱性好中球減少;23/欲求不満;24/脱毛;25/心不全;26/感染症(異なる態様において、本発明において提供される感染症の種類は、細菌、ウイルス、マイコバクテリウム、酵母菌および原虫感染症、およびこれらの任意の組合せを含む);27/炎症;28/医学的治療に対する不耐性;29/食欲不振;30/活力喪失;31/意欲欠如;32/粘膜炎(例えば、食道または腸粘膜炎);33/骨髄保護機能欠乏症;34/骨髄抑制(を含む好中球減少症);35/悪心;36/腎臓毒性;37/好中球減少症;38/口腔粘膜炎;39/聴器毒性;40/疼痛;41/末梢神経障害;42/肉体的活動性の低下;43/任意の化学療法または放射線または外科的処置による外傷による毒性(細胞毒性を含む);44/消耗;45/心配;46/上記のいずれかに関連するストレスまたは不安を含む状態(condition)、状態(state)、疾患症状、および好ましくない副作用の治療、予防、改善または好転のための療法のような、例えば、使用のための成分の組合せ(例えば、本発明の薬物の組合せ)を含む製剤、処方物および/またはキットを含む組成物を提供する。

択一的な実施形態において、本発明の薬物の治療用組合せは、従来の形式または処方物の組合せではストレスを受けた、負荷されているまたは不従順である患者集団に対してうまく投与されないため、包装は、薬物治療の成功のために極めて重要な要素である。しかしながら、択一的な実施形態において、ストレスを受けた、負荷されているまたは不従順である患者集団に、本発明の組成物、例えば、ストレスを受けた、負荷されているまたは不従順である患者集団の利用に準拠するために包装されている本発明の薬物の治療用組合せを使用することによって、薬物の組合せを適切に投与することができる。

択一的な実施形態において、ストレスを受けた、負荷されている、または不従順である患者集団は、癌患者集団、あるいは、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害もしくは精神疾患、または心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)または身体障害もしくは盲目を有する患者集団を含む。精神疾患は、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症または学習障害であってもよい。

択一的な実施形態において、成分の組合せの各メンバーは、別個のパッケージ、キットまたは容器中に製造される;または、すべてのもしくは一部の成分の組合せが、別個のパッケージまたは容器中に製造される。択一的な態様において、パッケージ、キットまたは容器は、ブリスターパッケージ、クラムシェル、トレー、収縮包装などを含む。

択一的な実施形態において、本発明は、ブリスターパッケージ、クラムシェル、トレーまたは収縮包装を提供する;および別個の例示において、前記ブリスターパッケージ、クラムシェル、トレーまたは収縮包装は、以下のいずれかから選択される2つのメンバー、3つのメンバー、4つのメンバー、5つのメンバー、等々および少なくとも100(百)のメンバーまでを含むメンバーの、あらゆる考えられる組合せおよび順列を含んでもよい:グループA、グループB、グループC、およびグループD(表1に示すように)、ここでグループAのメンバーは、例えば、ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)およびゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の類似体を含むゲラニルゲラニル化合物を含むかもしくはそれらからなり、またはグループAはそれらの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループBは、アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤またはACE−I)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループCは、アンギオテンシン受容体ブロッカー(ARB)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループDは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)リガンド、例えば、PPARαアゴニスト、PPARγアゴニスト、PPARα/γデュアルアゴニスト、および他のPPARリガンド(例えば、PPARδリガンド)などのアゴニストの使用を含むかまたはそれらの使用からなり;グループEは、非ステロイド系抗炎症性薬物(NSAID)の使用を含むかまたはその使用からなり;グループFは、NCCN治療からなり;グループGは、TNF阻害剤、例えば、ペントキシフィリンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループHは、デスフェリオキサミンの使用を含むかまたはその使用からなり;グループIは、例えば、エイコサペンタエン酸(EPA)、およびドコサヘキサエン酸(DHA)を含む、例えばオメガ3脂肪酸などのポリ不飽和脂肪酸を含み;グループJは、α−ジフルオロメチルオルニチンを含み;グループKは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)および類似の抗酸化化合物を含み;グループLは、熱ショック応答の活性化因子を含み;グループMは、炎症/進行性組織損傷応答を低減させる薬物を含む。

択一的な実施形態において、パッケージ、キットまたは容器は、「ブリスターパッケージ」(ブリスターパック、またはバブルパックとも呼ばれる)を含む。一態様において、ブリスターパッケージは、2つの別個の要素:製品に合わせた形状の透明なプラスチックの凹みおよびその裏面ブリスターボードで構成されている。次いでこれらの2つの要素を、ヒートシール工程によって合わせ、製品を中に留めて見えるようにする。例示的な種類の「ブリスターパッケージ」は、表面シールブリスターパッケージ、ギャングラン(gang run)ブリスターパッケージ、モック(mock)ブリスターパッケージ、双方向ブリスターパッケージ、スライド式ブリスターパッケージを含む。

択一的な実施形態において、商品用に使用されるブリスターパック、クラムシェルまたはトレーまたは任意の同等な包装形態を、本発明を実施する、例えば、本発明の薬物の治療用組合せをパッケージおよび送達するために使用する。択一的な実施形態において、本発明は、組成物、例えば、本発明の薬物の多成分組合せ、または本発明の活性成分の組合せを含むブリスターパック、クラムシェルまたはトレーを提供する。択一的な実施形態において、本発明を実施するために使用されるブリスターパック、クラムシェルまたはトレーは、再密封できないように設計されており、そのため消費者はパッケージがすでに開封されたかどうかを見分けることができる。択一的な態様において、本発明の治療用組合せを含む、薬剤の競売などの製品への毒物混入を考慮すべき場合、これらの実施形態を使用して薬物を包装する。択一的な態様において、いたずら防止小児用安全対策が望ましいまたは必要である場合、これらの実施形態を使用して薬物(例えば、本発明の治療用組合せ)を包装する。一態様において、本発明のブリスターパックは、本発明の組合せを含む錠剤、丸薬などを収容するための隆起部分(「ブリスター」)を有する、アルミ箔積層で覆われた成形PVCベースを含む。アルミ箔の裏面を剥がすことまたはブリスターを押して錠剤でアルミ箔を破ることによって、錠剤、丸薬などをパックから取り出すことができる。一態様において、ストリップパックである特殊な形態のブリスターパックを使用する。一態様において、英国において、ブリスターパックは英国規格8404を厳守している。

一態様において、本発明のブリスターパックは、本発明の成分の組合せを含む組成物がカードと透明なPVCの中間に収容される包装方法も含む。PVCは透明であってもよく、そのため品目(丸薬、錠剤、ゲルタブ剤など)を簡単に見て調べることができ;および一態様において、型周辺を真空形成することができ、そのため品目をぴったりと収容して、購入時に開封される余地を有することができる。一態様において、カードは明るく着色され、中の品目(丸薬、錠剤、ゲルタブ剤など)に応じて設計され、およびPVCは、接着剤をつけた予備形成したタブを使用してカードに添付されている。接着剤は、パックを掛け釘に掛けることができるように十分強力であり得、この方法で接合面を破いて開封して品目を入手することができるように十分弱いものとすることができる。時折、大きな品目または複数の封入された丸薬、錠剤、ゲルタブ剤などで、カードは入手手段のための穴のあいた窓を有する。一態様において、本発明の例えば、丸薬、錠剤、ゲルタブ剤などの品目のための、より安全なブリスターパックが使用され、これらは、縁でかみ合わせた、内側に情報提供カードを有する2つの真空形成されたPVCシートで構成することができる。これらは、手による開封を困難にする可能性があり、そのため開封するためにはハサミまたは鋭いナイフを必要とする場合がある。

一態様において、ブリスターパッケージングは、少なくとも2つ、3つ、4つまたは5つ以上の成分(例えば、本発明の薬物の多成分組合せである):製品(例えば、本発明の薬剤の組合せ)を入れる熱形成された「ブリスター」、および次いで前表面に接着剤コーティングを有する印刷されたカードである「ブリスターカード」を含む。組立工程中に、最も一般的にはPVCで構成されているブリスター構成要素を、ブリスター機を使用してブリスターカードに取り付けることができる。この機械は、ブリスターのフランジ部分に熱を導入して、その特定の部分のカード上の膠剤を活性化し、最終的にPVGブリスターを印刷されたブリスターカードに固定する。熱形成されたPVGブリスターおよび印刷されたブリスターカードは、好きなだけ小さくてもまたは大きくてもよいが、必要以上に大きいブリスターカードにするには限界およびコストを検討する必要がある。従来のブリスターパックもまた、(例えば、AERGO8DUO(商標)、SCA Consumer Packaging、Inc.、DeKalb ILを使用して)通常のヒートシール工具を使用してシールすることができる。この択一的な態様は、ヒートシール工具を使用して、一般的な種類の熱形成された包装をシールすることができる。

一態様において、本発明の組成物または製品は、その薬物の組合せが、それを必要とする個体に同時に単位用量で投与されるように処方され、各単位用量が、ブリスターパック中の1つのブリスターに収められている、ブリスターパックを含む(またはこの中に収容もしくは包装されている)。一実施形態において、組成物または製品は、例えば、米国特許第(USPN)7,395,928号ような、例えば、それぞれが凹みおよび凹みをシールするための閉鎖シートを含む、1つの単位剤形を封入するための複数の単位包装領域を有する、小児用安全ブリスターカードパッケージ中に含まれる。一実施形態において、単位包装領域を分離すると、ミシン目によって脆くなっている線によって定まる端を分離して、シールされていない部分を露出させて、各単位包装領域の内容物を容易に入手することができる。

一実施形態において、本発明の組成物または製品は、例えば、米国特許出願公開第20060138016号のような、例えば、包装される品目、すなわち、本発明の組成物または製品を収容する少なくとも1つの凹部を有するポリマーフィルムまたはシートを含むベースウェブ、ならびにベースウェブにシールすることができる、凹部を覆うシールウェブを有する、パッケージを含む(またはこの中に収容もしくは包装されている)。シールウェブは、ベースウェブの凹部への十分な力が加わらない限り、包装されている品目がそこから押し出されることを実質的に予防する強度を有することができる。ベースウェブがシールウェブにシールされているパッケージの一部は、その部分をシールウェブの一部の方へ折ることができ、その後包装されている品目をシールウェブから押し出すことができるようにパッケージの端を使用してシールウェブに穴をあけることができるように配置される複数の脆い線を有することができる。

一実施形態において、組成物または製品は、例えば、米国特許出願公開第20020008046号のような、例えば、ブリスターパッケージのブリスターシートの露出した表面に貫通していない点線を有するパッケージ小児用安全ブリスターカードパッケージ中に含まれる。貫通していない点線は、個々のブリスター単位の一方の端から反対側のまたは隣接する端まで、例えば、ブリスター単位の端を横切って、延長することができる。ブリスター単位を貫通していない点線で後ろにをつけるまたは屈曲すると、ブリスターシートを割ることができる。裏面シートにまだ結合されている、割ったブリスターシートの小さい方を、裏面シートをブリスターシートから剥がすためのタブとして機能させて、ブリスター内容物を露出させることができる。ブリスターシート上のカムフラージュ線は、点線を隠すのに役立ち、それによりパッケージに高い小児用安全性を与えることができる。

一実施形態において、組成物または製品は、小児用安全ブリスターカードパッケージ、例えば、USPN6,830,153のような、例えば、中にくぼみを有するブリスターフィルムシートを有する単位剤形のための、単位剤形がくぼみ内に収容され、くぼみ内の単位剤形をシールするようにフィルムシートに固定されている蓋シートがくぼみの上にある、小児用安全ブリスターパック中に含まれる。パックの網状の脆い線は、複数の投与量単位を定めることができる。各投与量単位は、前記投与量形態のうちの1つ、および蓋シートの一部がブリスターフィルムシートに固定されていない剥離領域を含むことができる。各剥離領域は、脆い線のそれぞれ1つに近接して配置することができる。

一実施形態において、組成物または製品は、例えば、USPN5,046,618に記述されているようなパッケージ、例えば、それぞれ個々のパッケージがブリスターパッケージの端の手前で終結している脆い線によって定められ、さらなる脆い線により定められる開封帯を備える小児用安全ブリスターパッケージ中に含まれる。開封帯を取り外した後に、シールされていない端の領域を露出させ、これをつかんで引っ張ることにより、容器シートからの閉鎖シートの分離および処方物投与量の入手を可能にすることができる。

一実施形態において、組成物または製品は、例えば、USPN5,557,505に記述されているようなパッケージ、例えば、脆い線の交差点で閉鎖シートの部分を露出させる切り取り部分を有するブリスターカードパッケージ中に含まれる。1つの個々の投与量ブリスター分離後に、露出した閉鎖シート部分は、引っ張ったときに容器シートから閉鎖シートを分離してブリスターの凹みの内容物の入手を可能にするフィンガータブを形成する。

一実施形態において、本発明の組成物および方法は、様々な実施形態において、軽度または重度の精神遅滞、認知機能低下、認知症、老化、アルツハイマー病、外傷性脳損傷、化学的な脳傷害、精神疾患(例えば、解離性障害、強迫性障害、妄想性障害、統合失調症、躁病、パニック障害、抑うつ症、失読症、何らかの学習障害など)心的外傷後ストレス障害、外傷性戦争神経症、心的外傷後ストレス症候群(PTSS)、身体障害(例えば、盲目)などを有する患者を含む、薬物レジメンに準拠することに問題をはらむ可能性がある患者集団、例えば、ストレスを受けた、負荷されているまたは不従順である患者集団、例えば、癌患者集団、小児もしくは高齢者集団、または精神的に障害のある患者集団のために、による使用のために包装される、および/またはそれを対象として処方する。患者が受けなければならない薬物療法の頻度および数を最小限に抑えることが重要である。1回または1日に2回のみ薬物療法を受ける必要がある患者は、複数の丸薬の薬物治療を1日に3回以上必要とする患者と比較して非常に高いコンプライアンスを有するであろう。したがって、一実施形態において、本発明は、必要とされる薬物レジメン(個体が受けなければならない薬物治療の頻度および数)への患者のコンプライアンスを高めるための治療用組合せ、処方物、包装などを提供する;例えば、一態様において、正確な適時の患者コンプライアンスのために、例えば、本明細書に記載の1日1回投与、反復投与、または時間投与を含む、本発明の治療用組合せを処方および/または包装する。

以下の実施例は例示を目的とし、特許請求されている発明を限定することを意図しない。

(実施例):細胞の自己防御強化のための療法 本発明の例示的な療法は、化合物(成分)の組合せの使用を含むかまたはその使用からなり;例えば、一実施形態のように、細胞のストレス誘導性の損傷および外傷から防御する能力を強化する薬物を含むかまたはそれからなり、この「ストレス−防御強化」は、「熱ショック応答」の活性化(熱ショックタンパク質の産生を含む)によっておよび細胞の活性酸素種を処理する(したがってそれから防御および/または許容する)能力を増加させることによって達成され;この「ストレス−防御強化」はまた、化学療法の前または間、または後に別の防御システムを使用して達成することもできる。

化学療法または放射療法の開始時に、本発明の化合物の組合せを投与し、それにより過剰な炎症、加えて進行性および自己増殖性組織損傷をもたらす可能性がある過剰なまたは好ましくないリンパ球追跡を低減させることによって、さらなる組織保護(および回復の支援)を達成することができる。

(実施例):前化学療法および前放射療法 本発明の例示的な療法は、例えば、一実施形態のように、口腔または消化器粘膜炎などの好ましくない副作用を引き起こす療法(粘膜炎を引き起こす薬物療法、化学療法および/または放射療法など)の前、またはほぼ同時に、または同時に、または後に、またはこれらの組合せで投与することができる薬物を含むかまたはそれからなる、化合物(成分)の組合せ使用を含むかまたはその使用からなる。一態様において、薬物などの本発明の化合物(成分)の組合せは、細胞および/または個体(例えば、患者)における熱ショックおよび/または別の防御反応を活性化する。一態様において、本発明の療法を、最も適するように時間を調節したならびに/または細胞および/もしくは個体(例えば、患者)における予防的利益を達成するように時間を調節した方法で投与することができる。

例示的な本発明の療法を、粘膜炎を引き起こす薬物または癌療法(粘膜炎を引き起こす化学療法および/または放射療法など)の開始の少なくとも2日前に投与する;択一的な実施形態において、本発明の療法を、粘膜炎を引き起こす化学療法または粘膜炎を引き起こす放射療法の約6時間前に停止してもよい。

(実施例):本発明の療法における例示的な成分の組合せを、細胞の熱ショック応答を活性化することができる成分によって例示する。

本発明の例示的な療法は、ゲラニルゲラニルアセトンまたはゲルネート、亜鉛、スズ、サリチレート、デキサメタゾン、コカイン、ニコチン、αアドレナリン作用性アゴニスト、ppar−γアゴニスト、生体分子−ゲルダナマイシン、シクロペンタノン、プロスタノイドエンプロスチル、パラセタモール、ケトチフェン、レバミゾール、ジアゼパム、ブロモクリプチン、およびドーパミンを含む、細胞の熱ショック応答を活性化することができる成分の組合せを含む。

(実施例):本発明の療法における例示的な成分の組合せを、細胞の炎症/進行性組織損傷応答を低減させることができる成分によって例示する。

本発明の例示的な療法は、ACE阻害剤、ARB、フェニルブチレートまたはPPARγ(インスリン増感剤)、および/またはプロブコール、NSAIDの1つであるカルシトリオールを含む、細胞の炎症/進行性組織損傷応答を低減させることができる成分の組合せを含む。

(実施例):VT−212(商標)を使用した例示的な本発明の療法 一実施形態において、本発明は、GGAおよびエトドラクである、Vicus Therapeutics(Morristown NJ)製品VT−212(商標)の組合せを含むかまたはそれからなる、口腔または消化器粘膜炎などの粘膜炎のための治療を提供する。一態様において、本発明の薬物の組合せは、初期段階の不適応な応答を標的化し、粘膜毒性療法の約7〜10日後にしばしば見られる潰瘍形成の重症度を予防する、遅らせる、および/または低下させるために使用される、VT−212(商標)および/またはVT−211(商標)を含むかまたはそれらからなる。

VT−212、すなわち、GGAおよびエトドラクを、結腸直腸癌を有し、化学療法(5−FUまたは5−フルオロウラシル)を受ける予定になっていた40人の患者に投与した。検査員が粘膜炎の減少を観察した。

(実施例):VT−122(商標)を使用した例示的な本発明の療法 プロプラノロール−エトドラクの薬物組合せ(特に、プロプラノロールおよびエトドラクのVT−122(商標)経口、多標的化、時間調節した、一定の用量組合せ)を使用して、前化学療法が失敗して、積極的療法を受けていなかった、悪液質を有するIV期非小細胞肺癌(NSCLC)対象について、無作為化非盲検対照反復投与試験を実施した。プロトコールに規定される適格性基準を満たす対象に、プロプラノロールおよびエトドラクの時間用量投与を、分割した1日用量で1週間行い、同時に投与されるこれらの2つの薬物を許容する能力を評価した。並行して、このプロプラノロールおよびエトドラクの同時投与を許容した対象を、以下の3つのグループのうちの1つに無作為化した:栄養対照(アームA)またはプロプラノロールと低(アームB)または高(アームC)用量のエトドラク。

「intention to treat(被験者を治療しようとする意図)」(「ITT」;少なくとも1つの用量のVT−122(商標)を投与したすべての対象を含む)患者集団において、第6週、第9週および第12週で除脂肪体重中≧5%の臨床的に重要な改善を示して反応した対象の割合において(Last Observation Carried Forward(直前の測定値を代入))、統計的に有意な差が観察された(グループA、n=0/12;グループB、n=7/12、p=0.0191;グループC、n=5/12、p=0.0174;併用治療グループ、n=12/24、p=0.0061)。グループBおよびグループC対グループA間の応答率の有利な傾向は第4週でも見ることができ;しかしながら、この差は統計的有意性まで達しなかった。

有効性評価可能集団(この試験に無作為化された、プロトコールからの大きな逸脱がないすべての対象は、最低でも4週間、この試験にとどまり、試験薬物治療に少なくとも80%準拠していた)において、第6週、第9週および第12週で除脂肪体重中≧5%の臨床的に重要な改善を示して反応した対象の割合において、統計的に有意な差が観察された(グループA、n=0/6;グループB、n=6/7、p=0.0048;グループC、n=4/5、p=0.1161;併用、n=10/12、p=0.0058)。4週間で、グループAとグループCの間に臨床的に重要な差、およびグループAとグループCまたは併用治療グループの間に強いが統計的に有意ではない傾向が存在した。

ITT集団において、グループBにおける第12週でのLBMの変化は3.6±3.56kgの増加であり、グループCは3.4±6.25の増加であった。対照的に、グループAは4.4±4.03kgの減少を示した(p=0.0313)。

治療グループ(BおよびC)においても体重および機能的測定値(握力によって評価した場合)の両方において同様のプラスの傾向が見られたが、対照グループ(A)においては見られなかった。しかしながら、これらの改善は統計的有意性に達しなかった。また、QoL(CMSAS)評価を含む探索的解析による結果は、主にデータの変動のために決定的ではないが、プラスの有効性傾向を示唆する。

まとめると、VT−122レジメンは、IV期NSCLCの患者における悪液質の治療において有効(LBMの増加によって評価し、体重減少および機能的測定値を含む別のパラメーターの変化によって確認した場合)であるようである。

加えて、一部の患者において疾患進行が停止し、2人の患者において肝臓転移が減少し、1人の患者において脳転移が完全に消失したことが検査員によって報告された。

多くの本発明の態様を記述してきた。それにもかかわらず、本発明の精神および範囲を逸脱することなく様々な変更がなされてもよいことが理解されるであろう。したがって、他の態様は以下の特許請求の範囲内である。

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