Clips and self-contained articles hinged

申请号 JP50479796 申请日 1995-07-12 公开(公告)号 JPH10503265A 公开(公告)日 1998-03-24
申请人 アストン パッケージング リミテッド; 发明人 コーベン モーリー,ティモシー;
摘要 (57)【要約】 この発明は、二つのアーム(22)を有するヒンジ付クリップを開示するものであり、各アームは自由端(34)と他方の端部を形成する延長部とを有し、弾 力 的なバイアス手段が各自由端を共に駆動し、延長部は互いに弾力的バイアス手段の圧力に対向して移動可能でありこれによって前記自由端を分離させ、弾力的バイアス手段が各アームに除去不可能に固定されることを特徴とする。 エッジ(12)によって結合される側面(16)を有する物品(14)のためのエッジ保護材も製造および使用方法として想定されている。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 二つのアーム(22)を備え、各アームは自由端(34)と他方の端部を形成する延長部と、各自由端を共に駆動する弾力的なバイアス手段とを有し、延長部は前記各自由端を離間させるために弾力的バイアス手段の圧力に逆行して互いの方向に向かって移動することができ、弾力的バイアス手段は各アームに除去不可能に固定されることを特徴とするヒンジ付クリップ(10)。 2. 基底部材(24)がアーム間に配置され、前記アーム自由端は基底部材の片側に配置され、延長部は基底部材の他方の側に配置され、各延長部は前記基底の他方の側に配置された再入部分によって基底に接続されることを特徴とする請求項1記載のヒンジ付クリップ。 3. 延長部は第一の折り込み線(30)によって再入部分に結合され、再入部分はヒンジ(32)によって基底に結合され、再入部分は延長部に固定されることを特徴とする請求項2記載のヒンジ付クリップ。 4. アームならびに基底は単一の波形紙材(20)から形成され、波形(36) は外側に向かって面接しており、波形は前記一方のアーム自由端から他方のアーム自由端に向かって延在することを特徴とする請求項3記載のヒンジ付クリップ。 5. 基底(24)ならびに対向するペアのアーム(22)を有し、半剛性の紙材(20)から形成され、アームは基底の両側に伸びており、各アームがヒンジ( 32)によって基底に接続されることを特徴とするエッジ保護材。 6. アームは基底の一方の側に向かって自由端(34)を有し、弾力的バイアス手段は各自由端を共に圧接し、アームは基底の他の側に向かって延長部を有し、 各延長部は肘部(26)によって基底に結合され、これによって各アームが物品の側面をグリップすると共にこれを保護することができ、一方肘部は物品エッジから離間して配置されると共に物品エッジ(12)に指向する衝撃負荷を受けとめるよう適用されることを特徴とする請求項5記載のエッジ保護材。 7. 基底ならびに対向する各アームが単一片の半剛性紙材(20)から形成されることを特徴とする請求項5記載のエッジ保護材。 8. 基底と一方のアームとの間に第一のヒンジを、基底と他方のアームとの間に第二のヒンジを設け、各ヒンジは基底に対して鈍角な一部分を含み、この一部分および該当するアームが鋭角に接続され、この一部分およびアームは相対的な摺動を防止するために結合されており、この結合が接着剤(28)によってなされることを特徴とする請求項5記載のエッジ保護材。 9. 物品エッジ(12)によって結合された対向する側面(16)と請求項5記載のエッジ保護材(10)を有しており、この保護材は第一の相対的位置を有するアーム(22)を備え、物品の第二の相対位置に付合される際にこのアームがヒンジされ、これによって物品の対向する側面をアームの間にグリップし、基底(24)が物品エッジに面接してなる物品(14)。 10. 物品エッジ(12)によって接続された対向する側面(16)を有する物品(14)に対する請求項5記載のエッジ保護材(10)を構成する方法であり、前記自由端を分離させ、自由端(34)を平行または物品の側面に実質的に交差して配設し、アームを開放してこれが物品の側面を引き付けこれによって物品を摩擦的にグリップさせることを特徴とするエッジ保護材の構成方法。 11. 請求項5記載のエッジ保護材(10)を製造するためのものであり、半剛性紙シート(20)の一面および中央縦軸の反対側に向かって第一のペアの離間した縦方向の折り込み線(30)を、シートの他方の側に向かって第二のペアの離間した折り込み線(32)を形成し、第二のペアは前記縦軸とは反対側に向かって配置されると共に第一のペアとは異なった間隔をもって離間するよう配置し、シートを前記折り込み線にしたがって変形して前記縦軸を横断して“U”セクション内に向かって接合するペアの突起部を形成し、シートの各部に突起部の外側に向かって接着剤(28)を付加し、下に形成されたシートを突起部に平行に折り込み、 折り込まれたシートの各部を接着剤が凝結するまで突起部に対して圧接するステップからなるエッジ保護材の製造方法。 12. 接着剤を連続的に縦に伸張するペアのストリップとして付加することを特徴とする請求項11記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 ヒンジ付クリップおよびはめ込み式物品 産業上の利用分野 この発明はヒンジ付のクリップならびにはめ込み式の物品に関し、特に周囲エッジによって接合する全体的に平行な対向側部を有する物品(ここでは物品と呼称する)のエッジ保護材として使用し得るヒンジ付クリップ、ならびにこのようなエッジ保護ヒンジ付クリップを用いてはめ込まれる物品に関する。 エッジ保護材を効果的に装着し得る典型的な物品としては、一様な厚さを有するドア、ワークトップまたはテーブルトップ等がある。 しかしながら、ヒンジ付クリップとして形成されるエッジ保護材は一様な厚さをもたない物品の周囲に装着されることがあり、例えば物品の片方または両方の側面が、例えばプラスタ成形またはバニスタのように、装飾または他の目的のために輪郭形成されることがある。 さらに、前段で述べた物品は主に平面的で積み重ね可能な物であるが、多数の非平面的で積み重ねの不可能な物品においてもエッジ保護材を使用すべき物がある。 周囲のエッジは通常例えばプラスチック・シートのベニヤで覆われたチップボール・パネル外周のように外周エッジをなすものであるが、特別な用途においてはエッジ保護材が物品の内周エッジに適用され得る。 物品のエッジはいずれの部分もが損傷され得る。 したがって、丸形テーブルトップのような丸形の外周を有する物品、および前述したドアのような方形の外周および部を有する物品について“永続的”または“ほぼ永続的”なエッジ保護が必要とされる。 発明の背景 ヒンジ付クリップは広範囲の使用において、共に弾的にバイアスしその間に物品を掴み込むことができる二つの自由端を有するアームを備えており、アームの他の端部は相互に押しつけ合い、したがって自由端を分離して物品の開放を可能にする。 ヒンジ付クリップの一用途は物品のエッジの自立的保護であり、物品のエッジの損傷からの防護を補助する。 連続的な製造の最中において、いくつかの物品は一般的に前述したように平に上下に積み重ねられ;別の場合物品は一箇所のエッジ上で直立するように重ねられる。 積まれた物品は、一般的に次の製造工程に対して移動待ちするか、または消費者への配送準備のための貯蔵庫に搬送される。 貯蔵および特に搬送の最中において、積まれた物品のうちの少なくともいくつかのエッジは損傷を受け、これらの損傷した物品の価値および有用性が低下する。 後続の仕入れ業者または最終消費者に対する配送においても単一の物品または積み重ねられた物品のエッジが損傷し得る。 エッジ保護材はエッジによって接合する対向する物品の側面の摩擦グリップに耐容する材質ならびに形状を有することが必要であり、これによって単一物品の異なった場所の間の搬送に際しエッジ保護材の不用意な損失が防止され、また独立した付属部材(これ自体が物品の側面を損傷することがある)の必要性を排除する。 したがってヒンジ付クリップは好適なエッジ保護材を提供する。 物品を後の販売を見越して製造する場合、これらは長期間積み重ねられて貯蔵される傾向がある。 しかしながら、近接する物品の側面間に取り付けられる(摩擦グリップ)部分を有するエッジ保護材の使用は物品を離間して保持するよう作用することがあり;摩擦グリップ部分が厚い場合許容される高さにおいてより少ない物品が積み重ね可能となり、したがって少なくとも“U”型に形成されたアームが単一の厚さの材料からなる“U−セクション”型のエッジ保護材が必要とされる。 所望のエッジ保護材は今日においては例えば成形ポリスチレンまたはポリエチレン等のプラスチック材料によって容易に形成するとが理解されるが、ユーザは環境問題および長期性廃材問題、特に一回使用の包装材に対する世論の反応を常に高く意識しており、数年にわたって環境的に許容できる代替品を探してきた。 さらに、リサイクルされた、またはリサイクル可能な材料が容易に使用できる技術分野においては、多くの製造所およびユーザがリサイクルされないおよび/またはリサイクル不可能な材料の使用に対して常に高い抵抗を示している。 従来技術の開示 ヒンジ付クリップは二つのアームと中間(金属)ねじれ戻しバネを有し、各アームが延長部分を備えこれをそれぞれ押し付けることによって各アームの自由端をバネの圧力に反して離間させ、バネの端部はアームを引きつけてクリップをその静止位置に戻すことが知られている。 またヒンジ付クリップとしては、延長部および中間戻しバネを備えない二つのアームを有し、クリップがU型かつアームの自由端が接合した状態でクリップが静止位置を保持するように材料を選択し、 それによってアームを離間させるためにその自由端がてこ式に動かされるものが知られている。 エッジ保護材も知られている。 したがって、露出した物品のエッジの損傷の可能性および/または危険性を削減するために、厚みをもって設計された物品エッジ保護材を仕入れ業者が要求し、製造者が装着することが一般的である。 既知のリサイクル可能な材料としては波形の紙材が知られており、一枚の波状のシートの波の頂点部を連続的な平面状の紙に接着する片面波形紙等がある。 したがって、片面波形紙は片方の面上に選択された方向(形成される紙材の回転方向を横断して)に走行する平行に露出した溝を有し:この種の波形紙は溝に対して平行な成形線について柔軟であり、したがって非直線型の物品のエッジのエッジ保護材として有効であるとされてきた。 “ボード”として知られる他の形状の波形紙は、一つの波形紙を有しその両面に連続的に平面状の紙材が接着される。 一つの既知のエッジ保護材は縦方向に切断してその長さに沿って割れ目を備えた、衝撃吸収材からなる凹状管を使用している。 使用に際しては、“部分環状” エッジ保護材を形成するために管を割れ目部分で開き;物品を摩擦的に握止するとともに積み重ねられた同様の物品のエッジの間に位置させるために、“部分環状”エッジ保護材を物品の外周エッジの周りに配置することができる。 このエッジ保護材の第一の難点は管の表面エッジが物品のエッジを包合するために充分に開放される際に管がその縦の長さに沿って二つの部分に分割され得ることであり、それによって(単一の)物品のエッジが包合されなくなる。 この縦の分割の傾向は物品が他のものと積み重ねられた際に高くなり、これは近接する物品間の( 部分環状)エッジ保護材のアームが水平に押さえ付けられ、縦の割れ目を破裂させる傾向があるからである。 このエッジ保護材の第二の難点は管の壁部が(適切なエッジ保護を提供するため)充分な厚みを必要とすることであり、このことは必要とされる積み重ねられた物品間の垂直方向のギャップが所要のものよりも大きくなる可能性がある。 この第一の難点を防止するための既知のエッジ保護材は単一の厚みで形成されたものであり、“U−セクション”の長さに対する折り込み線を使用して形成されるが;しかしながら、“U”のアームは物品の反対側は掴まず、したがって搬送される物品から積み重ねに、または積み重ねから脱落することがある。 積み重ねられた物品に対し“U”のアームはエッジ保護部分を提供し、“U”の基底部が延長側に付合されるのに対し保護部分は近接して積み重ねられた物品の間に配置され、これによって物品の外周エッジの保護を提供する。 しかし、これらのエッジ保護材は前述した“環状”エッジ保護材と同様の第二の難点をもたらし、厚い基底部としたがって厚い(分離した)アームを必要とし;したがってこの種の設計のエッジ保護材は平板状の多層紙材からプレスされ、したがって基底と同様な厚みを有する“U”のアームを備える。 使用される紙材は“半剛性”のものであり、ここでは折り込み可能と定義するが以下においては実質的にその折り込まれた形状を保持するために適用され、前述した廃棄および環境問題を防止するものである。 単一片の折り込まれた(半剛性の)板紙から形成される改良された“U−セクション”構成において、基底に近接してかつ対向するアームの間に延在してさらに追加的な(3つの)層の半剛性の板紙が配置され、これによってアームに比較して基底の厚みを増加させる。 この既知の設計は、リサイクル可能な材料である点と、“U−セクション”のアームが積み重ねられた物品を比較的接近して配置する点においてエッジ保護のために必要とされる2つの要件に適合するものであり、厚みをもたせた基底が所要のエッジ保護を提供する。 しかしながら、エッジ保護材を積み重ねに対しまたは積み重ねから移動する単一の物品の周りに引きつけて保持することを可能にするために必要とされる摩擦グリップを回避するために、追加的な層により“U”のアームを離間して保持する傾向がある。 追加的な要求として、ユーザはエッジ保護材が単一の長さのストリップから形成され、作業場所において物品の周囲の曲線または角部に適合するよう成形できることを要求し、これは許容可能なエッジ保護材が満たすべき第四の要件となる。 エッジ保護材が成形不可能である場合、独立した短い長さを必要とする可能性があり、このような短い長さは、特に既に付加された一つの“長さのもの”がすでに除去され次の“長さのもの”が付加される際に操作の障害となる。 また、物品が角部を有する場合、近接する“直線的な”長さのものまたは成形不可能なエッジ保護材の使用は満足できるものでなくこの長さが“被覆”されている場合においてもしばしば露出した角部から保護材が脱落することが証明されたことから、角部が不用意な損傷の危険を有する傾向が依然としてあり、専用のエッジ保護材を必要とする。 上述した設計のエッジ保護材は、リサイクル可能な材料であり、基底よりも薄いアーム(側壁)を有し、単一物品に対して摩擦グリップを有していても、この(横断的な)“成形性”の要求を満たすものではなかった。 特に、これらは実質的に固形的なアームを有し、“非直線的”な物品のエッジに整合するよう作用する際にしばしば連続的には曲がらずむしろその長さに沿って不規則な間隔で破断または歪みを生じさせ;結果として生じる実質的な切れ目がアーム部分の隆起を発生させ、したがってこれが不均一な表面を形成し、その上に、積み重ねの場合においては、次の物品が不均質に静止し、ねじれが生じることがある。 しかしながら、国際特許出願WO−第94/04430号において開示した我々の独自のエッジ保護材は“U−セクション”のものであり、“U−セクション”のアームは基底よりも薄いものであり、アームならびに基底の一部は単一長の半剛性波状紙材で形成されている。 基底はアーム間に配置された追加的な紙の層を含んでいる。 波形の溝はU−セクションの周りを横に伸びるように選択されており、縦方向の成形を可能にする。 国際特許出願WO−第94/04430号において開示されている実施例は前述したエッジ保護材の要件を満たすものであり、単一および積み重ねられた物品の双方に対して充分なエッジ保護を提供する。 しかしながら、このエッジ保護材は比較的製造が困難でかつ高コストであり、高価な物品に対して最適なものであると考えられる。 したがって、代替的なものが必要とされている。 このエッジ保護材は部分的に変形することはできず、不用意な衝撃を受け物品を販売する前に修復を必要とする個所を明確に提示することができない。 発明の主旨 我々は新規のヒンジ付クリップを提供することを試みる。 したがって、我々の発明の一つの特徴によれば、我々は二つのアームを含み、各アームは自由端と他の端部を形成する延長部とを有し、各自由端を共に駆動する弾力的なバイアス手段を設け、延長部は前記各自由端を離間させるために弾力的バイアス手段の圧力に逆行して互いの方向に向かって移動することができ、弾力的バイアス手段は各アームに除去不可能に固定されることを特徴とする。 さらに、我々は二つのアームからなり、各アームが延長部を有し、この延長部を他方のアームの延長部に向かって押し付けることによって一方のアームの自由端を他方のアームの自由端から離間させることができ、各延長部がヒンジに接続されている。 ヒンジ延長部は弾力的バイアス動作を提供してクリップを静止位置に戻す方向にアームを駆動する。 ヒンジ延長部はそのアームおよび他のアームと一体的なものとすることができる。 さらに、従来の我々のエッジ保護材の一実施例の利点を保持するエッジ保護材を提供することを試み、実質的に同等かまたはわずかに低いエッジ保護を有し、 製造コストを削減するものを提供する。 我々の発明の他の特徴によれば、我々は、基底ならびに対向するアームを有し、半剛性の紙材から形成される“U−セクション”のエッジ保護材を提供し、これは基底と一つのアームの間にヒンジを設けることを特徴とする。 好適には基底および対向するアームは単一片の半剛性紙材から形成する。 我々の発明のさらに別の特徴によれば、基底ならびに二つの直立するアームからなる“U−セクション”のエッジ保護材を提供し、これは基底と一方のアームとの間に第一のヒンジを設け、基底ともう一方のアームとの間に第二のヒンジを設け、各ヒンジの一部分が基底に対して鈍角に保持されることを特徴とする。 この一部分および各アームは鋭角に結合されることが好適であり、この一部分およびアームは摺動を防止するように接続される。 一般的にはこの接続は粘着によってなされる。 本発明の追加的な特徴によれば、我々は、物品エッジが結合された対向する物品側部と“U−セクション”のエッジ保護材とを有する物晶を提供し、このエッジ保護材は基底とこれに関連する第一の位置を有する対向アームをからなり、基底ならびに対向するアームは第一および第二のヒンジによって接続され、対向するアームは物品の第二の位置に付合された際にヒンジされ、これによって物品の対向する側部をアームの間に摩擦的にグリップする。 基底は物品のエッジに面接し、またこれに接触することができる。 物品に付合する前のアームの自由端または先端、すなわち基底から最も離れた部位は物品のエッジの厚さよりも小さい距離をもって離間している。 一実施例において、付合される前(エッジ保護材が自由な状態)のアームは小さな内部圧力をもって接触しているが;別の実施例においてはアームの自由端はクリップに静止状態においても分離しており、物品のエッジに付合させるためにさらに離間するように駆動され、これは通常はヒンジ支持された延長部への手動の圧力によってなされる。 さらに、本発明の別の特徴によれば、我々は、分離した自由端を有し、自由端を平行または物品の側面に実質的に交差して配設し、アームを開放してこれが物品の側面を引き付けこれによって物品を摩擦的にグリップさせることからなり、 物品エッジによって接続された物品の側面に向かった自由端をそれぞれ備えた直立アームを有するエッジ保護材を構成する方法を提供する。 一般的に自由端は、手動または機械式に付加される、近接する基底への内部方向圧力によって(外側に向かって)分離している。 基底および該当する各アームは折り込まれたシート部分によって接続され、基底のアームの自由端から離れた側に向かって指向する、グリップカを有する肘部を形成する。 さらに、本発明の別の特徴によれば、半剛性紙シートの一面および中央縦軸の反対側に向かって第一のペアの離間した縦方向折り込み線を、シートの他方の側に向かって第二のペアの離間した折り込み線を形成し、第二のペアは前記縦軸とは反対側に配置されると共に第一のペアとは異なった間隔をもって離間するよう配置し、シートを前記折り込み線にしたがって変形して前記縦軸を横断して“U ”セクション内に向かって接合するペアの突起部を形成し、シートの各部に突起部の外側に向かって接着剤を付加し、下に形成されたシートを突起部に平行に折り込み、折り込まれたシートの各部を接着剤が凝結するまで突起部に対して圧接するステップからなるエッジ保護材の製造方法を提供する。 接着剤は連続的な縦方向の延長ストリップとして付加することが好適であるが、小滴として縦の線に沿って配給することも可能である。 図面の簡単な説明 本発明はさらに添付図面を参照しながら実施例を用いて説明される。 ここで: 図1は、本発明に係るヒンジ付クリップの透視図であり、エッジ保護材として使用すると共に非直線型の物品の一部に付合され; 図2は、図1のエッジ保護材の末端図であり、ヒンジ付クリップとして形成され物品に付合される前のものであり; 図3は、図2のものにおいてエッジ保護材のアームが外側に向かってヒンジされており; 図4は、本発明のエッジ保護材の別の実施例を示す透視図であり、物品に付合される前のものであり; 図5は、第一の折り目付ステーションを示す末端概略図であり、第一のペアの折り込み線を形成する装置を備えており; 図6は、第二の折り目付ステーションを示す末端概略図であり、第二のペアの折り込み線を形成する装置を備えており; 図7は、第一の折り込みステーションを示す末端概略図であり; 図8は、第二の折り込みステーションおよび成形ステーションを示す末端概略図である。 実施例の説明 この説明において異なった実施例の間において同等な部分は同一の参照符号をもって示す。 図1において、ヒンジ付クリップまたはエッジ保護材10が物品14のエッジ12の一部に装着され、この実施例においてはテーブルトップ等の曲折した物品の外周のエッジに装着されている。 簡略化のために短い長さを有し外周の一部のみを保護するエッジ保護材のみが図示されているが、通常の実施においては、外周の端から端に配置された多数の同様な短い長さのもの、または好適には物品のエッジの縦の長さに沿って成形された単一個体のものによって物品の外周を全体的に保護することが一般的である。 このように装着されるエッジ保護材は不用意な衝撃ならびに物品のエッジが損傷する危険性を防止するよう作用し、したがって物品の効用および/または価値が低下することを防止する。 特に、物品のエッジに対するスカッフ、擦り傷および損傷の危険性を防止または大幅に低減することができる。 以下により詳細に記述するように、エッジ保護材は物品の対向する側面16をグリップしこれから脱落しないように構成され、そうでない場合は物品の持ち上げまたは他の動作に際して脱落することがあり得る。 したがってエッジ保護材を図1に示された位置に保持するための独立した手段(コードまたはテープ)は設けない。 エッジ保護材は販売の後においても所定の位置に有効に保持され、最終的な使用者の使用位置においてのみ除去され得る。 図1に示されているように、物品14は同様な物品と共に積み重ねられる前に、例えば貯蔵または他の作業場所への搬送を待つために、水平に配置されている。 このように積まれている際、近接する物品の側面の間にエッジ保護材の少なくとも一つのアーム22が配置され物品を離間して保持し;中間に積まれている物品に対しては両方のアーム22が配置される。 エッジ保護材10は片面波状紙材であり、単一シート20(図2)からなり、 全体的に“U−セクション”に曲折され、図4の実施例に最も的確に見られるように、外側に面した露出溝を備える。 本発明のこの実施例によれば、エッジ保護材は二つのアーム22と、基底24 と二つの突出した肘部26とを備えている。 アーム22は自由端34を有し、基底24は肘部に比べて自由端に近い位置にある。 肘部26は自身上に折り込まれた二層のシート20からなり、各層は接着剤2 8によって互いに接着されている。 基底24に対する接続は鈍角でなされているが(図2の自由かつ負荷のかからない状態)、二重層は鋭角を含んでいる。 したがって、シート20は第一のペアの折り込み線30、および第二のペアの折り込み線32を有する。 シートは第一の折り込み線30において約180°に曲折され、第二の折り込み線32において約90°未満に曲折されている。 材料は折り込みを直伸させる傾向があるが;しかしながら、第一の折り込み線30における曲折は接着剤28によって維持され、これに対し第二の折り込み線32における曲折は維持されず、肘部26を離間させるように動作し、これによってアームの自由端34を集合させる。 使用時に選択した物品エッジ12を包合するために、横断方向の寸法においてエッジの厚さ(すなわち対向する物晶側面16の間の距離)に等しいかまたは好適にはこれよりもわずかに大きな基底24を有しまた物品エッジの厚さよりも小く離間した自由端34を有するもののなかから一つのエッジ保護材10が選択され;適正なエッジ保護材が選択された際には、より短い端から端までの長さを有する多数の別ものによって代用できるにもかかわらず、物品エッジの縦の長さに相当するものが使用される。 アームによって提供される摩擦グリップが一般的なエッジ保護材に対して物品エッジの寸法についての比較的大きな許容性を可能にすることから、横断方向において物品エッジの厚さに等しい基底を備えるエッジ保護材を有する必要はないことが理解され;したがって、異なったエッジ寸法を有する複数の物品に対して一つのサイズのエッジ保護材を装着することができる。 エッジ保護材10を物品12に付合するため、方向A(図3)への指圧力等によって肘部26が共に押し付けられ、これはアーム22をヒンジするように作用して自由端34を方向Bに向かって分離し(アームは第二の折り込み線32にしたがって旋回する);このように分離した際、自由端は物品側面16に対して平行に、これと接触滑動するかまたはより一般的にはこれから離間して、エッジ保護材が物品エッジの周りに配置されるまで移動する。 適正な位置(図1のように)において、肘部材26が開放され、その上においてエッジ保護材は図2の状態に戻ろうとし、アーム22が物品側面16を“摩擦的にグリップ”することを生じさせ、これによって、例えば物品が積み重ねから持ち上げられて搬送される際にエッジ保護材が不用意に物品エッジから脱落することを防止する。 エッジ保護材が物品エッジに装着される前に自由端34を離間させるための方向Aへの圧力が物品の近くに設置された機械によって自動的に提供されることが理解され;したがって、我々は我々のエッジ保護材が自動製造工程の一部として装着できることを意図としている。 この実施例において波形紙材の溝36はU−セクションの外側に面接し;このことは面接している平らな面が接着剤28に対して大きな接触面を提供するという利点と、使用時において波形紙材の平らな面が物品の近接する各面に沿って延在するという利点をもたらし、これによって、例えば溝36の間に屑片が堆積することによる引っかき傷等による物品への損傷の危険が低減する。 しかしながら、別の実施例において溝はU−セクションの内側に面接しており、さらに別の実施例においてはエッジ保護材は波形ボール紙から形成される。 これらの両方の代替的な実施例において、一つのエッジ保護材の溝は近接するエッジ保護材の溝に絡み付くことはできず、これによって2つまたはそれ以上のそれぞれエッジ保護材が装着された物品を共に積み重ねることができ、そうでなければ絡み付きによって一つの物品を他のものに対して滑動させることが困難になる。 肘部26はシート材料の再入する部分によって形成され、また前述したように二層の波形紙材からなり、好適な実施例においては、これらは縦方向の接着剤ストリップによって共に保持される。 これらは第一段階の衝撃防護を提供するので(肘部26間の間隔よりも小さな鋭角物によるものを除く);基底24は単一の厚みからなる材料であり、第二段階の衝撃防護を提供する。 したがって、エッジ保護材は、例えば低速度の衝撃に対して、一般的に必要とされるレベルのエッジ保護を提供し;肘部の変形によって物品に対する衝撃ダメージが示され、適正な処置を可能にする。 肘部26はさらにアーム22に向かうヒンジされた延長部を備えており、これはアーム34の各自由端の互いに向かい合った弾力的なバイアスを有する。 このようにして設けられた各バネは各アームの一方の末端に配置され、中間部分には配置されず、またアームと一体化されており、すなわちこれらと同時に形成される別の要素ではない。 図5−8は、本発明にかかる連続的な長さを有するエッジ保護材の製造作業の経過を示している。 このような連続的な長さを有するエッジ保護材を提供するために、シート20 が(固定された)折り目、折り込みおよび形成ステーションを通過して移動することが好適であり、例えば一つの長さのものを外側方向経路上に他の長さのものを内側方向または回帰経路上に形成するが、しかしながらこれより好適性の低い構成においては各ステーションは紙の長さに沿って移動することができる。図示された実施例において、移動するシート20は既知の形式のロール(図示されていないが示された頁の上方にある)から供給され、このシートは既に所要の幅に切断されており、すなわち[a]アーム22、[b]基底および[c]肘部のそれぞれの寸法があらかじめ決定されている。第一のペアの回転ホイール40が第一のペアの折り込み線30を設けるために表面の降下部分を形成し;別の実施例においては回転刃によってシートの表面が切断される。ローラ42がシート20をホイールに対して圧接し、これによってシート20内における適切な降下部分の幅および深さを維持してシートを以下に記述するような方法で折り込む。第二のペアの回転ホイール44が第二のペアの折り込み線32を形成し;再びローラ46がシート20をホイールに対して圧接し、シート20内に適正なサイズの降下部分を形成することを保持する。シート20はその後第一の折り込みステーション50(図7)内に進入し、ここでシート20の中央セクション(これは基底24、および肘部26の各部分をそれぞれ形成する)がローラ54によって通路52内に推進される。同時に、ローラ56はアーム22を形成するシートの(外側)セクションが平板状に保持されることを確立する。この形状を数秒の間維持することが必要であることが理解され、したがってシートを連続的に引き込む一連の離間したローラが存在することが好適であり;これに替えるものとして、中間に配置されたローラを移動ベルトを支持する固定された軸部材によって代替することができ、ベルトは移動シート20と等しい速度で走行して実質的に連続的な支持を提供する。この図示されている実施例において、通路52は基盤58内に設けられて固定されている。しかしながら、代替的なものとして、通路を移動シート20と等速度で走行する移動ベルトによって形成することもできる。折り込みステーション50上またはこれに近接してペアの接着剤添加装置60 が配置され、これらのそれぞれが移動シート20上に連続的な接着剤ストリップを供給する。接着剤の付加に続いて、シートのアーム22が第一の折り込み線30にしたがって上方に折り込まれ(図示されているように)、第二のステーション(これは好適には単一の折り込み装置の一部として折り込みステーション50に接続される)および成形ローラ62(または代替的なものとして移動ベルトを支持する成形軸部材)において脚部をローラ64(または代替的なものとして移動ベルトを支持する軸部材)に対して圧接してこれを接着剤が凝固するまでの間保持し;ひとたび接着剤が凝固すれば、シートはエッジ保護材として自由または非拘束エッジ保護材形状に成形される。前述した工程により供給ロール上のシートの長さに等しい連続的な長さを有するエッジ保護材を提供することができる。この連続的な長さのエッジ保護材は製造所またはユーザによって所要の長さに切断することができる。ユーザに配達する前に仕上げられた製品の長さをコイルすることも可能であり、コイルは図1のように曲折した商品においてのコイルの使用方向に合わせて巻かれる。より好適性の低い実施例において、エッジ保護材は代替的なものとして分離した3片の波形紙から形成することができ、すなわち[a]基底および肘部の一部分を構成する一片の上向きのU−セクションと、[b]アームならびにそこに接着される残りの肘部を構成する(実質的に平らな)2片からなる。我々は以上のように単純で比較的低コストに製造できるエッジ保護材を開示しており、これは保護材が装着される物品に適合させるために所望の任意の長さ、 多数の基底、アームおよび肘部の寸法によって製造することができる。保護材は物品に対して的確かつ比較的強固に固定することができ、不用意な損失および保護材の脱落の危険性を低減することができる。与えられた寸法の保護材は、エッジ保護を維持しながら、これが装着される物品エッジの寸法について大きな寛容性を保持する。加えて、このエッジ保護材は手動または機械手段によって容易かつ迅速に物品に装着することができる。肘部は保護材が形成されるシートの倍の厚みと、接着剤ストリップまたは層とを有し、第一の段階の保護を提供する。我々のエッジ保護材は物品の角部または曲折部の周りにおいて簡便に縦方向に成形することができ、また積み重ねられた際の近接する物品間の間隔を最小のものにする。ここで開示したエッジ保護材は、設置の前および/または後において人体の保護に使用することができ、例えばガラスシートのエッジ周り、または目の高さにおいて角が露出した金属棚において使用できる。さらに、我々は、単純で一体的な構造、および最小の数の独立した部品を有するヒンジ付クリップを開示した。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】1996年9月23日【補正内容】 請求の範囲1. 二つのアーム(22)を備え、各アームは自由端(34)と他方の端部を形成する延長部と、アーム間に配置され基底部材(24)とを有し、前記アーム自由端は基底部材の片側に配置され、延長部は基底部材の他方の側に配置され、各自由端を共に駆動する弾力的なバイアス手段を設け、延長部は前記各自由端を離間させるために弾力的バイアス手段の圧力に逆行して互いの方向に向かって移動することができ、弾力的バイアス手段は各アームに除去不可能に固定されるものであり、各延長部は前記基底の他方の側に配置された再入部分によって基底に接続され、再入部分はヒンジ(32)によって基底に結合されることを特徴とするヒンジ付クリップ(10)。 2. 延長部は第一の折り込み線(30)によって再入部分に結台され、再入部分は延長部に固定されることを特徴とする請求項1記載のヒンジ付クリップ。 3. アームならびに基底は単一の波形紙材(20)から形成され、波形(36) は外側に向かって面接しており、波形は前記一方のアーム自由端から他方のアーム自由端に向かって延在することを特徴とする請求項2記載のヒンジ付クリップ。 4. エッジ保護材として使用する請求項1記載のヒンジ付クリップ。 5. 請求項1記載のクリップを使用するエッジ保護材であり、各延長部は肘部( 26)によって基底に結合され、これによって各アームが物品の側面をグリップすると共にこれを保護することができ、一方肘部は物品エッジ(12)から離間して配置されると共に物品エッジに指向する衝撃負荷を受けとめるよう適用されることを特徴とするエッジ保護材。 6. 基底ならびに対向する各アームが単一片の半剛性紙材(20)から形成されることを特徴とする請求項5記載のエッジ保護材。 7. 基底と一方のアームとの間に第一のヒンジを、基底と他方のアームとの間に第二のヒンジを設け、各ヒンジは基底に対して鈍角な一部分を含み、この一部分および該当するアームが鋭角に接続され、この一部分およびアームは相対的な摺動を防止するために結合されており、この結合が接着剤(28)によってなされることを特徴とする請求項5記載のエッジ保護材。 8. 物品エッジ(12)によって結合された対向する側面(16)と請求項6記載のエッジ保護材(10)を有しており、この保護材は第一の相対的位置を有するアーム(22)を備え、物品の第二の相対位置に付合される際にこのアームがヒンジされ、これによって物品の対向する側面をアームの間にグリップし、基底(24)が物品エッジに面接してなる物品(14)。 9. 物品エッジ(12)によって接続された対向する側面(16)を有する物品(14)に対する請求項5記載のエッジ保護材(10)を構成する方法であり、 前記自由端を分離させ、自由端(34)を平行または物品の側面に実質的に交差して配設し、アームを開放してこれが物品の側面を引き付けこれによって物品を摩擦的にグリップさせることを特徴とするエッジ保護材の構成方法。 10. 請求項5記載のエッジ保護材(10)を製造するためのものであり、半剛性紙シート(20)の一面および中央縦軸の反対側に向かって第一のペアの離間した縦方向の折り込み線(30)を、シートの他方の側に向かって第二のペアの離間した折り込み線(32)を形成し、第二のペアは前記縦軸とは反対側に向かって配置されると共に第一のペアとは異なった間隔をもって離間するよう配置し、シートを前記折り込み線にしたがって変形して前記縦軸を横断して“U”セクション内に向かって接合するペアの突起部を形成し、シートの各部に突起部の外側に向かって接着剤(28)を付加し、下に形成されたシートを突起部に平行に折り込み、折り込まれたシートの各部を接着剤が凝結するまで突起部に対して圧接するステップからなるエッジ保護材の製造方法。 11. 接着剤を連続的に縦に伸張するペアのストリップとして付加することを特徴とする請求項10記載の方法。

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