Product dispensing system with bending direction of the container

申请号 JP2013555421 申请日 2012-01-09 公开(公告)号 JP2014511236A 公开(公告)日 2014-05-15
申请人 ミードウエストベコ・コーポレーション; 发明人 ジョン・エー・ジェラルディ; ローレル・トーマス; ライアン・エー・ベイリー; スティーヴン・ジー・シモンズ;
摘要 内容積を画定する複数の壁を有し、これらの壁のうちの少なくとも1つが予備成形曲げ線(54、56)を含む容器(14)と、フレーム(110)および開口工具(112)を備える分配器(12)とを含む製品分配システムが開示される。 フレームは、前端、後端、後端に近接して 位置 されるストッパ(132)、および前端と後端との間で延びる支持デッキを含む。 開口工具は、容器が支持デッキに沿って移動されてストッパと係合するときに容器を開口するように位置され、ストッパと容器との間の係合は、予備成形曲げ線に沿う容器の曲げに影響を及ぼす。
权利要求
  • 内容積を画定する複数の壁を備える容器であって、前記複数の壁のうちの少なくとも1つの壁が予備成形曲げ線を備える、容器と、
    分配器と、
    を備え、
    前記分配器は、
    前端および後端を有するフレームであって、前記後端に近接して位置されるストッパおよび前記前端と前記後端との間で延びる支持デッキを備えるフレーム、及び、
    前記容器が前記ストッパへ向けて前記支持デッキに沿って移動されるときに前記容器を開口するように位置される開口工具であって、前記容器が前記ストッパと係合するときに前記容器が前記予備成形曲げ線に沿って曲がる、開口工具、
    を備える、製品分配システム。
  • 前記容器は、前記容器が前記ストッパと係合するときに外側へ曲がる請求項1の製品分配システム。
  • 前記内容積内に複数の製品を更に備える請求項1の製品分配システム。
  • 前記容器が板紙を備える請求項1の製品分配システム。
  • 前記予備成形曲げ線が打ち抜き孔を備える請求項1の製品分配システム。
  • 前記予備成形曲げ線が折り目を備える請求項1の製品分配システム。
  • 前記複数の壁が後壁および側壁を備え、前記予備成形曲げ線が前記側壁に形成される請求項1の製品分配システム。
  • 前記予備成形曲げ線が前記後壁に近接して形成される請求項7の製品分配システム。
  • 前記予備成形曲げ線が前記後壁へ向かって湾曲する請求項7の製品分配システム。
  • 前記後壁が前記ストッパと係合するときに、前記容器が前記予備成形曲げ線に沿って曲がる請求項7の製品分配システム。
  • 前記複数の壁は、後壁、第1の側壁、および第2の側壁を備え、前記第2の側壁が前記第1の側壁から横方向で対向し、第1の予備成形曲げ線が前記第1の側壁に形成され、第2の予備成形曲げ線が前記第2の側壁に形成される請求項1の製品分配システム。
  • 前記第1の予備成形曲げ線および前記第2の予備成形曲げ線が前記後壁に近接して形成される請求項11の製品分配システム。
  • 前記第1の予備成形曲げ線および前記第2の予備成形曲げ線が前記後壁へ向けて湾曲する請求項11の製品分配システム。
  • 前記フレームは、前記支持デッキよりも下側に位置される下側支持デッキを更に備え、前記下側支持デッキが前端および後端を備え、前記下側支持デッキの前記前端が製品陳列領域を画定する請求項3の製品分配システム。
  • 前記開口工具は、前記容器が前記ストッパへ向けて前記支持デッキに沿って移動されるときに前記容器を開口するように前記支持デッキに接続され、それにより、前記製品を前記容器から前記製品陳列領域へと少なくとも部分的に分配できる請求項14の製品分配システム。
  • 前記複数の壁は、脆弱切断線により接続されるドアフラップを画定する底壁を備え、前記開口工具は、前記容器が前記ストッパへ向けて前記支持デッキに沿って移動されるときに前記脆弱切断線を切断する請求項1の製品分配システム。
  • 対向する底壁および上壁、対向する第1の側壁および第2の側壁、ならびに対向する前壁および後壁を備え、前記底壁、前記上壁、前記第1の側壁、前記第2の側壁、前記前壁、および、前記後壁が内容積を画定し、前記第1の側壁が前記後壁に近接して第1の予備成形曲げ線を備え、前記第2の側壁が前記後壁に近接して第2の予備成形曲げ線を備える、容器と、
    前記内容積の内部にある複数の製品と、
    分配器と、
    を備え、
    前記分配器は、
    前端および後端を有するフレームであって、前記後端に近接して位置されるストッパ、前記前端と前記後端との間で延びる上側支持デッキ、および前記前端と前記後端との間で延びる下側支持デッキを備え、前記下側支持デッキが前記前端付近に製品陳列領域を画定する、フレーム、及び 前記容器が前記ストッパへ向けて前記上側支持デッキに沿って移動されるときに前記後壁に近接する前記底壁に開口を形成するように位置される開口工具であって、前記容器が前記ストッパと係合するときに前記第1の側壁および前記第2の側壁が前記第1の予備成形曲げ線および前記第2の予備成形曲げ線に沿って曲がり、それにより、前記複数の製品を、前記開口を通じて前記製品陳列領域へと少なくとも部分的に分配できる、開口工具、
    を備える、製品分配システム。
  • 前記容器が前記ストッパと係合するときに前記第1の側壁および前記第2の側壁が外側へ曲がる請求項17の製品分配システム。
  • 前記容器が板紙を備える請求項17の製品分配システム。
  • 分配器と共に使用するための容器であって、
    対向する底壁および上壁と、対向する第1の側壁および第2の側壁と、対向する前壁および後壁とを備え、前記底壁、前記上壁、前記第1の側壁、前記第2の側壁、前記前壁、および、前記後壁が内容積を画定し、
    前記第1の側壁が前記後壁に近接して第1の予備成形曲げ線を備え、
    前記第2の側壁が前記後壁に近接して第2の予備成形曲げ線を備え、
    長手方向の力が前記後壁に加えられるときに、前記第1の側壁および前記第2の側壁が前記第1の予備成形曲げ線および前記第2の予備成形曲げ線のそれぞれに沿って外側に曲がる、容器。
  • 说明书全文

    この出願は、梱包容器からの製品の分配に関し、より詳細には、製品を分配するために製品分配器と協働するように構成される包装容器に関する。

    製品は、一般に、複数の個々の製品単位をカートンまたは箱などの容器に入れることによってまとめて小売業者へと発送される。 例えば、缶詰食品は、24個の個々の缶を収容する箱の状態で小売業者へ発送される場合がある。 その後、一般的には、個々の製品単位を容器から取り出してそれらを(例えば、棚の上に載せて)消費者へ提供することが小売業者の義務である。

    伝統的な梱包−発送−梱包解き−陳列モデルに代わるものが、作業効率を高めようと努して開発されてきている。 例えば、特許文献1は、容器内に梱包された製品を分配して陳列するための新規なシステムを開示する。 具体的には、製品分配システムは、支持構造体と、製品陳列領域と、開口工具とを有する分配器を含む。 分配器を小売業者の棚の上に位置させることができ、また、製品の複数の単位を備える容器を分配器の支持構造体上に配置するだけで分配器に製品を装填できる。 容器が支持構造体上に配置されると、分配器の開口工具は、製品が重力下で容器から分配器の製品陳列領域へと転がり落ちるように容器を開口する。

    残念ながら、そのような製品分配システムは、単一製品が容器から適切に抜け出ないと、詰まる場合がある。 詰まりは、製品が製品陳列領域へと移動することを妨げる場合がある。

    したがって、当業者は、梱包容器から製品を分配するための装置およびシステムに関する研究および開発に努力し続ける。

    米国特許第7,922,437号明細書

    1つの態様において、開示された製品分配システムは、内容積を画定する複数の壁を有し、これらの壁のうちの少なくとも1つが予備成形曲げ線を含む容器と、分配器とを含んでもよく、分配器は、前端および後端を有するフレームであって、後端に近接して位置されるストッパ、および前端と後端との間で延びる支持デッキを含むフレーム、ならびに容器がストッパへ向けて支持デッキに沿って移動されるときに容器を開口するように位置される開口工具であって、容器がストッパと係合するときに容器が予備成形曲げ線に沿って曲がる開口工具を含む。

    他の態様において、開示された製品分配システムは、対向する底壁および上壁、対向する第1の側壁および第2の側壁、ならびに対向する前壁および後壁を含み、これらの壁が内容積を画定し、第1の側壁が後壁に近接して第1の予備成形曲げ線を含み、第2の側壁が後壁に近接して第2の予備成形曲げ線を含む、容器と、内容積に受けられる複数の製品と、分配器とを含んでもよく、分配器は、前端および後端を有するフレームであって、後端に近接して位置されるストッパ、前端と後端との間で延びる上側支持デッキ、および前端と後端との間で延びる下側支持デッキを含み、下側支持デッキが前端付近に製品陳列領域を画定するフレーム、ならびに容器がストッパへ向けて上側支持デッキに沿って移動されるときに後壁に近接する底壁に開口を形成するように位置される開口工具であって、ストッパと容器との間の係合が第1の予備成形曲げ線および第2の予備成形曲げ線に沿う容器の曲げに影響を及ぼし、それにより、製品を容器から開口を通じて製品陳列領域へと少なくとも部分的に分配できる開口工具を含む。

    更なる他の態様において、開示された容器は、対向する底壁および上壁と、対向する第1の側壁および第2の側壁と、対向する前壁および後壁とを含んでもよく、これらの壁が内容積を画定し、第1の側壁が後壁に近接して第1の予備成形曲げ線を含み、第2の側壁が後壁に近接して第2の予備成形曲げ線を含み、長手方向の力が後壁に加えられるときに、第1の側壁および第2の側壁が第1の予備成形曲げ線および第2の予備成形曲げ線のそれぞれに沿って外側に曲がる。

    方向曲げおよび関連する容器を伴う開示された製品分配システムの他の態様は、以下の詳細な説明、添付図面、および、添付の特許請求の範囲から明らかになる。

    方向曲げを伴う開示された製品分配システムの1つの態様の側正面斜視図である。

    図1の製品分配システムの容器の後下斜視図である。

    開放形態で示される図2の容器の側面図である。

    図3の容器の背面図である。

    開放されて完全に係合された曲げ形態で示される図2の容器の側面図である。

    図5の容器の背面図である。

    図2の容器を形成するために使用されてもよい容器ブランクの平面図である。

    容器が分配器と部分的に係合された状態で示される図1の製品分配システムの側断面立面図である。

    図8の製品分配システムの一部の背面斜視図である。

    容器が完全に係合された曲げ形態を成す状態で示される図9の製品分配システムの背面斜視図である。

    図1を参照すると、全体的に10で示される方向曲げを伴う開示された製品分配システムの1つの態様は、分配器12と容器14とを含んでもよい。 容器14は、缶(例えば、缶詰食品)、瓶(例えば、瓶詰めソース)、または、ボトル(例えば、ボトルに入った飲料)などの複数単位の製品16を収容してもよい。 容器14を分配器12に沿って平に付勢することによって容器14が分配器12に装填されると、分配器12が開放して容器14と係合し、それにより、製品16を容器14から分配器12内へ解放してもよい。

    容器14は、製品16を収容できるとともに製品16を分配器12へ解放するために開示された分配器12と有利に相互作用できる任意の容器であってもよい。 例えば、容器14は、板紙カートンまたは段ボール箱であってもよい。 随意的には、容器14の少なくとも1つの主面には印刷された文章および図形などの様々な印がマーキングされてもよい。

    図2に示されるように、1つの特定の構成において、容器14は、製品16を受けるための内容積30を画定する6つの壁18、20、22、24、26、28を有する略直方体の容器であってもよい。 対向する壁20、24は、容器14の前壁および後壁のそれぞれを形成してもよい。 対向する壁26、28は、容器14の第1の(例えば右)側壁および第2の(例えば左)側壁のそれぞれを形成してもよい。 対向する壁18、22は、容器14の底壁および上壁のそれぞれを形成してもよい。

    随意的に、容器14は、内容積30を第1室34と第2室36とに分割するように容器を貫いて延びる隔壁32を含んでもよい。 隔壁32は、右側壁26および左側壁28と略平行であるがこれらの側壁から離間される略平面構造であってもよい。 したがって、第1の量の製品16が第1室34内に収容されてもよく、また、第2の量の製品16が第2室36内に収容されてもよい。

    容器14の底壁18は1つ以上のドアフラップ38、40を形成してもよい。 ドアフラップ38、40は、側壁26、28間で横方向に延びる前縁48と、側壁26、28間で横方向に延びる後縁50と、前縁48と後縁50との間で延びる脆弱切断線52とによって形成されてもよい。 一例として、脆弱切断線52は、打ち抜き孔の列として形成されてもよく、前縁48付近(すなわち、前縁またはその近傍)から後縁50付近まで延びてもよい。

    図3および図4に示されるように、脆弱切断線52が切断されると、ドアフラップ38、40が底壁18と側壁26、28との間で縁42、44に沿って横方向外側へ(すなわち、側壁26、28へ向けて)回動し、それにより、内容積30へアクセスできるようにする開口46が容器14に形成されてもよく、この開口46を通じて製品16が容器14から抜け出ることができる。 1つの実施では、容器14を分配器12へ装填する前にドアフラップ38、40が形成されてもよい。 他の実施では、本明細書中で更に詳しく説明されるように、容器14が分配器12へ装填されるときにドアフラップ38、40が形成されてもよい。

    図2および図3を参照すると、容器14には、容器14がその縦軸A(図2)に沿って圧縮されるときに容器14の制御された曲げを促すために予備成形曲げ線54、56が設けられてもよい。 予備成形曲げ線54、56は、予備成形曲げ線54、56に沿って容器14を脆弱化させることによって形成されてもよい。 予備成形曲げ線54、56を形成するのに役立つ脆弱化技術の例としては、容器14に切り目を入れること、容器14に折り目を付けること、および、容器14に打ち抜き孔を形成することが挙げられる。

    図2に示されるように、予備成形曲げ線54は、後壁24に近接して容器14の右側壁26に形成されてもよい。 予備成形曲げ線54は、縁42の近傍から上方へと(すなわち、右側壁26と上壁22との間の縁58へ向けて)延びてもよい。 1つの例として、予備成形曲げ線54は、縁42から上方へと延びてもよく、縁60(すなわち、右側壁26と後壁24との間の縁)へ向かって僅かに曲がってもよい。 他の例として、予備成形曲げ線54は、縁42から上方へと延びてもよく、縁60と略平行であってもよい。

    図3に示されるように、予備成形曲げ線56は、後壁24に近接して容器14の左側壁28に形成されてもよい。 予備成形曲げ線56は、縁44の近傍から上方へと(すなわち、左側壁28と上壁22との間の縁62へ向けて)延びてもよい。 予備成形曲げ線54と同様に、予備成形曲げ線56は、縁44から上方へと延びてもよく、縁64(すなわち、左側壁28と後壁24との間の縁)へ向かって僅かに曲がってもよく、または、縁64と略平行であってもよい。 当業者であれば分かるように、予備成形曲げ線56の位置および形状は、容器14の略対称な曲げが圧縮下で達成されるように予備成形曲げ線54の位置および形状に厳密に対応してもよい。

    図5および図6を参照すると、長手方向圧縮力Fが容器14の後壁24に加えられると、例えば容器14が分配器12へ装填されてこれと係合する(図1)と、容器14が予備成形曲げ線54、56に沿って曲がってもよい。 容器14が予備成形曲げ線54、56に沿って曲がると、容器14の側壁26、28が外側へ撓み、それにより、図6に示されるように(図4とは対照的に)、後壁24付近の容器14の横方向幅Wが増大する。

    任意の特定の理論に限定されることなく、後壁24付近の容器14の横方向幅Wが増大すると、容器14から開口46(図4)を通じた分配器12への製品16の移動が向上され、それにより、製品16が容器14内で詰まる危険が減少する場合があると考えられる。

    図5に示されるように、予備成形曲げ線54、56に(前述したように)僅かな曲率が与えられると、容器14が曲げられるときに後壁24が湾曲するようになり得る。 そのような湾曲した後壁24は、製品16を開口46(図4)へと案内することにより容器14からの製品16の移動を更に向上できると考えられる。

    容器14は、板紙容器ブランク、例えば図7に示される板紙容器ブランク70から形成されてもよい。 容器ブランク70は、底壁18、前壁20(前壁パネル20A、20Bから構成される)、上壁22、後壁24(後壁パネル24A、24Bから構成される)、右側壁26、左側壁28、隔壁32、移行パネル90、および、シールフラップ92、94、96、98、100を画定する複数の予備成形折り目線72、74、76、78、80、82、84、86、88を含んでもよい。

    容器14は、容器ブランク70を長手方向折り目線72、74、76、78、80、82に沿って折り曲げて、上壁22を移行パネル90に接続して容器14の三次元本体を形成することによって組み立てられてもよい。 また、容器14の側壁26、28間の隔壁32を固定するためにシールフラップ92が底壁18に接続されてもよい。 その後、前壁パネル20A、20Bおよびシールフラップ94、96、98が組み付けられて容器14の前壁20が形成されてもよく、また、後壁パネル24A、24Bおよびシールフラップ100が組み付けられて容器14の後壁24が形成されてもよい。

    特定の板紙容器ブランク70が図示されて説明されるが、当業者であれば分かるように、容器14を形成するために様々な技術および材料が使用されてもよい。 折り曲げられた板紙容器は、方向曲げを伴う開示された製品分配システム10の容器14の単なる1つの特定の非限定的な例である。

    図8を参照すると、分配器12は、フレーム110と開口工具112とを含んでもよい。 分配器12のフレーム110は、望ましい形態で容器14を支持してもよく、また、予備成形曲げ線54、56に沿って容器14を曲げるために必要とされる圧縮力F(図5)を与えてもよい。 開口工具112は、容器14が分配器12のフレーム110上に装填されるときに、脆弱切断線52(図2)を切断してドアフラップ38、40を形成し、最終的に開口46を形成して、それにより、製品16を容器14から分配器12へと解放してもよい。

    当業者であれば分かるように、分配器12は、本開示の範囲から逸脱することなく、特許文献1に開示される分配器の構成要素および特徴のうちの1つ以上などの更なる構成要素および特徴を含んでもよい。

    フレーム110は、第1の(例えば右)側壁114と、第2の(例えば左)側壁116(図1)と、上側支持デッキ118と、下側支持デッキ120とを含んでもよい。 右側壁114は、左側壁116から横方向に離間されてもよく、また、左側壁116と略平行であってもよい。

    下側支持デッキ120は、右側壁114と左側壁116との間で横方向に延びてもよく、また、フレーム110の前端124へ向けて長手方向に延びる前端122と、フレーム110の後端128へ向けて長手方向に延びる後端126とを含んでもよい。 したがって、下側支持デッキ120および側壁114、116はフレーム110の下段130を画定できる。

    下側支持デッキ120は、下側支持デッキ120の後端126付近に堆積された製品16が重力下で下側支持デッキ120の前端122へと転がり落ちるように前端122から後端126へと傾斜されてもよい(すなわち、後端126が前端122に対して高くなっていてもよい)。 下側支持デッキ120の傾斜度合は特に、フレーム110を形成するために使用される材料の摩擦係数と分配器12により分配されるべき製品16の形状とによって決定されてもよい。

    製品16が下側支持デッキ120の前端122を越えて転がるのを防止するために、1つ以上のストッパ132が下側支持デッキ120の前端122に近接して位置されてもよい。 例えば、ストッパ132は、下側支持デッキ120に接続されてもよく(例えば、下側支持デッキ120と一体であってもよく)、また、下側支持デッキ120の前端122に上向きの湾曲部を形成してもよい。 したがって、ストッパ132は、下側支持デッキ120の前端122に製品16を集め、それにより、下側支持デッキ120の前端122に製品陳列領域134を画定できる。

    図1および図8を参照すると、1つの特定の実施において、フレーム110は、下側支持デッキ120の前端122から下側支持デッキ120の後端126へと延びて下段130を第1の製品チャネル138と第2の製品チャネル140とに分割する仕切り136を含んでもよい。 第1の製品チャネル138は、下側支持デッキ120と、右側壁114と、仕切り136とによって画定されてもよく、また、下側支持デッキ120の後端126付近から下側支持デッキ120の前端122へと延びてもよい。 第2の製品チャネル140は、下側支持デッキ120と、左側壁116と、仕切り136とによって画定されてもよく、また、下側支持デッキ120の後端126付近から下側支持デッキ120の前端122へと延びてもよい。 2つの製品チャネル138、140が図示されて説明されるが、当業者であれば分かるように、フレーム110は、本開示の範囲から逸脱することなく、1つだけの製品チャネルまたは3つ以上の製品チャネルを与えるように構成されてもよい。

    上側支持デッキ118は、右側壁114と左側壁116との間で横方向に延びてもよく、また、フレーム110の前端124へ向けて長手方向に延びる前端142と、フレーム110の後端128へ向かうが後端128にまで至らないで長手方向に延びる後端144とを含んでもよい。 したがって、上側支持デッキ118および側壁114、116はフレーム110の上段146を画定できる。

    上側支持デッキ118の後端144とフレーム110の後端128との間の間隔は、製品16がフレーム110の上段146から下段130へと移動できるようにするためのシュートとして機能し得る開口148を形成してもよい。

    上側支持デッキ118は、前端142から後端144へと傾けられてもよい(すなわち、前端142が後端144に対して高くなっていてもよい)。 したがって、上側支持デッキ118により支持される製品16は、重力下で、上側支持デッキ118の後端144へと至り、開口148を通じて、フレーム110の下段130へと向かって、最終的に、製品陳列領域134まで転がり落ち得る。

    フレーム110の上段146には、フレーム110の後端128に近接してストッパ150が支持されてもよい。 図9に更に詳しく示されるように、リアストッパ150は、容器14が上側支持デッキ118に沿って水平に付勢されるときに容器14の後壁24と係合するように位置されてもよく、それにより、ストッパ150を越える容器14の更なる後方への水平移動が抑制される。 当業者であれば分かるように、リアストッパ150は、容器14の後壁24に対して様々な場所に位置され(例えば中心付けられ)てもよく、また、リアストッパ150が容器14の後壁24に対して反作用を示す曲げ力F(図5)を与えるのに十分な場合には、リアストッパ150は、容器14の後壁24に対して様々なサイズおよび形状を有してもよい。

    このようにすると、図10に示されるように、容器14の後壁24とストッパ150との間の係合は、予備成形曲げ線54、56に沿って容器14を曲げるために必要とされる力F(図5)を供給できる。

    図8に戻って参照すると、右側壁114と左側壁116との間のフレーム110の後端128に随意的な後壁152が位置されてもよい。 後壁152は、リアストッパ150を構造的に補強してもよく、また、容器14に対して望ましい位置でリアストッパ150を支持してもよい。

    ガイド154がフレーム110の後壁152に接続されてもよく、また、このガイド154は、上段146から下段130へとフレーム110の開口148を貫通して延びてもよい。 ガイド154は、容器14の開口46から抜け出てフレーム110の開口148を通る製品16を受けるように位置されてもよく、また、下側支持デッキ120の後端126へと製品16を案内してもよい。

    随意的に、ガイド154は、接続点156でフレーム110の後壁152に弾力性をもって接続されてもよく、また、後壁152へ向けて延びる突起158を含んでもよい。 製品16が落下してガイド154の受け入れ端部160と係合すると、ガイド154に作用する製品16の力が、ガイド154、特に突起158を付勢して後壁152と係合させてもよい。 これにより、ガイド154が製品16を受けると、ガイド154が後壁152の「タッピング」に影響を及ぼすことができる。 「タッピング」の振動が容器14内に残存する製品16を含むシステム10の全体にわたって伝えられ、それにより、容器14から分配器12への製品16の移動が促されてもよい。 製品16がガイド154から離脱して製品陳列領域134へと移動すると、バネ荷重ガイド154は、他の分配製品16を待ち受けるためにその当初の位置(図8)へと戻ってもよい。

    開口工具112は、容器14がフレーム110の上側支持デッキ118に沿って水平に付勢されるときに容器14の脆弱切断線52(図2)を切断するためにフレーム110の上段146へと延びてもよい。 使用される開口工具112のタイプおよび開口工具112の位置は、設計で考慮すべき事項であり、開口工具112が容器14を開口できる(例えば、脆弱切断線52を切断できる)が上側支持デッキ118に沿う容器14の移動を殆ど妨げない或いは全く妨げないように選択されてもよい。

    1つの特定の構成において、開口工具112は、上側支持デッキ118の後端144付近でフレーム110の側壁114、116間に位置される(例えば中心付けられる)前方切断縁113を含んでもよい。 したがって、開口工具112は、脆弱切断線52(図2)を切断してもよく、また、分離されたドアフラップ38、40がフレーム110の開口148(すなわち、フレーム110の上段146と下段130との間の開口148)に達する直前にドアフラップ38、40を形成してもよい。

    したがって、容器14が分配器フレーム110の上側支持デッキ118に沿って水平に付勢されると、開口工具112が容器14を自動的に開口して、分配器12のリアストッパ150と容器14の後壁24との間の係合が予備成形曲げ線54、56に沿う容器14の制御された有利な曲げを引き起こすことができ、それにより、容器14からの製品16が、分配器フレーム110の下段130へと至り、最終的に分配器12の製品陳列領域134へと解放される。

    容器の方向曲げを伴う開示された製品分配システムの様々な態様を図示して説明してきたが、当業者が明細書を読むと改変を想起できる。 本出願は、そのような改変を含み、特許請求の範囲のみによって限定される。

    10 製品分配システム 12 分配器 14 容器 16 製品 18、20、22、24、26、28 壁 30 内容積 32 隔壁 34 第1室 36 第2室 38、40 ドアフラップ 42、44、60、62、64 縁 46 開口 48 前縁 50 後縁 52 脆弱切断線 54、56 予備成形曲げ線 70 容器ブランク 72、74、76、78、80、82、84、86、88 予備成形折り目線 90 移行パネル 92、94、96、98、100 シールフラップ 110 フレーム 112 開口工具 113 前方切断縁 114、116 側壁 118 上側支持デッキ 120 下側支持デッキ 122 前端 124 前端 126 後端 128 後端 130 下段 132 ストッパ 134 製品陳列領域 136 仕切り 138 第1の製品チャネル 140 第2の製品チャネル 142 前端 144 後端 146 上段 148 開口 150 リアストッパ 152 後壁 154 ガイド 158 突起 160 受け入れ端部 F 力

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