薬剤供給装置及びこれを備えた薬剤包装装置

申请号 JP2015251725 申请日 2015-12-24 公开(公告)号 JP2017113274A 公开(公告)日 2017-06-29
申请人 株式会社タカゾノテクノロジー; Takazono Technology Inc; 发明人 KIKUCHI HIDEYUKI; SATO TERUAKI; YAMABAYASHI TAKANORI;
摘要 【課題】処方された薬剤に対して適切な 包装 を行える薬剤供給装置を提供する。【解決手段】容器用フィルムが有する、薬剤を収容するための凹部に薬剤を供給する薬剤供給部14と、処方に関する情報が含まれる処方データを受け付ける処方データ受付部21と、一回服用分の薬剤を凹部に収容するにあたって凹部の容量が不足するか否かを、前記処方データ受付部21によって受け付けた前記処方データに基づいて判断する判断部22と、凹部の容量不足を通知するための通知部23と、前記判断部22によって凹部の容量が不足しないと判断された場合は、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部14を制御し、前記判断部22によって凹部の容量が不足すると判断された場合は、凹部の容量不足を通知するように前記通知部23を制御する制御部24とを備える。【選択図】図2
权利要求
  • 容器用フィルムが有する、薬剤を収容するための凹部に薬剤を供給する薬剤供給部と、
    処方に関する情報が含まれる処方データを受け付ける処方データ受付部と、
    一回服用分の薬剤を凹部に収容するにあたって凹部の容量が不足するか否かを、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データに基づいて判断する判断部と、
    凹部の容量不足を通知するための通知部と、
    前記判断部によって凹部の容量が不足しないと判断された場合は、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御し、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断された場合は、凹部の容量不足を通知するように前記通知部を制御する制御部とを備えることを特徴とする薬剤供給装置。
  • 選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、
    前記選択結果受付部は、凹部への薬剤の供給を続行するか、それとも中止するかの選択結果を受け付け、
    前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、凹部への薬剤の供給を続行するという選択結果を受け付けた場合は、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御することを特徴とする請求項1記載の薬剤供給装置。
  • 選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、
    前記選択結果受付部は、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入する否かの選択結果を受け付け、
    前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入するという選択結果を受け付けた場合は、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入するように前記薬剤供給部を制御することを特徴とする請求項1記載の薬剤供給装置。
  • 選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、
    前記選択結果受付部は、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するか否かの選択結果を受け付け、
    前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するという選択結果を受け付けた場合は、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御することを特徴とする請求項1記載の薬剤供給装置。
  • 前記処方データには、一回服用分の薬剤量に関する情報が含まれており、
    前記判断部は、
    前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、一回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容量を導出し、
    前記導出した必要容量が凹部の容量よりも大きい場合に、凹部の容量が不足すると判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薬剤供給装置。
  • 前記処方データには、複数回服用分の処方に関する情報が含まれ、かつ、各回服用分の薬剤量に関する情報が含まれており、
    前記判断部は、
    前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データ中の、各回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、各回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容量の各々を導出し、
    前記導出した必要容量の各々に基づいて、凹部の容量が不足するか否かを判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薬剤供給装置。
  • 前記判断部は、前記必要容量として、一回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容積を導出することを特徴とする請求項5または6記載の薬剤供給装置。
  • 前記凹部を容器用フィルムに形成する凹部形成部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の薬剤供給装置。
  • 請求項1〜8のいずれかに記載の薬剤供給装置と、
    前記凹部に薬剤が収容された状態で前記凹部を封止することで、薬剤を包装する薬剤包装部とを備えることを特徴とする薬剤包装装置。
  • 说明书全文

    本発明は、例えば、ブリスター包装を行うことのできる薬剤包装装置に用いられる薬剤供給装置及びこれを備えた薬剤包装装置に関するものである。

    ブリスター包装を行うことのできる薬剤包装装置として、例えば特許文献1に記載されたものが挙げられる。

    特許文献1に記載された薬剤包装装置は、あらかじめ成形された収納凹部を有するトレーに錠剤を収納し、蓋シートを貼り付けることで包装を行う装置である。

    特許文献1に記載の装置では、一定容量の凹部が複数形成されたシートを用い、一回服用分の薬剤が一つの凹部に収容されるように包装を行っていた。 このため例えば、処方された薬剤が多いと凹部に入りきらないことがあった。

    国際公開第2012/070643号

    そこで本発明は、処方された薬剤に対して適切な包装を行うために適した薬剤供給装置及びこれを備えた薬剤包装装置を提供することを課題とする。

    本発明の構成の一例に係る薬剤供給装置は、容器用フィルムが有する、薬剤を収容するための凹部に薬剤を供給する薬剤供給部と、処方に関する情報が含まれる処方データを受け付ける処方データ受付部と、一回服用分の薬剤を凹部に収容するにあたって凹部の容量が不足するか否かを、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データに基づいて判断する判断部と、凹部の容量不足を通知するための通知部と、前記判断部によって凹部の容量が不足しないと判断された場合は、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御し、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断された場合は、凹部の容量不足を通知するように前記通知部を制御する制御部とを備える。

    前記構成の一例によると、処方データに応じて凹部の容量不足を通知する。 このため、該通知に使用者が対応することで、薬剤を凹部に適切に供給できる。

    そして、前記薬剤供給装置は、選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、前記選択結果受付部は、凹部への薬剤の供給を続行するか、それとも中止するかの選択結果を受け付け、前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、凹部への薬剤の供給を続行するという選択結果を受け付けた場合は、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御することもできる。

    前記構成の一例によると、処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、必要容量を導出し、この必要容量に基づいて凹部の容量が不足するか否かを判断するので、凹部の容量が不足するか否かを適切に判断できる。

    そして、前記薬剤供給装置は、選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、前記選択結果受付部は、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入する否かの選択結果を受け付け、前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入するという選択結果を受け付けた場合は、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入するように前記薬剤供給部を制御することもできる。

    前記構成の一例によると、使用者の判断で、一回服用分の薬剤を複数の凹部に分けて投入するか否かを選択できるため、臨機応変に柔軟な薬剤供給が可能である。

    そして、前記薬剤供給装置は、選択結果を受け付ける選択結果受付部をさらに備え、前記選択結果受付部は、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するか否かの選択結果を受け付け、前記制御部は、凹部の容量不足を通知した後に、前記選択結果受付部によって、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するという選択結果を受け付けた場合は、前記判断部によって凹部の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するように前記薬剤供給部を制御することもできる。

    前記構成の一例によると、使用者の判断で、一回服用分の薬剤を一つの凹部に投入するか否かを選択できるため、臨機応変に柔軟な薬剤供給が可能である。

    そして、前記処方データには、一回服用分の薬剤量に関する情報が含まれており、前記判断部は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、一回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容量を導出し、前記導出した必要容量が凹部の容量よりも大きい場合に、凹部の容量が不足すると判断することもできる。

    前記構成の一例によると、処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、必要容量を導出し、この必要容量に基づいて凹部の容量が不足するか否かを判断するので、凹部の容量が不足するか否かを適切に判断できる。

    そして、前記処方データには、複数回服用分の処方に関する情報が含まれ、かつ、各回服用分の薬剤量に関する情報が含まれており、前記判断部は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データ中の、各回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、各回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容量の各々を導出し、前記導出した必要容量の各々に基づいて、凹部の容量が不足するか否かを判断することもできる。

    前記構成の一例によると、凹部の容量が不足するか否かの判断を服用単位で行うことができるため、きめ細かい対応が可能である。

    そして、前記判断部は、前記必要容量として、一回服用分の薬剤を収容するために必要な凹部の必要容積を導出することもできる。

    前記構成の一例によると、必要容積を用いることで、必要容量の導出が容易である。

    そして、前記薬剤包装装置は、前記凹部を容器用フィルムに形成する凹部形成部をさらに備えることもできる。

    前記構成の一例によると、容器用フィルムへの凹部の形成と、形成された凹部への薬剤の投入とを一連に行うことができる。

    そして、本発明の構成の一例に係る薬剤包装装置は、前記薬剤供給装置と、前記凹部に薬剤が収容された状態で前記凹部を封止することで、薬剤を包装する薬剤包装部とを備えることもできる。

    前記構成の一例によると、凹部への薬剤の投入と、この凹部の封止とを一連に行うことができる。

    本発明は、前記構成の一例によると、処方データに応じた、凹部の容量不足の通知に使用者が対応することで、薬剤を凹部に適切に供給できる。 このため、処方された薬剤に対して適切な包装を行うために適した薬剤供給装置及びこれを備えた薬剤包装装置を提供できる。

    本発明の一実施形態に係る薬剤供給装置を備える薬剤包装装置の構成の概略を示す図である。

    同薬剤供給装置の構成を示すブロック図である。

    同薬剤供給装置の動作フローを示すフロー図である。

    次に、本発明につき、薬剤供給装置を備えた薬剤包装装置の一実施形態を取り上げて説明を行う。 本実施形態の薬剤包装装置1は、包装用シート3と蓋シート4とを用いて薬剤Mを自動的に包装することにより、薬剤包装体Pを形成する装置である。

    この薬剤包装装置1は、図1に示すように、包装用シート保持部11、包装用シート供給部12、凹部形成部13、薬剤供給部14、薬剤投入部15、蓋シート保持部16、蓋シート供給部17、蓋シート接着部18、切断部19、印刷部20を備える。 各部は図示しない制御部により制御される。

    包装用シート保持部11は平坦な包装用シート(容器用フィルム)3を保持する。 包装用シート3は、樹脂シートである。 本実施形態の包装用シート3としては、たとえば熱可塑性の樹脂シートが用いられている。 この包装用シート3は長尺帯状であり、巻かれたロール状体3aの状態で、包装用シート保持部11に引き出し可能に保持されている。 包装用シート3の幅方向寸法は、凹部31が1個形成できる寸法である。 平坦な包装用シート3は長尺帯状に限定されるものではなく、(短尺である)平面視四形状とし、包装用シート保持部11に複数の包装用シート3が積み重ねられるように構成されることもできる。 また、本実施形態の包装用シート3は透明である。 このため、包装後の状態において凹部31に収納された薬剤Mを外部から視認しやすい。 なお本実施形態では、透明な包装用シート3が用いられるけれども、包装用シート3は、必ずしも透明である必要はない。 包装用シート3は、たとえば半透明であってもよく、あるいは、不透明であってもよい。

    本実施形態では平坦な包装用シート3を用いることができるので、ロール状に巻かれた状態の包装用シート3を包装用シート保持部11で保持したり、平面視四角形状の包装用シート3を包装用シート保持部11に多数積み重ねて保持したりするよう構成できる。 つまり、包装用シート保持部11において、多数の薬剤包装体Pを形成できる分量の包装用シート3を一度に保持できる。 このため、従来のように収納凹部を有するトレーを1枚ずつ手でいちいちセットする必要がない。 このため、薬剤包装装置の操作者は煩雑な作業から解放される。 なお、前記「平坦」には、後述する凹部形成部13による凹部31の形成に支障のない凹凸や模様が形成された形態を含む。

    包装用シート供給部12は、前記包装用シート保持部11から包装用シート3を取り出して長手方向に供給する。 包装用シート3の供給は、図示のように複数のローラー121…121により、張が調整されつつなされる。 後述の切断部19の直上流に設けられる一部のローラー(図示しない)には駆動力が伝達されて回転するので包装用シート3が引っ張られる。 このため、包装用シート保持部11から包装用シート3が取り出される。 前記包装用シート3の供給は、後述する成形型133により包装用シート3に凹部31を形成する際には停止する。 このため、前記供給は間欠的になされる。 この包装用シート供給部12により、自動的に供給された包装用シート3を成形した上で薬剤Mを投入できるので、容易に包装できる。 なお、包装用シート3の取り出しを行う手段はローラーに限定されない。 包装用シート3の取り出しを行う手段としては、たとえば包装用シート3を挟持して引っ張るような手段を採用することもでき、またアームやゴム板等の種々の手段を採用することもできる。 特に、包装用シート3を平面視四角形状とした場合には、包装用シート3を1枚毎に包装用シート保持部11から取り出すことができるように包装用シート供給部12が構成される。

    凹部形成部13は薬剤供給装置Xの一部を構成し、前記包装用シート供給部によって供給された前記包装用シート3に、長手方向に所定間隔をおいて複数の凹部31…31を形成する。 形成された各凹部31には薬剤Mを収容できる。 凹部形成部13は、熱板131、受け部132、成形型133を備える。 なお、薬剤供給装置Xが凹部形成部13を備えず、あらかじめ複数の凹部31…31が形成された状態の包装シート3を用いて、薬剤包装装置1により包装を行うこともできる。 しかし、本実施形態のように薬剤供給装置Xが凹部形成部13を備えて構成された方が、包装シート3への凹部31の形成と、この凹部31への薬剤Mの投入とを一連に行うことができる点でメリットがある。

    熱板131と受け部132とは、搬送される包装用シート3を挟んで対向しており、各々の対向する面は平面とされている。 包装用シート3に対し、熱板131は下方に位置し、受け部132は上方に位置する。 包装用シート3に対する熱板131及び受け部132の配置は逆にしてもよい。 熱板131にはヒーターが内蔵されている。 受け部132は樹脂からなっており、本実施形態はゴム製である。 熱板131と受け部132とは、電動モータにより駆動されることにより、包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。 熱板131及び受け部132を駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。 熱板131及び受け部132の駆動源は、熱板131及び受け部132を包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。 熱板131及び受け部132の駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。 ヒーターに通電されて熱板131が熱せられた状態で、熱板131と受け部132とが包装用シート3を挟むように接近することにより、包装用シート3を軟化できる。

    熱板131及び受け部132は、長手方向に2包分(凹部31が2個分)の寸法に形成されている。 一方、成形型133で1包分(凹部31が1個分)毎に凹部31が成形されるよう、包装用シート3は間欠的に移動する。 この間欠的な移動に伴い、包装用シート3は2回加熱されてから成形型133に供給されることとなる。 このため、言わば1回目の加熱は「予備加熱」で2回目の加熱は「本加熱」となるので、凹部31の形成のため、包装用シート3を十分に軟化できる。 熱板131及び受け部132は、必ずしも長手方向に2包分(凹部31が2個分)の寸法に形成される必要はない。 1回の加熱によって包装用シート3が十分に軟化するのであれば、熱板131及び受け部132を、長手方向に1包分(凹部31が1個分)の寸法に形成してもよい。 2回の加熱でも包装用シート3が十分に軟化しないのであれば、熱板131及び受け部132を、長手方向に3包分(凹部31が3個分)以上の寸法に形成してもよい。

    成形型133は熱板131及び受け部132の、シート搬送方向下流側に位置する。 成形型133は搬送される包装用シート3に対して下方に位置する雌型133a、同上方に位置する雄型133b及び押え板133cを備える。 雌型133a及び雄型133bは所望の径及び寸法を有する凹部31を形成できるよう、凹部31に対応した形状とされている。 本実施形態で形成される凹部31は、横断面形状が円形であって、図示のように、下方に向かうにつれ径寸法が縮小する形状である。 雌型133aにおける凹状の成形面には複数の吸引孔(図示しない)が形成されている。

    雌型133a、雄型133b、押え板133cは、電動モータにより駆動されることにより、包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。 雌型133a、雄型133b、押え板133cを駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。 雌型133a、雄型133b、押え板133cの駆動源は、雌型133a、雄型133b、押え板133cを包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。 雌型133a、雄型133b、押え板133cの駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。

    雌型133aに対し、雄型133bと押え板133cとが、熱板131により軟化させられた包装用シート3を挟むように接近する。 雌型133aと押え板133cとで包装用シート3を挟んだ状態のまま、前記複数の吸引孔から空気を吸引することにより、包装用シート3に下方に凹んだ凹部31が形成される。 この状態で、さらに雌型133aに対して雄型133bを嵌合することにより、所望の形状の凹部31が確実に形成される。 雄型133bは、必ずしも設ける必要はない。 雌型133aの前記複数の吸引孔から空気を吸引することで所望の形状の凹部31を形成することができるのであれば、雄型133bを省略してもよい。

    なお、本実施形態の成形型133は1組設けられており、一度(雌型133aと雄型133bとの上下動1サイクル)に一個の凹部31を形成するよう構成されているが、包装用シート3の長手方向に沿って、または、包装用シート3の幅方向(図1の表裏方向)に複数組の成形型133を並列させることにより、一度に複数の凹部31…31を形成することもできる。

    薬剤供給部14は、薬剤Mを一時的に貯留し、当該薬剤Mを、処方に関する情報が含まれるデータである処方データに応じて(例えば1回の服用分毎に)薬剤投入部15に供給する。 これにより、凹部形成部13によって包装用シート3に形成された凹部31に薬剤Mが供給される。 前記薬剤供給部14は薬剤Mを一時的に貯留する貯留部141を有し、制御部(図示しない)の制御により貯留部141から選択的に薬剤Mを供給することができる。 この貯留部141は、錠剤用としては、収納カセットや、複数の凹部がマトリックス状に配置されてなる分配枡、散剤用としては、縦断面V字状の凹部を備えた枡部や、円盤状に形成されており処方データに応じて散剤を掻き取るよう構成された散剤分配装置が例示できる。 ただし、薬剤供給部14はこれら例示した形態に限定されず、種々の形態で実施できる。 この貯留部141は、例えば、薬剤Mを種類毎に貯留する複数の種類毎貯留部、または、薬剤Mを1回の服用分毎に貯留する複数の服用分毎貯留部で構成することが可能である。 この場合、薬剤供給部14にて、薬剤Mを供給するために適する状態で、薬剤Mを種類毎または服用分毎に貯留できる。 種類毎貯留部により薬剤Mを種類毎に貯留した場合は、薬剤Mの補充を容易にできる。 また、服用分毎貯留部により薬剤Mを服用分毎に貯留した場合は、貯留した状態のままで薬剤投入部15に供給できる。

    なお、本実施形態の薬剤供給部14は、種々の剤形の薬剤を扱うことができる。 例えば、錠剤、カプセル剤、散剤が挙げられる。 また、本実施形態では固体の薬剤のみを扱うよう構成されているが、場合によっては液体やゲル状の薬剤を扱うことも可能である。

    薬剤投入部15は、前記凹部形成部13によって包装用シート3に形成された各凹部31に薬剤Mを投入する。 本実施形態の薬剤投入部15は、図示のように上広がり形状のホッパーとして構成されており、前記薬剤供給部14の下方に位置する。 なお、液体の薬剤を扱う場合、薬剤投入部15は例えばノズル状等、注出に適した形状に形成される。

    蓋シート保持部16は平坦な蓋シート4を保持する。 本実施形態の蓋シート4としては樹脂シートが用いられている。 この蓋シート4は帯状であり、巻かれたロール状体4aの状態で、蓋シート保持部16に引き出し可能に保持されている。 蓋シート4は、包装用シート3に形成される凹部31の開口を覆うことができるような幅を有する。 本実施形態の蓋シート4の幅は、包装用シート3の幅と同一である。 なお、蓋シート4として、紙や、樹脂がコーティングされた紙を用いることもできる。

    蓋シート供給部17は、前記凹部31の開口を閉鎖するための蓋シート4を、前記凹部31…31が形成されて、各凹部31に薬剤Mが投入された状態の前記包装用シート3に対して供給する。 蓋シート供給部17は、蓋シート4を包装用シート3の上面に供給する。 本実施形態では、蓋シート供給部17は、包装用シート3に対して蓋シート4を上方から供給する。 蓋シート供給部17は、包装用シート3に対して蓋シート4を、側方から供給してもよく、あるいは、下方から供給してもよい。 蓋シート供給部17は、前記蓋シート保持部16から蓋シート4を取り出して長手方向に供給する。 蓋シート4の供給は、図示のように複数のローラー171…171により、張力が調整されつつなされる。 後述の切断部19の直上流に設けられる一部のローラー(図示しない)には駆動力が伝達されて回転するので蓋シート4が引っ張られる。 このため、蓋シート保持部16から蓋シート4が取り出される。 本実施形態では、包装用シート3及び蓋シート4は、共通のローラーによって引っ張られる。 前記供給は、後述する蓋シート接着部18により包装用シート3に蓋シート4を接着する際には停止する。 このため、前記供給は間欠的になされる。 この間欠的な蓋シート4の供給は、包装用シート3の供給と同期している。 なお、蓋シート4の取り出しを行う手段はローラーに限定されない。 蓋シート4の取り出しを行う手段としては、たとえば蓋シート4を挟持して引っ張るような手段を採用することもでき、またアームやゴム板等の種々の手段を採用することもできる。

    蓋シート接着部18は、前記蓋シート供給部17によって供給された前記蓋シート4を、当該蓋シート4によって前記凹部31の開口を覆うことで閉鎖した状態で前記包装用シート3に接着する。 蓋シート接着部18は、熱板181、受け部182を備える。 熱板181と受け部182とは、搬送される蓋シート4及び、包装用シート3の凹部31が形成されていない部分を挟んで対向しており、各々の対向する面は平面とされている。 蓋シート4に対し、熱板181は上方に位置し、受け部182は下方に位置する。 熱板181にはヒーターが内蔵されている。 受け部182は樹脂からなっており、本実施形態はゴム製である。 なお、受け部182は、ヒーターが内蔵された、もう一つの熱板であってもよい。 熱板181と受け部182とは、電動モータにより駆動されることにより、蓋シート4及び包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。 熱板181及び受け部182を駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。 熱板181及び受け部182の駆動源は、熱板181及び受け部182を蓋シート4及び包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。 熱板181及び受け部182の駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。 なお、図示していないが、受け部182には、この受け部182と凹部31とが干渉しないように、凹部31が嵌り込む凹所が形成される。 本実施形態では、受け部182の中央には、凹所として円形の穴が貫通しており、受け部182が上方に移動した際に凹部31に干渉しないようにされている。 熱板181が熱せられた状態で熱板181と受け部182とが蓋シート4及び包装用シート3を挟むことにより、包装用シート3に対して蓋シート4が接着(ヒートシール)されて薬剤包装体Pが形成される。 この接着により、凹部31に投入された薬剤Mが凹部31から漏れ出ないようにされる。 なお、蓋シート4として紙が用いられた場合には、蓋シート接着部18は蓋シート4と包装用シート3との間に接着剤を介在させて接着を行うことができる。

    切断部19は、前記蓋シート4が接着された前記包装用シート3を、両シート3,4を一緒に、1回または複数回の服用分毎に切断する。 本実施形態の切断部19は、包装用シート3を挟んで上方と下方とに位置し、刃先が重なるように移動可能とされた切断刃191,191を備える。 これにより、患者が服用しやすい単位に薬剤包装体Pが分離される。 よって、1回または複数回の服用単位でまとめられた薬剤包装体Pを得ることができる。

    なお、切断刃191の形状を変更することで、包装用シート3及び蓋シート4にミシン目を形成することもできる。 このようにミシン目を形成することにより、患者の都合により薬剤包装体Pを適宜切断できるようになるので、服用や薬剤包装体Pの保管に際して患者の使い勝手が良くなる。 なお、ミシン目以外に、患者による薬剤包装体Pの切断を補助するよう、他の部分よりも剛性を小さくしたり、板厚を薄くした脆弱部を形成したりすることもできる。

    印刷部20は、前記処方データに応じた情報を、前記蓋シート4に印刷する。 この印刷部20により、印刷を一連の工程でできるので、患者に渡すことのできる状態までの薬剤包装体Pの形成が簡単にできる。 印刷内容としては、患者氏名、服用に関する日付、曜日、服用タイミング(食後、食前、食間など)が挙げられる。 本実施形態では、包装用シート3に接着する前の蓋シート4に印刷を行う。 このため、印刷部20は包装用シート3の搬送ラインの上方に位置している。 なお、包装用シート3に接着した後の蓋シート4に印刷を行うこともできる。 印刷方式としては、インクリボンを用いて熱転写する方式が例示できるが、インクジェット式等、種々の方式を採用し得る。

    薬剤供給装置Xについて以下に説明する。 本実施形態の薬剤供給装置Xは、図2(ブロック図)に示すように、前述の凹部形成部13及び薬剤供給部14、そして、処方データ受付部21、判断部22、通知部23、薬剤供給制御部(特許請求の範囲に記載の「制御部」)24、選択結果受付部25を備える。 なお、選択結果受付部25は薬剤供給装置Xに備えられないこともある。

    処方データ受付部21は、薬剤包装装置1(特に薬剤供給装置X)に入力された処方データを受け付ける。 処方データの入力は薬剤師等の使用者によって手作業でなされてもよいし、薬剤包装装置1(薬剤供給装置X)に接続された入力装置によって自動的になされてもよい。

    判断部22は、凹部形成部13において使用中の成形型133により包装用シート3に形成される凹部31に一回服用分の薬剤Mを収容するにあたって、この凹部31の容量が不足する(これはつまり、供給した薬剤Mが凹部31からあふれてしまう可能性があるということである)か否かを、処方データ受付部21によって受け付けた処方データに基づいて判断する。 判断の基準に関しては後述する。

    通知部23は、判断部22によって凹部31の容量が不足すると判断された場合、凹部31の容量不足を通知する。 本実施形態の通知部23は、薬剤包装装置1に設けられた表示部であり、視覚的な表示により使用者に対して通知を行う。 この表示部には種々の表示手段を採用できる。 また、薬剤包装装置1が元から備えている表示部が通知部23を兼ねることもできる。

    薬剤供給制御部24は、判断部22によって凹部31の容量が不足しないと判断された場合、一回服用分の薬剤Mを一つの凹部31に投入するように薬剤供給部14を制御する。 そして薬剤供給制御部24は、判断部22によって凹部31の容量が不足すると判断された場合、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入するように薬剤供給部14を制御する。 この薬剤供給制御部24は、薬剤包装装置1の制御部に設けられることもできるし、薬剤供給装置Xを制御するために独自に設けられることもできる。

    ここまで説明した構成を備えた薬剤供給装置Xによると、処方データに応じて、凹部形成部13において使用中の成形型133により形成される凹部31の容量不足を通知できる。 このため、該通知に使用者が対応することで、適切な容量の凹部31に薬剤Mを供給できる。

    次に、選択結果受付部25は、使用者により選択された選択結果を受け付ける。 選択結果としては、凹部31への薬剤Mの供給を続行するかそれとも中止するかとの選択結果、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入するか否かとの選択結果、一回服用分の薬剤Mを一つの凹部31に投入するか否かの選択結果が例示できるが、その他種々の選択結果であってよい。 各選択結果のいずれかを用いて、薬剤供給制御部24が後述する制御を行う。 この選択結果受付部25は、薬剤包装装置1に設けられた入力部に接続されている。 この入力部には種々の入力手段を採用できる。 また、薬剤包装装置1が元から備えている入力部が選択結果受付部25に接続されることもできる。

    ここで、選択結果受付部25が受け付けた選択結果に応じた薬剤供給制御部24の制御内容について説明する。 まず、通知部23が凹部31の容量不足を通知した後に、選択結果受付部25によって、凹部31への薬剤Mの供給を続行するという選択結果を受け付けた場合、判断部22によって凹部31の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、薬剤供給制御部24は、一回服用分の薬剤Mを一つの凹部31に投入するように薬剤供給部14を制御する。 このような制御により、使用者の判断で、薬剤Mの供給の続行または中止を選択できるため、臨機応変に柔軟な薬剤供給が可能である。 通知部23が凹部31の容量不足を通知した場合であっても、実際には、薬剤Mを凹部31からあふれさせず供給可能な場合があるから、使用者の経験に応じて薬剤Mの供給を行うことができる。

    また、通知部23が凹部31の容量不足を通知した後に、選択結果受付部25によって、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入するという選択結果を受け付けた場合、薬剤供給制御部24は、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入するように薬剤供給部14を制御する。 このような制御により、使用者の判断で、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入するか否かを選択できるため、臨機応変に柔軟な薬剤供給が可能である。 通知部23が凹部31の容量不足を通知した場合であっても、実際には、薬剤Mを一つの凹部31からあふれさせず供給可能な場合があるから、使用者の経験に応じて薬剤Mの供給を行うことができる。

    また、通知部23が凹部31の容量不足を通知した後に、選択結果受付部25によって、一回服用分の薬剤Mを一つの凹部31に投入するという選択結果を受け付けた場合、判断部22によって凹部31の容量が不足すると判断されたにもかかわらず、薬剤供給制御部24は、一回服用分の薬剤を一つの凹部31に投入するように薬剤供給部14を制御する。 このような制御により、使用者の判断で、一回服用分の薬剤を一つの凹部31に投入するか否かを選択できるため、臨機応変に柔軟な薬剤供給が可能である。 通知部23が凹部31の容量不足を通知した場合であっても、実際には、薬剤Mを凹部31からあふれさせず供給可能な場合があるから、使用者の経験に応じて薬剤Mの供給を行うことができる。

    前記処方データには、一回服用分の薬剤量に関する情報が含まれることができる。 この場合、判断部22は、処方データ受付部21によって受け付けた処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、一回服用分の薬剤Mを収容するために必要な凹部31の必要容量を導出する。 判断部22は、前記導出した必要容量が凹部31(具体的には、凹部形成部13において使用中の成形型133により形成される凹部31)の容量よりも大きい場合に、凹部31の容量が不足すると判断する。 なお、本実施形態における「導出」とは、演算による算出のほか、あらかじめ判断部22等に収納されたテーブルを参照することによる導出も含み、種々の手順を許容する。 また、所定の余裕率を見込んで必要容量を導出することもできる。

    このように処方データに一回服用分の薬剤量に関する情報が含まれる場合、処方データ中の、一回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、必要容量を導出し、この必要容量に基づいて凹部31の容量が不足するか否かを判断できる。 このため、凹部31の容量が不足するか否かを適切に判断できる。

    本実施形態の判断部22は、前記必要容量として、一回服用分の薬剤Mを収容するために必要な凹部31の必要容積を導出する。 このように必要容量として必要容積を用いることで、必要容量の導出が容易である。 必要容積は、例えば、薬剤Mの有する体積(中実部分の体積)と、凹部31に投入された状態で薬剤Mの周囲にできることが予想される隙間の体積(空間部分の体積)とを考慮の上、あらかじめ定められており、前記導出は、例えば一回服用分における薬剤Mの組み合わせに応じてなされる。

    更に、処方データに、複数回服用分の処方に関する情報が含まれ、かつ、各回服用分の薬剤量に関する情報が含まれる場合において、判断部22は、各回服用分の薬剤量に関する情報に基づいて、各回服用分の薬剤Mに対する必要容量の各々を導出し、前記導出した必要容量の各々に基づいて、凹部31の容量が不足するか否かを判断する。 この場合、凹部31の容量が不足するか否かの判断を服用単位で行うことができるため、服用単位で適切な容量の凹部31に薬剤を供給できる。

    本実施形態の薬剤供給装置Xは、凹部31に薬剤Mが収容された状態で凹部31を封止することで、薬剤Mを包装する薬剤包装部と組み合わされて薬剤包装装置1を構成することができる。 薬剤包装部は、前述の蓋シート保持部16、蓋シート供給部17、蓋シート接着部18により構成される。 この薬剤包装装置1は、包装用シート3への凹部31の形成と、形成された凹部31に薬剤Mが収容された状態で封止することとを一連に行うことができる。

    次に、図3に動作フローを示す。 まず、必要容積が導出される(ステップS1)。 次に、必要容積が一つの成形型(により形成される凹部31の容積)よりも小さいか否かが判断される(ステップS2)。 是(図3中の「YES」、以下同じ)であった場合、包装用シート3に凹部31を形成し、包装処理がなされる(ステップS3)。

    ステップS2で否(図3中の「NO」、以下同じ)であった場合、通知部23により使用者に対してエラー通知がなされ(ステップS4)、続いて、選択結果受付部25が受け付けた選択結果から、凹部31への薬剤Mの供給を中止するか否かが判断される(ステップS5)。 是の場合そのまま終了する。

    ステップS5で否であった場合、選択結果受付部25が受け付けた選択結果から、複数の凹部31…31に分けるか否かが判断される(ステップS6)。 是であった場合、一回服用分の薬剤Mを複数の凹部31…31に分けて投入する(分割処理する)ように薬剤供給部14を制御し(ステップS7)、続いてステップS3に移る。 ステップS6で否であった場合、前記分割処理を行わずにステップS3に移る。

    以上のように構成された本実施形態の薬剤供給装置Xを備えた薬剤包装装置1によると、包装用シートの供給、複数の凹部31…31の形成、薬剤Mの投入を自動的に行うことができる。 よって、容易にブリスター包装を行うことができる。

    以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。

    1 薬剤包装装置 X 薬剤供給装置 11 包装用シート保持部 12 包装用シート供給部 13 凹部形成部 133 成形型 14 薬剤供給部 15 薬剤投入部 16 蓋シート保持部 17 蓋シート供給部 18 蓋シート接着部 19 切断部 20 印刷部 21 処方データ受付部 22 判断部 23 通知部 24 制御部、薬剤供給制御部 25 選択結果受付部 3 容器用フィルム、包装用シート 31 凹部 4 蓋シート M 薬剤

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