Machine to fit shoe side and heel seat part to last

申请号 JP11101792 申请日 1992-04-30 公开(公告)号 JPH05146305A 公开(公告)日 1993-06-15
申请人 Busm Co Ltd; ブリテイツシユ ユナイテツド シユー マシーナリー リミテツド; 发明人 JIYON REIMONDO BUEIRU; FURANSHISU BARII SHIYAAPU; MAAKU KUUIIBERU BURAZAAUITSUKU; AREN SANDAASON;
摘要 PURPOSE: To move a shoe after completion of form matching with a last quickly by forming a shoe support with a form matching pin, toe support and heel tightening mechanism, equipping the shoe support with two side matching assemblies and a heel seat wiper mechanism, and swinging the heel tightening mechanism about a pivot as the center.
CONSTITUTION: On a shoe support 20, a work for shoe is located using a form matching pin 24 installed upright on a slide rod 78 in such an arrangement that the instep is positioned down and the heel facing up. The heel of this work of shoe is tightened by a seat fixing member 100 and a heel level gauge 110, and a toe support 30 is moved on the slide rod 78 so that fitting of the toe is established. Then a side form matching assembly is contacted with both sides of the work. When necessary processes at this stage are completed, for example sewing, nailing, etc., the pin 24 is sunk and the level gauge 110 is raised, and the work tightened is released and rotated round a pin 96. Thus the work can be sent to the next process quickly.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 靴の側部及びかかと座部分を靴型に合わせる機械であって、 靴型上の甲皮と、靴型底部の中底とから成る靴を底部を上にして転倒して支持する靴支持体(20)と、 該靴支持体(20)の各々の側に一個づつ配設された2
    個の側部靴型合わせアセンブリ(230)と、 一対のワイパ板(174)から成るかかと座ワイパ機構(170)とから成る靴の側部及びかかと座部分を靴型に合わせる機械であって、 前記靴支持体(20)が、 靴型の型合わせピン・ホールを受ける型合わせピン(2
    4)と、 型合わせピン(24)によって支持された靴のつま先端を支持するつま先支持体(30)と、 かかと座ワイパ機構(170)の動作に先立ち、前記靴のかかと端を固定するかかと緊締機構(150)を有する前記機械において、 該かかと緊締機構(150)をそのかかと端が固定された靴に対して横に延びる枢軸(158)を中心に回動運動するように取りつけたことにより、 かかと座を靴型に合わせる動作が靴のかかと座で行われた後、靴のかかと端がかかと緊締機構(150)による固定状態を保っている間に型合わせピン(24)が引き抜かれた後に、該かかと緊締機構(150)の回動が靴を機械の動作部位から移動するように作用すると共に、 前述のように回動されたときにかかと緊締機構(15
    0)によって保持されている靴を受ける靴受理装置(3
    30)を備え、靴が前記緊締機構(150)から前記靴受理装置(330)へと解放されることを特徴とする機械。
  • 【請求項2】 かかと緊締機構(150)の回動が前述のように前記靴受理装置(330)へと解放された靴を転倒させるように作用することを特徴とする請求項1に記載の機械。
  • 【請求項3】 靴受理装置(330)がプラットフォーム(330)を備え、該プラットフォームは複数の位置の間で移動可能であり、該位置の各々で別の機械の作業ステーションと位置合わせされ、該プラットフォーム(330)から、その上に設置された靴をプラットフォーム(330)が前述のように位置合わせされた作業ステーションへと前進させることが可能であることを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の機械。
  • 【請求項4】 該プラットフォーム(330)が可撓部材(330)のほぼ平坦な部分から構成され、機械の動作部位から離れた該可撓部材の端は滑車又はこれに類する部品を越えて延び、該滑車又はこれに類する部品を越えた該部材(330)の部分は該平坦部分の平面から角度を以て延び、プラットフォーム(330)を構成する部分がその上に載置された靴を同伴して前進すると、前記部分は前記平面から次第に離れ、ひいては前記靴を位置合わせされた作業ステーション上に解放するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の機械。
  • 【請求項5】 靴がプラットフォーム(330)上に最初に受理された後にプラットフォーム(330)は一定距離を前進して、靴をかかと緊締機構(150)から解放し、その後、該かかと緊締機構が動作位置から外れて回動されることを特徴とする請求項3及び4のいずれか1項に記載の機械。
  • 【請求項6】 プラットフォーム(330)と共に移動するように押出し部材(344)を設け、該部材(34
    4)はそれがプラットフォーム(330)上に受理された靴と接触する動作位置と、動作位置から外れた位置との間を移動可能であることを特徴とする請求項3乃至5
    のいずれか1項に記載の機械。
  • 【請求項7】 かかと緊締機構(150)が靴支持体(20)の型合わせピン(24)により支持された靴のかかと端を締めつけるようにこれと係合可能な動作位置と、動作位置から外れた位置との間を移動可能であると共に、 該かかと緊締機構(150)が前記靴が靴型に合わせられた後に、該機構によって固定された靴を同伴して動作位置から外れた位置へと移動され、その後、前記の位置でかかと緊締機構(150)が前述のように回動されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の機械。
  • 【請求項8】 靴支持体(20)が更に靴のかかと端位置決め機構(86)を備え、該かかと端位置決め機構は、 型合わせピン(24)を靴の長手方向に位置合わせするために型合わせピンにより支持された靴のかかと端により接触可能な基準部材(94)と、 前記靴のかかと座領域で靴底の高さを設定可能であるかかと座高さゲージ装置(110)とを備えており、且つ、 該かかと端位置決め機構(86)とかかと緊締機構(1
    50)とは各々動作位置と動作位置から外れた位置との間で移動可能であり、該位置決め装置(86)が先ずその動作位置へと移動されることによって、型合わせピン(24)により支持された靴を前述のように位置決めし、その後、前記機構(86)が動作位置から外れた位置に移動され、かかと緊締機構(150)がその動作位置へと移動される構成であることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載の機械。
  • 【請求項9】 かかと緊締機構(150)はそれが前述のように靴と固定係合状態にある間に、回動運動が行われる前にその動作位置から外れた位置へと移動されることを特徴とする請求項8に記載の機械。
  • 【請求項10】 型合わせピン(24)は型合わせピン(24)により支持された靴のかかと座領域を所望の高さ位置に移動するように、マウント(118)内で高さ方向に滑動するように立設された柱(116)により担持され、該柱(116)を該マウント(118)上の所定位置に固定するためのロック機構(126)を設けたと共に、 該マウント(118)は靴底の横方向に延びる枢軸(1
    20)を中心に揺動運動するように実装されたことによって、靴のかかと端が前記基準部材(94)と接触する位置へと移動することを容易にしたことを特徴とする請求項8及び9のいずれか1項に記載の機械。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は靴型上の甲皮と、靴型の底部の中底とから成る靴を底部を上にして転倒して支持する靴支持体と、該靴支持体の各々の側に一個づつ配設された2個の側部靴型アセンブリと、一対のワイパ板から成るかかと座ワイパ機構とから成る靴の側部及びかかと座部分を靴型に合わせる機械であって、前記靴支持体が、靴型の型合わせピン・ホールを受ける型合わせピンと、型合わせピンによって支持された靴のつま先端を支持するつま先支持体と、かかる座ワイパ機構の動作に先立ち、前記靴のかかと端を固定するかかと緊締機構とから成る前記機械又はその改良に関する。

    【0002】

    【従来の技術】このような機械の生産性を向上させるため、靴の型合わせ動作が終了した後に靴が型合わせピンから引き抜かれ、機械の動作部位から取り外される形式の自動移送装置を備えることが過去において提案されている。 (米国特許第4,599,759号明細書参照)しかし、
    このような装置を使用すると、靴を自動移送装置から移動する際に靴が機械の動作部位に位置する動作部品と抵触しないためには、靴の支持体自体を機械の動作部位から移動する必要がある。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題は、靴の型合わせ動作が終了した後に、靴支持体を機械の動作部位から移動する必要がある別個の自動移送装置に依存することなく、靴を迅速に移動することができる、靴のかかと座及び側部を靴型に合わせる機械を提供することである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】前記の課題は本発明に従って、前述の機械において、かかと緊締機構をそのかかと端が固定された靴に対して横に延びる枢軸を中心に回動運動するように取りつけたことにより、かかと座を靴型に合わせる動作が靴のかかと座で行われた後、靴のかかと端がかかと緊締機構による固定状態を保っている間に型合わせピンが引き抜かれた後に、該かかと緊締機構の回動が靴を機械の動作部位から移動するように作用すると共に、前述のように回動されたときにかかと緊締機構によって保持されている靴を受ける靴受理装置を備え、靴が前記緊締機構から前記靴受理装置へと解放される構成によって解決される。

    【0005】このように、前記の機械を使用することによって付加的な自動移送装置は必要なくなり、更に、靴支持体は靴の除去を容易にするために機械の動作部位から移動しなくてもよい。

    【0006】更に、機械の生産性を一層高めるため、靴支持体は型合わせピンを靴の長手方向に位置合わせするために型合わせピンにより支持された靴のかかと端と接触可能な基準部材と、前記靴のかかと座領域で靴底の高さを設定可能であるかかと座高さゲージ装置とから成る靴のかかと端位置決め機構をも備えており、且つ、該かかと端位置決め機構とかかと緊締機構とは各々動作位置と動作位置から外れた位置との間で移動可能であり、該位置決め装置が先ずその動作位置へと移動されることによって、型合わせピンにより支持された靴を前述のように位置決めし、その後、前記機構が動作位置から外れた位置に移動され、かかと緊締機構がその動作位置へと移動される構成であることが好ましい。

    【0007】このようにして、かかと緊締機構が靴を動作部位から移動することに係わっている間、動作部位は次に加工される靴を装填するために空けられ、次の靴はかかと端位置決め機構を用いて位置決めされることができることが理解されよう。 更に詳細に延べると、好ましい実施例では、かかと緊締機構は前述のように靴と固定係合状態にある間、それが回動運動する前に動作位置から外れた位置へと移動される。

    【0008】更に、靴型合わせ動作の終了時に、かかと緊締機構によってのみ固定状態が保たれるように靴を解放する必要があるので、型合わせピンは靴型の型合わせピン・ホールから抜き出さなければならないことが理解されよう。 更に、靴型合わせピンは靴が靴の踵端位置決め機構の基準部材と接触状態になるように移動できるように、靴の充分な移動を許容できなければならない。 従って、前述の双方の目的のため、型合わせピンは便利に、型合わせピンにより支持された靴のかかと座領域を所望の高さ位置に移動するように、マウント内で高さ方向に滑動するように立設された柱により担持され、該柱を該マウント上の所定位置に固定するためのロック機構を設け、且つ該マンウトは靴底の横方向に延びる枢軸を中心に揺動運動するように実装されたことによって、靴のかかと端が前記基準部材と接触する位置へと移動することが容易にされている。

    【0009】従来の靴製造では、側部及びかかと座の靴型合わせ動作はつま先の型合わせ動作の後に行われるので、側部及びかかと座の靴型合わせ動作の終了時には、
    型合わせ動作は完全に完了している。 更に、従来の技術ではこのような靴は次に熱供給装置に送られ、靴型合わせ動作で加えられた型合わせ応は前記の熱供給装置で緩和されることができるので、引き続いて靴が靴型から取り出されるときに靴は伸張され、又は圧迫された形状を保持する。 この動作は熱供給動作として知られている。 一般に、熱供給動作は靴型合わせ動作で最大の応力を受けた靴の部分に、多くの場合比較的高速度で、加熱された空気を送り込む機械で行われる。 このような機械の一つが英国特許出願第2,088,195 号に詳細に記載されている。 このような機械では、靴は転倒してコンベヤ上に載置される。 従って、本発明に基づいて、前述のようなかかと緊締機構の便利な回動が靴を転倒する作用を行い、このようにして靴は反転状態で前記靴受理装置上へと解放される。

    【0010】前述の熱供給装置は多重管路機械である。
    すなわち、これは複数個の管路を備えていて、これらの管路に沿って靴をその上で熱供給動作を行う機械を通して搬送することができる。 従って、本発明に基づいて便利に、靴受理装置はプラットフォームを備え、このプラットフォームは複数の位置の間で移動可能であり、該位置の各々で別の機械の作業ステーションと位置合わせされ、該プラットフォームから、その上に載置された靴をプラットフォームが前述のように位置合わせされた作業ステーションへと前進させることが可能である。 勿論、
    このようにして靴受理装置は靴を連続的に熱供給装置の異なる作業ステーションへと給送するように構成されていることが理解されよう。

    【0011】プラットフォームは便利に可撓部材のほぼ平坦な部分から構成され、機械の動作部位から離れた該可撓部材の端は滑車又はこれに類する部品を越えて延び、該滑車又はこれに類する部品を越えた該部材の部分は該平坦部分の平面から度を以て延び、プラットフォームを構成する部分がその上に載置された靴を同伴して前進すると、前記部分は前記平面から次第に離れ、ひいては前記靴を位置合わせされた作業ステーション上に解放するように構成されている。 更に便利に、靴がプラットフォーム上に最初に受理された後にプラットフォームは一定距離を前進して、靴をかかと緊締機構から解放し、その後、該かかと緊締機構が動作位置から外れて回動される。

    【0012】さて次に靴のかかと座と側部を靴型に合わせるための一つの機械は添付図面を参照しつつ詳細に説明するが、前記の靴型合わせローラ及び機械は単に本発明の非限定的な例として説明するために選択されたものである。

    【0013】

    【実施例】

    【0014】以下に説明する機械は、その動作で靴型の底に中底を有する靴型上に支持され、つま先部分はすでに型合わせされている靴の甲皮のかかと座と側部とが型合わせされる、いわゆるかかと座及び側部型合わせ機である。 更に述べると、側部の型合わせはかかとの中腹線の領域からつま先の方向に最初に開始され、その後、かかと座部分の型合わせが行われる。

    【0015】従ってこの機械は、つま先端部分の型合わせは既に終了し、側部とかかと座の型合わせ動作が行われる靴を転倒して支持する参照符号20で全体的に示された靴支持体(図3)を備えている。 この目的のため、
    靴支持体20はスライド26内を靴の縦の中心線を横切って限定付で滑動することができる型合わせピン24を含むジャック柱22(図3及び図6)を設けており、前記スライド26自体はジャック柱22により支持されたもう一つのスライド28上を靴のほぼ長手方向に正確に滑動するように取り付けてある。 このようにして、靴底のかかと座領域を機械の、以後ぬぐい面と呼ばれる面と正確にレベル合わせすることができる。

    【0016】靴支持体20は更に全体的に参照符号30
    で示されたつま先支持体(図3及び図4)を備えており、これは靴のつま先端用のほぼV形の支持面を相互に形成する内向きの傾斜面を有する2個のブロック32を備えている。 ブロック32は互いの方向に、又は互いに離反するように揺動運動する2個のレバー34から成るリンク部材上に支持されており、リンク33はレバー3
    4の相互間に延びていて、これらのレバーを等距離だけ移動せしめるようにされている。 レバー34は各々が独自のピポット36にて支持ブロック38上で回動運動するように実装されている。 レバー34の下部の分岐端3
    4aの間にはピストン−シリンダ機構40が延びており、この機構によってレバーの下端が互いに引き寄せられ、又は離反して、ブロック32が互いに離反し、又は接近する運動が行われる。 枢軸42もレバー34の両下端部の間に設けられ、前記端の一つに固定され、分岐した下端部の他端34aに固定されたブロック内に滑動自在に収納されている。 この枢軸42は参照符号44で全体的に示した空気圧作動のバー・ロック機構の一部を形成しており、この機構によってブロック32は調整された位置に鎖錠することができる。

    【0017】ブロック38に対する靴のつま先端部の高さ位置を決定するため、支持ブロック38上の直立したブラケット56上に揺動自在に軸着された片持ち板54
    が設けられている。 この片持ち板54はリップ54aの傾斜面がジャケット柱上に載置された靴のつま先部の先端と接触可能な動作位置へとばね付勢され、このようにして前記リップは前記靴のつま先の高さのデータを供給する。 後述するように、片持ち板54と連結してインダクタンス・スイッチ58が備えられ、このスイッチは片持ち板が靴と接触して揺動すると信号を供給し、この信号に応答してブロック32は互いの方向に移動せしめられ、ひいては靴を上方に前記リップ54aの方向へと強制的に移動させる。

    【0018】支持ブロック38は靴支持体20内で高さ調整運動するために取り付けられ、そのため、もう一つの支持ブロック48内で縦の滑動を行うように取り付けられたスライド棒46上に支持されている。 このスライド棒46はその下端で玉ねじ50をねじ山で受け、この玉ねじはもう一つの支持ブロック48の下側に担持されたステップモータ52の出力に接続されている。 このようにして、スッテプモータ52が起動すると、支持ブロックの、ひいてはブロック32と片持ち板54の高さ調整移動が行われる。 こうしてつま先支持体の高さ位置を加工されている靴のスタイルに応じて決定することができる。

    【0019】もう一つの支持ブロック48は枢軸60上で靴底に対して横方向へと滑動するように取り付けられ、もう一つの支持ブロック48が枢軸60に沿って移動する際にこれを“安定”させるため、枢軸60と平行に、且つこれと間隔を隔てて方形の棒(図示せず)が備えられている。 枢軸及び棒は後述するように、つま先支持体30のキャリッジ64内に実装されている。 もう一つの支持ブロック48を枢軸に沿って滑動させるため、
    ひいてはブロック32によって支持される靴の幅に亘ってブロック32を滑動させるため、−この機構は左と右の靴のつま先端が、靴のかかと座の縦の中心線を靴支持体の(ひいては靴支持体がその一部を形成する機械の動作位置の)縦の中心線に対して正確に位置合わせされて機械内に支持されることができるように備えられている。 −もう一つのピストン−シリンダ機構66が備えられている。 更に、このようなもう一つの支持ブロック4
    8の前記の横方向移動を制限するため、突片68(図3
    にのみ図示)の形式の2個の片持ち部が管路70内で滑動するように実装され、前記管路によって突片は回動運動を制限されている。 突片自体はねじ付棒(図示せず)
    上に取り付けられ、ねじ山の半分は左巻きであり、別の半分は右巻きであるので、前記棒が回動すると、突片6
    8は互いの方向に、又は互いに離反して移動する。 棒自体はキャリッジ64内に支持され、ステップモータ74
    によって駆動され、このステップモータもキャリッジ6
    4上に実装されている。 従ってステップモータ74への適当な信号によって、突片68はブロック32により支持される靴のつま先端のサイズ(特に幅)に応じた突片相互間の所望の関係で位置決めすることができる。 更に、もう一つの支持ブロック48上に担持されたピン7
    6が突片68と連動している。 このように、ピン76が突片68の一方又は他方と係合することにより、支持ブロック48の位置、ひいてはブロック32の靴の幅方向での位置を確定することができる。

    【0020】キャリッジ64は片側がスライド棒78によって、又別の側が型合わせピン24により支持された靴の長手方向に延びる方形棒80によって支持されている。 このようにしてキャリッジ64は異なる長さの靴を収納するため、ジャック柱22に対して前記長手方向に滑動することができる。 このような滑動運動を行うため、ピストン−シリンダ機構82が設けられ、その一端は靴支持体20のフレーム部83に固定され、他端はキャリッジ64に固定されている。 線形電位差計84も備えられ、その一端はフレーム部83に固定され、他端はキャリッジ64に固定されており、ジャック柱22に対するつま先支持体の位置に対応する信号を供給することによって、加工される靴の長さを“計測”することができる。

    【0021】靴支持体20は更に参照符号86で全体的に示された靴のかかと端位置決め機構(図3及び図5)
    を備えており、この機構は靴支持体20のフレーム上に担持されたピボット90を中心に回動運動するように実装されたフレーム部88上に担持された鋳物87を備えている。 このように、靴のかかと端位置決め機構86は動作位置(図3に示す)と動作位置から外れた位置との間で揺動運動するように取り付けられている。 このような揺動運動を行うために、更に2個のピストン−シリンダ機構92が備えられ、その各々はフレーム部88のそれぞれの側に連結され、靴支持体20のフレームの固定部上に取り付けられている。

    【0022】鋳物87によって板部材94が支持され、
    この板部材は靴の靴支持体20内の長さデータを提供するためにジャック柱22上に載置された靴の背部の継ぎ目領域と接触可能である。 板94はピボット96を中心にジャック柱22の方向にばね付勢されている。 板は靴と接触すると、ジャック柱から離反する方向へと強制され、(図3では時計回り方向)ひいてはインダクタンス・スイッチを起動する。 後述するように、このスイッチの起動に応答して制御信号が供給される。

    【0023】鋳物87上には更に2個のいわゆる座固定部材100が設けられ、その各々が鋳物上でピボット1
    02を中心に揺動運動するようにされている。 更に部材100の一つの後端部はピストン−シリンダ機構104
    に連結され、固定部材100が連結棒106によって連結されていることにより、この固定部材は互いに接近して、又は離反して等距離だけ移動せしめられる。 固定部材100が靴のかかと端の方向に等距離に移動することによって靴のかかと座が中心に置かれる。 すなわち、靴のかかと座の縦の中心線が靴支持体の縦の中心線と一致するように位置決めされる。 固定部材100は各々固定パッド108を支持しており、このバッドはかかとの中腹線の近傍の靴の薄端部の領域と適合する形状にされている。

    【0024】鋳物87上には更にかかと座の高さゲージ装置110(図3)が実装されている。 この装置110
    は鋳物87上に揺動自在に取り付けられたレバー112
    上に担持され、ピストン−シリンダ機構114が前記の揺動運動を行うために鋳物87の下側に担持されている。 前記装置110はこの装置からの対象の距離を検知できる光電スイッチ(レンジ・ファインダ)の形式である。 このような装置は従来形のものであり、容易に入手できる。

    【0025】ジャック柱22は柱116(図3及び図6)から成っており、その上には前述のように正確な移動のためにスライド28が実装されている。 柱116はこれによって鋳物118の形式のマウント内に支持されている靴の底の高さ方向に滑動可能であり、前記鋳物1
    18は後述するように、前記靴の幅方向に延びる枢軸1
    20(図6)を中心に限定された揺動運動を行うように実装されている。 柱116の高さ方向に移動させるため、鋳物118の底端部にはピストン−シリンダ機構1
    22が取り付けられ、そのピストン棒は柱116と連動するように連結されている。 更に線形電位差形124が柱116の移動と連動し、これによって鋳物118に対する柱116の高い位置を監視することができる。 全体的に参照符号126で示した空気圧作動のバー・ロック機構は柱116をその調整された高さ位置に鎖錠する動作を行う。

    【0026】ピボット118での鋳物118の限定された揺動、すなわちピボット運動を行うため、ピストン−
    シリンダ機構128が靴支持体20のフレーム上に実装され、132の部位で鋳物118に揺動自在に枢軸された棒130と連結されている。 ピストン−シリンダ機構128は複動機構である。 全体的に参照符号134で示された別の空気圧式バー・ロック機構が棒130に作用してこれを鎖錠し、ひいては鋳物118及びジャック柱130を靴底の長手方向に延びる位置に鎖錠する。

    【0027】つま先支持体30のキャリッジ64には更に全体的に参照符号138で示されたバー・ロック(図3)も備えられている。 この機構はスライド棒78がそれを貫通する開口部を有し、支持体142内に揺動自在に取り付けられたロック板140から成り、ピストン−
    シリンダ機構144の作用を受けたこのロック板140
    の揺動運動によって板140はスライド棒78に対して鎖錠される。 支持体142自体はピボット143を中心に限定された揺動運動を行うようにキャリッジ64内に取り付けられ、この限定は停止棒(図示せず)によって決定される。 この機構の作用は、バー・ロック機構13
    8が作動され、板140がスライド棒78と固定係合した状態でも、後述する目的でキャリッジがジャック柱2
    2から離反する方向で停止棒146により定められた限定された運動を行うことができるような作用である。

    【0028】靴の型合わせを行う場合、操作員が先ず、
    つま先の型合わせが既になされている靴を型合わせピン24上に載せ、次に靴を板部材94の方向に押しやると、スライド28及びこれに付随して型合わせピンが靴の長手方向へと滑動せしめられる。 更に、この段階ではジャック柱の移動を容易にするためにピストン−シリンダ機構128によって加えられる平衡圧だけを受けたジャック柱22も板94の方向に移動する。 靴の背部の継ぎ目と板94とが接触すると、インダクタンス・スイッチ98が起動されて信号が発生され、これに応答して第1にかかと座高さゲージ装置110が動作位置から逸れた位置から動作位置へと移動され、更に加圧液がピストン−シリンダ機構82に供給され、キャリッジ64、ひいてはつま先支持体30をジャック柱22の方向へと移動せしめる。 ピストン−シリンダ機構は先ず前記の移動を促進するために比較的高圧を加えられた液体が機構8
    2に供給され、その後圧力は減圧されるが、キャリッジの移動を保持するには充分な圧力である。 この段階では更にブロック32が相互間の間隔を隔てられる。

    【0029】つま先支持体30が靴のつま先端ブロックに到達すると、つま先端の側部がブロック32と接触し、又、靴のつま先端の先端が片持ち板54のリップ5
    4aの下部と接触することによって、片持ち板は逆時計回り方向に揺動し(図3を参照)、その結果インダクタンス・スイッチ58が起動されることに応答して信号が発生される。 この信号に応答して、第1にバー・ロック機構138が作動されてキャリッジ64を所定位置に鎖錠し、その後、液体圧がピストン−シリンダ機構82の反対側に加えられ、それによってキャリッジ64は支持板142の揺動運動の制約の範囲内で板部材94から僅かに後退する。 このようにして、靴はこの段階で板94
    へと押しやらなくても所定位置に保持される。 この状態で、インダクタンス・スイッチ58の起動に応答して発生された信号は同時にブロック32を相互の方向に移動させ、更にピストン−シリンダ機構122への加圧液の供給に応答してジャック柱の柱116を上昇させる。 このように靴を板94の方向に押しやらずに、ひいてはその靴型から外れないように行うことができるジャック柱の上方移動は、かかと座高さゲージ装置110によって監視され、この装置は線形電位差計124と連動して、
    靴底の中底を靴支持体の高さ基準面へと移動させる。 この高さ基準面は機械の前述の拭い面との関連で決定される。 ブロック32の内向きの運動は、その表面が傾斜していることにより、靴のつま先をリップ54aの下側方向に押しやり、それによって靴のつま先を所望のつま先高さの基準面に配置する機能を果たし、同時に靴のつま先端を中心線に合わせる機能を果たす。

    【0030】この点に関連して、機械は加工される靴が右であるか左であるかに応じて予めセットされ、支持ブロック48はそれに従って、ピン76が突片68のいずれと係合するかにより確定されて、既に位置決めされていることに留意されたい。 更に、突片の位置は加工される靴のスタイルに従って既に決定されており、これがつま先支持体30の高さにもなる。

    【0031】この段階で、かかと座固定材100は内側に移動されて、そのパッド108はかかとの中腹線の領域の薄端線のレベルで靴と接触し、これを固定し、且つこれを中心位置に置く。 かかと座の高さゲージ装置11
    0はその後、退避される。 その後、つま先支持体30をジャック柱22から離反するように押しやるためのピストン−シリンダ機構82への液圧の供給は中断され、更にバー・ロック機構44も起動されて、ブロック32を所定位置に鎖錠する。

    【0032】このようにして靴を位置決めした後、その長さを線形電位差計84によって後続の型合わせ動作の準備のために“計測”することが可能である。

    【0033】本発明に従って機械は更に全体的に参照符号150で示されるかかと緊締機構(図7、図8及び図9)を備えており、この機構によって従来型のかかとバンド152を靴支持体20によって支持された靴のかかと端と係合状態にすることができる。 勿論、この機構が靴のかかと端部と係合するためには、先ず靴のかかと端位置決め機構86を前記かかと端との係合状態から離脱させることが必要であることが理解されよう。 この目的のため、前記機構は勿論、前述のようにピボット90を中心として動作位置へと、又、動作位置から外れた位置へと揺動運動するようにフレーム部分88上に実装されている。

    【0034】かかと緊締機構150は2個の後方に延びる突片156を備えた鋳物154を備えており、この突片によって鋳物は靴底に対して横方向に延びる支持棒1
    58上に取り付けられている。 鋳物にはそれぞれの側に一個ずつ、2個のベルクランク・レバー160が取り付けられ、その前端(すなわちジャック柱22の方向)はかかとバンド152の翼部を支持している。 レバー16
    0の後端部の間にはピストン−シリンダ機構162が支持され、それによってこの機構の起動によりレバー16
    0の前端は互いの方向に、又は互いに離反するように移動せしめられ、ひいては靴のかかと端部がかかとバンド152によって緊締され、その後解放されることが可能である。

    【0035】支持棒158自体はその両端でフレーム1
    64によって支持され、このフレームは靴支持体により支持された靴底の幅方向に延びる枢軸166を中心に揺動自在に軸着されることによって、かかと緊締機構15
    0はそれが型合わせピン24により支持された靴のかかと端と係合可能な動作位置(図8を参照)と、動作位置から外れた位置(図9を参照)との間を移動することができる。 ピストン−シリンダ機構168は機械フレームの固定位置上に実装され、前記の揺動運動を行うようにフレーム164と連結されている。

    【0036】機械は更に参照符号170で全般的に示されたワイパ機構(図10)を備えており、これは基本的に従来型の構造であり、ピストン−シリンダ機構(図示せず)の動作によりジャック柱22の方向に、又、それから離脱するように滑動可能なワイパ・ヘッド172を備えている。 ワイパ・ヘッドは一対のワイパ板176を支持しており、このワイパ板はカム板176の作用によって靴のかかと端の上で前方、内向きの拭い動作を行う。 ワイパ・ヘッド172は全体が動作位置へと移動可能であり、この位置はかかとバンド152の背面と接触し、かかとバンドを靴の背部継ぎ目領域と接触するように移動させるブロック178によって決定される。 このようにして、ワイパ・ヘッドは常に、ワイパ板の前方、
    内向きの拭い運動の開始前に、靴のかかと端に対する所望の関係を以て位置決めされる。 更に詳細に説明すると、ブロック178はワイパ・ヘッド内に収納され、ジャック柱から離れる方向にばね付勢されているスピゴット180上に取り付けられ、調整可能な停止ピン182
    がブロック内に備えられ、ワイパ・ヘッドに対するブロックの位置を決定するためにワイパ・ヘッドの表面と接触している。 ブロック178にはその対向端に2個の翼178aを備え、この翼によってブロックはかかとバンドの背部継ぎ目領域の対向する両側でかかとバンド15
    2の背面と接触し、圧接されている。 このように、停止ピン182の位置を変更することによって、ワイパの前方及び内向きの拭い運動の前に、ワイパの初期位置相互間の関係、ひいてはワイパ板が靴の甲皮を拭う量を予めセットすることができることが理解されよう。

    【0037】かかとバンドは移動の最終段階で、前進するワイパ・ヘッド172によって靴のかかと端部と係合するように押圧されるので、かかとバンドは靴のかかと座が位置する面と平行、もしくはほぼ平行な方向に移動し、それによって甲皮がその靴型から離脱する危険を最小限にすることが理解されよう。 このような離脱はバンドがアーチ状の経路を辿ってこれと固定係合状態になる場合には当然起こり得るものである。

    【0038】靴のかかと端が前述のようにしてかかとバンドと係合した後、ピストン−シリンダ機構162が作動して靴の側部に対する緊締圧によってかかとバンド1
    52の翼を閉じる。

    【0039】靴支持体20には座固定部材100に加えて、2個の付加的な、もしくは補助的な側部固定部材1
    84(図5)が備えられ、これはそれぞれの側に一個ずつ、靴支持体のフレーム部分上に取り付けられ、ピストン−シリンダ機構186の動作によって靴支持体により支持された靴と係合するように移動可能である。 後に説明するように、勿論かかと端位置決め機構86の一部を形成する座固定部材100が、かかとバンド152が靴のかかと端と係合状態による前に退避されると、側部固定部材184はつま先支持体30と協同して靴を靴支持体に固く保持する。

    【0040】本発明に従った機械は更に参照符号190
    で全体的に示された接着材供給装置(図12)を備えている。 この装置190は2個のノズル192を備えており、その各々が融解室194と、参照符号196で全体的に示された給送機構(図1を参照)とに連結しており、この給送機構によって接着材を融解室194に給送することができる。 いずれにせよ、この給送機構196
    は米国特許第4,599,759号明細書に記載されているので、ここでは詳細には説明しない。

    【0041】ノズル192は中底の対向する両側の境界部に沿った別個の経路を辿り、各々の経路は任意の適当な制御を受けるが、プログラム制御を受けることが好ましい。 2個のノズルは同様に実装されており(しかし、
    鏡面対称ではない)、ここではその一個だけを説明する。

    【0042】機械の主フレームの外側に沿って、キャリッジ200がその上を移動可能である2本の平行なスライド棒198(図11及び図12)が延びている。 そのために、ステップモータ202がギヤボックス203を介して、対向する両端にドライブ・プーリ205を有する駆動軸204を駆動する機能を果たす。 各プーリの周囲にはキャリッジ200と連結されたタイミング・ベルト206が張設されてる。 遊び車207はスライド棒1
    98の対向する両端に配置されている。

    【0043】キャリッジ200から直立しているブラケット208(図12)上には、ピボット209を中心に揺動するようにレバー210が取り付けられ、一方、このレバー上にはキャリヤ・ブロック212が支持されている。 キャリヤ・ブロック212はキャリヤ・ブロック212に固定されたブロック218上に拘束されて支持されている玉ねじ216を駆動するステップモータ21
    4を支持している。 玉ねじ216には駆動ブロック22
    0が連動するように連結され、この駆動ブロック上にはキャリヤ・ブロック212により支持されたスライド棒224に沿って滑動するように板222が担持されている。 融解室194は板222の端部のブラケット223
    によって支持されているので、ステップモータ214の動作により靴底に対して横方向に移動可能である。 このようにして、又、ステップモータ200の動作によるノズル用のキャリッジ200の長手方向への移動により、
    ノズル192を靴底に沿ってX及びY方向に追跡させることができる。

    【0044】靴底の輪郭の高さ方向の変化に適応するため、レバー210はキャリッジ200上に実装されたピストン−シリンダ機構226の動作により、ノズルと靴底との接触を保持するようにピポット209を中心にして移動される。

    【0045】本発明に従った機械は更に、参照符号23
    0で全体的に示された2個の側部型合わせアセンブリを備えている。 これらのアセンブリも鏡面対称であるので、その内の一個だけを図8及び図10を参照して説明する。 各々の側部型合わせアンセブリ230は、軸受2
    34内に支承され、参照符号236で総称されたベルト及びプーリ・システムを介してモータ238によって駆動される型合わせローラ231を備えている。 説明しているアセンブリ230の部品は全て支持板240上に装着され、この支持板自体は枢軸242を中心に揺動運動するように鋳物244上に実装されている。 このような揺動運動を行うために、ピボット242にわん曲の中心を有するギヤ・セグメント246が板240上に取り付けられ、ドライブ・プーリ242と噛合している。 このドライブ・プーリは参照符号250で総称されたタイミング・ベルト及びギヤの別のシステムを介して鋳物24
    4錠に実装されたステップモータ252の出力軸によって駆動される。 このように、ステップモータ252は枢軸242を中心にした型合わせローラの傾斜角を制御し、それによってローラは加工中の靴底の幅方向の輪郭に適応することができることが理解されよう。

    【0046】鋳物244自体はキャリヤ・ブロック25
    4上に形成された突片256の内側に延びる片持ち軸2
    54上で揺動運動するように取り付けられ、前記キャリヤ・ブロック自体はキャリッジ200上に形成された突片262によって対向する両端で支持された別の軸26
    0上に担持されている。 更に、軸260上には突片26
    2の相互間にピストン−シリンダ機構264用のマウント263が取り付けられており、前記機構によって鋳物244は、型合わせローラが靴底に沿って次第に動作される際に、型合わせローラが靴底に対して保持される方向に押圧される。

    【0047】本発明の機械は更に軸260を中心にしたキャリヤ・ブロック258の揺動運動を行うための装置を備えており、この装置はキャリッジ200上に設けられ、キャリヤ・ブロック258と一体の内向きアーム2
    72に固定された板270に作用せしめられる2個のピストン−シリンダ機構266、268から成っている。
    ピストン−シリンダ機構266は一般にそのピストン棒が完全に伸びるように、又、この場合は型合わせローラの先端が図13に実線で示す靴支持体20の縦の中心線に、又はその近傍に保持されるように起動する。 この状態で、ピストン−シリンダ機構268のピストン棒は、
    ピストン−シリンダ機構266が起動停止したときにこのピストン棒が更に伸びるか、又は完全に引っ込むことができるように、中間位置にある。 このようにして、ピストン−シリンダ機構268はキャリヤ・ブロック25
    8を揺動運動させるように作用し、その結果、型合わせローラは、図13に点線で示した靴支持体20の縦の中心線を越えて押圧されるか(機構268のピストン棒が伸長した場合)、又は前記縦の中心線の近傍から引っ込められる。 (前記ピストンが引っ込んだ場合)2個の型合わせローラは、一個が縦の中心線を越えて移動すると他の一個は引っ込められ、あるいはその逆にされて、衝突を防止するように相互に作動されなければならないことが当然理解されよう。 このいわゆる“ショギング”運動の目的は型合わせローラが靴支持体の中心線に対して対称ではない靴底の対向する境界部に沿って、又、ローラの一つは正に、特に端部の方向に向かって前記縦の中心線と交差する境界部に沿って追跡することができるようにすることである。

    【0048】ジャック柱22の鋳物188は枢軸120
    を中心に限定された揺動運動を行うように取り付けられたことを想起されたい。 枢軸120はピポット・ピンの形態であり、このピン自体は機械の固定フレーム部に固定されたピボット302を中心に揺動可能である。 レバー300の対向端は片持ち面を備え、この面に対してダイアフラム式のピストン−シリンダ機構306のピストン棒304が作用することができ、この機構306は更に機械の固定フレーム部分上に取り付けられている。 このようにして、後述するように、型合わせピン24上に支持された靴のかかと座に圧接する圧力を加えることができる。

    【0049】更に、前述したように、かかと緊締機構1
    50は支持棒158上に実装されている。 一方、この棒は枢軸166を中心に揺動可能なフレーム164内に支持されている。 更にこの支持棒158はフレーム164
    内で限定された回動運動が可能に実装され、支持棒の対向する両端は前記フレームの端で軸受310(図7、図8及び図9)内に軸支されている。 更に、支持棒158
    の右端(図7を参照)にはギヤ312を設け、このギヤの周囲には鎖314が張設され、その対向する両端は各々ピストン−シリンダ機構318のピストン棒に固定されている。 これらの機構318は互いに連動して、鎖3
    18の緊張状態を保持し、更にギヤ312を回動させ、
    ひいては支持棒158をその回転軸を中心に回動させる。 更に、このような回動運動を制限するため、2本のバー320がフレーム164に固定され、その各々が2
    個の隣接する停止ピン322を支持している。 ピン32
    2はブロック324との係合によって、支持軸158の回転量を、ひいてはかかと緊締機構150の回転量を制限する機能を果たす。 このようなブロックは支持棒15
    8の各端部に一個ずつ2個設けられている。

    【0050】棒158の回転軸を中心としたかかと緊締機構の回動によって、靴のかかと端部がかかとバンド1
    52によって緊締状態に保たれている場合は、前記の靴は機械の動作部位から移動され、同時に転倒されることが理解されよう。

    【0051】靴を機械から取り外す際にかかとバンドと連動するため、機械の後部を取り出し位置でかかとバントと位置合わせされて配置された靴受理プラットフォーム330(図9)が取り付けられている。 プラットフォーム330はその上に載置された靴を、多重管路機械である、基本的に英国特許第2,088,195 号明細書に記載されている形式の熱供給装置の種々の管路へと選択的に前進させることを促進することを意図している。 この目的のため、プラットフォーム330は一端でスライド33
    2と連結され、他端では重み付きブロック334を担持しているベルトの形式にされており、スライド332が機械の動作部位から離反して熱供給装置の方向に前進されると、ブロック334は垂直に滑動可能であることによって、靴が次第に少なくなるベルト部分から前記装置の管路の一つへと移送される際に、ベルト330を緊張した状態に保持するように構成されている。 更に詳細に述べると、ベルト330は機械の動作部位により近い端部に、靴を機械の動作部位から取り出すためにかかとバンド152が揺動される際に、靴のかかと端部が載置されるパッド336を有している。 スライド332はフレーム部340によって担持されたスライド棒338上で滑動するように実装され、その滑動運動を行うため、空気圧式アクチュエータ342がスライド332上に取り付けられたブロック343と連動する。 更に、スライドにはアーム344が連結されており、このアームはV形の靴接触部材346を有し、先ず動作位置から逸れた位置から移動して前記部材346を靴のかかと端の背部継ぎ目領域と接触せしめ、次に靴をプラットフォーム33
    0に対して押しやることによって、靴のかかと端をパッド336から移動させるように揺動自在に実装されている。 このような揺動運動を行うため、前述のように別のピストン−シリンダ機構348が備えられている。

    【0052】靴取り出し動作中は、靴をプラットフォーム330上に載置した後、かかとバンドは靴のかかと端を解放せしめられ、その後、アーム344の前述の動作の前に、スライド332が靴のかかと端をバンド内部から取り出すために動作部位から離れた方向に僅かに移動され、その後、バンドは次の型合わせ動作の準備位置へと戻ることができる。

    【0053】フレーム340自体はこれによって支持された靴の横方向に滑動するように取り付けられ、そのため、機械の背部のフレーム352(図2)内に固定的に支持された横スライド棒350上に実装されている。 このようにしてフレーム340は機械を横切って熱供給装置の複数個の管路の各々と位置合わせされた位置の相互間を滑動することができ、ひいてはプラットフォーム3
    30を選択された管路と位置合わせすることがてきるので、靴は連続的に順次熱供給装置の連続する管路へと装填され、その後、プラットフォーム330が装填位置にある元の位置へと戻される。 フレーム340の滑動運動は前述のように空気圧式アクチュエータ352によって行われ、その動作の制御はプログラム制御であることが好ましい。

    【0054】靴が靴支持体20によって支持された状態で前述の機械を使用する際は、先ずピストン−シリンダ機構186の起動によって側部固定部材184が靴の方向に内側に移動されることによって機械サイクルは開始される。 同時に、接着材供給装置190のノズル192
    がピストン−シリンダ機構226の動作によって、靴の背部継ぎ目領域のつま先方向の中底と接触するように下方に移動し、その後、接着材供給装置はキャリッジ20
    0に作用するステップモータ202の動作によってかかと方向へと移動される。 この段階で、ノズルは互いに密接しているので、ノズルは背部継ぎ目領域と中底縁部の近傍の位置へと移動する。 型合わせ境界部が予めフランジ内部分にある場合は、ノズルはこのようなフランジ内部分の下を移動する。 この位置で接着材供給機構196
    は始動され、そこでステップモータ214とステップモータ202の作用で接着材がノズルから中底へと供給され、ノズルは中底の縁部と平行であることが好ましい所定の経路に沿って移動せしめられ、靴底の背部継ぎ目領域から、既に型合わせされている靴のつま先部へとつま先方向へと接着材が供給される。

    【0055】前記の経路は従来の手段で制御することができる。 例えば、そして好ましくはノズルの経路は座標軸値によって予めディジタル化され、この数値は前述のステップモータに直接適用することができる。 経路は便利に左と右の靴で反転可能であり、更に、線形電位差計84によって計測された靴の長さに応じて経路が段階付けされる。

    【0056】この段階で、未だ靴底と接触していないローラはモータ238の動作によって回動を開始され、ノズルがノズルとローラとの間隔とほぼ等しい距離だけ(前述の機械の場合は約75mm)、靴のかかと中腹線領域から前方に充分に移動すると、ローラはピストン−シリンダ機構264の作用で下方に移動し、靴の甲皮の型合わせ境界部と接触する。 更に、前述のように型合わせローラ232が回動することによって、各々のらせん状リブ機構294が接触点で前記の型合わせされる境界部の拭い運動を行い、更に前記型合わせ境界部を中底の対応する境界部に対して押圧し、それによって既に供給されている接着材によって2つの境界部が接着せめしられる。

    【0057】機械の各側でノズルと側部型合わせローラは共通のキャリッジすなわちキャリッジ200上に実装されているが、これらは別個の幅方向運動及び高さ方向運動さえ可能であるので、前記ノズルとローラの双方は靴底に沿って追跡可能であり、その動作経路は別個に終端することが可能である。 プログラム制御が備えられている場合は、靴底の既につま先が型合わせされた部分は“教示”されることができ、従って、ノズル、及びその後でローラが前記の境界領域を横切った後は、これらは確実に上昇されることができる。 更に、セメント給送機構196は教示された位置から約20ないし30mmでスイッチ・オフされるので、ノズル経路の終端で接着材が余剰することはなく、更に、給送機構196は前記のスイッチ・オフに引き続いて接着棒の給送が反転可能であることによって、接着材がノズル端部から再吸引され、
    それによってセメントの垂れ下がりや、不要なセメントの沈積を防止できるように構成されている。

    【0058】ローラ232が一旦靴底と接触すると、靴のかかと端位置決め機構86は靴を不安定にすることなくその動作位置から逸れた位置へと移動させることができる。 この段階で靴は勿論側部固定部材184とつま先支持体30とによって保持され、同時にローラ自体により加えられる下方への押圧力による安定作用を受ける。
    靴のかかと位置決め機構84が移動さると、かかと緊締機構150はその枢軸166を中心にして靴のかかと端と密接する位置へと移動するが、かかと端と接触する直前に停止する。 この状態で、ワイパ機構170のワイパ・ヘッド172は前進され、ブロック178はその翼1
    78aでかかとバンド152の背部と接触してこれを靴の方向の前記領域へと押しやる。 このようにして、ワイパ・ヘッド172は靴のかかと端に応じて正しい位置へと位置決めされる。 更に、かかと緊締運動の型合わせ部分はこのように靴底と平行であることによって、靴のかかと端がその靴型から外れる傾向が防止される。 (これはかかとバンドが純粋にアーチ状の運動を行う場合には発生し得る)次にかかとバンド152の翼部はピストン−シリンダ機構162の動作によって靴のかかと端を包むような接触状態へと押圧され、そこで側部固定部材1
    84は引っ込むことができる。

    【0059】靴をこのようにして固定した状態で、ジャック柱22の柱116をその高さ位置に保持するバー・
    ロック機構126は解除され、ピストン−シリンダ機構122によって上方に生びる圧力が加えられ、そこでワイパ板174が内側に移動されて靴のかかと座領域内の型合わせ境界部の上を拭い、前記の上方に加わる圧力が保持されている間に、前記境界部を中底の対応する境界部へと押圧する。 (この段階では勿論、つま先支持体3
    0がそれによって保持されているバー・ロック機構13
    8はその動作位置で作動していることが理解されよう。 )

    【0060】ワイパ板174がその拭い位置にある状態で、バー・ロック機構126は再度作動されて柱116
    を鋳物118に対して鎖錠し、次にレバー200を介して作動するダイアフラム式ピストン−シリンダ機構20
    6により柱と鋳物の合成ユニット116、118へと定着圧力が加えられる。 この定着圧は靴をワイパ板174
    の下側に向かって上方に押圧する。 定着圧は拭われた型合わせ境界部と、中底の対応する境界部との接着を強化するのに必要な時間だけ継続して加えられる。

    【0061】この休止時間の終了時に、定着圧は解除され、ワイパ・ヘッド172は退避され、ワイパ板174
    はワイパ・ヘッド172内に退避すると共に、バー・ロック機構126が解除され、柱116が鋳物118内に退避され、同時に片持ち板/基準面54とブロック32
    が退避されて靴のつま先端を解放する。 この時点では靴はかかとバンド152によってのみ保持されていることが理解されよう。 次にかかと緊締機構150が軸166
    を中心に動揺せしめられて、靴を機械の動作部位から移動し、その後、靴のかかと端部位置決め機構86は次の靴の加工の準備用に前記動作位置へと復帰可能であり、
    この時点でジャック柱22の柱116もその装填位置へと戻る。 靴は依然としてかかとバンド152によって保持されているが、動作位置からは径方向に移動された状態で、バンドはブロック324と係合可能である停止ピン322のセッティングに従って約180°だけ支持棒158の軸を中心に回動される。 このような回動の後、
    靴はプラットフォーム330上に載置され、そのかかと端はパッド336上に載置される。 パッド336は2つの機能を果たす。 第1にパッドは靴をプラットフォーム330上で安定させる。 第2にパッドは靴底とプラットフォームとの摩擦接触を増大させる。

    【0062】この状態でかかとバンド152はピストン−シリンダ機構162の起動によって靴のかかと端部を解放し、その後、プラットフォーム330は僅かな距離を前進して靴をバンドの領域から移動させる。 パッド3
    36は靴をプラットフォームと共に確実に移動させる機能を果たす。 次にかかとバンド152は支持棒158の軸を中心に再度回動して、次の靴の加工の準備態勢になる。 その後、アーム344はその枢軸を中心に揺動し、
    靴のかかと端部と接触して、前述のようにプラットフォームの移動と共に靴が確実に移動するように作用する。
    更に、靴のかかと端と接触するVブロックを担持するアームは靴の前進運動中にかかと端部を再度限定された範囲で制御する機能を果たす。 その後、フレーム340は機械の後部を横切って、その装填位置から熱供給装置の管路の一つと位置合わせされた位置へと移動する。 次にスライド332がピストン−シリンダ機構342の動作により前進せしめられ、プラットフォーム342によって支持された靴を選択された管路へと前進させる。 その後、スライド332は初期位置へと退避され、そこで既に型合わせされた別の靴を受理することができる。

    【0063】ワイパ・ヘッド172が前述のように退避された後、ノズル192用のキャリッジ200と側部型合わせアセンブリ230は退避し、その初期位置に戻って、機械の次の動作サイクルの準備態勢に入ることができる。

    【0064】

    【発明の効果】以上説明したように、靴の型合わせ動作が終了した後に、靴支持体を機械の動作部位から移動する必要がある別個の自動移送装置に依存することなく、
    靴を迅速に移動することができるので、自動移送装置を使用した場合のように、靴が機械の動作部位に位置する動作部品と抵触しないために靴の支持体自体を機械の動作部位から移動する必要がなくなる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による靴の甲皮の側部及び座部を型合わせするための靴型合わせ機械を部分破断して示した正面傾斜図である。

    【図2】本発明の靴型合わせ機械の靴取り外し装置を特に示した図1の靴型合わせ機の背面傾斜図である。

    【図3】図1及び図2の靴型合わせ機械の一部を形成する靴支持体の部分側面図である。

    【図4】前記靴支持体のつま先支持体の細部を示す図3
    の矢印IVに沿った断面図である。

    【図5】靴支持体のかかと端位置決め機構の細部を示す部分正面図である。

    【図6】靴支持体の一部を形成するジャック柱の細部を示す詳細図である。

    【図7】靴支持体の一部を形成するかかと緊締機構の細部を示す詳細図である。

    【図8】かかと緊締機構が型合わせピンによって支持されている靴のかかと端を固定することができる動作位置にあるかかと緊締機構及びその支持体の細部を示した詳細図である。

    【図9】動作位置から逸れた位置にあるかかと緊締機構を含む靴型合わせ機の靴取り外しシステムの詳細図である。

    【図10】本発明による靴型合わせ機械のワイパ・ヘッドの詳細図である。

    【図11】本発明による靴型合わせ機械の接着材供給装置用のキャリッジ及び側部型合わせアセンブリを示す部分側面図である。

    【図12】靴型合わせ機械の接着材供給装置の詳細図である。

    【図13】靴型合わせ機械の側部型合わせアセンブリの詳細図である。

    【符号の説明】

    20 靴支持体 22 ジャック柱 24 型合わせピン 26 スライド 28 スライド 30 つま先支持体 32 ブロック 34 レバー 34a 分岐端 36 ピボット 38 ブロック 40 ピストン−シリンダ機構 42 枢軸 44 バー・ロック機構 46 スライド棒 48 支持ブロック 50 玉ねじ 52 ステップモータ 54 片持ち板 60 枢軸 64 キャリッジ 66 ピストン−シリンダ機構 68 突片 70 管路 74 ステップモータ 76 ピン 78 スライド棒 80 方形棒 82 ピストン−シリンダ機構 83 フレーム部 84 線径電位差計 86 かかと端位置決め機構 87 鋳物 88 フレーム部 90 ピボット 92 ピストン−シリンダ機構 94 板部材 96 ピボット 98 インダクタンス・スイッチ 100 座固定部材 102 ピボット 104 ピストン−シリンダ機構 106 連結棒 108 固定パッド 110 かかと高さゲージ装置 112 レバー 114 ピストン−シリンダ機構 116 柱 118 鋳物 120 枢軸 122 ピストン−シリンダ機構 124 線計電位差計 126 バー・ロック機構 128 ピストン−シリンダ機構 130 棒 132 連結部 134 バー・ロック機構 140 ロック板 142 支持板 143 ピボット 144 ピストン−シリンダ機構 146 停止棒 150 かかと緊締機構 152 かかとバンド 154 鋳物 156 突片 158 支持棒 160 レバー 162 ピストン−シリンダ機構 164 フレーム 166 枢軸 168 ピストン−シリンダ機構 170 ワイパ機構 172 ワイパ・ヘッド 174 ワイパ板 176 カム板 178 ブロック 178a 翼部 180 スピゴット 182 停止ピン 184 側部固定部材 186 ピストン−シリンダ機構 188 鋳物 190 接着材供給装置 192 ノズル 194 融解室 196 給送機構 198 スライド棒 200 キャリッジ 202 ステップモータ 204 駆動軸 205 ドライブ・プーリ 206 タイミング・ベルト 208 ブラケット 209 ピボット 210 レバー 212 キャリヤ・ブロック 214 ステップモータ 216 玉ねじ 218 ブロック 220 ブロック、 222 板 223 ブラケット 224 スライド棒 226 ピストン−シリンダ機構 230 側部型合わせアセンブリ 232 型合わせローラ 234 軸受 236 ベルト・プーリ・システム 238 モータ 240 支持板 242 枢軸 244 鋳物 246 ギヤ・セグメント 248 ドライブ・プーリ 250 タイミング・ベルト 252 ステップモータ 254 片持ち軸 256 突片 258 キャリヤ・ブロック 260 枢軸 262 突片 263 マウント 264 ピストン−シリンダ機構 266 ピストン−シリンダ機構 268 ピストン−シリンダ機構 270 板 272 アーム 300 レバー 302 ピボット 304 ピストン棒 306 ピストン−シリンダ機構 310 軸受 312 ギヤ 314 鎖 318 ピストン−シリンダ機構 320 バー 322 停止ピン 324 ブロック 330 プラットフォーム 332 スライド 334 ブロック 336 パッド 340 フレーム部 342 空気圧アクチュエータ 343 ブロック 344 アーム 346 V形靴接触部材 348 ピストン−シリンダ機構 350 スライド棒 352 空気圧アクチュエータ

    フロントページの続き (72)発明者 フランシス バリー シヤープ イギリス レスター エルイー7 8エヌ エフ シストン フオツスウエイ 47 (72)発明者 マーク クウイーベル ブラザーウイツク イギリス レスターシヤー エルイー12 7デイーエツクス マウントソーレル ク ラウド リー 6 (72)発明者 アレン サンダーソン イギリス レスターシヤー エルイー12 7エヌテイー ラフボロー シルビー コ リングウツド ドライヴ 16

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