Stand-alone configuration footwear and a manufacturing method thereof

申请号 JP2012547325 申请日 2011-01-04 公开(公告)号 JP2013516247A 公开(公告)日 2013-05-13
申请人 アプライド エフティー コポジット ソリューションズ インコーポレイテッドApplied Ft Composite Solutions Inc.; 发明人 ダニエル,キム;
摘要 本願は、重層された材料シートから構成される一つの折り曲げられた連続的なコンポジット材料で少なくともアッパーが作製される本体構造を含むフットウェアを開示する。
【選択図】図6
权利要求
  • 重層された材料シートから構成される一つの折り曲げられた連続的なコンポジット材料で少なくともアッパーが作製される本体構造を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、一様でない本体構造の前記フットウェアが作り出されるように前記材料シートに異なる材料が挿入されることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記コンポジット材料がクッションポッド要素を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記コンポジット材料がポッド嵌装開口部を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、クッションポッド要素がポッド嵌装開口部と接合されることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートが発泡体又はゴム又はそれらの組み合わせで作製されることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートが係止ポッド要素及び係止ポッド開口部を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記重層された材料シートが完全層又は部分層又はそれらの組み合わせを含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートが、電子的、機械的又は電気機械的装置を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートがタング部を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートがクッションパディング要素を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートが折り目を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、少なくとも1つの重層シートが補強構造を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記アッパーが既製のアウトソール組立体に取り付けられることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項14に記載のフットウェアにおいて、前記アウトソール組立体がソールポッド要素を含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項15に記載のフットウェアにおいて、前記ソールポッド要素が前記フットウェアの着用者と接触するように前記フットウェアの内側に露出することを特徴とするフットウェア。
  • 請求項14に記載のフットウェアにおいて、前記アウトソール組立体がアウトソール層を含み、前記アウトソール層が前記アッパーの底面と接触することを特徴とするフットウェア。
  • 請求項17に記載のフットウェアにおいて、前記アウトソール層が前記ソールポッド要素を巻き付けるように拡張されていることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項14に記載のフットウェアにおいて、前記アウトソール組立体がミッドソールを含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記アッパーと前記アウトソールとを含む前記本体構造が、重層された材料シートを含む一つの折り曲げられた連続的なコンポジット材料から構成されることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、前記コンポジット材料が前記本体構造上の1つの継ぎ目で接合されることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項2に記載のフットウェアにおいて、前記一様でない本体構造が、前記フットウェアの領域の厚さ、生地、剛性、硬さ、色、通気性、緩衝性、耐摩耗性、又は柔軟性に関して一様でないことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアにおいて、運動靴、カジュアルシューズ、サンダル靴、又はフォーマルシューズであることを特徴とするフットウェア。
  • 請求項1に記載のフットウェアの作製方法において、
    (i)少なくとも1層の材料シートを含むコンポジット材料を提供するステップと、
    (ii)一つの折り曲げられた連続的なコンポジットフットウェアを含む本体構造が作製されるように前記コンポジットを折り曲げるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、前記シートのコンポジット層がシートの少なくとも1つの完全層と少なくとも1つの部分層とから構成されることを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、折り曲げられると完成体となる前記フットウェア本体構造を構成するサイズ及び外周に前記少なくとも1つのシートを予め裁断する、又は裁断するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、クッションポッド要素又はポッド嵌装開口部が設けられるように前記少なくとも1つのシートを予め裁断する、又は裁断するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、前記シート材料層を一体にラミネートするステップを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、コンポジット材料を折り曲げた後、前記材料の端部を付形し、係止ポッド要素と係止ポッド開口部とを係合することにより所定位置に保持するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、前記コンポジット材料を1つの継ぎ目で接合するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項24に記載の方法において、前記フットウェアの一様でない本体構造が作り出されるように、前記シート材料と異なる材料を前記材料シートに挿入するステップを含むことを特徴とする方法。
  • 折り曲げられる単一の連続的な部材片から作製されるアッパー及びインソールを含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項32に記載のフットウェアにおいて、前記アッパーが単一の連続的な部材片から、しかし前記シューズの異なる範囲に異なる材料を含んで作製され、前記部材片が折り曲げられることを特徴とするフットウェア。
  • 折り曲げられる単一の連続的な部材片から作製されるアッパー及びミッドソール及びアウトソールを含むことを特徴とするフットウェア。
  • 請求項34に記載のフットウェアにおいて、前記アッパーが単一の連続的な部材片から、しかし前記シューズの異なる範囲に異なる材料を含んで作製され、前記部材片が折り曲げられることを特徴とするフットウェア。
  • 说明书全文

    本発明は、コンポジット材料又はコンポジット様材料のシートを裁断し、折り曲げ、及び組み立てることにより作製されるフットウェア、並びにその作製方法に関する。 以下にさらに詳細に記載するとおり、この「単体」構成フットウェアは軽量であり、別途一体に縫着、綴着又は糊着しなければならない個別部品の数が少なくて済み、より短時間で、且つより低コストで製造することができる。

    一態様において本発明は、重層されたシーティング構造から構成される少なくとも1つ、2つ又は3つ又はそれ以上の折り曲げられた連続的なコンポジット材料から少なくともアッパーが作製され得る本体構造を含むフットウェアに関する。 シーティング構造は、組み立てられたコンポジット材料を完全な型のフットウェア本体構造、又はその一部の形状に折り曲げることが可能な限り、限定なしに少なくとも1層のシーティング材料、少なくとも2、少なくとも3層、少なくとも4層、少なくとも5層、少なくとも6層、少なくとも7層、少なくとも8層などを含み得る。 シーティング構造には異なる材料が挿入され、又は組み込まれてもよく、それによりフットウェアの本体構造を形成するよう折り曲げ得る一様でない平面的な構造が作り出され得る。 コンポジット材料はクッションポッド要素又はポッド嵌装開口部を含み得る。 フットウェアの本体において1つ以上のクッションポッド要素が1つ以上のポッド嵌装開口部に接合され得る。 重層シーティング構造は、弾性発泡体、ゴム、他の弾性材料、若しくはそれらの組み合わせ、又は革、布、メッシュ、若しくは他のシーティング材料、又は前述のいずれかの組み合わせで作製され得る。 重層シーティング構造、及び組み立てられたフットウェアはまた、1つ以上の係止ポッド要素及び係止ポッド開口部も含み得る。 重層シーティング構造はまた、完全層、部分層、又はそれらの組み合わせも含み得る。 重層シーティング構造は、タング部、1つ以上のクッションパディング要素、折り目、及び/又は補強構造を含み得る。 重層シーティング構造はまた、1つ以上の電子的、機械的、又は電気機械的装置も含み得る。

    このフットウェアはアッパーを含むことができ、このアッパーは既製のアウトソール組立体に取り付けられ得る。 アウトソール組立体はソールポッド要素を含み得る。 ソールポッド要素はフットウェアの着用者と接触するようにフットウェアの内側に露出していてもよい。 アウトソール組立体はアウトソール層を含むことができ、このアウトソール層はアッパーの底面と接触し得る。 アウトソール層はソールポッド要素を巻き付けるように拡張されてもよい。 アウトソール組立体はミッドソールを含んでもよい。

    フットウェアの本体構造はアッパーとアウトソールとを含むことができ、これらは重層シーティング構造を含む1つ以上の折り曲げられた連続的なコンポジット材料から構成され得る。 一態様において、コンポジット材料は本体構造上の1つの継ぎ目で接合され得る。 フットウェアの本体構造はフットウェアの異なる区画又は範囲にわたり一様でなくてもよく、フットウェアの異なる範囲に領域の様々な厚さ、生地、剛性、硬さ、色、通気性、緩衝性、耐摩耗性、柔軟性、又は他の性能特性を含み得る。 フットウェアとしては、限定なしに、運動靴、カジュアルシューズ、サンダル靴、フォーマルシューズ、業務用安全靴、医療従事者の使用に好適なシューズ、及び軍用フットウェアを挙げることができる。

    別の態様において、本発明は上記に記載するフットウェアの作製方法に関し、これは(i)少なくとも1層のシーティング構造を含むコンポジット材料を提供するステップと;(ii)1つ以上の折り曲げられた連続的なコンポジットのフットウェアを含む本体構造が作製され得るようにコンポジットを折り曲げるステップとを含む。 コンポジット材料は、シーティング構造の少なくとも1つの完全層、又はシーティング構造の少なくとも1つの部分層、又はそれらの任意の組み合わせから構成され得る。 シーティング構造の内部を予め裁断し、クッションポッド要素又はポッド嵌装開口部を設けてもよい。 さらにこの方法では、コンポジット材料を折り曲げた後、コンポジット材料は縁部、端部、頂点、又は部が付形され、係止ポッド要素及び係止ポッド開口部を係合することにより所定位置に保持され得る。 別の態様において、コンポジット材料は1つの継ぎ目で接合され得る。 この方法はさらに、異なる材料又は異なる寸法の材料をシーティング構造に挿入する、又は組み込むステップであって、それによりフットウェアの一様でない本体構造を作るステップを含み得る。

    別の実施形態において、本発明は、折り曲げられ得る1つ以上の連続的な部材片又はシーティング構造から作製されるアッパーとインソールとを含むフットウェアに関する。 シューアッパーは、シューズの異なる範囲に異なる材料を含む1つ以上の連続的な部材片又はシーティング構造から作製されてもよく、それらの部材片又はシーティング構造は折り曲げられ得る。 別の実施形態において、本発明は、折り曲げられ得る1つ以上の連続的な部材片又はシーティング構造から作製されるアッパーとミッドソールとアウトソールとを含むフットウェアに関する。 アッパーは1つ以上の連続的な部材片又はシーティング構造から、しかしシューズの異なる範囲に異なる材料又は異なる寸法の材料が位置して作製されてもよく、それらの部材片又はシーティング構造は折り曲げられ得る。

    本発明のこれらの及び他の目的は、以下の本発明の説明、本明細書に添付される参照図面及び本明細書に添付される特許請求の範囲からより完全に理解されるであろう。

    本発明は、本明細書で以下に提供する詳細な説明及びあくまでも例示として提供され、従って本発明を限定するものではない添付の図面から、より完全に理解されるであろう。

    図1は、従来どおり作製されたシューズの分解図を示す。

    図2は、従来どおり作製されたシューズの分解図を示す。

    図3は、従来どおり作製されたシューアッパーを示す。

    図4は、従来どおり作製されたシューズの分解図を示す。

    図5は、従来どおり作製されたシューアッパー−ミッドソール−アウトソール組立体への中敷きの挿入を示す。

    図6は、単体シューアッパーの分解図を示す。

    図7は、組み立てられた単体シューアッパーの側面図を示す。

    図8は、組み立てられた単体シューアッパーの側面図を示す。

    図9は、単体シューアウトソール組立体の様々な任意選択の構成要素を示す。

    図10は、個々のクッションポッド要素を強調する分解図を示し、このクッションポッド要素の配列がクッションパディング要素を形成する。

    図11は、単体シューズ組立体の作製に使用される完全層の展開図を示す。

    図12は、単体シューズ組立体の作製に使用される部分層の展開図を示す。

    図13は、本発明の任意選択の実施形態の分解斜視図を示し、ここではクッションパディング要素が完全層に対して位置決めされる。

    図14は、本発明の任意選択の実施形態の分解斜視図を示し、ここではクッションパディング要素が完全層に係合、糊着、又は接着される。

    図15は、本発明の任意選択の実施形態の分解斜視図を示し、ここではクッションパディング要素が完全層に係合、糊着、又は接着され、完全層は、単体シューアッパーに適切な形状をした三次元構造に折り曲げられる。

    図16は、底面を備える任意選択のインソール要素の斜視図を示す。

    図17は、インソール要素の断面図を示す。

    図18は、一体に係合される部分層、完全層及びインソールの分解図を示す。

    図19は、本発明の任意選択の実施形態の背面図を人の足の断面と併せて示し、ここではインソール要素とクッションポッド要素の配列と完全層と部分層との重層コンポジット組立体が、単体シューアッパーに適切な形状をした三次元構造に折り曲げられる。

    図20は、組み立てられた単体シューアッパーの側面図を示す。

    図21は、アウトソール層の斜視図を示す。

    図22は、アウトソール層の側面図を示す。

    図23は、ソールポッド要素の斜視図を示す。

    図24は、ソールポッド要素の側面図を示す。

    図25は、ミッドソール要素の斜視図を示す。

    図26は、ミッドソール要素の側面図を示す。

    図27は、部分アウトソールキャップの斜視図を示す。

    図28は、部分アウトソールキャップの側面図を示す。

    図29は、部分アウトソール要素の斜視図を示す。

    図30は、部分アウトソール要素の側面図を示す。

    図31は、単体シューアッパーに適切な形状をした三次元構造に折り曲げられた、インソール要素とクッションポッド要素の配列と完全層と部分層との重層コンポジット組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図32は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされる拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図33は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込む拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図34は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ部分アウトソール要素又は完全アウトソール要素が装着された拡張アウトソール層の部分分解背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図35は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ部分アウトソール要素が装着された拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図36は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ完全アウトソール要素が装着された拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図37は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ部分アウトソール要素又は完全アウトソール要素が装着された拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図38は、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図39は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされる拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図40は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされる拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図41は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされ、且つ部分アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図42は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされ、且つ完全アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図43は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされ、且つ部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図44は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ部分アウトソール要素又は完全アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層の部分分解背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図45は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付き」又はそれらを包み込み、且つ部分アウトソール要素又は完全アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図46は、ソールポッド要素及びミッドソール要素に折り重なって「巻き付く」又はそれらを包み込むようなサイズ及び位置にされ、且つ部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素が装着される拡張アウトソール層と共に、完全層及び第二完全層を含んで組み立てられる単体シューアッパーの背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図47は、拡張完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図48は、部分アウトソール要素及び拡張完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図49は、部分アウトソール要素及び拡張完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図50は、アウトソール要素、並びに部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図51は、アウトソール要素、並びに部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図52は、アウトソール要素、並びに部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図53は、アウトソール要素、並びに部分アウトソール要素及び完全アウトソール要素を有しない単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図54は、完全層及び第二完全層を有する単体シューアッパー組立体の背面図を、人の足の断面と併せて示す。

    図55は、部分アウトソール要素の斜視図を示す。

    図56は、アウトソール要素の断面図を示し、このアウトソール要素は「アーチ」を組み込んでいる。

    図57は、2つ以上の別個のアウトソール構成要素から組み立てられ、且つ安定板によって接合されるアウトソール要素の断面図を示す。

    図58は、安定板の断面を示す。

    図59は、様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素を含むクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図60は、様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素がクッション基材から裁断された、クッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図61は、クッション基材から裁断した様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図62は、シーティング基材と位置合わせされる、様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素を含むクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図63は、シーティング基材接触表面に位置合わせして位置決めされた、様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素を含むクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図64は、シーティング基材接触表面に位置合わせして位置決めされたクッション基材組立体を含むクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図65は、シーティング基材上に位置合わせされるクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図66は、シーティング基材接触表面上に位置合わせして位置決めされたクッション基材組立体を伴うクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図67は、シーティング基材接触表面上に位置合わせして位置決めされた、様々な形状、サイズ及び生地のクッション基材要素を伴うクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図68は、2つの異なる種類の材料から作製されるクッション基材要素の配列を作り出すため代替的なクッション基材と組み合わされるクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図69は、2つの異なる種類の材料から作製されるクッション基材要素の配列を作り出すため代替的な部分クッション基材と組み合わされるクッション基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図70は、補強構造と組み合わされるクッション基材の斜視図を示し、この補強構造はクッション基材組立体と係合する。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図71は、クッション基材組立体上に装着される補強構造の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図72は、クッション基材組立体と位置合わせされてそれを係合する補強構造の斜視図を示し、このクッション基材組立体はシーティング基材の表面上に位置決めされている。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図73は、クッション基材組立体に装着された補強構造の斜視図を示し、このクッション基材組立体は、シーティング基材の表面上に位置決めして糊着されている。 クッション基材及びクッション基材要素は定型化した簡略な表現で示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図74は、装置基材を作製するよう裁断及び付形されたラミネートの斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図75は、クッション基材組立体上に装着される装置基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図76は、クッション基材組立体上に装着された装置基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図77は、シューアッパーの斜視図を示す。

    図78は、シューアッパーの斜視図を示す。

    図79は、上にクッション基材要素を糊着したシーティング基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図80は、シーティング基材の折り目に沿って折り曲げられて三次元形状を形成するシーティング基材の前リーフ、右リーフ、及び左リーフの斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図81は、代替的な形状及びサイズを有する2つの補強構造の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図82は、折り曲げられたシーティング基材に対し、1つ以上の穴が1つ以上のクッション基材要素に係合するように位置決めされた補強構造の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図83は、折り曲げられたシーティング基材に対し、1つ以上の穴が1つ以上のクッション基材要素に係合するように位置決めされた補強構造の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図84は、折り曲げられたシーティング基材の外面において上にクッション基材要素を糊着したシーティング基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図85は、折り曲げられたシーティング基材の外面において上にクッション基材要素を糊着したシーティング基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    図86は、折り曲げられたシーティング基材の外面において上にクッション基材要素を糊着したシーティング基材の斜視図を示す。 図示する構造は定型化した簡略な表現で示す。

    本願で使用されるとき、「単体」フットウェアは、種々の材料のシートが二次元的に置かれた層の予め裁断された組立体であって、フットウェアの形状に折り曲げられ、且つ一体に接合又は綴着されて永久的な形状を形成する組立体を使用した、フットウェアの少なくともアッパー部分、好ましくはアウトソール部分を含むシューズ全体の構成を指す。 シートの層は、好適に異なる寸法及び形状の、及び/又は異なる種類の材料から構成された様々なオブジェクトを、シート上で戦略的に配置される場所に組み込み、従って組立体がシューズの形状に折り曲げられたとき、異なる材料シートの組み合わせ及びそこにあるオブジェクトにより、折り曲げ可能に構成されたシューズの異なる範囲又は区画に特定の「性質」及び性能特性が植え付けられる。 「単体」フットウェアは、シューアッパーを形成するのに様々な構成要素又は異なる材料のスワッチを断片ごとに綴じ合わせる必要はない。 むしろアッパーの全体が予め裁断されて二次元平面に沿って広げられ、三次元的に折り曲げられることでシューズの形状をとる。

    本明細書で使用されるとき、「一様でない」又は「非対称の」フットウェアは、シートの異なる範囲、区画、又は領域が異なる特性を有するようにシートに戦略的に組み込まれる種々の色、厚さ、生地、弾性、柔軟性、通気性などの様々なオブジェクト又は材料の使用を指す。 かかる区画ごとの違いをシートに提供することにより、折り曲げて構成されたシューズは、シューズが実質的に連続するコンポジット材料シートから組み立てられるにもかかわらず、シートの組立体がショー(show)の形状に折り曲げられるとシートに戦略的に組み込まれたオブジェクト又は異なる種類の材料がその種々の「特性」を呈するため、シューズの異なる範囲において種々の特性を示す。

    フットウェアの製造は伝統的に多大な労働力及び時間を要する工程であり、多数の別個の部品及び部分構成要素を裁断し、綴着し、糊着し、及び組み立てる必要がある。 図1は、3つの主要な構成要素:シューアッパー1(通常は布、革、又は他の好適な合成材料で作製される);緩衝ミッドソール2;及びアウトソール3(通常はゴム、プラスチック、革、又は他の耐久性材料で作製される)を組み立てることによる従来のフットウェア作製ステップを示す。

    図2に示すとおり、通常シューアッパー1は、多数の部分構成要素を裁断して組み立て、それらの部分構成要素を一体に縫着、綴着及び糊着することにより作製される。

    従来は、ヒールクォーター8は、ヒールクォーター構成要素外層9Aをヒールクォーター構成要素パディング9B及びヒールクォーター構成要素内側ライニング9Cに対し、別個に裁断して糊着又は縫着することにより作製される。 同様に、シュー「タング」構成要素4は、タング外層5Aをタングパディング5B及びタング内側ライニング5Cに対し、別個に裁断して糊着又は縫着することにより作製される。 ヒールカウンター6は、ヒールカウンター外層7A、ヒールカウンター構成要素7B、及びヒールカウンター内側ライニング7Cを、裁断して一体に糊着又は縫着することにより作製される。 トウキャップ構成要素10A及びトウキャップ補強材10Bは一体に糊着又は縫着され、次にシューバンプ11Aに糊着又は縫着され得る。 他の部分構成要素も同様に、個別的な部品又は材料スワッチを別個のステップで組み立て、綴着し、又は糊着することが必要である。

    従来は、シューアッパー1を形成するには様々な部分構成要素を一体に糊着又は縫着する必要がある。 単に例として、別個のステップで、トウキャップ構成要素10Aをシューバンプ11A及びトウキャップ補強材10Bに糊着又は縫着しなければならず;シューバンプ11Aをフロントクォーター構成要素11Bに糊着又は縫着しなければならず;シュータング構成要素4をシューバンプ11Aに糊着又は縫着しなければならず;及びヒールカウンター6及びヒールクォーター8をフロントクォーター構成要素11Bに糊着又は縫着しなければならい。

    部分的に組み立てられたシューアッパー1が、次にインナーソール板12に綴着又は糊着され、シューアッパー1が形成される。

    完成した、又は完全に組み立てられたシューアッパー1を図3に示す。

    その後、図4に示されるとおり、シューアッパー1がミッドソール2に対し、及びアウトソール3に対し、ミッドソール2がシューアッパー1とアウトソール3との間に「挟まれる」ように綴着又は糊着される。

    最後に、完成したシューアッパー−ミッドソール−アウトソール組立体14に、図5に示される中敷き15が挿入され、位置決めされ、又は糊着される。

    上記に示すとおり、従来のシューズ組立て及び作製方法は多数の別個の部品及び部分構成要素を裁断し、綴着し、糊着し、及び組み立てる必要があり、比較的時間のかかる、大きい労働力を要するものである。 シューズの特定の部分又は部品に異なる又は追加的な性質(例えば、トウキャップ範囲に対するさらなるクッション性若しくは緩衝性、又はヒール範囲に対するさらに高い剛性、又はバンプ範囲に対するさらに高い柔軟性若しくは通気性)を付与するには、製造者はさらなる部品を作製し、それらの部品をシューアッパー又はアウトソール組立体に綴着し、糊着し、又は組み付けなければならず、最終製品の費用及び複雑性がさらに増す。

    本発明は、材料シートを平面に沿って重層し、それを裁断又は付形し;それらを貼着、装着、溶着、又は糊着し;及び得られる複合的なコンポジット材料又はコンポジット様材料の重なり合ったシートを三次元形状に折り曲げて組み立てることでフットウェアの本体構造を形成することにより作製されるフットウェアに関する。 以下でさらにより詳細に記載するとおり、この単体構成フットウェアは軽量であり、及び別途一体に縫着、綴着、又は糊着しなければならない個別部品の数が少なくて済み、より短時間で、且つより低コストで組み立てることができる。 さらに、単体構成フットウェアの構成要素は様々な材料のシートを平坦に並べることにより製造され、及び構成要素は並べられてかかる材料に係合又は接着され得るため、様々な電子的、機械的、又は電気機械的装置及び構成要素を極めて容易にフットウェア組立体に組み込むことができる。

    従来から、一様に厚い本体構造のフットウェアが射出成形などによって作製され得ることは公知である。 例えば、ゴム製ガロッシュ又はゴム製靴カバーがこの説明に該当し得る。 しかしながらこうした種類のフットウェアは、数層のシートを有するコンポジット材料で作製されるものではない。 本発明は、シューズの異なる部品に異なる性能特性を備える材料など、材料の非一様性の組込みを導入する。 例えば、単体シューズの別個の部品又は範囲は一様でない厚さを有しても、又は一様な厚さを有してもよいが、それらは異なるコンポジット、すなわち発泡体及びメッシュ、それに対して発泡体及び革、又は2つの布若しくはメッシュ基材の間に挟まれた発泡体ケージを有する発泡体などで作製され得るため、異なる特性を有し得る。

    従来どおり作製されるフットウェアの厚さ又は他の構成上の特性の非対称性は、異なる種類の材料から構成されるスワッチ若しくは構成要素を一体に糊着又は綴着する追加的なステップをとることによるか、又はプラスチック若しくは熱可塑性ポリウレタンで作製される追加的な構成要素などの、望ましい追加的な構成要素若しくはスワッチをフットウェアに対し、追加的な別個のステップで糊着又は綴着することにより導入されるが、そのようなステップにより、フットウェアを組み立てるコスト、時間、及び複雑性が増す。

    従って従来から、異なる材料のスワッチを綴着又は糊着することにより、シューズの異なる部品が異なる特性を有するように(例えば、弾性を有するトウ範囲と、それに対して剛性のヒール範囲など)シューズを作製することは可能である。 しかしながら、材料全面にわたり、又は材料全体を通じて異なる厚さ及び性能特性を有する構成要素材料を重層したシートから構成される1つの折り曲げられた連続的なコンポジット材料から少なくともアッパーが作製される本体構造を含むフットウェアは知られていない。 好ましい実施形態において、本発明は、構成要素材料の重層シートから構成される一つの折り曲げられた連続的なコンポジット材料で少なくともアッパーが作製され、且つ重層された材料シートは厚さ及び/又は性能特性が「非対称」である単体フットウェア構成に関し、ここでコンポジット材料の単一の連続的なシートはフットウェアの様々な範囲における一様でない組成、厚さ、及び構成要素材料を有する。

    コンポジット材料に使用する構成要素材料の形状及び種類、並びにコンポジット材料のそれぞれの個別的な層で裁断するパターンを操作することにより、本発明は、限定なしにフットウェアの様々な指定される領域又は範囲における種々の厚さ、生地、剛性、柔軟性、硬さ、色、通気性、緩衝性、及び耐摩耗性などについて、様々な非一様性又は非対称性をシューズの所望の範囲又は部品に導入する方法を提供する。 従来の手段を使用すると、フットウェアのこれらの側面を制御するには、別個の又は追加的なステップで、異なる材料及びサイズから作製される複数の追加的なスワッチ若しくは部品を一体に綴着若しくは糊着するか、又は異なる材料若しくは生地に違いのある材料をフットウェアの外側本体に綴着若しくは糊着することが必要となり得る。 従来のシューズ作製方法は、典型的にはフットウェアの本体への異なる材料又は生地に違いのある材料の追加的な綴着又は糊着が必要であり得る。 これはすなわち少なくとも2つの異なること、すなわち(1)異なる材料又は材料の組み合わせで作製される異なるスワッチを綴着又は糊着すること、又は(2)材料の追加的な部材片(ある種のプラスチック製トリミング材など)をシューズの外表面に別個のステップで綴着又は糊着することを意味し、これらはいずれもフットウェアを組み立てる費用、時間、及び複雑性を増加させるものである。

    この態様では、単体シューズが折り曲げられて構成された後、単体シューズにかかるトリミング材及び追加材料が任意選択により鋲、テープ、グルー又は継ぎ目により留められ得ることは企図されるが、単体シューズそれ自体が、単体シューズを構成するように折り曲げられる層に非対称の又は追加的な材料を組み込むように企図される。

    本発明の別の態様において、この単体シューズは、層を折り曲げてシューズを作製した後、層を一体に接合するのに接合作業はただ一回行えば済む。 かかる層の接合は、限定なしに一回限りの綴着、Velcro(登録商標)、糊着などを含め、様々な方法によって行われ得る。

    本発明はまた、折り曲げられて一つの継ぎ目で一体に接合された単一の連続構成で作製されるアッパー及びインソール(又はアッパー及びミッドソール又はアウトソール)を備えるシューズにも関する。 特にシューズのアッパーは、単一の連続的な部材片から、しかしシューズの異なる範囲に異なる材料を含んで作製されてもよく、従ってかかる材料は層のコンポジットで作製されてもよく、そのためコンポジットは「複合体」と称することができる。

    上記に記載したとおり、本発明は、本体を形成する一様なコンポジット材料の単一の部材片から作製され、単一の継ぎ目で一体に綴着される布と発泡体とが一体に混成されたコンポジットと、同じ材料から作製され、アッパーに綴着される別個のタングとを有する従来から公知のシューズ構成とは区別される。

    単体シューアッパー組立体

    図6〜図9は単体構成フットウェアの主要な構成要素を示す。

    図6〜図7は単体シューアッパー33の様々な任意選択の構成要素を示す。 図8は組み立てられた単体シューアッパー33を示す。

    より具体的には、図6はとりわけ単体シューアッパー33の構成要素、例えば、裁断され、重ね合わされ、且つ積層され、及び層状に位置決め、装着、糊着、又は縫着されてコンポジット材料又はコンポジット様材料を形成する様々な材料のシートを示す。

    図6に示される単体シューアッパー33の構成要素は、任意選択により、インソール要素16;その配列がクッションパディング要素19を形成する個別のクッションポッド要素20;完全層23;及び部分層29を含む。

    単体シューアッパー33は、様々な形状に裁断された、又は予め裁断された材料シートを重層し、次にそれらを底部折り目24及び上部折り目60などの折り目に沿って折り曲げることにより組み立てられ、それにより三次元の単体シューアッパー33が構成される。

    図7及び図8は、図6に示される様々な構成要素から組み立てられた単体シューアッパー33を示す。

    図9は、単体シューアウトソール組立体の様々な任意選択の構成要素を示す。 図9に示される単体アウトソール組立体の構成要素は、任意選択により、アウトソール層34;その配列がアウトソールパディング要素35を形成する、図23に示されるソールポッド要素48;ミッドソール要素36;その配列が部分アウトソール要素37を形成する、図27に示される部分アウトソールキャップ50;及び完全アウトソール要素38を含む。

    インソール要素

    図16は、底面17を備える任意選択のインソール要素16を示す。

    図17はインソール要素16の断面を示す。 図17に示されるとおり、任意選択によりインソール要素16の底面17は開口部18を含んでもよい。 開口部18は、図18においても分かるとおり、任意選択により1つ以上のクッションポッド要素20を係合又は嵌装する形状又はサイズにされてもよい。

    インソール要素16は任意選択によりクッション材料若しくは緩衝材料、又はソール若しくはシューズ全体に構造的な剛性を付与することを意図した材料で作製されてもよい。 図6、図16、及び図17はインソール要素16を平坦なものとして示すが、任意選択によりアーチ状であっても、傾斜していても、又は種々の形状、厚さ、及び型で作製されてもよい。 或いは、及び任意選択により、インソール要素16には、図74〜図76に示されるとおりそこに電子的、機械的、又は電気機械的装置が埋設又は接着されていてもよい。

    図16は単一のインソール要素16を示すが、単体フットウェアは任意選択により複数のインソール要素を層状に、又は他の構成要素の間に挟まれて含んでもよい。

    さらに、図17は底面17にある開口部18を示すが、この開口部は任意選択でインソール要素16の上部に位置してもよい。

    クッションポッド要素及びクッションパディング要素

    図10は、その配列がクッションパディング要素19を形成する個別のクッションポッド要素20をさらに詳細に示す。

    クッションポッド要素20は、好ましくは弾性発泡体又はゴムから作製される。 任意選択により、クッションポッド要素20はまた、プラスチック、エラストマーなど、及びかかる材料の任意の組み合わせを含む他の緩衝材料で作製されてもよい。 この目的上、広範な材料が用いられ得ることが理解され、それらの材料としては、限定なしに、エチレン酢酸ビニル(「EVA」)発泡体、オレフィン又はポリオレフィン発泡体、ポリウレタン(「PU」)発泡体、ウレタンベースの発泡体、熱可塑性発泡体、又は好適な緩衝特性、好適な剛性、又は穿刺若しくは摩耗に対する抵抗性などを備える他の材料(任意のかかる材料の組み合わせを含む)が挙げられる。 クッションポッド要素20は任意選択により中実であっても、又は有孔であってもよい。 機能的にはクッションポッド要素は、クッションポッド要素の種類及び材料、クッションポッド要素の形状、そのサイズ(厚さを含む)、その数、その配置、及び互いの、又は他の構成要素に対するその密接度に応じて、衝撃に対するクッションとして機能したり、又は熱若しくは冷温の遮蔽を提供したり、又は通気若しくは空気循環を提供したり、又は組立体全体に種々の剛性若しくは可撓性を提供したりすることができる。

    クッションポッド要素20は、単に例として図68及び図69に示されるものなどの組み合わせを含め、材料の異なる組み合わせ、並びに種々のサイズ及び形状を有する部分構成要素の組み合わせから作製されてもよいことは理解されなければならない。 単に例として、クッションポッド要素は2つ以上の異なる種類の材料を結合又は接合することにより作製されてもよい。

    図6及び図10は係止ポッド要素22を示し、これらは、図6及び図11に示される係止ポッド開口部25を係合するサイズ、形状、及び位置にされ得る。 図6は1つ以上のクッションポッド要素20に取り付けられる係止ポッド要素22を示すが、係止ポッド要素は任意選択により自立したものであって、1つ以上の完全層、部分層、又はインソール要素に接着又は装着されてもよい。 さらに、係止ポッド開口部25は任意選択により1つ以上の完全層要素、部分層要素、又はインソール要素に位置してもよい。

    任意選択により、1つ以上のクッションポッド要素20は、図6及び図11に示されるポッド嵌装開口部26を係合するサイズ、形状、及び位置にされ得る。 図6及び図11は完全層23に配設された、又は切り抜かれたポッド嵌装開口部26を示すが、ポッド嵌装開口部は任意選択により1つ以上の完全層、第二外側層、又はインソール要素に位置してもよい。 任意選択により、単体フットウェアが任意選択により互いに上下に重層又は位置決めされる2層以上のクッションパディング要素を含む場合には、ポッド嵌装開口部26はさらには他のクッションポッド要素又はクッションパディング要素に配設され、又は切り抜かれてもよい。

    図6に示されるとおり、本発明の一実施形態では、1つ以上のクッションポッド要素20の底面21は完全層23の上面27に隣接して置かれ、及び1つ以上のクッションポッド要素20は任意選択により上面27に結合し、糊着し、縫着し、装着し、又は接着させてもよい。 或いは、及び上記に考察されるとおり、1つ以上のクッションポッド要素20はまた、ポッド嵌装開口部26を係合するように作製されてもよい。

    単に例として、図10に示されるクッションポッド要素20などのクッションポッド要素は、組立て完了後のフットウェアの異なる部品又は部分に種々の性質及び特性(単に例として、異なる程度の緩衝、構造的剛性、通気、被覆範囲など)を提供するように、様々な形でサイズ、形状、及び位置が決められ、及び異なる材料から作製され得ることが理解される。 クッションポッド要素20は、図10では楕円柱の形状として示される。 しかしながら、クッションポッド要素は様々な形状及び寸法を(不規則な又は非対称の形状を含め)とってもよく、及びシューズの本体構造を形成するコンポジット材料の異なる範囲に位置決めされてもよいことが理解される。 単に例として、ヒールカラークッション要素40は、任意選択により適切に付形及び位置決めすることで、組立体全体が折り曲げられたときにそれが意図した大きさの剛性、構造的完全性、適切な形状、又はクッション性を完成したシューズの「ヒールカラー」範囲(ヒールクォーター又はヒールカウンターなど)に提供するようにされてもよい。 同様に、及び任意選択により、ヒールクッション要素47、側部クッション要素44、及びトウキャップクッション要素41を個別的に、又は異なる組み合わせで含めて、シューズのそれぞれヒール、側壁、又はトウキャップ範囲に種々の大きさの剛性、構造的完全性、適切な形状、又はクッション性を提供してもよい。 図10はヒールカラークッション要素40、ヒールクッション要素47、側部クッション要素44、及びトウキャップクッション要素41を単一の部材片から作製されるものとして示すが、これらは任意選択により、側部クッション部分構成要素39などの複数の部分構成要素から作製されてもよい。

    完全層

    図6及び図11は完全層23を示し、これは任意選択により異なる種類の材料、例えば、天然又は合成の布、天然又は合成の革、メッシュ、可撓性又は軟質のプラスチック、ラテックス、シリコーン、他のゴム材料、合成繊維又はコンポジット、又は前述の任意の組み合わせなどで作製されてもよく、そのような材料が、任意選択により組立体に異なる程度の通気性、伸縮性、緩衝性、重量、及び構造的完全性を付与し得る。 任意選択により、完全層要素はまた、EVA発泡体、オレフィン又はポリオレフィン発泡体、PU発泡体、ウレタンベースの発泡体、熱可塑性発泡体、エラストマー、又は好適な緩衝特性、好適に剛性、又は穿刺若しくは摩耗に対する抵抗性などを備えた他の材料(任意のかかる材料の組み合わせを含む)のシートから作製されてもよい。

    図6は単一の完全層23を示すが、2つ以上の完全層が使用され、互いに上下に重ねて若しくは並べて重層され、異なる部分構成要素(クッションポッド要素20若しくはクッションパディング要素19、又は部分層29など)と共に、若しくはその間に挟まれ、若しくは重層され、又は互いに隣接して位置決めされてもよいことが理解される。 単に例として、完全層23は任意選択により別の完全層と積み重ねられ、その2つの完全層の間に部分層又はクッションポッド要素が挟まれてもよく;或いは、及び任意選択により、完全層23は1つ以上の部分層と積み重ねられて重層されてもよい。

    単に例として、完全層23に適切な材料又は材料の組み合わせは、任意選択により、シューズ組立体に組み込まれる完全層要素及び部分層要素の数に応じて、並びに完全層要素がシューズの外表面に面するのか、又はシューズの内表面に面するのか(すなわち、足又は皮膚と接触するか)に応じて選択されてもよい。

    或いは、及び任意選択により、完全層23は、図74〜図76に示されるとおり、そこに電子的、機械的、又は電気機械的装置を埋設又は接着したものであってもよい。

    完全層23の1つ以上のシートは任意選択により、それを底部折り目24に沿って折り曲げることができ、それにより単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造を形成することを可能にする形状に裁断され得ることが理解される。 任意選択により完全層23は、例として図6に示されるとおりの上部折り目60など、さらなる折り目を含み得る。

    単に例として、図6は、本発明の一実施形態における平坦に広げられた完全層23の一部として任意選択の完全層タング要素28を示す。 図7は、完全層23が単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造に折り曲げられた後の、同じ任意選択の実施形態における同じ完全層タング要素28を示す。

    上記に考察されるとおり、及び図11に示されるとおり、完全層23は任意選択により、1つ以上のクッションポッド要素20を係合するサイズ及び位置を有するポッド嵌装開口部26と、1つ以上の係止ポッド要素22を係合するサイズ及び位置を有する係止開口部25とを含み得る。 ポッド嵌装開口部要素及び係止開口部要素は、単に例としてヒール範囲42、インナーソール又はシューズの「底」に対応する範囲、ヒールクォーター又はカウンター、又はバンプ範囲を含め、完全層23の様々な範囲に位置し得る。

    完全層23が折り目に沿って折り曲げられると、継ぎ目が任意選択により溶着若しくは融着、糊着、又は綴着されてもよく;或いは、及び任意選択により、別の材料片(布、革、ゴム、熱可塑材など)が継ぎ目を覆って置かれ、融着、糊着、又は綴着されてもよい。

    部分層

    図6及び図12は部分層29を示し、これもまた任意選択により異なる種類の材料、例えば、天然又は合成の布、天然又は合成の革、メッシュ、可撓性又は軟質のプラスチック、ラテックス、ネオプレン、シリコーン、他のゴム材料、合成繊維又はコンポジット、又は前述の任意の組み合わせから作製されてもよく、そのような材料が、任意選択により組立体に異なる程度の通気性、伸縮性、緩衝性、重量、及び構造的完全性を付与し得る。 また任意選択により、部分層要素もまた、EVA発泡体、オレフィン又はポリオレフィン発泡体、PU発泡体、ウレタンベースの発泡体、熱可塑性発泡体、エラストマー、又は好適な緩衝特性、好適に剛性、又は穿刺若しくは摩耗に対する抵抗性を備えた他の材料など(任意のかかる材料の組み合わせを含む)のシートから作製されてもよい。

    図6は単一の部分層29を示す。 しかしながら、2つ以上の部分層が使用され、互いに上下に重ねて若しくは並べて重層され、異なる部分構成要素(クッションポッド要素20若しくはクッションパディング要素19、又は完全層23など)と共に、若しくはその間に挟まれ、若しくは重層され、又は互いに隣接して位置決めされてもよいことが理解される。 単に例として、部分層29は任意選択により完全層と積み重ねられ、その材料層の間にさらなる完全層又は部分層又はクッションポッド要素が挟まれてもよく;或いは、及び任意選択により、部分層29は1つ以上の部分層と積み重ねられて重層されてもよい。

    部分層29に適切な材料又は材料の組み合わせは、任意選択により、シューズ組立体に組み込まれる完全層要素及び部分層要素の数に応じて、並びに部分層要素がシューズの外表面に面するのか、又はシューズの内表面に面するのか(すなわち、足又は皮膚と接触するか)に応じて選択されてもよい。

    或いは、及び任意選択により、部分層29は、図74〜図76に示されるとおり、そこに電子的、機械的、又は電気機械的装置を埋設又は接着したものであってもよい。

    部分層29の1つ以上のシートは任意選択により、それを部分層上部折り目43及び部分層底部折り目30に沿って折り曲げることができ、それにより単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造を形成することを可能にする形状に裁断され得ることが理解される。

    部分層29もまた、任意選択により、係止ポッド要素22を係合するサイズ、形状及び位置を有し得る部分層係止ポッド開口部31を含み得る。 図6及び図12には示されないが、部分層23もまた、1つ以上のクッションポッド要素20を係合するサイズ、形状、及び位置の、ポッド嵌装開口部26と同様の開放部を含み得る。 部分層係止ポッド開口部要素及びポッド嵌装開口部要素は、部分層29の様々な範囲に位置し得る。

    任意選択により部分層29は、完全層23と接触する一方でシューズの外表面に面するように位置決め又は重層されてもよい。 また任意選択により、部分層29は、完全層23が折り曲げられた後のその「継ぎ目」を覆うようにサイズ、形状、位置が決められ、折り曲げられ、及び溶着、綴着、又は糊着されてもよい。 これに関連して部分層29は、任意選択により図6に示される部分層側部要素32などの拡張部を含む形状にされ得る。 任意選択により、部分層側部要素32は、部分的に、又は全体として、完全層23又は部分層29の他のインスタンス(instance)に折り重なり、「継ぎ目」を被覆若しくは封鎖してもよく、又はそれを覆って溶着、綴着、糊着、若しくは取付けされてもよい。

    図7は、組み立てられた単体シューアッパー33の任意選択の一実施形態を示し、ここでは部分層29が完全層23の下側に位置決めされ、及び部分層29の一部分(例えば、部分層側部要素32など)が、完全層23が三次元構造に折り曲げられたときに組立体に設けられる「継ぎ目」に折り重なってそれを封鎖し得る。

    加えて、及び任意選択により、部分層側部要素32はまた、コンポジット材料を含めた好適な弾性又は伸縮性材料で作製し、単体シューアッパー組立体に対して、及び完全に組み立てられた単体構成フットウェアに対してさらなる構造的完全性を提供するようなサイズ、形状、位置にして単体アッパーシューズ組立体に接着させてもよい。

    シューアッパー組立体の例

    図13は本発明の一つの任意選択の実施形態を示し、ここでは、とりわけ複数のクッションポッド要素20、ヒールカラークッション要素40、側部クッション要素44、及び側部クッション部分構成要素39を組み込むクッションパディング要素19が、完全層23に対して位置決めされる。

    図14は本発明の一つの任意選択の実施形態を示し、ここではクッションパディング要素19が完全層23に係合、糊着、又は接着される。

    図15は本発明の一つの任意選択の実施形態を示し、ここではクッションパディング要素19が完全層23に係合、糊着、又は接着された後、完全層23が単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造に、とりわけ上部折り目60及び底部折り目24に沿って折り曲げられる。 より具体的には、図15は、任意選択により折り曲げられたクッションパディング要素及び完全層組立体に対する人の足46の断面を示す。 図15はまた、ヒールクッション要素47、及び係止ポッド開口部25に係合した係止ポッド要素22の断面図も示す。

    図18は本発明の一つの任意選択の実施形態を示し、ここではインソール要素16が、折り曲げられたクッションパディング要素及び完全層組立体に隣接して位置決めされる。 図18はまた、本発明の任意選択の実施形態の別の態様も示し、ここでは部分層29が、折り曲げられたクッションパディング要素及び完全層組立体に隣接して位置決めされる。

    図19は本発明の一つの任意選択の実施形態を、任意選択により折り曲げられた重層コンポジット組立体に対する人の足46の断面と併せて示し、ここでは、インソール要素16と、クッションポッド要素の配列20と、完全層23と、部分層29との重層コンポジット組立体が単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造に折り曲げられる。 図19はまた、任意選択により複数のクッションポッド要素20と係合するインソール要素16;ヒールクッション要素47;及び任意選択により部分層係止ポッド開口部31と、及び係止ポッド開口部25と係合する係止ポッド要素22の断面図も示す。 図19はさらに、ヒールカラークッション要素40の断面図、及び組立体全体の部分層上部折り目43及び部分層底部折り目30に沿った折り曲げを示す。

    図20は組み立てられた単体シューアッパー33を示す。 単体シューアッパー33が組み立てられた後、任意選択により組立体は、従来の方法を用いて製造されるミッドソール又はアウトソールと綴着又は糊着され得る。

    或いは、及び任意選択により、単体シューアッパー33はさらに以下に記載する単体シューアウトソール組立体と組み立てられてもよく、それにより単体構成フットウェアが形成され得る。

    単体シューアウトソール組立体

    上記に記載したとおり、図9は単体アウトソール組立体の様々な任意選択の構成要素、例えば、アウトソール層34;その配列がアウトソールパディング要素35を形成するソールポッド要素48;ミッドソール要素36;その配列が部分アウトソール要素37を形成する部分アウトソールキャップ50;及び完全アウトソール要素38を示す。 単体シューアウトソール組立体は前述の構成要素の1つ以上、又はそれらの組み合わせを使用して作製され得る。

    図21及び図22は任意選択のアウトソール層34を示す。 図31に示されるとおり、アウトソール層34は任意選択により、1つ以上のソールポッド要素48を係合するサイズ、形状、及び位置にされるアウトソール層開口部61を含み得る。 アウトソール層34は任意選択により、天然又は合成の布、天然又は合成の革、メッシュ、可撓性又は軟質のプラスチック、硬質のプラスチック又はゴム、ラテックス、ネオプレン、シリコーン、他のゴム材料、合成繊維又はコンポジット、又は前述の任意の組み合わせから作製されてもよく、そのような材料が、任意選択により組立体に異なる程度の通気性、伸縮性、緩衝性、重量、及び構造的完全性を付与し得ることが理解される。

    或いは、及び任意選択により、アウトソール層34は、図74〜図76に示されるとおりそこに電子的、機械的、又は電気機械的装置を埋設又は接着したものであってもよい。

    図23及び図24は、その配列がアウトソールパディング要素35を形成する任意選択のソールポッド要素48を示す。 任意選択によりソールポッド要素48は発泡体又はゴム、又はその他の、例えばプラスチック、エラストマーなど、及びかかる材料の任意の組み合わせを含めた緩衝材料で作製されてもよい。 機能的にはクッションポッド要素は、個々のソールポッド要素のサイズ(厚さを含む)、種類、及び材料、その形状、その数、その配置、及び互いの、又は他の構成要素に対するその密接度に応じて、衝撃に対するクッションとして機能したり、又は熱若しくは冷温の遮蔽を提供したり、又は通気若しくは空気循環を提供したり、又は組立体全体に種々の剛性若しくは柔軟性を提供したりし得る。

    ソールポッド要素48は、限定なしに図68及び図69に示されるものと同様の構成を含め、材料の異なる組み合わせ、並びに種々のサイズ及び形状を有する部分構成要素の組み合わせから作製されてもよいことが理解されなければならない。

    本発明の一実施形態において、任意選択により1つ以上のソールポッド要素48は、ミッドソール要素36のミッドソール開口部49に係合するサイズ、形状、及び位置にされる。

    図25及び図26は任意選択のミッドソール要素36を示す。 任意選択により、ミッドソール要素36はミッドソール開口部49を含んでもよく、或いはそれに代えて又は加えて、1つ以上のソールポッド要素48を係合するように適切な形状をしていてもよい。

    任意選択により、ミッドソール要素36は発泡体若しくはゴム、又はその他の、プラスチック、エラストマーなど、及びかかる材料の任意の組み合わせを含めた緩衝材料で作製されてもよい。 機能的にはミッドソール要素36は、ミッドソール要素36の作製に使用されるサイズ(厚さを含む)、種類、及び材料に応じて、衝撃に対するクッションとして機能したり、衝撃を吸収したり、又は組立体全体に種々の剛性若しくは柔軟性を提供したりし得る。

    或いは、及び任意選択により、ミッドソール要素36は、図74〜図76に示されるとおりそこに電子的、機械的、又は電気機械的装置を埋設又は接着したものであってもよい。

    図27及び図28は、その配列が部分アウトソール要素37を形成する任意選択の部分アウトソールキャップ50を示す。 任意選択により、部分アウトソールキャップ50は、発泡体若しくはゴム、又はその他の、プラスチック、エラストマーなど、及びかかる材料の任意の組み合わせを含めた緩衝材料で作製されてもよい。 機能的にはクッションポッド要素は、個々の部分アウトソールキャップのサイズ(厚さを含む)、種類、及び材料、その形状、その数、その配置、並びに互いの、又は他の構成要素に対するその密接度に応じて、衝撃に対するクッションとして機能したり、衝撃を吸収したり、摩耗に対する保護を提供したり、又は組立体全体に種々の剛性若しくは柔軟性を提供したりし得る。

    部分アウトソールキャップ50は、限定なしに図68及び図69に示されるものと同様の構成を含め、材料の異なる組み合わせ、並びに種々のサイズ及び形状を有する部分構成要素の組み合わせから作製されてもよいことは理解されなければならない。

    図29及び図30は任意選択のアウトソール要素38を示す。 任意選択により、アウトソール要素38は、発泡体若しくはゴム、又はその他の、プラスチック、エラストマーなど、及びかかる材料の任意の組み合わせを含めた緩衝材料で作製されてもよい。 機能的にはアウトソール要素38は、アウトソール要素38の作製に使用されるサイズ(厚さを含む)、種類、及び材料に応じて、衝撃に対するクッションとして機能したり、衝撃を吸収したり、摩耗に対する保護を提供したり、又は組立体全体に種々の剛性若しくは柔軟性を提供したりし得る。

    任意選択によりアウトソール要素38はアウトソールロック51を含んでもよく、或いはそれに代えて又は加えて1つ以上のソールポッド要素48又は部分アウトソールキャップ50を係合するように適切な形状をしていてもよい。

    或いは、及び任意選択により、アウトソール要素38は、図74〜図76に示されるとおりそこに電子的、機械的、又は電気機械的装置を埋設又は接着したものであってもよい。

    図31は本発明の一つの任意選択の実施形態を、任意選択により折り曲げられた重層コンポジット組立体(すなわち単体シューアッパー33)に対する人の足46の断面と併せて示し、ここではインソール要素16と完全層23と部分層29との重層コンポジット組立体が、単体シューアッパー33に適切な形状をした三次元構造に折り曲げられる。 図19もまた、とりわけ、任意選択により複数のクッションポッド要素20に係合するインソール要素16の断面図を示す。

    加えて、図31は本発明の別の任意選択の態様を示し、ここではアウトソール層34が任意選択によりアウトソール層開口部61を介して複数のソールポッド要素48に係合され;ソールポッド要素48が任意選択により、図25及び図26に示されるミッドソール開口部49を介してミッドソール要素36に係合され;部分アウトソールキャップ50がソールポッド要素48に係合又は接着され;及び完全アウトソール要素38が部分アウトソールキャップ50又はソールポッド要素48、又はその双方に係合又は接着される。

    任意選択により、図31に示されるとおり、単体シューアウトソール組立体は折り曲げられた重層コンポジット組立体(すなわち単体シューアッパー33)に係合、綴着、糊着、又は接着される。 本発明の一実施形態において、アウトソール層34又は複数のソールポッド要素48、又は双方が、単体シューアッパー33に係合、綴着、糊着、又は接着される。

    図32及び図33は本発明の別の任意選択の実施形態を示し、ここでは完全層23が任意選択により、ソールポッド要素48を係合する開放部、すなわち完全層ソールポッド開口部63を含む。 この実施形態において、ソールポッド要素48はシューズを着用する人の足46の裏と接触する。

    さらに、図32は本発明の別の任意選択の態様を示し、ここでは拡張アウトソール層52が、ソールポッド要素48及びミッドソール要素36に折り重なって「巻き付く」又はそれを包み込むようなサイズ及び位置にされる。 この任意選択の実施形態では、拡張アウトソール層52は任意選択により拡張アウトソール層開口部62を介して複数のソールポッド要素48に係合される。

    図33は、ソールポッド要素48及びミッドソール要素36に折り重なって「巻き付けられた」又はそれを包み込む拡張アウトソール層52を示す。

    図34及び図37、及び図44〜図45に示されるとおり、部分アウトソール要素37又は完全アウトソール要素38、又は双方の組み合わせが、任意選択により図32〜図33に示される組立体に係合、綴着、糊着、又は接着されてもよい。

    従って図35は、部分アウトソール要素37に係合、綴着、糊着、又は接着された、図32〜図33に示される組立体を示す。 図36は、完全アウトソール要素38に係合、綴着、糊着、又は接着された、図32〜図33に示される組立体を示す。 最後に、図37及び図45は、部分アウトソール要素37と完全アウトソール要素38との組み合わせに係合、綴着、糊着、又は接着された、図32〜図33に示される組立体を示す。

    図31〜図37は単一の完全層23を備える単体シューアッパー33を示すが、任意選択により単体シューアッパー33は2つ以上の完全層23、又は1つ以上の部分層29、又はその組み合わせを含み得ることが理解される。

    従って図38〜図40は、任意選択により完全層23及び第二完全層53を含んで組み立てられる単体シューアッパー33の断面を示す。 本発明のこの任意選択の実施形態では、とりわけヒールカラークッション要素40及びヒールクッション要素47が、任意選択により完全層23と第二完全層53との間に「挟まれる」。

    図41〜図43及び図46に示されるとおり、部分アウトソール要素37又は完全アウトソール要素38、又は双方が、任意選択により図40に示される組立体に係合、綴着、糊着、又は接着されてもよい。 従って図41は、部分アウトソール要素37に係合、綴着、糊着、又は接着された、図40に示される組立体を示す。 図42は、完全アウトソール要素38に係合、綴着、糊着、又は接着された、図40に示される組立体を示す。 最後に図43及び図46は、部分アウトソール要素37と完全アウトソール要素38との組み合わせに係合、綴着、糊着、又は接着された、図40に示される組立体を示す。

    完全アウトソール要素38は、厚さ又は高さを含め、寸法及びサイズが様々であってよいことが理解される。 本発明の一つの任意選択の実施形態において、完全アウトソール要素38の周縁部は単体シューアッパー33まで拡張するような形状及びサイズにされてもよい。 図47〜図48は、拡張完全アウトソール要素54に係合、綴着、糊着、又は接着された、図33に示される組立体を示す。 図49は、拡張完全アウトソール要素54に係合、綴着、糊着、又は接着された、図40に示される組立体を示す。

    図41〜図43、及び図50〜図54にさらに示されるとおり、アウトソール層34(図50〜図52ではアウトソール要素55として指示される)又は拡張アウトソール層52を、部分アウトソール要素37、完全アウトソール要素38、拡張完全アウトソール要素54、又は前述の組み合わせと組み合わせることで、多数の任意選択の組み合わせ及び並べ換えが可能である。

    また任意選択により、本発明は図53に示されるとおり、部分アウトソール要素37、完全アウトソール要素38、又は拡張完全アウトソール要素54を含まなくてよいことも理解される。

    加えて、図43、図45、及び図52に示されるとおり、単体シューアッパー33の組立てに1つ以上の完全層23を使用することで、多数の任意選択の組み合わせ及び並べ換えが可能である。 単に例として、図45に示されるとおり、任意選択により単一の完全層23が使用されてもよく;又は図46及び図52に示されるとおり、任意選択により完全層23及び第二完全層53が共に使用されてもよく;又は図54に示されるとおり、任意選択により完全層23及び第二完全層53がまたクッションパディング要素19の複数のインスタンス、すなわち層と併せて使用されてもよい。

    図29、図30及び図55は、アウトソール要素38を単一の平坦な連続的部材片から作製されるものとして示す。 しかしながら、任意選択によりアウトソール要素38は三次元的に湾曲し、すなわち「アーチ状」であってもよいことが理解される。

    図56はアウトソール要素38の任意選択の実施形態の断面を示し、このアウトソール要素38は「アーチ」を組み込んでいる。

    さらにまた、任意選択により、及び図57に示されるとおり、アウトソール要素38が2つ以上の別個のアウトソール構成要素56及び57から組み立てられてもよく、及び別個の構成要素が安定板58により接合されてもよいことも理解される。

    図58に示されるとおり、安定板58は任意選択により安定板開口部59を含んでもよく、又は1つ以上のソールポッド要素48を係合するようなサイズ、形状、及び位置にされてもよい。

    単体シューアッパー及びアウトソール構成要素の組立て及び構成方法

    本発明はまた、上記に記載される単体構成フットウェアの作製方法にも関する。

    図59〜図61に示されるとおり、本発明の一実施形態では、クッション基材69を使用して様々なサイズ及び形状のクッション基材要素が作製される。

    図59に示されるとおり、クッション基材69は基材裁断線102に沿って裁断される。

    図60は本発明の一実施形態を示し、ここではクッション基材69から様々なクッション基材要素が裁断され、クッション基材69には穴103及び76が残る。 以下に記載するとおり、クッション基材69から裁断された材料を使用して、任意選択により様々なサイズ及び形状のクッション基材要素が設けられ得る。 穴103及び76から材料が取り除かれたクッション基材69は、図60では残りのクッション基材77として示される。

    図60及び図61は、任意選択によりクッション基材69から作製される様々なクッション基材要素を示し、単に例として、底部基材要素104、側部基材要素64、ヒールキャップ基材要素65、及びヒールカラー基材要素66が含まれる。 図61に示されるとおり、様々なクッション基材要素は互いに対して任意に位置決めされクッション基材組立体67を形成する。

    本発明のこの実施形態において、様々なクッション基材要素は任意選択により単体シューアッパー33におけるその位置に関連して位置決め及び位置合わせされる。 任意選択により、側部基材要素64が単体シューアッパー33のバンプ側部70に関連して位置決めされてもよく;ヒールカラー基材要素66が単体シューアッパー33のヒールカウンター71に関連して位置決めされてもよく;及び底部基材要素104の少なくとも1つが単体シューアッパー33のトウ68に関連して位置決めされてもよい。

    上記に記載される方法で製造される底部基材要素104が、任意選択によりクッションポッド要素20の作製に使用されてもよいことが理解される。 任意選択により底部基材要素104はソールポッド要素48又は部分アウトソール要素37の作製にも使用され得る。 側部基材要素64は任意選択により側部クッション部分構成要素39又は側部クッション要素44の作製に使用されてもよい。 ヒールキャップ基材要素65は任意選択によりヒールクッション要素47の作製に使用されてもよい。

    代替的実施形態

    本発明の一つの代替的実施形態が図62〜図64に示される。

    図62は、基材裁断線102に沿って裁断されるクッション基材69を示す。 クッション基材69はシーティング基材72に対して位置決め又は位置合わせされる。 任意選択により基材裁断線102はシーティング基材裁断線73に対して位置決め又は位置合わせされてもよい。

    任意選択により、以下に記載する構成要素の組立てを高速化するため、クッション基材69の2つ以上のインスタンスがシーティング基材72の連続シート上のシーティング基材裁断線74の2つ以上のインスタンスに対して位置決め又は位置合わせされてもよいことが理解される。

    図63は、シーティング基材72のシーティング基材接触表面75に当接して位置合わせ及び位置決めされているクッション基材69を示す。

    図64は、シーティング基材72のシーティング基材接触表面75に接着されているクッション基材組立体67(任意選択により、底部基材要素104、側部基材要素64、ヒールキャップ基材要素65、及びヒールカラー基材要素66を含む)を示す。

    クッション基材組立体67、又は個別のクッション基材要素はシーティング基材接触表面75に対し、任意選択により、様々なクッション基材要素に選択的に接着剤を塗布する;クッション基材69の表面、又はその一部分に接着剤を塗布し、次に残りのクッション基材77の表面を含む範囲から接着剤を選択的に取り除く;及びクッション基材69の表面、又はその一部分に接着剤を塗布し、次にそれを、クッション基材組立体67、又は個別のクッション基材要素のみをシーティング基材接触表面75に接着させるようにマスキングするなど、様々な手段によって接着させてもよい。 材料を他の材料に接着させるには、これらの又は他の方法のいずれを用いてもよいことが理解される。

    図64にさらに示されるとおり、残りのクッション基材77が除去されると、クッション基材組立体67、又は個別のクッション基材要素がシーティング基材接触表面75に接着されて残る。

    得られる組立体がさらに加工され、図8に示される単体シューアッパー33用の、又は図9に示される単体アウトソール組立体用の構成要素が形成され得る。

    上記に記載されるシーティング基材72は、任意選択によりインソール要素16、完全層23、又は部分層29の作製に使用されてもよいことが理解される。 任意選択により、シーティング基材72はまた、アウトソール層34、ミッドソール要素36、及び完全アウトソール要素38の作製にも使用され得る。

    別の代替的実施形態

    本発明の別の代替的実施形態が図65〜図67に示される。 図65は、クッション基材69がシーティング基材72に対して、それらの間に種々の大きさの距離を置くようにして位置決め又は位置合わせされるところを示す。 或いは、及び任意選択により、クッション基材69はシーティング基材72と接触させてもよい。 また任意選択により基材裁断線102をシーティング基材裁断線73に対して位置決め又は位置合わせしてもよい。

    或いは、及び任意選択により、クッション基材69は、それをシーティング基材72に対して位置決め又は位置合わせする前に基材裁断線102に沿って裁断されてもよい。

    ここでもまた、クッション基材69の2つ以上のインスタンスがシーティング基材72に対して位置決めされ、及びシーティング基材裁断線74に対して位置合わせされてもよいことが理解される。

    図66に示されるとおり、クッション基材組立体67又は個別のクッション基材要素は、或いはシーティング基材72のシーティング基材接触表面75に接触させて押し付けるように、クッション基材69から押し出され、押し抜かれ、又は「突き抜かれ」てもよい。

    クッション基材69が、それをシーティング基材72に対して位置決め又は位置合わせする前に基材裁断線102に沿って裁断されない場合、クッション基材69は単一の、すなわち実質的に連続するステップで基材裁断線102に沿って裁断され、及びクッション基材69から押し出され、押し抜かれ、又は「突き抜かれ」得ることが理解される。

    いずれの場合にも、クッション基材組立体67又は個別のクッション基材要素が或いはクッション基材69から切り抜かれるか、又は押し出され、押し抜かれ、若しくは「突き抜かれ」ると、その後には、クッション基材69における個々のクッション基材要素が以前あった位置に対応する穴103及び76を含む残りのクッション基材77が残る。

    図67は、シーティング基材72のシーティング基材接触表面75と接触させたクッション基材組立体67(任意選択により、底部基材要素104、側部基材要素64、ヒールキャップ基材要素65、及びヒールカラー基材要素66を含む)を示す。 クッション基材組立体67、個別のクッション基材要素は、グルー又はセメント、接着フィルム、熱又はマイクロ波又は電波活性化接着剤、両面接着フィルムなどを含め、様々な手段によってシーティング基材接触表面75と接着させてもよい。 材料を他の材料に接着させるには、これらの又は他の方法のいずれを用いてもよいことが理解される。

    或いは、及び任意選択により、開口部はシーティング基材72に切り抜かれてもよく、又は陥凹部がシーティング基材72のシーティング基材接触表面75から切り取られるか、又はそこに押圧されてもよい。 前記開口部は、クッション基材組立体67又は個別のクッション基材要素を係合し、且つ任意選択によりそれらを「係止する」ようなサイズ、形状、及び位置にされてもよい。 その任意選択の例が図70及び図71、並びに図81及び図82に示される。

    得られる組立体がさらに加工され、図8に示される単体シューアッパー33用、又は図9に示される単体アウトソール組立体用の構成要素が形成され得る。

    上記に記載されるシーティング基材72は、任意選択によりインソール要素16、完全層23、又は部分層29の作製に使用されてもよいことが理解される。 任意選択によりシーティング基材72はまた、アウトソール層34、ミッドソール要素36、及び完全アウトソール要素38の作製にも使用され得る。

    図62〜図64及び図65〜図67に示される方法を用いて図77及び図78に示されるコンポジット材料が作り出され得ることが理解される。 図77及び図78は、限定なしにシューアッパーの例を示し、ここでは平坦な材料のシート又は層の間に発泡体要素(クッションポッド要素20など)を重層するか、又は「挟む」ことによって上壁及び側壁(又は「バンプ」)が製造される。 図77及び図78は、「バンプ」が外層100と内層101との間に挟まれた発泡体要素99で作製されるシューズの「バンプ」を示し、ここで外層100はメッシュから作製され、その下にある発泡体要素99が部分的に見えるようになっている。

    代替的なクッション基材組立て方法

    クッション基材69は様々な形状及びサイズ(厚さを含む)のクッション基材要素の製造に使用され得ることが理解される。 また、クッション基材69及びクッション基材要素は、任意選択により、限定なしに発泡体、ゴム、シリコーン、ラテックス、天然又は合成の布、天然又は合成の革、メッシュ、可撓性又は軟質のプラスチック、又は他のゴム若しくはプラスチック材料、合成繊維又はコンポジット、又はかかる材料の任意の組み合わせを含め、異なる種類の材料で作製され得ることも理解される。

    さらに、任意選択によりクッション基材要素の作製に2つ以上の種類の材料を使用してもよいことが理解される。

    図68は本発明の一つの代替的実施形態を示し、ここでは、代替的な底部基材要素80と組み合わされる底部基材要素104、及び代替的なヒールカラー基材要素81と組み合わされるヒールカラー基材要素66など、2つの異なる型の基材組立体から作製されるクッション基材要素の配列を作り出すため、クッション基材69が代替的なクッション基材79と組み合わされ、又は任意選択によりそれに糊着される。

    単に例として、及び任意選択により、図68に示される方法は図23及び図53に示されるとおりのソールポッド要素48の製造に使用することができ、ここではソールポッド要素48の上半分が発泡体又は他のより軟質のクッション材料から作製され得るとともに、ソールポッド要素48の下半分がゴム又は他の弾性及び耐摩耗性材料から作製され得る。

    加えて、及び任意選択により、図68に示される方法はまた、図10及び図19に示されるとおりのクッションポッド要素20の製造にも使用することができ、ここではクッションポッド要素20の上半分が軟質発泡体又は他のクッション材料から作製され得るとともに、クッションポッド要素20の下半分がゴム又は他の緩衝材料から作製され得る。

    図69は本発明の別の代替的実施形態を示し、ここでは、一部が一種類の材料で作製され(側部基材要素64及び底部基材要素104の少なくとも一部など)、且つ一部が2つの異なる種類の材料で作製される(図69に示されるとおりヒールカラー基材要素66の代替的部分ヒールカラー基材要素83との組み合わせなど)クッション基材要素の配列を作り出すため、クッション基材69が代替的な部分クッション基材82と組み合わされ、又は任意選択によりそれに糊着される。

    クッション基材69、代替的なクッション基材79、及び代替的な部分クッション基材82の作製に使用される材料の種類、並びに適切な基材の数、形状、サイズ(厚さを含む)、位置決め、及び位置合わせを変えることにより、クッション基材組立体67及び個別のクッション基材要素の多くの異なる変形例を製造可能であることが理解される。

    任意選択の補強構造

    本発明のさらに別の代替的実施形態では、図70及び図71に示されるとおりの補強構造84を作り出すため、クッション基材69、シーティング基材72、又は適切なサイズ、形状、及び組成の他の材料に開口部が裁断され得る。

    図70に示されるとおり、補強構造84は、クッション基材組立体67又は個別のクッション基材要素;クッションパディング要素19又は個別のクッションポッド要素20;アウトソールパディング要素35又は個別のソールポッド要素48;又は係止ポッド要素22を係合するサイズ、形状、及び位置にされ得る空隙86又は補強構造開口部85を含むように付形されてもよい。

    単に例として、図71はクッション基材組立体67の上に装着された補強構造84を示し、少なくとも1つの底部基材要素104が少なくとも1つの補強構造開口部85に係合されている。

    図72は、クッション基材組立体67に位置合わせされて係合する補強構造84を示し、クッション基材組立体67はシーティング基材72の表面上に位置決めされている。

    図73はクッション基材組立体67に装着された補強構造84を示し、クッション基材組立体67はシーティング基材の表面72に位置決めされて糊着されている。

    補強構造84は様々な形状(厚さを含む)及びサイズを有し得ることが理解される。 また、任意選択により補強構造84を使用して、一体に保持し、構造的完全性を提供し、シーティング基材72、又は完全層23及び部分層29などの他の重層構成要素が三次元的に折り曲げられて単体シューアッパー33を形成するときに生じる継ぎ目を「係止」又は封鎖し得ることも理解される。

    単に例として、図79は、上にクッション基材要素117を糊着したシーティング基材111を示す。

    図80に示されるとおり、シーティング基材111の前リーフ113、右リーフ114、及び左リーフ112がシーティング基材の折り目115に沿って折り曲げられ、三次元形状を形成する。 説明のため、図80はシーティング基材111の折り曲げられていない左リーフ112を示すことに留意されたい。

    図81は、2つの代替的な、任意選択の形状及びサイズを有する補強構造−補強構造118及び補強構造120を示す。 補強構造118は穴119を含み、及び補強構造120は穴121を含む。 補強構造要素は様々な形状及び寸法を有し得ること、並びに穴のサイズ、位置、及び配置が様々であり得ることが理解される。

    図82に示されるとおり、補強構造118は、折り曲げられたシーティング基材111に対し、1つ以上の穴119が1つ以上のクッション基材要素117を係合するように位置決めされてもよい。

    図83は、折り曲げられたシーティング基材111に対し、1つ以上の穴121が1つ以上のクッション基材要素117を係合するように位置決めされる代替的な形状及びサイズを有する補強構造120を示す。

    クッション基材要素117はシーティング基材111のいずれの面に糊着されてもよいことが理解される。 任意選択により、クッション基材要素117はシーティング基材111の両面に糊着され得る。

    図84は、その上にクッション基材要素117を糊着したシーティング基材111を示す。 しかしながらこの場合にクッション基材要素117は、内面122ではなく、外面123に糊着される。 図84では、補強構造118は、折り曲げられたシーティング基材111の外面123に対し、1つ以上の穴119が1つ以上のクッション基材要素117を係合するように位置決めされる。

    図84及び図85は、クッション基材要素117がシーティング基材111の外面123に糊着されたシーティング基材111の異なる等角図を示す。 図85及び図86は、折り曲げられたシーティング基材111の外面123に対し、1つ以上の穴119が1つ以上のクッション基材要素117を係合するように位置決めされた補強構造118を示す。

    任意選択の埋設装置

    単体構成フットウェアのさらに別の利点は、フットウェアを組み立てる過程において様々な電気的、機械的、及び電気機械的装置をフットウェアに一層容易に組み込めることである。 一つには単体構成フットウェアが材料の平坦な層又は「シート」から、それを三次元のシューズ形状に組み立てて折り曲げることで組み立てられるため(一体に綴着又は糊着しなければならないより小さい部材片及び構成要素とは対照的に)、単体構成フットウェアの組立体に使用される平坦な材料シートに電子回路及び装置を貼り付け、「インプリント」し、又はさらには「エッチング」することさえ可能である。

    図74〜図76は、単体構成フットウェアの構成要素層の1つ以上に電気的、機械的、及び電気機械的装置、配線、並びに回路を埋設、重層、又は接着する様々な任意選択の方法を示す。

    図74は、装置基材86を作製するよう裁断及び付形されたラミネート材91を示す。

    本発明の一つの代替的実施形態において、装置基材86は任意選択により装置基材開口部78を含んでもよく、この装置基材開口部78は、任意選択により、及び単に例として、クッション基材組立体67又は個別のクッション基材要素;クッションパディング要素19又は個別のクッションポッド要素20;アウトソールパディング要素35又は個別のソールポッド要素50;又は係止ポッド要素22の1つ以上を係合するサイズ、形状、及び位置にされ得る。

    単に例として、図75及び図76は、任意選択によりクッション基材組立体67に装着される装置基材86を示し、少なくとも1つの底部基材要素104が少なくとも1つの装置基材開口部78に係合される。

    図74に示されるとおり、様々な電気的、機械的、及び電気機械的装置が任意選択により表面に貼り付けられ、又は装置基材86に固定されてもよい。 或いは、及び任意選択により、電気的、電子的、機械的、及び電気機械的装置はまた、装置基材86に型押しされた、又は切り抜かれた開口部に係合又は埋設されてもよい。

    単に例として、及び任意選択により、センサ93(例えば歩数計など)が図74に示されるとおり装置基材86に固定されてもよい。

    また単に例として、及び任意選択により、電源92(バッテリ、又は圧電発電機、又は他の同様の発電装置など)が装置基材86の開口部に係合又は埋設されてもよい。

    任意選択により、インタフェースポート94又は入出力装置97もまた装置基材86に固定され、ワイヤ95によってセンサ93及び電源92に接続されてもよい。

    装置基材86に固定若しくは係合され得る電気的、電子的、機械的、及び電気機械的装置の種類、又は装置基材86上若しくは装置基材86内における前記装置の位置に関して制限はないことが理解される。 単に例として、電子ディスプレイ装置96(単に例として、フレキシブル有機発光ダイオード(「OLED」)又は発光ポリマー(「LEP」)ディスプレイなど)が任意選択により装置基材86に固定され、ワイヤ95によって電源92に接続されてもよい。

    また、装置基材86がさらに加工され、任意選択により、図62〜図67に示されるシーティング基材72;図70〜図73に示される補強構造84;図6、図11、及び図12に示されるインソール要素16、完全層23、若しくは部分層29;又は図9に示されるアウトソール層34、ミッドソール要素36、若しくは完全アウトソール要素38が作製され得ることも理解される。

    図75及び図76は本発明の一つの任意選択の実施形態を示し、ここでは装置基材開口部78を有する装置基材86がクッション基材組立体67の一部分又は個別の底部基材要素104を係合するように位置決めされ、その組立体がシーティング基材72のシーティング基材接触表面75に固定される。 次に組立体全体が裁断され、単体構成フットウェアに組み込まれ得る。

    図74に示されるとおり、装置基材86は、前部87が完成したフットウェアのトウと位置合わせされ;右側壁89が完成したフットウェアの右側面と位置合わせされ;左側壁88が完成したフットウェアの左側面と位置合わせされ;及びヒール壁90が完成したフットウェアの後部分又はヒール部分と位置合わせされるように位置決めされ得る。 組立体全体が適切な三次元形状に折り曲げられると、左側壁88、右側壁89、及びヒール壁90は装置基材86の残りの表面からほぼ垂直に立ち上がる。

    本発明は、本明細書に記載される具体的な実施形態による範囲に限定されるものではない。 実際、前述の説明及び添付の図から、当業者には本明細書に記載されるものに加えて本発明の様々な変形例が明らかとなるであろう。 かかる変形例は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図される。 以下の例は本発明の例示として、且つ限定としてではなく提供される。

    実施例1. ここでは、典型的なカジュアルシューズ用のシューアッパーの作製方法を記載する。 3枚のEVA発泡体シートが予め裁断される。 発泡体材料は異なる色(赤色、灰色、青色)を有し、且つ異なる厚さを有してもよく、或いは異なる種類の材料から構成されてもよい。 発泡体シートは塊状の発泡体材料のより大きいブロックから切り出す。 3枚の発泡体シート(赤色、灰色、青色)から裁断された発泡体部材片を混合して対応させ、組み立てられた被加工材を構成する。 この場合、組み立てられた発泡体被加工材における個々の部材片は異なる厚さを有する。 これにより剛性及びクッション性が高くなる。 構成要素のサイズ、形状、組成などについて、ほぼ無限の変形例が考えられ得る。 これらの組み立てられた被加工材の多くは、好適なパターンに並べられる。

    第1の基材層(この場合、シューズの「アウタースキン」を形成することになる黒色の目の荒いメッシュ)を組み立てた発泡体被加工材上に広げる。 任意選択により、過剰なグルーを吸収し、且つ布/ヒートプラテンを保護するため、ラミネートする前に組立体にナイロンシートを被せてもよい。 被加工材を熱プレスする。 組み立てた発泡体被加工材を第1の基材層(黒色の目の荒いメッシュ)に糊着する。 被加工材を好適なパターンに沿って裁断する。

    任意選択により、追加的なトリミング材、クッション材などを組立体に加え、さらにラミネートしてもよい(その場合、追加的なクッション材を提供する裁断された発泡体部材片をさらにラミネートする)。

    第2の基材層(この場合、シューズの「インナースキン」又はライニングを形成することになる緑色の布)を、被加工材のうち黒色の目の荒いメッシュに結合した面と反対側の面上に広げる。 被加工材を加熱した加圧プラテンの下に置き、ラミネートする。 第2の基材層を、実質的に被加工材にラミネートされた部分が残るように裁ち落とす。

    以上で被加工材は複合的な形状及び組成を有する。 平坦な被加工材の特定の範囲は、他の範囲より厚く、又は異なる材料で作製され、又は異なる色を有する材料で作製され、これらの材料は両面に第1の基材及び第2の基材が結合されている。

    シューアッパーは平坦な形に構成する。 さらなるトリミング材を被加工材上に広げ、それにラミネートしてもよい。 その場合、HMAフィルムで予め被覆された薄いTPU部材片(熱可塑性ポリウレタン)を被加工材上に置き、ヒートプラテンで加圧する。 必要に応じてさらなるトリミング材(及びロゴ)を組立体にラミネートしてもよい。 平坦な被加工材を折り曲げてシューズの形状を形成する。 単一の継ぎ目があり、これは糊着又は綴着する。 シューアッパーをアウトソールに糊着する準備ができる。 そしてアウトソールをアッパーに糊着する。

    実施例2. 単体の方法により作製されるサンダル靴について記載する。 このシューズは爪先が開いたサンダル靴であり、「アッパー」(アッパーストラップ)及び中敷き(ライニング)が単一の連続的な部材片から作製される。 異なる材料(例えば、ポッド及び足底弓の支持材)を重層及び装着して単一の連続的な材料シートとすることにより、シューズの異なる部品(すなわち中敷き/インナーソールと、それに対するアウターストラップ)が異なる特性を呈する。

    HMAフィルムで予め被覆された3枚のEVA発泡体シートを提供する。 これらの発泡体材料は異なる色(1枚は青色及び2枚は灰色)及び異なる厚さ(1枚は厚い灰色の発泡体シート、及び1枚は薄い発泡体シート)を有する。 3枚の発泡体シートを裁断する。 裁断した材料を発泡体シート材料から取り出し、後に薄い灰色の発泡体材料又は厚い灰色の発泡体材料、及び青色の発泡体材料の格子が残る。 裁断した青色の発泡体部材片(楕円柱様の形状)及び厚い灰色の足底弓補強材を厚い(think)灰色の発泡体材料格子に装着する。

    別個の発泡体シートを裁断して、ストラップを含むことになる層を提供する。 その上に被加工材を組み立て、これは組み立てられた厚い灰色の発泡体材料格子を別個の発泡体シート上に置くことを含む。 第1の基材層(この場合、緑色の布)を組み立てられた発泡体被加工材上に広げ、ラミネートするため位置決めする。 被加工材を熱プレスする。 組み立てられた発泡体被加工材を第1の基材層(緑色の布)に糊着する。

    組み立てられた被加工材と外周が実質的に重なる好適なパターンに沿ってTPU(熱可塑性ポリウレタン)の部材片を裁断する。 TPUを被加工材と位置合わせし、第1の基材をラミネートした面と反対側の面にラミネートする。 以上で、組み立てられていない、且つ折り曲げられていないシューズのアッパーが作られる。 このアッパーを折り曲げると、アッパーはアウトソールに結合する準備ができる。 折り曲げたアッパーにアウトソールを結合させると、完成したサンダル靴が構成される。

    実施例3. ここで、本発明の別の任意選択の実施形態、すなわち運動靴用シューアッパーの代替的な組立て方法について、完成したシューズと共に記載する。

    任意選択により、図87に示されるとおり、クッション基材69をその上面及び底面で接着剤69Aの層により被覆する。 本発明の一つの任意選択の実施形態において、接着剤69Aは、熱により、又は熱と圧力とにより活性化するホットメルト接着剤(「HMA」)フィルムである。 しかしながら、この目的のため、クッション基材69から作製される様々な構成要素を好適な完全層又は部分層要素と接合又は接着することが可能な任意の化合物、グルー、又は結合剤を用い得ることが理解される。

    図88は、第1の代替的クッションポッド要素221Aのインスタンスを画定する基材裁断線102に沿って裁断されるクッション基材69(任意選択により接着剤69Aの層でラミネートされる)を示す。 クッション基材69は様々な代替的な及び任意選択の形状及び寸法で裁断されてもよく、好適な形状及び寸法の代替的クッションポッド要素を設け得ることが理解される。 また、任意選択により、図88に示されるとおりクッション基材69の単一のインスタンスから第1の代替的クッションポッド要素221Aの複数のインスタンスが製造され得ることも理解される。

    図89に示されるとおり、裁断した第1の代替的クッションポッド要素221Aの1つ以上のインスタンスをクッション基材69から抜き出してもよく、後には穴103及び残りのクッション基材77が残る。

    種々の厚さ、色、生地、及び組成の好適なクッション基材を選択するとともに、図87〜図89に示し、且つ前記図に関連して説明したステップを繰り返すことにより、単に例として第2の代替的クッションポッド要素222、及び第3の代替的クッションポッド要素223などの、様々な代替的クッションポッド要素を製造し得る。

    図91は、コンポジットクッションポッド要素221Bの複合セットを示し、これは第2の代替的クッションポッド要素222及び第3の代替的クッションポッド要素223から部品及び構成要素(第2の代替的クッションポッド要素の構成要素222A及び第3の代替的クッションポッド要素の構成要素223Aなど)を取り、かかる部品及び構成要素を第1の代替的クッションポッド要素221Aに組み込むことにより組み立てられる。

    コンポジットクッションポッド要素221Bの非限定的な例を図92に示す。

    図93及び図94に示されるとおり、同一の又は異なるコンポジットクッションポッド要素221Bの複数のインスタンスが好適な配置で位置決めされ得る。

    図95は、コンポジットクッションポッド要素221Bの複数のインスタンスに隣接して位置決めされる外側完全層シート223Aを示す。

    図96及び図97に示されるとおり、外側完全層シート223Aをコンポジットクッションポッド要素221Bにラミネートし、又は結合する。 図96及び図97はコンポジットクッションポッド要素221Bの2つの反対側の面を示す。

    任意選択により、図98及び図99に示されるとおりラミネートした被加工材をシューアッパー裁断線202に沿って裁断してもよく、それにより図100及び図101に示す第1のアッパー組立て被加工材224が形成される。

    任意選択により、図102及び図103に示されるヒールカウンタークッション要素225などのさらなるクッション要素を第1のアッパー組立て被加工材224に結合してもよい。

    任意選択により、図104及び図105に示されるとおり、内側完全層シート225Aをコンポジットクッションポッド要素221Bの露出した面にラミネートし、又は結合してもよい。 或いは、及び任意選択により、内側完全層シート225Aは、コンポジットクッションポッド要素をシューアッパー裁断線202に沿って裁断する前にコンポジットクッションポッド要素221Bにラミネートし、又は結合してもよい。

    図106及び図107は、内側完全層225B及び外側完全層223Bをクッションポッド要素にラミネートした後の被加工材の側方図を示す。

    図108及び図109は、得られた第2のアッパー組立て被加工材226を示す。

    図110及び図111に示されるとおり、部分層要素229(任意選択により、部分層要素の構成要素229A、229B、229C、及び229Dから構成される)を任意選択により第2のアッパー組立て被加工材226に結合してもよく、それによりさらなる構造的完全性、又は摩耗に対する保護等が提供される。

    図112及び図113は、得られたシューアッパー組立体227を示す。

    図113〜図116に示されるとおり、シューアッパー組立体227をアッパー組立て継ぎ目228に沿って折り曲げ、接合する。 継ぎ目には、任意選択によりそれを覆って補強材料(単に例として、熱可塑材など)で作製される部分層又はストリップが結合、縫着、糊着、溶着、又はテープ留めされてもよい。

    図117〜図119に示されるとおり、任意選択によりシューラスト229又は好適な型を折り曲げたシューアッパー組立体227に挿入し、シューズ本体構造をさらに付形してもよい。 任意選択によりまた、図119に示されるとおり、折り曲げたシューアッパー組立体227にインナーソール敷板12を結合、糊着、綴着、又は溶着してもよい。

    図120は、アウトソール要素230に対して位置決めした、折り曲げたシューアッパー組立体227を示す。

    図121及び図122に示されるとおり、折り曲げたシューアッパー組立体227は任意選択によりアウトソール要素230に糊着、結合、溶着、綴着、又は縫着してもよく、シューズの組立体が完成する。

    当業者は、本明細書に具体的に記載される本発明の具体的実施形態の多くの均等物を認識し、又はルーチン程度に過ぎない実験を用いてそれを確かめることができるであろう。 かかる均等物は特許請求の範囲の範囲に包含されることが意図される。

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