And fastener installation tool, a fastener clip used in conjunction with the tool

申请号 JP51446494 申请日 1993-12-10 公开(公告)号 JPH08507329A 公开(公告)日 1996-08-06
申请人 エイベリィ デニスン コーポレイション; 发明人 ジェイ. クーパー,ウィリアム; ジェイ. ジョーンズ,テレンス; エル. デスシェネ,シャルル;
摘要 (57)【要約】 ファスナ取付け工具(51,101)と、該工具と共に用いるファスナクリップ(11,131)である。 ファスナクリップ(11,131)は、例えばボタンを衣服あるいは織物に取り付けるために用いうる複数のファスナ(13,133)を含み、各ファスナ(13,133)は一端に脚(17−1,137)を有するフィラメントを含む。 ファスナクリップ(11,131)はまた、少なくとも1個のランナバー(19−1,141)を含み、各ファスナ(13,133)がランナバー(19−1,141)に切断可能の接続ポスト(23−1,143)によって接続されている。 ファスナ取付け工具(51,101)は一対の針(57−1,57−2)を含む。 各針(57−1,57−2)は、関連のランナバー(19−1,141)から接続ポスト(23−1,143)を切断するようにされたナイフ刃を側部に形成している。 ファスナ取付け工具(51,101)はまた、ファスナ取付け工具(51,101)の本体内で前後に摺動可能に装着され、ばね(59)によって後方に弾圧されている突出し機構(61)を含む。 突出し機構はファスナ取付け工具(51,101)の本体の後部から手で操作でき、針(57−1,57−2)の孔の内部で前後に摺動可能な一対の突出しロッド(93−1,93−2)を含む。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1.2個以上の孔を有するボタンを織物に取り付けるファスナにおいて、可撓性のU字形フィラメントと、前記の可撓性のU字形フィラメントの一端における第1の横棒と、前記の可撓性U字形フィラメントの他端における第2の横棒とを含み、前記可撓性U字形フィラメントと前記対の横棒とが、前記対の横棒がボタンの対応する対の孔を通して、次いで前記織物の下側で保持されるように前記織物を通して挿入でき、前記U字形フィラメントが前記対の孔の間でループ状となりうように適当な寸法とされていることを特徴とするファスナ。 2. 前記可撓性U字形フィラメントと前記対の横棒とが成形されたプラスチック構造体として一体形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のファスナ。 3. 前記可撓性U字形フィラメントの断面が不規則であり、端部よりも円弧部分の方が厚さが大きいことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のファスナ。 4. 前記第1と第2の横棒の各々の上面が平坦であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のファスナ。 5. 前記第1と第2の横棒の各々の端部が丸くされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のファスナ。 6. 前記脚の各々の全体寸法がボタンを織物に固定するために使用する糸の結び目に匹敵することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のファスナ。 7. ファスナ取付け工具に送入されるファスナクリップにおいて、 a)可撓性フィラメントと、該可撓性フィラメントの一端にある第1の横棒とからなるファスナと、 b)第1のランナバーと、 c)第1の端部で前記第1のランナバーに接続され、第2の端部で前記ファスナに切断可能に接続された第1の接続ポストであって、前記第1の接続ポストの前記第2の端部は前記ファスナの前記第1の横棒の底部には接続されていないため、前記第1の横棒から切断されると前記第1の接続ポストの前記第2の端部は前記第1の横棒の底部にかえりを残さないような第1の接続ポストとを含むことを特徴とするファスナクリップ。 8. 前記第1の接続ポストの前記第2の端部が前記第1の横棒の側部に切断可能に接続されていることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のファスナクリップ。 9. 前記可撓性フィラメントがU字形であり、前記ファスナがさらに前記可撓性フィラメントの他端で第2の横棒を含むことを特徴とする請求の範囲第8項に記載のファスナクリップ。 10. さらに第2のランナバーと第2の接続ポストとを含み、前記第2の接続ポストが第1の端部で前記第2のランナバーに接続され、かつ第2の端部において前記第2の横棒の側部に切断可能に接続されていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のファスナクリップ。 11. 前記第1の接続ポストと前記第2の接続ポストとが前記第1の横棒と前記第2の横棒との、それぞれ外側に接続されていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のファスナクリップ。 12. 前記第1のランナバーと前記第2のランナバーの中の少なくとも一方とがファスナ取付け工具内で前記ファスナを適正に整合する手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載のファスナクリップ。 13. 前記整合手段が前記第1のランナバーおよび前記第2のランナバーの中の少なくとも一方の外側に沿って形成されたくぼみからなることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のファスナクリップ。 14. 材料シートと、1個以上のボタン孔を有し、前記材料シートの上に位置したボタンと、前記ボタンを前記材料シートの上に取り付けるファスナとの組合わせにおいて、前記ファスナが前記1個以上のボタン孔の中の1個と、前記材料のシートとの双方を通して延びるように適当な寸法とされた可撓性フィラメントと、前記衣料材料シートの下側と係合するように適当な寸法とされ前記可撓性材料の端部にある横棒とからなり、前記横棒が平坦な上面と、丸くした端部と、ボタンを材料シートに固定するために使用する糸の結び目に匹敵する全体寸法とを有することを特徴とする材料シートとボタンとファスナとの組合わせ。 16. 前記ファスナがさらに、前記ボタンの上面と係合するように適当な寸法とされたヘッドを前記可撓性フィラメントの他端で含むことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の組合わせ。 17. 材料シートに取り付けるようにされたファスナにおいて、可撓性U字形フィラメントを画成する形状とされた一体のプラスチック製部材と、前記可撓性U 字形フィラメントの一端における第1の横棒と、前記可撓性U字形フィラメントの他端にある第2の横棒とからなり、前記第1と第2の横棒が全体的に相互に対して平行に延在し、前記の可撓性U字形フィラメントと前記対の横棒とが、前記U字形フィラメントが材料シートの上をループ状とされて前記材料の下側によって保持されるように前記材料シートに前記対の横棒が挿入されうるように適当な寸法とされていることを特徴とするファスナ。 18. 前記U字形フィラメントの断面が長方形であって、厚さがその端部より円弧部分の方が大きいことを特徴とする請求の範囲第17項に記載のファスナ。 19. 可撓性フィラメントと、両端に配置された一対の横棒とからなるファスナを所望の品物に取り付けるファスナ取付け工具において、 a. 本体と、 b. 前記本体の前部から突出する一対の針であって、前記針の各々が前記品物に挿入するようにされた前端と、前記ファスナの横棒の中の1個がそこを横切って摺動しうるように適当な寸法とされた長手方向に延びる孔であって、前記孔が前記横棒に隣接したフィラメントの端部がそこを通って延びうるようにスロットとされている孔とを有する一対の針と、 c. 前記本体の後部から手で操作できる突出し機構であって、ファスナの横棒を前記の長手方向に延びた孔中へ、かつそこを通して所望する品物中へ押し込むために前記対の針を通して前後に摺動可能の一対の突出しロッドを含む突出し機構とを含むことを特徴とするファスナ取付け工具。 20. 針ブロックをさらに含み、前記対の針が前記針ブロックに装着され、前記針ブロックが前記本体の空洞内で取外し可能に装着されていることを特徴とする請求の範囲第19項に記載のファスナ取付け工具。 21. 可撓性フィラメントと、該フィラメントの一端に配置した横棒とを含み、 前記横棒が接続ポストによりランナバーに側部で切断可能に接続されているファスナを所望する品物に取り付けるためのファスナ取付け工具において、 a. 本体と、 b. 前記本体から突出した針であって、前記針が前記品物に挿入するようにされた前端と、前記ファスナの横棒がそこを横切って摺動しうるように適当な寸法とされた長手方向に延在する孔であって前記横棒に隣接したフィラメントの端部がそこを通って延在しうるようにスロットとされている長手方向に延在する孔と、前記横棒が通るにつれて接続ポストを切断するように前記長手方向に延在する孔の側部に対して適当に位置したナイフ刃とを有する針と、 c. 前記ファスナの横棒を前記の長手方向に延在した孔中へ、かつそこを通して所望する品物中へ押し込むように前記針を通して前後に摺動可能な突出しロッドとを含むことを特徴とするファスナ取付け工具。 22. 前記突出しロッドが前記本体の後部から手で操作可能であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のファスナ取付け工具。 23. 可撓性フィラメントと、該フィラメントの一端に配置された横棒とからなり、前記横棒が接続ポストによってランナバーに切断可能に接続されているファスナを所望する品物に取り付けるファスナ取付け工具において、 a. 所望する品物に挿入するようにされた前端と前記ファスナの横棒がそこを横切って摺動しうるように適当な寸法とされた長手方向に延在した孔とを有する針であって、前記長手方向に延在する孔が前記横棒に隣接したフィラメントの端部がそこを通って延在しうるようにスロットとされている針と、 b. 前端と頂部とを有する本体であって、前記針の前記前端が前記本体の前記前端から突出し、前記本体には、前記針の前記の長手方向に延在する孔のすぐ後ろでファスナの横棒を位置づけるように前記ファスナがそこを通って挿入しうるスロットが設けられ、前記スロットが前記頂部から前記針のすぐ後へ下方に延在している本体と、 c. 前記ファスナの横棒を前記の長手方向に延在する孔中へ、かつそこを通してファスナの横棒を所望の品物中へ押し込むために前記針を通して前後に摺動可能の突出しロッドとを含むことを特徴とするファスナ取付け工具。 24. 前記スロットとランナバーとには、前記針の前記の長手方向に延在する孔と前記横棒とを適正に整合しやすくする協働整合手段が設けられていることを特徴とする請求の範囲第23項に記載のファスナ取付け工具。 25. 前記針には横棒から接続ポストを切断するためのナイフ刃が設けられていることを特徴とする請求の範囲第23項に記載のファスナ取付け工具。 26. 接続ポストが前記横棒の側部に取り付けられ、前記ナイフ刃が前記針の対応する側部に沿って配置されていることを特徴とする請求の範囲第25項に記載のファスナ取付け工具。 27. 前記突出しロッドが前記本体の後部から手で操作しうることを特徴とする請求の範囲第23項に記載のファスナ取付け工具。 28. 一対の全体的に平行のランナバーと、1個以上のファスナとからなるファスナクリップであって、各ファスナが可撓性フィラメントと、該フィラメントの両端に配置の一対の横棒とからなり、可撓性フィラメントが前記対の全体的に平行のランナバーの平面に配置され、前記対の横棒の各々が接続ポストにより対応するランナバーに接続され、前記接続ポストがそれぞれの横棒の外側に接続可能に接続されているファスナクリップから所望する品物に個々のファスナを分配する工具において、 a)本体と、 b)前記本体の前部から突出した一対の針であって、前記針の各々が前記品物に挿入するようにされた前端と、前記ファスナの横棒の1個がそこを横切って摺動しうるように適当な寸法とされた長手方向に延在する孔であって、前記長手方向に延在する孔が横棒に隣接したフィラメントの端部がそこを通って延びうるようにスロットにされた孔と、前記横棒が通るにつれて接続ポストを切断するように前記針の外側に適当に位置したナイフ刃とを有する一対の針と、 c)前記ファスナの横棒を前記針の前記の長手方向に延在する孔中へ、かつそこを通して所望する品物中へ押し込むために前記針を通して前後に摺動可能の一対の突出しロッドとを含むことを特徴とするファスナを分配する工具。 29. 前記本体が、所望するファスナの横棒を前記針の前記の長手方向に延在する孔のすぐ後ろで位置させるために前記ファスナクリップがそこを通って挿入しうるスロットを前記針の後ろで頂部から下方に延在させていることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の工具。 30. 前記スロットと前記対のランナバーには、横棒を前記針の前記の長手方向に延在する孔と適正に整合させるための協働整合要素が設けられていることを特徴とする請求の範囲第29項に記載のファスナ取付け工具。 31. 前記協働整合要素がランナバーの外側のくぼみと、前記スロットの対応する内壁に形成されたバーとを含むことを特徴とする請求の範囲第30項に記載のファスナ取付け工具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 ファスナ取付け工具と、該工具と共に用いるファスナクリップ 発明の背景本発明は、衣類あるいは類似の材料にボタンを取り付けたり、あるいは取り付け直すために使用する上で、または日常生活において用いる上で特に適した新規なファスナ取付け工具と、該工具と共に用いるファスナクリップとに関する。 ボタンを衣類あるいは織物に機械あるいは手作業により取り付ける従来の方法は糸を用いている。 ボタンは適所に保持され、糸を通した針が、ボタンを対象材料にしっかりと留めるために十分な糸が通されるまで、ボタンにある2個、3個、あるいはそれ以上の数の孔の各々を通して対象材料に数回挿入される。 次に糸は解けないように結ぶか、あるいはその他の方法で固定する必要がある。 材料からボタンを持ち上げたいようなある場合には、通された糸を別の糸で横方向に巻き付けボタンを持ち上げ支える。 ボタンを織物あるいは衣服に固定するこの方法の欠点は数々ある。 まず、それは緩慢で退屈な作業であり、糸が1本でも切れると、あるいは糸の端が適正に固定されていないとボタンはすぐに外れてしまう可能性がある。 全て参考のために本明細書に含めてある、本発明と共通に譲渡された米国特許第3,399,432号、同第3,470,834号および同第3,494,0 04号において、ボタンを衣類に取り付けるために糸の代りに用いうるプラスチック製ファスナが記載されている。 前記ファスナは典型的には、一端にヘッドを、他端に横棒を有している弾性フィラメントからなる。 複数のそのようなファスナは典型的には、対応するネックあるいは接続ポストによりファスナの横棒に接続されたストリンが、すなわちランナバーに一列で相互に接続されているクリップの一部として製作される。 ファスナクリップから個々のファスナを切断し、( 例えばボタン孔を通して衣服に取り付けるように)切断されたファスナを所望する品物に取り付けるために、ファスナ取付け装置が典型的に使用される。 そのような装置は典型的にはケーシングと該ケーシングから突出した針であって、相互に整合した長手方向の孔を有するケーシングと針と、前記孔内で前後に摺動可能のプランジャと、前記プランジャを前記孔内で摺動させるようにケーシングの後部の上で伸縮するハンドルと、プランジャを往復運動させることにより針を通して横棒が突出しうるように横棒をプランジャの前方で前記孔と連続して整合させてファスナを本装置に送り込む手段とを含む。 典型的には、針の後端は刃先を形成するような形とされ、そのためプランジャを用いて針の長手方向の孔へ横棒を挿入することにより、針の前記刃先がファスナをファスナクリップの残りの部分に接続している接続ポストを切断する。 前述のファスナはある種の衣服に対してボタンを取り付ける上で一般に満足のいくものであることが判明したが、以下の理由から万能的に適用しえないことが判明している。 まず、ファスナの横棒は人間の皮膚に直接接触して位置されると、剌激を与える傾向がある。 このことは、部分的に、接続ポストを前述のように切断すると横棒の底にかえりを残すからであり、かつ部分的に、横棒は端部が若干鋭くされ、そして寸法が大きいためである。 第2に、ファスナは多くのボタンと共に使用するには大きすぎることがよくあり、従って大きな孔を有する特殊設計のボタンを使用する必要がある。 第3に、典型的な糸の場合と同様に2個以上のボタンの孔の間で通されるのではなくて各ボタン孔に対して個別のファスナを用いるという事実のためファスナの外観が目立ちやすい傾向がある。 発明の要約本発明はボタン等を衣服あるいは類似の材料に取り付けるのに特に適した1個以上のファスナを含む新規なファスナクリップを提供することである。 本発明の別の目的は、人の皮膚と直接接触するように位置させて使用される場合、既存の同様のファスナよりも刺激を与えないような前述のファスナクリップを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、従来のボタンに対して使用するサイズとされた前述のようなファスナクリップを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、衣服等にボタンを取り付けるために使用されると、糸で行ったのと同様の見栄えをファスナが達成しうる、前述のようなファスナクリップを提供することである。 さらに別の本発明の目的は、ファスナが最大強度を出すように設計され、しかもきめ細かい衣服で見られるような極めて小さい孔を通して取り付けることのできる、前述のようなファスナクリップを提供することである。 さらに別の本発明の目的は、大量生産ができ、複数のファスナを含むことのできる、前述のようなファスナクリップを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、前述したファスナクリップと共に使用するようにされたファスナ取付け工具を提供することである。 本発明のさらに別の目的、特徴および利点は部分的には以下の説明において記載され、かつ部分的には以下の説明から明らかであり、あるいは本発明を実施することによって習得しうる。 本発明の目的、特徴および利点は請求の範囲において特に指摘された手段や組合せによって実現し、達成することができる。 本発明のファスナクリップの局面による好適実施例においては、ファスナクリップは一対のランナバーと少なくとも1個のファスナとを画成しており、前記ファスナが各端に脚を有し、各脚がボタンの孔を通して挿入される寸法および形状とされているU字形フィラメントからなり、一旦ボタン孔とその下に位置する衣服とを通して挿入されると衣服の下側としっかりと係合する成形プラスチック製構造体である。 ファスナはループ状に構成されているので隣接するボタン孔の間を延在して糸のチュールを創出する。 人の皮膚との接触を最小とするために、本発明によるファスナの脚は、既存のボタン取付け具の横棒より短いことが好ましく、かつボタンを衣服材料の布に固定するために使用される糸の結び目と全体サイズが匹敵するものであることが好ましい。 さらに、前記脚は人の皮膚の剌激や接触を最小とするために端が丸くされ、上面が平坦であることが好ましい。 ファスナのフィラメント部分は断面が長方形で、厚さが非均一であることが好ましく、すなわちファスナの強度を最大とするために端は薄く、円弧部分は厚くする。 ファスナは一対の切断可能の接続ポストによって一対のランナバーに接続されることが好ましく、各接続ポストは一方の脚の側部と対応するランナバーとの間を延在することにより、接続ポストが切断されると、人の皮膚を剌激する可能性のある脚の下側にかえりを残さない。 ランナバーの外縁部には、後述のように、ファスナクリップをファスナ取付け工具中へ正しく送り込むために使用されるくぼみを設けることが好ましい。 本発明によるファスナ取付け工具の好適実施例においては、ファスナ取付け工具は本体と、針ブロックと、一対の針と、ばねと、突出し機構とからなる。 一対の針の各々は、フィラメントの隣接端を孔のスロットを通すようにしてファスナの横棒の中の1本を受け入れるようにされた長手方向に延在するスロット孔を含む。 針は針ブロックにおいて平行に配列されて取り付けられ、針ブロックの方は本体の前端に形成された空洞に取外し可能に装着されている。 各針は、横棒が押されるにつれて接続ボストをその関連の横棒から切断するようにつくられた刃先をその外側に形成している。 本体はまた、針の後部に配置され、そこを通して前述のファスナクリップが手で挿入される横方向送りスロットを含むような形状とされている。 所望のファスナの横棒が針の長手方向孔と整合するように前記送りスロット内にファスナクリップを適正に整合しやすくするために、スロットの内壁は、ファスナクリップの外側に形成された対応するくぼみと係合する一対の送りバーを含む形状とされている。 本体内で前後に摺動可能に取り付けられ、ばねによって後方に弾圧された突出し機構は本体の後部から手で操作できる。 突出し機構の作動は、人の親指を用いて達成することが好ましく、本体には一対の指用開口が設けられていて、そのため本装置は注射器のように持って使用することができる。 突出し機構は、一対の突出しロッドを含み、該ロッドは針の長手方向の孔内で前後に摺動可能で、整合したファスナの横棒を針の長手方向の孔の中へ装入することと、横棒を前記孔を通して所望する対象物中へ押し込むことの双方のために用いられる。 図面の簡単な説明本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は本発明の好適実施例を示し、本発明の原理を説明する。 図において同じ参照番号は同じ部材を指示する。 第1図は本発明の教示に従って構成したファスナクリップの一実施例の正面図、 第2図は第1図に示すファスナクリップの底面図、 第3図はファスナクリップの残部から分離された後の、第1図に示すファスナの中の1個の拡大正面斜視図、 第4図はボタンを衣服に取り付けるために一対のボタン孔を通して第1図に示すファスナクリップから外した個々のファスナを衣服に取り付けるための本発明の教示に従って構成したファスナ取付け装置の一実施例の上面図、 第5図は本体を部分的に分解した、第4図に示すファスナ取付け装置の部分的に分解した上面図、 第6図は線A−Aに沿って視た第5図に示す本体の断面図、 第7(a)図から第7(d)図までは第5図に示す針ブロックのそれぞれ正面図、後面図、上面図および右側面図、 第8図は線8−8に沿って視た第5図に示す本体の断面図、 第9(a)図から第9(d)図までは第5図に示す針の中の1本のそれぞれ上面図、右側面図、左側面図および後面図、 第10(a)図と第10(b)図とは第5図に示す突出し機構のそれぞれ底面図と右側面図、 第11図はボタンを衣服に取り付けるために一対のボタン孔を通して第1図に示すファスナクリップから外した個々のファスナを衣服に取り付けるための本発明の教示に従って構成したファスナ取付け装置の第2の実施例の部分的に破断した上面図、 第12図は第1図に示すファスナの中の1個が一対のボタン孔に挿入され、衣服に取り付けうる態様を示すために一対の突出しロッドを前進位置で示す第1図に示すファスナ取付け装置の前端部の拡大断面図、 第13図は第12図と類似であるが、ボタンを衣服に取り付けるために第1図に示すファスナの1個が使用される態様を示す、ファスナ取付け装置が除去された後の拡大断面図、 第14図は第13図に示すボタンと、衣服とファスナとの組合わせの上面図、 第15図は本発明の教示に従って構成したファスナクリップの第2の実施例の部分正面図、 第16図は第15図に示すファスナクリップの左側面図、および 第17図は第15図に示すファスナクリップの上面図である。 好適実施例の詳細説明特に第1図と第2図とを参照すれば、本発明の教示に従って構成したファスナクリップのそれぞれ正面図と底面図とが示されており、ファスナクリップを全体的に参照番号11で示す。 クリップ11はポリウレタンあるいは類似の材料から成形されることが好ましい一体構造である。 クリップ11は5個の同一のファスナ13からなるが、ファスナの数は単なる一例である。 各ファスナ13は可撓性のU字形フィラメント1 5と、該フィラメントの両端に配置された一対の横棒すなわち脚17−1および17−2とを含む。 ファスナの強度を最大とするために、フィラメント15は断面が長方形で、厚さが不均一、すなわち円弧部分16の厚さt 1が端部の厚さt 2より大きいことが好ましい。 脚17−1と17−2とは、従来のサイズの一対のボタン孔を通して所望する衣服中へ挿入でき、その後衣服の下側で保持されうるように適当な寸法とされる。 クリップはまた、一対のランナバー19−1および19−2を含み、該ランナバーの端部は接合されてハンドル21を形成している。 ランナバー19−1および19−2の外縁部にはくぼみ24が設けられており、該くぼみは追って判るようにクリップ11をファスナ取付け工具に正しく送り込む上で役立つ。 各ファスナ13は、それぞれ切断可能の接続ポスト23−1および23−2によりランナバー19−1および19−2に接続されている。 下記する理由により、接続ポスト23−1および23−2は、それぞれ脚17−1および17−2の外側25−1および25−2に接続されている。 脚17−1および17−2が人の皮膚と直接接触して位置しうるようにしてファスナ13が衣服に対して使用できるようにするために、ファスナクリップ11 は人の皮膚の剌激を最小とするように設計された下記の特徴を含んでいる。 まず前述のように、接続ポスト23−1および23−2は脚17−1および17−2 の外側25−1および25−2に接続されている。 このように、ポスト23−1 および23−2が切断されると、かえり27−1および27−2(第3図参照) が外側25−1および25−2に残り、そこではかえりが脚17−1および17 −2の底面に残った場合のように人の皮膚と接触するようにはなりえない。 第2 に、脚17−1および17−2は、比較的小さく、すなわち、既存の類似のファスナの横棒の6ミリと比較して約2ミリの長さlと、糸の結び目と匹敵する全体寸法とを有している。 その結果、脚17−1および17−2の人の皮膚と接触するようになりうる表面積は比較的小さい。 第3に、脚17−1および17−2の上面29−1および29−2は、それぞれ全体的に平坦である。 このため脚17 −1および17−2は低い形状で、ファスナ13が取り付けられた衣服の下側に対して脚17−1および17−2が回転運動しないように阻止する(第13図参照)。 第4に、脚17−1および17−2は端部31−1/31−2および33 −1/33−2に丸味がつけられている。 ボタンを衣服に対して結合するためにファスナ13を用いるには、まず、個々のファスナ13が接続ポスト23−1および23−2を切断することによりファスナクリップ11から外される。 次に、切断されたファスナ13の脚17−1および17−2が、まず対応する対のボタン孔を通して、次に所望する衣服を通して挿入される。 切断および挿入段階の双方は手作業で、あるいは適当なファスナ取付け工具を用いて実行することができる。 さて、第4図および第5図を参照すれば、前述の要領でファスナクリップ11 と共に用いるのに適したファスナ取付け工具の一実施例が示されており、該ファスナ取付け工具は全体的に参照番号51で示されている。 前記取付け工具51は本体53と、針ブロック55と、一対の針57−1および57−2と、ばね59と、突出し機構61とを含んでいる。 本体53は軽量の耐久性プラスチックで成形することが好ましい一体構造である。 前記本体53は、使用者が注射器のように人差し指と中指とを通して取付け工具51を作動させ、一方親指で突出し機構61を起動させうるように設けられた一対の横方向開口63−1および63−2を画成する形状とされている。 本体53にはまた、本体53の長手方向軸線に対して垂直の方向にファスナクリップ11を下方に挿入しうる横方向に延在した送りスロット64が設けられている。 第6図から最良に判るように、スロット64は一対の送りバー64−1および6 4−2を含む形状とされ、該送りバーは詳細に後述のようにランナバー19−1 および19−2のくぼみ25と係合してファスナクリップ11を取付け工具51 内で適正に整合させるために使用される。 本体53に形成された空洞65に取外し可能に装着され、前端から近接しうる針ブロック55が第7(a)図から第7(d)図までに詳細に示されている。 それらの図から判るように、ブロック55は、それぞれ針57−1および57−2 を受け入れるようにされた一対の全体的に円筒形の溝67−1および67−2を有する全体的に長方形の一体構造である。 ブロック55は、空洞65にある対応するスロット71−1から71−3まで(第8図参照)の適所にはまる複数の外方に弾圧されたタブ69−1から69−3までにより開口65内に保持されている。 ブロック55は軽量で耐久性のプラスチックから成形されることが好ましい。 長手方向の軸線に沿って反射された針57−2の鏡像である針57−1が第9 (a)図から第9(d)図までに詳細に示されている。 前記の図面から判るように、針57−1は一体構造で全体的に円筒形のスロット孔73−1を含む。 孔7 3−1の断面径はファスナ13の脚17−1の径より僅かに大きい。 針57−1 の前端75−1は衣服と従来サイズのボタン孔を通して挿入しうるよう尖っている。 針57−1の後端77−1は開放しており、フィラメント15の隣接端が孔73−1のスロットを通して延びるようにして脚17−1が孔73−1に装入されうるように適当な寸法とされている。 針57−1は、溝67−1の対応するスロット81−1と係合する(第7(b)図および第7(c)図参照)下方に度のついたフィン79−1によってブロック55の溝67−1内に保持される。 (前端79−1とは反対側の後端77−1から針57−1を見た場合の)針5 7−1の左側はナイフ83−1を画成する形状とされている。 以下詳細に説明するように、ナイフ83−1は所望するファスナ13をランナバー19−1に接続している接続ポスト23−1を切断するために使用される。 (針57−2の右側に形成されている対応するナイフ刃も同様にファスナをランナバー19−2に接続している接続ポスト23−2を切断するために使用される。) 針57−1および57−2は金属シートから切断かつ打抜くことが好ましい。 第10(a)図および第10(b)図とに詳細に示す突出し機構61は本体5 3に形成された長手方向に延びるチャンネル89内に摺動可能に装着され、該チャンネルの後端から取扱いできる。 前記図面から判るように、突出し機構61は、断面が相対的に小さい前部分91−1と、断面が相対的に大きい後部分91− 2とを有する細長い全体的に長方形の突出しブロック91を含む。 一対の突出しロッド93−1と93−2とが前部分91−1の前端に固定されている。 以下詳細に説明するように、突出しロッド93−1および93−2は、突出しブロック91がチャンネル89を通って動くにつれて、突出しロッド93−1および93 −2の前端が、スロット64内で適正に整合しているファスナ13の脚17−1 および17−2を針57−1および57−2に装入させ、その後そこから突出すようにするように適当な寸法とされ、かつ適正に位置している。 ディスク状の基部95が後部分91−2の後端に固着され、突出し機構61を操作しやすくする。 突出しロッド93−1および93−2は金属製が好ましく、突出し機構61の残りの部分は軽量耐久性プラスチックから成形することが好ましい。 チャンネル89内の突出し機構の長手方向の運動は、基部95と、本体53に形成された対応する案内スロット99−1および99−2(第5図参照)内を運動する後部91−2のそれぞれ上面および底面に配置した一対の一体形成のポスト97−1および97−2によって抑制される。 ポスト97−1と97−2とはブロック91をチャンネル89中へ挿入しうるように内方に押し下げうるようにされている。 一端でチャンネル89の前部と、反対側の端部で後部分91−2の前端と係合するばね59が突出し機構61をチャンネル89の後方に向かって弾圧する。 構造がファスナ取付け具51と類似のファスナ分配工具が第11図に示されており、全体的に参照番号101で示す。 工具101と工具51との差は小さく、 主要な差は本体103の形状と、工具101における基部95の欠除と、ばね1 05の構造である。 工具101は工具51と同じように作動する。 使用時、所望するファスナクリップ11は、所望のファスナ13の対応するランナバー19−1および19−2のくぼみ24がバー64−1および64−2と係合するまでハンドル21を掴み、クリップをスロット64を通して下方へ押すことにより工具51に装てんされる。 この作業が完了すると、所望のファスナ1 3の脚17−1および17−2がそれぞれ針57−1および57−2の後ろに位置され、対応する孔73−1および73−2と整合する。 前述のように装てんしたファスナを用いて衣服にボタンを取り付けるには、針57−1および57−2の先端75−1および75−2がそれぞれ、まずボタンの一対の孔を通して、次に衣服を通して挿入される。 次に突出し機構61がチャンネル89を通して本体53の前部に向かって前進する。 突出し機構の最初の進行により突出しロッド93−1および93−2が所望するファスナ13の脚17 −1および17−2を孔73−1および73−2中へ押し込む。 突出し機構61 が前進し続けるにつれて、突出しロッド93−2および93−2が針57−1および57−2のナイフ刃83−1および83−2を通って脚17−1および17 −2を押圧し、接続ポスト23−1および23−2を切断する。 最終的に、突出し機構61の前進が停止するにつれて、突出しロッド93−1および93−2は脚17−1および17−2が針57−1および57−2の前端から突き出る。 次に突出し機構61は後退し、針57−1および57−2も後退する。 第12図は一対のボタン孔B 1およびB 2を通して、織物F中へ工具51を用いて挿入されつつあるファスナ13を示す。 さて第13図および第14図を参照すれば、ファスナ13を用いて織物Fに取り付けられたボタンBのそれぞれ断面図と上面図とが示されている。 第13図から最良に判るように、脚17−1および17−2の外側でランナバー19−1および19−2にファスナ13を取り付けることから得られる利点は、人の皮膚を最も剌激しやすい個所である脚17−1および17−2の底部にかえり27−1 および27−2が残らないため顕著なものがある。 脚17−1および17−2の上面を湾曲させるのでなく平坦にして脚17−1および17−2を低くして、かつ脚17−1および17−2が矢印CおよびDで示す方向に揺動しないようにしたことも第13図から判る。 第14図から最良に判るように、ファスナ13に対する別の利点は、フィラメント15をループ状にボタン孔B 1およびB 2の間を延在させたことにより、ボタンを織物に固定するためにプラスチックファスナでなく糸が用いられたような見栄えを創出することである。 さて、第15図から第17図までを参照すれば、本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第2の実施例の種々の図面が示されており、ファスナクリップは全体的に参照番号131で示されている。 ファスナクリップ131は複数の同一のファスナ133を含み、各ファスナ1 33は一端にヘッド135を、他端に脚137を有する可撓性フィラメント13 4を含む。 脚137は寸法と形状とがファスナ13の脚17−1および17−2 と類似である。 ファスナクリップ131はまた、接続ポスト143によって切断可能にファスナ133に接続されているランナバー141を含み、各接続ポストは対応する脚137の側部に接続されている。 本明細書に記載の本発明の実施例は単なる例示であり、当該技術分野の専門家は本発明の精神から逸脱することなく多数の変更や修正を行うことができる。 そのような全ての変更や修正は請求の範囲に定義された本発明の範囲に含まれる意図である。

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