A method of forming a decorative material

申请号 JP52865095 申请日 1995-04-28 公开(公告)号 JPH10500367A 公开(公告)日 1998-01-13
申请人 ハー・エス・ベー−ヘルムート・シンカ・ゲー・エム・ベー・ハー; 发明人 シンカ、ヘルムート; ヂブルカ、マンフレッド;
摘要 (57)【要約】 本発明は、色彩のある平面的な材料を製造する方法であって、分離層と少なくとも顔料及び/または色素を含む硬化する樹脂層が表面構造を与えるネガ材料に塗布し、硬化後において樹脂層をネガ材料から剥離する方法である。 上記樹脂層の少なくとも一の層には小プレート状の効果顔料を含む方法である。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 着色された平面的な装飾材料を形成する方法であって、表面構造を与えるネガ材料上に分離層と少なくとも1つの顔料および/または色素を含む硬化可能な樹脂層を塗布し、樹脂層の硬化後にネガ材料から剥離し、かつその場合に該樹脂層の少なくとも1つに小プレート状の効果顔料を含む方法。 2. 前記樹脂層上にさらにラミネート層を塗布することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 前記樹脂層又はラミネート層にさらに接着層とコアを塗布することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4. 前記コアの両側に接着層とラミネート層を設けることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の方法。 5. 前記分離層に隣接して透明な保護層が塗布することを特徴とする請求の範囲第1項から第4項に記載の方法。 6. 前記顔料および/または色素を含む硬化可能な樹脂層の少なくとも一つに、平面的なパターンを挿入することを特徴とする請求の範囲第1項から第5項いずれか1項に記載の方法。 7. 前記ネガ材料/分離層/顔料を含む樹脂層/コア、 又はネガ材料/分離層/保護層/顔料を含む樹脂層/コア、 又はネガ材料/分離層/顔料を含む樹脂層/ラミネート層/コア、 又はネガ材料/分離層/顔料を含む樹脂層/接着層/コア、 又はネガ材料/分離層/保護層/顔料を含む樹脂層/ラミネート層/コア、 又はネガ材料/分離層/保護層/顔料を含む樹脂層/接着層/コア、 又はネガ材料/分離層/保護層/顔料を含む樹脂層/ラミネート層/接着層/コアの順序が、コアの反対側においても逆の順序で繰り返されることを特徴とする請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載の方法。 8. 前記ネガ材料としてガラスを使用することを特徴とする請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の方法。 9. 前記小プレート状の効果材料として、金属酸化物でコーティングされた雲母顔料を使用することを特徴とする請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載の方法。 10. 請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の方法に従って形成された装飾プレートまたはタイル。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 装飾材料を形成する方法 本発明は、着色された平面的な装飾材料を形成する方法に関するものである。 装飾的なコーティング材料または被覆材料の領域においては、新種の色彩的並びに表面構造的効果に対する絶え間ない要請が存在する。 特に、それぞれの表象に応じた極めて多様な色彩的並びに表面構造的効果を得ることのできる方法に対する要請がある。 ほぼ任意のやり方で表面構造を成形することができ、その表面構造を同様にほぼ任意の色彩効果を与える表面構造と結び付けることができる方法が見いだされている。 その場合に主要な目的は、表面構造を与えるネガ材料が選択されて、その表面が後の処理において型取りされ、出来てくる材料にその表面構造が付与されることにある。 そのためにネガ材料に薄い分離層が設けられ、次に少なくとも1つの顔料および/または色素を含む硬化可能な樹脂層が塗布される。 樹脂層の硬化後に製品がネガ材料から剥される。 他の主要な目的は、顔料として小プレート状の表面効果を与える顔料、即ち効果顔料を使用し、それによって特に魅的な色彩効果が得られることにある。 従って本発明の課題は、着色された平面的な装飾材料を形成する方法であって、その場合に表面構造を与えるネガ材料の上に分離層と少なくとも1つの顔料および/または色素を含む硬化可能な樹脂層が取り付けられ、硬化後に樹脂層がネガ材料から剥されて、その場合に樹脂層の少なくとも1つに小プレート状の効果顔料が含まれている。 本発明の目的はさらに、この方法に従って形成された製品、特に装飾プレートまたはタイルである。 図面に、本発明による方法の幾つかの好ましい実施形態が図示されている。 図1は本発明の基本原理を示すものであって、その場合に構造を与えるネガ材料(1)には、分離層(2)と顔料を含む硬化可能な樹脂層(3)が設けられている。 好ましいネガ材料(1)はガラスであって、それによって一方では非常に滑らかな表面が得られ、しかし他方では適当な構造ガラスを選択することによって、 他の構造にされた表面も得ることができる。 しかし原理においてはどんな形状も安定的な、従って型取り可能な材料も使用することができ、その場合に選択は単に所望の表面構造にのみ従う。 その例は例えばスレートなどの石板、木、金属プラスチックなどである。 特別に滑らかで完璧な表面を得るためには、ネガ材料として好ましくはクリスタルミラーガラス(Kristalspiegelglas)が使用され、これを十分にきれいにし、脱脂して使用する。 ネガ材料上に薄い分離層(2)が塗布されるが、この分離層は後に塗布される樹脂層(3)がネガ材料(1)に接着されるのを阻止する機能のみを有する。 従って好ましくはワックス状の材料が使用され、この材料はネガ材料とも樹脂層とも接合せず、処理の終了後に例えば加熱することによって、硬化した製品を容易に分離することができる程度に液状化することができる。 この種のワックス状の物質は当業者には公知であって、例えばパラフィンまたはシリコンの分野で見いだされる。 しかしまた、例えばテトラフルオロポリエチレンなどフッ化された炭化素も適している。 非常に滑らかな表面を得ようとする場合には、分離層の塗布を極めて慎重に行わなければならない。 好ましくはそのために使用されるワックスは、 多数層で、例えば3から5層で塗布され、その場合に各塗布毎にワックスを数時間、例えば1から10時間硬化させて、その後ツヤだし綿で拭き取って、滑らかにする。 最後のワックス層に磨きをかけた後に、原理的には彩色されかつ場合によっては色素を含む樹脂層(3)を直接塗布することができる。 しかし好ましくはまず、透明に形成された保護層(7)が塗布される。 そのための材料としては、好ましくは後続の層と同じ硬化可能な樹脂が使用される。 分離層(2)からの良好な分離を得るために、この樹脂にわずかな割合の、例えば0.1から1%の内部に均一に分散した分離のためのワックスを添加することができる。 保護層(7)の硬化後に、彩色され、場合によっては色素を含む樹脂層(3) が塗布される。 その場合に、顔料と色素の選択、分配並びに場合によっては組み合せによって任意の色彩装飾を形成することができる。 樹脂として原理的には、熱的硬化により、輻射硬化により、あるいは他の硬化によって堅くすることができ、その場合に少なくとも数時間は注入可能または塗り付け可能な状態にある、すべての単成分または多成分樹脂を使用することができる。 適した樹脂は、例えばポリエステル、エポキシ樹脂または例えばアクリル酸および/またはメタクリル酸ベースのビニルエステルである。 この樹脂に加工前、または加工中に適当な顔料または色素が混合される。 その場合に顔料および/または色素は樹脂層内に均一に分配することができるが、不均一な分配によって表面構造の他に色彩構造も示すことができる。 樹脂層は1つの作業工程で塗布することができ、あるいは多数のステップにおいて、場合によってはそれぞれ塗布された層の中間硬化を伴って塗布してもよい。 多数の樹脂層を塗布する場合には、これらの層を場合によっては異なるように着色あるいは彩色することができる。 すなわち、例えばまず彩色された樹脂層を塗布し、次に着色された層を塗布することができる。 本発明によれば特に装飾的な効果は、例えば金属の小片、小プレート状金属酸化物、フタロシアニンおよび特に真珠光沢顔料として知られている金属酸化物− 雲母−顔料のような、小プレート状の効果顔料を使用することによって得られる。 登録商標イリオディン(Iriodin)の市場名で知られている顔料は、薄い金属酸化物層で被覆された天然の雲母小片である。 この多層顔料の層境界における光の屈折と多重反射によって、それぞれ観察度に従って干渉効果がもたらされ、それぞれ小プレートの大きさに従って多かれ少なかれ著しく際だった光沢効果がもたらされる。 例えば無色あるいは着色された金属酸化物など、それぞれ金属酸化物コーティングの種類と厚みに従って、干渉光に加えて、あるいはそれに代わって多かれ少なかれ著しく際だったボディーカラーも効果に寄与する。 樹脂層内の顔料および/または色素の割合は、大体において所望の効果に依存するが、通常は約1から約20重量パーセントの範囲にある。 個々の樹脂層は通常は約0.5から約2mm、特に約0.5から約1.5mm の厚みを有する。 多数の層が塗布される場合には、この方法自体は利用者に何の限界も設定するものではないが、通常約2、3mmの全体厚さを越えることはない。 樹脂層の硬化後にこの樹脂層はネガ材料から剥されて、それによってすでに多かれ少なかれ柔軟な箔として使用可能である。 しかし好ましくは樹脂層はそれぞれ所望の使用分野に従って他の層ないし要素と接合される。 本発明による方法のこの実施形態の幾つかが第2図から第6図に図示されている。 その場合に図2においては、付加的なラミネート層が図示されており、このラミネート層が樹脂層に付加的な安定性ないしは強度を付与する。 ラミネートとしては、例えばガラス繊維強化されたポリエステル樹脂が用いられる。 それに関する他の例も、当業者にはよく知られている。 図3において符号(3)はコア材料を示すものであって、このコア材料は接着層(5)によって樹脂層(3)と接合されている。 例えば木、金属、プラスチック、石膏または合成の複合材料からなるこのコアは、製品に所定の使用のために必要な材料特性を与えるという課題を有し、それぞれ所望の特性に応じて実際には任意に選択することができる。 すなわち特に製品の機能的特性は、例えば燃焼防止または熱ないし音を減衰するため、あるいは所望の厚みまたは強度を得るように任意に構成される。 コア材料自体が型崩れしないものでなく、あるいはまた、例えば木の場合のように、例えば湿気を吸収するなど外的な影響によって変形する可能性がある場合には、図4に示すように、コア材料(6)を両側に塗布されたラミネート層(4 )によって安定化させることが望ましい。 そして図5には、対称に構成された実施形態が図示されており、その場合にコア材料(6)の両側にそれぞれ樹脂層(3)が設けられているので、この配置の場合には両側に色彩並びに構造効果を有する製品が形成される。 本発明に基づく方法によってあらゆる種類の平面的形成物が形成される。 特にこれはプレートまたはタイルなど平坦な形状であるが、湾曲したあるいは球状の形状も形成することができる。 製品は特に壁、天井または家具の被覆に使用されるが、例えばまた床張りにも使用される。 特にこの使用領域において、そしてまた装飾的な効果の他に機械的、化学的または他の影響に対する不感性が重要である他の領域においても、例えば図6に示すような、保護層(7)の配置が極めて好ましい場合がある。 それ自体硬化可能なラッカーまたは樹脂から形成することのできるこの保護層は、分離層(2)上に直接塗布され、ネガ材料の構造を型取る。 この保護層はネガ材料から製品を剥した後には製品の表面となり、従って好ましくは無色透明に形成される。 個々の層ないしは材料の塗布の方法は、当業者にはよく知られている。 特に液状の材料の場合には、これは例えば塗り付け、転がし、吹き付け、浸しまたは流し込みによって行うことができる。 本発明による方法に従って形成された製品は、それぞれ特にコアに使用される材料に従って、例えば鋸引き、切断、削り、孔開けなど通常の全ての方法と他の成形方法によって加工され、従って実際には無制限に多面的に使用することができる。

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