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申请号 JP2008539465 申请日 2006-11-07 公开(公告)号 JP4990906B2 公开(公告)日 2012-08-01
申请人 ジェムアルト・オサケユキテュア; 发明人 コーホーネン,マイラ; シルジェネン,タル; ヘルリン,ヤリ; ポホヨラ,ティーム; ホルムバーグ,マイカ;
摘要
权利要求
  • 機密保全文書の情報ページ(1)において、
    情報部分(3)であって、前記情報部分の上面又は下面上で、前記情報ページ(1)上に記録された前記情報の少なくとも一部を見ることができる、情報部分(3)と、
    前記情報ページ(1)を機密保全文書に取り付けるための良好な曲げ強度を備えている可撓性を有する接続部分(2)と、を備えており、
    前記接続部分(2)は、網状の構造を有しており、
    前記接続部分(2)は、前記情報部分の上面又は下面 隣接する 近傍部において前記情報部分(3)の中に侵入するように配置されていることを特徴とする、情報ページ。
  • 前記接続部分(2)の前記網状の構造は、前記情報部分(3)の前記上面又は下面から、前記接続部分(2)が侵入する隣接する近傍部の中に、部分的に突き出ていることを特徴とする、請求項1に記載の情報ページ。
  • 前記接続部分(2)の前記網状の構造は、前記情報部分(3)と前記接続部分(2)の縫い目(4)に対して約45°の角度を成す糸を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報ページ。
  • 前記接続部分(2)は、ポリエステル製であり、
    前記接続部分(2)と接触することになる前記情報部分(3)の材料は、ポリカーボネートであることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の情報ページ。
  • 機密保全文書用の情報ページを製作する方法において、
    情報部分(3)を形成する段階であって、前記情報部分の上面又は下面上で、前記情報ページ(1)上に記録された前記情報の少なくとも一部を見ることができる、情報部分を形成する段階と、
    前記情報ページを前記機密保全文書に取り付けるために、良好な曲げ強度を備えている可撓性を有する接続部分(2)を、前記情報部分(3)に取り付ける段階と、から成り、
    前記接続部分(2)として、前記情報部分(3)の上面又は下面に押し付けて配置される網状構造を有する接続部分(2)を選択する段階と、
    積層処理によって前記取り付けを実行する段階であって、高温で前記接続部分(2)を前記情報部分(3)の前記上面又は下面に対し押圧して、前記接続部分(2)が、前記情報部分の前記上面又は下面 隣接する近傍部において前記情報部分(3)の中に侵入している情報ページを実現するやり方で、積層処理によって前記取り付けを実行する段階と、を含んでいることを特徴とする方法。
  • 少なくとも2枚のシート(5、6)を設置することによって前記情報部分(3)を形成する段階であって、前記2枚のシートは、互いを重ね合わせて積層処理され、前記シートの内の少なくとも1つにはレーザー彫刻を施すことができる、情報部分を形成する段階と、
    網状構造を有する前記接続部分(2)を、前記シート(5、6)と少なくとも部分的には重なって互いに積層されるように、配置する段階と、
    前記積層処理を実行して、1度の積層処理段階で、前記シート(5、6)を互いに積層させ、前記接続部分(2)を一体に貼り付ける、段階と、を特徴とする、請求項5に記載の方法。
  • 前記接続部分(2)の前記網状構造が、前記情報部分(3)と前記接続部分(2)の間の縫い目(4)に対して約45°の角度を成す糸を備えている様に、前記選択された接続部分(2)を製造する段階を特徴とする、請求項5又は6に記載の方法。
  • 前記情報部分(3)をポリカーボネートで作る段階と、
    前記接続部分(2)をポリエステルで作る段階と、を特徴とする、請求項5から7の何れかに記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、パスポートの様な機密保全文書の情報ページに関する。 本発明は、特に、情報部分を変更する企てがあった場合に、可視的な痕跡が情報ページに確実に残るようにすることができる解決策に関する。

    機密保全文書の情報ページの諸特性に関する要件は、部分的には矛盾するものである。 先ず、情報ページの情報が記録されている、情報ページの情報部分は、偽造者が、情報部分を取り外すことができないような構造を有していなければならない。 更に、1つの必須要件として、情報ページの情報の少なくとも一部分は、レーザー彫刻を用いて情報ページに記録できなければならない。 この目的を実現するために、実際、情報部分は、曲げ特性及び曲げ強度の劣った材料で製造しなければならない。

    しかしながら、情報ページは、機密文書の他のページに使われているのと同様なやり方で機密保全文書に取り付けるため、良好な曲げ特性と曲げ強度を有していることを期待されている。 従って、良好な曲げ強度を有する可撓性のある接続部分を情報部分に取り付け、これを介して情報ページが機密保全文書に接合されるようにする必要がある。 十分な安全準を実現するために、情報ページの情報部分は、接続部分に、両者を互いに取り外すと必ず可視的な痕跡が残るようなやり方で、接合されなければならない。

    本発明の目的は、情報ページの情報部分と接続部分を可視的な痕跡を残すこと無く互いに取り外すのは困難となるようにする解決策を提供することである。 この目的は、独立請求項1による情報ページ、並びに独立請求項5による方法によって実現される。

    本発明は、網状の構造を有する接続部分を利用している。 偽造者が、その様な接続部分を切断によって情報部分から取り外した後、別の情報部分を元の接続部分に取り付けようと企てると、網状の接続部分の個々の糸を、この新しい情報部分に取り付ける必要が生じる。 このような個々の糸を可視的な痕跡を残すこと無く取り付けるのは、実際には非常に困難である。

    本発明では、網状の構造を有する接続部分が、情報部分の上面又は下面に隣接する近傍部において情報部分に侵入する様に配置されている。 従って、偽造者が、情報部分の材料に切開を施して、情報部分と接続部分を互いに取り外そうと企てると、可視的な痕跡が情報部分の上面又は下面に残ってしまう。

    本発明による情報部分及び方法の好適な実施形態は、従属請求項2から4、及び6から8にを読めば明らかになる。

    以下、本発明について、添付図面を参照し、例を挙げながら詳細に説明する。

    図1は、機密保全文書に取り付けられている情報ページ1を示している。 図1の例では、機密保全文書はパスポートであり、情報ページ1が接続部分2を介して取り付けられている。 情報ページ1は、機密保全文書に、例えば縫合によって、換言すると機密保全文書の他のページに使われているのと同様なやり方で取り付けることができる。

    情報ページの情報部分3の上面の情報領域では、情報ページの個人的な情報、例えばパスポートの所有者の氏名、生年月日、写真等を見ることができる。 情報の一部は、例えばレーザー彫刻技術を使用して、また部分的には印刷インクを使用して記録されている。

    図2は、本発明による情報ページの第1の好適な実施形態を示している。 図2の情報ページ1は、網状構造を有する接続部分2を備えている。 網状構造は、それぞれが幾つかの単繊維で形成された個々の交差する糸を備えている織物で形成されている。 或いは、網状構造は、均一な膜に穿孔して所望のパターンを作り出すやり方で設けてもよい。 本発明に不可欠なのは、網が十分な数の個々の「糸」を有しており、企てられた偽造に関連する可視的な痕跡を残すこと無く互いの糸を取り付けるのは極めて難しいということである。

    接続部分2は、情報部分3の中に侵入して、両者の間に図2に示している縫い目4が形成されるように配置されている。 縫い目の領域では、情報部分3と接続部分2は、互いに、望ましくは積層処理によって取り付けられる。 本発明によれば、接続部分2は、情報部分の上面又は下面に隣接する近傍部において情報部分3に侵入している。 そのため、偽造者が、情報部分3を接続部分から取り外すために切断によって縫い目4を破断しようと試みると、情報部分3の表面には可視的な痕跡が生じることになる。 その上、偽造者が接続部分2を切断して企てた偽造では、接続部分2の個々の糸を、可視的な痕跡を残すこと無く別の情報部分に取り付けるのは不可能なので、可視的な痕跡が生じることになる。

    図3と図4は、本発明による情報ページの製造方法を示している。 図3と図4の実施形態では、一例として、情報部分3は層状構造となるように製造されると想定している。 しかしながら、本発明によれば、情報部分は、一体型構造を有するように製造することもできると考えられる。

    図3では、情報ページ1の各部品は、離して示されている。 情報部分は、互いに積層されている少なくとも2枚のシート5及び6で組み立てられており、その内の少なくとも1つにはレーザー彫刻を施すことができる。 従って、一方のシートは、例えば、不透明の白色ポリカーボネート製であり、他方は、炭化透明ポリカーボネート製である。 実際は、情報部分は2枚以上のシートを組み合わせてもよい。

    情報部分3を機密保全文書に取り付けている接続部分2は、本発明によれば、図2に関する説明で述べたように、網状構造を有している。 代替案の1つは、1cm当たり約15本の糸を有し、厚さ約300μmのポリエステル網状組織を使用することである。 その様な網状組織の曲げ特性と曲げ強度は、例えばパスポートの情報ページに適していることが実証されている。 曲げ特性をできる限り良好にするため、網状組織の糸は、図2に示すように、情報部分と接続部分の間では縫い目に対して45°の度を形成するように配置されるのが望ましい。 但し、角度は、0°から45°の間の何れでもよい。 しかしながら、網状構造を有する接続部分は、非常に頻回に曲げられると、網状組織の糸の小部分が破損し始めて、個々の破損した単繊維が、曲げ点に現れることが判明した。 この現象は、上記角度が45°の時には、最も遅く現れることが判明している。

    図3と図4の実施形態では、接続部分は、情報部分3の下面に押し付けて配置されている(この例では、写真及び個人データは上面に配置されている)。 本発明によれば、接続部分が押し付けて配置されているシート6の表面上に、接続部分2用に別個の切欠きを形成する必要はない。 各部品2、5、及び6は、図3に示すように互いに対して配置された後、積層処理によって互いに貼り付けられる。 而して、情報部分の部品5及び6と接続部分2は、高温で互いに押圧される。 積層処理の結果、網状構造を有する接続部分2の一部は、図4に示すように、縫い目4の領域においてシート6の材料の中に沈み込んだ状態になる。 最終的な結果は、図2による情報シートであり、接続部分2は、情報部分3から下面に隣接する近傍部に突き出ている。 接続部分2の網状構造内の開口部は、而して、シート6の材料、即ち本例ではポリカーボネートで充填されている。 接続部分の網状構造が、多単繊維糸を備えている場合、単繊維間の空間にもポリカーボネートが充填される。

    本発明によれば、情報部分3の中に沈み込んでいる接続部分2の部分は、接続部分2の網状構造が情報部分の下面には見えない様なやり方で、全体的に情報部分の中に沈み込んでいる。 或いは、網状構造の小部分が、情報部分3の下面上に見えるようになっていてもよい。 そうすると、接続部分2の個々の糸に起こり得る不連続点を、情報ページ1の下面を検査することで容易に検知できるようになるので、偽造を企てるのが更に困難になる。

    各図に示されている例では、一例として、接続部分はポリエステル製であり、情報部分はポリカーボネート製であると説明されている。 これらの材料は、ポリエステル製の網状組織をポリカーボネートの中に、高温で、押圧して沈み込ませるのを、ポリエステル製の網状組織の形状に大きな変化を及ぼすことなく行うことができるという利点を提供する。 これは、ポリエステルは、ポリカーボネートより高い融点を有しており、積層処理で使用される温度は、この態様を考慮して選択できるからである。 しかしながら、縫い目4の領域に網状組織構造を保持するのが望ましくない場合、本発明によれば、接続部分2の材料として、情報部分の材料と同じ融点、更にはそれよりも低い融点を有する材料を選択することもできる。 同じ結果、換言すると縫い目4の領域に網状構造が保持されていない状態は、積層温度を十分に高く設定して、積層処理時に、情報部分及び接続部分両者の材料で或る程度の融解が起こるようにすれば、先に述べた材料の組み合わせでも実現することができる。

    上記説明及び関連図面は、本発明を説明することのみを意図しているものと理解されたい。 本発明の範囲を逸脱すること無く本発明に様々な変更及び修正を施せることは、当業者には自明のことであろう。

    機密保全文書に取り付けられている情報ページを示している。

    本発明による情報ページの第1の好適な実施形態を示している。

    本発明による情報ページの製造方法を示している。

    本発明による情報ページの製造方法を示している。

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