熱拡散性ラップを備えた加熱式エアロゾル発生物

申请号 JP2016533686 申请日 2014-12-04 公开(公告)号 JP2016538863A 公开(公告)日 2016-12-15
申请人 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム; 发明人 アレクサンドル マルガ; アレクサンドル マルガ; ステファーヌ ルーディエ; ステファーヌ ルーディエ; デ クラサ アナ カロリーナ ボルヘス; デ クラサ アナ カロリーナ ボルヘス; フレデリク ラヴァンシー; フレデリク ラヴァンシー; セドリック マイヤー; セドリック マイヤー;
摘要 加熱式エアロゾル発 生物 品は、熱伝導性材料シートにより半径方向に取り囲まれたエアロゾル形成基体を含む。加熱式エアロゾル発生物品は、発熱体、例えば挿入可能な発熱体を備えた電気的に動作するエアロゾル発生装置と併用するためのものである。エアロゾル形成基体は、ラッパーによって囲まれたエアロゾル形成材料シートの集合体を含むロッドでもよく、ラッパーは熱伝導性材料シートである。熱伝導性の材料は、熱を拡散させて、ユーザーが炎またはその他の点火源をエアロゾル発生物品に当てることによってエアロゾル形成基体を点火するリスクを軽減させる熱伝導性の炎バリアとしての役目をする。【選択図】図2
权利要求

発熱体を備えた電気的に動作するエアロゾル発生装置と併用するための加熱式エアロゾル発生物品であって、前記エアロゾル発生物品が、熱伝導性材料シートにより半径方向に取り囲まれたエアロゾル形成基体を含む、加熱式エアロゾル発生物品。紙巻たばこ用紙内で組み立てられロッドを形成する前記エアロゾル形成基体を含む複数の要素を含み、前記熱伝導性材料シートが前記紙巻たばこ用紙内に位置する、請求項1に記載の加熱式エアロゾル発生物品。紙巻たばこ用紙内で組み立てられロッドを形成する前記エアロゾル形成基体を含む複数の要素を含み、前記熱伝導性材料シートが前記紙巻たばこ用紙の外側半径方向に位置する、請求項1に記載の加熱式エアロゾル発生物品。口側の端および前記口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態であり、前記熱伝導性材料の一部分が前記ロッドの前記遠位端を覆う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。口側の端および前記口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態であり、スペーサー要素が前記エアロゾル形成基体の上流にある前記ロッド内に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。口側の端および前記口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態であり、前記エアロゾル形成基体が前記ロッドの前記遠位端に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記エアロゾル形成基体がラッパーで囲まれたエアロゾル形成材料シートの集合体を含み、前記ラッパーが前記熱伝導性材料シートである、請求項1、2、4、5、6のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル形成物品。前記熱伝導性材料シートが金属箔であるかまたは金属箔を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記熱伝導性材料シートが、紙とともに金属箔を一つに薄層形成することで形成された材料シート、または再構成たばことともに金属箔を一つに薄層形成することで形成されたシート材料である、請求項8に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記金属箔がアルミ箔である、請求項8または9に記載の加熱式エアロゾル発生物品。加熱式エアロゾル発生物品の遠位端に挿入するための挿入可能な発熱体を備えたエアロゾル発生装置と併用するための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記熱伝導性材料が、熱を拡散させるための、および炎を前記エアロゾル発生物品に当てて前記エアロゾル形成基体を点火するユーザーのリスクを低減するための熱伝導性の炎バリアの役目をする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。ラッパーで囲まれたエアロゾル形成材料シートの集合体を含むロッドであって、前記ラッパーが熱伝導性材料シートである、ロッド。前記熱伝導性材料シートが金属箔であるかまたは金属箔を含む、請求項13に記載のロッド。前記熱伝導性材料シートが、紙とともに金属箔を一つに薄層形成することで形成された材料シート、または再構成たばことともに金属箔を一つに薄層形成することで形成されたシート材料である、請求項13または14に記載のロッド。前記エアロゾル形成材料シートがたばこを含む、請求項13〜15のいずれか1項に記載のロッド。前記エアロゾル形成材料シートが均質化されたたばこ材料であるかまたは均質化されたたばこ材料を含む、請求項13〜16のいずれか1項に記載のロッド。前記エアロゾル形成材料シートが集合される前にきめが施される、請求項13〜17のいずれか1項に記載のロッド。前記エアロゾル形成材料シートと一緒に集められ、前記ラッパーで囲まれた第二の材料シートを含む、請求項13〜18のいずれか1項に記載のロッド。請求項13〜19のいずれか1項に記載のロッドを含む、加熱式エアロゾル発生物品。

発熱体(3100)を備えた電気的に動作するエアロゾル発生装置(3010)と併用するための加熱式エアロゾル発生物品(1000、2000)であって、前記エアロゾル発生物品が、熱伝導性材料のシート(1222、2222)によって半径方向に取り巻かれたエアロゾル形成基体(1020、2020)を含み、前記エアロゾル形成基体が、ラッパーによって囲まれたエアロゾル形成材料のシート集合体を含み、前記ラッパーが、熱を拡散するため、かつユーザーが炎を前記エアロゾル発生物品に当てることにより前記エアロゾル形成基体に点火するリスクを軽減するために、熱伝導性の炎バリアとしての役目をする熱伝導性材料シートである、加熱式エアロゾル発生物品。紙巻たばこ用紙(1060)内で組み立てられロッドを形成する前記エアロゾル形成基体(1020)を含む複数の要素を含み、前記熱伝導性材料のシート(1222)が前記紙巻たばこ用紙内に位置する、請求項1に記載の加熱式エアロゾル発生物品(1000)。紙巻たばこ用紙(2060)内で組み立てられロッドを形成する前記エアロゾル形成基体(2020)を含む複数の要素を含み、前記熱伝導性材料のシート(2222)が前記紙巻たばこ用紙の外側半径方向に位置する、請求項1に記載の加熱式エアロゾル発生物品(2000)。口側の端(1012、2012)および前記口側の端の上流にある遠位端(1013、2013)を持つロッドの形態であり、前記熱伝導性材料(1222、2222)の一部分が前記ロッドの前記遠位端を覆う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。口側の端および前記口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態であり、スペーサー要素が前記エアロゾル形成基体の上流にある前記ロッド内に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。口側の端および前記口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態であり、前記エアロゾル形成基体が前記ロッドの前記遠位端に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記熱伝導性材料シートが金属箔であるかまたは金属箔を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記熱伝導性材料シートが、紙とともに金属箔を一つに薄層形成することで形成された材料シート、または再構成たばことともに金属箔を一つに薄層形成することで形成されたシート材料である、請求項7に記載の加熱式エアロゾル発生物品。前記金属箔がアルミ箔である、請求項7または8に記載の加熱式エアロゾル発生物品。加熱式エアロゾル発生物品の遠位端(1013、2013)に挿入するための挿入可能な発熱体(3100)を備えたエアロゾル発生装置と併用するための、請求項1〜9のいずれか1項に記載の加熱式エアロゾル発生物品。

说明书全文

本明細書は、発熱体を備えたエアロゾル発生装置と併用するための加熱式エアロゾル発生物品に関連し、物品は、例えば炎に接触させた時に低い発火傾向を持つ。本明細書は発火傾向性を低下させたロッドにも関連する。

たばこ含有基体などのエアロゾル形成基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生物品が当業界で周知である。このような加熱式エアロゾル発生物品の1つの目的は、従来的な紙巻たばこにおけるたばこの燃焼および熱分解によって生成される周知の有害な煙成分を減少させることである。従来的な紙巻たばこは、ユーザーが炎を紙巻たばこの一方の端に付けて、他方の端を通して空気を吸う時に点火される。炎と紙巻たばこを通して引き出された空気中の酸素によって提供される局部的な熱が、紙巻たばこの端部を発火させ、その結果生じる燃焼が吸入可能な煙を発生する。それに対して、加熱式エアロゾル発生物品では典型的に、吸入可能なエアロゾルは、熱源の中、周りまたは下流に位置し得る、熱源から物理的に離れたエアロゾル形成基体または材料への熱伝達によって生成される。消費中、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル形成基体から放出され、エアロゾル発生物品を介して引き出された空気中に一緒に運ばれる。放出された化合物が冷めるにつれて凝結してエアロゾルを形成し、これが消費者によって吸い込まれる。

燃焼ではなく加熱によってエアロゾルを発生させるためのたばこを含む加熱式エアロゾル発生物品が、当業界で周知である。例えば、第WO2013/102614号は、加熱式エアロゾル発生物品と、加熱式エアロゾル発生物品を加熱してエアロゾルを生成するためのヒーターとを持つエアロゾル発生装置を備えたエアロゾル発生システムを開示している。

加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル形成基体の一部として使用されるたばこは、燃焼された時ではなく加熱された時にエアロゾルを生成するよう設計される。従って、こうしたたばこは一般に、グリセリンまたはプロピレングリコールなど高レベルのエアロゾル形成剤を含む。ユーザーが、加熱式エアロゾル発生物品に点火して従来的な紙巻たばこであるかのように喫煙する場合、そのユーザーは意図されたユーザー体験をすることはない。炎による発火傾向性の低い加熱式エアロゾル発生物品を製造することが望ましいであろう。こうした加熱式エアロゾル発生物品は、物品をライター(炎など)で伝統的紙巻たばこの方法で点火を試みた時に、点火が困難であることが好ましい。

熱伝導性の材料シートにより半径方向に取り囲まれたエアロゾル形成基体を含む、加熱式エアロゾル発生物品が提供されうる。加熱式エアロゾル発生物品は、発熱体を備えた電気的に動作するエアロゾル発生装置と併用するためのものである。炎またはその他の紙巻たばこライターなどの熱源がエアロゾル形成基体に当たると、エアロゾル形成基体を取り囲む熱伝導性材料は、熱源との接点から熱の一部を奪う。従って、エアロゾル形成基体の温度をその点火点まで上げるためには、より多くの熱エネルギーが供給される必要がある。これにより、エアロゾル形成基体の発火傾向性が低下する。従って、熱伝導性の材料は、熱を拡散させて、ユーザーが炎またはその他の点火源をエアロゾル発生物品に当てることによってエアロゾル形成基体を点火するリスクを軽減させる熱伝導性の炎バリアとしての役目をしうる。加熱式エアロゾル発生物品は、可燃性熱源を備えたエアロゾル発生物品ではない。

エアロゾル発生物品は、ユーザーの口を通ってユーザーのに直接吸入可能なエアロゾルを生成する喫煙物品であることが好ましい。さらに、エアロゾル発生物品は、ユーザーの口を通ってユーザーの肺に直接吸入可能なニコチン含有エアロゾルを生成する喫煙物品であることが好ましい。

本明細書に使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを生成する装置を記述するために使用される。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体と相互作用してユーザーの肺にユーザーの口を通して直接吸入可能なエアロゾルを発生する喫煙装置であることが好ましい。エアロゾル発生装置は、喫煙物品のためのホルダでもよい。

誤解を避けるために、「発熱体」という用語は、1つ以上の発熱体を意味するために使用される。

熱伝導性材料は、不燃性の材料であることが好ましい。熱伝導性材料は、アルミ箔などの金属箔であることが好ましい。熱伝導性材料は、アルミ箔などの金属箔を含みうる。例えば、熱伝導性材料は、アルミ箔および紙または均質化されたたばこなどの第二の材料を含む一つに薄層形成されたシートとしうる。アルミ箔は、それ自体でまたは一つに薄層形成されたシート内の1つの層として非常に効率の高い熱伝導体である。

加熱式エアロゾル発生物品は、紙巻たばこ用紙などのラッパー内で組み立てられてロッドを形成するエアロゾル形成基体を含む、複数の要素を含みうる。熱伝導性材料シートは、紙巻たばこ用紙内に位置しうる。すなわち、熱伝導性材料シートはエアロゾル形成基体を半径方向に取り囲むように配置してもよく、また半径方向に取り囲まれたエアロゾル形成基体はラッパー内で組み立てられる。別の方法として、熱伝導性材料シートはラッパーに対して半径方向に外部にあってもよい。すなわち、エアロゾル形成基体はラッパー内部で組み立てられてもよく、従って熱伝導性材料シートはエアロゾル形成基体およびラッパーの少なくとも一部分の両方を取り囲む。

加熱式エアロゾル発生物品は、口側の端および口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態でもよく、熱伝導性材料の一部分がロッドの遠位端を覆う。

加熱式エアロゾル発生物品は、口側の端および口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態でもよく、スペーサー要素がロッド内のエアロゾル形成基体の上流に位置する。

加熱式エアロゾル発生物品は、口側の端および口側の端の上流にある遠位端を持つロッドの形態でもよく、エアロゾル形成基体がロッドの遠位端に位置する。

加熱式エアロゾル形成物品の望ましい実施形態において、エアロゾル形成基体は、ラッパーによって囲まれたエアロゾル形成材料シートの集合体を含みうる。ラッパーは熱伝導性材料シートでもよい。エアロゾル形成材料シートの集合体は均質化されたたばこシートなどのたばこシートとしうる。

エアロゾル形成基体は、カットフィラーのロッドとして形成してもよく、およびカットフィラーのロッドは熱伝導性材料シートによって取り囲まれてもよい。

加熱式エアロゾル発生物品は、加熱式エアロゾル発生物品の遠位端に挿入するための挿入可能な発熱体を備えたエアロゾル発生装置と併用されることが好ましい。発熱体はエアロゾル発生物品内でエアロゾル形成基体と接触させてもよく、一方で、熱伝導性材料は炎などの外部点火源を使用したエアロゾル形成基体の発火に対していくらかの軽減を提供する。

エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成材料を含むロッドの形態としうる。ラッパーによって囲まれたエアロゾル形成材料シートの集合体を含むロッドを提供してもよく、ラッパーは熱伝導性材料シートである。こうしたロッドは、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体として、紙巻たばこ用紙またはその他の適切な材料内で組み立ててもよい。

エアロゾル形成材料シートの集合体を囲むラッパーは、金属箔でもよく、または金属箔を備えてもよい。例えば、ラッパーは、アルミ箔でもよく、またはアルミ箔の層を含む一つに薄層形成されたシートでもよい。

エアロゾル形成材料シートは、例えば均質化されたたばこ、再構成たばこまたはキャストリーフたばことして分類されうるたばこなどのたばこを含むことが好ましい。

材料シートの集合体は、実質的にロッドの全長に沿って、かつ実質的にロッドの横断断面積全体を横切って延びることが好ましい。

上述のロッドは、加熱式エアロゾル発生物品の成分として特に有益である。熱伝導性のラッパーは、伝統的な紙ラッパーと比較して高い熱伝導率を持ち、これが点火をより困難なものとしている。従って、加熱式エアロゾル発生物品の一部を形成する時に炎をこうしたロッドに当てるユーザーは、エアロゾル形成材料の点火において困難を経験することがある。従って、ユーザーは、エアロゾル発生物品を意図されていない方法で喫煙しなくなりうる。

本明細書によるロッドは、実質的に一様な断面であることが好ましい。

本明細書によるロッドは、それらの意図される用途に応じて異なる寸法を持つものとして製造されうる。

例えば、本明細書によるロッドは、それらの意図される用途に応じて約5mm〜約10mmの直径を持ちうる。

例えば、本明細書によるロッドは、それらの意図される用途に応じて約5mm〜約150mmのロッド長さを持ちうる。

望ましい実施形態で、加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル形成基体として使用するための本明細書によるロッドは、約5mm〜約20mmまたは約30mmのロッド長さを持ちうる。

本発明による望ましい単位ロッド長さのロッドは、複数単位ロッド長さのロッドを形成した後で、複数単位ロッド長さのロッドを望ましい単位ロッド長さの複数のロッドに切断またはその他の方法で分割することにより製造されてもよい。

例えば、加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル形成基体として使用するためのロッド長さが約15mmのロッドは、ロッド長さが約150mmのロッドを形成した後、細長いロッドをロッド長さが約15mmの10個のロッドに切断することにより製造されてもよい。

本明細書で使用される「ロッド」という用語は、実質的に円形、長円形または楕円形の断面の一般的に円筒形の要素を示すために使用される。

本明細書で使用される「シート」という用語は、実質的にその厚さより大きい幅および長さを有する薄層状の要素を意味する。シートの幅は10mmよりも大きく、20mmまたは30mmよりも大きいことが好ましい。

本明細書で使用される「一つに薄層形成されたシート」という用語は、互いに密着した2層以上の材料から形成された単一のシートを意味する。

本明細書で使用される「エアロゾル形成材料」という用語は、加熱されると揮発性化合物を放出してエアロゾルを発生させる能を持つ材料を示す。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成材料を含むか、またはそれによって構成されうる。

本明細書で使用される「ロッドの長さ」という用語は、本明細書で描写したロッドの円筒軸方向の寸法を示す。

本明細書で使用される「均質化されたたばこ材料」という用語は、粒子状のたばこを凝集することによって形成される材料を意味する。

本明細書で使用される「集合」という用語は、たばこ材料シートが、巻き込まれ、折り畳まれ、または他の方法でロッドの円筒軸方向に対して実質的に横方向に圧縮または収縮されていることを示す。

本明細書で使用される「上流」および「下流」という用語は、本明細書で描写されているロッドを含むエアロゾル発生物品の構成要素もしくは構成要素の部分の、その使用時にエアロゾル発生物品を通して引き出された空気の方向に対する相対的な位置を表すために使用される。

エアロゾル形成材料シートの集合体は、きめのある材料シートとしうる。きめのある材料シートの使用は、有利なことに、シートの集合を促進して本明細書で説明したロッドを形成しうる。

本明細書で使用される「きめのあるシート」という用語は、捲縮され、型押しされ、デボス加工され、穿孔され、または別途変形されたシートを意味する。きめのある材料シートは、複数の間隔を置いたへこみ、突起、穿孔またはそれらの組み合わせを含みうる。

本明細書で使用される「捲縮したシート」という用語は、「しわ付けしたシート」という用語と同義語であることが意図され、複数の実質的に平行した隆起または波型形状のあるシートを意味する。

エアロゾル形成基体が燃焼するよりはむしろ加熱される多くのエアロゾル発生物品が、当業界において提唱されてきた。加熱式エアロゾル発生物品では通常、エアロゾルは、熱源、例えば、化学的、電気的または可燃性熱源から、熱源の内部、周囲、または下流に位置しうる物理的に分離されたエアロゾル形成基体に熱伝達することにより生成される。

本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、加熱されると揮発性化合物を放出してエアロゾルを発生する能力を持つエアロゾル形成材料から構成されるか、またはそれを含む基体を示す。

本明細書で説明したロッドは、特に加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体としての使用に適している。加熱式エアロゾル発生物品でのエアロゾル形成基体のロッドの長さは一般に、従来的な点火側の端を有する喫煙物品で使用する可燃性の喫煙可能材料のロッドよりも著しく短い。

一つの実施形態で、本明細書で描写したロッドは、可燃性熱源および可燃性熱源の下流にあるエアロゾル発生基体を含む加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル形成基体として使用されうる。

例えば、本明細書で描写したロッドは、WO−A−2009/022232号で開示されたタイプの加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル発生基体として使用されうるが、これは可燃性炭素系熱源と、可燃性熱源の下流にあるエアロゾル発生基体と、可燃性炭素系熱源の後方部分およびエアロゾル発生基体の隣接した前方部分の周りにありそれらと接触した熱伝導性要素とを備える。ただし、当然のことながら、本明細書で描写したロッドはまた、その他の構造を持つ可燃性熱源を含む加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル発生基体として使用されうる。

別の実施形態で、本明細書で描写したロッドは、加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体が電気的な熱源により加熱される電気的に動作するエアロゾル発生システムで使用するための加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル発生基体として使用されうる。本明細書で描写した加熱エアロゾル発生物品はまた、加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体が電気的な熱源により加熱される電気的に動作するエアロゾル発生システムと併用するためであることが好ましい。こうした加熱式エアロゾル発生物品は、遠位端にエアロゾル形成基体を持つものとして構成されることが頻繁にある。従って、ユーザーは不注意にも物品を従来的な方法での点火を試みることがある。エアロゾル形成基体が熱伝導性材料シートによって取り囲まれた加熱式エアロゾル発生物品の発火傾向の低下は、有利なことにユーザーに物品の点火の試みを思いとどまらせうる。

一例として、本明細書で描写したロッドは、EP−A−0 822 670号で開示されたタイプの加熱式エアロゾル発生物品でエアロゾル発生基体として使用されうる。

電気的に動作するエアロゾル発生器具、およびその器具で使用するためのエアロゾル発生物品を含むシステムが提供されうる。エアロゾル発生物品は、本明細書で描写した任意の加熱式エアロゾル発生物品である。

エアロゾル発生物品の好ましい実施形態は、エアロゾル形成基体として均質化されたたばこ材料のシートの集合体を備える。一定の実施形態で、均質化されたたばこ材料のシートは、乾燥質量ベースで少なくとも約40重量パーセントまたは乾燥質量ベースで少なくとも約50重量パーセントのたばこ含有量を持ちうる。別の実施形態で、均質化されたたばこ材料のシートは、乾燥質量ベースで約70重量パーセント以上のたばこ含有量を持ちうる。高いたばこ含有量を持つ均質化されたたばこ材料シートの使用は有利なことに、たばこ風味が改善されたエアロゾルを発生する。

均質化されたたばこ材料のシートは、粒子状のたばこを凝集するのを補助するために1つ以上の固有の結合剤を含んでもよく、それはたばこ内因性結合剤、1つ以上の複数の外因性結合剤であり、それはたばこ外来性結合剤またはそれらの組み合わせである。別の方法として、または加えて、均質化されたたばこ材料のシートは、たばこおよび非たばこ繊維、エアロゾル形成剤、湿潤剤、可塑剤、風味剤、充填剤、性および非水性の溶媒およびこれらの組み合わせを含むがそれらに限定されないその他の添加剤を含んでもよい。

均質化されたたばこ材料のシートに含める適切な外因性結合剤は、当業界で周知であり、例えばグアーガム、キサンタンガム、アラビアゴムおよびローカストビーンガムなどのゴム、例えばヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースおよびエチルセルロースなどのセルロース結合剤、例えばデンプン、アルギン酸などの有機酸、アルギン酸ナトリウム、寒天およびペクチンなどの有機酸の共役塩基塩などの多糖類、およびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。

均質化されたたばこ材料シートは、乾燥質量ベースで約1パーセント〜約5パーセントの非たばこ繊維を含みうる。

均質化されたたばこ材料のシートに含めるための適切なエアロゾル形成剤および湿潤剤は当業界で周知であり、多価アルコール(トリエチレングリコール、1,3−ブタンジオールおよびグリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテートまたはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチルおよびテトラデカン二酸ジメチルなど)を含むが、これに限定されない。

例えば、均質化されたたばこ材料のシートは、乾燥質量で約5〜約30重量パーセントのエアロゾル形成体含有量を持ちうる。加熱式エアロゾル発生物品は、5%〜約30%よりも大きいエアロゾル形成体含有量を持つ均質化されたたばこを含むことが好ましいことがある。エアロゾル形成体は、グリセリンであることが好ましいことがある。

本明細書で説明した加熱式エアロゾル発生物品またはロッドの形成において使用するための均質化されたたばこ材料シートは、粒子状のたばこおよび1つ以上の結合剤を含むスラリーをコンベヤーベルトまたはその他の支持表面上にキャスティングし、キャストスラリーを乾燥させて均質化されたたばこ材料シートを形成し、均質化されたたばこ材料シートを支持表面から除去することを一般的に含むタイプのキャスティングプロセスにより形成されることが好ましい。

例えば、ある一定の実施形態において、均質化されたたばこ材料のシートは、鋳造プロセスによって粒子状のたばこ、グアーガム、セルロース繊維およびグリセリンを含むスラリーから形成されうる。

均質化されたたばこ材料シートは、フィルタートウ、紙およびその他の材料に、きめを施すための適切な公知の機械類を使用してきめを施してもよい。

例えば、均質化されたたばこ材料シートは、回転可能な1対の捲縮ローラーを備えるCH−A−691156号に記載されているタイプの捲縮ユニットを使用して捲縮しうる。ところが、当然のことながら均質化されたたばこ材料シートは、均質化されたたばこ材料シートを変形または穿孔するその他の適切な機械類およびプロセスを使用して、きめを施してもよい。

本明細書で説明したロッドで使用するためのたばこ材料シートは、少なくとも約25mmの幅を持つことが好ましい。一定の実施形態で、材料シートは約25mm〜約300mmの幅を持ちうる。材料シートは、少なくとも約50μm〜約300μmの厚さを持つことが好ましい。

一定の実施形態で、個別の材料シートは、10μm〜約250μmの厚さを持ちうる。一定の実施形態で、均質化されたたばこ材料シートは、100g/m2〜約300g/m2の坪量を持ちうる。

本明細書で説明したロッドを形成する方法を提供しうる。ロッドは、加熱式エアロゾル発生物品内でエアロゾル形成基体として使用されうる。方法は、エアロゾル形成材料を含む連続的なシートを供給する工程と、シートをその長軸方向の軸に対して横方向にまとめる工程と、シートの集合体をラッパーで囲んで連続的なロッドを形成する工程と、連続的なロッドを複数の個別ロッドに切断する工程とを含みうる。エアロゾル形成材料は、上述の任意のエアロゾル形成材料でよく、均質化されたたばこが好ましい。一定の実施形態において、ラッパーは上述の任意の熱伝導性材料であり、アルミ箔が好ましい。

方法はさらに、連続的なシートに、きめを施す工程を含みうる。例えば、方法は、捲縮、エンボス加工、穿孔または集める前に連続的なシートにきめを施すそれ以外の工程を含みうる。

具体的な実施形態を以下の添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに説明する。

図1は、具体的な実施形態によるロッドを形成するための器具の概略断面を示す。

図2は、本明細書で説明したエアロゾル発生物品の実施形態を図示する。

図3は、本明細書で説明したエアロゾル発生物品の別の実施形態を図示する。

図4は、本明細書で説明したエアロゾル発生物品の別の実施形態を図示する。

図5は、図2に図示した電気的に動作するエアロゾル発生装置およびエアロゾル発生物品を含むエアロゾル発生システムを図示したものである。

図6は、図5に図示した電気的に動作するエアロゾル発生装置の概略断面図である。

図1に示す器具は一般的に、均質化されたたばこの連続的なシートを供給する供給手段と、連続的なシートを捲縮する捲縮手段と、連続的に捲縮したシートを集合させて、集合した材料を熱伝導性のアルミ箔ラッパーで囲んで連続的なロッドを形成するロッド形成手段と、連続的なロッドを複数の個々のロッドに切断する切断手段とを含む。器具はまた、供給手段からロッド形成手段へ捲縮手段を経由して、装置を通して下流に、材料の連続的なシートを搬送する搬送手段を含む。

図1に示す通り、連続的なシートを供給するための供給手段は、ボビン4に取り付けられた連続的な均質化されたたばこシート2を含む。捲縮手段は1対の回転可能な捲縮ローラー6を含む。使用中、均質化されたたばこ2の連続的なシートは第1のボビン4から引き出され、1対の捲縮ローラー6まで、一連のガイドおよびテンションローラーを経由して搬送機構によって下流に搬送される。非たばこ材料2の連続的なシートが1対の捲縮ローラー6間に供給されると、捲縮ローラーが噛み合い、シート2を捲縮して、器具を通して、シートの長軸方向軸に対して実質的に平行な複数の間隙を介した隆起または波型形状を持つ、連続的に捲縮した均質化されたたばこのシート8を形成する。

均質化されたたばこ材料の連続的に捲縮したシート8は、1対の捲縮ローラー6からロッド形成手段へと下流に搬送され、そこで先細の漏斗またはホーン10を通して供給される。先細の漏斗10は、均質化されたたばこの連続的なシート8をその長軸方向の軸に対して横方向に集合させる。材料シート8は、先細の漏斗10を通過する際は実質的に円筒形の構造であると想定される。

先細の漏斗10を出ると、均質化されたたばこのシートの集合体は、アルミ箔12の連続的なシートで包まれる。アルミ箔の連続的なシートはボビン14から供給され、エンドレスベルトコンベアまたは装具によって、均質化されたたばこ材料の捲縮した連続的なシートの集合体の周りで包まれる。図1に示す通り、ロッド形成手段は、アルミ箔の連続的なシートの対向にある長軸方向の端が接触し互いに接着して連続的なロッドを形成するように、アルミ箔の連続的なシートの長軸方向の端のうち片方に接着剤を塗布する接着剤塗布手段16を含む。

ロッド形成手段は、接着剤塗布手段16の下流にある乾燥手段18をさらに含むが、これは使用中に、連続的なロッドがロッド形成手段から切断手段へと下流に搬送される際に、連続的なロッドの継ぎ目に塗布された接着剤を乾燥させる。

切断手段は、連続的なロッドを単位ロッド長さまたは複数単位ロッド長さの複数の個々のロッドに切断するロータリーカッター20を含む。

図2は、本明細書で描写したロッドを備えた加熱式エアロゾル発生物品1000の実施形態を図示したものである。物品1000は、エアロゾル形成基体1020と、中空のセルロースアセテートチューブ1030と、スペーサー要素1040と、マウスピースフィルター1050という4つの要素を含む。これら4つの要素は順に同軸に整列して配置され、紙巻たばこ用紙1060によって組み立てられ、エアロゾル発生物品1000を形成する。物品1000は口側の端1012を有し、ユーザーは使用中にその端を口の中に挿入し、遠位端1013は口側の端1012に対して物品の反対側の端に位置する。図2に図示したエアロゾル発生物品の実施形態は、エアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターを備えた電気的に動作するエアロゾル発生装置との併用に特に適切である。

組み立てられた時、物品1000は長さ約45ミリメートルであり、約7.2ミリメートルの外径と約6.9ミリメートルの内径を持つ。

エアロゾル形成基体1020は、アルミ箔1222で包装されてプラグを形成する均質化されたたばこのシートを捲縮・集合させて形成されるロッドを含む。ユーザーは、遠位端1013に炎を当てるのと同時にマウスピースから空気を吸って、エアロゾル形成基体1020の点火を不注意に試みることがある。これが発生した場合、エアロゾル形成基体のアルミ箔成分が適用された熱をエアロゾル形成基体の半径方向先端に沿って素早く伝搬させて、それによって均質化されたたばこ成分が発火温度まで上昇するのをより困難なものにする。この発火傾向の低下は、ユーザーが物品の点火を試みることを断念するのに十分であると考えらえる。

図2に図示したエアロゾル発生物品1000は、消費されるためにエアロゾル発生装置と勘合するように設計されている。こうしたエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体1020を十分な温度に加熱してエアロゾルを形成する手段を含む。一般に、エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体1020に隣接したエアロゾル発生物品1000を囲む発熱体、またはエアロゾル形成基体1020に挿入される発熱体を備えうる。

エアロゾル発生装置と勘合されると、ユーザーは喫煙物品1000の口側端1012を吸い、エアロゾル形成基体1020が約375℃の温度に加熱される。この温度にて、揮発性化合物は、エアロゾル形成基体1020のキャストリーフたばこシートから放出される。これらの化合物は凝縮されてエアロゾルを形成する。エアロゾルはフィルター1050を通して引き出され、ユーザーの口に入る。

図3は、エアロゾル発生物品の代替的な構成を図示する。物品2000は、エアロゾル形成基体2020と、中空のセルロースアセテートチューブ2030と、スペーサー要素2040と、マウスピースフィルター2050という4つの要素を含む。これら4つの要素は順に同軸に整列して配置され、紙巻たばこ用紙2060によって組み立てられ、エアロゾル発生物品2000を形成する。物品2000は口側の端2012を有し、ユーザーは使用中にその端を口の中に挿入し、遠位端2013は口側の端2012に対して物品の反対側の端に位置する。エアロゾル形成基体2020は、フィルター紙で包装されてプラグを形成する均質化されたたばこのシートを捲縮・集合させて形成されるロッドを含む。アルミ箔2222のシートは、紙巻たばこ用紙2060の外側のエアロゾル形成基体を取り囲む。

図4は、エアロゾル発生物品5000のさらなる代替的な構成を図示する。エアロゾル発生物品5000は、エアロゾル形成基体5020、支持要素5030、エアロゾル冷却要素5040およびマウスピース5050という、同軸に整列して配置される4つの要素を含む。これらの4つの要素は連続して配置され、外側ラッパー5060によって取り囲まれ、エアロゾル発生物品5000を形成する。エアロゾル冷却要素5040は、図2に関連して説明したスペーサー要素として、またエアロゾル冷却要素としての役目をする。エアロゾル形成基体5020は、アルミ箔5222で包装されてプラグを形成する均質化されたたばこのシートを捲縮・集合させて形成されるロッドを含む。エアロゾル発生物品5000は近位端または口側の端5070を有し、ユーザーは使用中にその端を口の中に挿入し、遠位端5080は口側の端5070に対してエアロゾル発生物品5000の反対側の端に位置する。

図5は、エアロゾル発生物品1000、2000、5000のエアロゾル発生基体1020を加熱するための加熱用ブレード3100を利用した電気的に動作するエアロゾル発生システム3000の一部分を図示する。加熱用ブレードは、電気的に動作するエアロゾル発生装置3010のエアロゾル物品受入れチャンバ内に取り付けられる。エアロゾル発生装置は、空気がエアロゾル発生物品1000に流れるようにするための複数の空気穴3050を画定する。空気の流れは、図5の矢印で表示されている。エアロゾル発生装置は電源および電子部品を含むが、図6に図示されている。図5のエアロゾル発生物品1000は、図2に関連して上述の通りである。

図6において、エアロゾル発生装置3010の構成要素は簡略化した様式で示されている。特に、エアロゾル発生装置3010の構成要素は、図6での縮尺通りには描かれていない。実施形態の理解に関連しない構成要素は省略して図6を簡略化した。

図6に示したように、エアロゾル発生装置3010はハウジング6130を含む。発熱体6120は、ハウジング6130内のエアロゾル発生物品受入れチャンバ内に取り付けられる。エアロゾル発生物品1000(図6に破線によって示す)は、発熱体6120がエアロゾル発生物品1000のエアロゾル形成基体1020の中に直接挿入されるように、エアロゾル発生装置3010のハウジング6130内のエアロゾル発生物品受入れチャンバの中に挿入される。

ハウジング6130内に、電気的なエネルギー供給6140、例えば再充電可能なリチウムイオン電池がある。コントローラ6150は、発熱体6120、電気的なエネルギー供給6140およびユーザーインタフェース6160、例えばボタンまたはディスプレイに接続される。コントローラ6150は、その温度を調節するために発熱体6120に供給される電力を制御する。

上述の例示的な実施形態は限定するものではない。上記で考察した例示的な実施形態に照らすことにより、上記の例示的な実施形態と一貫したその他の実施形態も当業者には明らかとなろう。

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