Laminate obtainable by the process and method for processing a laminate

申请号 JP2008542664 申请日 2006-11-28 公开(公告)号 JP2009517205A 公开(公告)日 2009-04-30
申请人 インプレス・グループ・ベスローテン・フエンノートシャップ; 发明人 ジュイラー,ジャン−フランソワ;
摘要 本発明は、 基板 箔(8)と少なくとも1つのプラスチックコーティング(12)とを含む積層物を処理するための方法であって、i)積層物を形成するステップと、ii)プラスチックコーティング(12)に粗面を設けるステップとを備える方法、および当該方法によって得られる積層物に関する。
权利要求
  • 基板箔と少なくとも1つのプラスチックコーティングとを含む積層物を処理するための方法であって、前記方法は、
    i) 積層物を形成するステップと、
    ii) プラスチックコーティングに粗面を設けるステップとを備える、方法。
  • 前記ステップi)は、成形可能なプラスチックコーティングを基板箔上に押出すステップを含み、
    前記ステップii)は、粗面化接触手段によって、押出された成形可能なプラスチックコーティングに粗面を形成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記ステップii)は、加熱された粗面化接触手段によって、プラスチックコーティングに粗面を形成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  • 粗面化接触手段は粗面化圧延手段を含む、請求項2または3に記載の方法。
  • 前記ステップii)は、粗面が形成されるようにプラスチックコーティングをレーザで処理するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記ステップi)は、活性化可能成分を有するプラスチックコーティングの貼付を含み、
    前記ステップii)は、粗面が形成されるように成分の活性化を含む、請求項1に記載の方法。
  • 活性化可能成分は、化学的または物理的な活性化ガスによって体積が増加する、および/または硬化する成分を含む、請求項6に記載の方法。
  • プラスチックコーティングは粒状材料を含む、請求項1に記載の方法。
  • 粗面はプラスチックコーティングに局所的に貼付けられる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  • 基板箔は金属箔である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  • 粗面化されたプラスチックコーティングはラッカー層で覆われ、それによって粗面を設ける、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  • 積層物は剥離しやすいアルミニウム箔である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  • 請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法によって得られる積層物。
  • 说明书全文

    本発明は、金属箔と、当該箔の一方側において少なくとも1つのプラスチックコーティングとを含む積層物を処理するための方法、およびそのような方法によって得られる積層物に関する。

    剥離しやすいクロージャの生成においては、剥離しやすいアルミニウム箔が環状コンテナ部に貼付けられる。 このコンテナ部はコンテナの本体上に設けられ、そこに固定される。 剥離しやすい箔は、熱溶着可能特性を有するプラスチックコーティングによって環状要素に付着される。

    剥離しやすいクロージャを作成するための本方法において、剥離しやすい箔は、剥離しやすい箔が積層されたホッパーから環状要素上に貼付けられる。 したがって、製造プロセス中に、剥離しやすい箔が積層部から放出され、環状要素に貼付けられる。

    剥離しやすい箔は薄く、積層部は比較的高いため、アルミニウム箔の相互積層が生じる。 この積層は、2枚のタクト剥離しやすい箔が無用にホッパーから放出されて環状要素に貼付けられるか、または1枚も箔が貼付けられないという理由で、製造プロセスに悪影響を及ぼす。

    本発明の目的は、1枚の剥離しやすい箔の望ましい放出と剥離しやすいクロージャ上への貼付とを向上させることによって、剥離しやすいクロージャの作成を向上させることである。

    本発明は、剥離しやすい箔の無用なタッキングは、プラスチックコーティングと他の剥離しやすい箔との間の粘着によるものであるという洞察に基づく。 これらの粘着力は、本発明の適用によって減少する。

    そのため、本発明は、基板箔と少なくとも1つのプラスチックコーティングとを含む積層物を処理するための方法を提供する。 当該方法は、i)積層物を形成するステップと、ii)プラスチックコーティングに粗面を設けるステップとを含む。 プラスチックコーティングの表面の粗面化により、タッキング問題が実質的に解消される程度に粘着力が減少する。

    基板箔は、金属箔、プラスチック箔、または剥離しやすいクロージャの機能を積層物に与える複合箔もしくは層であり得る。

    本発明に係る方法の好ましい一実施形態において、ステップi)は、成形可能なプラスチックコーティングを基板箔上に押出すステップを含み、ステップii)は、粗面化接触手段によって、押出された成形可能なプラスチックコーティングに粗面を形成するステップを含む。 本方法は、基板箔へのプラスチックコーティングの押出し後に、粗面化接触手段によって粗面が形成されるように、このプラスチックコーティングが成形可能であるという利点を有する。

    別の実施形態では、プラスチックコーティングは成形可能ではなく、プラスチックコーティングを成形可能にするためには、加熱された粗面化接触手段によってプラスチックコーティングを処理することが必要である。

    どちらの実施形態についても、粗面化接触手段が粗面化圧延手段を含むことが好ましい。 他の種類の粗面化接触手段は、粗面化接触面を有するプレート、往復動プレート、または他の種類の成形された要素を含む。

    別の実施形態によれば、ステップii)は、粗面が形成されるようにプラスチックコーティングをレーザで処理するステップを含む。 レーザ処理によって、表面が粗面化される。

    本発明の別の実施形態によれば、ステップi)は、活性化可能成分を有するプラスチックコーティングの貼付を含み、ステップii)は、粗面が形成されるように成分の活性化を含む。 プラスチックコーティングは、プラスチックコーティング全体にわたって不均質に化学的または物理的に活性化される活性化可能成分を含む。 好ましくは、活性化によって、ガスが生成され、または体積が形成され、粗面が生じる。 別の代替例によれば、プラスチックコーティングにおいて局所的に硬い材料が得られるように活性化可能成分が硬化され、それによって表面が粗面化される。 活性化後の成分成形ガスは、たとえば発泡系の生成に関して、当該分野において既知である。 体積増加成分は、当該分野においてたとえば重合プロセスから既知である。 活性化を受けて硬化する成分も、熱硬化プラスチックの成形などの高分子化学から既知である。

    本発明の別の方法によれば、粒状材料の貼付によってプラスチックコーティングに粗面が形成される。 プラスチック成形可能コーティングの成形中、または加熱によってコーティングが軟化した後で、粒状材料を貼付けてもよい。

    上記のように、積層物はいずれかの形態および種類の剥離しやすいアルミニウム箔に成形し得る。 このため、粗面が局所的に貼付けられることが好ましい。 剥離しやすいアルミニウム箔に関連して、粗面はアルミニウム箔の中央に貼付けられ、剥離しやすいアルミニウム箔が環状要素に溶着される外周端においては貼付けられない。 レーザビームを当てるレーザ処理によって所要の粗い構造を局所的に有する粗面化接触手段を用いて、局所貼付が得られる。

    本方法は、積層物が剥離しやすいアルミニウム箔である場合、最も好ましい。
    別の実施形態によれば、粗面化されたプラスチックコーティングはラッカー層で覆われ、それによって粗面を設ける。 これにより、粗面化されたプラスチックコーティングが露出されないという効果が生じ、粗面化されたプラスチックコーティングに存在するいずれかの成分の裏移り作用を回避する。 明らかに、ラッカー層はプラスチックコーティングとして機能し得る。

    本発明の別の局面は、本発明の方法によって得られる積層物である。

    本発明に係る方法および積層物の上記および他の特徴を、例示の目的で示すいくつかの実施形態を参照することによってさらに例示する。 本発明はいずれの範囲においてもそれに限定されることを意図していない。

    添付の図面を参照する。
    図1は、本発明に係る積層物2が与えられる環状要素1を示す。 積層物2は、アルミニウム層3とプラスチックコーティング4とを含む。 プラスチックコーティングは、要素1の支持部5上に貼付けられ、部分5および部分6においても熱溶着される。 積層物2は、
    積層物が積層された円筒形ホッパー7から供給される。

    図2は、本発明に係る積層物2を生成するための方法7の第1の実施形態を示す。 アルミニウムのシート8が、コンタクトローラの形態を有する圧延手段9および10の間に送込まれる。 コンタクトローラ10は粗いローラ面11を有する。 プラスチックコーティングは、押出機12からシート8上に貼付けられる。 粗面化ローラ10が押出されたプラスチックコーティングに接触するときにプラスチックコーティングが成形可能であるように、押出された成形可能なプラスチックコーティングが貼付けられる側は、圧延手段9および10の上流にある。 これにより、プラスチックコーティング12は粗面を有することになり、アルミニウム層3に貼付けられる。 このシート形状の積層物は、その後望ましい形態の積層物2に切断される。

    図3は同様の方法13を示す。 本実施形態では、金属層15とプラスチックコーティング16とを含む積層物14が、2つの接触圧延手段17および18の間に送込まれる。 接触圧延手段18は、粗面11が設けられたコンタクトローラの形態を有する。 圧延手段18は加熱ユニット19で加熱される。 加熱された粗面11がプラスチックコーティング16に接触すると、粗面が形成される。 必要であれば、圧延手段17も加熱し得る。 その結果、金属シート3上に粗面12を有する積層物が生じる。

    図4は、本発明に係る積層物を生成するための別の方法20を示す。 本実施形態では、金属箔15とプラスチックコーティング16とを含む積層物14が、圧延手段を介してレーザユニット21に向けられる。 レーザビーム22がプラスチックコーティング16に接触して処理し、それによって金属シート3上に粗いプラスチック面12を形成する。

    同様の方法を図5に示す。 この方法23は、押出機26で押出すことによる、プラスチックコーティング24の金属層25上への貼付を含む。 押出されたプラスチックコーティング24は活性化可能成分を含む。 その後、積層物は圧延手段27および28を介して活性化ユニット29に向けられ、照射によって成分が活性化され、それによって金属層3上に粗面12を形成する。

    最後に、本発明に係る別の方法30を図6に示す。 この実施形態では、金属層15上にプラスチック層16を含む積層物14を1対のローラを介して通過させ、その後プラスチック層16が加熱ユニット31によって加熱され、その結果プラスチックコーティングの軟化が生じる。 その後、噴射ユニット32によって、超微細ケイ酸塩粒子33などの粒状材料が、加熱されかつ軟化したプラスチック材料に噴射され、それによって金属層3上に粗面12を形成する。

    一方側にプラスチックコーティングを有する積層物について説明したが、積層物が、両側に粗面を有するプラスチックコーティングを含む場合、開示された実施形態をその点で修正し得ることは当業者には明らかであろう。 さらに上記のとおり、ラッカー層の形態のトップコーティングをプラスチックコーティングおよび/または基板層上に貼付けてもよい。

    剥離しやすいクロージャを形成するための方法の一部を示す概略断面図である。

    積層物に少なくとも1つの粗面を設けるための、本発明に係るさまざまな実施形態の図である。

    積層物に少なくとも1つの粗面を設けるための、本発明に係るさまざまな実施形態の図である。

    積層物に少なくとも1つの粗面を設けるための、本発明に係るさまざまな実施形態の図である。

    積層物に少なくとも1つの粗面を設けるための、本発明に係るさまざまな実施形態の図である。

    積層物に少なくとも1つの粗面を設けるための、本発明に係るさまざまな実施形態の図である。

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